等 の 譲 渡 イ 当 該 相 続 の 時 から 当 該 譲 渡 の 時 まで 事 業 の 用 貸 付 けの 用 又 は 居 住 の 用 に 供 されていたことがないこと ロ 当 該 譲 渡 の 時 において 地 震 に 対 する 安 全 性 に 係 る 規 定 又 はこれに 準 ずる 基 準 に



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所令要綱

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情 報 通 信 機 器 等 に 係 る 繰 越 税 額 控 除 限 度 超 過 額 の 計 算 上 控 除 される 金 額 に 関 する 明 細 書 ( 付 表 ) 政 党 等 寄 附 金 特 別 控 除 額 の 計 算 明 細 書 国 庫 補 助 金 等 の 総 収 入 金 額 不 算 入 に 関

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住宅税制について

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平成16年度

空 き 家 を 売 却 した 場 合 の,000 万 円 控 除 特 例 の 創 設 被 相 続 人 が 住 んでいた 家 屋 及 びその 敷 地 を 相 続 があった 日 から 年 を 経 過 する 年 の 月 日 までに 耐 震 工 事 をしてから あるいは 家 を 除 却 し てから 売 却


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4 承 認 コミュニティ 組 織 は 市 長 若 しくはその 委 任 を 受 けた 者 又 は 監 査 委 員 の 監 査 に 応 じなければ ならない ( 状 況 報 告 ) 第 7 条 承 認 コミュニティ 組 織 は 市 長 が 必 要 と 認 めるときは 交 付 金 事 業 の 遂 行 の

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個 人 所 得 課 税 ~ 住 宅 ローン 控 除 等 の 適 用 期 限 の 延 長 2 4. 既 存 住 宅 に 係 る 特 定 の 改 修 工 事 をした 場 合 の 所 得 税 額 の 特 別 控 除 居 住 年 省 エネ 改 修 工 事 控 除 限 度 額 バリアフリー 改 修 工 事 平

課 税 ベ ー ス の 拡 大 等 : - 租 税 特 別 措 置 の 見 直 し ( 後 掲 ) - 減 価 償 却 の 見 直 し ( 建 物 附 属 設 備 構 築 物 の 償 却 方 法 を 定 額 法 に 一 本 化 ) - 欠 損 金 繰 越 控 除 の 更 な る 見 直 し ( 大

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災害時の賃貸住宅居住者の居住の安定確保について

( 補 助 金 等 交 付 決 定 通 知 に 加 える 条 件 ) 第 7 条 市 長 は 交 付 規 則 第 11 条 に 規 定 するところにより 補 助 金 の 交 付 決 定 に 際 し 次 に 掲 げる 条 件 を 付 するものとする (1) 事 業 完 了 後 に 消 費 税 及 び

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(ⅴ) 平 成 28 年 4 月 1 日 から 平 成 35 年 12 月 31 日 までの 期 間 未 成 年 者 に 係 る 少 額 上 場 株 式 等 の 非 課 税 口 座 制 度 に 基 づき 証 券 会 社 等 の 金 融 商 品 取 引 業 者 等 に 開 設 した 未 成 年 者 口

川越市幼稚園就園奨励費補助金交付要綱

1 特 別 会 計 財 務 書 類 の 検 査 特 別 会 計 に 関 する 法 律 ( 平 成 19 年 法 律 第 23 号 以 下 法 という ) 第 19 条 第 1 項 の 規 定 に 基 づき 所 管 大 臣 は 毎 会 計 年 度 その 管 理 する 特 別 会 計 について 資 産

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平 成 34 年 4 月 1 日 から 平 成 37 年 3 月 31 日 まで 64 歳 第 2 章 労 働 契 約 ( 再 雇 用 希 望 の 申 出 ) 第 3 条 再 雇 用 職 員 として 継 続 して 雇 用 されることを 希 望 する 者 は 定 年 退 職 日 の3か 月 前 まで

( 補 助 金 の 額 ) 第 6 条 補 助 金 の 額 は 第 5 条 第 2 項 の 規 定 による 無 線 LAN 機 器 の 設 置 箇 所 数 に 1 万 5 千 円 を 掛 けた 金 額 と 第 5 条 第 3 項 に 規 定 する 補 助 対 象 経 費 の2 分 の1のいずれか 低

(2) 単 身 者 向 け 以 外 の 賃 貸 共 同 住 宅 等 当 該 建 物 に 対 して 新 たに 固 定 資 産 税 等 が 課 税 される 年 から 起 算 して5 年 間 とする ( 交 付 申 請 及 び 決 定 ) 第 5 条 補 助 金 の 交 付 を 受 けようとする 者 は

第 2 問 問 4 問 5 1ロ 2チ 3ヲ 4ホ ⅰ)Aさんは 今 年 の 誕 生 日 で 40 歳 となるので 公 的 介 護 保 険 の(1 第 2 号 ) 被 保 険 者 資 格 を 取 得 し 介 護 保 険 料 を 負 担 することになる 40 歳 以 上 65 歳 未 満 の 医 療

国税連携ファイル記録項目一覧

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目 次 1. 社 会 保 障 分 野 でできること 1 1 高 額 医 療 高 額 介 護 合 算 制 度 の 改 善 2 保 険 証 機 能 の 一 元 化 3 自 己 診 療 情 報 の 活 用 4 給 付 可 能 サービスの 行 政 側 からの 通 知 2. 年 金 分 野 でできること 5

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平成24年度税制改正要望 公募結果 153. 不動産取得税

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40 総 論 41 法 人 課 税 01 租 税 法 概 論 ( 4001 ) 02 税 制 の 動 向 ( 4002 ) 91 事 例 研 究 ( 4091 ) 99 その 他 ( 4099 ) 01 法 人 税 ( 4101 ) 3. 税 務 官 庁 の 組 織 4. 不 服 申 立 て 税 務


4 5 6 県 内 に 所 在 する 営 業 所 等 のうち 主 たるものから 本 県 分 を 一 括 納 入 県 内 に 所 在 する 各 営 業 所 等 から 当 該 営 業 所 等 分 を 納 入 この 場 合 において 特 別 徴 収 義 務 者 の 事 務 処 理 システム 上 必 要 あ

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( 支 給 制 限 ) 第 4 条 市 長 は 前 条 の 規 定 にかかわらず 給 対 象 者 が 次 の 各 号 のいずれかに 該 当 するとき は 給 金 を 支 給 しないものとする (1) 年 額 405,696 円 以 上 の 公 的 年 金 等 を 受 給 しているとき (2) 生 活


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は 共 有 名 義 )で 所 有 権 保 存 登 記 又 は 所 有 権 移 転 登 記 を された も の で あ る こと (3) 居 室 便 所 台 所 及 び 風 呂 を 備 え 居 住 の ために 使 用 す る 部 分 の 延 べ 床 面 積 が 5 0 平 方 メ ー ト ル 以 上

土 購 入 土 借 用 土 所 有 権 移 転 登 記 確 約 書 農 転 用 許 可 書 ( 写 ) 農 転 用 届 出 受 理 書 ( 写 ) 土 不 動 産 価 格 評 価 書 土 見 積 書 ( 写 ) 又 は 売 買 確 約 書 ( 写 ) 土 売 主 印 鑑 登 録 証 明 書 売 主

別 紙 第 号 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 議 案 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 を 次 のように 定 める 平 成 26 年 2 月 日 提 出 高 知 県 知 事 尾

とする ( 減 免 額 の 納 付 ) 第 6 条 市 長 は 減 免 を 受 け た 者 が 偽 り そ の 他 不 正 な 方 法 に よ り 減 免 の 決 定 を 受 け た こ と を 知 っ た と き 前 の 申 告 が あ っ た と き 又 は 同 条 第 2 項 の 規 定 によ


東久留米市訓令乙第   号


貸 借 対 照 表 内 訳 表 212 年 3 月 31 日 現 在 公 益 財 団 法 人 神 奈 川 県 公 園 協 会 科 目 公 益 目 的 事 業 会 計 収 益 事 業 等 会 計 法 人 会 計 内 部 取 引 消 去 合 計 Ⅰ 資 産 の 部 1. 流 動 資 産 現 金 預 金

有 料 老 ホーム ( ) ( 主 として 要 介 護 状 態 にある を 入 居 させるも のに 限 る ) 第 29 条 ( 届 出 等 ) 第 二 十 九 条 有 料 老 ホーム( 老 を 入 居 させ 入 浴 排 せつ 若 しくは 食 事 の 介 護 食 事 の 提 供 又 はその 他 の

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2 前 項 前 段 の 規 定 にかかわらず 年 俸 制 教 職 員 から 申 し 出 があった 場 合 においては 労 使 協 定 に 基 づき その 者 に 対 する 給 与 の 全 額 又 は 一 部 を 年 俸 制 教 職 員 が 希 望 する 金 融 機 関 等 の 本 人 名 義 の 口

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損 益 計 算 書 ( 自 平 成 25 年 4 月 1 日 至 平 成 26 年 3 月 31 日 ) ( 単 位 : 百 万 円 ) 科 目 金 額 営 業 収 益 75,917 取 引 参 加 料 金 39,032 上 場 関 係 収 入 11,772 情 報 関 係 収 入 13,352 そ

七 の 二 自 然 公 園 法 ( 昭 和 三 十 二 年 法 律 第 百 六 十 一 号 ) 第 二 十 条 第 一 項 に 規 定 する 国 立 公 園 又 は 国 定 公 園 の 特 別 地 域 のうち 同 法 第 二 十 一 条 第 一 項 に 規 定 する 特 別 保 護 地 区 その 他

平成21年10月30日

の 提 供 状 況 等 を 総 合 的 に 勘 案 し 土 地 及 び 家 屋 に 係 る 固 定 資 産 税 及 び 都 市 計 画 税 を 減 額 せずに 平 成 24 年 度 分 の 固 定 資 産 税 及 び 都 市 計 画 税 を 課 税 することが 適 当 と 市 町 村 長 が 認 め

は 固 定 流 動 及 び 繰 延 に 区 分 することとし 減 価 償 却 を 行 うべき 固 定 の 取 得 又 は 改 良 に 充 てるための 補 助 金 等 の 交 付 を 受 けた 場 合 にお いては その 交 付 を 受 けた 金 額 に 相 当 する 額 を 長 期 前 受 金 とし

1 変更の許可等(都市計画法第35条の2)

省 九 州 地 方 整 備 局 長 若 しくは 宮 崎 県 知 事 に 意 見 を 提 出 することができる ( 役 員 の 任 命 ) 第 8 条 理 事 長 及 び 監 事 は 宮 崎 県 知 事 が 任 命 する 2 理 事 は 理 事 長 が 任 命 する 3 副 理 事 長 は 理 事 長

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内 において 管 理 されている 上 場 株 式 等 のうち 非 課 税 管 理 勘 定 に 係 るもの( 新 規 投 資 額 で 毎 年 80 万 円 を 上 限 とします )に 係 る 配 当 等 で 未 成 年 者 口 座 に 非 課 税 管 理 勘 定 を 設 けた 日 から 同 日 の 属

税 市 民 税 県 民 税 家 屋 敷 課 税 の 申 告 書 の 提 出 豊 川 市 外 にお 住 まいで 1 月 1 日 現 在 で 市 内 に 事 務 所 事 業 所 または 家 屋 敷 を 有 する で 申 告 書 を 提 出 される 平 成 29 年 度 以 後 の 年 度 分 の 申 告

種 類 控 除 額 小 規 模 企 業 共 済 等 掛 金 控 除 生 命 保 険 料 控 除 地 震 保 険 料 控 除 支 払 った 小 規 模 共 済 心 身 障 害 者 扶 養 共 済 の 掛 金 の 金 額 生 命 保 険 料 控 除 額 = 一 般 生 命 保 険 料 控 除 額 + 個

Ⅲ 相 続 財 産 の 分 割 に 関 する 確 認 事 項 1 遺 言 がありますか? 有 遺 言 公 正 証 書 又 は 家 公 証 人 役 場 等 要 月 日 無 庭 裁 判 所 の 検 認 を 受 否 ( 通 ) けた 遺 言 書 2 死 因 贈 与 があります 有 贈 与 契 約 書 要

大阪府住宅供給公社定款

平 成 24 年 4 月 1 日 から 平 成 25 年 3 月 31 日 まで 公 益 目 的 事 業 科 目 公 1 公 2 公 3 公 4 法 人 会 計 合 計 共 通 小 計 苦 情 相 談 解 決 研 修 情 報 提 供 保 証 宅 建 取 引 健 全 育 成 Ⅰ. 一 般 正 味 財

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(4) 運 転 する 学 校 職 員 が 交 通 事 故 を 起 こし 若 しくは 交 通 法 規 に 違 反 したことにより 刑 法 ( 明 治 40 年 法 律 第 45 号 ) 若 しくは 道 路 交 通 法 に 基 づく 刑 罰 を 科 せられてから1 年 を 経 過 していない 場 合 同

敷 金 保 証 金 投 資 有 価 証 券 子 会 社 株 式 関 連 会 社 株 式 ( 負 債 の 部 ) 科 目 大 科 目 中 科 目 流 動 負 債 固 定 負 債 ( 正 味 財 産 の 部 ) 基 金 科 支 払 手 形 未 払 金 前 受 金 預 り 金 短 期 借 入 金 1 年

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目 次 市 民 税 の 減 免 に つ い て 1 減 免 の 一 般 的 な 留 意 事 項 2 減 免 の 範 囲 お よ び 減 免 割 合 3 1 生 活 保 護 法 の 規 定 に よ る 保 護 を 受 け る 者 3 2 当 該 年 に お い て 所 得 が 皆 無 と な っ た

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03 平成28年度文部科学省税制改正要望事項

Transcription:

平 成 28 年 度 税 制 改 正 の 大 綱 平 成 27 年 12 月 24 日 閣 議 決 定 現 下 の 経 済 情 勢 等 を 踏 まえ 経 済 の 好 循 環 を 確 実 なものとする 観 点 から 成 長 志 向 の 法 人 税 改 革 等 を 行 うとともに 消 費 税 率 引 上 げに 伴 う 低 所 得 者 への 配 慮 として 消 費 税 の 軽 減 税 率 制 度 を 導 入 する あわせて 少 子 化 対 策 教 育 再 生 や 地 方 創 生 の 推 進 等 に 取 り 組 むとともに グローバルなビジネスモデルに 適 合 した 国 際 課 税 ルールの 再 構 築 を 行 うための 税 制 上 の 措 置 を 講 ずる このほか 震 災 からの 復 興 を 支 援 するための 税 制 上 の 措 置 等 を 講 ずる 具 体 的 には 次 のとおり 税 制 改 正 を 行 うものとする 一 個 人 所 得 課 税 1 住 宅 土 地 税 制 ( 国 税 ) 新 設 (1) 空 き 家 に 係 る 譲 渡 所 得 の 特 別 控 除 の 特 例 の 創 設 相 続 の 開 始 の 直 前 において 被 相 続 人 の 居 住 の 用 に 供 されていた 家 屋 ( 昭 和 56 年 5 月 31 日 以 前 に 建 築 された 家 屋 ( 区 分 所 有 建 築 物 を 除 く )であって 当 該 相 続 の 開 始 の 直 前 において 当 該 被 相 続 人 以 外 に 居 住 をしていた 者 がいなか ったものに 限 る 以 下 被 相 続 人 居 住 用 家 屋 という ) 及 び 当 該 相 続 の 開 始 の 直 前 において 当 該 被 相 続 人 居 住 用 家 屋 の 敷 地 の 用 に 供 されていた 土 地 等 を 当 該 相 続 により 取 得 をした 個 人 が 平 成 28 年 4 月 1 日 から 平 成 31 年 12 月 31 日 までの 間 に 次 に 掲 げる 譲 渡 ( 当 該 相 続 の 時 から 当 該 相 続 の 開 始 があった 日 以 後 3 年 を 経 過 する 日 の 属 する 年 の 12 月 31 日 までの 間 にしたものに 限 るものと し 当 該 譲 渡 の 対 価 の 額 が1 億 円 を 超 えるものを 除 く )をした 場 合 には 当 該 譲 渡 に 係 る 譲 渡 所 得 の 金 額 について 居 住 用 財 産 の 譲 渡 所 得 の 3,000 万 円 特 別 控 除 を 適 用 することができることとする 1 当 該 被 相 続 人 居 住 用 家 屋 ( 次 に 掲 げる 要 件 を 満 たすものに 限 る )の 譲 渡 又 は 当 該 被 相 続 人 居 住 用 家 屋 とともにするその 敷 地 の 用 に 供 されている 土 地 -1-

