<4D F736F F D AD B81468E848A778D7390AD89DB817A95B C88A7791E590628F8A8A8D8A778D5A C82AA8D7382A

Similar documents
2 事業活動収支計算書 ( 旧消費収支計算書 ) 関係 (1) 従前の 消費収支計算書 の名称が 事業活動収支計算書 に変更され 収支を経常的収支及び臨時的収支に区分して それぞれの収支状況を把握できるようになりました 第 15 条関係 別添資料 p2 9 41~46 82 参照 消費収入 消費支出

H30æ…–å€±å–¬éŒ‰ã••æ³ŁäººHPçfl¨.xbd

私立幼稚園教育振興補助金交付要綱 ( 趣旨 ) 第 1 県は, 私立幼稚園の教育条件の維持及び向上並びに私立幼稚園に在園する幼児に係る修学上の経済的負担の軽減を図るとともに私立幼稚園の経営の健全性を高め, もって私立幼稚園の健全な発達に資するため, 私立幼稚園における教育に係る経常的経費について,

移行認定の申請書類目次

資金収支計算書 平成 30 年度の収支状況を資金収支計算書の流れでみると 収入額は平成 31 年度新入生の入学時納付金の前受金等を含め 195 億 5,975 万 4 千円となり 前年度より繰越された 40 億 5,576 万 3 千円を加えると 収入合計は 236 億 1,551 万 7 千円とな

 資 料 2 

<4D F736F F D A6D92E8817A95BD90AC E937895EF8A87944E8E9F8DE096B195F18D908F912E646F63>

学校法人会計基準の改正について①(省令編)2

別添 2 租税特別措置法施行令第 39 条の25 第 1 項第 1 号に規定する厚生労働大臣が財務大臣と協議して定める基準を満たすものである旨の証明願平成年月日厚生労働大臣殿 租税特別措置法施行令第 39 条の25 第 1 項第 1 号に規定する厚生労働大臣が財務大臣と協議して定める下記の基準を満た

財務の概要 (2012 年度決算の状況 ) 1. 資金収支計算書の概要 資金収支計算書は 当該会計年度の教育研究活動に対応するすべての資金の収入 支出の内容を明らかにし かつ 当該会計年度における支払資金の収入 支出の顛末を明らかにするものです 資金収支計算書 2012 年 4 月 1 日 ~201

回答作成様式

国地方公共団体まとめ.indb

財務比率推移 ( 過去 5 年間 ) ( 単位 :%) ( 単位 :%) 比率算式平成 26 年度比率算式平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度平成 30 年度 1 帰 属 収 支 差 額 比 率 帰属収入 - 消費支出 59.2 帰属収入 54.4 事業活動収支差額比率 基本金組入前当年

公職選挙法・政治資金規正法・

<4D F736F F D D C816995DB974C82B782E98E918E5982CC96BE8DD7955C816A2E646F63>

『学校法人会計の目的と企業会計との違い』

<87408A778D5A C89EF8C768AEE8F A982E782CC90568AEE8F80816A82C982C282A282C42E786C73>

IFRS基礎講座 IAS第11号/18号 収益

1 北九州市 将来負担比率の状況と推移 将来負担比率 平成 20 年度 171.8% 平成 21 年度 173.5% 平成 22 年度 平成 23 年度 166.9% 166.0% 166.9% 平成 24 年度 170.3% 将来負担比率は 地方公社や損失補償を行っている出資法人等に係るものも含め

< C28A4F95DB88E78E7B90DD8A4A90DD8AF3965D8ED >

3 前項の規定にかかわらず 満 3 歳以上の子どもの教育及び保育時間相当利用児の保育に従事する職員は 保育士の資格を有する者でなければならない ただし 幼稚園型認定こども園又は地方裁量型認定こども園にあっては 保育士の資格を有する者を当該職員とすることが困難であると認められるときは 幼稚園の教員の免

平成 31 事業年度 自平成 31 年 4 月 1 日 (2019 年 4 月 1 日 ) 至平成 32 年 3 月 31 日 (2020 年 3 月 31 日 ) 第 15 期 事業計画 ( 案 ) 本州四国連絡高速道路株式会社 - 0 -

2

Taro-中期計画(別紙)

