わかみず 会 第 325 回 2013 年 6 月 5 日 加 工 技 術 情 報 の 集 積 と 利 用 について 小 島 俊 雄 内 容 : 金 属 部 品 の 製 造 現 場 では 切 削 金 属 プレス 溶 接 等 様 々な 加 工 が 行 われています 製 造 業 では 自 社 技 術 情 報 の 蓄 積 共 有 が 行 われてきました インターネットも 利 用 されてい ます ウェブとXMLデータベースを 利 用 したシステムの 実 現 に 向 けた 勉 強 と 作 業 の 状 況 をご 紹 介 します 1 インターネット 上 の 加 工 技 術 情 報 の 現 状 2 XMLデータベースとソフトウェア 標 準 3 試 作 システムの 概 要 デモ 4 まとめと 今 後 1
加 工 技 術 データベース( 産 総 研 で1998から 継 続 ) http://www.monozukuri.org/db-dmrc/index.html 現 在 : 2001 年 から 開 始 15 加 工 分 野 残 されている 課 題 運 営 の 枠 組 み 追 加 更 新 のルール 利 用 のガイドライン 国 際 的 な 広 がりへの 対 応 有 償 / 無 償 XMLデータベース 化 ツールの 整 備 加 工 間 連 繋 加 工 複 合 基 本 は 技 術 情 報 の 充 実 2
参 考 : 機 械 部 品 の 加 工 法 各 加 工 の 組 合 せ や 複 合 方 式 も 存 在 する 除 去 加 工 切 削 研 削 研 磨 放 電 加 工 切 断 付 加 加 工 溶 接 塗 装 メッキ 変 形 加 工 ガス 溶 接 レーザ 溶 接 アーク 溶 接 不 定 形 材 変 形 加 工 鋳 造 射 出 成 形 粉 末 成 形 塑 性 加 工 圧 延 鍛 造 金 属 プレス 表 面 改 質 CVD/PVD 熱 処 理 溶 射 TIGアーク 溶 接 MIGアーク 溶 接 炭 酸 ガスアーク 溶 接 3
関 連 する 加 工 技 術 情 報 の 公 開 サイト( 例 示 ) 技 術 の 森 http://mori.nc-net.or.jp/eokpcontrol?&event=te0001 株 式 会 社 NCネットワークが 運 営 するQ&A 集 毎 日 十 件 程 度 の 質 問 オークマプレミアムネット http://www.okumamerit.com/premium/index.html オークマ 株 式 会 社 のサポートサイト 切 削 工 具 の 選 定 等 加 工 事 例 の 公 開 サービス 等 三 菱 マテリアル http://www.mitsubishicarbide.net/contents/mmc/ja/html/product/ technical_information/ 三 菱 マテリアル 株 式 会 社 加 工 事 業 カンパニーの 製 品 カタログ 技 術 情 報 サイト それぞれは 有 用 だが ユーザが 自 分 流 に 思 い 通 りには 使 えない 4
研 究 開 発 の 動 機 (90 年 代 末 ) 機 械 部 品 製 造 現 場 での 情 報 共 有 技 能 の 共 有 と 伝 承 支 援 の 高 度 化 インターネットやウェブの 急 速 な 発 展 連 繋 させたウェブアプリケーションプログラム 物 質 材 料 研 究 機 構 材 料 研 究 所 ( 略 称 NIMS) CCT 線 図 DB 熱 履 歴 計 算 プログラム 産 業 技 術 総 合 研 究 所 ものづくり 先 端 技 術 研 究 センター( 略 称 DMRC) 溶 接 事 例 データベース 産 業 技 術 総 合 研 究 所 海 洋 資 源 環 境 研 究 部 門 アーク 溶 接 時 の 溶 接 挙 動 動 画 百 合 岡 信 孝 博 士 / 新 日 本 製 鐵 ( 株 ) 炭 素 当 量 による 溶 接 条 件 計 算 Dr.Babu/Oak Ridge National Laboratory( 略 称 ORNL) 溶 接 強 度 硬 さの 予 測 2001 情 報 科 学 技 術 研 究 集 会 で 発 表 A B C A B C 加 工 アプリケーション 直 列 接 続 評 価 判 断 により 接 続 を 管 理 試 作 した 加 工 情 報 の 連 繋 加 工 アプリケーションデータの 標 準 化 でデータ 共 有 を 実 現 5