等 の 譲 渡 イ 当 該 相 続 の 時 から 当 該 譲 渡 の 時 まで 事 業 の 用 貸 付 けの 用 又 は 居 住 の 用 に 供 されていたことがないこと ロ 当 該 譲 渡 の 時 において 地 震 に 対 する 安 全 性 に 係 る 規 定 又 はこれに 準 ずる 基 準 に 適 合 するものであること 2 当 該 被 相 続 人 居 住 用 家 屋 (イに 掲 げる 要 件 を 満 たすものに 限 る )の 除 却 をした 後 におけるその 敷 地 の 用 に 供 されていた 土 地 等 (ロに 掲 げる 要 件 を 満 たすものに 限 る )の 譲 渡 イ 当 該 相 続 の 時 から 当 該 除 却 の 時 まで 事 業 の 用 貸 付 けの 用 又 は 居 住 の 用 に 供 されていたことがないこと ロ 当 該 相 続 の 時 から 当 該 譲 渡 の 時 まで 事 業 の 用 貸 付 けの 用 又 は 居 住 の 用 に 供 されていたことがないこと ( 注 1) 当 該 譲 渡 の 対 価 の 額 と 当 該 相 続 の 時 から 当 該 譲 渡 をした 日 以 後 3 年 を 経 過 する 日 の 属 する 年 の 12 月 31 日 までの 間 に 当 該 相 続 に 係 る 相 続 人 が 行 っ た 当 該 被 相 続 人 居 住 用 家 屋 と 一 体 として 当 該 被 相 続 人 の 居 住 の 用 に 供 され ていた 家 屋 又 は 土 地 等 の 譲 渡 の 対 価 の 額 との 合 計 額 が1 億 円 を 超 える 場 合 には 本 特 例 は 適 用 しない ( 注 2) 本 特 例 は 確 定 申 告 書 に 地 方 公 共 団 体 の 長 等 の 当 該 被 相 続 人 居 住 用 家 屋 及 び 当 該 被 相 続 人 居 住 用 家 屋 の 敷 地 の 用 に 供 されていた 土 地 等 が 上 記 1 又 は2の 要 件 を 満 たすことの 確 認 をした 旨 を 証 する 書 類 その 他 の 書 類 の 添 付 がある 場 合 に 適 用 するものとする ( 注 3) 相 続 財 産 に 係 る 譲 渡 所 得 の 課 税 の 特 例 との 選 択 適 用 とするほか 居 住 用 財 産 の 買 換 え 等 の 特 例 との 重 複 適 用 その 他 所 要 の 措 置 を 講 ずる (2) 住 宅 の 三 世 代 同 居 改 修 工 事 等 に 係 る 特 例 の 創 設 1 住 宅 の 三 世 代 同 居 改 修 工 事 等 に 係 る 住 宅 借 入 金 等 を 有 する 場 合 の 所 得 税 額 の 特 別 控 除 の 控 除 額 の 特 例 イ 個 人 が その 者 の 所 有 する 居 住 用 の 家 屋 について 一 定 の 三 世 代 同 居 改 修 工 事 を 含 む 増 改 築 等 ( 以 下 三 世 代 同 居 改 修 工 事 等 という )をして 当 該 居 住 用 の 家 屋 を 平 成 28 年 4 月 1 日 から 平 成 31 年 6 月 30 日 までの 間 にその 者 の 居 住 の 用 に 供 した 場 合 を 特 定 の 増 改 築 等 に 係 る 住 宅 借 入 金 等 を -2-

有 する 場 合 の 所 得 税 額 の 特 別 控 除 の 控 除 額 に 係 る 特 例 の 対 象 に 追 加 し そ の 三 世 代 同 居 改 修 工 事 等 に 充 てるために 借 り 入 れた 次 に 掲 げる 住 宅 借 入 金 等 の 年 末 残 高 (1,000 万 円 を 限 度 )の 区 分 に 応 じ それぞれ 次 に 定 める 割 合 に 相 当 する 金 額 の 合 計 額 を 所 得 税 の 額 から 控 除 する この 特 例 は 住 宅 の 増 改 築 等 に 係 る 住 宅 借 入 金 等 を 有 する 場 合 の 所 得 税 額 の 特 別 控 除 との 選 択 適 用 とし 控 除 期 間 は5 年 とする (イ) 一 定 の 三 世 代 同 居 改 修 工 事 に 係 る 工 事 費 用 (250 万 円 を 限 度 )に 相 当 する 住 宅 借 入 金 等 の 年 末 残 高 2% (ロ)(イ) 以 外 の 住 宅 借 入 金 等 の 年 末 残 高 1% ( 注 1) 上 記 の 一 定 の 三 世 代 同 居 改 修 工 事 とは 1 調 理 室 2 浴 室 3 便 所 又 は4 玄 関 のいずれかを 増 設 する 工 事 ( 改 修 後 1から4までの いずれか2つ 以 上 が 複 数 となるものに 限 る )であって その 工 事 費 用 ( 補 助 金 等 の 交 付 がある 場 合 には 当 該 補 助 金 等 の 額 を 控 除 した 後 の 金 額 )の 合 計 額 が 50 万 円 を 超 えるものをいう ( 注 2) 適 用 対 象 となる 住 宅 借 入 金 等 は 償 還 期 間 5 年 以 上 の 住 宅 借 入 金 等 とする ( 注 3) 三 世 代 同 居 改 修 工 事 等 の 証 明 書 の 発 行 は 住 宅 の 品 質 確 保 の 促 進 等 に 関 する 法 律 に 規 定 する 登 録 住 宅 性 能 評 価 機 関 建 築 基 準 法 に 規 定 す る 指 定 確 認 検 査 機 関 建 築 士 法 の 規 定 により 登 録 された 建 築 士 事 務 所 に 所 属 する 建 築 士 又 は 特 定 住 宅 瑕 疵 担 保 責 任 の 履 行 の 確 保 等 に 関 する 法 律 の 規 定 による 指 定 を 受 けた 住 宅 瑕 疵 担 保 責 任 保 険 法 人 が 行 うもの とする 下 記 2イにおいて 同 じ ( 注 4)その 他 の 要 件 は 現 行 の 住 宅 の 増 改 築 等 に 係 る 住 宅 借 入 金 等 を 有 す る 場 合 の 所 得 税 額 の 特 別 控 除 の 要 件 と 同 様 とする ロ 二 以 上 の 増 改 築 等 をした 場 合 の 控 除 額 の 計 算 の 調 整 措 置 その 他 所 要 の 措 置 を 講 ずる 2 既 存 住 宅 に 係 る 三 世 代 同 居 改 修 工 事 をした 場 合 の 所 得 税 額 の 特 別 控 除 イ 個 人 が その 者 の 所 有 する 居 住 用 の 家 屋 について 一 定 の 三 世 代 同 居 改 修 工 事 をして 当 該 居 住 用 の 家 屋 を 平 成 28 年 4 月 1 日 から 平 成 31 年 6 月 30 日 までの 間 にその 者 の 居 住 の 用 に 供 した 場 合 を 既 存 住 宅 に 係 る 特 定 の -3-

改 修 工 事 をした 場 合 の 所 得 税 額 の 特 別 控 除 の 適 用 対 象 に 追 加 し その 三 世 代 同 居 改 修 工 事 に 係 る 標 準 的 な 工 事 費 用 相 当 額 (250 万 円 を 限 度 )の 10% に 相 当 する 金 額 をその 年 分 の 所 得 税 の 額 から 控 除 する ( 注 1) 上 記 の 一 定 の 三 世 代 同 居 改 修 工 事 とは 1 調 理 室 2 浴 室 3 便 所 又 は4 玄 関 のいずれかを 増 設 する 工 事 ( 改 修 後 1から4までの いずれか2つ 以 上 が 複 数 となるものに 限 る )であって その 工 事 に 係 る 標 準 的 な 工 事 費 用 相 当 額 ( 補 助 金 等 の 交 付 がある 場 合 には 当 該 補 助 金 等 の 額 を 控 除 した 後 の 金 額 )が 50 万 円 を 超 えること 等 の 要 件 を 満 たすものをいう ( 注 2) 上 記 の 標 準 的 な 工 事 費 用 相 当 額 とは 三 世 代 同 居 改 修 工 事 の 改 修 部 位 ごとに 標 準 的 な 工 事 費 用 の 額 として 定 められた 金 額 に 当 該 三 世 代 同 居 改 修 工 事 を 行 った 箇 所 数 を 乗 じて 計 算 した 金 額 をいう ( 注 3)その 年 の 前 年 以 前 3 年 内 の 各 年 分 において 本 税 額 控 除 の 適 用 を 受 け た 者 は その 年 分 においては 本 税 額 控 除 の 適 用 を 受 けることはできな い ( 注 4)その 年 分 の 合 計 所 得 金 額 が 3,000 万 円 を 超 える 場 合 には 本 税 額 控 除 は 適 用 しない ロ 上 記 イの 税 額 控 除 は 確 定 申 告 書 に 当 該 控 除 に 関 する 明 細 書 三 世 代 同 居 改 修 工 事 が 行 われた 家 屋 である 旨 を 証 する 書 類 及 び 登 記 事 項 証 明 書 そ の 他 の 書 類 の 添 付 がある 場 合 に 適 用 するものとする ハ 上 記 イの 税 額 控 除 は 住 宅 借 入 金 等 を 有 する 場 合 の 所 得 税 額 の 特 別 控 除 又 は 特 定 の 増 改 築 等 に 係 る 住 宅 借 入 金 等 を 有 する 場 合 の 所 得 税 額 の 特 別 控 除 の 控 除 額 に 係 る 特 例 の 適 用 を 受 ける 場 合 には 適 用 しない 延 長 拡 充 (1) 都 市 再 開 発 法 の 改 正 を 前 提 に 次 の 措 置 を 講 ずる( 法 人 税 についても 同 様 と する ) 1 換 地 処 分 等 に 伴 い 資 産 を 取 得 した 場 合 の 課 税 の 特 例 の 適 用 対 象 に 第 一 種 市 街 地 再 開 発 事 業 が 施 行 された 場 合 においてその 資 産 に 係 る 権 利 変 換 により 個 別 利 用 区 内 の 宅 地 等 を 取 得 したときを 加 える 2 収 用 等 の 場 合 の 5,000 万 円 特 別 控 除 等 について 第 一 種 市 街 地 再 開 発 事 業 -4-

が 施 行 された 場 合 のやむを 得 ない 事 情 により 個 別 利 用 区 内 の 宅 地 への 権 利 変 換 を 希 望 せず 一 定 の 補 償 金 を 取 得 するときを 対 象 とするとともに そのや むを 得 ない 事 情 は 用 途 の 制 限 につき 既 存 不 適 格 であることとする 3 その 他 所 要 の 措 置 を 講 ずる (2) 農 村 地 域 工 業 等 導 入 促 進 法 施 行 令 の 改 正 を 前 提 に 農 村 地 域 工 業 等 導 入 促 進 法 の 農 村 地 域 に 係 る 人 口 規 模 要 件 の 緩 和 後 も 引 き 続 き 同 法 の 規 定 により 農 村 地 域 においてのみ 定 めることができる 実 施 計 画 に 定 められた 工 業 等 導 入 地 区 内 の 一 定 の 土 地 等 を 工 場 用 地 等 の 用 に 供 するために 譲 渡 した 場 合 を 農 地 保 有 の 合 理 化 等 のために 農 地 等 を 譲 渡 した 場 合 の 800 万 円 特 別 控 除 の 対 象 とする (3) 特 定 の 居 住 用 財 産 の 買 換 え 及 び 交 換 の 場 合 の 長 期 譲 渡 所 得 の 課 税 の 特 例 の 適 用 期 限 を2 年 延 長 する (4) 居 住 用 財 産 の 買 換 え 等 の 場 合 の 譲 渡 損 失 の 繰 越 控 除 等 の 適 用 期 限 を2 年 延 長 する (5) 特 定 居 住 用 財 産 の 譲 渡 損 失 の 繰 越 控 除 等 の 適 用 期 限 を2 年 延 長 する (6) 次 に 掲 げる 住 宅 取 得 等 に 係 る 措 置 について 現 行 の 居 住 者 が 満 たすべき 要 件 と 同 様 の 要 件 の 下 で 非 居 住 者 期 間 中 に 住 宅 の 新 築 若 しくは 取 得 又 は 増 改 築 等 をした 場 合 についても 適 用 できることとする 1 住 宅 借 入 金 等 を 有 する 場 合 の 所 得 税 額 の 特 別 控 除 2 特 定 の 増 改 築 等 に 係 る 住 宅 借 入 金 等 を 有 する 場 合 の 所 得 税 額 の 特 別 控 除 の 控 除 額 に 係 る 特 例 3 既 存 住 宅 の 耐 震 改 修 をした 場 合 の 所 得 税 額 の 特 別 控 除 4 既 存 住 宅 に 係 る 特 定 の 改 修 工 事 をした 場 合 の 所 得 税 額 の 特 別 控 除 5 認 定 住 宅 の 新 築 等 をした 場 合 の 所 得 税 額 の 特 別 控 除 6 東 日 本 大 震 災 の 被 災 者 等 に 係 る 住 宅 借 入 金 等 を 有 する 場 合 の 所 得 税 額 の 特 別 控 除 等 の 重 複 適 用 に 係 る 特 例 7 東 日 本 大 震 災 の 被 災 者 等 に 係 る 住 宅 借 入 金 等 を 有 する 場 合 の 所 得 税 額 の 特 別 控 除 の 控 除 額 に 係 る 特 例 ( 注 ) 上 記 の 改 正 は 非 居 住 者 が 平 成 28 年 4 月 1 日 以 後 に 住 宅 の 新 築 若 しくは 取 得 又 は 増 改 築 等 をする 場 合 について 適 用 する 縮 減 -5-

(1) 住 宅 借 入 金 等 を 有 する 場 合 の 所 得 税 額 の 特 別 控 除 及 び 特 定 の 増 改 築 等 に 係 る 住 宅 借 入 金 等 を 有 する 場 合 の 所 得 税 額 の 特 別 控 除 の 控 除 額 に 係 る 特 例 の 適 用 対 象 となる 省 エネ 改 修 工 事 に 係 る 省 エネ 要 件 の 緩 和 措 置 は 適 用 期 限 の 到 来 をも って 廃 止 する ( 地 方 税 ) 新 設 (1) 空 き 家 に 係 る 譲 渡 所 得 の 特 別 控 除 の 特 例 の 創 設 相 続 の 開 始 の 直 前 において 被 相 続 人 の 居 住 の 用 に 供 されていた 家 屋 ( 昭 和 56 年 5 月 31 日 以 前 に 建 築 された 家 屋 ( 区 分 所 有 建 築 物 を 除 く )であって 当 該 相 続 の 開 始 の 直 前 において 当 該 被 相 続 人 以 外 に 居 住 をしていた 者 がいなか ったものに 限 る 以 下 被 相 続 人 居 住 用 家 屋 という ) 及 び 当 該 相 続 の 開 始 の 直 前 において 当 該 被 相 続 人 居 住 用 家 屋 の 敷 地 の 用 に 供 されていた 土 地 等 を 当 該 相 続 により 取 得 をした 個 人 が 平 成 28 年 4 月 1 日 から 平 成 31 年 12 月 31 日 までの 間 に 次 に 掲 げる 譲 渡 ( 当 該 相 続 の 時 から 当 該 相 続 の 開 始 があった 日 以 後 3 年 を 経 過 する 日 の 属 する 年 の 12 月 31 日 までの 間 にしたものに 限 るものと し 当 該 譲 渡 の 対 価 の 額 が1 億 円 を 超 えるものを 除 く )をした 場 合 には 当 該 譲 渡 に 係 る 譲 渡 所 得 の 金 額 について 居 住 用 財 産 の 譲 渡 所 得 の 3,000 万 円 特 別 控 除 を 適 用 することができることとする 1 当 該 被 相 続 人 居 住 用 家 屋 ( 次 に 掲 げる 要 件 を 満 たすものに 限 る )の 譲 渡 又 は 当 該 被 相 続 人 居 住 用 家 屋 とともにするその 敷 地 の 用 に 供 されている 土 地 等 の 譲 渡 イ 当 該 相 続 の 時 から 当 該 譲 渡 の 時 まで 事 業 の 用 貸 付 けの 用 又 は 居 住 の 用 に 供 されていたことがないこと ロ 当 該 譲 渡 の 時 において 地 震 に 対 する 安 全 性 に 係 る 規 定 又 はこれに 準 ずる 基 準 に 適 合 するものであること 2 当 該 被 相 続 人 居 住 用 家 屋 (イに 掲 げる 要 件 を 満 たすものに 限 る )の 除 却 をした 後 におけるその 敷 地 の 用 に 供 されていた 土 地 等 (ロに 掲 げる 要 件 を 満 たすものに 限 る )の 譲 渡 イ 当 該 相 続 の 時 から 当 該 除 却 の 時 まで 事 業 の 用 貸 付 けの 用 又 は 居 住 の 用 に 供 されていたことがないこと -6-

