日本放送協会 理事会議事録



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一般競争入札について

(2) 支 状 況 保 育 所 ( 定 員 60 人 以 上 ) 支 状 況 は 次 とおりです 1 総 入 構 成 比 は 割 合 が88.1% 活 動 外 入 が2.1% 特 別 入 が9.8%でした 2 構 成 比 は 運 営 費 入 が80.1% 経 常 経 費 補 助 金 入 が17.8%

1.H26年エイズ発生動向年報ー概要

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工 事 名 能 代 南 中 学 校 体 育 館 非 構 造 部 材 耐 震 改 修 工 事 ( 建 築 主 体 工 事 ) 入 札 スケジュール 手 続 等 期 間 期 日 期 限 等 手 続 きの 方 法 等 1 設 計 図 書 等 の 閲 覧 貸 出 平 成 28 年 5 月 24 日 ( 火

Taro-H19退職金(修正版).jtd

スライド 1

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Ⅰ 平成14年度の状況

ニュースリリース

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

工 事 名 渟 城 西 小 学 校 体 育 館 非 構 造 部 材 耐 震 改 修 工 事 ( 建 築 主 体 工 事 ) 入 札 スケジュール 手 続 等 期 間 期 日 期 限 等 手 続 きの 方 法 等 1 設 計 図 書 等 の 閲 覧 貸 出 平 成 28 年 2 月 23 日 ( 火

スライド 1

3 圏 域 では 県 北 沿 岸 で2の 傾 向 を 強 く 見 てとることができます 4 近 年 は 分 配 及 び 人 口 が 減 少 している 市 町 村 が 多 くなっているため 所 得 の 増 加 要 因 を 考 える 場 合 は 人 口 減 少 による 影 響 についても 考 慮 する

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小 売 電 気 の 登 録 数 の 推 移 昨 年 8 月 の 前 登 録 申 請 の 受 付 開 始 以 降 小 売 電 気 の 登 録 申 請 は 着 実 に 増 加 しており これまでに310 件 を 登 録 (6 月 30 日 時 点 ) 本 年 4 月 の 全 面 自 由 化 以 降 申

公 的 年 金 制 度 について 制 度 の 持 続 可 能 性 を 高 め 将 来 の 世 代 の 給 付 水 準 の 確 保 等 を 図 るため 持 続 可 能 な 社 会 保 障 制 度 の 確 立 を 図 るための 改 革 の 推 進 に 関 する 法 律 に 基 づく 社 会 経 済 情

代 議 員 会 決 議 内 容 についてお 知 らせします さる3 月 4 日 当 基 金 の 代 議 員 会 を 開 催 し 次 の 議 案 が 審 議 され 可 決 承 認 されました 第 1 号 議 案 : 財 政 再 計 算 について ( 概 要 ) 確 定 給 付 企 業 年 金 法 第

納品労働者アンケート結果_0331納品版

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(3) 仕 事 ( 結 果 の 概 要 12~ ページ 参 照 ) 有 業 者 の 仕 事 間 は 男 女 共 に 平 成 13 年 まで 減 少 が 続 き,18 年 で 増 加 したが,23 年 で 再 び 減 少 平 成 23 年 の 有 業 者 の 仕 事 間 は 男 性 が6 間 56,

(4) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 国 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている.

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労働時間と休日は、労働条件のもっとも基本的なものの一つです

開 会 委 員 長 : これより 第 回 男 女 平 等 参 画 推 進 委 員 会 を 開 催 いたします 事 務 局 より 月 日 付 人 事 異 動 の 報 告 配 布 資 料 を 確 認 した 事 務 局 より 委 員 の 半 数 以 上 が 出 席 しているので 委 員 会 が 成 立 し

d02 国際交流基金 様式1

定款

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(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 き 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている

平成22年12月27日

調査結果の概要

就 学 前 教 育 保 育 の 実 施 状 況 ( 平 成 23 年 度 ) 3 歳 以 上 児 の 多 く(4 歳 以 上 児 はほとんど)が 保 育 所 又 は 幼 稚 園 に 入 所 3 歳 未 満 児 (0~2 歳 児 )で 保 育 所 に 入 所 している 割 合 は 約 2 割 就 学

次 世 代 育 成 支 援

業 種 別 業 況 は 製 造 業 が 46.2 で 前 期 より 12.3 ポイント 低 下 ( 前 期 33.9) し 建 設 業 が 48.1 で 13.1 ポイントの 低 下 商 業 サービス 業 が 65.1 で 3.4 ポイントの 低 下 となりました 製 造 業 のポイントの 低 下

