「個人投資家の証券投資に関する意識調査」の結果について

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個人投資家の証券投資に関する意識調査(結果概要)

. 個人投資家の年齢層と年収 個人投資家 ( 回答者 ) の年齢層 8% 6% 28% 2~3 代 5% 2% 3% 4 代 5 代 6~64 歳 65~69 歳 7 代以上 個人投資家 ( 本調査の回答者 ) の過半数 (56%) は 6 歳以上のシニア層 昨年調査 6 歳以上の個人投資家 56%



目次 エグゼクティブ サマリー 調査概要 1 総合分析編 3 1. 金融商品の保有状況と投資に対する考え方 3 (1) 回答者の特性 3 (2) 証券の保有状況 5 (3) 株式投資の状況 7 (4) 投資信託 公社債について 少額投資非課税制度 ( 日本版 ISA) に対する考え方 1

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(2) 源泉分離課税制度源泉分離課税制度とは 他の所得と全く分離して 所得を支払う者 ( 銀行 証券会社等 ) がその所得の支払の際に 一定の税率で所得税を源泉徴収し それだけで所得税の納税が完結するものです 1 対象となる所得代表的なものとして 預金等の利子所得 定期積金の給付補てん金等があります

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概要 平成 27 年までと平成 28 年以後の証券税制の比較 平成 27 年までは 上場株式等 と 公社債等 の税制上の取扱いが異なっています 平成 28 年以後は 金融所得課税の一体化 により 上場株式等 と 公社債等 の税制上の取扱いが統一されます 平成 27 年まで 上場株式等 上場株式 公募

2 2 上場株式等 の範囲の拡大 上場株式等には 上場株式 上場投資信託の受益権 (ETF) 上場不動産投資法人の投資口 (REIT) 公募株式等証券投資信託の受益権が含まれていた 今回の租税特別措置法の改正により 発行者の情報が一般に公開され その商品内容を入手することが容易に可能な公社債を 上場

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1 1. 課税の非対称性 問題 1 年をまたぐ同一の金融商品 ( 区分 ) 内の譲渡損益を通算できない問題 問題 2 同一商品で 異なる所得区分から損失を控除できない問題 問題 3 異なる金融商品間 および他の所得間で損失を控除できない問題

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( 契約締結前交付書面 ) 平成 30 年度富士の国やまなし県民債の説明書 平成 30 年度富士の国やまなし県民債の契約締結にあたっては この書面の記載事項をよくお読みいただいたうえで お申し込みください ( 平成 30 年 12 月 3 日現在 )

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目次 調査概要等 調査結果概要 1. 金融商品の保有実態等 2. 有価証券の保有実態等 3. 証券投資に対する意識 必要性 4. 証券投資教育の意義 5. 証券会社等

4. つみたてNISA 商品のおもな選定理由について (1) つみたてNISA は長期運用 資産分散 時間分散により 投資リスクを低減しながらリターンを目指す制度であることから 商品選定にあたっては 長期運用と資産分散の観点を重視しました (2) 複数の投資信託商品を購入いただき組合せるのではなく

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49 年 12 月 31 日までの間 源泉徴収される配当等の額に係るの額に対して 2.1% の税率により復興 特別が源泉徴収されます b. 出資等減少分配に係る税務個人投資主が本投資法人から受取る利益を超える金銭の分配 ( 分割型分割及び株式分配並びに組織変更による場合を除く 以下本 1において同じ

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以下本人の給与収入速報 平成 29 年度税制改正解説所得課税 ~ 配偶者控除及び配偶者特別控除の見直し 2 配偶者の給与収入が 万円超 15 万円以下の場合の改正案の控除額及び改正前後の影響について 配偶者特別控除 配偶者の給与収入 万円超 15 万円 15 万円以上 11 万円 11 万円以上 1

Ⅰ 家計の自助努力による資産形成を支援するための税制措置 1. つみたて NISA の制度期限の延長 NISA 制度の恒久化 根拠法の制定等 1つみたて NISA について 平成 49 年までとされている投資可能期間 ( 制度期限 ) を延長することにより 来年以降に投資を開始しても投資可能期間が少

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平成 31 年度税制改正要望における主な要望項目 1. 家計の安定的な資産形成の実現 NISA 制度の恒久化等 相続した株式の譲渡における相続税 ( 株式分 ) の取扱いに関する見直し 金融所得課税の一体化 教育資金一括贈与に係る贈与税の非課税措置の恒久化及び拡充 2. 金融のグローバル化への対応

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個人投資家の証券投資に関する意識調査 の結果について 日証協 平 22.9.15 本協会では 平成 年度の税制改正要望に当たっての参考とするため 個人投資家約 人を対象に 個人投資家の証券投資に関する意識調査 を実施 その調査結果 ( 概要 ) を別添のとおり取りまとめた なお 調査結果の詳細については 本協会ホームページを参照 ( )

