第 5 学年 社会科学習指導案 1 単元名自動車をつくる工業 2 目標 我が国の自動車工業の様子に関心を持って意欲的に調べ, 働く人々の工夫や努力によって国民生活を支える我が国の工業生産の役割や発展について考えようとしている ( 社会的事象への関心 意欲 態度 ) 我が国の自動車工業について調べた事

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知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

子葉と本葉に注目すると植物の成長の変化を見ることができるという見方や, 植物は 葉 茎 根 からできていて, それらからできているものが植物であるという見方ができるようにしていく また, 学んだことを生かして科学的なものの見方を育てるために, 生活の中で口にしている野菜も取り上げて観察する活動を取り

中学校第 3 学年社会科 ( 公民的分野 ) 単元名 よりよい社会をめざして 1 本単元で人権教育を進めるにあたって 本単元は 持続可能な社会を形成するという観点から 私たちがよりよい社会を築いていくために解決すべき課題を設けて探究し 自分の考えをまとめさせ これらの課題を考え続けていく態度を育てる

第 3 学年社会科学習指導案 1 小単元名 わたしたちのまちのようす 平成 24 年 6 月 27 日 ( 水 ) 第 3 学年 2 組 3 3 名指導者 : 今橋美都 2 単元について本単元は学習指導要領の第 3 学年及び第 4 学年の内容 (1) アの内容に基づいている (1) 自分たちの住んで

第 4 学年算数科指導案 平成 28 年 11 月 2 日 ( 水 ) 第 5 校時場所 4 年 2 組男子 22 名女子 10 名指導者垣見遥 ともなって変わる量 思考力 判断力 表現力の育成 ~ 児童の考えを引きだす算数的活動の工夫 ~ 1 単元名 ともなって変わる量 2 単元の目標 ともなって

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けて考察し, 自分の考えを表現している 3 電磁石の極の変化と電流の向きとを関係付けて考え, 自分の考えを表現している 指導計画 ( 全 10 時間 ) 第 1 次 電磁石のはたらき (2 時間 ) 知 1, 思 1 第 2 次 電磁石の強さが変わる条件 (4 時間 ) 思 2, 技 1, 知 2

Microsoft Word - 第3学年国語科学習指導案 .docx

4 本単元と情報リテラシーの関わり 課題設定担任による 説明会におけるデモンストレーションを見ることを通して 本単元を貫く言語活動としての これぞ和の文化! おすすめの 和の文化 を調べて説明会を開こう を知り 見通しを持たせ学校司書による関連図書紹介を通して 和の文化への関心を高め 進んで調べよう

Microsoft Word - 6年国語「パネルディスカッションをしよう」

平成 30 年 6 月 8 日 ( 金 ) 第 5 校時 尾道市立日比崎小学校第 4 学年 2 組外国語活動 指導者 HRT 東森 千晶 JTE 片山 奈弥津 単元名 好きな曜日は何かな? ~I like Mondays.~ 本単元で育成する資質 能力 コミュニケーション能力 主体性 本時のポイント

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Microsoft Word - ④「図形の拡大と縮小」指導案

座標軸の入ったワークシートで整理して, 次の単元 もっとすばらしい自分へ~ 自分向上プロジェクト~ につなげていく 整理 分析 協同的な学習について児童がスクラップした新聞記事の人物や, 身近な地域の人を定期的に紹介し合う場を設けることで, 自分が知らなかった様々な かがやいている人 がいることを知

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国語科学習指導案様式(案)

第 6 学年 1 組理科学習指導案単元名 : 瀬野川の生き物のつながり 生き物のくらしと環境 男子 18 名女子 21 名計 39 名 単元について 指導者澄川和生 単元観本単元は, 小学校学習指導要領解説理科編第 6 学年 内容 B(3) の 動物や植物の生活を観察したり, 資料を活用したりして調

Microsoft Word - 社会科

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3. ➀ 1 1 ➁ 2 ➀ ➁ /

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単元の学習を進めるに当たっては, 下記の5つの言語意識を明確にする 相手意識 学級の友達や家の人に 目的意識 動物の赤ちゃんの特徴を分かってもらうために 場面 状況意識 どうぶつの赤ちゃんずかん を作る 方法意識 どうぶつの赤ちゃん で読み取ったことをもとに, カードを作る 評価意識 動物の赤ちゃん

