クレーン 等 搬 送 装 置 及 び 玉 掛 け 用 具 管 理 規 定 NAVFAC P-307 DECEMBER 2009 CHANGE 1 March 2011 CHANGE 2 August 2011 CHANGE 3 June 2012
NAVFAC P-307 を 次 のアドレス http:/portal.navfac.navy.mil/ncc にアクセスしてダウン ロードすることができます 印 刷 版 の 注 文 は https://nll.ahf.nmci.navy.mil/(pki デジタ ル 認 証 必 要 )にアクセスするか 以 下 の 問 合 せ 先 にお 問 い 合 わせ 下 さい Naval Inventory Control Point ATTN: NAVICP 03334 Room 3200 700 Robbins Avenue Philadelphia, PA 19111-5098 Phone: (215) 697-2626 DSN: 442-2626 Fax: (215) 697-5914 在 庫 番 号 - 0525-LP-109-7546 機 密 保 持 要 件 が 強 化 されたことにより the Naval Logistics Library にアクセスするに は System Authorization Access Request (SAAR) の 提 出 が 必 須 となります 上 記 の SAAR に 関 する 詳 細 および 書 式 については the Naval Inventory Control Point ヘルプデ スクにお 問 い 合 わせ 下 さい
Official Text( 正 文 ) This publication is a Japanese version of NAVFAC P-307 (December 2009) with Change 1, Change 2 and Change 3, translated by Lifting and Handling Department (Code 700) of U.S. Naval Ship Repair Facility and Japan Regional Maintenance Center, Yokosuka. Translations are to be used solely as reference material to aid in the understanding of English regulations. Should any inconsistency arise between the English and Japanese versions of NAVFAC P-307 (December 2009) with Change 1, Change 2 and Change 3, the English version shall prevail. Code 700 will not be responsible for any consequence resulting from use of the information on this publication. 本 書 は 米 海 軍 横 須 賀 艦 船 修 理 廠 日 本 地 区 造 修 統 括 本 部 クレンー 管 理 部 (コード 700)が NAVFAC P-307(2009 年 12 月 版 )ならびに 改 正 1 改 正 2 および 改 正 3 の 英 語 版 を 翻 訳 したものです なお 翻 訳 はあくまで 英 語 の 規 則 の 理 解 を 助 けるための 参 考 資 料 です NAVFAC P-307(2009 年 12 月 版 )ならびに 改 正 1 改 正 2 および 改 正 3 の 英 語 版 と 日 本 語 版 の 間 で 矛 盾 が 生 じた 場 合 英 語 版 を 優 先 するものとします コー ド 700 は 本 書 の 利 用 によって 生 じたいかなる 問 題 について 責 任 を 負 うものではあり ません
序 文 本 書 は 海 軍 の 陸 上 施 設 にあるクレーン 等 搬 送 装 置 ( 以 下 WHE と 略 す)および 非 海 軍 施 設 における WHE の 管 理 保 守 検 査 試 験 認 証 改 造 修 理 および 運 転 に 係 る 海 軍 統 一 プログラムを 規 定 するものである 本 書 の 目 的 は 機 器 の 安 全 な 運 転 を 確 保 し 安 全 で 効 率 的 な 荷 役 作 業 の 実 施 を 確 保 し かつ 機 器 の 最 適 な 耐 用 年 数 を 確 保 すること にある SECNAVINST 11260.2 は Naval Facilities Engineering Command (COMNAVFACENGCOM) 司 令 官 に 対 し 陸 上 で 使 用 される WHE に 係 る 海 軍 の 包 括 的 管 理 任 務 を 命 じるとともに 海 軍 クレーンセンター (NCC) の 設 立 を 認 めるものである 海 軍 クレーンセンター 指 揮 官 は 海 軍 WHE の 安 全 および 信 頼 性 に 関 わる 諸 事 項 について 海 軍 司 令 長 官 および 軍 事 施 設 環 境 担 当 の 海 軍 次 官 補 に 直 接 報 告 する 権 限 を 有 する SECNAV 11260.2 は COMNAVFACENGCOM 発 令 の 方 針 および 指 示 に 従 い WHE プロ グラムを 策 定 し これを 遵 守 するよう 命 じるものである 海 軍 クレーンセンターの 責 務 には 以 下 を 含 む NAVFACINST 11450.1 に 従 い 所 定 の 形 式 の WHE を 調 達 する WHE の 設 計 保 守 試 験 認 証 および 運 転 に 係 る 方 針 を 策 定 する WHE に 携 わる 要 員 の 教 育 要 件 および 資 格 要 件 を 策 定 する WHE を 所 有 ならび に 運 転 する 部 隊 を 監 査 する 特 別 な 計 画 に 属 するクレーンの 部 隊 認 証 の 確 認 を 行 う WHE および OSHA 規 則 により 公 認 の 認 可 が 要 求 される 関 連 機 器 の 認 証 を 行 う 機 器 の 不 具 合 の 傾 向 を 追 跡 調 査 し さらに クレーン 安 全 勧 告 ならびに 不 具 合 通 知 を 発 行 する クレーン 事 故 のデータを 収 集 するとともに 重 大 事 故 の 事 故 調 査 ならびに 事 故 から 得 た 教 訓 を 公 表 する クレーンの 改 造 に 係 る 審 査 および 承 認 を 行 う 所 定 の WHE の 設 定 管 理 を 維 持 する 技 術 的 な 支 援 を 提 供 する 本 書 は SECNAV および COMNAVFACENGCOM 方 針 により 必 要 に 応 じて 工 業 規 格 を 採 用 している 海 軍 クレーンセンターから 事 前 の 許 可 なく これらの 基 準 から 逸 脱 する ことを 認 めていない 本 書 は NAVFAC P-307 2006 年 6 月 版 に 代 わり 優 先 されるものである 本 書 は SECNAVINST 5600.16 に 定 めるところにより 見 直 され 承 認 を 受 けたものである 改 正 内 容 は それぞれの 該 当 ページに 注 釈 されており さらに 改 正 の 概 要 において 解 説 する 海 軍 の 陸 上 部 隊 は 特 別 の 指 示 がある 場 合 を 除 いて 1 年 以 内 に 改 正 事 項 に 完 全 に 従 わ なければならない W.G. SHEAR JR. Rear Admiral, CEC, U.S. Navy Commander Naval Facilities Engineering Command i
許 可 承 認 下 記 文 献 の 一 部 複 製 許 可 を 米 国 機 械 技 師 協 会 (The American Society of Mechanical Engineers) から 受 けている ASME B30.2, 天 井 クレーンおよびガントリクレーン( 上 面 走 行 ブリッジ 単 複 ガーダ 上 面 走 行 式 ホイスト) ASME B30.4, ポータルクレーン タワークレーン ポスト 形 クレーン ASME B30.5, 移 動 式 クレーンおよび 鉄 道 クレーン ASME B30.6, デリック ASME B30.9, スリング ASME B30.22, 屈 曲 式 ブームクレーン ii
改 定 内 容 の 記 録 本 ページは P-307 本 版 への 今 後 の 改 定 を 記 録 するために 用 意 されたものである 改 定 番 号 日 付 タイトルまたは 改 定 の 内 容 記 録 者 名 1 3/31/2011 NDT 頻 度 移 動 式 クレー ンの 試 験 弾 薬 取 り 扱 い に 係 るコンプレックスリ フトルール 建 設 におい て 使 用 される 海 軍 クレー ンに 関 わる OSHA 改 正 ル ール 海 軍 クレーンセ ンター 2 8/11/2011 他 のサービスが 所 有 し かつ 海 軍 の 部 隊 で 操 作 されるクレーン 新 たにクレーンを 調 達 オーバーホール 他 の 方 針 について 明 確 化 海 軍 クレーンセ ンター 3 6/20/2012 弾 薬 運 搬 に 関 するコンプ レックスリフトルール 表 5-1 機 器 経 歴 ファイル の 記 述 誤 りを 訂 正 海 軍 クレーンセ ンター iii CHANGE 1 March 2011
改 定 の 概 要 この 改 定 の 概 要 は 利 用 者 にNAVFAC P-307の 旧 版 を 改 定 した 箇 所 を 確 認 しやすくする ために 設 けられたものである 文 章 内 の 変 更 箇 所 を 左 側 余 白 および 右 側 余 白 の 縦 線 で 示 す ページ 番 号 のみの 変 更 については 縦 線 で 示 さない 代 わりに この 改 定 の 概 要 に 記 述 する 1.4.k 項 OSHA の 建 設 の 定 義 を 特 別 な 定 義 に 追 加 した 1.7.1 項 移 動 式 クレーンに 係 る 新 試 験 荷 重 を 反 映 するために 変 更 した 1.7 項 玉 掛 け 用 具 および 多 用 途 型 機 械 に 係 る 要 件 を 追 加 した 1-7 ページ ページ 番 号 のみ 変 更 した 1.7.2.c 項 建 設 で 使 用 するクレーンの 運 転 士 に 係 る 要 件 を 追 加 した 1.7.2.g 項 OSHA の 参 照 を 更 新 した 1.7.2.j 項 建 設 で 使 用 するクレーンの 合 図 員 に 係 る 要 件 を 追 加 した 1.7.2.1 項 建 設 で 使 用 するタワークレーンに 係 る 要 件 を 追 加 した 1-11 ページ ページ 番 号 のみ 変 更 した 1-12 ページ ページ 番 号 のみ 変 更 した 1-13 ページ ページ 番 号 のみ 変 更 した 1-14 ページ ページ 番 号 のみ 変 更 した 3.3 項 明 確 にするために 変 更 した 今 後 補 足 荷 重 試 験 状 態 検 査 証 明 書 が 移 動 式 ク レーンには 必 須 である 3.5.3.h 項 クレーンの 組 立 ておよび 分 解 に 係 る 新 しい 追 加 要 件 を 相 互 に 参 照 する 新 しい 項 目 3.5.3.1.1 項 明 確 にするために 変 更 した 3.5.3.1.2 項 明 確 にするために 変 更 した 3.5.7 項 移 動 式 クレーンに 係 る 新 試 験 荷 重 を 反 映 するために 変 更 した iv CHANGE 1 March 2011
3.7.1 項 移 動 式 クレーンに 係 る 新 試 験 荷 重 を 反 映 するために 変 更 した 3.7.1.1 項 ウォーターバッグ 型 試 験 荷 重 はカテゴリー4 クレーンには 使 用 できない 事 を 明 確 にした 3.8.2 項 移 動 式 クレーンに 係 る 新 試 験 荷 重 を 反 映 するために 変 更 した 3.8.3 項 建 設 で 使 用 する 移 動 式 クレーンを 積 載 するために 使 用 するバージに 係 る 要 件 を 追 加 した 3-12 ページ ページ 番 号 のみ 変 更 した 図 3-1 移 動 式 クレーンの 新 試 験 を 反 映 するために 変 更 した 図 3-2 移 動 式 クレーンの 新 試 験 を 反 映 するために 変 更 した 表 5-1 (2) 項 建 設 で 使 用 する 移 動 式 クレーンに 係 る 追 加 要 件 (6) 項 明 確 にするために 変 更 した (33) 項 新 しい NDT 要 件 に 係 るフックの 材 質 を 記 録 保 存 する 新 項 目 6.1.2 項 建 設 で 使 用 する 海 軍 クレーンを 運 転 する 契 約 業 者 に 係 る 新 要 件 6.1.3 項 段 落 番 号 のみ 変 更 した 6-12 ページ ページ 番 号 のみ 変 更 した 6.2.5 項 明 確 にするために 変 更 した 9.1 項 建 設 で 使 用 する 海 軍 クレーンの 勤 務 毎 の 点 検 に 係 る 新 要 件 9.1.2.1.5 項 建 設 で 使 用 する 浮 きクレーンの 使 用 前 点 検 に 係 る 新 要 件 9.2 項 明 確 にするために 変 更 した 9-8 ページ ページ 番 号 のみ 変 更 した 9-9 ページ ページ 番 号 のみ 変 更 した v CHANGE 1 March 2011
