この 章 では 日 付 と 時 刻 を 扱 う 関 数 や 複 数 の 関 数 を 組 み 合 わせてエラーを 非 表 示 にする 方 法 また 検 索 条 件 に 一 致 するデータを 取 り 出 す 関 数 の 使 い 方 などについて 学 習 します 1 日 付 と 時 刻 の 関 数 TODAY 関 数 NOW 関 数 TODAY 関 数 は パソコンの 内 蔵 時 計 を 利 用 して 現 在 の 日 付 に 対 応 するシリアル 値 を 返 す 関 数 です 関 数 を 入 力 する 前 に セルの 表 示 形 式 が[ 標 準 ]になっている 場 合 は 計 算 結 果 は 日 付 形 式 で 表 示 されます 日 付 を 直 接 入 力 した 場 合 と 異 なり 後 日 ブックを 開 くと 現 在 の 日 付 に 更 新 して 表 示 されます NOW 関 数 も TODAY 関 数 と 同 様 な 使 い 方 をしますが 日 付 だけでなく 時 刻 の 情 報 も 表 示 することができます TODAY 関 数 と NOW 関 数 の 書 式 = TODAY ( ) 関 数 名 引 数 引 数 は 必 要 ありませんが ( ) は 必 要 です = NOW ( ) 関 数 名 引 数 引 数 は 必 要 ありませんが ( ) は 必 要 です TODAY 関 数 と NOW 関 数 の 使 用 例 DATE 関 数 DATE 関 数 は 年 月 日 の 値 から 指 定 された 日 付 に 対 応 するシリアル 値 を 返 す 関 数 です DATE 関 数 の 書 式 = DATE ( 年, 月, 日 ) 関 数 名 引 数 年 :1900~9999 の 範 囲 で 年 を 表 す 数 値 またはセル 参 照 を 指 定 します 月 :1~12 の 範 囲 で 月 を 表 す 数 値 またはセル 参 照 を 指 定 します 日 :1~31 の 範 囲 で 日 を 表 す 数 値 またはセル 参 照 を 指 定 します 範 囲 外 の 数 値 を 指 定 した 場 合 前 後 の 月 や 日 に 換 算 されます DATE 関 数 の 使 用 例 16
シリアル 値 Excel では 日 付 や 時 刻 と 認 識 できる 形 式 でデータを 入 力 すると 1900/1/1 の 0 時 0 分 から 9999/12/31 の 23 時 59 分 までのすべてのデータに 1 から 2958465 までの 連 続 した 番 号 (シリアル 値 )を 割 り 当 て 計 算 に 利 用 することがで きます シリアル 値 とは 日 付 や 時 刻 のデータを 数 値 で 表 したもので 整 数 部 分 は 日 付 を 表 し 小 数 部 分 は 時 刻 を 表 します 例 えば 2007/5/15 の 18:00 は シリアル 値 では 39217.75 となります 日 付 や 時 刻 の 形 式 で 表 示 されているデータをシリアル 値 で 表 示 するには 表 示 形 式 を[ 標 準 ]に 設 定 します 2 関 数 のネスト 関 数 の 引 数 には 数 値 や 文 字 列 セル 参 照 の 他 に 関 数 を 使 用 することができます 引 数 に 関 数 を 使 用 することを ネスト と いい これにより 分 岐 処 理 を 3 つ 以 上 にしたり IF 関 数 や IFERROR 関 数 と 他 の 関 数 を 組 み 合 わせてエラー 値 を 非 表 示 にするな ど 1 つの 関 数 ではできない 複 雑 な 処 理 を 行 うことができます ネストは 1 つの 関 数 の 中 で 最 大 7 階 層 まで 指 定 することがで きます IF 関 数 を 使 用 した 3 つ 以 上 の 分 岐 IF 関 数 の 中 に IF 関 数 をネストすると 条 件 により 分 岐 させる 処 理 を 3 つ 以 上 に 分 けることができます IF 関 数 のネスト ネストの 例 テストの 点 数 が 85 点 以 上 なら 合 格 70 点 以 上 85 点 未 満 なら 補 欠 70 点 未 満 なら 不 合 格 と 表 示 する 場 合 は IF 関 数 をネストし =IF( C4>=85, " 合 格 ", IF(C4>=70," 補 欠 "," 不 合 格 ") ) という 数 式 になります 論 理 式 真 の 場 合 偽 の 場 合 点 数 85 点 以 上 Yes No 