4 地方公営企業会計基準の見直しの影響 ( 概要 ) 地方公営企業会計基準の見直しのため 平成 23 年度に地方公営企業法施行令等を改正し その改正内容が平成 26 年度予算 決算から全面的に適用となっている (1) 見直しの趣旨 昭和 41 年以来大きな改正がなされていない地方公営企業会計制度と国

15 小郡市 将来負担比率の状況と推移 将来負担比率 平成 21 年度 118.0% 平成 22 年度 102.9% 平成 23 年度 平成 24 年度 81.4% 92.7% 81.4% 平成 25 年度 76.4% 将来負担比率は 地方公社や損失補償を行っている出資法人等に係るものも含め その地

日本基準基礎講座 有形固定資産

平成24年度開設予定学部等一覧(判定を「不可」とするもの)

学校法人加計学園平成 28 年度財務の概要 貸借対照表 ( 表 1) 資産の部 科 目 平成 29 年 3 月 31 日 ( 単位 : 円 ) 本年度末前年度末増減 固 定 資 産 有 形 固 定 資 産 土 地 建 物 その他の有形固定資産 特 定 資 産 そ の 他 の 固 定 資 産 流動資産

平成29年度「幼稚園・保育所・認定こども園等の経営実態調査」報告書

Microsoft Word - 公益法人会計の仕訳

UIプロジェクトX

別添様式 4 医療法施行規則附則第 57 条の 2 第 1 項各号に掲げる要件に該当する旨を説明する書類 ( 医療法施行規則附則第 57 条の 2 関係 ) 平成年月日法人名 : 代表名 : 住所 : 印 以下のとおり相違ありません 1 運営組織 総 数 理事 監事 人 人 社員 人 出資者 人 添

流動資産 3 流動比率 (%) 流動負債短期的な債務に対する支払能力を表す指標である 当該指標は 1 年以内に支払うべき債務に対して支払うことができる現金等がある状況を示す 100% 以上であることが必要である 一般的に 100% を下回るということは 1 年以内に現金化できる資産で 1 年以内に支

3 貸借対照表 当該年度末時点での資産 負債 基本金の状況を表し 財政状態を明らかにするものです 資金収支計算書と事業活動収支計算書は単年度の収支状況を表すもので 貸借対照表は今までの財政活動における積み重ねの結果を表すものです 貸借対照表は学校法人会計基準第 4 章に掲げられており 基本的には企業

47 大木町 実質赤字比率及び連結実質赤字比率の状況と推移 22.96% 実質赤字比率は 地方公共団体の一般会計等を対象とした実質赤字額の標準財政規模に対する比率で 福祉 教育等を 行う地方公共団体の一般会計等の赤字の程度を指標化し 財政運営の悪化の度合いを示す指標ともいえます 連結実質赤字比率は

国立大学法人等の平成23事業年度決算について

Ⅰ 平成 24 年度高鍋町財務書類の公表について 平成 18 年 6 月に成立した 簡素で効率的な政府を実現するための行政改革の推進に関する法律 を契機に 地方の資産 債務改革の一環として 新地方公会計制度の整備 が位置づけられました これにより 新地方公会計制度研究会報告書 で示された 基準モデル

現況報告書チェック表

別添 社会福祉法人会計基準の制定について ( 平成 23 年 7 月 27 日厚生労働省雇用均等 児童家庭局長 社会 援護局長 老健局長連名通知 )- 対照表 - 雇児発 0727 第 1 号 雇児発 0727 第 1 号 社援発 0727 第 1 号 社援発 0727 第 1 号 老 発 0727

連結貸借対照表 ( 単位 : 百万円 ) 当連結会計年度 ( 平成 29 年 3 月 31 日 ) 資産の部 流動資産 現金及び預金 7,156 受取手形及び売掛金 11,478 商品及び製品 49,208 仕掛品 590 原材料及び貯蔵品 1,329 繰延税金資産 4,270 その他 8,476

2018( 平成 30) 年度 12 月補正予算の概要 ページ Ⅰ.2018( 平成 30) 年度 12 月補正予算の内容 1 Ⅱ.2018( 平成 30) 年度 12 月補正予算書の概要 3

豊洲移転時の収支試算の条件とパターン 収支試算の条件 平成 29 年度予算をベースとして推計 一般会計繰入金の対象範囲や水準は 据え置き 改修経費を 5 億円 / 年とした上で 5 年毎に 5 億円 / 年ずつ増加するものと仮定して試算 変更点 売上高割使用料は 5 年毎に 3% ずつ減少するものと

