経験発表

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第4回税制調査会 総4-1

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SXF 仕 様 実 装 規 約 版 ( 幾 何 検 定 編 ) 新 旧 対 照 表 2013/3/26 文 言 変 更 p.12(1. 基 本 事 項 ) (5)SXF 入 出 力 バージョン Ver.2 形 式 と Ver.3.0 形 式 および Ver.3.1 形 式 の 入 出 力 機 能 を

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総合評価点算定基準(簡易型建築・電気・管工事)

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別 添 1 提 案 書 等 作 成 要 領 1 調 達 件 名 PIO-NET2015 に 係 る 運 用 等 支 援 業 務 一 式 2 提 案 書 等 の 提 出 本 調 達 に 係 る 提 案 書 等 は PIO-NET2015 に 係 る 運 用 等 支 援 業 務 一 式 調 達 仕 様

表紙

施 設 維 持 管 理 機 能 一 覧 1. 中 長 期 保 全 計 画 作 成 2. 中 長 期 保 全 計 画 集 計 3. 点 検 記 録 情 報 管 理 4. 修 繕 履 歴 情 報 管 理 2

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その 他 事 業 推 進 体 制 平 成 20 年 3 月 26 日 に 石 垣 島 国 営 土 地 改 良 事 業 推 進 協 議 会 を 設 立 し 事 業 を 推 進 ( 構 成 : 石 垣 市 石 垣 市 議 会 石 垣 島 土 地 改 良 区 石 垣 市 農 業 委 員 会 沖 縄 県 農

検 討 検 討 の 進 め 方 検 討 状 況 簡 易 収 支 の 世 帯 からサンプリング 世 帯 名 作 成 事 務 の 廃 止 4 5 必 要 な 世 帯 数 の 確 保 が 可 能 か 簡 易 収 支 を 実 施 している 民 間 事 業 者 との 連 絡 等 に 伴 う 事 務 の 複 雑

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●労働基準法等の一部を改正する法律案

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(別紙3)保険会社向けの総合的な監督指針の一部を改正する(案)

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●電力自由化推進法案

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6 構 造 等 コンクリートブロック 造 平 屋 建 て4 戸 長 屋 16 棟 64 戸 建 築 年 1 戸 当 床 面 積 棟 数 住 戸 改 善 後 床 面 積 昭 和 42 年 36.00m m2 昭 和 43 年 36.50m m2 昭 和 44 年 36.

(3) その 他 市 長 が 必 要 と 認 める 書 類 ( 補 助 金 の 交 付 決 定 ) 第 6 条 市 長 は 前 条 の 申 請 書 を 受 理 したときは 速 やかにその 内 容 を 審 査 し 補 助 金 を 交 付 すべきものと 認 めたときは 規 則 第 7 条 に 規 定 す

代 議 員 会 決 議 内 容 についてお 知 らせします さる3 月 4 日 当 基 金 の 代 議 員 会 を 開 催 し 次 の 議 案 が 審 議 され 可 決 承 認 されました 第 1 号 議 案 : 財 政 再 計 算 について ( 概 要 ) 確 定 給 付 企 業 年 金 法 第

目 次 1 個 人 基 本 情 報 個 人 基 本 情 報 入 力 画 面 の 分 散 4 申 告 区 分 および 申 告 種 類 の 選 択 方 法 5 繰 越 損 失 入 力 年 別 の 繰 越 損 失 額 入 力 に 対 応 6 作 成 手 順 作 成 手 順 の 流 れを 提 供 7 所 得

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市街化調整区域における地区計画の

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1 林 地 台 帳 整 備 マニュアル( 案 )について 林 地 台 帳 整 備 マニュアル( 案 )の 構 成 構 成 記 載 内 容 第 1 章 はじめに 本 マニュアルの 目 的 記 載 内 容 について 説 明 しています 第 2 章 第 3 章 第 4 章 第 5 章 第 6 章 林 地

2 県 公 立 高 校 の 合 格 者 は このように 決 まる (1) 選 抜 の 仕 組 み 選 抜 の 資 料 選 抜 の 資 料 は 主 に 下 記 の3つがあり 全 高 校 で 使 用 する 共 通 の ものと 高 校 ごとに 決 めるものとがあります 1 学 力 検 査 ( 国 語 数

