Microsoft Word - 2003-06-16.doc



Similar documents
2016 年 度 情 報 リテラシー 変 更 された 状 態 同 様 に 価 格 のセルを 書 式 設 定 する 場 合 は 金 額 のセルをすべて 選 択 し [ 書 式 ]のプルダウンメニューか ら[ 会 計 ]を 選 択 する すると が 追 加 され 金 額 としての 書 式 が 設 定 さ

Microsoft Word doc

(Microsoft Word - \215u\213`\203m\201[\203g doc)

ピボットテーブルによるデータ 分 析 EXCELのリスト(シート 上 の 表 形 式 のデータ)から 縦 横 の 項 目 を 設 定 して 新 しい 表 ( 集 計 表 )を 作 ることができます この 表 を ピボットテーブル と 呼 びますが 集 計 を 自 動 で 行 う ことができるので 学

2016 年 度 情 報 リテラシー 次 に Excel のメニューから[ 挿 入 ]タブをクリックし 表 示 されたメニュー 内 の[グラフ]にある[ 折 れ 線 グラフ]のボタンをクリックする するとサブメニューが 表 示 されるので 左 上 の[ 折 れ 線 ]を 選 択 する [ 挿 入 ]

2016 年 度 情 報 リテラシー 三 科 目 合 計 の 算 出 関 数 を 用 いて 各 教 科 の 平 均 点 と 最 高 点 を 求 めることにする この2つの 計 算 は [ホーム]タブのコマ ンドにも 用 意 されているが 今 回 は 関 数 として 作 成 する まず 表 に 三 科

TIPS - 棚 割 りを 開 始 するまで Liteを 起 動 し 企 業 情 報 の 追 加 を 行 い 棚 割 を 行 う 企 業 の 追 加 をして 下 さい 企 業 情 報 の 追 加 時 に エラーメッセージが 表 示 された 場 合 別 途 TIPS トラブルが 発 生 した 場 合

Microsoft Word - word_05.docx

(3) 小 単 元 の 指 導 と 評 価 の 計 画 小 単 元 第 11 章 税 のあらまし の 指 導 と 評 価 の 計 画 ( 四 次 確 定 申 告 制 度 抜 粋 ) 関 心 意 欲 態 度 思 考 判 断 技 能 表 現 知 識 理 解 小 単 元 の 評 価 規 準 税 に 関 す

Microsoft Word - 08isA10.doc

Word 003 スキルブック 06 - オブジェクトの 利 用 0.Word で 作 る 表 : 行 幅 を 最 小 値 より 小 さく 設 定 する 3 表 の 左 右 のサイズを 適 宜 調 整 します Word で 表 を 作 成 するとき, 列 幅, 行 幅 ともに 基 本 的 に 自 由

第 4 部 数 値 表 現 による 思 考 表 1 関 数 関 数 名 称 表 記 意 味 合 計 =SUM(A2:A10) A2 から A10 までの 合 計 平 均 =AVERAGE(A2:A10) A2 から A10 までの 平 均 最 大 値 =MAX(A2:A10) A2 から A10 ま

2 県 公 立 高 校 の 合 格 者 は このように 決 まる (1) 選 抜 の 仕 組 み 選 抜 の 資 料 選 抜 の 資 料 は 主 に 下 記 の3つがあり 全 高 校 で 使 用 する 共 通 の ものと 高 校 ごとに 決 めるものとがあります 1 学 力 検 査 ( 国 語 数

1級 ワンポイント

Microsoft Word - 第3章.doc

ワープロソフトウェア

(Microsoft Word - \215u\213`\203m\201[\203g doc)

intra-mart Accel Platform — ViewCreator ユーザ操作ガイド   第6版  

縦 計 横 計 をSUM 関 数 で 一 度 に 計 算 する 縦 横 の 合 計 を 表 示 するセルが 計 算 対 象 となる セルと 隣 接 している 場 合 は 一 度 に 合 計 を 求 め ることができます 1 計 算 対 象 となるセル 範 囲 と 合 計 を 表 示 する セル 範

計算式の取り扱い

t検定

_責)Wordトレ2-1章_斉

(Microsoft Word - Excel\223\374\226\3452\217\ docx)

[TWCU]LitII10

untitled

目 次 1.はじめに 書 式 の 説 明 表 紙 スケジュール 組 入 れ 基 準 併 用 禁 止 薬 併 用 注 意 薬 同 種 同 効 薬 医 師 モニタリング..