10.2.2.3.1 項 建 設 で 使 用 するクレーンの 運 転 安 全 装 置 一 般 安 全 装 置 および 運 転 補 助 装 置 に 係 る 新 要 件 10.3 項 明 確 にするために 変 更 した OEM が 提 供 しない 場 合 に 部 隊 が 取 扱 説 明 書 を 作 成 する 要 件 について 明 確 にした 10.4.a 項 コンプレックスリフトおよび 爆 発 物 のつり 上 げに 関 して NAVSEA OP-5 と NAVFAC P-307 との 関 連 性 を 明 確 にした 10.4.1 項 および 削 除 した 注 記 コンプレックスリフトのルールに 対 する 例 外 事 項 を 明 確 にした 10-6 ページ ページ 番 号 のみ 変 更 した 10.4.1.2.c 項 傾 斜 装 置 を 使 用 して 弾 薬 のつり 上 げはコンプレックスリフトであること を 明 確 にした 10.5 項 所 定 の 荷 重 表 示 装 置 の 形 式 と 表 示 器 について 明 確 にした 10.5.2 項 クレーンの 運 転 または 組 立 ておよび 分 解 に 求 められる 地 盤 の 状 態 について 要 点 を 記 述 した 10.6 項 音 声 を 転 送 する 装 置 および 指 示 に 係 る 要 点 を 記 述 した 10.7 項 つり 荷 が 落 下 する 区 域 に 立 ち 入 りが 許 される 作 業 員 に 係 る 要 点 を 記 述 した 10.7.1 項 作 業 区 域 の 管 理 に 係 る 新 要 件 10.7.2 項 段 落 番 号 のみ 変 更 した 10.7.3 項 クレーンの 組 立 ておよび 分 解 に 係 る 追 加 要 件 10.7.3.2 項 組 立 ておよび 分 解 中 のアウトリガーおよびスタビライザーに 係 る 要 件 10.7.3.3 項 組 立 て 後 の 検 査 要 件 10.7.3.4 項 ラチスブーム 組 立 ておよび 分 解 に 係 る 特 別 要 件 10.7.3.5 項 架 空 送 配 電 線 付 近 での 組 立 ておよび 分 解 要 件 10.8.b 項 OSHA 参 照 を 更 新 した 10.8.c 項 OSHA 要 件 を 更 新 した vi CHANGE 1 March 2011
10.8.2 項 OSHA 要 件 を 更 新 した 10.8.2.1 項 OSHA 要 件 を 更 新 した 10.8.2.2 項 OSHA 要 件 を 更 新 した 10.8.2.3 項 OSHA 要 件 を 更 新 した 10.11.1 項 OSHA 要 件 を 更 新 した 10.11.1.1 項 送 電 電 圧 が 350KV 未 満 の 場 合 の 最 低 離 隔 距 離 は 現 在 20 フィートで 350KV を 超 える 場 合 には 50 フィートである 所 定 の 作 業 区 域 の 定 義 10.11.1.2 項 打 ち 合 わせの 計 画 と 所 定 の 監 視 人 に 係 る 詳 しい 要 件 10.11.1.3 項 運 転 士 が 設 置 した 警 告 ロープを 視 認 できない 場 合 の 追 加 要 件 について 詳 し く 説 明 10.11.1.4 項 送 配 電 線 下 での 作 業 10.11.1.5 項 通 信 塔 付 近 での 作 業 10.11.1.6 項 送 配 電 線 下 での 移 動 10-21 ページ ページ 番 号 のみ 変 更 した 10-22 ページ ページ 番 号 のみ 変 更 した 10-23 ページ ページ 番 号 のみ 変 更 した 10-24 ページ ページ 番 号 のみ 変 更 した 10-25 ページ ページ 番 号 のみ 変 更 した 10-26 ページ ページ 番 号 のみ 変 更 した 図 10-3 最 低 必 要 離 隔 距 離 を 更 新 した 附 則 E 1.1 項 公 称 試 験 荷 重 を 変 更 試 験 荷 重 が 該 当 するクレーンを 明 確 にした 1.4 項 NDT を 実 施 するためにフックの 分 解 を 要 求 した vii CHANGE 1 March 2011
1.4.1 項 参 照 を 更 新 した 1.4.3 および 1.4.3.1 項 特 定 のフックに 係 る 新 しい 特 別 要 件 および 目 視 検 査 要 件 1.4.4 項 フック NDT 要 件 を 変 更 した 1.4.4.1 項 小 さな 穴 の 内 部 の NDT 適 用 範 囲 を 明 確 にした 変 更 した NDT 要 件 に 合 わせて 要 件 を 更 新 した 1.4.5 項 検 査 業 者 に 係 る 要 件 を 変 更 した 1.4.6 項 フックの 識 別 に 係 る 要 件 を 更 新 した 1.5.4 項 NDT 要 件 を 変 更 した E-6 ページ ページ 番 号 のみ 変 更 した E-7 ページ ページ 番 号 のみ 変 更 した E-8 ページ ページ 番 号 のみ 変 更 した E-9 ページ ページ 番 号 のみ 変 更 した E-10 ページ ページ 番 号 のみ 変 更 した E-11 ページ ページ 番 号 のみ 変 更 した E-12 ページ ページ 番 号 のみ 変 更 した E-13 ページ ページ 番 号 のみ 変 更 した E-14 ページ ページ 番 号 のみ 変 更 した E-15 ページ ページ 番 号 のみ 変 更 した E-16 ページ ページ 番 号 のみ 変 更 した 5. 項 クレーンの 種 類 ごとに 該 当 する 試 験 および 概 要 説 明 を 明 確 にした 5.1 項 移 動 式 クレーンの 新 しい 公 称 試 験 荷 重 を 定 格 荷 重 の 105 パーセントとす る viii CHANGE 1 March 2011
5.2 項 安 定 度 試 験 に 代 えて 荷 重 モーメントを 反 映 するために 更 新 した 5.3 項 明 確 にするために 変 更 した 5.4 項 ラチスブームクレーンを 含 めた 伸 縮 ブームクレーンに 係 る 試 験 をすべて 変 更 した 5.5 項 ラチスブームクレーンに 係 る 試 験 をすべて 変 更 した 5.6 項 段 落 番 号 のみ 変 更 した 5.7 項 新 しい 参 照 試 験 を 採 り 入 れるために 試 験 を 変 更 した 5.8 項 新 しい 参 照 段 落 を 採 用 するために 変 更 した 5.8.1 項 ページ 番 号 のみ 変 更 した 5.8.1.a 項 ページ 番 号 のみ 変 更 した 5.8.1.d 項 注 ページ 番 号 のみ 変 更 した 5.8.2 項 ページ 番 号 のみ 変 更 した 5.8.3 項 ページ 番 号 のみ 変 更 した 5.8.4 項 ページ 番 号 のみ 変 更 した 5.8.4.1 項 新 しい 参 照 段 落 を 採 用 するために 変 更 した 5.9 項 段 落 番 号 のみ 変 更 した E-32 ページ ページ 番 号 のみ 変 更 した E-33 ページ ページ 番 号 のみ 変 更 した E-34 ページ ページ 番 号 のみ 変 更 した E-35 ページ ページ 番 号 のみ 変 更 した E-36 ページ ページ 番 号 のみ 変 更 した E-37 ページ ページ 番 号 のみ 変 更 した ix CHANGE 1 March 2011
8 項 タイヤ 式 ガントリクレーンの 適 用 範 囲 を 明 確 にした 8.1 項 試 験 荷 重 を 105 パーセントに 変 更 した E-39 ページ ページ 番 号 のみ 変 更 した E-40 ページ ページ 番 号 のみ 変 更 した 附 則 N 1.5.i 項 建 設 合 図 員 の 教 育 および 資 格 に 係 る 新 要 件 1.7 項 注 c,d,c,e および f 建 設 合 図 員 の 教 育 に 係 る 新 要 件 N-5 ページ ページ 番 号 のみ 変 更 した 附 則 P 附 則 Q P-2, 契 約 業 者 クレーンまたは 玉 掛 け 作 業 チェックリスト OSHA の 参 照 を 更 新 し た P-2, 契 約 業 者 クレーンまたは 玉 掛 け 作 業 チェックリスト 列 記 した 項 目 の 番 号 を 付 け 直 した 参 照 39, 40, 41 SAE J122 を 削 除 して 番 号 を 付 け 直 した x CHANGE 1 March 2011
改 定 の 概 要 この 改 定 の 概 要 は 利 用 者 にNAVFAC P-307の 旧 版 を 改 定 した 箇 所 を 確 認 しやすくする ために 設 けられたものである 文 章 内 の 変 更 箇 所 を 左 側 余 白 および 右 側 余 白 の 縦 線 で 示 す ページ 番 号 のみの 変 更 については 縦 線 で 示 さない 代 わりに この 改 定 の 概 要 に 記 述 する 1.1. 項 共 同 基 地 および 他 の 基 地 の 海 軍 部 隊 は WHE が 誰 の 所 有 であるかに 関 係 なく P-307 に 従 う 必 要 があることを 明 確 にした WHE の 調 達 およびオーバーホールに 関 す る 参 照 規 則 を 追 加 した 1-2 ページ ページ 番 号 のみ 変 更 した 1.3.3. 項 SSP OD および NAVSEA 弾 薬 運 搬 機 器 は 本 書 が 適 用 される 弾 薬 運 搬 機 器 ( 第 14 章 型 機 器 およびクレーン 以 外 )からは 除 外 されることを 明 確 にした これは 変 更 ではなく 明 確 化 である 1-4 1-5 1-6 および 1-7 ページ ページ 番 号 のみ 変 更 した 1.7.2.e 項 誤 字 を 訂 正 した 最 初 の 文 章 中 にある or から of に 変 更 した 1-9 および 1-10 ページ ページ 番 号 のみ 変 更 した 1.7.3 項 海 軍 の 部 隊 において 海 軍 の 要 員 が 非 海 軍 所 有 の WHE を 操 作 する 場 合 の 要 件 を 説 明 する 段 落 を 追 加 した 1.8 項 共 同 基 地 において 海 軍 の 部 隊 がテナントとして 駐 留 し かつ クレーンサービ スの 提 供 者 ではない 場 合 の 要 件 を 明 確 にした この 説 明 は 追 加 が 加 えられた 1.7.3 項 の 要 件 を 採 り 入 れたものである 共 同 基 地 において 海 軍 がクレーンサービスの 提 供 者 で ある 場 合 の 要 件 は 現 行 のとおりとする 1.9 項 非 海 軍 所 有 で かつ 非 海 軍 が 操 作 する WHE に 対 して 海 軍 の 要 員 が 検 査 保 守 試 験 または 認 証 を 行 う 場 合 の 要 件 を 明 確 にするために 段 落 を 移 動 して 番 号 を 付 け 替 えた 1.10 1.11 1.12 および 1.13 項 段 落 番 号 のみ 変 更 した xi CHANGE 2 August 2011
改 定 の 概 要 この 改 定 の 概 要 は 利 用 者 にNAVFAC P-307の 旧 版 を 改 定 した 箇 所 を 確 認 しやすくする ために 設 けられたものである 文 章 内 の 変 更 箇 所 を 左 側 余 白 および 右 側 余 白 の 縦 線 で 示 す ページ 番 号 のみの 変 更 については 縦 線 で 示 さない 代 わりに この 改 定 の 概 要 に 記 述 する 表 5-1 (9) 項 海 軍 クレーンセンターウェブサイト 上 の 改 定 2 版 において 誤 って 削 除 さ れていた 項 目 を 追 加 した 10.4.a. 項 弾 薬 運 搬 に 関 するコンプレックスリフトルールを 明 確 にした 10.4.1.d 項 容 量 の 80 パーセントを 超 えるつり 上 げによってコンプレックスリフトに 該 当 するという 要 件 から 弾 薬 をつり 上 げるカテゴリー 3 クレーンを 除 外 した 10.4.1.2 項 弾 薬 を 運 搬 するクレーンに 関 するコンプレックスリフト 要 件 のルールを 監 督 者 が 説 明 することを 明 確 にした 10.4.1.2.a 項 10.4.1.d 項 に 例 外 を 注 記 した xii CHANGE 3 June 2012
目 次 序 文 許 可 承 認 改 正 内 容 の 記 録 改 正 の 概 要 i ii iii iv 章 1 総 括 1-1 2 保 守 2-1 3 使 用 許 可 認 証 3-1 4 改 造 4-1 5 機 器 経 歴 ファイル 5-1 6 運 転 士 免 許 制 度 6-1 7 運 転 士 の 資 格 および 試 験 7-1 8 免 許 取 得 手 順 および 書 類 作 成 8-1 9 運 転 士 が 行 う 点 検 9-1 10 安 全 運 転 10-1 11 追 加 要 件 11-1 12 クレーンおよび 玉 掛 け 用 具 事 故 の 事 故 調 査 および 報 告 12-1 13 教 育 および 資 格 13-1 14 玉 掛 け 用 具 およびその 他 の 機 器 14-1 附 則 A 専 門 用 語 集 A-1 B クレーン 等 搬 送 装 置 の 種 類 B-1 C カテゴリー1 クレーンの 年 次 保 守 検 査 仕 様 と 記 録 C-1 D カテゴリー2およびカテゴリー3 クレーンの 年 次 保 守 検 査 仕 様 と 記 録 D-1 E クレーン 試 験 手 順 E-1 F 荷 重 支 持 部 品 荷 重 制 御 部 品 および 運 転 安 全 装 置 の 例 F-1 G カテゴリー1 クレーンおよびカテゴリー4 クレーン 運 転 士 筆 記 試 験 基 本 問 題 G-1 H カテゴリー2 および 運 転 室 付 きカテゴリー3 クレーン 運 転 士 筆 記 試 験 基 本 問 題 H-1 I 移 動 式 ボートホイストおよびタイヤ 式 ガントリクレーン 運 転 士 筆 記 試 験 基 I-1 本 問 題 J カテゴリー1 クレーンおよびカテゴリー4 クレーン 運 転 士 運 転 実 技 試 験 要 領 J-1 K カテゴリー2 クレーンおよび 運 転 室 付 きカテゴリー3 クレーン 運 転 士 運 転 実 技 試 験 要 領 K-1 L 移 動 式 ボートホイスト 運 転 士 およびタイヤ 式 ガントリクレーン 運 転 士 運 転 実 技 試 験 要 領 L-1 M 海 軍 クレーンセンターによる 第 三 者 認 証 の 手 順 M-1 N 個 人 資 格 N-1 O クレーン 改 造 申 請 に 関 する 海 軍 クレーンセンター 方 針 および 指 針 O-1 P 契 約 業 者 クレーン 要 件 P-1 Q 参 考 文 献 Q-1 R 関 連 文 書 R-1 xi