ロ 当 該 相 続 の 時 から 当 該 譲 渡 の 時 まで 事 業 の 用 貸 付 けの 用 又 は 居 住 の 用 に 供 されていたことがないこと ( 注 1) 当 該 譲 渡 の 対 価 の 額 と 当 該 相 続 の 時 から 当 該 譲 渡 をした 日 以 後 3 年 を 経 過 する 日 の 属 する 年 の 12 月 31 日 までの 間 に 当 該 相 続 に 係 る 相 続 人 が 行 っ た 当 該 被 相 続 人 居 住 用 家 屋 と 一 体 として 当 該 被 相 続 人 の 居 住 の 用 に 供 され ていた 家 屋 又 は 土 地 等 の 譲 渡 の 対 価 の 額 との 合 計 額 が1 億 円 を 超 える 場 合 には 本 特 例 は 適 用 しない ( 注 2) 本 特 例 は 個 人 住 民 税 の 申 告 書 に 地 方 公 共 団 体 の 長 等 の 当 該 被 相 続 人 居 住 用 家 屋 及 び 当 該 被 相 続 人 居 住 用 家 屋 の 敷 地 の 用 に 供 されていた 土 地 等 が 上 記 1 又 は2の 要 件 を 満 たすことの 確 認 をした 旨 を 証 する 書 類 その 他 の 書 類 の 添 付 がある 場 合 に 適 用 するものとする ( 注 3) 相 続 財 産 に 係 る 譲 渡 所 得 の 課 税 の 特 例 との 選 択 適 用 とするほか 居 住 用 財 産 の 買 換 え 等 の 特 例 との 重 複 適 用 その 他 所 要 の 措 置 を 講 ずる 延 長 拡 充 (1) 都 市 再 開 発 法 の 改 正 を 前 提 に 次 の 措 置 を 講 ずる 1 換 地 処 分 等 に 伴 い 資 産 を 取 得 した 場 合 の 課 税 の 特 例 の 適 用 対 象 に 第 一 種 市 街 地 再 開 発 事 業 が 施 行 された 場 合 においてその 資 産 に 係 る 権 利 変 換 により 個 別 利 用 区 内 の 宅 地 等 を 取 得 したときを 加 える 2 収 用 等 の 場 合 の 5,000 万 円 特 別 控 除 等 について 第 一 種 市 街 地 再 開 発 事 業 が 施 行 された 場 合 のやむを 得 ない 事 情 により 個 別 利 用 区 内 の 宅 地 への 権 利 変 換 を 希 望 せず 一 定 の 補 償 金 を 取 得 するときを 対 象 とするとともに そのや むを 得 ない 事 情 は 用 途 の 制 限 につき 既 存 不 適 格 であることとする 3 その 他 所 要 の 措 置 を 講 ずる (2) 農 村 地 域 工 業 等 導 入 促 進 法 施 行 令 の 改 正 を 前 提 に 農 村 地 域 工 業 等 導 入 促 進 法 の 農 村 地 域 に 係 る 人 口 規 模 要 件 の 緩 和 後 も 引 き 続 き 同 法 の 規 定 により 農 村 地 域 においてのみ 定 めることができる 実 施 計 画 に 定 められた 工 業 等 導 入 地 区 内 の 一 定 の 土 地 等 を 工 場 用 地 等 の 用 に 供 するために 譲 渡 した 場 合 を 農 地 保 有 の 合 理 化 等 のために 農 地 等 を 譲 渡 した 場 合 の 800 万 円 特 別 控 除 の 対 象 とする (3) 特 定 の 居 住 用 財 産 の 買 換 え 及 び 交 換 の 場 合 の 長 期 譲 渡 所 得 の 課 税 の 特 例 の 適 用 期 限 を2 年 延 長 する -7-

(4) 居 住 用 財 産 の 買 換 え 等 の 場 合 の 譲 渡 損 失 の 繰 越 控 除 等 の 適 用 期 限 を2 年 延 長 する (5) 特 定 居 住 用 財 産 の 譲 渡 損 失 の 繰 越 控 除 等 の 適 用 期 限 を2 年 延 長 する (6) 次 に 掲 げる 住 宅 取 得 等 に 係 る 措 置 について 現 行 の 居 住 者 が 満 たすべき 要 件 と 同 様 の 要 件 の 下 で 非 居 住 者 期 間 中 に 住 宅 の 新 築 若 しくは 取 得 又 は 増 改 築 等 をした 場 合 についても 適 用 できることとする 1 住 宅 借 入 金 等 を 有 する 場 合 の 個 人 住 民 税 額 の 特 別 控 除 2 東 日 本 大 震 災 の 被 災 者 等 に 係 る 住 宅 借 入 金 等 を 有 する 場 合 の 個 人 住 民 税 額 の 特 別 控 除 等 の 重 複 適 用 に 係 る 特 例 3 東 日 本 大 震 災 の 被 災 者 等 に 係 る 住 宅 借 入 金 等 を 有 する 場 合 の 個 人 住 民 税 額 の 特 別 控 除 の 控 除 額 に 係 る 特 例 ( 注 ) 上 記 の 改 正 は 非 居 住 者 が 平 成 28 年 4 月 1 日 以 後 に 住 宅 の 新 築 若 しくは 取 得 又 は 増 改 築 等 をする 場 合 について 適 用 する 2 金 融 証 券 税 制 ( 国 税 地 方 税 ) 延 長 拡 充 (1) 非 課 税 口 座 内 の 少 額 上 場 株 式 等 に 係 る 配 当 所 得 及 び 譲 渡 所 得 等 の 非 課 税 措 置 (NISA)について 次 の 措 置 を 講 ずる 1 非 課 税 適 用 確 認 書 の 交 付 申 請 書 について 基 準 日 における 国 内 の 住 所 の 記 載 及 び 当 該 住 所 を 証 する 書 類 の 添 付 を 不 要 とする これに 伴 い 平 成 30 年 以 後 の 勘 定 設 定 期 間 を 平 成 30 年 1 月 1 日 から 平 成 35 年 12 月 31 日 までと する 2 平 成 29 年 分 の 非 課 税 管 理 勘 定 が 設 定 されている 非 課 税 口 座 を 平 成 29 年 10 月 1 日 において 開 設 している 居 住 者 等 で 同 日 においてその 者 の 個 人 番 号 を 当 該 非 課 税 口 座 が 開 設 されている 金 融 商 品 取 引 業 者 等 の 営 業 所 の 長 に 告 知 をしているものは 同 日 に 当 該 金 融 商 品 取 引 業 者 等 の 営 業 所 の 長 に 対 し 平 成 30 年 1 月 1 日 から 平 成 35 年 12 月 31 日 までの 勘 定 設 定 期 間 が 記 載 され るべき 非 課 税 適 用 確 認 書 の 交 付 申 請 書 の 提 出 をしたものとみなす ただし 当 該 居 住 者 等 から 当 該 金 融 商 品 取 引 業 者 等 の 営 業 所 の 長 に 対 し 平 成 29 年 9 月 30 日 までに 非 課 税 適 用 確 認 書 の 交 付 申 請 書 の 提 出 があったものとみ -8-

なされることを 希 望 しない 旨 の 申 出 があった 場 合 には この 限 りでない な お 当 該 金 融 商 品 取 引 業 者 等 の 営 業 所 の 長 は 当 該 居 住 者 等 に 対 し 平 成 29 年 10 月 15 日 までに 非 課 税 適 用 確 認 書 の 交 付 申 請 書 が 提 出 されたこと となる 旨 の 通 知 をしなければならない 3 非 課 税 口 座 を 開 設 している 居 住 者 等 が 出 国 により 非 課 税 口 座 を 廃 止 する 場 合 において その 者 が 出 国 の 日 の3 月 前 の 日 における 有 価 証 券 等 の 価 額 によ り 国 外 転 出 をする 場 合 の 譲 渡 所 得 等 の 特 例 の 適 用 を 受 けるときは その 非 課 税 口 座 内 の 上 場 株 式 等 を 出 国 の 日 の3 月 前 の 日 の 価 額 により 譲 渡 し かつ 再 び 取 得 したものとして 譲 渡 所 得 等 の 非 課 税 措 置 を 適 用 する ( 注 1) 上 記 1の 改 正 は 平 成 30 年 以 後 の 勘 定 設 定 期 間 に 係 る 非 課 税 適 用 確 認 書 の 交 付 申 請 書 について 適 用 する ( 注 2) 上 記 3の 改 正 については 未 成 年 者 口 座 内 の 少 額 上 場 株 式 等 に 係 る 譲 渡 所 得 等 の 非 課 税 措 置 (ジュニアNISA)についても 同 様 とする (2) 地 域 再 生 法 施 行 規 則 の 改 正 を 前 提 に エンジェル 税 制 ( 特 定 新 規 中 小 会 社 が 発 行 した 株 式 を 取 得 した 場 合 の 課 税 の 特 例 )の 適 用 対 象 となる 株 式 の 範 囲 に 特 定 地 域 再 生 事 業 を 行 う 株 式 会 社 で 次 の1に 掲 げる 要 件 を 満 たすことにつき 平 成 28 年 4 月 1 日 から 平 成 30 年 3 月 31 日 までの 間 に 認 定 地 方 公 共 団 体 の 確 認 を 受 けたものが 当 該 確 認 を 受 けた 日 から3 年 以 内 に 発 行 する 株 式 ( 居 住 者 等 と の 投 資 契 約 の 締 結 日 において 当 該 株 式 会 社 が 次 の1イからヌまで 及 び2に 掲 げ る 要 件 を 満 たす 場 合 における 当 該 株 式 に 限 る )を 加 える これに 伴 い エン ジェル 税 制 ( 特 定 中 小 会 社 が 発 行 した 株 式 の 取 得 に 要 した 金 額 の 控 除 等 の 特 例 及 び 特 定 中 小 会 社 が 発 行 した 株 式 に 係 る 譲 渡 損 失 の 繰 越 控 除 等 の 特 例 )の 適 用 対 象 となる 株 式 の 範 囲 から 特 定 地 域 再 生 事 業 を 行 う 株 式 会 社 が 発 行 する 株 式 を 除 外 する 1 認 定 地 方 公 共 団 体 の 確 認 の 日 において 次 に 掲 げる 要 件 を 満 たしていること イ 次 に 掲 げる 事 業 を 専 ら 行 う 株 式 会 社 であること((イ)に 掲 げる 事 業 を 専 ら 行 う 株 式 会 社 を 除 く ) (イ) 集 落 生 活 圏 の 住 民 の 共 同 の 福 祉 又 は 利 便 のために 必 要 な 施 設 の 整 備 又 は 運 営 に 関 する 事 業 (ロ) 集 落 生 活 圏 における 就 業 の 機 会 の 創 出 に 資 する 施 設 の 整 備 又 は 運 営 に -9-

関 する 事 業 ロ 常 時 雇 用 する 従 業 員 の 数 が2 人 以 上 であること ハ 前 事 業 年 度 の 売 上 高 に 占 める 営 業 利 益 の 割 合 が2%を 超 えていないこと ( 設 立 事 業 年 度 を 経 過 していない 会 社 を 除 く ) ニ 設 立 の 日 後 10 年 未 満 であること ホ 中 小 企 業 者 であること ヘ 特 定 の 株 主 グループの 有 する 株 式 の 総 数 が 発 行 済 株 式 の 総 数 の6 分 の5 を 超 える 会 社 でないこと ト 金 融 商 品 取 引 所 に 上 場 されている 株 式 等 の 発 行 者 である 会 社 でないこと チ 発 行 済 株 式 の 総 数 の2 分 の1を 超 える 数 の 株 式 が 一 の 大 規 模 法 人 及 び 当 該 大 規 模 法 人 と 特 殊 の 関 係 のある 法 人 の 所 有 に 属 している 会 社 又 は 発 行 済 株 式 の 総 数 の3 分 の2 以 上 が 大 規 模 法 人 及 び 当 該 大 規 模 法 人 と 特 殊 の 関 係 のある 法 人 の 所 有 に 属 している 会 社 でないこと リ 払 込 みにより 当 該 会 社 の 株 式 の 取 得 をする 者 と 投 資 契 約 ( 当 該 投 資 契 約 に 係 る 払 込 金 を 事 業 実 施 計 画 に 記 載 された 事 業 の 用 に 供 する 旨 の 記 載 が あるものに 限 る )を 締 結 する 会 社 であること ヌ その 会 社 の 営 む 事 業 が 公 序 良 俗 に 反 しておらず かつ 風 俗 営 業 に 該 当 しないこと 2 投 資 契 約 の 締 結 日 において 次 に 掲 げる 要 件 を 満 たしていること イ 設 立 の 日 後 10 年 未 満 であること ロ 常 時 雇 用 する 従 業 員 の 数 が 認 定 地 方 公 共 団 体 の 確 認 を 受 けた 日 における 数 以 上 であること ハ 当 該 確 認 を 受 けた 日 の 属 する 事 業 年 度 の 翌 事 業 年 度 以 後 に 出 資 を 受 ける 場 合 には 常 時 雇 用 する 従 業 員 の 数 が 前 事 業 年 度 末 の 数 よりも2 人 ( 商 業 又 はサービス 業 に 属 する 事 業 を 主 たる 事 業 として 営 む 会 社 にあっては1 人 ) 以 上 増 加 していること (3) 総 合 特 別 区 域 法 施 行 規 則 の 改 正 を 前 提 に 特 定 新 規 中 小 会 社 が 発 行 した 株 式 を 取 得 した 場 合 の 課 税 の 特 例 について 適 用 対 象 となる 総 合 特 別 区 域 法 の 指 定 会 社 を 地 域 活 性 化 総 合 特 別 区 域 のうち 市 街 化 区 域 の 区 域 又 は 区 域 区 分 に 関 する 都 市 計 画 が 定 められていない 都 市 計 画 区 域 ( 用 途 地 域 が 定 められている 区 -10-

域 に 限 る ) 内 においてのみ 特 定 地 域 活 性 化 事 業 を 行 う 株 式 会 社 とした 上 同 法 の 指 定 会 社 に 係 る 同 法 の 指 定 期 限 を2 年 延 長 する ( 注 ) 上 記 の 改 正 は 平 成 28 年 4 月 1 日 以 後 に 総 合 特 別 区 域 法 の 指 定 を 受 ける 指 定 会 社 について 適 用 する (4) 上 場 株 式 等 に 係 る 譲 渡 損 失 の 損 益 通 算 及 び 繰 越 控 除 の 対 象 となる 上 場 株 式 等 の 譲 渡 の 範 囲 に 国 外 転 出 をする 場 合 の 譲 渡 所 得 等 の 特 例 又 は 贈 与 等 により 非 居 住 者 に 資 産 が 移 転 した 場 合 の 譲 渡 所 得 等 の 特 例 の 適 用 により 行 ったものとみ なされた 譲 渡 を 加 える (5) 個 人 が 次 に 掲 げる 告 知 又 は 告 知 書 の 提 出 ( 以 下 告 知 等 という )をする 場 合 において その 告 知 等 を 受 ける 者 が その 告 知 等 をする 者 の 個 人 番 号 その 他 の 事 項 を 記 載 した 帳 簿 を 備 えているときは 当 該 告 知 等 をする 者 は 当 該 告 知 等 を 受 ける 者 に 対 して 当 該 告 知 等 をする 者 の 個 人 番 号 の 告 知 又 は 告 知 書 へ のその 者 の 個 人 番 号 の 記 載 を 要 しないものとする 1 利 子 配 当 等 の 受 領 者 の 告 知 2 無 記 名 公 社 債 の 利 子 等 に 係 る 告 知 書 の 提 出 3 譲 渡 性 預 金 の 譲 渡 等 に 関 する 告 知 書 の 提 出 4 株 式 等 の 譲 渡 の 対 価 の 受 領 者 の 告 知 5 交 付 金 銭 等 の 受 領 者 の 告 知 6 償 還 金 等 の 受 領 者 の 告 知 7 信 託 受 益 権 の 譲 渡 の 対 価 の 受 領 者 の 告 知 8 先 物 取 引 の 差 金 等 決 済 をする 者 の 告 知 9 金 地 金 等 の 譲 渡 の 対 価 の 受 領 者 の 告 知 10 特 定 口 座 開 設 届 出 書 の 提 出 をする 者 の 告 知 11 非 課 税 適 用 確 認 書 の 交 付 申 請 書 の 提 出 をする 者 の 告 知 12 非 課 税 口 座 開 設 届 出 書 の 提 出 をする 者 の 告 知 13 未 成 年 者 非 課 税 適 用 確 認 書 の 交 付 申 請 書 の 提 出 をする 者 の 告 知 14 未 成 年 者 口 座 開 設 届 出 書 の 提 出 をする 者 の 告 知 15 国 外 送 金 等 をする 者 の 告 知 書 の 提 出 16 国 外 証 券 移 管 等 をする 者 の 告 知 書 の 提 出 廃 止 縮 減 -11-