真 の 場 合 合 格 と 表 示 点 数 70 点 以 上 偽 の 場 合 真 の 場 合 Yes No 偽 の 場 合 補 欠 と 表 示 不 合 格 と 表 示 関 数 オートコンプリートの 利 用 複 数 の 関 数 をネストする 場 合 でも 関 数 オートコンプリートを 利 用 して 数 式 を 手 入 力 することができます 関 数 オートコンプ リートでは 関 数 名 と 左 カッコは 自 動 入 力 されますが 引 数 を 区 切 るカンマ, や 右 カッコ ) は 関 数 ごとに 入 力 する 必 要 があります [ 関 数 の 引 数 ]ダイアログ ダイアログボックス ボックスの 利 用 [ 関 数 の 引 数 ]ダイアログボックスで 数 式 を 作 成 中 に [ 関 数 ボックス]から 別 の 関 数 を 選 択 し 別 の 関 数 の[ 関 数 の 引 数 ]ダイアロ グボックスを 表 示 して 数 式 を 作 成 することができます 17
< 操 作 手 順 > 例 : 点 数 が 85 点 以 上 なら 合 格 70 点 以 上 85 点 未 満 なら 補 欠 70 点 未 満 なら 不 合 格 と 表 示 する 1. 計 算 式 を 入 力 するセル(セル D4)を 選 択 します 関 数 ボックス 2. [ 数 式 ]タブの[ 論 理 ]ボタンから[IF]を 選 択 し [ 関 数 の 引 数 ] ダイアログボックスを 表 示 します 3. [ 論 理 式 ]ボックスに C4>=85 [ 真 の 場 合 ]ボックスに 合 格 と 入 力 します 4. [ 偽 の 場 合 ]ボックスにカーソルを 移 動 し [ 関 数 ボックス]の 下 向 き 三 角 ボタンをクリックして 一 覧 から[IF]をクリックし 2 つ 目 の IF の[ 関 数 の 引 数 ]ダイアログボックスを 表 示 します 5. [ 論 理 式 ]ボックスに C4>=70 [ 真 の 場 合 ]ボックスに 補 欠 [ 偽 の 場 合 ]ボックスに 不 合 格 と 入 力 します 6. 数 式 バーで 式 を 確 認 し OK ボタンをクリックします 数 式 バーには 編 集 中 の 関 数 部 分 が 太 字 で 表 示 されます 編 集 中 以 外 の 関 数 の[ 関 数 の 引 数 ]ダイアログボックスを 表 示 したい 場 合 は 編 集 したい 関 数 の 関 数 名 や 引 数 部 分 2 章 1 操 作 してみよう! ここでは 日 付 の 関 数 の 入 力 と[ 関 数 の 引 数 ]ダイアログボックスと 関 数 オートコンプリートを 利 用 した 関 数 のネストについて 確 認 しましょう STEP 1 Excel を 起 動 し ドキュメントフォルダから 2 章 (1) 関 数.xlsx ブックを 開 きましょう STEP 2 TODAY 関 数 を 使 用 して 株 価 速 報 シートのセル B1 に 更 新 日 を 表 示 しましょう STEP 3 NOW 関 数 を 使 用 して セル B2 に 現 在 の 日 付 と 時 刻 を 表 示 しましょう STEP 4 セル B2 の 表 示 形 式 を[ 時 刻 ]の[13:30]の 形 式 に 変 更 し 更 新 時 間 を 表 示 しましょう STEP 5 現 在 と 同 じファイル 名 ( 2 章 (1) 関 数.xlsx )で ドキュメントフォルダ 内 の 保 存 用 フォルダに 保 存 しましょう 参 照 ) 完 成 フォルダ 内 の 2 章 (1) 関 数 _ 完 成.xlsx ブック 完 成 例 セル B1 =TODAY() 数 式 18
B2 =NOW() 19
STEP 6 中 途 採 用 シートをアクティブにしましょう STEP 7 セル E4 から E13 に DATE 関 数 を 使 用 して 2006 年 の 入 社 年 月 日 を 求 めましょう 1 セル E4 に セル C4 の 入 社 月 とセル D4 の 入 社 日 を 使 用 して 入 社 年 月 日 を 表 示 する 数 式 を 作 成 します 2 セル E4 の 数 式 をセル E13 までコピーします STEP 8 上 書 き 保 存 しましょう 参 照 ) 完 成 フォルダ 内 の 2 章 (1) 関 数 _ 完 成.xlsx ブック 完 成 例 セル E4 E13 数 式 =DATE(2006,C4,D4) =DATE(2006,C13,D13) STEP 