目 次 索 引 索 引 -1 図 表 1-1 説 明 一 部 変 更 改 定 要 請 書 1-13 2-1 クレーン 等 搬 送 装 置 不 具 合 報 告 書 2-6 3-1 荷 重 試 験 状 態 検 査 証 明 書 3-14 3-2 荷 重 試 験 状 態 検 査 証 明 書 ( 移 動 式 クレーン 試 験 の 補 足 ) 3-15 3-3 クレーン 状 態 検 査 記 録 3-16 4-1 クレーン 改 造 申 請 書 4-9 4-2 必 須 改 造 申 請 書 4-12 8-1 クレーン 運 転 免 許 申 請 書 8-5 8-2 クレーン 運 転 士 免 許 8-7 8-3 クレーン 運 転 士 免 許 記 録 8-8 9-1 クレーン 日 常 点 検 表 9-10 10-1 クレーンの 標 準 手 信 号 10-25 10-2 天 井 クレーン ガントリクレーンの 標 準 手 信 号 10-28 10-3 送 電 線 付 近 でクレーンおよびつり 荷 を 扱 う 作 業 における 危 険 区 域 10-29 11-1 ワイヤロープ 端 末 止 め 方 法 11-6 12-1 クレーン 玉 掛 け 用 具 事 故 報 告 書 12-5 12-2 クレーン 玉 掛 け 用 具 ニアミス 報 告 書 12-7 14-1 目 通 しつり 角 度 14-12 M-1 クレーン デリック およびその 他 の 荷 役 装 置 のユニット 試 験 および/また M-3 は 検 査 証 明 書 M-2 認 証 検 査 時 に 発 見 した 不 具 合 の 所 有 者 への 報 告 書 M-4 P-1 コンプライアンス 証 書 P-1 P-2 契 約 者 業 者 クレーン 運 転 チェックリスト P-2 表 5-1 機 器 経 歴 ファイル 5-1 11-1 設 置 方 法 に 応 じた 負 荷 定 格 11-2 13-1 クレーン 業 務 従 事 者 の 必 須 講 習 13-4 14-1 初 期 定 期 荷 重 試 験 の 試 験 荷 重 の 割 合 定 期 荷 重 試 験 の 頻 度 および 定 期 検 査 の 頻 度 14-7 14-2 チェーンスリングリンクのあらゆる 箇 所 における 最 低 許 容 厚 さ 14-8 14-3 各 種 ワイヤロープスリングの 効 率 係 数 14-11 14-4 スリングを 目 通 しつりにした 場 合 の 定 格 荷 重 14-12 14-5 肩 付 きアイボルトの 負 荷 荷 重 14-21 xii
第 1 章 総 括 1.1 序 文 本 書 は 海 軍 の 所 有 または 海 軍 施 設 部 隊 (NAVFAC) の 技 術 承 認 下 あるい はその 両 方 においてクレーン 等 搬 送 装 置 玉 掛 け 用 具 (WHE) の 保 守 点 検 試 験 認 証 修 理 改 造 操 作 および/または 使 用 に 関 する 要 件 を 規 定 するものである 対 象 となる 部 隊 には 海 軍 陸 上 部 隊 海 軍 建 設 部 隊 (NCF) 海 軍 特 殊 部 隊 (SOU) 海 軍 建 設 トレー ニングセンター (NCTC) が 含 まれている さらに 陸 上 を 拠 点 とする WHE を 運 転 する 海 軍 艦 隊 および 分 隊 のほかに 共 同 基 地 および 他 の 軍 事 施 設 および 機 関 の 基 地 に 駐 留 する 海 軍 部 隊 が 含 まれる これらの 基 準 は すべての 該 当 機 器 に 関 する 最 低 要 件 である 本 書 は 本 書 に 該 当 する 機 器 の 保 守 点 検 試 験 認 証 修 理 改 造 および 操 作 に 関 す る OSHA 適 用 要 件 を 満 たし またはそれを 上 回 るものである WHE の 調 達 および 既 設 の WHE オーバーホールについては NAVCRANECENINST 11450.1 に 掲 げる 方 針 に 従 わ なければならない その 指 令 書 は 海 軍 クレーンセンターウェブサイト https://portal.navfac.navy.mil/ncc から 入 手 できる 1.1.1. 例 外 本 書 の 一 部 が 軍 事 的 な 特 殊 任 務 において 軍 事 任 務 の 遂 行 を 厳 密 に 妨 げる ような 場 合 NCF および SOU の 部 隊 は その 部 分 に 従 うことから 免 除 される これに は 高 架 桟 橋 モジュラー (ELCAS M ) 高 架 桟 橋 海 軍 艀 (ELCAS NL ) の 他 に 緊 急 の 出 港 作 業 や 行 動 も 含 まれる 当 該 部 隊 の 司 令 官 は 常 に 危 険 を 伴 うこれらの 任 務 が 最 も 安 全 な 方 法 で 遂 行 されるようあらゆる 手 立 てを 尽 くさなければならない 必 要 な 訓 練 要 領 および 標 準 作 業 要 領 を 定 め これらの 見 直 しは 毎 年 行 わなければならない 1.2. 目 的 本 書 の 目 的 は a. 製 造 元 (OEM) により 該 当 機 器 の 各 ユニットにもともと 備 わる 安 全 性 と 信 頼 性 のレベルを 維 持 する b. 最 適 な 耐 用 年 数 を 確 保 する c. WHE の 保 守 検 査 試 験 認 証 技 術 管 理 玉 掛 け 作 業 運 転 に 従 事 する 全 要 員 に 対 する 訓 練 および 認 定 基 準 を 定 める d. WHE の 安 全 なつり 上 げ 能 力 および 制 御 能 力 を 確 保 し かつ 本 書 に 規 定 の 技 術 検 査 試 験 認 証 資 格 運 転 および 玉 掛 け 要 件 における 安 全 な 作 業 方 法 を 普 及 する 1.3. 該 当 機 器 1.3.1. 第 1 章 から 第 12 章 第 1 章 から 第 12 章 は 次 の 種 類 の 機 器 に 適 用 される 陸 上 部 隊 のバージ 搭 載 形 クレーン(カテゴリー1 からカテゴリー4 まで)も 含 まれる 1-1 CHANGE 2 August 2011
カテゴリー1 クレーン ポータルクレーン ハンマーヘッドクレーン ロコクレーン デリック 浮 きクレーン (YD) タワークレーン コンテナクレーン トラック クルーザー クローラ 倉 庫 / 産 業 用 クレーン およびドラグライン 杭 打 ち クラムシェル マグネット バケット 作 業 用 クレーンを 含 む 移 動 式 クレ ーン(カテゴリー4 の 表 示 があるものを 除 く) 航 空 機 用 クラッシュクレーン 自 走 式 または 牽 引 式 を 含 む 移 動 式 ボートホイスト タイヤ 式 ガントリクレーン カテゴリー2 およびカテゴリー3 クレーン(クレーンの 認 証 荷 重 が 20,000 ポンド 以 上 のクレーンはカテゴリー2 とする 認 証 荷 重 が 20,000 ポンド 未 満 のクレーンは カテゴリー3 とする ) 天 井 走 行 クレーン( 懸 垂 形 クレーンの 軌 道 とハンガーサポートを 含 む) ガントリクレーン(レール 式 ) 壁 クレーン ジブクレーン ダビット 塔 形 クレーン 塔 形 ジブクレーン モノレールおよび 付 属 ホイスト( 軌 道 スイッチ およびハンガーサポートを 含 む) 固 定 式 手 動 ホイストおよび 動 力 ホイスト(1.3.2 項 に 定 義 され かつ 第 14 章 に て 扱 われるポータブル 手 動 ホイストおよび 動 力 ホイスト 部 隊 がこれらをカテゴ リー2 またはカテゴリー3 クレーンとして 扱 う 選 択 をした 場 合 に 限 る)を 含 む 固 定 式 天 上 ホイスト 常 置 型 ホストを 備 えるポータブル A フレームおよびポータブルガントリ 固 定 トラック トレーラー 平 台 型 トラック または 鉄 道 車 両 に 付 属 あるいは 埠 頭 等 に 据 付 の 認 証 荷 重 2,000 ポンド 未 満 の 基 盤 設 置 形 汎 用 ブーム 装 置 ( 長 さ 固 定 型 および 伸 縮 型 ) カテゴリー4 クレーン 汎 用 トラック 積 載 形 クレーン 機 器 カテゴリーコード 0704 弾 薬 運 搬 用 トラック/クレーンを 含 む 屈 曲 ブーム 積 載 形 トラッククレーン CHANGE 2 August 2011 1-2
固 定 トラック トレーラー 平 台 型 トラック または 鉄 道 車 両 に 付 属 あるいは 埠 頭 等 に 据 付 された 認 証 荷 重 2,000 ポンド 以 上 の 基 盤 取 付 け 形 汎 用 ブーム 装 置 ( 長 さ 固 定 型 および 伸 縮 型 ) 注 汎 用 トラック 積 載 形 クレーン(ASME B30.5 に 記 述 )および 屈 曲 ブーム 式 ク レーン(ASME B30.22 に 記 述 )は つり 上 げ 荷 重 にかかわらづカテゴリー4ク レーンであり 管 理 上 の 理 由 により 容 量 を 引 き 下 げられたクレーンであっても 有 資 格 運 転 者 が 必 要 となる クレーン 機 器 が 海 軍 の 代 替 基 準 によって 管 理 されていない 限 り 第 1 章 から 第 12 章 は 艦 船 上 の 訓 練 のために 陸 上 に 設 置 したクレーンにも 適 用 される 1.3.2. 第 14 章 第 14 章 は 荷 役 作 業 に 使 用 される 次 の 機 器 に 適 用 される 玉 掛 け 用 具 (スリング シャックル アイボルト スイベルホイストリング リ ンク リング ターンバックル 絶 縁 リンク 等 ) クレーン 構 造 物 コンテナスプレッダ 作 業 員 をつり 上 げる 搭 乗 設 備 ポータブル 手 動 ホイストおよびポータブル 動 力 ホイスト これらは 上 部 フックを 利 用 して 設 置 する 手 動 ホイストおよび 動 力 ホイスト(エアー 電 気 手 動 などの 動 力 源 に 関 係 なく)である 部 隊 は これが 該 当 する 場 合 当 該 機 器 をカテゴリ ー2 または 3 クレーンに 指 定 することができる ポータブル 荷 重 表 示 計 (ダイナモメーター ロードセル クレーン 秤 等 ) ASME B30.20 に 規 定 のフックに 取 り 付 けるつり 具 ポータブル A フレーム ポータブルフロアクレーン およびポータブルガントリ 常 置 型 ホストを 備 えるポータブル A フレームおよびポータブルガントリは カテ ゴリー2 または 3 クレーンである 大 型 機 械 装 置 (フライス 盤 プレスブレーキ ショアパワーブーム 等 )と 併 せて 調 達 されたクレーンやホイスト 同 装 置 と 一 体 型 のクレーンやホイスト および 単 独 で 同 装 置 を 支 えるために 使 われるクレーンやホイスト 特 に 記 載 がない 限 り この 機 器 には 第 2 章 から 第 11 章 の 要 件 を 適 用 しない 1.3.3. 適 用 外 機 器 本 書 は 浮 き 乾 ドック 上 のクレーンを 含 む 海 軍 艦 艇 に 設 置 の WHE には 適 用 しない 艦 船 の WHE に 関 する 要 件 は 該 当 する NAVSEA 技 術 資 料 に 規 定 され ている カテゴリーコード 0723 0725 および 0735 が 付 いた 機 器 には NAVFAC P-300 が 適 用 される ただし 前 述 の 機 器 をフックによるつり 上 げ 作 業 に 使 用 していて 第 12 章 に 定 義 される 事 故 が 発 生 した 場 合 その 事 故 を 海 軍 クレーンセンターに 報 告 しなければ ならない NAVFAC P-300 に 規 定 の 人 をつり 上 げる 機 器 NAVFAC MO-118 に 規 定 の 垂 直 搬 送 機 器 (スタッカクレーン コンベアー 車 両 運 搬 機 器 等 ) キャプスタン(MIL- STD-1625 を 参 考 ) ラインハンドリングおよび 品 物 の 水 平 移 動 等 に 使 われる 基 盤 据 付 け 形 ドラムホイストとウィンチ 該 当 する Naval Supply Systems Command 基 準 ( 本 書 に 規 1-3 CHANGE 2 August 2011
定 の 産 業 用 および 倉 庫 用 クレーンを 除 く)に 規 定 の 資 材 運 搬 機 器 Naval Air Systems Command 基 準 に 規 定 の 地 上 支 援 機 器 Strategic Systems Program Ordnance Data (OD) 基 準 に 規 定 の 機 器 ( 第 14 章 型 機 器 およびクレーン 以 外 ) NAVSEA 承 認 の 弾 薬 運 搬 機 器 ( 第 14 章 型 機 器 およびクレーン 以 外 )は 除 外 される 陸 上 部 隊 において 艦 船 に 設 置 のクレーンと 同 一 のクレーンの 教 習 を 要 員 に 行 うために 利 用 するクレーンの 場 合 当 該 艦 船 のクレーン 保 守 検 査 運 転 および 認 証 計 画 ( 例 NAVAIR NAVSEA 等 )を 本 書 の 代 わりに 利 用 することが 可 能 である 天 井 走 行 クレーン ガントリクレーン およ び 壁 クレーン 用 の 地 上 のクレーンレールと 走 行 レール およびこれらに 付 随 する 支 持 具 および 基 礎 には NAVFAC 規 則 11230.1 が 適 用 される 1.4. 専 門 用 語 の 定 義 本 書 を 利 用 するには 次 の 定 義 を 十 分 に 理 解 することが 不 可 欠 で ある WHE に 関 連 して 使 われる 追 加 の 用 語 を 附 則 A に 記 述 する a. 荷 重 支 持 部 品 つり 荷 を 支 持 する WHE の 部 品 のことで これらの 不 具 合 は つり 荷 の 落 下 制 御 不 能 な 移 動 または 制 御 不 能 な 動 作 を 引 き 起 こす 原 因 となる b. 荷 重 制 御 部 品 つり 荷 の 位 置 決 め 保 持 または 動 作 を 制 御 する WHE の 部 品 ( 例 旋 回 走 行 ブレーキ クラッチ)で これらの 不 具 合 は つり 荷 の 落 下 制 御 不 能 な 移 動 または 制 御 不 能 な 動 作 を 引 き 起 こす 原 因 となる クレーンに 備 わるディーゼルエンジン 発 電 機 配 電 装 置 および 品 物 の 動 きに 関 る 電 気 制 御 回 路 は 例 外 を 除 いて 荷 重 制 御 部 品 として 扱 われなければならない 注 二 次 ブレーキなどの 主 要 な 荷 重 支 持 および 荷 重 制 御 部 品 のバックアップ 装 置 も 荷 重 支 持 部 品 または 荷 重 制 御 部 品 として 扱 われなければならない c. 安 全 装 置 (1) 運 転 安 全 装 置 インターロック リミットスイッチ 停 止 機 能 付 きロー ドモーメントリミッタおよび 過 負 荷 防 止 装 置 警 報 機 能 付 きツーブロッキン グ 防 止 装 置 緊 急 停 止 スイッチ 半 径 表 示 計 ロック 装 置 など 機 器 の 安 全 な 搬 送 能 力 に 影 響 を 及 ぼす 安 全 装 置 (2) 一 般 安 全 装 置 ベル ホーン 警 告 灯 バンパーなどの 安 全 装 置 のこと で 運 転 士 や 保 守 要 員 クレーン 上 の 機 器 運 転 経 路 上 のクレーンを 保 護 す る 注 荷 重 支 持 部 品 荷 重 制 御 部 品 および 運 転 安 全 装 置 の 詳 細 は 附 則 F を 参 照 するこ と d. 重 大 な 不 具 合 荷 重 支 持 部 品 荷 重 制 御 部 品 または 運 転 安 全 装 置 の 不 具 合 のことで 安 全 な 運 転 に 影 響 を 及 ぼしたり 機 器 や 部 品 の 荷 重 支 持 能 力 または 荷 重 制 御 能 力 を 減 退 させたりする 1-4 CHANGE 2 August 2011
