平成27年度事業計画

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旅モデルを提案する わかやま歴史物語 を広く周知し誘客を図ります また 既にサイクリストの間で認知度が高まっている県内約 800kmにおよぶサイクリングロードを活かし WAKAYAMA800 サイクリング王国わかやま をPRすることで さらに多くのサイクリストを呼び込みます 他方では 県内の観光関連

平成29年度事業計画及び収支予算(案)

平成28年度事業計画

公益目的支出計画実施報告書 29 年度 (2017/4/1 から 2018/3/31 まで ) の概要 1. 公益目的財産額 10,097,432 円 2. 当該事業年度の公益目的収支差額 ((1)+(2) (3)) 10,213,503 円 (1) 前事業年度末日の公益目的収支差額 7,130,4

別紙 町田市観光まちづくり リーディングプロジェクト ( 案 ) 町田市

観光部 事業報告(案)

第2号議案

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(5) 観光情報センター活動事業 県内の観光情報を内外に提供し 観光客の誘致促進を図る (6) 九州域内対策事業県内観光施設との連携による周遊 再来訪の仕掛け ( 紙媒体でのスタンプラリー レジャーチケットと絡めた企画 ) や WEB を活用した新しい形でのスタンプラリーを展開することで 九州域内か

度に引き続き中級レベルの接遇研修会を開催するほか 接遇講師を県内各地に派遣する出前 接遇研修会を開催するとともに これまで取り組んできた生産性向上のための観光産業にお ける業務改善の自発的な取り組みを支援する 4 国際観光推進外国人観光客の一層の誘客を図るため 台湾またはアセアン諸国における旅行博等

剣淵_巻頭_00.01

で頒布する 作成期日 年 1 回発行 (11 月 ) 作成部数 約 2,500 部 主な内容 本県の自然や景勝地などを紹介した観光カレンダーの作成 d 海外誘客宣伝用パンフレット等作成海外からの観光客の誘致促進を図るため 本県の観光地 交通アクセス等を紹介するパンフレット トラベルマニュアルガイドブ

スライド 1

2 おもてなしの推進 本県を訪れた旅行者がやすらぎと感動を覚え 再び訪れたくなる魅力ある地域づくりを進めるため 地域への誇りと愛着に基づくおもてなしを県民総参加により推進します 1 満足度 ( アンケート調査で非常に満足と答えた観光客の割合 ) 45% 以上 2 リピーター率 67% 以上 おもてな

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宮城県 ( 以下 県 という ) は, 平成 19 年 3 月に策定した 宮城の将来ビジョン に基づき, 観光を経済波及効果の大きい本県経済の成長のカギと位置づけ, 県民の参加のもと幅広い分野で観光振興施策を実施してきました その間, 平成 20 年に開催した 仙台 宮城デスティネーションキャンペー

数値目標 KPI 山口ゆめ花博の山口きらら博記念公園県外からの入場者数の年間利用者数 年月 申請時 - 57 万人 平成 28 年 12 月 初年度 - 57 万人 平成 30 年 3 月 2 年目 6 万人 87 万人 平成 31 年 3 月 3 年目 - 67 万人 平成 32 年 3 月 対象

資料 5 総務省提出資料 平成 30 年 12 月 21 日 総務省情報流通行政局

観光部 事業報告(案)


地域再生計画 1 地域再生計画の名称 DMO による広域観光連携 2 地域再生計画の作成主体の名称 石巻市 東松島市 3 地域再生計画の区域 石巻市及び東松島市の全域 4 地域再生計画の目標 4-1 圏域の現状 2011 年 3 月 11 日に発生した東日本大震災から5 年が経過した これまで 復興

し環境の整備や 大会 合宿等の誘致 グッズや特産品の物販 体験型観光など スポーツを生かしたにぎわいの創出を進めることにより 交流人口の増加を図るとともに 将来的な市への移住 定住の促進を目指す 事業 スポーツを生かした交流によるにぎわい創設事業 KPI 観光交流客数 地域ブランド調査魅力度全国ラン

北海道MICE戦略(仮称)