(1) 無 記 名 の 公 社 債 無 記 名 の 株 式 又 は 無 記 名 の 投 資 信 託 等 の 受 益 証 券 について その 元 本 の 所 有 者 以 外 の 者 が 利 子 配 当 等 の 支 払 を 受 ける 場 合 には その 元 本 の 所 有 者 が 利 子 配 当 等 の 支 払 を 受 けるものとみなす 措 置 を 廃 止 する (2) 特 定 の 取 締 役 等 が 受 ける 新 株 予 約 権 等 の 行 使 による 株 式 の 取 得 に 係 る 経 済 的 利 益 の 非 課 税 等 (ストックオプション 税 制 )のうち 特 定 多 国 籍 企 業 による 研 究 開 発 事 業 等 の 促 進 に 関 する 特 別 措 置 法 に 係 る 措 置 について 適 用 期 限 の 到 来 を もって 廃 止 する (3) 先 物 取 引 に 係 る 雑 所 得 等 の 課 税 の 特 例 及 び 先 物 取 引 の 差 金 等 決 済 に 係 る 損 失 の 繰 越 控 除 について 適 用 対 象 となる 先 物 取 引 の 範 囲 から 次 に 掲 げる 取 引 を 除 外 する 1 商 品 先 物 取 引 業 者 以 外 の 者 を 相 手 方 として 行 う 店 頭 商 品 デリバティブ 取 引 2 金 融 商 品 取 引 業 者 等 ( 金 融 商 品 取 引 業 者 のうち 第 一 種 金 融 商 品 取 引 業 を 行 う 者 又 は 登 録 金 融 機 関 をいう ) 以 外 の 者 を 相 手 方 として 行 う 店 頭 デリバテ ィブ 取 引 ( 注 ) 上 記 の 改 正 は 平 成 28 年 10 月 1 日 以 後 に 開 始 する 先 物 取 引 について 適 用 する 3 復 興 支 援 のための 税 制 上 の 措 置 ( 国 税 ) (1) 特 定 住 宅 被 災 市 町 村 の 区 域 内 の 土 地 等 を 地 方 公 共 団 体 等 に 譲 渡 した 場 合 の 2,000 万 円 特 別 控 除 について 適 用 対 象 となる 事 業 は 東 日 本 大 震 災 からの 復 興 のための 事 業 であることを 明 確 化 した 上 適 用 期 限 を5 年 延 長 する( 法 人 税 に ついても 同 様 とする ) (2) 特 定 被 災 区 域 内 において 防 災 集 団 移 転 促 進 事 業 と 一 体 で 行 われる 一 団 地 の 津 波 防 災 拠 点 市 街 地 形 成 施 設 の 整 備 に 準 ずる 事 業 の 用 に 買 い 取 られる 土 地 等 であ ることにつき 国 土 交 通 大 臣 等 の 証 明 を 受 けたものを 地 方 公 共 団 体 に 譲 渡 した 場 合 の 5,000 万 円 特 別 控 除 等 の 簡 易 証 明 制 度 の 適 用 期 限 を3 年 延 長 する( 法 人 税 についても 同 様 とする ) (3) 復 興 指 定 会 社 が 発 行 した 株 式 を 取 得 した 場 合 の 課 税 の 特 例 について 対 象 と なる 東 日 本 大 震 災 復 興 特 別 区 域 法 の 指 定 会 社 に 係 る 同 法 の 指 定 期 限 を5 年 延 長 する -12-

(4) 被 災 した 法 人 について 債 務 処 理 計 画 が 策 定 された 場 合 の 課 税 の 特 例 について 適 用 対 象 となる 内 国 法 人 の 範 囲 を その 内 国 法 人 が 金 融 機 関 から 受 けた 事 業 資 金 の 貸 付 けに 係 る 債 務 の 弁 済 につき 中 小 企 業 者 等 に 対 する 金 融 の 円 滑 化 を 図 る ための 臨 時 措 置 に 関 する 法 律 の 施 行 の 日 ( 平 成 21 年 12 月 4 日 )から 平 成 28 年 3 月 31 日 までの 間 に 条 件 の 変 更 が 行 われたものとした 上 適 用 期 限 を3 年 延 長 する ( 地 方 税 ) (1) 特 定 住 宅 被 災 市 町 村 の 区 域 内 の 土 地 等 を 地 方 公 共 団 体 等 に 譲 渡 した 場 合 の 2,000 万 円 特 別 控 除 について 適 用 対 象 となる 事 業 は 東 日 本 大 震 災 からの 復 興 のための 事 業 であることを 明 確 化 した 上 適 用 期 限 を5 年 延 長 する (2) 特 定 被 災 区 域 内 において 防 災 集 団 移 転 促 進 事 業 と 一 体 で 行 われる 一 団 地 の 津 波 防 災 拠 点 市 街 地 形 成 施 設 の 整 備 に 準 ずる 事 業 の 用 に 買 い 取 られる 土 地 等 であ ることにつき 国 土 交 通 大 臣 等 の 証 明 を 受 けたものを 地 方 公 共 団 体 に 譲 渡 した 場 合 の 5,000 万 円 特 別 控 除 等 の 簡 易 証 明 制 度 の 適 用 期 限 を3 年 延 長 する (3) 被 災 した 法 人 について 債 務 処 理 計 画 が 策 定 された 場 合 の 課 税 の 特 例 について 適 用 対 象 となる 内 国 法 人 の 範 囲 を その 内 国 法 人 が 金 融 機 関 から 受 けた 事 業 資 金 の 貸 付 けに 係 る 債 務 の 弁 済 につき 中 小 企 業 者 等 に 対 する 金 融 の 円 滑 化 を 図 る ための 臨 時 措 置 に 関 する 法 律 の 施 行 の 日 ( 平 成 21 年 12 月 4 日 )から 平 成 28 年 3 月 31 日 までの 間 に 条 件 の 変 更 が 行 われたものとした 上 適 用 期 限 を3 年 延 長 する 4 租 税 特 別 措 置 等 ( 国 税 ) 新 設 (1)セルフメディケーション( 自 主 服 薬 ) 推 進 のためのスイッチOTC 薬 控 除 ( 医 療 費 控 除 の 特 例 )の 創 設 適 切 な 健 康 管 理 の 下 で 医 療 用 医 薬 品 からの 代 替 を 進 める 観 点 から 健 康 の 維 持 増 進 及 び 疾 病 の 予 防 への 取 組 として 一 定 の 取 組 を 行 う 個 人 が 平 成 29 年 1 月 1 日 から 平 成 33 年 12 月 31 日 までの 間 に 自 己 又 は 自 己 と 生 計 を 一 にする 配 偶 者 その 他 の 親 族 に 係 る 一 定 のスイッチOTC 医 薬 品 の 購 入 の 対 価 を 支 払 っ た 場 合 において その 年 中 に 支 払 ったその 対 価 の 額 ( 保 険 金 損 害 賠 償 金 その -13-

他 これらに 類 するものにより 補 塡 される 部 分 の 金 額 を 除 く )の 合 計 額 が1 万 2 千 円 を 超 えるときは その 超 える 部 分 の 金 額 (その 金 額 が8 万 8 千 円 を 超 え る 場 合 には 8 万 8 千 円 )について その 年 分 の 総 所 得 金 額 等 から 控 除 する ( 注 1) 上 記 の 一 定 の 取 組 とは 次 の 検 診 等 又 は 予 防 接 種 ( 医 師 の 関 与 があ るものに 限 る )をいう 1 特 定 健 康 診 査 2 予 防 接 種 3 定 期 健 康 診 断 4 健 康 診 査 5 がん 検 診 ( 注 2) 上 記 の 一 定 のスイッチOTC 医 薬 品 とは 要 指 導 医 薬 品 及 び 一 般 用 医 薬 品 のうち 医 療 用 から 転 用 された 医 薬 品 ( 類 似 の 医 療 用 医 薬 品 が 医 療 保 険 給 付 の 対 象 外 のものを 除 く )をいう ( 注 3) 本 特 例 の 適 用 を 受 ける 場 合 には 現 行 の 医 療 費 控 除 の 適 用 を 受 けること ができない 延 長 拡 充 等 (1) 公 益 法 人 等 に 寄 附 をした 場 合 の 所 得 税 額 の 特 別 控 除 制 度 について 次 の 措 置 を 講 ずる 1 適 用 対 象 となる 公 益 法 人 等 の 年 平 均 の 判 定 基 準 寄 附 者 数 により 判 定 する 要 件 (いわゆる パブリック サポート テストの 絶 対 値 要 件 )について 公 益 法 人 等 の 各 事 業 年 度 の 公 益 目 的 事 業 費 用 等 の 額 の 合 計 額 が1 億 円 に 満 た ない 場 合 には 年 平 均 の 判 定 基 準 寄 附 者 数 が 100 人 以 上 であることとする 要 件 ( 現 行 要 件 )を その 公 益 目 的 事 業 費 用 等 の 額 の 合 計 額 を1 億 で 除 した 数 に 100 を 乗 じた 数 ( 最 低 10 人 ) 以 上 であることとするとともに その 判 定 基 準 寄 附 者 に 係 る 寄 附 金 の 額 の 年 平 均 の 金 額 が 30 万 円 以 上 であることとす る 要 件 を 加 える ( 注 1) 上 記 の 公 益 法 人 等 とは 公 益 社 団 法 人 及 び 公 益 財 団 法 人 学 校 法 人 及 び 準 学 校 法 人 社 会 福 祉 法 人 並 びに 更 生 保 護 法 人 をいう ( 注 2) 上 記 の 公 益 目 的 事 業 費 用 等 とは 公 益 社 団 法 人 及 び 公 益 財 団 法 人 にあっては 公 益 目 的 事 業 費 用 学 校 法 人 及 び 準 学 校 法 人 にあっては 私 立 -14-

学 校 等 の 経 営 に 関 する 事 業 の 費 用 社 会 福 祉 法 人 にあっては 社 会 福 祉 事 業 費 用 更 生 保 護 法 人 にあっては 更 生 保 護 事 業 費 用 をいう 2 特 例 の 対 象 となる 寄 附 金 の 範 囲 に 国 立 大 学 法 人 公 立 大 学 法 人 独 立 行 政 法 人 国 立 高 等 専 門 学 校 機 構 又 は 独 立 行 政 法 人 日 本 学 生 支 援 機 構 のうちいわ ゆる パブリック サポート テスト 要 件 及 び 情 報 公 開 に 関 する 要 件 を 満 たすものに 対 する 寄 附 金 であって その 寄 附 金 が 学 生 等 に 対 する 修 学 の 支 援 のための 事 業 ( 以 下 修 学 支 援 事 業 という )に 充 てられることが 確 実 な ものとして 次 に 掲 げる 要 件 を 満 たすことを 所 管 庁 が 確 認 したものを 加 える イ 各 法 人 が 当 該 寄 附 金 を 修 学 支 援 事 業 のための 独 立 した 基 金 ( 以 下 修 学 支 援 事 業 基 金 という )を 設 けて 管 理 し 他 の 財 源 と 区 分 して 経 理 して いること ロ 修 学 支 援 事 業 基 金 からの 使 途 が 各 法 人 の 行 う 次 に 掲 げる 事 業 ( 経 済 的 理 由 により 修 学 が 困 難 な 学 生 等 を 対 象 とするものに 限 る )に 限 定 されてい ること (イ) 授 業 料 入 学 料 又 は 寄 宿 料 の 全 部 又 は 一 部 の 免 除 その 他 学 生 等 の 経 済 的 負 担 の 軽 減 を 図 る 事 業 (ロ) 学 資 を 貸 与 又 は 支 給 する 事 業 (ハ) 法 人 が 教 育 研 究 上 の 必 要 があると 認 めた 学 生 等 による 海 外 への 留 学 に 係 る 費 用 を 負 担 する 事 業 (ニ) 各 法 人 の 規 則 で 定 めるところにより 当 該 法 人 が 学 生 の 資 質 を 向 上 さ せることを 主 たる 目 的 として 学 生 を 教 育 研 究 に 係 る 業 務 に 雇 用 するた めの 費 用 を 負 担 する 事 業 ハ 各 法 人 は 事 業 年 度 終 了 後 3 月 以 内 に 修 学 支 援 事 業 基 金 への 受 入 額 修 学 支 援 事 業 基 金 からの 支 出 額 等 の 明 細 書 を 監 査 を 経 た 上 で 所 管 庁 に 提 出 する こと ( 注 ) 上 記 の 改 正 は 平 成 28 年 分 以 後 の 所 得 税 について 適 用 する (2) 国 等 に 対 して 重 要 有 形 民 俗 文 化 財 を 譲 渡 した 場 合 の 譲 渡 所 得 の 課 税 の 特 例 の 適 用 期 限 を2 年 延 長 する (3) 給 付 金 の 非 課 税 について 次 の 措 置 を 講 ずる 1 簡 素 な 給 付 措 置 ( 臨 時 福 祉 給 付 金 ) として 給 付 される 給 付 金 について -15-

引 き 続 き 所 得 税 を 課 さない 2 低 所 得 の 高 齢 者 等 を 対 象 に 給 付 される 年 金 生 活 者 等 支 援 臨 時 福 祉 給 付 金 について 所 得 税 を 課 さない 縮 減 等 (1) 債 務 処 理 計 画 に 基 づき 資 産 を 贈 与 した 場 合 の 課 税 の 特 例 について 適 用 対 象 となる 内 国 法 人 の 範 囲 を その 内 国 法 人 が 金 融 機 関 から 受 けた 事 業 資 金 の 貸 付 けに 係 る 債 務 の 弁 済 につき 中 小 企 業 者 等 に 対 する 金 融 の 円 滑 化 を 図 るための 臨 時 措 置 に 関 する 法 律 の 施 行 の 日 ( 平 成 21 年 12 月 4 日 )から 平 成 28 年 3 月 31 日 までの 間 に 条 件 の 変 更 が 行 われたものとした 上 適 用 期 限 を3 年 延 長 する ( 地 方 税 ) 新 設 (1)セルフメディケーション( 自 主 服 薬 ) 推 進 のためのスイッチOTC 薬 控 除 ( 医 療 費 控 除 の 特 例 )の 創 設 適 切 な 健 康 管 理 の 下 で 医 療 用 医 薬 品 からの 代 替 を 進 める 観 点 から 健 康 の 維 持 増 進 及 び 疾 病 の 予 防 への 取 組 として 一 定 の 取 組 を 行 う 個 人 が 平 成 29 年 1 月 1 日 から 平 成 33 年 12 月 31 日 までの 間 に 自 己 又 は 自 己 と 生 計 を 一 にする 配 偶 者 その 他 の 親 族 に 係 る 一 定 のスイッチOTC 医 薬 品 の 購 入 の 対 価 を 支 払 っ た 場 合 において その 年 中 に 支 払 ったその 対 価 の 額 ( 保 険 金 損 害 賠 償 金 その 他 これらに 類 するものにより 補 塡 される 部 分 の 金 額 を 除 く )の 合 計 額 が1 万 2 千 円 を 超 えるときは その 超 える 部 分 の 金 額 (その 金 額 が8 万 8 千 円 を 超 え る 場 合 には 8 万 8 千 円 )について その 年 分 の 総 所 得 金 額 等 から 控 除 する ( 注 1) 上 記 の 一 定 の 取 組 とは 次 の 検 診 等 又 は 予 防 接 種 ( 医 師 の 関 与 があ るものに 限 る )をいう 1 特 定 健 康 診 査 2 予 防 接 種 3 定 期 健 康 診 断 4 健 康 診 査 5 がん 検 診 ( 注 2) 上 記 の 一 定 のスイッチOTC 医 薬 品 とは 要 指 導 医 薬 品 及 び 一 般 用 医 薬 品 のうち 医 療 用 から 転 用 された 医 薬 品 ( 類 似 の 医 療 用 医 薬 品 が 医 療 -16-