9 選 考 テスト シートをアクティブにしましょう STEP10 セル F6 に IFERROR 関 数 を 使 用 して 平 均 点 の 計 算 結 果 がエラーの 場 合 は セルに 0 (ゼロ)を 表 示 し そうでなければ 計 算 結 果 を 表 示 する 数 式 を 作 成 しましょう [ 関 数 の 引 数 ]ダイアログボックスを 利 用 した 関 数 のネストを 練 習 します 1 #DIV/0! エラーが 表 示 されているセル F6 の 数 式 を 削 除 します 2 セル F6 を 選 択 し IFERROR 関 数 の[ 関 数 の 引 数 ]ダイアログボックスを 表 示 します 3 [ 値 ]ボックスにカーソルが 点 滅 していることを 確 認 し [ 関 数 ボックス]から[AVERAGE]をクリックします (AVERAGE 関 数 の[ 関 数 の 引 数 ]ダイアログボックスが 表 示 されます) [ 関 数 ボックス]の 一 覧 に 目 的 の 関 数 がない 場 合 は [その 他 の 関 数 ]をクリックして[ 関 数 の 挿 入 ]ダイアログボックスを 表 示 します AVERAGE 関 数 は [ 統 計 ]に 分 類 されます 4 AVERAGE 関 数 の[ 数 値 1]ボックスに 自 動 入 力 されたセル 参 照 を セル C6 から D6 に 変 更 します 5 6 7 8 数 式 バーの IFERROR の 部 分 をクリックし IFERROR 関 数 の [ 関 数 の 引 数 ]ダイアログボックスを 表 示 します ([ 値 ]ボックスには AVERAGE 関 数 が 入 力 されています) [エラーの 場 合 の 値 ]ボックスにカーソルを 移 動 し 0 と 入 力 します 数 式 バーで 数 式 を 確 認 します OK ボタンをクリックします STEP11 セル F7 に 入 力 されている AVERAGE 関 数 の 数 式 に 関 数 オートコンプリートを 利 用 して IFERROR 関 数 を 追 加 し エラーの 場 合 は 20
0 (ゼロ)を 表 示 するように 修 正 しましょう 1 2 3 4 セル F7 を 選 択 し 数 式 バーの = と AVERAGE の 間 にカーソルを 挿 入 して i と 入 力 します セルをダブルクリックして セル 上 で 修 正 することもできます 表 示 された 関 数 オートコンプリートの 一 覧 から[IFERROR]を 選 択 します ( =IFERROR(AVERAGE(C7:D7) と 入 力 されます) AVERAGE 関 数 の 右 カッコの 右 側 にカーソルを 移 動 し,0) と 入 力 します 数 式 を 確 定 します STEP12 セル F7 の 数 式 をセル F8 から F16 にコピーしましょう ( 書 式 を 変 更 しないこと) STEP13 IF 関 数 をネストして 判 定 (G 列 )に 合 計 点 (E 列 )がセル G2 の 合 格 点 以 上 なら 合 格 合 格 点 -10 点 以 上 なら 補 欠 それ 以 外 なら 不 合 格 と 表 示 されるようにしましょう セル G2 は 絶 対 参 照 にする 必 要 があります 1 セル G6 を 選 択 し IF 関 数 の[ 関 数 の 引 数 ]ダイアログボックスを 表 示 します 2 [ 論 理 式 ]ボックスに E6>=$G$2 と 入 力 します 3 [ 真 の 場 合 ]ボックスに 合 格 と 入 力 します 4 [ 偽 の 場 合 ]ボックスに [ 関 数 ボックス]を 使 用 して IF 関 数 を 挿 入 します 5 2 つ 目 の IF 関 数 の[ 関 数 の 引 数 ]ダイアログボックスで 引 数 を 以 下 のように 入 力 します 論 理 式 : E6>=$G$2-10 真 の 場 合 : 補 欠 偽 の 場 合 : 不 合 格 6 数 式 バーで 数 式 を 確 認 します 7 OK ボタンをクリックします 8 セル G6 の 数 式 をセル G7 から G16 にコピーします ( 書 式 を 変 更 しないこと) STEP14 上 書 き 保 存 し Excel を 終 了 しましょう 完 成 例 参 照 ) 完 成 フォルダ 内 の 2 章 (1) 関 数 _ 完 成.xlsx ブック セル 数 式 F6 =IFERROR(AVERAGE(C6:D6),0) F16 =IFERROR(AVERAGE(C16:D16),0) G6 =IF(E6>=$G$2," 合 格 ", IF(E6>=$G$2-10," 補 欠 "," 不 合 格 ")) G16 =IF(E16>=$G$2," 合 格 ", IF(E16>=$G$2-10," 補 欠 "," 不 合 格 ")) 21
