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平成 28 年度全国学力 学習状況調査の結果伊達市教育委員会〇平成 28 年 4 月 19 日 ( 火 ) に実施した平成 28 年度全国学力 学習状況調査の北海道における参加状況は 下記のとおりである 北海道 伊達市 ( 星の丘小 中学校を除く ) 学校数 児童生徒数 学校数 児童生徒数 小学校

(2) 国語 B 算数数学 B 知識 技能等を実生活の様々な場面に活用する力や 様々な課題解決のための構想を立て実践し 評価 改善する力などに関わる主として 活用 に関する問題です (3) 児童生徒質問紙児童生徒の生活習慣や意識等に関する調査です 3 平成 20 年度全国学力 学習状況調査の結果 (

Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

平成 年度佐賀県教育センタープロジェクト研究小 中学校校内研究の在り方研究委員会 2 研究の実際 (4) 校内研究の推進 充実のための方策の実施 実践 3 教科の枠を越えた協議を目指した授業研究会 C 中学校における実践 C 中学校は 昨年度までの付箋を用いた協議の場においては 意見を出

平成 29 年度 全国学力 学習状況調査結果と対策 1 全国学力調査の結果 ( 校種 検査項目ごとの平均正答率の比較から ) (1) 小学校の結果 会津若松市 国語 A は 全国平均を上回る 国語 B はやや上回る 算数は A B ともに全国平均を上回る 昨年度の国語 A はほぼ同じ 他科目はやや下

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

H30全国HP

解答類型

課題研究の進め方 これは,10 年経験者研修講座の各教科の課題研究の研修で使っている資料をまとめたものです 課題研究の進め方 と 課題研究報告書の書き方 について, 教科を限定せずに一般的に紹介してありますので, 校内研修などにご活用ください

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(2) 国語科 国語 A 国語 A においては 平均正答率が平均を上回っている 国語 A の正答数の分布では 平均に比べ 中位層が薄く 上位層 下位層が厚い傾向が見られる 漢字を読む 漢字を書く 設問において 平均正答率が平均を下回っている 国語 B 国語 B においては 平均正答率が平均を上回って

愛媛県学力向上5か年計画

平成 21 年度全国学力 学習状況調査結果の概要と分析及び改善計画 調査実施期日 平成 21 年 10 月 2 日 ( 金 ) 教務部 平成 21 年 4 月 21 日 ( 火 )AM8:50~11:50 調査実施学級数等 三次市立十日市小学校第 6 学年い ろ は に組 (95 名 ) 教科に関す

7 本時の指導構想 (1) 本時のねらい本時は, 前時までの活動を受けて, 単元テーマ なぜ働くのだろう について, さらに考えを深めるための自己課題を設定させる () 論理の意識化を図る学習活動 に関わって 考えがいのある課題設定 学習課題を 職業調べの自己課題を設定する と設定する ( 学習課題

領域別正答率 Zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz んんんんんんんんんんんんん 小学校 中学校ともに 国語 A B 算数( 数学 )A B のほとんどの領域において 奈良県 全国を上回っています 小学校国語 書く B において 奈良県 全国を大きく上回っています しかし 質問紙調査では 自分

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調査の概要 1 目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し その改善を図るとともに そのような取組を通じて 教育に関する継続的な検証改善サイクルを確立する また 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の

Microsoft Word - 全国調査分析(H30算数)

2 生活習慣や学習環境等に関する質問紙調査 児童生徒に対する調査 学校意欲 学習方法 学習環境 生活の諸側面等に関する調査 学校に対する調査 指導方法に関する取組や人的 物的な教育条件の整備の状況等に関する調査 2

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1. 研究主題 学び方を身につけ, 見通しをもって意欲的に学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における算数科授業づくりを通して ~ 2. 主題設定の理由 本校では, 平成 22 年度から平成 24 年度までの3 年間, 生き生きと学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における授業づくり通して~ を研究主題に意欲的

