7-1 上田中央地域 (1) 将来像 ( 将来像 ) 中心市街地に集積された都市機能 風格ある景観 潤いある近郊農地多彩な交流と活力がみなぎるまち ( 基本目標 ) 市の中心市街地にふさわしい多様な都市機能を備えた 市民や来訪者が行き 交う賑わいと交流にあふれる中核拠点づくりを目指します 上田城跡

Similar documents
7-3 上田城南地域 (1) 将来像 ( 将来像 ) 水と緑と多様な都市機能が調和し快適な暮らしの環境が整ったまち ( 基本目標 ) 千曲川をはじめ産川や浦野川 小牧山や上田原古戦場 半過岩鼻など奇景や原風景の残る豊かな自然や農地を大切に保全するとともに 秩序ある都市空間づくりを進めます 良好な住環

7-7 丸子地域 (1) 将来像 ( 将来像 ) 水辺 里山 人きらめき 産業活力が満ちた依田川流域のまち ( 基本目標 ) 製造業の集積が高い地域であることから 職住近接のゆとりある生活空間の創出をめざすとともに 地域内外の交流促進や日常生活のための道路交通環境整備を進めます 依田川 内村川周辺に

4. 都市づくりの目標と方針 4-1 都市づくりの基本理念 地域の個性が輝く生活快適都市 上田 ~ 魅力あるふるさと活気ある交流風格ただようまち ~ 基本理念の意味あい 上田市は 歴史 文化 自然 産業などに恵まれた特色ある地域から成り立っており 各地域が個性を発揮し 連携し合い 交流を促進しながら

上田市都市計画マスタープラン地域別構想 上田中央地域(案)

都市づくりの目標 2 多彩な地域資源の有効活用と相乗効果による 人々の交流を育む都市 目標に向けた方針 1 恵まれた地域資源を大切にする都市づくり (1) 基本方針 豊かな自然環境の保全と活用菅平と美ヶ原の 2 つの高原をはじめ市域の約 7 割を覆う山林 千曲川やその支流の河川のほか ため池群や農地

(4) 対象区域 基本方針の対象区域は市街化調整区域全体とし 都市計画マスタープランにおいて田園都市ゾーン及び公園 緑地ゾーンとして位置付けられている区域を基本とします 対象区域図 市街化調整区域 2 資料 : 八潮市都市計画マスタープラン 土地利用方針図

2

計画的な再開発が必要な市街地 特に一体的かつ総合的に再開発を促進すべき地区 市町名 名称 再開発の目標 土地の合理的かつ健全な高度利用及び都市機能の更新に関する方針 特に整備課題の集中がみられる地域 ( 課題地域 ) 地区名 西宮市 C-4 浜脇 ( 約 175ha) 居住環境の向上 良好な都市景観

Microsoft Word - ★都市マス案(最終案) docx

北部大阪都市計画彩都地区計画 ( 案 ) 北部大阪都市計画彩都地区計画を 次のとおり変更する 1. 地区計画の方針 名称彩都地区計画 位 置 茨木市大字粟生岩阪 大字宿久庄 大字清水 大字佐保 大字泉原 大字千提寺 大字大岩 大字福井 大字大門寺 大字生保 大字安威 山手台一丁目 山手台三丁目 山手

市町合併という基本的枠組みの変更に対応した 市全域を対象とした計画の見直し 少子高齢化をはじめとする本市を取り巻く社会経済情勢の変化に対応した計画づくり 総合計画や都市計画区域マスタープランなど 上位関連計画との整合 調整の必要性 都市計画マスタープランは 都市計画法第 18 条の 2 に基づいて策

目 次 1 基本方針 再開発を促進すべき地区等の整備又は開発の方針... 2 別表再開発促進地区の整備又は計画の概要... 3 都市再開発方針図 ( 総括図 )... 6 都市再開発方針附図

目次 1. 市街化調整区域の土地利用方針について... 1 (1) 策定の目的... 1 (2) 方針の位置付け 市街化調整区域の課題 土地利用の方針... 3 (1) 土地利用の基本的な方針... 3 (2) 地区ごとの土地利用方針 開発計画等の調整

第 1 章基本計画の策定 1 策定の趣旨 総合計画基本構想では 豊かな自然と歴史 文化につつまれ人と人がつながる市民創造都市高岡 をまちの将来像に掲げ 17 のめざすまちの姿を目標として設定しています 第 3 次基本計画は 基本構想で示した市の基本的な取り組みの方向性に基づき 中期的な視点に立って

