第○学年○組 国語科学習指導案

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知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

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4 本単元と情報リテラシーの関わり 課題設定担任による 説明会におけるデモンストレーションを見ることを通して 本単元を貫く言語活動としての これぞ和の文化! おすすめの 和の文化 を調べて説明会を開こう を知り 見通しを持たせ学校司書による関連図書紹介を通して 和の文化への関心を高め 進んで調べよう

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問い1, 問い2のどちらも誤答した児童は, しかし や ~が というような逆説の接続詞の意味を読み取ることができずその前に書かれている内容を選択している また, 問い3では, 文章の一部を読んだだけで答えを選択している児童が多かった これらのことから, 本学級の児童は, 接続詞の意味をしっかりと捉え

(2) 児童観児童は1 年生 1 月に おはなしをつくろう で 昔話をもとにして 人物と出来事を考えて簡単に物語を書く学習を行っている また 2 年生の1 学期には じゅんじょよく書こう の学習で はじめ 中 おわり の構成を考え 自分の経験を伝える文章を書く学習をしてきている この学習を通して 順

第1学年国語科学習指導案

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H27 国語

Taro-【HP用】指導案.jtd

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7 児童の実態 書くこと に関わる活動では これまでに 読書生活について考えよう の単元において アンケートを作成して自分が知りたい情報を集め それを整理して表やグラフにして表すとともに 自分の考えや感想を交えて報告書の形に表す活動を行った また 新聞を作ろう の単元では 社会科の学習と関連して ご

国語科第 1 学年熊野町立熊野中学校指導者森島登紀子 単元名 根拠を明確にして書こう 本単元で育成する資質 能力 自ら考え判断する力, 読解力 情報収集能力 1 日 時平成 29 年 11 月 16 日 5 校時 2 場 所 1 年 3 組教室 3 学年 学級第 1 学年 3 組 (27 名男子 1

【授業 1】

価 がら読んでいる 語句には性質や役割の上で類別 規 文章を読んで考えたこ があることを理解している 準 とを発表し合い 一人 指示語や接続語が文と文との意 一人の感じ方につい 味のつながりに果たす役割を理 て 違いのあることに 解し 使っている 気付いている 学 登場人物の思いを想像し 時代の状況

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Taro-5年研究のまとめ

た, 導入で扱うイメージキャラクターについて, デザインやネーミングの意図, 理由について疑問や関心を持つことにより, より北広島町に興味を持つことが可能となる その他, 調べる際に新聞記事を利用することにより, 記事をスクラップすることができる 記録性 に優れ, 疑問を解決するための手立て, 情報

Microsoft Word - åł½èªžç§‚2å¹´2çµ—ã••ï¼™ã†¤ã†®ã†łã†¤ã‡†ã†—ã‡™ã†‘ã‡›ã†¹ã‡‹ã†ƒã••ã•„ã†µã‡“ã†Šã†“ã†¯ã•†ã†©ã‡fiㆪㆬㆮ㕓æ„⁄尔桋

書いたものを発表し合い 表現の仕方に着目して助言し合うこと 本単元では 経験したことや想像したことを基に俳句をつくり 互いに読み合う言語活動を行う 身近な情景や生活の中での出来事を捉え 俳句の特徴を生かした創作を行うことによって 言葉の調子やリズムに親しみ 凝縮した表現で捉える面白さや楽しさを味わわ

ことが大切である 本単元では, 児童にとってもっとも身近な存在である父親や児童が選んだ相手に手紙や暑中見舞いを出すことで, 気持ちを伝える学習ができるように工夫する この学習を通し, 障害児学級の児童の感情表現を豊かにし, 人とのかかわりを広げることにつながっていくと考える (4) 個に応じた支援に

第1学年国語科学習指導案

第1学年国語科学習指導案

Microsoft Word - 6年国語「パネルディスカッションをしよう」

5. 単元について本単元は,2 年生 1 学期に学習した ともこさんはどこかな から引き続いての 話す 聞く の学習である ともこさんはどこかな では, 大事なことを落とさずに話したり聞いたりできるようにすることをねらいとして学習してきた 本単元では, これに加えて互いの話をしっかり聞いてやり取りを

解答類型

Microsoft Word - 【提言2】④新聞70(最終).doc

第 5 学年 社会科学習指導案 1 単元名自動車をつくる工業 2 目標 我が国の自動車工業の様子に関心を持って意欲的に調べ, 働く人々の工夫や努力によって国民生活を支える我が国の工業生産の役割や発展について考えようとしている ( 社会的事象への関心 意欲 態度 ) 我が国の自動車工業について調べた事

<小学校 生活科>

2 単元の目標 暮らしの中の 和 と 洋 の違いに関心を持ち, くらしの中の和と洋なるほど新聞 を作るために, 目的に応じて引用したり要約したりしようとする 国語への関心 意欲 態度 目的に応じて, 中心となる語や文をとらえて段落相互の関係や事実と意見との関係を考え, 文章を読むことができる 読むこ

2 児童への事前調査 調 査 事 項 好き どちらかとどちらかというと好きいうと嫌い 嫌い Q1 国語の学習は, 好きですか Q2 説明文の学習は, 好きですか Q3 物語の学習は, 好きですか Q4 話し合う学習は, 好きですか Q

