平成 2 5 年 3 月 2 8 日 担当地域経済課長隅田誠 TEL(082)224-5684 ヤンマー農機製造株式会社及びセイレイ工業株式会社の 産業活力の再生及び産業活動の革新に関する特別措置法に基づく 事業再構築計画を認定しました [ 本件は 経済産業本省において同時発表しています ] 中国経済産業局は ヤンマー農機製造株式会社及びセイレイ工業株式会社から提出された 事業再構築計画 について 本日 認定を行いました この計画で両社は 合併により滋賀 岡山に分散していたトラクタ コンバイン 田植機の生産を岡山工場へ集約 一元的に生産することにより生産性の向上を目指します 1. 事業再構築計画の認定中国経済産業局はヤンマー農機製造株式会社及びセイレイ工業株式会社から提出された 事業再構築計画 について 産業活力の再生及び産業活動の革新に関する特別措置法第 5 条第 6 項の規定に基づき審査した結果 同法第 2 条第 4 項第 1 号に規定する事業の構造の変更及び同法第 2 条第 4 項第 2 号に規定する事業革新を行う者として 同法で定める認定要件を満たすと認められるため 事業再構築計画の認定を行いました 2. 事業再構築の実施時期 開始時期平成 25 年 4 月 ~ 終了時期平成 27 年 3 月 3. 申請者の概要名称 : ヤンマー農機製造株式会社資本金 :90 百万円代表者 : 代表取締役山川範幸本社所在地 : 滋賀県米原市野一色 931 番地 ( 合併後の新住所 : 岡山県岡山市中区江並 428 番地 ) 名称 : セイレイ工業株式会社資本金 :90 百万円代表者 : 取締役社長土井登本社所在地 : 岡山県岡山市中区江並 428 番地
平成 25 年 3 月 28 日 ヤンマー農機製造株式会社及びセイレイ工業株式会社の事業再構築計画のポイント ヤンマー農機製造株式会社とセイレイ工業株式会社は合併を行うことにより 滋賀 岡山に分散していたトラクタ コンバイン 田植機の生産を岡山工場へ集約 一元的に生産することにより生産性の向上を目指します 具体的には これらの事業体制の変革を通じて固定費の削減を図るとともに それぞれの農業機械の季節性による生産量の変動を 混流生産 に挑戦することで生産を平準化し ライン稼働率を安定させることで生産活動の効率化を目指します H25.4.1 吸収合併ヤンマー農機製造 ( 株 ) セイレイ工業 ( 株 ) 期待する支援措置 登録免許税の軽減 生産性の向上 平成 26 年度に平成 23 年度と比較して自己資本当期純利益率 (ROE) を 20.0% ポイント向上させる 財務内容の健全性 有利子負債 / キャッシュフロー 10 倍以内 経常収支比率 100% 以上 事業革新 平成 26 年度に平成 23 年度と比較して売上高売上原価率を 5.3% 削減する 従業員の推移 920 人 786 人 ( 新規採用 4 名 ) 出向 70 人 転籍 476 名 解雇の予定はない 計画の実施期間 平成 25 年 4 月 ~ 平成 27 年 3 月
様式第三 ( 第 5 条関係 ) 認定事業再構築計画の内容の公表 1. 認定した年月日平成 25 年 3 月 28 日 2. 認定事業者名ヤンマー農機製造株式会社 セイレイ工業株式会社 3. 認定事業再構築計画の目標 (1) 事業再構築に係る事業の目標急速に拡大する世界の農業市場への対応 並びに国内農業経営の大規模化への対応など グローバルな事業展開の一層のスピードアップが求められる中で 世界で戦える生産性 ( コスト等 ) の実現と品質レベルの向上 更にグローバルな生産技能伝承を図るべく トラクタの生産拠点であるヤンマー農機製造株式会社とコンバイン 田植機の生産拠点であるセイレイ工業株式会社を合併する 合併後のヤンマー農機製造株式会社では 滋賀 岡山に分散していたトラクタ コンバイン 田植機の生産を岡山工場へ集約 一元的に生産することにより生産性の向上を図る 具体的には この事業体制の変革 再構築を通じて それぞれの農業機械の季節性による操業度のバラつき 固定費の重複を削減し また製品品質 生産管理 管理ノウハウを統一化 標準化することにより 一層の経営効率化を図り企業価値の更なる向上に取り組む (2) 生産性の向上を示す数値目標生産性の向上としては 平成 26 年度には平成 23 年度に比べて 自己資本当期純利益率 (ROE) を 20.0% 向上させることを目標とする 4. 