Microsoft Word - 第3学年国語科学習指導案 .docx

2 研究の歩みから 本校では平成 4 年度より道徳教育の研究を学校経営の基盤にすえ, 継続的に研究を進めてきた しかし, 児童を取り巻く社会状況の変化や, 規範意識の低下, 生命を尊重する心情を育てる必要 性などから, 自己の生き方を見つめ, 他者との関わりを深めながらたくましく生きる児童を育てる

4 本単元と情報リテラシーの関わり 課題設定担任による 説明会におけるデモンストレーションを見ることを通して 本単元を貫く言語活動としての これぞ和の文化! おすすめの 和の文化 を調べて説明会を開こう を知り 見通しを持たせ学校司書による関連図書紹介を通して 和の文化への関心を高め 進んで調べよう


第 4 学年算数科学習指導案 平成 23 年 10 月 17 日 ( 月 ) 授業者川口雄 1 単元名 面積 2 児童の実態中条小学校の4 年生 (36 名 ) では算数において習熟度別学習を行っている 今回授業を行うのは算数が得意な どんどんコース の26 名である 課題に対して意欲的に取り組むこ

今年度の校内研究について.HP

国語科学習指導案様式(案)

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ICTを軸にした小中連携

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Microsoft PowerPoint - syogaku [互換モード]

国語の授業で目的に応じて資料を読み, 自分の考えを 話したり, 書いたりしている

平成23年度全国学力・学習状況調査問題を活用した結果の分析   資料

学習指導要領の趣旨を実現する授業づくりのポイント

「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けて

1 目的のある発問をする 2 思考の可視化をする (3) まとめる段階 における工夫 1 自分の身に付けた力を使って 表現したり交流したりする場の設定をする 2 自分の学びを振り返る場の設定をする 5. 研究内容 1 読むこと の指導の充実を目指した国語科の授業研究 国語科の授業研究会実施 ( 年間

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平成 30 年 1 月平成 29 年度全国学力 学習状況調査の結果と改善の方向 青森市立大野小学校 1 調査実施日平成 29 年 4 月 18 日 ( 火 ) 2 実施児童数第 6 学年 92 人 3 平均正答率 (%) 調 査 教 科 本 校 本 県 全 国 全国との差 国語 A( 主として知識

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国語 B では 話すこと 聞くこと 領域において 全国及び県平均を上回っているが 他の三つの領域においては 全国及び県平均を下回っている 活用する力を育成する取組のさらなる充実が必要である 設問 1 の目的に応じて 話し合いの観点を整理する力は身についてきている 設問 3 の二つの詩を比べて読み 自

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1

小学校の結果は 国語 B 算数 A で全国平均正答率を上回っており 改善傾向が見られる しかし 国語 A 算数 B では依然として全国平均正答率を下回っており 課題が残る 中学校の結果は 国語 B 以外の教科で全国平均正答率を上回った ア平成 26 年度全国学力 学習状況調査における宇部市の平均正答

自己決定の場を設定する 自己存在感を持たせる 共感的な人間関係を育成する準備活動のどの場面で どの子どもを生かすのか 見通しを持って授業に臨む 導入の場面する 深める場面り返りの場面2 確かな学力の育成 複雑で変化の激しい現代社会に子どもたちが主体的に関わり よりよい社会を創造していくためには 一人

平成 29 年度全国学力 学習状況調査の結果の概要 ( 和歌山県海草地方 ) 1 調査の概要 (1) 調査日平成 29 年 4 月 18 日 ( 火 ) (2) 調査の目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し

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第4学年算数科学習指導案

平成 30 年度全国学力 学習状況調査の結果について ( 速報 ) 1. 調査の概要 実施日平成 30 年 4 月 17 日 ( 火 ) 調査内容 1 教科に関する調査 ( 国語 A 国語 B 算数 数学 A 算数 数学 B 理科 (3 年に 1 回 )) A 問題 : 主として知識に関する問題 B

