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(3) 職 員 の 初 任 給 の 状 況 ( 平 成 5 年 月 日 現 在 ) 決 定 初 任 給 採 用 年 経 過 後 給 料 月 額 大 学 卒 7, 8, 一 般 行 政 職 短 大 卒 9,8 6, 高 校 卒, 8,5 () 職 員 の 経 験 年 数 別 学 歴 別 平 均 給 料

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主 な 説 明 項 目 1 平 成 25 年 度 障 害 保 健 福 祉 部 予 算 案 税 制 改 正 について (1) 平 成 25 年 度 障 害 保 健 福 祉 部 予 算 案 について(P3) (2) 平 成 25 年 度 税 制 改 正 について(P7) 2 障 害 者 総 合 支 援 法 の 施 行 について (1) 障 害 者 総 合 支 援 法 の 施 行 について(P13) (2) 障 害 者 の 範 囲 への 難 病 等 の 追 加 について(P17) (3) 地 域 生 活 支 援 事 業 について(P21) (4) 障 害 支 援 区 分 への 見 直 しについて(P27) 3 障 害 者 の 地 域 生 活 における 基 盤 整 備 の 推 進 について (1) 障 害 福 祉 関 係 施 設 等 整 備 費 について(P33) (2) 相 談 支 援 の 充 実 等 について(P37) (3) 障 害 者 優 先 調 達 推 進 法 等 について(P39) (4) 障 害 児 支 援 について(P43) (5) 発 達 障 害 支 援 施 策 の 推 進 について(P49) 4 精 神 保 健 医 療 福 祉 施 策 の 推 進 について 4 精 神 保 健 医 療 福 祉 施 策 の 推 進 について (1) 精 神 保 健 医 療 福 祉 改 革 の 検 討 状 況 について(P53) (2) 被 災 地 での 心 のケアについて(P61)

1 平 成 25 年 度 障 害 保 健 福 祉 部 予 算 案 税 制 改 正 について 1

2

(1) 平 成 25 年 度 障 害 保 健 福 祉 部 予 算 案 について (24 年 度 予 算 額 ) (25 年 度 予 算 案 ) 1 兆 3,041 億 円 1 兆 3,991 億 円 ( 対 前 年 度 +950 億 円 +7.3%) (うち 復 興 特 会 ) 71 億 円 主 な 施 策 ( 対 前 年 度 増 減 額 ) 障 害 福 祉 サービスの 確 保 地 域 生 活 支 援 などの 障 害 児 障 害 者 支 援 の 推 進 1 兆 3,711 億 円 (+960 億 円 ) 平 成 25 年 4 月 から 障 害 者 総 合 支 援 法 が 施 行 されることを 踏 まえ 地 域 生 活 支 援 事 業 において 必 須 事 業 化 された ものの 実 施 や 障 害 福 祉 サービスの 基 盤 整 備 の 推 進 を 図 る 良 質 な 障 害 福 祉 サービス 等 の 確 保 ( 一 部 新 規 ) 8,229 億 円 (+795 億 円 ) 地 域 生 活 支 援 事 業 の 着 実 な 実 施 ( 一 部 新 規 ) 460 億 円 (+ 10 億 円 ) 障 害 福 祉 サービス 提 供 体 制 の 整 備 ( 一 部 新 規 ) 52 億 円 ( 9 億 円 ) 他 に 平 成 24 年 度 経 済 危 機 対 応 地 域 活 性 化 予 備 費 で88 億 円 平 成 24 年 度 補 正 予 算 案 で16 億 円 を 計 上 障 害 児 障 害 者 への 良 質 かつ 適 切 な 医 療 の 提 供 2,187 億 円 (+130 億 円 ) 地 域 における 障 害 児 支 援 の 推 進 671 億 円 (+105 億 円 ) 障 害 支 援 区 分 の 施 行 に 向 けた 所 要 の 準 備 3.0 億 円 (+2.0 億 円 ) 障 害 児 障 害 者 虐 待 防 止 等 に 関 する 総 合 的 な 施 策 の 推 進 4.1 億 円 ( 0.1 億 円 ) 障 害 児 障 害 者 スポーツに 対 する 総 合 的 な 取 組 8.5 億 円 (± 0 億 円 ) 等 障 害 者 に 対 する 就 労 支 援 の 推 進 13 億 円 (± 0 億 円 ) 工 賃 向 上 のための 取 組 の 推 進 4.3 億 円 (+ 0.3 億 円 ) 等 地 域 移 行 地 域 定 着 支 援 などの 精 神 障 害 者 施 策 の 推 進 262 億 円 ( 12 億 円 ) 精 神 科 救 急 医 療 体 制 整 備 事 業 費 20 億 円 (± 0 億 円 ) 等 復 興 特 別 会 計 の 主 な 施 策 71 億 円 ( 4 億 円 ) 障 害 福 祉 サービス 事 業 所 などの 災 害 復 旧 経 費 復 興 ( 復 興 庁 ) 9.6 億 円 (+ 9.6 億 円 ) 等 被 災 地 心 のケア 支 援 体 制 の 整 備 復 興 ( 復 興 庁 ) 18 億 円 (+ 18 億 円 ) 等 3

障 害 福 祉 サービス 予 算 の 推 移 障 害 福 祉 サービス 予 算 は 着 実 な 伸 びを 確 保 している ( 億 円 ) 9,000 7,884 +10% 8,689 8,000 7,000 6,000 5,000 4,375 +11% 4,873 +6% 5,155 +7% 5,512512 +12% 6,159 +10% 6,787 +16% 4,000 3,000 2,000 1,000 0 平 成 18 年 度 平 成 19 年 度 平 成 20 年 度 平 成 21 年 度 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 平 成 24 年 度 平 成 25 年 度 ( 案 ) ( 注 1) 平 成 18 年 度 については 自 立 支 援 法 施 行 前 の 支 援 費 自 立 支 援 法 施 行 後 の 自 立 支 援 給 付 地 域 生 活 支 援 事 業 等 を 積 み 上 げた 予 算 額 である ( 自 立 支 援 法 は 平 成 18 年 4 月 一 部 施 行 同 年 10 月 完 全 施 行 ) ( 注 2) 平 成 20 年 度 については 補 正 後 予 算 額 である 4

在 宅 障 害 者 向 け 避 難 スペースの 整 備 平 成 24 年 度 補 正 予 算 案 16 億 円 趣 旨 災 害 時 にも 障 害 者 及 び 障 害 児 が 可 能 な 限 りその 近 な 場 所 において 安 して 常 活 及 び 社 会 活 を 営 めるよう 障 害 福 祉 サービスの 安 定 的 な 提 供 体 制 を 整 備 する 必 要 障 害 者 等 の 常 災 害 時 の 避 難 場 所 の 確 保 は 喫 緊 の 課 題 であり 本 年 8 の 中 央 防 災 会 議 が 発 表 した 被 害 想 定 において 南 海 トラフ 地 震 により 規 模 な 被 害 を 受 けると 想 定 される 治 体 の 緊 急 的 な 整 備 について 援 を 実 施 事 業 概 要 等 障 害 者 避 難 スペースの 例 災 害 時 に 在 宅 の 障 害 者 障 害 児 を 受 け れ 可 能 な 避 難 スペースを 整 備 補 助 事 業 名 社 会 福 祉 施 設 等 施 設 整 備 費 補 助 補 助 事 業 者 社 会 福 祉 法 公 益 法 NPO 法 等 補 助 率 国 1/2( 都 道 府 県 指 定 都 市 中 核 市 1/4 設 置 者 1/4) 外 観 災 害 時 通 常 時 5

6

25 7

8

3,000 25 6,000 40 85 12 (6,000 ) 350 27 85 6 3,000 6,000 3,000 9

25 26 10

2 障 害 者 総 合 支 援 法 の 施 行 について 11

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(1) 障 害 者 総 合 支 援 法 の 施 行 について 昨 年 6 月 に 地 域 社 会 における 共 生 の 実 現 に 向 けて 新 たな 障 害 保 健 福 祉 施 策 を 講 ずる ための 関 係 法 律 の 整 備 に 関 する 法 律 が 成 立 し 本 年 4 月 から 障 害 者 総 合 支 援 法 が 施 行 される 平 成 25 年 度 の 施 行 においては 障 害 者 自 立 支 援 法 から 障 害 者 総 合 支 援 法 になること 障 害 福 祉 サービス 等 の 対 象 となる 障 害 者 の 範 囲 に 難 病 患 者 等 が 加 わること 地 域 生 活 支 援 事 業 において 市 町 村 と 都 道 府 県 との 役 割 分 担 を 明 確 にするなど 意 思 疎 通 支 援 が 強 化 されること 等 の 改 正 が 予 定 されている 平 成 26 年 度 の 施 行 においては 障 害 程 度 区 分 から 障 害 支 援 区 分 への 見 直 し 重 度 訪 問 介 護 の 対 象 拡 大 やケアホームのグループホームへの 一 元 化 等 の 個 別 給 付 の 見 直 し 等 の 改 正 が 予 定 されている 13

