CFO 経 営 学 者 ピ ー タ ー F ド ラ ッ カ ー 2014 ISSUE 07 Photo EPA Entrepreneurs focus on profits. But it comes last rather than first. Cash flow, capital and controls come much earlier. Without them, the profit figures are fiction.
201312 6.4%222 20146 CFO F Peter F Drucker 1909 年 オーストリア 生 まれ アメリカの 経 営 学 者 現 代 経 営 学 の 祖 マ ネジメントの 発 明 者 と 呼 ばれ 20 世 紀 後 半 世 界 中 の 経 営 者 に 多 大 な 影 響 を 与 えた 分 権 化 経 営 戦 略 目 標 管 理 ナレッジワーカー 等 ドラッ カーが 考 案 した 経 営 コンセプトは 現 在 の 企 業 経 営 にも 活 かされている ドラッカーは 企 業 は 利 潤 を 極 大 化 するのではなく 存 続 と 成 長 こそが 重 要 な 目 標 である とする 企 業 生 存 説 を 唱 え 企 業 を 存 続 させるために 現 金 を 稼 ぎ 出 すことの 重 要 性 を 説 いた
Cash キャッシュを回す経営へ 利益は意見 キャッシュは事実 企業が持続的に成長を遂げるためには 次なる投資の源泉となるキャッシュを 日々のビジネスから確実に生み出す好循環を描かねばならない
Issue キャッシュフロー 経 営 という 言 葉 は 日 本 企 業 にも 浸 透 しており 経 営 管 理 上 資 金 の 流 れを 把 握 する 必 要 性 について 異 議 を 唱 えるものはいないだろう しかし 日 本 企 業 の 手 元 資 金 は 年 々 増 加 しており 通 常 のビジネスサイクルで キャッシュを 循 環 させることに 対 する 意 識 が 一 段 と 低 下 したことは 否 めない ビジネスでキャッシュを 稼 ぎだし それを 有 効 に 活 用 することで 新 たな 成 長 の 機 会 を 得 ようとする 真 のキャッシュフロー 経 営 を 実 現 できているだろうか キャッシュを 循 環 させる ことは 企 業 の 存 続 発 展 のために 不 可 欠 だが そ の 大 前 提 は 日 々のビジネスから 確 実 にキャッシュを 生 み 出 す ことにある 既 存 ビジネスのオペレーションサイクルにおいて 必 要 となるベースの 運 転 資 本 の 規 模 を 正 確 に 把 握 した 上 で 企 業 を 取 り 巻 く 環 境 の 変 化 に 対 応 して 必 要 資 金 を 備 えることができているだろうか こうした 基 本 を 押 さえてこそ 将 来 を 見 据 えた 新 規 事 業 投 資 の 適 切 な 意 思 決 定 が 可 能 になる 足 もとのビジネスにおけ るキャッシュの 動 きを 読 めなければ 企 業 として 正 しい 判 断 はできない 企 業 の 成 長 に 向 けたキャッシュの 好 循 環 を 実 現 するために ファイナンス 組 織 は 何 をするべきなのか 単 に 数 値 目 標 を 定 め 事 業 部 門 からの 報 告 を 待 ってい るだけでは 十 分 な 成 果 は 得 られないだろう 米 系 企 業 のファイナンス 組 織 の 貢 献 領 域 を 見 ると 戦 略 領 域 から 運 転 資 本 の 管 理 まで 広 くビジネスにコミッ トしていることがうかがえる ファイナンス 組 織 がビジネス 構 造 にしっかりと 目 配 りし 中 長 期 的 な 視 点 からキャッシュを 生 み 出 すためのサポート 役 として 機 能 しているのだ 4
