Ⅲ 各種施策及び事業の動向 第 1 妊娠 出産期から乳幼児期にかけての子育て支援 4 乳児健康診査 (1) 根拠法令等 母子保健法 厚生省児童家庭局長通知 仙台市乳児健康診査実施要領 (2) 制度の概要 事業目的 対象者 実施機関 一般健康診査 精密健康診査 乳児の心身の異常を早期に発見し, 早期に

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乳幼児健康診査について

併せて 妊娠 出産 更年期など女性特有の生涯にわたる健康問題を気軽に相談できるよう 対 応を充実させる必要があります はじめての子どもが生まれる前に 赤ちゃんの世話をしたことがある割合 (25 年度と 20 年度の 比較 ) 横浜市利用ニーズ把握のための調査 ( 平成 20 年 ( 市民意識調査 )

3 母子保健事業の量の見込みと提供体制 1 安心して妊娠期を過ごし出産を迎えることができる 親になるための準備と産じょく期の支援 子どもや母親の健康の確保 (1) 母子健康手帳の発行 現状と課題妊娠 出産期から子育てまでの途切れない支援の出発点として 母子健康手帳の交付を保健師が行うことで 妊婦の健

資料1-1 HTLV-1母子感染対策事業における妊婦健康診査とフォローアップ等の状況について

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目次 実施事業一覧 P1 1 健康診査 P2~7 2 訪問 相談 教育 P8~20 3 医療援護 P21~28 4 保育サービス P29

乳児家庭全戸訪問事業(一部改正)

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会場対象者申込み方法 刈谷市保健セン初妊婦とその夫保健師 助産師 保育士電話または来所で予約ふれあい遊び 沐浴体験 妊婦体験 ハイリスク者向け事業 ( 多胎児 外国人 転入者対象 MCG 等 ) 名称時期 回数会場対象者申込み方法 マタニティサロン 広場等 名称フレッシュ ママクラスマタニティーサロ

9 ( ) 養育支援訪問事業 家族等から日中の家事や育児の支援が得られず また 育児ストレスや心身の疾病 養育力の不足などにより不適切な養育状態にあるため 養育支援が必要と認められる家庭に支援を行う事業です 児童虐待の予防の観点からも専門的知識や経験を有する者が相談や指導を行うとともに 養育支援ヘル

横浜市育児支援家庭訪問事業実施要綱 制 定平成 17 年 5 月 20 日福子地第 126 号 最近改正平成 28 年 10 月 1 日ここ第 2713 号 ( 目的 ) 第 1 条この要綱は 児童福祉法 ( 法律第 164 号 昭和 22 年 12 月 12 日 ) 第 21 条の10の2 及び養

市町村名 岡崎市 窓口 岡崎市保健部健康増進課 住所 岡崎市若宮町 2 丁目 1 番地 1 電話 FAX URL

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時期場面子ども自身の問題 乳 児 期 乳児訪問 1~2 か月訪問 乳児健診 (3~4 か月 7~8 か月 10 か月 ) 健診時に要チェック項目がある ( 体重増加が悪い 先天性の疾患がある等 ) 既往歴がある ( 硬膜下血腫 頭蓋骨骨折 ) 気持ちを苛立たせるような泣き声 あやしても泣き止まない

保健師管理栄養士 窓口 電話 FAX メール 保健師 栄養士の会に分けることで よりきめ細かな内容になっている 就労している方にも参加しやすいように 土曜日開催日を設けている ハイリスク者向け事業 ( 多胎児 外国人 転入者対象 MCG 等 ) ティーンズママの会 ( 子ども ノーバディズパーフェク

9 ( ) 養育支援訪問事業 10 産婦健康診査 家族等から日中の家事や育児の支援が得られず また 育児ストレスや心身の疾病 養育力の不足などにより不適切な養育状態にあるため 養育支援が必要と認められる家庭に支援を行う事業です 児童虐待の予防の観点からも専門的知識や経験を有する者が相談や指導を行うと

5 出産支援交通費の助成申請書 定期的に健診を受け 健やかな妊娠期を送っていただくために1 回の妊娠につき1 回 健診のために医療機関等へ通院される交通費の一部を助成します 第 1 子または第 2 子の妊娠 10,000 円第 3 子以降の妊娠 20,000 円 ( 平 上平 利賀地域の方は上記金額

子宮頸がん予防措置の実施の推進に関する法律案要綱

基本標 2 子育てを楽しむことができる () 子どもの成長に応じた関わりができる (2) 気持ちにゆとりを持ち子育てができる エジンバラ産後うつ病質問紙票実施率 ( 5) 楽しく子育てしている割合 (.6 歳児 ) ( 6) 楽しく子育てしている割合 ( 7) 心と体が順調と答えた保護者の割合 (.