1. 趣 旨 地 域 社 会 における 共 生 の 実 現 に 向 けて 新 たな 障 害 保 健 福 祉 施 策 を 講 ずるための 関 係 法 律 の 整 備 に 関 する 法 律 の 概 要 ( 平 成 24 年 6 月 20 日 成 立 同 6 月 27 日 公 布 ) 障 がい 者 制 度 改 革 推 進 本 部 等 における 検 討 を 踏 まえて 地 域 社 会 における 共 生 の 実 現 に 向 けて 障 害 福 祉 サービスの 充 実 等 障 害 者 の 日 常 生 活 及 び 社 会 生 活 を 総 合 的 に 支 援 するため 新 たな 障 害 保 健 福 祉 施 策 を 講 ずるものとする 2. 概 要 1. 題 名 障 害 者 自 立 支 援 法 を 障 害 者 の 日 常 生 活 及 び 社 会 生 活 を 総 合 的 に 支 援 するための 法 律 ( 障 害 者 総 合 支 援 法 ) とする 2. 基 本 理 念 法 に 基 づく 日 常 生 活 社 会 生 活 の 支 援 が 共 生 社 会 を 実 現 するため 社 会 参 加 の 機 会 の 確 保 及 び 地 域 社 会 における 共 生 社 会 的 障 壁 の 除 去 に 資 するよう 総 合 的 かつ 計 画 的 に 行 われることを 法 律 の 基 本 理 念 として 新 たに 掲 げる 3. 障 害 者 の 範 囲 ( 障 害 児 の 範 囲 も 同 様 に 対 応 ) 制 度 の 谷 間 を 埋 めるべく 障 害 者 の 範 囲 に 難 病 等 を 加 える 4. 障 害 支 援 区 分 の 創 設 障 害 程 度 区 分 について 障 害 の 多 様 な 特 性 その 他 の 心 身 の 状 態 に 応 じて 必 要 とされる 標 準 的 な 支 援 の 度 合 いを 総 合 的 に 示 す 障 害 支 援 区 分 に 改 める 障 害 支 援 区 分 の 認 定 が 知 的 障 害 者 精 神 障 害 者 の 特 性 に 応 じて 行 われるよう 区 分 の 制 定 に 当 たっては 適 切 な 配 慮 等 を 行 う 3. 施 行 期 日 平 成 25 年 4 月 1 日 (ただし 4. 及 び5.1~3については 平 成 26 年 4 月 1 日 ) 5. 障 害 者 に 対 する 支 援 1 重 度 訪 問 介 護 の 対 象 拡 大 ( 重 度 の 肢 体 不 自 由 者 等 であって 常 時 介 護 を 要 する 障 害 者 として 厚 生 労 働 省 令 で 定 めるものとする) 2 共 同 生 活 介 護 (ケアホーム)の 共 同 生 活 援 助 (グループホーム)へ の 一 元 化 3 地 域 移 行 支 援 の 対 象 拡 大 ( 地 域 における 生 活 に 移 行 するため 重 点 的 な 支 援 を 必 要 とする 者 であって 厚 生 労 働 省 令 で 定 めるものを 加 える) 4 地 域 生 活 支 援 事 業 の 追 加 ( 障 害 者 に 対 する 理 解 を 深 めるための 研 修 や 啓 発 を 行 う 事 業 意 思 疎 通 支 援 を 行 う 者 を 養 成 する 事 業 等 ) 6.サービス 基 盤 の 計 画 的 整 備 1 障 害 福 祉 サービス 等 の 提 供 体 制 の 確 保 に 係 る 目 標 に 関 する 事 項 及 び 地 域 生 活 支 援 事 業 の 実 施 に 関 する 事 項 についての 障 害 福 祉 計 画 の 策 定 2 基 本 指 針 障 害 福 祉 計 画 に 関 する 定 期 的 な 検 証 と 見 直 しを 法 定 化 3 市 町 村 は 障 害 福 祉 計 画 を 作 成 するに 当 たって 障 害 者 等 のニーズ 把 握 等 を 行 うことを 努 力 義 務 化 4 自 立 支 援 協 議 会 の 名 称 について 地 域 の 実 情 に 応 じて 定 められる よう 弾 力 化 するとともに 当 事 者 や 家 族 の 参 画 を 明 確 化 4. 検 討 規 定 ( 障 害 者 施 策 を 段 階 的 に 講 じるため 法 の 施 行 後 3 年 を 目 途 として 以 下 について 検 討 ) 1 常 時 介 護 を 要 する 障 害 者 等 に 対 する 支 援 障 害 者 等 の 移 動 の 支 援 障 害 者 の 就 労 の 支 援 その 他 の 障 害 福 祉 サービスの 在 り 方 2 障 害 支 援 区 分 の 認 定 を 含 めた 支 給 決 定 の 在 り 方 3 障 害 者 の 意 思 決 定 支 援 の 在 り 方 障 害 福 祉 サービスの 利 用 の 観 点 からの 成 年 後 見 制 度 の 利 用 促 進 の 在 り 方 4 手 話 通 訳 等 を 行 う 者 の 派 遣 その 他 の 聴 覚 言 語 機 能 音 声 機 能 その 他 の 障 害 のため 意 思 疎 通 を 図 ることに 支 障 がある 障 害 者 等 に 対 する 支 援 の 在 り 方 5 精 神 障 害 者 及 び 高 齢 の 障 害 者 に 対 する 支 援 の 在 り 方 上 記 の 検 討 に 当 たっては 障 害 者 やその 家 族 その 他 の 関 係 者 の 意 見 を 反 映 させる 措 置 を 講 ずる 14

1. 平 成 25 年 4 月 施 行 分 障 害 者 総 合 支 援 法 の 施 行 に 関 わる 主 な 検 討 課 題 障 害 者 の 範 囲 への 難 病 等 の 追 加 難 病 等 の 範 囲 は 厚 生 科 学 審 議 会 疾 病 対 策 部 会 難 病 対 策 委 員 会 での 議 論 を 踏 まえ 当 面 市 町 村 の 補 助 事 業 ( 難 病 患 者 等 居 宅 生 活 支 援 事 業 )の 対 象 疾 病 と 同 じ 範 囲 として 施 行 ( 本 年 1 月 18 日 に 対 象 疾 患 を 定 める 政 令 を 公 布 済 み) 2. 平 成 26 年 4 月 施 行 分 3. 法 施 行 後 3 年 ( 平 成 28 年 4 月 ) 障 害 支 援 区 分 を 目 途 とした 見 直 し 平 成 24 年 度 約 200 市 区 町 村 の 協 力 の 下 障 害 程 度 区 分 の 認 定 に 関 する 詳 しいデータを 収 集 し 知 的 障 害 精 神 障 害 の 二 次 判 定 での 引 上 げ 要 因 の 詳 細 な 分 析 等 を 実 施 平 成 25 年 度 新 たな 調 査 項 目 による 認 定 調 査 やこれに 基 づく 障 害 支 援 区 分 の 判 定 について 約 100 程 度 の 市 区 町 村 で モデル 事 業 を 実 施 して 新 たな 判 定 式 を 確 定 また 市 区 町 村 が 使 用 する 障 害 支 援 区 分 判 定 ソフトの 開 発 や 認 定 調 査 員 マニュアルの 改 正 も 行 う 重 度 訪 問 介 護 の 対 象 拡 大 現 行 の 重 度 の 肢 体 不 自 由 者 に 加 え 重 度 の 知 的 精 神 障 害 者 に 対 象 を 拡 大 予 定 今 後 事 業 者 の 指 定 基 準 や 報 酬 の 在 り 方 等 を 検 討 ケアホームのグループホームへの 一 元 化 今 後 事 業 者 の 指 定 基 準 や 報 酬 の 在 り 方 等 とともに 外 部 サ ービス 利 用 規 制 の 見 直 しやサテライト 型 住 居 の 創 設 についても 検 討 併 せて 附 帯 決 議 で 指 摘 された 小 規 模 入 所 施 設 等 を 含 む 地 域 における 障 害 者 の 居 住 の 支 援 等 の 在 り 方 についても 検 討 15 常 時 介 護 を 要 する 障 害 者 等 に 対 する 支 援 障 害 者 等 の 移 動 の 支 援 障 害 者 の 就 労 の 支 援 そ の 他 の 障 害 福 祉 サービスの 在 り 方 障 害 支 援 区 分 の 認 定 を 含 めた 支 給 決 定 の 在 り 方 障 害 者 の 意 思 決 定 支 援 の 在 り 方 障 害 福 祉 サービスの 利 用 の 観 点 からの 成 年 後 見 制 度 の 利 用 促 進 の 在 り 方 手 話 通 訳 等 を 行 う 者 の 派 遣 その 他 の 聴 覚 言 語 機 能 音 声 機 能 その 他 の 障 害 のため 意 思 疎 通 支 援 を 図 ることに 支 障 がある 障 害 者 等 に 対 す る 支 援 の 在 り 方 精 神 障 害 者 及 び 高 齢 の 障 害 者 に 対 する 支 援 の 在 り 方 上 記 の 検 討 に 当 たっては 障 害 者 やその 家 族 その 他 の 関 係 者 の 意 見 を 反 映 させる 措 置 を 講 ずることとされている