情報処理技能検定試験 表計算2級 手順書

年齢別人数計算ツールマニュアル

Microsoft PowerPoint - 6

Microsoft Office Excel2007(NO.2エクセル初級後編)

Microsoft Word _Office_弥生_活用講座テキスト.doc

入 札 参 加 資 格 申 請 システム 操 作 マニュアル 入 札 参 加 資 格 の 資 格 有 効 ( 変 更 ) 日 を 迎 えると 追 加 届 の 登 録 ができるようになります ( 入 札 参 加 資 格 申 請 の 定 時 受 付 では いずれかの 申 請 先 団 体 から 入 札 参

図 2 エクスポートによるシェープファイルの 新 規 保 存 新 規 保 存 するファイルは,より 分 かりやすい 名 前 をつけて 適 切 なフォルダ(shape フォル ダにまとめておくのがよい) 上 に 保 存 しておく 2 / 10

1

Microsoft Word - 03accessデータベース演習レジメ.doc

左 メニューの[オプション]をクリックします Excel のオプションダイアログが 開 きます 左 パネルの[アドイン]をクリックし Microsoft Office のアドインの 表 示 と 管 理 を 行 います の 最 下 部 の[ 設 定 ]をクリックします アドインダイアログが 開 くので

Microsoft PowerPoint - 医用工学概論実習3.ppt [互換モード]

預 金 を 確 保 しつつ 資 金 調 達 手 段 も 確 保 する 収 益 性 を 示 す 指 標 として 営 業 利 益 率 を 採 用 し 営 業 利 益 率 の 目 安 となる 数 値 を 公 表 する 株 主 の 皆 様 への 還 元 については 持 続 的 な 成 長 による 配 当 可

( 別 紙 ) 以 下 法 とあるのは 改 正 法 第 5 条 の 規 定 による 改 正 後 の 健 康 保 険 法 を 指 す ( 施 行 期 日 は 平 成 28 年 4 月 1 日 ) 1. 標 準 報 酬 月 額 の 等 級 区 分 の 追 加 について 問 1 法 改 正 により 追 加

<4D F736F F D C82CC8AEE91625F87542D F9182AB8AB782A68CE32E646F63>

ていることから それに 先 行 する 形 で 下 請 業 者 についても 対 策 を 講 じることとしまし た 本 県 としましては それまでの 間 に 未 加 入 の 建 設 業 者 に 加 入 していただきますよう 28 年 4 月 から 実 施 することとしました 問 6 公 共 工 事 の

MetaMoJi ClassRoom/ゼミナール 授業実施ガイド

<91808DEC837D836A B5F8F488E528A6D E786C7378>

<4D F736F F D208CA990CF96BE8DD78F918EAE82CC95CF8D >

1. 表 から 値 を 抽 出 する 説 明 1.1. 表 から 値 を 抽 出 するための 関 数 について 説 明 します LOOKUP VLOOKUP HLOOKUP 関 数 は 検 索 値 に 対 応 する 値 を 検 索 値 を 含 む 一 覧 表 から 抽 出 し てくれる 関 数 です

(Microsoft Word - Excel\211\236\227p2\217\315.docx)

パソコンで楽チン、電力管理3169編

<4D F736F F D C97F195CF8AB DEC90E096BE8F912091E6312E313294C52E646F63>

DN6(R04).vin

平 成 28 年 度 版 女 性 のためのパソコン 講 座 講 座 案 内 IF のネスト VLOOKUP 関 数 入 力 規 則 印 刷 テクニック テーブル 機 能 保 護 機 能 など 実 践 エクセル 関 数 4 1 エクセル 上 級 5 1 パソコン&ワード エクセル 入 門 2 日 間

治 験 実 施 管 理 システム NMGCP 向 け Excel 形 式 プロトコール 作 成 手 順 書 V4.0.3 対 応 版 第 1 版 株 式 会 社 富 士 通 アドバンストエンジニアリング All Rights Reserved,Copyright 株 式 会 社 富 士 通 アドバン