個人投資家の証券投資に関する意識調査 平成 22 年 9 月 15 日日本証券業協会 調査概要 1 調査地域 : 日本全国 2 調査対象 :20 歳以上の証券保有者 3 サンプル数 :2,050 ( うち 回収 992) 4 調査方法 : 郵送調査 5 調査実施時期 : 平成 22 年 4 月 16 日 ~5 月 10 日

1. 個人投資家の年齢層と年収 1 個人投資家 ( 回答者 ) の年齢層 25~29 歳, 2.5 65~69 歳, 16.4 70 歳以上, 16.8 60~64 歳, 13.3 20~24 歳, 0.3 30~34 歳, 4.1 35~39 歳, 7.4 40~44 歳, 8.9 45~49 歳, 8.4 50~54 歳, 10.3 55~59 歳, 11.6 個人投資家 ( 本調査の回答者 ) の約半数 (46.5%) は 60 歳以上の高齢者 2 個人投資家の年収 1000 万円以上, 5.1 700~1000 万円未満, 8.4 500~700 万円未満, 13.7 300~500 万円未満, 24.7 無回答, 2.1 300 万円未満, 46.0 個人投資家の年収は 300 万円未満が 46.0% と最も高く 7 割 (70.7%) が年収 500 万円未満 1

2. 個人投資家の証券 株式の保有額 1 個人投資家の証券 ( 株式 投資信託 公社債 ) 保有額 ( 時価 ) 500~1000 万円未満, 13.7 1000 万円以上, 18.3 300~500 万円未満, 12.8 無回答, 0.8 10 万円未満, 3.7 10~50 万円未満, 11.1 50~100 万円未満, 12.0 100~300 万円未満, 27.5 個人投資家の証券保有額は 100~300 万円未満 が 27.5 % と最も高く 8 割 (80.9%) が保有額 1,000 万円未満 2 個人投資家の株式保有額 ( 時価 ) 500~1000 万円未満, 9.2 300~500 万円未満, 11.7 無回答, 0.3 10 万円未満, 5.7 1000 万円以上, 10.5 100~300 万円未満, 10~50 万円未満, 16.1 50~100 万円未満, 16.5 個人投資家の株式保有額は 100~300 万円未満 が % と最も高く 約 8 割 (8%) が保有額 500 万円未満 N=703 2

3. 証券の保有状況 複数回答 複数回答 80 70 60 50 40 30 20 10 0 70.9 51.9 33.7 株式 投資信託 公社債 6 52.7 5 46.4 4 個人向け国債 変動 10 年 個人向け国債 固定 5 年 12.9 12.9 11.1 地方債外貨建て債券 社債 その他国債 8.1 4.2 その他債券 N=334 7 6 5 4 複数回答 59.8 45.8 37.1 16.9 6.0 株式投資信託 公社債投資信託 外国投資信託 REIT ETF 証券保有者の 70.9% が株式を保有し 51.9% が投資信託を保有している 投資信託では株式投資信託が約 6 割と最も保有率が高い また 証券保有者のうち 33.7% が公社債を保有しており個人向け国債 ( 変動 10 年 固定 5 年 ) の保有比率が高い N=515 昨年調査 株式 73.9% 投資信託 56.0% 公社債 36.3% 3

4. 金融所得課税の一体化について 金融商品間の損益通算の範囲の拡大について わからない, 47.1 無回答, 5.4 拡大は必要, 33.7 拡大は必要ない, 13.8 損益通算の範囲の拡大については わからない の比率が高いものの 拡大は必要 (33.7%) が 拡大は必要ない (13.8%) を上回る < 損益通算が必要と感じる金融商品 > 7 6 5 4 63.8 65.9 公社債の利子や取引からの損益 公社債投信の分配金や取引からの損益 25.7 デリバティブ取引の損益 39.5 預貯金の利子 複数回答 2.4 2.4 0.3 その他 わからない 無回答 昨年調査 拡大は必要 27.9% わからない 51.7% 拡大は必要ない 16.1% 損益通算が必要と感じる金融商品については 公社債投資信託の分配金や取引からの損益 公社債の利子や取引からの損益 が高い N=334 4

5. 番号制度に対する考え方 1 番号制度の導入について 無回答, 2.4 わからない, 37.6 導入すべき, 41.8 番号制度の導入については 導入すべき (41.8%) が 導入すべきでない (18.1%) を大きく上回っている 導入すべきではない, 18.1 21 年調査 20 年調査 無回答, 2.9 無回答, 1.5 導入すべき, 22.3 わからない, 42.5 導入すべき, 36.6 わからない, 43.8 導入すべきではない, 19.5 導入すべきではない, 31.0 N=1095 N=1051 5

< 導入すべきであると考える理由 > 6. 番号制度に対する考え方 2 複数回答 9 8 7 6 5 4 82.7 課税の公平性が保たれる 24.1 新しい税制等の恩恵が期待できる 58.1 行政等の手続きの簡素化が期待できる 29.4 きめ細やかな行政サービスが期待でき 0.7 その他 導入すべきであると考える理由としては 課税の公平性が保たれる が 82.7% 行政等の手続きの簡素化が期待できる が 58.1% と高い N=415 < 導入すべきでないと考える理由 > 複数回答 7 6 5 4 54.4 個人情報の漏洩に不安がある 66.1 国の個人情報管理に抵抗あり 26.1 コスト面で効率が悪い 35.0 あまりメリットを感じない 3.9 何となく 1.1 その他 10.6 無回答 導入すべきでないと考える理由としては 個人情報が国に管理されることに抵抗がある 個人情報の漏洩に不安がある の比率が高い N=180 6