(Microsoft Word - \201\2403-1\223y\222n\227\230\227p\201i\215\317\201j.doc)

表面.ai

総合計画及び国土利用計画アンケート調査結果 平成 20 年度 地域別構想 土地利用の方向性について 上位3つ ①無秩序な開発を抑制し 農地等は極力保全する ②主要な沿道等への店舗の立地を進め 利便性を高める ③身近な公園 生活道路 下水道などの生活環境基盤を整備する 住みよい 25.6% 22.9%

(Microsoft Word p55\201`61\201E\221\3464\217\315.doc)

市街化調整区域の土地利用方針の施策体系 神奈川県 平塚市 神奈川県総合計画 神奈川県国土利用計画 平塚市総合計画 かながわ都市マスタープラン 同地域別計画 平塚市都市マスタープラン ( 都市計画に関する基本方針 ) 平塚都市計画都市計画区域の 整備 開発及び保全の方針 神奈川県土地利用方針 神奈川県

市川都市計画都市再開発の方針の変更 市川都市計画都市再開発の方針を次のとおり変更する

区域の整備 開発及び保全に関する方針土地利用の方針 地区施設の整備の方針 地区の立地特性を踏まえ 土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を図るため 土地利用の方針を以下に定める 1 国際化に対応した業務 商業 宿泊等の多様な機能に加え 氷川神社と連携した江戸文化や赤坂地域の魅力を伝える歴史

< C55F8E738A5889BB92B290AE8BE688E682C982A882AF82E E FB906A2E786477>

<8ED089EF8E91967B90AE94F5918D8D878CF095748BE0955D89BF88CF88F589EF2E786477>

計画書

指定標準 適用区域 建ぺい率 容積率 建築物の高さの最高限度 m 用途地域の変更に あたり導入を検討 すべき事項 ( 注 2) 1. 環境良好な一般的な低層住宅地として将来ともその環境を保護すべき区域 2. 農地等が多く 道路等の都市基盤が未整備な区域及び良好な樹林地等の保全を図る区域 3. 地区計

目次 Ⅰ 運用基準の策定にあたって P1 1 策定の目的 P1 2 運用基準の位置づけ P1 Ⅱ Ⅲ 土地利用のあり方 P1 地区計画の活用 P2 1 地区計画とは P2 2 地区計画の活用類型 P2 (a) 地域資源型 P3 (b) マスタープラン適合型 P3 (c) 街区環境整序型 P3 (d)

本日の説明内容 1 板橋駅西口周辺地区のまちづくり 2 板橋駅西口地区都市計画素案について 1 市街地再開発事業 2 地区計画 3 高度利用地区 4 高度地区 3 今後のスケジュール 1

Microsoft Word - (新)滝川都市計画用途地域指定基準121019

筑豊広域都市計画用途地域の変更 ( 鞍手町決定 ) 都市計画用途地域を次のように変更する 種類 第一種低層住居専用地域 第二種低層住居専用地域 第一種中高層住居専用地域第二種中高層住居専用地域 面積 約 45ha 約 29ha 建築物の容積率 8/10 以下 8/10 以下 建築物の建蔽率 5/10

山手地区の概要 面積 約50ha 用途地域 工業地域 建ぺい率 60 容積率 200 高さの限度 第一種高度地区 最高限20m 2

[ 概要版 ] 倉吉都市計画 マスタープラン素案 鳥取県倉吉市

区域の整備 開発及び保全に関する方針地区施設の整備の方針建築物等の整備の方針 (2) 公園 緑地の整備方針地域に親しまれる やすらぎと憩いの空間を形成するとともに 西武立川駅から玉川上水に向けて形成される緑のネットワークの拠点となるよう公園や緑地を配置する (3) その他の公共空地の整備方針各敷地の

阿賀野市の発展と市民福祉の向上を図ることを目的とした 行政運営の指針となる 阿賀野市総合計画 に定める本市の将来像 人 まち 自然が輝く幸福祉都市阿賀野 の実現に向けて また こよなく愛するふる里創造のため 全力を上げ取り組んでいるところでございます 国から地方への事務 権限移譲や三位一体改革が加速

