4 保険料の状況 (1) 保険料の設定及び徴収第 1 号被保険者の介護保険料基準額は 区介護保険事業計画の3 年間の計画期間ごとに必要な介護サービス給付費の見込み額等を基に 高齢者人口の見込み数値等により算出する仕組みになっている この基準額を基に所得状況に応じた ( 段階ごとに ) 保険料を設定し

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(2) 保険料の算定に関する基本的な方針 1 保険料負担の水準保険料負担の水準については 計画の対象期間である3 年間を通じ おおむね財政の均衡を確保することが可能となるよう 保険料を算定します したがって 人口の高齢化が進展する中では 保険給付が増大することに伴い 保険料負担が増大することは 避け

高齢者サービスのしおり

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国民健康保険料の減額・減免等

介護保険制度 介護保険料に関する Q&A 御前崎市高齢者支援課 平成 30 年 12 月 vol.1

個人市民税 控除・税率等の変遷【市民税課】

第14章 国民年金 

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4月20日(水)衆・厚労委 古屋範子議員の議事録(抜粋)

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平成19年度市民税のしおり

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平成 28 年 1 月 13 日 ( 水 ) 第 6 回立川市国民健康保険運営協議会 資料 3 平成 28 年度国民健康保険料率等の改定について ( 係数発出及び制度改正等に伴う変更後 )

公的年金からの特別徴収制度の見直しについて ( 平成 28 年 10 月以降適用 ) 公的年金からの特別徴収制度の見直しが行われ 平成 28 年 10 月以降に実施 される特別徴収より 下記のとおり制度が改正されました 1 特別徴収税額の算定方法の見直し 年間の公的年金からの特別徴収税額の平準化を図

もくじ Q1 介護保険料はいつから納めるのですか? 1 ページ Q2 Q3 Q4 65 歳の誕生日を迎えたのですが 1か月分の介護保険料を丸々支払うのですか? 介護保険サービスを利用していなくても介護保険料を払わなければならないのですか? 介護保険料を納めないと 介護保険サービスを利用できないのです

2 社会保障 2.1 社会保障 2.2 医療保険 2.3 年金保険 2.4 介護保険 2.5 労災保険 2.6 雇用保険 介護保険は社会保険を構成する 1 つです 介護保険制度の仕組みや給付について説明していきます 介護保険制度 介護保険制度は 高齢者の介護を社会全体で支えるための制度

保険年金管理課資料編

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Q9 A9 6 5 歳以上だが会社で働いて給料をもらっている場合 保険料はどのように納めるのですか? 年金を受給している方は年金から徴収されます 年金からの徴収が開始されるまでは 納付書または口座振替で納めていただきます 会社で働いていても 医療保険に上乗せされることはありません Q10 口座引落と

2. 改正の趣旨 背景給与所得控除 公的年金等控除から基礎控除へ 10 万円シフトすることにより 配偶者控除等の所得控除について 控除対象となる配偶者や扶養親族の適用範囲に影響を及ぼさないようにするため 各種所得控除の基準となる配偶者や扶養親族の合計所得金額が調整される 具体的には 配偶者控除 配偶

事務連絡平成 23 年 6 月 1 日 都道府県民生主管部 ( 局 ) 国民健康保険主管課 ( 部 ) 都道府県総務主管部 ( 局 ) 市区町村主管課 御中 厚生労働省保険局国民健康保険課総務省自治税務局市町村税課 東日本大震災により被災した被保険者に係る国民健康保険料 ( 税 ) の減免に対する財

第 9 回社会保障審議会年金部会平成 2 0 年 6 月 1 9 日 資料 1-4 現行制度の仕組み 趣旨 国民年金保険料の免除制度について 現行制度においては 保険料を納付することが経済的に困難な被保険者のために 被保険者からの申請に基づいて 社会保険庁長官が承認したときに保険料の納付義務を免除す

平成 24 年度国民健康保険税税率改定案 1 医療保険分 ( 基礎課税額 ) 現行 改定 増減 伸率 所得割額 4.30 % 4.63 % % 資産割額 % 9.80 % % 税率等 均等割額 17,100 円 18,000 円 900 円 5.3%

○国民健康保険税について

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第 1 号被保険者 資格取得の届出の受理 種別変更の届出の受理 資格喪失の承認申請 ( 任意脱退 ) の受理 資格喪失届出の受理 資格喪失の申出 第 1 号被保険者 任意加入被保険者 付加保険料の納付の申出の受理 付加保険料の納付しないことの申出の受理 に申請 届出または申出をした場合 被保険者 世

