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Transcription:

3 級 FP 技 能 士 入 門 講 座 1

はじめに 入 門 講 座 へようこそ! 本 講 座 は ファイナンシャル プランニング 技 能 検 定 に 合 格 するために 開 発 され 学 習 をはじめるための 第 一 歩 となる 講 座 です 単 純 に ファイナンシャル プランナー( 以 下 FP)の 具 体 的 な 実 像 を 知 る ことにより やる 気 を 高 める 合 格 に 必 要 なもの それは やる 気 です 単 純 に FPの 検 定 に 合 格 したい と 願 うだけでは なかなか やる 気 が 生 じません 検 定 に 合 格 後 FPとして 仕 事 をしたいのか それとも 自 分 の 生 活 に 役 立 てたいのか 具 体 的 な 将 来 像 があると やる 気 が 出 ます その 将 来 像 が 具 体 的 であればあるほど な りたい 合 格 したい 勉 強 しなければならない やる 気! となるのです しかし FPの 知 り 合 いがいる 人 を 除 いては その 実 像 を 知 る 機 会 になかなか 恵 まれない のが 現 状 です そこで この 入 門 講 座 ではさまざまなFPの 実 像 について 講 義 します FPの 知 識 が 実 際 の 実 務 や 日 常 生 活 でどのように 使 われるのかを 理 解 します 試 験 勉 強 は 楽 しいものではありません 合 格 後 の 目 標 が 明 確 にあるのとないのとでは 勉 強 の 効 果 が 違 います つまり 楽 しくはないが 目 標 があるから 燃 える のです 勉 強 中 の 意 識 の 持 ち 方 ひとつで 試 験 に 対 するモチベーションは 変 わり モチベーションが 高 ければより 集 中 した 勉 強 をすることにつながり 合 格 に 近 づくのです しかも FP 試 験 が 他 の 試 験 と 異 なるのはココなのです それは 例 えば 行 政 書 士 や 社 会 保 険 労 務 士 の 受 験 生 は ほぼ 全 員 行 政 書 士 の 仕 事 をしたい 社 会 保 険 労 務 士 の 仕 事 をしたい という 目 標 を 持 って 臨 んでいると 思 います しかし FPの 場 合 は FPの 仕 事 をしたい(なりた い)という 人 もいれば 自 分 の 生 活 のために 役 立 てたい 就 職 に 役 立 てたいという 人 など 様 々な 人 がいて 受 検 生 全 員 が FPの 仕 事 をしたい 人 とは 限 らないのです つまり 各 受 検 生 の 目 標 がそれぞれ 異 なるのです したがって 受 検 生 は 自 分 なりの 目 標 を 定 めて 試 験 勉 強 を 進 めてほしいのです 目 標 あっての 合 格 です 受 検 生 同 士 目 標 は 異 なれど 合 格 したい という 気 持 ちは 同 じです また FPの 資 格 講 座 で 学 ぶことは 様 々な 日 常 生 活 のシーンで 役 立 つ 情 報 ばかりです それこそ 知 らなければ 自 分 が 損 をする ほどの ものなのです 受 講 を 終 えたころには それまでと 世 の 中 が 少 し 違 って 見 えてくるかもし れません 2

試 験 について 知 る 講 義 を 担 当 しているとわかるのですが 受 検 生 の 大 多 数 は 試 験 について 知 らないのが 実 情 です( 意 外 で す) しかし 敵 を 知 らずして 戦 いに 勝 てるはずがあ りません まずは ファイナンシャル プランニン グ 技 能 検 定 試 験 の 概 要 を 知 りましょう 全 体 像 を 理 解 し 頭 の 引 き 出 し を 作 る 学 習 をスタートして 間 もない 頃 1ページ 目 から 細 かいところまで 学 習 して 理 解 でき ず 途 中 で 挫 折 する 人 をたまにみかけます このような 人 は 全 体 像 を 把 握 していないので 頭 の 中 の 引 き 出 しができていないのです 多 くの 情 報 を 頭 に 入 れるためには まず それ らを 整 理 するための 引 き 出 しが 必 要 なのです 入 門 講 座 においては まず 全 体 像 をイメージできるようにして 頭 の 引 き 出 しをしっ かりと 作 りましょう 専 門 用 語 に 親 しむ 学 習 を 始 めてみると 初 めて 耳 にする 言 葉 がしばしば 登 場 しますが 学 習 する 分 野 が 専 門 的 なので それは 当 然 のことです 最 初 は 誰 もが 戸 惑 い 合 格 へのモチベーションが 一 気 に 下 がることもあるでしょう しかし ここでくじけてはなりません あなただけでは なく 誰 もがみな 同 じなのです 言 葉 の 意 味 をひとつずつ 理 解 していく 作 業 を 地 道 に 繰 り 返 しください そのうち 言 葉 の 意 味 を 知 ることが 楽 しくなってくるはずです その 段 階 に 到 達 したら あなたはもう 安 心 です 専 門 用 語 に 屈 することなく 前 に 進 んでください そしてこの 地 道 な 作 業 は 必 ずあなたの 血 となり 肉 となり 本 試 験 に 合 格 するだけの 実 力 と なって 晴 れて 合 格 証 書 を 手 にすることができるでしょう 3

もくじ I FPの 実 像 6 FPとは?... 6 FPの 仕 事... 6 FPの 相 談 業 務 の 事 例... 8 FPに 向 いているひと... 10 II 3 級 FP 技 能 検 定 について 12 FP 資 格 の 種 類 と 団 体 の 体 系 図... 12 受 検 資 格... 14 試 験 科 目... 14 試 験 免 除 制 度... 14 試 験 実 施 機 関... 15 試 験 範 囲... 16 受 検 スケジュール... 19 試 験 科 目 の 詳 細... 20 最 近 の 受 検 データ... 23 III ライフプランニングと 資 金 計 画 の 全 体 像 24 IV リスク 管 理 の 全 体 像 28 V 金 融 資 産 運 用 の 全 体 像 32 VI タックスプランニングの 全 体 像 34 4

VII 不 動 産 の 全 体 像 36 VIII 相 続 事 業 承 継 の 全 体 像 40 IX 合 格 までの 学 習 の 進 め 方 42 学 習 する 順 番............................................................................................................... 42 過 去 問 題 を 中 心 とする 学 習 方 法.............................................................................. 43 X 合 格 したあとは 44 2 級 FP 技 能 士 & AFPを 目 指 す.............................................................................. 44 5

I FPの 実 像 FP とは? 人 にはそれぞれ 異 なる 生 き 方 (ライフデザイン)があり それを 前 提 に 各 々のライフ プラン( 生 活 設 計 )があります そして ライフプランは 生 きがい 健 康 経 済 の3つが 揃 ってはじめて 実 現 可 能 となります FPは そのなかの 経 済 にかかわり 顧 客 の 収 入 や 資 産 負 債 など 顧 客 に 関 するあらゆるデータを 集 め 現 状 を 分 析 した 上 で 顧 客 のライフプラン 上 の 要 望 や 目 標 を 達 成 するために 必 要 に 応 じて 弁 護 士 税 理 士 等 他 の 専 門 家 の 協 力 を 得 ながら 貯 蓄 計 画 保 険 投 資 対 策 税 金 対 策 など 包 括 的 な 資 産 設 計 を 提 案 し その 実 行 を 援 助 する 専 門 家 です 簡 単 に 言 えば 顧 客 の 夢 や 希 望 をかなえるため に 常 に 顧 客 の 立 場 や 気 持 ちになって 助 言 サポートをす る 家 計 のホームドクターなのです 今 日 では 終 身 雇 用 の 崩 壊 少 子 高 齢 化 インター ネットの 普 及 による 情 報 の 氾 濫 国 や 会 社 に 頼 れない 自 助 努 力 自 己 責 任 時 代 の 到 来 生 き 方 や 価 値 観 の 多 様 化 など 様 々な 要 因 によりFPのニーズは 増 加 傾 向 にあり 今 後 ますます 時 代 が 求 める 専 門 家 となるでしょう FP の 仕 事 FPの 形 態 を 大 別 すると 次 のようになります 企 業 系 FP 独 立 系 FP 企 業 系 FP とは 金 融 機 関 ( 銀 行 生 損 保 証 券 会 社 不 動 産 会 社 等 )に 勤 務 するFP 有 資 格 者 のことを 指 し 自 社 製 品 の 販 売 をする 際 にFPの 手 法 を 活 かしています また 顧 客 サービスの 一 環 として 無 料 でFPサービスの 提 供 をしています 6