日本基準基礎講座 収益

報告事項     平成14年度市町村の決算概要について

Microsoft Word - fcgw03wd.DOC

勘定科目の設定について 学校法人会計はあらかじめ設定してある標準の科目ので運用できますので 特に変更が必要のない場合は そのまま運用してください ただし 現金預金 の下にある小科目は 〇〇銀行 のようにわかりやすい科目名に変更して運用し手ください 編集が終わったら 閉じる ボタンを押してください 1

平成21年度地域医療再生臨時特例交付金交付要綱

14 中間市 実質赤字比率及び連結実質赤字比率の状況と推移 7.65% 実質赤字比率は 地方公共団体の一般会計等を対象とした実質赤字額の標準財政規模に対する比率で 福祉 教育等を 行う地方公共団体の一般会計等の赤字の程度を指標化し 財政運営の悪化の度合いを示す指標ともいえます 連結実質赤字比率は 地

57 みやこ町 実質赤字比率及び連結実質赤字比率の状況と推移 9.49% 実質赤字比率は 地方公共団体の一般会計等を対象とした実質赤字額の標準財政規模に対する比率で 福祉 教育等を 行う地方公共団体の一般会計等の赤字の程度を指標化し 財政運営の悪化の度合いを示す指標ともいえます 連結実質赤字比率は

地方公営企業会計基準の見直しについて(完成)

平成26年版 特別会計ガイドブック

(鏡)会計基準改正(局長)

<4D F736F F D C6F89638E CC8A BA908593B98E968BC6816A2E646F6378>

健全化比率及び資金不足比率の状況について 地方公共団体の財政の健全化に関する法律 により 藤枝市の健全化判断比率及び資金不足比率につい て 以下のとおり算定しました これは 平成 19 年 6 月に公布された上記法律に基づき 毎年度 監査委 員の審査に付した上で 議会に報告及び公表するものです 本市

綿貫財団会計

貸借対照表 平成 31 年 3 月 31 日 ( 単位 円 ) 資産の部 科目 本年度末 前年度末 増 減 固定資産 ( 20,743,777,148 ) ( 20,495,357,106 ) ( 248,420,042 ) 有形固定資産 < 11,495,234,530 > < 11,115,77

学校法人明治大学 理事会御中 独立監査人の監査報告書 市東康男公認会計士事務所 平成 29 年 5 月 30 日 公認会計士市東康男 太田周二公認会計士事務所 公認会計士太田周二 私たちは 私立学校振興助成法第 14 条第 3 項の規定に基づく監査報告を行うため 平成 27 年 3 月 30 日付け

子育て支援に関する行政評価・監視結果報告書-非常時における保育施設等の迅速かつ適切な臨時休園の判断の推進

第 10 条財政調整引当資産は 次に掲げる財産を持って構成する (1) 前条に掲げる資産として寄付された財産 (2) 理事会で前条に掲げる資産に繰り入れることを決議した財産 第 11 条財政調整引当資産については 会長及び財産 資産管理責任者は その資産価値の維持を前提に 適正な管理に努めなければな

財務諸表に対する注記 1. 継続事業の前提に関する注記 継続事業の前提に重要な疑義を抱かせる事象又は状況はない 2. 重要な会計方針 (1) 有価証券の評価基準及び評価方法 満期保有目的の債券 償却原価法 ( 定額法 ) によっている なお 取得差額が少額であり重要性が乏しい銘柄については 償却原価

営業活動によるキャッシュ フロー の区分には 税引前当期純利益 減価償却費などの非資金損益項目 有価証券売却損益などの投資活動や財務活動の区分に含まれる損益項目 営業活動に係る資産 負債の増減 利息および配当金の受取額等が表示されます この中で 小計欄 ( 1) の上と下で性質が異なる取引が表示され

(Microsoft Word -

54 赤村 実質赤字比率及び連結実質赤字比率の状況と推移 1.59% 実質赤字比率は 地方公共団体の一般会計等を対象とした実質赤字額の標準財政規模に対する比率で 福祉 教育等を 行う地方公共団体の一般会計等の赤字の程度を指標化し 財政運営の悪化の度合いを示す指標ともいえます 連結実質赤字比率は 地方

