会議録平成 30 年 2 月 16 日作成平成 33 年 3 月末日廃棄 会議名京都府田辺警察署協議会 ( 平成 29 年度第 4 回 ) 開催日平成 30 年 2 月 15 日 ( 木曜日 ) 時間午後 2 時 00 分から午後 3 時 45 分までの間 (105 分 ) 場所京都府田辺警察署講堂 出席者 村雲会長 中坊副会長 尾崎委員 小川委員 脇田委員 黒川委員松尾委員計 7 人 ( 欠席信氏委員 矢野委員 ) 署長 副署長 会計課長 警務課長 生活安全課長 地域課長 刑事課長 交通課長 警備課長 広聴相談係長 計 10 人 諮 事 問 項 1 交通事故抑止対策について 2 来年度の協議会の内容について 3 その他意見要望 ( 改善要望を含む ) について 1 署長挨拶 司会 副署長 2 会長挨拶 3 協議 司会 副会長 (1) 諮問事項説明交通事故抑止対策について~ 交通課長 委員 交通事故抑止対策で高齢者対策の重要性については理解できたが 会 議 65 歳以上が高齢者とされることに違和感を感じる 内 容 警察 65 歳でも元気な方もたくさんおられることから 一概に高齢者とすることについて疑問視する声もあり見直しも検討されているが 現時点では一つの目安として65 歳以上としているところである 委員 先ほど事例にあった田辺警察署管内で発生した死亡事故は 高齢者であったから起こった事故なのか 死亡事故に高齢者の方が遭われたのか説明してもらいたい 警察 2 件の事故について 右方確認が確実に行われていれば防げたのではないかと思われる 一概に高齢者の方だからと断定することは できないが 年齢による判断力の衰えや運動能力の衰えを認識して 1
いただき 確実な確認を行っていただけていれば防げたのではないかと思われる 委員 3 月 17 日に山手幹線が開通するが 生駒井手線との交差点の信号について右折の矢印が出るように設定されるのか 山手幹線が開通すれば右折が難しくなり事故も増えるのではないかと思うがいかがか 警察 山手幹線の開通により大幅に交通量が変化するとは予想されていないことから 現時点では設定されていない 開通後 必要性があれば検討されることになる 委員 現在の三山木交差は右折する際に一回の信号サイクルで3 台ほどしか右折できない 山手幹線が開通することにより直進車両が増加し 更に右折しづらくなり渋滞するのではないかと思う 警察 山手幹線の開通に伴う信号機設置の要望も出ており 実態を見ながら対応していきたい 委員 前回 工事に伴う道路使用について 通学路が絡む際には行政に 会 議 も連絡がされるような対応はできないかという話が出たが 今回 内 容 早急に対応していただいたということであり 協議会で出た問題点が改善されたことが分かった 今後も住民の為になるような協議を行っていきたいと思う 委員 高齢者の免許返納について 交通の便が良いところであれば生活への影響も少ないが 便の悪いところであれば朝 1 番のバスで通院しても 帰れるのが夕方になってしまう場合もあり 免許の返納を躊躇する人も多いと 対策が必要なのではないか 又 巡回バスの運用もあるが 利用者が少ないのも事実である 警察 京田辺市では返納後の身分証明書となる運転履歴証明書発行手続きに必要な1,000 円を補助 宇治田原町では5,000 円分の乗車 ICカードを交付 井手町では対応を検討するなど 各市町で対応しているところであるが 今後の対策については行政と協議を進めていかなければならないと考える (2) 来年度の協議会の内容について 委員 京田辺市は学生の多い町であるが 大学関係者として犯罪抑止や 交通事故防止について 大学と連携してできることはないか模索中 である 今後の協議会で大学との連携について形ができていけば良 いと考える 警察 前向きに検討したい 委員 協議会は管内に居住し 又は仕事をしている者が 田辺警察署の 活動に対して様々な意見 要望を出す場所である 各委員の身近な 2