独 立 系 FP とは 特 定 の 金 融 機 関 に 属 さず FP 会 社 等 に 所 属 するFP 個 人 事 務 所 を 開 業 するFPをいい ます 企 業 系 FPとは 異 なり 特 定 の 商 品 の 販 売 を 目 的 とせず 中 立 公 正 なFPサービスを 有 料 で 行 います 独 立 系 FP の 種 類 独 立 系 FP と 言 っても その 種 類 は 様 々です 独 立 系 FP 企 業 系 FPとは 異 なり 特 定 の 商 品 の 販 売 を 目 的 とせず 中 立 公 正 なFPサービスを 有 料 で 行 います FP 会 社 ( 法 人 ) FP 事 務 所 ( 個 人 ) 保 険 代 理 店 金 融 商 品 仲 介 業 者 税 理 士 +FP 行 政 書 士 +FP 社 会 保 険 労 務 士 +FP 中 小 企 業 診 断 士 +FP 税 理 士 会 計 事 務 所 勤 務 のFP など FP 会 社 FP 事 務 所 有 料 のファイナンシャルプランニングを 業 としている 企 業 または 個 人 事 務 所 です 保 険 代 理 店 FPの 手 法 を 活 かして 保 険 販 売 を 行 っているFPです 個 人 事 務 所 の 場 合 保 険 代 理 店 を 兼 ねている 場 合 もあります 長 年 の 保 険 会 社 勤 務 を 経 て 独 立 して 個 人 で 開 業 する 場 合 このパターンになることが 多 いようです 金 融 商 品 仲 介 業 者 FP 会 社 やFP 事 務 所 が 投 資 信 託 の 販 売 等 を 目 的 に 特 定 の 証 券 会 社 の 仲 介 業 を 行 っています 保 険 代 理 店 が 業 務 拡 張 のために 取 り 入 れることが 多 いようです 他 の 士 業 + FP 他 の 国 家 資 格 を 保 有 しすでに 開 業 している 専 門 家 が FPの 手 法 を 取 り 入 れダ ブルライセンスで 開 業 しています 7

I 次 に FPの 業 務 を 大 別 すると 以 下 のようになります ❶ 執 筆 ( 雑 誌 新 聞 web 上 などにコラムの 掲 載 など) ❷ 講 師 ( 講 演 ) ❸ 相 談 業 務 FP 創 世 期 を 築 き 上 げた 一 部 のFPは 執 筆 講 演 を 主 な 業 としてきましたが 昨 今 の FPは 本 来 のFP 業 務 である 相 談 業 務 も 多 く 求 められています FP の 相 談 業 務 の 事 例 相 談 業 務 の 範 囲 は 多 種 多 様 です そのほんの 一 例 をご 紹 介 します 相 談 例 相 談 例 1 相 談 例 2 相 談 例 3 相 談 例 4 相 談 例 5 相 談 例 6 相 談 例 7 相 談 例 8 住 宅 を 購 入 したいが どの 住 宅 ローンを 選 べばいいのでしょうか また 資 金 繰 りはどうしたらよいのでしょうか 子 どもが 来 年 生 まれるのですが 教 育 費 の 準 備 をどのようにしたらよいで しょうか 家 計 が 毎 月 赤 字 でなかなか 貯 蓄 ができません 貯 蓄 のできる 家 計 にしたいの ですがどうしたらいいのですか 毎 月 の 生 命 保 険 の 保 険 料 支 払 いが 大 変 です 保 障 内 容 はそのままでもう 少 し 保 険 料 を 安 くしたいのですが 可 能 でしょうか 老 後 の 生 活 費 が 心 配 です 今 からどのように 準 備 をしたらよいのでしょうか また 老 後 にいくらあればいいのでしょうか 運 用 を 始 めたいのですが 何 から 始 めればいいですか 利 用 していない 土 地 を 有 効 活 用 したいのですが どのような 方 法 がありますか ワンルームマンション 投 資 をしたいのですが どの 物 件 を 購 入 したらよいの でしょうか 8

相 談 例 9 相 談 例 10 相 談 例 11 住 宅 を 購 入 すると どのような 税 金 がかかるのですか 将 来 いくらの 公 的 年 金 を 受 給 することができるのでしょうか 将 来 相 続 が 発 生 したら 相 続 税 が 払 えるか 心 配 です などなど このように 相 談 内 容 は 多 岐 にわたり FPはこれらの 相 談 に 適 切 なアドバイスをする 必 要 があります そのためにFP 試 験 は6 分 野 に 分 かれており 各 分 野 同 士 が 関 連 してひとつ または 複 数 のアドバイスになるのです ここまでの 広 い 分 野 の 学 習 を 必 要 とする 試 験 は 他 にはないでしょう 9

I FP に 向 いているひと では FP 資 格 はどのような 人 が 取 得 するのでしょうか FP に 向 いているひと ❶ 独 立 志 向 の 人 会 社 を 早 期 退 職 して 独 立 したい 人 ❷ 就 職 転 職 のため 金 融 機 関 に 就 職 または 転 職 したい 人 ❸ 勤 務 先 から 取 得 を 勧 められている 人 既 に 金 融 機 関 に 勤 務 している 人 で 会 社 の 方 針 によりFP 資 格 の 取 得 を 推 奨 されている 人 ❹ 実 生 活 に 役 立 てたい 日 々の 生 活 と 将 来 に 役 立 てたい 人 ❺ 既 に 国 家 資 格 を 保 有 している 人 既 に 税 理 士 資 格 などを 保 有 しており FP 手 法 を 取 り 入 れたコンサルティングを 行 おうとす る 人 最 近 の 傾 向 は 自 身 の 実 生 活 や 就 職 活 動 に 役 立 てたいという 受 講 生 が 増 えています こ れは FP 資 格 がいかに 日 常 生 活 密 着 の 資 格 であることの 証 明 でもあります 特 に 3 級 はFP 試 験 入 門 の 要 素 が 多 く 比 較 的 取 得 しやすい 資 格 となっています また いきなり 2 級 を 受 けるのは 抵 抗 がある というような 人 が 段 階 的 に 学 習 を 進 めるために 受 検 して います 資 格 取 得 の 志 望 動 機 例 専 業 主 婦 や 会 社 員 が 家 族 のこれからのため もうすぐ 定 年 退 職 を 迎 える 男 性 またはすでに 定 年 退 職 した 男 性 が 残 された 人 生 を 妻 と 有 意 義 に 過 ごすため 派 遣 社 員 をしている 独 身 女 性 が 自 立 のため 子 どもが 手 を 離 れたので 再 就 職 のため 大 学 生 が 金 融 機 関 に 就 職 をするため 会 社 員 が 50 歳 ぐらいで 独 立 するために 仕 事 としてFP 資 格 を 活 かそうという 人 にとどまらず 実 生 活 にも 役 立 つ 資 格 であるた め 専 業 主 婦 と 定 年 退 職 間 近 のサラリーマンの 受 講 が 目 立 つのも 特 徴 です 10