「公的年金からの特別徴収《Q&A

国民健康保険特別会計 国民健康保険は 病気やケガにそなえて加入者が日ごろから所得等に応じて保険料を出し合い そ こから医療費を支出しようという相互扶助の制度です 加入者 ( 被保険者 ) 診察する 一部負担金を支払う 保険料を納める 保険証を交付する 負担金を交付する 国 都道府県 市町村 ( 一般


3 高齢者 介護保険を取り巻く現状 1 人口 高齢化率本市は高齢化率が 45% を超えており 本計画の最終年度である 2020( 平成 32) 年度には 高齢化率 48.0% 2025( 平成 37) 年度には高齢化率 49.7% まで増加することが推計されます また 2018( 平成 30) 年以

国民健康保険加入者の皆さんへ 皆さんの保険税は国保をささえる大切な財源です 平成 30 年度 国民健康保険 ( 国保 ) は 病気やけがに備えて加入者の皆さんが 国民健康保険税 ( 国保税 ) を納め 医療費の支払いにあてる保険制度です 医療費の支払いは 病院などで支払う一部負担金のほか 国などから

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みんなではぐくむ介護保険

まちの新しい介護保険について 1. 制度のしくみについて 東温市 ( 保険者 ) 制度を運営し 介護サービスを整備します 要介護認定を行います 保険料を徴収し 保険証を交付します 東温市地域包括支援センター ( 東温市社会福祉協議会内 ) ~ 高齢者への総合的な支援 ( 包括的支援事業 )~ 介護予

変更の場合 1. 年度 スタッフ NO 入力もしくは年末調整検索 ([ ] ボタン ) を行い 対象の年末調整データを表示します 2. 年末調整の明細情報を変更します 3. 登録 (F2) ボタンを押下して 年末調整データを登録します 削除の場合 1. 年度 スタッフ NO 入力もしくは年末調整検索

平成 27 年 1 月から難病医療費助成制度が変わりました! (H26 年 12 月末までに旧制度の医療費助成を受けている人は 3 年間の経過措置 を受けられます ) 分かり難い場合は協会又は自治体の窓口へお問い合わせください H27 年 1 月からの新制度 1. 難病医療費助成の対象は ALS 重

社会福祉法人による生計困難者に対する利用者負担の減免

第 6 章介護保険料の考え方 したがって 第 6 期においては今後 3 年間の保険給付総額の 22% を賄うよう 第 1 号被保険者の保険料水準を定めなければなりません ( 調整交付金の減額分を除く ) (2) 調整交付金 標準給付費における国の負担割合のうち5%( 全国平均 ) は調整交付金として

参考資料

女性部ボランティアの日程について

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保険料は個人ごとに 後期高齢者医療制度では 被保険者一人ひとりに保険料を負担していただくことになります 新たに 75 歳になられた方 (65 歳以上 75 歳未満で一定以上の障害があり 認定を受けた方を含む ) は 以前に加入していた国民健康保険や被用者保険を脱退して この制度に移行することになりま

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国民年金基金にご加入いただいたみなさまへ

Q1 市県民税 ( 住民税 ) とはどんな税金ですか? A1 その年の1 月 1 日現在 市内に住所がある個人に対し 前年中の所得 ( 給与 年金 営業 不動産 譲渡などの所得 ) に応じて課税されます また その年の1 月 1 日現在市内に住所がなくても 市内に事務所 事業所又は家屋敷があれば課税

資料2-1(国保条例)

< 所得控除の詳細 > 1 所得控除額計算一覧表 控除名 控除の詳細 控除額町県民税 控除額 参考 所得税 次の イ と ロ のい 次の イ と ロ のい ずれか多い方の金額 ずれか多い方の金額 災害や盗難等により 本人や本 イ ( 損害金額 - 保険 イ ( 損害金額 - 保険 雑損控除 人と同一

所得控除 基礎控除 配偶者控除などの下記の表に記載されたものをいいます それぞれ一定の要件を満たしている場合は 課税所得金額を計算する際に それぞれの控除が受けられます 個人の県民税 個人の市町村民税 12

被保険者 制度の対象者 兵庫県内にお住まいの いつから 75歳の 誕生日当日 75歳以上の方 65歳以上75歳未満の一定の 障害がある方で 申請により 広域連合の認定を受けた方 申請の撤回は将来に向かって可能 広域連合の 認定を受けた日 制度加入前日に会社の健康保険などに加入していた方は それまで加

