Ultrasonic Therapy Masanori YASUDA and Mikio ASAKURA From the Departments of Medicine, Gifu Prefectual Spa Hospital and Meitetsu General Hospital, Nagoya The therapeutic use of ultrasound has been investigated in a series of 427 patients with pain, such as rheumatoid arthritis, osteoarthritis, neuralgia (primary or secondary), myalgia, traumatic and skin diseases, 1) Methods : US-intensity ; 2w/cm, lmc/s Moving method, 10 treatments in each patient, Exposure ; 10 min. 2) Therapeutic effect in different disease In 88 patients with skin disease, sprain, contusion and back myalgia, over 30 o of them were cured or improved 100 %, In patients with rheumatoid arthritis, cervical spondylosis, neuralgia and tenovaginitis the two third of them were improved excellently. In four patients with acute gouty arthritis, the net result of US-therapy was spectacularly good. 3) Synergistic therapy In a series of 128 patients with rheumatoid arthritis, synergistic therapy of intraarticular injection of steroid hormone and US-treatment were given. The effect of intraarticular injection of steroid hormone have shown to be lasted longer than single intraarticular injection, In a series of 50 patients with skin disease, the phonophoretic trial of cream or ointment containing steroid hormone with US-treatment were performed. The therapeutic effect was good to excellent in patients with eczema or dermatitis. In a series of 28 patients with sprain and contusion, the synergistic therapy of ointment containing heparinoid preparation with US-treatment have been studied in 17 patients. The swelling, pain and subcutaneous hemorrhage in those patients were improved earlier.
4) No appreciable side effect of US-therapy was observed in our study. The US-therapy appears to be important addition to the existing therapeutic armamentarium for diseases we have studied.
43 音波 照 射 を行 な った 印 を 付 した も の で は超 音 波 のみ の 疼 痛 を 主徴 候 とす る疾 患 が超 音 波 の治 療 対 象 と な る こ 印 群 よ り,よ り症 状 の 消失 が早 い傾 向 に あ っ た 即 ち とが 多 い が,組 織 変化 が 強 く関節 の変 形等 を起 し病態 の Phonoplloresisの 改 善 が 困 難 な もの に は効 果 が 劣 って い た 超 音 波 の鎮 痛 現 象 を認 め た vi)皮 膚疾 患50例 に対 し副 腎 皮 質 ホ ル モ ン剤 等 の ク リ 効 果 は,深 部透 熱 作用,知 覚 神経 の 可 逆性 遮 断 等 種 々の ー ム或 は 軟膏 を病 変 部 に 塗 布 し,そ の 上 か ら1.5W/cm2 説 明 が な され て い るが,疼 痛 の原 因 た る病 態 の 改 善 も重 乃 至2.0W/cm2の 要 な 要 因 と考 え られ る 強 度 で5分 間照 射 を 行 な った 第4表 に 示 す 如 く顔 面 皮 膚 炎 及 び局 面 性 湿 疹 で 最 も効 果 がす ぐ 又,文 献 上 超 音 波 は 深 部 透 熱作 用,局 所 血 流 増 加 細 れ て お り,慢 性 湿 疹 及 び 神 経 皮 膚 炎 に もか な り有 効 な こ 胞 膜 の 透 過性 増 加 等 に よ り組 織 液 の 吸 収 を 促 進 す る とい とが わ か った 第8図 は 全 治 したA群 の 症状 消 退 迄 の照 わ れ て い る 今 回 関節 リウマ チ に 対 す る効 果 を 検 討 した 射 回 数 を 示 した もの で,特 に 顔面 皮 膚 炎 は全 例5同 以 内 我 々の 結 果 に よれ ば,活 動 期 の 炎 症 変 化 の 強 い 場 合即 ち で 全 治 して い る 赤 沈 値 の 亢 進 して い る もの(40mm以 vii)最 後 