5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要 棋士のまち加古川 をより幅広く発信するため 市内外の多くの人が 将棋文化にふれる機会や将棋を通じた交流を図ることができる拠点施設を整備するとともに 日本将棋連盟の公式棋戦 加古川青流戦 の開催や将棋を活かした本市独自のソフト事業を展開する 5-2

P.1 平成 28 年度タイ市場調査結果 北海道観光成 市場誘客促進事業 ( タイ市場 ) 概要編 公益社団法 北海道観光振興機構

第1号議案                         資料-1

Microsoft Word - 【H 現在版】■ガイドラインv8.doc

公営認定に関する県との協議内容(H23

< 基本方針 > 一般社団法人移住 交流推進機構 ( 以下 JOIN という ) は 地方に新しい生活や人生の可能性を求めて移住 交流を希望する方々への情報発信や そのニーズに応じた地域サービスを提供するシステムを普及することにより 都市から地方への移住 交流を推進し 人口減少社会における地方の振興


公営認定に関する県との協議内容(H23

平成 31 年度 (4 年目 ) 平成 32 年度 (5 年目 ) KPI 増加分の 累計 100,000 人 112,000 人 52,200 人 4,500 千人 4,700 千人 1,250 千人 1,928 億円 1,997 億円 601 億円 5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体

6光産業振興に向けた現状と課題 ( 東京の魅力の発信と多様な旅行者誘致の展開 ) 東京の旅行地としての魅力を効果の高い手法で海外に発信し その浸透を図ることが重要となっている そのため 国や地域ごとに旅行者の特性に応じた東京の魅力のPRと多様な形での旅行者誘致活動 ( プロモーション ) を進めるこ

マートシティ2020 年に向けた政策展開のポイント 訪都外国人旅行者の更なる誘致を目指し 東京 2020 大会とその先を見据えた戦略的な観光プロモーションを展開 多様な旅行者が安心かつ快適に観光を楽しめるよう 観光案内機能の充実や多言語対応の強化等 受入環境の整備を推進 ナイトライフ観光の取組や地域

目的 川越市は 埼玉県の南西部に位置し 新河岸川の舟運や川越街道を通じた江戸との交流により発展してきました 蔵造りの町並みや時の鐘などの歴史的な観光資源に恵まれ 都心からのアクセスも良いことから 毎年多くの観光客が本市を訪れています このような中 本市では 平成 20(2008) 年に 川越市観光振

5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要地域の核となる観光資源のブラッシュアップ等の取組と, その観光資源の魅力を伝える戦略的なプロモーション, 観光客のニーズに応える受入態勢の整備を連動させることにより, 観光客の誘致と周遊促進が一層図るとともに, 観光客の興味を刺激する 広島県の魅力

での滞在になっている その一方 姫路市での宿泊者数は 633 人と極端に少ない状況である ( 観光庁宿泊統計 ) 旅行業者 教育機関 自転車愛好家など民間では インドネシアとの交流の取り組みが既に始まっているところである それに加え本市の強みである 1インドネシア人が興味を示す写真のスポットとしての

姫路市及びたつの市における連携中枢都市圏形成に係る連携協約 姫路市 ( 以下 甲 という ) 及びたつの市 ( 以下 乙 という ) は 連携中枢都市圏構想推進要綱 ( 平成 26 年 8 月 25 日付け総行市第 200 号総務省自治行政局長通知 ) に基づく連携中枢都市圏である播磨圏域 ( 以下

業務委託仕様書

5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要地域全体が観光で 稼ぐ 仕組みを構築していくため, 県域 DMOに必要な人材の育成 確保 活用 観光地ブランド化や宿泊施設の充実など魅力ある観光地域づくり 県産品の知名度向上や販路拡大による稼げる観光産業の振興 旅行博や訪日旅行商談会におけるPRな

2018 年度 ( 平成 30 年度 ) 事業計画書 協会自主事業 公益財団法人和歌山県国際交流協会

Contents

第3節 重点的な取り組み

日中国交正常化35周年記念 万里の長城 The Greatest Concert On The Earth

<ホームページ掲載文>

事業の目的 ( 新 ) 長崎空港 24 時間化推進事業費 長崎空港の利用拡大を図るため 時間化を推進 新幹線 総合交通対策課予算額 58,784 千円 これまでフライト時間の制約により実現できなかった国際定期便等の誘致を図るため 空港の運用時間を拡大し 24 時間いつでも運航が可能な空港

