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極東 サ ン 旧樺太 訪 旅 コ : サ ン 日 出 日 : 月 ~ 月 毎週水曜又 木曜日 a a P a a a T 成田空港ユ リ ク 成田空港 サ ン 州都 サ ン 向 います 到着 迎え 日本語 共 専用車 市 へ T 向 います 旧豊原 サ ン 市 泊 a ユ リ ク 旧豊原 朝食 終日

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CAVOKⅤ 航海日誌 2013 年 #3 5/15(Ayios Nikolaos)~6/6 (Ayvalik) 2013 年 6 月 8 日松崎義邦氏メール 皆様に 3 週間余りかかりクラッチの修理が完了して 25 日振りにクレタ島アギオ ニコラウス港を出港することが出来ました 久しぶりの航海はクレタ島の中央部にあるイラクリオンまでの航海でグービスのホテルの設備の整ったマリーナに入港しようとする際オン サンドをしてしまいました 前日前もって車で調べに行って OK の確認をして 入り方も聞いていたのですが砂が入り込んでしまっていたようです 幸いに砂なので直ぐ脱出することが出来てイラクリオンの本港に入港しました ここで上田さんは帰国の途に就き 新たに平田夫妻が搭乗しました 本来はキオス島で上田さんが帰国して平田夫妻が搭乗予定でしたが クラッチトラブルのためイラクリオンに変更して頂きました その後は順調でサントリーニ島 アモルゴス島 パトモス島 サモス島 キオス島 レスボス島そして 6 月 5 日にトルコのアイワルクに到着しました 私にとっては 3 回目のサントリーニ島ですが白と青の景観は何回見ても素晴らしいです アマルゴス島は映画 グラン ブルー のロケ地になったところで海と海岸がとてもきれいで海水浴も楽しみました そして世界遺産のパトモス島の聖ヨハネ修道院 サモス島のヘラ神殿 キオス島のネア モニ修道院と立て続けに世界遺産を見ることも出来ました お天気の方はサントリーニ島で強風に出会いマリーナでやり過ごしましたが その後はお天気 風に恵まれ快調な航海が楽しめました レスボス島からトルコに入国しましたが ユーロ圏から離れて中東圏になってアジアの匂いが強く感じられました イスタンブールでは反政府デモが続いているそうで気を付けなければいけないと思っていますがここアイワルクは観光地でもある関係で平穏です ここで平田夫妻が帰国の途に就き これからイスタンブールまで悦子と二人で航海と史跡めぐりを楽しみたいと思っています Ayvalik(Turkey) にて

航海日誌 #3 5 月 15 日 ( 水曜日 ) Ayios Nikolaos 晴れ 昨日までの曇りがちの天気と違い青空が朝から広がって気持ち良い朝を迎える メカニックにクラッチの整備状況を確認するが今日の午後 3 時の船便でアテネからクレタに着くとの事 今回は間違いなく整備された事を信じたい 午前中ここから近い山側にある前に行った Kritsa の町に再度行く 近くにある Panaghia Kera の教会を訪ねる この教会は 13 世紀ヴェネチア時代の教会でこじんまりした教会で教会内にはマリア様を書いたフレスコ画が部屋一面に良い状態で残りヴェネチア時代の名残をつぶさに見ることが出来た その後近くにある古代遺跡 Lato を観光する Lato は紀元前 5~4 世紀にドーリア人が築いた都市で峰の上に遠くにエーゲ海を見渡す位置に作られている 保存状態が良く当時の都市の跡が残っている クレタ島には遺跡があらゆる所に存在しているが見ごたえのある遺跡であった お昼は軽く 海水浴場を見渡せる BBQ をやっているタベルナに入りカラマリグリル 豚のスブラキ 海の幸スパゲティー グリークサラダを食べる 新鮮なカラマリのグリルが美味しかった 昨日までの強風も午後には収まり夕方マリーナの脇にある海水浴場でいつもの日課の水泳をする 夕食はアドガボ ポトフ ご飯を頂く 5 月 16 日 ( 木曜日 ) Ayios Nikolaos 薄曇り 今日午前中にクラッチが着く予定だったがフェリーに積み込まれてないとの事で明日になるとの連絡がある このような調子なので先の予定が立てられず困ってしまう 一日マリーナでのんびり過ごす 今日は風が強いのと日差しが弱いので海水浴を諦める 夕食に 4 年前大西洋で会ってから何回も出会ったドイツ艇の Gerald さんと Peter さんを招待する Gerald さんとは 2010 年大西洋側スペインのリバデイオで初めて会ってから今回で 9 回目の出会いとなる お互いに約束して会った訳でなく偶然の出会いの連続に驚く 彼らは 10.45m の Apodis 号でハンブルグから航海を続けていてこの後世界一周を予定している 空豆の茹でたのを日本酒で 野菜のディプ ハモンセラーノを白ワイン メインはカレーライスで頂