11

II 3 級 FP 技 能 検 定 に ついて FP 資 格 の 種 類 と 団 体 の 体 系 図 3 級 に 合 格 後 続 いて2 級 AFPを 受 験 する 人 が 半 数 以 上 います したがって 最 初 にFP 資 格 の 体 系 図 をみておきましょう 社 団 法 人 金 融 財 政 事 情 研 究 会 特 定 非 営 利 活 動 法 人 日 本 ファイナンシャル プランナーズ 協 会 1 級 ファイナンシャル プランニング 技 能 士 1 級 実 技 試 験 1 級 実 技 試 験 資 産 相 談 業 務 資 産 設 計 提 案 業 務 1 級 学 科 試 験 1 級 学 科 試 験 免 除 東 京 都 認 定 職 業 訓 練 FP 養 成 コース 修 了 者 で 実 務 経 験 1 年 以 上 1 級 学 科 試 験 免 除 CFP 認 定 者 CFP 資 格 審 査 試 験 合 格 者 1 級 実 技 試 験 の 受 検 資 格 は 1 級 学 科 試 験 の 合 格 者 または 1 級 学 科 試 験 の 免 除 者 受 検 資 格 実 務 経 験 5 年 以 上 2 級 合 格 者 で 実 務 経 験 1 年 以 上 21 12

2 級 ファイナンシャル プランニング 技 能 士 2 級 実 技 試 験 2 級 実 技 試 験 個 人 資 産 相 談 業 務 中 小 事 業 主 資 産 相 談 業 務 生 保 顧 客 資 産 相 談 業 務 損 保 顧 客 資 産 相 談 業 務 資 産 設 計 提 案 業 務 2 級 学 科 試 験 2 FP 受 検 資 格 実 務 経 験 2 年 以 上 3 級 合 格 者 日 本 FP 協 会 が 認 定 する AFP 認 定 研 修 の 修 了 者 3 3 級 ファイナンシャル プランニング 技 能 士 3 級 実 技 試 験 3 級 実 技 試 験 個 人 資 産 相 談 業 務 保 険 顧 客 資 産 相 談 業 務 資 産 設 計 提 案 業 務 3 級 学 科 試 験 3 FP 受 検 資 格 FP 業 務 に 従 事 している 者 従 事 しようとしている 者 13

II 受 検 資 格 3 試 験 科 目 試 級 の 受 検 資 格 に FP 業 務 に 従 事 している 者 従 事 しようとしている 者 と 記 載 され ていますが 要 するにどなたでも 受 検 することができますので ご 安 心 ください 験 には 学 科 試 験 と 実 技 試 験 ( 数 種 類 のなかからひとつ 選 択 )があり 両 方 に 合 格 してはじめて3 級 技 能 士 の 称 号 が 与 えられます 3 級 試 験 科 目 3 級 学 科 試 験 3 級 実 技 試 験 きんざい 実 施 FP 協 会 実 施 個 人 資 産 相 談 業 務 / 保 険 顧 客 資 産 相 談 業 務 資 産 設 計 提 案 業 務 学 科 試 験 実 技 試 験 (きんざい) 実 技 試 験 (FP 協 会 ) 出 題 形 式 筆 記 試 験 (マークシート 方 式 ) 式 + 三 答 択 一 式 = 合 計 60 問 筆 記 試 験 事 例 形 式 5 題 筆 記 試 験 20 問 ( 三 答 択 一 式 ): マークシート 合 格 基 準 60 点 満 点 で36 点 以 上 50 点 満 点 で30 点 以 上 100 点 満 点 中 60 点 以 上 試 験 時 間 10:00 12:00 (120 分 ) 13:30 14:30 (60 分 ) 13:00 14:30 (60 分 ) 受 検 手 数 料 3,000 円 各 3,000 円 3,000 円 試 験 免 除 制 度 学 科 試 験 と 実 技 試 験 を 受 検 しますが 片 方 しか 合 格 できない( 一 部 合 格 者 )ことが 考 えられます この 場 合 には 合 格 した 試 験 については 次 の 受 検 の 際 に 免 除 されま す 免 除 期 間 は 学 科 試 験 の 場 合 は 合 格 した 学 科 試 験 の 試 験 日 の 翌 々 年 度 までに 行 われ るものに 限 り 実 技 試 験 の 場 合 は 合 格 した 実 技 試 験 の 試 験 日 の 翌 々 年 度 までに 行 われる もので 合 格 した 選 択 科 目 に 限 ります 14

試 験 実 施 機 関 試 験 実 施 機 関 は 社 団 法 人 金 融 財 政 事 業 研 究 会 (きんざい) と 日 本 FP 協 会 です 社 団 法 人 金 融 財 政 事 情 研 究 会 (きんざい) 171-0014 東 京 都 豊 島 区 池 袋 2-65-18 検 定 センター 第 二 分 室 事 務 局 電 話 03-3983-8021(おかけ 間 違 いにご 注 意 下 さい) ホームページ http://www.kinzai.or.jp/ginou/fp/index.html このホームページを 通 じて 受 検 生 に 必 要 な 情 報 が 公 開 されますので 定 期 的 にアクセスしてください NPO 法 人 日 本 ファイナンシャル プランナーズ 協 会 105-0001 東 京 都 港 区 虎 ノ 門 4-1-28 虎 ノ 門 タワーズオフィス5 階 試 験 業 務 部 試 験 事 務 課 電 話 03-5403-9890(9700 代 表 ) FAX 03-5403-9797 ホームページ http://www.jafp.or.jp/examine/ このホームページを 通 じて 受 検 生 に 大 切 な 情 報 が 伝 えられますので 頻 繁 にアクセスしてください 15

II 試 験 範 囲 学 科 試 験 A ライフプランニングと 資 金 計 画 ❶ ファイナンシャル プランニングと 倫 理 ❷ ファイナンシャル プランニングと 関 連 法 規 ❸ ライフプランニングの 考 え 方 手 法 ❹ 社 会 保 険 ❺ 公 的 年 金 ❻ 企 業 年 金 個 人 年 金 等 ❼ 年 金 と 税 金 ❽ ライフプラン 策 定 上 の 資 金 計 画 ❾ ローン 及 びカード ❿ ライフプランニングと 資 金 計 画 の 最 新 の 動 向 B リスク 管 理 ❶ リスクマネジメント ❸ 生 命 保 険 ❺ 第 三 分 野 の 保 険 ❼ リスク 管 理 の 最 新 の 動 向 ❷ 保 険 制 度 全 般 ❹ 損 害 保 険 ❻ リスク 管 理 及 び 保 険 C 金 融 資 産 運 用 ❶ マーケット 環 境 の 理 解 ❸ 投 資 信 託 ❺ 株 式 投 資 ❼ 保 険 商 品 ❾ ポートフォリオ 運 用 ⓫ セーフティネット ⓭ 金 融 資 産 運 用 の 最 新 の 動 向 ❷ 預 貯 金 金 融 類 似 商 品 等 ❹ 債 券 投 資 ❻ 外 貨 建 商 品 ❽ 金 融 派 生 商 品 ❿ 金 融 商 品 と 税 金 ⓬ 関 連 法 規 16

