褥瘡対策ワークフロー運用資料 富士フイルムメディカル株式会社富士フイルムメディカル IT ソリューションズ株式会社 Copyright 2012 FUJIFILM Medical Co., Ltd. 1
目次 1. システム概要 1-1. 褥瘡対策関連の文書管理に関する悩みごと 1-2.Yahgeeについて簡単なご紹介 1-3.Yahgee Workflowシステムとは 1-4.Yahgee Workflowで褥瘡対策の文書を運用すると 1-5. さらに褥瘡対策のパッケージを運用すると 1-6. パッケージとカスタマイズのご提供機能の違い 2. 褥瘡対策 WorkFlowパッケージについて 2-1. 褥瘡対策 WorkFlowパッケージに含まれる文書 2-2.WorkFlow 画面の概要 2-3. 運用フローの概要 2-4. 患者様の状況に応じた必要文書 2-5. 定期的に記載する文書の経過を見る 3. 褥瘡対策 WorkFlowパッケージの付属文書 3-1. 褥瘡に関する危険因子評価票 3-2. 褥瘡対策に関する看護計画書 3-3. 褥瘡リスクアセスメント票 褥瘡予防治療実施計画書 3-4. 褥瘡発生 終結報告書 3-5. 褥瘡評価記録 4. 集計項目 4-1. 月次の集計を出力する Copyright 2012 FUJIFILM Medical Co., Ltd. 2
1. システム概要 1-1. 褥瘡対策関連の文書管理に関する悩みごと 褥瘡管理者の場合 記載した文書が管理者の下に集まるまでにタイムラグがある 院内で記載された膨大な文書の中から 特定の条件に合致する患者さんの文書を一括検索したい 毎月集計用のデータ入力に追われている 師長 主任さんの場合 入院基本料に必須の診療計画書を 自分の病棟で全員にきちんと記載しているか確認したい 診療計画書に専任看護師のサインが必須になったけれど 未処理の書類だけ表示出来ないかしら 病棟看護師の場合 同じ内容を何度も入力するのは面倒 担当患者様の過去の記録も時系列で確認しながら 今後のケア方針を検討したい 情報システム係の場合 診療報酬改定の時に一斉に修正依頼が来てしまって大変だ そもそも院内にシステム係がいない Copyright 2012 FUJIFILM Medical Co., Ltd. 3
1. システム概要 1-1. 褥瘡対策関連の文書管理に関する悩みごと 褥瘡管理者の場合 Yahgee で記載された院内の褥瘡関連文書を全て 1 つの画面に集約 リアルタイムで表示 一覧画面で条件を選択して検索ボタンを押すだけで必要な患者さんの文書を一覧に 集計まで考えた文書内容 運用をご提案 日々文書を記載するだけで集計が簡単に出力できる 師長 主任さんの場合 電子カルテやオーダーリングと連携し 入院患さま全員分の文書を自動作成 一覧化 サインされていない文書のみ 簡単にリスト化 自分の病棟の状況が見える化 病棟看護師の場合 電子カルテやオーダリングにからのデータ連携や 既に記載済みの文書のコピーで入力が簡単に 転科 転棟前の記録もシームレスに時系列表示 情報システム係の場合 診療報酬改定の際の修正は富士フイルムメディカル IT ソリューションズが対応 Copyright 2012 FUJIFILM Medical Co., Ltd. 4
1.システム概要 1-2.Yahgeeについて簡単なご紹介 院内で発生する文書の作成/管理機能 診療情報のデータベース化 一元管理 お客様側で帳票デザインが可能 ローコストで運用範囲を拡張可能 基幹システムと多くの情報連携 入力の二度手間を防ぎ データも正確 データの検索 抽出が可能 学会発表 研究 統計処理等で活用可能 運用される文書の例 分類 台紙例 分類 台紙例 各種サマリ 医師サマリ 外来サマリ 看護サマリ 入院関連 入院診療計画書 退院療養計画書 紹介状 診療情報提供書 診療情報レター 手術関連 術前サマリ 各科手術記録 各種レポート 放射線検査 超音波検査 内視鏡検査 栄養関連 栄養管理計画書 NCM/NSTラウンドシート 診断書 各種診断書 生保診断書 褥瘡関連 褥瘡発生報告書 褥瘡アセスメントシート 各種公費文書 各種医師意見書 臨床個人調査票 治験関連 各種治験情報登録文書 同意書 説明書 各種検査 手術同意書 説明書 リハビリ関連 総合実施計画書 各種評価表 Copyright 2012 FUJIFILM Medical Co., Ltd. 5
