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(4) 対象区域 基本方針の対象区域は市街化調整区域全体とし 都市計画マスタープランにおいて田園都市ゾーン及び公園 緑地ゾーンとして位置付けられている区域を基本とします 対象区域図 市街化調整区域 2 資料 : 八潮市都市計画マスタープラン 土地利用方針図

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目次

1 整備目標 方針 地区名大井五 七丁目 西大井二 三 四丁目地区位置東京都品川区大井五 七丁目 西大井二 三 四丁目の全域地区の現況 課題 現状 当地区は 品川区の南に位置しており 北側に滝王子通り 東側に補助 28 号線 ( 池上通り ) 西側にJR 東海道新幹線及びJR 横須賀線 南側に大田区

(100817)

スライド 1

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都市計画変更素案に関する説明会 建築規制の変更に関する説明会 特定整備路線補助 29 号線 井 東 込区間 (JR 横須賀線 区界 ) 沿道 日時 : 平成 29 年 8 3 ( ) 場所 : 品川区 伊藤 学校 前方右側に手話通訳者を配置しております 必要な方はお近くの席にお移り願います 1 本日

2

第 3 号様式 ( 第 3 条関係 ) 不燃化推進特定整備地区整備プログラム 品川区 豊町 丁目 二葉 3 4 丁目及び西大井 6 丁目地区 平成 25 年 11 月第 1 回変更認定平成 27 年 10 月第 2 回変更認定平成 29 年 3 月 品川区

Taro-地震防災マップQ&A集.jtd

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目次 Ⅰ 運用基準の策定にあたって P1 1 策定の目的 P1 2 運用基準の位置づけ P1 Ⅱ Ⅲ 土地利用のあり方 P1 地区計画の活用 P2 1 地区計画とは P2 2 地区計画の活用類型 P2 (a) 地域資源型 P3 (b) マスタープラン適合型 P3 (c) 街区環境整序型 P3 (d)

目次 方針策定の背景 1-1. 用途地域指定の基本的な考え方 1-2. 住居系 [ 第一種低層住居専用地域 ] [ 第二種低層住居専用地域 ] [ 第一種中高層住居専用地域 ] [ 第二種中高層住居専用地域 ] [ 第一種住居地域 ] [ 第二種住居地域 ] [ 準住居地域 ] [ 田園住居地域 ]

スライド 1

世田谷区

第18期火災予防審議会地震対策部会

2 計画 ( 素案 ) からの主な変更点 1 はじめに頁主な変更点 1 これまでの経緯に 不燃化特区補助制度の指定 地区計画と都市防災不燃化促進事業の導入についての記載を追加 また 大和町中央通り沿道地区は 平成 26 年に不燃化特区補助制度 ( 平成 32 年度まで ) の対象区域に指定されるとと

本町二・四・五・六丁目地区の地区計画に関する意見交換会

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序章 計画改定の背景 足立区では 昭和 57 年 3 月に 大地震による火災から区民の生命と財産を守る た め 足立区防災まちづくり基本計画 を策定し この計画に基づき各種事業を展開し てきました その後 平成 7 年 1 月 17 日に発生した阪神 淡路大震災では 密集市街地に被害が 集中し 改め

指定標準 適用区域 建ぺい率 容積率 建築物の高さの最高限度 m 用途地域の変更に あたり導入を検討 すべき事項 ( 注 2) 1. 環境良好な一般的な低層住宅地として将来ともその環境を保護すべき区域 2. 農地等が多く 道路等の都市基盤が未整備な区域及び良好な樹林地等の保全を図る区域 3. 地区計

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スライド 1

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表1-表4-2

Taro-全員協議会【高エネ研南】

Ⅰ 用途地域指定の基本方針 1 用途地域別 市街地像 と指定の基本方針 1 2 境界の設定 4 3 用途地域見直しの時期 5 4 その他の地域地区や地区計画の活用 6 Ⅱ 用途地域の指定基準 第一種低層住居専用地域 7 第二種低層住居専用地域 9 第一種中高層住居専用地域 11 第二種中高層住居専用

板橋区

筑豊広域都市計画用途地域の変更 ( 鞍手町決定 ) 都市計画用途地域を次のように変更する 種類 第一種低層住居専用地域 第二種低層住居専用地域 第一種中高層住居専用地域第二種中高層住居専用地域 面積 約 45ha 約 29ha 建築物の容積率 8/10 以下 8/10 以下 建築物の建蔽率 5/10

目次 ( )

