<4D F736F F D FCD81408FEE95F197CC88E682C68FEE95F18CB92E646F63>

Similar documents
Microsoft Word - 04章 テレビ視聴.doc

スライド 1

PowerPoint プレゼンテーション

<4D F736F F D20828E30358FCD5F8FAC8A7D8CB4816A81698DC58F49816A2E646F63>

調査の結果5.xlsx

表 6.1 横浜市民の横浜ベイスターズに対する関心 (2011 年 ) % 特に何もしていない スポーツニュースで見る テレビで観戦する 新聞で結果を確認する 野球場に観戦に行く インターネットで結果を確認する 4.

2) 親子関係 家族との生活に満足している について と の調査と比較した 図 12-2 に 示しているように の割合は 4 かとも増加傾向が見られた 日 本 米 中

日本のプロ野球に対する関心を示した表 3.1 および図 3.1 をみると スポーツニュース で見る (52.9) に対する回答が最く テレビで観戦する (39.0) 新聞で結果を確 認する (32.8) がこれに続く また 特に何もしていない (30.8) も目立った 2) 性別とのクロス集計の結果

名称未設定-2

(2) あなたは選挙権年齢が 18 歳以上 に引き下げられたことに 賛成ですか 反対ですか 年齢ごとにバラツキはあるものの概ね 4 割超の人は好意的に受け止めている ここでも 18 歳の選択率が最も高く 5 割を超えている (52.4%) ただ 全体の 1/3 は わからない と答えている 選択肢や

質問 1 何歳から 長生き だと思いますか? 男性 女性ともに 80 歳 がトップ ( 合計 :42.3% 男性 :43.2% 女性 41.3%) 平均すると 男性が 81.7 歳 女性が 83.0 歳 と女性の方がより高年齢を 長生き と思うという 傾向があり 女性の 5 人に 1 人 (20.8

「教育資金贈与信託」、資産の世代間移行を後押し

Microsoft PowerPoint 年8月メディア調査1021_確定前[読み取り専用] [互換モード]

調査レポート

<4D F736F F D A834190A291E382C982A882AF82E98C6791D CC B28DB C837C815B A2E646F63>

「高齢者の日常生活に関する意識調査」結果(概要) 3

1. 世帯のインターネットの利用状況 - 利用世帯 6 割超 - 自宅のパソコンや携帯電話などから インターネットやメールなどを利用できる環境かどうかを聞い たところ ( 世帯で ) 利用している が 62.6% と 10 年前の 25.2% から 2 倍以上に増えている ( 図 1 世帯のインター

景気後退に伴う時間消費の変化に関するマーケティングデータ

<4D F736F F D2082DC82A682AA82AB816990B68A558A778F4B816A2E646F63>

質問 1 敬老の日 のプレゼントについて (1) 贈る側への質問 敬老の日 にプレゼントを贈りますか? ( 回答数 :11,202 名 ) 敬老の日にプレゼント贈る予定の方は 83.7% となり 今年度実施した父の日に関するアンケート結果を約 25% 上回る結果となった 敬老の日 父の日 贈らない

ボランティア行動等実態調査【速報】

平成26年度青少年のインターネット利用環境実態調査報告書

リサーチサービス メニュー紹介

産学共同研究 報告書

<4D F736F F D A D8297EE8ED282CC9A6E8D4490AB82C68D D7393AE82C98AD682B782E992B28DB82E646F63>

スライド 1

図表 2-1から 最も多い回答は 子どもが望む職業についてほしい (9%) であり 以下 職業に役立つ何らかの資格を取ってほしい (82.7%) 安定した職業についてほしい (82.3%) と続いていることが分かる これらの結果から 親が自分の子どもの職業に望むこととして 最も一般的な感じ方は何より

2017 年 2 月 27 日株式会社カカクコム 価格.com 生命保険 に関する調査結果を発表加入率は約 8 割 若年層ほど低い傾向 加入中の生命保険は終身タイプがトップ将来への不安?20 代の加入目的 老後保障 貯蓄 が他世代よりも高い結果に補償内容への理解度 十分理解できていない加入者が 53

2005 年ファイル交換ソフト利用実態調査結果の概要 2005 年 5 月 31 日 目次 調査方法...2 ファイル交換ソフトの利用者数の実態 ファイル交換ソフトの利用率とその変化 ファイル交換ソフトの利用者数とその変化...5 ファイル交換の実態 利用されてい

調査趣旨 概要 1 調査趣旨 テレビ 新聞といった従来型メディアと ソーシャルメディア等のインターネット上のメディアの双方について 利用時間と利用時間帯 利用目的 信頼度等を調査 調査概要 訪問留置調査 ( 全国 125 地点 ランダムロケーションクォータサンプリングにより抽出 ) 13 歳から 6

資料1 団体ヒアリング資料(ベネッセ教育総合研究所)

質問 年 ご自身の 1 年に何点をつけますか?(100 点満点 )( 回答者数 :9,493 名 ) 質問 を回答した方への質問 最もウエイトを占める要素は何ですか? ( 回答者数 :9,493 名 ) 質問 を回答した方への質問 昨年と比較して点数

