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は 固 定 流 動 及 び 繰 延 に 区 分 することとし 減 価 償 却 を 行 うべき 固 定 の 取 得 又 は 改 良 に 充 てるための 補 助 金 等 の 交 付 を 受 けた 場 合 にお いては その 交 付 を 受 けた 金 額 に 相 当 する 額 を 長 期 前 受 金 とし

(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 き 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている

2016年夏のボーナス見通し

損 益 計 算 書 自. 平 成 26 年 4 月 1 日 至. 平 成 27 年 3 月 31 日 科 目 内 訳 金 額 千 円 千 円 営 業 収 益 6,167,402 委 託 者 報 酬 4,328,295 運 用 受 託 報 酬 1,839,106 営 業 費 用 3,911,389 一

注 記 事 項 (1) 当 四 半 期 連 結 累 計 期 間 における 重 要 な 子 会 社 の 異 動 : 無 (2) 四 半 期 連 結 財 務 諸 表 の 作 成 に 特 有 の 会 計 処 理 の 適 用 : 有 ( 注 ) 詳 細 は 添 付 資 料 4ページ 2.サマリー 情 報 (

平成24年度 業務概況書

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第 3 四 半 期 運 用 状 況 の 概 要 第 3 四 半 期 末 の 運 用 資 産 額 は 2,976 億 円 となりました 第 3 四 半 期 の 修 正 総 合 収 益 率 ( 期 間 率 )は +1.79%となりました なお 実 現 収 益 率 は +0.67%です 第 3 四 半 期

6-1 第 6 章 ストック オプション 会 計 設 例 1 基 本 的 処 理 Check! 1. 費 用 の 計 上 ( 1 年 度 ) 2. 費 用 の 計 上 ( 2 年 度 )- 権 利 不 確 定 による 失 効 見 積 数 の 変 動 - 3. 費 用 の 計 上 ( 3 年 度 )-


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4. その 他 (1) 期 中 における 重 要 な 子 会 社 の 異 動 ( 連 結 範 囲 の 変 更 を 伴 う 特 定 子 会 社 の 異 動 ) 無 新 規 社 ( 社 名 ) 除 外 社 ( 社 名 ) (2) 簡 便 な 会 計 処 理 及 び 四 半 期 連 結 財 務 諸 表 の

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2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

4. その 他 (1) 期 中 における 重 要 な 子 会 社 の 異 動 ( 連 結 範 囲 の 変 更 を 伴 う 特 定 子 会 社 の 異 動 ) 無 (2) 簡 便 な 会 計 処 理 及 び 四 半 期 連 結 財 務 諸 表 の 作 成 に 特 有 の 会 計 処 理 の 適 用 有

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2. 会 計 規 程 の 業 務 (1) 規 程 と 実 際 の 業 務 の 調 査 規 程 や 運 用 方 針 に 規 定 されている 業 務 ( 帳 票 )が 実 際 に 行 われているか( 作 成 されている か)どうかについて 調 べてみた 以 下 の 表 は 規 程 の 条 項 とそこに

公 的 年 金 制 度 について 制 度 の 持 続 可 能 性 を 高 め 将 来 の 世 代 の 給 付 水 準 の 確 保 等 を 図 るため 持 続 可 能 な 社 会 保 障 制 度 の 確 立 を 図 るための 改 革 の 推 進 に 関 する 法 律 に 基 づく 社 会 経 済 情

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注 記 事 項 (1) 四 半 期 財 務 諸 表 の 作 成 に 特 有 の 会 計 処 理 の 適 用 : 無 (2) 会 計 方 針 の 変 更 会 計 上 の 見 積 りの 変 更 修 正 再 表 示 1 会 計 基 準 等 の 改 正 に 伴 う 会 計 方 針 の 変 更 : 無 2 1

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別紙3

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公表表紙

った 場 合 など 監 事 の 任 務 懈 怠 の 場 合 は その 程 度 に 応 じて 業 績 勘 案 率 を 減 算 する (8) 役 員 の 法 人 に 対 する 特 段 の 貢 献 が 認 められる 場 合 は その 程 度 に 応 じて 業 績 勘 案 率 を 加 算 することができる

事 業 税 の 外 形 標 準 課 税 事 業 税 は 都 道 府 県 が 所 得 ( 利 益 )に 対 して 課 税 します 1. 個 人 事 業 税 業 種 区 分 税 率 ( 標 準 税 率 ) 第 1 種 事 業 ( 物 品 販 売 業 製 造 業 金 銭 貸 付 業 飲 食 店 業 不 動

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1 予 算 の 姿 ( 平 成 25 当 初 予 算 ) 長 野 県 財 政 の 状 況 H 現 在 長 野 県 の 予 算 を 歳 入 面 から 見 ると 自 主 財 源 の 根 幹 である 県 税 が 全 体 の5 分 の1 程 度 しかなく 地 方 交 付 税 や 国 庫 支

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( 別 途 調 査 様 式 1) 減 損 損 失 を 認 識 するに 至 った 経 緯 等 1 列 2 列 3 列 4 列 5 列 6 列 7 列 8 列 9 列 10 列 11 列 12 列 13 列 14 列 15 列 16 列 17 列 18 列 19 列 20 列 21 列 22 列 固 定

