景気動向調査

Similar documents
第30回秋田県内企業景気動向調査

景気動向調査

景気動向調査

景気動向調査

景気動向調査

(Microsoft PowerPoint \201y\221\3461\216l\224\274\212\372_\225\361\215\220\217\221HP\224\305\201z.pptx)

2018 年の山形県とその周辺の地震活動 1. 地震活動の概況 2018 年に 山形県とその周辺 ( 図 1の範囲内 ) で観測した地震は 2,250 回 (2017 年 :2,447 回 ) であった 山形県内で震度 1 以上を観測した地震は 図の範囲外で発生した地震を含めて 47 回 (2017

新規文書1

Ⅱ 用語等の説明 今期の状況 来期の状況 前年同期 ( 平成 28 年 4~6 月期 ) と比べた今期 ( 平成 29 年 4~6 月期 ) の状況 前年同期 ( 平成 28 年 7~9 月期 ) と比べた来期 ( 平成 29 年 7~9 月期 ) の状況 前期平成 29 年 1~3 月期 来期平成


平成 25 年 3 月 19 日 大阪商工会議所公益社団法人関西経済連合会 第 49 回経営 経済動向調査 結果について 大阪商工会議所と関西経済連合会は 会員企業の景気判断や企業経営の実態について把握するため 四半期ごとに標記調査を共同で実施している 今回は 2 月下旬から 3 月上旬に 1,7

Ⅱ 用語等の説明 今期の状況 来期の状況 前年同期 ( 平成 29 年 4~6 月期 ) と比べた今期 ( 平成 30 年 4~6 月期 ) の状況 前年同期 ( 平成 29 年 7~9 月期 ) と比べた来期 ( 平成 30 年 7~9 月期 ) の状況 前期平成 30 年 1~3 月期 来期平成

目次 1 高齢化率 ( 山形県 ) 1 2 高齢化率 ( 全国 ) 2 3 将来の高齢化率 ( 山形県 ) 3 4 将来の高齢化率 ( 全国 ) 4 5 人口ピラミッド ( 山形県 ) 5 6 平均寿命の推移 6 7 出生数 出生率の推移 7 8 高齢者のいる世帯 ( 山形県 ) 8 9 高齢者のい

熊本商工会議所 製本第四四半期(HP・報道機関用)

熊本商工会議所 製本第四四半期(HP用)

平成10年7月8日

1. 自社の業況判断 DI 6 四半期ぶりに大幅下落 1 全体の動向 ( 図 1-1) 現在 (14 年 4-6 月期 ) の業況判断 DI( かなり良い やや良い と回答した企業の割合から かなり悪い やや悪い と回答した企業の割合を引いた値 ) は前回 ( 月期 ) の +19 から 28 ポイ

景気見通し調査 ( 平成 25 年 3 月期 ) 調査結果 福井商工会議所 中小企業総合支援センター 調査の概要 当調査は 福井商工会議所管内の小規模事業所の短期的な景気動向を把握するため 毎年 3 月 6 月 9 月 12 月の年 4 回実施している 調査時期 平成 25 年 3 月 13 日 (

PowerPoint プレゼンテーション

第 70 回経営 経済動向調査 公益社団法人関西経済連合会 大阪商工会議所 < 目次 > 1. 国内景気 2 2. 自社業況総合判断 3 3. 自社業況個別判断 4 4. 現在の製 商品およびサービスの販売価格について 8 参考 (BSI 値の推移 ) 11 参考 ( 国内景気判断と自社業況判断の推

平成 21 年第 1 回 ( 平成 21 年 2 月 1 日実施 ) 鳥取県企業経営者見通し調査報告 目次ヘ ーシ 御利用にあたって 1 1 業界の景気判断 3 2 自己企業の売上高判断 5 3 自己企業の経常利益判断 7 4 生産数量の判断 9 5 在庫水準の判断 10 6 生産設備の規模判断 1

(Taro-\222\262\215\270\225[.A4\207B.jtd)

PowerPoint プレゼンテーション

ニュースリリース 食品産業動向調査 : 景況 平成 3 1 年 3 月 2 6 日 株式会社日本政策金融公庫 食品産業景況 DI 4 半期連続でマイナス値 経常利益の悪化続く ~ 31 年上半期見通しはマイナス幅縮小 持ち直しの動き ~ < 食品産業動向調査 ( 平成 31 年 1 月調査 )> 日

目次 調査結果の概要 1 小企業編 中小企業編 概況 3 概況 15 調査の実施要領 4 調査の実施要領 16 業況判断 5 業況判断 17 売上 1 売上 2 採算 11 利益 21 資金繰り 借入 12 価格 金融関連 22 経営上の問題点 13 雇用 設備 23 設備投資 価格動向 14 経営

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション

景気見通し調査 ( 平成 24 年 12 月期 ) 調査結果 福井商工会議所 中小企業総合支援センター 調査の概要 当調査は 福井商工会議所管内の小規模事業所の短期的な景気動向を把握するため 毎年 3 月 6 月 9 月 12 月の年 4 回実施している 調査時期 平成 24 年 11 月 30 日

PowerPoint プレゼンテーション

< 業種別 > 2 製造業主要判断 の推移 製造業 29/ /3 見込 /6 予想 < 製造業 > 当期 は 8.0( 前期比 -1.7) 当期 は 9.1( 同 -8.9) 当期 は 5

Newsletterむさしの12.indd

出生数と合計特殊出生率の推移

第49回「山形県内家計の消費動向調査」結果

景気動向調査平成 3 年 1~12 月期実績 平成 31 年 1~3 月期予想 概況 業況 DI は改善 来期は悪化するもプラスを維持する見込み 今期の全業種総合業況判断 DIは 前期比 2.5 ポイント上昇の 9. と改善した 製造業は前期比 1.5 ポイント上昇の 14. 非製造業は同 2.9

Newsletterむさしの_7.indd

Newsletterむさしの11.indd

分析事例 の作成方法 分析に用いた DB 以下に示す DL ファイルは 全て 5 年の農業集落基準です 表名 ( ファイル名称 ) 表コード年次出典資料名利用項目対象列 農業経営体 _ 組織形態別経営体数 (SA9_5_5_ xlsx) (SA9 5_ xlsx) (SA9_5_5_ xlsx) S

< 業種別 > D.I. 2 製造業主要判断 D.I. の推移 製造業 30/ /9 見込 /12 予想 < 製造業 > 当期 は 24.5( 前期比 +0.8) と景況感は横ばいであった

Newsletterむさしのvol_9.indd

(Microsoft Word - 01_\225\\\216\206.doc)

社団法人日本生産技能労務協会

平成30年度教育委員会における学校の業務改善のための取組状況調査結果(山形県)

ニュースリリース 農業景況調査 : 景況 平成 3 1 年 3 月 1 8 日 株式会社日本政策金融公庫 平成 30 年農業景況 DI 天候不順響き大幅大幅低下 < 農業景況調査 ( 平成 31 年 1 月調査 )> 日本政策金融公庫 ( 略称 : 日本公庫 ) 農林水産事業は 融資先の担い手農業者