6地域報告書用クロス表2.xls

資料 1( 参考 ) 口コミサイト インフルエンサーマーケティングに関するアンケート結果 2018 年 9 月 19 日

求人サイト利用についての自主調査 雇用形態や制度の変化が急激に進む中 求人産業が大きく成長し 求人サイトの利用が高まっています 正社員 派遣 アルバイトといった雇用形態によって 求人サイトの利用状況や サイトに期待される機能は異なっているのでしょうか また 求職者はモバイルサイトと PC サイトをど

PowerPoint プレゼンテーション

(資料6)スポーツ庁制作動画プロモーションの進捗状況について

9月23日は不動産の日 「 不 動 産 の 日 ア ン ケ ー ト 」  - 不動産に関する意識調査結果 -

PCでネット動画を見る人は5 割を超え、携帯/スマホでも2 割を超える

スライド 1

調査レポート

Microsoft Word - 調査報告_ doc

質問 1 企業 団体にお勤めの方への質問 あなたの職場では定年は何歳ですか?( 回答者数 :3,741 名 ) 定年は 60 歳 と回答した方が 63.9% と最も多かった 従業員数の少ない職場ほど 定年は 65 歳 70 歳 と回答した方の割合が多く シニア活用 が進んでいる 定年の年齢 < 従業

< 印象 評価 > 新聞は 知的である 民放テレビは 親しみやすい 〇各メディアの印象 評価 ( 上位 5 項目 / 複数回答 n=3,845) 新聞 雑誌 社会に対する影響力がある 44.3 イメージがわかない 評価できない 25.1 知的である 42.2 楽しい 23.4 安心できる 35.0

2 調査結果 (1) 教科に関する調査結果 全体の平均正答率では, 小 5, 中 2の全ての教科で 全国的期待値 ( 参考値 ) ( 以下 全国値 という ) との5ポイント以上の有意差は見られなかった 基礎 基本 については,5ポイント以上の有意差は見られなかったものの, 小 5 中 2ともに,

金融商品についての調査

<4D F736F F D F838B837E E A838A815B83588DC58F4994C52E646F6378>

各位

平成 18 年 1 月 デジタル アドバタイジング コンソーシアム株式会社 インターネット動画広告の効果を 複数の動画配信サービスにおいて本格検証! テレビ CM とインターネット動画広告の組み合わせで 15.1% 認知が向上 インターネット動画広告のみでも 12.4% の認知を獲得 など インター

質問 今年のクリスマスについて 予算は全て 人当たり 今年のクリスマス イブは火曜日ですが ご自身のクリスマスは何日に行いますか? ( 回答者数 :,4 名 ) 全体では クリスマス イブ の 4 日 という人が一番多く (7.6%) 日 ( 日 ) (0.8%) 3 日 ( 祝 月 ) (0.%)

<4D F736F F D20838C837C815B83675F89C68C7682C98AD682B782E992B28DB E342E646F63>

歯科医院企画提案書

表紙(A4)

NRCレポート

問 2-1. 同伴者対象者 選択肢 11 人旅 2 家族旅行 3 友人 知人との旅行 4 団体旅行 ( 職場 地域 ) 誰と来たか n = 487 一人旅 7.0 ( 職場 地域 ) 15.4 家族旅行 40.5 友人 知人 37.2 家族旅行が 39% で最も多く 次いで友人 知人が 35.8%

結果の要約 2 日本リサーチセンター (RC) では 全国 歳男 1,200 を対象に 訪問留置のオムニバス調査 (OS) を 毎 定期的に実施しております 本レポートは OS を利 した 主調査 テレビ視聴について の紹介です 主な結果は以下の通りです 1 テレビは依然として 各メディ

(4) 市からのお知らせについて 西宮市では 市民のみなさまに市政への理解と関心を深めていただき また市民サービスを円滑に利用していただくために 広報紙や放送 ホームページなどさまざまな媒体により 市政情報をお届けしています 市民のみなさまのご意見をいただき 利用しやすく わかりやすい情報提供となり

市からのお知らせについて 市からのお知らせについて 西宮市では 市民のみなさまに市政への理解と関心を深めてもらうために 市政ニュー スやホームページなどさまざまな媒体を活用して情報発信をしています みなさまからい ただいたご意見を踏まえ より効果的で分かりやすい情報提供に努めてまいります 問 22

<81798A6D92E8817A F925093C682C6834E838D83582E786C7378>

子供・若者の意識に関する調査(平成28年度)

平成22年度

<4D F736F F D FEE95F1925B B28DB881408A FDA8DD A >

<4D F736F F D A834182CC49548FEE95F1925B969682C98AD682B782E B836792B28DB88C8B89CA F E646F63>

目次 1. 研究背景 2. 研究目的 3. データ概要 4. 研究内容 5. 分析結果 5-1. 基礎集計 5-2. アソシエーション分析 5-3. クラスター分析 6. まとめ 考察 7. 提案 8. 今後の課題 = 参考文献 = =Appendix= VMS 学生研究奨励賞 2

第 11 回 メディアに関する全国世論調査 (2018 年 ) 公益財団法人新聞通信調査会

(Microsoft PowerPoint - \201y\222\371\220\ \201z\220A\227\3215\222e\203\214\203|\201[\203g.ppt)

Microsoft PowerPoint SDBC広報調査リリースv8hp用.pptx

行動につながる口コミとそうではない口コミの違いは一体何なのか?