解答類型

Taro-5年研究のまとめ

Microsoft Word ~33第3学年1組  社会科学習指導案1

社会科学習指導案

<小学校 生活科>

第 3 学年 学級活動学習指導案 平成 18 年 6 月 30 日 ( 金曜日 ) 第 5 時限指導者二階堂聡 1 題 材 夏休みに向けて1 学期の学習を振り返ろう 2 題材について 生徒にとって, 夏休みの過ごし方はそれぞれである 部活動に熱中する生徒, 夏期 講習に参加し, 学力向上に努める生徒

Microsoft Word - 学習指導案(公民的分野 ②).doc

るようにしていく 深く考える力教材文で述べられているロボットや, 図鑑や事典などで収集したロボットのそれぞれの違いやよさを比較するために, ベン図 を用いて視覚的に理解を促す また, 自分の既有のロボットについての認識と教材文を結び付けて考えさせることにより, ロボットのよさに気付かせていきたいが,

5 児童の実態と主題に迫るための手だて (1) 児童の実態本学級の児童は明るく 男女の仲もよい いろいろな場面で声を掛け合ったり 仕事を手伝ったりできる児童も多い 話し合い活動では 友達の意見のいいところを取り上げて考えをまとめることができたり 人の意見を聞いて自分の考えを変えることができたりする児

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<ICTの活用 > 第 3 時でデジタルカメラを使い子ども達の制作途中の作品を撮影し, 大型テレビを活用して提示する 道具の使い方の工夫を分かりやすく示したり, 作品の面白さを紹介したりすることで 自分の作品にも取り入れてみたい という活動への意欲付けになると考える 2 題材の目標 粘土を切ったりけ

トコラージュ というメディアの形態を提案する 本単元では 説明文の 構成メモ をフォトコラージュの形でまとめる このことにより 資料を活用して説明文を書くことが容易になる フォトコラージュとは次に示すように 2 枚以上の写真と それに対する説明文を対応させた情報伝達の形式である 本学級では 社会科の

中学校第 3 学年国語科学習指導案 日時平成 28 年 月 日第 校時対象第 3 学年 組学校名 中学校授業者 1 教材名 故郷 2 単元の目標 情景や人物を描写する語句や表現を読み取り 内容への理解を深めることができる 作品を通して 社会の中での人間の生き方について考え 自分の意見をもつことができ

○数学科 2年 連立方程式

3 子供の実態 ( 男子 18 名女子 14 名計 32 名 ) 自動車と自動車生産についての知識 1 家庭に自動車はありますか ある 29 名 (91%) ない 3 名 (9%) 2 自動車はどんなときに使いますか (1で答えた人) 出かけたり 長距離で移動したりするとき 26 名 荷物の多いとき

20情報【授業】

( ) 単元計画 ( 全 6 時間 ) 段階 主な学習活動と内容 指導上の留意点 配時 私たちが食べているものは, どこからきて 既習を想起できるように, 農業や いるか考える 水産業の学習内容を掲示しておく 給食の献立から調べた食料自給率から, 給食の献立から調べた食料自給率本つ気づいたことや疑問

Microsoft Word - ③-1だれもがかかわり合えるよに

Taro-4年 総合 指導案(最終)

第 1 学年国語科学習指導案 日時 平成 27 年 11 月 11 日 ( 水 ) 授業 2 場所 八幡平市立西根中学校 1 年 2 組教室 学級 1 年 2 組 ( 男子 17 名女子 13 名計 30 名 ) 授業者佐々木朋子 1 単元名いにしえの心にふれる蓬莱の玉の枝 竹取物語 から 2 単元

第5学年社会科学習指導案『日本は世界のどこにある?』

第 4 学年算数科学習指導案 平成 23 年 10 月 17 日 ( 月 ) 授業者川口雄 1 単元名 面積 2 児童の実態中条小学校の4 年生 (36 名 ) では算数において習熟度別学習を行っている 今回授業を行うのは算数が得意な どんどんコース の26 名である 課題に対して意欲的に取り組むこ

Microsoft PowerPoint - syogaku [互換モード]

(3) 計画 学習課題学習内容時間 変わり方のようすをわかりやすく表すにはどうしたらよいか考えよう変わり方が大きいか小さいかを調べるにはグラフのどこに目をつけるとよいのだろう 2つの折れ線グラフからどんなことが分かるだろう折れ線グラフをかこう 変わり方を分かりやすく表す工夫 折れ線グラフの縦軸と横軸