D タックスプランニング ❶ わが 国 の 税 制 ❷ 所 得 税 の 仕 組 み ❸ 各 種 所 得 の 内 容 ❹ 損 益 通 算 ❺ 所 得 控 除 ❻ 税 額 控 除 ❼ 定 率 減 税 ( 平 成 18 年 分 をもって 廃 止 ) ❽ 所 得 税 の 申 告 と 納 付 ❾ 個 人 住 民 税 ❿ 個 人 事 業 税 ⓫ タックスプランニングの 最 新 の 動 向 E 不 動 産 ❶ 不 動 産 の 見 方 ❷ 不 動 産 の 取 引 ❸ 不 動 産 に 関 する 法 令 上 の 規 制 ❹ 不 動 産 の 取 得 保 有 に 係 る 税 金 ❺ 不 動 産 の 譲 渡 に 係 る 税 金 ❻ 不 動 産 の 賃 貸 ❼ 不 動 産 の 有 効 活 用 ❽ 不 動 産 の 証 券 化 ❾ 不 動 産 の 最 新 の 動 向 F 相 続 事 業 承 継 ❶ 贈 与 と 法 律 ❷ 贈 与 と 税 金 ❸ 相 続 と 法 律 ❹ 相 続 及 び 税 金 ❺ 相 続 財 産 の 評 価 ( 不 動 産 以 外 ) ❻ 相 続 財 産 の 評 価 ( 不 動 産 ) ❼ 不 動 産 の 相 続 対 策 ❽ 相 続 と 保 険 の 活 用 ❾ 相 続 事 業 承 継 に 関 する 最 新 の 動 向 17

II 実 技 試 験 きんざい: 個 人 資 産 相 談 業 務 ❶ 関 連 業 法 との 関 係 及 び 職 業 上 の 倫 理 を 踏 まえたファイナンシャル プランニング (ファイナンシャル プランニング 業 務 に 必 要 とされる 倫 理 観 と 関 連 業 法 との 関 係 を 正 しく 理 解 したうえで 相 談 に 対 する 回 答 が 行 えること) ❷ 個 人 顧 客 の 問 題 点 の 把 握 ( 個 人 顧 客 の 属 性 保 有 金 融 資 産 保 有 不 動 産 等 に 関 する 具 体 的 な 設 例 に 基 づき ライフプランの 策 定 金 融 資 産 選 択 不 動 産 の 有 効 活 用 相 続 贈 与 税 所 得 税 等 に 関 する 相 談 における 問 題 点 を 把 握 できること) ❸ 問 題 の 解 決 策 の 検 討 分 析 ( 問 題 解 決 にあたって 必 要 とされる 知 識 に 基 づいて 顧 客 の 立 場 に 立 って 相 談 に 答 えられること) 日 本 FP 協 会 : 資 産 設 計 提 案 業 務 ❶ 関 連 業 法 との 関 係 及 び 職 業 上 の 倫 理 を 踏 まえたファイナンシャル プランニング (ファイナンシャル プランナーと 関 連 業 法 との 関 係 や ファイナンシャル プラン ナーに 求 められる 職 業 上 の 倫 理 を 正 しく 理 解 したうえで プランニングが 行 えるこ と ファイナンシャル プランニングの 現 状 を 正 しく 理 解 したうえで 顧 客 に 説 明 できること ) ❷ ファイナンシャル プランニングのプロセス(ファイナンシャル プランニングの プロセス 全 体 に 関 わるポイントや 概 念 を 正 しく 理 解 していること ) ❸ 顧 客 のファイナンス 状 況 の 分 析 と 評 価 ( 顧 客 のデータを 把 握 するとともに 顧 客 の 生 活 設 計 上 の 希 望 や 目 標 を 正 しく 理 解 できること ) 18

受 検 スケジュール 試 験 は 年 3 回 開 催 されます 注 意 試 験 実 施 月 毎 年 5 月 毎 年 9 月 毎 年 1 月 試 験 日 下 旬 初 旬 中 旬 下 旬 受 験 申 請 書 配 布 期 間 随 時 決 定 次 第 HPにて 公 示 受 検 地 47 都 道 府 県 で 実 施 会 場 は 決 定 次 第 HPにて 公 示 ❶ 郵 便 で 申 し 込 む ❷ インターネットで 直 接 申 し 込 む 受 検 申 請 方 法 ❸ 携 帯 電 話 から 直 接 申 し 込 む 以 上 の3 通 りがあります いずれの 方 法 にせよHPにて 確 認 してください FP FP 受 検 申 請 受 付 期 間 3 月 4 月 7 月 中 11 月 中 結 果 発 表 6 月 下 旬 7 月 初 旬 10 月 下 旬 2 月 下 旬 3 月 初 旬 19

II 試 験 科 目 の 詳 細 学 科 試 験 学 科 試 験 の 出 題 構 成 と 出 題 数 は 以 下 のとおりです 試 験 科 目 はこれまでみてきたとおりですが ここでは 内 訳 をみてみましょう 科 目 問 題 番 号 出 題 数 出 題 形 式 ライフプランニングと 資 金 計 画 (1) (5) 5 リスク 管 理 (6) (10) 5 金 融 資 産 運 用 (11) (15) 5 タックスプランニング (16) (20) 5 方 式 不 動 産 (21) (25) 5 相 続 事 業 承 継 (26) (30) 5 ライフプランニングと 資 金 計 画 (31) (35) 5 リスク 管 理 (36) (40) 5 金 融 資 産 運 用 (41) (45) 5 タックスプランニング (46) (50) 5 三 答 択 一 式 不 動 産 (51) (55) 5 相 続 事 業 承 継 (56) (60) 5 120 分 で60 問 を 解 く 必 要 がありますから 1 問 あたり2 分 で 解 答 する 必 要 があります しかし 最 後 の30 分 ぐらいは 見 直 しをする 時 間 に 充 てるのが 理 想 ですから 余 裕 をもっ て 解 くためには 1 問 あたり1 分 30 秒 で 解 くのが 理 想 でしょう 20

実 技 試 験 実 技 試 験 からの 出 題 構 成 と 出 題 数 は 以 下 のとおりです 個 人 資 産 相 談 業 務 科 目 問 題 番 号 出 題 数 出 題 形 式 ライフプランニングと 資 金 計 画 第 1 問 3 金 融 資 産 運 用 第 2 問 3 タックスプランニング 第 3 問 3 三 答 択 一 式 不 動 産 第 4 問 3 相 続 事 業 承 継 第 5 問 3 資 産 設 計 提 案 業 務 科 目 問 題 番 号 出 題 数 出 題 形 式 ライフプランニングと 資 金 計 画 第 1 問 2 金 融 資 産 運 用 第 2 問 3 不 動 産 第 3 問 2 リスク 管 理 第 4 問 3 三 答 択 一 式 タックスプランニング 第 5 問 2 相 続 事 業 承 継 第 6 問 2 総 合 問 題 第 7 問 6 実 技 試 験 というと 面 接 や 身 体 を 動 かすイメージがあり ますが 出 題 は 筆 記 試 験 で FPにおける 実 務 的 な 観 点 か らの 出 題 がされます 問 題 は 60 分 で15 問 ( 資 産 設 計 提 案 業 務 は20 問 )を 21

II 解 く 必 要 がありますが 最 後 に 見 直 しする 時 間 として15 分 を 考 慮 すると 1 問 あたり3 分 で 解 答 する 必 要 があります 実 技 試 験 では 計 算 問 題 が 出 題 されますから 電 卓 を 試 験 会 場 に 持 ち 込 んで 計 算 をします なお 最 近 の 傾 向 では 学 科 試 験 でも 計 算 問 題 が 出 題 されますから 学 科 試 験 の 際 も 電 卓 は 必 需 品 です 電 卓 を 用 意 しよう! 12 法 令 基 準 日 FP 1 月 5 月 9 月 試 験 日 の 前 年 の 10 月 1 日 試 験 日 同 年 の 4 月 1 日 22