ホームページ掲載資料 平成 30 年度 全国学力 学習状況調査結果 ( 上尾市立小 中学校概要 ) 平成 30 年 4 月 17 日実施 上尾市教育委員会

総務省 放送事業の基盤強化に関する検討分科会 資料 4-4 ラジオ受信機 聴取状況に関するアンケート調査結果 ( 速報版 ) 2019 年 3 月 27 日 Copyright (C) Mitsubishi Research Institute, Inc. 本資料は 総務省からの ( 平成 30 年

PowerPoint プレゼンテーション

<4D F736F F F696E74202D208F9790AB82CC94FC976588D38EAF82C68D7393AE82C98AD682B782E9837D815B F B835E E838A836A E D >

夫婦間でスケジューラーを利用した男性は 家事 育児に取り組む意識 家事 育児を分担する意識 などに対し 利用前から変化が起こることがわかりました 夫婦間でスケジューラーを利用すると 夫婦間のコミュニケーション が改善され 幸福度も向上する 夫婦間でスケジューラーを利用している男女は 非利用と比較して

3. 京都府へ来た旅行者の総合的満足度 京都府への旅行者で 満足度が全国平均より高くなっている項目は 食 特産品 大人が楽し めるスポット ホスピタリティ となっている 資料 : じゃらん旅行調査 4. 京都府全域と宇治市の観光入込客の推移 京都府全域と宇治市の観光入込客数の推移をみると 京都府 宇

2008 年 1 月 11 日 株式会社エルゴ ブレインズ ポイントオン株式会社 自主学習時間は 1 日平均 4 時間以上 ~ 高校 3 年から塾 予備校に通い始めた追い込み組 ~ 株式会社エルゴ ブレインズ ( 本社 : 東京都港区 代表取締役最高経営責任者 CEO: 宮田徹 証 券コード :43

リスモン調べ 第4回 離婚したくなる亭主の仕事

man2

2

<4D F736F F D E815B836C F898B89914F95D C5816A>

Microsoft Word - Notes②10.04月(宮木)最終.doc

自主調査レポート

「Debate in Portuguese《というイベントのアンケートの結果

<93648EA A837E B816989AA8E A B83678F578C762E786C7378>

スライド 1

Microsoft Word - プレス091117MDRI _1_

<4D F736F F F696E74202D E815B836C AE89E6947A904D B C98AD682B782E9837D815B F B835E2E707074>

論文題目 大学生のお金に対する信念が家計管理と社会参加に果たす役割 氏名 渡辺伸子 論文概要本論文では, お金に対する態度の中でも認知的な面での個人差を お金に対する信念 と呼び, お金に対する信念が家計管理および社会参加の領域でどのような役割を果たしているか明らかにすることを目指した つまり, お

稲沢市の観光に関するインターネット調査調査項目 未定稿 1 回答者の属性 Q1 あなたの性別 1 男性 2 女性 1 つだけ選択 Q2 あなたの年齢 1 10 歳代 2 20 歳代 3 30 歳代 4 40 歳代 5 50 歳代 6 60 歳以上 1 つだけ選択 Q3 あなたの職業 1つだけ選択 1

3.HWIS におけるサービスの拡充 HWISにおいては 平成 15 年度のサービス開始以降 主にハローワーク求人情報の提供を行っている 全国のハローワークで受理した求人情報のうち 求人者からインターネット公開希望があったものを HWIS に公開しているが 公開求人割合は年々増加しており 平成 27

前問で 知っているが使っていない と回答した方に 今後格安スマホを利用したいと思うかについて聞いたところ 利用したい ( とても利用したい + どちらかというと利用したい ) は合わせて 33.3% 利用したくない( 全く利用したくない + どちらかというと利用したくない ) の合計が 32.% と

年齢別では 10 才代では 知っている人は 40.0% であるのに対し 30 才代以上では 7 割以上の人が 知っていると回答しています 図表 3 おおきな地震が起きると考えられていることを知っているか ( 年齢別 ) 10 才代 (N=10) 40.0% 50.0% 10.0% 20 才代 (N=

 

婚活実態調査2016『婚活サービス』は、今や結婚に向けた有効な手段に!