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2 児童観復習プリントから 乗法の交換法則 4 7=7 乗法の結合法則 = 加減混合の式や乗除混合の式の計算はできていると考えられる しかし 分配法則 6 10=6 9+ や 7 8=7 9 はできない児童が数名いて 定着していないことが分かる また 計算の仕方は理解してい

海洋教育プログラム 中学校学習指導案例 [1]-1 中学校地理的分野学習指導案 小単元 : 世界と日本の結び付き ( 配当 2 時間 ) グローバル化が進む世界 (1/2) 評価規準の例 * は学習指導要領との関連 指導目標社会的事象への関心 意欲 態度 * 世界的視野から日本と世界との交通 通信網

国語科学習指導案

4 単元の評価規準 社会的事象への 社会的な思考 判断 観察 資料活用の 社会的事象について 関心 意欲 態度 技能 表現 の知識 理解 報道の在り方につい表現の自由と個人報道について調べ報道の意義や働き, て関心をもち, テレビの人権尊重という 2 たことを基に, これその仕事に携わる人番組や新聞

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国語科学習指導案

社会科学習指導案

国語科第 1 学年熊野町立熊野中学校指導者森島登紀子 単元名 根拠を明確にして書こう 本単元で育成する資質 能力 自ら考え判断する力, 読解力 情報収集能力 1 日 時平成 29 年 11 月 16 日 5 校時 2 場 所 1 年 3 組教室 3 学年 学級第 1 学年 3 組 (27 名男子 1

が分かり 地域に親しみや愛着をもち 人々と適切に接することや安全に生活することができるようにすることを目指している 本校は 隣接する小学校が休校することになり 今年度非常に多くの転校生を迎えた それに伴い学区域が二校分の広さに広がり 2 年生にとっては新しくなった学区域の中には 知らない場所やまだ行

7 本時の指導構想 (1) 本時のねらい本時は, 前時までの活動を受けて, 単元テーマ なぜ働くのだろう について, さらに考えを深めるための自己課題を設定させる () 論理の意識化を図る学習活動 に関わって 考えがいのある課題設定 学習課題を 職業調べの自己課題を設定する と設定する ( 学習課題

上に食に関する指導の充実が求められている 食環境の乱れが社会的課題とっている今日 中学生が食生活の自立を目指した学習をすることは大切なことであるので 本時は 自分や家族の食生活の中で見付けた問題点の改善に自主的に取り組むことができるように 指導を進めることにした 指導に当たっては これまでの学習を踏

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7 児童の実態 書くこと に関わる活動では これまでに 読書生活について考えよう の単元において アンケートを作成して自分が知りたい情報を集め それを整理して表やグラフにして表すとともに 自分の考えや感想を交えて報告書の形に表す活動を行った また 新聞を作ろう の単元では 社会科の学習と関連して ご

彩の国埼玉県 埼玉県のマスコット コバトン 科学的な見方や考え方を養う理科の授業 小学校理科の観察 実験で大切なことは? 県立総合教育センターでの 学校間の接続に関する調査研究 の意識調査では 埼玉県内の児童生徒の多くは 理科が好きな理由として 観察 実験などの活動があること を一番にあげています

いきたいと考える 第二に ビデオに撮ったインタビューの様子を繰り返し見て振り返ることで パターンに沿った質問だけでなく 自分なりの質問を考える活動に発展させていきたい そのために ビデオ視聴による振り返りを3 回行う また 自己評価だけでなく 他者評価により互いの良さを確認することで 話すことへの自

3. 単元目標 自の育てている野菜の変化の様子を観察したり 地域の人に話しかけたりしながら すすんで課題を解決することができる ( 関心 意欲 態度 ) 野菜の生長の様子や 地域のお店の様子について気付いたことを絵や文章などにかき 伝えることができる ( 思考 表現 ) お店の人にインタビューしたり

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1 単元名 分数 ( 全 10 時間 ) 教材名 分数をくわしく調べよう ( 東京書籍 4 年下 ) 第 4 学年算数科学習指導案平成 26 年 11 月 26 日 ( 水 ) 5 校時 4 年 1 組 ( 男子 13 名 女子 10 名計 23 名 ) 指導者上田稚子 ( 学習指導要領 ) A 数

はっきした声であいさつ は高学年では少ないね < 資料 2 より > よい感想だけでなく 問題点も挙げている感想も多いね めあてを達成したとは言えないかもしれないね < 資料 3 より > あいさつ運動への意見が出されているね 4 つの意見が出されているね < 資料 1 2,3 より > 資料 2

