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1-1. 健康 医療データの活用による行動変容の実現 糖尿病の軽症者や予備群等 1,000 人超を対象に ウェアラブル端末等の IoT 機器を用いて日々の健康情報を収集し 医師等専門職と連携して指導 介入を行うことで 健康状態の改善を図る実証事業を実施 個々人の状態にあった指導 介入をタイムリーに行

1. 事業概要 事業番号04 目指せ職場の総健康 健康推進は一人ひとりから職場で共に 事業 参加人数 計画値 HbA1c6.5%以上 約100名 実績値 HbA1c6.5 以上 85名 HbA1c5.6%以上6.5%未満 39名 コンソーシアム名 健康な企業づくりコンソーシアム 代表団体 一般財団法

宗像市国保医療課 御中

経済産業省商務情報政策局ヘルスケア産業課平成 27 年度補正予算 IoT 推進のための新産業モデル創出基盤整備事業 事業番号 01 コラボヘルス研究会による IoT を活用した糖尿病予防 健康増進活動の効果検証事業 名 コラボヘルス研究会 代表団体 株式会社イーウェル 参加予定人数 : 6.5 以上

Microsoft PowerPoint - 2.医療費プロファイル 平成25年度(長野県・・

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肥満者の多くが複数の危険因子を持っている 肥満のみ約 20% いずれか 1 疾患有病約 47% 肥満のみ 糖尿病 いずれか 2 疾患有病約 28% 3 疾患すべて有病約 5% 高脂血症 高血圧症 厚生労働省保健指導における学習教材集 (H14 糖尿病実態調査の再集計 ) より

資料 5-1 コラボヘルス研究会による IoT を 活用した糖尿病予防 健康増進活 動の効果検証事業 コラボヘルス研究会 代表団体株式会社イーウェル 2016 年 7 月 11 日

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平成 27 年 10 月 6 日第 2 回健康増進 予防サービス プラットフォーム資料 協会けんぽ広島支部の取り組み ~ ヘルスケア通信簿について ~ 平成 27 年 10 月全国健康保険協会広島支部 協会けんぽ 支部長向井一誠

平成 28 年度健康診断について 基本健康診断 ( 一次検査 ) 健康保険組合は疾病予防事業として被保険者 被扶養者の皆様の健康診断を実施しています 健診種類 ( いずれかを選択 ) 生活習慣病健診 人間ドック 被保険者 対象者 対象年齢 ( 該当年度末日 (3 月 31 日 ) 基準 ) 年齢制限

,995,972 6,992,875 1,158 4,383,372 4,380,511 2,612,600 2,612, ,433,188 3,330, ,880,573 2,779, , ,

<4D F736F F D208CA792CA926D814093C192E88C928D4E90668DB88B7982D193C192E895DB8C928E7793B1>

-3- Ⅰ 市町村国保の状況 1 特定健康診査受診者の状況 平成 23 年度は 市町村国保 (41 保険者 )98,439 人の特定健康診査データの集計を行った 市町村国保の診者数は男性 女性ともに 歳の割合が多く 次いで 歳 歳の順となっている 男性 女性 総数

背景及び趣旨我が国は国民皆保険のもと世界最長の平均寿命や高い保健医療水準を達成してきた しかし 急速な少子高齢化や国民の意識変化などにより大きな環境変化に直面しており 医療制度を持続可能なものにするために その構造改革が急務となっている このような状況に対応するため 高齢者の医療の確保に関する法律に

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高齢者におけるサルコペニアの実態について みやぐち医院 宮口信吾 我が国では 高齢化社会が進行し 脳血管疾患 悪性腫瘍の増加ばかりでなく 骨 筋肉を中心とした運動器疾患と加齢との関係が注目されている 要介護になる疾患の原因として 第 1 位は脳卒中 第 2 位は認知症 第 3 位が老衰 第 4 位に