検印

平成23年度第2回学力向上対策会議協議資料  <遠野市立綾織小学校>

第 6 学年 1 組国語科学習指導案 単元名 : さすがプロ, ここがすごい!~ 自分の夢を追って ~ プロフェッショナルたち 男子 19 名女子 17 名計 36 名 単元について 指導者松本典子 本単元は, 小学校学習指導要領国語編第 5 学年及び第 6 学年, C 読むこと の言語活動例 ア伝

座標軸の入ったワークシートで整理して, 次の単元 もっとすばらしい自分へ~ 自分向上プロジェクト~ につなげていく 整理 分析 協同的な学習について児童がスクラップした新聞記事の人物や, 身近な地域の人を定期的に紹介し合う場を設けることで, 自分が知らなかった様々な かがやいている人 がいることを知

内容 児童 経験したことや調べたことから選んで話す 内容 ( 考え ) を分かりやすく話す はっきりした発音で声の大きさを考えて話す 丁寧な言葉を使って話す 相手の顔を見ながら話す 大事なこと

3 第 3 学年及び第 4 学年の評価規準 集団活動や生活への関心 意欲態度 集団の一員としての思考 判断 実践 学級の生活上の問題に関心 楽しい学級をつくるために を持ち 他の児童と協力して意 話し合い 自己の役割や集団と 欲的に集団活動に取り組もう してよりよい方法について考 としている え 判

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トコラージュ というメディアの形態を提案する 本単元では 説明文の 構成メモ をフォトコラージュの形でまとめる このことにより 資料を活用して説明文を書くことが容易になる フォトコラージュとは次に示すように 2 枚以上の写真と それに対する説明文を対応させた情報伝達の形式である 本学級では 社会科の

国語科学習指導案

社会科学習指導案

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

から抜粋 ) を用意する その中から自分の興味のある資料を選択させ 主体的に文章が書けるようにする その後 書き上げた文章が説得力のある文章であるか 友だち同士で読み比べたり 校内の先生方に読んでいただいたりしながら 自分の文章を評価してもらうようにする そのことにより 児童が文章を書き換えることで

算数科学習指導案 指導者中野智子 1 日時平成 30 年 10 月 19 日 ( 金 ) 第 6 校時 2 学年第 6 学年 1 組男子 12 名女子 9 名計 21 名 3 単元名資料の調べ方 4 単元について (1) 単元観本単元は, 小学校学習指導要領第 6 学年の内容 [D データの活用 ]

4. 題材の評価規準 題材の評価規準 については, B 日常の食事と調理の基礎 (2),(3), D 身近な消費生活 と環境 (1) の 評価規準に盛り込むべき事項 及び 評価規準の設定例 を参考に設定して いる 家庭生活への関心 意欲 態度 お弁当作りに関心をもち, おか 生活を創意工夫する能力

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

第1学年国語科学習指導案

平成 30 年 6 月 8 日 ( 金 ) 第 5 校時 尾道市立日比崎小学校第 4 学年 2 組外国語活動 指導者 HRT 東森 千晶 JTE 片山 奈弥津 単元名 好きな曜日は何かな? ~I like Mondays.~ 本単元で育成する資質 能力 コミュニケーション能力 主体性 本時のポイント

単元の目標 カレーライスを作ることに興味 関心をもち, 進んで活動する カレーライスの作り方を調べ, 作り方, 材料, 用具を発表することができる カレーライス作りの活動を通して, 食材を知ったり, 道具を使う仕事にふれたりして, 生活経験を豊かにする 人との関わりを通してコミュニケーション能力を身

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第 9 章 外国語 第 1 教科目標, 評価の観点及びその趣旨等 1 教科目標外国語を通じて, 言語や文化に対する理解を深め, 積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成を図り, 聞くこと, 話すこと, 読むこと, 書くことなどのコミュニケーション能力の基礎を養う 2 評価の観点及びその趣旨

るようにしていく 深く考える力教材文で述べられているロボットや, 図鑑や事典などで収集したロボットのそれぞれの違いやよさを比較するために, ベン図 を用いて視覚的に理解を促す また, 自分の既有のロボットについての認識と教材文を結び付けて考えさせることにより, ロボットのよさに気付かせていきたいが,

2 単元の目標 廿日市市 についての魅力を目的意識や相手意識を明確にして地域内外に発信することができる 自分たちの住む 廿日市市 に愛着をもつことができる 3 単元の評価規準 学習方法 自分自身 他者や社会 課題発見力 思考力 判断力 表現力 主体性 自らへの自信 対象と積極的にかかわる中で, 課題

6 指導計画 (7 時間扱い ) (1) 単元の 1: 字手紙 のねらいの確認と受取人決定指導計画 2: 手紙の基本知識の確認と書くことの内容の整理 3: 時候の挨拶作成 ひと文字練習と下書き 4: ひと文字練習と下書き 5: 相互評価 推敲 ( 本時 ) 6: 推敲および清書 7: 清書と宛名書き

(1)

総合第 3 学年福山市立千年小学校指導者山本康子 単元名 何もないとは言わせない!~ 千年の町のじまんをしよう ~ 本単元で育成する資質 能力 表現力主体性 積極性 思いやり自らへの自信 1 年間指導計画 月 千年の町をじまんしよう (70 時間 )

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第4学年  国語科学習指導案 

(Microsoft Word - \216O\214\264\216s\227\247 \216\205\215\350\217\2541.doc)