Newsletterむさしの_2.indd

目 次 調査結果について 1 1. 調査実施の概要 3 2. 回答者の属性 3 (1) 主な事業地域 3 (2) 主な事業内容 3 3. 回答内容 4 (1) 地価動向の集計 4 1 岐阜県全域の集計 4 2 地域毎の集計 5 (2) 不動産取引 ( 取引件数 ) の動向 8 1 岐阜県全域の集計

海通信vol1-3 7

生活衛生関係営業の景気動向等調査 平成17年7~9月期

ニュースリリース 中小企業の雇用 賃金に関する調査結果 ( 全国中小企業動向調査 2013 年 月期特別調査 ) 年 4 月 8 日株式会社日本政策金融公庫総合研究所 3 割の企業で正社員は増加 3 社に 1 社で給与水準は上昇 従業員数 2013 年 12 月において

目 次 [Ⅰ] 調査方法 2 [Ⅱ] 地域区分図 3 [Ⅲ] アンケート調査票 4~5 [Ⅳ] 第 2 回不動産市況 DI 調査結果の概要 6 [Ⅴ] 設問ごとの回答内訳 [-1] 設問 2,3( 住宅地価格 ) 7~9 [-2] 設問 2,3( 商業地価格 ) 10~12 [-3] 設問 2,3(

[ 調査の実施要領 ] 調査時点 製 造 業 鉱 業 建 設 業 運送業 ( 除水運 ) 水 運 業 倉 庫 業 情 報 通 信 業 ガ ス 供 給 業 不 動 産 業 宿泊 飲食サービス業 卸 売 業 小 売 業 サ ー ビ ス 業 2015 年 3 月中旬 調査対象当公庫 ( 中小企業事業 )

~ 売上額減少に伴い 収益も低下 ~ 収益面では 売上額判断 D.I. が 6.3( 前回 7.8) と 1.5 ポイント低下 収益判断 D.I. は 1.9( 前回 1.6) と 3.5 ポイント低下する結果となりました 来期の予想収益判断 D.I. は 27.8 と大幅な低下の見通しとなっていま

公益社団法人三重県宅地建物取引業協会一般社団法人三重県不動産鑑定士協会 三重県の地価と不動産市場の動向に関するアンケート調査結果 平成 26 年 10 月 1 日を調査時点とし 公益社団法人三重県宅地建物取引業協会の会員に対しアンケート調査を行った結果をお知らせします 本調査 (DI 調査 ) は所

滋賀県内企業動向調査 21 年 1- 月期定例項目結果 1. 自社の業況判断 (1) 自社の業況判断 DI は 四半期連続のプラス水準を維持も は 四半期ぶりにマイナス水準に低下 1. の動向 ( 図 1-1) 今回の調査 (1 年 1- 月期 ) での自社の業況判断 DI は前回 (-9 月期 )

公益社団法人三重県宅地建物取引業協会一般社団法人三重県不動産鑑定士協会 三重県の地価と不動産市場の動向に関するアンケート調査結果 平成 29 年 4 月 1 日を調査時点とし 公益社団法人三重県宅地建物取引業協会の会員に対しアンケート調査を行った結果をお知らせします 本調査 (DI 調査 ) は所定

公益社団法人三重県宅地建物取引業協会一般社団法人三重県不動産鑑定士協会 三重県の地価と不動産市場の動向に関するアンケート調査結果 平成 29 年 10 月 1 日を調査時点とし 公益社団法人三重県宅地建物取引業協会の会員に対しアンケート調査を行った結果をお知らせします 本調査 (DI 調査 ) は所

I. 調査結果概況 景気判断 DI( 現状判断 ) は小幅に上昇し最高値を更新 仕入原価高止まりも客単価が上昇 10 月スーパーマーケット中核店舗における景気判断 49.1 と小幅に上昇し 2010 年 4 月の調査開始以降最高値を記録した 経営動向調査によると売上高 DI が 1.1 とはじめてプ

Microsoft Word - ₥+ èª¿æŁ»ï¼›ï¼“çŽºè¡¨å¾„èª¤åŁŠä¿®æŁ£.docx

<8A C52E786C7378>

公益社団法人三重県宅地建物取引業協会一般社団法人三重県不動産鑑定士協会 三重県の地価と不動産市場の動向に関するアンケート調査結果 平成 30 年 4 月 1 日を調査時点とし 公益社団法人三重県宅地建物取引業協会の会員に対しアンケート調査を行った結果をお知らせします 本調査 (DI 調査 ) は所定

公益社団法人三重県宅地建物取引業協会一般社団法人三重県不動産鑑定士協会 三重県の地価と不動産市場の動向に関するアンケート調査結果 平成 27 年 4 月 1 日を調査時点とし 公益社団法人三重県宅地建物取引業協会の会員に対しアンケート調査を行った結果をお知らせします 本調査 (DI 調査 ) は所定

公益社団法人三重県宅地建物取引業協会一般社団法人三重県不動産鑑定士協会 三重県の地価と不動産市場の動向に関するアンケート調査結果 平成 27 年 10 月 1 日を調査時点とし 公益社団法人三重県宅地建物取引業協会の会員に対しアンケート調査を行った結果をお知らせします 本調査 (DI 調査 ) は所

01Newsletterむさしの7.indd

中小企業の動向

SERIまんすりー2月号 今月のみどころ

<8A C52E786C7378>

第7回DIレポート

Microsoft Word - 第15回不動産DI調査報告書 (最終)


【大同】中小企業経営者アンケート「大同生命サーベイ」-平成28年11月度調査-~ 「景況感」と「中小企業等経営強化法の活用」についてお聞きしました ~

ニュースリリース 農業景況 : 景況 平成 27 年 3 月 26 日 株式会社日本政策金融公庫 農業の景況 DI 稲作をはじめ多くの業種で悪化 ~ 改善したのは養豚 ブロイラーなどの一部の業種に留まる ~ < 日本公庫 平成 26 年下半期農業景況調査 > 日本政策金融公庫 ( 略称 : 日本公庫

北陸 短観(2019年6月調査)

企業物流短期動向調査 ( 日通総研短観 ) 調査結果 ( 抜粋 ) (2008 年 12 月調査 ) 2009 年 1 月 株式会社日通総合研究所 ホームページはこちら

( 小規模企業景気動向調査 ) 三重の景況 67 ( 平成 27 年 7 月 ~12 月期 ) 三重県商工会議所連合会桑名商工会議所四日市商工会議所鈴鹿商工会議所亀山商工会議所津商工会議所松阪商工会議所伊勢商工会議所鳥羽商工会議所上野商工会議所名張商工会議所尾鷲商工会議所熊野商工会議所

北陸 短観(2016年12月調査)

企業物流短期動向調査 ( 日通総研短観 ) 調査結果 ( 抜粋 ) (2008 年 9 月調査 ) 2008 年 10 月 株式会社日通総合研究所 ホームページはこちら


1. 社会福祉法人経営動向調査 ( 平成 30 年 ) の概要 目的 社会福祉法人と特別養護老人ホームの現場の実感を調査し 運営実態を明らかにすることで 社会福祉法人の経営や社会福祉政策の適切な運営に寄与する 対象 回答状況 対 象 特別養護老人ホームを運営する社会福祉法人 489 法人 (WAM