加 工 事 例 の 定 義 と 効 果 技 能 は 加 工 事 例 に 表 現 されている 加 工 事 例 をそのまま 利 用 すると 加 工 が 再 現 (?) 多 くの 加 工 機 械 は 自 動 化 され 加 工 条 件 が 自 動 記 録 設 定 値 が 多 く 作 業 者 による 最 適 加 工 条 件 の 設 定 調 整 が 困 難 条 件 変 化 させた 事 例 を 並 べることで 最 適 条 件 の 候 補 と 調 整 方 法 を 提 示. 事 例 比 較 による, 加 工 の 可 視 化 6
溶 接 加 工 事 例 の 情 報 構 造 メタデータ(DC) 材 料 情 報 (MatML (Dublin Core) (Material Markup Language) Psb 加 工 情 報 総 合 情 報 前 処 理 層 条 件 加 工 条 件 Pr 加 工 要 素 ( 溶 加 材,シールドガス) 後 処 理 機 械 情 報 評 価 強 度 ( 引 張, 曲 げ) Psa 硬 さ 内 部 欠 陥 加 工 後 の 材 料 情 報 ( 化 学 成 分,ミクロ 画 像 ) 7
Dublin Core 15の 基 本 要 素 ISO 15836:2003,2009 メタデータ 記 述 に 使 う 語 彙 Title タイトル 通 常 はあるリソースが 公 式 に 知 られる 名 前 を 指 す Creator Subject 制 作 者 リソースの 内 容 に 責 任 を 持 つもの テーマ リソースの 内 容 が 持 つトピック Description 詳 細 リソース 内 容 の 説 明 Publisher Contributor Date Type 提 供 者 リソースを 発 行 に 責 任 を 持 つもの 協 力 者 リソースの 内 容 に 協 力 するもの 日 付 ( 更 新 日 作 成 日 など) タイプ リソースの 内 容 が 持 つカテゴリ ジャンルなど Format フォーマット リソースが 持 つ 物 理 的 /デジタル 化 されている 性 質 Identifier Source Language 言 語 Relation 関 連 Coverage Rights 識 別 子 曖 昧 さのないものが 必 要 とされる URIやISBNなどが 相 当 する ソース リソースが 参 照 しているもの 範 囲 地 名 や 緯 度 経 度 などで 表 記 されるものや 日 付 管 理 している 範 囲 など 権 利 著 作 権 や 知 的 所 有 権 などの 権 利 に 関 する 情 報 を 記 述 する 参 考 : 国 会 図 書 館 ダブリンコアメタデータ 記 述 8
中 小 製 造 業 における 問 題 円 高 による 工 場 の 海 外 移 転 国 内 の 生 産 縮 小 少 子 高 齢 化 による 労 働 者 の 減 少 による 技 能 伝 承 問 題 職 種 別 人 数 450,000 400,000 金 属 加 工 従 事 者 の 推 移 総 就 業 者 数 約 6000 万 人 50,000,000 2010 年 工 国 作 勢 機 調 械 査 工 全 生 産 工 程 溶 作 接 業 者 溶 832 断 工 万 人 金 属 40,000,000 加 工 作 業 者 126 万 人 40 万 18 万 33 万 19 万 350,000 300,000 250,000 200,000 150,000 100,000 50,000 0 0 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 年 度 70,000,000 60,000,000 30,000,000 20,000,000 10,000,000 総 就 業 者 数 金 属 工 作 機 械 工 金 属 プレス 工 金 属 溶 接 溶 断 工 鉄 工, 製 缶 工 板 金 工 金 属 彫 刻 工 めっき 作 業 者 鋳 造 工 総 就 業 者 数 9
中 小 製 造 業 における 問 題 円 高 による 工 場 の 海 外 移 転, 国 内 不 況 少 子 高 齢 化 による 労 働 者 の 減 少 による 技 能 伝 承 問 題 金 属 溶 接 溶 断 189300 金 属 工 作 機 械 作 業 177500 板 金 98200 金 属 プレス 81100 鉄 工, 製 缶 73400 製 銑 製 鋼 非 鉄 金 属 製 錬 46300 鋳 物 製 造 鍛 造 45800 金 属 彫 刻 表 面 処 理 40800 その 他 509700 高 度 技 術 技 能 の 継 承 長 期 間 の 教 育 訓 練 守 破 離 ICTによる 支 援 技 術 技 能 の 基 本 実 現 の 支 援 全 生 産 工 程 作 業 者 832 万 人 金 属 加 工 作 業 者 126 万 人 (2010 年 国 勢 調 査 ) 10
