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CONTENTS

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目 次 Ⅰ. 総括編 1. 世界各地域の人口, 面積, 人口密度の推移と予測およびGDP( 名目 ) の状況 ( 1) 2. 世界の自動車保有状況と予測 ( 5) 3. 世界の自動車販売状況と予測 ( 9) 4. 世界の自動車生産状況と予測 ( 12) 5. 自動車産業にとって将来魅力のある国々 (

第13章 インドネシアの自動車産業と二輪車産業-中国の影響と分業再編の展望-

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東京センチュリー株式会社統合レポート2018

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新興国市場開拓事業平成 27 年度概算要求額 15.0 億円 (15.0 億円 ) うち優先課題推進枠 15.0 億円 通商政策局国際経済課 商務情報政策局生活文化創造産業課 /1750 事業の内容 事業の概要 目的 急速に拡大する世界市場を獲得するためには 対象となる国 地

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2014 中期経営計画総括 (2012 年度 ~2014 年度 )

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Skytec Group Limitedとの業務提携及びSKYTEC UMC LTDの株式の取得(子会社化)に関するお知らせ

2019 年 3 月期決算説明会 2019 年 3 月期連結業績概要 2019 年 5 月 13 日 太陽誘電株式会社経営企画本部長増山津二 TAIYO YUDEN 2017

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第12章 インドネシア:機械関連産業における中国の影響

2018 年 ( 平成 30 年 )12 期 第 3 四半期累計 ( ) 連結決算の概要 花王株式会社 2018 年 10 24

各 位 平成 29 年 11 月 28 日フィンテックグローバル株式会社代表取締役社長玉井信光 ( コード番号 :8789 東証マザーズ ) 問合せ先 : 上席執行役員千田高電話番号 : ( 03) 航空機アセットマネジメント会社の株式取得に伴う子会社の異動に関するお知らせ 当社

1999年2月 日

2017年度第1四半期決算説明会

( 億円 ) ( 億円 ) 営業利益 経常利益 当期純利益 金 25, 2, 15, 12, 営業利益率 経常利益率 額 15, 9, 当期純利益率 6. 1, 6, 4. 5, 3, 2.. 2IFRS 適用企業 8 社 214 年度 215 年度前年度差 ( 単位 : 億円 ) 前年

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平成26年(2014年)3月期第1四半期決算説明会資料.ppt

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目次 2016 年度第 1 四半期トピックス 2016 年度第 1 四半期連結決算概要 2016 年度連結業績見通し 配当 2

山口銀行:アジアニュース>釜山支店>韓国自動車産業戦国時代 ~第2 弾~

調査結果 自動車購入時重視点で カ国共通して高いのは 燃費の良さ 次いで重視される 安全性能 今後自動車を購入する際に重視する点をつまで を聞いたところ 燃費の良さ と回答した人がマレーシア (%) インドネシア(%) フィリピン(%) インド(%) で最も多く タイで 番目 (%) ベトナムで 番

FY00 ソニー連結業績概要

( 億円 ) ( 億円 ) 営業利益 経常利益 当期純利益 2, 15, 1. 金 16, 額 12, 12, 9, 営業利益率 経常利益率 当期純利益率 , 6, 4. 4, 3, 2.. 2IFRS 適用企業 1 社 ( 単位 : 億円 ) 215 年度 216 年度前年度差前年度

決算概要

( 出所 ) 中国自動車工業協会公表資料等より作成現在 中国で販売されている電気自動車のほとんどは民族系メーカーによる国産車である 15 年に販売された電気自動車のうち 約 6 割が乗用車で 約 4 割弱がバスであった 乗用車の中で 整備重量が1,kg 以下の小型車が9 割近くを占めた 14 年 8

目次 216 年度トピックス 216 年度連結決算概要 217 年度連結業績見通し 配当 2

目次 全社業績の概要 年度の計画と実績 年度業績の概況 3. 売上高 経常利益の推移 4. 事業部門別売上高の推移 5. 費用構成の推移 6. キャッシュ フロー計算書 事業部門別業績の概要 7. サービスラインアップ 8~10. 投資情報事業 11~12.IR 事業

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商学 60周年記念号/22.横井

General Presentation

18 アジア アセアン生産拠点別の生産台数 マレーシア ( 旧カウント ) 生産拠点 ( タイ ) ( フィリピン ) ( インドネシア ) ( マレーシア ) ( 台湾 ) ( 中国 ) ( 中国 ) * ( 中国 ) * ( インド ) ( バングラデシュ ) ( ベトナム ) 合計 三菱自動車