最 近 の 受 検 データ 学 科 試 験 実 施 年 月 受 検 申 請 者 数 ( 人 ) 受 検 者 数 (A) 合 格 者 (B) 合 格 率 (B/A) 2011 年 1 月 68,375 53,039 38,022 71.68% 2010 年 9 月 65,647 52,434 32,551 62.07% 2010 年 5 月 47,426 36,645 22,856 62.37% 2010 年 1 月 65,054 52,303 47,949 91.67% 2009 年 9 月 66,310 53,401 41,880 78.42% 2009 年 5 月 41,424 32,865 17,678 53.78% 2009 年 1 月 50,932 40,460 29,372 72.59% 2008 年 9 月 43,377 34,874 28,259 81.03% 2008 年 5 月 33,374 25,459 21,252 83.47% 2008 年 1 月 41,916 32,582 22,477 68.98% 実 技 試 験 ( 個 人 資 産 相 談 業 務 ) 実 施 年 月 受 検 申 請 者 数 ( 人 ) 受 検 者 数 (A) 合 格 者 (B) 合 格 率 (B/A) 2011 年 1 月 40,408 33,384 11,826 35.42% 2010 年 9 月 35,943 32,949 18,492 57.48% 2010 年 5 月 33,356 27,518 17,810 64.72% 2010 年 1 月 48,519 40,544 31,194 76.93% 2009 年 9 月 43,096 36,339 18,803 51.74% 2009 年 5 月 31,686 26,482 11,427 43.15% 2009 年 1 月 42,066 34,809 20,929 60.12% 2008 年 9 月 33,814 28,389 10,850 38.21% 2008 年 5 月 22,930 18,383 10,161 55.27% 2008 年 1 月 32,050 25,568 17,763 69.47% 実 技 試 験 ( 資 産 設 計 提 案 業 務 ) 実 施 年 月 受 検 申 請 者 数 ( 人 ) 受 検 者 数 (A) 合 格 者 (B) 合 格 率 (B/A) 2011 年 1 月 8,196 6,082 5,986 98.42% 20114 1 23

III ライフプランニングと 資 金 計 画 の 全 体 像 なぜ ライフプランニングと 資 金 計 画 を 勉 強 するのか? フ ァイナンシャル プランニングは ライフプランにはじまり ライフプランで 終 わる と 言 われており この 科 目 はFPにとって 中 心 的 な 科 目 です 多 くの 人 にとっての 共 通 テーマ 教 育 資 金 住 宅 資 金 老 後 資 金 (これらを 人 生 の 3 大 資 金 といいます)は 一 部 の 人 を 除 けば 避 けては 通 れない 資 金 で しかも 多 くの お 金 が 必 要 となるものです これらは 言 い 換 えれば 身 近 なお 金 の 問 題 として 認 識 するこ ととなり もっとも 実 態 の 伴 う 学 習 テーマと 言 えるでしょう したがって この 科 目 は 実 生 活 に 役 立 つ 知 識 が 凝 縮 されており FPの 基 本 中 のキホンともいうべき 科 目 なのです ライフプランニングと 資 金 計 画 の 概 要 と 他 科 目 との 関 連 図 1 ライフプランとFP 生 きがい 健 康 経 済 FP 上 のライフプラン ライフデザイン キャッシュフロー 個 人 バランスシート ライフイベント 出 典 FP 総 論 より 24

図 1 を 見 てください 生 活 設 計 上 (ライフプラン)のイベント(ライフイベント)には 必 ずある 程 度 の 資 金 が 必 要 となり その 資 金 を 用 意 するためには 各 イベントに 応 じたマ ネープランが 必 要 となります また 各 イベントとその 資 金 計 画 は 互 いのイベント 同 士 が 相 乗 しあうため 単 体 で 考 えるのではなく 総 合 的 に 考 える 必 要 があり ライフプラン 意 外 のお 金 に 関 する 様 々な 知 識 ( 不 動 産 相 続 保 険 金 融 商 品 税 金 など)で 補 う 必 要 が あります つまり FPとして 顧 客 に 最 適 なプランを 提 案 したり 自 身 のプランを 考 える ためには ライフプランニングと 資 金 計 画 というFPの 中 心 的 なテーマを 学 び 他 の 科 目 は ライフプランニングと 資 金 計 画 で 得 た 知 識 を 補 強 するための 科 目 として 学 ぶ と 捉 えてよいでしょう 学 習 領 域 は ライフプランニングとリタイアメントプランニング の2つに 分 かれます ライフプランと 資 金 計 画 人 生 の3 大 資 金 に 関 連 する 知 識 ライフプランニング リタイアメントプランニング 教 育 資 金 積 立 商 品 奨 学 金 教 育 ローン など 住 宅 資 金 住 宅 ローンの 知 識 返 済 方 法 老 後 資 金 公 的 年 金 の 知 識 退 職 後 の 医 療 制 度 同 科 目 に 人 生 の3 大 資 金 以 外 に 関 連 する 必 要 他 科 目 に ローンとカード 生 命 保 険 損 害 保 険 第 三 分 野 の 保 険 各 種 金 融 商 品 投 資 信 託 債 券 株 式 外 貨 建 て 商 品 ポートフォリオ 運 用 税 金 ( 所 得 税 ) 不 動 産 不 動 産 の 有 効 活 用 不 動 産 の 証 券 化 贈 与 と 法 律 25

III 学 習 内 容 ライフプランニングの 考 え 方 手 法 ライフプランの 意 義 FP 業 に 関 連 する 法 規 と 倫 理 規 定 キャッシュフロー 表 の 意 義 6 つの 係 数 の 種 類 と 利 用 方 法 などを 中 心 に 学 習 します 教 育 資 金 設 計 教 育 資 金 の 特 徴 を 学 習 したあとに 教 育 資 金 を 用 意 するための 手 段 として 教 育 ローン 財 形 貯 蓄 などの 具 体 的 な 商 品 を 交 えて 学 習 します 住 宅 取 得 資 金 計 画 住 宅 取 得 のための 基 本 事 項 と 取 得 にかかる 費 用 住 宅 ローンの 仕 組 み 各 種 住 宅 ロー ンの 特 徴 返 済 方 法 などを 学 習 します カードと 消 費 生 活 教 育 ローンと 住 宅 ローン 以 外 のローンとしてクレジットカードの 仕 組 みや 消 費 生 活 に 使 われている 電 子 マネーなどの 特 徴 を 学 習 します リタイアメントプランニング 会 社 員 が 退 職 した 後 (リタイアメント)の 資 金 計 画 について 基 本 的 な 考 え 方 を 学 習 し ます 26

社 会 保 険 わが 国 の 社 会 保 険 制 度 の 特 徴 と 役 割 などを 学 習 します このあとに 学 習 する 各 保 険 を 学 習 する 上 での 基 本 事 項 となる 項 目 です 医 療 保 険 社 会 保 険 の 中 でも 医 療 に 特 化 した 医 療 保 険 である 健 康 保 険 と 国 民 健 康 保 険 について 学 習 します 加 えて 介 護 保 険 や 会 社 員 が 退 職 したあとの 医 療 制 度 についても 学 習 します 年 金 保 険 受 講 生 が 一 番 興 味 を 抱 く 公 的 年 金 制 度 の 概 要 について 学 習 します 老 齢 になったときに 受 け 取 れる 年 金 の 種 類 とその 額 を 学 習 します 併 せて 障 害 年 金 や 遺 族 年 金 企 業 年 金 制 度 についても 学 習 していきます 労 災 保 険 労 災 保 険 の 概 要 と 保 険 給 付 について 学 習 します どのようなときに 保 険 が 給 付 されるの かなどを 学 習 します 雇 用 保 険 雇 用 保 険 制 度 の 目 的 と 概 要 を 学 習 した 上 で どのような 給 付 金 がどのような 人 にど の 程 度 給 付 されるのか 主 なものを 中 心 に 学 習 します 27