ICTによる 技 術 技 能 の 基 本 実 現 の 支 援 - 現 場 作 業 者 による 問 題 解 決 をICTで 支 援 - 作 成 獲 得 登 録 利 用 評 価 更 新 作 成 ( 作 業 者 の 経 験 を 記 録 ) 獲 得 ( 本 プログラム サイトから) 計 算 情 報 閲 覧 結 果 の 吟 味 情 報 の 追 加 修 正 実 務 者 との 違 いがあると 思 っている 現 場 作 業 者 が 文 書 計 算 プログラム 画 像 情 報 を 自 分 で 処 理 動 作 確 認 のレベル 処 理 速 度 小 規 模 (トイレベル) PC(Windows)は 問 わない チュートリアル マニュアル 等 のガイドブック 自 習 用 の 道 具 立 ての 維 持 更 新 ウェブアプリケーションとしての 実 現 を 想 定 ラフスケッチの 試 作 実 装 と 効 果 の 評 価 11
ここまでのまとめ 加 工 技 術 情 報 の 集 積 と 利 用 手 がかりとして 加 工 事 例 に 着 目 現 場 で 直 接 利 用 可 能 な 情 報 インターネットの 普 及 やウェブ 技 術 の 進 展 画 像 情 報 の 利 用 を 含 めて 考 える 加 工 事 例 はXML オープンソースソフト 中 心 の 選 択 ウェブアプリケーションの 開 発 環 境 未 定 Light Language Ruby(トピックの 範 囲 外 ) DBMS XMLDB IBMのDB2 着 実 な 技 術 進 歩 を 背 景 に 適 正 なソフトウェアを 選 択 利 用 個 別 の 製 品 にできるだけ 依 存 しない 形 で 作 業 する 方 針! 2に 移 る 12
焦 点 の 一 つの 技 術 : XMLデータをブラウザ 表 示 ウェブブラウザが 処 理 するデータ 形 式 HTML5 (2014に 勧 告 になる 予 定 ) HTML + CSS + Jquery HTML5 CSS3 JavaScript 注 : XHTML(HTML) はXML 準 拠 だが CSSは 独 自 の 構 文 で XHTML 文 書 のレイアウトを 指 定 XML (アプリケーションのタグ 表 現 データ) XSLでウェブブラウザHTML 等 で 処 理 できる 形 式 に 変 換 XSLT XMLデータを 変 換 する 機 能 XSL-FO レイアウト 情 報 を 付 加 する 機 能 XQueryでウェブブラウザHTML 等 で 処 理 できる 形 式 に 変 換 次 に 続 く 13
CRUDを2 文 書 で 勧 告 1 XQuery 1.0(2007.01) 最 新 版 (2010.12) R 2 XQuery Update Facility 1.0 (2011.03) C_UD INSERT DELETE RENAME REPLACE TRANSFORM 1と2の 全 体 で 機 能 的 にSQLに 近 づいたと 考 えている 2は 1のXQuery 1.0の 文 法 に 単 純 に 付 加 した 形 式 である その 他 のW3C 文 書 ( 抜 粋 ) Extensible Markup Language (XML) 1.0 (1998.02) 注 : 本 文 では DTD 表 現 ではなく XML Schemaのみを 想 定 整 形 式 XML 文 書 well-defined XML document 妥 当 なXML 文 書 valid XML document 注 : XML Schemaで 検 証 可 能 0W3C XML Schema Definition Language (XSD) 1.1 (2004.10) Part 1: Structures 2012.04 Part 2: Datatypes 2012.04 3 Part 0: Primer 2004.10 注 : 2001 版 が XML Schemaの 最 初 の 勧 告 (?) 14
1995 2000 2005 2010 2015 HTML 1998 CSS 1994 XHTML 1999 HTML5 2014 JAVASRIPT 1995? アプリケーションの 立 場 調 査 分 野 絞 り 込 み XQueryX 2010 文 字 コードの 利 用 等 について 拡 張 1.0と1.1が 並 立 XQuery 2007 Update Facility 2011 XML 1998 XML Schema 2001 XML Schema 2004 XML Schema 2012 関 連 する 規 格 文 書 の 系 譜 注 :SGML/X3D/OWL 等 は 未 勉 強 15