[ 原著論文 ] メタボリックシンドローム該当者の年齢別要因比較 5 年間の健康診断結果より A cross primary factors comparative study of metabolic syndrome among the age. from health checkup resu

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本事業の意義 実効性 ( 見直しの必要性 ) 医療情報データベース基盤整備事業 ( 平成 23 年度 ~ 10 協力医療機関 ) 日本再興戦略 ( 平成 25 年 6 月 14 日 ) 医療 介護情報の電子化の促進 医薬品の副作用データベースシステムについて データ収集の拠点となる病院の拡充や地域連

協会けんぽ加入者における ICT を用いた特定保健指導による体重減少に及ぼす効果に関する研究広島支部保健グループ山田啓介保健グループ大和昌代企画総務グループ今井信孝 会津宏幸広島大学大学院医歯薬保健学研究院疫学 疾病制御学教授田中純子 概要 背景 目的 全国健康保険協会広島支部 ( 以下 広島支部

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< 糖尿病療養指導体制の整備状況 > 療養指導士のいる医療機関の割合は増加しつつある 図 1 療養指導士のいる医療機関の割合の変化 平成 20 年度 8.9% 平成 28 年度 11.1% 本糖尿病療養指導士を配置しているところは 33 医療機関 (11.1%) で 平成 20 年に実施した同調査

第三期特定健康診査等実施計画 ニチアス健康保険組合 最終更新日 : 平成 30 年 02 月 20 日

調査の概要 本調査は 788 組合を対象に平成 24 年度の特定健診の 問診回答 (22 項目 ) の状況について前年度の比較から調査したものです 対象データの概要 ( 全体 ) 年度 被保険区分 加入者 ( 人 ) 健診対象者数 ( 人 ) 健診受診者数 ( 人 ) 健診受診率 (%) 評価対象者

小松市医師会糖尿病連携推進協議会の取り組み 受診につなげる取り組み 1) 特定健診後 小松市からの受診勧奨 2) 地区別健康懇談会 等 3) 一般社団法人小松能美薬剤師会が主導した 薬局での血糖測定のモデル事業 合併症発症予防の取り組み 4) 診療所における栄養指導 運動指導の強化ー小松市の試みー

問 3 問 2 で と回答した方は 上記対策で何を見て知ったか ( 複数回答可 ) % 問 4 問 2で と回答した方は 下記対策で利用したいまたは既に利用しているものは 問 4 何か ( 複数回答可 ) 特定健診 特定保健指導対策 10 (41.9%) がん ( 婦人

山梨県生活習慣病実態調査の状況 1 調査目的平成 20 年 4 月に施行される医療制度改革において生活習慣病対策が一つの大きな柱となっている このため 糖尿病等生活習慣病の有病者 予備群の減少を図るために健康増進計画を見直し メタボリックシンドロームの概念を導入した 糖尿病等生活習慣病の有病者や予備

<4D F736F F F696E74202D208E9197BF315F817582C782B182C582E0826C C B4C985E82C98AD682B782E98DEC8BC EF92868AD495F18D902E B8CDD8AB B83685D>

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特定健康診査等実施計画

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1. 趣旨 目的 香川県糖尿病性腎症等重症化予防プログラム 香川県医師会香川県糖尿病対策推進会議香川県国民健康保険団体連合会香川県 本県では 糖尿病患者の人口割合が全国上位にあり 糖尿病対策が喫緊 の課題となっている 糖尿病は放置すると網膜症や腎症 歯周病などの合 併症を引き起こし 患者の QOL

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評価項目 A Bともすべての項目に を入れてください 評価項目 A 宣言内容 ( 共通項目 ) チェック項目 取り組み結果 出来た概ね出来た出来なかった 1 経営者が率先し 健康づくりに取り組みます 健康宣言証の社内掲示など 健康づくりに関する企業方針について 従業員へ周知していますか? 経営者自身