保 険 給 付 の 対 象 外 のものを 除 く )をいう ( 注 3) 本 特 例 の 適 用 を 受 ける 場 合 には 現 行 の 医 療 費 控 除 の 適 用 を 受 けること ができない 延 長 拡 充 等 (1) 国 等 に 対 して 重 要 有 形 民 俗 文 化 財 を 譲 渡 した 場 合 の 譲 渡 所 得 の 課 税 の 特 例 の 適 用 期 限 を2 年 延 長 する (2) 給 付 金 の 非 課 税 について 次 の 措 置 を 講 ずる 1 簡 素 な 給 付 措 置 ( 臨 時 福 祉 給 付 金 ) として 給 付 される 給 付 金 について 引 き 続 き 個 人 住 民 税 を 課 さない 2 低 所 得 の 高 齢 者 等 を 対 象 に 給 付 される 年 金 生 活 者 等 支 援 臨 時 福 祉 給 付 金 について 個 人 住 民 税 を 課 さない (3) 中 小 企 業 者 等 の 少 額 減 価 償 却 資 産 の 取 得 価 額 を 必 要 経 費 に 算 入 する 特 例 の 適 用 期 限 を2 年 延 長 する (4) 探 鉱 準 備 金 制 度 及 び 新 鉱 床 探 鉱 費 の 特 別 控 除 制 度 について 次 の 措 置 を 講 ず る 1 積 立 てをした 年 の 翌 年 1 月 1 日 から5 年 ( 現 行 :3 年 )を 経 過 した 準 備 金 の 金 額 について 取 り 崩 すこととする 見 直 しを 行 う 2 探 鉱 準 備 金 制 度 の 適 用 期 限 を3 年 延 長 する 縮 減 等 (1) 債 務 処 理 計 画 に 基 づき 資 産 を 贈 与 した 場 合 の 課 税 の 特 例 について 適 用 対 象 となる 内 国 法 人 の 範 囲 を その 内 国 法 人 が 金 融 機 関 から 受 けた 事 業 資 金 の 貸 付 けに 係 る 債 務 の 弁 済 につき 中 小 企 業 者 等 に 対 する 金 融 の 円 滑 化 を 図 るための 臨 時 措 置 に 関 する 法 律 の 施 行 の 日 ( 平 成 21 年 12 月 4 日 )から 平 成 28 年 3 月 31 日 までの 間 に 条 件 の 変 更 が 行 われたものとした 上 適 用 期 限 を3 年 延 長 する (2) 金 属 鉱 業 等 鉱 害 防 止 準 備 金 制 度 について 準 備 金 積 立 率 を 80%( 現 行 : 100%)に 引 き 下 げた 上 その 適 用 期 限 を2 年 延 長 する (3) 特 定 災 害 防 止 準 備 金 制 度 について 先 行 積 立 てに 係 る 積 立 額 が 必 要 経 費 に 算 入 できないことを 明 確 化 した 上 その 適 用 期 限 を2 年 延 長 する 5 その 他 ( 国 税 ) -17-

(1) 非 課 税 所 得 について 次 の 措 置 を 講 ずる 1 義 務 教 育 学 校 の 児 童 又 は 生 徒 が その 学 校 の 長 の 指 導 を 受 けて 預 入 等 をし た 預 貯 金 等 の 利 子 等 について 小 学 校 及 び 中 学 校 の 児 童 又 は 生 徒 と 同 様 に 所 得 税 を 課 さない 2 通 勤 手 当 の 非 課 税 限 度 額 を 月 額 15 万 円 ( 現 行 :10 万 円 )に 引 き 上 げる 3 学 資 に 充 てるため 給 付 される 金 品 のうち 非 課 税 所 得 とならない 給 与 その 他 対 価 の 性 質 を 有 するものから 給 与 所 得 を 有 する 者 がその 使 用 者 から 通 常 の 給 与 に 加 算 して 受 けるものであって 次 に 掲 げるもの 以 外 のものを 除 外 する イ 法 人 である 使 用 者 からその 法 人 の 役 員 に 対 して 給 付 されるもの ロ 法 人 である 使 用 者 からその 法 人 の 使 用 人 ( 役 員 を 含 む )の 配 偶 者 その 他 のその 使 用 人 の 特 殊 関 係 者 に 対 して 給 付 されるもの ハ 個 人 事 業 主 からその 個 人 事 業 主 の 営 む 事 業 に 従 事 する 親 族 ( 生 計 を 一 に する 者 を 除 く )に 対 して 給 付 されるもの ニ 個 人 事 業 主 からその 個 人 事 業 主 の 使 用 人 の 配 偶 者 その 他 のその 使 用 人 の 特 殊 関 係 者 に 対 して 給 付 されるもの ( 注 1) 上 記 2の 改 正 は 平 成 28 年 1 月 1 日 以 後 に 受 けるべき 通 勤 手 当 につい て 適 用 する ( 注 2) 上 記 3の 改 正 は 平 成 28 年 4 月 1 日 以 後 に 給 付 される 金 品 について 適 用 する (2) 生 命 保 険 料 控 除 地 震 保 険 料 控 除 又 は 寄 附 金 控 除 の 適 用 を 受 ける 際 に 確 定 申 告 書 等 に 添 付 等 をすることとされている 控 除 証 明 書 又 は 領 収 書 の 範 囲 に 保 険 会 社 等 又 は 寄 附 金 の 受 領 者 から 電 磁 的 方 法 により 交 付 を 受 けた 当 該 控 除 証 明 書 又 は 領 収 書 に 記 載 すべき 事 項 が 記 録 された 電 磁 的 記 録 を 一 定 の 方 法 により 印 刷 した 書 面 で 真 正 性 を 担 保 するための 所 要 の 措 置 が 講 じられているものとして 国 税 庁 長 官 が 定 めるものを 加 える ( 注 ) 上 記 の 改 正 は 平 成 30 年 分 以 後 の 所 得 税 について 適 用 する (3) 農 業 協 同 組 合 法 等 の 一 部 を 改 正 する 等 の 法 律 の 施 行 に 伴 い 次 の 措 置 を 講 ず る 1 農 林 中 央 金 庫 が 主 務 大 臣 の 認 可 を 受 けて 子 会 社 とした 特 定 業 務 を 営 む 特 定 承 継 会 社 について 銀 行 と 同 様 の 取 扱 いとする 所 要 の 措 置 を 講 ずる -18-

2 農 業 生 産 法 人 制 度 の 見 直 しに 伴 う 所 要 の 措 置 を 講 ずる 3 その 他 所 要 の 措 置 を 講 ずる (4) 確 定 給 付 企 業 年 金 法 等 の 改 正 を 前 提 に 企 業 年 金 等 の 掛 金 等 の 必 要 経 費 算 入 の 対 象 に 次 の 掛 金 等 を 加 えるとともに その 掛 金 等 に 係 る 従 業 員 の 給 与 所 得 の 金 額 の 計 算 上 その 掛 金 等 を 収 入 金 額 に 算 入 しないこととするほか 確 定 給 付 企 業 年 金 法 に 基 づく 給 付 等 について 現 行 の 税 制 上 の 措 置 を 適 用 する 1 事 業 主 が 将 来 の 財 政 悪 化 を 想 定 して 計 画 的 に 拠 出 する 掛 金 2 事 業 主 が 拠 出 する 掛 金 で 給 付 増 減 調 整 により 運 用 リスクを 事 業 主 と 加 入 者 とで 分 担 する 企 業 年 金 に 係 るもの 3 複 数 事 業 主 制 度 における 厚 生 労 働 大 臣 の 承 認 等 を 受 けて 実 施 事 業 所 を 減 少 させる 特 例 によりその 減 少 の 対 象 となる 事 業 主 が 一 括 拠 出 する 掛 金 (5) 給 与 所 得 者 の 特 定 支 出 控 除 の 特 例 の 対 象 となる 特 定 支 出 の 範 囲 から 雇 用 保 険 法 の 教 育 訓 練 給 付 金 及 び 母 子 及 び 父 子 並 びに 寡 婦 福 祉 法 の 自 立 支 援 教 育 訓 練 給 付 金 が 支 給 される 部 分 の 支 出 を 除 外 する (6) 国 外 転 出 をする 場 合 の 譲 渡 所 得 等 の 特 例 ( 以 下 国 外 転 出 時 課 税 制 度 とい う ) 及 び 贈 与 等 により 非 居 住 者 に 資 産 が 移 転 した 場 合 の 譲 渡 所 得 等 の 特 例 ( 以 下 贈 与 等 時 課 税 制 度 という )について 次 の 措 置 を 講 ずる 1 相 続 の 開 始 の 日 の 属 する 年 分 の 所 得 税 について 贈 与 等 時 課 税 制 度 の 適 用 を 受 けた 居 住 者 につき 次 に 掲 げる 事 由 が 生 じたことにより 非 居 住 者 に 移 転 し た 有 価 証 券 等 又 は 未 決 済 信 用 取 引 等 若 しくは 未 決 済 デリバティブ 取 引 に 係 る 契 約 ( 以 下 対 象 資 産 という )が 当 初 申 告 と 異 なることとなった 場 合 に は その 居 住 者 の 相 続 人 は その 事 由 が 生 じた 日 から4 月 以 内 に その 相 続 の 開 始 の 日 の 属 する 年 分 の 所 得 税 について 税 額 が 増 加 する 場 合 等 には 修 正 申 告 書 を 提 出 しなければならないこととし 税 額 が 減 少 する 場 合 等 には 更 正 の 請 求 ができることとする イ 未 分 割 財 産 について 民 法 の 規 定 による 相 続 分 の 割 合 に 従 って 対 象 資 産 の 移 転 があったものとして 贈 与 等 時 課 税 制 度 の 適 用 があった 後 に 遺 産 分 割 が 行 われたこと ロ 強 制 認 知 の 判 決 の 確 定 等 により 相 続 人 に 異 動 が 生 じたこと ハ 遺 留 分 による 減 殺 の 請 求 に 基 づき 返 還 すべき 又 は 弁 償 すべき 額 が 確 定 -19-

したこと ニ 遺 贈 に 係 る 遺 言 書 が 発 見 され 又 は 遺 贈 の 放 棄 があったこと ホ 相 続 等 により 取 得 した 財 産 についての 権 利 の 帰 属 に 関 する 訴 えについて の 判 決 があったこと ヘ 条 件 付 きの 遺 贈 について 条 件 が 成 就 したこと 2 対 象 となる 有 価 証 券 等 の 範 囲 から 新 株 予 約 権 その 他 これに 類 する 権 利 で 株 式 を 無 償 又 は 有 利 な 価 額 により 取 得 することができるもののうち その 行 使 による 所 得 の 全 部 又 は 一 部 が 国 内 源 泉 所 得 となるものを 除 外 する 3 国 外 転 出 時 課 税 制 度 又 は 贈 与 等 時 課 税 制 度 の 適 用 がある 場 合 の 納 税 猶 予 に 係 る 期 限 の 満 了 に 伴 う 納 期 限 を 国 外 転 出 の 日 又 は 贈 与 の 日 若 しくは 相 続 の 開 始 の 日 ( 以 下 国 外 転 出 等 の 日 という )から5 年 4 月 を 経 過 する 日 ( 現 行 :5 年 を 経 過 する 日 )とする 4 国 外 転 出 等 の 日 の 属 する 年 分 の 所 得 税 につき 国 外 転 出 時 課 税 制 度 又 は 贈 与 等 時 課 税 制 度 の 適 用 を 受 けていない 場 合 には その 国 外 転 出 の 時 に 保 有 等 を している 対 象 資 産 又 は 贈 与 若 しくは 相 続 により 移 転 した 対 象 資 産 について 取 得 価 額 をその 国 外 転 出 の 時 又 は 贈 与 若 しくは 相 続 の 時 における 価 額 をもっ て 取 得 したものとみなす 措 置 等 を 適 用 しない 5 国 外 転 出 時 課 税 制 度 の 適 用 を 受 けた 者 で 納 税 猶 予 の 適 用 を 受 けている 者 が 国 外 転 出 の 後 に 有 価 証 券 等 の 譲 渡 等 をした 場 合 において その 譲 渡 等 をした 有 価 証 券 等 がその 国 外 転 出 の 時 において 有 していたものであるかどうかの 判 定 は 次 に 定 めるところによる イ 納 税 猶 予 の 適 用 を 受 けている 有 価 証 券 等 と 納 税 猶 予 の 適 用 を 受 け ていない 有 価 証 券 等 に 区 分 し 納 税 猶 予 の 適 用 を 受 けていない 有 価 証 券 等 から 先 に 譲 渡 したものとする この 場 合 の 納 税 猶 予 の 適 用 を 受 け ている 有 価 証 券 等 には 贈 与 等 により 取 得 した 有 価 証 券 等 でその 贈 与 者 等 が 納 税 猶 予 の 適 用 を 受 けているものを 含 むものとする ロ 納 税 猶 予 の 適 用 を 受 けている 有 価 証 券 等 を 譲 渡 したものとされる 場 合 には 先 に 取 得 したものから 先 に 譲 渡 したものとする 6 その 他 所 要 の 措 置 を 講 ずる ( 注 1) 上 記 1の 改 正 は 平 成 28 年 1 月 1 日 以 後 に 上 記 1イからヘまでの 事 由 -20-

が 生 じた 場 合 について 適 用 する ( 注 2) 上 記 2の 改 正 は 平 成 28 年 分 以 後 の 所 得 税 について 適 用 する ( 注 3) 上 記 3の 改 正 は 平 成 28 年 1 月 1 日 以 後 に 納 税 猶 予 に 係 る 期 限 の 満 了 日 が 到 来 する 場 合 について 適 用 する ( 注 4) 上 記 4の 改 正 は 平 成 28 年 1 月 1 日 以 後 に 帰 国 等 をした 場 合 について 適 用 する ( 注 5) 上 記 5の 改 正 は 平 成 28 年 1 月 1 日 以 後 の 譲 渡 等 について 適 用 する (7) 給 与 等 公 的 年 金 等 又 は 退 職 手 当 等 の 支 払 者 に 対 して 次 に 掲 げる 申 告 書 の 提 出 をする 場 合 において その 支 払 者 が 当 該 提 出 をする 者 の 個 人 番 号 及 び 当 該 申 告 書 に 記 載 すべき 控 除 対 象 配 偶 者 又 は 扶 養 親 族 等 の 個 人 番 号 その 他 の 事 項 を 記 載 した 帳 簿 を 備 えているときは 当 該 提 出 をする 者 は 当 該 申 告 書 に その 帳 簿 に 記 載 された 個 人 番 号 の 記 載 を 要 しないものとする 1 給 与 所 得 者 の 扶 養 控 除 等 ( 異 動 ) 申 告 書 2 従 たる 給 与 についての 扶 養 控 除 等 ( 異 動 ) 申 告 書 3 退 職 所 得 の 受 給 に 関 する 申 告 書 4 公 的 年 金 等 の 受 給 者 の 扶 養 親 族 等 申 告 書 ( 注 ) 上 記 の 改 正 は 平 成 29 年 分 以 後 の 所 得 税 について 適 用 する (8) 外 国 親 法 人 等 から 付 与 された 株 式 等 を 取 得 する 権 利 の 行 使 等 に 関 する 調 書 の 対 象 となる 経 済 的 利 益 の 供 与 等 を 受 けた 者 の 範 囲 に 次 に 掲 げる 者 を 加 える 1 外 国 法 人 の 子 会 社 である 内 国 法 人 等 の 役 員 又 は 使 用 人 であった 居 住 者 2 外 国 法 人 の 子 会 社 である 内 国 法 人 等 の 役 員 又 は 使 用 人 である 非 居 住 者 ( 当 該 内 国 法 人 等 の 役 員 又 は 使 用 人 であった 者 を 含 む )で 国 内 源 泉 所 得 となる 経 済 的 な 利 益 の 供 与 等 を 受 けた 者 (9) 原 子 力 発 電 における 使 用 済 燃 料 の 再 処 理 等 のための 積 立 金 の 積 立 て 及 び 管 理 に 関 する 法 律 の 改 正 を 前 提 に 使 用 済 燃 料 再 処 理 等 機 構 ( 仮 称 )を 公 共 法 人 等 ( 所 得 税 法 別 表 第 一 )とする (10) 特 定 B 型 肝 炎 ウイルス 感 染 者 給 付 金 等 の 支 給 に 関 する 特 別 措 置 法 の 改 正 を 前 提 に 同 法 の 特 定 B 型 肝 炎 ウイルス 感 染 者 給 付 金 等 について 引 き 続 き 所 得 税 を 課 さないこととする (11) 児 童 扶 養 手 当 法 の 改 正 を 前 提 に 同 法 の 児 童 扶 養 手 当 について 引 き 続 き -21-