平成 28 年度決算に係る健全化判断比率及び資金不足比率に関する審査意見書 春日井市監査委員

1 北九州市 実質公債費比率の状況と推移 11.4% 10.8% 実質公債費比率 平成 21 年度 9.9% 平成 22 年度 11.7% 平成 23 年度 11.4% 平成 24 年度 10.8% 平成 25 年度 10.5% 実質公債費比率は その地方公共団体の一般会計等が負担する元利償還金等の

1 北九州市 実質公債費比率の状況と推移 11.8% 12.6% 実質公債費比率 平成 24 年度 10.8% 平成 25 年度 10.5% 平成 26 年度 11.8% 平成 27 年度 12.6% 平成 28 年度 13.7% 実質公債費比率は その地方公共団体の一般会計等が負担する元利償還金等

新旧対照表(第2分冊:保険会社関係)1-14-14

16 筑紫野市 22.91% 実質赤字比率及び連結実質赤字比率の状況と推移 実質赤字比率は 地方公共団体の一般会計等を対象とした実質赤字額の標準財政規模に対する比率で 福祉 教育等を 行う地方公共団体の一般会計等の赤字の程度を指標化し 財政運営の悪化の度合いを示す指標ともいえます 連結実質赤字比率は

資金収支計算書 : 当該会計年度の学校法人全体の諸活動の収入及び支出の内容と 支払資金 ( 現金及びいつでも引き出すことができる預貯金 ) の収入及び支出のてん末を明らかにしたものです 本法人の平成 29 年度の資金収入総額 762,413 千円に前年度繰越支払資金 590,765 千円を加えた資金

調査規則の改正 別紙案1・2

学校法人明治大学 理事会御中 独立監査人の監査報告書 太田周二公認会計士事務所 平成 30 年 5 月 31 日 公認会計士太田周二 平公認会計士事務所 公認会計士平善昭 私たちは 私立学校振興助成法第 14 条第 3 項の規定に基づく監査報告を行うため 平成 27 年 3 月 30 日付け文部科学

2. 企業会計の資本金 と 学校法人会計の基本金 それぞれの会計の目的の違い 1) 事業を始めるためには 営利企業であれ学校であれ 元手 ( 創設及び当面の運営に係る資金 ) が必要です 企業はその元手を準備するために たとえば株式会社であるならば 株式という形で多くの人々から出資金を集め 出資者は


第3 法非適用企業の状況

平成28年度子どものための教育・保育給付災害臨時特例補助金交付要綱

事務連絡 平成 29 年 4 月 3 日 各都道府県財政担当課各都道府県市区町村担当課各指定都市財政担当課 御中 総務省自治財政局公営企業課 平成 29 年度における東日本大震災に係る地方公営企業施設の災害復旧事業等に対する地方財政措置等について 東日本大震災に係る災害復旧事業等については 平成 2

29 那珂川町 実質公債費比率の状況と推移 4.6% 4.0% 実質公債費比率 平成 23 年度 5.6% 平成 24 年度 5.1% 平成 25 年度 4.6% 平成 26 年度 4.0% 平成 27 年度 3.6% 実質公債費比率は その地方公共団体の一般会計等が負担する元利償還金等の額を その

15 小郡市 13.9% 13.5% 比較する財政の規模 ( 分母 ) の内訳について 計算式 : 標準財政規模 (c) - 算入公債費等の額 (b) 標準財政規模 (c) の内訳 ( 単位 : 千円 %) H22 決算 H23 決算 H24 決算 H25 決算 標準税収入額等 7,265,856

資産の部 道路 小 中学校など公共施設の現在価値のほか 他団体に対する出資金や預金など これまで積み上げてきた金額 負債の部 借入金の残高 退職手当の引当金など 将来の世代が負担しなければならない金額 純資産の部 資産のうち税金などによって形成され これまでの世代が負担した金額 公共資産 自治体が所

社会福祉法人指導監査基準 ( 財務管理 措置費 ) 1 経理規程 着眼点根拠法令等備考 (1) 経理規程は, 適正に作成されているか 留意事項 1(4), 定款例 34, 規程 (2) 内部牽制組織が確立されているか 留意事項 1, 平 12 児発 471 号 1 会計責任者及び出納職員は, 理事長