「標準的な研修プログラム《

作品の情景をよりわかりやすく伝える手だてともなる 指導にあたって 1 では まず 俳句は17 音で作ることや季語を入れることと言ったきまりをおさえる そして 教科書の例を読み 想像した情景や作者の思いを想像し 良いと思うところ 工夫されていると思うところを発表できるようにする 2 の俳句を作る場面で

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指導方法等の改善計画について

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平成 30 年度全国学力 学習状況調査 北見市の結果等の概要 Ⅰ 調査の概要 1 調査の目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析するとともに教育施策の成果と課題を検証し その改善を図り 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等

平成 30 年 6 月 8 日 ( 金 ) 第 5 校時 尾道市立日比崎小学校第 4 学年 2 組外国語活動 指導者 HRT 東森 千晶 JTE 片山 奈弥津 単元名 好きな曜日は何かな? ~I like Mondays.~ 本単元で育成する資質 能力 コミュニケーション能力 主体性 本時のポイント

上に食に関する指導の充実が求められている 食環境の乱れが社会的課題とっている今日 中学生が食生活の自立を目指した学習をすることは大切なことであるので 本時は 自分や家族の食生活の中で見付けた問題点の改善に自主的に取り組むことができるように 指導を進めることにした 指導に当たっては これまでの学習を踏

平成 29 年度全国学力 学習状況調査の結果の概要 ( 和歌山県和歌山市 ) 1 調査の概要 (1) 調査日平成 29 年 4 月 18 日 ( 火 ) (2) 調査の目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し

Taro-① 平成30年度全国学力・学習状況調査の結果の概要について

41 仲間との学び合い を通した クラス全員が学習に参加できる 授業づくり自分の考えを伝え 友達の考えを聞くことができる子どもの育成 42 ~ペア グループ学習を通して~ 体育における 主体的 対話的で深い学び を実現する授業づくり 43 ~ 子どもたちが意欲をもって取り組める場の設定の工夫 ~ 4

北九州市学力向上ステップアップ事業第Ⅱ期推進指定校 実施計画

3 調査結果 1 平成 30 年度大分県学力定着状況調査 学年 小学校 5 年生 教科 国語 算数 理科 項目 知識 活用 知識 活用 知識 活用 大分県平均正答率 大分県偏差値

2 児童観復習プリントから 乗法の交換法則 4 7=7 乗法の結合法則 = 加減混合の式や乗除混合の式の計算はできていると考えられる しかし 分配法則 6 10=6 9+ や 7 8=7 9 はできない児童が数名いて 定着していないことが分かる また 計算の仕方は理解してい

3/3 研究推進委員会

第 5 学年 社会科学習指導案 1 単元名自動車をつくる工業 2 目標 我が国の自動車工業の様子に関心を持って意欲的に調べ, 働く人々の工夫や努力によって国民生活を支える我が国の工業生産の役割や発展について考えようとしている ( 社会的事象への関心 意欲 態度 ) 我が国の自動車工業について調べた事

北九州市学力向上ステップアップ事業第Ⅱ期推進指定校 実施計画

新学習指導要領の理念と カリキュラム マネジメント 2019( 平成 31) 年 1 月 16 日 文部科学省 3 階講堂 天笠茂 ( 千葉大学特任教授 )

2 調査結果 (1) 教科に関する調査結果 全体の平均正答率では, 小 5, 中 2の全ての教科で 全国的期待値 ( 参考値 ) ( 以下 全国値 という ) との5ポイント以上の有意差は見られなかった 基礎 基本 については,5ポイント以上の有意差は見られなかったものの, 小 5 中 2ともに,

単元構造図の簡素化とその活用 ~ 九州体育 保健体育ネットワーク研究会 2016 ファイナル in 福岡 ~ 佐賀県伊万里市立伊万里中学校教頭福井宏和 1 はじめに伊万里市立伊万里中学校は, 平成 20 年度から平成 22 年度までの3 年間, 文部科学省 国立教育政策研究所 学力の把握に関する研究