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(2) 障 害 者 の 範 囲 への 難 病 等 の 追 加 について 平 成 25 年 4 月 から 障 害 者 総 合 支 援 法 に 定 める 障 害 児 者 の 範 囲 に 難 病 患 者 等 が 加 わり 障 害 福 祉 サービス 等 の 対 象 となる 新 たに 対 象 となる 者 は 身 体 障 害 者 手 帳 の 所 持 の 有 無 に 関 わらず 必 要 に 応 じて 障 害 程 度 区 分 などの 手 続 きを 経 た 上 で 市 区 町 村 において 必 要 と 認 められた 障 害 福 祉 サービス 等 を 利 用 できることになる 4 月 からの 障 害 者 総 合 支 援 法 における 難 病 等 の 範 囲 は 当 面 の 措 置 として 現 在 予 算 事 業 として 行 われている 難 病 患 者 等 居 宅 生 活 支 援 事 業 の 対 象 疾 病 と 同 じ 範 囲 と し その 範 囲 を 規 定 した 障 害 者 総 合 支 援 法 の 政 令 については 1 月 18 日 に 公 布 したと ころである なお この 難 病 等 の 範 囲 については 新 たな 難 病 対 策 における 医 療 費 助 成 の 対 象 疾 患 の 範 囲 等 に 係 る 検 討 を 踏 まえ 今 後 見 直 しを 行 うこととしている 2 月 12 日 に 障 害 者 の 範 囲 への 難 病 等 の 追 加 に 係 る 自 治 体 担 当 者 会 議 を 開 催 し 詳 細 を 説 明 したところであるが 実 施 に 当 たっては これまで 予 算 事 業 を 実 施 してきた 衛 生 部 局 と 福 祉 部 局 とが 連 携 して 適 切 な 実 施 体 制 を 確 保 するとともに 施 行 に 向 けて の 必 要 となる 準 備 対 象 となる 方 々への 制 度 の 周 知 等 について 遺 漏 がないようお 願 いしたい 17

現 在 の 状 況 障 害 者 総 合 支 援 法 の 対 象 となる 難 病 等 の 範 囲 について 平 成 25 年 4 月 から 障 害 者 の 日 常 生 活 及 び 社 会 生 活 を 総 合 的 に 支 援 するための 法 律 ( 以 下 障 害 者 総 合 支 援 法 という )に 定 める 障 害 児 者 の 対 象 ( 1)に 難 病 等 ( 2)が 加 わり 障 害 福 祉 サービス 相 談 支 援 等 ( 3)の 対 象 となる 他 方 厚 生 科 学 審 議 会 疾 病 対 策 部 会 難 病 対 策 委 員 会 においては 新 たな 難 病 対 策 における 医 療 費 助 成 の 対 象 疾 患 の 範 囲 等 の 検 討 が 引 き 続 き 進 められており この 範 囲 等 も 参 考 にして 検 討 することとされていた 障 害 者 総 合 支 援 法 における 難 病 等 の 範 囲 については 直 ちに 結 論 を 得 ることが 困 難 1 児 童 福 祉 法 に 定 める 障 害 児 についても 同 様 2 障 害 者 総 合 支 援 法 上 は 治 療 方 法 が 確 立 していない 疾 病 その 他 の 特 殊 の 疾 病 であって 政 令 で 定 めるものによる 障 害 の 程 度 が 厚 生 労 働 大 臣 が 定 める 程 度 である 者 と 規 定 されている 3 障 害 児 者 については 障 害 福 祉 サービス 相 談 支 援 補 装 具 及 び 地 域 生 活 支 援 事 業 障 害 児 については 障 害 児 通 所 支 援 及 び 障 害 児 入 所 支 援 当 面 の 措 置 障 害 者 総 合 支 援 法 の 施 行 に 際 し 難 病 患 者 等 が 障 害 程 度 区 分 の 認 定 や 支 給 認 定 等 の 手 続 を 経 て 平 成 25 年 4 月 から 円 滑 に 必 要 なサービスを 受 けられるようにするため 自 治 体 での 準 備 期 間 を 考 慮 して 同 年 1 月 18 日 に 対 象 疾 患 を 定 める 政 令 を 公 布 今 回 定 める 障 害 者 総 合 支 援 法 における 難 病 等 の 範 囲 は 当 面 の 措 置 として 難 病 患 者 等 居 宅 生 活 支 援 事 業 の 対 象 疾 病 と 同 じ 範 囲 ( 4)として 平 成 25 年 4 月 から 制 度 を 施 行 した 上 で 新 たな 難 病 対 策 に おける 医 療 費 助 成 の 対 象 疾 患 の 範 囲 等 に 係 る 検 討 を 踏 まえ 見 直 しを 行 うものとする なお 障 害 者 総 合 支 援 法 の 対 象 となる 難 病 等 による 障 害 の 程 度 ( 厚 生 労 働 大 臣 が 定 める 程 度 )についても 難 病 患 者 等 居 宅 生 活 支 援 事 業 の 対 象 患 者 の 状 態 に 鑑 み ( 政 令 で 定 める) 特 殊 の 疾 病 による 障 害 に より 継 続 的 に 日 常 生 活 又 は 社 会 生 活 に 相 当 な 制 限 を 受 ける 程 度 とする( 5) 4 同 事 業 では 難 病 患 者 等 のADLの 向 上 のためホームヘルプ 事 業 等 を 行 っており 難 治 性 疾 患 克 服 研 究 事 業 ( 臨 床 調 査 研 究 分 野 )の 対 象 疾 患 (130 疾 患 ) 及 び 関 節 リウマチがその 対 象 範 囲 となっている 5 難 病 等 に 該 当 するかどうかの 判 断 は 個 々の 市 町 村 において 医 師 の 診 断 書 等 で 確 認 することとなる また 障 害 程 度 区 分 の 認 定 については 全 国 の 市 町 村 で 難 病 等 の 特 性 に 配 慮 した 円 滑 な 認 定 が 行 われる 必 要 があり 1 月 23 日 付 けで 各 都 道 府 県 に 難 病 等 の 基 本 的 な 情 報 や 難 病 等 の 特 徴 ( 病 状 の 変 化 や 進 行 福 祉 ニーズ 等 ) 認 定 調 査 の 時 の 注 意 点 などを 整 理 した 関 係 者 向 けのマニュアルを 送 付 18