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Ⅰ 目標達成

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このシートは 下記のから9のカテゴリーをチェック () することで 御社の健康づくりの現状と その先の取り組みを設定するための参考とすることができます 各カテゴリーの設問については できている 5 点 もう一歩 2 点 できていない 0 点で採点することで それぞれの項目における現状を点数で把握する

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(この実施計画は「高齢者の医療の確保に関する法律」第19条の規定に基づき作成し、



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3 対象者への案内の方法 当該年度の特定保健指導対象者全員 ( 基準では非該当だが 医療保険者の判断で特定保健指導対象となる方 も含む ) に対して 参加案内を郵送して 結果説明会を実施するとともに 特定保健指導における初回時面接を行います また 初回時面接未参加者に対しても 再度 特定保健指導の参

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医療費適正化計画の概要について 国民の高齢期における適切な医療の確保を図る観点から 医療費適正化を総合的かつ計画的に推進するため 国 都道府県は 医療費適正化計画を定めている 根拠法 : 高齢者の医療の確保に関する法律作成主体 : 国 都道府県計画期間 :5 年 ( 第 1 期 : 平成 20~24

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平成 29 年 3 月改定 特定健康診査等実施計画 ( 第 2 期 ) 協和発酵キリン健康保険組合 平成 29 年 3 月

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健康企業宣言実施結果レポート Step1(Q&A) 質問 実施方法 添付資料 日頃の食生活に乱れがないか声掛けをしていますか? 始業前などに体操やストレッチを取り入れていますか? 朝礼等での声掛けの他 TJK ホームページに掲載されている 野菜は 1 日 350g 食べましょう のパンフ


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特定健康診査等 ( 平成 30 年度 平成 35 年度 ) 背景 現状 基本的な考え方 No.1 No.2 No.3 No.4 No.5 No.6 事業所数が多く その健康課題も多岐にわたるため対策実施に当たっては事業所の協力が欠かせない 被保険者の特定健診受診率は 95% 前後であり 事業主健診は

事象 :2 健診項目の中で特定健診必須項目に未受診の項目が存在する 返戻事由健診結果データ異常備考検査項目エラー返戻コード 03 特定健診で必須となっている健診項目に実施されていない項目が存在します 別表: 特定健診項目存在チェックシート を参考に健診結果を入力してください 事象 :3 生活機能評価

記 1. 適用対象本通知は 製造販売業者等が GPSP 省令第 2 条第 3 項に規定する DB 事業者が提供する同条第 2 項に規定する医療情報データベースを用いて同条第 1 項第 2 号に規定する製造販売後データベース調査を実施し 医薬品の再審査等の申請資料を作成する場合に適用する GPSP 省

( イ ) 現役世代の運動不足平成 24 年度実施の さいたま市健康に関する市民調査 において 男女共に 20 歳から64 歳の世代はその他の世代に比べ運動習慣のある人の割合が低い結果となっており この世代 ( いわゆる現役世代 ) の市民がいかに運動習慣を身につけるかが 本市の健康づくりにとって大

背景及び趣旨 我が国は国民皆保険のもと 世界最長の平均寿命や高い保険医療水準を達成してきた しかし 急速な少子高齢化や国民の意識変化などの大きな環境変化に直面しており 医療制 度を持続可能なものにするため その構造改革が急務となっている このような状況に対応するため 高齢者の医療の確保に関する法律に

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小松市医師会 糖尿病連携推進協議会 の取り組み 小松市医師会糖尿病連携推進協議会湯淺豊司

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< 委託業務説明書 > 1 平成 20 年度事業実施において明らかとなった課題当初企画 予定していたとおり市民に使用しやすく 親しみが持て かつ利用価値が高い食育推進に資するポータルサイトの構築に努めてきた 食育情報の発信については 簡単に行うことができるようブログを活用した情報発信の仕組みの構築を

