派遣交換留学報告書 :2011-2012 1 2 3 5 6 氏名 東北大学における所属 ( 派遣時 ) 留学先大学 留学期間 留学先大学 語学 加藤裕幸 国際文化比較文化論講座 M2 年 大学名 : シンガポール国立大学 (NUS) 所属 : 人文社会 (Faculty of Arts and Social Science) 指導言語 : 英語 年月年月 1 留学前 留学先大学を選んだ理由 学部 / 研究科 2011 8 ~ 2012 5 国名 : シンガポール 学科 / 専攻 / 課程 修士課程を修了後 英語の教員として働きたいと考えているため 英語が公用語の国で留学をしたかったというのが第一の理由です アメリカ イギリス オーストラリア ニュージーランドなどの大学へ留学をした人と違った体験がしたかったため 多言語国家であり英語を公用語としているシンガポールへの留学を決めました 協定校に NUS があったのは幸運だったと思います 2 留学後 留学先大学の魅力 留学生がとにかく多いです 英語の他に外国語を勉強しているのであれば 実際に母語話者を見つけて会話の練習ができると思います また 彼らと会話する際に英語のアクセントから 相手の母国語をある程度類推できるようになりました 1 留学前 TOEFL 等の公的試験の最終得点試験の名称 TOEFL ITP スコア 留学中 日常生活で困らなくなるまでかかった月数 557 点 2 留学前 語学能力向上のために準備したことユニバーシティハウス三条在住中にユニット内外の留学生と接したり 日本人学生や留学生を集めて毎週一回 外国語だけを使用した交流会を開いていました また @homeや TUFSAの企画 コーヒーアワーなどにもよく参加し 英語を使う機会を可能な限り増やしました 3 留学中 現地生活を開始した当初の日常生活における語学能力 2 学部 / 研究科 5 留学中 留学先大学の授業や研究における内容の理解度 6 留学中 授業 研究で困らなくなるまでかかった月数 7 留学中 授業や研究室における発言 学科 / 専攻 / 課程 少し困った 何も分からなかった
8 留学中 授業 研究室における発言に困らなくなるまでの月数 9 留学中 授業 研究の準備の際の文献( 教科書を含む ) の読解 ア ) ほとんど困らなかった ウ ) かなり困った 10 留学中 授業 研究の準備の際の文献 ( 教科書を含む ) の読解に困らなくなるまでの月数 11 留学中 授業 研究におけるレポート等の執筆 12 留学中 授業 研究におけるレポート等の執筆に困らなくなるまでの月数 3 13 留学中 語学能力向上のために努力したこと常に電子辞書を持ち歩き わからない単語が出てきたら即座に調べました また 文学作品のオーディオブックと原作本を使い 朗読やリスニングの練習 シャドーイングなどを空いている時間に行いました 7 履修登録単位認定 1 出発前に留学先での履修登録はできたか 2 留学先に到着後に履修科目の変更 追加はできたか 3 項目 2で はい と回答した場合 どのような方法で変更 追加したか ア ) 電話 ウ ) インターネット オ ) その他 : 一学期あたりの履修科目 単位数 科目 単位 5 一学期に履修した科目数 単位数の量 ア ) 多すぎたと感じた イ ) FAX 郵送 ウ ) 少なかったと感じた 6 履修登録に関するアドバイジング あった なかった 7 項目 6で あった と回答した場合 具体的にどのようなものか ちょうど良いと感じた 8 留学先で取得した単位を東北大学にて単位互換できたか又は単位互換する予定か はい いいえ 9 項目 8で はい と回答した場合の科目数 単位数 科目 単位
8 授業内容 1 履修した科目の具体的な概要 内容 アジア系アメリカ文学 アメリカ文学 文学研究入門 社会言語学 中国語 1 3 シンガポール文学 を履修 社会言語学では一例としてシングリッシュを取り上げたり シンガポール文学では実際にシンガポール人の作家達が教室へ来て講演を行いました また 中国語の講義では留学生の他にマレー系やインド系のシンガポール人学生も参加していました 2 留学先の学年暦 ( 学期 休暇 ) 授業スタイル 授業への準備 試験等の準備 ア ) 学年暦 8 月上旬 ~12 月上旬 ( 一セメ ) 12 月中旬 ~1 月上旬 ( 休暇期間 ) 1 月中旬 ~5 月上旬 イ ) 授業スタイル 一つの授業につき毎週講義 (Lecture) とディスカッション (Tutorial) がある ウ ) 予習 復習方法 学習支援用のウェブサイトがあり そのウェブサイト上で課題やリーディングの範囲が エ ) 試験 レポートの準備 過去の講義が動画で閲覧できる場合は繰り返し復習した 9 10 課外活動 学内外の施設 環境等 1 課外活動に参加した頻度 ア ) 週に2 回以上 ウ ) 月に1 回 ~ 数回程度 オ ) 参加しなかった 2 参加した課外活動はどのようなものか NUS 内のスケート部の練習に参加 NUSのスケート部では主にインラインスケートを使って練習を行っています 