3 VLOOKUP 関 数 VLOOKUP 関 数 VLOOKUP 関 数 ( 検 索 / 行 列 関 数 )は 範 囲 の 左 端 列 の 値 を 検 索 し 一 致 した 値 がある 行 と 指 定 した 列 とが 交 差 する 位 置 のセルの 値 を 返 す 関 数 です VLOOKUP 関 数 の 書 式 = VLOOKUP ( 検 索 値, 範 囲, 列 番 号, 検 索 の 型 ) 関 数 名 引 数 検 索 値 : 範 囲 の 左 端 列 で 検 索 する 値 を 指 定 します 検 索 値 には 値 セル 参 照 または 文 字 列 を 指 定 します 範 囲 : 目 的 のデータが 含 まれる 表 のセル 範 囲 を 絶 対 参 照 で 指 定 します 列 番 号 : 目 的 のデータが 入 力 されている 列 が 範 囲 の 左 端 から 何 列 目 にあるかを 番 号 で 指 定 します 範 囲 の 左 端 の 列 から 1 2 3 と 数 えます 検 索 の 型 : 論 理 値 の FALSE または TRUE で 指 定 します A) FALSE または 0(ゼロ)を 指 定 した 場 合 検 索 値 と 完 全 に 一 致 する 値 だけを 検 索 し 見 つからない 場 合 はエラー 値 #N/A が 表 示 されます 一 致 する 値 が 複 数 ある 場 合 は 最 初 に 検 索 した 値 を 使 用 します B) TRUE または 入 力 を 省 略 した 場 合 検 索 値 と 一 致 する 値 がない 場 合 は 近 似 値 ( 検 索 値 未 満 で 最 も 大 きい 値 )が 検 索 値 として 使 用 されます 範 囲 の 左 端 列 のデータを 昇 順 で 並 べ 替 えておく 必 要 があります VLOOKUP 関 数 の 使 用 例 範 囲 $H$13:$J$23 検 索 値 B13 列 番 号 :1 列 番 号 :2 列 番 号 :3 IF 関 数 を 使 用 したエラー 値 の 非 表 示 VLOOKUP 関 数 などで 数 式 が 空 白 セルを 参 照 する 可 能 性 がある 場 合 に IF 関 数 を 使 用 して 表 示 されるエラー 値 を 非 表 示 にする ことができます IF 関 数 と VLOOKUP 関 数 のネスト ネストの 例 正 しい 商 品 ID が 入 力 される と 該 当 する 商 品 名 が 表 示 さ れます 入 力 ミスをした 時 のみエラー 値 #N/A が 表 示 されます ( 商 品 一 覧 に DB009 という 商 商 品 ID が 未 入 力 の 場 合 は 何 も 表 示 22
IFERROR 関 数 を 使 用 したエラー 値 の 非 表 示 IFERROR 関 数 を 使 用 して VLOOKUP 関 数 で 表 示 されるエラーを 非 表 示 にすることができます ただし IFERROR 関 数 は すべてのエラーに 対 しての 処 理 を 行 うため 空 白 セルを 参 照 した 場 合 に 表 示 されるエラー 値 #N/A だけでなく 該 当 しない 値 を 参 照 した 場 合 に 表 示 されるエラーも 非 表 示 になります 入 力 ミ ス し た 場 合 も エ ラ ー 値 #N/A は 表 示 されません 商 品 ID が 未 入 力 の 場 合 は 何 も 表 示 されません 2 章 2 操 作 してみよう! ここでは VLOOKUP 関 数 と IF 関 数 を 使 用 したエラーの 非 表 示 について 確 認 しましょう STEP 1 Excel を 起 動 し ドキュメントフォルダから 2 章 (2) 関 数.xlsx ブックを 開 きましょう STEP 2 納 品 書 シートと 商 品 一 覧 シートの 内 容 を 確 認 し 納 品 書 シートをアクティブにしましょう STEP 3 TODAY 関 数 を 使 用 して セル F3 に 発 行 日 を 表 示 しましょう STEP 4 VLOOKUP 関 数 を 使 用 して 納 品 書 に 商 品 ID を 入 力 すると 商 品 一 覧 シートの ペット 用 品 一 覧 からその 番 号 に 該 当 する 商 品 名 を 表 示 する 数 式 を 作 成 しましょう 1 セル C13 を 選 択 します 2 [ 数 式 ]タブの[ 検 索 / 行 列 ]ボタンから[VLOOKUP]をクリックし VLOOKUP 関 数 の[ 関 数 の 引 数 ]ダイアログボックスを 表 示 します 3 次 のように 引 数 を 指 定 します [ 検 索 値 ]ボックス: B13 [ 範 囲 ]ボックス: 商 品 一 覧!