目次 P. 1 調査の概要 P 年を振り返って P 年の展望 P 備えが必要 ( 経済的に不安 ) と感じること P 今 一番買いたいもの P お金の支払いをする際の決済方法 P 資産運用について

結果の要約 2 NRC レポート 全国 才男 1,200 名を対象に 2016 年 2 に パソコン スマートフォンなどの情報機器 の調査を実施しました 本調査はインターネット調査ではなく 調査員による訪問留置法で実施しており パソコンやインターネットを利 していない も対象に含まれてい

5. 注目競技ランキングは 1 位 水泳 ( 競泳 ) 2 位 サッカー ( 女子 ) 3 位 サッカー ( 男子 ) 注目度の高い競技ランキングは 1 位 水泳 ( 競泳 ) (53.7%) 2 位 サッカー ( 女子 ) (52.3%) 3 位 サッカー ( 男子 ) (46.8%) 4 位 マ

1 消費者庁に対する認知度 消費者庁 の認知度を性別でみると 男性の認知度が 80.1% に対し女性は 72.1% と 男性の認知度の方が女性よりも高くなっている 年代別では 40 代の認知度が 8% と他の年代の中ではもっとも高くなっている 一方 70 歳以上の認知度は 58.9% と他の年代の中

「いい夫婦の日」アンケート結果2011

PowerPoint プレゼンテーション

各質問項目の単純集計結果 設問 1. 性別 男性 女性 無回答 設問 2. 年齢 合計 ( 改 3) 代 代 代 代 代 1767

Transcription:

8 章情報領域と情報源

78

8 章情報領域と情報源 本論では 情報領域による情報源に関して分析を行った 質問では 大きく ニュース 領域と 趣味 関心事 の二つの領域に分け それぞれ 6 領域にわけ情報源について質問した 8.1 節においては 6 つの ニュース 領域におけるそれぞれの情報源について分析し 内容をまとめる 8.1 ニュース 領域とその情報源 8.1.1 既存メディアの優勢 ニュース 領域においては 政治ニュース 社会ニュース 経済 ビジネスニュース 国際ニュース スポーツニュース 天気予報 の 6 つについて それぞれの情報源について いくつでも回答してもらった 図 8.1.1 で示されているように 6 つのすべての ニュース 領域における ニュース 情報源として テレビが最も有力な情報入手メディアであることが示された 政治ニュース に関しては 91.0% 社会ニュース に 92.5% 経済 ビジネスニュース に 70.5% 国際ニュース に 83.5% スポーツニュース に 87.2% 天気予報 に 95.3% がテレビを通じて情報を入手していると答えた 経済 ビジネスニュース を除けば 約 80% 以上の人が ニュース情報源としてテレビを活用 1 ニュースの情報源 10 8 91.0 92.5 61.5 63.5 70.5 83.5 48.5 48.4 87.2 55.0 95.3 43.2 10.8 13.9 11.6 13.2 10.1 8.6 9.3 10.3 11.1 7.5 9.5 政治ニュース 社会ニュース 経済 ビジネスニュース テレビ 91.0 92.5 70.5 83.5 87.2 95.3 新聞 61.5 63.5 48.5 48.4 55.0 43.2 ラジオ 18.8 20.8 12.3 13.0 15.9 19.9 パソコンウェブ サイト 10.8 11.6 10.1 9.3 10.3 13.2 友人 家族 12.1 13.9 8.6 7.5 11.1 9.5 雑誌 7.0 7.9 6.8 4.5 6.8 0.5 本 2.0 1.5 3.1 1.4 1.8 0.1 パンフレット チラシなど 0.7 0.7 0.7 0.3 0.5 0.1 携帯サイト 0.9 0.9 0.6 0.6 1.9 6.5 必要としない 5.2 2.7 19.2 11.1 7.3 0.8 図 8.1.1 ニュース情報源 ( 全体 ) 国際ニューススポーツニュース天気予報 していることが明らかになった 依然として テレビは最も有力なニュース情報源として機能し 79

ているようである テレビの次にニュース情報源として利用されているメディアは 新聞であった 特に 政治ニュース と 社会ニュース に関しては 60% 以上の人が新聞を通してニュースを入手していた 社会ニュース が 63.5% 政治ニュース 61.5% スポーツニュース 55.0% 経済 ビジネスニュース 48.5% 国際ニュース 48.4% 天気予報 43.2% の順であった 新聞の次にニュース情報源として活用されているメディアは ラジオであることが示された テレビや新聞と同じく 社会ニュース が最も比率が高く 20.8% 次が 天気予報 で 19.9% 以下 政治ニュース 18.8% スポーツニュース 15.9% 国際ニュース 13.0% 経済 ビジネスニュース 12.3% の順であった パソコンのウェブサイトや携帯電話の情報サイトなど新たな情報源が登場してはいるが 依然として ニュース 領域の情報源として テレビ 新聞 ラジオという 3 大既存メディアの役割が大きい様子が伺えた テレビや新聞 ラジオは それぞれ歴史は異なるものの 長い間人々の 日常習慣 のようなメディアとして位置づけられ ニュース情報源として有力な役割を果たしている 次に パソコンウェブ サイトにおいて 政治ニュース に関する情報を得ている人は 10.8% 社会ニュース 11.6% 経済 ビジネスニュース 10.1% 国際ニュース 9.3% スポーツニュース 10.3% 天気予報 13.2% と示された PC インターネット利用者と非利用者がどの領域においてどの情報源から情報を得ているのか については 8.1.3 節において詳しく分析する なお 携帯サイトの場合 政治ニュース 社会ニュース 経済 ビジネスニュース 国際ニュース においては 1% にも満たない結果が見られ 携帯電話の情報サイトで このようなハード系ニュースはほとんど利用されていない結果が示された 8.2 政治ニュース に関する情報源ここでは 政治ニュース に関して 性別 年齢別 学歴別による情報源の相違について分析する 8.2.1 性別に見る 政治ニュース の情報源まず 性別による 政治ニュース の情報源を分析した結果を図 8.2.1 にて示した 男性において テレビを通して 政治ニュース を得ていると答えた人は 91.2% 女性は 90.8% で 性別間の差は見られなかった 男女共に 90% の人々がテレビを通して 政治ニュース を入手している結果が示され テレビは性別に関係無く広く利用されるメディアであることが分かる しかし 新聞 ラジオ パソコンウェブ サイト 雑誌 本においては 男性の方が女性より有意に 政治ニュース に関する情報を得ている結果が示された 一方 友人 家族を通して 政治ニュース を得ているのは 男性より女性の方が有意に多い結果が示された 80