障 害 者 総 合 支 援 法 の 対 象 疾 患 一 覧 1 IgA 腎 症 34 原 発 性 側 索 硬 化 症 67 成 人 スチル 病 99 膿 疱 性 乾 癬 2 亜 急 性 硬 化 性 全 脳 炎 35 原 発 性 胆 汁 性 肝 硬 変 68 脊 髄 空 洞 症 100 嚢 胞 性 線 維 症 3 アジソン 病 36 原 発 性 免 疫 不 全 症 候 群 69 脊 髄 小 脳 変 性 症 101 パーキンソン 病 4 アミロイド 症 37 硬 化 性 萎 縮 性 苔 癬 70 脊 髄 性 筋 萎 縮 症 102 バージャー 病 5 アレルギー 性 肉 芽 腫 性 血 管 炎 38 好 酸 球 性 筋 膜 炎 71 全 身 性 エリテマトーデス 103 肺 動 脈 性 肺 高 血 圧 症 6 ウェゲナー 肉 芽 腫 症 39 後 縦 靭 帯 骨 化 症 72 先 端 巨 大 症 104 肺 胞 低 換 気 症 候 群 7 HTLV-1 関 連 脊 髄 症 40 拘 束 型 心 筋 症 73 先 天 性 QT 延 長 症 候 群 105 バッド キアリ 症 候 群 8 ADH 不 適 合 分 泌 症 候 群 41 広 範 脊 柱 管 狭 窄 症 74 先 天 性 魚 鱗 癬 様 紅 皮 症 106 ハンチントン 病 9 黄 色 靭 帯 骨 化 症 42 高 プロラクチン 血 症 75 先 天 性 副 腎 皮 質 酵 素 欠 損 症 107 汎 発 性 特 発 性 骨 増 殖 症 10 潰 瘍 性 大 腸 炎 43 抗 リン 脂 質 抗 体 症 候 群 76 側 頭 動 脈 炎 108 肥 大 型 心 筋 症 11 下 垂 体 前 葉 機 能 低 下 症 44 骨 髄 異 形 成 症 候 群 77 大 動 脈 炎 症 候 群 109 ビタミンD 依 存 症 二 型 12 加 齢 性 黄 斑 変 性 症 45 骨 髄 線 維 症 78 大 脳 皮 質 基 底 核 変 性 症 110 皮 膚 筋 炎 13 肝 外 門 脈 閉 塞 症 46 ゴナドトロピン 分 泌 過 剰 症 79 多 系 統 萎 縮 症 111 びまん 性 汎 細 気 管 支 炎 14 関 節 リウマチ 47 混 合 性 結 合 組 織 病 80 多 巣 性 運 動 ニューロパチー 112 肥 満 低 換 気 症 候 群 15 肝 内 結 石 症 48 再 生 不 良 性 貧 血 81 多 発 筋 炎 113 表 皮 水 疱 症 16 偽 性 低 アルドステロン 症 49 サルコイドーシス 82 多 発 性 硬 化 症 114 フィッシャー 症 候 群 17 偽 性 副 甲 状 腺 機 能 低 下 症 50 シェーグレン 症 候 群 83 多 発 性 嚢 胞 腎 115 プリオン 病 18 球 脊 髄 性 筋 萎 縮 症 51 色 素 性 乾 皮 症 84 遅 発 性 内 リンパ 水 腫 116 ベーチェット 病 19 急 速 進 行 性 糸 球 体 腎 炎 52 自 己 免 疫 性 肝 炎 85 中 枢 性 尿 崩 症 117 ペルオキシソーム 病 20 強 皮 症 53 自 己 免 疫 性 溶 血 性 貧 血 86 中 毒 性 表 皮 壊 死 症 118 発 作 性 夜 間 ヘモグロビン 尿 症 21 ギラン バレ 症 候 群 54 視 神 経 症 87 TSH 産 生 下 垂 体 腺 腫 119 慢 性 炎 症 性 脱 髄 性 多 発 神 経 炎 22 筋 萎 縮 性 側 索 硬 化 症 55 若 年 性 肺 気 腫 88 TSH 受 容 体 異 常 症 120 慢 性 血 栓 塞 栓 性 肺 高 血 圧 症 23 クッシング 病 56 重 症 急 性 膵 炎 89 天 疱 瘡 121 慢 性 膵 炎 24 グルココルチコイド 抵 抗 症 57 重 症 筋 無 力 症 90 特 発 性 拡 張 型 心 筋 症 122 ミトコンドリア 病 25 クロウ 深 瀬 症 候 群 58 神 経 性 過 食 症 91 特 発 性 間 質 性 肺 炎 123 メニエール 病 26 クローン 病 59 神 経 性 食 欲 不 振 症 92 特 発 性 血 小 板 減 少 性 紫 斑 病 124 網 膜 色 素 変 性 症 27 劇 症 肝 炎 60 神 経 線 維 腫 症 93 特 発 性 血 栓 症 125 もやもや 病 28 結 節 性 硬 化 症 61 進 行 性 核 上 性 麻 痺 94 特 発 性 大 腿 骨 頭 壊 死 126 有 棘 赤 血 球 舞 踏 病 29 結 節 性 動 脈 周 囲 炎 62 進 行 性 骨 化 性 線 維 形 成 異 常 症 95 特 発 性 門 脈 圧 亢 進 症 127 ランゲルハンス 細 胞 組 織 球 症 30 血 栓 性 血 小 板 減 少 性 紫 斑 病 63 進 行 性 多 巣 性 白 質 脳 症 96 特 発 性 両 側 性 感 音 難 聴 128 リソソーム 病 31 原 発 性 アルドステロン 症 64 スティーヴンス ジョンソン 症 候 群 97 突 発 性 難 聴 129 リンパ 管 筋 腫 症 32 原 発 性 硬 化 性 胆 管 炎 65 スモン 98 難 治 性 ネフローゼ 症 候 群 130 レフェトフ 症 候 群 33 原 発 性 高 脂 血 症 66 正 常 圧 水 頭 症 19

平 成 24 年 10 月 11 月 12 月 障 害 者 の 範 囲 の 見 直 しに 係 る 自 治 体 における 施 行 までのスケジュール 課 長 会 議 の 内 容 を 関 係 者 へ 周 知 衛 生 部 局 と 福 祉 部 局 の 連 絡 調 整 開 始 自 治 体 難 病 患 者 等 ホームヘルプサービス 事 業 難 病 患 者 等 短 期 入 所 事 業 の 実 施 事 業 者 の 障 害 福 祉 サービス 事 業 者 として の 指 定 作 業 ( 参 考 ) 厚 生 労 働 省 障 害 保 健 福 祉 関 係 主 管 課 長 会 議 (10/22) 衛 生 部 長 会 (10/23) 難 病 等 に 係 る 障 害 程 度 区 分 認 定 マニュアル 配 布 平 成 25 年 (1/23) 1 月 政 令 閣 議 決 定 (1/15) 公 布 (1/18) マニュアルの 内 容 を 日 常 生 活 用 具 の 要 綱 等 の 改 正 認 定 調 査 員 等 に 周 知 自 治 体 担 当 者 会 議 (2/12) 衛 生 部 長 会 (2/18) 2 月 部 局 長 会 議 (2/20) 障 害 保 健 福 祉 関 係 主 管 課 長 会 議 (2/25) 指 定 漏 れ 等 システム 担 当 者 会 議 (3/4) がないか 難 病 の 者 等 の 障 害 程 度 3 月 最 終 確 認 区 分 認 定 作 業 4 月 施 行 20

(3) 地 域 生 活 支 援 事 業 について 障 害 者 総 合 支 援 法 の 施 行 を 踏 まえ 来 年 度 予 算 案 においては 市 町 村 必 須 事 業 及 び 都 道 府 県 必 須 事 業 の 実 施 に 必 要 な 予 算 を 計 上 する とともに 従 来 の 個 別 補 助 事 業 の 一 部 及 び 障 害 者 自 立 支 援 対 策 臨 時 特 例 交 付 金 ( 基 金 )の 事 業 のうち 引 き 続 き 全 国 の 自 治 体 への 普 及 を 図 る 必 要 が あるものはより 柔 軟 に 事 業 を 実 施 することができるよう 統 合 補 助 金 である 地 域 生 活 支 援 事 業 に 位 置 づけたところである 都 道 府 県 におかれては 本 年 4 月 の 法 の 円 滑 な 施 行 に 向 けた 準 備 や 管 内 市 町 村 に 対 して 必 要 な 助 言 指 導 を 行 うなど 特 段 のご 配 慮 をお 願 いした い 地 域 生 活 支 援 事 業 費 補 助 金 実 施 要 綱 ( 案 )については 今 後 開 催 される 障 害 保 健 福 祉 関 係 主 管 課 長 会 議 において 提 示 21