IV リスク 管 理 の 全 体 像 なぜ リスク 管 理 を 勉 強 するのか? 現 代 現 代 社 会 には 様 々なリスクがありますが ライフプラン 上 の 夢 や 目 標 を 実 現 する ためには あらゆるリスクに 対 して 対 処 方 法 を 常 に 考 えておかねばなりません な ぜなら リスクへの 対 処 方 法 を 施 さなかったおかげで 夢 や 目 標 を 断 念 せざるを 得 ないと いうようなことは 避 けたいからです ファイナンシャル プランニングにおいては 保 険 に 加 入 するという 手 段 でリスクに 備 えます(リスクマネジメント) しかし 保 険 でリスクに 備 えると 言 っても すべてを 保 険 で 賄 うわけではありません 公 的 社 会 保 険 制 度 からの 給 付 と 自 己 資 金 でリスクに 備 えた うえで 不 足 する 部 分 を 保 険 で 準 備 するという 考 え 方 をします そのためには 生 命 保 険 分 野 と 損 害 保 険 分 野 のそれぞれにおいて 制 度 の 概 要 保 険 のしくみ 保 険 の 種 類 などを 学 習 する 必 要 があるのです 実 務 的 には FPへの 相 談 内 容 ベスト10の 上 位 にランクイン するほど 顧 客 からの 相 談 ニーズは 高 い 分 野 となっています リスクマネジメント 生 命 保 険 終 身 保 険 定 期 保 険 養 老 保 険 個 人 年 金 保 険 変 額 保 険 変 額 個 人 年 金 保 険 など 損 害 保 険 自 動 車 保 険 傷 害 保 険 火 災 保 険 地 震 保 険 個 人 賠 償 責 任 保 険 など 第 三 分 野 の 保 険 医 療 保 険 介 護 保 障 保 険 ガン 保 険 など 28

リスクに 備 えた 場 合 の 必 要 保 障 額 (あると 安 心 な 金 額 )の 考 え 方 保 険 で 準 備 貯 蓄 で 準 備 社 会 保 険 制 度 からの 給 付 必 要 保 障 額 自 分 では 準 備 しきれない 分 を 保 険 に 加 入 することで 補 います 学 習 内 容 リスクマネジメントの 基 礎 なぜ 保 険 に 加 入 する 必 要 があるのか リスクマネジメントという 観 点 から 考 えます 保 険 制 度 の 概 要 後 に 学 習 する 生 命 保 険 と 損 害 保 険 に 共 通 する 制 度 全 般 の 概 要 を 学 習 します 保 険 を 学 ぶうえで 重 要 な 項 目 のひとつです 生 命 保 険 の 制 度 と 仕 組 み 日 本 人 にとてもなじみのある 生 命 保 険 の 制 度 と 保 険 料 の 仕 組 みを 学 習 します 受 講 生 に とって 一 番 身 近 な 学 習 項 目 ではないでしょうか 29

IV 保 険 の 契 約 保 険 会 社 との 契 約 上 知 っておく 必 要 のある 項 目 について 学 習 します また 契 約 後 契 約 内 容 の 見 直 しをする 際 の 様 々な 方 法 についても 学 習 します 個 人 向 け 保 険 商 品 代 表 的 なの 商 品 である 定 期 保 険 終 身 保 険 養 老 保 険 こども 保 険 変 額 保 険 個 人 年 金 保 険 について それぞれの 具 体 的 な 商 品 の 特 徴 について 学 習 します かんぽ 生 命 保 険 と 共 済 民 間 の 生 命 保 険 とは 少 し 特 徴 の 異 なるかんぽ 生 命 保 険 と 共 済 について 簡 単 な 概 要 を 学 習 します 医 療 保 険 医 療 保 障 を 準 備 するための 保 険 として 医 療 保 険 と 主 契 約 となる 生 命 保 険 にオプショ ンとして 付 加 する 特 約 について 種 類 と 内 容 を 学 習 します 特 約 の 種 類 はとても 多 いため ここでは 主 なものを 中 心 に 学 習 していきます 生 命 保 険 と 税 金 生 命 保 険 契 約 に 係 る 税 務 を 学 習 します 保 険 料 を 支 払 うときや 保 険 金 を 受 け 取 るときに どのような 税 務 が 発 生 するのか 学 習 します 法 人 契 約 と 税 務 法 人 を 契 約 者 とする 生 命 保 険 契 約 について どのようなものがあるのか 簡 単 に 学 習 します 30

損 害 保 険 の 制 度 と 仕 組 み 生 命 保 険 とは 異 なる 損 害 保 険 の 特 徴 を 学 習 します 損 害 保 険 の 種 類 具 体 的 な 損 害 保 険 の 種 類 と 各 商 品 の 特 徴 を 学 習 します 併 せて 主 な 損 害 保 険 の 基 礎 用 語 を 確 認 します 損 害 保 険 の 学 習 には 聞 き 慣 れない 用 語 が 多 く 登 場 しますので 最 初 に しっかり 理 解 しておきましょう 個 人 における 損 害 保 険 の 税 務 個 人 が 契 約 する 損 害 保 険 契 約 において 保 険 料 を 支 払 ったときや 保 険 金 を 受 け 取 ったと きに 発 生 する 税 務 を 学 習 します 生 命 保 険 とよく 似 ているので 違 いに 注 意 しながら 学 習 しましょう 31

V 金 融 資 産 運 用 の 全 体 像 なぜ 金 融 資 産 運 用 を 勉 強 するのか? ラ イフプラン 上 の 夢 や 目 標 を 実 現 するには 実 現 しうるだけの 資 金 を 準 備 する 必 要 が あり 準 備 をする 過 程 では 資 金 の 運 用 と 管 理 を 考 える 必 要 があります 資 産 家 でな い 限 り 多 くの 人 は 貯 蓄 をするなどの 対 策 を 講 じなくては 夢 や 希 望 の 実 現 は 難 しいのが 現 状 です そこで 資 産 管 理 も 含 め ひとりひとりに 適 した 運 用 方 法 を 考 えるためには 日 本 経 済 景 気 の 動 向 を 把 握 するための 基 礎 知 識 に 加 え 各 種 金 融 商 品 の 特 徴 としくみを 理 解 し メリット デメリットを 知 る 必 要 があります 世 界 経 済 日 本 経 済 株 式 投 資 信 託 債 券 その 他 の 商 品 32