政治ニュース 10 9 91.2 90.8 8 7 5 68.1 55.8 3 1 24.7 13.8 テレビ新聞 *** ラジオ ** 14.8 7.5 パソコンウェブ サイト *** 9.5 4.9 3.2 1.0 0.8 0.7 パンフレッ 1.1 0.7 雑誌 *** 本 *** ト チラシ 携帯サイト など 男性 91.2 68.1 24.7 14.8 9.5 3.2 0.8 1.1 10.1 4.4 女性 90.8 55.8 13.8 7.5 4.9 1.0 0.7 0.7 13.8 5.8 13.8 10.1 友人 家族 * 4.4 5.8 必要としない 男性 女性 図 8.2.1 性別にみた 政治ニュース の情報源 8.2.2 年代別にみる 政治ニュース の情報源 次は 年齢別でみた 政治ニュース の情報源を比較した結果を図 8.2.2 に示した テレビを通して 政治ニュース 情報を得ていると答えた人は 60 年代で最も多く 96.2% 次が 40 代で 95.3% 50 代が 94.1% 以下 20 代 89.9% 30 代 88.4% 10 代 73.2% の順であり 長年齢層ほど高くなる傾向が見られた 新聞を通じて 政治ニュース を得ていると答えた人の比率は テレビと似た傾向が見られたが 30 代以下の若年層と 40 代以上の年齢層との差が大きい 40 代以上において 40 代が 72.8% 50 代 74.% 60 代 76.9% で 70% を超えていたのに対し 10 代 26.8% 20 代 36.1% 30 代 54.8% とより低い結果が示された このように 政治ニュース に関する情報を得るメディアとして 高年齢層ほど比率が高くなるメディアは テレビ 新聞以外に ラジオ 雑誌 本などがある 高年齢層と比べ 若年層の方が政治への関心や政治参加度が低いことを考慮するのであれば メディアにおける 政治ニュース への欲求が低くなるのも当然なのかもしれない しかし 新聞やラジオ 本は テレビと比べ 若年層と高年齢層の差が大きく 隔たりの幅が比較的大きい 言い換えれば 若年層は高年齢層に比べ 政治に関する情報においてテレビの影響が他メディアと比べ相対的に大きい可能性がある 一方 パソコンウェブ サイトの場合 20 代から 40 代が 10% を越え 30 代が 18.6% で最も高く 20 代が 16.3% 40 代が 14.3% を示したのに対し 10 代 50 代 60 代は 10% に満たない比率が示された 10 代を除いては概して パソコンウェブ サイトを通じて 政治ニュース 情報を得ているのは 高年齢層より若年層である 81

政治ニュース 情報源 10 9 8 7 5 96.2 94.1 89.9 88.4 73.2 76.9 72.8 74.5 54.8 36.1 3 1 26.8 テレビ *** 新聞 *** ラジオ *** 24.4 25.5 22.5 18.6 18.4 16.3 17.1 12.8 14.3 14.4 15.9 14.1 10.8 12.2 8.4 8.87.9 9.9 8.6 6.6 2.9 4.3 4.0 5.8 6.0 4.0 1.0 1.41.8 1.31.1 0.9 2.82.74.0 0.5 0.5 0.82.3 1.3 パソコンウェブ サイト *** 雑誌 *** 携帯情報サイト 10 代 73.2 26.8 2.9 4.3 1.0 1.4 14.4 22.5 20 代 89.9 36.1 12.8 16.3 4.0 1.8 0.9 15.9 6.6 30 代 88.4 54.8 18.6 17.1 5.8 1.3 0.5 14.1 6.0 40 代 95.3 72.8 18.4 14.3 8.8 1.1 2.8 9.9 0.8 50 代 94.1 74.5 24.4 8.4 7.9 0.5 2.7 12.2 2.3 60 代 96.2 76.9 25.5 4.0 10.8 4.0 8.6 1.3 本 ** 友人 家族 必要としない *** 図 8.2.2 年齢別にみた 政治ニュース の情報源 8.2.3 学歴別にみる 政治ニュース の情報源 政治ニュース の情報源について 学歴によっては如何なる違いがあるだろうか 全体的傾向で言えば 新聞 ラジオ パソコンウェブ インターネット 雑誌 携帯サイト 本において 学歴が高いほどよく情報を得ている傾向が見られる 例えば 新聞の場合 学歴が高くなるほど 新聞情報の依存度が高くなる傾向がきれいに見られる ラジオや雑誌 パソコン ウェブ サイトにおいても似た傾向が示された 特に パソコン ウェブサイトの場合 中 高校生 ( 卒 ) より大学 大学院生 ( 卒 ) の人の差が 7 倍から 10 倍に至っていた パソコン インターネット上における 政治ニュース への接触には 学歴が大きく影響していることが示された 一方 テレビの場合 大学院生 ( 卒 ) が 87.0% で最も低く 高校生 ( 卒 )91.6% 短大 高専 旧制高校生 ( 卒 )92.5% 大学生( 卒 )93.6% と 学歴によるリニアな関係性は見られない さらに 学歴による相違もさほど大きくない結果が示された 82