( 兆 円 ) 200 150 100 175 183 184 186 184 180 181 187 194 202 209 222 50 0 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 出 所 : 日 本 銀 行 資 金 循 環 統 計 (2014 年 )より 作 成 数 字 は 日 本 の 民 間 非 金 融 法 人 が 保 有 する 現 金 預 金 残 高 の 推 移 ( 案 件 の 選 定 分 析 実 行 等 ) ( 製 品 顧 客 地 域 の 選 択 等 ) 87% 85% ( 競 争 優 位 オペレーティングモデルの 選 択 等 ) 66% ( 価 格 プロモーション 案 件 の 分 析 等 ) ( 投 資 の 評 価 および 選 定 等 ) ( 顧 客 製 品 地 域 のターゲティング 等 ) 21% 32% 58% ( 効 率 性 有 効 性 外 注 先 の 評 価 等 ) (サプライヤー 契 約 調 達 価 格 の 評 価 等 ) ( 効 率 性 有 効 性 の 分 析 等 ) 39% 56% 87% ( 効 率 性 有 効 性 の 分 析 等 ) 37% ( 在 庫 売 掛 金 買 掛 金 の 最 適 化 等 ) ( 購 入 売 却 除 却 等 ) 63% 85% ( 上 記 選 択 肢 より 複 数 選 択 数 字 は ファイナンス 組 織 が 一 定 程 度 の 貢 献 を 果 たしていると 回 答 したCFOの 割 合 ) 出 所 : Deloitte CFO Signals Survey TM 4Q 2013 北 米 地 域 大 企 業 96 社 のCFOより 回 答 5
Case Study キャッシュに 対 する 意 識 が 高 い 企 業 では 事 業 や 案 件 をスタートさせる 段 階 か ら ファイナンス 組 織 がコミットする 仕 組 みを 構 築 している ビジネスの 構 造 を 理 解 し 必 要 な 運 転 資 本 などコントロールポイントを 把 握 することで 経 営 環 境 の 変 化 をいち 早 く 察 知 し 改 善 に 向 けたアクションを 促 すことができる A ビジネスの 立 ち 上 げから 関 与 し ファイナンス 観 点 からの 課 題 やリスク 対 応 をビジネスモデルに 反 映 主 要 なバイヤとサプライヤやその 力 関 係 回 収 サイクルなどを 把 握 し ファイナンス 部 門 がビジネスを 構 造 的 に 理 解 予 め ビジネスの 構 造 や 背 景 を 理 解 することで 日 々のオペレーションの 中 で 数 値 が 悪 化 した 際 の 改 善 策 を 的 確 に 助 言 提 案 することが 可 能 ( 売 掛 買 掛 在 庫 ) (プロジェクトファイナンス 等 ) 等 ( 投 資 生 産 販 売 計 画 等 ) 等 6
刻 々と 変 化 するビジネス 動 向 に 対 応 するためには より 現 場 に 近 いポジション でビジネスを 把 握 することが 重 要 となる 各 事 業 に 配 置 されるファイナンス 担 当 者 は 数 値 管 理 や 分 析 をするだけではない ビジネスを 深 く 理 解 し 事 業 部 門 とのパートナーシップを 築 き ファイナンス 視 点 から 助 言 を 行 っている B ファイナンス 担 当 者 を 各 事 業 部 門 に 配 置 し 直 接 事 業 担 当 者 とコミュニケーションをとりながら 数 値 の 裏 づけや 市 場 予 測 を 実 施 週 次 で 生 産 計 画 / 販 売 計 画 を 精 査 し 予 測 される 過 剰 在 庫 などキャッシュへの 影 響 を 製 造 及 び 営 業 の 各 担 当 者 と 協 議 アクションプランを 提 案 各 事 業 の 情 報 を 元 に 全 社 レベルのキャッシュフローの 状 態 を 適 時 正 確 に 把 握 し 長 期 的 な 視 点 で 投 資 や 資 金 調 達 といった 経 営 判 断 に 助 言 A B X A 生 産 ( 製 造 ) 調 整 販 売 ( 営 業 ) 生 産 計 画 販 売 計 画 ファイナンス 主 要 数 値 の 予 測 差 異 分 析 等 7