Taro-【HP用】指導案.jtd

2年生学級活動(性に関する指導)指導案

た, 導入で扱うイメージキャラクターについて, デザインやネーミングの意図, 理由について疑問や関心を持つことにより, より北広島町に興味を持つことが可能となる その他, 調べる際に新聞記事を利用することにより, 記事をスクラップすることができる 記録性 に優れ, 疑問を解決するための手立て, 情報

あったらいいな ! こんなあそび場 (わたしの町大好き)

第 3 学年 2 組算数科学習指導案 1 単元名たし算とひき算の筆算 指導者永田佳江 2 単元について (1) 単元観 該当する学習指導要領の内容 A 数と計算 A(2) 加法, 減法 (2) 加法及び減法の計算が確実にできるようにし, それらを適切に用いる能力を伸ばす 本単元で扱う たし算とひき算

Microsoft Word - 小・社会・祭田①.doc

第 2 学年 理科学習指導案 平成 29 年 1 月 1 7 日 ( 火 ) 場所理科室 1 単元名電流とその利用 イ電流と磁界 ( イ ) 磁界中の電流が受ける力 2 単元について ( 1 ) 生徒観略 ( 2 ) 単元観生徒は 小学校第 3 学年で 磁石の性質 第 4 学年で 電気の働き 第 5

内容 児童 経験したことや調べたことから選んで話す 内容 ( 考え ) を分かりやすく話す はっきりした発音で声の大きさを考えて話す 丁寧な言葉を使って話す 相手の顔を見ながら話す 大事なこと

【大竹市】玖波小学校 算数「垂直・平行と四角形」(4年)HP

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

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(1)

Taro-第3学年国語科学習指導案「

H26関ブロ美術プレ大会学習指導案(完成版)

平成23年度第2回学力向上対策会議協議資料  <遠野市立綾織小学校>

(3) 指導観公民的分野は地理的分野と歴史的分野の学びの積み重ねによるところが大きい 用語や概念も高度化し 生徒の感想にも 難しい と感じるものが多くなっている そこで その難しいと感じる公民の用語などは積極的に用語集を活用し 難しい言葉に対する抵抗感を少しでも和らげるよう授業でも活用している また

3 第 3 学年及び第 4 学年の評価規準 集団活動や生活への関心 意欲態度 集団の一員としての思考 判断 実践 学級の生活上の問題に関心 楽しい学級をつくるために を持ち 他の児童と協力して意 話し合い 自己の役割や集団と 欲的に集団活動に取り組もう してよりよい方法について考 としている え 判

Microsoft Word - 提出論文 全0227docx.docx

算数科学習指導案 広島市立 小学校教諭 1 日時平成 21 年 2 月 日 ( ) 2 学年 5 年 組 3 単元数量関係 割合とグラフ 4 単元について 本単元では, 百分率について理解し, それを用いることができるようにするとともに, 目的に応じて資料を分類整理し, それを円グラフや帯グラフを用

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理科学習指導案指導者海田町立海田西中学校教諭石川幸宏 1 日時平成 30 年 2 月 21 日 ( 水 ) 第 4 校時 2 学年第 1 学年 2 組 ( 男子 19 名女子 18 名 37 名 ) 3 場所海田西中学校第 2 理科室 4 単元名身のまわりの現象 ~ 力の世界 ~ 5 単元について

問い1, 問い2のどちらも誤答した児童は, しかし や ~が というような逆説の接続詞の意味を読み取ることができずその前に書かれている内容を選択している また, 問い3では, 文章の一部を読んだだけで答えを選択している児童が多かった これらのことから, 本学級の児童は, 接続詞の意味をしっかりと捉え

第 6 学年算数科学習指導案 日時平成 25 年 月 日 ( ) 校時対象第 6 学年 組 名学校名 立 小学校授業者 1 単元名 速さ ( 学校図書 6 年上 ) 2 単元の目標速さについて理解し 求めることができるようにする 3 単元の評価規準 単元の評価規準 ア算数への関心 意欲 態度 速さを

3 目標チームの目標や自己の能力に適した練習を見付けて取り組み, 個人的技能や集団的技能を生かしながら, 相手チームに応じた作戦を立てて, 練習やゲームに取り組むことができるようにする 個人的技能や集団的技能の向上を目指して, 仲間と協力して学習することができる また勝敗に対して公正な態度をとること