次 の 措 置 を 講 ずる 1 所 得 税 を 課 さない 2 国 税 の 滞 納 処 分 による 差 押 えを 禁 止 する (12) 母 子 及 び 父 子 並 びに 寡 婦 福 祉 法 の 自 立 支 援 教 育 訓 練 給 付 金 及 び 高 等 職 業 訓 練 促 進 給 付 金 について 所 要 の 法 令 改 正 を 前 提 に 引 き 続 き 次 の 措 置 を 講 ずる 1 所 得 税 を 課 さない 2 国 税 の 滞 納 処 分 による 差 押 えを 禁 止 する (13) 戦 傷 病 者 等 の 妻 に 対 する 特 別 給 付 金 支 給 法 の 一 部 改 正 により 新 たに 支 給 さ れることとなる 特 別 給 付 金 について 次 の 措 置 を 講 ずる 1 所 得 税 を 課 さない 2 国 税 の 滞 納 処 分 による 差 押 えを 禁 止 する (14) 障 害 者 の 日 常 生 活 及 び 社 会 生 活 を 総 合 的 に 支 援 するための 法 律 の 改 正 を 前 提 に 同 法 の 自 立 支 援 給 付 について 引 き 続 き 次 の 措 置 を 講 ずる 1 所 得 税 を 課 さない 2 国 税 の 滞 納 処 分 による 差 押 えを 禁 止 する (15) 児 童 福 祉 法 の 改 正 を 前 提 に 同 法 の 障 害 児 通 所 給 付 費 等 として 支 給 される 金 品 について 引 き 続 き 次 の 措 置 を 講 ずる 1 所 得 税 を 課 さない 2 国 税 の 滞 納 処 分 による 差 押 えを 禁 止 する (16) 雇 用 保 険 法 の 失 業 等 給 付 等 について 雇 用 保 険 法 等 の 改 正 を 前 提 に 引 き 続 き 次 の 措 置 を 講 ずる 1 所 得 税 を 課 さない 2 国 税 の 滞 納 処 分 による 差 押 えを 禁 止 する ( 地 方 税 ) 個 人 住 民 税 (1) 非 課 税 所 得 について 次 の 措 置 を 講 ずる 1 義 務 教 育 学 校 の 児 童 又 は 生 徒 が その 学 校 の 長 の 指 導 を 受 けて 預 入 等 をし た 預 貯 金 等 の 利 子 等 について 小 学 校 及 び 中 学 校 の 児 童 又 は 生 徒 と 同 様 に 個 人 住 民 税 を 課 さない 2 通 勤 手 当 の 非 課 税 限 度 額 を 月 額 15 万 円 ( 現 行 :10 万 円 )に 引 き 上 げる -22-

3 学 資 に 充 てるため 給 付 される 金 品 のうち 非 課 税 所 得 とならない 給 与 その 他 対 価 の 性 質 を 有 するものから 給 与 所 得 を 有 する 者 がその 使 用 者 から 通 常 の 給 与 に 加 算 して 受 けるものであって 次 に 掲 げるもの 以 外 のものを 除 外 する イ 法 人 である 使 用 者 からその 法 人 の 役 員 に 対 して 給 付 されるもの ロ 法 人 である 使 用 者 からその 法 人 の 使 用 人 ( 役 員 を 含 む )の 配 偶 者 その 他 のその 使 用 人 の 特 殊 関 係 者 に 対 して 給 付 されるもの ハ 個 人 事 業 主 からその 個 人 事 業 主 の 営 む 事 業 に 従 事 する 親 族 ( 生 計 を 一 に する 者 を 除 く )に 対 して 給 付 されるもの ニ 個 人 事 業 主 からその 個 人 事 業 主 の 使 用 人 の 配 偶 者 その 他 のその 使 用 人 の 特 殊 関 係 者 に 対 して 給 付 されるもの ( 注 1) 上 記 2の 改 正 は 平 成 28 年 1 月 1 日 以 後 に 受 けるべき 通 勤 手 当 につい て 適 用 する ( 注 2) 上 記 3の 改 正 は 平 成 28 年 4 月 1 日 以 後 に 給 付 される 金 品 について 適 用 する (2) 生 命 保 険 料 控 除 地 震 保 険 料 控 除 又 は 寄 附 金 控 除 の 適 用 を 受 ける 際 に 個 人 住 民 税 の 申 告 書 等 に 添 付 等 をすることとされている 控 除 証 明 書 又 は 領 収 書 の 範 囲 に 保 険 会 社 等 又 は 寄 附 金 の 受 領 者 から 電 磁 的 方 法 により 交 付 を 受 けた 当 該 控 除 証 明 書 又 は 領 収 書 に 記 載 すべき 事 項 が 記 録 された 電 磁 的 記 録 を 一 定 の 方 法 に より 印 刷 した 書 面 で 真 正 性 を 担 保 するための 所 要 の 措 置 が 講 じられているも のを 加 える ( 注 ) 上 記 の 改 正 は 平 成 31 年 度 以 後 の 年 度 分 の 個 人 住 民 税 について 適 用 する (3) 農 業 協 同 組 合 法 等 の 一 部 を 改 正 する 等 の 法 律 の 施 行 に 伴 い 農 業 生 産 法 人 制 度 の 見 直 しに 伴 う 所 要 の 措 置 を 講 ずる (4) 確 定 給 付 企 業 年 金 法 等 の 改 正 を 前 提 に 企 業 年 金 等 の 掛 金 等 の 必 要 経 費 算 入 の 対 象 に 次 の 掛 金 等 を 加 えるとともに その 掛 金 等 に 係 る 従 業 員 の 給 与 所 得 の 金 額 の 計 算 上 その 掛 金 等 を 収 入 金 額 に 算 入 しないこととするほか 確 定 給 付 企 業 年 金 法 に 基 づく 給 付 等 について 現 行 の 税 制 上 の 措 置 を 適 用 する 1 事 業 主 が 将 来 の 財 政 悪 化 を 想 定 して 計 画 的 に 拠 出 する 掛 金 2 事 業 主 が 拠 出 する 掛 金 で 給 付 増 減 調 整 により 運 用 リスクを 事 業 主 と 加 入 者 とで 分 担 する 企 業 年 金 に 係 るもの -23-

3 複 数 事 業 主 制 度 における 厚 生 労 働 大 臣 の 承 認 等 を 受 けて 実 施 事 業 所 を 減 少 させる 特 例 によりその 減 少 の 対 象 となる 事 業 主 が 一 括 拠 出 する 掛 金 (5) 給 与 所 得 者 の 特 定 支 出 控 除 の 特 例 の 対 象 となる 特 定 支 出 の 範 囲 から 雇 用 保 険 法 の 教 育 訓 練 給 付 金 及 び 母 子 及 び 父 子 並 びに 寡 婦 福 祉 法 の 自 立 支 援 教 育 訓 練 給 付 金 が 支 給 される 部 分 の 支 出 を 除 外 する (6) 所 得 税 における 国 立 大 学 法 人 等 への 個 人 寄 附 に 係 る 税 額 控 除 の 導 入 等 に 伴 い 所 要 の 措 置 を 講 ずる (7) 特 定 B 型 肝 炎 ウイルス 感 染 者 給 付 金 等 の 支 給 に 関 する 特 別 措 置 法 の 改 正 を 前 提 に 同 法 の 特 定 B 型 肝 炎 ウイルス 感 染 者 給 付 金 等 について 引 き 続 き 個 人 住 民 税 を 課 さないこととする (8) 児 童 扶 養 手 当 法 の 改 正 を 前 提 に 同 法 の 児 童 扶 養 手 当 について 引 き 続 き 次 の 措 置 を 講 ずる 1 個 人 住 民 税 を 課 さない 2 地 方 税 の 滞 納 処 分 による 差 押 えを 禁 止 する (9) 母 子 及 び 父 子 並 びに 寡 婦 福 祉 法 の 自 立 支 援 教 育 訓 練 給 付 金 及 び 高 等 職 業 訓 練 促 進 給 付 金 について 所 要 の 法 令 改 正 を 前 提 に 引 き 続 き 次 の 措 置 を 講 ずる 1 個 人 住 民 税 を 課 さない 2 地 方 税 の 滞 納 処 分 による 差 押 えを 禁 止 する (10) 戦 傷 病 者 等 の 妻 に 対 する 特 別 給 付 金 支 給 法 の 一 部 改 正 により 新 たに 支 給 され ることとなる 特 別 給 付 金 について 次 の 措 置 を 講 ずる 1 個 人 住 民 税 を 課 さない 2 地 方 税 の 滞 納 処 分 による 差 押 えを 禁 止 する (11) 障 害 者 の 日 常 生 活 及 び 社 会 生 活 を 総 合 的 に 支 援 するための 法 律 の 改 正 を 前 提 に 同 法 の 自 立 支 援 給 付 について 引 き 続 き 次 の 措 置 を 講 ずる 1 個 人 住 民 税 を 課 さない 2 地 方 税 の 滞 納 処 分 による 差 押 えを 禁 止 する (12) 児 童 福 祉 法 の 改 正 を 前 提 に 同 法 の 障 害 児 通 所 給 付 費 等 として 支 給 される 金 品 について 引 き 続 き 次 の 措 置 を 講 ずる 1 個 人 住 民 税 を 課 さない 2 地 方 税 の 滞 納 処 分 による 差 押 えを 禁 止 する -24-

(13) 雇 用 保 険 法 の 失 業 等 給 付 等 について 雇 用 保 険 法 等 の 改 正 を 前 提 に 引 き 続 き 次 の 措 置 を 講 ずる 1 個 人 住 民 税 を 課 さない 2 地 方 税 の 滞 納 処 分 による 差 押 えを 禁 止 する (14) 寄 附 金 税 額 控 除 制 度 について 特 定 公 益 増 進 法 人 である 独 立 行 政 法 人 国 際 観 光 振 興 機 構 が 国 際 会 議 等 の 主 催 者 に 代 わって 寄 附 金 を 募 集 し その 国 際 会 議 等 の 主 催 者 に 交 付 する 制 度 の 対 象 となる 国 際 会 議 等 の 要 件 を 緩 和 する (15) 国 庫 補 助 金 等 の 総 収 入 金 額 不 算 入 制 度 について 対 象 となる 国 庫 補 助 金 等 の 範 囲 に 国 立 研 究 開 発 法 人 新 エネルギー 産 業 技 術 総 合 開 発 機 構 法 に 基 づく 助 成 金 で 次 世 代 火 力 発 電 等 技 術 開 発 ( 仮 称 ) 等 に 係 るものを 加 える (16) 国 税 における 諸 制 度 の 取 扱 い 等 を 踏 まえ その 他 所 要 の 措 置 を 講 ずる (17) 農 林 中 央 金 庫 及 び 特 定 農 水 産 業 協 同 組 合 等 による 信 用 事 業 の 再 編 及 び 強 化 に 関 する 法 律 の 改 正 により 農 業 協 同 組 合 等 の 信 用 事 業 の 譲 渡 先 として 特 定 承 継 会 社 が 暫 定 的 に 設 けられることに 伴 い 所 要 の 措 置 を 講 ずる 国 民 健 康 保 険 税 (18) 国 民 健 康 保 険 税 の 基 礎 課 税 額 等 に 係 る 課 税 限 度 額 について 次 のとおりと する 1 基 礎 課 税 額 に 係 る 課 税 限 度 額 を 54 万 円 ( 現 行 :52 万 円 )に 引 き 上 げる 2 後 期 高 齢 者 支 援 金 等 課 税 額 に 係 る 課 税 限 度 額 を 19 万 円 ( 現 行 :17 万 円 ) に 引 き 上 げる (19) 国 民 健 康 保 険 税 の 減 額 の 対 象 となる 所 得 の 基 準 について 次 のとおりとす る 1 5 割 軽 減 の 対 象 となる 世 帯 の 軽 減 判 定 所 得 の 算 定 において 被 保 険 者 の 数 に 乗 ずべき 金 額 を 26.5 万 円 ( 現 行 :26 万 円 )に 引 き 上 げる 2 2 割 軽 減 の 対 象 となる 世 帯 の 軽 減 判 定 所 得 の 算 定 において 被 保 険 者 の 数 に 乗 ずべき 金 額 を 48 万 円 ( 現 行 :47 万 円 )に 引 き 上 げる 二 資 産 課 税 1 復 興 支 援 のための 税 制 上 の 措 置 ( 国 税 ) -25-

新 設 登 録 免 許 税 (1) 復 興 整 備 事 業 ( 被 災 市 町 村 が 集 団 移 転 促 進 事 業 により 取 得 した 土 地 を 利 用 す る 事 業 に 限 る )が 実 施 される 一 定 の 区 域 内 の 土 地 に 関 する 権 利 を 有 する 者 が 平 成 28 年 4 月 1 日 から 平 成 33 年 3 月 31 日 までの 間 に 当 該 復 興 整 備 事 業 の 用 に 供 するため 当 該 土 地 に 関 する 権 利 を 当 該 被 災 市 町 村 に 対 し 交 換 により 譲 渡 し 当 該 交 換 により 当 該 区 域 外 の 土 地 の 所 有 権 を 取 得 した 場 合 における 当 該 土 地 の 所 有 権 の 移 転 登 記 に 対 する 登 録 免 許 税 を 免 税 とする 措 置 を 講 ずる 延 長 登 録 免 許 税 等 (1) 株 式 会 社 商 工 組 合 中 央 金 庫 が 受 ける 抵 当 権 の 設 定 登 記 等 に 対 する 登 録 免 許 税 の 税 率 の 特 例 に 係 る 適 用 期 間 の 延 長 の 特 例 について 次 のとおり その 適 用 期 限 を 平 成 33 年 3 月 31 日 まで 延 長 する 1 不 動 産 等 の 抵 当 権 の 設 定 の 登 記 又 は 登 録 ( 本 則 :1,000 分 の4) イ 平 成 28 年 4 月 1 日 から 平 成 31 年 3 月 31 日 まで 1,000 分 の2 ロ 平 成 31 年 4 月 1 日 から 平 成 33 年 3 月 31 日 まで 1,000 分 の3 2 航 空 機 等 の 抵 当 権 の 設 定 の 登 記 又 は 登 録 ( 本 則 :1,000 分 の3) イ 平 成 28 年 4 月 1 日 から 平 成 31 年 3 月 31 日 まで 1,000 分 の 1.5 ロ 平 成 31 年 4 月 1 日 から 平 成 33 年 3 月 31 日 まで 1,000 分 の 2.5 3 工 場 財 団 等 の 抵 当 権 等 の 設 定 の 登 記 又 は 登 録 ( 本 則 :1,000 分 の 2.5) イ 平 成 28 年 4 月 1 日 から 平 成 31 年 3 月 31 日 まで 1,000 分 の 1.5 ロ 平 成 31 年 4 月 1 日 から 平 成 33 年 3 月 31 日 まで 1,000 分 の2 (2) 東 日 本 大 震 災 により 被 災 した 鉄 道 事 業 者 が 取 得 した 鉄 道 施 設 に 係 る 土 地 の 所 有 権 の 保 存 登 記 等 に 対 する 登 録 免 許 税 の 免 税 措 置 の 適 用 期 限 を2 年 延 長 する (3) 独 立 行 政 法 人 中 小 企 業 基 盤 整 備 機 構 が 建 築 した 仮 設 建 築 物 に 係 る 所 有 権 の 保 存 登 記 に 対 する 登 録 免 許 税 の 免 税 措 置 の 適 用 期 限 を2 年 延 長 する (4) 独 立 行 政 法 人 中 小 企 業 基 盤 整 備 機 構 が 作 成 する 不 動 産 の 譲 渡 に 関 する 契 約 書 等 の 印 紙 税 の 非 課 税 措 置 の 適 用 期 限 を2 年 延 長 する ( 地 方 税 ) 延 長 -26-