e. 改 造 OEM の WHE 設 計 構 成 に 何 らかの 変 更 が 加 えられる 改 造 この 改 造 に 含 まれるのは 次 のとおりとする 元 の 部 品 または 構 成 機 器 とは 異 なる 物 で 部 品 または 構 成 機 器 を 交 換 する( 材 料 寸 法 または 設 計 構 成 の 変 更 ) 第 4 章 に 記 載 のある 場 合 を 除 く 既 設 の 機 器 にこれまでにない 部 品 または 構 成 機 器 を 追 加 する 既 設 の 機 器 からこれまで 使 用 されている 構 成 機 器 を 取 り 外 す 部 品 または 構 成 機 器 を 再 配 置 する 既 存 の 部 品 および 材 料 を 変 更 する f. 認 証 担 当 官 部 隊 の 司 令 官 の 任 命 を 受 けて 本 書 の 要 件 に 従 った 検 査 と 試 験 が 当 該 部 隊 のクレーンに 対 して 実 施 され かつ クレーンが 本 来 の 用 途 で 安 全 に 使 用 されることを 確 保 する 責 任 を 負 う g. 第 三 者 認 証 造 船 船 舶 修 理 または 船 舶 解 体 に 使 用 される 浮 きクレーンお よびあらゆる 種 類 のクレーンおよび 貨 物 運 搬 に 使 用 される 専 用 の 関 連 用 具 に 対 し て OSHA 認 定 の 認 証 機 関 が 行 なう 認 証 のこと この 認 証 は 第 3 章 の 認 証 要 件 とは 別 に 行 われる h. 貨 物 他 の 船 舶 または 陸 上 部 隊 に 搬 送 されるあらゆる 材 料 または 機 器 のこと i. 貨 物 運 搬 貨 物 の 荷 積 み 荷 降 ろし 移 動 取 り 扱 いをあらゆる 船 舶 の 中 船 舶 上 または 船 舶 内 外 から 行 なうこと j. 艦 船 の 備 品 艦 船 の 任 務 遂 行 において 当 該 艦 船 が 使 用 または 消 費 する 材 料 お よび 機 器 のこと k. 建 設 OSHA の 29 CFR 1926 にて 定 義 される 建 設 改 造 または 修 理 などの 作 業 活 動 のこと これには 一 般 工 業 規 則 29 CFR 1910 造 船 業 規 則 29 CFR 1915 海 港 業 規 則 29 CFR 1917 および 港 湾 業 規 則 29 CFR 1918 にて 扱 われるものは 含 ま れない 詳 しい 分 類 については 所 属 部 隊 の 安 全 室 に 問 い 合 わせること 1.5. 要 員 の 資 格 WHE の 保 守 改 造 修 理 点 検 試 験 および 運 転 に 従 事 する 要 員 は 担 当 の 職 務 を 遂 行 するための 訓 練 を 受 け かつ 資 格 を 有 していなければならな い 海 軍 所 有 の WHE を 操 作 する 者 はすべて 本 書 の 要 件 を 満 たさなければならない クレーン 運 転 士 の 資 格 および 免 許 に 関 する 詳 しい 要 件 は 第 6 章 第 7 章 第 8 章 で 説 明 する WHE プログラムに 関 わる 他 の 要 員 については 第 13 章 訓 練 および/または 資 格 要 件 を 参 照 のこと 1.6. 貨 物 運 搬 に 使 用 されるクレーン デリック および 他 の 装 置 ならびに 造 船 船 舶 修 理 船 舶 解 体 に 使 用 される 浮 きクレーンおよび 浮 きデリック(バージに 搭 載 の 移 動 式 クレーンを 含 む)の 第 三 者 認 証 貨 物 運 搬 に 使 用 されるクレーン デリック 他 の 特 定 の 装 置 (1.6.2 項 を 参 照 )および 造 船 船 舶 修 理 船 舶 解 体 に 使 用 される 浮 きクレーン 1-5 CHANGE 2 August 2011
および 浮 きデリックは OSHA 規 則 に 基 づき OSHA 公 認 の 認 証 機 関 による 認 証 を 受 けな ければならない 海 軍 クレーンセンターは 海 軍 が 所 有 するクレーンに 対 する 本 書 の 要 件 に 基 づいた 第 三 者 認 証 を 行 う OSHA 公 認 の 第 三 者 認 証 機 関 である 第 三 者 認 証 要 件 は 米 国 および 米 国 領 域 内 の 海 軍 部 隊 のクレーンおよび 他 の 装 置 に 適 用 される 注 造 船 船 舶 修 理 および 船 舶 解 体 に 使 用 される 非 浮 きクレーン デリック および 他 の 装 置 には 第 三 者 認 証 を 要 しない 造 船 船 舶 修 理 または 船 舶 解 体 に 付 随 する 構 成 部 品 材 料 部 品 等 のつり 上 げは 貨 物 運 搬 ではない 艦 船 貯 蔵 庫 への 積 み 込 みには 第 三 者 認 証 を 要 しない ホースおよび 艦 船 用 桟 橋 のつり 上 げには 第 三 者 認 証 を 要 しな い 1998 年 1 月 21 日 付 け 施 行 の 29 CFR 1918.1 に 従 い 陸 上 に 設 置 のクレーンおよびデリッ クによる 貨 物 運 搬 には 29 CFR 1917 が 適 用 される 貨 物 運 搬 用 にバージ( 台 船 )に 積 載 された 移 動 式 クレーンには 引 き 続 き 29 CFR 1918 が 適 用 されることとなる 以 下 は これらの 規 定 の 認 証 要 件 の 履 行 に 関 る 海 軍 方 針 である 1.6.1. クレーンおよびデリック 海 軍 所 有 のクレーンおよびデリックの 場 合 第 三 者 認 証 は 海 軍 クレーンセンターによって 行 われなければならない この 第 三 者 認 証 は 第 3 章 に 記 述 する 認 証 担 当 官 による 認 証 とは 別 に 行 われるものである 海 軍 所 有 のクレ ーンおよびデリックが 契 約 下 で 運 転 または 管 理 される(Base Operating Service 契 約 等 ) 場 合 認 証 担 当 官 は 契 約 担 当 官 が 海 軍 クレーンセンター 第 三 者 認 証 に 関 る 要 件 を 該 当 するクレーンの 契 約 に 加 えていることを 確 保 しなければならない 認 証 手 順 については 附 則 M を 参 照 のこと 前 項 の 作 業 に 使 用 される 他 のクレーンおよびデリック(レンタル リース および 契 約 業 者 が 所 有 し 運 転 するクレーンとデリックも 含 む)の 場 合 第 三 者 認 証 は OSHA 公 認 の 認 証 機 関 によって OSHA 規 則 に 従 い 行 われなければならない 最 新 の 公 認 機 関 のリ ストは 地 域 の OSHA 事 務 所 から 入 手 することが 可 能 である 注 貨 物 運 搬 に 使 用 されるクレーンおよびデリックは OSHA 要 件 に 適 合 した 荷 重 表 示 計 (またはこれに 相 当 する 装 置 )を 具 備 していなければならない この 荷 重 表 示 計 は クレーンに 取 り 付 けられていたり クレーン 運 転 室 内 に 表 示 計 がある 場 合 にはフックに 掛 けられていたりする クレーンを 貨 物 運 搬 に 使 用 する 際 に 貨 物 の 重 量 が 把 握 ( 荷 の 重 量 が 表 示 されている)されてあり この 貨 物 重 量 が 11,200 ポンド 未 満 の 場 合 またはこ の 11,200 ポンドが 実 際 の 使 用 条 件 下 の 予 想 最 大 作 業 半 径 でのクレーン 定 格 荷 重 未 満 の 場 合 荷 重 表 示 計 は 不 要 である また 貨 物 運 搬 に 使 用 されるポータルクレーンおよび 橋 形 クレーンは OSHA 要 件 に 適 合 した 風 力 指 示 計 を 具 備 していなければならない 1.6.2. コンテナスプレッダーおよびフックの 下 に 取 り 付 けるつり 上 げ 装 置 ( 第 三 者 認 証 を 要 するフックの 下 に 取 り 付 けるつり 具 には スプレッダービーム 特 殊 貨 物 用 つり 具 および 特 別 に 製 作 された 付 属 品 を 備 えるバーパレット 用 つり 具 の 例 ) 1-6 CHANGE 2 August 2011
1998 年 1 月 21 日 以 降 に 購 入 または 製 造 された 定 格 荷 重 10,000 ポンドを 超 えるコンテナ スプレッダーおよびフックの 下 に 取 り 付 けるつり 上 げ 装 置 ( 一 般 用 途 向 け 玉 掛 け 用 具 は 含 まれない)は 使 用 前 に OSHA 公 認 機 関 による 第 三 者 認 証 を 受 けなければならない これは 一 度 限 りの 第 三 者 認 証 である 貨 物 運 搬 に 使 用 される 海 軍 所 有 の 装 置 の 場 合 第 三 者 認 証 は 海 軍 クレーンセンターにより 行 なわれるものとし かつ 検 査 および 表 14-1 に 記 述 の 試 験 荷 重 の 割 合 による 荷 重 試 験 を 取 り 入 れなければならない 第 三 者 認 証 は 機 器 経 歴 ファイルに 当 該 機 器 の 寿 命 まで 保 管 されなければならない 貨 物 運 搬 に 使 用 する 契 約 業 者 所 有 の 機 器 には 29 CFR 1917.50(c) の 要 件 を 適 用 する 1998 年 1 月 21 日 以 前 に 購 入 あるいは 製 造 された 装 置 または 定 格 荷 重 10,000 ポンド 以 下 の 装 置 には 第 三 者 認 証 は 不 要 である 1.7. 海 軍 部 隊 における 非 海 軍 が 所 有 するクレーンおよび 玉 掛 け 用 具 1.7.1. 海 軍 または Base Operating Service (BOS) 契 約 業 者 が 運 転 するレンタルまたはリー スしたクレーンおよび (BOS) 契 約 業 者 が 所 有 ならびに 運 転 するクレーンおよび 玉 掛 け 用 具 クレーンは 使 用 前 に 第 3 章 の 要 件 に 従 い 点 検 荷 重 試 験 認 証 を 受 けなければな らない( 附 則 E フック NDT 要 件 を 除 く) OEM の 制 限 または 定 期 過 荷 重 試 験 を 妨 げる 構 造 のために 本 書 に 規 定 の 過 荷 重 試 験 を 行 うことができないクレーンの 場 合 当 該 クレ ーンは OEM の 定 格 荷 重 の 90 パーセント( 非 移 動 式 クレーンの 場 合 76 パーセント)ま で 引 き 下 げるものとし かつ 本 書 の 要 件 に 従 い 試 験 を 行 わなければならない 長 期 リ ース(4 ヶ 月 を 越 える)のクレーンおよび BOS 契 約 業 者 所 有 のクレーンにあっては さ らに 第 2 章 の 保 守 および 検 査 要 件 ならびに 附 則 E フック NDT 要 件 を 適 用 しなければな らない 第 2 章 および 第 3 章 にて 要 求 される 関 連 書 類 ならびに 該 当 する 附 則 を 列 記 する 第 5 章 の 機 器 経 歴 ファイルは レンタルまたはリースしたクレーン 毎 に 管 理 され 保 管 されなければならない これらの 機 器 経 歴 ファイルについては リース 期 限 日 から 起 算 して 1 年 間 保 管 しなければならない(クレーンがクレーン 事 故 または 玉 掛 け 事 故 に 関 与 している 場 合 には 7 年 間 ) これらの 要 件 は 該 当 する 契 約 に 含 まれていなければなら ない クレーンの 運 転 士 は 第 6 章 から 第 8 章 までの 要 件 に 従 い 免 許 を 取 得 していなければな らない(または BOS 契 約 業 者 の 従 業 員 と 同 等 ) クレーン 作 業 は 第 9 章 から 第 12 章 までの 要 件 に 従 わなければならない 玉 掛 け 用 具 および 使 用 方 法 は 第 14 章 の 要 件 に 従 わなければならない 1.7.2. 契 約 業 者 が 運 転 するクレーン( 多 用 途 型 機 械 資 材 運 搬 機 器 (フォークリフト) 建 設 機 械 をクレーンとして 利 用 して 玉 掛 した 品 物 をつり 上 げる 場 合 ) 荷 役 作 業 での 玉 掛 け 用 具 部 隊 の 作 業 のためにレンタルまたはリースしたクレーンの 他 に 非 海 軍 が 所 有 する 他 のクレーン 多 用 途 型 機 械 資 材 運 搬 機 器 (フォークリフト) 建 設 機 械 は 玉 掛 けした 品 物 をつり 上 げるために 海 軍 の 所 有 地 で 使 われている 玉 掛 け 用 具 は これら の 機 械 と 併 せて 使 われていたり 単 体 で 荷 役 作 業 に 使 われていたりすることがある こ れらのクレーンおよび 用 具 は さまざまな 供 給 元 から 供 給 されており 一 般 に 建 設 契 約 船 舶 修 理 契 約 解 体 契 約 保 守 契 約 他 のサービス 契 約 品 物 および 機 器 等 の 引 き 渡 し 1-7 CHANGE 2 August 2011