ウ. 観光カレンダー作成観光カレンダーを作成し 本県観光宣伝ツールとして国内外で活用する また ホームページ等で告知して不特定多数の一般に有償で頒布する 作成期日 年 1 回発行 (11 月 ) 作成部数 約 1,700 部 作成内容 本県の自然や景勝地などを紹介した観光カレンダーの作成 エ. 海外

H1

2. 本市の上期観光入込客数について平成 27 年度上期観光入込客数は 総数 377,300 人で 前年の 351,600 人より 25,700 人 7.3% の増となった その内訳として 道内客が 84,900 人で 前年の 94,200 人より 9,300 人 9.9% の減 道外客が 292,

地方消費者行政強化作戦 への対応どこに住んでいても質の高い相談 救済を受けられる地域体制を整備し 消費者の安全 安心を確保するため 平成 29 年度までに 地方消費者行政強化作戦 の完全達成を目指す < 政策目標 1> 相談体制の空白地域の解消 全ての市町村に消費生活相談窓口が設置されており 目標を

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Microsoft Word - 基本方針案ver.3.33

資 料

地域再生計画 1 地域再生計画の名称 チャリ旅!~ 栃木県北サイクルツーリズム事業 ~ 2 地域再生計画の作成主体の名称大田原市及び矢板市並びに栃木県那須郡那須町 3 地域再生計画の区域大田原市及び矢板市並びに栃木県那須郡那須町の全域 4 地域再生計画の目標 4-1 地方創生の実現における構造的な課

渚泊推進対策 平成 29 年 3 月に閣議決定された 観光立国推進基本計画 において 農山漁村滞在型旅行をビジネスとして実施できる体制を持った地域を平成 32 年度までに 500 地域創出することにより 農泊 の推進による農山漁村の所得向上を実現する と位置づけられたところ 農泊 を持続的なビジネス

(2) 熟練技能者等の派遣による若年技能者等に対する実技指導ものづくりマイスター対象職種以外の職種で企業等から実技指導の要請を受けた場合 熟練技能者等を派遣し実施します (3) 学校単位の製作実演のイベント熟練技能者等を小中学校 訓練施設等へ派遣し 製作実演 ものづくり体験等を行う ものづくり体験教

目 次 1 平成 23 年の観光動向 1 2 観光統計総括表 2 3 観光客数 観光消費額の推移 3 4 月別観光客数 4 5 個人客 団体客の推移 5 6 宿泊客 日帰り客の推移 6 7 交通機関別観光客数の推移 7 8 外国人宿泊者数の推移 8 9 国 地域別外国人宿泊者数 9 10 コンベンシ

北海道ドライブ観光促進社会実験 実施結果 1 例N 3を表示凡アプリ利用者の属性 実験期間中 1,211 人の外国人観光客が北海道内でアプリ Drive Hokkaido! を利用 ( 実験期間中の全道の外国人レンタカー貸渡台数 19,543 台の約 6% に相当 ) 国 地域別では香港 シンガポー

により 都市の魅力や付加価値の向上を図り もって持続可能なグローバル都 市形成に寄与することを目的とする活動を 総合的 戦略的に展開すること とする (2) シティマネジメントの目標とする姿中野駅周辺や西武新宿線沿線のまちづくりという将来に向けた大規模プロジェクトの推進 並びに産業振興 都市観光 地

PowerPoint プレゼンテーション

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Microsoft Word - M表紙.doc

Ⅰ 観光振興計画制定の背景 1 観光による地域振興 観光立国推進基本法 に基づき策定された 観光立国推進基本計画 の中で 観光立国の実現は地域経済の活性化 雇用機会の増大 国民の健康の増進 潤いのある豊かな生活環境の創造 国際相互理解の増進等の意義を有するものである と位置づけられています また 東