認定事業再構築計画に係る事業再構築の内容 (1) 事業再構築に係る事業の内容 1 中核的事業農業機械製造業 2 選定理由上記事業に関連する売上が 今回の事業再構築の中心となる 2 社の売上高全体のほぼ 100% を占めているが 国内農業機械事業の厳しい市場環境の中で経営資源の集中と事業の効率性の向上が求められているため 3 事業再構築に係る事業の内容主にトラクタやトランスミッションを製造するヤンマー農機製造株式会社と 主にコンバインや田植機を製造するセイレイ工業株式会社の 2 社を 会社法に定める吸収合併の方法によってヤンマー農機製造を存続会社として合併する 存続会社であるヤンマー農機製造は 合併と同時に本店所在地を岡山県に移転する ( 移転先 : 現セイレイ工業株式会社本社 ) 合併により 滋賀 岡山に分散していたトラクタ コンバイン 田植機の生産を岡山工場へ集約 一元的に生産することにより生産性の向上を図る なお 当該事業再構築計画は過剰供給構造の解消を妨げるものではなく また国民経済の国際経済環境と調和のとれた健全な発展を阻害するものではない 事業の構造の変更 : グループ製造会社 2 社の合併による統合 合併期日 : 平成 25 年 4 月 1 日 1
( 吸収合併存続会社 ) 名称 : ヤンマー農機製造株式会社住所 : 滋賀県米原市野一色 931 番地 4 月 1 日より岡山県岡山市中区江並 428 番地代表者の氏名 : 代表取締役山川範幸資本金 :90 百万円合併後の資本金 :90 百万円 ( 吸収合併消滅会社 ) 名称 : セイレイ工業株式会社住所 : 岡山県岡山市中区江並 428 番地代表者の氏名 : 取締役社長土井登資本金 :90 百万円 ( 事業革新 ) これまで別々の工場で一貫生産していたトラクタ コンバイン 田植機の生産を ユニット生産工場 完成品生産工場といった機能別に再編成し 同一の生産ラインで各製品を混流生産することにより 各製品の需要時期による生産量の変動を吸収し ライン稼働率の安定と生産性の向上を図る この施策により当該製品に係る売上高売上原価率を基準年度比 5.3% 削減することを目指す (2) 事業再構築を行う場所の住所住所 : 岡山県岡山市中区江並 428 番地セイレイ工業株式会社 ( 平成 25 年 4 月 1 日よりヤンマー農機製造株式会社 ) (3) 関係事業者 外国関係法人該当なし (4) 事業再構築を実施するための措置の内容別表のとおり 5. 事業再構築の開始時期及び終了時期開始時期 : 平成 25 年 4 月終了時期 : 平成 27 年 3 月 6. 事業再構築に伴う労務に関する事項 (1) 事業再構築の開始時期の従業員数 ( 平成 25 年 3 月末時点 ) ヤンマー農機製造株式会社 405 名セイレイ工業株式会社 515 名 2 社合計 920 名 (2) 事業再構築の終了時期の従業員数ヤンマー農機製造株式会社 786 名 (3) 事業再構築に当てる予定の従業員数ヤンマー農機製造株式会社 786 名 2
(4)(3) 中 新規に採用される従業員数ヤンマー農機製造株式会社 4 名 (5) 事業再構築に伴い出向又は解雇される従業員数出向予定人員数 70 名転籍予定人員数 476 名解雇予定人員数なし 3
別表 事業再構築の措置の内容 措置事項 実施する措置の内容及びその実施する時期 期待する支援措置 事業の構造の変更合併による中核的事業の開始 拡大又は能率の向上 1 合併会社名称 : ヤンマー農機製造株式会社住所 : 滋賀県米原市野一色 931 番地 合併後の新住所 : 岡山県岡山市中区江並 428 番地代表者氏名 : 代表取締役山川範幸資本金 :90,000,000 円合併後の資本金 :90,000,000 円 2 被合併会社名称 : セイレイ工業株式会社住所 : 岡山県岡山市中区江並 428 番地代表者氏名 : 取締役社長土井登資本金 :90,000,000 円 3 発行する株式を引き受ける者 : ヤンマー株式会社 4 合併予定日 : 平成 25 年 4 月 1 日 事業革新第 2 条第 4 項第 2 号ロこれまで別々の工場で一貫生産していたトラクタ コンバイン 田植機の生産を ユニット生産工場 完成品生産工場といった機能別に再編成し 同一の生産ラインで各製品を混流生産することにより 各製品の需要時期による生産量の変動を吸収し ライン稼働率の安定と生産性の向上を図る この施策により当該製品に係る売上高売上原価率を基準年度比 5.3% 削減することを目指す 租税特別措置法第 80 条第 1 項第 5 号 ( 認定事業再構築計画等に基づき行う登記の税率の軽減 )) 4