第 1 学年国語科学習指導案 日時 平成 27 年 11 月 11 日 ( 水 ) 授業 2 場所 八幡平市立西根中学校 1 年 2 組教室 学級 1 年 2 組 ( 男子 17 名女子 13 名計 30 名 ) 授業者佐々木朋子 1 単元名いにしえの心にふれる蓬莱の玉の枝 竹取物語 から 2 単元

1. 研究主題 学び方を身につけ, 見通しをもって意欲的に学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における算数科授業づくりを通して ~ 2. 主題設定の理由 本校では, 平成 22 年度から平成 24 年度までの3 年間, 生き生きと学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における授業づくり通して~ を研究主題に意欲的

第6学年1組 国語科学習指導案

伝わっていないと感じられたなら 繰り返し述べたり分かりやすく言い換えたりすればいいこ とも学ばせたい また 聞いて得た情報を整理して組み立てる段階 スピーチメモを作る段階 練習の段階 それぞれの段階で 互いに考えた内容を伝え合い 質問や助言などの意見の交流をすることでよりよいスピーチをめざしたい 発

第4学年算数科学習指導案

はっきした声であいさつ は高学年では少ないね < 資料 2 より > よい感想だけでなく 問題点も挙げている感想も多いね めあてを達成したとは言えないかもしれないね < 資料 3 より > あいさつ運動への意見が出されているね 4 つの意見が出されているね < 資料 1 2,3 より > 資料 2

指導観学習を進めるにあたって, 教師が宿泊体験学習に関する新聞記事を書き, 視覚化しておくことで, 児童に本単元の具体的なゴールイメージを持たせたい その際, 完成した新聞を廊下に掲示し, 全校のみんなに見てもらうことを伝え, 相手意識を持って学習に取り組もうとする意欲を持たせたい そして, 新聞は

1 学期末実施の初見の説明文 ( サクラソウとトラマルハナバチ ) についてのワークテスト ( ぶんけい ) の正答率は 以下のとおりである 正答率設問本教材とのつながり誤答部分点正答 1トラマルハナバチのどんなところが サクラソウに合っていますか 二つ書きましょう 2サクラソウとトラマルハナバチは

Microsoft Word - 第2学年 国語科「つづき話をプログラミングで表そう」研究指導案.docx

単元の学習を進めるに当たっては, 下記の5つの言語意識を明確にする 相手意識 学級の友達や家の人に 目的意識 動物の赤ちゃんの特徴を分かってもらうために 場面 状況意識 どうぶつの赤ちゃんずかん を作る 方法意識 どうぶつの赤ちゃん で読み取ったことをもとに, カードを作る 評価意識 動物の赤ちゃん

国語科学習指導案

第 5 学年国語科学習指導案 ( 東京書籍版 ) 1 本単元で付けたい力資料から必要な情報を引用して 自分の考えを記述する力 2 単元 ( 題材 ) 名 かきえもん への道 ~ よびかける文章を書こう の巻 ~ ( 資料を読んで考えたことを書こう 東京書籍 5 年上 ) 3 単元目標 資料を基に 興

第○学年 ○○科指導計画

4 評価規準関 絵から想像したことをもとに物語を書くことに関心をもち 進んで取り組もうとしている書 絵を見て想像を膨らませながら 場面の様子や人物について考えている 想像したことをもとに 事柄の順序に沿って話の構成を考えている 場面の様子がよく分かるように人物の行動や会話のつながりを考えて物語を書い

4. 単元の実際 習得 (1) 三部構成のモデル文 ゲームなんてやめなさい を提示し 子どもの意識とのズレを生む 実践を行った4 年生のクラス 38 名全員が何らかのゲームをもっていることを確認し 子どもがゲームについて感じている楽しさを十分掘り起こす その上で はじめ なか おわり の形式で書かれ

し, 定期的に評価することで 自己の考え を自覚する場面を意図的に設定している 本教材の学習においては, 様々な情報の中から必要な情報を取り出し, 整理 分析し, それに基づいた自分の考えを表現する活動を通して, 自己の考えの深まりや広がり を実感させることによって, 課題改善につなげたいと考えてい

6. 単元の展開 ( 全 6 間 ) 学習活動 単元の見通しを持つ 2. 学習計画を立てる 3. 本文を読み, 感想を書く 内容に関する感想 書き方に関する感想 4. 感想や疑問を交流する 指導上のポイント ( ) 学習活動に即した評価規準 ( 関 読 言 ) 既習事項を振り返らせ,

さらに自ら調べようと意欲を高めるだろう 2 児童観児童は 文字を50 音すべて学習し 少しずつ読める字や書ける字が増えてきた これまでに音読をしたり 想像したことを話したりしながら ある程度のまとまった文章がよめるようになってきている 5 月の教材 とんこととん では 登場人物のしたことを中心に想像

の繰り返し の双括型を用いる その理由として 自の意見を冒頭部と終結部に提示することで 自の考えを一貫して述べさせたいと考えるからである 説得力のある意見文にするためには 自の考えの根拠となる資料が大切である そして 取材に関しては 総合的な学習の時間と関連させて 図書室やインターネットで調べたり

国語科学習指導案 広島市立 小学校 教諭 1 日時平成 23 年 1 月 日 5 校時 2 学年 組第 5 学年 組 ( 男子 名女子 名計 名 ) 3 指導事項 (1) A 話すこと 聞くこと オ 互いの立場や意図をはっきりさせながら 計画的に話し合うこと (2) 伝統的な言語文化と国語の特質に関