Microsoft Word - 09池町通り.doc

区域の整備 開発及び保全に関する方針公共施設等の整備の方針 建築物等の整備の方針 1 道路の整備方針 (1) 地区周辺の交通円滑化に資する道路ネットワークの形成及び 東西の主要な道路軸の形成を図るため 地区幹線道路を拡幅整備する (2) 開発に伴い発生する交通を円滑に処理するとともに 新駅整備に伴う

4 市街地の整備状況 民間の宅地開発事業や土地区画整理事業が実施された区域があり 都市施設の整えられた良好な都市環境が形成されています 5 都市施設の整備状況主な道路としては 国道 356 号バイパス 主要地方道千葉竜ヶ崎線 主要地方道市川印西線 主要地方道千葉臼井印西線及び一般県道柏印西線が整備さ

PowerPoint プレゼンテーション


Microsoft Word - ●決定⑤地区計画-2.docx

スライド 1

中井町緑の基本計画(概要版)

<4D F736F F D CF8D5888C48C7689E68F91817A948E91BD B8A58926E8BE62E646F63>

都市計画図 平河町二丁目東部地区(PDF)

4. 都市機能誘導区域 4.1 都市機能誘導区域設定の基本的な考え方 (1) 都市機能誘導区域とは医療 福祉 商業等の都市機能を都市の中心拠点や生活拠点に誘導し集約することにより これらの各種サービスの効率的な提供を図る区域のことです 原則として 居住誘導区域内において設定します これらの都市機能は

<81798E9197BF FCD817A8CF092CA82DC82BF82C382AD82E88D7393AE8C7689E62E786477>

<91E682548FCD5F8AEE967B8D5C917A2E786477>

区域の整備 開発及び保全に関する方針 地区施設の整備の方針 建築物等の整備の方針 (1) 道路の整備方針区域内外との円滑な交通ネットワークの形成と歩行者等の安全で快適な歩行環境の向上を図るため 街区幹線道路及び区画道路を整備する 生活利便施設や良質な街並みを形成する住宅等の立地を誘導し 地域拠点にふ

大谷周辺地区 及び 役場周辺地区 地区計画について 木原市街地 国道 125 号バイパス 役場周辺地区 (43.7ha) 美駒市街地 大谷周辺地区 (11.8ha) 地区計画の概要 地区計画とは住民の身近な生活空間である地区や街区を対象とする都市計画で, 道路や公園などの公共施設の配置や, 建築物の

目次 方針策定の背景 1-1. 用途地域指定の基本的な考え方 1-2. 住居系 [ 第一種低層住居専用地域 ] [ 第二種低層住居専用地域 ] [ 第一種中高層住居専用地域 ] [ 第二種中高層住居専用地域 ] [ 第一種住居地域 ] [ 第二種住居地域 ] [ 準住居地域 ] [ 田園住居地域 ]

2. 住民アンケート調査 以下の既往のアンケート調査から 都市計画及びまちづくりに関する住民ニーズや方向性等を以下の とおり把握 解析する (1) 第 2 次長久手町土地利用計画策定にあたってのアンケート調査 1 調査の概要 調査対象は 町内在住住民及び市街化調整区域の土地所有者とし それぞれ 2,

立川市絶対高さを定める高度地区指定に関する検討方針 平成 26 年 5 月 立川市 0

柏駅西口北地区まちづくり

スライド 1

[2] 具体的事業の内容 (1) 法に定める特別の措置に関連する事業 該当なし (2)1 認定と連携した支援措置のうち 認定と連携した特例措置に関連する事業 事業名 内容及び実施時期 実施主体 中心市街地の活性化を実現するための位置付け及び必要性 支援措置の内容及び実施時期 その他 の事項 群馬の玄

大阪府営門真住宅まちづくり基本構想 平成 25 年 6 月 大阪府 門真市

矢板都市計画区域における土地利用方針の策定について 策定の背景と目的本方針の対象区域となる 矢板都市計画区域 ( 以下 本区域 という ) は 高原山や八方ヶ原など緑豊かな自然環境に恵まれ 首都圏における農産物供給地としての機能を担ってきた区域です 首都圏整備法による指定区域の外に位置しており 急激

圏央道スマートインターチェンジ周辺地域の土地利用方針 目次 1 策定の背景 目的 位置づけ 1 (1) 背景 1 (2) 目的 1 (3) 位置づけ 1 2 対象地域 2 (1) 対象地域の範囲 2 (2) 対象地域の特性 3 (3) 対象地域の特性と課題の整理 7 3 スマートインターチェンジ周辺