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< 目 次 > 8. 雇 用 保 険 高 年 齢 雇 用 継 続 給 付 27 ( 育 児 休 業 給 付 介 護 休 業 給 付 ) 8.1 高 年 齢 雇 用 継 続 給 付 画 面 のマイナンバー 設 定 高 年 齢 雇 用 継 続 給 付 の 電 子 申 請 高

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預 金 を 確 保 しつつ 資 金 調 達 手 段 も 確 保 する 収 益 性 を 示 す 指 標 として 営 業 利 益 率 を 採 用 し 営 業 利 益 率 の 目 安 となる 数 値 を 公 表 する 株 主 の 皆 様 への 還 元 については 持 続 的 な 成 長 による 配 当 可

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第1回港区心身障害者医療費助成システム導入業務委託事業候補者選考委員会

就 業 規 則 ( 福 利 厚 生 ) 第 章 福 利 厚 生 ( 死 亡 弔 慰 金 等 ) 第 条 法 人 が 群 馬 県 社 会 福 祉 協 議 会 民 間 社 会 福 祉 施 設 等 職 員 共 済 規 程 に 基 づき 群 馬 県 社 会 福 祉 協 議 会 との 間 において 締 結 す

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平成27年度大学改革推進等補助金(大学改革推進事業)交付申請書等作成・提出要領

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はじめに この 平 成 28 年 度 地 域 型 住 宅 グリーン 化 事 業 適 用 申 請 書 記 入 の 手 引 き は 申 請 者 のみなさん が 申 請 書 の 作 成 と 評 価 業 務 をスムーズに 行 うため 申 請 書 の 書 き 方 を 手 引 きするものです 申 請 書 を 本

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(2) 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 保 育 の 必 要 な 子 どものいる 家 庭 だけでなく 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 のために 利 用 者 支 援 事 業 や 地 域 子 育 て 支 援 事 業 な

指 定 ( 又 は 選 択 ) 官 庁 PCT 出 願 人 の 手 引 - 国 内 段 階 - 国 内 編 - アイスランド 特 許 庁 国 内 段 階 に 入 るための 要 件 の 概 要 3 頁 概 要 国 内 段 階 に 入 るための 期 間 PCT 第 22 条 (3)に 基 づく 期 間

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主要生活道路について

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一般競争入札について

は 固 定 流 動 及 び 繰 延 に 区 分 することとし 減 価 償 却 を 行 うべき 固 定 の 取 得 又 は 改 良 に 充 てるための 補 助 金 等 の 交 付 を 受 けた 場 合 にお いては その 交 付 を 受 けた 金 額 に 相 当 する 額 を 長 期 前 受 金 とし

文化政策情報システムの運用等

能勢町市街化調整区域における地区計画のガイドライン

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1. 前 払 式 支 払 手 段 サーバ 型 の 前 払 式 支 払 手 段 に 関 する 利 用 者 保 護 等 発 行 者 があらかじめ 利 用 者 から 資 金 を 受 け 取 り 財 サービスを 受 ける 際 の 支 払 手 段 として 前 払 式 支 払 手 段 が 発 行 される 場 合

公 的 年 金 制 度 について 制 度 の 持 続 可 能 性 を 高 め 将 来 の 世 代 の 給 付 水 準 の 確 保 等 を 図 るため 持 続 可 能 な 社 会 保 障 制 度 の 確 立 を 図 るための 改 革 の 推 進 に 関 する 法 律 に 基 づく 社 会 経 済 情

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している 5. これに 対 して 親 会 社 の 持 分 変 動 による 差 額 を 資 本 剰 余 金 として 処 理 した 結 果 資 本 剰 余 金 残 高 が 負 の 値 となるような 場 合 の 取 扱 いの 明 確 化 を 求 めるコメントが 複 数 寄 せられた 6. コメントでは 親

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目 次 1.はじめに 書 式 の 説 明 表 紙 スケジュール 組 入 れ 基 準 併 用 禁 止 薬 併 用 注 意 薬 同 種 同 効 薬 医 師 モニタリング..