四国中央市住宅マスタープラン 概要版 平成 30 年 3 月四国中央市 Since

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2014年度_三木地区概要

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目次 1. 市街化調整区域の土地利用方針について... 1 (1) 策定の目的... 1 (2) 方針の位置付け 市街化調整区域の課題 土地利用の方針... 3 (1) 土地利用の基本的な方針... 3 (2) 地区ごとの土地利用方針 開発計画等の調整

三鷹市耐震改修促進計画(改定素案)

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第 4 章居住誘導区域 第 4 章居住誘導区域 1. 居住誘導区域 (1) 居住誘導区域の定義等居住誘導区域とは 都市再生特別措置法 * に定める 都市の居住者の居住を誘導すべき区域 のことで 都市計画運用指針 * において 人口減少の中にあっても一定のエリアにおいて人口密度を維持することにより 生

Microsoft Word - ●決定⑤地区計画-2.docx

目 次 1 基本方針 再開発を促進すべき地区等の整備又は開発の方針... 2 別表再開発促進地区の整備又は計画の概要... 3 都市再開発方針図 ( 総括図 )... 6 都市再開発方針附図

西原町 2~4 丁目地区 区域図 西原町 2~4 丁目地区 低密度住宅ゾーン 中密度住宅ゾーン 戸建ての低層住宅地を主体に落ち着いた雰囲気を持った良好な居住環境の形成を誘導します また 都市農地の保全に努め 農地と共存した良好な居住環境の形成を誘導します 低層住宅と中高層住宅が調和した良好な居住環境

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別記様式第4

計画書 阪神間都市計画防災街区整備地区計画の変更 ( 尼崎市決定 ) 都市計画今福 杭瀬寺島地区防災街区整備地区計画を次のように変更する 名称 位置 面積 地区計画の目標 区域の整備 開発及び保全に関する方針土地利用の方針 地区施設及び地区防災施設の整備の方針 建築物等の整備の方針 その他当該区域の

長岡市立地適正化計画概要版目次 1. 立地適正化計画制度の概要... 1 (1) 立地適正化計画策定の背景と目的... 1 (2) 立地適正化計画制度... 1 (3) 立地適正化計画の位置付け... 2 (4) 計画の対象区域... 2 (5) 計画期間 長岡市の現状と将来見通し.

市街化調整区域の土地利用方針の施策体系 神奈川県 平塚市 神奈川県総合計画 神奈川県国土利用計画 平塚市総合計画 かながわ都市マスタープラン 同地域別計画 平塚市都市マスタープラン ( 都市計画に関する基本方針 ) 平塚都市計画都市計画区域の 整備 開発及び保全の方針 神奈川県土地利用方針 神奈川県

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<ハード対策の実態 > また ハード対策についてみると 防災設備として必要性が高いとされている非常用電源 電話不通時の代替通信機能 燃料備蓄が整備されている 道の駅 は 宮城など3 県内 57 駅のうち それぞれ45.6%(26 駅 ) 22.8%(13 駅 ) 17.5%(10 駅 ) といずれも

阿賀野市の発展と市民福祉の向上を図ることを目的とした 行政運営の指針となる 阿賀野市総合計画 に定める本市の将来像 人 まち 自然が輝く幸福祉都市阿賀野 の実現に向けて また こよなく愛するふる里創造のため 全力を上げ取り組んでいるところでございます 国から地方への事務 権限移譲や三位一体改革が加速

[ 概要版 ] 倉吉都市計画 マスタープラン素案 鳥取県倉吉市

1 整備目標 方針 地区名 大森中地区 ( 西糀谷 東蒲田 大森中 ) 西糀谷一丁目 西糀谷四丁目 北糀谷二丁目 東蒲田二丁目の全域位置大森中二丁目 大森中三丁目 西糀谷二丁目 西糀谷三丁目 東蒲田一丁目 南蒲田一丁目の各一部地区の現況 課題 現況 当地区の幹線道路沿いは商業 業務施設及び中高層の集

計画的な再開発が必要な市街地 特に一体的かつ総合的に再開発を促進すべき地区 市町名 名称 再開発の目標 土地の合理的かつ健全な高度利用及び都市機能の更新に関する方針 特に整備課題の集中がみられる地域 ( 課題地域 ) 地区名 西宮市 C-4 浜脇 ( 約 175ha) 居住環境の向上 良好な都市景観