目次 1. 策定の目的と位置づけ (1) 策定の目的 1 (2) 市街化調整区域における地区計画運用基準の位置づけ 1 2. 市街化調整区域における土地利用方針の基本的な考え方 (1) 市街化調整区域における土地利用方針 2 (2) 市街化調整区域における地区計画の運用にあたっての基本的な考え方 3


参考資料 ( 美祢都市計画区域 ) 目次 1. 区域区分の二次検討 25 23

Microsoft Word - 岡崎駅南リーフレット案【最終】

一宮市住宅マスタープラン ~ 住み続けたいまち 住んでみたいまち 人々が生き生きと暮らせるまち ~ 概要版 平成 2 5 年 3 月 一宮市

はじめに 深沢地域整備事業 ( 以下 本事業 という ) は 平成 22 年 9 月に策定した土地利用計画 ( 案 ) をもとにまちづくりを進めてきましたが 計画策定から既に5 年以上経過し社会情勢が大きく変化していることや より広く市民意見を反映して欲しいといった意見を踏まえ 土地利用計画 ( 案

Ⅰ 全体構想 1 都市づく りの将来 目標 都市づくりの目標 悠久の歴史が育む にぎわい 快適 まごころ創造都市 大和郡山 自然 歴史等の地域資源の保全と活用 自然 歴史等に触れ 親しみ 学べるような環境づくりをめざします また 県内各地の観光地とのネッ トワーク化を図り その拠点となることをめざし

<4D F736F F F696E74202D F4390B390E096BE89EF F837C2E B93C782DD8EE682E890EA97705D>

都市再生整備計画 かごはらえきしゅうへん籠原駅周辺地区 さいたま埼玉 くまがや県熊谷 し市 平成 25 年 3 月

都市再生整備計画の目標及び計画期間 都道府県名 茨城県 市町村名 坂東市 ( 旧猿島町 ) 地区名 猿島地区 面積 800 ha 計画期間 平成 16 年度 ~ 平成 20 年度 交付期間 平成 16 年度 ~ 平成 20 年度 目標 地域資源を活用した交流人口の拡大と良好な居住環境を形成するまちづ

都市計画_外面_大分

交通結節点が備えるべき機能を整理すると 最も基本となるものとして があり これに加えて 都市機能の誘導 集積を促進させ 都市内の中心的な拠点地区を形成する 及び 都市の顔 となる 交通結節点の計画 整備の検討においては 先に示した の三種の機能がそれぞれ交通結節性 人の交流や景観等の面で役割を果たし

() 土地の総面積 利用目的別面積 所有する土地の面積は 最小で 90 m 最大で,400m であり 00~400 m との回答が最も多い 駐車場としての利用では 月極駐車場が 309 台分 日貸駐車場では 5 台分となっている 所有する総面積 00m以下 m未満 m未満

<4E6F2E C196D889AE926E88E62E786477>

1. 目的 本町の第 3 次総合計画において 本町の将来像である ( みんなが主役 やすらぎと健康福祉のまち ) の実現に寄与すべく 本町の市街化調整区域における地区計画の運用にかかる基本的な方針を示すため 市街化調整区域における地区計画運用指針 ( 以下 運用指針 という ) を策定しました この


2. 各学区のまちづくりの方向性と将来ビジョン 第 3 章で整理した各学区の現状 課題等を踏まえ 学区ごとにまちづくりの方向性 ( 基本方針の 3 つの柱の何に該当するのか ) を整理します 方向性を踏まえ 施策の柱ごとに具体的なビジョンを検討します (1) 常盤学区 1 まちづくりの方向性 1-1

スライド 1


金沢都市計画地区計画の変更

能勢町市街化調整区域における地区計画のガイドライン

<4D F736F F D2081A195BD90AC E C >


Ⅰ 用途地域指定の基本方針 1 用途地域別 市街地像 と指定の基本方針 1 2 境界の設定 4 3 用途地域見直しの時期 5 4 その他の地域地区や地区計画の活用 6 Ⅱ 用途地域の指定基準 第一種低層住居専用地域 7 第二種低層住居専用地域 9 第一種中高層住居専用地域 11 第二種中高層住居専用


Microsoft Word _MICE_Q&A(最終案)


多摩都市計画地区計画の決定(多摩市決定)