平 成 25 年 度 地 域 生 活 支 援 事 業 費 補 助 金 の 概 要 ( 平 成 24 年 度 予 算 額 ) ( 平 成 25 年 度 予 算 案 ) 450 億 円 ( 障 害 者 総 合 支 援 法 において 必 須 事 業 化 された 事 業 ) 460 億 円 市 町 村 事 業 障 害 者 に 対 する 理 解 を 深 めるための 研 修 啓 発 障 害 者 やその 家 族 地 域 住 民 等 が 自 発 的 に 行 う 活 動 に 対 する 支 援 市 民 後 見 人 等 の 人 材 の 育 成 活 用 を 図 るための 研 修 意 思 疎 通 支 援 を 行 う 者 の 養 成 ( 手 話 奉 仕 員 の 養 成 研 修 ) ( 平 成 25 年 度 の 対 応 ) 都 道 府 県 事 業 意 思 疎 通 支 援 ( 手 話 要 約 筆 記 触 手 話 指 点 字 等 )を 行 う 者 のうち 特 に 専 門 性 の 高 い 者 を 養 成 し 又 は 派 遣 する 事 業 手 話 通 訳 者 及 び 要 約 筆 記 者 の 派 遣 に 係 る 市 町 村 相 互 間 の 連 絡 調 整 等 広 域 的 な 対 応 が 必 要 な 事 業 地 域 生 活 支 援 事 業 の 必 要 な 予 算 額 を 確 保 するとともに 任 意 事 業 の 追 加 個 別 補 助 事 業 及 び 基 金 事 業 の 追 加 任 意 事 業 の 追 加 児 童 発 達 支 援 センター 機 能 強 化 ( 都 道 府 県 指 定 都 市 ) 強 度 行 動 障 害 支 援 技 術 者 養 成 研 修 ( 都 道 府 県 ) 個 別 補 助 事 業 の 追 加 障 害 程 度 区 分 認 定 等 事 務 費 ( 市 町 村 ) 発 達 障 害 者 支 援 体 制 整 備 事 業 費 ( 都 道 府 県 指 定 都 市 ) 等 障 害 者 自 立 支 援 対 策 臨 時 特 例 交 付 金 ( 基 金 ) 事 業 の 追 加 矯 正 施 設 を 退 所 した 障 害 者 に 対 する 地 域 移 行 支 援 ( 都 道 府 県 ) 等 22

平 成 25 年 度 地 域 生 活 支 援 事 業 ( 案 ) 平 成 25 年 度 予 算 額 ( 案 ) 460 億 円 ( 平 成 24 年 度 予 算 450 億 円 ) 新 法 必 須 事 業 理 解 促 進 研 修 啓 発 事 業 従 来 の 必 須 事 業 移 動 支 援 事 業 任 意 事 業 [ 日 常 生 活 支 援 ] 日 中 一 時 支 援 訪 問 入 浴 サービス 任 意 事 業 の 追 加 ( ) 児 童 発 達 支 援 センター 等 機 能 強 化 自 発 的 活 動 支 援 事 業 日 常 生 活 用 具 給 付 等 事 業 地 域 移 行 のための 安 心 生 活 支 援 (24 時 間 の 連 絡 体 制 の 整 備 等 ) 強 度 行 動 障 害 支 援 者 養 成 研 修 成 年 後 見 制 度 法 人 後 見 支 援 事 業 意 思 疎 通 支 援 事 業 コミュニケーション 支 援 事 業 等 [ 社 会 参 加 支 援 ] 文 化 芸 術 活 動 振 興 [ 権 利 擁 護 支 援 ] 等 等 成 年 後 見 制 度 普 及 啓 発 [ 就 業 就 労 支 援 ] 盲 人 ホーム 運 営 等 等 個 別 補 助 金 の 追 加 ( ) 障 害 程 度 区 分 認 定 等 事 務 発 達 障 害 者 支 援 体 制 整 備 等 基 金 事 業 の 追 加 ( ) 福 祉 の 支 援 を 必 要 とする 矯 正 施 設 等 を 退 所 した 障 害 者 の 地 域 移 行 支 援 等 個 別 補 助 事 業 及 び 従 来 の 基 金 事 業 については 任 意 事 業 の 位 置 づけとなる 23

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意 思 疎 通 支 援 の 強 化 について 手 話 通 訳 等 を 行 う 者 の 派 遣 又 は 養 成 を 行 う 事 業 については 広 域 的 な 派 遣 の 実 施 が 難 しいなどの 課 題 があったため 障 害 者 総 合 支 援 法 の 地 域 生 活 支 援 事 業 では 市 町 村 と 都 道 府 県 の 役 割 分 担 を 明 確 にするなど 意 思 疎 通 支 援 の 強 化 を 図 ることとしている 意 思 疎 通 支 援 を 行 う 者 の 養 成 については 市 町 村 が 実 施 する 地 域 生 活 支 援 事 業 の 必 須 事 業 として 手 話 奉 仕 員 の 養 成 研 修 を 追 加 するとともに 都 道 府 県 の 必 須 事 業 として 手 話 通 訳 者 要 約 筆 記 者 盲 ろう 者 向 け 通 訳 介 助 員 の 養 成 研 修 を 追 加 している また 意 思 疎 通 支 援 を 行 う 者 の 派 遣 については 都 道 府 県 の 必 須 事 業 と して 専 門 性 の 高 い 分 野 などで 市 町 村 が 派 遣 できない 場 合 などへの 派 遣 市 町 村 域 を 越 えた 派 遣 が 市 町 村 において 円 滑 に 実 施 できるよう 派 遣 に 係 る 市 町 村 間 の 連 絡 調 整 を 行 うことを 追 加 している 25

地 域 生 活 支 援 事 業 の 意 思 疎 通 支 援 の 内 容 地 域 生 活 支 援 事 業 の 必 須 事 業 として 実 施 するものを 整 理 している 手 話 通 訳 要 約 筆 記 触 手 話 及 び 指 点 字 養 成 市 町 村 意 思 疎 通 支 援 を 行 う 者 の 養 成 都 道 府 県 特 に 専 門 性 の 高 い 意 思 疎 通 支 援 を 行 う 者 の 養 成 手 話 奉 仕 員 の 養 成 - - 手 話 通 訳 者 の 養 成 要 約 筆 記 者 の 養 成 盲 ろう 者 向 け 1 通 訳 介 助 員 の 養 成 設 置 市 町 村 意 思 疎 通 支 援 を 行 う 者 の 設 置 手 話 通 訳 者 の 設 置 ( 手 話 通 訳 士 を 含 む) 2 2 都 道 府 県 - - - 派 遣 連 絡 調 整 市 町 村 手 話 通 訳 者 の 派 遣 意 思 疎 通 支 援 を 行 う 者 の 派 遣 ( 手 話 通 訳 士 を 含 む) 都 道 府 県 特 に 専 門 性 の 高 い 意 思 疎 通 支 援 を 行 う 者 の 派 遣 都 道 府 県 派 遣 に 係 る 市 町 村 相 互 間 の 連 絡 調 整 要 約 筆 記 者 の 派 遣 複 数 市 町 村 の 住 民 が 参 加 する 障 害 者 団 体 等 の 会 議 研 修 講 演 講 義 等 市 町 村 が 派 遣 できない 場 合 などへの 派 遣 を 想 定 A 市 在 住 の 者 が 同 都 道 府 県 B 市 ( 又 は 他 都 道 府 県 C 市 )に 出 向 く 場 合 などにおいて 都 道 府 県 が 両 市 間 の 派 遣 調 整 を 行 うことなどを 想 定 - 盲 ろう 者 向 け 通 訳 介 助 員 の 派 遣 - ( 1) 盲 ろう 者 向 け 通 訳 介 助 員 の 養 成 については 現 在 盲 ろう 者 向 け 通 訳 介 助 員 の 養 成 カリキュラムを 検 討 中 であり 年 度 末 までにお 示 しすることとしている ( 2) 意 思 疎 通 支 援 を 行 う 者 の 設 置 については 手 話 通 訳 者 の 設 置 が 望 ましいが 要 約 筆 記 触 手 話 及 び 指 点 字 等 を 行 う 支 援 者 等 の 設 置 についても 必 要 に 応 じて 設 置 すれば 必 須 事 業 を 実 施 したものとして 取 り 扱 われる ( 3) 障 害 者 総 合 支 援 法 の 意 思 疎 通 支 援 事 業 については 手 話 通 訳 者 や 要 約 筆 記 者 の 派 遣 等 だけでなく 代 筆 代 読 等 の 意 思 疎 通 支 援 を 行 う 事 業 を 実 施 することができる 26