平成16年年金制度改正 ~年金の昔・今・未来を考える~

検 討 検 討 の 進 め 方 検 討 状 況 簡 易 収 支 の 世 帯 からサンプリング 世 帯 名 作 成 事 務 の 廃 止 4 5 必 要 な 世 帯 数 の 確 保 が 可 能 か 簡 易 収 支 を 実 施 している 民 間 事 業 者 との 連 絡 等 に 伴 う 事 務 の 複 雑

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資料3 家電エコポイント制度の政策効果等について

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平 成 27 年 度 第 3 四 半 期 運 用 状 況 の 概 要 第 3 四 半 期 の 運 用 資 産 額 は 2 兆 4,339 億 円 となりました 第 3 四 半 期 の 修 正 総 合 収 益 率 ( 期 間 率 )は +2.05%となりました 実 現 収 益 率 は +1.19%です

養 老 保 険 の 減 額 払 済 保 険 への 変 更 1. 設 例 会 社 が 役 員 を 被 保 険 者 とし 死 亡 保 険 金 及 び 満 期 保 険 金 のいずれも 会 社 を 受 取 人 とする 養 老 保 険 に 加 入 してい る 場 合 を 解 説 します 資 金 繰 りの 都

Taro-契約条項(全部)

目 次 ( 資 産 の 部 金 融 資 産 ) 1. 資 金 4 1 資 金 明 細 台 帳 ( 資 産 負 債 整 簿 ) 5 2 資 金 の 明 細 台 帳 ( 付 属 明 細 表 ) 5 2. 税 等 未 収 金 6 3 債 権 債 務 整 台 帳 ( 資 産 負 債 整 簿 ) 6 4 当

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平成28年11月期第3四半期決算短

情 報 通 信 機 器 等 に 係 る 繰 越 税 額 控 除 限 度 超 過 額 の 計 算 上 控 除 される 金 額 に 関 する 明 細 書 ( 付 表 ) 政 党 等 寄 附 金 特 別 控 除 額 の 計 算 明 細 書 国 庫 補 助 金 等 の 総 収 入 金 額 不 算 入 に 関

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科 売 上 原 価 売 上 総 利 益 損 益 計 算 書 ( 自 平 成 26 年 4 月 1 日 至 平 成 27 年 3 月 31 日 ) 目 売 上 高 販 売 費 及 び 一 般 管 理 費 営 業 利 益 営 業 外 収 益 受 取 保 険 金 受 取 支 援 金 補 助 金 収 入 保

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第 40 回 中 央 近 代 化 基 金 補 完 融 資 推 薦 申 込 み 公 募 要 綱 1 公 募 推 薦 総 枠 30 億 円 一 般 物 流 効 率 化 促 進 中 小 企 業 高 度 化 資 金 貸 付 対 象 事 業 の 合 計 枠 2 公 募 期 間 平 成 28 年 6 月 20

2 1.ヒアリング 対 象 (1) 対 象 範 囲 分 類 年 金 医 療 保 険 雇 用 保 険 税 備 考 厚 生 年 金 の 資 格 喪 失 国 民 年 金 の 加 入 老 齢 給 付 裁 定 請 求 など 健 康 保 険 の 資 格 喪 失 国 民 健 康 保 険 の 加 入 健 康 保 険

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損 益 計 算 書 ( 自 平 成 25 年 4 月 1 日 至 平 成 26 年 3 月 31 日 ) ( 単 位 : 百 万 円 ) 科 目 金 額 営 業 収 益 75,917 取 引 参 加 料 金 39,032 上 場 関 係 収 入 11,772 情 報 関 係 収 入 13,352 そ

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2000 年 12 月 輸 出 の 減 速 によりテンポはやや 鈍 化 しているものの 緩 やかな 回 復 を 続 けている 2001 年 1 月 緩 やかな 回 復 を 続 けているが そのテンポは 輸 出 の 減 速 により 鈍 化 している 2001 年 2 月 緩 やかな 回 復 を 続 け

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損 益 計 算 書 ( 自 平 成 23 年 4 月 1 日 至 平 成 24 年 3 月 31 日 ) 金 額 ( 単 位 : 百 万 円 ) 売 上 高 99,163 売 上 原 価 90,815 売 上 総 利 益 8,347 販 売 費 及 び 一 般 管 理 費 4,661 営 業 利 益

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1. 前 払 式 支 払 手 段 サーバ 型 の 前 払 式 支 払 手 段 に 関 する 利 用 者 保 護 等 発 行 者 があらかじめ 利 用 者 から 資 金 を 受 け 取 り 財 サービスを 受 ける 際 の 支 払 手 段 として 前 払 式 支 払 手 段 が 発 行 される 場 合

ていることから それに 先 行 する 形 で 下 請 業 者 についても 対 策 を 講 じることとしまし た 本 県 としましては それまでの 間 に 未 加 入 の 建 設 業 者 に 加 入 していただきますよう 28 年 4 月 から 実 施 することとしました 問 6 公 共 工 事 の

(1) 貸 借 対 照 表 ( 平 成 26 年 11 月 30 日 現 在 ) ( 単 位 : 千 円 ) 資 産 の 部 負 債 の 部 科 目 金 額 科 目 金 額 流 動 資 産 4,623,985 流 動 負 債 3,859,994 現 金 及 び 預 金 31,763 支 払 手 形