高齢者を取り巻く状況 将来人口 本市の総人口は 今後も減少傾向で推移し 平成32年 2020年 には41,191人程度にまで減少し 高齢 者人口については 平成31年 2019年 をピークに減少に転じ 平成32年 2020年 には15,554人程度 になるものと見込まれます 人 第6期 第7期 第8

(2) 世帯の預貯金等が基準貯蓄額 ( 単身世帯の場合は 350 万円とし 世帯構成員が 1 人増え る毎に 100 万円を加算した額 ) 以下であること (3) 世帯がその居住の用に供する家屋その他日常生活のために必要な資産以外に利用し得る資産 を所有していないこと (4) 負担能力のある親族等に

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東日本大震災により被害を受けた方の入力編

(2) 国民年金の保険料 国民年金の第 1 号被保険者および任意加入者は, 保険料を納めなければなりません また, より高い老齢給付を望む第 1 号被保険者 任意加入者は, 希望により付加保険料を納めることができます 定額保険料月額 16,490 円 ( 平成 29 年度 ) 付加保険料月額 400

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平成 29 年 4 月から 保険料の軽減率が変わります 後期高齢者医療保険料は 1 被保険者全員に納めていただく定額部分 ( 均等割 ) と 2 所得に応じて納めていただく部分 ( 所得割 ) があります 平成 29 年 4 月から 保険料が下のように変わります 1 均等割の額が変わる方 元被扶養者

P1の裏


1 給与所得控除額を算出する計算式は給与収入金額によって異なります 今回は給与収入金額 3,600,000 円以上 6,599,999 円以下の場合の式を用いています 2 調整控除額は合計課税所得金額 2,000,000 円超と 2,000,000 円以下で算出方法が異なります 今回は 2,000,

表紙 雛形(都道府県、市町村、関係団体)介護保険計画課

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国民年金

平成13年4月20日

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(2) 国民年金の保険料 国民年金の第 1 号被保険者および任意加入者は, 保険料を納めなければなりません また, より高い老齢給付を望む第 1 号被保険者 任意加入者は, 希望により付加保険料を納めることができます 定額保険料月額 15,250 円 ( 平成 26 年度 ) 付加保険料月額 400

厚生年金 健康保険の強制適用となる者の推計 粗い推計 民間給与実態統計調査 ( 平成 22 年 ) 国税庁 5,479 万人 ( 年間平均 ) 厚生年金 健康保険の強制被保険者の可能性が高い者の総数は 5,479 万人 - 約 681 万人 - 約 120 万人 = 約 4,678 万人 従業員五人

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所得税算出の流れ Q&A 通信の所得税の流れを詳しく教えてください 改めて以下の図版を見てください は収入から引かれる金額です 引かれる金 額の算出の計算方法をこれから解説します 1 支払金額 ( 給料 賞与 ) 2 給与所得控除後の金額 A 給与所得 所得税算出の流れ B 課税所得 D 所得税 E

高齢者福祉

平成19年度税制改正.xls

Microsoft Word - 個人住民税について(2018~2022)

住民税 所得税の税率国から地方への税源移譲に伴い 平成 19 年度から住民税所得割の税率が 10% に統一され 所得税の税率が 4 段階から 7 段階の累進税率に改正されています 住民税については平成 19 年度分 ( 平成 19 年 6 月納付分 ) 所得税については平成 19 年分 ( 平成 1

特定退職被保険者制度のご案内

枚方市税条例施行規則 ( 昭和 50 年 5 月 1 日規則第 19 号 ) より抜粋 ( 貧困による市民税の減免 ) 第 9 条の2 条例第 47 条第 1 項第 1 号に規定する減免理由による減免は 市民税の納税義務者が申請の日に生活保護法 ( 昭和 25 年法律第 144 号 ) の規定による

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はじめに 1 掛金は毎月 1 日に引き落としいたします 国民年金基金にご加入いただきありがとうござい ます 国民年金基金は 自営業者などの国民年金の第 1 号被保険者の方々の多様化するニーズに応え より豊かな老後を過ごすことができるよう 国民年金 ( 老齢基礎年金 ) に上乗せした年金を受け取るため