(4) 障 害 支 援 区 分 への 見 直 しについて 障 害 者 総 合 支 援 法 において 障 害 程 度 区 分 については 障 害 支 援 区 分 に 改 め 平 成 26 年 4 月 1 日 から 施 行 することとされた 厚 生 労 働 省 では 知 的 障 害 者 精 神 障 害 者 の 特 性 に 応 じた 障 害 支 援 区 分 とするため コンピュータ 判 定 式 の 抜 本 的 な 見 直 し 調 査 項 目 の 追 加 及 び 削 除 調 査 項 目 の 選 択 肢 や 調 査 方 法 等 の 見 直 し 等 の 検 討 を 行 っているところである また 平 成 25 年 度 においては 新 しいコンピュータ 判 定 式 等 を 検 証 するためのモデル 事 業 や 市 区 町 村 が 使 用 する 障 害 支 援 区 分 判 定 ソフトの 開 発 等 を 行 う 予 定 なので 各 都 道 府 県 におかれては 御 承 知 おきいただ くとともに 管 内 市 区 町 村 への 周 知 等 に 御 協 力 願 いたい 27

障 害 支 援 区 分 への 見 直 し 障 害 程 度 区 分 ( 障 害 者 自 立 支 援 法 ) 障 害 支 援 区 分 ( 障 害 者 総 合 支 援 法 ) 定 義 定 義 障 害 者 等 に 対 する 障 害 福 祉 サービスの 必 要 性 障 害 者 等 の 障 害 の 多 様 な 特 性 その 他 心 身 の 状 態 に を 明 らかにするため 当 該 障 害 者 等 の 心 身 の 状 態 応 じて 必 要 とされる 標 準 的 な 支 援 の 度 合 を 総 合 的 に を 総 合 的 に 示 すもの 示 すもの 施 行 期 日 平 成 26 年 4 月 1 日 課 題 障 害 程 度 区 分 は 知 的 障 害 者 及 び 精 神 障 害 者 について 一 次 判 定 で 低 く 判 定 され 二 次 判 定 で 引 き 上 げられている 割 合 が 高 いことから 障 害 の 特 性 を 反 映 するよう 見 直 すべきではないか との 課 題 が 指 摘 二 次 判 定 で 引 き 上 げられた 割 合 [ 平 成 22 年 10 月 ~ 平 成 23 年 9 月 ] 身 体 :20.3% 知 的 :43.6% 精 神 :46.2% [ 平 成 23 年 10 月 ~ 平 成 24 年 9 月 ] 身 体 :17.9% 知 的 :40.7% 精 神 :44.5% 適 切 な 障 害 支 援 区 分 の 認 定 のための 措 置 政 府 は 障 害 支 援 区 分 の 認 定 が 知 的 障 害 者 及 び 精 神 障 害 者 の 特 性 に 応 じて 適 切 に 行 われるよう 区 分 の 制 定 に 当 たっての 適 切 な 配 慮 その 他 の 必 要 な 措 置 を 講 ずるものとする 法 施 行 後 3 年 目 途 の 検 討 障 害 支 援 区 分 の 認 定 を 含 めた 支 給 決 定 の 在 り 方 については 障 害 者 総 合 支 援 法 の 施 行 後 3 年 ( 障 害 支 援 区 分 の 施 行 後 2 年 )を 目 途 に 検 討 現 行 の6 段 階 の 区 分 3 障 害 共 通 の 調 査 項 目 や 判 定 式 等 については 施 行 後 3 年 目 途 の 検 討 の 中 で 対 応 28

障 害 支 援 区 分 への 見 直 しの 主 な 検 討 状 況 1. 新 判 定 式 (コンピュータ 判 定 式 )の 構 築 現 行 のコンピュータ 判 定 式 で 使 用 している 要 介 護 認 定 と 同 様 の 判 定 式 は 使 用 せず コンピュータ 判 定 式 を 抜 本 的 に 見 直 し 新 たなコンピュータ 判 定 式 では 全 ての 調 査 項 目 の 結 果 をもとに 判 定 2. 調 査 項 目 の 追 加 知 的 障 害 者 及 び 精 神 障 害 者 の 特 性 をより 反 映 するため 調 査 項 目 を 追 加 特 に 発 達 障 害 の 特 性 にも 配 慮 できるよう 行 動 障 害 に 関 する 調 査 項 目 を 追 加 3. 調 査 項 目 の 削 除 調 査 時 の 障 害 者 の 負 担 を 軽 減 するため 他 の 調 査 項 目 と 評 価 が 重 複 する 調 査 項 目 や 判 定 に 影 響 が 少 ない 調 査 項 目 等 を 削 除 4. 選 択 肢 や 調 査 方 法 等 の 見 直 し 市 町 村 審 査 会 の 二 次 判 定 で 評 価 している 支 援 の 内 容 や 障 害 の 状 態 等 ( 二 次 判 定 引 上 げ 要 因 )を コンピュータ 判 定 で 評 価 できるように 調 査 項 目 の 選 択 肢 や 調 査 方 法 等 を 見 直 し 見 直 しにあたって 留 意 する 内 容 見 守 りや 声 かけ 等 の 支 援 の 評 価 できない 場 合 の 評 価 慣 れていない 状 況 や 初 めての 場 所 でできない 場 合 の 評 価 状 態 や 症 状 に 変 化 があること の 評 価 29

障 害 支 援 区 分 の 施 行 に 向 けたスケジュール 平 成 24 年 度 24 年 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 平 成 25 年 度 25 年 1 月 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 26 年 度 26 年 1 月 2 月 3 月 4 月 障 害 程 度 区 分 の 詳 細 なデータの 収 集 分 析 新 判 定 式 (コンヒ ュータ 判 定 式 ) 等 の 検 討 新 判 定 式 等 を 検 証 するための モテ ル 事 業 の 実 施 94 市 区 町 村 (47 都 道 府 県 2)に 依 頼 し 約 3,400 件 (1 市 区 町 村 あたり36 件 )につ いて 調 査 分 析 新 判 定 式 等 の 確 定 市 区 町 村 で 使 用 する 障 害 支 援 区 分 判 定 ソフト の 開 発 テ ス ト 版 ソ フ ト の 配 布 正 式 版 ソ フ ト の 配 布 市 区 町 村 で 導 入 障 害 支 援 区 分 の 施 行 30

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捗 37

68,302 123,272 H24 H25 H26 188,616 15,000 10,000 5,000 4,611 5,389 7,166 9,217 10,362 12,578 15,197 0 0 900 1,800 701 302 68 270 285 253 323 茨 237 70 236 357 568 555 304 521 188 238 219 69 598 285 405 183 1,723 0 900 1,800 223 252 350 1,720 85 256 175 461 264 375 526 160 59 190 81 157 29 283 170 63 33 131 196 38

13,586 11.2 39

.% ) ) 40

41

42

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460 44

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灘 50

4 精 神 保 健 医 療 福 祉 施 策 の 推 進 について 51

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(1) 精 神 保 健 医 療 福 祉 改 革 の 検 討 状 況 について 精 神 保 健 医 療 福 祉 については 精 神 保 健 福 祉 法 上 の 保 護 者 制 度 や 入 院 制 度 精 神 病 床 の 人 員 配 置 等 について 新 たな 地 域 精 神 保 健 医 療 体 制 の 構 築 に 向 けた 検 討 チーム 精 神 科 医 療 の 機 能 分 化 と 質 の 向 上 等 に 関 する 検 討 会 で 昨 年 の6 月 に 一 定 の 方 向 性 をお 示 しいただいた これらを 踏 まえ 精 神 保 健 福 祉 法 の 改 正 案 を 今 国 会 に 提 出 するため 調 整 を 行 って いる 法 案 の 具 体 的 な 内 容 については 改 めて 情 報 提 供 させていただく 53

精 神 保 健 医 療 福 祉 の 見 直 しについて 現 状 1 精 神 疾 患 患 者 は320 万 人 であり いわゆる4 大 疾 患 (がん 脳 卒 中 急 性 心 筋 梗 塞 糖 尿 病 )よりも 多 い 状 況 近 年 の 新 規 入 院 患 者 の 入 院 期 間 は 短 縮 傾 向 にあり( 約 9 割 が1 年 以 内 に 退 院 ) 特 に 統 合 失 調 症 の 入 院 患 者 数 が 減 少 これに 伴 い 精 神 病 床 の 病 床 数 は 減 少 傾 向 にある 入 院 期 間 の 短 縮 傾 向 の 要 因 として 治 療 薬 の 発 達 や 救 急 医 療 体 制 の 整 備 が 挙 げられる 54

