目 次 序 章 基 本 構 想 の 背 景 と 目 的 1 1. 検 討 の 経 緯 1 2. 基 本 構 想 の 策 定 目 的 2 第 1 章 新 庁 舎 建 設 の 必 要 性 3 1. 現 在 の 庁 舎 の 状 況 3 2. 問 題 点 の 整 理 6 3. 新 庁 舎 建 設 の 必 要



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新 城 市 新 庁 舎 基 本 構 想 平 成 24 年 2 月 新 城 市

目 次 序 章 基 本 構 想 の 背 景 と 目 的 1 1. 検 討 の 経 緯 1 2. 基 本 構 想 の 策 定 目 的 2 第 1 章 新 庁 舎 建 設 の 必 要 性 3 1. 現 在 の 庁 舎 の 状 況 3 2. 問 題 点 の 整 理 6 3. 新 庁 舎 建 設 の 必 要 性 7 第 2 章 新 庁 舎 建 設 の 基 本 理 念 と 基 本 方 針 9 1. 新 庁 舎 建 設 の 基 本 理 念 9 2. 新 庁 舎 建 設 の 基 本 方 針 10 第 3 章 新 庁 舎 建 設 の 基 本 指 標 11 1. 新 庁 舎 の 位 置 11 2. 将 来 人 口 12 3. 配 置 人 員 12 第 4 章 新 庁 舎 の 機 能 14 1. 新 庁 舎 の 機 能 14

1. 検 討 の 経 緯 序 章 基 本 構 想 の 背 景 と 目 的 これまでの 取 り 組 みとして 旧 新 城 市 では 平 成 4 年 から 庁 舎 等 建 設 基 金 ( 以 下 基 金 という )を 積 み 立 てる 一 方 新 庁 舎 建 設 に 向 けた 具 体 的 な 庁 舎 検 討 を 始 めた また 地 方 分 権 や 行 政 ニーズの 多 様 化 に 対 応 するため 暫 定 的 な 措 置 として 東 庁 舎 仮 庁 舎 を 建 設 した 以 下 近 年 の 検 討 状 況 の 経 緯 である 平 成 13 年 新 庁 舎 建 設 研 究 事 業 報 告 書 平 成 13 年 に 庁 舎 建 設 準 備 検 討 委 員 会 を 立 ち 上 げ 新 庁 舎 建 設 に 向 けた 具 体 的 な 調 査 検 討 を 進 め 新 庁 舎 建 設 研 究 事 業 報 告 書 を 作 成 した さらには 平 成 15 年 に 財 源 の 確 保 という 観 点 からPFI 導 入 可 能 性 調 査 に 基 づく 新 城 市 庁 舎 建 設 事 業 P FI 導 入 可 能 性 調 査 報 告 書 を 作 成 するなどの 検 討 を 行 ってきた しかし このころ から 市 町 村 合 併 の 議 論 が 始 まり 庁 舎 建 設 事 業 は 休 止 の 状 態 になった 平 成 19 年 新 庁 舎 検 討 報 告 書 平 成 17 年 10 月 に 市 町 村 合 併 が 行 われ 新 市 の 組 織 機 構 の 検 討 に 合 わせ 市 庁 舎 の 建 設 が 再 びクローズアップされることとなった そこで 新 市 まちづくり 計 画 の 主 要 事 業 にも 掲 げられた 新 庁 舎 建 設 事 業 に 関 する 検 討 を 行 うため 平 成 18 年 7 月 に 新 庁 舎 建 設 に 関 する 調 査 研 究 チーム を 設 置 し これまでに 報 告 された 事 項 を 基 に 改 めて 庁 舎 のあり 方 について 検 討 した 結 果 6 箇 所 9 案 の 候 補 地 と 庁 舎 タイ プ 建 設 資 金 について 問 題 提 起 がなされた 平 成 22 年 度 新 庁 舎 検 討 報 告 書 (3 箇 所 選 定 ) 平 成 20 年 10 月 から 財 政 健 全 化 推 進 本 部 を 立 ち 上 げ 財 源 の 確 保 に 努 めた 結 果 平 成 21 年 度 から 基 金 を 積 み 増 した また 平 成 22 年 4 月 に 庁 内 プロジェクトチーム を 設 置 し 平 成 19 年 3 月 に 提 出 された 新 庁 舎 検 討 報 告 書 を 基 に 法 制 度 への 適 合 性 や 本 市 が 目 指 す 将 来 像 と 土 地 利 用 の 基 本 理 念 を 踏 まえ 経 済 性 アクセス 性 活 性 化 の 期 待 防 災 拠 点 駐 車 場 の 確 保 などを 要 件 として3 箇 所 に 絞 込 みを 行 った 建 設 地 の 決 定 平 成 22 年 10 月 には 有 識 者 各 界 代 表 及 び 公 募 市 民 で 構 成 する 新 庁 舎 を 考 える 検 討 会 議 を 設 置 検 討 会 議 から 中 心 市 街 地 の 活 性 化 防 災 機 能 の 確 保 歴 史 的 背 景 市 民 サービスの 向 上 経 済 性 効 率 性 などの 観 点 から 絞 込 みを 行 った 候 補 地 について 答 申 を 受 けた 市 は 慎 重 誠 実 に 検 討 した 結 果 平 成 23 年 3 月 29 日 に 建 設 地 を 市 民 体 育 館 を 含 む 現 庁 舎 ゾーン に 決 定 した 1