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スライド 1

9 ( ) 養育支援訪問事業 家族等から日中の家事や育児の支援が得られず また 育児ストレスや心身の疾病 養育力の不足などにより不適切な養育状態にあるため 養育支援が必要と認められる家庭に支援を行う事業です 児童虐待の予防の観点からも専門的知識や経験を有する者が相談や指導を行うとともに 養育支援ヘル

広報にほんまつ90号_ indd


別添2 乳児家庭全戸訪問事業の実施状況


赤ちゃんのために 出生届 生まれた日から 1 4 日以内に届け出てください 出生地 本籍地 住所地のいずれかの区市町村窓口で受け付けます 出生届 をご覧ください 帰島後訪問 出産後に帰島されたお子様の発育 栄養 生活環境 疾病予防等必要に応じて保健師が訪問し 相談を行います また 村の母子健康事業の

Ⅰ 基本構想の策定 1 策定の趣旨魚津市では 平成 14 年から毎年 1 か所ずつ分娩施設の休業等が続き 平成 18 年 8 月には 市内には分娩できる施設がなくなりました 以来 魚津市民や里帰りされる方々は 止むを得ず市外で出産せざるを得ない状況となっていました この間 多くの市民からは 市内で安

1. 子育て短期支援事業の概要 根拠法 子育て短期支援事業 は 児童福祉法 ( 昭和 22 年法律第 164 号 以下 法 という ) 第 6 条の 3 第 3 項に規定する市町村が実施する事業 用語の意味 児童 児童福祉法第 4 条に規定する者をいう 保護者 児童福祉法第 6 条に規定する者をいう

1 子ども 子育て支援新制度がはじまります 子ども 子育て支援法 等の成立により すべての子どもと子育て家庭を総合的に支援していく 子ども 子育て支援新制度 が平成 27 年 4 月から全国的にスタートします 子ども 子育て支援新制度 では 幼稚園や保育所 地域の子育て支援の充実を図るとともに 認定

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1 基本健康診査基本健康診査は 青年期 壮年期から受診者自身が自分の健康に関心を持ち 健康づくりに取り組むきっかけとなることを目的に実施しています 心臓病や脳卒中等の生活習慣病を予防するために糖尿病 高血圧 高脂血症 高尿酸血症 内臓脂肪症候群などの基礎疾患の早期発見 生活習慣改善指導 受診指導を実

13 Ⅱ-1-(2)-2 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している Ⅱ-2 福祉人材の確保 育成 Ⅱ-2-(1) 福祉人材の確保 育成計画 人事管理の体制が整備されている 14 Ⅱ-2-(1)-1 必要な福祉人材の確保 定着等に関する具体的な計画が確立し 取組が実施されている 15

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平成 26 年 8 月 仙台市 認可保育所利用申請者数 15,077 人 14,340 人 13,826 人 認可保育所入所者数 13,994 人 13,401 人 13,069 人 市の保育施策で対応している児童数 人 174 人 157 人 待機児童数 人 533 人 4

安心して育 子育てに自信 集計後設定 児ができる母が持てない母 親の増加 親の割合 父親の育児参加に満足する母親の割合 産後うつ病のリスクのある産婦の割合 子どもの健やかな成長のためには 母親が安心かつ自信を持って育児することが重要である 引き続き 育児不安の軽減や虐待予防に取り組む必要があり 健や

歯科中間報告(案)概要


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1 発達とそのメカニズム 7/21 幼児教育 保育に関する理解を深め 適切 (1) 幼児教育 保育の意義 2 幼児教育 保育の役割と機能及び現状と課題 8/21 12/15 2/13 3 幼児教育 保育と児童福祉の関係性 12/19 な環境を構成し 個々 1 幼児期にふさわしい生活 7/21 12/

個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例 ( 案 ) ( 趣旨 ) 第 1 条この条例は, 行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律 ( 平成 25 年法律第 27 号 以下 法 という ) 第 9 条第 2 項の規定に基づく個人番号の利用及び法第 19 条第 9