水曜日の夜は大学の敷地内のフットサルコートで練習 不定期だが土曜日には有志でシンガポールの街の中を滑走 私がスケートを日常の足に使うきっかけとなりました 3 参加した理由現地ではインラインスケートの認知度が高く NUSだけでなくNTUやSMUにもスケート部があります 私も日本でよく練習をしていたので シンガポールでも共通の趣味を持つ人と知り合いたいと思い活動に参加した 他大学やポリテクニーク ( 高等専門学校 ) の知り合いが増えました 1 留学先のInternational Office 等の支援体制 ア ) イ ) ウ ) 具体例 : 2 図書館 ア ) 充実している 普通 ウ ) 3 学内通信環境 ア ) ウ ) 運動施設 週に 1 回程度 充実している普通充実していない 充実している普通充実していない ア ) 充実している 普通 ウ ) ア ) ウ ) 一学期に 1 回 ~ 数回程度 充実していない 充実していない 5 飲食施設充実している普通充実していない 6クリニック ア ) 充実している 普通 ウ ) 充実していない 7キャンパスの安全性
11 保険 ア ) 安全 注意すれば安全 ウ ) あまり安全ではない 8 安全について特に気を付けていたこと ( キャンパス内 ) 治安の良さで知られるシンガポールだが キャンパス内はさらに治安が良いと感じました 深夜の一人歩きを何度も行っていましたが 身の危険を感じたことはありませんでした 9 渡航先の治安状況 ア ) 日本より良いと感じた ウ ) 日本より悪いと感じた 10 特に近づかない方がよいと感じた地区や場所人口密度が高いため 人が密集する場所が多いです そういった場所ではスリに注意しましょう 11 通学などに関しての交通事情や留意点キャンパスに隣接している寮に住んでいたので 講義を受ける際は無料のシャトルバスを利用しました 1 留学前に加入した旅行保険会社名ジェイアイ 日本と変わらないと感じた日本よりかなり悪いと感じた 12 生活 2 保険料 約 110,000 円 3 留学先大学における保険への加入義務 ア ) 保険加入が義務付けられていた 項目 3 で ア と回答した場合 保険料はいくらだったか 約円 ( 留学期間全期間 ) 1 留学中の住居形態 イ ) 保険加入は義務付けられていなかった ア ) 寮 民間アパート ウ ) その他 2 住居をどのように探したか NUSへの出願手続きをオンラインで行うのですが その手続きの中に寮の申し込みも含まれていました 3 日本への通信を含む主な通信手段 ( 複数回答可 ) ア ) Eメール イ ) ウ ) お勧めの通信手段 電話 Fax その他 3G 対応版の Kindle Facebook に無料でアクセスできるので 携帯電話のメールの代わりになります また 日本へ電話をかける必要がある際は Skype を使っていました 5 留学先での生活費 ( 月額 ) 合計 約 6,000 円 / 月 詳細 ア ) 宿舎費 : 25,000 円 イ ) 食費 : 12,000 円 ウ ) 通信費 : 1,000 円 エ ) 交通費 : 3,000 円 オ ) その他 : 5,000 円
6 留学先における物価 ( 仙台との比較 ) ア ) 高いと感じた 同じくらい ウ ) 7 留学中奨学金を受給したか 8 項目 7で はい と回答した場合 受給した奨学金名と金額ア ) 奨学金名 : Jasso 第二種 月額 一括円 イ ) 金額 : 50,000 安いと感じた 13 進路 就職 1 留学前に志望していた学部卒業後の進路 ( 学部生 ) 又は大学院修了後の進路 ( 大学院生 ) 高等学校の英語教員 2 現在 志望している学部卒業後の進路 ( 学部生 ) 又は大学院修了後の進路 ( 大学院生 ) 高等学校の英語教員 1 留学後の感想 3 今回の交換留学を通じて得たもので 将来のキャリアに活かせると思うもの現地の学生の外国語学習に対するモチベーションに刺激を受けました 彼らが外国語を履修する際は その言語を使用することを念頭に置いて学習を行うためか キャンパス内でシンガポール人同士が韓国語や日本語を使って会話の練習をしている場面をよく見かけました 現在 進路選択 就職活動を行ううえで不安や気になること海外の日本人学校で勤務することにも魅力を感じるようになりました しかし 通常の日本人学校には中学部までしかないので 高等学校で働きたい場合は日本国内でしか働けないという問題があります 1 留学したことによる成果と課題英語の発音 ( アクセント ) について 母国語が英語ではない以上アクセントがあるのは当たり前と考えるようになり 必要以上に自分の発音を気にしなくなりました 2これから留学を希望する学生に伝えたいことスピーキングは滞在中に自然に伸びますが リーディングを伸ばすのは短期間では難しいです 日本にいる際にTOEFLの教材などを使ってリーディングをしっかり鍛えておいたほうがいいと感じました 3 東北大学国際交流センターのサポートに対する提案 意見等