大谷周辺地区 及び 役場周辺地区 地区計画について 木原市街地 国道 125 号バイパス 役場周辺地区 (43.7ha) 美駒市街地 大谷周辺地区 (11.8ha) 地区計画の概要 地区計画とは住民の身近な生活空間である地区や街区を対象とする都市計画で, 道路や公園などの公共施設の配置や, 建築物の

05+説明資料

(2) 市原市における区域設定の考え方本市においては 更級地区における商業集積や沿岸における工業地帯の形成等 これまで特色ある土地利用展開を行ってきた経緯を踏まえ 居住誘導区域の設定に合わせ地域の特性に応じた区域を設定します 市原市における区域設定の考え方 市街化区域 1 居住誘導区域 2 一般居住

( 様式 -2a 調査概要 ) Ⅰ 調査概要 1 調査名称 : 平成 26 年度神埼市総合都市交通体系調査 2 報告書目次 1. 業務概要 (1) 都市計画道路見直しの必要性 (2) 都市計画道路見直しのスキーム (3) 検討結果の分類 2. 路線の抽出 (1) 都市計画道路の整理 抽出 (2) 検

防災まちづくりの具体的な方向性を示す 方針 は 防災まちづくりに関するキーワードごとに 以下の12 項目にまとめました 防災まちづくりの方針 防災( 安全 安心 ) 地域コミュニティ ひと 1 多様な世代の交流や地域活動への参加が 防災 減災活動を支えるまち ( 自助 共助の話し合いが活発に行われて

1. 目的 本町の第 3 次総合計画において 本町の将来像である ( みんなが主役 やすらぎと健康福祉のまち ) の実現に寄与すべく 本町の市街化調整区域における地区計画の運用にかかる基本的な方針を示すため 市街化調整区域における地区計画運用指針 ( 以下 運用指針 という ) を策定しました この

本日の説明内容 1 板橋駅西口周辺地区のまちづくり 2 板橋駅西口地区都市計画素案について 1 市街地再開発事業 2 地区計画 3 高度利用地区 4 高度地区 3 今後のスケジュール 1

山手地区の概要 面積 約50ha 用途地域 工業地域 建ぺい率 60 容積率 200 高さの限度 第一種高度地区 最高限20m 2

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国土技術政策総合研究所 プロジェクト研究報告

区域の整備 開発及び保全に関する方針土地利用の方針 地区施設の整備の方針 地区の立地特性を踏まえ 土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を図るため 土地利用の方針を以下に定める 1 国際化に対応した業務 商業 宿泊等の多様な機能に加え 氷川神社と連携した江戸文化や赤坂地域の魅力を伝える歴史

市町合併という基本的枠組みの変更に対応した 市全域を対象とした計画の見直し 少子高齢化をはじめとする本市を取り巻く社会経済情勢の変化に対応した計画づくり 総合計画や都市計画区域マスタープランなど 上位関連計画との整合 調整の必要性 都市計画マスタープランは 都市計画法第 18 条の 2 に基づいて策

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建物の建築の基準についての 都市計画変更 案に関する説明会 大田区東馬込二丁目 ( 補助 29 号線沿道地区 ) 高度地区の変更 防火地域の変更 用途地域の変更 日時 : 平成 30 年 11 月 19 日 ( 月 ) 場所 : 大田区立馬込小学校 大田区 1 本日の説明項目 1 本説明会の主旨 2

都市防火研究と災害調査

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はじめに 都市再生緊急整備地域及び特定都市再生緊急整備地域は 都市再生特別措置法 ( 平成 14 年 4 月 5 日公布 平成 14 年 6 月 1 日施行 以下 法 という ) に基づき 国が政令で指定するものです 1 都市再生緊急整備地域 趣旨 都市機能の高度化及び都市の居住環境の向上を図るため

区域の整備 開発及び保全に関する方針 江戸川一丁目地区地区計画 計画書 計画決定 H 江戸川区告示第 433 号 計画変更 H 江戸川区告示第 27 号 計画変更 H 江戸川区告示第 482 号 名称江戸川一丁目地区地区計画 位置 江戸川区江戸川一丁目 江戸

1 首都直下地震の概要想定震度分布 (23 区を中心として震度 6 強の想定 ) 首都直下地震 想定震度分布 出典 : 中央防災会議首都直下地震対策検討ワーキンググループ 首都直下地震の被害想定と対策について ( 最終報告 ) ( 平成 25 年 12 月 ) 2

3. 同意方針 3-1. 共通事項 (1) 上位計画との整合性 ( ア ) 地区計画が 都市計画区域マスタープラン等における土地利用の基本的な考え方と整合していること ( イ ) 地区計画が 市町都市計画マスタープラン等と整合していること 考え方 市街化調整区域は 本来市街化を抑制する区域であること