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兵庫県公立学校教職員等財産形成貯蓄事務取扱細則

消 費 ~ 軽 減 率 消 費 の 軽 減 率 制 度 が 消 費 率 10% 時 に 導 入 することとされています 平 成 26 年 4 月 1 日 平 成 27 年 10 月 1 日 ( 予 定 ) 消 費 率 5% 消 費 率 8% 消 費 率 10% 軽 減 率 の 導 入 平 成 26

個人住民税徴収対策会議

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社 会 保 障 税 一 体 改 革 ( 年 金 分 野 )の 経 緯 社 会 保 障 税 一 体 改 革 大 綱 (2 月 17 日 閣 議 決 定 ) 国 年 法 等 改 正 法 案 (2 月 10 日 提 出 ) 法 案 を 提 出 する または 法 案 提 出 を 検 討 する と された 事

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 法 人 の 長 理 事 理 事 ( 非 常 勤 ) 平 成 25 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 16,936 10,654 4,36

4 承 認 コミュニティ 組 織 は 市 長 若 しくはその 委 任 を 受 けた 者 又 は 監 査 委 員 の 監 査 に 応 じなければ ならない ( 状 況 報 告 ) 第 7 条 承 認 コミュニティ 組 織 は 市 長 が 必 要 と 認 めるときは 交 付 金 事 業 の 遂 行 の

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住み慣れたこの町で最期まで 安心して暮らすために

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 (24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 号 級 の 給 料 月 額 最 高 号 級 の 給 料 月 額 1 級 ( 単 位 : ) 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 8 級 9 級 1 級 135,6 185,8 222,9 261,


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国立研究開発法人土木研究所の役職員の報酬・給与等について


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第5回法人課税ディスカッショングループ 法D5-4

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Transcription:

No.86 00.6.9 発 行 ネットジャーナル Weeklyエコノミスト レター 00 年 6 月 5 日 号 BRICs 経 済 : BRICsは 危 機 第 波 の 防 波 堤 になれるか? 経 済 金 融 フラッシュ 00 年 6 月 8 日 号 商 業 販 売 統 計 0 年 5 月 ~ 小 売 業 は 前 月 比 で 5 ヵ 月 ぶりに 減 少 3 4 経 営 TOPICS 統 計 調 査 資 料 平 成 年 6 月 月 例 労 働 経 済 報 告 経 営 情 報 レポート 管 理 部 門 の 効 率 化 を 図 る 経 理 業 務 合 理 化 のススメ 経 営 データベース ジャンル: 企 業 運 営 サブジャンル:5S 活 動 5S 活 動 とは 何 か 5S 活 動 のスケジュール 例

ネットジャーナル Weekly エコノミスト レター 要 旨 ニッセイ 基 礎 研 究 所 00 年 6 月 5 日 号 BRICs 経 済 : BRICsは 危 機 第 波 の 防 波 堤 になれるか? 要 旨 欧 州 危 機 が 世 界 経 済 に 新 たな 不 安 と して 浮 上 し リーマンショックに 続 く 危 機 第 波 の 懸 念 が 高 まっている G7とBRICsは 共 に 危 機 第 波 への 政 策 対 応 や 税 収 減 で 財 政 赤 字 を 拡 大 させており 欧 州 諸 国 が 財 政 健 全 化 を 急 ぐ 中 で G7とBRICsが 揃 っ て 財 政 健 全 化 を 急 ぐと 世 界 経 済 は 需 要 不 足 に 陥 るリスクがある BRICs 経 済 を 見 ると 009 年 春 以 降 中 国 インド ブラジル ロ シアの 順 番 で 回 復 に 転 じ 投 資 主 導 で 回 復 した 中 国 では 不 動 産 バブル 懸 念 消 費 主 導 で 回 復 したインドとブラジル ではインフレ 懸 念 と 景 気 は 過 熱 気 味 で 回 復 の 初 期 段 階 にあるG7 経 済 とは 景 気 局 面 が 異 なる 3 4 G7 経 済 とBRICs 経 済 が 異 なる 景 気 局 面 に 位 置 することは G7とB RICsの 国 際 協 調 が 上 手 く 機 能 すれ ば 世 界 経 済 が 危 機 第 波 を 避 け て 成 長 を 持 続 する 道 が 存 在 することを 示 唆 していると 思 われる BRICsとG7の 協 調 のポイント は () 中 国 経 済 の 外 需 主 導 から 内 需 主 導 への 構 造 転 換 と 貿 易 不 均 衡 是 正 () BRICsの 旺 盛 な 開 発 需 要 を 実 現 す るための 資 金 的 技 術 的 支 援 と 思 われ 今 回 のG0 首 脳 会 議 では この 点 で の 国 際 協 調 の 進 展 に 期 待 したい BRICsの 株 価 G7とBRICs BRICsの 経 常 収 支 Weekly Weeklyエコノミスト エコノミスト レター レター の 全 文 は 当 事 務 所 のホームページ ホームページの ネットジャーナル ネットジャーナル よりご 確 認 ください