政治ニュース 情報源 10 9 8 7 82.3 91.6 92.5 63.1 59.4 74.6 5 44.6 3 1 テレビ *** 新聞 *** 14.7 21.1 18.7 19.1 ラジオ 13.8 24.2 6.2 5.76.3 3.0 3.9 パソコンウェブ サイト 12.7 3.8 0.9 1.71.6 0.90.6 1.8 1.3 8.7 19.7 11.5 9.9 中学校 82.3 44.6 14.7 3.0 3.9 0.9 1.3 8.7 14.3 高校 91.6 59.4 18.7 6.2 5.7 0.6 1.7 11.5 5.2 短大 高専 旧制高校 92.5 63.1 19.1 13.8 6.3 0.9 1.6 19.7 2.8 大学 93.6 74.6 21.1 24.2 12.7 1.8 3.8 9.9 1.5 大学院 87.0 78.3 21.7 34.8 13.0 8.7 雑誌 *** 携帯情報サイト 本 友人 家族 *** 14.3 5.2 2.81.5 必要としない *** 図 8.2.3 学歴別にみた 政治ニュース の情報源 8.3 趣味 関心事 領域とその情報源 次は 趣味 関心事 に関する情報に関する情報源について概観する 本調査では 趣味 関心事 領域として 旅行 観光 ショッピング 健康 医療関連 テレビ番組情報 コンサート情報 グルメ情報 について それぞれの情報源について質問した 8.1 章で示した ニュース 情報源がその領域に関わらず テレビ依存度が最も高く 新聞やラジオといった従来のメディアによる情報取得が目立っていたのに対し 趣味 関心事 領域においてはその内容によって依存する情報源がそれぞれ異なっている傾向が見られた 旅行 観光 領域に関しては テレビより雑誌の方が高い比率を占めており 雑誌が 36.5% テレビが 35.0% であった パンフレット チラシがついで 27.0% 以下 新聞 20.2% パソコンサイトが 18.4% 友人 家族からが 17.7% の順であった ショッピング に関する情報源は 旅行 観光 領域と似た傾向が示され 雑誌 テレビ パンフレッド チラシ 新聞 パソコンウェブ サイトの順であった 健康 医療関連 の情報に関しては テレビが最も強力なメディアであり 47.8% 次が新聞で 27.8% 友人 家族が 21.1% 雑誌が 19.7% パソコンウェブ サイトが 12.2% などを占めており 既存メディアへの依存度が高い傾向が示された 83

趣味 関心事に関する情報源 8 7 69.2 5 3 1 35.0 36.5 20.2 31.0 32.4 21.6 47.8 27.8 19.7 3.1 3.6 4.2 43.3 11.5 1.6 34.4 21.3 18.1 旅行 観光ショッピング健康 医療関連テレビ番組情報コンサート情報グルメ情報 テレビ 35.0 31.0 47.8 43.3 34.4 45.2 新聞 20.2 21.6 27.8 69.2 21.3 14.7 雑誌 36.5 32.4 19.7 11.5 18.1 33.3 パソコンウェブ サイト 18.4 17.5 11.3 6.5 12.2 11.7 友人 家族 17.7 20.7 21.2 9.7 17.9 21.9 本 16.4 8.0 16.3 2.3 3.6 10.5 パンフレット チラシなど 27.0 30.7 5.5 1.2 10.8 14.2 ラジオ 3.1 3.6 4.2 1.6 8.6 2.6 携帯サイト 1.7 2.9 0.6 1.3 3.6 1.7 必要としない 17.6 18.6 6.7 31.8 27.6 図 8.3.1 趣味 関心事 に関する情報源 ( 全体 ) 8.6 45.2 33.3 14.7 2.6 8.4 インターネット利用者の情報源 8.4.1 PC インターネット利用者の情報領域と情報源としてインターネット サイト 8.1 章において 人々は 様々な領域における ニュース 領域の情報を主に テレビ 新聞 ラジオといった従来ながらの既存メディアによって入手している傾向があることを示した それでは PC インターネット利用者は 非利用者と比べ どの領域の情報をどのような情報源を通して得ているのか さらに インターネット利用者はウェブサイト上でどのような情報を得ているだろうか 図 8.4.1 は PC インターネット利用者が 様々な領域において PC インターネット サイトを通じてはどれほど情報を得ているのか を分析した結果を示したものである まず インターネット利用者がインターネットサイトで 最もよく得ている情報領域は 旅行 観光 で 42.6% 次が ショッピング 41.1% であった 一方 ニュース 領域においては 天気予報 を除けば 他の ニュース 領域において約 20% 台の比率が示された 図 8.4.2 には インターネット利用者と全体の数値を比較し 図示した インターネット利用者で サイトを通じて政治ニュースを得ていると答えた比率が 26.6% 社会ニュース 28.3% 経済 ビジネスニュース 24.1% 国際ニュース 22.1% スポーツニュース 24.8% 天気予報 32.6% であった 84