PowerPoint プレゼンテーション

文京女子大学外国語学部

PowerPoint プレゼンテーション

01_07_01 データのインポート_エクスポート_1

<4D F736F F D20819C486F70658F6F93588ED297708AC7979D89E696CA837D836A B E A2E646F63>

スライドの 編 集 とリンク スライドのレイアウトやデザインが 決 まったら 文 字 の 編 集 をしたり スライドの 順 序 変 更 やリンク 設 定 をして 見 栄 えの 良 いプレゼンテーションを 作 成 しましょう ファイル MP05 完 成.ppt を 開 き 内 容 を 編 集 していき

問 題 1 次 の 文 章 は Word の 作 業 環 境 および 環 境 の 設 定 変 更 について 述 べたものである にあてはまる 適 切 なものを 解 答 群 { }より 選 び その 記 号 で 答 えよ 設 問 1. は [ウィンドウ]メニューの 表 示 したものである {ア.[ 並

Microsoft Office Word2007(NO.3ワードの活用)

(2)大学・学部・研究科等の理念・目的が、大学構成員(教職員および学生)に周知され、社会に公表されているか

練 習 をはじめる 前 に... 3 試 験 前 にすること... 4 受 験 番 号 名 前 の 入 力... 4 試 験 本 番... 4 注 意 すること... 4 試 験 後 にすること... 4 解 答 の 印 刷... 4 練 習 問 題... 5 処 理 手 順... 6 日 付 時

<4D F736F F D208E52979C8CA78E598BC68F5790CF91A390698F9590AC8BE08CF D6A2E646F6378>

INDEX 2~. はじめに 5~. レポート 作 成 方 法 ~ 担 当 営 業 マン 別 ログイン 回 数 一 覧 ~ 14~. レポート 作 成 方 法 ~ログイン 無 しユーザー 一 覧 ~ 1

<4D F736F F D2090BF8B818AC7979D8B40945C91808DEC837D836A B2E646F63>

CSI情報管理システム

Microsoft PowerPoint - KeySQL50_10g_vlo3.ppt

ワープロソフトウェア

<4D F736F F D AC90D1955D92E CC82CC895E DD8C D2816A2E646F63>

PowerPoint プレゼンテーション

第1回

<4D F736F F D203193FA8AD45F95CA8E86325F89898F4B315F94F093EF8AA98D AD97DF914F82CC8FEE95F182CC8EFB8F C28E8B89BB2E646F63>

PowerPoint プレゼンテーション

内 容 Office2013 の 動 きが 変!... 3 Lesson の 機 能 を 使 ってみる... 5 LESSON2 表 入 力 を 簡 単 にする... 8 Lesson3 簡 単 分 析 LESSON4 書 式 の 設 定... 18

Excel basics

Microsoft PowerPoint - Econometrics pptx

5 セル B9 に=B8+1と 入 力 半 角 入 力 です 以 下 同 様 セル B9 をクリックし=(イコール) 入 力 後 セル B8 をクリックしても B8と 入 力 出 来 ます 6 B9 をクリック カーソルをセルの 左 下 に 持 って 行 き+ 記 号 になった 状 態 で クリック

(Microsoft Word - \212\356\226{\225\373\220j _\217C\220\263\201j.doc)

2 / 13 ページ 第 7 講 ビジネス 表 計 算 の 実 用 テクニック 7-1 ファイルを 開 く 第 6 講 で 保 存 したファイル internet.xlsx を 開 きましょう 数 式 が 表 示 されている 場 合 は 非 表 示 にしておきましょう 7-2 罫 線 A3:C4 A

< F2D93648E718E868EC58B8F30332E6A7464>

Q3 どのようなデータを 見 ることができるのですか A3 分 析 ツール を 実 行 するとマクロが 作 動 し 図 1のような 分 析 ツールトップ 画 面 が 表 示 されます ( 例 : 佐 賀 市 立 佐 賀 小 学 校 ) 今 回 新 たに 追 加 された 分 析 ツールトップ 画 面

< C835B D348B89838F C E786477>

かんたんQR


< 入 力 にあたっての 注 意 事 項 > 応 募 基 本 情 報 の 申 請 は 代 表 申 請 方 式 の 場 合 は 代 表 申 請 を 行 う 応 募 者 が 連 名 申 請 方 式 の 場 合 は 連 名 申 請 する 応 募 者 のうちのいずれかの1 者 が 研 究 体 を 代 表 し

文京女子大学外国語学部

第 1 章 PowerPoint を 始 める 前 に 第 1 章 PowerPoint を 始 める 前 に 1. 最 初 に 考 えること 2. PowerPoint の 画 面 -1- IBR2012-V1.0