Insight 昨 今 の 経 営 環 境 はめまぐるしいスピードで 変 化 している その 中 で 企 業 が 持 続 的 な 成 長 力 を 維 持 するには キャッシュを 回 す 経 営 へと 深 化 を 遂 げるこ とが 求 められている 事 業 部 門 はキャッシュよりも 売 上 や 利 益 を 優 先 する 傾 向 がある また キャッ シュは 生 み 出 した 会 社 に 帰 属 するとの 考 えが 根 強 く 企 業 グループ 全 体 として キャッシュを 有 効 に 活 用 する 機 会 を 逸 しているのではないだろうか こうした 現 状 を 打 破 するには キャッシュ 対 する 共 通 意 識 を 持 ち 全 社 的 に 感 度 を 高 め ることが 肝 要 だ 企 業 全 体 のキャッシュを 最 大 限 活 用 するために ファイナンス 組 織 は 各 事 業 の 構 造 を 理 解 し 事 業 環 境 や 課 題 に 精 通 していなければならない ビジネスモデ ルの 構 築 や 事 業 計 画 を 策 定 する 段 階 から 積 極 的 に 関 与 し キャッシュの 動 きを 借 入 / 返 済 出 資 / 配 当 オペレーションサイクル 投 資 財 務 サイクル 8
構 造 的 に 捉 えることで 経 営 環 境 の 変 化 に 対 応 した 迅 速 適 切 なアクションを 起 こすことが 可 能 になる これらを 実 行 していくには ファイナンス 部 門 が 事 業 部 門 の 良 きパートナーと ならなければならない そのためには 社 内 外 から 多 様 な 人 材 を 登 用 しながら 事 業 部 門 と 協 働 できる 人 材 の 育 成 に 取 り 組 む 必 要 がある 3 1 ファイナンス 部 門 は 売 上 や 利 益 と 同 様 に キャッシュも 重 要 であるという 意 識 を 事 業 部 門 とともに 醸 成 していく 必 要 がある CFO 自 らが Cash belongs to corporate の 旗 を 掲 げ グループ 全 体 でキャッ シュを 有 効 に 活 用 し 循 環 させるという 意 識 改 革 が 不 可 欠 だ 2 キャッシュの 有 効 活 用 を 実 現 するためには ファイナンス 組 織 は 単 なる 指 標 管 理 にとどまらず ビジネスそのものを 理 解 しなければならない 各 ビジネスを 構 造 化 し 指 標 の 先 にあるコントロールポイントを 見 極 め その 特 性 やステージを 考 慮 した 管 理 水 準 を 設 定 する 必 要 がある 3 環 境 の 変 化 に 機 動 的 に 対 応 し ビジネスに 貢 献 するファイナンス 組 織 となるた めには 人 材 の 多 様 化 が 不 可 欠 だ 事 業 経 験 者 や 専 門 家 を 登 用 するなど 様 々な 経 験 知 見 を 有 した 人 材 を 擁 する 組 織 作 りを 目 指 すとともに 常 に 他 部 門 と 適 切 にコミュニケーションをとり 事 業 部 門 と 協 働 できる 人 材 を 育 てなければならない 9
World CFO Survey CFO CFO 2013 4 10 12 これらのサーベイはデロイトがコンタクトのあるCFOに 対 して 行 っているもので 統 計 学 的 なアプローチに 基 づくものではありません CFO 世 界 各 国 のCFOの 収 益 環 境 に 対 する 認 識 は 前 期 に 引 き 続 き 総 じて 楽 観 的 と なっており 2013 年 を 通 じて 四 半 期 ごとに 先 行 きへの 期 待 が 強 まっている 特 に 全 体 を 牽 引 したのはインドである 2011 年 以 降 の 景 気 減 速 により 一 時 的 に 悲 観 に 転 じたが 経 済 の 復 調 と 共 に 楽 観 的 見 方 が 台 頭 している 80% CFO 収 益 環 境 について 3カ 月 前 と 比 較 して 楽 観 的 である(More optimistic) または 楽 観 