2015/12/22 1.システム概要 1-3.Yahgee Workflowシステムとは Yahgee Workflowシステムとは 様々な業務に関しての情報共有 伝達を支援するために Yahgee Document Editorで作成した文書を 台帳 や 伝票 の様に扱うことが出来る システムです 褥瘡 文書A 褥瘡 文書B 褥瘡対策ワークフロー 患者A 患者B 患者C 職種 病棟 診療科の壁を越えて 対象患者の情報を共有 6 Copyright 2012 FUJIFILM Medical Co., Ltd. 6
1. システム概要 1-4.Yahgee Workflow で褥瘡対策の文書を運用すると 記載する文書の画面レイアウトをご自由にお作り頂けます Microsoft Excelやwordから入力フォーマットを作成できます 瘡部の写真の貼り付けや シェーマを登録するとシェーマ上にお絵かきも可能です 電子カルテ オーダリングからの多彩な情報連携 連携した患者様の基本情報が自動的に入力されます 連携した各種データ ( 病名や検査結果 手術情報など ) の参照 入力も楽々です ( 施設によって連携されるデータは異なります ) 文書を一元的に集約し 複数の条件で必要な文書を検索する画面 検索条件のセットをユーザー毎に設定し 呼び出すことが出来ます 文書中に記載した スケールの点数や発生部位 マットレスの情報などを一覧表示します 全入院患者に危険因子評価票を自動発生させてリストアップし 記載漏れを防止します 繰り返し記載する文書の経過表示 記載簡略化 記載済みの褥瘡評価記録などを部位毎に時系列で表示させることが出来ます 既に記載済みの文書をコピーして新たに新しい文書として作成することが出来ます Copyright 2012 FUJIFILM Medical Co., Ltd. 7
1. システム概要 1-5. さらに褥瘡対策のパッケージを運用すると さらに 褥瘡対策パッケージを運用頂くと 以下のメリットがございます システムを構築するに当たって パッケージを運用するか カスタマイズして作成するか 選択頂けます ただし パッケージの場合 使用出来る文書のレイアウトと一覧画面の仕様は一部選択肢を除いて 固定になります 褥瘡対策に必要な各種文書のレイアウトをご提供 リスクの評価指標はブレーデンスケール K 式スケール OH スケールに対応しています 発生した褥瘡の評価指標は DESIGN-R を採用しています 褥瘡ハイリスク患者ケア加算に対応しています 瘡部の写真の貼り付けや 発生リスク部位のお絵かきが可能です 記載済み文書から各種集計をより簡易に出力可能なツールのご提供 部署別褥瘡発生患者数 部位別院内発生褥瘡数 自立度別発生数 発生原因別発生件数 ハイリスク件数 転帰別ハイリスク件数など 各種集計が可能です 診療報酬改定に伴う修正は無償対応 文書のレイアウト 一覧画面の検索条件 一覧表示項目 集計項目の修正は弊社が対応致します Copyright 2012 FUJIFILM Medical Co., Ltd. 8
1. システム概要 1-6. パッケージとカスタマイズのご提供機能の違い パッケージとカスタマイズとでご提供出来る機能に差があります パッケージの場合はレイアウトの自由度が低い代わりに 便利な集計機能やサポートが特徴です No 特徴的な差違パッケージカスタマイズ 1 使用する文書レイアウトの自由度 既定の文書レイアウトをご提供 病院様のご希望を組み入れて作成 2 文書の一覧表示 検索 3 集計機能 4 診療報酬改定に準じた項目の変更 既定の検索条件一覧表示項目 既定の集計項目を簡易に集計出来るツールをご提供 改定内容に応じて弊社が修正 作成した文書に沿う様に作成 文書データを一覧として出力するか YahgeeAnalyzer ( 有料別アプリ ) での集計 改定に伴うシステムの修正は文書レイアウトのみ病院様にて可能 Copyright 2012 FUJIFILM Medical Co., Ltd. 9 9
2. 褥瘡対策 WorkFlow パッケージについて 2-1. 褥瘡対策 WorkFlow パッケージに含まれる文書 一覧に表示される文書 文書の概要 自動発生 1 褥瘡対策に関する危険因子評価票 褥瘡対策に関する診療計画書の一部 全入院患者に対する 褥瘡発生リスクのスクリーニングの役割を担う 2 褥瘡対策に関する看護計画書 褥瘡対策に関する診療計画書の一部 褥瘡発生リスクのある患者に対して記載する 看護計画 3 褥瘡リスクアセスメント票 褥瘡予防治療計画書 褥瘡の発生リスクが特に高い患者に対して記載する計画書 褥瘡ハイリスク患者ケア加算の必須文書 集計対象文書 4 褥瘡発生 終結報告書 褥瘡の発生 / 持ち込みのあった患者に対する 発生 / 終結の報告書 集計対象文書 5 褥瘡評価記録 褥瘡の発生 / 持ち込みのあった患者に対する 褥瘡状態の評価記録集計対象文書 褥瘡対策に関する看護計画書 褥瘡リスクアセスメント票 褥瘡予防治療計画書 褥瘡発生 終結報告書 は各リスクアセスメントスケール毎に作成しています 褥瘡対策に関する危険因子評価票 は全入院患者に対して記載することを想定している為 電子カルテまたはオーダリングシステムで入院を登録した際に自動的に文書が起票されリスト化される様 設定する文書です Copyright 2012 FUJIFILM Medical Co., Ltd. 10