2. 基 本 構 想 の 策 定 目 的 基 本 構 想 は めざすべき 庁 舎 の 姿 とそれを 達 成 するための 大 綱 で 新 庁 舎 の 方 向 性 を 示 す 重 要 なものである 今 後 の 基 本 計 画 基 本 設 計 において より 具 体 的 な 検 討 を 行 うための 基 本 的 な 指 針 と なるもので 新 庁 舎 の 設 計 に 向 けた 条 件 を 整 理 する 基 本 構 想 策 定 のながれを 以 下 図 -1に 示 す [ 図 -1] 基 本 構 想 策 定 のながれ 第 1 次 新 城 市 総 合 計 画 まちづくりの 基 本 理 念 ~ 新 たな 公 共 が 導 く 市 民 自 治 社 会 の 実 現 ~ 反 映 ひ と みなと 将 来 像 市 民 がつなぐ 山 の 湊 基 本 戦 略 市 民 自 治 社 会 創 造 自 立 創 造 安 全 安 心 のくらし 創 造 環 境 首 都 創 造 創 造 都 市 基 本 構 想 立 ち 返 り の 原 点 基 本 理 念 庁 舎 の 基 本 となる 考 え 方 具 現 化 基 本 方 針 基 本 理 念 に 基 づき 庁 舎 の 具 体 的 方 向 性 を 示 す めざすべき 庁 舎 の 姿 とそれを 達 成 するための 大 綱 基 本 的 事 項 新 庁 舎 の 設 計 に 向 けた 条 件 整 理 基 本 機 能 市 民 活 動 機 能 災 害 時 の 対 応 耐 震 機 能 環 境 対 策 基 本 計 画 基 本 構 想 を 受 けて 敷 地 利 用 庁 舎 機 能 などの 課 題 や 諸 条 件 を 整 理 し 具 体 的 な 対 応 策 を 示 し 設 計 の 指 針 となるもの 基 本 設 計 設 計 者 が 基 本 計 画 などで 示 された 設 計 条 件 を 整 理 したうえ 建 物 の 配 置 平 面 と 空 間 の 構 成 機 能 やデザインをまとめる 実 施 設 計 基 本 設 計 に 基 づき 工 事 に 必 要 な 実 施 設 計 図 を 作 成 する 2

1. 現 在 の 庁 舎 の 状 況 第 1 章 新 庁 舎 建 設 の 必 要 性 (1) 庁 舎 の 配 置 本 市 の 本 庁 舎 は 昭 和 31 年 に 建 設 され 既 に 50 年 以 上 経 過 している この 間 地 方 分 権 や 行 政 ニーズの 多 様 化 に 対 応 するために 暫 定 的 な 措 置 として 平 成 4 年 に 東 庁 舎 を 建 設 し さらには 平 成 16 年 に 仮 庁 舎 を 建 設 し 応 急 的 な 対 応 を 行 ってきた また 平 成 17 年 の 市 町 村 合 併 に 伴 い 大 幅 な 組 織 機 構 の 見 直 しや 人 事 異 動 が 行 われ その 適 正 配 置 のため 市 民 体 育 館 や 勤 労 青 少 年 ホーム 鳳 来 総 合 支 所 庁 舎 などの 既 存 施 設 への 分 散 配 置 を 余 儀 なくされてきた その 結 果 市 民 にとってわかりにくい 配 置 ( 図 -2 表 -1 参 照 )となり サービスの 低 下 を 引 き 起 こしている [ 図 -2] 現 庁 舎 配 置 図 大 手 門 通 勤 労 青 少 年 ホーム 新 城 地 域 文 化 広 場 市 道 入 船 線 西 館 市 民 体 育 館 本 庁 舎 東 庁 舎 仮 庁 舎 鳳 来 総 合 支 所 : 森 林 課 観 光 課 第 二 庁 舎 [ 表 -1] 庁 舎 の 概 要 名 称 建 築 時 期 耐 震 の 状 況 諸 室 等 本 庁 舎 S31 補 強 済 Is=0.72 市 長 室 総 合 政 策 部 企 画 課 秘 書 広 報 課 税 務 課 市 民 保 険 課 会 計 課 第 二 庁 舎 S42 補 強 済 Is=0.60 情 報 システム 課 サーバー 室 会 議 室 東 庁 舎 H 4 耐 震 設 計 議 場 委 員 会 室 議 会 事 務 局 行 政 課 法 務 室 福 祉 課 児 童 課 長 寿 課 会 議 室 仮 庁 舎 H16 仮 設 土 木 課 都 市 計 画 課 水 道 課 下 水 道 課 農 業 課 鳥 獣 害 対 策 室 財 政 課 人 事 課 契 約 検 査 室 教 育 総 務 課 市 民 体 育 館 S44 補 強 済 Is=0.64 学 校 教 育 課 生 涯 学 習 課 スポーツ 課 文 化 課 環 境 課 環 境 政 策 推 進 室 会 議 室 西 館 S53 耐 震 診 断 未 実 施 監 査 委 員 事 務 局 勤 労 青 少 年 ホーム S53 診 断 済 Is=0.90 商 工 課 立 地 課 開 発 課 鳳 来 総 合 支 所 S45 補 強 済 Is=0.72 森 林 課 観 光 課 3