赤ちゃんが生まれたら 出生届 お子さんが生まれた日から数えて 14 日以内 ( 国外で生まれた場合は 3 か月以内 ) に 住所地または本籍地の市区町村役場に出生の届出が必要です 出産された場所や里帰り先など 一時滞在地の市区町村役場にも届出できます 問合せ市民課 その他児童手当

( 助成対象者 ) 第 3 条助成の対象となる者 ( 以下 助成対象者 という ) は 医療保険各法の規定による被保険者又は被扶養者であり かつ 柏崎市内に住所を有する妊産婦 ( 以下 対象妊産婦 という ) 又は子ども ( 以下 対象児童 という ) の保護者とする ただし 次の各号のいずれかに該

すくすくガイド お子さんが健やかに育つよう 定期的に健康診査などを受けましょう 川口市では 以下のような健康診査や相談 講習会を行っています 妊婦健診 3 4か月児健診 1 歳 6か月児健診 3 歳児健診 入学 妊産婦訪問 新生児訪問 こんにちは赤ちゃん訪問事業 ( 子育て相談課 ) 1 歳 6か月

11 平成 21 年度介護予防事業実施状況について 平成 22 年 7 月 大阪市健康福祉局健康づくり担当

社会福祉協議会 公営住宅法第二条第十六号に規定する事業主体である又は 番号法別表第二の 27 の項 番号法別表第二の 30 の項 番号法別表第二の 31 の項 地方税法その他の地方税に関する法律及びこれらの法律に基づく条例による地方税の賦課徴収に関する事務であって主務省令で定めるもの 社会福祉法によ

新潟市延長保育事業実施要綱の一部改正について

⑤5 地方公共団体における検証等に関する調査結果

そのほか申請が必要なもの 期限 必要な物 記入した出生届 出生届 生まれた日から14日以内 健康保険の加入 日から14日以内 社会保険 5日以内 子ども医療費助成 児童手当 出生後できるだけ早く 子どもの健康保険加入後 出生証明書 出生届の用紙と一連で医師が記入 住民課 内海庁舎 福田出張所 国民健

通知(写入)

神戸市産後ケア事業実施要綱 ( 目的 ) 第 1 条この要綱は 家族などからの産後の援助が受けられない者で 育児支援を特に必要とする母子を対象に 心身の安定と育児不安を解消し 児童虐待の未然防止を目的として実施する神戸市産後ケア事業 ( 以下 本事業 という ) について必要な事項を定めるものとする

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学力向上のための取り組み

平成 25 年度の県内の児童相談所が相談対応した被虐待児童の年齢構成を見ると 0~ 学齢前だけで全体の 41.6% を占めています 平成 25 年度被虐待児の年齢構成 ( 県 ) 中学生 11.9% 高校生 その他 7.1% 3 歳未満 20.3% 小学生 39.5% 3 歳 ~ 学齢前児童 21.

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全域MAP 子育てのおでかけ幼稚園等保育所(園) 紹介子育て支援あるときに子育て中のための支援障害のあるの支援ひとり親小学校入学救急医療 ( 派遣時間は 1 日 1 回 3 時間以内 ) 市から委託を受けた介護保険事業所がご家庭にホームヘルパーを派遣します (1) 家事に関すること : 調理 洗濯

< 富江地区 > 問い合わせ先 富江支所窓口班 電話 歳児健康相談 四種混合 12 月 3 日 ( 月曜日 ) 11 時 ~11 時 30 分富江老人福祉センター健康相談室 12 月 13 日 ( 木曜日 ) 9 時 ~9 時 15 分福江総合福祉保健センター 3 階対象者 :

奈良市母子保健計画

 

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第 2 章計画の推進及び進行管理 1 計画の推進 県 市町村及び県民が 関係機関等と相互に連携を図りながら 県民の歯 口腔の健康づくりを推進します 県における推進 (1) 全県的な推進 県全域の課題を踏まえた基本的施策や方向性を示すとともに 取組の成果について継続的な評価を行い 県民の生涯を通じた歯

29母子専門部会資料

富山市妊産婦医療費助成条例 平成 1 7 年 4 月 1 日富山市条例第 号改正平成 1 8 年 3 月 3 0 日富山市条例第 4 4 号平成 1 9 年 3 月 2 6 日富山市条例第 1 4 号平成 2 0 年 3 月 2 6 日富山市条例第 1 7 号平成 2 0 年 3 月 2