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4 参 加 資 格 要 件 本 提 案 への 参 加 予 定 者 は 以 下 の 条 件 を 全 て 満 たすこと 1 地 方 自 治 法 施 行 令 ( 昭 和 22 年 政 令 第 16 号 ) 第 167 条 の4 第 1 項 各 号 の 規 定 に 該 当 しない 者 であること 2 会 社

( 別 紙 ) 以 下 法 とあるのは 改 正 法 第 5 条 の 規 定 による 改 正 後 の 健 康 保 険 法 を 指 す ( 施 行 期 日 は 平 成 28 年 4 月 1 日 ) 1. 標 準 報 酬 月 額 の 等 級 区 分 の 追 加 について 問 1 法 改 正 により 追 加

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施 工 P お 気 に 入 り データを 活 用 するための 準 備 施 工 パッケージデータをお 気 に 入 りに 登 録 し 単 価 を 閲 覧 するための 方 法 を 説 明 します 1. 施 工 パッケージデータをダウンロードする 施 工 パッケージデータのダウンロードは 下 記 から 行

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Ⅰ 校 外 における 研 修 の 留 意 点 1 校 外 における 研 修 のコマ 数 の 考 え ア) 午 前 午 後 の 講 座 は 0.5 日 (0.5 コマ) イ) 全 日 の 講 座 は 1.0 日 (1.0 コマ) 2 校 外 における 研 修 として 選 択 できない 講 座 研 修

Transcription:

共 通 性 を 持 つ 製 品 群 への USDMの 適 用 と 拡 張

アジェンダ 1. 表 現 を 拡 張 したUSDM 導 入 の 背 景 と 課 題 要 望 2. 表 現 を 拡 張 したUSDM 導 入 の 取 り 組 み 3. 表 現 を 拡 張 したUSDM 4. 表 現 を 拡 張 したUSDM 導 入 による 効 果 5. 表 現 を 拡 張 したUSDM 導 入 後 の 課 題 とその 対 応 1

表 現 を 拡 張 したUSDM 導 入 の 背 景 と 課 題 要 望 2

表 現 を 拡 張 したUSDM 導 入 の 背 景 昨 年 度 共 通 性 を 持 つコンシューマー 向 け 製 品 群 の 仕 様 策 定 の 支 援 を 実 施 仕 様 策 定 に 関 して 以 下 の 製 品 特 徴 および 課 題 があり それらに 対 して USDMの 適 用 さら にその 表 現 を 拡 張 したものを 導 入 共 通 性 を 持 つ 複 数 の 製 品 ユーザーインタフェースあり 現 行 の 仕 様 策 定 にあたり 課 題 要 望 がある 3

共 通 性 を 持 つ 製 品 とは 同 じサービスを 複 数 の 対 象 製 品 が 提 供 する 既 存 製 品 のサービスを 対 象 製 品 でも 提 供 する 対 象 製 品 は 新 サービス 提 供 によるバージョンアップを 予 定 している 既 存 製 品 のサー ビスを 提 供 製 品 A 既 存 製 品 1 バージョンアップ による 提 供 既 存 製 品 2 バージョンアップ による 提 供 製 品 B 同 じサービスを 複 数 製 品 で 提 供 製 品 C 既 存 製 品 のサー ビスを 提 供 4

仕 様 策 定 における 課 題 と 要 望 設 計 やテストのための 仕 様 書 は 製 品 仕 様 書 から 起 こし ている 記 述 されない 暗 黙 の 仕 様 がある 要 求 仕 様 のヌケモレを 防 ぎたい 複 数 の 製 品 が 実 現 する 同 じ 仕 様 は 再 利 用 したい 重 複 して 記 述 したくない 対 象 製 品 でも 提 供 する 既 存 製 品 のサービスは 既 存 製 品 の 仕 様 を 再 利 用 したい どの 製 品 のどのバージョンが どの 仕 様 を 実 現 している かを 簡 易 に 知 りたい 影 響 範 囲 を 知 りたい 5

課 題 要 望 を 考 慮 した 仕 様 策 定 設 計 やテストのための 仕 様 書 は 製 品 仕 様 書 から 起 こしている 記 述 されない 暗 黙 の 仕 様 がある 要 求 仕 様 のヌケモレを 防 ぎたい 複 数 の 製 品 が 実 現 する 同 じ 仕 様 は 再 利 用 したい( 重 複 して 記 述 したくな い) 対 象 製 品 でも 提 供 する 既 存 製 品 の サービスは 既 存 製 品 の 仕 様 を 再 利 用 したい どの 仕 様 が どの 製 品 のどのバー ジョンで 実 現 しているかを 簡 易 に 知 りたい( 影 響 範 囲 を 知 りたい) 要 求 仕 様 書 を 作 る USDMを 適 用 する 仕 様 書 の 表 現 を 工 夫 する USDMを 適 用 し さらに 拡 張 した 表 現 を 使 い 製 品 仕 様 書 を 策 定 する 6