現 状 2 他 方 依 然 として20 万 人 を 超 える 長 期 入 院 患 者 (1 年 以 上 )が 存 在 55

現 状 3 うつ 病 等 の 気 分 障 害 や 認 知 症 患 者 数 が 増 加 し また 薬 物 依 存 や 発 達 障 害 への 対 応 等 の 社 会 的 要 請 が 高 まっているなど 精 神 科 医 療 に 対 する 需 要 は 高 まり 多 様 化 している 近 年 精 神 保 健 指 定 医 ( )の 診 療 所 開 業 が 増 える 一 方 で ニーズの 高 まっている 病 院 での 急 性 期 医 療 に 携 わる 人 材 の 不 足 が 生 じている 身 体 拘 束 の 判 断 や 本 人 の 同 意 によらない 入 院 の 判 断 等 を 行 う 資 格 を 持 つ 精 神 科 医 課 題 入 院 医 療 について 統 合 失 調 症 の 長 期 入 院 患 者 を 前 提 とした 体 制 から 患 者 の 状 態 像 に 応 じて 急 性 期 医 療 を 適 切 に 提 供 できる 体 制 とするため 急 性 期 に 手 厚 い 医 療 を 提 供 するため 医 師 看 護 師 等 の 配 置 を 見 直 すなど 精 神 病 床 の 機 能 分 化 の 推 進 早 期 退 院 を 目 指 し 精 神 障 害 者 を 家 族 だけでな く 地 域 で 支 える 仕 組 みとするための 保 護 者 制 度 等 の 見 直 し が 必 要 精 神 疾 患 患 者 の 地 域 生 活 を 支 え また 多 様 化 するニーズに 対 応 するため 多 職 種 ( 医 師 看 護 師 精 神 保 健 福 祉 士 作 業 療 法 士 等 )による 外 来 や 訪 問 での 医 療 提 供 体 制 の 充 実 が 必 要 56

精 神 保 健 医 療 福 祉 の 充 実 に 関 する 検 討 障 害 者 制 度 改 革 の 推 進 のための 基 本 的 な 方 向 について( 平 成 22 年 6 月 29 日 閣 議 決 定 )( 抜 粋 ) (4) 医 療 精 神 障 害 者 に 対 する 強 制 入 院 強 制 医 療 介 入 等 について いわゆる 保 護 者 制 度 の 見 直 し 等 も 含 め その 在 り 方 を 検 討 し 平 成 24 年 内 を 目 途 にその 結 論 を 得 る 社 会 的 入 院 を 解 消 するため 精 神 障 害 者 に 対 する 退 院 支 援 や 地 域 生 活 における 医 療 生 活 面 の 支 援 に 係 る 体 制 の 整 備 について 総 合 福 祉 部 会 における 議 論 との 整 合 性 を 図 りつつ 検 討 し 平 成 23 年 内 にその 結 論 を 得 る 精 神 科 医 療 現 場 における 医 師 や 看 護 師 等 の 人 員 体 制 の 充 実 のための 具 体 的 方 策 について 総 合 福 祉 部 会 における 議 論 との 整 合 性 を 図 りつつ 検 討 し 平 成 24 年 内 を 目 途 にその 結 論 を 得 る 退 院 支 援 地 域 生 活 支 援 強 制 入 院 保 護 者 制 度 人 員 体 制 の 充 実 平 成 23 年 内 に 概 ね 検 討 済 み 病 院 からの 退 院 に 関 する 目 標 値 の 設 定 アウトリーチ( 訪 問 支 援 )の 充 実 精 神 科 救 急 医 療 体 制 の 充 実 医 療 計 画 への 精 神 疾 患 の 追 加 相 談 支 援 の 充 実 ( 地 域 移 行 支 援 地 域 定 着 支 援 ) 宿 泊 型 自 立 訓 練 の 充 実 認 知 症 と 精 神 科 医 療 等 精 神 障 害 者 毎 に1 人 決 められる 保 護 者 ( 主 に 家 族 )だけが 支 える 仕 組 みから 地 域 全 体 で 支 える 仕 組 みへの 転 換 に 向 け 保 護 者 のみに 課 せられた 責 務 の 廃 止 保 護 者 の 同 意 によらない 入 院 手 続 き の 検 討 新 たな 地 域 精 神 保 健 医 療 体 制 の 構 築 に 向 けた 検 討 チーム ( 主 担 当 : 厚 生 労 働 大 臣 政 務 官 )で 平 成 24 年 6 月 28 日 とりまとめ 57 医 療 法 上 の 精 神 病 床 の 医 師 看 護 師 等 の 人 員 配 置 基 準 は 一 般 病 床 よ り 低 くなっている 人 員 体 制 の 検 討 に 当 たっては 精 神 病 床 の 機 能 の 将 来 像 も 考 慮 した 検 討 が 必 要 精 神 科 医 療 の 機 能 分 化 と 質 の 向 上 等 に 関 する 検 討 会 ( 座 長 : 武 藤 正 樹 国 際 医 療 福 祉 総 合 研 究 所 所 長 )で 平 成 24 年 6 月 28 日 とりまとめ

新 たな 地 域 精 神 保 健 医 療 体 制 の 構 築 に 向 けた 検 討 チーム における 議 論 保 護 者 制 度 の 見 直 し 家 族 がなる 保 護 者 には 精 神 障 害 者 に 治 療 を 受 けさせる 義 務 等 が 課 されているが 家 族 の 高 齢 化 等 に 伴 い 負 担 が 大 きくなっており 本 人 と 家 族 の 関 係 が 様 々で 必 ずしも 保 護 者 が 本 人 の 利 益 保 護 を 行 えるとは 限 らない 等 の 理 由 から 原 則 として 削 除 する 医 療 保 護 入 院 制 度 の 課 題 精 神 障 害 者 の 入 院 には 任 意 入 院 措 置 入 院 医 療 保 護 入 院 の 形 態 が 設 けられている このうち 自 らが 病 気 であるという 認 識 をもたない 患 者 等 に 対 して 行 われている 現 行 の 医 療 保 護 入 院 は 保 護 者 の 同 意 がなければ 退 院 することができない 状 況 もあり 入 院 が 長 期 化 しやすい 本 人 の 意 思 に 反 した 判 断 となるため 本 人 と 保 護 者 の 間 にあつれきが 生 まれやすく 保 護 者 の 負 担 と なっている といった 問 題 があり 特 に 精 神 障 害 当 事 者 や 家 族 から 長 く 見 直 しが 求 められてきた 今 後 の 方 向 性 医 療 保 護 入 院 について 保 護 者 の 同 意 によらず 精 神 保 健 指 定 医 の 判 断 での 入 院 とする 一 方 1 早 期 退 院 を 目 指 した 手 続 きとする 2 入 院 した 人 は 自 分 の 気 持 ちを 代 弁 する 人 を 選 べることとする 等 入 院 後 の 手 続 きを 強 化 することにより 権 利 擁 護 を 図 る 任 意 入 院 ( 全 体 の58.9%) 措 置 入 院 ( 全 体 の0.6%) 医 療 保 護 入 院 ( 全 体 の39.9%) 精 神 障 害 者 の 主 な 入 院 形 態 患 者 本 人 の 同 意 に 基 づく 入 院 自 傷 他 害 のおそれのある 場 合 の 都 道 府 県 の 行 政 処 分 による 入 院 指 定 医 の 診 断 と 保 護 者 の 同 意 を 要 件 として 患 者 本 人 の 同 意 がなくても 行 われる 入 院 例 えば 幻 聴 に 従 って 夜 中 に 太 を 叩 くなどの 迷 惑 為 を っているが 本 は 神 様 と 対 話 している と 主 張 し 病 気 の 覚 がない ケース 誰 かに 追 われている との 妄 想 からい わゆる ゴミ 屋 敷 に を 潜 め 保 健 師 が 院 の 説 得 を 試 みても 家 で 隠 れていた が 安 全 と 主 張 し 院 の 同 意 をしない ケース 58