く 素晴らしい海の仲間達だ 5 月 17 日 ( 金曜日 ) Ayios Nikoloas 曇り南の強風今朝未明から南風が強く吹き始めたので増し舫いを取る 今日こそはクラッチが到着するのを期待して待っていたが フェリーで来た運送会社のトラックには積まれていないとのメカニックから報告が入る 彼らの説明では輸送会社のトラックの荷が一杯になり明日になったとの事だが理解できない 日本とは違いこれがギリシャスタイルだからと言い訳が入る 此方はクラッチの行方が不明になっては困るので所在の確認をするがアテネにあるから心配ないとの事だ これ以上策が無いので明日に期待する 午前中最大風速 54.2 ノット ( 風速 27m) の風が吹き一日中曇りの強風だった 港の防波堤で砕けた波のスプレーが飛んでくる 上田さんと悦子は町に買い物がてら散歩に行く ギリシャでは Fish Spa Therapy が流行っていてこの町にも 3 件ほどあり二人は体験をしてきた 小魚の入っている水槽に足を浸けると 足の角質を小魚がかじってくれて足のトリートメントが出来るそうだ 私も後で行ったが 30 分ほど水槽に足を浸けて小魚が足の皮膚を突っ突いてくれ刺激があり気持ち良い そして足のマッサージをしてくれて 12 ユーロでお手ごろだ 夕食はビーツとヨーグルトのディップをジャガイモで 黒トマトとアンチョビのサラダ 茹でエビとチリソース イカとオクラのソテーを白ワインで頂く 5 月 18 日 ( 土曜日 ) Ayios Nikolaos 快晴 強風 今朝もまだ風が強い 夜雨が降ったが南のアフリカの泥砂を含んだ雨でデッキが汚れていたデッキを洗う この強風は多分シロッコだ 11 時にクラッチが届く予定だがメカニックが来ないのでこちらから事務所に聞きに行く 間もなく積み荷が下りて届くとの事でもう少し待ってくれとの事だった 女性陣は暇になるので町に散歩がてら昼食を食べに出かける デッキで待っていると昼過ぎに待望のクラッチが届いて エンジンに取り付ける 約 1 時間 30 分ほどかかり係留したままエンジンを回してクラッチを入れる 前進 後進とも正常である 風が強く吹いているので走らせてのテストは風が収まってからにする 夕方 6 時過ぎに風が収まりメカニックとテストランをする 快調に回転数に合わせて速度が出る これで安心だ 4 月 26 日不具合発生以来今日 5 月 18 日まで約 3 週間の日数を要した 復活祭 土日の休み 修理工場がアテネ アテネから送り返されたクラッチが最初整備不良 2 回目にヤンマーの技術者の支援を得てやっと直った ここのメカニックは 粘り強く良く最後までやってくれたと感謝する 本来クラッチは使用時間 1 万時間位は大丈夫なものだが CAVOK5 のエンジンは 1100 時間しか使

ってないのにこの故障になったのが不安だ メカニックの話では取り付けにずれがあったとのことだが詳細不明である ヤンマーに問い合わせても返事は来ない 海外でヨットを乗っている場合の不便さと不安が通じないようだ 問題が解決され久しぶりに解放された気分でビールを夕方頂く 夕食はオクラのギリシャ風トマトソース煮 エビのソテー イカと生姜醤油 パセリ ライスを CAVOK5 の復帰を祝って頂く 5 月 19 日 ( 日曜日 ) Ayios Nikolaos 快晴 久しぶりの穏やかな朝を迎える 朝食をコックピットで取る 今日は日曜日でマリーナと整備の事務手続きが出来ないのでレンタカーを借りて今まで見ることが出来なかった所を見に行く ニコラウスにあるクレタ島で一番古いと云われる 7 世紀に建てられたアギオス ニコラウス教会に行く ここは前に行ったが閉まっていて入れなかったが今回は事前に調べて管理しているホテルで鍵を借りて中に入れた 中のフレスコ画の壁画は 15 世紀に書かれたものだそうだが大分剥がれていた そして次に明日行く予定の Gouves Marina を見に行く イラクリオン港を当初予定していたがイラクリオンのマリーナの評判が良くない イラクリオンの手前にホテル所有のマリーナがあり良いとの話を聞いていたのでそこに寄って調べることにした Gouves と云うところで素晴らしい海水浴場が広がりマリーナはホテルの前にある設備の整ったマリーナだった Gouves Marina のスタッフが大変親切で砂で入り口が浅くなっているのでその入り方もわざわざ堤防迄行き教えてくれ また漁師直営のタベルナも教えてくれた パイロットブックによると 70 隻ほど係留出来ることになっているがセーリングヨット 1 隻 モーターボート一 1 隻 漁船 1 隻とがらがらであった 明日の予約をしておいた お昼はマリーナのスタッフが教えてくれたタベルナでグリークサラダ 大エビのグリル 海鮮盛りパスタを食べる 魚は新鮮であった そのあとイラクリオンにある歴史博物館に行くが日曜日で閉館であった 次に近くの町 Fodel にあるエル グリコの生家にあるミュジアムに行く 山奥の小さな町から少し離れたところにある生家は広いしっかりした建物だ ここでグレコは 25 歳迄いたそうで その後ヴェネチア ローマ スペインと行っている 帰りに Tillssos にあるミノア時代からグレコローマン時代迄の遺跡を見に行くがここも日曜日で休みだった 帰ったのが 6 時過ぎだったが陽は高く ひと泳ぎする 泳ぐと疲れが取れる 夕食は日曜日でお店が開いてなく食材が手に入らず艇にある食材を使う キャベツ ニンジンとキュウリの浅漬けサラダ 黒トマト ハモンセラーノ キノコオムレツ カレーうどんをコックピットで頂く いつもとっても美味しい 明日 CAVOK5 と久しぶりに航海出来ると思うとついついお酒も進んでしまった