インバウンドプロモーション

4-(1)-ウ①

表紙.indd

4 県外 海外におけるスポーツ ツーリズム等のプロモーション 沖縄来訪意向 沖縄来訪時の希望同伴者 沖縄で体験したいスポーツ スポーツ目的の海外旅行経験有無 スポーツ目的の海外旅行経験者の実施種目 140

PowerPoint プレゼンテーション

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資料 5-2 クールジャパンの推進 平成 27 年 1 月 26 日 総務省


オリンピック パラリンピック東京大会におけるホストシティ タウン構想に係る自治体における国際交流の取組についてのアンケート 1. 調査概要配布先 : 都道府県 市区町村時期 : 平成 26 年 9 月 30 日 ~10 月 30 日 ( 年内にとりまとめ ) 調査趣旨 : 2020 年オリンピック

施策吊


現状 課題 海外の消費者ニーズを踏まえ 更なる高付加価値化を実現すべく 日本産酒類のブランド力と品質を向上させます 国内外で高い評価を受けた 高付加価値な酒類が輸出される傾向にある 今までの傾向を踏まえ 日本産酒類の高付加価値化を進めるとともに 海外において製造されている酒類との差別化を図ることが課

リサーチ Press Release 報道関係者各位 2015 年 10 月 27 日 アウンコンサルティング株式会社 インバウンド PPC 取組み状況調査台湾 旅行業界編 ~ 日系企業のインバウンド取組み状況は?~ アジア 8 拠点で SEM( 検索エンジンマーケティング ) サービス インターネ

第 19 回副首都推進本部会議 資料 4 大阪の観光戦略について 大阪府府民文化部 大阪市経済戦略局 堺市文化観光局

2 主要観光地の宿泊施設等の状況 [ 対前年比 (9 月 ~12 月 )] (1) 主要観光地の宿泊施設の状況 エリア 各年比 平成 22 年比平成 24 年比平成 25 年比 高野山エリア % 102.1% 白浜エリア 94.3% 99.6% 100.0% 注 1 本宮エリア 88.


国内観光復興に向けた取組 3. 来てもらう ( 観光業における風評の払拭 )(4)1 県外からの旅行者の回復に向けた施策 (a) 福島県ならではのコンテンツを発信する これまでの取組内容 日本酒ツーリズム増進事業全国新酒鑑評会で 金賞受賞数が5 年連続で日本一に輝いた 福島県の酒蔵について スタンプ

Microsoft Word - 仕様書(北関東三県台湾誘客プロモーション業務 )

Microsoft Word _MICE_Q&A(最終案)

Ⅱ 地域マネジメントの推進 県域版 DMO の機能を効果的に発現するため 商品企画や販売 マーケティング機能などの強化を図るとともに 域内 DMO 組織や観光協会 関係団体等との連携を強化し 県内観光の発展をサポートする (1)DMO 推進事業 1 商品企画 販売機 能の強化 ( 新 ) おんせん県

資 料 1

昇龍道フ ロシ ェクト 資料 3 昇龍道プロジェクトの 平成 31 年度活動方針 ( 案 ) 2019 年 3 月 8 日第 10 回昇龍道プロジェクト推進協議会

様式 重点項目 産業を担う人材確保対策の推進 雇用情勢の改善を背景に 就職相談者の減少が見込まれる中にあっても 本県産業の持続的な発展を図るため 優れた人材を確保していく必要があることから 県内外の学生や若年者をはじめとした幅広い世代 UI ターン希望者に対するきめ細かな支援により 人材確保を図りま


待される 交流人口の拡大 に向けた観光地域づくりの推進に取り組むこととしている また みやぎ第 3 期みやぎ観光戦略プラン では みやぎの観光が抱える課題に対応する取組の柱として 沿岸部の観光資源の再生と積極的な誘客 観光消費効果の高い県外等からの誘客強化 観光資源の魅力の向上と観光客受入態勢の整備

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3 つの取組の柱 明治維新 150 年を活かした効果的な情報発信 誘客戦略の展開 DMO の機能を発揮したマーケティング戦略の新たな展開 インバウンド観光の推進 やまぐち DMO の形成 確立 やまぐち DMO ツーリズム戦略に掲げる 4 つの経営方針 1 やまぐちらしさ を磨き上げます ブランド力