表 現 を 拡 張 したUSDM 導 入 の 取 り 組 み 7

表 現 を 拡 張 したUSDM 導 入 の 取 り 組 み 表 現 を 拡 張 したUSDMの 導 入 をするために 以 下 の2 点 に 配 慮 した 取 り 組 みを 行 った 前 章 で 記 載 した 課 題 要 望 に 対 する 取 り 組 み 仕 様 策 定 の 進 め 方 に 対 する 取 り 組 み USDM 適 用 が 目 的 でない 製 品 をリリースすることが 目 的 8

課 題 要 望 に 対 する 取 り 組 み 要 求 仕 様 書 を 作 る USDMを 適 用 する ヌケモレを 防 ぐ 仕 様 書 の 表 現 を 工 夫 する USDMの 表 現 を 拡 張 製 品 間 で 同 じ 仕 様 は 製 品 ごとに 記 述 せず 1 箇 所 に 記 述 で きるようにした 各 仕 様 に 対 し その 仕 様 を 実 現 する 製 品 とバージョンを 紐 付 けできるようにした ある 製 品 バージョンとその 前 後 バージョン 間 で 追 加 した 仕 様 削 除 した 仕 様 を 簡 易 に 比 較 抽 出 できるようにした 9

仕 様 策 定 の 進 め 方 に 対 する 取 り 組 み 製 品 リリースが 最 優 先 事 項 USDM 適 用 をしつつ これまでの 仕 様 策 定 の 方 法 成 果 物 と 調 和 させることで より スムーズに 立 ち 上 げることができる(と 考 え た) 10

仕 様 策 定 の 進 め 方 に 対 する 取 り 組 み ~これまでの 仕 様 策 定 画 面 イメージのみを 使 って 実 施 仕 様 策 定 の 結 果 は 仕 様 検 討 時 に 作 った 資 料 や メール 画 面 イメージなどに 分 散 し 記 述 され ている 分 散 された 資 料 やメールを 追 っていかないと 分 か らない より 新 しい 資 料 では 変 わっていることもある 最 新 の 資 料 だけでは 網 羅 できない 過 去 の 資 料 のみに 記 載 されていることもある 何 が 最 新 なのかわからないこともある 資 料 に 記 載 されていることは 全 て 古 い 最 新 はメールetc 11

仕 様 策 定 の 進 め 方 に 対 する 取 り 組 み ~ 調 和 させて スムーズに 仕 様 策 定 するために メールや 画 面 イメージ その 他 資 料 に 分 散 されていた 要 求 仕 様 をUSDMを 適 用 し 1ドキュメントに 集 約 した USDMを 適 用 した 仕 様 策 定 と 並 行 して 従 来 用 いられて きた 画 面 イメージに 肉 付 けし 画 面 仕 様 として 導 入 した USDMを 適 用 した 各 仕 様 に 対 し 画 面 を 紐 付 けた USDMを 適 用 した 仕 様 から 従 来 から 用 いられていた 画 面 イメー ジを 容 易 に 参 照 できることで 関 係 者 が 仕 様 を 理 解 しやすいよ うにした 12

表 現 を 拡 張 したUSDM 13

表 現 を 拡 張 したUSDM 前 章 で 少 し 述 べた 表 現 を 拡 張 したUSDM を 実 際 導 入 した 要 求 仕 様 書 を 使 いながら 紹 介 する 14

表 現 - 全 体 - エクセルの1シートに 対 象 製 品 群 の 要 求 仕 様 を 記 載 横 に 続 く 15

表 現 - 要 求 と 仕 様 - 基 本 的 な 構 成 として 要 求 は2 階 層 までで 表 現 2 階 層 目 の 各 要 求 に 対 し 仕 様 を 記 述 要 求 1 階 層 目 要 求 2 階 層 目 仕 様 16