に 付 随 する テナント 部 隊 艦 船 供 給 部 門 ROICC 等 を 含 む 多 くの 組 織 は 契 約 権 を 有 しているが 契 約 書 類 を 作 成 する 段 階 でクレーンの 必 要 性 を 頻 繁 に 見 落 としている 以 下 の 要 件 は 海 軍 部 隊 でクレーンを 使 用 するあらゆる 契 約 作 業 ( 玉 掛 け 用 具 で 玉 掛 け された 品 物 のつり 上 げに 使 われる 多 用 途 型 機 械 資 材 運 搬 機 器 建 設 機 械 )および 荷 役 作 業 に 使 われるあらゆる 玉 掛 け 用 具 に 適 用 される これらの 要 件 は 艦 艇 のクレーンお よび 玉 掛 け 用 具 には 適 用 外 とする 部 隊 ( 担 当 部 隊 )の 司 令 官 は 以 下 の 最 低 要 件 を 契 約 作 業 内 容 注 文 書 などに 加 えるようテナントおよび 契 約 担 当 官 に 普 及 することとす る (これらの 要 件 は 部 隊 内 に 乗 り 入 れるが 荷 役 作 業 には 使 用 しないクレーンまた は 玉 掛 け 用 具 で 玉 掛 けされた 品 物 のつり 上 げには 使 用 しない 他 の 機 械 類 には 適 用 外 とす る) a. 契 約 業 者 に 対 してクレーンの 安 全 および 運 転 ( 許 可 を 受 けたクレーンの 通 行 経 路 と 地 耐 力 限 界 を 含 む)に 関 する 部 隊 特 有 の 規 則 に 準 拠 するよう 義 務 付 け さ らに あらゆるクレーンを 部 隊 内 に 乗 り 入 れるとき または 玉 掛 けした 品 物 をつ り 上 げるために 多 用 途 型 機 械 資 材 運 搬 機 器 建 設 機 械 をクレーンとして 使 用 す る 場 合 に 事 前 に 契 約 担 当 官 に 通 知 するよう 義 務 付 ける 契 約 業 者 には 該 当 する ANSI または ASME 基 準 (ASME B30.5 移 動 式 クレーン ASME B30.22 屈 曲 式 ブー ムクレーン ASME B30.3 建 設 用 タワークレーン ASME B30.8 浮 きクレーン ASME B30.9 スリング 類 ASME B30.20 フックの 下 に 取 り 付 けるつり 上 げ 装 置 ASME B30.26 玉 掛 け 用 金 具 ANSI./ITSDF B56.6 荒 地 用 フォークリフト)に 準 拠 するよう 義 務 付 ける 米 国 外 の 海 軍 部 隊 のクレーン 機 械 および 玉 掛 け 用 具 の 場 合 該 当 するクレーン 機 械 および 玉 掛 け 用 具 は 受 入 国 の 適 切 な 安 全 基 準 に 準 拠 しなければならない バージ( 台 船 )に 積 載 された 移 動 式 クレーンの 場 合 OSHA 公 認 機 関 による 第 三 者 認 証 (または OSHA 公 認 の 州 立 計 画 を 持 つ 州 に 対 する 州 立 公 認 機 関 からの 第 三 者 認 証 ) 荷 重 表 示 装 置 風 速 計 2 分 の 1 度 の 傾 きを 読 み 取 り 可 能 な 海 事 用 リスト トリム 計 を 義 務 付 ける 第 三 者 認 証 は 米 国 外 の 海 軍 部 隊 のバージに 積 載 された 移 動 式 クレーンについては 必 要 ない b. クレーン(および 玉 掛 けした 品 物 のつり 上 げに 他 の 機 械 が 使 われる 場 合 )お よび 玉 掛 け 用 具 が 該 当 する OSHA および ANSI/ASME 規 則 に 適 合 していることを 証 明 するコンプライアンス 証 書 ( 附 則 P 図 P-1)が 必 要 となる ( 契 約 業 者 は 該 当 する OSHA および ANSI/ASME 規 則 を 列 挙 する 例 貨 物 運 搬 に 使 用 されるク レーン/ 多 用 途 型 機 械 は 29 CFR 1917 に 準 拠 しなければならない 建 設 解 体 ま たは 保 守 に 使 用 されるクレーン/ 多 用 途 型 機 械 は 29 CFR 1926 に 準 拠 しなければな らない 造 船 船 舶 修 理 船 舶 解 体 に 使 用 されるクレーン/ 多 用 途 型 機 械 は 29 CFR 1915 に 準 拠 しなければならない スリングは ASME B30.9 に 準 拠 しなければ ならない 玉 掛 け 用 金 具 は ASME B30.26 準 拠 しなければならない ) 米 国 外 の 海 軍 部 隊 のクレーン(および 玉 掛 けされた 品 物 のつり 上 げに 他 の 機 械 が 使 われる 場 合 )および 玉 掛 け 用 具 の 場 合 契 約 業 者 は 当 該 クレーン(または 他 の 機 械 ) および 玉 掛 け 用 具 が 現 地 の 該 当 する 安 全 基 準 に 適 合 していることを 証 明 しなけれ ばならない さらに 契 約 業 者 は 海 軍 の 部 隊 において 作 業 する 契 約 業 者 のクレー ン(または 他 の 機 械 ) 運 転 士 はすべてクレーン 作 業 中 に 安 全 装 置 ( 例 ツーブロ 1-8 CHANGE 2 August 2011
ック 防 止 装 置 )を 解 除 しないよう 訓 練 を 受 けていることを 証 明 しなければならな い 最 新 の 証 明 書 をクレーンに 掲 示 することが 必 要 となる c. OEM 定 格 荷 重 2000 ポンド 以 上 の 移 動 式 クレーンおよび 汎 用 トラック 積 載 形 クレーンの 場 合 クレーン 運 転 士 は クレーン 運 転 士 を 認 定 する 機 関 ( 組 合 政 府 機 関 またはクレーン 運 転 士 の 試 験 と 資 格 認 定 を 行 う 組 織 )により 公 認 の 資 格 を 受 けることが 必 要 となる 最 新 の 資 格 証 明 を 提 供 しなければならない 米 国 の 管 轄 区 域 下 の 部 隊 において 建 設 に 使 用 するクレーンを 運 転 する 者 は 29 CFR 1926.1427 の 資 格 および 認 証 要 件 に 従 わなければならない d. 契 約 業 者 は クレーン 運 転 士 が 資 格 を 有 し かつ 使 用 するクレーンまたは 機 械 の 操 作 に 関 わる 訓 練 を 受 けたことを 証 明 ( 附 則 P 図 P-1)すること e. 玉 掛 け 用 具 で 玉 掛 けされた 品 物 をつり 上 げるために 使 われる 多 用 途 型 機 械 資 材 運 搬 機 器 建 設 機 械 の 場 合 当 該 機 械 の OEM から 玉 掛 け 用 具 で 玉 掛 けされ た 品 物 のつり 上 げが 可 能 であることの 許 可 証 が 必 要 となる 契 約 業 者 は 当 該 機 器 がそのようなつり 上 げを 行 う 適 切 な 設 定 となっており かつ 定 格 総 荷 重 表 を 備 えていることを 証 明 しなければならない f. クレーン ホイスト 他 の 機 械 玉 掛 け 用 具 に 利 用 されるフックはすべて 自 動 閉 鎖 式 の 外 れ 止 めを 具 備 しているか フックの 開 口 部 が 閉 じられて いる か(ワイヤー ロープ 丈 夫 なテープ 等 で 閉 じる) または 玉 掛 け 用 具 が 緩 ん だ 状 況 下 でフックに 取 り 付 けた 品 物 が 外 れないよう 固 定 されていなければならな い 次 の 例 外 事 項 を 適 用 するとともに 契 約 業 者 の 技 術 部 門 による 承 認 を 得 なけ ればならない フックの 開 口 部 が 完 全 に 妨 げられて 手 動 で 閉 じる 方 法 がない 場 合 および 鍛 造 工 場 や 浸 漬 タンク 作 業 水 中 での 作 業 のようにフックの 開 口 部 を 閉 じ ることにより 作 業 員 に 対 する 危 険 性 が 増 す 場 合 g. 次 の 各 クレーン 作 業 には 非 定 常 作 業 計 画 書 を 義 務 付 ける つり 上 げのあら ゆる 作 業 半 径 においてクレーン ホイスト または 他 の 機 械 の 定 格 荷 重 の 75 パー セントを 超 えるクレーン 作 業 (バージに 積 載 した 移 動 式 クレーンのホイスト 定 格 荷 重 の 50 パーセントを 超 えるクレーン 作 業 ) 複 数 のクレーン ホイスト また は 他 の 機 械 が 関 わる 作 業 作 業 員 のつり 上 げ( 多 用 途 型 機 械 資 材 運 搬 機 器 建 設 機 械 に 付 けた 玉 掛 け 用 具 で 玉 掛 けする 作 業 員 のつり 上 げをしてはならない) 架 空 送 電 線 付 近 でのつり 上 げ クレーンの 組 立 非 定 常 の 玉 掛 けまたは 作 業 精 密 機 器 または 安 全 上 極 めて 危 険 を 伴 うつり 上 げ 計 画 書 には 次 に 該 当 する 内 容 が 含 まれていなければならない (1) つり 荷 の 重 量 に 加 えるクレーン(または 他 の 機 械 )および 玉 掛 け 用 具 を 含 むつり 荷 の 寸 法 と 重 量 クレーン 作 業 の 全 域 における OEM の 最 大 負 荷 荷 重 も 提 出 しなければならない 1-9 CHANGE 2 August 2011
(2) クレーン(または 他 の 機 械 )の 位 置 ブーム 長 と 角 度 揚 程 およびク レーン 作 業 の 全 域 における 作 業 半 径 を 含 むクレーン 作 業 の 段 取 り 図 1 台 およ び 複 数 のクレーン/ 機 械 を 使 用 する 作 業 に 適 用 される (3) つり 上 げ 位 置 玉 掛 け 用 具 および 玉 掛 け 手 順 を 示 した 玉 掛 け 作 業 計 画 書 (4) クレーン 作 業 を 中 止 する 場 合 の 環 境 条 件 (5) 作 業 員 を 吊 り 上 げる 場 合 作 業 計 画 は 29 CFR 1926.1431 の 要 件 に 適 合 し ていることを 証 明 しなければならない (6) バージ( 台 船 )に 積 載 された 移 動 式 クレーンの 場 合 クレーンの 設 置 / 面 積 予 想 負 荷 荷 重 に 基 づくバージのリストとトリム クレーンをバージに 設 置 した 場 合 に 限 定 して 計 算 で 求 めたリストとトリムに 基 づく 定 格 総 荷 重 表 リスト 量 とトリム 量 は クレーン 製 造 元 の 指 定 範 囲 内 でなければらならない (7) 架 空 送 電 線 付 近 でのつり 上 げ( 計 画 した 作 業 において 伸 縮 ブームクレー ンまたは 機 械 の 完 全 に 伸 長 したブームあるいは 品 物 を 含 めてクレーンまたは 他 の 機 械 のあらゆる 部 分 が 図 10-3 に 記 述 の 距 離 に 接 近 する 可 能 性 がある 場 合 )は 作 業 計 画 が 29 CFR 1926.1408-1411 の 要 件 に 準 拠 していることを 証 明 しなければならない h. 契 約 業 者 は あらゆる WHE 事 故 ( 第 12 章 の 定 義 を 参 照 ) 発 生 から 速 やかに 契 約 担 当 官 に 報 告 するよう 義 務 付 けるが ただし 4 時 間 以 内 とする 契 約 業 者 は 事 故 現 場 を 閉 鎖 して 契 約 担 当 官 の 許 可 が 出 るまで 証 拠 物 件 を 保 存 するよう 義 務 付 ける 契 約 業 者 は 事 故 調 査 を 行 い WHE 事 故 の 原 因 を 特 定 するよう 義 務 付 ける クレーン 作 業 は 事 故 原 因 を 特 定 し かつ 是 正 処 置 を 実 施 して 契 約 担 当 官 が 認 めるまで 再 開 してはならない i. 契 約 業 者 は 事 故 の 概 要 原 因 の 説 明 写 真 ( 用 意 できれば) および 実 施 した 是 正 措 置 をまとめた 第 12 章 に 規 定 のクレーンおよび 玉 掛 け 用 具 事 故 報 告 書 を 契 約 担 当 官 にあらゆる 事 故 発 生 から 30 日 以 内 に 提 出 するよう 義 務 付 ける こ れらは OPNAVINST 5100.23 および 関 連 部 隊 規 則 により 公 布 された 通 知 および 報 告 要 件 を 補 足 するものである j. 契 約 業 者 は 建 設 において 利 用 する 合 図 員 が 29 CFR 1926.1408 に 準 拠 した 資 格 を 有 することを 証 明 するよう 求 められている 担 当 部 隊 は 契 約 に 上 述 の 要 件 が 加 えられていること 契 約 担 当 官 の 監 視 計 画 (1.7.2.2 項 )の 同 意 を 得 ること 監 視 計 画 が 実 施 されていること さらに 契 約 業 者 の 事 故 調 査 および 是 正 措 置 の 監 視 を 実 施 することを 保 証 する 1-10 CHANGE 2 August 2011
1.7.2.1. タワークレーンに 関 る 追 加 要 件 建 設 において 使 用 契 約 業 者 が 提 供 するタワー クレーンは CFR 1926.1435 に 準 拠 しなければならない 次 の 追 加 書 類 を 契 約 業 者 が 提 供 するタワークレーンに 対 して 要 求 する(ASME B30.3 により 定 義 されたクレーン) a. 基 礎 設 計 および 要 件 b. 設 置 指 示 書 c. クライミング/ジャンピング 手 順 書 ( 該 当 する 場 合 )を 含 む 組 立 て 分 解 手 順 書 d. 取 り 扱 い 説 明 書 制 限 事 項 および 注 意 事 項 e. 定 期 検 査 および 保 守 要 件 1.7.2.2. 契 約 担 当 官 の 責 務 a. 契 約 担 当 官 は 1.7.2 項 1.7.2.1 および 項 の 契 約 業 者 のクレーンに 関 る 最 低 要 件 を 契 約 に 加 えるものとし 契 約 要 件 の 順 守 を 確 保 するものとし 契 約 業 者 のクレ ーンおよび 玉 掛 け 作 業 の 監 視 を 行 うものとし かつ 契 約 業 者 の 事 故 調 査 および 是 正 措 置 の 監 視 を 行 なわなければならない 監 視 の 度 合 いは 政 府 の 要 員 および 財 産 に 及 ぼす 危 険 性 に 基 づいているものとする 附 則 P の 図 P-2 に 用 意 するチエ ックリストを 契 約 業 者 のクレーンおよび 玉 掛 け 作 業 の 監 視 において 使 用 しなけれ ばならない 担 当 部 隊 は 監 視 計 画 を 承 認 しなければならない 附 則 P の 図 P-2 の 写 しをファイルに 1 年 間 保 管 しなければならない b. 契 約 担 当 官 は 契 約 業 者 からあらゆる WHE 事 故 の 報 告 を 受 けた 後 に 担 当 部 隊 に 報 告 しなければならない また 契 約 担 当 官 は 死 亡 入 院 クレーンの 転 倒 ブームの 崩 壊 重 大 なクレーンの 損 傷 隣 接 する 建 物 に 対 する 重 大 な 損 害 を 引 き 起 こした 事 故 などを 早 急 に 可 能 であれば 契 約 業 者 から 報 告 を 受 けてから 24 時 間 以 内 に 海 軍 クレーンセンターに 報 告 しなければならない 他 の 事 故 については 海 軍 クレーンセンターに 用 意 が 整 いしだい 報 告 しなければならない ただし 事 故 発 生 から 3 就 業 日 以 内 とする c. 契 約 担 当 官 は 契 約 業 者 から 事 故 報 告 書 を 受 領 した 後 に 事 故 の 規 模 にかかわ らず すべての 事 故 報 告 書 の 写 しを 海 軍 クレーンセンターおよび 担 当 部 隊 に 提 出 しなければならない これらの 要 件 は OPNAVINST 5100.23 ならびに 部 隊 の 指 示 書 により 公 布 された 通 知 および 報 告 要 件 を 補 足 するものである 契 約 事 務 所 が 現 地 にない 場 合 契 約 担 当 官 は 上 記 要 件 の 順 守 を 確 保 するための 現 地 代 理 人 を 任 命 しなければならない 1.7.3. 他 の 軍 サービスおよび 他 の 政 府 機 関 所 有 の WHE 他 の 軍 サービスおよび 機 関 の 基 地 の 海 軍 部 隊 を 含 む 海 軍 の 部 隊 において 海 軍 の 要 員 が 他 のサービスまたは 機 関 が 所 有 する WHE を 操 作 する 場 合 この WHE は 本 書 に 従 った 保 守 検 査 試 験 および 認 証 を 受 けなければならない 本 書 の 訓 練 免 許 発 行 および 操 作 要 件 が 適 用 される 1-11 CHANGE 2 August 2011