平成 27 年 3 月 田川市

今後の方向性 妊娠届出時に保健師が面接を実施し 不安や心配事が解決できるように相談に応じ 様々な育児支援やサービスについての情報を提供します また 子育てや親になることに夢や喜びを感じられるように 妊娠初期から必要に応じ 家庭訪問などを行い直接相談 支援を行います 妊娠初期の届け出を啓発し 無料の妊

1 現状と課題

足利市妊産婦医療費助成条例 昭和 48 年 3 月 23 日条例第 2 号改正昭和 49 年 6 月 11 日条例第 38 号昭和 59 年 12 月 20 日条例第 32 号昭和 62 年 3 月 23 日条例第 7 号平成 6 年 12 月 21 日条例第 35 号平成 10 年 3 月 24

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Microsoft PowerPoint - 資料3 がん検診の現状

, 地域包括支援センターの組織と人材 2. 1 福祉専門職の歴史と特性


高知県新生児聴覚検査実施マニュアル

誕生記念品の贈呈 町ではお子さんの誕生をお祝いして 記念品をお贈りしています 母村 奈良県十津川村 の ヒノキ を使用した記念品で 木の温もりや柔らかな香りとともに 町と村の親子の繋がりをご体感ください なお 出生届の提出があってから発注しますので 届出後 数か月ほどでお渡しする予定です 問い合わせ

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目次

●子宮頸がん予防措置の実施の推進に関する法律案

第2節 茨木市の現況


( 補助金の交付申請 ) 第 4 条補助金の交付を受けようとする保護者 ( 以下 申請者 という ) は 大阪狭山市私立幼稚園就園奨励費補助金交付申請書 ( 様式第 1 号 ) を市長に提出しなければならない ( 補助金の交付決定 ) 第 5 条市長は 前条の申請があった場合は 内容を審査し適当と認

資料 4 医療等に関する個人情報 の範囲について 検討事項 医療等分野において情報の利活用と保護を推進する観点から 医療等に関する個人情報 の範囲をどのように定めるべきか 個別法の対象となる個人情報としては まずは 医療機関などにおいて取り扱われる個人情報が考えられるが そのほかに 介護関係 保健関

厚木飛行場関連特定事業 ( 医療に関する事業 : 小児医療費助成事業 ) 綾瀬市早川 550 番地 本市においては 厚木飛行場の騒音下で暮らす市民が 結婚 出産を機に他の地域へ転出し 地域の活力が低下することを防ぐため 安心して子育てができる環境が求められている このため 本市の子育て世帯に対し 子

○国民健康保険税について

系統看護学講座 クイックリファレンス 2012年 母性看護学

教育 保育提供体制 平成 27 年度 見込量 確 ( 提保供方量策 ) 子ども 子育て支援事業の確保方策について 市全域 認定こども園 保育所 地域型保育 1 号認定 2 号認定 3 号認定 3 歳以上教育希望 3 歳以上教育希望 3 歳以上保育必要 1~2 歳保育必要 0 歳保育必要

平成13年度税制改正(租税特別措置)要望事項(新設・拡充・延長)

平成 26 年度 ~27 年度施策評価票 施策の内容と現況 (1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) 母子保健の推進健康づくりの推進感染症予防の推進心の健康づくり保健センターの活用救急医療体制の充実市立病院の充実と経営の安

仙台市基礎データ

3 この条例において 幼児 とは 1 歳に達する日の属する月の翌月の初日から6 歳に達する日以後の最初の3 月 31 日までの間にある者をいう 4 この条例においては 児童 とは 6 歳に達する日以後の最初の4 月 1 日から15 歳に達する日以後の最初の3 月 31 日までの間にある者をいう 5

第3章 指導・監査等の実施

< 目次 > Ⅰ 基本構想の策定 1 策定の趣旨 2 基本構想の位置づけ 3 現状と課題 めざす姿 4 基本理念 5 基本方針 6 基本方針を実現するために 7 新施設のイメージ Ⅱ 各機能の概要 1 分娩できる施設 ( 産科施設 ) (1) 整備の背景 (2) 整備の概要 (3) 新生児への対応

【資料3】「児童福祉法等の一部を改正する法律」の概要(7.22現在)