Microsoft Word - ★アンケート最終版 6.24.doc

中井町緑の基本計画(概要版)

和泉市の宅地開発における制度

図 1 平成 19 年首都圏地価分布 出所 ) 東急不動産株式会社作成 1963 年以来 毎年定期的に 1 月現在の地価調査を同社が行い その結果をまとめているもの 2

(第14回協議会100630)

4. 都市機能誘導区域 4.1 都市機能誘導区域設定の基本的な考え方 (1) 都市機能誘導区域とは医療 福祉 商業等の都市機能を都市の中心拠点や生活拠点に誘導し集約することにより これらの各種サービスの効率的な提供を図る区域のことです 原則として 居住誘導区域内において設定します これらの都市機能は

不燃化推進特定整備地区整備プログラム/北区/志茂地区

北部大阪都市計画彩都地区計画 ( 案 ) 北部大阪都市計画彩都地区計画を 次のとおり変更する 1. 地区計画の方針 名称彩都地区計画 位 置 茨木市大字粟生岩阪 大字宿久庄 大字清水 大字佐保 大字泉原 大字千提寺 大字大岩 大字福井 大字大門寺 大字生保 大字安威 山手台一丁目 山手台三丁目 山手

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計画書

(2) 小学校区別人口特性 2010 年の校区別総人口は 学校区の順に多い 2010 年の校区別人口密度は の順に高くなっており 学校区の殆どの区域と 学校区の一部区域は DID 地区となっている 2040 年の推計人口は 学校区で 2010 年人口を上回る若しくは横ばいの見込みであるが その他の殆

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1 整備目標 方針 地名 位置 地の現況 課題 羽田二 三 六丁目地 ( 大田 ) 東京都大田羽田二丁目 三丁目 六丁目 現状 独立住宅を中心に 集合住宅や併用住宅も含めた住居系の土地利用がほとんどを占めている 幅員 4m 未満の道路が大半を占めており 幅員 2.7m 未満の道路も多くなっている ま

三ケ島工業団地周辺地区 第一回勉強会

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葛飾区

Transcription:

H28.11.11 第 16 回防災セミナーコミュニティ防災のための地震ハザードマップ さいたま市防災都市づくり計画 におけるリスク評価と具体施策 さいたま市都市局都市計画部都市総務課蓮見純一 1

本日の流れ 1. さいたま市の現況 2. 防災都市づくり計画とは 3. リスク評価を踏まえた具体施策 4. リスク評価結果の活用 2

1. さいたま市の現況 広域的位置 合併 政令指定都市の経緯 市街地の形成状況 人口分布 3

広域的位置 都心から 20 から 40km に位置する 埼玉県においては 南東部に位置する 政令指定都市 県庁所在地 新幹線 5 路線が集まる交通結節点 4

合併 政令指定都市への経緯 平成 13 年 5 月 1 日 平成 15 年 4 月 1 日 平成 17 年 4 月 1 日 浦和市 大宮市 与野市が合併 さいたま市 の誕生 埼玉県下で初の 100 万人都市 政令指定都市へ移行 21 世紀初 全国で13 番目岩槻市との合併 平成 28 年 11 月 1 日 人口約 128 万人 面積約 217.43k m2 人口密度約 5,890 人 / km 2 5

さいたま市の状況

将来人口の見通し 今後は 将来急速な高齢化が予想される 7

市街地の形成状況 DID 面積は S45 から H22 にかけて 2.2 倍 DID 人口密度は H22 で 96.6 人 /ha DID 人口と DID 人口密度の推移 8 8

夜間人口の分布 (500m メッシュ ) 南北の鉄道軸を中心に集積している 9

昼間人口の分布 (500m メッシュ ) 大宮駅及び浦和駅周辺に集積している 10

2. 防災都市づくり計画とは 防災 も 都市づくりの考え方 計画の視点と方針も 防災都市づくりの具体的施策 11 も

防災都市づくり計画とは 平成 27 年 8 月策定 12

防災都市づくり計画とは 国による計画策定の推進や策定指針 災害に強い空間づくり 災害時の避難や応急活動を支える空間づくり 計画の位置づけ さいたま市総合振興計画 さいたま市都市計画マスタープラン 分野別方針防災まちづくりの方針 さいたま市防災都市づくり計画

防災 だけ ではなく 防災 も 防災 も 都市づくりの考え方 リスク情報の共有化 災害リスクが高い地区について重点的な取組 防災の取組をきっかけとし より住みやすい都市へ