場所で行われる田辺警察署の活動に関して 市民目線の意見 要望 を出し その意見 要望に対して警察が改善できることは改善し 改善できない事項についてはその理由を説明をしてもらうことで 田辺警察署に対する理解を深めると共に より住民のための仕事を 推進してもらえるようになることを理解し 次回開催時には各委員 からより多くの意見 要望が出るようにしたい 委員 商業施設で警察イベントを開催していただくことも多いが より 効果の上がるイベントができるように全面的に協力させていただけ る関係を構築したい 警察 広報啓発などの各種イベントについては 事前に協議して効果の 上がるイベントを計画したい (3) その他意見要望 ( 改善要望 ) 委員 犯罪の認知件数は減っているが 特殊詐欺の件数は増加していると聞く 昨日の地方紙には 城陽市で特殊詐欺被害を未然に防止できたとして郵便局の職員が表彰された記事が掲載されていたが 田辺署では特殊詐欺の発生はないのか 会 議 警察 京都市内よりも少ないが管内でも発生はある 実際にアポ電も続 内 容 いている状況であり 当署でも認知すれば だまされたふり作戦 の依頼をしているところではあるが 高齢者の方が多く 犯人を必要以上に怖がったりされるため犯人検挙に結びついていないのが現状である 委員 近隣の警察署で色々な取組をしておられると思うが 効果のあった取組については田辺署でも取り入れていただきたい 特殊詐欺についてはその手口が日々変化しており様々な手口があると聞く その手口などについて協議会でも説明してもらいたい 又 近隣署での取組についても紹介していただければありがたい 警察 当署では特殊詐欺被害未然防止のための広報啓発活動を推進しているところであり 昨年も宇治田原町において協働ステーション活動で標語を募集 優秀作品を湯飲みに印字して町内の高齢者宅に配付する広報啓発活動を行ったところである 特殊詐欺については 去年 1 年間で約 7 億 2 千万円の被害がある 特殊詐欺については高齢者を狙った オレオレ詐欺 だけではなく 若い人でもインターネットに絡む架空請求の被害者となっているものもあり 幅広く広報啓発活動を推進する必要がある 委員 周囲の学生でストーカーなどの迷惑行為で悩んでいる人はいるが警察に相談する人はほとんどいない 警察 警察署が力を入れているのが特殊詐欺対策に加え DV ストー 3
カー対策である 警察改革の発端となったのが桶川ストーカー事件であり 警察の対応の不手際を是正するために警察署協議会が行われるようになった 皆さんの周辺で怖い思いをされている方がおられたら些細なことでも警察に相談していただきたい 委員 インターネット犯罪に関しても友人で被害者となった人もいるが警察に行っていない人が多いので もっと積極的に相談するように勧めたいと思う 警察 インターネットに関する犯罪は奥深く捜査が難しいものも多いが京都府警のサイバー犯罪捜査は日本でもトップクラスの実力があるので積極的に相談していただきたい 委員 大学にインターネットに関する相談を受ける場所があるが そこに相談された案件を警察につなぐ事がなされていないのが実情である もっと気楽に相談に行ける ホットライン みたいなものがあればと考える インターネット被害に限らず 大学側として学生からの相談については自分達だけで解決したいという意識もあり 警察との連携についてはこれから改善していかなければならない部分 会 議 だと考える 内 容 警察 警察としては相談に来ることに関してハードルを下げる必要性は感じるが 警察としては相談を受理する際にスマートホン等の確認をする必要があり 本人に来ていただく必要があることを理解していただきたい 委員 これからスマートホンを持ったりパソコンを触り始める子ども達や親 教師に対してのインターネット被害防止のための啓発活動はないのか 警察 京都府警ではサイバー犯罪対策課が ネット安心教室 を実施している 学校やPTAからの要望があれば講師を派遣して講義を行う 希望があれば生活安全課まで連絡していただければ調整させていただく 委員 商業施設で警察には色々お世話になっている 迷惑行為者については店で対応することを基本としているが 手に負えない際の相談や 通報するタイミングについて教示願いたい 警察 周囲の方が迷惑している状況であれば遠慮なく通報していただ きたい 署員に送られた府民からの礼状の紹介 ~ 警務課長 委員 これからも一歩踏み込んだ対応をお願いしたい 5 事務連絡 (1) 田辺警察署協議会通信を配付させていただいた 内容は 本年の4 4
月 8 日に施行される京都府知事選挙にに関して 警察署協議会委員として注意していただきたいことが記載されている 皆様の身分は特別職に属する非常勤の地方公務員となっており 選 会 議 挙における身分上の制限を受けることになる 資料に記載されている 内 容 とおり その地位を利用しての選挙運動を禁止されます また 地位利用 に当たらないと思われる場合であっても 警察署協議会委員としての職務の中立性を疑われるようなおそれがある行為は慎んでいただくよう お願いする (2) 平成 30 年度第 1 回田辺警察署協議会は 平成 30 年 5 月中旬ころ実施 予定である 以上 5
第 4 回京都府田辺警察署協議会の開催状況 6