(2) 子どものこころとからだの健康づくり 2201 休日テレホンセンター事業支援 日祝日 土曜準夜 年末年始に診療機関を案内する目黒区医師会の休日テレホンセンター事業を支援する 健康福祉計画課実施 休日診療事業体制の安定 定着化につながっている 2202 休日 休日準夜 土曜準夜診療事業 一般の診


神戸市産後ホームヘルプサービス事業実施要綱

愛知県アルコール健康障害対策推進計画 の概要 Ⅰ はじめに 1 計画策定の趣旨酒類は私たちの生活に豊かさと潤いを与える一方で 多量の飲酒 未成年者や妊婦の飲酒等の不適切な飲酒は アルコール健康障害の原因となる アルコール健康障害は 本人の健康問題だけでなく 家族への深刻な影響や飲酒運転 自殺等の重大

議案第49号-医療福祉費支給に関する条例の一部改正【確定】

Transcription:

4 乳児健康診査 厚生省児童家庭局長通知 仙台市乳児健康診査実施要領 事業目的 対象者 実施機関 精密健康診査 乳児の心身の異常を早期に発見し, 早期に適切な措置を講じ, 乳児の健康保持増進を図る 市内居住の乳児 ( 生後 2 か月,4~5 か月,8~9 か月の各時期 1 回 ) 県内指定医療機関 ( 仙台市医師会が指定した医療機関 ) の結果, より精密な健康診査の必要があると認められた乳児 ( 乳児期に 1 回 ) 仙台市医師会が指定した医療機関または市長が特に必要と認めた医療機関 実施内容母子健康手帳交付時に併せて交付した乳児健康診査受診票を使用して受診 健康診査料 周知方法 1 問診 2 身体計測 ( 身長, 体重, 胸囲, 頭囲 ) 3 聴打診 4 保健指導 ( 生活指導, 栄養指導, その他 ) 5 その他必要に応じ, 検尿, 血液検査 股関節脱臼検査 ( 平成 14 年度より, 2 か月児乳児健診で対応 ) 全額公費負担 1 件 5,863 円 平成 25 年度まで 1 件 5,700 円 平成 20 年度まで 1 件 5,500 円 1 問診及び診察 ( 指導を含む ) 2 臨床検査 健康保険法の規定による療養に要する費用の額の算定方法 ( 平成 6 年厚生省告示第 54 号 ) により算定した額から, 医療保険各法による負担額を控除した額を公費で負担 ただし, 子ども医療費助成制度を優先とする 母子健康手帳交付時に各時期における健康診査の受診について周知 新生児訪問指導時に 2 か月児の健康診査を,4 か月児育児教室時に 4~5 か月児と 8~9 か月児の健康診査を医療機関において受診するように勧奨 未受診者に対しては, 電話 訪問等を実施 158,861 千円 27 年度 157,914 千円 26 年度 159,113 千円 25 年度 158,962 千円 24 年度 152,425 千円 23 年度 147,982 千円 31

( 単位 : 人 ) ( 計 ) 2 か月児 4~5 か月児 8~9 か月児 精密 健康診査 27 年度 26,409 8,894 97.2% 8,854 97.8% 8,661 94.3% 556 26 年度 26,613 9,049 96.7% 8,794 94.7% 8,770 94.3% 613 25 年度 27,352 9,345 97.4% 9,203 94.8% 8,804 90.8% 651 24 年度 26,199 9,101 95.5% 8,690 91.6% 8,408 89.6% 705 23 年度 25,955 8,560 95.6% 8,648 96.6% 8,747 97.7% 700 5 1 歳 6 か月児健康診査 施行規則 厚生省児童家庭局長通知 仙台市 1 歳 6 か月児健康診査実施要綱 仙台市 1 歳 6 か月児歯科健康診査実施要領 事業目的 精密健康診査 運動機能, 精神発達など心身の健康状態を確認し, 適切な指導を行うとともに, 対人関係の確立, 生活習慣の自立, むし歯の予防, 栄養その他育児に関する指導を行い, 保護者には, 幼児への関わりや育児についての相談, 助言を行い, 児童虐待の予防発見に努める 対象者 1 歳 6 か月を超え満 2 歳に達しない幼児 実施機関区家庭健康課, 総合支所保健福祉課 実施方法指定された日時に受診 1 身体発育及び栄養状況 2 身体の疾病及び異常の有無 3 歯の疾病及び異常の有無 4 精神発達, 言語発達の状況及び異常の有無 5 予防接種の実施状況 6 その他, 育児上問題になる事項 ( 生活習慣の自立, 社会性の発達, しつけ, 食事等 ) の結果, より精密な健康診査の必要があると認められた幼児 仙台市医師会が指定した医療機関, 仙台市発達相談支援センター 精密健康診査受診票, 精密健康診査精神発達判定票を使用して受診 の結果により, 必要な検査 健 康 診 査 料全額公費負担 健康保険法の規定による療養に要する費用の額の算定方法 ( 平成 6 年厚生省告示第 54 号 ) により算定した額から, 医療保険各法による負担額を控除した額を公費で負担 ただし, 子ども医療費助成制度を優先とする 周 知 方 法 住民基本台帳より対象者を抽出し, 個人通知 未受診者に対しては, 再通知, 電話 訪問等を実施 32