現 在 の 耐 震 の 状 況 は 表 -1に 示 すとおり 西 館 を 除 き 耐 震 診 断 に 基 づき 改 修 を 実 施 し ているが 耐 震 安 全 性 の 目 標 をIs 値 ( 耐 震 指 標 )=0.6 以 上 としている この 場 合 の 耐 震 指 標 の 評 価 は 地 震 の 震 動 及 び 衝 撃 に 対 し 倒 壊 し 又 は 崩 壊 する 危 険 性 が 低 い であ る (2) 市 民 アンケート 平 成 22 年 度 に 行 った 新 庁 舎 に 関 する 市 民 アンケートで 本 庁 舎 ( 総 合 支 所 )を 訪 れ 施 設 面 機 能 面 をどのように 感 じましたか の 問 いに 対 して 図 -3のとおり 駐 車 場 駐 輪 場 が 足 りない( 通 路 が 狭 い) 72.1% 段 差 や 階 段 が 多 く 移 動 しづらい 28.1% 訪 れたい 課 がどこにあるかわかりにくい 23.8%などの 回 答 があった [ 図 -3] アンケート 結 果 (1) (N=441 複 数 回 答 ) 駐 車 場 駐 輪 場 が 足 りない( 通 路 が 狭 い) 72.1% 本 庁 だけでは 用 事 が 済 まず 総 合 支 所 にも 行 かなければならない 10.2% 訪 れたい 課 がどこにあるのかわかりにくい 玄 関 ロビーや 廊 下 が 狭 い 23.8% 21.3% 市 民 が 自 主 的 な 活 動 で 利 用 できる 場 所 がない 障 がい 者 用 トイレ 授 乳 室 相 談 スペースが 足 りない 10.7% 10.0% 段 差 や 階 段 が 多 く 移 動 しづらい 28.1% 建 物 が 古 く 危 険 を 感 じた 特 に 問 題 を 感 じなかった 16.1% 20.0% その 他 7.9% 0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0% 60.0% 70.0% 80.0% 4

また 新 庁 舎 に 望 む 機 能 等 について それぞれの 設 問 について あなたの 考 えに 近 いものをお 選 び 下 さい との 問 いにおいて 同 調 を 示 す 回 答 (そう 思 う どちらかと 言 うとそう 思 う)が 多 かった 項 目 は 図 -4のとおり 防 災 や 災 害 時 の 応 急 活 動 の 拠 点 としての 機 能 を 備 えることが 必 要 である 91.3% 機 能 性 効 率 性 を 重 視 した 庁 舎 とす べきである 88.6% ライフサイクルを 通 じた 費 用 の 削 減 を 図 ることが 必 要 である 86.2% 環 境 への 負 荷 を 低 減 することを 考 慮 した 庁 舎 とすべきである 86.0% 周 辺 環 境 や 土 地 利 用 への 配 慮 が 必 要 である 85.7%であった [ 図 -4] アンケート 結 果 (2) 0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0% 60.0% 70.0% 80.0% 90.0% 100.0 % 防 災 や 災 害 時 の 応 急 活 動 の 拠 点 としての 機 能 を 備 えることが 必 要 である 74.1% 17.2% 機 能 性 効 率 性 を 重 視 した 庁 舎 とすべきである 60.2% 28.4% ライフサイクルを 通 じた 費 用 の 削 減 を 図 ることが 必 要 である 60.9% 25.3% 環 境 への 負 荷 を 低 減 することを 考 慮 した 庁 舎 とすべきである 54.7% 31.3% 周 辺 環 境 や 土 地 利 用 への 配 慮 が 必 要 である 50.3% 35.4% 将 来 の 変 化 にも 対 応 できるゆとりのスペースが 必 要 である だれもが 利 用 しやすいユニバーサルデザインを 取 り 入 れることが 必 要 である 会 議 室 は 可 能 な 限 り 市 民 に 開 放 されることが 望 ましい 市 民 サービスの 向 上 に 結 びつく 情 報 技 術 (IT) 化 への 対 応 が 必 要 で ある 47.4% 42.2% 39.3% 37.1% 27.9% 32.5% 35.4% 36.9% まちのシンボルとなるような 庁 舎 とすべきである 作 品 展 など 市 民 が 利 用 できるロビーや 憩 いのスペースが 必 要 であ る 20.3% 29.8% 32.1% 23.0% そう 思 う どちらかというとそう 思 う 5