平成 28 年度全国学力 学習状況調査の結果伊達市教育委員会〇平成 28 年 4 月 19 日 ( 火 ) に実施した平成 28 年度全国学力 学習状況調査の北海道における参加状況は 下記のとおりである 北海道 伊達市 ( 星の丘小 中学校を除く ) 学校数 児童生徒数 学校数 児童生徒数 小学校

【単元吊】「段落のつながりに気をつけて読もう《[ツバメがすむ町]

3 4 すみれちゃんはどこでおねえさんになったのだろうか について考える 前時のカードからすみれちゃんの行動や様子について確認する すみれちゃんがかわったきっかけを読む 行動の変化前後での場面の様子について想像する わたしはおねえさん のすみれちゃんのきらりと光るところ抜き出し 理由

4 全体計画 ( 総時数 6 時間 ) 主な学習活動 時数 教師のかかわり 評価の観点 ( 求める子どもの姿 ) 新聞について興味をもち, 投 1 新聞への興味をもつことができるよう 関心 意欲 態度 書の特徴を知る に, 実際の新聞をもとに, 投書の内容 新聞について興味をもち, を取り上げる 投

国語科学習指導案様式(案)

6 年 No.8 You can see Daibutsu! 1/7 単元の目標 主な言語材料 できることを紹介する表現や感情を表す表現が分かる 修学旅行でできることについて具体物などを見せながら伝え合う 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり できることについ

作品の情景をよりわかりやすく伝える手だてともなる 指導にあたって 1 では まず 俳句は17 音で作ることや季語を入れることと言ったきまりをおさえる そして 教科書の例を読み 想像した情景や作者の思いを想像し 良いと思うところ 工夫されていると思うところを発表できるようにする 2 の俳句を作る場面で

6 年 No.22 my summer vacation. 1/8 単元の目標 主な言語材料 過去の表し方に気付く 夏休みの思い出について, 楽しかったことなどを伝え合う 夏休みの思い出について, 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり, 他者に伝えるなどの目的

5 児童の実態と主題に迫るための手だて (1) 児童の実態本学級の児童は明るく 男女の仲もよい いろいろな場面で声を掛け合ったり 仕事を手伝ったりできる児童も多い 話し合い活動では 友達の意見のいいところを取り上げて考えをまとめることができたり 人の意見を聞いて自分の考えを変えることができたりする児

第○学年○組 学習指導案

する対象を明確にすることで 全員がねらいを達成することができるようにしたいと考えた 第二次の後半では 選んだごっこについて 困った点や工夫したい遊び方について話し合い 新しい遊び方を考える時間を設ける 文章と自分の経験を結びつけ 新しく知った知識を実生活に生かそうとする態度を身に付けていきたい 第三

Microsoft Word - 原稿【市教委指摘訂正済】

平成 30 年 1 月平成 29 年度全国学力 学習状況調査の結果と改善の方向 青森市立大野小学校 1 調査実施日平成 29 年 4 月 18 日 ( 火 ) 2 実施児童数第 6 学年 92 人 3 平均正答率 (%) 調 査 教 科 本 校 本 県 全 国 全国との差 国語 A( 主として知識

項目評価規準評価方法状況 C の生徒への対応 関心意欲態度 1 自の考えを持ち 積極的に交流 討論している 2 自らの言葉で 中学生にかりやすく紹介文を書こうとしている 交流 討論で得た仲間の意見を取り入れて 自らの考えを深めるよう促す 参考例を示したり 書き出しを例示したりして 参考にするように指

上に食に関する指導の充実が求められている 食環境の乱れが社会的課題とっている今日 中学生が食生活の自立を目指した学習をすることは大切なことであるので 本時は 自分や家族の食生活の中で見付けた問題点の改善に自主的に取り組むことができるように 指導を進めることにした 指導に当たっては これまでの学習を踏

英語科学習指導案 京都教育大学附属桃山中学校 指導者 : 津田優子 1. 指導日時平成 30 年 2 月 2 日 ( 金 ) 公開授業 Ⅱ(10:45~11:35) 2. 指導学級 ( 場所 ) 第 2 学年 3 組 ( 男子 20 名女子 17 名計 37 名 ) 3. 場所京都教育大学附属桃山中

7 本時の指導構想 (1) 本時のねらい本時は, 前時までの活動を受けて, 単元テーマ なぜ働くのだろう について, さらに考えを深めるための自己課題を設定させる () 論理の意識化を図る学習活動 に関わって 考えがいのある課題設定 学習課題を 職業調べの自己課題を設定する と設定する ( 学習課題

Taro-第3学年国語科学習指導案「

5 単元について (1) 教材観本教材 だいじなことをれんらくしよう は 学校紹介に向けて児童が学校の先生に情報を伝達したり インタビューしたりする インタビューして得た情報を園児に向けて分かりやすく説明できるように 台本を考え 聞き合い よかったところや改善点を見つけていく 実際に 3 学期に園児

Transcription:

第 5 学年国語科学習指導案 令和元年 6 月 14 日 ( 金 ) 第 5 校時 1 単元名 教材名事実と考えを区別して 活動を報告する文章を書こう 次への一歩 活動報告書 2 児童の実態と本単元の意図 (1) 児童の国語科における実態本学級の児童は 国語の学習において集中して取り組んでいるが 積極的に挙手をして発言する児童と 恥ずかしくてなかなか発言できない児童がいしかし 物語文で登場人物の気持ちを書き込むときはほとんどの児童が叙述をもとに書きこむことができており ノートやワークシートにも工夫してまとめたり 丁寧に書こうとしたりと意欲的に取り組んでいまた なまえつけてよ で人物相関図やあらすじをまとめた際や 見立てる 生き物は円柱形 で要旨をまとめ書く際は 学習したことを生かして文章表現に注意して書くことができた (2) 本単元の意図本単元は 小学校学習指導要領 国語の第 5 学年及び第 6 学年 B 書くこと の目標である 目的や意図に応じ 考えたことなどを文章全体の構成の効果を考えて文章に書く能力を身に付けさせるとともに 適切に書こうとする態度を育て を受け 指導事項 イ自分の考えを明確に表現するため 文章全体の構成の効果を考えること と ウ事実と感想 意見などとを区別するとともに 目的や意図に応じて簡単に書いたり詳しく書いたりすること の育成を目指して設定したものであ教科書では 係活動 を見直し 報告する文章にまとめるという言語活動が設定されてい本学級の児童は 今年度から委員会活動に参加するようになり 6 年生と協力して意欲的に活動に取り組んでいしかし 決まっている活動には積極的に取り組んでいるが 新たに工夫したり問題意識を持ったりして活動するまでには至っていない 自分たちが取り組んでいる活動 企画した活動について全体を見通し 委員会活動の目的や内容に当事者意識を持ち 主体的に行うことが 今後も求められる態度であると考えそこで 本教材では 書く力を高めるために今年度から委員会に参加している5 年生に向けて活動報告書を作るという言語活動を設定す 5 年生同士で委員会の目的や意義 魅力 活動内容などを紹介しあうことで 他の委員会がどのように活動を行っているのかを知るとともに 委員会活動の大切さに改めて気付き 今後の委員会活動や来年度以降の委員会選択と活動への意欲 さらには委員会を含めた特別活動への意欲をも高めることができまた 明確な目的意識と相手意識をもたせることで 委員会活動について相手に正確により魅力的に伝えなければならないという責任感を持つことができるため 意欲的に取り組んでいくと考えられこの活動報告書が 次への一歩 となるように これまでの委員会活動を振り返り 自らの経験をもとに 活動の目的や内容 その結果などを含めた経緯を事実として具体的かつ正確に書き また 活動の中で考えたことや活動を振り返っての思いも自分の言葉で表現していく - 1 -

(3) 児童観児童はこれまでに 気になる記号 (3 年上 ) で横書きの書き方を知り 集めた材料をもとに報告する文章を初めて書いてい 新聞を作ろう (4 年上 ) において 新聞の特徴をとらえ 一人一都道府県を本や地図帳で調べ 他の学級の児童とおうちの人に伝わるように割り付けや見出しを考え 伝えたいことの中心を明確にしながら新聞を作る学習をしてい調べた内容の中から一番伝えたいことを選んで記事を書くことができたが 記事の多くは事実で そこから自分の思ったことや感じたことを記事に表現することができない児童もいた 新聞を読もう (5 年 ) では 記事の編集のしかたや記事の書き方に注意して新聞記事を読み比べ 見出しやリード文 写真などから要旨をとらえたり 書き手の意図を読み取ったりする学習を行った 地方紙と全国紙とで書き手の意図があり違いがあることや要旨をとらえることはできたが 書き手の意図を読み取ったり 事実と感想 意見などの関係をおさえて読み取ったりすることが難しい児童もいた また わたしの研究レポート (4 年下 ) では 百科事典や図鑑 科学読み物などの本で調べて 得た情報をもとに 調査報告文を書く学習を行った その際 本から自分の設定した課題に合った内容を読み取ることはできたが 引用の表現を使ったり自分の考えを分けて記述したりすることに苦手意識をもつ児童の姿が見られた 活動を報告する文章を書く経験は本単元が初めてであそこで 活動報告書を作る活動を通して 所属する委員会の目的や活動を理解し その中で何を一番に伝えたいのか 何を書けば所属する委員会の魅力や意義が伝わるのかを明確にさせたい また 読み手を意識し 目的や意図に応じて簡単に書いたり詳しく書いたりするとともに 文章全体の構成の効果を考えて書く力を身に付けさせたい このことが グラフや表を用いて書こう (5 年 ) で 意見を裏付けるためにグラフや表を引用して事実と意見を区別して文章を書くことや 未来がよりよくあるために (6 年 ) で実際にあったことやそれらの記録と 自分の考えを区別して文章を書くことにつながると考えられ 単元の系統性については以下に示す通りであ 書くこと イ 自分の考えを明確に表現するため 文章全体の構成の効果を考えること 書くこと ウ 事実と感想 意見などとを区別するとともに 目的や意図に応じて簡単に書いたり詳しく書いたりすること 書くこと オ 表現の効果などについて確かめたり工夫したりすること 言語活動例イ 自分の課題について調べ 意見を記述した文章や活動を報告した文章などを書いたり 編集したりすること 4 年調べたことを整理して書こう 新聞をつくろう 中心を明確にし 目的に応じて書く 4 年説明のしかたを工夫して 分かりやすく伝える文章を書こう クラブリーフレットを作ろう 写真と合わせて 理由や事例を挙げて書く 4 年本で調べて ほうこくする文章を書こう わたしの研究レポート 本で調べて 報告文を書く 5 年事実と考えを区別して 活動を報告する文章を書こう 次への一歩 活動報告書 活動報告書の型を理解し 全体の構成を考えて書く 事実と感想 意見を区別し 文章に応じた文末表現を用い 5 年説明のしかたの工夫を見つけ 話し合おう グラフや表を用いて書こう 意見を裏付けるために表やグラフを引用す 事実と意見を区別して書く 5 年考えを明確にして話し合い 提案する文章を書こう 明日をつくるわたしたち 提案する文章の型を理解し 全体の構成を考え 課題を確かめ 必要な情報を集め 対応策を考えて書く 6 年意見を聞き合って考えを深め 意見文を書こう 未来がよりよくあるために 考えを明確に述べるために 構成を意識して 説得力のある文章を書く 6 年筆者のものの見方をとらえ 自分の考えをまとめよう この絵 私はこう見る 絵から読み取ったことを 適切な表現で書く - 2 -