17,540 千円 27 年度 17,089 千円 26 年度 16,775 千円 25 年度 16,288 千円 24 年度 16,457 千円 23 年度 14,831 千円 ( 単位 : 人 ) 対象者数受診者数受診率 継続支援を要する者歯科健診精密健康診査身体精神発達養育環境受診者数身体精神発達 27 年度 9,155 8,932 97.6% 2,387 1,965 835 8,931 76 11 26 年度 9,562 9,281 97.1% 2,344 1,985 865 9,257 110 10 25 年度 9,197 8,840 96.1% 1,959 1,716 631 8,834 62 10 24 年度 9,351 9,152 97.9% 1,747 1,514 643 9,145 64 7 23 年度 9,788 9,187 93.9% 2,227 1,587 704 9,179 69 13 (5) 備考 仙台市医師会に健診医派遣委託 平成 26 年度より健診医として委嘱 育児支援強化として, 平成 14 年度から保育士 ( 健診時に子どもの状態や親子関係を把握する ), 平成 15 年度から心理相談員 ( 育児不安や悩みに関する個別相談指導を行う ) を配置 33

6 2 歳 6 か月児歯科健康診査 母性, 乳幼児に対する健康診査及び保健指導の実施について 仙台市 2 歳 6 か月児歯科健康診査実施要綱 むし歯が急激に増加する幼児を対象に歯科健康診査及び必要な予防措置を実施 事 業 目 的 することにより, う蝕の予防と進行阻止を図り, あわせて市民の健康の保持増進に資する 対 象 者 2 歳 6 か月を超え満 3 歳に達しない幼児 実 施 機 関区家庭健康課, 総合支所保健福祉課 実 施 方 法指定された日時に受診 1 乳歯の重要性, 清掃方法, う蝕の予防処置, う蝕の治療等の指導 2 生活習慣の自立, 食事, しつけ等, 育児上問題になる事項の個別指導 3 視診, 触診による歯科健康診査 4う蝕活性試験 周 知 方 法 住民基本台帳より対象者を抽出し, 個人通知 未受診者に対しては, 再通知, 電話 訪問等を実施 7,109 千円 27 年度 7,489 千円 26 年度 7,634 千円 25 年度 6,087 千円 24 年度 5,210 千円 23 年度 5,636 千円 開催回数 対象者数 受診者数 受診率 27 年度 212 回 9,563 人 8,843 人 92.5% 26 年度 212 回 9,071 人 8,435 人 93.0% 25 年度 211 回 9,393 人 8,605 人 91.6% 24 年度 208 回 9,581 人 8,620 人 90.0% 23 年度 195 回 9,573 人 8,426 人 88.0% (5) 備考 平成 17 年 6 月から個人通知を開始 ( 従来は, 市政だよりで対象日時を周知 ) 平成 19 年度より心理相談員を配置 平成 26 年度より太白区の健診歯科医師を仙台歯科医師会に派遣委託 34