学 習 内 容 金 融 資 産 運 用 設 計 の 概 要 金 融 資 産 運 用 設 計 は どのような 流 れによって 行 うのか 概 要 を 学 習 するとともに 金 融 商 品 の 持 つ 様 々なリスクの 種 類 とその 内 容 について 学 習 します また 資 産 運 用 の 具 体 的 な 運 用 手 法 であるポートフォリオについても 学 習 します 多 くの 受 講 生 が 興 味 を 強 く 抱 く 学 習 項 目 です 経 済 金 融 の 基 礎 知 識 経 済 景 気 動 向 の 把 握 をするために 必 要 な 知 識 景 気 と 金 利 や 株 価 との 関 係 預 金 者 投 資 家 に 対 する 保 護 制 度 (セーフティネット)の 概 要 について 学 習 します 金 融 商 品 の 基 礎 知 識 Ⅰ( 貯 蓄 性 商 品 ) 金 融 商 品 に 不 可 欠 である 金 利 の 種 類 と 特 徴 預 貯 金 の 税 金 と 非 課 税 になる 場 合 の 制 度 会 社 員 の 代 表 的 金 融 商 品 である 財 形 貯 蓄 制 度 について 学 習 します また 普 通 預 金 をはじ め 貯 蓄 型 の 金 融 商 品 を 確 認 します 金 融 商 品 の 基 礎 知 識 Ⅱ( 投 資 性 商 品 ) 債 券 株 式 投 資 信 託 という 比 較 的 リスクのある 金 融 商 品 のしくみと 特 徴 を 学 習 します 金 融 商 品 の 基 礎 知 識 Ⅲ(その 他 の 金 融 商 品 ) そのほかの 金 融 商 品 として 外 貨 建 て 商 品 とデリバティブのしくみと 特 徴 を 学 習 します 少 しなじみのない 分 野 かもしれませんが 基 本 的 なことを 学 習 しますから 安 心 してください 33

VI タックスプランニングの 全 体 像 なぜ タックスプランニング を 勉 強 するのか? あ あるサラリーマンが 年 収 1,000 万 円 を 会 社 から 給 料 としてもらっている と 言 っ ても 1,000 万 円 全 額 を 自 由 に 使 えるわけではありません この 金 額 のなかから 社 会 保 険 料 と 税 金 を 支 払 って 残 りの 金 額 ( 可 処 分 所 得 )を 日 々の 生 活 費 などに 使 うのです FPが 顧 客 にアドバイスをするときは 顧 客 の 年 収 ではなく 可 処 分 所 得 をベースにして アドバイスや 提 案 を 行 います この 可 処 分 所 得 を 知 るためには 支 払 う 税 金 の 額 を 把 握 す る 必 要 があります( 同 時 に 支 払 う 社 会 保 険 料 も 知 る 必 要 があります) 加 えて 我 々は 納 税 義 務 者 として 税 制 に 関 する 具 体 的 な 内 容 を 知 ることは 重 要 なことであり かつ 合 法 的 に 節 税 するためにも 税 の 知 識 は 重 要 です また 税 制 の 特 例 ( 特 別 な 規 定 )を 適 用 する か 否 かによって 手 取 りの 金 額 に 大 きな 影 響 を 与 えます このように 税 に 関 する 知 識 はファ イナンシャル プランニングにとって 不 可 欠 なものですが 税 に 関 する 申 告 書 の 作 成 や 税 務 相 談 は 税 理 士 でなければ 行 えませんが だから 言 って FPには 税 金 の 知 識 は 全 く 必 要 ないということはないのです このような 理 由 により 最 低 限 の 税 金 の 知 識 を 備 えて 顧 客 からの 相 談 に 応 じなければなりません 本 講 座 では 個 人 に 課 税 される 所 得 税 の 基 礎 知 識 を 学 習 します また 税 金 の 知 識 は 他 の 科 目 にも 共 通 する 学 習 項 目 です なお 3 級 試 験 では 所 得 税 の 他 に 住 民 税 と 消 費 税 も 少 しだけ 学 習 します 税 制 所 得 税 個 人 が 課 税 される 主 な 税 金 住 民 税 消 費 税 34

学 習 内 容 タックスプランニングの 意 義 と 概 要 わが 国 の 基 本 的 な 税 制 のしくみについて 学 習 します 税 金 に 関 する 学 習 は ゆっくり 少 しずつ 理 解 しながら 進 めてください 焦 りは 禁 物 です 所 得 税 学 習 項 目 がとても 多 いところです 収 入 を 得 てから 納 める 税 額 を 計 算 して 納 付 する 手 順 に 沿 って 学 習 します 具 体 的 な 計 算 よりも 概 要 をしっかり 理 解 することが 大 切 です 地 方 税 我 々 個 人 は 所 得 税 の 他 に 住 民 税 も 納 付 する 義 務 があります ここでは 住 民 税 の 基 本 的 な 概 要 を 学 習 します 消 費 税 物 やサービスを 購 入 する 際 には 対 価 と 同 時 に 消 費 税 を 支 払 います ここでは 消 費 税 の 簡 単 な 概 要 を 学 習 します 35

VII 不 動 産 の 全 体 像 なぜ 不 動 産 を 勉 強 するのか? 講 座 で 学 習 する 知 識 は 生 活 上 の 実 用 経 済 知 識 であるといわれています これは FP 不 動 産 という 科 目 についても 同 じです 不 動 産 にはなじみが 無 いという 理 由 で この 科 目 に 苦 手 意 識 を 感 じるひとが 多 いようです しかし 誰 もが 住 んでいる 家 は 不 動 産 ですから 実 は 不 動 産 とかかわりを 持 たない 人 はいないのです 我 々が 長 い 人 生 において 不 動 産 にかかわることは 実 は 多 くあります 第 一 に 住 宅 取 得 はライフプラン 上 の 重 要 なテーマとなっています 住 宅 を 取 得 する 際 には 契 約 する ために 必 要 な 知 識 や 取 得 時 にかかる 税 金 も 知 っておく 必 要 があります また 取 得 後 にか かる 税 金 や 買 換 えや 建 替 え リフォーム 等 に 関 する 知 識 も 不 可 欠 です 借 家 の 場 合 も 賃 貸 借 契 約 を 行 うためにある 程 度 の 知 識 は 必 要 です このようにあまり 実 感 はありません が 不 動 産 とかかわる 機 会 が 認 識 以 上 に 多 くあることに 加 え それらの 不 動 産 を 相 続 する 場 合 その 有 効 活 用 や 相 続 対 策 が 大 きな 課 題 となります 最 近 では 不 動 産 投 資 信 託 やワンルームマンション 投 資 が 注 目 を 集 めており 不 動 産 投 資 に 関 する 知 識 も 必 要 となってきています このように 不 動 産 の 学 習 領 域 は 他 の 科 目 と 比 べて 極 めて 広 範 囲 に 及 びます しかし 必 要 とされているのは 高 度 な 専 門 的 知 識 ではな く 広 範 囲 にわたる 賢 い 消 費 者 としての 実 用 知 識 です したがって 学 習 にあたって は まずは 基 本 事 項 を 確 実 に 理 解 するという 姿 勢 が 大 切 です 36

ライフプランと 不 動 産 不 動 産 の 必 須 知 識 学 習 内 容 不 動 産 の 知 識 不 動 産 を 学 習 するために 必 要 な 基 本 的 な 知 識 を 学 習 します この 段 階 で 登 場 する 用 語 は しっかり 理 解 しておきましょう 不 動 産 の 登 記 不 動 産 には 不 動 産 登 記 制 度 というものがあります この 制 度 の 趣 旨 と 登 記 の 種 類 など を 学 習 します 不 動 産 の 権 利 法 規 不 動 産 に 関 する 法 律 借 地 借 家 法 区 分 所 有 法 の 基 本 事 項 を 学 習 します これらは 不 動 産 の 取 引 をする 際 に 必 要 な 知 識 となります 37