全設健発第     号

返還同意書作成支援 操作説明書

く) 取 得 した 特 例 対 象 宅 地 が 2 区 分 にまたがるときは 下 記 の 算 式 を 限 度 とする A 200/400 + B 200/330 + C 200 m2 A 選 択 特 例 対 象 宅 地 等 である 特 定 事 業 用 等 宅 地 等 の 面 積 の 合 計 B 選

Microsoft Word - document doc

< F2D89C692EB834E CC837A815B B83578DEC>

2.4 箇 条 書 のスタイルを 変 更 する 右 クリックして 箇 条 書 と 番 号 付 け を 選 択 する. あとは 少 し 遊 べば, このようなことをやりたい 人 は 理 解 できると 思 います 3 いろいろな 入 力 ワープロを 使 う 上 で 肝 心 な 点 は, 空 白 調 整

前 年 度 の 受 講 希 望 者 数 及 び 修 了 者 数 講 座 名 称 受 講 希 望 者 数 7 人 23 人 7 人 10 人 修 了 者 数 8 人 7 人 単 位 修 得 の 条 件 8 回 目 の 講 義 終 了 後, 通 信 指 導 を 行 い, 合 格 者 に 対 して 単 位

募集新株予約権(有償ストック・オプション)の発行に関するお知らせ

<4D F736F F D20819C B78AFA95DB91538C7689E68DEC90AC289

す 選 択 範 囲 を 移 動 する エクセルでは 選 択 したセル 範 囲 の 境 界 をドラッグして 移 動 するのに 対 して Calc では 選 択 範 囲 そのものをドラッグして 移 動 できます そのため マウスポインタの 位 置 合 わせが 少 し 簡 単 になっ ています ただし 1

PowerPoint プレゼンテーション

平成17年度高知県県産材利用推進事業費補助金交付要綱

2 課 題 管 理 ( 科 学 研 究 費 補 助 金 ) 画 面 が 表 示 されます 補 助 事 業 期 間 終 了 後 欄 の[ 入 力 ] をクリックします [ 入 力 ]ボタンが 表 示 されていない 場 合 には 所 属 する 研 究 機 関 の 事 務 局 等 へお 問 い 合 わせく

問 題 1 次 の 文 章 は 作 業 環 境 について 述 べたものである にあてはまる 適 切 なも のを 解 答 群 { }より 選 び その 記 号 で 答 えよ 設 問 1. < 図 1>はアプリケーションウィンドウの 一 部 である < 図 1>の1の 部 分 を < 図 1> という

Transcription:

ピボットテーブル(Pivot Table)の 使 い 方 データを 表 の 形 で 集 計 分 析 するための 強 力 なツール fact finding から 営 業 日 報 作 りにまで 使 える 汎 用 性 マイクロデータを 扱 う 場 合 Excel のなかでも 特 に 使 える 機 能 0. ピボットテーブルで 扱 うデータの 構 造 0.1 データの 並 びとフィールド 名 ピボットテーブルウィザードは 1 系 統 のデータはワークシートの 列 方 向 に(つまり A 列 は 品 目 B 列 は 売 上 げ 個 数...といった 感 じ) 並 んでいることを 大 前 提 としている これは Excel の 他 の 機 能 と 全 く 同 じである ピボットテーブルに 特 有 の 制 限 は データ 範 囲 の 一 番 上 の 行 ( 先 頭 行 )には データ 系 列 の 名 前 を 表 す 文 字 列 を 入 れる 必 要 があることである この 名 前 を フィールド 名 と 呼 ぶ フィールド 名 1 件 分 のデータ 生 徒 番 号 データの 並 び ピボットテーブルを 作 成 するために 使 うウィザードは フィールド 名 でデータ 系 列 を 管 理 するため 名 前 が 入 っていない 場 合 はそもそもウィザードに 処 理 を 断 られる 複 数 の 系 列 に 同 じ 名 前 が 付 いているのも 当 然 ダメ 長 すぎる 名 前 は 画 面 表 示 上 末 尾 が 切 れてしまうことがある などの 制 限 もあり 名 前 をうまくつける 1 のは 作 業 効 率 を 上 げるためにはかなり 重 要 フィールド 名 1 フィールド 名 2 フィールド 名 3 フィールド 名 4 データ データ データ 1 名 前 を 上 手 く 付 けることが 重 要 なのは 別 にこれに 限 った 話 ではない プログラミングにお ける 関 数 名 もそうだし 新 しい 概 念 にインパクトのある 名 前 をつけることはとても 大 事 1