2. 褥瘡対策 WorkFlow パッケージについて 2-2.WorkFlow 画面の概要 画面は大きく 4 つに分かれます 項目 共通検索項目 意味 システム上の登録内容で検索する項目 業務別検索項目文書中の記載内容で検索する項目 入院状態 患者の入退院状態で検索 文書ステータス文書の保存状態で検索 検索条件設定エリア プレビュー画面は通常非表示です 検索条件に合致する文書の一覧表示エリア 上段で指定した文書に関連する文書の一覧表示エリア 一覧で指定した文書のプレビュー表示エリア 検索条件設定エリア で設定した検索条件に該当する文書が表示されます 一覧をダブルクリックすると文書が起動します 上部の一覧で選択した文書が関連文書を持っている場合に一覧が表示されます 一覧画面では 褥瘡発生 終結報告書 に 褥瘡評価記録 が紐づいて表示されます Copyright 2012 FUJIFILM Medical Co., Ltd. 11
2. 褥瘡対策 WorkFlow パッケージについて 2-2.WorkFlow 画面の概要 画面の検索項目 一覧表示項目は使用する文書のスケールによって変更になります 画面の幅や表示イメージは使用するモニターの幅 及び解像度により変わります Copyright 2012 FUJIFILM Medical Co., Ltd. 12
2. 褥瘡対策 WorkFlow パッケージについて 2-3. 運用フローの概要 入院時リスクあり褥瘡発生時ラウンド時褥瘡終結時 褥瘡対策に関する危険因子評価票 1 システムで全入院患者に未作成文書を作成 2 看護師が記載 3 危険因子がある場合に看護計画を立案する 褥瘡対策に関する看護計画書 4 専任看護師 / 専任医師が確認 5 定期的に計画の見直しを行い リスク状態の評価を行う 褥瘡リスクアセスメント票褥瘡予防治療計画書 5 看護師がハイリスク項目のチェックを行う 6WOCN 医師が確認し サインする 褥瘡発生 終結報告書 7 発生したタイミング毎に新規に文書を起票し 記載する 10 各褥瘡部位の終結毎に終結日と転帰を入力する 褥瘡評価記録 8 発生報告書の関連文書として 部位毎に文書を起票する 褥瘡状態の評価を記載し発生時の状態を記録する 9 1 回の評価毎に 1 部位 1 枚の評価票を起票し 評価する Copyright 2012 FUJIFILM Medical Co., Ltd. 13
2.褥瘡対策WorkFlowパッケージについて 2-4.患者様の状況に応じた必要文書 判断基準 記載する文書名 入院患者全員 褥瘡対策に関する危険因子評価表_OUH511 褥瘡を保有しているか NO YES 褥瘡対策に関する診療計画書_OUH512 褥瘡発生 終結報告書_OUH514 日常生活自立度 J A B 日常生活自立度 C 危険因子があるか ハイリスク要因があるか NO YES NO 褥瘡評価記録 日常生活自立度 C 日常生活自立度 J A B YES 危険因子があるか END 褥瘡対策に関する診療計画書_OUH512 YES 褥瘡ハイリスク患者ケア加算対象 END NO END 褥瘡リスクアセスメント票 褥瘡予防治療計画書 Copyright 2012 FUJIFILM Medical Co., Ltd. 14 14
2.褥瘡対策WorkFlowパッケージについて 2-5.定期的に記載する文書の経過を見る 褥瘡評価記録や褥瘡対策に関する看護計画書など 同じ文書を繰り返し何度も記載する場合 文書中のデータを 時系列に並べて表示することが出来ます 褥瘡経過記録は褥瘡1部位に対して1枚の文書を記載しますので 部位名で絞り込みを行えます また 文書が記載された入院の期間でも絞り込めます ( 起動時は今回の入院の際に記載された文書のみ表示されます) ① ③ ② 仙骨部 踵部 肩峰部 Copyright 2012 FUJIFILM Medical Co., Ltd. 仙骨部 仙骨部 15 2回前 1回前 最新文書 仙骨部 仙骨部 仙骨部