(別添)新たな貸付制度の会計処理に関する基本的な考え方について

Taro-①概要.jtd

1 制度の概要 (1) 金融機関の破綻処理に係る施策の実施体制金融庁は 預金保険法 ( 昭和 46 年法律第 34 号 以下 法 という ) 等の規定に基づき 金融機関の破綻処理等のための施策を 預金保険機構及び株式会社整理回収機構 ( 以下 整理回収機構 という ) を通じて実施してきている (2

本実務対応報告の概要 以下の概要は 本実務対応報告の内容を要約したものです 範囲 ( 本実務対応報告第 3 項 ) 本実務対応報告は 資金決済法に規定する仮想通貨を対象とする ただし 自己 ( 自己の関係会社を含む ) の発行した資金決済法に規定する仮想通貨は除く 仮想通貨交換業者又はが保有する仮想

法人単位事業活動計算書 当年度決算 (A) 前年度決算 (B) 増減 (A)-(B) サービス活動増減の部収益会費収益 4,402,000 4,559, ,000 寄附金収益 764, ,846 37,643 経常経費補助金収益 25,283,623 25,257,870 2


貸借対照表 平成 30 年 3 月 31 日 ( 単位 円 ) 資産の部 科目 本年度末 前年度末 増 減 固定資産 ( 20,495,357,106 ) ( 20,499,978,652 ) ( 4,621,546 ) 有形固定資産 < 11,115,779,991 > < 11,418,601,

学校法人東京電機大学 Annual Report 2016 財務の概要 ( 平成 27 年度 ) 千円単位および百万円単位等で表示する際に単位未満を四捨五入しているため 端数調整のため差異が生じる場合があります また 予算 決算において すべて 0 円の科目は表示を省略しています 学校法人会計基準の

2 政府は 必要があると認めるときは 予算で定める金額の範囲内において 機構に追加して出資することができる 3 機構は 前項の規定による政府の出資があったときは その出資額により資本金を増加するものとする 第二章役員及び職員 ( 役員 ) 第六条機構に 役員として その長である理事長及び監事二人を置

貝監第  号

市町村子ども・子育て支援事業計画における「量の見込み」(平成26年4月時点)に関する調査結果について

法人単位貸借対照表 平成 29 年 3 月 31 日現在 第三号第一様式 ( 第二十七条第四項関係 ) 法人名 : 社会福祉法人水巻みなみ保育所 資産の部当年度末前年度末 増減 負債の部当年度末前年度末 流動資産 23,113,482 23,430, ,370 流動負債 5,252,27

3 流動比率 (%) 流動資産流動負債 短期的な債務に対する支払能力を表す指標である 平成 26 年度からは 会計制度の見直しに伴い 流動負債に 1 年以内に償還される企業債や賞与引当金等が計上されることとなったため それ以前と比べ 比率は下がっている 分析にあたっての一般的な考え方 当該指標は 1

平成30年度財務情報

<8C888E5A8F EE8F958CA A E815B2E786C7378>

財務諸表に対する注記 1. 継続事業の前提に関する注記 継続事業の前提に重要な疑義を抱かせる事象又は状況はない 2. 重要な会計方針 (1) 有価証券の評価基準及び評価方法 満期保有目的の債券 償却原価法 ( 定額法 ) によっている なお 取得差額が少額であり重要性が乏しい銘柄については 償却原価

( 資産の部 ) ( 負債の部 ) Ⅰ 特定資産の部 1. 流動負債 366,211,036 1 年内返済予定 1. 流動資産 580,621,275 特定社債 302,000,000 信託預金 580,621,275 事業未払金 2,363, 固定資産 6,029,788,716 未払

つまり 平成 19 年の医療法改正に伴い 医療法人の会計基準は 一般に公正妥当と認 められる会計の慣行 に従えばよいことになったのです 一般に公正妥当と認められる会計の慣行 は何かと言うと 一般的には企業会計原則に基づいて作られている企業会計基準を指しますが 企業会計基準に限定されていません したが

<4D F736F F D C6F89638E CC8A B98E968BC6816A2E646F6378>

Transcription:

別添 文部科学大臣所轄学校法人が行う付随事業と収益事業の扱いについて 1. 学校法人は 従来より 本来事業である教育研究活動のほか 学校教育の一部に付随して行われる事業 ( 以下 付随事業 という ) 及び収益事業を行うことができることとされているが 私立学校の設置を目的として設立される法人であることにかんがみ その適切な運営を確保していく観点から 本来事業以外の事業については 一定の範囲内で行っていくことがふさわしいと考えられる 2. 一方 近年 学校法人においては 様々な性質 種類 規模の付随事業や収益事業を行う例が見受けられるようになってきている 3. このため 私立学校法第 26 条に基づく収益事業告示 ( 平成 20 年文部科学省告示第 141 号 ) の運用にあたっての具体的な指針として 文部科学大臣所轄学校法人が行うことのできる付随事業及び収益事業の扱いについて 以下のとおり示すこととする 4. なお 幼稚園を設置する文部科学大臣所轄学校法人が行う保育事業 (0 歳 ~6 歳児を対象とする認可保育所又は認可外保育施設 以下同様 ) については 国として幼稚園と保育所の連携を推進していることにかんがみ 付随事業として位置づけた上で 次の 1~3 のとおり扱うこととする また 幼稚園を設置しない文部科学大臣所轄学校法人が行う保育事業は 在学者又は教職員及び役員が養育する者を主たる対象者とする場合 付随事業として位置づけ 1 及び 3 のとおり扱うこととする ( ただし 幼稚園を設置する しないに関わらず 収益を目的とする場合を除く ) 1 保育事業は 付随事業の規模の範囲外で行えることとする 2 経営状況を明らかにする観点から 在学者又は教職員及び役員が養育する者以外の者を主たる対象者として保育事業を行う場合には 寄附行為への記載や会計に関する表示について部門を設けて表示を行うこととする 3 保育事業の実施決定にあたって 文部科学省に対する事前相談は要しないこととする 5. さらに 医療及び社会福祉事業については 当該事業の実施を目的とする個別の法人制度が存在することから 学校法人がこれら分野の事業を実施するのは 教育研究活動上の必要性による場合に限られるべきと考えられる このため これら事業の扱いについては 引き続き文部科学省において検討中であるため 当該分野の事業を実施することを検討している場合 ( 大学設置基準等で設置が義務づけられている附属施設を運営する場合を除く ) には 文部科学省に相談すること ( 保育事業を除く ) 1

1. 付随事業 (1) 事業範囲別紙 文部科学大臣所轄学校法人が行うことのできる付随事業の範囲 内であること (2) 寄附行為への記載 (3) に基づき部門を設けて表示する付随事業は 寄附行為に記載し文部科学省の認可を得ること その際 事業の種類については 日本標準産業分類 ( 平成 19 年総務省告示第 618 号 ) の名称を例として具体的に記載すること (3) 会計に関する表示方法下記 1 2 3 の全てに該当する付随事業は 資金収支内訳表及び消費収支内訳表に部門を設けて表示すること 保育事業については 在学者又は教職員及び役員が養育する者以外の者を主たる対象者とする場合には 2 又は 3 に該当しない場合であっても 部門を設けて表示すること 1 2 3 のいずれかに該当する場合であって かつ 組織 施設等において独立的に活動を営む場合には 部門を設けて表示することが望ましい 1 在学者又は教職員及び役員以外の者を主たる対象者として行う事業 2 校舎 ( 法人本部棟を含む ) とは別に施設を設け行う事業 3 事業を行うに際して 行政機関の許認可を必要とする事業 なお 学校法人会計基準 ( 昭和 46 年文部省令第 18 号 ) 上の付随事業の扱いは 次のとおりである 付随事業は 補助活動 と 補助活動以外の活動 からなる 補助活動は 主として在学者を対象とするものであり 学校法人会計基準第 5 条に定める 食堂その他教育活動に付随する活動 は 補助活動を指す なお 教職員及び役員が当該活動の対象者に併せ含まれても良い 同条において 食堂その他教育活動に付随する活動 の収入と支出は 純額をもって表示することができることとしているが 当該活動が 上記 2 3 のいずれかに該当する場合であって かつ 組織 施設等において独立的に活動を営む場合には 部門を設けて表示することが望ましく その場合には 原則どおり 総額をもって表示すること (4) 文部科学省への事前相談次のいずれかに該当する事業 ( 保育事業を除く ) は 付随事業としての実施を学校法人として決定する前に 必ず文部科学省に相談すること 1 在学者又は教職員及び役員以外の者に物品やサービスの提供を行い対価を得る事業 2 学校の所在地と離れた場所に施設を設置して行う事業 3 事業を行うに際して 行政機関の許認可を必要とする事業 (5) その他留意事項下記 2 つの通知で示している いわゆる 附帯事業 は 付随事業と同義である 平成 12 年 12 月 28 日 12 高行第 6 号 学校法人による保育所の設置について 平成 14 年 7 月 29 日文科高第 330 号 学校法人の設置する認可保育所の取扱いについて 2