預 金 を 確 保 しつつ 資 金 調 達 手 段 も 確 保 する 収 益 性 を 示 す 指 標 として 営 業 利 益 率 を 採 用 し 営 業 利 益 率 の 目 安 となる 数 値 を 公 表 する 株 主 の 皆 様 への 還 元 については 持 続 的 な 成 長 による 配 当 可

検 討 検 討 の 進 め 方 検 討 状 況 簡 易 収 支 の 世 帯 からサンプリング 世 帯 名 作 成 事 務 の 廃 止 4 5 必 要 な 世 帯 数 の 確 保 が 可 能 か 簡 易 収 支 を 実 施 している 民 間 事 業 者 との 連 絡 等 に 伴 う 事 務 の 複 雑

入 札 参 加 者 は 入 札 の 執 行 完 了 に 至 るまではいつでも 入 札 を 辞 退 することができ これを 理 由 として 以 降 の 指 名 等 において 不 利 益 な 取 扱 いを 受 けることはない 12 入 札 保 証 金 免 除 13 契 約 保 証 金 免 除 14 入

市 町 村 税 の 概 況 市 町 村 税 の 概 況 は 平 成 25 年 度 地 方 財 政 状 況 調 査 平 成 26 年 度 市 町 村 税 の 課 税 状 況 等 の 調 及 び 平 成 26 年 度 固 定 資 産 の 価 格 等 の 概 要 調 書 等 報 告 書 等 の 資 料 に

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国立研究開発法人土木研究所の役職員の報酬・給与等について

参 考 様 式 再 就 者 から 依 頼 等 を 受 けた 場 合 の 届 出 公 平 委 員 会 委 員 長 様 年 月 日 地 方 公 務 員 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 261 号 ) 第 38 条 の2 第 7 項 規 定 に 基 づき 下 記 のとおり 届 出 を します この

水 野 総 務 部 長 には これから 市 長 選 参 院 選 などで 選 挙 長 職 務 代 理 者 開 票 管 理 者 職 務 代 理 者 を 務 めていただくことになりますが これまでの 多 く 職 場 で 培 った 経 験 を 活 かし 選 挙 事 務 でもご 活 躍 いた だきますよう お

している 5. これに 対 して 親 会 社 の 持 分 変 動 による 差 額 を 資 本 剰 余 金 として 処 理 した 結 果 資 本 剰 余 金 残 高 が 負 の 値 となるような 場 合 の 取 扱 いの 明 確 化 を 求 めるコメントが 複 数 寄 せられた 6. コメントでは 親

03所得

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所沢市告示第   号

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個人住民税徴収対策会議

18 国立高等専門学校機構

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ニュースリリース

花 巻 市 条 件 付 一 般 競 争 入 札 について 花 巻 市 では 入 札 における 透 明 性 公 平 性 の 向 上 を 図 り より 一 層 の 競 争 性 を 確 保 するために 条 件 付 一 般 競 争 入 札 を 実 施 します 条 件 付 一 般 競 争 入 札 について 条

中 央 公 民 館 ( 所 在 地 日 野 本 町 ) 実 習 室 ホール 談 話 室 講 座 室 A 講 座 室 B 視 聴 覚 室 調 理 実 習 室 小 会 議 室 保 育 室 24 人 50.2m2 20 人 66.0m2 16 人 45.6m2 36 人 51

答申第585号

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「節電に対する生活者の行動・意識

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Ⅰ 人 口 の 現 状 分 析 Ⅰ 人 口 の 現 状 分 析 1 人

別 紙 第 号 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 議 案 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 を 次 のように 定 める 平 成 26 年 2 月 日 提 出 高 知 県 知 事 尾

職 員 の 初 任 給 等 の 状 況 () 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び の 状 況 ( 年 4 月 日 現 在 ) 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 ( ベース) 44. 歳 6,4, 歳,44 4,7 7,6 4. 歳 7,

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(5) 給 与 改 定 の 状 況 事 委 員 会 が 無 い た め 記 載 し て お り ま せ ん 1 月 例 給 事 委 員 会 の 勧 告 ( 参 考 ) 区 分 民 間 給 与 A 公 務 員 給 与 B 較 差 A - B 勧 告 ( 改 定 率 ) 給 与 改 定 率 国 の 改