3XML Schema(Part 0: Primer 2004.10に 沿 って) 注 : 61ページのXML Schema に 関 する 概 説 書 non-normative の 勧 告 発 注 書 の 例 題 に 沿 って 基 礎 名 前 空 間 複 数 ソースの 利 用 キーや 参 照 キーの 他 有 用 な 機 能 について 具 体 的 に 説 明 2XQuery Update Facility 1.0(2011.03) 64ページ INSERT DELETE REPLACE RENAME TRANSFORM サポートを 表 明 している 処 理 系 (システム)は 未 発 見 XQueryの 文 法 と 整 合 した( 単 純 に 拡 張 した) 記 述 を 定 義 注 : XQueryの 処 理 は 商 用 システムで 実 用 化 されている 人 の 理 解 には 有 用 であるが XML 形 式 ではないため XQueryXという 規 格 が2010 年 に 勧 告 されており 変 換 プログラムも 存 在 する 16
XQueryの 基 本 プロローグ 部 : 検 索 の 環 境 設 定 の 定 義 デフォールト 名 前 空 間 の 宣 言 等 ; で 分 離 db2 => xquery declare namespace a= http://www.monozukuri.org/dmrc-2003/matml30 ; XQueryであることの 目 印 検 索 本 体 部 : DB2に 固 有 な 部 分 継 続 行 の 目 印 db2 => for $i in db2-fn:xmlcolumn('case.description')/ a:matml_doc/a:material/a:bulkdetails/a:specification return $i XPathでを 用 いて 要 素 (ELEMENT)や 属 性 (ATTRIBUTE)を 特 定 つづく 17
FLWOR 形 式 の 検 索 for $ 変 数 名 in 式 let $ 変 数 名 := 式 where 式 order by 式 return 式 for は 以 降 の 処 理 の 対 象 を 指 定 するが その 結 果 が 変 数 ($を 付 ける)に 対 応 づける 具 体 的 には in の 次 で 指 定 する 式 で 複 数 のシーケンスを 指 定 する let は 次 で 指 定 する 式 を 変 数 へ 代 入 する where は 次 で 指 定 する 式 の 条 件 にマッチした 対 象 だけが 以 降 の 処 理 対 象 になる order by は 次 で 指 定 する 式 により 指 定 される 順 序 で 処 理 する return は 次 で 指 定 する 式 の 結 果 のシーケンスを 戻 す 注 : シーケンス はノードや 値 である (0) 3 1 2について 別 紙 へ 18
現 時 点 での 感 想 - 気 になっている 諸 点 XSLTはXMLで 記 述 されているが XQueryはXMLとは 異 なる 文 法 で 記 述 されている DTDに 対 してXML Schemaが 勧 告 となったと 異 なり XQueryはXML 記 述 ではない プログラム 記 述 の 容 易 さの 等 の 点 で 優 位 性 があるが XQueryXはごく 最 近 である UMLのダイアグラムのXML 定 義 ISO/IEC 19503:2005 XML Metadata Interchange (XMI)では OMGのモデリングUMLが 盛 り 込 まれているが 製 品 の 実 装 はないらしい STEP-XML 製 品 モデルデータのISO 標 準 の(CADデータの 交 換 共 有 )では 活 動 が 続 いて いるが 現 状 では 主 流 でないようである EXPRESSというモデル 記 述 言 語 と 比 較 するとき コストパフォーマンスでのメリットが 課 題 と 考 える MathML(Mathematical Markup Language) CML(Chemical ) SVG 活 動 が 継 続 され 進 展 しているものとそうでないものに 分 かれる ベンダーが どのように 関 わるか その 商 品 が 受 け 入 れられるか 否 かによるが 関 係 する 多 くの 技 術 が 求 職 に 進 展 する 中 で 判 断 することが 難 しい ベンダー ユーザへの 効 用 の 実 現 が 基 本 でその 寿 命 を 考 えたセンスが 重 要 標 準 規 格 への 活 動 については ビジョンとその 常 なる 吟 味 が 重 要 と 考 えている 19