他 のサービスまたは 機 関 が 所 有 ならびに 操 作 する WHE を 海 軍 の 軍 事 行 動 の 支 援 に 利 用 する 場 合 該 当 する 部 隊 の 司 令 官 は 機 器 の 安 全 な 運 転 を 確 保 する 方 針 を 定 め かつ これを 公 布 しなければならない この 方 針 には 契 約 業 者 が 運 転 するクレーンについて 規 定 する 1.7.2 項 の 要 件 が 必 ず 含 まれていなければならない 1.8. 共 同 基 地 の WHE 共 同 基 地 の 海 軍 部 隊 において 操 作 される WHE は 本 書 に 従 っ た 保 守 検 査 試 験 および 認 証 を 受 けなければならない 他 の 軍 サービスが 操 作 する WHE で 海 軍 に 引 き 渡 されたもの または 他 の 軍 サービスが 操 作 する WHE を 海 軍 が 検 査 保 守 試 験 および 認 証 をする 場 合 には 該 当 する WHE は 次 回 の 定 期 検 査 また は 保 守 の 期 間 に 本 書 に 基 づく 検 査 保 守 試 験 および 認 証 を 受 けなければならない た だし 引 渡 しまたは 完 全 に 運 転 可 能 (FOC) になった 時 点 から 1 年 を 経 過 してはならな い 他 の 軍 サービスの 要 員 が 海 軍 が 保 守 ならびに 認 証 する WHE を 操 作 したり この WHE に 対 して 玉 掛 けをする 場 合 これらの 者 は 本 書 に 従 った 教 育 を 受 けて 資 格 を 有 す るものとし かつ 本 書 の 運 転 要 件 に 従 わなければならない 本 項 は 陸 軍 または 空 軍 の 移 動 型 戦 術 用 WHE には 適 用 外 とする 他 の 軍 サービスまたは 機 関 が 所 有 ならびに 操 作 する WHE を 支 援 機 器 として 海 軍 の 軍 事 行 動 の 支 援 に 利 用 する 場 合 該 当 する 部 隊 の 司 令 官 は 機 器 の 安 全 な 運 転 を 確 保 する 方 針 を 定 め かつ これを 公 布 しなければならない この 方 針 には 契 約 業 者 が 運 転 する クレーンについて 規 定 する 1.7.2 項 の 要 件 が 必 ず 含 まれていなければならない 1.9. 非 海 軍 所 有 ならびに 非 海 軍 が 操 作 する WHE の 検 査 保 守 または 運 転 あるいは それらすべてに 関 わる 海 軍 の 要 員 海 軍 の 要 員 が 非 海 軍 所 有 の WHE を 検 査 保 守 試 験 および 認 証 する 場 合 には 第 1 章 2 章 3 章 5 章 11 章 12 章 13 章 14 章 および 該 当 する 附 則 の 要 件 に 従 わなければならない 1.10. 記 録 用 書 式 本 書 中 の 書 式 見 本 は 記 録 の 保 持 に 最 低 限 必 要 な 情 報 を 示 す 必 要 な 情 報 が 含 まれているならば 部 隊 が 作 成 した 書 式 を 代 用 することが 可 能 である 部 隊 は 対 象 機 器 に 該 当 しない 項 目 に 限 り 書 式 見 本 からその 項 目 を 削 除 することが 可 能 で ある 部 隊 で 書 式 を 複 製 することを 許 可 する 1.11. 監 査 および 自 己 評 価 SECNAVINST 11260.2 の 指 示 に 基 づき 海 軍 陸 上 部 隊 にお ける 荷 役 作 業 プログラムの 監 査 は 海 軍 クレーンセンター 規 則 11200.33 に 従 い 海 軍 ク レーンセンターにより 定 期 的 に 行 われなければならない 部 隊 は 自 己 評 価 を 行 なうもの とし 監 査 の 約 30 日 前 に 自 己 評 価 結 果 を 海 軍 クレーンセンターに 提 出 しなければなら ない 部 隊 は 監 査 結 果 に 対 する 対 応 および 是 正 措 置 について 当 該 部 隊 の 関 係 部 署 と 調 整 しなければならない 1.12. 実 施 手 順 部 隊 は 本 書 の 該 当 要 件 を 履 行 するための 荷 役 作 業 プログラムを 管 理 する 標 準 基 準 書 を 作 成 しなければならない 1.13. 説 明 一 部 変 更 または 改 定 の 要 求 本 書 の 説 明 一 部 変 更 または 改 定 の 要 求 は 図 1-1 説 明 一 部 変 更 または 改 定 の 要 求 (RCDR) の 書 式 を 利 用 して 記 入 しな 1-12 CHANGE 2 August 2011
ければならない 要 求 に 関 る 適 切 な 資 料 背 景 および 理 由 を 提 出 しなければならない この 書 式 は 海 軍 クレーンセンター 発 行 のクレーン 安 全 広 報 機 器 不 具 合 報 告 書 他 の 指 示 に 関 る 説 明 一 部 変 更 または 改 定 の 要 求 に 利 用 することが 可 能 である 海 軍 クレ ーンセンターウェブサイト(http://portal.navfac.navy.mil/ncc) に 掲 示 された RCDR を 除 き この 改 定 版 NAVFAC P-307 の 発 行 日 より 前 に 発 行 済 みの 説 明 や 解 説 を 記 述 する RCDR は 取 り 消 されたものとみなす 一 度 限 りの 一 部 変 更 または 特 定 の 機 器 に 向 けて 既 に 発 行 された RCDR については 現 行 とおりとする 該 当 する 場 合 過 去 の RCDR がこの 書 類 に 加 えられていること 海 軍 クレーンセンターウェブサイトに 掲 示 の RCDR は すべての 部 隊 に 適 用 される 1-13 CHANGE 2 August 2011
説 明 一 部 変 更 改 定 の 要 請 書 (RCDR) 該 当 個 所 をチェックする 説 明 一 部 変 更 改 訂 部 隊 部 隊 リクエスト 番 号 WHE 番 号 表 題 製 造 元 SPS クレーン YES NO 作 成 者 電 話 FAX 日 付 E メール 承 認 者 電 話 FAX 日 付 E メール 契 約 担 当 官 の 代 表 者 ( 契 約 業 者 が 要 請 書 を 用 意 し 承 認 した 場 合 ) 電 話 E メール FAX 日 付 参 考 文 献 同 封 物 目 的 背 景 検 討 内 容 要 請 事 項 海 軍 クレーンセンターの 回 答 海 軍 クレーンセンター 管 理 番 号 作 成 者 電 話 FAX 日 付 承 認 者 電 話 軍 電 図 1-1 (1/2) FAX 日 付 1-14
説 明 一 部 変 更 または 改 定 の 要 請 方 法 この 書 類 は カバーページ 不 要 のファクス 送 信 用 または 電 子 メール 送 信 用 のものである 署 名 および 添 付 書 類 付 きの 書 類 は 正 式 文 書 とみなす 署 名 を 入 れないで 電 子 的 に 提 出 できるが 作 成 者 と 承 認 者 の 氏 名 を 必 ず 記 載 すること 電 子 メールアドレスは m_nfsh_ncc_rcdr@navy.mil ファクス 番 号 は (757) 396-1772 である 1. 説 明 一 部 変 更 または 改 定 : 該 当 する 項 目 の 欄 をチェックする 2. 部 隊 : 所 属 部 隊 の 標 準 海 軍 配 布 リスト (SNDL) 平 易 な 表 現 で 書 かれた 住 所 (PLA) および ユニット 識 別 コード (UIC) を 記 入 3. 部 隊 要 求 番 号 : 所 属 部 隊 からの 要 求 番 号 を 以 下 の 書 式 のとおりに 記 入 例 UIC-FY-000 とは 所 属 部 隊 の 識 別 コード ダッシュ (-) 現 会 計 年 度 ダッシュ (-) 所 属 部 隊 の 要 求 番 号 (4 桁 の 数 字 を 使 用 )を 順 に 示 す 4. WHE 番 号 : 説 明 省 略 WHE に 関 連 していない 場 合 は N/A と 記 入 5. 製 造 元 : 説 明 省 略 WHE に 関 連 していない 場 合 は N/A と 記 入 6. SPS クレーン:NAVSEA 0989-030-7000 より 定 義 される SPS WHE と 関 連 がない 場 合 は N/A と 記 入 7. 表 題 : 段 落 または 取 り 扱 うマニュアルの 他 の 部 分 を 記 入 8. 作 成 者 : 説 明 省 略 9. 承 認 者 : 説 明 省 略 10. 契 約 担 当 官 の 代 表 者 : 契 約 業 者 が 要 請 書 を 用 意 し その 要 請 書 を 承 認 した 場 合 には 契 約 担 当 官 の 代 表 者 の 同 意 を 記 す 11. 参 考 文 献 等 : 使 用 した 参 考 文 献 を 記 入 12. 添 付 書 類 等 : 使 用 した 同 封 物 のリストを 記 入 13. 目 的 : 要 請 書 の 目 的 を 一 行 から 二 行 の 文 章 で 簡 潔 に 説 明 14. 背 景 : 要 請 をした 背 景 および 理 由 を 記 入 15. 論 考 : 要 請 をした 論 理 的 根 拠 を 記 入 16. 要 請 事 項 : 具 体 的 な 要 請 内 容 を 記 入 17. NCC の 回 答 等 :NCC 使 用 欄 のため 記 入 不 用 図 1-1 (2/2) 1-15
第 2 章 保 守 2.1 保 守 検 査 保 守 検 査 は 本 章 に 定 める 頻 度 と 実 施 細 目 で 行 なわれなければならな い 保 守 検 査 担 当 員 は 第 13 章 に 基 づく 教 育 を 受 け かつ 検 査 員 の 資 格 を 有 していな ければならない ー 般 に 検 査 は 特 定 の 構 成 部 品 や 部 品 の 機 能 を 運 転 前 運 転 中 およ び 停 止 後 に 確 認 することから 成 るものとする 検 査 は 目 視 聴 音 触 診 の 他 に 必 要 に 応 じて 計 測 器 非 破 壊 検 査 および 分 解 により 行 なわれなければならない 検 査 における 最 優 先 課 題 は 荷 重 支 持 部 品 荷 重 制 御 部 品 運 転 安 全 装 置 類 をすべて 安 全 かつ 良 好 な 作 動 状 態 に 保 つことによって 安 全 性 を 最 大 限 保 証 することである 検 査 員 は 不 具 合 が 重 大 な 不 具 合 か 否 かを 判 断 しなければならない(すなわち 荷 重 支 持 部 品 荷 重 制 御 部 品 または 運 転 安 全 装 置 の 不 具 合 が 安 全 な 運 転 を 妨 げたり 機 器 や 構 成 部 品 の 荷 重 支 持 能 力 や 荷 重 制 御 能 力 を 低 下 させたりすること) 検 査 員 は 問 題 がるあると みられる 部 品 の 状 態 について 確 信 が 持 てない 場 合 には 想 定 されるリスクを 冒 したり 個 人 の 判 断 にのみ 依 存 してはならない 問 題 がるあるとみられる 荷 重 支 持 部 品 荷 重 制 御 部 品 または 運 転 安 全 装 置 については 部 隊 の 担 当 技 術 部 門 にただちに 問 い 合 わせ 必 要 に 応 じて 使 用 許 可 認 証 担 当 官 に 解 決 策 を 問 い 合 わせなければならない 部 隊 に 技 術 部 門 を 持 たない 場 合 検 査 組 織 が 不 具 合 を 評 価 するものとし さらに 使 用 許 可 認 証 担 当 官 は 是 正 措 置 を 承 認 するものとする 浮 きクレーンのクレーン 部 分 の 保 守 は 本 章 に 従 って 行 なわれなければならない バー ジ( 台 船 )の 保 守 は OPNAVINST 4790.4 またはバージ 製 造 元 (OEM) の 保 守 要 領 ある いは 推 奨 事 項 に 従 い 行 なわれなければならない バージの 保 守 について 文 書 化 すること を 義 務 付 け さらに その 書 類 を 最 低 2 年 間 ( 前 年 と 当 年 ) 保 管 しなければならない 2.1.1 不 具 合 不 具 合 には 機 器 の 故 障 や 不 調 不 適 切 な 設 計 管 理 検 査 または 保 守 方 法 および 設 計 図 面 と 機 器 構 成 との 重 大 または 不 安 全 な 相 違 が 含 まれる これには 機 器 の 通 常 の 摩 耗 は 含 まれていない 前 述 の 状 況 から 他 の 海 軍 部 隊 にも 波 及 する 不 具 合 を 発 見 した 場 合 には 用 意 が 整 いしだい 海 軍 クレーンセンターに 報 告 しなければならない ただし 不 具 合 を 発 見 した 日 から 起 算 して5 日 以 内 に 報 告 しなければならない 是 正 処 置 内 容 または 推 奨 する 処 置 を 含 む 不 具 合 の 概 要 報 告 書 を21 日 以 内 に 海 軍 クレーンセンタ ーに 送 達 しなければならない 不 具 合 については 図 2-1の 書 式 を 利 用 して 海 軍 クレー ンセンターに 報 告 しなければならない 荷 重 支 持 部 品 荷 重 制 御 部 品 および 運 転 安 全 装 置 の 不 具 合 (および 是 正 処 置 )を 記 録 するものとし さらに 機 器 経 歴 ファイルに 保 存 しなければならない 2.2 検 査 仕 様 カテゴリー1 カテゴリー2 カテゴリー3クレーン(クレーンのカテ ゴリーについては 第 1 章 を 参 照 )の 保 守 検 査 仕 様 書 を 附 則 C および 附 則 D に 記 す これ らは 検 査 の 種 類 (A B C 年 次 ) 検 査 対 象 の 構 成 部 品 およqび 部 品 検 査 項 目 を 定 めている 分 解 の 程 度 は 指 示 のとおりでなければならない 各 部 隊 は 附 則 Cおよ び 附 則 Dに 記 す 書 式 見 本 に 従 い 保 守 検 査 仕 様 書 と 記 録 用 紙 を 作 成 しなければならない 2-1