毎 月 の 給 与 等 ( )を 一 定 の 等 級 区 分 にあてはめた 標 準 月 額 の 上 限 が 現 行 の47 等 級 から50 等 級 に 改 正 されます ( 別 紙 健 康 保 険 料 額 表 参 照 ) なお 法 改 正 に 伴 い 標 準 月 額 が 改 定 される 方 につい

ていることから それに 先 行 する 形 で 下 請 業 者 についても 対 策 を 講 じることとしまし た 本 県 としましては それまでの 間 に 未 加 入 の 建 設 業 者 に 加 入 していただきますよう 28 年 4 月 から 実 施 することとしました 問 6 公 共 工 事 の

Ⅰ 調 査 の 概 要 1 目 的 義 務 教 育 の 機 会 均 等 その 水 準 の 維 持 向 上 の 観 点 から 的 な 児 童 生 徒 の 学 力 や 学 習 状 況 を 把 握 分 析 し 教 育 施 策 の 成 果 課 題 を 検 証 し その 改 善 を 図 るもに 学 校 におけ

調 査 概 要 (1) 調 査 対 象 全 国 に 居 住 する 満 16 歳 ~69 歳 の 男 女 で インターネット 利 用 者 ( 性 年 代 別 都 道 府 県 別 構 成 比 を 住 民 基 本 台 帳 に 基 づいて 割 り 付 けたインターネット 利 用 者 を 対 象 に 調 査


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年 金 払 い 退 職 給 付 制 度 における 年 金 財 政 のイメージ 積 立 時 給 付 時 給 付 定 基 (1/2) で 年 金 を 基 準 利 率 で 付 利 給 付 定 基 ( 付 与 利 の ) 有 期 年 金 終 身 年 金 退 職 1 年 2 年 1 月 2 月 ( 終 了 )

4 松 山 市 暴 力 団 排 除 条 の 一 部 風 俗 営 業 等 の 規 制 及 び 業 務 の 適 正 化 等 に 関 する 法 律 等 の 改 正 に 伴 い, 公 共 工 事 から 排 除 する 対 象 者 の 拡 大 等 を 図 るものです 第 30 号 H H28.1

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No.7 アメリカ 合 衆 国 小 規 模 事 例 (そ4) 助 金 も 財 源 になっている しかし 小 規 模 事 業 体 では 連 邦 政 府 から 基 金 はもちろん 市 から 補 助 金 もまったくない が 実 状 である すなわち 給 人 口 が25 人 から100 人 規 模 小 規

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4 参 加 資 格 要 件 本 提 案 への 参 加 予 定 者 は 以 下 の 条 件 を 全 て 満 たすこと 1 地 方 自 治 法 施 行 令 ( 昭 和 22 年 政 令 第 16 号 ) 第 167 条 の4 第 1 項 各 号 の 規 定 に 該 当 しない 者 であること 2 会 社

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(5 ) 当 該 指 定 居 宅 介 護 事 業 所 の 新 規 に 採 用 し た 全 て の 居 宅 介 護 従 業 者 に 対 し 熟 練 し た 居 宅 介 護 従 業 者 の 同 行 に よ る 研 修 を 実 施 し て い る こ と (6 ) 当 該 指 定 居 宅 介 護 事 業

別 添 1 女 性 国 家 公 務 員 の 登 用 状 況 資 料 1 指 定 職 に 占 める 女 性 の 割 合 は3.0%( 平 成 27 年 11 月 1 日 現 在 ) ( 前 年 9 月 1 日 現 在 から0.2ポイント 増 ) 本 省 課 室 長 相 当 職 以 上 に 占 める 女

Transcription:

日 本 放 送 協 会 理 事 会 議 事 録 ( 平 成 27 年 12 月 15 日 開 催 分 ) 平 成 28 年 1 月 8 日 ( 金 ) 公 表 < 会 議 の 名 称 > 理 事 会 < 会 議 日 時 > 平 成 27 年 12 月 15 日 ( 火 ) 午 前 9 時 00 分 ~9 時 25 分 < 出 席 者 > 籾 井 会 長 堂 元 副 会 長 塚 田 専 務 理 事 吉 国 専 務 理 事 板 野 専 務 理 事 福 井 専 務 理 事 森 永 理 事 井 上 理 事 浜 田 技 師 長 今 井 理 事 坂 本 理 事 安 齋 理 事 上 田 監 査 委 員 < 場 所 > 放 送 センター 役 員 会 議 室 < 議 事 > 籾 井 会 長 が 開 会 を 宣 言 し 議 事 に 入 った 付 議 事 項 1 審 議 事 項 (1) 第 1251 回 経 営 委 員 会 付 議 事 項 について 2 報 告 事 項 (1)2015 年 11 月 全 国 個 人 視 聴 率 調 査 の 結 果 について 議 事 経 過 1