3. 褥瘡対策 WorkFlow パッケージの付属文書 3-1. 褥瘡に関する危険因子評価票 Copyright 2012 FUJIFILM Medical Co., Ltd. 16
3. 褥瘡対策 WorkFlow パッケージの付属文書 3-2. 褥瘡対策に関する看護計画書 Copyright 2012 FUJIFILM Medical Co., Ltd. 17
3. 褥瘡対策 WorkFlow パッケージの付属文書 3-3. 褥瘡リスクアセスメント票 褥瘡予防治療実施計画書 Copyright 2012 FUJIFILM Medical Co., Ltd. 18
3. 褥瘡対策 WorkFlow パッケージの付属文書 3-4. 褥瘡発生 終結報告書 Copyright 2012 FUJIFILM Medical Co., Ltd. 19
3. 褥瘡対策 WorkFlow パッケージの付属文書 3-5. 褥瘡評価記録 Copyright 2012 FUJIFILM Medical Co., Ltd. 20
4. 集計項目 4-1. 月次の集計を出力する 記載ルールに従って文書を記載頂くことで 毎月決まった集計が簡単に出力できるようになります 出力は一定の権限を持ったユーザーのみ可能です 可能な集計内容 集計結果表の項目名 A. 部署別発生件数 詳細 何人の患者に発生したかを 発生場所毎に集計する 入院時に持ち込まれた褥瘡も 発生部署 持ち込み の枠に集計し 全発生件数を部署別に集計する B. 発生部位別集計何箇所の褥瘡が発生したかを 発生部位別に集計する C. 年齢別集計褥瘡が発生患者について 年齢別の集計を行う D. 自立度別集計褥瘡が発生患者について 自立度別の集計を行う E. 深さ別集計 院内で発生した褥瘡を対象に 深さ別の集計を行う 集計対象の部位について 結合された関連文書の情報を元に集計を行う 該当する文書が関連文書として存在しない場合は集計に含まれない F. ハイリスク項目別集計院内で発生した褥瘡の患者を対象に 褥瘡発生のリスク ( ハイリスク項目 ) 別の集計を行う G. 危険因子別集計院内で発生した褥瘡の患者を対象に 褥瘡発生のリスク ( 危険因子 ) 別の集計を行う H. 各スケール 院内で発生した褥瘡の患者を対象に 褥瘡発生のリスク ( 各評価スケール :K 式 OH ブレーデンなど使用する台紙によって異なる ) 別の集計を行う I. 褥瘡発生の要因院内で発生した褥瘡の患者を対象に 褥瘡発生の要因別の集計を行う J. 転帰別終結件数院内で発生した褥瘡を対象に 転帰別の集計を行う K. 部署別発生件数ハイリスク患者について 病棟別の集計を行う L. ハイリスク項目別集計ハイリスク患者について 各ハイリスク項目別の集計を行う M. 危険因子別集計ハイリスク患者について 各危険因子項目別の集計を行う N. 各スケール ハイリスク患者について 褥瘡発生のリスク ( 各評価スケール :K 式 OH ブレーデンなど使用する台紙によって異なる ) 別の集計を行う O. ハイリスク終結理由ハイリスク患者について ハイリスク終結時の終結理由別の集計を行う P. ハイリスク終結時転帰ハイリスク患者について ハイリスク終結時の終結時の転帰別の集計を行う Copyright 2012 FUJIFILM Medical Co., Ltd. 21
4. 集計項目 4-1. 月次の集計を出力する 操作の概念図 アプリケーションで集計対象を一覧化 CSV 形式で出力 エクセル取り込み & 集計 褥瘡発生率について 分子 分母 調査期間における分母対象患者のうち d2 以上の褥瘡の院内新規発生患者数 包含 院内で新規発生の褥瘡 ( 入院時刻より 24 時間経過後の褥瘡の発見または記録 ) 深さ d2 以上の褥瘡 深さ判定不能な褥瘡 (DU) 深部組織損傷疑い 入院延べ患者数 除外下記患者の入院日数 日帰り入院患者 ( 同日入退院患者も含む ) 入院時にすでに褥瘡保有が記録 (d1,d2,d3,d4,d5,du) されていた患者 *1 調査期間より前に褥瘡の院内発生 (d1,d2,d3,d4,d5,du) が確認され 継続して入院している患者 *2 *1 院内での新規発生に限定 *2 すでに褥瘡が発生している患者群を除き 調査期間内に院内新規発生の可能性がある患者に限定 20120514 版分母 ( 入院延べ患者数 ) の算出方法 Copyright 2012 FUJIFILM Medical Co., Ltd. 22