本市の防災都市づくり計画の視点と方針 防災の 3 つの視点と 4 つの方針 概要版 P2

重点的に取り組む必要があるリスク 地震 本市で想定される災害リスク 首都直下地震の発生確率高 火災が発生すると被害拡大 事前の準備や対策が可能 自助 共助 公助の取組 概要版 P2

事前 災害リスクが高い地区の改善 延焼リスクが高い地区の改善 STEP 1 延焼リスクの評価 燃え広がる原因 燃えやすい建築物の構造 燃え移りやすい隣棟間隔 改善方法 準防火地域の指定 準防火地域により不燃化措置が必要となる部分イメージ 概要版 P5,6

事前 災害リスクが高い地区の改善 延焼と避難困難リスクを抱える地区の改善 STEP 2 延焼と避難困難のリスクに地域特性を考慮 避難困難となる原因 建築物の倒壊 狭あい道路 改善方法 建築物の耐震補強 狭あい道路拡幅整備 建築物等の倒壊により 避難困難になるイメージ 概要版 P5,6

事前 災害リスクが高い地区の改善 延焼と避難困難リスクを抱える地区の改善 STEP 3 推進地区候補において住民の意向を踏まえる ( 例 ) 最低敷地面積や壁面後退の制限 オープンスペースの確保 地区計画による住環境改善イメージ 概要版 P5,6

将来都市構造を実現していく過程で 事前 都市の防災性を向上 安全な高密度市街地の形成 都心 副都心等の市街地開発 事業の優先的な推進 災害リスクを考慮した土地利用や都市施設の整備 浸水や液状化リスクが高い地域 の無秩序な開発の抑制 概要版 P9

復旧 災害時の都市機能を確保 広域防災拠点等の整備 オープンスペースの整備 緊急災害対策本部の代替拠点 緊急災害対策派遣隊や緊急消防援助隊の集結拠点 広域的な道路ネットワークの整備 緊急輸送道路の整備や沿道建築物の耐震化 自動車専用道路のネットワーク化 概要版 P9

復興 円滑に復興するための備え 災害時対応力の向上 復興イメージトレーニング等を通じ 対応力の向上 災害リスクの変化を把握するモニタリングを継続的 に実施 道路せまい 道路せまい オープンスペース ( 農地 ) あり 建物の間隔がせまい 震災復興行動指針の作成 概要版 P9

3. リスク評価の結果を踏まえた具体施策 災害リスクの評価 一般的な被害想定とクラスター分析 リスク評価の結果を受けた対策 23

3. リスク評価の結果を踏まえた具体施策 災害リスクの評価 一般的な被害想定とクラスター分析 リスク評価の結果を受けた対策 24

地震から生じる災害リスク 概要版 P2 延焼リスクとは 火災が発生した場合に 建築物の構造 規模や建て詰まりの状況により一体的に延焼が及ぶ可能性 避難困難リスクとは 地震に建物が倒壊することで 避難路がふさがれること等により 避難場所まで到達できない可能性 25

延焼リスク 延焼リスクの要因 概要版 P4 火災が発生し けんちくぶつ その建築物が燃え まわりに燃え広がる

延焼リスク 延焼の連鎖 ( クラスター ) 概要版 P4 木造は燃え広がる範囲が大きい想定

延焼リスクの評価 燃え広がる可 能性が建築物 2000棟以上の 範囲のものを 延焼リスクが 高いとした 概要版 28 P4

延焼リスク ( 拡大図 ) 概要版 P4 29

延焼リスク ( 拡大図 ) 30

避難困難リスク 避難困難リスク 建物が倒壊し 避難経路がふさがり 避難場所まで行けない 概要版 P4

避難困難リスクの評価 建築物の倒壊により避難経路がふさがることや 500m 以内に避難場所がないことにより 有効な避難ができないことを避難困難リスクとした 32

避難困難リスク ( 拡大図 ) 33

延焼リスクと避難困難リスクの重ね合わせ 延焼リスク と 避難困難リスク 両方のリスクが重なる地区の存在を確認した 概要版 34 P3

延焼リスクと避難困難リスクの重ね合わせ ( 拡大図 ) 概要版 P3 35

延焼リスクと避難困難リスク ( 拡大図 ) 36

3. リスク評価の結果を踏まえた具体施策 災害リスクの評価 一般的な被害想定とクラスター分析 リスク評価の結果を受けた対策 37

一般的な被害想定とクラスター分析 40

一般的な被害想定 41

一般的な被害想定 岩槻中学校区 42

クラスター分析 延焼クラスターによる延焼危険性評価 木造は燃え広がる範囲が大きい想定 延焼クラスター 大規模地震に伴い発生した火災に対して 消火活動を十分に行うことができないと仮定した場合に 建築物の構造 規模や建て詰まり状況により一体的に延焼する可能性のある範囲