1 審 議 事 項 (1) 第 1251 回 経 営 委 員 会 付 議 事 項 について ( 経 営 企 画 局 ) 12 月 22 日 に 開 催 される 第 1251 回 経 営 委 員 会 に 付 議 する 事 項 に ついて 審 議 をお 願 いします 付 議 事 項 は 議 決 事 項 として 中 央 放 送 番 組 審 議 会 委 員 の 委 嘱 につい て です また 審 議 事 項 として 前 回 付 議 しなかった 平 成 28 年 度 収 支 予 算 編 成 要 綱 です さらに 報 告 事 項 として 契 約 収 納 活 動 の 状 況 ( 平 成 27 年 11 月 末 ) 予 算 の 執 行 状 況 ( 平 成 27 年 11 月 末 ) および 地 方 放 送 番 組 審 議 会 委 員 の 委 嘱 について です ( 会 長 ) 原 案 どおり 決 定 します 2 報 告 事 項 (1)2015 年 11 月 全 国 個 人 視 聴 率 調 査 の 結 果 について ( 放 送 文 化 研 究 所 ) 2015( 平 成 27) 年 11 月 に 実 施 した 全 国 個 人 視 聴 率 調 査 の 結 果 について 報 告 します 調 査 は11 月 9 日 月 曜 日 から15 日 日 曜 日 までの1 週 間 全 国 の7 歳 以 上 の 男 女 3,600 人 を 対 象 に 配 付 回 収 法 による24 時 間 時 刻 目 盛 り 日 記 式 ( 個 人 単 位 )で 実 施 しました 有 効 数 は2,410 人 有 効 率 は6 6.9%でした 調 査 週 の 状 況 は 火 水 曜 日 に 国 会 中 継 がありました また ニュースとしては 土 曜 日 早 朝 に 鹿 児 島 県 西 方 沖 を 震 源 とする 地 震 による 津 波 注 意 報 の 発 表 と フランス パリでの 同 時 テロがありまし た スポーツでは 民 放 で 水 木 土 日 曜 日 に 世 界 野 球 WBSCプ レミア12 が 放 送 されたほか 木 曜 日 に 2018FIFAワールド カップロシア アジア2 次 予 選 の 日 本 代 表 戦 が 放 送 されました テレビ 視 聴 時 間 の 推 移 を 見 ると NHKと 民 放 の 地 上 波 衛 星 波 を 合 わせたテレビ 総 計 は3 時 間 40 分 で 10 年 前 (2005 年 )からやや 短 くなってきています NHK 総 計 は 横 ばいで 推 移 していますが 11 月 の 調 査 では 初 めて1 時 間 を 切 り 59 分 でした 一 方 で 民 放 総 計 は 2 時 間 41 分 と 10 年 前 からやや 短 くなっていますが ほぼ 横 ばいで 2