第4章 これまでの観光産業振興策の成果

目次 第 1 章計画の基本方針 1 1 策定の趣旨 1 2 東京 2020 大会ビジョンの共有 1 3 基本コンセプト 2 4 基本目標 ( 創出するレガシー ) 2 5 計画の期間 2 第 2 章アクション 3 1 共通の取り組み 3 2 基本目標スポーツ振興 4 3 基本目標観光振興 5 4 基

稲沢市の観光に関するインターネット調査調査項目 未定稿 1 回答者の属性 Q1 あなたの性別 1 男性 2 女性 1 つだけ選択 Q2 あなたの年齢 1 10 歳代 2 20 歳代 3 30 歳代 4 40 歳代 5 50 歳代 6 60 歳以上 1 つだけ選択 Q3 あなたの職業 1つだけ選択 1

数値目標 年間観光客入込数 3% 増 ( 東三河地域 ) 現状 21,147 千人目標 21,781 千人オリジナルバスツアー乗車率 75% シャトルバス利用率 55% ( 平成 30 年度利用者合計 576 人 ) 制作したテレビ番組の視聴率各回 5.0% 以上 平成 30 年度の平均視聴率 6.

数値目標 事業開始前 ( 現時点 ) 平成 28 年度 (1 年目 ) 平成 29 年度 (2 年目 ) 平成 30 年度 (3 年目 ) 港湾取扱貨物量 556 万トン 4 万トン 0 万トン 20 万トン 観光入込客数 2,899.4 万人回 -9.5 万人回 1.9 万人回 1.9 万人回 7

Transcription:

平成 27 年度 事業計画 和歌山県は 平成 25 年度の 伊勢神宮式年遷宮 からの誘客 平成 26 年度の世界遺産 紀伊山地の霊場と参詣道 登録 10 周年 平成 27 年度の 高野山開創 12 00 年 平成 28 年のNHK 大河ドラマ 真田丸 放映と観光振興の絶好のチャンスである ゴールデンイヤー を迎えています 昨年度は ゴールデンイヤーの中核年に位置づけ 世界遺産登録 10 周年を契機とした 和歌山デスティネーションキャンペーン ( わかやまDC) を開催しました 手づくりの DC わかやまブランドの拡大 持続可能な観光 をコンセプトに 期間中を和歌山の観光資源 商品の展示会として位置づけ 従来の観光資源に加え 地域の皆さまとの協働による商品づくりやメディアを通じて徹底的な魅力発信を行いました その結果 期間中には前年同期比 107.7% のお客さまにお越しいただき 直接消費額については前年同期に比べ約 27 億 1 千万円の増加となりました 特に インターネット系の大手旅行会社の伸び率で 本県が全国第 2 位になったことは わかやま DC を契機に実施した独自の広報展開の成果であります 和歌山県観光連盟は わかやまDC 推進協議会事務局の一員として 観光連盟が蓄積している地域やメディアなどマーケットとの太いパイプを活かし 特に広報展開では中核的な役割を果たしてまいりました 今年は 高野山開創 1200 年 の年であります すでに平成 26 年度までの取り組みにより 各種メディアでの露出が急増し 旅行商品も造成されています 高野山開創 1200 年 を大法会期間中のものとすることなく 開創イヤー と位置づけ 各種キャンペーンを県と協働で展開するとともに 旅行プランの提案やメディア対策 コンベンション誘致など観光連盟の持つ強味を活かした取り組みを実施します また 紀の国わかやま国体 紀の国わかやま大会 については 観光事業者のホスピタリティの向上を図り お客さまの再訪意欲の向上に努めるとともに 充実した競技施設を活用するため スポーツ合宿の誘致についても 県関係部局と連携してまいります また平成 28 年のNHK 大河ドラマ 真田丸 の取り組みでは 放映を契機に設置される観光客誘致を目的とした県や地域 関係団体で構成する推進協議会に参画します 推進協議会では 大河ドラマ展 を運営するとともに 紀北筋を中心とした県内周遊プランや各種おもてなし企画を設定するなど 地域の集客力を高める取り組みを行います また 観光連盟では フィルムコミッション事業として番組や大河紀行のロケ誘致に努めるとともに 各種メディアからの発信や旅行商品の造成依頼活動を展開してまいります これら ゴールデンイヤー の取り組みに加え 和歌山県を代表する観光情報誌 紀州浪漫 の発行部数を大幅に拡大し 全国の主要書店で展開するとともに 全国のメディアに対する本県の魅力やロケ地の提案活動 ホームページの充実により情報発信に努めます また 世界最大級の観光展 ツーリズムEXPOジャパン2015 などの効果的な展示会に出展します 外国人観光客の誘致については 平成 25 年に対前年比 80% 増の過去最高の21 万人を記録しました 平成 26 年については 前年を上回る約 30 万人を超える外国人が来県しました 観光連盟では 県と連携し 東アジアや欧米などのメディア 旅行会社のファ - 1 -