PC インターネット利用者の情報領域とパソコン インターネットサイト利用 0 10 20 30 40 50 政治ニュース社会ニュース経済 ビジネスニュース国際ニューススポーツニュース天気予報 < 趣味 関心事領域 > 旅行 観光ショッピング健康 医療関連テレビ番組情報コンサート情報グルメ情報 15.9 26.6 28.3 24.1 22.1 24.8 26.4 28.1 27.8 32.6 42.6 41.1 グルメ情報 コンサート情 テレビ番組情 健康 医療 ショッピング 旅行 観光 < 趣味 関心 天気予報 PCインターネット利用者のみ 27.8 28.1 15.9 26.4 41.1 42.6 32.6 24.8 22.1 24.1 28.3 26.6 PC インターネット利用者のみ スポーツ 国際ニュース 経済 ビジ 社会ニュース 政治ニュース 図 8.4.1 パソコン インターネットサイトによる情報領域 (PC インターネット利用者のみ ) 次の図 8.4.2 は インターネット利用者と非利用者両方を合わせた 全体 とインターネット利用者のみによる情報領域と情報源を比較したものである 45 40 35 30 25 20 15 10 5 0 政治ニュース 26.6 28.3 10.8 11.6 社会ニュース 経済 ビジ 24.1 22.1 10.1 9.3 国際ニュース スポーツ 24.8 10.3 天気予報 32.6 13.2 < 趣味 関心 旅行 観光 42.6 18.4 41.1 17.5 26.4 11.3 15.9 6.5 28.1 27.8 12.2 11.7 PC インターネット利用者のみ 26.6 28.3 24.1 22.1 24.8 32.6 42.6 41.1 26.4 15.9 28.1 27.8 全体 10.8 11.6 10.1 9.3 10.3 13.2 18.4 17.5 11.3 6.5 12.2 11.7 ショッピング 健康 医療 テレビ番組情 コンサート情 グルメ情報 PC インターネット利用者のみ 全体 図 8.4.2 PC インターネット利用者のインターネット サイト利用度 8.4.2 PC インターネット利用者と非利用者の情報欲求比較 本調査においては 12 個のすべての領域において その種の情報を必要としない場合は 必要としない に回答してもらった 図 8.4.3 は 12 領域において その種の情報を必要としない と答えた人をインターネット利用者と非利用者に分けて分析した結果である 85

その結果 概して インターネット非利用者の方が 利用者よりその種の情報を 必要としない と答える比率が高い つまり インターネット利用者は非利用者に比べ 様々な領域における情報を必要とし 積極的に入手しようとしている人であることが示唆された なお インターネット利用者が非利用者と比べ その種の情報を 必要としない と答えた比率が高い領域は 健康 医療関連 情報のみであった その種の情報を必要としない 35.0 3 25.0 24.8 25.2 15.0 1 5.0 3.0 政治ニュース 1.7 社会ニュース 経済 ビジネス 11.8 国際ニュース 6.1 6.6 スポーツ 天気予報 利用者 ( 必要としない ) 3.0 1.7 11.8 6.1 6.6 0.9 16.8 13.3 19.4 6.0 24.8 25.2 非利用者 ( 必要としない ) 6.8 3.4 24.2 14.6 8.0 0.9 22.2 20.8 18.4 7.2 36.9 29.4 0.9 < 趣味 関心領 旅行 観光 16.8 13.3 健康 ショッ医療ピング関連 19.4 テレビ番組情報 6.0 コングルメサート情報情報 図 8.4.3 趣味 関心事 領域と情報源 -PC インターネット利用者 非利用者の比較 8.4.3 PC インターネット利用者と非利用者の ニュース 領域の情報源 それでは PC インターネット利用者と非利用者は 他のメディアによる情報入手においてどのような相違が存在しているだろうか インターネットという情報源を持っている人とそうでない人の ニュース 情報源としての他メディア利用を比較した結果を図 8.4.4 に示した すべての ニュース 領域において PC インターネット利用者の方が 非利用者より ニュース 情報源として テレビ 新聞 ラジオの既存メディア利用度がより高い結果が示された インターネットを利用する人は 既存メディアによる ニュース 入手においても より積極的な人である 言い換えれば もともとテレビや新聞 ラジオなど既存メディアによる ニュース 情報入手に積極的である層はインターネットも ニュース 情報入手源として積極的に活用していることであろう このことは ニュース 情報領域におけるインターネットと他メディアとの関係が 補完関係 であることを示唆する 86