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総合第 3 学年福山市立千年小学校指導者山本康子 単元名 何もないとは言わせない!~ 千年の町のじまんをしよう ~ 本単元で育成する資質 能力 表現力主体性 積極性 思いやり自らへの自信 1 年間指導計画 月 千年の町をじまんしよう (70 時間 )

算数科学習指導案 指導者中野智子 1 日時平成 30 年 10 月 19 日 ( 金 ) 第 6 校時 2 学年第 6 学年 1 組男子 12 名女子 9 名計 21 名 3 単元名資料の調べ方 4 単元について (1) 単元観本単元は, 小学校学習指導要領第 6 学年の内容 [D データの活用 ]

第4学年算数科学習指導案

Transcription:

第 5 学年 社会科学習指導案 1 単元名自動車をつくる工業 2 目標 我が国の自動車工業の様子に関心を持って意欲的に調べ, 働く人々の工夫や努力によって国民生活を支える我が国の工業生産の役割や発展について考えようとしている ( 社会的事象への関心 意欲 態度 ) 我が国の自動車工業について調べた事実を関連付け, 自動車工業が国民生活を支える重要な役割を果たしていることや工業の発展について考え, 適切に表現することができる ( 社会的な思考 判断 表現 ) 我が国の自動車工業について具体的な調査活動や文章, 写真資料, 地図, 統計などの資料を活用して適切に読み取り, 調べたことや分かったことをワークシートやカードなどにまとめることができる ( 観察 資料活用の技能 ) 我が国の自動車工業に携わる人々の様々な工夫や努力, 工業生産を支える貿易や運輸の働きや自動車工業が国民生活を支える重要な役割を果たしていることを理解することができる ( 社会的事象についての知識 理解 ) 3 単元について (1) 教材観小学校学習指導要領社会の第 5 学年の目標には, 我が国の産業の様子, 産業と国民生活との関連について理解できるようにすること, 社会的事象を具体的に調査するとともに資料を効果的に活用し, 社会的事象の意味について考える力を育てるようにすることが示されている これを受けて本単元では, 日本を代表する工業である自動車工業を取り上げ, そこに従事する人々の工夫や努力, 貿易や運輸などの働きに支えられて生産されていること, 環境や人にやさしい車をつくるために研究 開発を重ねていることなどを手がかりにして, 我が国の工業生産が国民生活の向上や産業の発展に果たしている役割を考えられるようにする (2) 児童の実態本学級の児童に対して, 米づくりの学習における社会的事象の意味について考えることの実態調査 ( 平成 * 年 * 月 * 日実施, 第 5 学年 * 組 * 人 ) を行った 米づくりの体験に基づき, 農家の工夫や努力について自分の考えを述べる問題では, 具体的事実のみの記述にとどまった児童が * 人であった また, 調べたことを関連付け根拠を基に述べる問題では,* 人の児童が適切に記述できなかった この結果から本学級の児童は, 具体的事実の羅列のみで社会的事象をとらえており, 社会的事象の意味について考える力に課題があることが分かった これまでの指導において, 児童が具体的事実を関連付けて考えたり, 具体的事実を根拠として自分の考えをまとめたりする学習活動を指導計画に適切に位置付けておらず, その工夫が不十分であったと考えた (3) 指導観本単元では, 児童の疑問から学習問題を設定し学習計画を立て, 工場見学や調査活動を行う 児童はこれらの活動で得た具体的事実を分類し関連付けながら, その関連性や因果関係が分かるように整理し, 社会的事象の意味を解釈して自分の考えをまとめる そして, 社会的事象の意味について今後の展望という新たな視点から学習問題を設定し, これまでの学習で関連付けた具体的事実を振り返り, それを根拠として自分の考えをとらえ直す学習活動を行う これらの学習活動を通して, 社会的事象の意味について考える力を育てていきたい