(2) 学習指導要領の領域別の平均正答率 1 小学校国語 A (%) 学習指導要領の領域 領 域 話すこと 聞くこと 66.6(69.2) 77.0(79.2) 書くこと 61.8(60.6) 69.3(72.8) 読むこと 69.9(70.2) 77.4(78.5) 伝統的な言語文化等 78.3(

3 第 3 学年及び第 4 学年の評価規準 集団活動や生活への関心 意欲態度 集団の一員としての思考 判断 実践 学級の生活上の問題に関心 楽しい学級をつくるために を持ち 他の児童と協力して意 話し合い 自己の役割や集団と 欲的に集団活動に取り組もう してよりよい方法について考 としている え 判

学習指導要領の領域等の平均正答率をみると 各教科のすべての領域でほぼ同じ値か わずかに低い値を示しています 国語では A 問題のすべての領域で 全国の平均正答率をわずかながら低い値を示しています このことから 基礎知識をしっかりと定着させるための日常的な学習活動が必要です 家庭学習が形式的になってい

2、協同的探究学習について

4. 題材の評価規準 題材の評価規準 については, B 日常の食事と調理の基礎 (2),(3), D 身近な消費生活 と環境 (1) の 評価規準に盛り込むべき事項 及び 評価規準の設定例 を参考に設定して いる 家庭生活への関心 意欲 態度 お弁当作りに関心をもち, おか 生活を創意工夫する能力

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第 2 学年 理科学習指導案 平成 29 年 1 月 1 7 日 ( 火 ) 場所理科室 1 単元名電流とその利用 イ電流と磁界 ( イ ) 磁界中の電流が受ける力 2 単元について ( 1 ) 生徒観略 ( 2 ) 単元観生徒は 小学校第 3 学年で 磁石の性質 第 4 学年で 電気の働き 第 5

西ブロック学校関係者評価委員会 Ⅰ 活動の記録 1 6 月 17 日 ( 火 ) 第 1 回学校関係者評価委員会 15:30~ 栗沢中学校 2 7 月 16 日 ( 水 ) 学校視察 上幌向中学校 授業参観日 非行防止教室 3 9 月 5 日 ( 金 ) 学校視察 豊中学校 学校祭 1 日目 4 9

資料3 道徳科における「主体的・対話的で深い学び」を実現する学習・指導改善について

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2 各教科の領域別結果および状況 小学校 国語 A 書くこと 伝統的言語文化と国語の特質に関する事項 の2 領域は おおむね満足できると考えられる 話すこと 聞くこと 読むこと の2 領域は 一部課題がある 国語 B 書くこと 読むこと の領域は 一定身についているがさらに伸ばしたい 短答式はおおむ

p.1~2◇◇Ⅰ調査の概要、Ⅱ公表について、Ⅲ_1教科に対する調査の結果_0821_2改訂

平成 29 年度全国学力 学習状況調査 北見市の結果等の概要 Ⅰ 調査の概要 1 調査の目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析するとともに教育施策の成果と課題を検証し その改善を図り 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等

平成 25 年度校内研修 ( 究 ) 計画書 十和田市立北園小学校 1 学校の教育課題 (1) 教育目標三本木開拓の精神に学び, 郷土の発展に寄与する人間の育成 <かしこく> 創造力があり, 未知を切り開く子ども <やさしく> 情操豊かで, 意志の強い子ども <たくましく> 体が健康で, たくましい

H26研究レポート一覧(6年研)変更2017.3.22

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2 教科に関する調査の結果 (1) 平均正答率 % 小学校 中学校 4 年生 5 年生 6 年生 1 年生 2 年生 3 年生 国語算数 数学英語 狭山市 埼玉県 狭山市 61.4

1. 調査結果の概況 (1) の児童 ( 小学校 ) の状況 < 国語 A> 今年度より, ( 公立 ) と市町村立の平均正答率は整数値で表示となりました < 国語 B> 4 国語 A 平均正答率 5 国語 B 平均正答率 ( 公立 ) 74.8 ( 公立 ) 57.5 ( 公立 ) 74 ( 公立