5 月 20 日 ( 月曜日 ) Ayios Nikolaos~Iraklion (40NM) 晴れ微風 待ちに待った 25 日ぶりの出航だ 昨日日曜日で手続き出来なかった整備費用 マリーナの支払いを済まし 9:30 に舫いを解く 整備をしてくれた George は最後まで諦めず直してくれ感謝する 長らく我々の前に係留していた艇の人達 一人は元 SAS の機長 もう一人は日産に勤めていたというフインランド人が見送りをしてくれる 大変穏やかな天気で地中海に珍しく霞がかかっている クラッチの調子も良さそうだ 風は北北西でのぼり一杯のレグを機帆走だが気持ちよく走る クラッチが新品同様と云うことで暫く使用してからクラッチオイルの交換が必要なので慣らし運転も兼ねた 久しぶりの海の上での生ハム トマト オニオン入りの昼食はビールと共に美味しかった 15:20 に昨日調べた Goves Marina の入り口着いて昨日の注意通り気を付けてゆっくり入ったが On Sand してしまった 何とかバックで脱出したがマリーナのスタッフがラバーボートで飛んできて砂で浅くなっているので入港は無理とのことだ 昨日のスタッフが入れると教えてくれると云ったがそれは間違いとの事 丁寧にラバーボートに乗せてくれ入り口を走り水深計で見せてくれた 何と浅いところは 1m この船のドラドラフトは 2m なのでとても無理だった 昨日親切に教えてくれたのは何だったろうか 仕方なくここから約 10NM 西にあるイラクリオンに向かう 18:20 にイラクリオンのオールドハーバーに入るが艇が一杯で係員もわからないので外側の岸壁に止める 既に 2 艇横付けしていて我々が横付しようとしたとき そのうちの 1 艇のオランダ艇が舫いを取ってくれた 我々は気付かなかったがニコラウスで一緒だったそうだ この岸壁はオールドハーバーを挟む反対側にあり電気 水道も使える そして前はポリスで意外と良い場所だった 但し時折フェリーの出入りで揺れがあった 上田さんの最後の晩を朝ニコラウスで仕入れた鬼カサゴのアクアパッアをメインにしてキャベツ炒め ビーツのサラダ イワシの鮓絞めを頂く 食事の後平田夫妻がイラクリオンに 22 時 50 分の便で到着するので迎えに行く 平田夫妻はキオス島で乗船する予定であったが今回のクラッチのトラブルでイラクリオンに変更して来てもらった 長旅にもめげずお元気なお二人に久しぶりに会うことが出来た 艇に戻って再び賑やかになった艇でお二人の歓迎会を遅くなったのでささやかにして眠りにつく 5 月 21 日 ( 火曜日 ) Iraklion 快晴 朝 9 時に Port Police に書類の提出に行く ギリシャでは Traffic Document が要ると聞いていたので今まで確認してきたが必要なしと云われて Traffic Document を持っていなかったがここでは必要と云うことでやっと手に入れることが出来た そのあと今まで見ることが出来なかったクレタ歴史博物館に 5 人で行く ここは中世から現代にいたるギリシャの歴史が分かる展示物が展示されている立派な博物館であった