に超 音 波 温 泉 浴 の 治療 効 果 に 触れ て お く こ れ は 温 泉 浴槽 中 に 蔵 径0.5乃 至2.0mmの 気 泡群 を 噴射 さ 上)で は そ の効 果 が 充 分 に 見 られ ず,悪 化 例 も認 られ て い る 即 ち 赤沈 値 が 低 くStageで 示 され る組 織 変化 の 少 い もの 程 良 い効 せ これ に よ って 生 ず る超 音 波 に よる 全 身 的 治療 を 行 な う 果 を 得 て お り,反 対 の 場 合 に 効 果 が 悪 くな って い る 5 もの で,10分 年 以 上 の 長 期 罹 病 例 に於 て もStageの 浴 を 連 日又 は 隔 日に10回 以 内 を1ク ー ル と 低 い群 に はA群 して 行 な った 我 々は,本 法 を 全 身 各 所 に症 状 を 有 す る が 多 く,時 間 的 要 素 と共 にStageで もの,病 巣 範 囲 が 広 く或 は 身 体 各 部位 に また が り移動 法 の 程 度 が 超 音 波 治 療 の 効 果に 影響 す る所大 で あ る事 が考 照 射 が 不 適 で あ る もの に応 用 し,関 節 リウ マチ9例.坐 え られ る 骨 神 経 痛2例,腰 痛2例 及 び 肩疼 痛 症 候 群3例 の 計16例 に治 療 を 試 み た が,効 果 はA群4,B群5及 びC群7の 作 捻 挫 や 打 撲 の 場 合 に は 超 音 波 の 早 期 治療 に よ り著 明 な 効 果 を 挙 げ る こ とが で き る これ は 外 傷 の 場 合 に は血 管 壁 の 損 傷,透 過 性 の亢 進 に よ る浮 腫 や 皮下 出 血 が 主体 で 成 績 で あ った 5)副 示 され る組 織変 化 炎症 性 の 程 度 が 軽 く早 期 に 組 織 変 化 の 進 行 す る以 前 に照 用 超 音 波 治療 を 実 施 中副 作 用 の た め 治 療 を 中止 せ ね ば な 射 を 行 な う事 に よ り効 果 を 高 め うる もの と考 え られ る らな か った 症 例 は 認 め な か った 併 し関 節 リウ マ チ の50 その 他 の 疾 患 に 於 て も変 形 性 関 節 症,骨 折,手 掌 膿 庖 症 才 台 の 女 性 で 特 に 心 合 併 症 を 認 め な か った2例 に 於 て. の如 き組 織 変 化 の 強 い 病 態 に は そ の 結 果 が 悪 い 事 が 認 め 2.0W/cm2照 られ た 射 後 心悸 亢 進 を来 した が1名 は1.5W/cm2 減 量 して 治療 を 継 続 す る こ とが で 他 療 法 と の併 用 療 法 で は,ま ず 関 節 リウマ チ に 於 け る きた こ とを 経 験 して い る これ らは膝 及 び手 関 節 に照 射 副 腎 皮 質 ホ ルモ ン の関 注 との 併 用 を 見 る と,関 注 後超 音 した もの で あ り,超 音 波 自体 に よ る副 作 用 か 否 か に つ い 波 群 が 超 音 波 後 関 注 群 に 比 しそ の効 果 が す ぐれ て い る こ て は 今 後 検 討 を 要 す る とを 認 め た 超 音 波 に よ り諸 種 薬 剤 を 経 皮 的 に 目的 部位 1名 は1.0W/cm2に 6)考 に送 る こ と即 ちPhonophoresisが 按 我 々が 主 に処 方 した照 射 強 度 は2.0W/cm2,照 射時 間 10分,移 動 法 に よ る照 射(皮 膚疾 患 の 場 合 は 主 に1.5 可 能 で あ る とい われ て い るが,皮 膚 疾 患 の 場 合,副 腎 皮 質 ホル モ ン等 の ク リ ー ムや 軟 膏 を塗 布 してそ の 上 か ら超 音 波 を照 射 す る と甚 作 川 も殆 どな く か な りの 治 だ 有 効 で あ り,又 打 撲 や 捻 挫 の 症 例 で 超 音 波 単 独 よ りペ 療 効 果 を 挙 げ る こ とが で きた 関 節 リウマ チ1頸 部 脊椎 ル ガ レ ン塗 布 超 音 波 併 用 が 効 果 が す ぐれ て い る事 に よ っ W/cm2,5分 間)で,副 症.各 種 神 経 痛,腱 鞘 炎,皮 膚疾 患,打 撲 や 捻 挫 等 の 外 て も確 め る こ とが で きた か か るPhonophoresisを 傷 性 疾 患,胸 筋 痛 で は3分 の2以 上 の 例 に 著 明 な 症状 改 用 す る療 法 は 更 に工 夫 を 重 ね る こ とに よ り種 々利 用 価 値 善 を認 め,特 に 湿 疹 や 皮 膚 炎 等 の 皮 膚 疾 患,打 撲 や捻 挫 を亢 め 得 る と思 わ れ る 温 泉 浴 との併 用 で あ る超 音波 温 等 の外 傷 性 疾 患,胸 背 部 の 筋 痛 で は10回 以 上 の 照 射 で30 泉 浴 に つ い ては な お 経 験 例 は 少 い が,頸 部 以 下 全 身 に超 %以 上 に全 治(或 は 症 状 の 消 失)又 は これ に準 ず る もの 音 波 照 射 が 可 能 で 温 泉 浴 との 相乗 効 果 も期待 で き る す 利 とす る こ とが で きた これ らは1949年 第1回 国 際 超 音 波 7)む 協 議 会 で 集 計 され た 約10万 例 の 症 例 で3分 の2以 上 即 ち 超 音 波 の 治 療 的 応用 は,そ の歴 史 が か な り古 い に も拘 び 66%以 上 に有 効 で あ った 疾 患 と略 一 致 し て い る な お, らず,本 邦 に於 て は 比 較 的 普 及 が 遅 れ 少数 の 報 告 しか見 痛 風 の 疼 痛 発 作 に極 め て 有 効 で あ り,痛 風 結 節 の 縮 小 が られ て い な い 又,我 々 の 経 験 か らは 超 音波 治療 の対 象 認 め られ た 例 もあ った 事 は 興 味 深 い とな る疾 患 は 相 当 に 広 くそ の 効 果 は ま こ とに 見 る べ きも
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