退職金についての市県民税はどうなるの? 私は平成 28 年 4 月に退職しました 勤続 30 年で退職金は 2,100 万円ですがこの退職 金に対する市県民税はいくらですか 通常の市県民税の課税は前年中の所得に対し翌年課税されるしくみになっていますが 退職金に対する課税については 他の所得と分離して

平成 28 年度市民税 県民税申告の手引き 申告書を提出しなければならない人平成 28 年 1 月 1 日現在 幸手市内に住所を有する人 (1 月 2 日以降に幸手市に転入した人は従前の住所地で申告を行ってください ) ただし 次に該当する人は この申告をする必要はありません 1 平成 27 年分の

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となっています なお 1 日生まれの方は前月末日が満年齢到達日になりますので 前月を含めて介護保 険料が計算され 健康保険に含まれる介護保険分は前々月までの計算となります 65 歳以上の介護保険料が健康保険に含まれていた時より高額になったと思うのですが 答え 40 歳から 64 歳までの健康保険に含

1 2

1 主要債権収入状況 ( 平成 30 年 9 月末 ) 資料 3 参考資料 債権名区分調定額収入済額不納欠損額 市税 国民健康保険料 介護保険料 保育料 市営住宅使用料 診療収入等 ( 清水病院 ) 水道料金 下水道使用料 還付未済額 収入未済額収入率 (%) 本年度前年度縮減額本年度前年度増減 現

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58 70 歳未満の方 ている 所得区分アイウエオ1国か月の自己負担限度額保世帯全体252,600 円 + 総医療費が 842,000 円を超えた場合は 超えた分の 1% を加算 167,400 円 + 総医療費が 558,000 円を超えた場合は 超えた分の 1% を加算 80,100 円 + 総

退職後の健康保険制度について 退職後は 以下の3つの選択肢の中からご自分が加入する制度を選ぶことになります 必ずしもヤマトグルー プ健康保険組合の任意継続に加入する必要はありません 月々の保険料や加入条件等をよく比較して ご自身に 合った健康保険を選択してください A ご家族の扶養に入る B 国民健

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平成 30 年 7 月豪雨により被害を受けられた方の税務上の措置 ( 手続 )FAQ 平成 30 年 7 月広島国税局 平成 30 年 7 月豪雨により被害を受けられた方の税制上の措置 ( 手続 ) 等につきまして 照会の 多い事例を取りまとめましたので 参考としてください 目次 Ⅰ 災害にあった場

現在公的年金を受けている方は その年金証書 ( 請求者及び配偶者 請求者名義の預金通帳 戸籍謄本 ( 受給権発生年月日以降のもの ) 請求者の住民票コードが記載されているもの ( お持ちの場合のみ ) 障害基礎年金 受給要件 障害基礎年金は 次の要件を満たしている方の障害 ( 初診日から1 年 6か

国民健康保険で受けられる給付 保険の給付 1 3 区分 療養の給付 2 3 負担割合 1 2 療養費として払い戻されるもの 高額療養費の支給 高額療養費の自己負担限度額 70 歳未満の方 区分 所得要件 自己負担限度額 ( 月額 )

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保健課福祉事業の概要統合

別添 一部負担金減免の実施に係る減免額の特別調整交付金による補填に関する Q&A ( 平成 23 年 2 月 ) Q1 平成 22 年 9 月 13 日付け事務連絡 一部負担金減免 保険者徴収に関する Q&A について 別添 一部負担金減免 保険者徴収に関する Q&A ( 以下 Q&A と いう )

所得控除 基礎控除 配偶者控除などの下記の表に記載されたものをいいます それぞれ一定の要件を満たしている場合は 課税所得金額を計算する際に それぞれの控除が受けられます 個人の県民税 個人の市町村民税 12

1. 高額療養費制度について 高額療養費制度とは 患者さんの高額な医療費負担を軽減するための制度です 医療機関や薬局で 診察や治療を受けたときや薬局でお薬を受け取ったときなどに 支払った医療費の自己負担額が一定の金額 ( 自己負担限度額 ) を超えた場合 加入している健康保険 に申請することで 超え

Transcription:

4 保険料の状況 (1) 保険料の設定及び徴収第 1 号被保険者の介護保険料基準額は 区介護保険事業画の3 間の画期間ごとに必要な介護サービス給付費の見込み額等を基に 高齢者人口の見込み数値等により算出する仕組みになっている この基準額を基に所得状況に応じた ( 段階ごとに ) 保険料を設定している 平成 21 から 23 までの第 4 期画期間では 所得に応じた負担能力にきめ細かく対応できるよう 保険料段階を8 段階から 12 段階に変更した 特例第 4 段階 合所得金額 125 万円以下の第 5 段階 2,000 万円以上の第 11 段階などを新設した 平成 24 から 26 までの第 5 期画期間では 第 6 段階以上の基準額に対する割合を見直した 平成 27 から平成 29 までの第 6 期画期間では 国の所得区分による多段階化に加え 国の標準第 9 段階の細分化を行ったため 15 段階とした また 給付費の5 割の公費とは別枠で公費を投入し 低所得高齢者の保険料の軽減を強化している 第 1 号被保険者の介護保険料は 金の定期支払い ( 6 回 ) の際に 金から所得段階別の保険料があらかじめ差し引かれる が原則である しかし 金が額 18 万円に満たない場合は 区から送付する納付書で 毎月末日 ( 末日が休日のときは 翌営業日 ) までに納付する において納めることになっている 一方 第 2 号被保険者は 医療保険 ( 国民健康保険等 ) の保険料の一部として保険料が一括して徴収されることになっている ( 保険料の額等は医療保険によって異なる ) - 9 -

第 1 号被保険者の所得段階別保険料額 所得段階第 1 段階第 2 段階第 3 段階特例第 4 段階第 4 段階第 5 段階第 6 段階第 7 段階第 8 段階第 9 段階第 10 段階第 11 段階 対象者 生活保護の受給者 老齢福祉金受給者で世帯全員が住民税非課税 世帯全員が住民税非課税で本人の課税金収入額と合所得金額の合が 80 万円以下 世帯全員が住民税非課税で第 2 段階対象者 以外 第 4 段階の人で 本人の課税金収入額と合 所得金額の合が 80 万円以下 本人が住民税非課税で世帯に住民税課税者 がいる 本人が住民税課税で合所得金額が 125 万円以下 本人が住民税課税で合所得金額が 125 万 円超 250 万円未満 本人が住民税課税で合所得金額が 250 万 円以上 500 万円未満 本人が住民税課税で合所得金額が 500 万 円以上 750 万円未満 本人が住民税課税で合所得金額が 750 万 円以上 1,000 万円未満 本人が住民税課税で合所得金額が 1,000 万円以上 2,000 万円未満 本人が住民税課税で合所得金額が 2,000 万円以上 平成 21 ~23 [ 第 4 期画期間 ] 平成 24 ~26 [ 第 5 期画期間 ] 比率 額保険料 比率 額保険料 0.45 23,700 円 0.45 29,100 円 0.45 23,700 円 0.45 29,100 円 0.70 36,800 円 0.70 45,300 円 0.85 44,700 円 0.85 55,000 円 1.00 52,600 円 1.00 64,700 円 1.10 57,900 円 1.10 71,200 円 1.20 63,100 円 1.25 80,900 円 1.50 78,900 円 1.55 100,300 円 1.70 89,400 円 1.80 116,500 円 1.90 99,900 円 2.00 129,400 円 2.10 110,500 円 2.20 142,300 円 2.30 121,000 円 2.40 155,300 円 - 10 -

平成 27 ~29 [ 第 6 期画期間 ] 所得段階対象者比率額保険料 第 1 段階 第 2 段階 第 3 段階 生活保護の受給者 世帯全員が住民税非課税で本人が老齢福祉金受給者 世帯全員が住民税非課税かつ本人の課税金収入額と合所得金額の合が 80 万円以下 住民税非課税 世帯全員が 本人の課税金収入額と合所得金額の合が 80 万円超 120 万円以下 本人の課税金収入額と合所得金額の合が 120 万円超 0.50 33,900 円 0.45 30,500 円 0.30 20,300 円 0.70 47,400 円 0.45 30,500 円 0.75 50,800 円 0.70 47,400 円 第 4 段階 第 5 段階 ( 基準額 ) 世帯に住民税課税者がいる 本人が住民税非課税で 本人の課税金収入額と合所得金額の合が 80 万円以下本人の課税金収入額と合所得金額の合が 80 万円超 0.85 57,500 円 1.00 67,700 円 第 6 段階 合所得金額が 120 万円未満 1.15 77,900 円 第 7 段階合所得金額が 120 万円以上 190 万円未満 1.25 84,600 円 第 8 段階合所得金額が 190 万円以上 290 万円未満 1.40 94,800 円 第 9 段階合所得金額が 290 万円以上 400 万円未満 1.65 111,700 円本人第 10 段階が合所得金額が 400 万円以上 500 万円未満 1.80 121,900 円住民第 11 段階税合所得金額が 500 万円以上 750 万円未満 2.10 142,200 円課税第 12 段階合所得金額が 750 万円以上 1,000 万円未満 2.30 155,700 円 第 13 段階合所得金額が 1,000 万円以上 2,000 万円未満 2.50 169,300 円 第 14 段階合所得金額が 2,000 万円以上 3,000 万円未満 2.80 189,600 円 第 15 段階合所得金額が 3,000 万円以上 3.20 216,700 円 * 第 1 段階の上段 内は本来の割合 中段は 27 4 月から軽減している割合 下段は 29 4 月から公費投入により軽減される予定の割合を示している * 第 2 段階及び第 3 段階の上段は 27 4 月から実施している割合 下段は 29 4 月から公費投入により軽減される割合を示している - 11 -