例 題 1. score.xls のデータから 表 頭 に 出 身 校 表 側 に 性 別 を 配 置 して 英 語 の 平 均 点 を 計 算 したクロス 集 計 表 を 作 成 してみる クロス 集 計 表 をつくるためには ピボットテーブルウ ィザードを 利 用 する ピボットテーブルウィザードの 起 動 ピボットテーブルを 作 成 する 場 合 は [データ(D)]-[ピボットテーブルとピボットグラフレポ ート(P)]から ピボットテーブルウィザードを 起 動 する Excel2000 以 降 の 場 合 は あまり 使 ってないサブメニューが 表 示 されなくなっているので 必 要 に 応 じてメニュー 展 開 ボタン( 下 向 きの 三 角 が2つ 重 なったようなアイコン)を 押 すこ と データソースの 指 定 ウィザードを 起 動 すると 最 初 にデータをどこから 持 ってくるかを 指 定 する 画 面 がでてく る 2

外 部 データベースから 持 ってくるというのも 実 務 的 には 重 要 なことが 多 いが( 例 えば 売 上 げ 管 理 データベースにアクセスできる 権 限 があれば 直 接 必 要 なデータを 呼 び 出 して Excel で 分 析 できる) データベース 自 体 に 関 する 知 識 が 必 要 なのでこの 授 業 では 扱 わない 初 期 のデータソースは Excel のリスト/データベース となっているので このままそれを 使 う データ 範 囲 の 指 定 Excel のリスト データベースを 選 択 した 場 合 は データが 入 っている 範 囲 を 範 囲 指 定 で 指 定 する 指 定 方 法 はグラフなどのデータ 指 定 と 同 じ ただし フィールド 名 が 先 頭 行 にな るように 指 定 すること ピボットテーブル 作 成 位 置 の 指 定 ピボットテーブルを 新 規 に 作 成 したワークシート 上 に 作 るか 既 存 のワークシート 上 に 作 るかを 指 定 する 既 存 のワークシート 上 に 作 る 場 合 は 左 上 の 位 置 をセル 番 地 で 指 定 する 既 存 のワークシート 上 に 作 る 場 合 は 右 方 向 と 下 方 向 が 空 いている 場 所 を 指 定 すること 時 々フィールドの 指 定 違 いなどで 妙 に 大 きな 集 計 表 ができてしまうことがあるが 右 と 下 が 空 いていればデータを 壊 す 心 配 がない 集 計 用 フィールドの 指 定 データとして 選 択 した 範 囲 に 入 っているフィールドのうち どのフィールドを 集 計 の 表 頭 表 側 データとして 使 うかを 指 定 する 要 するにクロス 表 の 内 容 を 指 定 する 一 番 重 要 な 画 面 である 操 作 方 法 は ドラッグ&ドロップが 基 本 フィールド 名 をドラッグして 目 的 の 部 分 にドロップすれば 指 定 できる 列 のフィールド とは 表 頭 に 使 うフィールド 名 を 3

ドロップする 部 分 行 のフォールド とは 表 側 に 使 うフィールド 名 をドロップする 部 分 そして データアイテム とは 集 計 する 時 に 計 算 に 用 いるフィールド 名 をドロップする 部 分 である ページのフィールド は フィールドの 内 容 によって 集 計 表 を 複 数 ページに 分 割 したい 場 合 に 分 割 に 使 うフィールド 名 をドラッグ&ドロップする ドロップすべきフィールド 名 のリストは 下 図 のようなリストとして 提 示 されている こ こからドラッグ&ドロップすればよい 今 回 は 表 頭 が 出 身 校 表 側 が 性 別 集 計 するのは 国 語 の 平 均 点 であるから それぞれ 出 身 校 を 列 のフィールド 性 別 を 行 のフィールド 国 語 を デ ータアイテム にドロップする すると 4