的 ではない(Less Optimistic) と 回 答 したCFOの 割 合 の 平 均 値 More Optimistic 60% 40% 20% 0% Less Optimistic -20% -40% 北 米 地 域 (アメリカ カナダ メキシコ) イギリス オーストラリア インド 全 回 答 国 の 平 均 ( ) -60% 2011 4Q 2012 1Q 2012 2Q 2012 3Q 2012 4Q 2013 1Q 2013 2Q 2013 3Q 2013 4Q ( ) 北 米 地 域 3 ヶ 国 (アメリカ カナダ メキシコ) イギリス 中 欧 地 域 12 ヶ 国 (ブルガリア ハンガリーなど) オーストラリア インド 他 5カ 国 の 合 計 23 ヶ 国 による 平 均 10
CFO 左 の 調 査 結 果 にあるように 北 米 地 域 のCFOは 多 少 の 浮 き 沈 みはあるものの 民 間 部 門 の 回 復 を 映 し 2013 年 を 通 じて 総 じて 先 行 きの 収 益 環 境 に 対 して 楽 観 的 な 見 方 を 維 持 していた (サーベイ 対 象 :アメリカ カナダ メキシコの105 企 業 のCFO) 自 社 の 業 績 に 影 響 を 与 える 要 因 について 尋 ねたところ 70% 以 上 のCFOが 北 米 の 経 済 動 向 が 促 進 要 因 になる と 回 答 した 一 方 で 業 界 規 制 環 境 政 策 政 府 予 算 等 の 政 策 的 な 要 因 が 業 績 を 阻 害 することを 懸 念 している 北 米 の 経 済 動 向 業 界 特 有 のニーズ 業 界 内 競 争 ( 価 格 競 争 連 携 M&A 新 規 参 入 等 ) 技 術 革 新 資 本 の 確 保 中 国 の 経 済 動 向 その 他 地 域 の 経 済 動 向 欧 州 の 経 済 動 向 エネルギー 資 源 価 格 人 材 の 確 保 業 界 規 制 政 府 支 出 予 算 政 策 外 国 為 替 レート 非 エネルギー 資 源 価 格 環 境 規 制 政 策 人 件 費 ( 例 : 報 酬 福 利 厚 生 給 与 ) 60% 40% 20% 0% 20% 40% 60% 80% ファイナンス 組 織 のパフォーマンスを 評 価 する 指 標 について 尋 ねたところ 社 内 満 足 度 計 画 予 算 の 達 成 度 業 績 予 測 の 正 確 性 等 ビジネス 部 門 に 対 する 支 援 貢 献 に 関 わる 項 目 が 上 位 を 占 めた CFOが 事 業 への 貢 献 をファイナンスの 価 値 として 捉 え ていることが 読 み 取 れる 採 用 している 指 標 とその 重 要 性 をスコアに 換 算 CFO ファイナンス 組 織 のコスト 効 率 41% 123 社 内 満 足 度 24% 67 財 務 報 告 の 迅 速 性 品 質 27% 65 計 画 予 算 の 達 成 度 22% 62 決 算 の 迅 速 性 品 質 21% 61 業 績 予 測 の 正 確 性 21% 53 CFO コンプライアンス 16% 45 キャッシュフロー 15% 42 ファイナンス 人 材 の 育 成 19% 41 ファイナンス 取 引 の 効 率 性 有 効 性 19% 40 業 務 部 門 の 巻 き 込 み 15% 37 分 析 の 品 質 意 思 決 定 のサポート 12% 33 11