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1. 背景ながはまコホート事業は 京都大学と滋賀県長浜市が共同して行っている 市民の健康づくりと最先端の医学研究を目的として実施されている事業です 5 年ごとに一般の特定健診項目に加えて 遺伝子解析を含む血液検査や睡眠検査などの様々な検査が行われています 私たちはこのコホート事業において 睡眠呼吸障

データを正しく 活用していただくために 今回は 平成 23 年度に市町村国保で実施した特定健診結果のみ集計しています 今後 協会けんぽ沖縄支部の結果とあわせて 改めてデータ集を発行する予定です 1. 集計対象者 今回の集計対象者は 平成 23 年度に特定健康診査を受診した者 ( 市町村国保分のみ )

福井県糖尿病性腎症重症化予防プログラム福井県医師会福井県糖尿病対策推進会議福井県 1 趣旨 目的本プログラムは福井県医師会 福井県糖尿病対策推進会議および福井県の三者で策定し 県内の医療保険者 ( 以下 保険者 という ) が医療機関と連携して糖尿病性腎症等の重症化予防の対策が容易となるよう基本的な

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資料 3-3 元気ラボを活用した企業保険者による健康医療情報連携事業 元気ラボを活用した企業保険者による健康医療情報連携コンソーシアム代表団体株式会社ミナケア 2016 年 12 月 7 日

1. 事業概要 元気ラボを活用した企業保険者による健康医療情報連携事業 コンソーシアム名 元気ラボを活用した企業保険者による健康医療情報連携コンソーシアム 代表団体 株式会社ミナケア 事業概要 参加人数 (計画時) HbA1c 6.5以上50名 HbA1c5.6 6.5未満100名 (実績値) HbA1c 6.5以上29名 HbA1c5.6 6.5未満110名 健保が支えるあなたの健康 受療生活習慣のトータルサポート 企業保険者加入者それぞれが有する健康医療情報をシステム 元気LABO で連携し メタボリスク管理の包括的なサポートを実現 1 健診レセプトデータとウェアラブル機器アプリの健康データを連携し 一元管理することで保健事業への効果的な活用を目指す 2 上記のデータを活用して個人状況に応じた保健指導や受診勧奨を行うことで 受療行動や生活習慣の変化 リスクの改善を目指す 実施体制 参加団体実証フィールド参加者数 プログラム概要 コンソーシアム代表団体 団体名 株式会社ミナケア 株式会社 ミナケア 役割 事業統括 システム提供データ連携 メールアラート指導 事業評価 効果検証する事項 データ連携システム 提供機能改修運用 事業の分析評価 データ連携調整 三菱総研 保健事業管理 データ連携システム 健康情報 レセプト健診データ登録 第一生命 メールアラート指導 トッパングループ 参加団体 実証フィールド 機器アプリ 提供事業者 テルモ 凸版印刷 株式会社 対象者 受診勧奨通知の送付 イメージ 団体名 糖尿病モデル 健康改善モデル 第一生命 2人 25人 テルモ 9人 トッパングループ 12人 6人 本事業参加同意の取得 ウェアラブルアプリの配布 評価内容 介入群 メールでの保健指導を実施 と対照群の2群に分け 保健指導の実施有無による介入効果について 下記の評価指標で検証する 評価指標 27人 58人 行動 意識変容 リスク 改善効果 検証内容 受療投薬状況 継続した受療の状況 歩数 等 生活習慣の改善 HbA1c リスクの改善 体重 肥満の改善 適正体重維持 血圧 収縮期拡張期 等 リスクの改善 1