合 計 を 計 算 している のような 表 ができる 確 かに 表 頭 と 表 側 は 正 しいようだが 中 のデータはどうみても 平 均 点 には 見 えない よくよく 見 ると 左 肩 のセルに 合 計 / 国 語 と 書 いてある つまり 平 均 ではなく 合 計 点 を 計 算 しているのである 集 計 方 法 の 変 更 この 場 合 欲 しいのは 平 均 点 であるから 合 計 点 のままでは 困 る このように 集 計 方 法 が 希 望 するものと Excel の Wizard が 判 断 したものと 異 なる 場 合 2 上 図 赤 丸 で 囲 んだ 集 計 方 法 の 書 いてあるセルをダブルクリックすることによってメニューが 開 く 可 能 な 集 計 方 法 は 合 計 データの 個 数 平 均 最 大 値 最 小 値 積 数 値 の 個 数 標 本 標 準 偏 差 標 準 偏 差 標 本 分 散 分 散 などである ここでは 平 均 を 計 算 したいので 平 均 を 選 んで OK を 押 すと 今 度 は 正 しく 平 均 / 国 語 になっており データもいかにも 平 均 値 らしいデータになって 2 既 に 皆 さん 予 想 がつくように このケースでも Excel の Wizard は 結 構 間 抜 けな 判 断 をす る あまり 信 じないように 5

いる 集 計 内 容 の 変 更 発 見 的 なデータ 処 理 を 行 う 場 合 は いろいろなデータ 間 の 相 関 を 見 たい そのためにはデ ータの 組 み 合 わせを 変 えつつクロス 表 を 山 ほど 作 る 必 要 がある このとき ウィザードを 最 初 から 動 かすのは 冗 長 であるしデータ 範 囲 の 指 定 を 間 違 えたりすると 面 倒 であるから f フィールド 名 の 指 定 にすぐ 戻 れると 便 利 ピボットテーブルで 作 成 したクロス 表 をクリックすると フィールド 名 のリストが 再 表 示 される 集 計 に 不 要 になったフィールドは 集 計 表 からドラッグしてフィールド 名 のリス トにドロップすれば 取 り 除 くことができる データアイテムは 左 肩 のセルをドラッグして フィールド 名 リストにドロップすることで 取 り 除 ける 複 数 の 集 計 を 同 時 に 行 う 同 じ 表 頭 と 表 側 で 複 数 のデータを 同 時 に 集 計 することができる たとえば 平 均 や 標 準 偏 差 のような 特 性 値 だけ 計 算 した 場 合 データの 個 数 が 少 ないと 実 際 問 題 としてあまり 意 味 が ない しかし 表 にデータの 個 数 が 入 っていないとそのことが 直 観 的 に 分 かりづらく 1000 個 データがある 場 合 の 平 均 と 1 件 しかないデータの 平 均 を 同 様 に 扱 ってしまう 危 険 が ある このようなケースでは データアイテム に 2 回 同 じデータをドロップすることによって 平 均 と 件 数 を 同 じ 表 に 入 れることができる は 例 として 複 数 科 目 の 平 均 点 を 同 時 に 計 算 しているが 実 際 のデータ 解 析 のときには 平 均 や 標 準 偏 差 のような 特 性 値 とデータの 個 数 を 同 時 に 計 算 するのが 一 番 役 に 立 つ 個 数 が 少 ない 場 合 は 特 性 値 自 体 が 当 てにならないが 特 性 値 だけ 計 算 した 場 合 直 観 的 にそのことが 分 かりづらくなる のような 集 計 表 があった 場 合 国 語 のデータ 件 数 を 表 に 追 加 するためには フィールド 名 リストから 国 語 をもう 一 度 データアイテム 部 分 すなわち 上 図 の の 範 囲 に ドロップすればよい 上 の 表 に 国 語 をもう 一 度 ドロップすると 6

のような 表 ができる このままだと2 回 目 にドロップしたデータが 合 計 / 国 語 になっ ているため 集 計 方 法 を 変 更 する 必 要 がある この 場 合 は 合 計 / 国 語 のセル( 上 図 赤 囲 み)を 右 ボタンクリックして 出 てくるダイアログ から フィールドの 設 定 を 選 ぶことによって の 設 定 ダイアログが 再 度 呼 び 出 せるので これを 用 いて 適 宜 集 計 方 法 を 変 更 すればよい ここでは データの 個 数 を 選 ぶことによって 7