7 3 歳児健康診査 施行規則 厚生省児童家庭局長通知 仙台市 3 歳児健康診査実施要綱 事業目的 精密健康診査 心身の発育, 疾病の有無, 生活習慣の形成や児童虐待の予防や発見に努め, 小児科 歯科 視聴覚 精神発達等総合的な健康診査を区家庭健康課, 総合支所保健福祉課において実施し, 児童の健全な育成のための助言 指導を行う 対象者満 3 歳を超え満 4 歳に達しない幼児 実施機関区家庭健康課, 総合支所保健福祉課 の結果, より精密な健康診査の必要があると認められた幼児宮城県医師会 ( ヒヤリングセンター ), 仙台市発達相談支援センター 実施方法指定された日時に受診 1 身体発育及び栄養状況 2 身体の疾病及び異常の有無 3 歯の疾病及び異常の有無 4 精神発達, 言語発達の状況及び異常の有無 5 予防接種の実施状況 6 その他, 育児上問題になる事項 ( 生活習慣の自立, 社会性の発達, しつけ, 食事等 ) の結果により, 必要な検査 健 康 診 査 料全額公費負担 健康保険法の規定による療養に要する費用の額の算定方法 ( 平成 6 年厚生省告示第 54 号 ) により算定した額から, 医療保険各法による負担額を控除した額を公費で負担 ただし, 子ども医療費助成制度を優先とする 周 知 方 住民基本台帳より対象者を抽出し, 個人通知 法未受診者に対しては, 再通知, 電話 訪問等を実施 21,962 千円 27 年度 20,988 千円 26 年度 21,034 千円 25 年度 22,433 千円 24 年度 21,374 千円 23 年度 17,581 千円 35

( 単位 : 人 ) 対象者数 受診継続支援を要する者歯科健診精密健康診査受診率実人員身体精神発達養育環境受診実人員身体精神発達 27 年度 9,060 8,489 93.7% 3,197 599 491 8,466 1,369 34 26 年度 9,294 8,643 93.0% 4,475 576 343 8,611 1,327 44 25 年度 9,331 8,573 91.9% 3,494 719 328 8,520 1,287 36 24 年度 9,369 8,504 90.8% 4,145 782 476 8,472 1,661 12 23 年度 9,717 8,664 89.2% 4,264 791 401 8,620 1,438 39 (5) 備考 仙台市医師会に健診医派遣委託 平成 17 年度より嘱託医師 2 名配置 ( 平成 25 年度で嘱託医師は終 了 ) 平成 26 年度より健診医として委嘱 仙台歯科医師会に健診歯科医派遣委託 育児支援強化として, 平成 14 年度から保育士 ( 健診時に子どもの状態や親子関係を把握する ), 平 成 16 年度から心理相談員 ( 育児不安や悩みに関する個別相談指導を行う ) を配置 36

8 訪問指導 児童福祉法 子ども 子育て支援法 厚生労働省 乳児家庭全戸訪問事業ガイドライン 等 仙台市妊産婦訪問指導実施要綱 仙台市新生児等訪問指導実施要綱 妊産婦 乳幼児の保護者に対し, 家庭訪問により妊娠 出産 育児に 事 業 目 的 関する必要な保健指導を行い, 母子の健康の保持増進, 児童の健全育成を図る 対 象 者 妊産婦, 新生児, 未熟児及び保健所長が必要と認めた者新生児訪問は, 平成 19 年 10 月生まれの児より全員を対象として実施 実 施 機 関区家庭健康課, 総合支所保健福祉課 職員及び訪問指導員 ( 在宅の保健師, 助産師 ) が対象者を家庭訪問し, 妊産婦, 乳幼児の保護者に対し, 正しい知識の普及や, 必要な保健指 実 施 方 法 導を実施する 平成 23 年度より乳幼児虐待の要因のひとつである産後うつ病早期発見のため, 訪問した全員に対し, エジンバラ産後うつ病質問票 (EPD S) を実施している 周 知 方 法母子健康手帳交付時, 母親教室等で周知 国庫補助額 県補助額 45,253 千円 27 年度 42,402 千円 14,134 千円 14,134 千円 26 年度 42,303 千円 6,026 千円 6,026 千円 25 年度 44,314 千円 4,932 千円 4,932 千円 24 年度 43,705 千円 7,813 千円 23 年度 42,372 千円 8,142 千円 平成 25~27 年度補助率 : 国 1/3, 県 1/3 平成 23~24 年度補助率 : 国 1/2 ( 訪問延べ人数 ) ( 単位 : 人 ) 23 年度 24 年度 25 年度 26 年度 27 年度 妊産婦 2,479 2,046 2,677 2,116 2,490 新生児 8,501 8,954 8,901 8,577 8,720 未熟児 831 857 796 740 751 乳児 490 657 615 729 859 幼児 1,211 1,196 1,172 1,490 1,539 その他 1,176 1,007 1,076 1,521 1,963 計 14,688 14,717 15,237 15,173 16,322 18