拡 張 した 表 現 製 品 と( 機 器 )とバージョン 他 を 記 載 製 品 名 機 器 名 対 象 製 品 の 仕 様 の 場 合 は 対 象 製 品 の 仕 様 でな い 場 合 は を 付 与 製 品 のバー ジョン 画 面 のID(もしくは 名 称 ) 仕 様 を 実 現 するバー ジョンに を 付 与 仕 様 を 実 現 する 画 面 を 記 載 し 画 面 を 紐 付 け 17

拡 張 した 表 現 - 仕 様 と 製 品 バージョン 群 - ある 仕 様 を 実 現 する 製 品 バージョン 群 複 数 製 品 で 共 通 の 要 求 仕 様 は1 箇 所 で 表 現 実 現 する 製 品 ( 機 器 )のバージョンに 印 ( )をつけて 表 現 実 現 しない 製 品 ( 機 器 )は 無 印 で 表 現 仕 様 製 品 A( 機 器 1)の ver1.0で 実 現 製 品 A( 機 器 2)では 提 供 しない 製 品 B( 機 器 1)の Ver1.0で 実 現 製 品 B( 機 器 2)のVer1.1 で 実 現 18

拡 張 した 表 現 - 仕 様 と 個 々の 製 品 バージョン - ある 仕 様 が 個 々の 製 品 のどのバージョンで 実 現 されるか 実 現 する 製 品 ( 機 器 )のバージョンに 印 ( )をつけて 表 現 実 現 しない 製 品 ( 機 器 )のバージョンは 無 印 で 表 現 製 品 A( 機 器 1) Ver1.0で 実 現 Ver1.1 でも 引 き 続 き 提 供 Ver1. 1で 実 現 製 品 B( 機 器 2) Ver1.0で 実 現 Ver1.1 では 提 供 を 止 める 19

拡 張 した 表 現 - 仕 様 と 画 面 の 紐 付 け - 各 仕 様 と 対 応 する 画 面 を 紐 付 ける 画 面 ID(もしくは 画 面 名 )を 記 載 し 各 仕 様 と 紐 付 ける 画 面 仕 様 書 20

便 利 ツール マクロによる 抽 出 1 製 品 バージョンが 増 えると 横 に 広 がり 見 難 くなる 見 たい 製 品 バージョンの 要 求 仕 様 をマクロによって 抽 出 表 示 する 便 利 機 能 製 品 機 器 バージョン( 必 須 )を 指 定 選 択 した 製 品 ( 機 器 )バージョンが 実 現 する 仕 様 のみ 表 示 する ( 任 意 ) 選 択 しない 場 合 は 記 載 されている 要 求 仕 様 を 全 て 表 示 21

便 利 ツール マクロによる 抽 出 2 マクロを 実 行 した 結 果 を 別 シートで 表 示 実 行 結 果 は 選 択 した 製 品 機 器 バージョンとその 前 後 バージョンに 絞 って 要 求 仕 様 を 表 示 選 択 した 製 品 機 器 の み 表 示 選 択 した 製 品 機 器 バージョン で 実 現 する( 印 ) 仕 様 のみ 表 示 ( 任 意 に 可 能 ) 選 択 したバージョンとその 前 後 バージョンを 表 示 マクロを 実 行 した 結 果 の シートを 作 成 表 示 22

表 現 を 拡 張 したUSDM 導 入 による 効 果 23

導 入 後 の 効 果 1 USDMによってもたらされる 効 果 の 他 に 拡 張 によって 以 下 の 効 果 が 得 られた 複 数 製 品 で 同 じ 仕 様 を 重 複 して 表 現 しなくても 良 い 複 数 製 品 で 共 通 の 要 求 仕 様 と 個 々の 製 品 の 要 求 仕 様 を 自 然 に 整 理 できる 24

導 入 後 の 効 果 2 効 果 の 続 き 仕 様 変 更 や 開 発 スケジュール 変 更 の 影 響 がどの 製 品 に 及 ぶかがわかるようになる 仕 様 がどの 製 品 バージョンに 影 響 するかがわかるよ うになり 影 響 範 囲 が 特 定 できる 次 バージョンの 開 発 候 補 となる 要 求 仕 様 が 把 握 で きる( 残 件 が 管 理 される) 特 定 の 仕 様 が どの 製 品 のどのバージョン に 対 してものな のかがわかるようにしたことから 25