Q1 不動産取得税とは どのような税金ですか? 不動産取得税とは 不動産 ( 土地や家屋 ) を売買 贈与 新築 増築 改築などによって取得したときに かかる税金です この場合 有償 無償の別 登記の有無 取得の理由は問いません Q2 税額の計算方法は どのようになっていますか? 不動産取得税の税額

平成 22 年 11 月 12 日 問い合わせ先 国土交通省土地 水資源局土地市場課課長補佐小酒井淑乃 係長塩野進代表 : ( 内線 :30-214) 直通 : 土地取引動向調査 (*) ( 平成 22 年 9 月調査 ) の結果について 1. 調査目

<4D F736F F D2091E593638BE65F92868FAC8AE98BC68C698BB592B28DB85F95F18D908F BD90AC E348C8E C8E8AFA816A2E646F63>

中小企業景気動向調査の集計結果 いわき地区版平成 年 月調査 概況 業況はやや改善するも 先行きについては悪化の見通し [ 調査対象企業数 社 ] [ 回答企業数 社 ] [ 回収率.%] 平成 年 ~ 月期の自企業の業況を前回調査 ( 平成 年 ~ 月期 ) と比較すると いわき地域全体において

調査について 216.1~3 月期 調査方法について 伊勢崎商工会議所とアイオー信用金庫が共同し 伊勢崎市及び佐波郡玉村町内の企業 386 社にご協力いただき 面談または聴取りによる調査の回答を集計したものです 製造業 卸売業 小売業 建設業 サービス業のつの業種について3か月ごとに景気の動きを調査

form

01Newsletterむさしの6月.indd

北陸 短観(2019年3月調査)

平成 22 年 5 月 7 日 問い合わせ先 国土交通省土地 水資源局土地市場課課長補佐小酒井淑乃 係長塩野進代表 : ( 内線 :30-214, ) 直通 : 土地取引動向調査 (*) ( 平成 22 年 3 月調査 ) の結果について

企業経営動向調査0908

Newsletterむさしの11.indd

平成18年度山形県商工会等職員採用上級試験要綱

成績表 (バタフライ)

「中小企業の景況感に関する調査」集計結果

平成 27 年度山形県生活習慣病検診等管理指導協議会乳がん部会出席者名簿 山形県生活習慣病検診等管理指導協議会 乳がん部会委員 平成 28 年 2 月 12 日 ( 金 ) 午後 3 時 30 分県庁 10 階 1001 会議室 所属職名氏名備考 1 山形大学医学部外科学第一講座教授木村理代理 2

0 表紙・目次(案)4

消費税増税後の仕入・販売単価に関する東北6県企業の動向調査

平成 23 年 3 月期 決算説明資料 平成 23 年 6 月 27 日 Copyright(C)2011SHOWA SYSTEM ENGINEERING Corporation, All Rights Reserved

調査概要 回答企業に関するデータ 調査期間 : 平成 29 年 月 1 日 ( 金 )~ 月 28 日 ( 木 ) 調査対象 : 全国の企業経営者 ( うち約 7 割が当社ご契約企業 ) 調査方法 : 当社営業職員が訪問により調査 回答企業数 : 4,159 社 調査内容 : 1. 景況感 2. 平

中小企業の雇用・賃金に関する調査結果(全国中小企業動向調査(中小企業編)2015年10-12月期特別調査)

「平成20年夏季ボーナス支給予定に関するアンケート調査」集計結果

News Release 2018 年 8 月 1 日 香川県内民間企業の 2018 年夏季ボーナス支給見込み アンケート調査結果について 百十四銀行 ( 頭取綾田裕次郎 ) では 香川県内に本社または主工場をもつ民間企業 640 社を対象として 2018 年夏季ボーナスの支給予想について アンケー

Transcription:

第 54 回 山形県内企業の景気動向調査 速報 ( 平成 3 年 2 月調査 ) ~ 業況は引き続き停滞 ~ 調査の要旨 県内企業の業況は 自社の業況判断を示す 自社の業況 DI 値 ( 前年同期比 ) が 2.5( 前回調査比.8 ポイント下落 ) と小幅ながら 3 期連続で悪化した 各種 DI 値 ( 前年同期比 ) をみると 資金繰り が改善 営業利益 が悪化 売上高 人員 人手 がほぼ横ばいとなっており 業況は停滞傾向にあるものと考えられる 業種別に 自社の業況 DI 値 ( 前年同期比 ) をみると 建設業が 9.2( 前回調査比 1.2 ポイント下落 ) 製造業が 12.2( 前回調査比 7.8 ポイント下落 ) 卸 小売業が 18.7( 前回調査比 3.7 ポイント下落 ) サービス業が 4.1( 前回調査比.3 ポイント上昇 ) と サービス業でDI 値がプラスに転じて改善したものの 建設業 製造業 卸 小売業で悪化した 地域別に 自社の業況 DI 値 ( 前年同期比 ) をみると 村山南部が 7.4( 前回調査比 6.5 ポイント下落 ) 村山北部が 1.9( 前回調査比 11.1 ポイント下落 ) 最上が 2.6( 前回調査比 7.5 ポイント上昇 ) 置賜が 5.7( 前回調査比 1.9 ポイント下落 ) 庄内田川が 14.4( 前回調査比 9.4 ポイント上昇 ) 庄内飽海が 3.8( 前回調査比 1.3 ポイント下落 ) となっている 最上 庄内田川で改善した一方で 村山南部 村山北部 置賜 庄内飽海で悪化となった 最上で 14 期ぶりにDI 値がプラスとなる一方で 村山北部では 4 期ぶりにマイナスに転じるなど 地域別にまだら模様となっている 先行きは 自社の業況 DI 値 が 12.5( 今回調査比 15. ポイント下落 ) と大幅に悪化し マイナスに転じる見込みで あわせて 4 業種すべてでマイナスのDI 値となる見込みになっている 特別調査 雇用調整について尋ねたところ 残業規制 が 32.1%( 昨年比.4%) ワークシェアリング が 13.8%( 昨年比 +4.1%) 従業員の削減 が 4.6%( 昨年比.1%) と 昨年に比べ ワークシェアリング の割合が上昇した一方で 残業規制 従業員の削減 は若干低下した 新卒者の採用状況 ( 平成 3 年度 ) について尋ねたところ 採用すると答えた企業の割合は 全業種でみると 44.2%( 昨年調査比 +3.3%) と上昇となった 平成 3 年 2 月

目次 I. 県内企業の業況... 1 1. 概況... 1 2. 業種別の動向... 2 (1) 業種別の概況... 2 (2) 業種別 DI 値の動向... 3 1 建設業... 3 2 製造業... 4 3 卸 小売業... 5 4 サービス業... 6 3. 地域別の動向... 7 (1) 地域別の概況... 7 (2) 地域別 DI 値の動向... 8 1 村山南部... 8 2 村山北部... 9 3 最上... 4 置賜... 11 5 庄内田川... 12 6 庄内飽海... 13 II. 景気の天気予報図... 14 III. 特別調査... 15 1. 雇用調整について... 15 2. 新卒者の採用状況について... 16 < 参考資料 Ⅰ: 地域別 業種別回答率 >... 17 < 参考資料 Ⅱ: 調査の概要 >... 17