途中に魚屋さんがあり新鮮な鯛とイワシがあったので仕入れる 上田佐和子さんが 14 時発のアテネ行の便で帰国するので空港迄送りに行く 約 5 週間ご一緒した そのうち半分以上クレタ島に滞在することになり申し訳ない事をしたにも関らず楽しく過ごして頂き感謝している 上田さんを空港に送った後 4 人でお昼をパスタ ハンバーガー ギリシャサラダで簡単に済ませ 考古学博物館に行くが 15 時閉館で見ることは出来なかった その足でクノッソス宮殿を見学して海岸沿いの道をドライブして艇に戻る 夕食はフェーリボートの明かりと ヴェネチィア時代の要塞を見ながらイワシの酢絞め キノコのソテー キュウリモミ タイの湯引き そしてご飯と のり 昆布 たらこの昆布巻きを頂く 鯛の湯引き始めいずれも美味しかった 5 月 22 日 ( 水曜日 ) Iraklion~Santorini (Vlihadha) (61NM) 晴れ南の微風 明日から風が強くなるので今日サントリーニに向け出港することにした 6 時 00 分に出港するが 15 分程で太陽が顔を出す 少し霞んでいるが良いお天気だ 風は南だが弱くて全行程機走になる クラッチの調子も良く 2300 転回転で 7 ノットをケープする 朝食は走りながら昨日の鯛の潮汁とおにぎりを頂く そしてお昼はビールと冷ソーメン 暑くて裸でいる海の上でのソーメンは格別に美味しい 15 時 30 分にブリハダの港に着くが入り口が砂で浅くなっているので用心深く入る すれ違ったモーターボートから浅いから注意するようアドバイスをもらう 浅いところで水深計が 1.7m になったが砂に捕まることなく入港出来た 明日から風が強くなるので良い場所に係留したかったピアーの突端に指示されてしまった フェンダーと舫いをしっかり取る その後ニコラウスの整備の Goege からクラッチは新品同様なのでサントリーニに着いたらサントリーニの整備と話をして点検をしたいと云う事だったのでマリーナのスタッフに整備の電話番号を教えてもらい Goege と連絡してサントリーニの整備と話してもらった また燃料が半分になったので給油をお願いする ここはスタンドが無いのでタンクローリ車で明朝運んでくるとの事だった 足の便が悪いのでレンタルーカーを頼む 用事が終わった後 港の横の海岸で水泳をしてから艇のデッキでシャワーを浴びる 女性陣が作ってくれた夕食のメニューは豪華でエビとアボガドのカナッペをスパークリングワインで頂いてから 茹でエビとチリソース ポテトサラダ キノコノソテー ポークソテーを頂くが平田百合子さんの作ったポテトサラダ ポークソーテーは絶品だった 夜半からの強風に備えて再度フェンダーと舫いの確認をして就寝する 5 月 23 日 ( 木曜日 ) Santorini 曇り南西強風 クラッチの整備を頼んだメカニックが来るがヤンマーの純正クラッチオイルが来るのが月曜日になるとの事で月曜までは待っていられないのでクラッチのオイル交換をキャンセルする クレタのメカニックの George に電話でオイル交換を延期出来るかと聞いたところ出来るだけ早くが良いとの事だ

また別のメーカーのオイルで良いか確認したら取り敢えず OK との事で再度ここのメカニックに電話して George と連絡を取り確認するようお願いする 平田さんご夫妻 悦子はフィラの町の見学と昼食をそこで食べてもらい私は艇に引き返し強風に備える 舫いもスプリングを入れてショックを和らげるようにした 15:30 に待ち合わせの場所に行き そこからイアの町に行く 此処もフィラの町と同じで断崖絶壁の上に白い家が立ち並び綺麗だ 散策した後イアの町の断崖絶壁の下にある Amoudi と云う漁村は今回で我々は 3 回目の訪問になる 岸壁沿いにあるタベルナでグリークサラダ カルマリのグリル オクトパスのグリル 鯛とカサゴのグリルを食べるが新鮮で美味しかった 南西風が強く岸壁を越えた波がテラスを洗ってくるので時折足を上げての食事であった 夜半より風が強くなり舫いがきしむ 5 月 24 日 ( 金曜日 ) Santorini 晴れ強風 昨日知り合ったオーストリア人の Matt 青年を朝食に誘っていたのでギリシャ人の友人と訪ねてくる Matt 君は日本語をしゃべり 4 年間毎冬日本のニセコでスキーのインストラクターを夏はサントリーニでチャーターヨットの手伝いをしている好青年だった 昼前にアクロティリ遺跡に行く ここは先史時代の遺跡だが紀元前 1500 年頃の噴火によって突如歴史の舞台から消えたところだ 険しい山の上に何故こんな険しいところに町を作ったのか興味が湧く お昼は近くにある昨年行った事のある Oyrgos の町の近くにある地元タベルナに行く 大変混んでいて見晴らし良いテラスは一杯で室内のテーブルを取る クレタサラダ ソーセージ 子牛の T ボーンステーキ ラムのオーブン焼きを地元ハウス赤ワインで食べたがそれぞれ味付けがシンプルながら良い味が出ていた ゆっくり食事して終わったのが 4 時になる 今日は昨日と違って青空なので青空に綺麗に映るフィラの町に寄って白と青の鮮やかなコントラストの風景を見て戻る クラッチのオイル交換の件はヤンマーの純正オイルでなく同じグレードのオイルで対応することにした ヤンマーにインターネット相談で問い合わせたところヤンマー純正でなくても OK またもうしばらくクラッチオイル交換なしでも OK との返事が今日来ていた 夕方になって少し風が収まったが艇の方は舫いをきしませながら揺れている 夕食はオジヤと入麺を塩昆布 コウナゴのつくだ煮で頂く 5 月 25 日 ( 土曜日 )Santorini~Amorgos(42NM) 晴れ西風 12~15 ノット まだ朝方は風も強くうねりもあった Matt 君がここのメカニックからの伝言を持ってきた クレタでクラッチを修理したメカニックの Geoge の話ではヤンマー純正以外のオイルは勧めないとの返事が来たとの事だった 昨日ヤンマーからの返事をもらっているのでこのままオイルを交換しないで行くことにする ヤンマー純正オイルは既に Samos に注文をしているので Samos で交換することにする