2. 問 題 点 の 整 理 これまであげられた 問 題 点 を 整 理 すると 表 -2 のとおりとなる [ 表 -2] 現 庁 舎 の 問 題 点 市 民 利 用 スペー 狭 小 な 庁 舎 は 会 議 室 の 不 足 執 務 スペースの 不 足 福 利 厚 生 スペースの 不 足 スの 欠 如 など 執 務 環 境 としての 問 題 だけではなく 市 民 と 職 員 市 民 同 士 がコミュニケ ーションを 図 れるような 空 間 や 市 民 活 動 を 支 える 機 能 が 少 ないといった 問 題 を 引 き 起 こしている 躯 体 設 備 の 老 東 庁 舎 仮 庁 舎 を 除 き 庁 舎 として 利 用 している 全 ての 建 物 が 建 設 後 30~50 年 朽 化 以 上 を 経 過 しており 躯 体 や 設 備 の 老 朽 化 が 著 しい 平 成 14 年 に 本 庁 舎 第 二 庁 舎 市 民 体 育 館 の 耐 震 診 断 を 行 い その 結 果 から 補 強 工 事 を 行 ったが 大 地 震 の 際 に 庁 舎 の 崩 壊 を 防 ぎ 人 命 の 確 保 を 目 的 として 行 った 工 事 であるため 恒 久 的 に 大 切 な 情 報 を 守 るなど 市 役 所 としての 機 能 を 維 持 し さらに 防 災 拠 点 としての 役 割 を 果 たすことは 困 難 である 環 境 への 配 慮 雨 水 や 太 陽 光 などの 自 然 エネルギーの 活 用 はもとより 省 資 源 省 エネルギー 対 策 についても 充 分 な 対 応 がなされていない また しんしろエコガバナンス 宣 言 を 行 った 市 の 庁 舎 ではあるが ライフ サイクルコストを 意 識 した 環 境 負 荷 低 減 への 対 策 がなされていない バリアの 存 在 新 城 市 では 人 にやさしいまちづくり を 積 極 的 に 推 進 しており あらゆるバ リアの 解 消 に 向 けて 各 種 の 事 業 を 展 開 している しかし 多 くの 市 民 が 訪 れる 公 共 施 設 であるにもかかわらず 本 庁 舎 にエレベーターが 未 設 置 であることな ど 庁 舎 内 各 所 に 段 差 が 存 在 している 駐 車 場 不 足 現 在 来 庁 者 用 駐 車 場 は 本 庁 舎 前 に11 台 (うち 身 障 者 用 1 台 ) 東 庁 舎 側 に 約 66 台 (うち 身 障 者 用 3 台 ) 市 民 体 育 館 に38 台 (うち 身 障 者 用 2 台 )が 確 保 さ れている しかし 駐 車 場 の 利 用 が 市 民 体 育 館 利 用 者 や 文 化 会 館 利 用 者 と 競 合 する 場 合 などには 駐 車 スペースの 不 足 を 訴 える 声 が 聞 かれる また 広 い 市 域 を 持 つ 本 市 の 公 共 交 通 は 極 めて 脆 弱 である したがって 市 役 所 への 来 庁 時 の 交 通 手 段 は 徒 歩 自 転 車 を 除 けば 大 半 が 自 動 車 であると 推 測 さ れ 駐 車 場 不 足 の 深 刻 さは 今 後 ますます 顕 著 になってくるものと 思 われる 施 設 の 分 散 市 役 所 は 複 数 の 建 物 で 構 成 されており 部 課 諸 室 が 分 散 しているために 来 庁 者 は 非 効 率 な 時 間 消 費 を 余 儀 なくされている 部 課 諸 室 の 分 散 は 市 民 に とって 利 用 しづらいというばかりではなく 職 員 にとっても 効 率 的 な 行 政 サー ビスを 提 供 する 上 で 支 障 をきたしている 狭 小 な 執 務 空 間 増 改 築 による 一 時 的 対 応 を 繰 り 返 してきたために 高 度 化 多 様 化 する 行 政 サー ビスとそれに 伴 う 事 務 量 の 増 加 に 対 応 できないばかりか こうした 行 政 ニーズ に 合 致 した 組 織 機 構 が 配 置 できる 空 間 構 成 になっていない また 応 急 的 に 建 てられた 仮 庁 舎 を 継 続 使 用 してもなお 執 務 スペースが 不 足 し ており 来 客 対 応 や 室 内 移 動 資 料 の 保 管 等 執 務 上 支 障 をきたしている 6

3. 新 庁 舎 建 設 の 必 要 性 (1) 耐 震 性 平 成 23 年 3 月 11 日 に 発 生 した 東 日 本 大 震 災 では 多 くの 市 庁 舎 が 被 災 し 行 政 機 能 が 停 滞 したことにより 発 災 時 の 応 急 対 応 のみならず 復 旧 復 興 作 業 に 大 きな 支 障 を きたす 事 態 が 起 こっている 東 海 地 震 が 今 後 30 年 以 内 に 発 生 する 確 率 は 88% その 規 模 はマグニチュード 8 程 度 と 予 測 されている( 平 成 24 年 1 月 11 日 公 表 政 府 の 地 震 調 査 委 員 会 ) このよう な 地 震 発 生 時 においても 防 災 拠 点 として 確 実 に 機 能 することが 庁 舎 に 求 められてい る 今 後 30 年 以 内 に 発 生 する 確 率 は 88% 規 模 はM8 程 度 ( 政 府 地 震 調 査 委 員 会 ) 大 地 震 の 発 生 求 め ら れ る 機 能 防 災 拠 点 行 政 活 動 の 継 続 行 政 情 報 の 維 持 耐 用 年 数 が 到 来 する 昭 和 30 年 代 ~40 年 代 の 建 物 (2) 市 民 サービス 現 庁 舎 の 問 題 点 [ 表 -2]を 最 も 効 率 的 に 解 決 する 手 段 として 新 庁 舎 建 設 が 求 めら れる 窓 口 の 分 散 駐 車 場 不 足 バリアの 存 在 公 共 空 間 執 務 環 境 と し て 劣 悪 な 状 況 で あ る 7

(3) 新 庁 舎 の 果 たすべき 役 割 第 1 次 新 城 市 総 合 計 画 では 市 の 将 来 像 を 次 のように 定 めている ひ と みなと 市 民 がつなぐ 山 の 湊 創 造 都 市 更 に この 将 来 像 を 実 現 するために4つの 基 本 戦 略 を 定 めている (1) 市 民 自 治 社 会 創 造 (2) 自 立 創 造 (3) 安 全 安 心 のくらし 創 造 (4) 環 境 首 都 創 造 これをふまえ 市 民 がつなぐ 山 の 湊 創 造 都 市 を 目 指 す 新 城 市 の 新 庁 舎 の 果 たすべき 役 割 を 以 下 のように 整 理 する (1) 人 々の 交 流 を 促 し 市 民 自 治 社 会 を 支 える 役 割 (2) 地 域 経 済 に 貢 献 し 地 域 の 自 立 を 支 える 役 割 (3) 市 民 の 安 全 安 心 のくらしを 支 える 役 割 (4) 環 境 首 都 を 目 指 す 新 城 のまちを 先 導 する 役 割 8