所得段階別及び徴収区分別第 1 号被保険者数 段階区分 ( 末現在 : 人 ) 平成 23 平成 24 平成 25 1 411 659 1,070 2.8% 438 720 1,158 2.9% 442 769 1,211 2.9% 2 4,592 1,045 5,637 14.5% 4,728 1,145 5,873 14.6% 4,726 1,065 5,791 14.1% 3 3,749 533 4,282 11.0% 3,888 588 4,476 11.1% 4,042 561 4,603 11.2% 特例 4 4,288 741 5,029 12.9% 4,392 768 5,160 12.8% 4,402 722 5,124 12.4% 4 2,985 231 3,216 8.3% 3,109 242 3,351 8.3% 3,428 257 3,685 9.0% 5 3,689 524 4,213 10.9% 3,911 573 4,484 11.2% 4,198 557 4,755 11.5% 6 6,113 667 6,780 17.5% 6,344 622 6,966 17.3% 6,551 503 7,054 17.1% 7 3,988 483 4,471 11.5% 4,075 506 4,581 11.4% 4,101 620 4,721 11.5% 8 1,332 198 1,530 3.9% 1,298 176 1,474 3.7% 1,291 189 1,480 3.6% 9 609 102 711 1.8% 619 103 722 1.8% 610 112 722 1.8% 10 911 214 1,125 2.9% 939 217 1,156 2.9% 951 251 1,202 2.9% 11 618 144 762 2.0% 629 152 781 1.9% 668 172 840 2.0% 合 33,285 5,541 38,826 100.0% 34,370 5,812 40,182 100.0% 35,410 5,778 41,188 100.0% 段階区分 平成 26 段階区分 平成 27 1 462 803 1,265 3.0% 1 5,405 1,834 7,239 17.0% 2 4,801 1,082 5,883 14.0% 2 2,214 144 2,358 5.5% 3 4,121 572 4,693 11.2% 3 2,201 434 2,635 6.2% 特例 4 4,360 715 5,075 12.1% 4 4,417 676 5,093 12.0% 4 3,495 262 3,757 8.9% 5 3,387 246 3,633 8.5% 5 4,204 558 4,762 11.3% 6 4,095 548 4,643 10.9% 6 6,607 507 7,114 16.9% 7 4,219 437 4,656 10.9% 7 4,145 627 4,772 11.4% 8 3,675 413 4,088 9.6% 8 1,388 166 1,554 3.7% 9 2,130 213 2,343 5.5% 9 659 120 779 1.9% 10 1,074 140 1,214 2.8% 10 1,125 235 1,360 3.2% 11 1,452 192 1,644 3.9% 11 825 191 1,016 2.4% 12 670 125 795 1.8% 合 36,192 5,838 42,030 100.0% 13 1,108 238 1,346 3.2% 14 320 95 415 1.0% 15 452 103 555 1.3% 合 36,819 5,838 42,657 100.0% - 12 -