3 研究主題との関連 研究主題 自分の考えをもち 主体的に学習に取り組める児童の育成 目指す児童像 自分の考えをもち 主体的に学習に取り組める子 < 低学年 > < 中学年 > < 高学年 > 自分の思いを持ち 互いに伝え合いながら学び合える子 自分の考えを持ち 互いに伝え合いながら学び合える子 自分の考えを明確にし 互いに認め合い伝え合いながら学び合える子 仮説 1 学力実態を綿密に把握し 学習展開を工夫すれば 児童は自分の考えをもち 主体的に学習に取り組めるだろう 手立て 〇書く内容をあらかじめメモに書いておき その中から選ばせることで 目的や意図に沿って 書きたいものを選んで書くことができるようにす本時では 自分自身の委員会活動を振り返り よりよい活動にしていくためにはどうしたらよいかを事実と考えとに分けて記述す個人の活動を振り返り 良かった点や反省点 それぞれの要因や改善案などを考えて書いていくため 個の支援が不可欠とな本学級の児童の中には 活動の振り返りそのものに支援を要する児童も複数いるため ここで大きな差が出ることが予想されそのため 実際に書く前に活動を振り返る時間を設け あらかじめメモに書いておくことで すべての児童が自分の考えをもって授業に臨めるようにすそして 本時では 自分の書いたメモの中から 活動報告書 の目的や意図に沿って 一番書きたいものを選んで書くことができるようにしたい 〇メモを付箋に書き 付箋ごとに区切って文章化することで 事実 と 考え を区別して書くことができるようにす本時では 事実と考えを区別して書くことができるようにす前時に書いた 活動内容 は事実のみだったが 本時に書く 活動して考えたこと 今後の活動について には 事実と考えが両方含まれ 今後の活動について では 今後の計画 ( 事実 ) と それに対する提案 ( 考え ) と明確に区別できるが 活動して考えたこと の 良かった点 反省点 要因 については 事実と考えが明確に区別できない部分もあしかし 続けて頑張りたいこと 改善していきたいこと では 自分の考えを記述することになるため その部分はしっかりと書き分けられるようにしたい メモは 項目ごとに付箋に分けて書いておき 文章化するときも付箋ごとに区切って書かせ短い文にすることで より分かりやすくなるとともに 文末を意識して書かせることにもつなげたい - 3 -

4 単元の目標 学校での活動を振り返り 今後をよりよくするために活動報告書を書こうとしてい ( 関心 意欲 態度 ) 活動報告書の書き方を理解し 必要な内容を考え 型に沿って書くことができ ( 書くこと ) 目的に照らし合わせて適切な表現を意識して書いたり 軽重をつけて取捨選択をして書いたり 目的や読者に立ち返って読み返したりすることができ ( 書くこと ) 活動報告書の構成や書き方 文末表現などを理解することができ ( 伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項 ) 5 単元の評価規準と学習活動に即した評価規準 単元の評価規準学習活動に即した評価規準 ア国語への関心 意欲 態度 イ書く能力 オ言語についての知識 理解 技能 これまでの学習経験を振り返 活動報告書の書き方を理解し 必要な内容を 活動報告書の構 り 構成を知り 分かりやす 考え 型に沿って書いてい 成や書き方 文 い活動報告書を書こうとし 目的や意図に応じて適切な表現を意識し 軽 末表現などを理 てい 重をつけて取捨選択をしたり事実と考えを 解してい 委員会活動を振り返り 今後 区別したりして書き 目的や相手に立ち返っ をよりよくするために活動 て読み返してい 報告書を書こうとしてい 活動報告書を読み合い 表現のよさを見つけ て意見を述べてい 1 学習報告書を書く目的を 1 活動報告書の文章構成に気づき 活動報告 1 活動報告書の 理解し 単元全体の学習の見 書に必要な構成と内容について考えてい 構成を理解し 通しをもつとともに 今まで てい の委員会活動を振り返って 2 自分の選んだ内容を報告するのに必要な 2 横書きで書く 今後につながる活動報告書 内容を集めて整理してい 書き方を理解 を書くことに意欲をもって 3 内容のまとまりごとに小見出しをつけて して活動報告 い 書いてい 書を書いてい 2 活動報告書の構成や書き 4 事実と考えを書き表す文末表現の違いを 方の工夫を考え発表したり 理解してい 3 事実と考えを 友達の考えを聞いたりして 5 目的や意図に応じて適切な表現を意識し 区別して書く い 軽重をつけて取捨選択をしたり事実と考 文末表現の書 3 報告する文章の書き方に えを区別したりして書いてい き方を理解し 沿って 事実と考えを区別 6 目的や相手に立ち返って読み返し 推敲し 適切に使って して書こうとしてい てい 事実と考えを 4 文章の内容に興味をもち 7 友だちが書いた活動報告書のよさを見つ 書き分けてい 文章構成を理解しながら進 け 交流してい んで書こうとしてい 5 活動報告書にまとめたこ とを 互いに伝え合ってい - 4 -