2 教科に関する調査の結果 ( 各教科での % ) (1) 小学校 国語 4 年生 5 年生 6 年生 狭山市埼玉県狭山市埼玉県狭山市埼玉県 平領均域正等答別率 話すこと 聞くこと 書くこと

国語 A では, 領域別, 観点別, 問題形式別に見て, どの区分においても全国平均を上回り, 高い正答率でした しかし, 設問別でみると全国および新潟県平均正答率を下回った設問が, 15 問中 1 問, 新潟県の平均正答率を下回った設問は,15 問中 1 問ありました 設問の概要関屋小新潟県全国

(6) 調査結果の取扱いに関する配慮事項調査結果については 調査の目的を達成するため 自らの教育及び教育施策の改善 各児童生徒の全般的な学習状況の改善等につなげることが重要であることに留意し 適切に取り扱うものとする 調査結果の公表に関しては 教育委員会や学校が 保護者や地域住民に対して説明責任を果

学校課題HP用

1 単元名 分数 ( 全 10 時間 ) 教材名 分数をくわしく調べよう ( 東京書籍 4 年下 ) 第 4 学年算数科学習指導案平成 26 年 11 月 26 日 ( 水 ) 5 校時 4 年 1 組 ( 男子 13 名 女子 10 名計 23 名 ) 指導者上田稚子 ( 学習指導要領 ) A 数

価 がら読んでいる 語句には性質や役割の上で類別 規 文章を読んで考えたこ があることを理解している 準 とを発表し合い 一人 指示語や接続語が文と文との意 一人の感じ方につい 味のつながりに果たす役割を理 て 違いのあることに 解し 使っている 気付いている 学 登場人物の思いを想像し 時代の状況

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Taro-6学習指導案(事例①小学校

瑞浪市調査結果概略(平成19年度全国学力・学習状況調査)

保健体育科学習指導案

算数科学習指導案 1 日時平成 24 年 10 月 25 日 ( 木 ) 5 校時 2 学年第 6 学年 8 名 3 単元名比例と反比例 ( 啓林館 ) 4 単元について 本単元は 三原市立和木小学校 指導者荒木美花 本単元のねらいは, 伴って変わる 2 つの数量の中から比例関係や反比例関係にあるも

Transcription:

分かる授業づくり ~ よみとる算数 ~ 御所市立名柄小学校 わくわく ドキドキ みーつけた! 児童が わくわく しながら目を輝かせ やってみようとする授業の設定 ドキドキ しながら 児童の興味 やる気が持続する授業の展開 児童自らが みーつけた! と気付き 発見のある授業内容である 分かる授業づくり をテーマとし 研修を深めてきた さらに 本校における県学力診断テスト結果の考察より 読み取りの力が弱い という児童の実態が明らかとなった 本年度は特に 読み取り を重視した研修を行ってきた そのような中で 学力調査活用アクションプラン を推進した 特に工夫した点は 指導案と指導方法指導方法の研究学校教育目標を合い言葉言葉に! 職員研修の工夫 環境づくり ( 人的 物的 ) 研究冊子の作成 ( 夢 Ⅱ) であるが 学校運営組織を改革し 部会を多く活用したことがこの事業を推進できた一つの要因であると考える 環境づくり は 算数ランド と名付けて多目的ホールに領域別で量や図形などを体感できるコーナーの設営に今も取り組み続けている 他教科との関連が算数科でいわれているが それを可能にする一つの工夫になったと思われる 校長室で何度何度ももったももった学力推進委員会 平成 19 年度から組織改革で立ち上げた学力推進委員会で 全国学力 学習状況調査の結果を何度も考察し本校の課題を明らかにした 職員会議でのでの共通理解 それらの結果を共通理解し 時数 確保の工夫をした 名柄小キャラクターひらめきみーくん - 39 -