前方に泊まっているチャターヨットが出るということで CAVOK5 が邪魔になるので艇を移動さす 風の予報を見てみると前日より風が収まる様子なのでこちらも Amorgos に向け出港することにした 今日は出港する予定が無かったので出港の時間が遅くなり 10:40 に舫いを解く 風は西風 15 ノット前後 進路は北東と云うことで追い風の気持ち良いセーリングになる ほぼ全行程をセーリングして Amorgos 島の入り江の奥にある港の岸壁にアンカーを打ってスターン着けをする サントリーニで一緒だったカタマランのドイツ人が舫いを取ってくれた 先ずはビールを係留した場所の前のお店で飲む 岸壁といえども電気 水がある 電気 水代は 5 ユーロだった 夕食は同じ並びのタベルナでドルマデス ズキーニのコロッケ スブラキ イワシのグリル イカのグリルを食べる ズキーニのコロッケは特に美味しかった 明日朝早く出港を予定して眠りにつく 5 月 26 日 ( 日曜日 )Amorgos 快晴 今朝 Patos に向け出港する予定だったがアンカーを落した場所が悪く 後から来たフェリーの下にアンカーが入っていてしまった 潜って見たところアンカーを上げる事が出来ない位置にあった 生憎とこのフェリーは日曜日運休で明日の朝 6 時までここに停船との事 今日の出港は諦めて島を観光することにする 港に漁を終わった小さな漁船が網を整理しながら取れた魚を籠に入れていた 勿論生きが良いのでタコ イカ カサゴをその場で売ってもらう カサゴ 4 尾 タコ イカで 20 ユーロだった おまけにカサゴを 2 尾おまけしてくれた お昼にレンタカーを借りたが一日 20 ユーロだ 島の名所を聞いて 最初に 13 世紀ヴェネチア時代に建った岩山の上に建つ城塞跡に行く 険しい岩山の上に城を築いたものだ 当時の覇権争いの厳しさを感じる 途中の道路から見るエーゲ海の景色は海の色が所々変化した青で素晴らしく綺麗だった 次に垂直に伸びる絶壁の中腹に建つ 11 世紀ビザンチン時代に建てられた修道院に行くがこれまた厳しい環境の中に建てられているがエーゲ海を見渡す景色は絶景だった そして島の西端にある Kaloaritissas 湾の海水浴場に行くが湖水のような静かさと綺麗な海で気持ち良く泳いだ ここアモルゴスは映画グランブルーのロケ地でもあるが納得できる綺麗な海と入り江である

アンカーの打った場所が悪かったため今日出港出来なかったがアモルゴス島の美しい景色を見ることが出来てかえって良かった アモルゴスには錨泊地も良いところが一杯あるのでまた寄りたいところだ 艇での夕食は朝仕入れたタコとイカを刺身で 塩もみキュウリ ネギとオリーブで味付けのトマトサラダ ラタトーユを白ワインで頂く しは歯ごたえも良く美味しかった 特に百合子さんがこしらえたタコ刺 明日はフェリーが 6 時に出港するのでそのあとすぐ出港することにして就寝する 5 月 27 日 ( 月曜日 ) Amorgos~Patmos(50NM) 快晴北東 5~15 ノット 今日朝 6 時に隣のフェリーが出港したのでアンカーも上げることが出来るようになり 6 時 30 分にアンカーを上げる 穏やかな湾を出たころから北西からの 20 ノット近い風に恵まれ斜め後ろからの風を受け 7 ノット以上で帆走する 途中風が変化したときに一時風が無くなり機走したが今度は北風が 10~15 ノット吹き気持ち良いセーリングを楽しんだ 朝食は出港後セーリングを始めてからおにぎりと味噌汁を頂く この辺りはドデカニス諸島の北端でパトモス島に近づくにつれて島が多くなり あちこちに島が見えるようになった お昼は島々を見ながら久しぶりの生ハム チーズ トマト入りサンドウイッチをスープで頂く 海の上でのサンドウイッチは特に美味しい パトマスの入り江の奥にある岸壁にアンカーを打ってからのスターン着けをする 隣のドイツ艇が舫いを取ってくれ助かる Port Police に行って Traffic document にスタンプを押してもらい 2 日分 9.4 ユーロ払う パトモスは聖ヨハネ修道院 ヨハネが生活したと云われる洞窟が世界遺産になっている 明日訪問することにする

女性陣は夕食に先日購入したカサゴのアクアパッア 肉じゃが カサゴの煮つけ 野菜サラダを準備してくれる 私は隣の海水浴場で泳ぎ火照てる体を冷やす 泳いだ後デッキにあるシャワーを浴びる シャワーを浴びた後平田さんといつもの様にコックピットで冷えたビールを美味しく飲む ここは電気が取れないので明るい内に食事と云うことで 7 時過ぎより準備してくれた食事を頂くがカサゴは新鮮で美味しく頂いた 明日 7 時 50 分にタクシーに来てもらい世界遺産を訪問することにして休む 5 月 28 日 ( 火曜日 ) Patmos~Samos (30NM) 快晴後晴れ微風 朝 7 時 50 分に頼んであったタクシーで紀元一世紀末に聖ヨハネがローマ人に追放され流刑されて 生活していた洞窟に行く スカラの湾を見渡せる山の中腹の険しい場所に掘られた洞窟であり ここで天啓を受け 聖書の黙示録を書いたと云われている 2 つとも世界遺産に登録されている 次に 1088 年に聖ヨハネを記念して建てられたという聖ヨハネ修道院に行く 丘の上に建てられ修道院内のフレスコ画は見事であった 10 時前に艇に戻り 10 時丁度にアンカーを上げて出航する 今日は穏やかな海面で湖の様だが風が無い 2 隻ほど滞在していた大型客船の一隻が同時に出港した 人気のある場所の様だ 実はもう 1 日滞在したかったが明日が強風の予報なので今日中にマリーナのあるサモス島に移動することにした 風のない中エーゲ海の島々を全方向に見ながら機走で進む サモスはトルコに一番近いところで 2 kmなのでトルコ本土も良く見えた 16:30 に Samos Marina に入港する ここはアンカーを打たずにレイドラインを掴んで係留する 親切なマリーナスタッフを手伝ってくれる 明日は強風になるのでしっかり舫いを取る 久しぶりに陸の上のシャワーを浴びる マリーナは町から離れて不便なところなのでレンタカーをマリーナオフィスで頼む 係留料も今までと違い高くなり 1 日 62 ユーロだった 19 時にレンタカーが届きピタゴリオの町に食事に行く ピタゴリオの町は賑やかで港には 15 隻近いヨットが係留していた 美味しそうなレストラン ( タベルナではない ) に入り ムサカ イカのグリル ラムチャップ ラムのス