ネットジャーナル 経 済 金 融 フラッシュ 要 旨 ニッセイ 基 礎 研 究 所 00 年 6 月 8 日 号 商 業 販 売 統 計 0 年 5 月 ~ 小 売 業 は 前 月 比 で 5 ヵ 月 ぶりに 減 少 要 旨 小 売 業 は 前 月 比 で 5 ヵ 月 ぶりに 減 少 6 月 8 日 に 経 済 産 業 省 から 公 表 され た 0 年 5 月 の 商 業 販 売 統 計 速 報 による と 小 売 業 販 売 額 は 前 年 比.8%の 兆 440 億 円 と 5 ヵ 月 続 けて 増 加 したも のの 季 節 調 整 済 前 月 比 では.0%と 5 ヵ 月 ぶりの 減 少 となった 物 価 変 動 の 影 響 を 除 いた 実 質 値 ( 当 研 究 所 試 算 値 )で は 前 年 比 3.%と ヵ 月 連 続 の 増 加 と なったが 前 月 に 比 べて 伸 びは 縮 小 した 小 売 業 及 びコンビニエンスストア 販 売 額 ( 増 減 率 ) 億 円 既 存 店 ベースで 前 年 比 4.0%とな り 6 ヵ 月 連 続 して 前 年 を 下 回 った スーパーでは 前 月 から 減 少 幅 が 拡 大 する など 引 き 続 き 厳 しい 状 況 が 続 いている ものの 百 貨 店 では 前 月 から 減 少 幅 が 縮 小 しており このところ 下 げ 止 まりつつ ある 百 貨 店 販 売 額 ( 既 存 店 )を 商 品 別 にみ ると 紳 士 服 洋 品 が 前 年 比.9% (4 月 : 同 8.6%) 婦 人 子 供 服 洋 品 が 前 年 比.8%(4 月 : 同 6.9%)とな るなど 販 売 額 の 4 割 強 を 占 める 衣 料 品 全 体 で 若 干 減 少 幅 が 縮 小 (4 月 : 前 年 比 6.5% 5 月 : 同.5%)した 一 方 その 他 の 商 品 では 家 庭 用 電 気 機 械 器 具 が 前 年 比.9%(4 月 : 同 4.4%)と 3 ヵ 月 ぶりに 減 少 したのに 加 え 飲 食 料 品 (4 月 : 前 年 比 0.4% 5 月 : 同.5%)も 減 少 に 転 じた 百 貨 店 及 びスーパー 販 売 額 推 移 ( 既 存 店 ベース) 業 種 別 では 飲 食 料 品 小 売 業 が 前 年 比 0.4%と 5 ヵ 月 ぶりに 減 少 した 結 果 公 表 されている 7 業 種 中 3 業 種 で 減 少 と なった 下 げ 止 まりつつある 百 貨 店 0 年 5 月 の 大 型 小 売 店 の 販 売 額 ( 百 貨 店 とスーパーの 合 計 )は 兆 563 経 済 金 融 フラッシュ の 全 文 は 当 事 務 所 のホームページ ホームページの ネッ ネットジャーナル トジャーナル よりご 確 認 ください

経 営 TOPICS 統 計 調 査 資 料 抜 粋 厚 生 労 働 省 00 年 6 月 4 日 公 表 平 成 年 6 月 月 例 労 働 経 済 報 告 概 況 一 般 経 済 の 概 況 景 気 は 着 実 に 持 ち 直 してきており 自 律 的 回 復 への 基 盤 が 整 いつつあるが 失 業 率 が 高 水 準 にあるなど 依 然 として 厳 しい 状 況 にある 輸 出 は 緩 やかに 増 加 している 生 産 は 持 ち 直 している 企 業 収 益 は 改 善 している 設 備 投 資 は 下 げ 止 まっている 企 業 の 業 況 判 断 は 改 善 している ただし 中 小 企 業 では 先 行 きに 慎 重 な 見 方 となっている 雇 用 情 勢 は 依 然 として 厳 しいものの このところ 持 ち 直 しの 動 きがみられる 個 人 消 費 は 持 ち 直 している 物 価 の 動 向 を 総 合 してみると 緩 やかなデフレ 状 況 にある 先 行 きについては 当 面 雇 用 情 勢 に 厳 しさが 残 るものの 海 外 経 済 の 改 善 や 緊 急 経 済 対 策 を 始 めとする 政 策 の 効 果 などを 背 景 に 企 業 収 益 の 改 善 が 続 くなかで 景 気 が 自 律 的 に 回 復 へ 向 か うことが 期 待 される 一 方 欧 州 を 中 心 とした 海 外 景 気 の 下 振 れ 懸 念 金 融 資 本 市 場 の 変 動 やデ フレの 影 響 など 景 気 を 下 押 しするリスクが 存 在 することに 留 意 する 必 要 がある また 雇 用 情 勢 の 悪 化 懸 念 が 依 然 残 っていることにも 注 意 が 必 要 である 労 働 経 済 の 概 況 労 働 経 済 面 をみると 雇 用 情 勢 は 依 然 として 厳 しいものの このところ 持 ち 直 しの 動 きがみ られる( 第 図 ) 完 全 失 業 率 は 平 成 年 4 月 は 前 月 比 0.%ポイント 上 昇 し 5.%となり 高 水 準 で 推 移 している 5~4 歳 層 の 完 全 失 業 率 は 前 月 比 0.8% ポイント 低 下 し 9.3%となった 新 規 求 人 数 有 効 求 人 倍 率 は 持 ち 直 しの 動 きがみられる 3