(1) 学力調査活用アクションプランを活用した取組の実際 算数科の学習指導要領の改訂において これまでの算数的活動を見直し 工夫 改善を図 ることで 児童に 算数は楽しい 算数はおもしろい 算数は生活に役立つ と感じさせ ることが大切である このことは 算数を学習する意義に気付かせることにつながる また 自分の考えを表現する活動や説明する活動も重視されている つまり これからの 実践で求められていることは これらの算数的活動を通して自分なりに考えたことを表現し 説明できる力を伸ばしていくことである そのためには 分かる ということが重要になってくる 本校では 授業が分かる と いうことに力を入れてきた それには 教員が 分かる授業 を目指し 指導力を付けることが重要である 職員研修 を何度も繰り返した その基になる 児童の実態把握 いわゆる低学力になっている課題の 追究をした 県学力診断テストの考察はもちろん 平成 19 年度から始まった全国学力 学習 状況調査の分析 考察を校務分掌で 3 年前に立ち上げた学力推進委員会で繰り返し行い 研 修部と連携し 職員会議で課題を追究した そして 本校では よみとる算数 をテーマに 確かな学力の育成に 学力調査活用アク ションプラン を活用して取り組んだ 以後 その取組を具体的に述べる 1 全国学力 学習状況調査 の分析から出てきた研究課題と取組の実際 自ら学ぶ子どもをどもを育てるてる授業授業の創造 基礎 基本 の定着を図る 分かる授業 を目指す 算数科における環境教育を推進する 算数科における 読み取り の学習指導法の研究をする 教員の授業力の向上を目指す 2 研究計画 学校評価による課題と反省 学力向上の手立て ( 研究授業と研修部 指導部 学力推進委員会の計画的な話合い ) 具体的取組の実施 ( 授業研修及び公表 ) 家庭 地域との連携 ( インターネット 学年だより等 ) 他教科 各部との連携 ( 職員会議による共通理解 ) 研修報告の伝達 ( その都度 : 印刷物等 ) 県学力診断テスト 全国学力 学習状況調査等の考察を有効に利用し授業を展開する 次年度へ向けての反省と確認 ( 成果 課題 改善 対策 ) 3 学力調査活用アクションプランの実施日程 月日事項 4 9 校内研修 ( 研修年間計画についての検討 1) 14 校内研修 ( 研修年間計画についての検討 2) 6 16 校内研修 読み取りを重視した授業づくり 講師校長筒井通子 23 校内研修 ( 第 1 学年授業研究 ) 授業者上段知子 30 職員会議 ( 学力調査活用アクションプラン推進事業についてとそれに向けてのスケ ジュール ) 8 6 校内研修 みんなで創る研修 (8/25) に向けて 25 校内研修 - 40 -

みんなで創る研修 A 授業で使えるパソコン B 実技系講習 C キャリア教育 9 29 職員会議 ( 学力調査活用アクションプラン研究推進校の研究課題 研究計画 評価に関する事項 ) 10 5 学力推進委員会 ( 現状での学力の把握 ) 6 学力推進委員会 全国学力 学習状況の結果を活用した調査研究 の実施計画について 6 職員会議 ( 学力調査活用アクションプラン研究発表会開催要項について ) 20 校内研修 ( 第 2 学年授業研究 ) 授業者村島康子 26 算数部会 11 4 学力推進委員会 ( 問題の検討 考察 ) 5 高学年部会 ( 算数指導案について ) 5 学力推進委員会 ( 授業者指導案検討 ) 8 学力推進委員会 ( 学習の展開の仕方の検討 ) 9 学力推進委員会 ( 指導案について ) 9 高学年部会 ( 算数指導案について ) 10 学力推進委員会 ( 授業案の検討 ) 10 高学年部会 ( 県学力診断テストについて ) 12 高学年部会 ( 算数指導案について ) 22 学力推進委員会 12 3 学力調査活用アクションプラン研究発表会 授業者第 5 学年河井 秀太 写真 1 4 授業公開 取組の経過 ア 写真 2 平成 22 年 12 月 3 日 ( 金 ) 公開授業 第 5 学年授業者河井秀太 B 問題を使ったよみとる算数 - 全国学力 学習状況調査結果の考察より - 写真 1 平成 19 年度からの全国学力 学習状況 調査の考察 写真 2 全国学力 学習状況調査の結果を考察 ( 本校の全国学力 学習状況調査問題の正答率の低いところ ) 御所市立名柄小学校の取組の報告 報告者校長筒井通子 指導講評 指導主事椿本剛也 講演 県教育委員会事務局学校教育課 演題 学力向上に資する言語活動の充実を目指して 講師奈良教育大学教授棚橋尚子 指導案の工夫 本時案にし 授業者の思いが見る方々に通じるように した 授業の運びが分かる 意図や取り上げる活動のねらいが分かる ( 研修部 学力推進委員会 職員会議 ) - 41 -