3. 同意方針 3-1. 共通事項 (1) 上位計画との整合性 ( ア ) 地区計画が 都市計画区域マスタープラン等における土地利用の基本的な考え方と整合していること ( イ ) 地区計画が 市町都市計画マスタープラン等と整合していること 考え方 市街化調整区域は 本来市街化を抑制する区域であること

四国中央市住宅マスタープラン 概要版 平成 30 年 3 月四国中央市 Since

Microsoft Word - ★都市マス案(最終案) docx

a4.dsz

<4D F736F F D E F EF BF38AD48D5C90AC96DA95572E646F63>

区域の整備 開発及び保全に関する方針 江戸川一丁目地区地区計画 計画書 計画決定 H 江戸川区告示第 433 号 計画変更 H 江戸川区告示第 27 号 計画変更 H 江戸川区告示第 482 号 名称江戸川一丁目地区地区計画 位置 江戸川区江戸川一丁目 江戸

スライド 1

( 新 ) 藤沢都市計画住宅市街地の開発整備の方針 平成年月 神奈川県 藤沢 住宅 -1



神宮外苑地区計画

1. 土地利用ゾーニング 土地利用ゾーニングの検討経緯 平成 25~26 年度高森町土地利用計画策定基礎調査 ~ 素案策定 土地分級手法による土地利用の評価 ワークショップ ( 地区別 ) 町の考え方 政策 土地利用ゾーニング案の作成 ( 土地利用ゾーニング案別紙参照 1) 平成 27 年度高森町土

数値目標 平成 29 年 オープンカフェ新規参加店舗数 58 店 6 店 6 店 オリオン市民広場集客数 1,500 人 3,000 人 3,000 人 センターコア歩行者 自転車通行量 ( 平日 ) 1,700 人 1,700 人 1,700 人 5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概

<303195F18D908E9197BF2E786C73>


Transcription:

7-1 上田中央地域 (1) 将来像 ( 将来像 ) 中心市街地に集積された都市機能 風格ある景観 潤いある近郊農地多彩な交流と活力がみなぎるまち ( 基本目標 ) 市の中心市街地にふさわしい多様な都市機能を備えた 市民や来訪者が行き 交う賑わいと交流にあふれる中核拠点づくりを目指します 上田城跡 信濃国分寺などの歴史的空間と千曲川 神川などの自然空間が身近に 感じられる 風格ある都市景観の形成を目指します 城下町や宿場町のなごりがある景観や市街地近郊の農地など 自然環境と調 和し快適な居住環境の創出をめざします また 消費地が近接する近郊農地の 利点を活かし 活用と保全を目指します (2) 現状と課題 Ⅰ 地域の現況 北陸新幹線 しなの鉄道や別所線が乗り入れる上田市の玄関口である上田駅を中心に市街地が形成されています 上田城跡や信濃国分寺跡など歴史的遺産があり 商業 業務や行政施設など都市機能が集積しています 神川地域には農地が広がり また 国道 18 号沿道には商業施設 工場が立地しているほか しなの鉄道大屋駅 信濃国分寺駅の利便性から住宅地化が進んでいます また 太郎山 千曲川や神川 河岸段丘の緑地などの自然環境に恵まれています Ⅱ まちづくりアンケート結果 1 満足している点について 0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 35% 40% 45% 〇生活利便施設の満足度が高くなっていますが 住環境については市全体を下回っています 〇公共交通への満足度が 市全体と比べて高くなっています 店や病院 公共施設が近い住宅環境が良いバス 電車が利用しやすい公園や緑地など憩いの場がある歴史 文化が感じられる道路が十分に整備されているその他 2.2% 22.6% 21.0% 15.5% 18.8% 18.0% 13.8% 18.0% 11.6% 10.1% 6.4% 34.8% 37.1% 42.0% 中央地域 市全体 70