ブラキ ズッキーニのフライを食べる それぞれ美味しかったがお腹一杯になり 艇に戻ってすぐお休みする 5 月 29 日 ( 水曜日 ) Samos 晴れ南の強風 今日はメルテミ ( エーゲ海の季節風で夏の北からの強風 ) と反対の気圧配置になり南風 40 ノット以上の予報が出ている 朝 10 時前に約束通りマリーナのメカニックがクラッチのオイル交換に来る クラッチの修理で中身が新品になり 早い時期に純正のヤンマーオイルでクラッチオイルの交換をするようクレタで指示を受けていた しかし純正オイルが手に入らずここサモスにクレタの方から注文をお願いしてあった 幸いにここに届いてありメカニックもヤンマーの教育を受けているということで安心した このオイル交換で一連のクラッチ故障事件は完結した クレタのメカニックの George さんは完結するまでフォローしてくれ感謝する サモスも先史時代からの歴史があり ヘラの神殿 は世界遺産であり 現在でも巨大な大理石の柱と無数の建物の跡が残っている ヘラはゼウスの姉であり 妻であり嫉妬深いとされているが一方主婦と家庭生活の守り神であった ヘラの神殿には複製の像が置いてあったが本物はサモスタウンの考古学博物館にあるということで行く 圧巻はクーロス像で高さ 5.5m の像がほぼ完全なまま発掘されており見事な青年像であった 必見の価値のある紀元前 6 世紀に制作されたクーロス像であった その他ゲネレオス グループの像や先史時代からの遺跡の展示物があり当時の文化の高さを感じた ドライブしているといたるところに遺跡がありアフロディーテ神殿等野ざらしにしてあった 奥さん達をピタゴリアの町で降ろして 平田さんと私は艇に戻る 女性陣は買い物が好きだ ピタゴリアにも港があり 10 数隻のヨットが停泊していたが南の強風で波も入り上下に大分揺れていた 静かなサモス マリーナに入って正解であった 荒れる予報の時はその風に対して安全なシェルターになるマリーナに停泊して天気の回復を待つことにしている お昼はマリーナのバーでサンドウイッチをビールで食べる 夕食は百合子さんがイワシの酢漬けを寿司飯に載せた和風料理を作ってくれ頂く お昼が遅かったのと今までリッチな食事をしていたので胃に優しい食事を頂いた

5 月 30 日 ( 木曜日 ) Samos 快晴 昨日までの強風も収まり穏やかな天気になる 今まで溜まった洗濯物を早朝コインランドリーで洗濯する ゆっくりした朝食をコックピットで食べた後 昨日寄れなかった ピタゴリオの考古博物館 エフパリノスのトンネル パナイア スピリアニス修道院を廻る エフパリノスのトンネルは紀元前 6 世紀にピタゴリオの町に水を供給するためのトンネルで 1350m のトンネルを数十センチの誤差しかなく造ったという技術の高さに驚く 帰りに肉屋でラムの胸肉を仕入れる 早めにマリーナに戻り心地良い南風を浴びながらビールを飲む 午後はそれぞれゆっくりした時間を過ごす 航海灯の右舷ライトが点灯しなかったので新しい航海灯に替える 昨日から仕掛け籠を垂らしていたが上げてみるとカサゴ一尾と大きなアナゴが籠の中に入っていた 早速さばいて冷蔵庫に入れて明日の食材にする 夕食はラムの胸肉をニンニク醤油で漬け込んでそれをグリルして頂く 大変おいしかった 明日は 6 時出港予定なので 23 時にお開きにして休む 5 月 31 日 ( 木曜日 ) Samos~Khios (67NM) 快晴南順風 今日の行程は 67NM あるので夜明けと同時の 6 時に出港する 先日からの南風はまだ続いておりほぼこの南風に乗って快調なセーリングをする 朝ご飯はおにぎりと味噌汁を帆走しながら頂く 港を出て直ぐトルコとギリシャの間が 2 kmしか離れていない海峡を通過する トルコとギリシャの旗を両サイドの土地に同時に見ることが出来た ヨーロッパではこのような場所は 必ず国旗を揚げて国を表している ほぼ南風が順調に吹き続けたが途中 2 回ほど島の影響で微風になったりしたが時折 30 ノット近くの風になり 3 ポイントリーフにしたりしながら 6~8 ノットの速度で若干の波に揺られながら気持ち良いセーリングをした 百合子さんと悦子は殆どキャビンの中で休んでいていたが お昼になるとサンドウイッチを作ってくれビールで頂くが これまた空いたお腹に美味しかった 通常も彼女たちは航海中 殆どキャビンの中で過ごしている 17 時に入り口が狭い Khios Marina にパイロットブックの注意に従って防波堤寄りによって用心して入港する このマリーナは現在経営していなく港とポンツーンがあるだけで施設は何もない ギリシャには現経済状況を表しているのかこのようなマリーナが点在している 一番要の防波堤 ポンツーン迄出来ているのに残念だ 10 艇程の艇が岸壁再度に横付けしているので我々も空いている場所を探して横付けをする 先