推 移 しています テレビ 全 体 の 視 聴 時 間 を 男 女 年 層 別 に10 年 前 と 比 べてみると 60 代 70 歳 以 上 といった 高 年 齢 層 ほど 視 聴 時 間 が 長 くなるという 傾 向 は 変 わりませんが 10 年 前 と 比 べるとほぼ 全 ての 年 層 で 減 少 傾 向 が 見 られます NHKと 民 放 に 分 けて 内 訳 を 見 ると もともとNHKを 見 る 時 間 が 短 めな 若 年 層 では NHKの 視 聴 時 間 にはあまり 変 化 がみられま せんが 比 較 的 NHKをよく 見 ている50 代 以 上 では NHKの 視 聴 時 間 が 短 くなる 傾 向 が 見 られます また 民 放 は40 代 以 下 の 視 聴 時 間 が 短 くなる 傾 向 にあります 週 間 接 触 者 率 の 長 期 推 移 を 見 ると 総 合 テレビの 週 間 接 触 者 率 は56. 6%で 前 年 と 同 程 度 で この20 年 では 最 も 低 い 水 準 となりました NHKの 地 上 波 と 衛 星 波 を 合 わせたNHKテレビ 総 計 は 64.8%で これも 最 も 低 い 水 準 です 民 放 地 上 波 計 は2010 年 から NHKと 民 放 の 地 上 波 と 衛 星 波 すべてを 合 わせたテレビ 総 計 は 2012 年 からそ れぞれ 漸 減 傾 向 でしたが 今 回 は 横 ばいとなりました 総 合 テレビの 男 女 年 層 別 の 週 間 接 触 者 率 を 見 ると 男 30 代 と 女 50 代 で 前 年 より 減 少 し 前 々 年 並 みとなりました また 女 40 60 代 で 前 々 年 より 減 少 の 動 きがあります 今 年 6 月 の 調 査 と 同 様 に 男 女 4 0 代 以 下 すべてで50%を 切 り 男 女 60 代 で80%を 切 りました 総 合 テレビの 見 られ 方 について 全 国 で 平 日 1 日 の30 分 ごとの 平 均 視 聴 率 の 動 きを 見 ていきます 平 日 の 朝 昼 夜 のそれぞれで 前 年 前 々 年 から 視 聴 率 が 低 下 しています 具 体 的 には 朝 6 時 台 前 半 と7 時 台 昼 12~13 時 台 前 半 および 夜 間 18~21 時 台 で それぞれ 減 少 しています 関 東 および 関 東 近 畿 以 外 の 地 域 について 同 じく 総 合 テレビの 平 日 1 日 の30 分 ごとの 平 均 視 聴 率 の 動 きを 見 ると 関 東 は 前 年 前 々 年 か らあまり 変 化 がありません 一 方 関 東 近 畿 以 外 の 地 域 では 前 年 前 々 年 からの 減 少 幅 が 大 きくなっています 総 合 テレビでよく 見 られた 番 組 は 連 続 テレビ 小 説 あさが 来 た で 16.1%でした そのほか 例 年 上 位 の ニュース7 と 昨 年 に 引 き 続 き 大 相 撲 九 州 場 所 がよく 見 られました 上 位 番 組 10 位 以 内 のうち 視 聴 率 が10% 以 上 の 番 組 は 2 本 と 少 なくなっています 関 東 近 畿 共 に NHK 民 放 を 含 めて 最 もよく 見 られた 番 組 は あ 3

さが 来 た で 関 東 は16.4% 近 畿 は14.6%でした 民 放 の 番 組 では 関 東 では 日 本 テレビの 日 曜 日 夜 間 の 番 組 などがよく 見 られまし た 民 放 のドラマが 上 位 10 番 組 に1 本 も 入 りませんでした 近 畿 では 民 放 のバラエティーやドラマのほか 世 界 野 球 WBSCプレミア12 がよく 見 られ 放 送 された4 試 合 すべてが 上 位 10 番 組 に 入 りました 総 合 テレビの 時 間 帯 別 の 週 間 接 触 者 率 の 推 移 を 見 ると 夜 間 (18~ 24 時 )は 2010 年 以 降 横 ばいで 推 移 していましたが 今 年 は45. 2%と 前 年 より 減 少 したことから 夜 間 の 減 少 が 総 合 テレビの 週 間 接 触 者 率 に 大 きく 影 響 したことがわかります また 午 後 (12~18 時 ) も 2012 年 以 降 減 少 傾 向 にあります 総 合 テレビのゴールデンタイム(19~22 時 )の 接 触 者 率 について 曜 日 ごとの 累 積 を 見 ると 前 年 は 日 曜 日 に5% 積 み 上 げて45%となり 前 々 年 の 数 字 と 同 じになりましたが 今 年 は 平 日 の 推 移 が 低 めであった うえに 日 曜 日 の 積 み 上 げは2%だったため 39%にとどまりました 今 回 の 視 聴 率 が 下 がった 夜 間 のニュースを 見 ると NHKニュース 7 の 視 聴 率 は 全 体 では10.1%で 前 々 年 から 徐 々に 減 少 していま す 男 女 年 層 別 にみると 男 70 歳 以 上 と 女 40 代 は 前 々 年 より 減 少 し ました 女 70 歳 以 上 は 前 年 から 減 少 傾 向 にあります ニュースウオ ッチ9 は 全 体 では5.2%で 前 年 から 今 年 にかけて 減 少 傾 向 です 男 女 年 層 別 にみると 男 70 歳 以 上 は 前 々 年 から 徐 々に 減 少 していて 女 40 代 は 前 年 から 減 少 傾 向 にあります 次 に Eテレの 結 果 です この10 年 間 のEテレの 週 間 接 触 者 率 の 推 移 を 見 ると 前 年 に25. 1%に 減 少 した 接 触 者 率 は 今 回 は26.8%とやや 回 復 しました 年 層 別 にみると 7~12 歳 の 子 どもで 前 年 の44%から54%にやや 増 加 しています 平 日 のEテレの30 分 ごとの 平 均 視 聴 率 を 見 ると 朝 7 時 台 前 半 や 夕 方 17 時 台 後 半 ~18 時 台 でよく 見 られています 7~12 歳 では 有 意 差 はないものの 朝 7 時 台 と 夕 方 17~18 時 台 前 半 で 前 年 より 回 復 しています 続 いて 衛 星 放 送 です 自 宅 で 衛 星 放 送 を 見 ることができると 答 えた 人 の 割 合 は 前 年 とほぼ 同 様 の50.2%で 半 数 の 人 が 見 られる 状 況 にあります 衛 星 各 波 の 週 4