2 地域に市街地や住宅地が拡大することについて 今ある市街地 住宅地を充実させたほうがよいとの意見が最も多くなっています 0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 35% 40% 今ある市街地 住宅地を充実させたほうがよい 25.5% 33.9% 28.6% 良好な開発であれば 多少の拡大はしてもよい 34.3% 市街地 住宅地の拡大はおさえたほうがよい 16.5% 16.5% 無回答 10.7% 11.0% わからない 4.9% 5.8% 4.5% 市街地 住宅地の拡大や開発は自由でよい 5.9% その他 0.4% 1.0% 中央地域 市全体 3 大切にしたい景観について〇山々や河川などの自然景観 伝統文化や歴史的遺産を大切にしたいとする割合が高くなっています 〇市街地 住宅地などのまちなみを大切な景観として意識する傾向が 市全体よりも高くなっています 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 周囲の山々や千曲川などの自然 65.6% 58.9% 地域の伝統文化や歴史的遺産 49.6% 48.2% 24.1% 田園地帯や身近な里山などの農村風景 42.0% 身の回りの花や緑 21.9% 20.2% 市街地 住宅地などの街並み 21.4% 12.8% その他 0.9% 0.9% 中央地域 市全体 Ⅲ 地域の都市づくりにおける主要課題 〇土地利用について 中心市街地の近隣商業地域や工業地域の一部では住宅化が進んでおり 良好な住環境を誘導するために用途地域の見直しが必要です 神川地区では住宅 工場 商業施設が混在しており 適切な土地利用のルールづくりが必要です 空洞化が進んでいる中心市街地では 新たな賑わいの拠点形成により 活性化やまちなか居住を図る必要があります 既存の都市機能の有効活用を図り 拠点性を維持する必要があります 〇道路や公共交通について 未着手となっている都市計画道路の見直しを行い 整備を促進する必要があります 国道 18 号上田バイパスなどの 4 つの環状道路 地域内外を連絡する幹線道路の整備を進める必要があります 〇自然環境や景観について 自然及び歴史的なまちなみの景観や住環境の保全のため 上田市景観計画に加え 更なるまちづくりのルールが必要です 市街地の身近な緑を守っていく必要があります 〇地域エリアの形成 歴史的遺産 賑わい空間 公共施設や福祉施設の集積など 各拠点の機能を高め 有効な活用を図れる施策の推進が必要です しなの鉄道大屋駅周辺の道路では 通勤通学時の渋滞を緩和する施策が必要です 〇生活環境の保全や防災に関する整備について 安全で安心な暮らしができるよう防災に対する備えや生活道路の整備が必要です 71

(3) 都市づくり方針 ( 当面の課題に係る方針 ) Ⅰ 都市基盤の形成方針 1 土地利用の誘導方針上田市の中心部にふさわしい都市機能の充実と適切な土地利用の誘導を行い 城下町 宿場町のなごりがある景観と自然とが調和した都市空間の形成を目指します また 市街地及びその近郊では既存の都市基盤を活用し まちなか居住を推進するための周辺の環境と調和した良好な住環境の保全 形成を目指します 具体的な方針 木町 上紺屋町 下紺屋町 丸堀町 北大手町 大手町 上鍛冶町 鍛冶町 上房山 下房山 上川原柳町 下川原柳町 愛宕町 田町 馬場町地区などの周辺では 良好な住環境を整え まちなか居住を推進するため 住居系用途地域への見直しを進めます 泉平 中常田地区のしなの鉄道沿道は 工業と住居が調和した環境を整えるためのルールづくりを検討します 神川地区は 住居 工場 また 国道 18 号沿道には沿道型商業 業務施設などが混在していますが それぞれの土地利用の調和と整合を図るため 新たに適切な用途地域を指定するなど土地利用のルールづくりについて検討します 土地区画整理事業により基盤整備を実施した 天神三丁目地区を商業及び業務施設の立地による賑わいの拠点とし サントミューゼやその一帯の市民緑地広場による交流 低層住宅による良好な住環境の形成を推進します 工場跡地や低未利用地等については 周辺の都市環境や地域住民等の意向を踏まえ 適切な土地利用を誘導していきます 市街地近郊農地の利点を活かして神川地区の優良農地の保全及び活用を推進します 2 道路や公共交通の整備方針市街地内の交通の円滑化を図るための4つの環状道路の整備 ( 駅環状 都心環状 市街地環状 都市環状 ) を進めます また その一部となる国道 18 号上田バイパスの整備促進など 道路交通ネットワークの強化 充実を図ります 一方で 生活道路の整備や歩道の整備を行い安全で快適な歩行空間を確保し そして 交通の結節点である上田駅 信濃国分寺駅 大屋駅を中心に公共交通網の利用促進を図ります 具体的な方針 神川地区の都市計画道路上堀大屋線 ( 市道踏入大屋線 ) は 都市計画決定の位置を変更し 整備を促進します 市街地の交通環境整備による都市の利便性と交通の円滑化を図るため 4 つの環状道路 ( 駅環状 都心環状 市街地環状 都市環状 ) の整備を促進します 国道 18 号上田バイパスは国分地区から東御市までの全線整備を促進します 地域内外を円滑に移動できるよう 都市計画道路中常田新町線( 主要地方道小諸上田線 ) 市道上田 72