着の艇の方が舫いを取ってくれる この周辺には何もないのでレンタカー屋の広告を見て電話して来てもらう レンタカーでキオスの町まで食料の買い物含めて偵察に出かける 夕食は昨日捕ったアナゴを蒸してからフライパンでタレを浸けながら炒めて蒲焼風に料理して頂いたがアナゴは身が厚く美味しかった カサゴは煮つけにして頂いた 平田さんはウゾ 私はウイスキーの水割りをナイトキャップに飲んで早めに就寝する 6 月 1 日 ( 金曜日 ) Khios 晴れ マリーナから少し離れたヒオスのオールドポートの隣は中世の要塞が昔の厳しい時代の面影を残している ヒオス島はビザンチン時代に建てられた世界遺産にも登録されているネア モニ修道院がある 11 世紀にコンスタンティノス 9 世によって建立された 人里離れた海を見渡せる丘の上にあり聖堂の中は見事なモザイク画で飾られている またここはオスマントルコの攻撃を受け虐殺された遺骨が礼拝堂に収められていた そこから暫く山道を行くとアナヴェストの村がある 16 世紀に造られた村だが現在は廃墟になっているが厳しい崖の上に建てられていたが防御のためにこのような地勢を選んだのかと思う アナヴェストの近くの村のレストランで山羊の丸焼きをしていて美味しそうだったのでそのレストランで山羊の丸焼きを食べる ラムよりあっさりした味で 4 人で突っつきあって食べたが美味しかった このレストランで ネア モニ修道院で会った在イスタンブールの日本人の女性とまた出会う ご主人は英国人で お二人で旅行中との事だった とっても感じの良い方で連絡先を頂く その後島の南にあるビルギ (Pyrgi) の村を訪ねる ヒオスには世界に唯一マスティハの木が植生しているところでこの村もマスティハ栽培を生業としている マスティハの樹液は漢方の役割もあり 色々なところに使われている また村の家々の壁は白と灰色で彩られた幾何学模様で飾られ箱庭みたいに綺麗だが起源はビィザンチンの時代からだそうだ 夕食は昨日の残りのアナゴを使ったアナゴの蒸し寿司を頂く 6 月 2 日 ( 日曜日 ) Khios~Lesvos (52NM) 曇り 時折小雨後晴れ 今日の天気予報は午前中小雨がぱらつく予報が出ていたので朝の天候を見てから出港を決めることにしていたが雲も厚くなく雨も降ってなかったので 6:30 に出港する 気まぐれな風とお天気で途中追手の 15~20 ノットの風を受けて 7 ノットで快調にセーリングしたり向風になって機走したりお天気も雨から晴れまであり変化のある中での航海であった Lesvos ではオールドハーバーに入る予定であったが 建設された新マリーナが最後の仕上げを待っているとパイロットブックに書いてあったので覗いてみると営業していたのでここ Mitilini Marina