雇 用 者 数 はこのところ 持 ち 直 しの 動 きがみられる 製 造 業 の 残 業 時 間 は 生 産 が 持 ち 直 していることを 反 映 し 増 加 している 定 期 給 与 は 持 ち 直 しの 動 きがみられる 現 金 給 与 総 額 は 下 げ 止 まりつつある 第 図 雇 用 労 働 力 需 給 一 般 経 済 鉱 工 業 生 産 出 荷 在 庫 の 動 きをみると 生 産 は 持 ち 直 している 00 年 4 月 の 鉱 工 業 生 産 ( 季 節 調 整 済 前 月 比 確 報 以 下 同 じ)は.3% 増 とか 月 連 続 で 上 昇 した( 第 図 ) 第 図 生 産 出 荷 在 庫 業 種 別 にみると 00 年 4 月 は 一 般 機 械 工 業 金 属 製 品 工 業 石 油 石 炭 製 品 工 業 等 が 上 昇 し 情 報 通 信 機 械 工 業 電 気 機 械 工 業 鉄 鋼 業 等 が 低 下 した 出 荷 は 前 月 比.4% 増 と 上 昇 した 在 庫 は 前 月 比 0.6% 増 と 上 昇 した 今 後 の 動 向 については 製 造 工 業 生 産 予 測 調 査 によると 製 造 工 業 生 産 は 平 成 年 5 月 0.4% 増 の 後 6 月 は 0.3% 増 となっている 先 行 きについては 輸 出 の 増 加 傾 向 などから 当 面 持 ち 直 しが 続 くことが 期 待 される 4

最 終 需 要 の 動 向 をみると 個 人 消 費 は 持 ち 直 している 二 人 以 上 の 世 帯 の 実 質 消 費 支 出 ( 季 節 調 整 済 前 月 比 速 報 以 下 同 じ)は 3 月 5.9% 増 の 後 4 月 6.3% 減 となった うち 勤 労 者 世 帯 では 3 月 7.0% 増 から 4 月 6.7% 減 となった 勤 労 者 世 帯 の 平 均 消 費 性 向 ( 季 節 調 整 値 )は3 月 78.%の 後 4 月 7.7%となった( 第 3 図 ) 第 3 図 個 人 消 費 消 費 者 態 度 指 数 の 推 移 をみると 00 年 ~3 月 期 ( 季 節 調 整 済 前 期 差 )は 0.8 ポイント 上 昇 し 40.7 となった なお 5 月 ( 原 数 値 前 年 同 月 差 )は 7. ポイント 上 昇 し 4.8 とな った 4 月 の 小 売 業 販 売 額 ( 季 節 調 整 済 前 月 比 確 報 以 下 同 じ)は 0.5% 増 大 型 小 売 店 販 売 額 は 0.8% 増 となった また 乗 用 車 ( 軽 を 含 む)の 新 車 登 録 台 数 ( 原 数 値 前 年 同 月 比 )は 4 月 6.4% 増 の 後 5 月 3.0% 増 となった 先 行 きについては 雇 用 所 得 環 境 が 安 定 的 に 推 移 するなかで 各 種 の 政 策 効 果 もあって 底 堅 く 推 移 することが 期 待 される 設 備 投 資 は 下 げ 止 まっている 財 務 省 法 人 企 業 統 計 季 報 によると 全 産 業 の 設 備 投 資 は 009 年 0~ 月 期 季 節 調 整 済 前 期 比 0.3% 増 の 後 00 年 ~3 月 期 同.6% 減 (うち 製 造 業 同 6.% 減 非 製 造 業 同 0.9% 減 ) となっており 全 産 業 製 造 業 非 製 造 業 で 減 少 している( 第 4 図 ) 第 4 図 設 備 投 資 平 成 年 6 月 月 例 労 働 経 済 報 告 の 全 文 は 当 事 務 所 のホームページ ホームページの 企 業 経 営 TOPICS よりご 確 認 ください 5

経 営 情 報 レポート ジャンル: 財 務 税 務 管 理 部 門 の 効 率 化 を 図 る 経 理 業 務 合 理 化 のススメ ポ イ ン ト 3 4 5 経 理 業 務 の 特 性 と 合 理 化 のポイント キャッシュレスにすると 生 産 性 がアップする 経 理 業 務 はまとめてやる 管 理 するものを 減 らし ステップアップする ASP 会 計 システムの 活 用 で 更 なる 合 理 化 を 実 現 < 参 考 文 献 > ココまでできる 経 理 の 合 理 化 児 玉 尚 彦 著 日 本 能 率 マネジメントセンター できる 経 理 業 務 のコツ 田 村 夕 美 子 著 日 本 実 業 出 版 社 6