I. 県内企業の業況 1. 概況 県内企業の業況は 自社の業況判断を示す 自社の業況 DI 値 ( 前年同期比 ) が 2.5( 前回調査比.8 ポイント下落 ) と小幅ながら 3 期連続で悪化した 各種 DI 値 ( 前年同期比 ) をみると 資金繰り が改善 営業利益 が悪化 売上高 人員 人手 がほぼ横ばいとなっており 業況は停滞傾向にあるものと考えられる 先行きは 自社の業況 DI 値 が 12.5( 今回調査比 15. ポイント下落 ) と大幅に悪化し マイナスに転じる見込みで あわせて 4 業種すべてでマイナスのDI 値となる見込みになっている 3 4 5 2 5 8 11 12 2 13 図表 1 全業種 自社業況 DI 値 ( 前年同期比 ) の推移 5 8 11 2 14 5 8 11 2 15 5 8 11 2 16 5 8 11 2 17 5 8 11 H3 2 18 5 図表 2 全業種 各種 DI 値 ( 前年同期比 ) の推移 5 4 売上高営業利益人員 人手資金繰り 3 2 12 5 8 11 2 13 5 8 11 2 14 5 8 11 2 15 5 8 11 2 16 5 8 11 2 17 5 8 11 H3 2 18 5 山形県 調査時 ( サンプル数 ) 全業種前回調査比前回調査予測 売上高 営業利益 人員人手 資金繰り H 29.2(n=443) 3.1 (2.9).1 3.2 5.9 25.3 4.3 H 29.5(n=419) 6. (9.1).6 4.6 4.1 28.6 1.5 H 29.8(n=435) 4.4 ( 1.6) 9. 6.2 1.7 35.6. H 29.11(n=418) 3.3 ( 1.1) 6.7 4.1.2 41.4 4. H 3.2(n=414) 2.5 (.8) 8.1 3.6 2.4 4.8 2.9 前回調査比 - - - (.5) ( 2.2) (.6) (1.1) 先行き 12.5 - - 13.5 14.2 34.8 13.1 今回調査比 ( 15.) - - ( 17.1) ( 11.8) ( 6.) (.2) 売上高 DI 値は建設業の 完成工事高 を含んだ数値 1

2. 業種別の動向 (1) 業種別の概況 業種別に 自社の業況 DI 値 ( 前年同期比 ) をみると 建設業が 9.2( 前回調査比 1.2 ポイント下落 ) 製造業が 12.2( 前回調査比 7.8 ポイント下落 ) 卸 小売業が 18.7( 前回調査比 3.7 ポイント下落 ) サービス業が 4.1( 前回調査比.3 ポイント上昇 ) と サービス業でDI 値がプラスに転じて改善したものの 建設業 製造業 卸 小売業で悪化した 業況の先行きは 卸 小売業で改善 その他の 3 業種で悪化の見込みとなっており 卸 小売業を含めすべての業種でマイナスのDI 値となる見込みである 図表 3 業種別 自社業況 DI 値 ( 前年同期比 ) の推移 4 建設業製造業卸 小売業サービス業 3 3 2 12 5 8 11 2 13 5 8 11 2 14 5 8 11 2 15 5 8 11 2 16 5 8 11 2 17 5 8 11 H3 2 18 5 業種別 調査時 ( サンプル数 ) 全業種建設製造卸 小売サービス H 29.2(n=443) 3.1 3.1 6. 16.1 1.9 H 29.5(n=419) 6. 11.6 17.9 22.1 15.4 H 29.8(n=435) 4.4 12.9 16.8 23.4 1. H 29.11(n=418) 3.3.4. 15. 6.2 H 3.2(n=414) 2.5 9.2 12.2 18.7 4.1 前回調査比 (.8) ( 1.2) ( 7.8) ( 3.7) (.3) 先行き 12.5 23.5 9. 15.6 3.1 今回調査比 ( 15.) ( 32.7) ( 21.2) (3.1) ( 7.2) 2

(2) 業種別 DI 値の動向 1 建設業 自社の業況 DI 値 ( 前年同期比 ) は 9.2( 前回調査比 1.2 ポイント下落 ) と 2 期連続で悪化となった 各 種 DI 値 ( 前年同期比 ) をみると 完成工事高 で悪化し 営業利益 手持工事高 資金繰り が改善 人員 人手 は横ばいとなった 業況の先行きは 自社の業況 DI 値 が 23.5( 今回調査比 32.7 ポイント下落 ) と大幅に悪化が見 込まれている 公共工事や新設住宅着工戸数が前年に比べて減少傾向にあることなどから 先行きを懸念する 状況になっていると考えられる 3 3 2 5 8 11 12 2 13 図表 4 建設業 自社業況 DI 値 ( 前年同期比 ) の推移 5 8 11 2 14 5 8 11 2 15 5 8 11 2 16 5 8 11 2 17 5 8 11 H3 2 18 5 図表 5 建設業 各種 DI 値 ( 前年同期比 ) の推移 8 6 完成工事高営業利益手持工事高人員 人手資金繰り 4 4 2 12 5 8 11 2 13 5 8 11 2 14 5 8 11 2 15 5 8 11 2 16 5 8 11 2 17 5 8 11 H3 2 18 5 建設業 調査時 ( サンプル数 ) 前回調査比 前回調査予測 完成工事高 H 29.2(n=99) 3.1 (.1) 17.. 1. 2. 38.3 3. H 29.5(n=95) 11.6 (14.7) 13.2 4.2 7.3 7.3 33.7 1. H 29.8(n=93) 12.9 (1.3). 14. 4.3 9.7 5.5 5.4 H 29.11(n=97).4 ( 2.5).8 9.3 6.3 1.1 53.1 4.2 H 3.2(n=98) 9.2 ( 1.2) 17.7 4.1 2. 7.1 53.1 2. 前回調査比 - - - ( 5.2) (4.3) (8.2) (.) (2.2) 先行き 23.5 - - 23.5.4 32.7 35.8 11.2 今回調査比 ( 32.7) - - ( 27.6) ( 18.4) ( 39.8) ( 17.3) ( 9.2) 営業利益 手持工事高 人員人手 資金繰り 3