2. 事業スケジュール ( 流れ ) 7 月 8 月 全体介入期間介入群 ( プログラム概要 ) 対照群 ( プログラム概要 ) 参加団体にて利用デバイスの確定参加団体へ同意書の共有 9 月各参加団体で対象者抽出同意取得 10 月 11 月 参加者の同意取得完了管理システム ( 元気 LABO) 導入 介入 開始時血液検査実施受診勧奨通知配布 ( 糖尿病モデル ) メール 事業開始のあいさつ事前アンケート メール 秋の応援メール + 目標設定勧奨 開始時血液検査実施受診勧奨通知配布 ( 糖尿病モデル ) メール 事業開始のあいさつ事前アンケート メール 秋の応援メール 第 2 回検討会 介入 メール 健診結果の理解と活用 + 目標設定への返信 メール 健診結果の理解と活用 12 月 月次レポート送付 1 月 月次レポート送付 2 月 月次レポート送付 事業評価の実施報告書の作成 介入介入介入介入介入介入 メール 世界糖尿病デーに関する情報提供 + 個別相談への対応 メール ライフスタイルに関する情報提供 + 個別相談への対応中間血液検査の実施 メール 年末の応援メール + 自己評価サポート メール 食事に関する情報提供 + 達成状況へのコメント メール 年始の応援メール + 自己評価サポート メール 睡眠に関する情報提供 + 達成状況へのコメント終了時血液検査実施 メール 最終評価アンケート メール 終了時血液検査 メール 世界糖尿病デーに関する情報提供 メール ライフスタイルに関する情報提供中間血液検査の実施 メール 年末の応援メール メール 食事に関する情報提供 メール 年始の応援メール メール 睡眠に関する情報提供終了時血液検査実施 メール 最終評価アンケート メール 終了時血液検査 2

3. プログラム ( 利用するデバイスシステム ) それぞれでウェアラブル機器アプリを選定導入 第一生命 トッパングループ テルモ 活動量計 :Silmee (TDK 株式会社 ) 血圧計 :UA-651BLE( 株式会社エーアンドデイ ) 体重計 :UC-352BLE( 株式会社エーアンドデイ ) 活動量計 : アップルヘルスケア血圧計 : 血圧計 UA-651BLE 体重計 : 体重計 UC-352BLE データ集約アプリ : 快食番人 活動量計 : メディウォーク血圧計 : テルモ電子血圧計 W700 体組成計 : テルモ体組成計 B100 HR ジョイントデータカード 体組成計 : マルチ周波数体組成計 MC-780A( 株式会社タニタ ) 活動量計 : フェリカ通信対応活動量計 AM150( 株式会社タニタ ) 健診レセプトデータ健康情報データを連携 メール保健指導健康情報介入群 : 目標設定の例 対象者 共通データベースに提供 メールによる保健指導 ( 目標設定 ) の例 月次レポートの例!3 か月集中重症化予防成功のコツ! 活動量等の推移をまとめたPDFを送付 1. 自分の健康診断結果を見て問題点を把握しましょう 2. かかりつけ医の指示を仰ぎましょう 3. 数値目標を設定しましょう例 体重を kg 減らす 4. 行動目標を設定しましょう例 一日 8000 歩は歩く 缶コーヒーを微糖かブラックに変える 事業管理支援法人である三菱総合研究所が構築する共通データベースに対して 提示される交換規約書式に従いデータを提供 参加者基礎情報 参加者健康情報 参加者検査情報 3

4. 事業の実施状況 事業の進捗 実施上の工夫等 リクルート人数について糖尿病モデルで人数が当初予定数と比較し 少ない状況にある 理由としては 1) デバイスアプリの利用環境が適合せず 糖尿病モデルの対象者に選定されたが プログラム導入ができなかった 2) 度々のリクルートにも関わらず 同意取得ができなかった〇糖尿病モデル 参加者 : 29 名 当初予定 : 50 名〇健康改善モデル 参加者 : 110 名 当初予定 : 100 名 介入開始時期 8 月より対象者のリクルート 元気ラボの導入データ登録 事業開始前血液検査 受診勧奨通知 ( 糖尿病モデル ) 測定機器の配布を実施 また 元気ラボを用いたメールによる介入 ( 保健指導情報提供 ) は 10 月末より 1 月末までの予定で実施 介入期間は対象者のリクルートや健保間の調整が難航したため 当初想定より短くなっている 各組合で異なるデバイスを使用 テルモ健保 テルモ社 : メディウォーク 第一生命健保 TDK 社 : Silmee 健保 タニタ社 : 活動量計 トッパングループ健保 凸版印刷社 : 快食番人 (Apple healthcare 連携 ) データ連携統合の工夫 元気ラボへの連携用データフォーマットを作成し 各デバイスメーカー様と複数回の打ち合わせを実施し 標準フォーマットでのデータ提供を依頼 メーカー様毎に 記録の頻度 単位も違うため 標準的な集計単位を検討し ( 交換規約での議論も踏まえ ) 元気ラボのデータベースに集約 4