経 理 業 務 の 特 性 と 合 理 化 のポイント 本 レポートは 従 業 員 50 から 00 人 規 模 の 中 堅 企 業 を 対 象 として 経 理 業 務 の 合 理 化 をま とめたレポートです 経 営 幹 部 の 方 や 経 理 業 務 の 担 当 者 が 日 々の 業 務 をすばやく 確 実 に 行 うた めのコツや 部 内 社 内 の 人 達 とよりよいコミュニケーションを 築 いていくコツを 紹 介 していま す 経 理 作 業 の 効 率 化 は 直 ちに 改 善 の 効 果 が 現 れる 経 理 業 務 は やり 方 しだいで 大 きく 合 理 化 できます 経 理 業 務 に 関 する 調 査 を 行 った 結 果 経 理 担 当 者 の 業 務 時 間 は 80% 以 上 がルーチン 作 業 であ り 経 理 業 務 は 定 型 化 された 業 務 を 反 復 して 行 うものなのです () 経 理 業 務 の 性 質 会 社 が 企 業 活 動 を 行 う 上 での 経 理 業 務 は 時 期 に 分 けて 下 記 のように 整 理 できます 日 次 月 次 年 次 経 費 精 算 現 金 の 出 し 入 れ 伝 票 や 帳 簿 への 記 録 支 払 日 に 預 金 残 高 確 認 振 込 や 手 形 小 切 手 の 振 出 在 庫 の 計 上 減 価 償 却 引 当 金 などの 計 算 日 の 終 わりに 金 庫 の 現 金 を 確 認 出 納 簿 と 現 金 有 高 の 照 合 カ 月 分 の 売 上 や 仕 入 を 計 上 振 替 伝 票 の 起 票 月 次 試 算 表 を 作 成 決 算 のまとめ 経 理 業 務 とは 発 生 した 取 引 の 結 果 に 対 する 手 続 や 記 録 集 計 といった 作 業 なのです 支 払 業 務 を 除 けば 社 外 との 取 引 は 発 生 しないため 仕 事 の 納 期 について 緊 急 性 はほとんどあ りません 会 社 の 業 績 に 直 接 影 響 を 与 える 仕 事 でもないため 経 理 部 の 機 能 が 日 ストップして しまっても 大 きな 問 題 になることはないでしょう ()ルーチン 作 業 は 合 理 化 しやすい 今 まで 経 理 業 務 の 効 率 は 問 題 になりませんでしたが 今 後 は 積 極 的 に 効 率 アップを 図 っていく 必 要 があります 業 務 上 の 緊 急 度 や 社 外 への 影 響 度 が 低 いということは やり 方 を 変 更 し ても 問 題 が 生 じるリスクが 小 さいと いうことになりますので 実 は 最 も 改 善 しやすい 業 務 なのです また 経 理 作 業 は 定 型 化 された 業 務 が 多 いため 作 業 の 標 準 化 がとても しやすく やり 方 の 改 善 が 生 産 性 の 向 上 につながるのです 経 費 精 算 支 払 現 金 出 納 伝 票 帳 簿 会 計 処 理 ルーチン 作 業 会 議 研 修 資 金 繰 り 雑 用 80% 以 上 7

キャッシュレスにすると 生 産 性 がアップする 小 口 現 金 を 廃 止 する 現 金 があるだけで 現 金 の 出 し 入 れをする 担 当 者 を 置 かなくてはなりません 担 当 の 社 員 は 経 費 精 算 の 依 頼 を 受 けると 領 収 書 記 載 金 額 を 金 庫 から 払 い 出 し 立 て 替 えた 人 に 支 払 います そしてその 都 度 取 引 内 容 や 支 払 額 などを 現 金 出 納 帳 に 記 録 するとともに 金 庫 の 現 金 を 数 えて 現 金 出 納 帳 の 残 高 と 照 合 しなければなりません 日 の 業 務 終 了 時 には 金 庫 の 中 の 現 金 を 数 えて 金 種 別 に 記 録 します さらに 経 費 精 算 の 際 には 金 庫 にいつも 釣 り 銭 があるとは 限 りません 釣 り 銭 をあらかじめ 準 備 したり 足 りない 場 合 には 自 分 の 財 布 から 釣 り 銭 を 出 すようなケースもあるのです また 金 庫 内 の 現 金 と 出 納 帳 残 高 が 合 っていない 場 合 に まず 疑 われるのは 金 庫 担 当 社 員 です 盗 難 や 数 え 間 違 いなどの 度 に 疑 惑 の 目 を 向 けられることもあります 小 口 現 金 があると 便 利 なようですが このように それを 管 理 するという 煩 わしい 仕 事 が 生 じ ているわけです 経 費 精 算 のコストを 考 えてみる 経 費 精 算 作 業 のコストはどれくらいかかっているのでしょうか 実 際 の 業 務 を 例 に 挙 げ コス トがどれくらいかかっているかを 計 算 してみます たとえば 経 理 担 当 者 が 00 円 のボールペン 代 を 精 算 するのに 5 分 間 かかった 場 合 下 図 の 計 算 のように 約 00 円 のコストがかかってしまっているのです これでは ボールペンを 300 円 で 買 っているようなものです 経 理 担 当 者 の 人 件 費 ( 給 料 賞 与 社 会 保 険 )を 時 給 に 換 算 する 480 万 円 ( 年 間 人 件 費 ) カ 月 54 時 間 ( ケ 月 の 労 働 時 間 ) =,597 円 ( 時 給 ) 00 円 のボールペン 代 の 精 算 を5 分 かけて 行 った 場 合 ( 現 金 支 払 出 納 帳 領 収 書 整 理 等 ),590 円 ( 時 給 ) 60 分 5 分 = 6 円 ボールペン 本 にかかるコスト:00 円 + 6 円 = 36 円 小 口 経 費 精 算 を 日 30 分 行 った 場 合 の 年 間 コスト 0.5 時 間 日,597 円 ( 時 給 ) カ 月 = 34 万,804 円 ( 年 間 ) 8