$A$4:$C$14 別 のシートを 参 照 する 場 合 は シート 見 出 しを クリックし セル 範 囲 を 指 定 します セル 参 照 は 絶 対 参 照 にします [ 列 番 号 ]ボックス: 2 [ 検 索 の 型 ]ボックス: FALSE 4 数 式 バーで 数 式 を 確 認 します 小 文 字 で 入 力 すると 数 式 を 確 定 し 5 OK ボタンをクリックします た 際 に 大 文 字 に 変 換 されます 23
( 歯 磨 きセット と 表 示 されます) 6 7 セル C13 の 数 式 をセル C14 から C20 にコピーします 商 品 ID が 空 白 の 場 合 は 該 当 するデータがないことを 意 味 するエラー 値 #N/A が 表 示 されることを 確 認 します 数 式 のコピーを 元 に 戻 します STEP 5 セル C13 から C20 に IF 関 数 と VLOOKUP 関 数 を 使 用 して 商 品 ID のセルが 空 白 の 場 合 は 商 品 名 のセルを 空 白 にし そうで なければ 商 品 ID に 該 当 する 商 品 名 を 表 示 する 数 式 を 作 成 しましょう 商 品 名 を 取 り 出 すので VLOOKUP 関 数 の[ 列 番 号 ]は 2 となります STEP 6 セル D13 から D20 に IF 関 数 と VLOOKUP 関 数 を 使 用 して 商 品 ID のセルが 空 白 の 場 合 は 単 価 のセルを 空 白 にし そうでな ければ 商 品 ID に 該 当 する 単 価 を 表 示 する 数 式 を 作 成 しましょう 単 価 を 取 り 出 すので VLOOKUP 関 数 の[ 列 番 号 ]は 3 となります STEP 7 セル E13 の 数 量 に 1 と 入 力 しましょう STEP 8 セル F13 から F20 に 各 商 品 の 金 額 ( 単 価 数 量 )を 求 める 数 式 を 作 成 しましょう ただし IF 関 数 を 使 用 して 数 量 のセルが 空 白 の 場 合 は 計 算 結 果 0 (ゼロ)が 表 示 されないようにします STEP 9 セル F22 に IF 関 数 を 使 用 して 小 計 (セル F21)が 10,000 円 を 超 えたら 0 円 5,000 円 以 上 なら 300 円 5,000 円 未 満 なら 500 円 と 送 料 を 表 示 する 数 式 を 作 成 しましょう STEP10 セル B14 に 商 品 一 覧 シートの ペット 用 品 一 覧 にない 商 品 ID PS003 を 入 力 し エラー 値 が 表 示 されることを 確 認 しましょう STEP11 セル B14 に PS002 セル E14 に 3 と 入 力 し 正 しい 商 品 名 と 単 価 が 表 示 され 金 額 や 送 料 が 再 計 算 される ことを 確 認 しましょう STEP12 2 章 納 品 書.xlsx というファイル 名 で ドキュメントフォルダ 内 の 保 存 用 フォルダに 保 存 しましょう 24
STEP13 Excel を 終 了 しましょう 完 成 例 参 照 ) 完 成 フォルダ 内 の 2 章 納 品 書 _ 完 成.xlsx ブック セル F3 C13 C20 D13 D20 F13 F20 F22 数 式 =TODAY() =IF(B13="","",VLOOKUP(B13, 商 品 一 覧!$A$4:$C$14,2,FALSE)) =IF(B20="","",VLOOKUP(B20, 商 品 一 覧!$A$4:$C$14,2,FALSE)) =IF(B13="","",VLOOKUP(B13, 商 品 一 覧!$A$4:$C$14,3,FALSE)) =IF(B20="","",VLOOKUP(B20, 商 品 一 覧!$A$4:$C$14,3,FALSE)) =IF(E13="","",D13*E13) =IF(E20="","",D20*E20) =IF(F21>10000,0,IF(F21>=5000,300,500)) 25