2 製造業 自社の業況 DI 値 ( 前年同期比 ) は 12.2( 前回調査比 7.8 ポイント下落 ) と再び下落し 一進一退の状況となっている 各種 DI 値 ( 前年同期比 ) をみると 営業利益 仕入価格 在庫状況 で悪化し 人員 人手 資金繰り が改善 売上高 はほぼ横ばいとなった 業況の先行きは 自社の業況 DI 値 が 9.( 今回調査比 21.2 ポイント下落 ) と大幅に悪化し DI 値がマイナスに転じる見込みとなっている 原材料費の高騰などから先行きに対して慎重な姿勢がみられる 3 25 15 5 5 15 2 12 5 8 11 2 13 図表 6 製造業 自社業況 DI 値 ( 前年同期比 ) の推移 5 8 11 2 14 5 8 11 2 15 5 8 11 2 16 5 8 11 図表 7 製造業 各種 DI 値 ( 前年同期比 ) の推移 2 17 5 8 11 H3 2 18 5 5 3 売上高営業利益仕入価格在庫状況人員 人手資金繰り 3 5 7 9 2 12 5 8 11 2 13 5 8 11 2 14 5 8 11 2 15 5 8 11 2 16 5 8 11 2 17 5 8 11 H3 2 18 5 製造業 調査時 ( サンプル数 ) 前回調査比 前回調査予測 売上高 H 29.2(n=134) 6. (8.9) 4.5 2.2.7 21.7 7.5.2 3.7 H 29.5(n=123) 17.9 (11.9) 9..3 13. 37.4 5.7 3.9 1.7 H 29.8(n=137) 16.8 ( 1.1) 8.2 18.3 11.7 35.8 6.5 29.9 5.9 H 29.11(n=125). (3.2) 2.9 15.2.4 39.2 4. 39.2 1.6 H 3.2(n=123) 12.2 ( 7.8) 2.4 15.4 4.8 53.6 2.5 41.4 1.7 前回調査比 - - - (.2) ( 5.6) ( 14.4) ( 1.5) (2.2) (3.3) 先行き 9. - -.6 14.6 51.2 15.5 35.7.3 今回調査比 ( 21.2) - - ( 26.) ( 19.4) (2.4) ( 18.) ( 5.7) ( 22.) 営業利益 仕入価格 在庫状況 人員人手 資金繰り 4

3 卸 小売業 自社の業況 DI 値 ( 前年同期比 ) は 18.7( 前回調査比 3.7 ポイント下落 ) と 2 期ぶりに悪化となった 各種 DI 値 ( 前年同期比 ) をみると 人員 人手 の値が上昇し その他 5 項目で悪化した また 各社のコメントから 更なるネット販売の拡大に伴い一層の競争激化を懸念している状況がうかがえる 業況の先行きは 15.6( 今回調査比 3.1 ポイント上昇 ) と若干の改善の見込みとなっているものの 平成 26 年 8 月調査以降の水面下 (DI 値マイナス ) での推移に変わりはない 15 5 5 15 25 3 2 12 5 8 11 2 13 図表 8 卸 小売業 自社業況 DI 値 ( 前年同期比 ) の推移 5 8 11 2 14 5 8 11 2 15 5 8 11 2 16 5 8 11 2 17 5 8 11 H3 2 18 5 5 3 図表 9 卸 小売業 各種 DI 値 ( 前年同期比 ) の推移 売上高営業利益仕入価格在庫状況人員 人手資金繰り 3 5 7 2 5 8 11 12 2 13 5 8 11 2 14 5 8 11 2 15 5 8 11 2 16 5 8 11 2 17 5 8 11 H3 2 18 5 卸 小売業 調査時 ( サンプル数 ) 前回調査比 前回調査予測 売上高 H 29.2 (n=5) 16.1 (4.1) 15.4 14.3 16.1 24.8 5.7 17.2.5 H 29.5 (n=4) 22.1 ( 6.) 18.1 21.1 16.3 28.8 12.5 15.4 12.5 H 29.8 (n=5) 23.4 ( 1.3) 13.4 33.9 15.6 6.9 12.1.4 19.1 H 29.11 (n=) 15. (8.4) 12.2 11. 6. 35. 1. 28. 7. H 3.2 (n=96) 18.7 ( 3.7) 13. 17.8 9.4 43.7 2.1 29.2 11.4 前回調査比 - - - ( 6.8) ( 3.4) ( 8.7) ( 1.1) (1.2) ( 4.4) 先行き 15.6 - -.8 12.5 34.3 12.5 31.3 13.5 今回調査比 (3.1) - - ( 3.) ( 3.1) (9.4) (.4) (2.1) ( 2.1) 営業利益 仕入価格 在庫状況 人員人手 資金繰り 5

4 サービス業 自社の業況 DI 値 ( 前年同期比 ) は 4.1( 前回調査比.3 ポイント上昇 ) と 3 期ぶりに改善してDI 値がプラスに転じた 各種 DI 値 ( 前年同期比 ) をみると 営業利益 人員 人手 が悪化となったものの 売上高 資金繰り で改善となった 業況の先行きは 自社の業況 DI 値 が 3.1( 今回調査比 7.2 ポイント下落 ) と悪化の見込みとなっている 4 3 3 4 5 6 2 12 5 8 11 2 13 図表 サービス業 自社業況 DI 値 ( 前年同期比 ) の推移 5 8 11 2 14 5 8 11 2 15 5 8 11 2 16 5 8 11 2 17 5 8 11 H3 2 18 5 図表 11 サービス業 各種 DI 値 ( 前年同期比 ) の推移 5 売上高営業利益人員 人手資金繰り 4 3 2 12 5 8 11 2 13 5 8 11 2 14 5 8 11 2 15 5 8 11 2 16 5 8 11 2 17 5 8 11 H3 2 18 5 サービス業 調査時 ( サンプル数 ) 前回調査比 前回調査予測 売上高 H 29.2 (n=5) 1.9 ( 3.8) 17.5 1.9 6.7 27.6 5.7 H 29.5 (n=97) 15.4 (17.3) 2.9 12.4 11.3 35. 6.2 H 29.8 (n=) 1. ( 16.4) 15.5. 7. 39. 2. H 29.11 (n=97) 6.2 ( 5.2) 5.. 2.1 46.3 4.1 H 3.2 (n=97) 4.1 (.3) 7.2 9.3 5.1 39.2 1. 前回調査比 - - - (9.3) ( 3.) ( 7.1) (3.1) 先行き 3.1 - -. 9.3 36. 5.2 営業利益 人員人手 資金繰り 今回調査比 ( 7.2) - - ( 9.3) ( 4.2) ( 3.2) ( 4.2) 6

3. 地域別の動向 (1) 地域別の概況 地域別に 自社の業況 DI 値 ( 前年同期比 ) をみると 村山南部が 7.4( 前回調査比 6.5 ポイント下落 ) 村山北部が 1.9( 前回調査比 11.1 ポイント下落 ) 最上が 2.6( 前回調査比 7.5 ポイント上昇 ) 置賜が 5.7 ( 前回調査比 1.9 ポイント下落 ) 庄内田川が 14.4( 前回調査比 9.4 ポイント上昇 ) 庄内飽海が 3.8( 前回調査比 1.3 ポイント下落 ) となっている 最上 庄内田川で改善した一方で 村山南部 村山北部 置賜 庄内飽海で悪化となった 最上で 14 期ぶりにDI 値がプラスとなる一方で 村山北部では 4 期ぶりにマイナスに転じるなど 地域別にまだら模様となっている 業況の先行きをみると すべての地域で悪化が見込まれ その結果 すべての地域でDI 値がマイナスとなる見込みとなっている 図表 12 地域別 自社業況 DI 値 ( 前年同期比 ) の推移 4 3 村山南部村山北部最上置賜庄内田川庄内飽海 3 4 5 6 2 12 5 8 11 2 13 5 8 11 2 14 5 8 11 2 15 5 8 11 2 16 5 8 11 2 17 5 8 11 H3 2 18 5 地域別 調査時 ( サンプル数 ) 全地域村山南部村山北部最上置賜庄内田川庄内飽海 H 29.2(n=443) 3.1 2.7 7.2 6.6 8.2 6. 6.9 H 29.5(n=419) 6. 2.8 12. 7.1 7.4 1.2 25.6 H 29.8(n=435) 4.4.3 14.6 4.6. 16.3 11.8 H 29.11(n=418) 3.3.9 9.2 4.9 7.6 5. 5.1 H 3.2(n=414) 2.5 7.4 1.9 2.6 5.7 14.4 3.8 前回調査比 (.8) ( 6.5) ( 11.1) (7.5) ( 1.9) (9.4) ( 1.3) 先行き 12.5.2 5.8 12.8 19.3.8 17.5 今回調査比 ( 15.) ( 2.8) ( 3.9) ( 15.4) ( 25.) ( 25.2) ( 21.3) 7