第 1 号被保険者の介護保険料の収納状況 平成 23 ( 平成 24 5 月 31 日現在 : 円 ) 第 1 段階 26,058,100 25,326,900 97.2% 第 2 段階 135,499,100 131,713,320 97.2% 第 3 段階 159,640,800 152,683,500 95.6% 特例第 4 段階 218,047,900 212,668,700 97.5% 第 4 段階 169,806,800 165,433,800 97.4% 第 5 段階 238,000,100 230,371,800 96.8% 第 6 段階 422,160,600 414,466,000 98.2% 第 7 段階 343,998,100 340,659,900 99.0% 第 8 段階 132,593,200 130,855,051 98.7% 第 9 段階 68,260,100 67,703,100 99.2% 第 10 段階 120,666,100 119,151,300 98.7% 第 11 段階 88,236,600 87,229,800 98.9% 合 2,122,967,500 2,078,263,171 97.9% 調定額 収納額 不納欠損額 収納率 滞納繰越分 89,702,080 12,714,380 33,536,600 14.2% 平成 24 ( 平成 25 5 月 31 日現在 : 円 ) 第 1 段階 33,955,700 33,193,300 97.8% 第 2 段階 171,321,500 166,204,200 97.0% 第 3 段階 203,997,800 195,377,900 95.8% 特例第 4 段階 274,362,800 267,037,600 97.3% 第 4 段階 216,273,800 210,876,000 97.5% 第 5 段階 309,410,400 299,115,900 96.7% 第 6 段階 556,332,000 546,220,500 98.2% 第 7 段階 442,823,800 437,541,300 98.8% 第 8 段階 166,629,300 164,997,200 99.0% 第 9 段階 89,471,200 88,536,000 99.0% 第 10 段階 156,168,600 154,382,800 98.9% 第 11 段階 115,852,600 114,393,500 98.7% 合 2,736,599,500 2,677,876,200 97.9% 調定額 収納額 不納欠損額 収納率 滞納繰越分 88,155,429 12,261,834 32,334,600 13.9% - 13 -

平成 25 ( 平成 26 5 月 31 日現在 : 円 ) 第 1 段階 36,223,200 35,512,969 98.0% 第 2 段階 171,575,400 167,045,500 97.4% 第 3 段階 211,294,700 201,815,000 95.5% 特例第 4 段階 276,820,400 269,010,700 97.2% 第 4 段階 220,237,800 214,259,800 97.3% 第 5 段階 332,720,300 322,641,800 97.0% 第 6 段階 565,920,150 555,695,850 98.2% 第 7 段階 465,894,350 460,443,650 98.8% 第 8 段階 168,302,700 166,354,000 98.8% 第 9 段階 90,519,200 89,357,800 98.7% 第 10 段階 163,982,700 162,784,500 99.3% 第 11 段階 125,697,900 124,289,500 98.9% 合 2,829,188,800 2,769,211,069 97.9% 調定額 収納額 不納欠損額 収納率 滞納繰越分 101,809,195 16,256,191 30,799,249 16.0% 平成 26 ( 平成 27 5 月 31 日現在 : 円 ) 第 1 段階 38,168,700 37,517,000 98.3% 第 2 段階 173,110,900 168,402,400 97.3% 第 3 段階 216,433,500 208,053,400 96.1% 特例第 4 段階 273,151,000 265,507,700 97.2% 第 4 段階 229,003,700 224,462,500 98.0% 第 5 段階 335,429,600 325,690,100 97.1% 第 6 段階 573,234,600 563,125,900 98.2% 第 7 段階 472,465,000 466,554,000 98.7% 第 8 段階 178,365,900 176,922,300 99.2% 第 9 段階 98,363,900 97,431,600 99.1% 第 10 段階 188,915,500 187,274,500 99.1% 第 11 段階 153,132,700 151,372,500 98.9% 合 2,929,775,000 2,872,313,900 98.0% 調定額 収納額 不納欠損額 収納率 滞納繰越分 114,235,486 17,325,700 40,388,786 15.2% - 14 -

平成 27 ( 平成 28 5 月 31 日現在 : 円 ) 第 1 段階 224,717,500 219,535,200 97.7% 第 2 段階 113,303,400 112,546,900 99.3% 第 3 段階 133,746,600 125,193,100 93.6% 第 4 段階 287,635,500 280,362,400 97.5% 第 5 段階 244,421,300 239,948,700 98.2% 第 6 段階 354,275,500 344,511,700 97.2% 第 7 段階 390,344,500 383,554,100 98.3% 第 8 段階 382,056,400 376,022,600 98.4% 第 9 段階 255,659,900 252,881,100 98.9% 第 10 段階 144,687,200 143,393,100 99.1% 第 11 段階 228,400,000 225,543,300 98.7% 第 12 段階 119,824,100 118,498,000 98.9% 第 13 段階 218,897,900 216,055,500 98.7% 第 14 段階 77,079,200 76,776,900 99.6% 第 15 段階 116,586,800 115,480,600 99.1% 過賦課分 ( 所得段階区分せず ) 4,267,400 3,839,100 90.0% 合 3,295,903,200 3,234,142,300 98.1% 調定額収納額不納欠損額収納率 滞納繰越分 113,710,700 19,590,380 37,693,920 17.2% ( 万円 ) 平成 27 所得段階別保険料収納額 40,000 ( 人 ) 8,000 7,000 30,000 6,000 5,000 20,000 4,000 3,000 10,000 2,000 1,000 0 0 収納額 ( 万円 ) 第 1 号被保険者数 - 15 -