精 神 科 医 療 の 機 能 分 化 と 質 の 向 上 等 に 関 する 検 討 会 とりまとめ( 平 成 24 年 6 月 28 日 ) 精 神 病 床 の 機 能 分 化 を 進 めていくことにより 今 後 精 神 科 医 療 の 中 心 となる 急 性 期 では 一 般 病 床 と 同 等 の 人 員 配 置 とし 早 期 退 院 を 前 提 としたより 身 近 で 利 用 しやすい 精 神 科 医 療 とする 精 神 科 の 入 院 患 者 は 原 則 として1 年 で 退 院 させ 入 院 外 治 療 に 移 行 させる 仕 組 みとする 現 在 の 長 期 在 院 者 について 地 域 移 行 の 取 り 組 みを 推 進 する 一 方 開 放 的 な 環 境 を 確 保 ( 注 ) とりまとめの 取 り 組 みと 併 せて 平 成 23 年 度 からモデル 事 業 を 開 始 している 訪 問 支 援 (アウトリーチ) の 実 施 などの 取 組 を 充 実 新 < た な 入 院 患 者 > 在 院 者 質 の 高 い 退 院 支 援 の 充 実 機 能 分 化 を 進 めた 場 合 の 今 後 の 入 院 患 者 のイメージ 退 院 重 度 か つ 慢 性 入 院 外 の 治 療 に 移 行 入 院 医 療 退 院 者 退 院 患 者 の 入 院 日 3ヶ 月 1 年 増 加 < 現 在 の 長 期 在 院 者 > 1 年 長 期 在 院 者 退 院 者 将 来 退 院 重 度 か つ 慢 性 退 院 患 者 の 増 加 地 域 移 行 の 取 組 を 推 進 59

精 神 保 健 福 祉 法 改 正 の 検 討 状 況 について 1. 見 直 しの 方 向 性 精 神 障 害 者 の 地 域 生 活 への 移 行 を 促 進 する 精 神 障 害 の 医 療 を 推 進 するため 精 神 障 害 者 に 治 療 を 受 けさせる 等 の 義 務 を 保 護 者 に 課 す 仕 組 みの 廃 止 医 療 保 護 入 院 における 入 院 手 続 の 見 直 し 医 療 保 護 入 院 により 入 院 した 者 の 退 院 を 促 進 するための 措 置 の 充 実 厚 生 労 働 大 臣 による 精 神 障 害 の 医 療 の 提 供 の 確 保 に 関 する 指 針 の 策 定 等 について 検 討 2. 主 な 検 討 事 項 (1) 精 神 障 害 の 医 療 の 提 供 を 確 保 するための 指 針 の 策 定 (2) 保 護 者 に 関 する 規 定 の 削 除 (3) 医 療 保 護 入 院 の 見 直 し 1 医 療 保 護 入 院 における 保 護 者 の 同 意 に 代 わる 仕 組 みの 在 り 方 2 退 院 促 進 のための 体 制 整 備 や 地 域 の 相 談 支 援 事 業 者 等 との 連 携 (4) 精 神 医 療 審 査 会 の 見 直 し 60

(2) 被 災 地 での 心 のケアについて 東 日 本 大 震 災 の 被 災 地 での 心 のケアについては 今 後 も 長 期 的 に 支 援 が 必 要 であり 障 害 者 自 立 支 援 特 例 基 金 終 了 後 の25 年 度 においても 補 助 事 業 として 現 在 の 各 種 事 業 を 引 き 続 き 行 う 予 定 岩 手 宮 城 福 島 各 県 におかれては 引 き 続 き 市 町 村 及 び 医 療 機 関 等 関 係 機 関 と 連 携 し 的 確 にニーズを 把 握 し 被 災 者 の 心 の 健 康 の 維 持 向 上 のため 効 果 的 な 実 施 をお 願 いしたい 61

被 災 者 の 心 のケア 支 援 事 業 平 成 23 年 度 3 次 補 正 予 算 ( 約 28 億 円 )により 岩 手 宮 城 福 島 各 県 において 障 害 者 自 立 支 援 対 策 臨 時 特 例 基 金 に 積 み 増 し( 基 金 設 置 期 限 :24 年 度 末 まで) 岩 手 県 こころのケアセンター 平 成 24 年 2 月 15 日 開 設 スタッフ24 名 (4 月 1 日 予 定 ) ( 医 師 11 保 健 師 5) 受 託 団 体 : 宮 城 県 精 神 保 健 福 祉 協 会 みやぎ 心 のケアセンター ふくしま 心 のケアセンター 受 託 団 体 : 岩 手 医 科 大 学 平 成 23 年 12 月 1 日 開 設 受 託 団 体 : 宮 城 県 精 神 保 健 福 祉 協 会 平 成 24 年 2 月 1 日 開 設 受 託 団 体 : 福 島 県 精 神 保 健 福 祉 協 会 基 幹 センター 中 央 センター 基 幹 センター 県 北 方 部 センター 久 慈 地 域 センター 石 巻 地 域 センター 県 中 方 部 センター 宮 古 地 域 センター 気 仙 沼 地 域 センター 県 南 方 部 センター 釜 石 地 域 センター 市 町 村 派 遣 会 津 方 部 センター 大 船 渡 地 域 センター いわき 方 部 センター 相 馬 方 部 センター(NPO 委 託 ) 市 町 村 派 遣 仙 台 市 への 補 助 基 金 による 相 談 員 増 員 心 のケアセンターの 業 務 災 害 関 連 の 精 神 保 健 医 療 福 祉 対 策 の 総 合 的 コーディネート PTSD うつ 病 等 精 神 疾 患 に 関 する 相 談 支 援 精 神 障 害 者 に 対 する 相 談 支 援 被 災 者 の 自 宅 仮 設 住 宅 等 の 訪 問 による 支 援 病 院 を 拠 点 とした 精 神 障 害 者 に 対 するアウトリーチ 心 の 健 康 に 関 する 情 報 収 集 普 及 啓 発 人 材 育 成 人 材 派 遣 心 の 健 康 に 関 する 現 在 の 状 況 PTSD うつ 病 不 安 障 害 アルコール 問 題 が 顕 在 化 1 年 半 経 ってようやく 震 災 について 話 しはじめる 被 災 者 仮 設 居 住 が 続 き 生 活 再 建 産 業 復 興 雇 用 回 復 はまだ 途 上 放 射 線 からの 避 難 の 継 続 平 成 25 年 度 予 算 案 18 億 円 ( 岩 手 県 宮 城 県 福 島 県 への 補 助 金 心 のケアセンターの 設 置 を 継 続 ) 62

社 会 援 護 局 障 害 保 健 福 祉 部 施 策 照 会 先 一 覧 ( 厚 生 労 働 省 代 表 電 話 03-5253-1111) 施 策 事 項 ( 資 料 ページ) 所 管 課 室 担 当 係 担 当 者 内 線 1 平 成 25 年 度 障 害 保 健 福 祉 部 予 算 案 税 制 改 正 について (1) 平 成 25 年 度 障 害 保 健 福 祉 部 予 算 案 について(P3) 企 画 課 経 理 係 松 嶋 3015 (2) 平 成 25 年 度 税 制 改 正 について(P7) 企 画 課 企 画 法 令 係 久 米 3017 2 障 害 者 総 合 支 援 法 の 施 行 について (1) 障 害 者 総 合 支 援 法 の 施 行 について(P13) 企 画 課 企 画 法 令 係 久 米 3017 (2) 障 害 者 の 範 囲 への 難 病 等 の 追 加 について(P17) 企 画 課 人 材 養 成 障 害 認 定 係 青 木 3029 (3) 地 域 生 活 支 援 事 業 について(P21) 自 立 支 援 振 興 室 地 域 生 活 支 援 係 社 会 参 加 支 援 係 (4) 障 害 支 援 区 分 への 見 直 しについて(P27) 精 神 障 害 保 健 課 障 害 程 度 区 分 係 冨 原 3026 3 障 害 者 の 地 域 生 活 における 基 盤 整 備 の 推 進 について (1) 障 害 福 祉 関 係 施 設 等 整 備 費 について(P33) 障 害 福 祉 課 福 祉 財 政 係 時 末 3035 (2) 相 談 支 援 の 充 実 等 について(P37) 地 域 移 行 障 害 児 支 援 室 相 談 支 援 係 増 田 3149 (3) 障 害 者 優 先 調 達 推 進 法 等 について(P39) 障 害 福 祉 課 就 労 支 援 係 杉 渕 3044 (4) 障 害 児 支 援 について(P43) 障 害 福 祉 課 障 害 児 支 援 係 香 取 3037 (5) 発 達 障 害 支 援 施 策 の 推 進 について(P49) 地 域 移 行 障 害 児 支 援 室 発 達 障 害 支 援 係 久 保 3038 4 精 神 保 健 医 療 福 祉 施 策 の 推 進 について (1) 精 神 保 健 医 療 福 祉 改 革 の 検 討 状 況 について(P53) 精 神 障 害 保 健 課 企 画 法 令 係 福 田 3055 (2) 被 災 地 での 心 のケアについて(P61) 精 神 障 害 保 健 課 心 の 健 康 係 大 林 3069 奥 貫 服 部 3075 3073 63