4 単元の指導計画 1 単元の目標 我が国の自動車工業の様子に関心を持って意欲的に調べ, 働く人々の工夫や努力によって国民生活を支える我が国の工業生産の役割や発展について考えようとしている ( 社会的事象への関心 意欲 態度 ) 我が国の自動車工業について調べた事実を関連付け, 自動車工業が国民生活を支える重要な役割を果たしていることや工業の発展について考え, 適切に表現することができる ( 社会的な思考 判断 表現 ) 我が国の自動車工業について具体的な調査活動や文章, 写真資料, 地図, 統計などの資料を活用して適切に読み取り, 調べたことや分かったことをワークシートやカードなどにまとめることができる ( 観察 資料活用の技能 ) 我が国の自動車工業に携わる人々の様々な工夫や努力, 工業生産を支える貿易や運輸の働きや自動車工業が国民生活を支える重要な役割を果たしていることを理解することができる ( 社会的事象についての知識 理解 ) 2 単元の指導計画 (10 時間 ) 段時 おもな学習活動 指導上の留意点と評価 ( ) 階 日本の自動車について考えてみよう 保護者アンケートの結果を掲示して, 児童が日常生活と つ1 保護者アンケートから自動車と生活の関わりを確認する 自動車の関わりについて発言できるようにする 各国の国産車の割合や世界の日本車信頼度ランキングを 児童の発言を整理し, 日本の自動車は国内はもちろん世 か 見て, 気付いたことや不思議に思ったことを発表し合う 界中で使われているという事実を確認できるようにする 単元の学習問題を決める 自動車とわたしたちの生活の結び付きや, 日本車の評価 む なぜ日本の自動車は, 日本や世界で人気があるのだろ の高さに気付き, 進んで疑問点を見付けようとしている うか ( 関心 意欲 態度 児童の発言, ワークシート ) 自分で調べたいことやその方法を出し合い, 学習の計 予想を分類し, 調べる内容を考える手がかりにする 2 画を立てよう 見学の視点や聞き取り調査の内容をはっきりさせる 単元の学習問題について予想し, 調べることを話し合う これまでの学習を基に自動車工業について調べたいこと 調べる方法を考え, 話し合う を整理し, 意欲的に調査活動に臨もうとしている 調べる内容や順序, 方法を全体で話し合い, 決定する ( 関心 意欲 態度 児童の発言, ワークシート ) 部品工場ではどのように部品をつくっているのだろうか 見学の視点を意識しながら見学できるよう助言する 調 3 部品工場の生産の様子を見学する 人 物 きまり に着目しカードに書くよう助言する 働いている人の話を聞き, 分からないことを質問する 部品工場の生産や働く人の工夫や努力について調べたこ べ 部品工場の生産や働く人の工夫や努力をまとめる とをカードにまとめている ( 技能 カード ) 組み立て工場ではどのように自動車をつくっているの 作業工程の資料から, 働く人の工夫や努力に着目させる る4 だろうか 指示ビラ, ジャストインタイム などの用語は, 具 自動車の生産工程について調べる 体的な資料を示しその内容をカードに書くよう助言する 働いている人の様子や生産上のきまりについて調べる 組み立て工場の生産や働く人の様子について, 各種資料 組み立て工場の生産や働く人の工夫や努力をまとめる から具体的に読み取っている ( 技能 カード ) 完成した自動車は, どのようにして消費者にとどけら 学習の振り返りや図から工場間の連携に着目させる 5 れるのだろうか 自動車が消費者に届くまでの過程の資料を提示し, 輸送 組み立て工場と部品工場の関係について調べる 面の工夫や努力, 現地生産の仕組みに気付くようにする 自動車が消費者に届く過程や輸送手段について調べる 工場間の連携や自動車が消費者に届く過程について理解 工場間の連携や消費者に届く過程についてまとめる している ( 知識 理解 ワークシート ) 人と環境にやさしい自動車づくりのために, どのよう 少子高齢化や環境問題など社会的な側面から自動車工業 6 なことをしているのだろうか について考えられる具体的な資料を提示する 高齢者の事故や排気ガスの大気汚染などの問題を知る 開発の目的に着目して考えるよう助言する 自動車の研究や開発, 企業の取組について調べる 人と環境にやさしい自動車づくりの研究 開発について 人と環境にやさしい自動車の研究 開発をまとめる 理解している ( 知識 理解 ワークシート ) 自動車づくりのこれまでの学習を整理し, 日本の自動 共通点を見付けられない児童には, 調べた具体的事実に と7 車づくりの役割を考えよう 対する目的を記入した部分を見て考えるよう助言する 調べたことを分類し, 関連するところを考える 関連を考えられない児童には, 人々が必要とする自動車 ら 自分の考えを記入したカードを構造図に整理する づくりや生産の工夫などの視点を与える発問をする 構造図を見ながら日本の自動車づくりの重要な役割につ 国民生活を支える日本の自動車工業の重要な役割につい え いて話し合い, 全体のまとめをする て調べたことを関連付けて考えている ( 思考 判断 表現 カード, ワークシート ) る 日本の自動車づくりの未来はどうなっていくのだろうか 資料を段階的に見せ, 日本をはじめ主要な自動車生産国 8 世界の自動車生産台数の推移についての資料を見る の生産量の変化に気付くようにする 資料から気付いた点や疑問点を整理し学習問題を決める 日本の自動車工業の役割や発展について進んで調べよう 日本の自動車づくりをこれからどうしたらよいだろうか としている ( 関心 意欲 態度 ワークシート ) 資料から生産が多い国の自動車づくりの特色を見付ける 資料から中国は低価格, アメリカは品質向上という特色 日本の自動車づくりの長所を考えワークシートに書く に気付かせ, それを手がかりに日本の長所を考えさせる 日本の自動車づくりをこれからどうしたらよいか考え 根拠のカードが見付からない児童には, 前時の学習内容 9 よう や構造図から関連するカードを見付けるよう助言する 学習問題に対する自分の考えをワークシートに書く 意見が出ない児童には, その考えに納得したか, 自分 本 構造図から, 関連付けた具体的事実のカードを取り出し, の考えと比べてどうか を考えるよう助言する 時 自分の考えの根拠を見付けて文章にまとめる 日本の自動車工業の役割と発展について考えている グループで自分の考えを発表し合い, 意見交換をしなが ( 思考 判断 表現 児童の発言, ワークシート ) ら, 自分の考えを確認する ま 日本の自動車の人気が続くように, 自動車づくりの 今 今 と これから の段落を分けて書くよう助言する と10 と これから をまとめてレポートを書こう 日本の自動車工業が様々な工夫や努力によって維持発展 め 前時で考えた内容について全体で発表し合う し, 国民生活を支える重要な役割を果たしていることに る 日本の自動車工業について自分の考えをまとめる 気付き, 自分の考えを分かりやすく表現している ( 思考 判断 表現 レポート ) ( )