(2) 地域別 DI 値の動向 1 村山南部 自社の業況 DI 値 ( 前年同期比 ) は 7.4( 前回調査比 6.5 ポイント下落 ) と 一進一退の状況となっている 業種別にみると サービス業で改善となっているものの その他の 3 業種は悪化している 業況の先行きは 自社の業況 DI 値 が.2( 今回調査比 2.8 ポイント下落 ) と悪化が見込まれている 図表 13 村山南部 自社業況 DI 値 ( 前年同期比 ) の推移 3 2 13 5 8 11 2 14 5 8 11 2 15 5 8 11 2 16 5 8 11 2 17 5 8 11 H3 2 18 5 図表 14 村山南部 業種別 自社業況 DI 値 ( 前年同期比 ) の推移 6 4 4 6 2 13 建設業製造業卸 小売業サービス業 5 8 11 2 14 5 8 11 2 15 5 8 11 2 16 5 8 11 2 17 5 8 11 H3 2 18 5 村山南部 業種別 / 調査時 ( サンプル数 ) 全業種 前回調査比 前回調査予測 建設 製造 卸 小売 サービス H 29.2(n=111) 2.7 (2.) 11.1 5. 18.2 24.1 2.5 H 29.5(n=4) 2.8 (.1) 7.2 12.5 23.8 4. 5.4 H 29.8(n=7).3 ( 7.6) 11.6. 14.3 35.3 12.9 H 29.11(n=113).9 (9.4) 8.4 25. 27.3 29.6 9.1 H 3.2(n=8) 7.4 ( 6.5) 4.4 22.2 4.6 44.4 2.4 前回調査比 - - - ( 2.8) ( 31.9) ( 14.8) (11.5) 先行き.2 - - 16.7 22.8 18.5 4.9 今回調査比 ( 2.8) - - ( 38.9) ( 18.2) (25.9) (2.5) 8

2 村山北部 自社の業況 DI 値 ( 前年同期比 ) は 1.9( 前回調査比 11.1 ポイント下落 ) と悪化し 4 期ぶりにDI 値がマイナスに転じた 業種別にみると 建設業とサービス業で改善したものの 製造業と卸 小売業で悪化となった 業況の先行きは 自社の業況 DI 値 が 5.8( 今回調査比 3.9 ポイント下落 ) とさらに悪化の見込みとなっている 図表 15 村山北部 自社業況 DI 値 ( 前年同期比 ) の推移 3 2 13 5 8 11 2 14 5 8 11 2 15 5 8 11 2 16 5 8 11 2 17 5 8 11 H3 2 18 5 図表 16 村山北部 業種別 自社業況 DI 値 ( 前年同期比 ) の推移 6 4 4 6 8 2 13 建設業製造業卸 小売業サービス業 5 8 11 2 14 5 8 11 2 15 5 8 11 2 16 5 8 11 2 17 5 8 11 H3 2 18 5 村山北部 業種別 / 調査時 ( サンプル数 ) 全業種 前回調査比 前回調査予測 建設 製造 卸 小売 サービス H 29.2(n=56) 7.2 (.6) 1.8 16.7 17.4 8.3 55.6 H 29.5(n=5) 12. (19.2) 16.1 8.3 27.7 8.3 12.5 H 29.8(n=55) 14.6 (2.6) 6. 9.1.8. 28.6 H 29.11(n=54) 9.2 ( 5.4) 5.4 7.7 3. 7.7 12.5 H 3.2(n=52) 1.9 ( 11.1) 1.8 9.1. 16.6. 前回調査比 - - - (1.4) ( 3.) ( 8.9) (12.5) 先行き 5.8 - - 36.4 9.1 16.7 14.3 今回調査比 ( 3.9) - - ( 45.5) ( 9.1) (33.3) (14.3) 9

3 最上 自社の業況 DI 値 ( 前年同期比 ) は 2.6( 前回調査比 7.5 ポイント上昇 ) と改善し 14 期ぶりにDI 値がプラスに転じた 業種別にみると 建設業がほぼ横ばい その他の 3 業種で改善となった 業況の先行きは 自社の業況 DI 値 が 12.8( 今回調査比 15.4 ポイント下落 ) と悪化の見込みとなっている 図表 17 最上 自社業況 DI 値 ( 前年同期比 ) の推移 3 3 4 2 13 5 8 11 2 14 5 8 11 2 15 5 8 11 2 16 5 8 11 2 17 5 8 11 H3 2 18 5 図表 18 最上 業種別 自社業況 DI 値 ( 前年同期比 ) の推移 8 6 4 4 6 8 2 13 5 8 11 2 14 建設業製造業卸 小売業サービス業 5 8 11 2 15 5 8 11 2 16 5 8 11 2 17 5 8 11 H3 2 18 5 最上 業種別 / 調査時 ( サンプル数 ) 全業種 前回調査比 前回調査予測 建設 製造 卸 小売 サービス H 29.2(n=45) 6.6 (7.3) 9.3 18.8 7.7 33.3 28.6 H 29.5(n=42) 7.1 (.5) 22.2. 9.1 33.3 16.6 H 29.8(n=44) 4.6 (2.5) 23.9 12.5 14.3 12.5. H 29.11(n=41) 4.9 (.3) 2.3 6.6 15.4 25.. H 3.2(n=39) 2.6 (7.5) 12.2 6.7 27.3 22.2 25. 前回調査比 - - - (.1) (11.9) (2.8) (45.) 先行き 12.8 - - 4... 25. 今回調査比 ( 15.4) - - ( 33.3) ( 27.3) (22.2) (.)