橋中島線 市道上田橋下堀線 など県道や市道の整備を促進します 交通結節点である上田駅 信濃国分寺駅 大屋駅周辺では利便性を高めるための道路整備や 路線バスなどの結節強化を推進します 通学路の安全確保のため 生活道路の整備を促進します Ⅱ 地域資源の保全 活用及びエリアの整備方針 1 自然環境や景観の保全 活用方針千曲川や神川などの河川 太郎山周辺や段丘緑地 また 市街地近郊の農地など豊かな自然環境を保全します そして これらの資源を活かして市街地内及びその近郊で身近に自然を感じられる場を創出します また 自然景観とともに 上田城跡 信濃国分寺史跡 城下町や蚕都のなごりが残るまちなみなど風格ある都市景観を保全し 歴史的遺産 自然的資源を回遊する歩行者ネットワークを形成します 具体的な方針 太郎山の自然景観や地域に存在する史跡 また 文化財や歴史的景観 まちなみ景観などの周辺住環境を保全していくため 上田市景観計画に基づく景観形成を図るとともに 都市計画法に基づいたまちづくりのルールの導入を検討します 染屋台斜面樹林などの段丘緑地は 染屋台グリーンベルト保全 活用事業などにより積極的に保全します 都市計画道路松尾町踏入線( 国道 141 号 ) の電線類地中化を促進します 歴史 自然資源である上田城跡 池波正太郎真田太平記館 旧北国街道や蔵づくりのまちなみ 蚕都の遺産 千曲川などを回遊する歴史のみちなどのネットワークを整備します 2 地域エリアの形成方針 上田城跡や信濃国分寺史跡などの歴史的遺産 新たな賑わい また 交通の結節点など 市の 玄関口にふさわしい交流の空間となる地域の機能を高める整備を促進します 具体的な方針 上田城跡や信濃国分寺史跡では 歴史的遺産を活かした観光 交流の促進に向けた環境整備を促進します サントミューゼ周辺では魅力的な文化 交流エリアの形成を目指し 周辺道路の市道上田橋中島線の整備を促進するほか 上田城跡との回遊性を高める櫓下泉平線の整備を進めます 上田合同庁舎周辺では 中央公民館 上田図書館や東小学校 また 総合保健センター 中央子育て支援センターなどの都市機能集積を活かした文化 教育交流エリアとして 周辺の効果的な道路整備を進めます 大屋駅周辺及び信濃国分寺駅周辺では交通結節点としての機能を向上させるため 交通環境の充実を図ります 73

Ⅲ 生活環境の保全や防災に関する整備方針 安全で安心して暮らせるため 防災力 利便性の高い都市を形成する施策を推進します 具体的な方針 地域全体の防災機能の向上を図るため 建築物の不燃化の誘導を進めます 宅地への接道が狭く住宅等が密集して防災上の危険がある区域では 敷地の整序や共同化などの改善整備の方向性について地域住民の意向を踏まえて検討します 生活道路の狭あい箇所 危険箇所の整備を進めます サントミューゼ 地域で特に大切にする場所や都市づくりの骨格となる概要を示したものです 74

75

上田中央地域都市づくり方針図 ( 拡大図 ) 良好な住環境を整え まちなか居住を推進するため 住居系用途地域への見直し ( 都 ) 諏訪部伊勢山線の整備 ( 仮 ) 川原柳常田線の整備 上田城跡を活かした歴史と観光のエリア 泉平 中常田地区のしなの鉄道沿線は 工業と住居が調和した環境を整えるためのルールづくりを検討 櫓下泉平線の整備 交流文化施設 商業施設と公園が一体となった賑わいと交流のエリア ( 都 ) 上田駅川原柳線の整備 ( 都 ) 松尾町踏入線の電線類地中化の促進 ( 都 ) 中常田新町線の整備 上田合同庁舎周辺は 各公共施設など都市 機能の集積を活かした文化 教育交流拠点 を形成 0 500 1000M 76