1. 新 庁 舎 建 設 の 基 本 理 念 第 2 章 新 庁 舎 建 設 の 基 本 理 念 と 基 本 方 針 新 庁 舎 は 新 城 市 民 の 誰 もがふるさとに 誇 りを 持 ち そしてこれからの 新 城 を 担 う 未 来 のこどもたちにふるさとを 受 け 継 ぐことができるよう 市 民 議 会 行 政 が 一 体 とな ってまちづくりを 行 うための 拠 点 と 考 える 新 庁 舎 は 将 来 にわたり 新 城 のまちづくりの 中 心 となり 市 民 を 守 る 市 民 のための 庁 舎 として 親 しまれ 愛 され 続 けることが 重 要 である そのため 新 庁 舎 は 市 民 主 体 の まち づくりが 見 え 新 城 の まち の 未 来 が 見 える 新 城 ならではの 庁 舎 を 目 指 す そこで 次 のとおり 新 庁 舎 建 設 の 基 本 理 念 を 設 定 する ひ と 市 民 まち 未 来 が 見 える 新 城 型 庁 舎 9

2. 新 庁 舎 建 設 の 基 本 方 針 基 本 理 念 に 基 づき 次 のとおり 新 庁 舎 建 設 の 基 本 方 針 を 設 定 する 市 民 が 集 い 市 民 自 治 の 拠 点 となる 庁 舎 (1) 市 民 が 気 軽 に 立 ち 寄 り 集 い ふれあうことのできる 庁 舎 (2) 市 民 参 加 の 拡 大 や 利 用 形 態 の 変 化 に 柔 軟 に 対 応 できる 融 通 性 の 高 い 庁 舎 (3) 市 民 議 会 行 政 の 互 いの 声 が 聞 こえる 庁 舎 (4) 豊 富 な 情 報 と 質 の 高 い 市 民 サービスを 提 供 する 庁 舎 環 境 首 都 新 城 を 先 導 しアピールする 先 進 的 な 環 境 共 生 庁 舎 (1) 環 境 への 取 り 組 みを 先 導 し 手 本 となるモデル 庁 舎 (2) 新 城 ならではの 気 候 資 源 を 生 かした 先 進 的 な 新 城 型 環 境 共 生 庁 舎 (3) 環 境 への 取 り 組 みが 見 え 環 境 首 都 新 城 を 先 導 しアピールする 庁 舎 防 災 拠 点 としての 安 全 安 心 を 確 保 した 人 にやさしい 庁 舎 (1) 災 害 時 に 指 令 本 部 機 能 を 十 分 に 発 揮 できる 庁 舎 (2) 災 害 時 にも 行 政 機 能 を 維 持 できる 庁 舎 (3) 災 害 時 にも 正 確 な 情 報 をわかりやすく 提 供 できる 庁 舎 (4) 災 害 時 にも 柔 軟 に 対 応 できるスペースを 確 保 した 庁 舎 (5) 来 庁 者 及 び 職 員 にとってわかりやすく 使 いやすい 安 全 安 心 な 庁 舎 (6) 高 度 なセキュリティ 1 対 策 と 個 人 情 報 の 保 護 対 策 が 確 保 された 庁 舎 1: 庁 舎 の 物 理 的 な 防 犯 警 備 やコンピュータシステムの 不 正 使 用 誤 用 災 害 からの 保 護 などを 指 す 地 域 経 済 活 性 化 に 貢 献 し 新 城 のまちと 共 に 生 きる まちづくりの 拠 点 庁 舎 (1) 新 城 の 良 さを 発 信 し まちを 元 気 にする 庁 舎 (2) 地 域 経 済 に 貢 献 する 庁 舎 (3) 周 辺 のまちづくりとの 連 携 を 図 った 庁 舎 (4) 作 手 鳳 来 新 城 の3 地 区 を 結 ぶ 本 部 機 能 を 備 えた 庁 舎 後 世 に 負 担 をかけない 機 能 的 で 経 済 的 合 理 性 に 優 れたスリムな 庁 舎 (1)ライフサイクル 2 を 通 し 機 能 的 で 無 駄 がなく 経 済 的 合 理 性 に 優 れた 庁 舎 (2) 市 民 ニーズや 時 代 の 変 化 に 柔 軟 に 対 応 でき 長 く 使 い 続 けられる 庁 舎 (3) 運 営 維 持 管 理 がしやすく 長 く 愛 される 庁 舎 2: 庁 舎 の 建 設 から 維 持 解 体 まで 建 物 の 存 続 期 間 全 体 を 指 す 10