3 経 理 業 務 はまとめてやる 小 口 経 費 はカ 月 分 をまとめて 計 上 経 費 精 算 がカ 月 でまとまったら 会 計 処 理 もまとめて 行 うと 効 果 が 倍 になります 例 えば 小 口 現 金 で 交 通 費 を 精 算 する 場 合 個 別 に 現 金 出 納 帳 に 記 帳 されますが 月 に 度 の 精 算 になれば 下 記 の 事 例 のとおり カ 月 の 間 に 使 った 交 通 費 をまとめて 仕 訳 で 経 理 処 理 す ることができるのです 言 い 換 えれば これまで 何 枚 も 書 いていた 伝 票 が 枚 で 済 むということになります したがって 経 費 計 上 の 仕 訳 数 が 大 幅 に 削 減 され 毎 日 必 要 だった 経 費 精 算 業 務 が 月 に 数 時 間 で 終 わるようになるでしょう 小 口 現 金 で 精 算 の 場 合 日 付 借 方 貸 方 金 額 摘 要 4 月 5 日 交 通 費 現 金 660 タクシー 代 4 月 0 日 交 通 費 現 金 70 JR 電 車 代 4 月 日 交 通 費 現 金 40 バス 代 4 月 8 日 交 通 費 現 金 30 地 下 鉄 電 車 代 4 月 日 交 通 費 現 金,680 タクシー 代 精 算 した 日 に 個 別 に 経 費 計 上 カ 月 分 まとめて 経 費 精 算 の 場 合 日 付 借 方 貸 方 金 額 摘 要 4 月 5 日 交 通 費 預 金 3,800 山 田 交 通 費 精 算 振 込 精 算 時 にカ 月 分 を 一 括 計 上 まとめて 精 算 するから まとめて 経 理 できる まとめて 経 理 処 理 することにより 作 業 効 率 をアップさせることができますが それは 以 下 のことを 実 行 してこそ 効 果 があります キャッシュレスになってこそ 可 能 最 も 重 要 なポイントは キャッシュレス 化 です 現 金 の 出 し 入 れがなくなると その 管 理 と 現 金 出 納 帳 を 日 々 記 帳 する 必 要 がなくなります そして 振 込 扱 いとすることで 預 金 通 帳 に 取 引 が 記 録 されるようになり 後 でまとめて 経 理 処 理 することが 可 能 になります ルール 違 反 に 注 意 ただし 少 額 経 費 はまとめて 計 上 していい というと 次 のような 取 り 扱 いをする 会 社 があ ります 9

小 口 現 金 で 経 費 精 算 をしておいて 月 末 に 現 金 出 納 帳 を 科 目 毎 に 集 計 します そして 経 費 科 目 を 月 の 合 計 額 で 会 計 ソフトに 入 力 するというやり 方 です これにより 確 かに 仕 訳 数 は 減 り 経 理 作 業 時 間 は 短 縮 されますが このやり 方 では 毎 日 の 現 金 出 納 帳 の 現 金 残 高 と 総 勘 定 元 帳 の 日 々の 現 金 残 高 が 一 致 しなくなってしまいます つまり 厳 密 には こうした 扱 いは 会 計 上 のル ール 違 反 になります 個 人 レベルであれば 大 きな 問 題 にはなりませんが 会 社 の 場 合 は 日 々の 財 産 ( 現 金 残 高 ) の 状 態 を 正 しく 表 していないので 青 色 申 告 の 要 件 を 満 たしていないことになるため 注 意 が 必 要 です 小 口 経 理 精 算 業 務 の 合 理 化 へのステップ 経 費 精 算 を 月 回 に す る 小 口 現 金 の 廃 止 現 金 出 納 帳 が な く な る 給 料 と 一 緒 に 振 込 で 精 算 少 額 経 費 を 合 計 額 で 計 上 会 計 処 理 は 毎 月 3つのことだけやればいい 毎 月 やる 会 計 処 理 は 基 本 的 に3つだけです 毎 日 経 理 処 理 していると いろんな 取 引 がある ように 思 えますが 実 際 の 業 務 は 現 金 出 納 の 記 録 と 売 上 仕 入 の 計 上 それと 手 形 の 管 理 だけ です 入 出 金 の 記 録 入 金 のほとんどは 売 上 代 金 の 回 収 なので 通 帳 に 印 字 された 振 込 先 と 金 額 を 見 れば 簡 単 に 処 理 できます 支 払 いについては 振 込 明 細 と 請 求 書 を 見 て 処 理 します 支 払 日 を 決 めて その 日 分 の 振 込 明 細 を 見 ればその 月 のすべての 支 払 いがわかります 売 上 仕 入 の 計 上 現 金 取 引 以 外 では 毎 月 の 売 上 と 仕 入 を 月 末 に 締 めて 計 上 します 基 本 的 には 請 求 書 を 見 なが ら 計 上 することになりますので 経 理 としては 関 連 部 門 に できるだけ 早 く 請 求 書 を 回 してもら えるように 協 力 を 要 請 しておきます 3 手 形 管 理 手 形 決 済 の 会 社 にとっては 振 り 出 した 手 形 の 期 日 と 金 額 の 管 理 は 慎 重 にしなければなりませ ん 受 け 取 った 手 形 についても 割 引 いたのか 裏 書 したのかを 記 録 しておきます レポート 全 文 は 当 事 務 所 のホームページ ホームページの 企 業 経 営 情 報 レポート よりご 覧 ください 0