のように 平 均 と 個 数 の 両 方 が 入 ったクロス 集 計 表 を 作 成 することができる 練 習 問 題 1. 例 題 と 同 じ score.xls を 用 いて まず 国 語 算 数 理 科 社 会 英 語 の 合 計 点 を 計 算 し 例 題 と 同 じように 出 身 校 および 性 別 ごとの 平 均 点 とデータの 個 数 が 入 ったクロス 集 計 表 を 作 成 しなさい 練 習 問 題 2. Excel のピボットテーブルレポートは 連 続 データを 区 間 に 区 切 ってカテゴリ 化 する 機 能 を 持 っていないため 点 数 のようなデータを 直 接 ピボットテーブルの 表 頭 や 表 側 のフィール ドに 指 定 すると 大 変 なことになる このことを 表 頭 に 英 語 の 得 点 表 側 に 国 語 の 得 点 を 入 れて 人 数 を 求 めるピボットテーブルを 作 って 確 認 しなさい 練 習 問 題 3 連 続 データを 一 定 区 間 に 区 切 ってカテゴリ 化 する 方 法 はいくつか 考 えられる たとえば IF 関 数 を 用 いてカテゴリ 化 する 除 算 と INT 関 数 を 組 み 合 わせて 階 段 状 のデータに 変 換 して カテゴリ 化 するなどの 方 法 がすぐ 思 いつく 練 習 問 題 2 では 素 点 をそのまま 使 ったが 10 点 階 級 のカテゴリデータに 変 換 して 英 語 と 国 語 の 得 点 階 級 ごとの 人 数 を 求 めなさい Tips. 元 データの 確 認 Excel で 作 成 したピボットテーブルは 元 のデータとの 関 係 を 知 っているため 集 計 表 の 特 定 のセルに 入 っているデータが 実 際 にはどんなデータであるかを 表 示 することが 可 能 である たとえば 例 題 1 の 最 終 的 な 結 果 表 で A 校 出 身 の 男 性 のデータを 見 たければ A 校 男 性 の データ( 平 均 でもデータの 個 数 でもよい)をダブルクリックすれば 新 しいワークシートが 挿 入 され そこに 元 のデータが 全 て 表 示 される この 機 能 は 特 異 な 外 れデータが 出 たと きに データの 中 身 をすぐ 確 認 できて 便 利 Tips. 多 重 クロス 集 計 を 行 う 表 頭 あるいは 表 側 で 複 数 のカテゴリを 組 み 合 わせて 集 計 を 行 う 場 合 は 複 数 のフィールド 8

名 を 表 頭 あるいは 表 側 部 分 にドロップすればよい このような 操 作 を 行 うと 下 図 のような 多 重 クロス 表 が 作 成 できる ただし あまりやりすぎると 見 づらい 表 ができるので 注 意 単 にデータを 分 割 したいだけで 別 の 表 になっていてもかまわないなら ページのフィー ルド を 使 って 複 数 の 表 に 分 割 した 方 が 見 通 しはよくなる 練 習 問 題 4. pivot.xls の 成 績 データはある 高 校 での 成 績 データである 内 申 平 均 点 は この 高 校 の 学 区 内 にある 3 中 学 校 (A, B, C)での 成 績 ( 相 対 評 価 )を 平 均 したものとなっている 科 目 毎 の 成 績 は 高 校 で 実 施 した 試 験 の 結 果 ( 絶 対 評 価 )を 示 している 4-1 出 身 中 学 ごとに 内 申 平 均 点 の 分 布 を 横 軸 を 内 心 平 均 点 縦 軸 を 人 数 としたグラフに 図 示 しなさい(ヒント ピボットテーブルで 作 成 した 表 を 加 工 する 場 合 は 形 式 を 選 択 して 貼 り 付 け 機 能 で 値 だけ 複 写 すると 扱 いやすい) 4-2 5 科 目 の 平 均 得 点 の 分 布 を 中 学 毎 に 分 けて 同 一 のグラフに 図 示 しなさい ただし 平 均 得 点 分 布 は 1 点 階 級 で 描 くこと 4-3 高 校 で 実 施 した 試 験 結 果 が 正 しく 生 徒 の 学 力 を 評 価 できていると 仮 定 した 場 合 学 区 内 の 3 中 学 の 学 力 水 準 には 差 があると 考 えられるか また 差 があると 考 えられる 場 合 にはど のように 差 があるのかを 示 しなさい 9