お 問 合 せ 先 CFOプログラムlこ 関 するお 問 合 せ ご 相 談 はこちらまでお 願 いします メールアドレス :cfoprogram@tohmatsu.co.jp ホームページ : http://www.tohmatsu.com/jp/cfo CFOプログラムとは CFOプログラムは 日 本 経 済 を 支 える 企 業 のCFOを 支 援 し CFO 組 織 の 能 力 向 上 に 寄 与 す ることで 日 本 経 済 そのものの 活 性 化 を 目 指 すトーマツグループによる 包 括 的 な 取 り 組 み です 信 頼 のおけるアドバイザ(the Trusted Advisor)として さまざまな 領 域 のプロフェッ ショナルが 連 携 し CFOが 抱 える 課 題 の 解 決 をサポート 致 します さらに 企 業 や 業 界 の 枠 を 超 えたCFOのネットワーキング グローバル 動 向 も 含 めた 最 新 情 報 の 提 供 を 通 じ 日 本 企 業 の 競 争 力 向 上 を 目 指 します 百 家 争 鳴 (ひゃっかそうめい) とは CFOプログラムが 発 行 する 季 刊 誌 毎 号 CFOにとって 関 心 の 高 い 最 新 の 話 題 を 取 り 上 げ グローバル 動 向 や 先 進 企 業 の 取 り 組 みの 中 から 課 題 解 決 の 示 唆 となる 情 報 をご 提 供 してい ます タイトルである 百 家 争 鳴 は 多 くの 識 者 や 専 門 家 が 何 の 遠 慮 もなく 自 由 に 自 説 を 発 表 し 活 発 に 論 争 しあうこと を 意 味 する 言 葉 です 本 誌 が 議 論 を 活 性 化 し 企 業 に 変 革 を 起 こすきっかけとなることへの 願 いを 込 めています トーマツグループは 日 本 におけるデロイト トウシュ トーマツ リミテッド( 英 国 の 法 令 に 基 づく 保 証 有 限 責 任 会 社 )のメンバーファームおよびそれらの 関 係 会 社 ( 有 限 責 任 監 査 法 人 トーマツ デロイト トーマツ コンサルティン グ 株 式 会 社 デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー 株 式 会 社 および 税 理 士 法 人 トーマツを 含 む)の 総 称 です トーマツグループは 日 本 で 最 大 級 のビジネスプロフェッショナルグループのひとつであり 各 社 がそれ ぞれの 適 用 法 令 に 従 い 監 査 税 務 コンサルティング ファイナンシャルアドバイザリー 等 を 提 供 しています また 国 内 約 40 都 市 に 約 7,300 名 の 専 門 家 ( 公 認 会 計 士 税 理 士 コンサルタントなど)を 擁 し 多 国 籍 企 業 や 主 要 な 日 本 企 業 をクライアントとしています 詳 細 はトーマツグループWebサイト(www.tohmatsu.com)をご 覧 ください Deloitte(デロイト)は 監 査 税 務 コンサルティングおよびファイナンシャル アドバイザリーサービスを さま ざまな 業 種 にわたる 上 場 非 上 場 のクライアントに 提 供 しています 全 世 界 150を 超 える 国 地 域 のメンバーファー ムのネットワークを 通 じ デロイトは 高 度 に 複 合 化 されたビジネスに 取 り 組 むクライアントに 向 けて 深 い 洞 察 に 基 づき 世 界 最 高 水 準 の 陣 容 をもって 高 品 質 なサービスを 提 供 しています デロイトの 約 200,000 名 を 超 える 人 材 は standard of excellence となることを 目 指 しています Deloitte(デロイト)とは 英 国 の 法 令 に 基 づく 保 証 有 限 責 任 会 社 であるデロイト トウシュ トーマツ リミテッド ( DTTL )ならびにそのネットワーク 組 織 を 構 成 するメンバーファームおよびその 関 係 会 社 のひとつまたは 複 数 を 指 します DTTLおよび 各 メンバーファームはそれぞれ 法 的 に 独 立 した 別 個 の 組 織 体 です DTTL(または Deloitte Global )はクライアントへのサービス 提 供 を 行 いません DTTLおよびそのメンバーファームについての 詳 細 は www.tohmatsu.com/deloitte/ をご 覧 ください 2014. For information, contact Deloitte Touche Tohmatsu LLC.