文部科学大臣所轄学校法人が行うことのできる付随事業の範囲 別紙 1. 目的収益を目的とせず 教育研究活動と密接に関連する事業目的を有すること 2. 実施主体学校法人自らが事業を実施する必要性が十分に認められること 他者からの請負で実施するものでないこと 3. 事業の性質 種類収益事業告示 ( 平成 20 年文部科学省告示第 141 号 ) に定める範囲内であること 4. 事業規模事業の規模は 概ね下記 (A) の範囲であること 特定の付随事業が特定の学校の教育研究活動と密接に関連する場合は (A) かつ (B) の範囲であること 連続 3 ヶ年度 下記規模を超えた場合には 文部科学省に相談の上 事業の見直し ( 事業縮小や収益事業への転換 ) を検討すること (A): 全付随事業に関する収入 / 学校法人全体の帰属収入 <30/130 (B): 特定の付随事業に関する収入 / 特定の学校部門の帰属収入 <30/130 ( 注 1) 上記 学校法人全体の帰属収入 には 収益事業からの繰入収入を含まない ( 注 2) 上記各収入には 次の 12 を含まない 1 特定年度にのみ臨時的に生じた収入 ( 資産売却差額等 ) 2 保育事業による収入 5. 事業対象者 ( 物品やサービスの提供先 ) 事業対象者 ( 物品やサービスの提供先 ) は 主として 在学者又は教職員及び役員であること 事業の性質上 やむを得ず主たる対象者が 在学者又は教職員及び役員以外の者となる場合には 教育研究活動において 在学者又は教職員及び役員が 当該事業として提供される物品やサービスを 50 日 (3 セメスター制の 1 セメスター相当 ) 程度以上活用する具体的計画があること 6. 収支の均衡事業による収入は 費用を賄える程度とすること 7. 財源事業に使用する土地の確保及び施設 設備の整備に必要な経費 毎年度の経常経費の財源は できる限り負債性のない資産を充てること ( 行政機関からの補助金等は可 ) 借入金を充てる場合は 無理のない返済計画を有すること 8. 土地 施設 設備事業に使用する土地 施設 設備は 原則 自己所有であること 借用の場合には 長期間にわたり使用できる保証があること 土地 施設 設備の取得 借用費用は 事業内容や収支計画に照らし 過大なものでないこと 3

2. 収益事業 従来どおり 私立学校法第 26 条に基づき 収益事業告示 ( 平成 20 年文部科学省告示第 141 号 ) に定める範囲内で行うものであり 寄附行為に記載し文部科学省の認可を得ること また 私立学校の経営に関する会計 ( 学校法人会計 ) から区分し 特別の会計 ( 企業会計 ) として経理すること 事業の規模については 下記の範囲であること 事業規模収益事業の規模は 概ね下記 (C) の範囲であること 連続 3 ヶ年度 下記規模を超えた場合には 文部科学省に相談の上 事業の見直し ( 事業縮小や当該事業の実施にふさわしい法人の設立 ) を検討すること (C): 全収益事業に関する売上高及び営業外収益 < 学校法人全体の帰属収入 =100 ( 注 3) 上記 学校法人全体の帰属収入 には 収益事業からの繰入収入及び次の 12 を含まない 1 特定年度にのみ臨時的に生じた収入 ( 資産売却差額等 ) 2 保育事業による収入 なお 学校法人が指定管理者として行う地方公共団体の所有する施設の管理運営事業については 1 地方公共団体からの請負であること 2 施設は地方公共団体の所有であり学校法人自らが設置したものではないこと にかんがみて 学校法人が行う本来事業又これに付随する事業とはみなせないことから 収益事業として位置づけること ( その際 地方公共団体との契約により 指定管理者として管理運営する施設を教育研究に活用することは可能 ) 4