4 置賜 自社の業況 DI 値 ( 前年同期比 ) は 5.7( 前回調査比 1.9 ポイント下落 ) と 一進一退の状況となっている 業種別にみると 製造業で改善となったものの その他の 3 業種で悪化となった 業況の先行きは 自社の業況 DI 値 が 19.3( 今回調査比 25. ポイント下落 ) と大幅に悪化の見込みとなっている 図表 19 置賜 自社業況 DI 値 ( 前年同期比 ) の推移 3 3 4 2 13 5 8 11 2 14 5 8 11 2 15 5 8 11 2 16 5 8 11 2 17 5 8 11 H3 2 18 5 図表 置賜 業種別 自社業況 DI 値 ( 前年同期比 ) の推移 8 6 4 4 6 8 2 13 5 8 11 建設業製造業卸 小売業サービス業 2 14 5 8 11 2 15 5 8 11 2 16 5 8 11 2 17 5 8 11 H3 2 18 5 置賜 業種別 / 調査時 ( サンプル数 ) 全業種 前回調査比 前回調査予測 建設 製造 卸 小売 サービス H 29.2(n=61) 8.2 (12.5) 13.8 13.4 13.1 6.6 12.5 H 29.5(n=54) 7.4 (15.6) 16.4 9.1 4.1 8.3 42.8 H 29.8(n=58). ( 7.4) 1.8 7.7 4. 5. 22.2 H 29.11(n=52) 7.6 (7.6).4 7.7 22.7 18.2 33.4 H 3.2(n=52) 5.7 ( 1.9) 19.2 8.3 28.6 4. 22.2 前回調査比 - - - (.6) (5.9) ( 21.8) ( 11.2) 先行き 19.3 - - 33.4 4.8. 33.3 今回調査比 ( 25.) - - ( 25.1) ( 33.4) (.) ( 55.5) 11

5 庄内田川 自社の業況 DI 値 ( 前年同期比 ) は 14.4( 前回調査比 9.4 ポイント上昇 ) と改善し 一進一退の状況となっている 業種別にみると 卸 小売業で横ばい その他の 3 業種で改善となっている 業況の先行きは 自社の業況 DI 値 が.8( 今回調査比 25.2 ポイント下落 ) と大幅に悪化の見込みとなっている 図表 21 庄内田川 自社業況 DI 値 ( 前年同期比 ) の推移 3 2 13 5 8 11 2 14 5 8 11 2 15 5 8 11 2 16 5 8 11 2 17 5 8 11 H3 2 18 5 図表 22 庄内田川 業種別 自社業況 DI 値 ( 前年同期比 ) の推移 6 4 4 6 8 2 13 5 8 11 建設業製造業卸 小売業サービス業 2 14 5 8 11 2 15 5 8 11 2 16 5 8 11 2 17 5 8 11 H3 2 18 5 庄内田川 業種別 / 調査時 ( サンプル数 ) 全業種 前回調査比 前回調査予測 建設 製造 卸 小売 サービス H 29.2(n=83) 6. ( 9.8) 7.6 5. 7.4 25. 6.2 H 29.5(n=83) 1.2 (4.8) 8.4 28.6 19.2 33.3 33.3 H 29.8(n=86) 16.3 (17.5) 14.4 44.5 3. 4.8 6.6 H 29.11(n=8) 5. ( 11.3) 4.6. 7.7 4.8 23.1 H 3.2(n=83) 14.4 (9.4). 22.7 27. 4.8 7.1 前回調査比 - - - (2.7) (19.3) (.) (16.) 先行き.8 - - 4.6 11.5 19. 7.1 今回調査比 ( 25.2) - - ( 27.3) ( 38.5) ( 23.8) (.) 12

6 庄内飽海 自社の業況 DI 値 ( 前年同期比 ) は 3.8( 前回調査比 1.3 ポイント下落 ) と 3 期連続で悪化した 業種別にみると サービス業でほぼ横ばい 卸 小売業で改善したものの 建設業と製造業で悪化となった 業況の先行きは 自社の業況 DI 値 が 17.5( 今回調査比 21.3 ポイント下落 ) と大幅に悪化の見込みとなっている 図表 23 庄内飽海 自社の業況 DI 値 ( 前年同期比 ) の推移 3 3 2 13 5 8 11 2 14 5 8 11 2 15 5 8 11 2 16 5 8 11 2 17 5 8 11 H3 2 18 5 図表 24 庄内飽海 業種別 自社の業況 DI 値 ( 前年同期比 ) の推移 8 6 4 4 6 8 2 13 建設業製造業卸 小売業サービス業 5 8 11 2 14 5 8 11 2 15 5 8 11 2 16 5 8 11 2 17 5 8 11 H3 2 18 5 庄内飽海 業種別 / 調査時 ( サンプル数 ) 全業種 前回調査比 前回調査予測 建設 製造 卸 小売 サービス H 29.2(n=87) 6.9 (15.9) 16.9. 7.7. 16. H 29.5(n=86) 25.6 (18.7) 3.5 15.8 3.5 5. 54.1 H 29.9(n=85) 11.8 ( 13.8) 2.3 33.3 13. 21.7 8. H 29.11(n=78) 5.1 ( 6.7) 7.1 13.3 18.2 15. 4.8 H 3.2(n=8) 3.8 ( 1.3) 8.9 5.. 5.9 4.5 前回調査比 - - - ( 8.3) ( 18.2) (.9) (.3) 先行き 17.5 - - 25.. 35.3 13.6 今回調査比 ( 21.3) - - ( 3.) (.) ( 41.2) ( 18.1) 13

II. 景気の天気予報図 山形県 天気図の凡例 今期の業況 来期の 庄内飽海 最 上 庄内田川 村山北部 置 賜 村山南部 今期の概況 来期の 14

III. 特別調査 1. 雇用調整について 平成 29 年度に実施した ( あるいは実施している ) 雇用調整について尋ねたところ 残業規制 が 32.1% ( 昨年比.4%) ワークシェアリング が 13.8%( 昨年比 +4.1%) 従業員の削減 が 4.6%( 昨年比.1%) と 昨年に比べ ワークシェアリング の割合が上昇した一方で 残業規制 従業員の削減 は若干低下した 図表 25 雇用調整の実施状況. 5.. 15.. 25. 3. 35.(%) 残業規制 25.9 32.5 32.1 ワークシェアリング 9.7 12.6 13.8 従業員の削減 5.8 4.7 4.6.2.2 H3.2 図表 1 業種別 残業規制 の実施状況... 3. 4. 5. 18.4 建設業 25.3 26.5 (%) 残業規制 を実施している企業の割合は 昨年 と比較すると 建設業とサービス業で上昇したもの の 製造業と卸 小売業で低下した 製造業 卸 小売業 サービス業 33.1 39.6 36.6 25. 29.5 29.2 25.7 33.3 35.1.2.2 H3.2 図表 2 業種別 ワークシェアリング の実施状況. 5.. 15.. 25. (%) 建設業製造業.2 5.1 5.1.7 11.9 14.6.2 卸 小売業 9.5 13..2 13.5 H3.2 ワークシェアリング を実施している企業の割合は 昨年比で 建設業は横ばい その他の 3 業種で上昇した 人手不足の深刻化が進む中 従業員の負担軽減や雇用確保のためにワークシェアリングを実施する企業が増加していると考えられる サービス業 11.4 16.8 21.6 15