間 接 触 者 率 の 推 移 をみると BS1は9.4%と 前 年 よりやや 回 復 し 前 々 年 (9.3%)と 同 程 度 となりました 一 方 BSプレミアムは11. 7%と 前 年 (14.2%)より 減 少 しています BS1の 週 間 接 触 者 率 を 男 女 年 層 別 に 見 ると 男 70 歳 以 上 で 前 年 よ り 増 加 し 前 々 年 と 同 程 度 となりました テニスの 錦 織 選 手 の 試 合 など のスポーツのほか BS1スペシャル 戦 争 を 継 ぐ がよく 見 られまし た BSプレミアムの 週 間 接 触 者 率 を 男 女 年 層 別 に 見 ると 女 20 40 代 70 歳 以 上 で 前 年 より 減 少 しています 30 分 ごとの 平 均 視 聴 率 をみると 日 曜 日 の19 時 台 後 半 ~22 時 台 で 前 年 より 減 少 しています 最 後 に ラジオです ラジオ 各 波 の 週 間 接 触 者 率 の10 年 間 の 推 移 を 見 ると NHKと 民 放 を 合 わせたラジオ 全 局 計 は36.5%で 2012~2013 年 にかけて 減 少 しましたが その 後 は 横 ばいです NHKラジオ 計 は19.6%で ラジオ 第 1 ラジオ 第 2 FM 共 に 横 ばいでした ラジオ 第 1でよく 聴 かれているのは 例 年 同 様 ラジオ 体 操 や 朝 のニュースなどでした ( 板 野 専 務 理 事 ) 全 体 的 に 非 常 に 落 ち 込 んでいる 中 で 特 にテレビ 視 聴 時 間 がこれまでになく 悪 いので 深 刻 に 受 け 止 める 必 要 があると 思 います 来 年 度 の 番 組 改 定 につ いては 終 盤 に 入 りつつありますが 平 日 夜 間 帯 を 抜 本 的 に 見 直 して こうした 低 落 傾 向 に 歯 止 めをか けていきたいと 思 います ( 会 長 ) NHKだけでなく テレビ 全 体 の 視 聴 時 間 が 減 っ ているので 日 本 人 の 生 活 パターンの 変 化 の 影 響 も 大 きいと 思 いますが テレビ 視 聴 の 代 わりに 何 が 増 えているのかという 分 析 はありますか ( 放 送 文 化 研 究 所 ) 恐 らく 特 に 若 年 層 でインターネット 利 用 などが 増 えていると 考 えられますが 今 回 の 調 査 ではわか りません 今 後 別 の 調 査 でご 報 告 させていただき たいと 思 います ( 安 齋 理 事 ) 反 省 も 込 めて 申 し 上 げますと これまでも 現 役 世 代 の 視 聴 が 離 れていることに 気 づきつつも 世 帯 視 5

聴 率 の 高 さに 隠 れている 都 合 の 悪 いことを 見 ないよ うにしていたところがあったと 思 います これから 現 役 世 代 にも 見 てもらえるように 大 きくシフトして いかなければならないのですが 短 期 間 で 成 果 が 出 るような 簡 単 なものではないと 思 っています これ までNHKを 支 持 してくださっている 高 齢 者 層 を 大 切 にしつつ NHKを 離 れてしまった 人 に 戻 って 来 てもらえるような 取 り 組 みをしていきたいと 思 いま す ( 会 長 ) ぜひ 実 行 をお 願 いします 以 上 で 付 議 事 項 を 終 了 した 上 記 のとおり 確 認 した 平 成 28 年 1 月 5 日 会 長 籾 井 勝 人 6