第 3 章 新 庁 舎 建 設 の 基 本 指 標 1. 新 庁 舎 の 位 置 新 庁 舎 の 建 設 地 は 現 敷 地 及 び 市 民 体 育 館 南 側 とする なお この 建 設 地 の 用 地 範 囲 は 現 時 点 では 確 定 したものではなく 今 後 地 権 者 居 住 者 との 合 意 の 中 で 最 終 的 に 決 定 する 建 設 地 の 選 定 理 由 市 民 サービスの 向 上 のため 分 散 した 庁 舎 を 集 約 する 必 要 があり 一 棟 に 集 約 で きる 用 地 面 積 場 所 が 必 要 である 現 本 庁 舎 を 取 り 壊 さずに 建 設 することにより 市 民 の 利 便 性 を 維 持 確 保 し 建 設 費 用 の 低 減 が 図 られる まちづくりの 拠 点 としての 地 理 的 意 味 や 新 城 の 成 り 立 ちといった 歴 史 的 背 景 を 尊 重 すると 幹 線 道 路 が 交 差 する 市 民 体 育 館 敷 地 が 相 応 しい 駐 車 場 の 確 保 により 利 用 者 の 利 便 性 が 向 上 するとともに 災 害 時 のサポートエ リアとして 利 用 が 可 能 となる 周 辺 の 文 化 施 設 等 との 連 結 性 が 保 たれる [ 図 -5] 新 庁 舎 建 設 地 の 範 囲 11

2. 将 来 人 口 本 市 の 人 口 は 平 成 17 年 10 月 1 日 の 市 町 村 合 併 により 53,178 人 ( 国 勢 調 査 )と なった 平 成 17 年 の 国 勢 調 査 結 果 をベースとする 将 来 人 口 推 計 によれば 第 1 次 新 城 市 総 合 計 画 の 目 標 年 度 である 平 成 30 年 (2018 年 )における 本 市 の 人 口 は 約 47,000 人 に 減 少 すると 予 想 される 総 合 計 画 では こうした 人 口 推 計 結 果 を 受 け 定 住 人 口 の 増 加 を 図 る 諸 施 策 により 平 成 30 年 における 目 標 人 口 を 50,000 人 と 設 定 している 3. 配 置 人 員 (1) 職 員 数 第 2 次 新 城 市 定 員 適 正 化 計 画 では 基 本 方 針 を 示 しているが 類 似 団 体 の 職 員 数 を 基 準 とした 暫 定 的 なものである 基 本 方 針 普 通 会 計 ベースにおいては 引 き 続 き 定 員 の 削 減 を 図 る 公 営 企 業 等 においては 現 在 の 職 員 数 を 維 持 する なお 第 2 次 定 員 適 正 化 計 画 の 策 定 は 行 政 改 革 の 具 体 的 な 計 画 が 策 定 された 段 階 で あらためて 本 市 の 行 政 需 要 に 見 合 った 適 正 な 職 員 数 を 算 定 することとなる また 地 域 自 治 区 制 度 の 実 施 に 伴 う 自 治 振 興 事 務 所 が 設 置 されることになるため その 制 度 に 沿 った 人 員 計 画 と 整 合 させる 必 要 があり さらに 愛 知 県 において 東 三 河 県 庁 の 設 置 が 予 定 されており それに 伴 い 県 と 市 の 業 務 一 元 化 (ワンフロアー 化 )が 検 討 されているため 上 記 の 職 員 数 に 加 算 する 必 要 がある したがって 現 段 階 では 新 庁 舎 に 配 置 される 部 課 の 職 員 数 は 平 成 23 年 4 月 1 日 現 在 の 職 員 数 に 基 づき 算 定 するものとする [ 表 -3] 新 庁 舎 に 配 置 される 部 課 における 職 員 数 ( 平 成 23 年 4 月 1 日 現 在 ) 区 分 職 員 数 備 考 普 通 会 計 一 般 行 政 総 合 政 策 部 5 総 務 部 49 企 画 部 28 市 民 福 祉 部 52 産 業 立 地 部 40 建 設 部 38 環 境 部 9 会 計 管 理 者 4 議 会 事 務 局 5 監 査 事 務 局 3 鳳 来 総 合 支 所 22 作 手 総 合 支 所 19 12

特 別 行 政 教 育 33 消 防 5 防 災 対 策 課 公 営 企 業 等 公 営 企 業 上 水 14 特 別 職 ( 市 長 副 市 長 教 育 長 ) 3 計 329 (2) 議 会 議 員 数 市 議 会 議 員 数 は 新 城 市 議 会 の 議 員 の 定 数 を 定 める 条 例 の 規 定 により 18 人 を 想 定 す る 13