ムツアーの実施や現地案内などを実施してきましたが 今年度は 増加する個人客の誘致に向け 特にメディアの招聘活動 メディアファムの実施を中心に展開してまいります これらの施策展開については 和歌山県観光連盟の強味であるメディアなどのマーケットや地域との繋がり 人脈を活かすことで マーケットニーズと本県観光資源がマッチする旬の施策展開を図り 本県観光業界のリーダーとして 観光振興を図ってまいります - 2 -

1 和歌山を売り出す (18,038 千円 ) (1) 観光地魅力発信 (15,022 千円 ) 観光地のPRとして ロケ誘致や各種イベントでの情報発信を推進し 観光客を誘致する わかやまフィルムコミッション による映画等のロケ誘致 20 件 首都圏制作会社等への誘致活動 関係市町村 団体 事業者等とのロケ実施支援 ジャパンフィルムコミッション全国ロケ地フェア2015への出展 ロケ受入れ担当者研修会の実施 観光キャンペーンスタッフ きのくにフレンズ によるPR 活動 全国で展開する観光キャンペーン イベントにおけるPR 活動 雑誌 新聞 テレビなどのメディア出演 活動 150 日 観光連盟ホームページの運営 平成 26 年度にリニューアルした HP わかやま観光情報 の運営 わかぱんツイッター による情報発信 (2) わかやま紀州館 における和歌山県産品宣伝 (3,016 千円 ) 出前紀州館 12 件和歌山県から中小企業団体中央会に対し委託している わかやま紀州館 での和歌山県産品展示運営の管理及び首都圏における和歌山県産品の調査を行う 2 和歌山へ招く (165,814 千円 ) (1) 観光プロモーション (46,512 千円 ) 各種メディアや大手企業とのタイアップによる情報発信 誘客プログラムの実施 集客力のある多彩な展示会等への出展 旅行商品の造成への支援など 効果的な観光プロモーション活動を展開する テレビや新聞 雑誌など各種メディアを活用した情報発信及び誘客 30 媒体 テレビ 雑誌などのメディアへの企画提案活動による実施 旬の情報を提供するプレスツアーの実施 大手企業とのタイアップ事業による企業パブリシティの活用 メディア向け旬の情報発信 効果的な広告出稿 高野山開創イヤー誘客プログラムの実施 わかやまパンダ大使 岡本玲 さんによるPR 和歌山観光 PRシンボルキャラクター わかぱん の活用 輸送機関等とのタイアッププロモーションの実施 集客力のある展示会 イベント等への出展 5 回主な出展予定 世界最大級の観光展 ツーリズムEXPOジャパン 商談会 展示会への参加 出展 9 月 24 日 ~27 日東京ビッグサイト HOLIDAY2015~おもてで遊ぼう~への出展 6 月横浜赤レンガ倉庫 旅まつり名古屋 2015 出展 3 月久屋大通公園 - 3 -