図表 3 業種別 従業員の削減 の実施状況. 2. 4. 6. 8.. 5.1 建設業 5.1 2. (%) 従業員の削減 を実施している企業の割合は 昨年に比べて 製造業とサービス業で上昇となっ たものの 建設業と卸 小売業で低下となった 製造業 5.2 5.7 9.1 卸 小売業 サービス業. 2. 4.1 6.5 6.3 8.6.2.2 H3.2 2. 新卒者の採用状況について 来年度 ( 平成 3 年度 ) の新卒者の採用状況 ( 採用するかどうか ) について尋ねたところ 採用すると答えた企業の割合は 全業種でみると 44.2%( 昨年調査比 +3.3%) と上昇となった 業種別にみると 建設業が 52.%( 昨年調査比.5%) 製造業が 52.8%( 昨年調査比 +5.8%) 卸 小売業が 31.3%( 昨年調査比 + 7.5%) サービス業が 38.1%( 昨年調査比.9%) と 建設業とサービス業でほぼ横ばい 製造業と卸 小売業で上昇となった 全業種でおおむね横ばいないし上昇となった要因として 慢性的な人手不足が継続している現況が考えられる 図表 4 業種別 新卒者の採用状況 の推移 (%) 55 5 45 4 35 3 25 15 年度 年度 年度 年度 H3 年度 全業種 37.2 4.6 42.3 4.9 44.2 建設業 4.7 43. 45.9 52.5 52. 製造業 42.6 46.3 47.9 47. 52.8 卸 小売業 26. 32.1 31.5 23.8 31.3 サービス業 39.3 4. 43.6 39. 38.1 16

< 参考資料 Ⅰ: 地域別 業種別回答率 > ( サンプル数 : 社 ) ( 回答数 : 社 ) 建設 製造 卸 小売 サービス 合 計 建設 製造 卸 小売 サービス 合 計 村山南部 23 35 48 54 16 村山南部 18 22 27 41 8 村山北部 21 35 17 18 91 村山北部 11 22 12 7 52 最 上 21 18 11 18 68 最 上 15 11 9 4 39 置 賜 23 32 25 14 94 置 賜 12 21 9 52 庄内田川 3 38 29 29 126 庄内田川 22 26 21 14 83 庄内飽海 35 35 32 37 139 庄内飽海 21 17 22 8 合 計 153 193 162 17 678 合 計 98 123 96 97 414 ( 回答率 :%) 建設 製造 卸 小売 サービス 合 計 村山南部 78.3 62.9 56.3 75.9 67.5 村山北部 52.4 62.9 7.6 38.9 57.1 最 上 71.4 61.1 81.8 22.2 57.4 置 賜 52.2 65.6 4. 64.3 55.3 庄内田川 73.3 68.4 72.4 48.3 65.9 庄内飽海 57.1 6. 53.1 59.5 57.6 合 計 64.1 63.7 59.3 57.1 61.1 サンプル割合 ( 業種別 ) サンプル割合 ( 地域別 ) 回答社割合 ( 業種別 ) 回答社割合 ( 地域別 ) サービス業 25.1% 建設業 22.6% 庄内飽海.5% 村山南部 23.6% サービス業 23.4% 建設業 23.7% 庄内飽海 19.3% 村山南部 26.1% 卸 小売業 23.9% 製造業 28.5% 庄内田川 18.6% 置賜 13.9% 村山北部 13.4% 最上.% 卸 小売業 23.2% 製造業 29.7% 庄内田川.% 置賜 12.6% 村山北部最上 12.6% 9.4% < 参考資料 Ⅱ: 調査の概要 > 調査の目的県内に本社を置いて企業活動を営む法人企業を対象に 各社の業況の現状と今後のに関する判断を調査し 県内の景気動向について把握するために実施した 調査の方法インターネットを利用したアンケート調査 ( 一部 FAX を利用 ) 調査期間平成 3 年 2 月 1 日 ( 木 )~14 日 ( 水 ) 17

地域区分 地域名 村山南部 村山北部 山形市 上山市 山辺町 中山町 対象となる市町村名 寒河江市 村山市 天童市 東根市 尾花沢市 河北町 西川町 朝日町 大江町 大石田町 最上新庄市 金山町 最上町 舟形町 真室川町 大蔵村 鮭川村 戸沢村 置賜米沢市 長井市 南陽市 高畠町 川西町 小国町 白鷹町 飯豊町 庄内田川 庄内飽海 鶴岡市 庄内町 三川町 酒田市 遊佐町 調査の内容アンケート調査は 各企業の業況判断について 3 肢択一方式を採っている 毎回必ず調査する 定例調査 と 調査時期にふさわしい経済トピックス等について調査する 特別調査 とを設けている 項目選択肢 ( 択一方式 ) 自社の業況 ( 共通項目 ) 1. 良い 2. さほど変わらない 3. 悪い 業界の業況 ( 共通項目 ) 1. 良い 2. さほど変わらない 3. 悪い 売上高 ( 建設業を除く ) 1. 増えた 2. さほど変わらない 3. 減った 完成工事高 ( 建設業 ) 1. 増えた 2. さほど変わらない 3. 減った 営業利益 ( 共通項目 ) 1. 増えた 2. さほど変わらない 3. 減った 人員や人手 ( 共通項目 ) 1. 足りない 2. ちょうどよい 3. 余っている 資金繰り ( 共通項目 ) 1. 楽になった 2. さほど変わらない 3. 厳しい 原材料等の仕入価格 ( 製造業のみ ) 1. 下がった 2. さほど変わらない 3. 上がった 製 ( 商 ) 品の仕入価 ( 卸 小売業のみ ) 1. 下がった 2. さほど変わらない 3. 上がった 在庫状況 ( 製造業 ) 1. 増えた 2. さほど変わらない 3. 減った 手持工事高 ( 建設業 ) 1. 増えた 2. さほど変わらない 3. 減った ( 注 ) 各項目とも 前年同期比 前期比 来期の について それぞれ 3 肢択一方式を採っている 集計方法各項目とも 現状判断 先行きについてそれぞれ DI 値を算出する DI 値とは Diffusion Index( ディフュージョン インデックス ) の略で 算出方法は次の通り例 ) 自社の業況 DI 値 =( 1. 良い と回答した企業の割合 )-( 3. 悪い と回答した企業の割合 ) たとえば 自社の業況 DI 値 がプラスであれば 相対的に自社の業況が良いと判断した企業が多いことになる また 業況の変化の方向 ( 良くなっているか 悪くなっているか ) についても分かるちなみに 他の DI 値についても同様に 選択肢 1. ( 調査の内容 の 選択肢 欄をご参照のこと ) を選んだ企業の割合から選択肢 3. を選んだ企業の割合を差し引いて算出する < お知らせ > FSN 会員専用ホームページ (http://www.bb-town.jp/cgi-bin/fsn.cgi) にアクセスすると 統計データの最新版をダウンロードすることができます こちらも是非ご利用ください なお 過去の調査レポートや統計データは当社ホームページ (http://www. f-ric.co.jp/) 調査レポート コーナーからダウンロードすることができます <お問い合わせ先 > 地域政策コンサルティンググループ熊本均 / 手塚綾子 99-43 山形県山形市本町 1-4-21 荘銀山形ビル8F TEL:23-626-917 FAX:23-626-938 E-mail:kenkyuu@f-ric.co.jp URL:http://www.f-ric.co.jp/ 18