5 本時の学習 (1) 目標日本の自動車工業の役割と発展について考えることができる (2) 準備 資料児童が作成した構造図, ワークシート, 前時の板書をまとめた資料, 話合い活動の手引き (3) 展開 時 学習活動 内容 指導上の留意点 評価 間 5 1 本時の課題を確認する 分 (1) 前時に設定した学習問題を確認する 前時の資料や学習問題を掲示し, 本時の課 (2) 本時の課題をつかむ 題を確実にとらえられるようにする 日本の自動車づくりをこれからどうしたらよいか考えよう 23 2 学習問題について, 自分の考え組み立て 前時の学習から, 学習問題について日本の 分 る 自動車づくりの 長所 を伸ばすという視 (1) 構造図や前時のワークシートを参照し 点で考えられるようにする て, 自分の考えを書く 自分の考えの根拠が見付けられない児童に (2) 自分の考えの根拠を構成できる学習カー は, 前時の学習で考えた 理由 の項目に ドを見付けてワークシートに貼る 当てはまる具体的事実を見付けるように助 (3) 自分の考えを文章にする 言する 自分の考えやその根拠を表す言葉( ~すればいいと思う, なぜなら~ ) について, 必要と思われる語句を黒板に掲示し, 児童が活用できるようにする 10 3 グループでお互いの考えを発表し合い, 意 必要に応じて 話合い活動の進め方 を参 分 見交換をする 照し, スムーズに話し合いができるように (1) お互いの考えを発表し合う する (2) 発表を聞き合って, 意見交換をする 話合いに参加することが苦手な児童には, (3) ワークシートの 3つのチェックポイン 友達の考えが分かるか 自分が たし ト を使って自分の考えを確認する かに と思う理由があるか というポイントを示して意見が言えるように助言をする 意見交換後, チェックポイントを確認するように指示し, 自分の考えの信頼性や妥当性を確かめられるようにする 評日本の自動車工業の役割と発展について考えている 思考 判断 表現 ( 児童の発言, ワークシート ) 7 5 学習の振り返りをして, 次時の学習を確認分する (1) 振り返りカードに, 本時の学習で気付いたことや自分の考えの変化について書く (2) 次時の学習課題を確認する 日本の自動車の人気が続くように, 自動車づくりの 今 と これから をまとめてレポートを書こう 本時の活動を生かして, 次時の活動を行うことを確認し, 目的を持って活動ができるように助言する