保険料の徴収区分別収納状況 23 24 25 26 27 現 現 現 現 現 ( 各翌 5 月 31 日現在 : 円 ) 調定額収納額不納欠損額収入未済額収納率 1,839,729,600 1,839,729,600 0 0 100.0% 283,237,900 238,533,571 0 44,704,329 84.2% 現分 2,122,967,500 2,078,263,171 0 44,704,329 97.9% 滞納繰越 89,702,080 12,714,380 33,536,600 43,451,100 14.2% 合 2,212,669,580 2,090,977,551 33,536,600 88,155,429 94.5% 2,312,455,300 2,312,455,300 0 0 100.0% 424,144,200 365,420,900 0 58,723,300 86.2% 現分 2,736,599,500 2,677,876,200 0 58,723,300 97.9% 滞納繰越 88,155,429 12,261,834 32,334,600 43,558,995 13.9% 合 2,824,754,929 2,690,138,034 32,334,600 102,282,295 95.2% 2,415,526,300 2,415,526,300 0 0 100.0% 413,662,500 353,684,769 0 59,977,731 85.5% 現分 2,829,188,800 2,769,211,069 0 59,977,731 97.9% 滞納繰越 101,809,195 16,256,191 30,799,249 54,753,755 16.0% 合 2,930,997,995 2,785,467,260 30,799,249 114,731,486 95.0% 2,512,519,300 2,512,519,300 0 0 100.0% 417,255,700 359,794,600 0 57,461,100 86.2% 現分 2,929,775,000 2,872,313,900 0 57,461,100 98.0% 滞納繰越 114,235,486 17,325,700 40,388,786 56,521,000 15.2% 合 3,044,010,486 2,889,639,600 40,388,786 113,982,100 94.9% 2,815,890,100 2,815,890,100 0 0 100.0% 480,013,100 418,252,200 0 61,760,900 87.1% 現分 3,295,903,200 3,234,142,300 0 61,760,900 98.1% 滞納繰越 113,710,700 19,590,380 37,693,920 56,426,400 17.2% 合 3,409,613,900 3,253,732,680 37,693,920 118,187,300 95.4% * 収納額は 収入額から還付未済を減額した金額である - 16 -

(2) 保険料の個別減額 申請に基づき 次の条件を全て満たす方の保険料を 申請した月から第 1 段階と同率に減 額する制である 1 介護保険料の所得段階が第 2 段階 第 3 段階であること 2 世帯の前の収入が 1 人世帯で 120 万円以下であること ( 世帯員が1 人増えるごとに 50 万円を加算 ) 3 世帯で所有する預貯金が 1 人世帯で 240 万円以下であること ( 世帯員が1 人増えるご とに 100 万円を加算 ) 4 居住用以外の土地又は建物を所有していないこと 5 住民税課税者と生を共にしていないこと及び住民税課税者の扶養を受けていないこと 6 原則として保険料を滞納していないこと 申請件数 承認件数 非該当件数 減額金額 平成 23 5 件 4 件 1 件 31,700 円 平成 24 5 件 5 件 0 件 74,300 円 平成 25 6 件 6 件 0 件 75,600 円 平成 26 4 件 4 件 0 件 52,700 円 平成 27 1 件 1 件 0 件 16,900 円 (3) 保険料の減免 災害により損害を受けた場合や世帯の生中心者の死亡等により著しく生活が困難になっ た場合及び東日本大震災により被災した場合の被保険者に対して 申請に基づき実情を調査 のうえ 保険料の減額 免除や徴収の猶予を行う制である 災害等による減免 猶予 東日本大震災被災者 合件数 平成 23 3 件 10 件 13 件 平成 24 6 件 11 件 17 件 平成 25 4 件 4 件 8 件 平成 26 1 件 6 件 7 件 平成 27 0 件 5 件 5 件 - 17 -