7. 日本版 ISA について 日本版 ISA の利用意向 わからない, 28.8 無回答, 10.2 利用したくない, 6.6 あまり利用したくない, 11.0 利用したい, 20.7 まあ利用したい, 22.8 日本版 ISA の利用意向については 利用したい まあ利用したい ( 合計 43.5%) が 利用したくない あまり利用したくな ( 合計 17.6%) を上回る 日本版 ISA の拡充すべき点について わからない, 35.8 その他, 1.0 無回答, 1.8 ISA 口座の開設可能期間の延長, 14.2 口座開設の年齢制限の撤廃, 2.5 1 口座あたり非課税となる期限の延長, 16.7 投資上限額の拡大, 27.9 昨年調査 利用したい まあ利用したい 合計 41.6% 利用したくない あまり利用したくない 合計 15.1% 日本版 ISA の今後拡充すべき点としては 投資上限額の拡大 (27.9%) が最も高く 1 口座あたりの非課税となる期限の延長 (16.7%) ISA 口座の開設可能期間の延長 (14.2%) と続く 7

8. 上場株式 公募株式投資信託の売買益 配当金等に関する 10% の優遇措置について 1 10% の優遇措置が来年末に期限切れとなることについての認知度 知らない, 67.3 無回答, 2.1 知っている, 30.5 現在の 10% の優遇措置が来年末で期限切れとなることについて 約 7 割 (67.3%) の投資家が知らないと回答 9 8 7 6 5 4 72.5 76.6 73.3 59.1 60.7 58.7 40.9 35.0 37.7 27.5 22.8 23.5 0.6 3.2 4.3 3.6 20~30 代 40 代 50 代 60~64 歳 65~69 歳 70 歳以上 知っている知らない無回答 20 代 ~50 代の層で 知らない という回答が多い 8

8. 上場株式 公募株式投資信託の売買益 配当金等に関する 10% の優遇措置について 2 (1) 上場株式 株式投資信託の売買益に対する税率 10% の優遇措置の終了が及ぼす影響 わからない, 31.3 無回答, 2.8 投資方針にマイナスの影響があると思う, 48.5 売買益に対する 10% の優遇措置の終了は 個人投資家の投資方針に大きなマイナスの影響を与えるものと予想される 特に影響はないと思う, 17.4 マイナスの影響あり 平成 18 年 54.5% 平成 19 年 61.2% 今後の投資方針への影響 複数回答 特に影響なし わからない 25.8% 18.2% 18.5% 19.0% 25.0 15.0 5.0 22.9 H24 年以降投資をやめる又は減らす 13.1 H23 年末までに売却する 27.8 H24 年以降新たな投資は慎重になる 8.0 長期保有よりも短期売買を優先する 具体的には 新たな投資は慎重になる 投資をやめる又は減らす という回答が多い 9

8. 上場株式 公募株式投資信託の売買益 配当金等に関する 10% の優遇措置について 3 (2) 上場株式 株式投資信託の配当金 分配金に対する税率 10% の優遇措置の終了が及ぼす影響 わからない, 27.6 無回答, 2.9 投資方針にマイナスの影響があると思う, 49.6 配当金等に対する 10% の優遇措置終了も 個人投資家の投資方針に大きなマイナスの影響を与えるものと予想される 特に影響はないと思う, 19.9 マイナスの影響あり 平成 18 年 49.8% 平成 19 年 57.7% 今後の投資方針への影響 複数回答 特に影響なし わからない 33.2% 15.7% 23.7% 17.0% 35.0 25.0 15.0 5.0 32.7 22.9 10.3 株式 投信等の投資をやめる 減らす 株式等への新たな投資は慎重になる 長期保有よりも短期売買を優先する 売買益と同様に 新たな投資は慎重になる 投資をやめる又は減らす という回答が多い 10

8. 上場株式 公募株式投資信託の売買益 配当金等に関する 10% の優遇措置について 4 10% の優遇措置の継続の必要性について (12.8) わからない, 20.6 (1.5) 無回答, 2.9 売買益 配当分配金ともに継続すべき, 40.4 (5) 売買益 配当分配金ともに必要ない, 5.4 (7.3) どちらでもよい, 6.4 (4.1) 売買益に対する措置は継続すべき, 2.9 (5.9) 何らかの優遇措置は必要, 14.6 (12.6) ( ) 内の数値は平成 19 年調査 配当 分配金の措置は継続すべき, 6.8 (5.8) 約半数 (50.1%) の個人投資家が上場株式や公募株式投資信託の売買益 配当金 分配金に対する 10% の優遇措置の両方またはいずれかの継続を望んでいる さらに 何らかの優遇措置は必要 も 14.6% いる 11