6 指導と評価の計画 (10 時間扱い ) 次時 主な学習活動 学習内容 評価規準 評価方法 第一次 1 委員会活動振り返りカードを見直し 今までの委員会活動を振り返 教師作成の活動報告書を示し 相手や目的を確認す 単元の学習課題を確かめ 学習 単元のゴールの内容 学習課題の内容 学習計画の立て方 相手 :5 年生 目的 : 違う委員会の友だちにどんな活動をするか知らせる ア1 発言の様子や態度の観察 ワークシートの記述による考察 計画を立て 今後の委員会活動をよりよいものにする 第二次 2 中川さんたちの活動報告書を読み 項目や内容を確かめ 活動計画 を読み 書き方を知 委員会活動振り返りカードを 活動報告書の構成 1 委員会のめあて 21 学期の活動計画 3 活動内容 4 活動して考えたこと ア2 イ12 オ1 発言の様子や態度の観察 ワークシートや 見直し 活動計画 を整理し 5 今後の活動について記入す 付箋の記述による考察 付箋に活動のアイディアをメモす 3 4 中川さんたちの活動報告書を読み 活動内容 の書き方を知 同じ委員会同士のグループで 委員会の活動内容を確かめ 同じ委員会のグループ同士で 話し合ったことをもとに 活動 事実 の書き方 事実 の内容の確認 推敲 活動内容 には事実が正確に書けているか 一文が長すぎないか 常体で書けているか ア2 イ34 オ2 発言の様子や態度の観察 ワークシートや付箋の記述による考察 内容の下書きをす 活動報告書の 活動計画 と 活動内容 の下書きを読み直し 推敲す 個人 同じ委員会のグループ 他の委員会の人が読んでも分かりやすいか 5 本時 中川さんたちの活動報告書を読み 活動して考えたこと の書き方を知 同じ委員会同士のグループで 活動して考えたこと と 今後の活動 を話し合う 同じ委員会同士のグループで話し合ったことをもとに 活動して考えたこと と 今後の活動 の下書きをす 考え の書き方 考え の話し合い 活動を通して得られたよい結果の要因の推測 続けて取り組みたい取り組み 活動を通して起きた問題点の要因の推測 課題や問題点を解決するための活動 今後の活動 の話し合い 今後の活動計画で頑張りたいこと 今回の結果を踏まえて改善したいこと ア3 イ5 オ3 発言の様子や態度の観察 ワークシートや付箋の記述による考察 - 5 -

第二次 6 活動報告書の下書きを読み直 7 8 し 推敲す 個人 同じ委員会のグループ 推敲したことをもとに清書を す 推敲 活動をして考えたこと では 考え が書けているか よかった点と反省点で二つの段落に分けて書けているか 反省点の改善策は書いてあるか 一文が長すぎないか 常体で書けているか 他の委員会の人が読んでも分かりやすいか 活動報告書の推敲の内容の確認 ア4 イ6 オ3 発言の様子や態 度の観察 ワークシートや 付箋の記述による考察ア4 イ6 オ3 発言の様子や態 度の観察 ワークシートや 付箋の記述に よる考察 第三次 9 活動報告書を同じ委員会同士 で読み合い 感想を伝え合う 10 活動報告書を違う委員会同士 で読み合い 感想を伝え合う 読み合って交換し合った交流 カードを読み直し 自分や友だ ちの活動報告書のよさや工夫 についてまとめ 単元の振り返りをす 活動報告書の交流 分かりやすい報告書のよさとその理由 分かりやすい報告書のよさとその理由 活動報告書の交流 単元の振り返り 本単元を通して身についた力 その力はどこで生かせるか がんばったこと うまくいったこと もっとよくしたいこと ア5 イ7 発言の様子や態度の観察 ワークシートや付箋の記述による考察ア5 イ7 発言の様子や態度の観察 ワークシートや付箋の記述による考察 - 6 -