1. 新 庁 舎 の 機 能 第 4 章 新 庁 舎 の 機 能 新 庁 舎 建 設 の 基 本 理 念 及 び 基 本 方 針 を 踏 まえ 新 庁 舎 に 導 入 すべき 機 能 を 以 下 のとおり 整 理 する ただし 機 能 ごとの 具 体 的 な 内 容 は 新 庁 舎 基 本 構 想 市 民 会 議 で の 検 討 内 容 をできるだけ 広 範 に 取 り 込 んだもので 記 載 された 内 容 の 導 入 については 基 本 計 画 基 本 設 計 等 の 段 階 での 個 別 の 検 討 に 委 ねる 市 民 が 集 い 市 民 自 治 の 拠 点 となる 庁 舎 (1) 市 民 が 気 軽 に 集 い 主 体 的 に 活 動 できる 市 民 自 治 の 拠 点 機 能 市 民 協 働 のまちづくりを 推 進 するために 市 民 と 市 民 市 民 と 職 員 が 気 軽 にコミュニ ケーションをとれる 場 が 提 供 できるよう 配 慮 する 誰 もが 利 用 できる 軽 食 スペース イベントに 利 用 できるスペースや 集 える 公 園 など 特 定 の 目 的 がない 人 でも 気 軽 に 立 ち 寄 ることのできる 空 間 づくりに 配 慮 する 市 民 協 働 の 基 礎 となる 情 報 提 供 機 能 市 民 活 動 への 参 加 を 促 すサポート 機 能 など 多 様 な 市 民 活 動 を 支 える 機 能 を 充 実 させる 誰 もが 自 由 に 利 用 できるミーティングスペースの 設 置 を 検 討 するとともに 庁 内 会 議 室 や 議 場 委 員 会 室 などは 可 能 な 限 り 市 民 も 利 用 できる 仕 組 みを 構 築 する 市 民 協 働 や 市 民 活 動 の 発 表 の 場 や 作 品 展 示 のスペース 等 市 民 が 気 軽 に 情 報 発 信 を できる 仕 組 みを 構 築 する 市 民 活 動 をサポートするためのスペース 事 務 機 器 を 整 備 する 時 間 外 や 休 日 利 用 ができる 仕 組 みを 検 討 する (2) わかりやすく 利 用 しやすい だれにでも 開 かれた 市 民 サービス 機 能 短 時 間 で 効 率 的 に 用 事 を 済 ますことができるよう 市 民 利 用 の 多 い 部 署 を 極 力 集 約 して 配 置 (ワンフロアー 化 )するほか ワンストップサービス 3の 導 入 を 検 討 するな ど 来 庁 者 にとって 便 利 でわかりやすい 窓 口 体 制 を 検 討 する 相 談 内 容 や 窓 口 業 務 内 容 に 応 じ 適 切 なプライバシーの 保 護 ができるよう 配 慮 する 親 切 で 丁 寧 なサービスやサポート 体 制 を 充 実 させるため 職 員 が 対 応 しやすい 空 間 となるよう 配 慮 する 3: 一 度 の 手 続 きで 関 連 する 全 ての 手 続 きが 完 了 できるように 設 計 された 窓 口 サービスの 形 態 (3) 市 民 に 開 かれ 親 しみやすい 議 会 機 能 市 民 の 声 を 市 政 に 反 映 し より 活 発 な 議 会 運 営 を 進 めていくために 議 場 や 委 員 会 室 の 充 実 を 図 る 議 員 が 政 策 研 究 をするためのスペースや 議 員 同 士 または 市 民 議 会 行 政 が 意 見 を 交 換 し 合 えるスペースを 整 える 議 会 の 役 割 を 最 大 限 に 発 揮 できるような 仕 組 みを 構 築 する 市 民 に 開 かれた 議 会 を 実 現 するために 本 会 議 や 委 員 会 の 傍 聴 市 民 への 情 報 提 供 機 能 を 充 実 させる 14

(4)アクセスしやすい 適 切 な 駐 車 駐 輪 交 通 機 能 自 動 車 利 用 者 の 多 い 地 域 性 に 十 分 配 慮 し 駐 車 需 要 に 対 応 できるよう 敷 地 内 駐 車 場 に 必 要 台 数 を 確 保 できるよう 努 めるとともに わかりやすい 誘 導 サインの 整 備 など 安 全 性 と 利 便 性 に 配 慮 する 公 共 交 通 機 関 を 利 用 した 来 庁 者 の 利 便 性 に 配 慮 し バス 停 を 含 むロータリーの 整 備 を 検 討 する 駐 車 場 は 文 化 会 館 や 図 書 館 などの 周 辺 施 設 との 共 同 利 用 に 配 慮 した 配 置 とする 自 転 車 利 用 者 に 対 応 したゆとりある 駐 輪 場 を 配 置 する 環 境 首 都 新 城 を 先 導 しアピールする 先 進 的 な 環 境 共 生 庁 舎 (1) 環 境 首 都 を 目 指 す 新 城 にふさわしい 環 境 共 生 機 能 日 照 時 間 が 長 い 等 新 城 の 気 候 条 件 を 生 かした 新 城 ならではの 環 境 負 荷 低 減 対 策 を 講 じる 市 民 への 環 境 教 育 市 外 へのアピールのため 環 境 対 策 が 見 える 仕 組 み( 太 陽 光 パネ ルなどの 効 果 的 な 配 置 発 電 量 モニタリング 環 境 学 習 コーナーなど)を 構 築 する 自 然 エネルギーを 最 大 限 に 活 用 するとともに 省 資 源 省 エネルギーなど 環 境 に 配 慮 した 設 備 機 器 やシステムを 積 極 的 に 導 入 し これからの 庁 舎 のモデルとなるような 先 進 的 な 環 境 共 生 庁 舎 を 目 指 す 豊 富 な 森 林 資 源 の 積 極 的 な 利 用 ( 建 材 木 質 ペレットによる 冷 暖 房 など)を 進 める 防 災 拠 点 としての 安 全 安 心 を 確 保 した 人 にやさしい 庁 舎 (1) 市 民 の 安 全 安 心 を 守 る 危 機 管 理 機 能 災 害 対 策 本 部 機 能 災 害 対 策 本 部 として 必 要 な 設 備 や 情 報 システム 等 を 強 化 し 災 害 時 に 地 域 の 防 災 組 織 や 防 災 拠 点 と 連 携 し 速 やかに 情 報 収 集 情 報 発 信 が 可 能 な 指 令 本 部 機 能 を 確 保 する 災 害 時 にも 庁 舎 機 能 を 維 持 できるよう 建 物 の 耐 震 性 能 を 強 化 ( 免 震 構 造 を 検 討 )し 適 切 な 備 蓄 スペース 非 常 用 ライフライン 等 を 確 保 する 災 害 時 に 一 時 避 難 情 報 提 供 物 資 の 一 時 保 管 配 布 ボランティアの 受 け 入 れな ど 様 々な 場 面 に 柔 軟 に 対 応 できるよう スペース 設 備 を 整 備 する セキュリティ 機 能 個 人 情 報 や 行 政 情 報 など 重 要 な 情 報 の 管 理 や 夜 間 休 日 などに 対 応 した 庁 舎 管 理 など のセキュリティ 機 能 を 確 保 する 15