児童の活動と児童への関わり方が分かる イ第 5 学年算数科学習指導案 ( 以下番号は指導案内のもの ) 単元名 伝えよう! - 自分の考えた図形を説明しよう- 本時のねらい 問題文から課題を読み取ることができる 図形の特徴について言葉を使って表現したり 理解したりすることができる 本時のポイント 略 本時の教材について 教材の押さえどころ 設計図を使い本立てを構成する 残りの板を 合同 に分け その形をみんなに分かりやすく説明することができる 授業の構成について 教材へのせまり方 平面( 設計図 ) から立体 ( 本立て ) を想像しにくい児童が 活動を進めやすいように実物を用意したり実際に組み立てたりできる展開 ( 前時 ) を計画している 長方形を二つの合同な形に分ける際に 既習の平面図形の知識を活用させることができ 言葉を用いて説明させることで図形の定義を深めることを期待している 分からせる方策全国学力 学習状況調査の結果により 本校の児童の特徴として B 問題に代表されるような文章題の読解力や知識を活用する力が弱いと言う課題が出た そのような課題に どのように取り組んでいくかを考えたとき 平素の授業におけるスモールステップでの学習パターンが生かされることが大切であると考え 以下のようなパターンを展開することを計画した 工夫したこと 自分の考えを深められるように グループでの話合いを用いた グループ学習では どの児童も活発に意見を出せるように1グループ3 名とした 児童から考えられた設計図を基に完成品を用意し 自分たちの考えがどう反映されていくのかに興味をもたせるよう工夫した 学習集団 形態などのこと 略 児童への配慮 略 公開授業 - 42 -

指導案の工夫 (2) 成果について学力の向上 見通しをもって課題に取りかかることができるようになり 問題解決につながった ( 何を求められているのか どう答えたらよいのか考える児童が増えた ) 問題文の大切なところに線を引く習慣がついてきて題意の把握ができるようになった 答えの見積もりや 検討をつけてから計算する児童が増えてきた 算数的活動の楽しさを体感できた 筋道を立てて説明することで 自分の考えが相手に伝わることが分かり 伝えるこ との喜びを味わうことができ 学力の向上につながった 指導方法の工夫改善 教員の授業に対する意識のもち方が 今まで以上に研ぎ澄まされてきた 思考が深まる算数的活動を積極的に授業に取り入れるようになった 問題設定の意図や効果を考えた授業づくりを心掛けるようになった 児童の気付きや感じたことから進める学習を大切にするようになった 学習意欲の向上 児童が 分かりたい できるようになりたい と思う気持ちからか 相手の考え に質問できるようになってきた 自分の考えをみんなに分かるように説明しようと努力するようになってきた (3) 課題について 全ての児童が 分かる 喜びを感じるところまでは達していない 児童の理解度に 差があるのも事実である 個々に応じたきめ細かい指導がどこまで深められたかとい う点に課題が残る その差を縮めるために身近な内容の教材 教具を取り入れた授業 の構成も考えていく必要がある 時間的制限もある中 より効果的な工夫をしていか なければならない また日常生活に生かせる指導法の研究を継続して行うことが大切 である - 43 -