目 次 1. タムラグループの環境活動 1 2. グリーン調達基準 1 第 1 章総則 1 第 2 章取引先様への要求事項 3 第 3 章材料 部品等の選定基準 3 第 4 章取引先様への調査内容 4 附則 5

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当社グループによるインドネシアのクレテックたばこ会社及び流通販売会社の買収に関する契約締結について

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2016/4/5 日本の二輪車メーカー動向 : 日本メーカー世界シェアは 5 割弱 マークラインズ自動車産業ポータル 日本の二輪車メーカー動向 : 日本メーカー世界シェアは 5 割弱 ヤマハ発動機が 2010 年 9 月に ホンダが同年 12 月に電動二輪車を発売 世界市場は5,000 万台水準 日

18 アジア アセアン生産拠点別の生産台数 マレーシア ( 旧カウント ) 生産拠点 ( タイ ) ( フィリピン ) ( インドネシア ) ( マレーシア ) ( 台湾 ) ( 中国 ) ( 中国 ) * ( 中国 ) * ( 中国 ) * ( インド ) ( バングラデシュ ) ( ベトナム )

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決算概要

EXPORT PROMOTION STRATEGIES

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各位 平成 26 年 9 月 8 日 マネックスグループ株式会社 代表執行役社長 C E O 松本大 ( コード番号 8698 東証第一部 ) 当社米国子会社における FX 事業の一部譲渡に関するお知らせ 当社の米国子会社であるTradeStation Group, Inc.(CEO: Salomo

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< 図表 1> 米国の仕出し国 地域別自動車部品輸入実績 ( 単位 :100 万ドル ) 輸出国 シェア 1 メキシコ 11,740 13,692 16,045 17,056 19, % 2 カナダ 7,638 8,253 8,932

PowerPoint プレゼンテーション

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2018 年度 第 2 四半期決算説明会資料 2018 年 11 月 6 日 当資料に掲載されている情報のうち歴史的事実以外のものは 発表時点で入手可能な情報に基づく当社の経営陣の判断による将来の業績に関する見通しであり 当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません 実際の業績は 経済動向

共通マイクロアーキテクチャ 富士通はプロセッサー設計に共通マイクロアーキテクチャを導入し メインフレーム UNIX サーバーおよびスーパーコンピューターそれぞれの要件を満たすプロセッサーの継続的かつ効率的な開発を容易にしている また この取り組みにより それぞれの固有要件を共通機能として取り込むこと

ビジネスアイデアファクトリー とは? BIF 日本最大級ビジネスマッチングサイトWizBiz ウェブサイト中心に展開 事業アイデア 技術を持つ企業 事業アイデアや技術 で結合 事業アイデア 技術が欲しい企業 両者の事業成長事業成長を促進支援 同サービスはサービスは光証券光証券株式会社株式会社と Wi

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三菱日立パワーシステムズのグループ会社について

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図 1-3 は中国自動車メーカー主要 5 グループの中国における自動車生産台数の推移を示すグラフである ( 出典 : 中国汽車工業協会 ) 同グラフにおいては 図 1-2 の右側のグラフで示した Volkswagen のデータを対比のために一緒に示している 2012 年のデータによれば 上海汽車 (

企業価値評価論

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2018 Brother Industries, Ltd. All Rights Reserved 年度第 3 四半期連結業績概要 16Q3 増減 増減率 () は為替影響 除く増減率 売上収益 1,878 1, % (+6.4%) 事業セグメント利益 224

2017年第3四半期 スマートフォンのグローバル販売動向 - GfK Japan

ポイント 心地よい風 とは何かを分析して商品開発を開始 カモメの羽形状を応用して 心地よい風 静音性 省エネ を実現 商品開発における技術的な課題を他社との連携により克服 株式会社ドウシシャ 所在地東京都港区 輪 従業員数 1,652 (2017/03 期連結 ), 796 (201

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品質マニュアル(サンプル)|株式会社ハピネックス

イノベーション活動に対する山梨県内企業の意識調査

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2018年3月期 決算説明会

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資料2  SJAC提出資料

Transcription:

本田技研工業 会社概要 製品を開発 製造 販売している 本田技研工業 (Honda Motor co., Ltd.; 以下 本田技研 と表記) は 世界最大のオートバイメーカーであり エンジンメーカーであり かつ世界有数の自動車メーカーでもある 同社は全世界に437 社の子会社と関連会社を擁している 日本国外の生産工場は28カ国 127カ所におよび オートバイ 自動車 動力製品を生産している 2005 年 -2006 年の純売上高は877 億ドルであった ホンダは 小型汎用エンジン スクーターから 特色あるスポーツカーに至るまで 幅広い インドにおけるホンダ ホンダのインドでの事業展開は 以下の子会社 と合弁会社を通じて行われている : ホンダ モーターサイクル & スクーター インディア ホンダ モーターサイクル & スクーター イン ディア (Honda Motorcycle & Scooter India Pvt. Ltd. HMSI) は 本田技研の全額出資 の子会社として 1999 年に設立された 同社はイ ンドにおいてオートバイとスクーターの製造 31

販売をしている 同社の生産工場はグルガオンの近くにあり 年間生産台数は75 万台である ホンダR&Dインディアホンダ R&D インディア (Honda R&D India Private Limited) は 株式会社本田技術研究所 (Honda R&D Co., Ltd.) の全額出資子会社である 同社の事業内容は オートバイと動力製品の研究開発である ホンダ シエル カー インディアホンダ シエル カー インディア (Honda Siel Cars India Ltd. HSCI) は 本田技研とシエル (Siel Limited) の合弁会社で 1995 年に設立された インド市場向けにホンダ ブランドの乗用車を生産している 同社の製品ラインナップには ホンダ シティ ホンダ CRV ホンダ アコードがある ノイダ首都圏に生産工場を置き 年間生産台数は5 万台である ホンダ トレーディング インディアホンダ トレーディング インディア (Honda Trading corporation India Private Ltd.) は 本田技研の全額出資の子会社である 同社の業務内容は 多種多様な商品や日用品の 輸入である また ホンダの関連会社に対し 市場調査 マーケティング活動 その他関連分 野におけるサポートサービスを提供している タタ ユタカ オートコンプ プライベート タタ ユタカ オートコンプ (TATA Yutaka Autocomp Private Limited) は 排気システム やブレーキディスクなど 多岐にわたる自動車 部品を製造している タタ オートコンプ シ ステム (Tata AutoComp Systems) とユタカ技 研 ( 本田技研の子会社 ) との 50:50 の合弁会社 である同社は プネに生産工場を置く 主要取 引先は ヒーロー ホンダ ヒーロー シエル カー ホンダ モーターサイクル & スクータ ー タタ モーターズである ホンダ シエル パワー プロダクツ ホンタ シエル パワー プロダクツ (Honda Siel Power Products Ltd.) は 本田技研とイ ンドのシエルとの合弁会社で 本田技研の持 株比率は 67% である 1985 年に設立された同 32

社は 現在 900 人以上の従業員を抱え ポータブル発電機 ポータブル エンジン 動力噴霧機 芝刈り機 ポータブル揚水セットを生産している 同社は ウッタランチャル ポンディシェリ ウッタルプラデシュの各州に生産工場があり 年間生産台数は17 万 5,000 台となっている 同社の2005 年 -2006 年の純売上高は4,470 万ドルで 2004 年から2006 年の間には5% の年平均成長率を記録している ヒーロー ホンダ モーターズヒーロー ホンダ モーターズ (Hero Honda Motors Limited) は インドでオートバイやスペアパーツを製造 販売している世界最大のオートバイメーカーである 1984 年にインドのヒ 売上高 ( 百万ドル ) ホンダ シエル パワー プロダクツの過去 3 年間の売上高 ( 百万ドル ) 46 45 44 43 42 41 40 39 38 40.3 44.6 44.7 2003-04 2004-05 2005-06 出所 :Bloomberg ーローグループと日本の本田技研の合弁会社と して誕生して以来 同社は その存在をインド 中に拡大してきた ヒーローグループと本田技 研は 上場企業であるヒーロー ホンダ モー ターズの株式をそれぞれ 26% ずつ所有してい る 本田技研は 1984 年にヒーローグループと 10 年間の提携契約を締結したが その契約はさ らに 10 年間の契約期間で 2004 年に更新された ヒーロー ホンダ モーターズ : 拡大の歴史 年 1984-1990 内容 本田技研との業務提携契約を締結し 現地法人を設立 エンジン工場が稼動開始 モバイルサービスワークショップを開始 1991-1995 1995-2006 日産 800 台のオートバイ生産を開始 ダルヘラ工場の環境管理システムが DNV オランダの審査を受けて ISO14001 を取得 生産台数 300 万台を達成 出所 : ホンダ シエル ウェブサイト 33