第 2 章 のトレーニング ここでは VLOOKUP 関 数 や 日 付 / 時 刻 の 関 数 の 作 成 方 法 また IF 関 数 を 使 用 したネストについて 練 習 します STEP 1 Excel を 起 動 し ドキュメントフォルダから 2 章 トレーニング.xlsx ブックを 開 きましょう STEP 2 VLOOKUP 関 数 を 使 用 して 入 会 名 簿 に 種 別 No を 入 力 すると 会 員 種 別 表 からその 番 号 に 該 当 する 種 別 を 表 示 する 数 式 を 作 成 しましょう また 種 別 No を 変 更 すると 表 示 が 変 わることを 確 認 します 1 セル F6 から F26 に 会 員 種 別 表 (セル L6 から M9)から 種 別 No に 該 当 する 種 別 を 表 示 する VLOOKUP 関 数 を 作 成 し ます ( 検 索 範 囲 は 絶 対 参 照 にします) 2 セル E6 の 1 を 2 に 変 更 し セル F6 が ファミリー 会 員 に 変 更 されることを 確 認 します 3 セル E6 の 2 を 会 員 種 別 表 にはない 5 に 変 更 し エラー 値 #N/A が 表 示 されることを 確 認 します 4 セル E6 の 5 を 1 に 変 更 します STEP 3 セル H6 から H26 に DATE 関 数 を 使 用 して 2007 年 5 月 の 入 会 年 月 日 を 表 示 する 数 式 を 作 成 しましょう 日 にちは 入 会 日 (G 列 )のセルを 使 用 します STEP 4 セル I3 に NOW 関 数 を 使 用 して 現 在 の 日 付 と 時 刻 を 表 示 しましょう STEP 5 日 付 と 時 刻 を 表 示 する 表 示 形 式 が セル I3 の 数 式 を TODAY 関 数 に 変 更 しましょう 自 動 的 に 設 定 されます 1 セル I3 の 数 式 を 削 除 します 2 セル I3 に TODAY 関 数 を 使 用 して 現 在 の 日 付 を 表 示 します 3 セル I3 の 表 示 形 式 を 年 月 日 と 表 示 するように 変 更 します セル I3 には NOW 関 数 を 入 力 したときに 日 付 と 時 刻 を 表 示 する 表 示 形 式 が 設 定 されていますが TODAY 関 数 は 日 付 の 情 26
STEP 6 セル I6 から I26 に 入 会 日 (G 列 )のセルが 25 日 以 降 なら 無 料 10 日 以 降 なら 半 月 分 それ 以 外 なら 1 ヶ 月 分 と 入 会 月 会 費 を 表 示 する 数 式 を 作 成 しましょう STEP 7 セル J6 から J26 に セル I3 の 今 日 の 日 付 から 各 会 員 の 入 会 年 月 日 (H 列 )のセルを 減 算 する 数 式 を 入 力 し 継 続 日 数 を 求 め ましょう ( 今 日 の 日 付 は 絶 対 参 照 にします) STEP 8 セル I3 の 数 式 を 削 除 し 2007/6/3 と 入 力 して 継 続 日 数 が 再 計 算 されることを 確 認 し 元 に 戻 しましょう STEP 9 2 章 入 会 名 簿.xlsx というファイル 名 で ドキュメントフォルダ 内 の 保 存 用 フォルダに 保 存 しましょう STEP10 Excel を 終 了 しましょう 完 成 例 参 照 ) 完 成 フォルダ 内 の 2 章 入 会 名 簿 _ 完 成.xlsx ブック セル 数 式 セル 数 式 F6 =VLOOKUP(E6,$L$6:$M$9,2,FALSE) I6 =IF(G6>=25," 無 料 ",IF(G6>=10," 半 月 分 ","1ヶ 月 分 ")) F26 =VLOOKUP(E26,$L$6:$M$9,2,FALSE) I26 =IF(G26>=25," 無 料 ",IF(G26>=10," 半 月 分 ","1ヶ 月 分 ")) H6 =DATE(2007,5,G6) J6 =$I$3-H6 27
H26 =DATE(2007,5,G26) J26 =$I$3-H26 28