導 入 後 の 効 果 3 効 果 の 続 き 特 定 の 要 求 に 対 する 仕 様 がどのバージョンで 追 加 / 削 除 されるのかがわかるため( 変 更 は 追 加 と 削 除 の 同 時 実 行 として 表 現 される) そうした 変 更 を 予 め 考 慮 した 設 計 を 考 えることができる 画 面 仕 様 とリンクさせることにより 表 では 表 現 し づらい 事 柄 も 扱 うことができ 関 係 者 間 で 同 じ 認 識 を 持 ちやすい 画 面 系 の 統 合 テストのケース 抽 出 に 活 用 できる 画 面 系 の 統 合 テストのボリュームを 計 ることができ る 26

表 現 を 拡 張 したUSDM 導 入 後 の 課 題 とその 対 応 27

導 入 後 の 課 題 1 拡 張 した 表 現 方 法 に 関 わる 課 題 仕 様 が 増 えるにつれ 仕 様 が 探 しづらい 複 数 製 品 の 仕 様 を1ドキュメントであつかうため エクセル 表 が 横 に 広 がり 見 づらくなった 本 来 分 けるべき 仕 様 が 混 在 して 表 現 されていた 複 数 製 品 でほぼ 同 じ 仕 様 だが ちょっと 違 う 製 品 個 別 に 表 現 すれば 問 題 ない 画 面 仕 様 とUSDM 両 方 で 仕 様 を 表 現 した 箇 所 もあっ たことにより メンテナンス 量 が 増 えた 28

導 入 後 の 課 題 2 導 入 に 関 わる 課 題 既 存 資 産 の 仕 様 仕 様 策 定 対 象 の 製 品 が 既 存 製 品 のサービス( 既 存 資 産 )を 提 供 する 際 その 仕 様 の 表 現 に 苦 慮 した あらく 表 現 すると 仕 様 がわからない 仕 様 を 詳 しく 記 述 すると 既 存 資 産 の 仕 様 の 記 述 と 重 複 して 表 現 される 現 在 の 仕 様 策 定 のやり 方 スムーズに 導 入 するにあたり 現 状 のやり 方 ( 画 面 仕 様 書 の 導 入 )を 考 慮 したことにより USDMを 適 用 した 仕 様 より 画 面 仕 様 書 が 設 計 時 の 主 となる 傾 向 が 多 々あった USDMを 適 用 した 仕 様 が 使 われない 傾 向 があった 29

課 題 への 対 応 策 1 これら 課 題 への 対 応 として 今 後 実 施 すべき 対 応 案 を 述 べる 一 部 は 未 実 施 で 案 のレベルに 留 まっている 表 現 方 法 に 関 わる 課 題 への 対 応 各 仕 様 を 抽 出 しやすくする エクセルマクロでViewを 作 成 する DBに 取 り 込 む 要 求 の1 階 層 目 の 設 定 に 注 力 する 積 極 的 に 見 直 して いく 積 極 的 にinclude extendを 活 用 したときのユースケースの 単 位 を 要 求 の1 階 層 目 に 持 ってくる これにより 要 求 仕 様 の 重 複 表 現 が 抑 えられる 重 複 なく 表 現 できることより その 仕 様 の 再 利 用 がしやすくな る 30

課 題 への 対 応 策 2 表 現 方 法 に 関 わる 課 題 への 対 応 の 続 き 各 仕 様 は なるべく 小 さく 表 現 する 大 きくなる 場 合 は 複 数 の 仕 様 が 入 っていないか 疑 う 小 さくすると 複 数 製 品 で 同 じ 仕 様 は1 箇 所 で 表 現 され ちょっとした 差 異 を 別 仕 様 として 表 現 しやすくなる 再 利 用 しやすい 画 面 仕 様 で 表 現 できる/したほうが 良 い 部 分 は USDMを 適 用 しない わりきる 画 面 パーツの 位 置 や 表 示 項 目 などは 無 理 にUSDMを 適 用 し ても わかりにくい メンテナンスが 増 えるだけ 画 面 パーツ 位 置 や 画 面 遷 移 など 31

課 題 への 対 応 策 3 導 入 に 関 わる 課 題 への 対 応 既 存 資 産 を 積 極 的 に 活 用 する 製 品 は 既 存 資 産 の 仕 様 もUSDMで 表 現 する このとき 各 仕 様 は この 仕 様 のもとになったサービス 単 位 に まとめる サービス 単 位 にまとめることで 再 利 用 しやすく なる 32