に係留することにして 15:40 に横付けで係留する オッフィスもシャワーも水 電気もあり良いマリーナでオールドハーバーより良かった ここのところ砂漠の砂を運んでくる南風で洗っても洗ってもデッキが土で汚れてしまうので今日も早速デッキを洗う 町から離れているのでマリーナの前のタベルナでドルマデス ( 米 ひき肉 みじん切りの野菜をブドウの葉っぱ包んだ料理 ) を前菜にしてグリークサラダ それぞれケバブー スブラキ 鳥のヒレのグリル ラムチョップを食べる 素材が良いせいかどこで食べても美味しい 帰りに久しぶりのお湯たっぷりのマリーナのシャワーを浴びる 6 月 3 日 ( 月曜日 ) Lesvos (Mitilini) 快晴 朝 8 時にトラフィックドキュメントをマリーナオフィッスに取りに行く 場所によってトラフィックドキュメントのサインが必要だったり そうでなかったり今一つ分かりずらい レスボス島は紀元前 6 世紀の女性詩人サッフォーの出身地として知られている ギリシャでは 3 番目に大きな島で古代ギリシャの植民地 ビザンチン時代 オスマントルコの支配下を経て現代のギリシャになった その時代の名残にミティリニの港の脇にある小高い丘の上にはビザンチン時代の立派な城塞が建っている 島の北にある漁港モリヴォス (Molivas) にも同じ時代の立派な城砦が町の丘の上に建っている 漁港は風光明媚なところでギリシャ特有の可愛い漁船と周りのタベルナがすごくマッチングしている光景だ 此処には国内外の芸術家が集まる場所でもある 漁港の脇のタベルナでそれぞれフレッシュカラマリのグリル イワシの重ね焼き エビのグリル ポークチョップを食べる 魚介類の味付けはどの店もほぼ同じであるが素材が新鮮で美味しい ここに来る途中でオリーブ博物館に寄るが昔の時代からのオリーブ油を搾りだす道具が展示してあり 建物は機械を蒸気機関で動かすシステムの時代のもので大変興味深かった 艇に戻って夕方 9 時近くまで空が明るい中デッキで素麺の夕食を頂き ウイスキーを飲みながら夕刻を過ごす 6 月 4 日 ( 火曜日 ) Lesvos 快晴 今日はゆっくり艇で過ごすことにする ジェネカーの開きが悪かったので調べたところブロックに布が詰まっていて滑車が回っていなかったのが原因だったのが分かりこの問題は解消できた 青空の下日陰を作りデッキでの昼寝は最高に気持ちが良い レンタカーを今日も借りているので島の南側に海水浴場があるというので平田さんとドライブに行くが 残念ながらこれと云う景色は見ることは出来なかった

マリーナの入り口には 2000 万年前に火山の噴火によって炭素化された木が飾ってある 当時の火口は入り江になっている 一日何もすることない贅沢な時を過ごすことが出来た 夕食は鳥の水炊きの残りを使った雑炊を頂くが 素晴らしい味が出ていた 6 月 5 日 ( 水曜日 ) Lesvos~Ayvalik(Torkey) 晴れ後一時雨南の順風 今日はギリシャを出国するのでオフィスのオープンと同時にマリーナの清算を済ませる 3 泊で電気 水道代を入れて 121 ユーロだった まだまだ新しいマリーナのせいか係留艇は少なくプロモーション価格で一泊は無料だった 08:30 に港の北側にあるカスタム用の岸壁に艇を移動させ出国手続きをする その後ポリスでトラフィクドキュメントにもサインをもらい 09:35 に出港する 南の順風でクオーターに受けながら気持ち良い帆走をする アイワルク湾の入り口は両サイド浅瀬で航路は大変狭くなっている 両サイドに障害灯が立っていてその間を抜けるが風がアビームで良い方向だったのでその間も帆走で抜ける この水路は 松の廊下 と云うそうだ アイワルク湾に入ると遠くに雷鳴と時々雷光が光る積乱雲の千切れ雲が近づいてきて 雨がぱらぱらと降りだしたので急いでマリーナに入港する 初めてのトルコのマリーナだが今までのユーロ圏のマリーナと同じ槍付の方法で変わることはなかった 結構係留艇が一杯で夏の係留が心配になるくらいだった マリーナで係留の手続きをしてからここのエージェントに入国とトルコの航海で必要になるトランジットドキュメントの手続きを依頼する そして昨年 10 月に Paros で知り合った Trismic 号を見つける 前もってメールで連絡してあったがトルコでの再会はうれしかった 夕方 Trismic 号の Mike 夫妻から夕食の招待を受けたので 4 人でお邪魔する 前回もご馳走になった 3 種類あるカレーをご馳走してくれたが 手の込んだ味で美味しかった お土産に大事にしていた八海山を差し上げる Trismic 号は 45ft のカタマランでコックピットは広く Mike さんのお父さん含めて 7 人で夕食を楽しんだ 彼らはこれから我々と同じようにエーゲ海を北に進むがイスタンブールまで行かず途中チャナッカレで元来た道を戻るとの事であった そして今年の冬には大西洋をカリブへと渡る計画だそうだ 22 時頃遅くなってもいけないので楽しい中お暇する とても物静かで感じの良いご夫妻 ご家族である 6 月 6 日 ( 木曜日 )Ayvalik 快晴 明日平田夫妻がイスタンブールに向けて出発するので一日のんびりすることにする 平田夫妻はここから 150 km先にあるイズミール空港までタクシーで行くことにして交渉すると 250TL( 約 13000 円 ) と云う事なので頼むことにした アイワルクの町に出てみると港には観光用のガレット船がずらりと並んでいた 裏の路地はグランドバザール並みで小さな店が軒を並べ迷路のようにあちこちに広がっている 奥さん達は大喜びで お昼を食べてからも夕方迄買い物を楽しんでいた

お昼にトルコ上陸してから初めての本場ケバブーを食べるがお肉が柔らかく美味しかった 平田さんと私は床屋に行くが なかなかの職人の床屋さんで久しぶりにさっぱりする あごの髭まで整髪しくれた 昼のケバブーがこたえているので夕食は タコとキュウリの酢もの キャベツの浅漬け 野菜サラダ ソーメンであっさり頂く ビール ワイン 日本酒を飲みながら平田夫妻 CAVOK5 での最後の晩を楽しんで就寝する 以上