クラスター分析 岩槻中学校

3. リスク評価の結果を踏まえた具体施策 災害リスクの評価 一般的な被害想定とクラスター分析 リスク評価の結果を受けた対策 45

リスク評価結果を受けた対策 燃え広がる可能性が高い区域 改善に向けた具体施策 燃え広がりにくい建築物へ 都市計画法に基づく 準防火地域の指定 概要版 P4

準防火地域の指定 準防火地域を新たに指定する区域は 延焼クラスター 2000 棟以上の地域を中心として設定

準防火地域の指定 変更前 現行の準防火地域約 1123.4 ヘクタール

準防火地域の指定 変更後 現行の準防火地域約 1123.4 ヘクタール 新たに指定する準防火地域約 2862.6 ヘクタール 合計約 3986 ヘクタール ( 市街化区域の約 34%)

準防火地域の指定 建築物の防火措置必要範囲 建築物の防火措置 住宅を建てる場合や増改築する場合に このような防火措置が必要になります 出典 : つくろう! 安全で火災に強いまち ~ 防火地域及び準防火地域の指定について ~( 埼玉県 )

4. リスク評価結果の活用 市民とのリスク情報の共有 インターネットによる情報提供 51

市民との情報共有 ( 出前講座 ) 出前講座とは 行政 が日時と会場を設定して開催し 市民の参加を待つ 説明会 ではなく 市民 が開催する集会や会合等に行政職員が伺って 市の施策について説明する制度 52

市民との情報共有 ( 出前講座 ) リスク情報を共有し 対策をみんなで考える はじめは リスク情報などイヤな話は聞きたくない方が約 7 割しかし出前講座終了後は 30 名中 28 名の方が 知ってるしあわせ がいいと答えています 53

市民との情報共有 ( 出前講座 ) 出前講座の実施状況 これまで開催回数 42 回参加人数 1,510 人 H28.11.11 現在 ( 平成 27 年 8 月防災都市づくり計画策 定 ) 平成 27 年度 14 回開催 423 人参加 平成 28 年度 28 回開催 1,087 人参 加 54

市民との情報共有 都市計画説明会の課題 準防火地域の指定拡大の手続き 約 2862.6ha を拡大する対象区域は 10 区全てに存在 平成 28 年 1 月 3 月 4 月参加者は30 名 計 22 回開催 55

市民との情報共有 ( オープンハウス ) オープンハウスによる情報提供と意見収集 市民の参加を会場で待つのではなく 市民の集まる場所に出向き 情報提供 や意見の収集を行う 56

オープンハウスの状況 57

オープンハウスの状況 58

オープンハウスの状況 平成 26 年度防災フェア 59

オープンハウスの状況 60

オープンハウスの状況 64

インターネットによる情報提供 閲覧手順 1 http://www.sonicweb-asp.jp/saitama_g/ 市 HP でさいたま市地図情報と検索

インターネットによる情報提供 2 防災まちづくり情報マップ をクリック

インターネットによる情報提供 3 閲覧したい情報をクリック 延焼リスク

インターネットによる情報提供 延焼リスク

インターネットによる情報提供 避難困難リスク

インターネットによる情報提供 洪水ハザード

インターネットによる情報提供 液状化危険度

インターネットによる情報提供 各種災害リスク情報 都市局ポータルサイト 延焼 液状化 避難困難 洪水 Kml 変換 CMS データベース 都市計画情報システム各種災害リスク情報を都市計画情報システムに集積 変換 加工したデータを都市局ポータルサイトにて情報発信

インターネットによる情報提供 トップ画面 1 現在地から周辺の避難場所や災害リスク等の情報を取得 小学校 ( 避難場所 ) ~~~~~~~~~ 3 詳細情報を写真付きで紹介 現在地 目的地 ( 避難場所 ) 2 現在地 周辺情報を取得 目的地までを案内 各種マップを重合せ まち歩きの際に利用可能 74

知ってるしあわ災害リスク75 本日のまとめ ( 川柳 ) 防災都市づくりもせ

ご清聴いただき ありがとうございました 2017.4~ さいたま市