ヒーロー ホンダ モーターズの従業員は約 4,000 名 同社は2005 年には 290 万台を超える二輪車を生産した 同社はダルヘラとグルガオンに1カ所ずつ工場を有している この数年で同社の販売台数は急速に成長した 販売台数も 1985 年 -1986 年の販売台数は4 万 3,000 台だったのに対し 2004 年 -2005 年は260 万台と急増している 2006 年 1 月 同社はスクーター部門への業務拡張を目指して ギアレス スクーターを発売した 2004 年 -2005 年のヒーロー ホンダの売上高は 16 億 9,900 万ドルであった 同社の売上高は 2000 年 -2001 年には6 億 9,600 万ドルであったが 2004 年 -2005 年は 16 億 9,900 万ドルに増加し 年平均成長率は 24.99% となっている さらに 税引き後利益は2000 年 -2001 年の5,384 万ドルから 2004 年 -2005 年には1 億 8,192 万ドルに増加している 成功の要因 34 売上高 ( 百万ドル ) ヒーロー ホンダの売上高 5 年間の推移 ( 百万ドル ) 1,800 1,647 1,699 1,600 1,400 1,200 1,092 1,000 950 800 696 600 400 200 0 2000-01 2001-02 2002-03 2003-04 2004-05 出所 : 会社ウェブサイト また同社では オートバイの輸出も行っている 相手国 ( 地域 ) は主にスリランカ バングラデシュ ラテンアメリカである 2005 年 - 2006 年にかけ ヒーロー ホンダは9 万 2,600 台のオートバイを輸出した 進歩を続ける技術と 本田技研からのサポート 本田技研は ヒーロー ホンダとの業務提携契 約を更新した 本田技研は同社に対し 過去 20 年間にわたって最新テクノロジーを提供し続 けている これにより同社は世界最高レベルの 企業に肩を並べることができる インドの研究 開発施設を強化した本田技研は 今後もヒーロ ー ホンダに技術サポートを提供していく ディーラー網 同社がインドで成功している主な要因は 強力 なディーラー網と信頼できるアフターサービス である これにより同社は顧客数を拡大し よ り良いサービスを提供できるようになった さ らに 販売店 関連業者 およびベンダーから 成る効率的なサプライチェーンを確保してい る 結果としてコストが削減され 収益が増大

した そんな中 HMSI と MSCI は 二輪 四輪市 場における主幹業務のディーラー満足度でそれ ぞれ最高位にランクされた 幅広い製品群と新モデルヒーロー ホンダは 顧客ニーズとトレンドの変化に沿ったモデル革新を続けている 2008 年までの製品販売戦略はすでに確立しており 一部のモデルは開発段階に入っている 本田技研は 新製品に対する十分な技術サポートと継続的な支援を確約している 今後の計画 生産能力の拡大計画ヒーロー ホンダは既存の生産ラインを拡張するとともに 年間生産台数 45 万台の新しい工場も建設する予定だ 同社は オートバイの年間生産台数を2007 年までに520 万台に増加することを目指している R&Dへの注力電力需要が高まるインドでは 発電機市場の成長が著しい さらに インド政府の決定により ディーゼル発電機メーカーは大気汚染防止および騒音防止規制に準拠する必要がある こうした取り決めはホンダ シエルに有利に働くと予想されている それは 許認可を受けていない地元メーカーにはこうした規制に準拠するために必要な能力を持っていないからである 同社は新しいエンジンの製品開発や技術開発に取り組んでおり 発電機 揚水機 噴霧器に使用されるエンジンでLPGを使用する技術の研究開発も行っている 輸出の拡大ヒーロー ホンダと本田技研では輸出関連の契約を締結する予定である これにより 同社は欧州市場にオートバイを輸出できるようになる スクーター部門におけるシェアの拡大同社は ギアレス スクーターである プレジャー の発売後 多数の新モデルを発売する計画を発表した 同社は2006 年 12 月までに10 万台のスクーターを販売する予定である 35