100 テレビ93.3 93.8 88.3 88.2 94.5 80 78.6 60 新聞 65.4 66.4 57 55 57.3 40 44.2 20 ラジオ 22.2 24.2 15.6 16 18.8 22.7 0 政治ニュース 社会ニュース 経済 ビジネスニュース 国際ニューススポーツニュース天気予報 PC インターネット利用者 93.3 93.8 78.6 88.3 88.2 94.5 PC インターネット非利用者 89.1 91.5 64.9 80 86.6 95.8 PC インターネット利用者 65.4 66.4 57 55 57.3 44.2 PC インターネット非利用者 58.8 61.6 42.8 43.9 53.4 42.6 PC インターネット利用者 22.2 24.2 15.6 16 18.8 22.7 PC インターネット非利用者 16.6 18.6 10 11 14 18.2 図 8.4.4 ニュース 領域と情報源 -PC インターネット利用者 非利用者の比較 8.4.4 PC インターネット利用者と非利用者の 趣味 関心事 領域の情報源 趣味 関心事 領域に関しては 図 8.4.5 で示したとおり 概してインターネット利用者の方が非利用者に比べ 雑誌以外の他メディアによる情報入手度はより低い傾向が見られた 図 8.4.5 で示したとおり インターネット利用者は非利用者と比べ 雑誌を 趣味 関心事 領域の情報源としてより積極的に活用していることが明らかであった 例えば 旅行 観光 ショッピング 健康 医療 関連情報 テレビ番組情報 コンサート情報 グルメ情報 のすべての領域に関してそういった傾向が見られたのである しかし テレビ 新聞 ラジオにおいては インターネット利用者と非利用者の相違は一概に言える傾向は見当たらず 例えば 旅行 観光 健康 医療 情報に関しては インターネット利用者は非利用者より テレビ 新聞 ラジオの活用度が比較的低い傾向が グルメ コンサート 情報に関しては逆の傾向が見られたのである ニュース 領域は 日常習慣のメディア( テレビ 新聞 ラジオ 周りの人 ) によって受動的に入手される傾向が強く さらに 情報量に関して言えば 口コミやうわさを除けば マスコミから流れる情報は一定の量でおさまる傾向が強い 一方 趣味 関心事 領域 特に 本調査にて言及した 旅行 観光 ショッピング 健康 医療 コンサート グルメ 情報などは 個々人の欲求水準に相違があり 関心の高い人は自分の必要に沿って能動的かつ積極的情報入手が求められる さらに 情報の内容や量においてもメディアによって差が大きい 例えば インターネットの場合 既存メディアと比べ 検索性が極めて高く 情報量も格段に上回っているため 趣味 関心事 領域の情報源として最適な場を提供しており 実際 旅行 観光 ショッピング の情報源としての機能が大きいことがしめされた ( 図 8.4.1 参照 ) また 雑誌の場合 インターネットと似た傾向があり 特定の要求によって専門雑誌が存在し 個人の能動的情報入手に役立っている つまり インターネット利用者は 上述したとおり 情報欲求の高い人で さらに 情報量 情報質及び専門性にこだわる人である可能性が高く こういった条件を満足させてくれる雑誌を情報源として 活用する傾向が高いと予想される そういった意味 87

で 趣味 関心事 領域におけるインターネット利用は テレビなどのマス メディア系やチラシ パンプレットのような情報量の制限度が極めて高い情報源は インターネットによって代替される可能性があると思われる 7 7 5 3 1 テレビ 32.7 30.5 44.7 26.7 新聞 21.3 20.7 16.2 13.9 10.3 ラジオ 2.9 4.1 3.8 1.9 2.6 旅行 観光ショッピング健康 医療関連テレビ番組情報コンサート情報グルメ情報 PCインターネット利用者 32.7 30.5 44.7 43.4 36.5 45.8 PCインターネット非利用者 36.4 30.9 49.7 42.7 32.5 44.4 PCインターネット利用者 2.9 4.1 3.8 1.9 10.3 2.6 PCインターネット非利用者 3.3 3.3 4.4 1.4 7.4 2.6 PCインターネット利用者 16.2 21.3 26.7 7 20.7 13.9 PCインターネット非利用者 23.0 21.8 28.9 69.0 21.6 15.1 図 8.4.5 趣味 関心事 領域と情報源-PC インターネット利用者 / 非利用者比較 : テレビ / 新聞 / ラジオ活用度比較 43.4 36.5 45.8 5 54.4 パンプレット チラシ 45.6 3 雑誌 39.4 37.3 31.4 29.3 37.5 30.6 1 旅行 観光 ショッピング 21.3 18.8 6.2 健康 医療関連 15.3 1.7 テレビ番組情報 22.1 11.7 コンサート情報 PC インターネット利用者 39.4 37.3 21.3 15.3 22.1 37.5 PC インターネット非利用者 34.6 29.3 18.8 8.7 15.4 30.6 PC インターネット利用者 45.6 31.4 6.2 1.7 11.7 15.0 PC インターネット非利用者 54.4 30.2 5.0 0.9 10.3 13.6 15.0 グルメ情報 図 8.4.6 趣味 関心事 領域と情報源-PC インターネット利用者 / 非利用者比較 : パンプレット チラシ / 雑誌活用度比較 88