旅行商品販売のための下見支援 旅行会社へのPR 活動 新規旅行商品造成のためのANTA 加盟旅行会社へのPR 活動 10 件 (2) 和歌山観光情報誌 紀州浪漫 制作 (28,738 千円 ) 観光情報誌 4 回 560,000 部県内の旬の観光情報を掲載した情報誌を制作し メディア 旅行代理店 輸送機関等のほかエンドユーザーへ広く提供するほか 平成 27 年度から 発行部数を大幅に拡大し 全国主要都市書店において展開する (3) 教育旅行誘致推進 (4,909 千円 ) 修学旅行来県校の増加を図るための誘致活動を積極的に展開するとともに 必要な受入体制整備を図る 旅行会社及び学校を対象とした現地視察の支援視察 15 回 民泊にかかる受入講座の実施 旅行会社向け現地研修会の実施 旅行会社及び学校関係者を対象にした周知活動の実施 修学旅行セミナーの実施 2 月東京都 旅行会社や学校へのセールス活動 4 箇所 (4) 戦略的首都圏対策 (42,416 千円 ) 情報発信の一大拠点である首都圏にて 和歌山講座など和歌山の魅力を知ってもらう活動に加え メディアや旅行会社へのセールス活動を展開することで和歌山県の魅力を発信し 認知度を向上させると共に 首都圏から誘客を図る また 6 年目を迎える首都圏キャンペーンを実施し 集中的な情報発信と具体的な誘客施策を展開する いよいよ和歌山に行ってみようキャンペーン の実施 メディアや旅行会社を対象としたオープニングイベントの実施 和歌山県ゆかりのスポット スタンプラリーなどのキャンペーンイベントの実施 駅などでのキャンペーン広告 メディア対策 プレスツアー 20 人 メディア向け企画提案活動 プレスツアーの実施 旅行会社対策 ファムツアー 20 人 旅行会社へのPR 活動 ファムツアーの実施 わかやま講座の実施 15 講座 受講者 約 1,500 名 大学連携公開講座の開催 ツアー造成をねらいとした旅行会社連携講座の実施 カルチャーセンターなどの連携講座の実施 (5) 観光センター運営 (28,249 千円 ) わかやま紀州館の運営 名古屋観光センターの運営 - 4 -

(6) 国際観光推進 (14,990 千円 ) アジア市場では 増加する個人客に対応するため個人客向けの旅行プランを充実させるとともにメディアへの露出を拡大します また 欧米豪市場では 高野山開創 1200 年を迎え ブランド力の高い世界遺産の魅力をさらに伝えるため メディア対策を強化します 海外メディアにおける情報発信 16 件 メディアへのプロモーション活動 メディアファム受入 3 和歌山でもてなす (3,864 千円 ) ほんまもん体験 プログラムの品質向上及び紀州語り部の資質向上を図り 人材育成に資する 体験事業者 インストラクター現地研修会 2カ所 体験プログラムの充実や受入体制の強化 紀州語り部研修会 語り部の資質向上のための研修会を実施 紀州語り部連絡会 語り部同士の連携 情報交換会の実施 紀州語り部のガイドレベルアップ支援事業 語り部団体を行うレベアップ研修に対する支援 参加者延べ 150 人 1 回 4 団体 4 コンベンション誘致推進他 (17,627 千円 ) (1) コンベンション誘致推進 (15,277 千円 ) 近畿規模以上の大会 学会 ( いわゆるコンベンション ) やスポーツ大会を誘致し 交流人口の拡大による観光振興を図る コンベンション主催団体に対する助成金交付 25 件 コンベンション専門紙の広告掲載 旅行会社や学会関係者等への誘致活動 コンベンション限定展示会 国際ミーティング エキスポ IME2015 へ出展 観光パンフレットなどのツール提供 20 件 (2) 和歌山ファンクラブ運営 (1,350 千円 ) 県内外の方々に和歌山を知っていただき リピーター化を促進する 和歌山ファンクラブ を運営する (3) 公益社団法人日本観光振興協会 近畿府県観光連盟との広域観光振興を推進 (1,000 千円 ) 公益社団法人日本観光振興協会及び近畿 2 府 5 県と共同事業を実施観光展 2 回 5 熊野古道宿泊施設運営 (6,527 千円 ) 高野 熊野の世界遺産登録効果を持続させるため 首都圏の団塊世代やウォーカーを主な対象に 誘客力強化に向けて整備をした 熊野古道の宿霧の郷たかはら を運営する 各事業予算には人件費を含みます - 5 -