(2) 効 率 的 で 職 員 が 働 きやすい 行 政 機 能 執 務 機 能 業 務 を 効 率 的 に 行 えるよう 業 務 内 容 に 応 じた 執 務 環 境 の 整 備 に 配 慮 する 間 仕 切 りが 変 えられる 会 議 室 など 様 々な 会 議 形 態 に 利 用 可 能 な 会 議 室 を 確 保 する 福 利 厚 生 機 能 職 員 が 健 康 で 職 務 を 円 滑 に 進 められるよう 休 憩 室 や 更 衣 室 を 設 け 職 員 が 働 きやす く 集 中 して 業 務 が 行 える 環 境 に 配 慮 する 休 憩 スペースや 食 事 スペースを 設 けるなど 職 員 の 休 憩 休 息 のための 空 間 を 確 保 す る 庁 舎 管 理 倉 庫 機 能 日 常 業 務 に 必 要 な 物 品 や 書 類 を 保 管 するための 十 分 な 倉 庫 や 書 庫 を 整 備 する 庁 舎 の 機 能 維 持 に 必 要 な 機 械 室 や 庁 内 LAN システムに 必 要 な 設 備 機 器 を 設 置 する 空 間 を 確 保 する (3) ユニバーサルデザインに 配 慮 した 人 にやさしい 機 能 年 齢 性 別 文 化 や 言 語 の 違 い 障 がいや 能 力 の 如 何 を 問 わず 誰 もが 利 用 できるユ ニバーサルデザインに 配 慮 する 高 齢 者 障 がい 者 妊 婦 等 誰 もが 安 心 して 利 用 できるよう 庁 舎 敷 地 周 辺 を 含 め 庁 舎 施 設 に 段 差 をなくす 等 バリアフリーに 配 慮 する 外 国 人 や 子 供 等 誰 にでもわかりやすい 案 内 システムやサイン 計 画 を 検 討 する 子 供 連 れでも 安 心 して 利 用 できるよう 授 乳 室 やキッズコーナー 等 の 整 備 を 検 討 す る 地 域 経 済 活 性 化 に 貢 献 し 新 城 のまちと 共 に 生 きる まちづくりの 拠 点 庁 舎 (1) 新 城 のまちとともに 成 長 し 地 域 経 済 を 支 える 地 域 活 性 化 機 能 地 元 の 豊 富 な 森 林 資 源 の 特 性 を 十 分 に 活 かした 木 材 の 使 い 方 を 検 討 する イベントスペースや 情 報 コーナーの 設 置 など 市 内 外 の 多 くの 人 に 市 内 の 産 業 をアピ ールし 地 域 経 済 に 貢 献 できる 仕 組 みを 構 築 する 新 城 ならではの 先 進 的 な 環 境 対 策 や 地 域 自 治 への 取 り 組 みを 対 外 的 にアピールでき る 仕 組 みを 構 築 する 観 光 情 報 コーナーや 新 城 の 歴 史 学 習 コーナーなど 新 城 の 良 さが 発 信 できる 仕 組 み を 構 築 する (2) 周 辺 環 境 と 調 和 し 市 民 に 親 しまれる まちづくりの 拠 点 機 能 周 辺 環 境 への 影 響 を 十 分 に 考 慮 する 華 美 ではないが 無 機 質 な 建 物 ではなく 機 能 性 効 率 性 に 優 れ 市 民 に 親 しまれ まちの 顔 として 長 く 愛 される 庁 舎 となるよう 配 慮 する 山 の 湊 のシンボルとして 周 辺 の 自 然 や 街 並 みに 溶 け 込 みながら ランドマークと なるような 新 城 ならではの 庁 舎 となるよう 配 慮 する 16

後 世 に 負 担 をかけない 機 能 的 で 経 済 的 合 理 性 に 優 れたスリムな 庁 舎 (1) 変 化 に 柔 軟 に 対 応 できる 機 能 的 で 合 理 的 な 庁 舎 機 能 建 設 時 における 初 期 投 資 の 削 減 だけでなく 計 画 から 建 設 維 持 管 理 解 体 撤 去 に 至 るまで 建 物 のライフサイクル 全 体 を 通 じたコスト 削 減 環 境 負 荷 低 減 を 図 る 市 民 ニーズの 変 化 地 方 分 権 の 流 れに 伴 う 行 政 需 要 の 変 化 など 将 来 の 社 会 状 況 の 変 化 にも 対 応 可 能 な 柔 軟 性 の 高 い 庁 舎 とする 高 度 情 報 化 社 会 に 対 応 し 情 報 システムとネットワークを 活 用 した 行 政 サービスの 向 上 と 行 政 事 務 の 効 率 化 を 図 るとともに 将 来 の 更 なる 情 報 化 やセキュリティ 対 策 等 に も 十 分 対 応 できる 庁 舎 とする 17