VII 不 動 産 の 行 政 法 規 不 動 産 に 関 する 行 政 法 規 都 市 計 画 法 建 築 基 準 法 を 主 に 学 習 します 不 動 産 の 価 格 と 評 価 不 動 産 の 価 格 はひとつではなく 複 数 のものが 存 在 します そこで 不 動 産 の 価 格 には どのようなものがあるのか 学 習 します 併 せて 不 動 産 の 鑑 定 評 価 の 方 法 についても 学 習 します 不 動 産 の 取 引 不 動 産 を 購 入 する 際 に 必 要 な 知 識 について 宅 建 業 法 や 売 買 契 約 時 の 注 意 点 などについ て 学 習 します 不 動 産 の 取 得 保 有 と 税 金 不 動 産 を 取 得 したとき 保 有 しているときに どのような 税 金 が 発 生 するのか 学 習 します 不 動 産 の 賃 貸 と 税 金 不 動 産 の 賃 貸 によって 得 た 収 入 にかかる 税 金 について 学 習 します ここはタックスプラ ンニングで 学 習 する 知 識 が 必 要 となります 38

不 動 産 の 譲 渡 と 税 金 不 動 産 を 譲 渡 する 際 の 譲 渡 所 得 の 計 算 方 法 と 様 々な 特 例 について 学 習 します ここも タックスプランニングで 学 習 する 知 識 が 必 要 となります 不 動 産 投 資 不 動 産 投 資 の 種 類 とその 内 容 を 学 習 します 不 動 産 の 有 効 活 用 不 動 産 を 利 用 した 有 効 活 用 の 様 々な 種 類 と それぞれのメリット デメリットを 学 習 し ます 39

VIII 相 続 事 業 承 継 の 全 体 像 なぜ 相 続 事 業 承 継 を 勉 強 するのか? 相 続 はなじみのないこととして 認 識 されていますが 両 親 が 存 在 する 以 上 実 は 誰 もが 必 ず 経 験 をするのです しかし その 機 会 はとても 少 なく 多 くの 人 は 正 確 な 知 識 のないまま 相 続 を 体 験 しています また 実 際 に 相 続 税 を 支 払 う 人 は100 人 のうちほん の 数 人 と 言 われており ウチには 財 産 はないから 相 続 なんて 関 係 ないわ とおっしゃる 方 もいます しかし 財 産 がなくても 相 続 自 体 は 発 生 し ほんの 少 しの 財 産 をめぐって 揉 めることもあるのです また 相 続 は 予 定 どおり 開 始 するということはほとんどなく あ る 日 突 然 訪 れるのが 実 情 で 事 前 対 処 がとても 重 要 な 鍵 を 握 ることになります この 科 目 では 民 法 上 の 相 続 遺 言 相 続 税 などについて 基 礎 知 識 を 学 習 します 学 習 内 容 は 基 礎 的 なことに 留 まりますが 知 っているのと 知 らないのとでは 大 きな 差 が 生 じるでしょう 相 続 の 基 礎 知 識 贈 与 民 法 民 法 上 の 贈 与 贈 与 税 みなし 贈 与 財 産 申 告 納 税 特 例 相 続 と 法 律 相 続 税 非 課 税 財 産 相 続 税 の 計 算 申 告 納 付 特 例 民 法 相 続 人 相 続 分 遺 産 分 割 遺 贈 遺 言 成 年 後 見 制 度 相 続 財 産 の 評 価 不 動 産 の 評 価 不 動 産 以 外 の 評 価 40

学 習 内 容 相 続 と 法 律 民 法 上 の 相 続 という 基 本 事 項 を 学 習 します 相 続 税 相 続 税 の 具 体 的 な 計 算 手 順 を 学 習 し 申 告 と 納 税 についても 学 びます 贈 与 と 贈 与 税 民 法 上 の 贈 与 に 関 する 基 本 事 項 と 贈 与 税 について 学 習 します 不 動 産 以 外 の 相 続 財 産 の 評 価 相 続 税 の 計 算 をする 際 に 対 象 となる 相 続 財 産 の 評 価 がポイントとなります ここでは 不 動 産 以 外 の 相 続 財 産 の 評 価 の 基 本 事 項 を 学 習 します 不 動 産 の 相 続 財 産 の 評 価 前 項 に 関 連 して ここでは 相 続 税 を 計 算 する 上 での 不 動 産 の 財 産 評 価 方 法 について 学 習 します 相 続 対 策 相 続 対 策 の 基 本 的 な 考 え 方 と 対 策 方 法 を 学 習 します 成 年 後 見 制 度 成 年 後 見 制 度 について 基 本 事 項 を 学 習 します 41

IX 合 格 までの 学 習 の 進 め 方 学 習 する 順 番 テ キストは 試 験 当 日 に 出 題 される 順 番 に 構 成 されていますが 可 能 ならば 以 下 の 手 順 で 学 習 をすると 効 率 よく 理 解 することができます ライフプランニングと 資 金 計 画 ( 前 半 のライフプランニングの 部 分 ) タックスプランニング ライフプランニングと 資 金 計 画 ( 後 半 のリタイアメントプランニングの 部 分 ) リスク 管 理 金 融 資 産 運 用 設 計 不 動 産 相 続 事 業 承 継 42

過 去 問 題 を 中 心 とする 学 習 方 法 合 格 の 秘 訣 は 過 去 問 題 を 中 心 に 学 習 することです テキストでしっかり 理 解 暗 記 してから 過 去 問 題 を 解 くのではなく テキストで 簡 単 に 学 習 してから 早 い 時 期 に 過 去 問 題 に 着 手 することです 過 去 問 題 を 解 くときに 正 解 したいからテキストをじっくり 学 習 してから という 人 はいつまでたっても 過 去 問 題 に 着 手 できません また 過 去 問 題 の 傾 向 も 知 らずに 学 習 することは 時 間 の 無 駄 です したがって 不 正 解 でもいいから 過 去 問 題 を 解 く 間 違 えた 箇 所 のテキストに 戻 る 過 去 問 題 を 解 くということを 何 度 も 繰 り 返 してください そうするうちに 確 実 に 実 力 がつくでしょう また もしテキストに 掲 載 されていないことが 過 去 問 題 にあった 場 合 には その 情 報 をテキストに 書 き 込 み 情 報 の 一 元 化 を 図 ってください 試 験 直 前 にはテキストが 最 高 のパートナーになるはずです テキスト(DVD)で 知 識 を 習 得 する 過 去 問 題 を 解 いて 知 識 の 確 認 不 正 解 になった 問 題 は テキストの 該 当 箇 所 に 戻 り 復 習 43

X 合 格 したあとは 2 級 FP 技 能 士 & AFP を 目 指 す 3 級 講 座 で 学 習 することは 基 本 のキホンともいうべき 入 門 講 座 と 言 えます 実 際 の 生 活 に 役 立 つ 知 識 ではありますが FPを 職 業 にしたい 人 金 融 機 関 に 就 職 もしくは 転 職 したい 人 については 3 級 だけでは 心 もとないでしょう せめて2 級 FP 技 能 士 & AFP 資 格 は 必 須 です 是 非 2 級 FP 技 能 士 &AFPの 合 格 を 目 指 してください この 場 合 3 級 合 格 後 次 の 受 検 まで 時 間 をあけてしまうと せっかく3 級 で 得 た 知 識 が 薄 れてしま います 2 級 FP 技 能 士 &AFP 合 格 の 秘 訣 は 3 級 に 合 格 したらすぐに 学 習 を 始 め 早 々 に 受 検 することです 44

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3 級 FP 技 能 士 入 門 講 座 テキスト 非 売 品 著 者 フォーサイト 教 材 作 成 室 発 行 所 株 式 会 社 フォーサイト URL http://www. foresight.sc E-mail info@foresight-inc.co.jp 無 断 複 写 複 製 を 禁 じます 46