5. 評価検証方法 評価項目 ( 収集データ ) 案 糖尿病モデル 介入群 対照群 健康改善モデル 介入群 対照群 行動意識変容 医療機関受診投薬状況 健康意識生活習慣改善 ( アンケート結果より ) 歩数 評価対象 第一生命 テルモ トッパングループ 1 名 1 名 3 名 3 名 5 名 4 名 6 名 6 名 第一生命 テルモ トッパングループ 13 名 12 名 29 名 29 名 - - 14 名 13 名 いずれも性別年齢 HbA1c の値に偏りがでないよう調整を行ったうえで介入群と対照群を設定 その他活動量 介入群対照群の間で下記結果に有意差が出るか検討 リスク改善効果 HbA1c 体重 拡張期血圧 解析方針 行動意識変容 - 医療機関受診率 ( 糖尿病モデルのみ ) - 開始時終了時アンケートより健康意識 及び生活習慣改善状況 - 歩数等の記録の継続 - 平均歩数 ( 活動量 ) 例 : リスク改善効果 -HbA1c 改善状況 等 分析イメージ 収縮期血圧 HbA1c 改善と他項目の相関 参加団体間での比較も想定 5

6. 成果の活用方法 実証終了後に継続する事業 保健事業管理健康情報プラットフォーム ミナケア元気ラボ の導入販売 各の健診レセプトデータをシステムに格納 成果を踏まえた継続事業の目的 本実証事業の成果として ミナケア社の有する保健事業管理システムであるミナケア元気 LABO を 健康情報プラットフォーム としてリニューアルし 保険者に向けにレセプト健診データと健康関連データの突合分析対象者抽出機能を提供する アラート機能やメール通知 また各種測定機器を用いた健康プログラムを実装することにより マスに向けた健康プログラムを実現する 健康データを連携 集約 活用する同システムを多くの保険者に導入頂くことで ミナケア社では 1 億 2 千万人の健康管理を行う企業となることを目指す 健診データ レセプトデータ データ突合リスク者の抽出モニタリング効果検証 健康関連データ ビジネスモデル 1 保険者向け事業 システム導入 : 保険者にミナケア元気 LABO を導入 月次で健診レセプトデータをインポートし 関連指標のモニタリングを実施 ウェアラブルアプリ : 保険者毎に機器アプリを選定 元気 LABO への連携未対応の機器アプリは順次連携し 健康関連データの集約を図り 保健事業健康関連データのプラットフォーム化を狙う 2 事業主向け事業 1 に加え 健診と健康情報を活用した 事業主向けサービスも展開し 健康経営支援を推進する 特に中小企業向けの展開を検討している 総合健保や協会けんぽとの連携等により 中小加入事業者への展開も検討 事業 1 保険者向け事業 事業 2 事業主向け事業 アクションプラン 1 保険者企業が構成する団体等との連携 参加団体である各保険者企業が加盟する団体等と連携し その加盟組合企業への展開を図る 2 健康関連事業者との連携 ウェアラブル機器アプリ提供事業者との連携を図り 多くの機器と健康関連データが連携できるようシステム改修を継続する 3 実証事業の成果の広報マーケティング 成果報告等を積極的に行い マーケティング活動を行う 6