固 定 資 産 税 都 市 計 画 税 (1) 独 立 行 政 法 人 中 小 企 業 基 盤 整 備 機 構 が 行 う 仮 設 施 設 整 備 事 業 により 整 備 した 施 設 に 係 る 固 定 資 産 税 及 び 都 市 計 画 税 の 非 課 税 措 置 の 適 用 期 限 を2 年 延 長 する (2) 東 日 本 大 震 災 により 滅 失 損 壊 した 償 却 資 産 に 代 わるものとして 一 定 の 被 災 地 域 内 で 取 得 等 をした 償 却 資 産 に 係 る 固 定 資 産 税 の 課 税 標 準 の 特 例 措 置 の 適 用 期 限 を3 年 延 長 する 不 動 産 取 得 税 (3) 独 立 行 政 法 人 中 小 企 業 基 盤 整 備 機 構 が 行 う 仮 設 施 設 整 備 事 業 により 取 得 する 施 設 に 係 る 不 動 産 取 得 税 の 非 課 税 措 置 の 適 用 期 限 を2 年 延 長 する 2 農 地 保 有 に 係 る 課 税 の 強 化 軽 減 ( 地 方 税 ) 新 設 (1) 利 用 の 効 率 化 及 び 高 度 化 の 促 進 が 必 要 な 農 地 の 保 有 に 係 る 課 税 の 強 化 軽 減 について 次 のとおりとする 1 農 地 保 有 に 係 る 課 税 の 強 化 農 地 法 に 基 づく 農 業 委 員 会 による 農 地 中 間 管 理 機 構 の 農 地 中 間 管 理 権 の 取 得 に 関 する 協 議 の 勧 告 を 受 けた 遊 休 農 地 について 固 定 資 産 税 における 農 地 の 評 価 において 農 地 売 買 の 特 殊 性 を 考 慮 し 正 常 売 買 価 格 に 乗 じられている 割 合 ( 平 成 27 年 度 の 評 価 替 えにおいて 0.55)を 乗 じないこととする 等 の 評 価 方 法 の 変 更 を 平 成 29 年 度 から 実 施 するため 所 要 の 措 置 を 講 ずる 2 農 地 保 有 に 係 る 課 税 の 軽 減 所 有 する 全 ての 農 地 (10a 未 満 の 自 作 地 を 除 く )に 農 地 中 間 管 理 事 業 の ための 賃 借 権 等 を 新 たに 設 定 し かつ 当 該 賃 借 権 等 の 設 定 期 間 が 10 年 以 上 である 農 地 に 係 る 固 定 資 産 税 及 び 都 市 計 画 税 について 課 税 標 準 を 最 初 の 3 年 間 価 格 の2 分 の1( 賃 借 権 等 の 設 定 期 間 が 15 年 以 上 である 農 地 につい ては 最 初 の5 年 間 価 格 の2 分 の1)とする 措 置 を2 年 間 に 限 り 講 ずる 3 租 税 特 別 措 置 等 ( 国 税 ) 新 設 印 紙 税 -27-

(1) 高 等 学 校 大 学 等 の 生 徒 又 は 学 生 で 経 済 的 理 由 により 修 学 に 困 難 がある 者 に 対 して 無 利 息 その 他 一 定 の 条 件 で 行 われる 学 資 としての 資 金 の 貸 付 け( 文 部 科 学 大 臣 の 確 認 を 受 けたものに 限 る )に 係 る 消 費 貸 借 契 約 書 のうち 平 成 28 年 4 月 1 日 から 平 成 31 年 3 月 31 日 までの 間 に 作 成 されるものには 印 紙 税 を 課 さないこととする 延 長 拡 充 等 相 続 税 贈 与 税 (1) 農 地 等 に 係 る 相 続 税 贈 与 税 の 納 税 猶 予 制 度 について 次 の 見 直 しを 行 う 1 贈 与 税 の 納 税 猶 予 を 適 用 している 場 合 の 特 定 貸 付 けの 特 例 について 農 地 中 間 管 理 事 業 のために 貸 し 付 ける 場 合 にあっては 受 贈 者 の 納 税 猶 予 の 適 用 期 間 要 件 ( 現 行 :10 年 以 上 ( 貸 付 け 時 において65 歳 未 満 の 場 合 には 20 年 以 上 ))は 適 用 しない 2 贈 与 税 の 納 税 猶 予 の 適 用 を 受 けることができる 者 を 認 定 農 業 者 等 に 限 るこ ととする 3 特 例 適 用 農 地 等 に 区 分 地 上 権 が 設 定 された 場 合 においても 農 業 相 続 人 等 がその 特 例 適 用 農 地 等 の 耕 作 を 継 続 しているときは 納 税 猶 予 の 期 限 は 確 定 しないこととする 4 農 地 法 の 改 正 に 伴 い 農 業 生 産 法 人 制 度 の 見 直 しに 伴 う 所 要 の 措 置 を 講 ず る ( 注 ) 上 記 1の 改 正 は 平 成 28 年 4 月 1 日 以 後 の 貸 付 けについて 上 記 2の 改 正 は 同 日 以 後 の 贈 与 について 上 記 3の 改 正 は 同 日 以 後 の 区 分 地 上 権 の 設 定 に ついて それぞれ 適 用 する (2) 直 系 尊 属 から 結 婚 子 育 て 資 金 の 一 括 贈 与 を 受 けた 場 合 の 贈 与 税 の 非 課 税 措 置 について その 対 象 となる 不 妊 治 療 に 要 する 費 用 には 薬 局 に 支 払 われるもの が 含 まれること 等 を 明 確 化 する 登 録 免 許 税 (3) 特 定 創 業 支 援 事 業 による 支 援 を 受 けて 行 う 株 式 会 社 の 設 立 の 登 記 に 対 する 登 録 免 許 税 の 税 率 の 軽 減 措 置 について 次 の 措 置 を 講 じた 上 その 適 用 期 限 を2 年 延 長 する 1 適 用 対 象 に 次 に 掲 げる 会 社 の 設 立 の 登 記 を 加 え 当 該 登 記 に 対 する 登 録 免 -28-

許 税 の 税 率 をそれぞれ 次 のとおり 軽 減 する イ 合 同 会 社 1,000 分 の 3.5( 最 低 税 額 3 万 円 )( 本 則 :1,000 分 の7( 最 低 税 額 6 万 円 )) ロ 合 名 会 社 又 は 合 資 会 社 1 件 につき3 万 円 ( 本 則 :1 件 につき6 万 円 ) 2 事 業 を 開 始 した 日 以 後 5 年 を 経 過 していない 個 人 が 特 定 創 業 支 援 事 業 によ る 支 援 を 受 けた 場 合 における 会 社 の 設 立 の 登 記 を 適 用 対 象 に 加 える (4) 国 際 船 舶 の 所 有 権 の 保 存 登 記 等 に 対 する 登 録 免 許 税 の 税 率 の 軽 減 措 置 につい て 次 の 適 用 要 件 の 見 直 しを 行 った 上 その 適 用 期 限 を2 年 延 長 する 1 総 トン 数 1 万 トン 以 上 の 国 際 船 舶 に 限 定 する 2 建 造 された 日 から5 年 を 経 過 していないことに 代 えて 寄 港 国 検 査 (いわ ゆる ポートステートコントロール )による 拘 留 実 績 がないこととする (5) 鉄 道 事 業 者 が 取 得 した 特 定 の 鉄 道 施 設 に 係 る 土 地 等 の 所 有 権 の 移 転 登 記 等 に 対 する 登 録 免 許 税 の 免 税 措 置 について 旅 客 鉄 道 株 式 会 社 及 び 日 本 貨 物 鉄 道 株 式 会 社 に 関 する 法 律 の 改 正 に 伴 う 所 要 の 規 定 の 整 備 を 行 った 上 その 適 用 期 限 を7 年 延 長 する (6) 特 定 の 社 債 的 受 益 権 に 係 る 特 定 目 的 信 託 の 終 了 に 伴 い 信 託 財 産 を 買 い 戻 した 場 合 の 所 有 権 の 移 転 登 記 等 に 対 する 登 録 免 許 税 の 免 税 措 置 の 適 用 期 限 を3 年 延 長 する (7) 特 定 認 定 長 期 優 良 住 宅 の 所 有 権 の 保 存 登 記 等 に 対 する 登 録 免 許 税 の 税 率 の 軽 減 措 置 の 適 用 期 限 を2 年 延 長 する (8) 認 定 低 炭 素 住 宅 の 所 有 権 の 保 存 登 記 等 に 対 する 登 録 免 許 税 の 税 率 の 軽 減 措 置 の 適 用 期 限 を2 年 延 長 する (9) 特 定 の 増 改 築 等 がされた 住 宅 用 家 屋 の 所 有 権 の 移 転 登 記 に 対 する 登 録 免 許 税 の 税 率 の 軽 減 措 置 の 適 用 期 限 を2 年 延 長 する (10)マンション 建 替 事 業 の 施 行 者 等 が 受 ける 権 利 変 換 手 続 開 始 の 登 記 等 に 対 す る 登 録 免 許 税 の 免 税 措 置 の 適 用 期 限 を2 年 延 長 する (11) 農 地 中 間 管 理 機 構 が 農 用 地 等 を 取 得 した 場 合 の 所 有 権 の 移 転 登 記 に 対 する 登 録 免 許 税 の 税 率 の 軽 減 措 置 の 適 用 期 限 を2 年 延 長 する (12) 産 業 競 争 力 強 化 法 に 規 定 する 認 定 事 業 再 編 計 画 等 又 は 認 定 中 小 企 業 承 継 事 業 再 生 計 画 に 基 づき 行 う 登 記 に 対 する 登 録 免 許 税 の 税 率 の 軽 減 措 置 について -29-

その 適 用 対 象 から 認 定 中 小 企 業 承 継 事 業 再 生 計 画 に 係 る 登 記 を 除 外 した 上 そ の 適 用 期 限 を2 年 延 長 する (13) 預 金 保 険 法 に 規 定 する 第 一 号 措 置 を 行 うべき 旨 の 内 閣 総 理 大 臣 の 決 定 等 に 基 づく 預 金 保 険 機 構 による 金 融 機 関 等 の 株 式 の 引 受 け 等 に 伴 い 当 該 金 融 機 関 等 が 受 ける 資 本 金 の 額 の 増 加 の 登 記 等 に 対 する 登 録 免 許 税 の 税 率 の 軽 減 措 置 の 適 用 期 限 を2 年 延 長 する (14) 認 定 特 定 民 間 中 心 市 街 地 経 済 活 力 向 上 事 業 計 画 に 基 づき 不 動 産 を 取 得 した 場 合 の 所 有 権 の 移 転 登 記 等 に 対 する 登 録 免 許 税 の 税 率 の 軽 減 措 置 の 適 用 期 限 を 2 年 延 長 する (15) 金 融 機 能 の 強 化 のための 特 別 措 置 に 関 する 法 律 に 規 定 する 経 営 強 化 計 画 に 基 づき 行 う 登 記 に 対 する 登 録 免 許 税 の 税 率 の 軽 減 措 置 の 適 用 期 限 を1 年 延 長 す る 廃 止 登 録 免 許 税 (1) 特 定 空 港 運 営 事 業 に 係 る 公 共 施 設 等 運 営 権 の 設 定 登 録 に 対 する 登 録 免 許 税 の 税 率 の 軽 減 措 置 は 適 用 期 限 の 到 来 をもって 廃 止 する (2) 信 託 会 社 等 が 地 方 公 共 団 体 との 信 託 契 約 に 基 づき 建 築 する 特 定 施 設 に 係 る 土 地 等 の 所 有 権 の 信 託 登 記 に 対 する 登 録 免 許 税 の 免 税 措 置 は 適 用 期 限 の 到 来 を もって 廃 止 する ( 地 方 税 ) 新 設 固 定 資 産 税 都 市 計 画 税 (1) 景 観 法 の 規 定 により 指 定 を 受 けた 景 観 重 要 建 造 物 のうち 世 界 遺 産 に 登 録 され た 一 定 の 固 定 資 産 に 係 る 固 定 資 産 税 及 び 都 市 計 画 税 について 課 税 標 準 を 価 格 の3 分 の1とする 措 置 を 講 ずる (2) 中 小 企 業 の 生 産 性 向 上 に 関 する 法 律 ( 仮 称 )の 制 定 を 前 提 に 中 小 企 業 者 等 が 同 法 の 施 行 の 日 から 平 成 31 年 3 月 31 日 までの 間 において 同 法 に 規 定 す る 認 定 生 産 性 向 上 計 画 ( 仮 称 )に 記 載 された 生 産 性 向 上 設 備 ( 仮 称 )のうち 一 定 の 機 械 及 び 装 置 の 取 得 をした 場 合 には 当 該 機 械 及 び 装 置 に 係 る 固 定 資 産 税 について 課 税 標 準 を 最 初 の3 年 間 価 格 の2 分 の1とする 措 置 を 講 ずる -30-

( 注 1) 上 記 の 中 小 企 業 者 等 とは 次 の 法 人 又 は 個 人 をいう 1 資 本 金 の 額 又 は 出 資 金 の 額 が1 億 円 以 下 の 法 人 2 資 本 若 しくは 出 資 を 有 しない 法 人 の 場 合 常 時 使 用 する 従 業 員 の 数 が 1,000 人 以 下 の 法 人 3 常 時 使 用 する 従 業 員 の 数 が 1,000 人 以 下 の 個 人 ( 注 2) 上 記 の 一 定 の 機 械 及 び 装 置 とは 次 の1から3までのいずれにも 該 当 するものとする 1 販 売 開 始 から 10 年 以 内 のもの 2 旧 モデル 比 で 生 産 性 ( 単 位 時 間 当 たりの 生 産 量 精 度 エネルギー 効 率 等 )が 年 平 均 1% 以 上 向 上 するもの 3 1 台 又 は1 基 の 取 得 価 額 が 160 万 円 以 上 のもの (3) 防 災 上 重 要 な 道 路 における 無 電 柱 化 のため 道 路 の 地 下 に 埋 設 するために 新 設 した 電 線 等 に 係 る 固 定 資 産 税 について 課 税 標 準 を 最 初 の4 年 間 価 格 の3 分 の2( 道 路 法 に 基 づき 道 路 上 における 電 柱 の 占 用 を 禁 止 する 区 域 として 指 定 さ れた 区 域 の 道 路 の 地 下 に 埋 設 するために 新 設 した 電 線 等 については 最 初 の4 年 間 価 格 の2 分 の1)とする 措 置 を3 年 間 に 限 り 講 ずる 不 動 産 取 得 税 (4) 中 小 企 業 者 が 取 得 する 健 康 サポート 薬 局 の 用 に 供 する 不 動 産 に 係 る 不 動 産 取 得 税 について 当 該 不 動 産 の 価 格 の6 分 の1に 相 当 する 額 を 価 格 から 控 除 する 課 税 標 準 の 特 例 措 置 を2 年 間 に 限 り 講 ずる 事 業 所 税 (5) 原 子 力 発 電 における 使 用 済 燃 料 の 再 処 理 等 のための 積 立 金 の 積 立 て 及 び 管 理 に 関 する 法 律 の 改 正 に 伴 い 使 用 済 燃 料 再 処 理 等 機 構 ( 仮 称 )の 行 う 収 益 事 業 以 外 の 事 業 に 係 る 事 業 所 税 について 非 課 税 とする 措 置 を 講 ずる 延 長 拡 充 等 固 定 資 産 税 都 市 計 画 税 (1) 電 気 事 業 者 による 再 生 可 能 エネルギー 電 気 の 調 達 に 関 する 特 別 措 置 法 に 規 定 する 一 定 の 認 定 発 電 設 備 に 係 る 固 定 資 産 税 の 課 税 標 準 の 特 例 措 置 について 次 のとおり 見 直 しを 行 った 上 その 適 用 期 限 を2 年 延 長 する 1 太 陽 光 発 電 設 備 については 同 法 に 規 定 する 認 定 発 電 設 備 の 対 象 外 であっ -31-