これらの 見 本 に 記 述 のない 特 殊 な 項 目 については 検 査 項 目 を 別 途 追 加 しなければなら ない カテゴリー4クレーンの 検 査 仕 様 については 附 則 C の 該 当 項 目 と 製 造 元 (OEM) の 推 奨 事 項 を 基 に 各 部 隊 が 作 成 しなければならない 使 用 許 可 認 証 担 当 官 に 提 出 する 許 可 証 明 には 所 定 の 年 次 保 守 検 査 記 録 を 添 付 しなければならない 2.2.1 検 査 仕 様 書 各 部 隊 は 前 項 に 記 述 の 検 査 仕 様 に 仕 様 データシートを 加 えて 補 完 しなければならない 仕 様 データシートには 検 査 員 が 検 査 中 に 必 要 な 摩 耗 調 整 設 定 許 容 値 の 確 認 に 係 る 指 図 と 技 術 情 報 が 含 まれていなければならない この 情 報 は OEMの 技 術 マニュアル 保 守 経 験 および 他 の 信 頼 がおける 技 術 資 料 等 から 引 用 され ていなければならない 設 定 確 認 用 の 測 定 位 置 を 明 確 に 表 示 しなければならない 2.2.2 OEM 提 供 の 情 報 特 に 移 動 式 クレーンの 製 造 元 は 最 新 の 情 報 ( 例 技 術 情 報 )と 併 せて 特 定 のクレーンに 付 属 の 保 守 マニュアルを 補 足 する 情 報 を 定 期 的 に 発 行 し ている 技 術 情 報 の 大 半 は クレーンの 保 守 に 係 る 内 容 である 部 隊 は OEM または 部 隊 所 有 のクレーンに 該 当 する 技 術 情 報 について 指 定 販 売 代 理 店 に 問 い 合 わせるものと し 可 能 ならば そのような 技 術 情 報 を 入 手 するために OEM の 顧 客 リストに 登 録 しな ければならない 2.3 検 査 および 是 正 措 置 検 査 毎 に 保 守 検 査 仕 様 書 と 記 録 用 紙 を 利 用 して 検 査 結 果 を 記 録 しなければならない さらに その 保 守 検 査 仕 様 書 と 記 録 用 紙 を 機 器 経 歴 ファイル に 保 管 しなければならない 附 則 C および 附 則 Dの 検 査 における 分 解 を 含 む 構 成 部 品 の 分 解 と 再 組 立 て 作 業 と 併 せて 実 施 したすべての 作 業 について 工 場 修 理 指 令 書 (SRO)または 他 の 作 業 指 示 書 に 記 録 しなければならない(これには 点 検 用 カバーの 取 り 付 け 取 り 外 しは 含 まれない) 荷 重 支 持 部 品 荷 重 制 御 部 品 運 転 安 全 装 置 類 の 修 理 交 換 分 解 改 造 または 調 整 が 含 まれる 作 業 指 令 書 については 作 業 の 開 始 にあたり 検 査 員 またはエンジニアにより 精 査 しなければならない 作 業 指 示 書 には 取 り 付 ける 交 換 部 品 作 業 完 了 後 に 検 査 が 困 難 なものに 対 する 中 間 検 査 項 目 を 含 む 作 業 実 施 内 容 を 明 確 に 記 述 するものとしかつ 該 当 する 試 験 要 件 を 記 さなければならない 改 造 が 要 求 された 場 合 には 所 定 の 改 造 番 号 および 改 造 内 容 を 作 業 指 示 書 に 示 さなければならない 修 理 部 品 または 交 換 部 品 には 具 体 的 なサブシステム 群 ( 例 主 巻 きモーターのギアボックスカップリング)あるいは 場 所 ( 例 左 後 部 アウトリガージャッキ 戻 り 側 油 圧 ホース)を 明 示 しなければならない 年 次 検 査 中 および 荷 重 試 験 中 のクレーン 除 き 作 業 指 令 書 は 再 使 用 許 可 認 証 の 要 否 を 示 さなければならない クレーンの 保 守 や 修 理 を 行 なう 前 に 以 下 の 安 全 対 策 が 確 実 に 取 られていること ( 第 11 章 タグアウト ロックアウト 要 件 を 参 照 ) a. 修 理 対 象 のクレーンは 修 理 区 域 内 において 他 のクレーンおよび 作 業 との 干 渉 を 最 小 に 抑 えられ かつ クレーンで 作 業 する 作 業 員 の 安 全 な 通 行 を 妨 げない 場 所 に 配 置 されなければならない 2-2
b. 制 御 器 のスイッチ 類 をすべて 切 り の 位 置 にしなければならない c. 蓄 えられたエネルギー 源 を 各 部 隊 のタグアウト/ロックアウト 手 順 に 従 い 遮 断 し なければならない d. 実 施 区 域 周 辺 の 作 業 員 に 保 守 作 業 への 注 意 を 促 すための 注 意 標 識 またはバリケ ードを 設 置 しなければならない e. 同 一 レール 上 で 他 のクレーンが 稼 動 している 場 合 車 輪 止 または 他 の 適 切 な 方 法 を 用 いて 運 転 休 止 中 のクレーンとの 衝 突 事 故 を 避 けなければならない 調 整 および 修 理 完 了 後 すべての 保 護 カバー 類 が 元 通 りに 取 り 付 けられ 安 全 装 置 類 が 復 帰 し かつ 保 守 用 機 材 が 片 付 けられるまでクレーンを 使 用 してはならない 2.3.1 交 換 部 品 荷 重 支 持 部 品 荷 重 制 御 部 品 および 運 転 安 全 装 置 等 の 交 換 部 品 は 元 の 設 計 と 同 一 でなければならない 材 料 または 設 計 構 成 の 代 替 が 必 要 な 場 合 その 事 実 を 解 決 に 向 けて 部 隊 の 技 術 部 門 に 委 託 するものとする 2.3.2 検 査 作 業 荷 重 支 持 部 品 荷 重 制 御 部 品 または 運 転 安 全 装 置 の 調 整 修 理 お よび 交 換 に 対 する 検 査 を 行 なうものとする( 必 要 に 応 じて 中 間 検 査 を 含 む) 必 要 に 応 じて 検 査 に 操 作 試 験 を 取 り 入 れるものとする 検 査 員 は 作 業 指 示 書 に 作 業 が 無 事 に 完 了 したことを 認 める 署 名 をしなければならない 2.3.3 年 次 検 査 / 認 証 中 における 作 業 の 延 期 特 定 の 装 置 が 休 止 中 および/または 使 用 を 開 始 する 予 定 がない 場 合 ( 例 主 巻 と 補 巻 を 備 えるブリッジクレーンおよびその 補 巻 き は 認 証 を 受 けられない)を 除 いて 重 大 な 不 具 合 を 年 次 認 証 の 前 に 是 正 しなければな らない 荷 重 支 持 部 品 荷 重 制 御 部 品 および 運 転 安 全 装 置 に 対 する 他 の 作 業 を 完 了 す ることが 難 しい 場 合 それらの 作 業 は 使 用 許 可 認 証 担 当 官 の 許 可 を 得 ると 延 期 するこ とが 可 能 である 延 期 のための 技 術 的 な 正 当 事 由 を 提 出 しなければならない 延 期 が 認 められた 作 業 については 使 用 許 可 認 証 担 当 官 が 再 延 期 を 承 認 しない 限 り 次 回 の 年 次 認 証 の 前 に 完 了 しなければならない( 装 置 が 引 き 続 き 運 転 休 止 となる 場 合 延 期 が 認 め られた 作 業 を 次 回 の 年 次 認 証 の 前 に 完 了 させる 必 要 はない) 2.4 保 守 検 査 の 種 類 と 頻 度 あらゆるカテゴリーのクレーン( 第 1 章 に 定 義 )に 対 する 定 期 検 査 を 以 下 のとおりに 計 画 し かつ 実 施 しなければならない( 年 次 保 守 検 査 およびタイプ B 検 査 を 年 次 認 証 と 併 せて 行 なうものとする) 2.4.1 カテゴリー1 および 4 クレーン 部 隊 には 保 守 検 査 をメインエンジンまたは 主 動 力 源 のアワーメーターに 記 録 されるエンジン 運 転 時 間 (またはメインエンジンを 持 た ないクレーンについては 電 気 的 に 通 電 された 時 間 )あるいは 暦 月 の 時 間 間 隔 ( 日 程 計 画 が 同 形 式 のクレーンの 中 でも 異 なる 場 合 がある)を 基 準 にする 選 択 肢 がある 保 守 検 査 計 画 はこれら 二 つの 基 準 のいづれかで 設 定 (いづれか 早 い 方 )しなければならない 保 2-3
守 検 査 計 画 の 基 準 (アワーメーターまたは 暦 月 )をクレーンの 機 器 経 歴 ファイルに 記 さ なければならない タイプ B 検 査 は 保 守 検 査 の 基 準 を 変 更 する 前 に 完 了 しなけれ ばならない 2.4.1.1 種 類 の 指 定 と 頻 度 a. タイプ A 検 査 ( 附 則 C) 暦 月 基 準 - 認 証 後 から 起 算 して 4 ヵ 月 (プラス 10 日 )ごと アワーメーター 基 準 -500 エンジン 運 転 時 間 ごと(プラス 50 運 転 時 間 ) に 行 なう b. タイプ B 検 査 ( 附 則 C) 暦 月 基 準 -タイプ A 検 査 を 3 回 に 1 回 の 割 合 ア ワーメーター 基 準 -2000 エンジン 運 転 時 間 ごと(プラス 200 運 転 時 間 ) ただし タイプ B 検 査 を 最 低 年 1 回 行 わなければならない c. タイプ C 検 査 ( 附 則 C) 暦 月 基 準 -タイプ B 検 査 を 3 回 に 1 回 の 割 合 ア ワーメーター 基 準 -8000 エンジン 運 転 時 間 ごと(プラス 800 運 転 時 間 )に 行 なう ただし タイプ C 検 査 を 最 低 6 年 に 一 度 の 年 次 認 証 で 行 わなければならない 注 :タイプ B 検 査 は タイプ A 検 査 において 指 示 される 検 査 項 目 をすべて 含 ま なければならない タイプ C 検 査 は タイプ A およびタイプ B 検 査 において 指 示 する 検 査 項 目 をすべて 含 まなければならない 2.4.2 カテゴリー2クレーンおよびカテゴリー3クレーン 年 次 検 査 項 目 を 年 次 保 守 検 査 仕 様 書 と 記 録 ( 附 則 D)に 定 める 2.5 給 油 と 保 守 業 務 各 部 隊 は 2.2 項 に 定 める 検 査 仕 様 に 加 えて 給 油 に 関 する 独 自 の 手 順 書 を 作 成 し さらに 給 油 および 保 守 計 画 を 立 てこれを 実 施 するものとする OEM 推 奨 の 計 画 を 変 更 する 上 で 部 隊 と 海 軍 の 経 験 およびクレーンの 使 用 状 況 を 基 準 と して 利 用 することが 可 能 である OEM 推 奨 の 計 画 を 変 更 する 際 は 部 隊 の 技 術 部 門 の 承 認 を 得 るものとする 海 軍 の3M 計 画 (OPNAVINST 4790.4) を 陸 上 専 用 のクレーンに 利 用 する 場 合 当 該 計 画 は すべてのOEM 要 件 を 当 該 クレーンの 保 守 要 求 項 目 カード 取 り 入 れなければならない 2.5.1 給 油 OEM の 取 扱 い 説 明 書 と 手 順 書 を 利 用 可 能 な 場 合 には それらを 参 考 に 給 油 手 順 書 を 作 成 しなければならない 所 定 の 期 間 に 給 油 する 潤 滑 油 量 および 特 に 小 さな 揺 動 をする 装 置 (ガジョンピン 水 平 イコライザーピン)や 大 径 の 軸 受 類 ( 旋 回 輪 ベア リング)に 潤 滑 油 が 行 き 渡 るよう 特 に 注 意 を 払 わなければならない 過 度 の 給 油 は 悪 影 響 を 与 えることが 多 いため これを 行 なってはならない 新 しい 機 器 は OEM によっ て 給 油 を 受 けていると 考 えられるが 機 器 の 使 用 を 始 める 前 に 十 分 な 潤 滑 油 量 であるか どうか 確 認 しなければならない 新 品 の 機 器 または 修 理 された 機 器 の 給 油 箇 所 について は 潤 滑 油 が 行 き 渡 り 適 切 に 組 立 てられているかどうか 確 認 しなければならない 給 油 手 順 書 は 使 用 するさまざまな 潤 滑 油 の 種 類 を 少 なく 抑 えなければならない 現 行 の 潤 滑 油 の 在 庫 を 最 大 限 有 効 に 活 用 するよう 考 慮 しなければならない 次 の 使 用 までの 間 に 2-4