経 営 データベース ジャンル: 企 業 運 営 > サブジャンル: 5S 活 動 uestion nswer 5S 活 動 とは 何 か 5S 活 動 とはどのような 活 動 のことをいうのでしょうか? 具 体 的 に 教 えて 下 さい 5S 活 動 とは 5S 活 動 とは 職 場 環 境 改 善 で 用 いられるスローガンです 各 職 場 において 徹 底 されるべき 事 項 で 整 理 整 頓 清 掃 清 潔 しつけ の5 項 目 を 指 します 5S という 名 前 は これら5 項 目 が いずれも 頭 文 字 がSとなっている 事 に 由 来 します 整 理 整 頓 3 清 掃 4 整 頓 5しつけ 必 要 な 物 と 不 要 な 物 を 区 別 し 不 要 な 物 を 処 分 すること 職 場 には 必 要 な 物 以 外 は 一 切 置 かない 必 要 な 物 が 誰 にでも すぐに 取 り 出 せる 状 態 にしておくこと 探 すムダを 省 く ゴミなし ヨゴレなしの 状 態 にすること 職 場 も 設 備 もピカピカに 磨 き 上 げる 整 理 整 頓 清 掃 を 徹 底 すること この3つを 実 行 することにより 清 潔 な 職 場 環 境 を 保 つことができる 決 められたことを 決 められたとおり 正 しく 実 行 できるように 習 慣 づけること 作 業 は 決 めた 基 準 どおり に 実 行 する 5S 活 動 はすべての 企 業 に 不 可 欠 な 改 善 活 動 5S( 整 理 整 頓 清 掃 清 潔 しつけ)は 企 業 活 動 の 基 礎 基 盤 を 形 づくる 重 要 不 可 欠 な 改 善 活 動 です 一 般 的 に5Sは 製 造 現 場 をイメージしますが すべての 業 種 に 効 果 を 発 揮 します 5Sを 徹 底 することで 直 接 的 または 間 接 的 にどのような 効 果 をもたらすのか 5Sの 効 果 は 次 の 通 り です 5Sがもたらす 効 果 仕 事 の 効 率 UP 場 当 たり 的 に 置 いた 要 らないモノが 社 員 を 動 きにくくし 仕 事 の 効 率 を 悪 くしたり ひいては 売 上 低 下 を 招 いてしまいます 在 庫 回 転 率 のUP 要 るモノ 要 らないモノをハッキリと 分 け 過 剰 在 庫 と 過 剰 な 置 き 場 を 排 除 することで 今 まで 見 えな かった 問 題 を 表 面 化 させます 3サービス サービスの 質 のUP 社 員 が 会 社 にあるものを 一 目 で 見 つけられ 使 えて 戻 せるようにしなければ お 客 様 へのサービスも 行 き 届 きません 4 宣 伝 効 果 のUP あの 会 社 はいつもキレイだ お 客 様 の 評 判 は 人 から 人 へ 自 然 と 輪 になり 広 がっていきます 5 社 員 のモチベーション モチベーションUP 職 場 をキレイにすると 社 員 一 人 ひとりに キレイな 職 場 を 維 持 しよう という 気 持 ちが 芽 生 えます 会 社 のキレイさは 社 員 一 人 ひとりの 心 のキレイさになります 企 業 経 営 においては 5S 活 動 を 行 うことが 目 的 ではありません 5S 活 動 を 実 行 して 上 記 のような 成 果 を 上 げ 企 業 経 営 や 職 場 環 境 を 改 善 することが 目 的 になります

BRICsの 株 価 経 営 データベース ジャンル: 企 業 運 営 > サブジャンル: 5S 活 動 uestion nswer 5S 活 動 のスケジュール 例 5S 活 動 はどのように 進 めたらよいでしょうか 具 体 例 を 挙 げて 教 えてください 5S 活 動 のスケジュール 例 一 般 的 に5S 活 動 は 整 理 整 頓 清 掃 を 半 年 サイクルで 繰 り 返 します 下 記 は 5S 活 動 を 全 社 的 に 浸 透 させるための5S 活 動 のスケジュール 例 です 5S 活 動 は 整 理 をまず 成 功 させることから 始 める 5S 活 動 はすべての 企 業 に 必 要 な 改 善 活 動 ですが 5S 活 動 を 成 功 させている 企 業 は 意 外 と 少 ないものです その 原 因 には 次 の3 点 が 挙 げられます 5Sがもたらす 効 果 成 功 のパターンを 描 くことなく 終 わってしまう 永 続 的 に 継 続 すべき 活 動 であるのに 中 途 半 端 な 状 態 でやめてしまう 3 最 初 の 入 り 口 ( 整 理 ) 段 階 で つまずいてやめてしまう 整 理 とは 要 るもの と 要 らないもの に 分 け 要 らないものを 処 分 または 移 動 することです 目 に 見 えないものを 含 めて 捨 てる 片 付 ける ことをしっかり 理 解 し 実 行 できれば 5Sの 最 初 の 関 門 を 突 破 したといってよいでしょう