7 本時の学習指導 (5/10 時 ) (1) 目標 活動して考えたこと と 今後の活動について を 事実と考えを区別して書くことができ (2) 評価規準ア国語への関心 意欲 態度 報告する文章の書き方に沿って 事実と考えを区別して書こうとしてい イ書く能力 目的や意図に応じて適切な表現を意識し 事実と考えを区別して書いてい オ言語についての知識 理解 技能 事実と考えを区別して書く文末表現の書き方を理解し 適切に使って事実と考えを書き分けてい 前時の学習内容 活動内容 の書き方 (3) 展開 学習活動 1 前時までの 学習内容を想 起し 本時のめ あてを確かめ 学習内容 単元のゴールの確認 〇 活動報告書 の構成 1 委員会のめあて 21 学期の活動計画 3 活動内容 4 活動して考えたこと 5 今後の活動について 〇本時のめあての確認 事実と考えを区別して 活動して考えたこと と 今後の活動について の下書きを書こう 〇指導と評価の創意工夫 支援が必要な子への手立て 〇学習のめあてを確認し ねらいを明確に す 〇文章の構成を確認し 本時では 45 につ いて書くことをおさえ 〇めあてを共書きし 全員で確認す 時間 ( 分 ) 5 2 活動報告書 〇書く内容 〇文末表現に気をつけて 事実と考えを区 10 を読み 活動 4 活動して考えたこと 別して書くことを確認す して考えたこ よかった点とその要 〇 4 では良かった点と反省点から 書きた と 今後の活 因 続けて取り組みた い内容をそれぞれ 1 つずつ選び 5 から 動について の いこと は一番伝えたいことを 1 つ選ぶことを確 書き方を知 反省点とその要因 改 認す 善していきたいこと 5 今後の活動について 今後の活動計画 委員 会の目的に関して頑 張りたいこと 工夫し たいこと - 7 -

〇書き方 事実と考えを区別す 書きたいことを選んで 書く 3 前時までに 〇前時までに作成したメ 〇選んだ内容について伝え合いをす 10 作成したメモ モ 事前に自分のメモを記述しておくこと をもとに 友だ 4 活動して考えたこと で 自信をもって伝え合いができるよう ちと内容を伝 よかった点 要因 続 にす え合う けて取り組みたいこ 〇声に出すことで 書く内容を自分自身で と 確かめられるようにす 反省点 要因 改善し 〇文末や接続語を意識して言うようにす たいこと 5 今後の活動について 〇文末や接続語が使われているかに気をつ 今後の活動計画 委員 けて聞き できていたところを伝え合っ 会の目的 頑張りた たり アドバイスをしたりするようにす いこと 工夫したいこ と 4 下書きを書 〇書き方のポイント うまく文章化できない場合は 板書を参 10 く 事実と考えの書き分け 考にして付箋の順に順番に書かせ 段落 (4 は 2 つ 5 は できたことを誉め 自信を持たせ 1 つ ) 〇書き終わった児童には 自分で読み返し 〇読み返す観点 ( 〇 ) をさせ 事実と考えが文末に気 をつけて書けている か 4 は 2 つ 5 は 1 つの 段落で書けているか 一文が長すぎないか 常体で書けているか 友だちに分かりやすく 書けているか 評価場面 具体の評価規準 よかった点と反省点 今後の活動や提案について 事実と考えを区別して書いてい 評価方法 ワークシート 手立て 書き終わった児童には 観点に沿って読み返し 友だちが読んで分かりやすい文章になるよう 言葉を書き加えるようにす 自力で書き進められない児童には 黒板の言葉を参考にしながら 付箋に書いた言葉を順に書かせ - 8 -

5 下書きを読 み合う 6 本時の学習 を振り返る 〇交流カードの活用 〇交流の観点 ( 〇 ) 考え が文末に気をつ けて書けているか 分かりやすく書けている か よかったこと 思ったこと 振り返りの記入 伝え合い 事実と考えの書き分け 観点に沿った推敲 交流カード 〇下書きを渡して読み合い よさやアドバ イスを伝え合うようにす 支援計画に基づいて 適切な支援ができ るようにす よさやアドバイスがうまく言えない児童 には 個別に聞き取りをして 伝えられ るようにす 〇交流の様子を発表させ 〇本時のめあてに沿った振り返りをするよ うにさせ 〇具体的に何がどのようにできたのか 友 だちの文章やアドバイスのどのようなと ころがよかったのかについて詳しく書か せ 振り返りの書き方のポイントを示し め あてに沿った振り返りができるようにす < 期待する学習の振り返り> 〇数名の児童に発表させ 文末に気をつけて 事実と考えたことを区別して書くことができた 交流カードで 友だちのよいところを伝えられた 〇〇さんの~というところがいいなと思った ぼくももう一度読み直して もっと分かりやすい文章にしていきたい 5 4 7 次時の予告 をす 〇次時の学習内容 文章全体の推敲 〇次時では 文章全体の推敲をし 清書に つなげていくことを伝え 学習に意欲を 持たせ 1 次時の学習内容 文章全体の推敲 - 9 -

< > (4) 板書計画 ふり返り 読み合う 4 活動して考えたこと良かった点 要因 続けたいこと ~できた ~だからだ ( と思う ) ~していきたい ~していきたいと思う 反省点 要因 改善したいこと ~できなかった ~だからだ ( と思う ) ~していきたい ~していきたいと思う 5 今後の活動について 今後の予定 頑張りたいこと 委員会の目的 工夫したいこと いつ ~があ ~していきたい みんなが~するために ~するといいと思う 下書きを書く 伝え合う 教科書本文 について の下書きを書こう め 事あて実と考えを区別して 活動して考えたこ と と 今後の活動 次への一歩 活動報告書 事実と考えを区別して 活動を報告する文章を書こう 4 活動して考えたこと良かった点 要因 続けたいこと反省点 要因 改善したいことなぜかというとだから わけは そこで 5 今後の活動について 今後の予定 委員会の目的 頑張りたいこと 工夫したいこと そのために そこで - 10 -