て 政 府 の 補 助 を 受 けて 取 得 した 一 定 の 設 備 に 適 用 対 象 を 見 直 した 上 価 格 に 次 の 割 合 を 乗 じて 得 た 額 を 課 税 標 準 とする イ 大 臣 配 分 資 産 又 は 知 事 配 分 資 産 3 分 の2 ロ その 他 の 資 産 3 分 の2を 参 酌 して2 分 の1 以 上 6 分 の5 以 下 の 範 囲 内 において 市 町 村 の 条 例 で 定 める 割 合 2 風 力 発 電 設 備 については 価 格 に 次 の 割 合 を 乗 じて 得 た 額 を 課 税 標 準 とす る イ 大 臣 配 分 資 産 又 は 知 事 配 分 資 産 3 分 の2 ロ その 他 の 資 産 3 分 の2を 参 酌 して2 分 の1 以 上 6 分 の5 以 下 の 範 囲 内 において 市 町 村 の 条 例 で 定 める 割 合 3 水 力 発 電 設 備 及 び 地 熱 発 電 設 備 については 価 格 に 次 の 割 合 を 乗 じて 得 た 額 を 課 税 標 準 とする イ 大 臣 配 分 資 産 又 は 知 事 配 分 資 産 2 分 の1 ロ その 他 の 資 産 2 分 の1を 参 酌 して3 分 の1 以 上 3 分 の2 以 下 の 範 囲 内 において 市 町 村 の 条 例 で 定 める 割 合 4 バイオマス 発 電 設 備 については 適 用 対 象 を 一 定 の 規 模 未 満 の 設 備 に 限 定 した 上 価 格 に 次 の 割 合 を 乗 じて 得 た 額 を 課 税 標 準 とする イ 大 臣 配 分 資 産 又 は 知 事 配 分 資 産 2 分 の1 ロ その 他 の 資 産 2 分 の1を 参 酌 して3 分 の1 以 上 3 分 の2 以 下 の 範 囲 内 において 市 町 村 の 条 例 で 定 める 割 合 (2) 鉄 軌 道 事 業 者 が 政 府 の 補 助 を 受 けて 取 得 した 車 両 の 運 行 の 安 全 性 の 向 上 に 資 する 一 定 の 償 却 資 産 に 係 る 固 定 資 産 税 の 課 税 標 準 の 特 例 措 置 について 対 象 に 係 る 補 助 金 の 範 囲 を 拡 充 する (3) 鉄 道 事 業 者 等 がその 事 業 の 用 に 供 する 鉄 道 施 設 等 を 高 齢 者 障 害 者 等 の 移 動 等 の 円 滑 化 の 促 進 に 関 する 法 律 に 規 定 する 公 共 交 通 移 動 等 円 滑 化 基 準 に 適 合 さ せるために 実 施 する 一 定 の 鉄 道 駅 等 の 改 良 工 事 により 取 得 した 一 定 の 家 屋 及 び 償 却 資 産 に 係 る 固 定 資 産 税 及 び 都 市 計 画 税 の 課 税 標 準 の 特 例 措 置 について ホ ームドアの 対 象 範 囲 に 高 齢 者 障 害 者 等 の 移 動 等 の 円 滑 化 の 促 進 に 関 する 法 律 に 基 づく 移 動 等 円 滑 化 基 本 構 想 に 位 置 付 けられた 鉄 道 駅 等 を 加 えた 上 その 適 用 期 限 を2 年 延 長 する -32-

(4) 流 通 業 務 の 総 合 化 及 び 効 率 化 の 促 進 に 関 する 法 律 の 認 定 を 受 けた 事 業 者 が 総 合 効 率 化 計 画 に 基 づき 取 得 した 一 定 の 家 屋 及 び 償 却 資 産 に 対 して 同 法 の 改 正 を 前 提 に 2 年 間 に 限 り 次 の 措 置 を 講 ずる 1 認 定 を 受 けた 事 業 者 が 総 合 効 率 化 計 画 に 基 づき 取 得 した 特 定 倉 庫 に 係 る 固 定 資 産 税 及 び 都 市 計 画 税 について 課 税 標 準 を 最 初 の5 年 間 価 格 の2 分 の1 とし 当 該 特 定 倉 庫 の 附 属 機 械 設 備 に 係 る 固 定 資 産 税 について 課 税 標 準 を 最 初 の5 年 間 価 格 の4 分 の3とする 2 認 定 を 受 けた 日 本 貨 物 鉄 道 株 式 会 社 以 外 の 鉄 道 事 業 者 等 が 総 合 効 率 化 計 画 に 基 づき 取 得 した 貨 物 用 鉄 道 車 両 を 鉄 軌 道 事 業 者 が 取 得 した 新 造 車 両 に 係 る 固 定 資 産 税 の 課 税 標 準 の 特 例 措 置 の 対 象 に 加 える 3 認 定 を 受 けた 日 本 貨 物 鉄 道 株 式 会 社 以 外 の 鉄 道 事 業 者 等 が 総 合 効 率 化 計 画 に 基 づき 取 得 した 貨 物 搬 送 装 置 に 係 る 固 定 資 産 税 について 課 税 標 準 を 最 初 の5 年 間 価 格 の5 分 の3とする (5) 耐 震 改 修 等 を 行 った 住 宅 に 係 る 固 定 資 産 税 の 減 額 措 置 について 次 のとおり 見 直 しを 行 う 1 耐 震 改 修 を 行 った 住 宅 に 係 る 固 定 資 産 税 の 減 額 措 置 の 適 用 期 限 を2 年 3 月 延 長 する 2 バリアフリー 改 修 を 行 った 住 宅 に 係 る 固 定 資 産 税 の 減 額 措 置 について 次 のとおり 見 直 しを 行 った 上 その 適 用 期 限 を2 年 延 長 する イ 対 象 となる 住 宅 について 平 成 19 年 1 月 1 日 に 存 していた 住 宅 から 新 築 された 日 から 10 年 以 上 を 経 過 した 住 宅 とする ロ 床 面 積 要 件 ( 改 修 後 の 住 宅 の 床 面 積 が 50 m2 以 上 )を 追 加 する ハ 工 事 費 要 件 について 50 万 円 超 ( 地 方 公 共 団 体 からの 補 助 金 等 をもっ て 充 てる 部 分 を 除 く )から 50 万 円 超 ( 国 又 は 地 方 公 共 団 体 からの 補 助 金 等 をもって 充 てる 部 分 を 除 く )とする 3 省 エネ 改 修 を 行 った 住 宅 に 係 る 固 定 資 産 税 の 減 額 措 置 について 次 のとお り 見 直 しを 行 った 上 その 適 用 期 限 を2 年 延 長 する イ 床 面 積 要 件 ( 改 修 後 の 住 宅 の 床 面 積 が 50 m2 以 上 )を 追 加 する ロ 工 事 費 要 件 について 50 万 円 超 から 50 万 円 超 ( 国 又 は 地 方 公 共 団 体 か らの 補 助 金 等 をもって 充 てる 部 分 を 除 く )とする -33-

(6) 国 家 戦 略 特 別 区 域 法 に 基 づく 特 定 中 核 事 業 のうち 医 療 分 野 における 一 定 の 研 究 開 発 に 関 する 事 業 の 実 施 主 体 として 同 法 の 認 定 区 域 計 画 に 定 められた 者 が 国 家 戦 略 特 別 区 域 内 において 取 得 した 当 該 研 究 開 発 の 用 に 供 する 一 定 の 設 備 等 ( 法 人 税 の 特 別 償 却 の 対 象 となるものに 限 る )に 係 る 固 定 資 産 税 の 課 税 標 準 の 特 例 措 置 の 適 用 期 限 を2 年 延 長 する (7)ラジオ 放 送 を 行 う 基 幹 放 送 事 業 者 又 は 基 幹 放 送 局 提 供 事 業 者 が 取 得 した 災 害 対 策 のための 一 定 の 無 線 設 備 に 係 る 固 定 資 産 税 の 課 税 標 準 の 特 例 措 置 の 適 用 期 限 を2 年 延 長 する (8) 農 林 漁 業 有 機 物 資 源 のバイオ 燃 料 の 原 材 料 としての 利 用 の 促 進 に 関 する 法 律 の 認 定 を 受 けた 事 業 者 が 取 得 した 一 定 のバイオ 燃 料 製 造 設 備 に 係 る 固 定 資 産 税 の 課 税 標 準 の 特 例 措 置 の 適 用 期 限 を2 年 延 長 する (9) 都 市 再 生 特 別 措 置 法 に 規 定 する 認 定 誘 導 事 業 者 が 誘 導 施 設 の 整 備 に 係 る 事 項 が 記 載 された 立 地 適 正 化 計 画 に 基 づき 整 備 した 公 共 施 設 等 の 用 に 供 する 家 屋 及 び 償 却 資 産 に 係 る 固 定 資 産 税 及 び 都 市 計 画 税 の 課 税 標 準 の 特 例 措 置 について 次 のとおり 見 直 しを 行 った 上 その 適 用 期 限 を2 年 延 長 する 1 家 屋 については 価 格 に5 分 の4を 参 酌 して 10 分 の7 以 上 10 分 の9 以 下 の 範 囲 内 において 市 町 村 の 条 例 で 定 める 割 合 を 乗 じて 得 た 額 を 課 税 標 準 とす る 2 償 却 資 産 については 価 格 に 次 の 割 合 を 乗 じて 得 た 額 を 課 税 標 準 とする イ 大 臣 配 分 資 産 又 は 知 事 配 分 資 産 5 分 の4 ロ その 他 の 資 産 5 分 の4を 参 酌 して 10 分 の7 以 上 10 分 の9 以 下 の 範 囲 内 において 市 町 村 の 条 例 で 定 める 割 合 (10) 東 日 本 高 速 道 路 株 式 会 社 首 都 高 速 道 路 株 式 会 社 中 日 本 高 速 道 路 株 式 会 社 西 日 本 高 速 道 路 株 式 会 社 阪 神 高 速 道 路 株 式 会 社 及 び 本 州 四 国 連 絡 高 速 道 路 株 式 会 社 が 一 定 の 事 業 の 用 に 供 する 固 定 資 産 並 びに 独 立 行 政 法 人 日 本 高 速 道 路 保 有 債 務 返 済 機 構 が 一 定 の 業 務 の 用 に 供 する 固 定 資 産 に 係 る 固 定 資 産 税 及 び 都 市 計 画 税 の 非 課 税 措 置 の 適 用 期 限 を 10 年 延 長 する (11) 国 内 路 線 に 就 航 する 航 空 機 に 係 る 固 定 資 産 税 の 課 税 標 準 の 特 例 措 置 の 適 用 期 限 を2 年 延 長 する (12) 整 備 新 幹 線 の 開 業 に 伴 い 旅 客 鉄 道 株 式 会 社 等 より 譲 渡 を 受 けた 並 行 在 来 線 -34-

の 鉄 道 施 設 の 用 に 供 する 一 定 の 固 定 資 産 に 係 る 固 定 資 産 税 及 び 都 市 計 画 税 の 課 税 標 準 の 特 例 措 置 の 適 用 期 限 を7 年 延 長 する (13) 新 築 住 宅 に 係 る 固 定 資 産 税 の 税 額 の 減 額 措 置 の 適 用 期 限 を2 年 延 長 する (14) 新 築 の 認 定 長 期 優 良 住 宅 に 係 る 固 定 資 産 税 の 税 額 の 減 額 措 置 の 適 用 期 限 を 2 年 延 長 する (15) 津 波 防 災 地 域 づくりに 関 する 法 律 に 規 定 する 推 進 計 画 区 域 において 同 法 に 規 定 する 推 進 計 画 に 基 づき 新 たに 取 得 等 された 津 波 対 策 の 用 に 供 する 償 却 資 産 に 係 る 固 定 資 産 税 の 課 税 標 準 の 特 例 措 置 について 次 のとおり 見 直 しを 行 っ た 上 その 適 用 期 限 を4 年 延 長 する 1 大 臣 配 分 資 産 又 は 知 事 配 分 資 産 2 分 の1 2 その 他 の 資 産 2 分 の1を 参 酌 して3 分 の1 以 上 3 分 の2 以 下 の 範 囲 内 に おいて 市 町 村 の 条 例 で 定 める 割 合 不 動 産 取 得 税 (16) 農 地 等 に 係 る 不 動 産 取 得 税 の 徴 収 猶 予 制 度 について 次 の 見 直 しを 行 う 1 不 動 産 取 得 税 の 徴 収 猶 予 を 適 用 している 場 合 の 特 定 貸 付 けの 特 例 について 農 地 中 間 管 理 事 業 のために 貸 し 付 ける 場 合 にあっては 受 贈 者 の 徴 収 猶 予 の 適 用 期 間 要 件 ( 現 行 :10 年 以 上 ( 貸 付 け 時 において65 歳 未 満 の 場 合 には 20 年 以 上 ))は 適 用 しない 2 不 動 産 取 得 税 の 徴 収 猶 予 の 適 用 を 受 けることができる 者 を 認 定 農 業 者 等 に 限 ることとする 3 特 例 適 用 農 地 等 に 区 分 地 上 権 が 設 定 された 場 合 においても 受 贈 者 がその 特 例 適 用 農 地 等 の 耕 作 を 継 続 しているときは 徴 収 猶 予 の 期 限 は 確 定 しない こととする ( 注 ) 上 記 1の 改 正 は 平 成 28 年 4 月 1 日 以 後 の 貸 付 けについて 上 記 2の 改 正 は 同 日 以 後 の 不 動 産 の 取 得 について 上 記 3の 改 正 は 同 日 以 後 の 区 分 地 上 権 の 設 定 について それぞれ 適 用 する (17) 都 市 再 開 発 法 の 改 正 を 前 提 に 第 一 種 市 街 地 再 開 発 事 業 に 新 たに 導 入 され る 個 別 利 用 区 への 権 利 変 換 手 法 により 従 前 の 権 利 者 が 取 得 する 個 別 利 用 区 内 の 土 地 に 係 る 不 動 産 取 得 税 について 現 行 の 市 街 地 再 開 発 事 業 の 施 行 に 伴 い 従 前 の 権 利 者 が 従 前 の 宅 地 等 に 対 応 して 取 得 する 不 動 産 に 係 る 不 動 産 取 得 税 の 課 -35-

税 標 準 の 特 例 措 置 と 同 様 の 措 置 を 講 ずる (18) 河 川 法 に 規 定 する 高 規 格 堤 防 の 整 備 に 係 る 事 業 のために 使 用 された 土 地 の 上 に 建 築 されていた 家 屋 について 移 転 補 償 金 を 受 けた 者 が 当 該 土 地 の 上 に 取 得 する 代 替 家 屋 に 係 る 不 動 産 取 得 税 の 課 税 標 準 の 特 例 措 置 の 適 用 期 限 を2 年 延 長 する (19) 東 日 本 高 速 道 路 株 式 会 社 首 都 高 速 道 路 株 式 会 社 中 日 本 高 速 道 路 株 式 会 社 西 日 本 高 速 道 路 株 式 会 社 阪 神 高 速 道 路 株 式 会 社 及 び 本 州 四 国 連 絡 高 速 道 路 株 式 会 社 が 取 得 する 一 定 の 事 業 の 用 に 供 する 不 動 産 並 びに 独 立 行 政 法 人 日 本 高 速 道 路 保 有 債 務 返 済 機 構 が 取 得 する 一 定 の 業 務 の 用 に 供 する 不 動 産 に 係 る 不 動 産 取 得 税 の 非 課 税 措 置 の 適 用 期 限 を 10 年 延 長 する (20) 不 動 産 取 得 税 について 新 築 住 宅 を 宅 地 建 物 取 引 業 者 等 が 取 得 したものと みなす 日 を 住 宅 新 築 の 日 から1 年 ( 本 則 6 月 )を 経 過 した 日 に 緩 和 する 特 例 措 置 の 適 用 期 限 を2 年 延 長 する (21) 新 築 住 宅 特 例 適 用 住 宅 用 土 地 に 係 る 不 動 産 取 得 税 の 減 額 措 置 ( 床 面 積 の2 倍 (200 m2を 限 度 ) 相 当 額 の 減 額 )について 土 地 取 得 後 の 住 宅 新 築 までの 経 過 年 数 要 件 を 緩 和 する 特 例 措 置 の 適 用 期 限 を2 年 延 長 する (22)マンションの 建 替 え 等 の 円 滑 化 に 関 する 法 律 に 規 定 する 施 行 者 又 はマンシ ョン 敷 地 売 却 組 合 が 取 得 する 要 除 却 認 定 マンション 及 びその 敷 地 に 係 る 不 動 産 取 得 税 の 非 課 税 措 置 の 適 用 期 限 を2 年 延 長 する (23) 整 備 新 幹 線 の 開 業 に 伴 い 旅 客 鉄 道 株 式 会 社 等 より 譲 渡 を 受 けた 並 行 在 来 線 の 鉄 道 施 設 の 用 に 供 する 一 定 の 不 動 産 に 係 る 不 動 産 取 得 税 の 非 課 税 措 置 につい て 旅 客 鉄 道 株 式 会 社 及 び 日 本 貨 物 鉄 道 株 式 会 社 に 関 する 法 律 の 改 正 に 伴 う 所 要 の 措 置 を 講 じた 上 その 適 用 期 限 を7 年 延 長 する (24) 新 築 の 認 定 長 期 優 良 住 宅 に 係 る 不 動 産 取 得 税 の 課 税 標 準 の 特 例 措 置 の 適 用 期 限 を2 年 延 長 する 事 業 所 税 (25) 民 間 都 市 開 発 推 進 機 構 が 行 う 共 同 型 都 市 再 構 築 業 務 について 都 市 再 生 特 別 措 置 法 の 改 正 後 も 引 き 続 き 収 益 事 業 以 外 の 事 業 として 事 業 所 税 の 非 課 税 措 置 を 講 ずる (26) 特 定 農 産 加 工 業 経 営 改 善 臨 時 措 置 法 に 規 定 する 承 認 計 画 に 基 づき 特 定 農 産 -36-