長 期 間 待 機 状 態 におかれたクレーンについては 密 閉 部 の 破 裂 および 構 成 部 品 の 固 着 や 腐 食 を 防 ぐために すべての 可 動 部 品 を 定 期 的 に 動 作 させるよう 考 慮 しなければならな い 2.5.2 保 守 業 務 ブレーキ クラッチ エンジン 電 気 ならびに 電 子 制 御 装 置 と 個 々の 装 置 および 同 種 の 装 置 と 構 成 部 品 などの 定 期 的 な 調 整 整 備 または 微 調 整 を 要 する すべての 機 械 および 電 気 機 器 のための 保 守 要 領 書 をOEMの 取 扱 い 説 明 書 と 指 示 書 を 利 用 して 作 成 しなければならない OEMの 取 扱 い 説 明 書 や 指 導 書 を 入 手 できない 場 合 ま たはOEMの 取 扱 い 説 明 書 や 指 導 書 に 使 用 すべき 要 件 や 基 準 に 係 る 内 容 が 含 まれていな い 場 合 には 工 業 規 格 や 団 体 規 格 を 最 低 基 準 として 充 てなければならない 2.5.3 文 書 化 給 油 および 保 守 作 業 内 容 についてSRO 運 転 士 日 常 点 検 表 または 他 の 適 切 な 書 類 に 適 宜 記 録 しなければならない これらの 作 業 内 容 の 文 書 記 録 は 機 器 経 歴 ファイルに 保 管 されていなければならない 2.5.4 検 査 確 認 検 査 員 は 給 油 と 保 守 作 業 が 指 示 通 りに 適 切 に 行 なわれることを 確 保 するため 所 定 の 検 査 の 間 に 保 守 記 録 と 機 器 を 詳 しく 調 べなければならない 2.6 保 守 検 査 給 油 保 守 の 延 期 緊 急 または 他 の 偶 発 的 な 事 態 の 発 生 により 所 定 の 保 守 検 査 または 給 油 予 定 保 守 予 定 の 計 画 に 従 った 完 了 が 困 難 な 場 合 には 使 用 許 可 認 証 担 当 官 は 所 定 の 保 守 検 査 (または 保 守 検 査 の 一 部 ) 給 油 または 保 守 の 延 期 を 許 可 することが 可 能 である 延 期 のための 技 術 的 な 正 当 事 由 を 提 出 しなければならない 各 延 期 および 正 当 事 由 は 書 面 にて 行 なわれるものとし それらを 機 器 経 歴 ファイルに 保 存 しなければならない 使 用 許 可 証 が 3.5.1, a 項 に 基 づき 延 長 された 場 合 には 保 守 検 査 および/または 給 油 予 定 および 保 守 予 定 の 延 期 書 類 は 不 要 である 緊 急 または 他 の 偶 発 的 な 事 態 が 終 息 しだい 延 期 された 保 守 検 査 給 油 または 保 守 を 速 やかに 完 了 させ なければならない 2.7 マイクロプロセッサ( 超 小 型 演 算 装 置 ) 制 御 クレーンシステムの 手 順 ユーザー がプログラム 可 能 なソフトウエアおよび/またはファームウエアを 内 蔵 したマイクロプ ロセッサ 制 御 型 クレーンシステムを 所 有 する 部 隊 は 当 該 システムのソフトウエアおよ び/またはファームウエアを 管 理 する 手 順 書 を 作 成 する これらの 手 順 書 は ファイル 管 理 ファイル 名 の 指 定 /ラベル 付 け 方 を 含 む 変 更 管 理 パラメータ 一 覧 表 プログラ ム 可 能 なパラメータの 現 行 の 設 定 プログラム 可 能 なパラメータの 許 容 クレーン 設 計 範 囲 ファイルのアップロード/ダウンロード 方 法 プログラム 可 能 なパラメータの 変 更 方 法 およびセキュリティーに 関 する 手 順 を 記 述 しなければならない 2-5
クレーン 等 搬 送 装 置 不 具 合 報 告 書 部 隊 施 設 名 : 不 具 合 報 告 書 番 号 : 件 名 : 作 成 者 名 : 電 話 番 号 : FAX または E メール 日 付 : 承 認 者 名 : 電 話 番 号 : FAX または E メール 日 付 : クレーンまたは 機 器 番 号 : 製 造 元 / 製 造 年 : SPS クレーン Yes No 型 式 / 製 造 番 号 : つり 上 げ 荷 重 / 形 式 : 不 具 合 によって 事 故 を 引 き 起 こしたか: 事 故 の 種 類 : は い いいえ 報 告 書 作 成 理 由 : 荷 重 保 持 部 / 荷 重 制 御 部 / 運 転 安 全 装 置 /ディーゼルエンジン- 発 電 機 装 置 の 故 障 / 不 具 合 第 14 章 の 項 目 で 安 全 に 影 響 を 及 ぼす 故 障 / 不 具 合 図 面 / 設 計 上 の 不 具 合 その 他 重 大 と 思 われる 故 障 / 不 具 合 不 具 合 に 関 する 詳 細 ( 製 造 者 の 部 品 番 号 連 邦 在 庫 番 号 その 他 を 含 む) 不 具 合 の 要 因 : 実 施 した 是 正 措 置 / 推 奨 する 措 置 : 海 軍 クレーンセンター (NCC) 記 入 欄 海 軍 クレーンセンター 管 理 番 号 : CSA 発 行 報 告 書 発 行 者 への 回 答 ( 必 要 な 場 合 ) 処 置 の 必 要 なし EDM 発 行 クレーン 必 須 改 造 を 発 行 備 考 欄 ( 上 記 の 空 所 にチェックした 場 合 に 理 由 を 記 入 する): 図 2-1 (1 of 2) 2-6
クレーン 等 搬 送 装 置 不 具 合 報 告 書 記 入 要 領 この 書 類 は カバーページ 不 要 のファクス 送 付 用 または 電 子 メール 送 付 用 のものである 署 名 およ び 添 付 書 類 付 きの 書 類 は 正 式 文 書 とみなすものとする 署 名 を 省 略 して 電 子 的 に 提 出 できるが 作 成 者 と 承 認 者 の 氏 名 を 必 ず 記 載 しなければならない 電 子 メールアドレスは m_nfsh_ncc_whedr@navy.mil ファクス 番 号 は (757) 396-1772 1. 部 隊 施 設 : 標 準 海 軍 送 付 先 リスト(SNDL) 平 易 な 表 現 で 書 かれた 住 所 (PLA) および 所 属 部 隊 のユニット 識 別 コード (UIC) を 記 入 する 2. 不 具 合 報 告 書 番 号 : 所 属 部 隊 からの 不 具 合 報 告 書 番 号 を 以 下 の 書 式 のとおりに 記 入 する 例 UIC-FY-000とは 所 属 部 隊 の 識 別 コード ダッシュ (-) 現 会 計 年 度 ダッシュ (-) 所 属 部 隊 の 要 求 番 号 (4 桁 の 数 字 を 使 用 )を 順 に 示 す 3. 件 名 : 該 当 する 機 器 の 部 品 装 置 名 を 記 入 する 4. 作 成 者 名 : 報 告 書 作 成 者 の 氏 名 と 所 属 部 署 コードを 記 入 する 5. 電 話 番 号 :この 報 告 書 作 成 者 の 電 話 番 号 (DSNと 一 般 用 )を 記 入 する 6. ファックス 番 号 :この 報 告 書 作 成 者 のファックス 用 内 線 番 号 の4 桁 の 数 字 を 記 入 する 7. 日 付 :この 報 告 書 の 作 成 日 を 記 入 する 8. 報 告 書 承 認 者 名 :この 報 告 書 の 承 認 者 の 氏 名 と 所 属 部 署 コードを 記 入 する 9. 電 話 番 号 :この 報 告 書 の 承 認 者 の 電 話 番 号 (DSNと 一 般 用 )を 記 入 する 10. ファックス 番 号 :この 報 告 書 の 承 認 者 のファックス 用 内 線 番 号 の4 桁 の 数 字 を 記 入 する 11. 日 付 : 報 告 書 が 承 認 された 日 付 を 記 入 する 12. クレーンまたは 機 器 番 号 : 当 該 部 隊 施 設 で 使 用 する 番 号 方 式 からクレーンまたは 機 器 の 番 号 を 記 入 する 13. 製 造 者 名 / 製 造 年 :クレーンまたは 他 の 機 器 の 製 造 者 名 と 製 造 年 を 記 入 する 14. SPSクレーン:NAVSEA 0989-030-7000 により 定 義 されるSPS 15. 型 式 / 製 造 番 号 : 該 当 するクレーンまたは 他 の 機 器 の 型 式 製 造 番 号 を 記 入 する 16. つり 上 げ 荷 重 / 形 式 :クレーンまたはその 他 の 機 器 のつり 上 げ 荷 重 と 形 式 を 記 入 する 17. 不 具 合 によって 事 故 を 引 き 起 こしたか: 該 当 する 枠 にチェックマークを 入 れる 18. 事 故 の 種 類 : 該 当 する 場 合 には 事 故 の 種 類 を 記 入 する ( 例 人 身 事 故 つり 荷 の 衝 突 クレ ーンの 衝 突 過 荷 重 ツーブロッキング つり 荷 の 損 傷 脱 線 つり 荷 の 落 下 玉 掛 け 用 具 の 損 傷 クレーンの 損 傷 その 他 ( 具 体 的 な 内 容 を 書 く) 19. 報 告 書 作 成 理 由 : 該 当 する 枠 にチェックする 20. 不 具 合 に 関 する 詳 細 : 不 具 合 の 内 容 を 記 入 必 要 であれば 状 況 説 明 の 写 真 や 図 を 添 付 する 21. 不 具 合 の 要 因 : 調 査 結 果 から 推 測 される 不 具 合 の 要 因 を 記 入 する 22. 実 施 した 是 正 措 置 / 推 奨 する 措 置 : 実 施 した 是 正 措 置 内 容 と 海 軍 クレーンセンターの 措 置 に 対 す る 推 奨 事 項 を 記 入 する 23. 海 軍 クレーンセンター 使 用 欄 : 海 軍 クレーンセンター 使 用 のため 記 入 不 用 図 2-1(2 of 2) 2-7
( 余 白 ) 2-8
第 3 章 使 用 許 可 認 証 3.1 使 用 許 可 認 証 プログラム 司 令 官 は 部 隊 内 の 安 全 を 確 保 する 責 務 を 負 う 司 令 官 は 部 隊 のクレーンが 本 章 に 従 った 検 査 試 験 および 認 証 を 受 けていることを 保 証 す る 使 用 許 可 認 証 担 当 官 を 任 命 しなければならない 使 用 許 可 は 本 章 に 定 める 状 態 点 検 および 荷 重 試 験 に 基 づいていなければならない 状 態 検 査 の 目 的 は 機 器 の 構 造 部 品 機 械 部 品 電 気 部 品 が 安 全 で 使 用 可 能 な 状 態 に 維 持 されることを 保 証 し かつ これら の 正 常 な 作 動 を 確 保 することである 荷 重 試 験 の 目 的 は 所 定 の 試 験 荷 重 で 規 定 の 運 転 することにより 当 該 機 器 が 所 定 の 試 験 荷 重 を 安 全 につり 上 げ 設 計 上 のあらゆる 動 作 域 を 移 動 する 能 力 を 確 認 することにある これらの 点 検 と 試 験 は 任 命 を 受 けた 試 験 監 督 者 の 指 揮 の 下 技 術 的 な 能 力 を 有 する 検 査 試 験 員 によって 行 なわれなければならない 状 態 検 査 および 荷 重 試 験 が 無 事 完 了 した 後 荷 重 試 験 状 態 検 査 証 明 書 には 担 当 の 試 験 監 督 官 検 査 員 および 使 用 許 可 認 証 担 当 官 の 署 名 を 付 けなければならない 3.2 使 用 許 可 認 証 担 当 官 の 任 命 使 用 許 可 認 証 担 当 官 および 代 理 を 所 属 部 隊 の 司 令 官 の 書 面 または 部 隊 あるいは 地 域 の 指 令 書 をもって 任 命 しなければならない 使 用 許 可 認 証 担 当 官 を 氏 名 に 代 えて 役 職 名 / 肩 書 で 任 命 する 場 合 がある この 任 命 は 取 消 しまたは 見 直 されるまで 有 効 である 次 に 使 用 許 可 認 証 担 当 官 は 使 用 許 可 認 証 行 程 に 携 わる 公 認 の 試 験 監 督 者 および 検 査 員 を 書 面 をもって 任 命 しなければならない 荷 役 作 業 の 業 務 を 他 の 部 隊 に 委 託 している 部 隊 については 該 当 する 部 隊 は 書 面 をもって 特 定 の 担 当 官 の 代 わりに 部 隊 および 委 託 する 業 務 を 指 定 しなければならない 3.3 使 用 許 可 認 証 手 続 き 荷 重 試 験 状 態 検 査 証 明 の 書 式 は 図 3-1 に 示 される 書 式 と 同 様 でなければならない 移 動 式 クレーン ロコクレーン 航 空 機 用 クラッシュクレー ン およびカテゴリー4 クレーンについては 図 3-2 と 同 様 の 別 紙 を 提 出 しなければな らない クレーン 識 別 番 号 認 証 容 量 および 使 用 許 可 証 の 有 効 期 限 日 が 記 載 されたカ ードまたはタグは 周 囲 から 見 える 場 所 またはクレーンの 付 近 に 取 り 付 けられていなけ ればならない 使 用 許 可 証 の 有 効 期 限 日 は 使 用 許 可 証 の 周 年 日 の 1 日 前 までとする クレーンは 許 可 証 失 効 当 日 に 使 用 可 能 状 態 にしておくことが 可 能 である 例 えば あ るカテゴリー1 クレーンが 6 月 30 日 に 認 証 されたとすると この 有 効 期 限 日 は 翌 年 の 6 月 29 日 とする 使 用 許 可 認 証 担 当 官 が 署 名 をした 日 が 正 式 な 使 用 許 可 認 証 日 であ り ここから 使 用 許 可 証 の 有 効 期 限 日 が 決 定 される 3.5.4 項 の 場 合 を 除 き 使 用 許 可 認 証 担 当 官 の 署 名 を 得 る 前 にクレーン 等 の 使 用 を 再 開 してはならない 使 用 許 可 認 証 担 当 官 は 荷 重 試 験 後 の 検 査 において 判 明 したすべての 不 具 合 の 是 正 が 未 済 で これらが 不 安 全 状 態 を 招 く 恐 れがあると 判 断 した 場 合 には 使 用 許 可 証 を 保 留 しなければならない 3.4 使 用 許 可 要 件 有 効 な 使 用 許 可 証 のないクレーンを 業 務 に 使 用 してはならない 3.4.1 年 次 使 用 許 可 この 使 用 許 可 証 は 使 用 許 可 認 証 担 当 官 が 署 名 をした 日 から 1 年 間 有 効 である 使 用 許 可 手 続 きには 状 態 検 査 および 適 切 な 試 験 が 含 まれていなければ ならない カテゴリー1 およびカテゴリー4 クレーンについては 年 次 試 験 に 荷 重 試 験 CHANGE 1 March 2011 3-1