XMLDBのXQueryによる 検 索 動 作 確 認 Wikipediaから データベース: 特 定 のテーマに 沿 ったデータを 集 めて 管 理 し 容 易 に 検 索 抽 出 等 の 再 利 用 をできるようにしたもので コンピュータ 上 で 1ファイルシステム 上 に 直 接 構 築 2データベース 管 理 システムを 用 いて 構 築 がある リレーショナルデータベース リレーショナルモデルに 基 づいて 開 発 されたデータベースで データベース 管 理 システムでは SQLの 利 用 が 一 般 的 である XMLデータベース XMLの 木 構 造 をそのままデータ 構 造 として 持 つデータベースで XPath XQuery を 利 用 して 検 索 するデータベースという 定 義 が 一 般 的 である 今 回 IBM-DB2 無 償 版 (DB2 Express-C 最 新 版 は10.5) 10.1.2を 利 用 XML Extender(9.5まで): CLOBまたはVARCHRでのデータ 保 管 等 purexml(9.7から): 木 構 造 でデータベースに 格 納 http://www-06.ibm.com/software/jp/data/db2/v9/xml/whatis.html 20
作 業 環 境 の 現 状 と 見 通 し IBM DB2 Express-C ( 無 償 版 ) IBM DataStudio の 利 用 を 想 定 Ruby 関 連 を 含 め 当 面 使 う 環 境 ウェブシステムをRubyで 進 めたいが 開 発 環 境 ( 学 習 環 境 )は 未 定 既 存 の 資 産 を 整 理 有 効 利 用 する 環 境 IBM Data Studio(Eclipseベース)の 利 用 XML Schema の 妥 当 性 の 検 査 プログラム 定 義 したSchemaの 妥 当 性 のチェックプログラム( 適 合 性 検 査 )( 未 使 用 ) 文 法 上 のチェックに 加 えて 体 系 が 適 用 する 分 野 を 適 切 にモデル 化 しているか 否 かの 検 査 が 必 要 であるが 例 題 のデータなしの 状 況 3に 移 る 21
アーク 溶 接 を 例 としたシステム 設 計 構 築 アーク 溶 接 の 欠 陥 が 大 きな 事 故 につながった 例 発 電 所 の 圧 力 容 器 ( 耐 熱 合 金 の 溶 接 部 ) アーク 溶 接 は 加 工 プロセスで 結 晶 構 造 の 変 化 プロセスが 原 理 現 場 での 加 工 作 業 を 伴 う 困 難 さ 種 々の 試 験 結 果 等 が 整 理 PQR 等 一 般 社 団 法 人 日 本 溶 接 協 会 による 資 格 中 小 製 造 業 では 新 材 料 ( 母 材 溶 接 棒 )の 利 用 を パートタイム 溶 接 作 業 者 という 位 置 づけも 多 いという 基 本 となる 加 工 条 件 アーク 電 圧 溶 接 電 流 溶 接 速 度 22
アーク 溶 接 と 溶 接 速 度 の 差 チタン 溶 接 速 度 4~6cm/min 銅 溶 接 速 度 14~16cm/min 23
主 な 溶 接 技 能 者 の 資 格 種 類 24
溶 接 技 能 者 の 資 格 取 得 試 験 学 科 試 験 (60%) 溶 接 の 一 般 知 識 溶 接 機 の 構 造 と 操 作 鉄 鋼 材 料 と 溶 接 材 料 溶 接 施 工 溶 接 部 の 試 験 と 検 査 溶 接 作 業 での 災 害 防 止 外 観 試 験 外 面 的 性 質 + 実 技 試 験 外 観 試 験 曲 げ 試 験 試 験 会 場 で 溶 接 実 技 を 行 う 試 験 片 を 切 り 出 して 試 験 曲 げ 試 験 内 面 的 性 質 25
XMLによる 溶 接 加 工 事 例 の 構 造 メタデータ(DC) 材 料 情 報 (MatML (Dublin Core) (Material Markup Language) Psb 加 工 情 報 総 合 情 報 前 処 理 層 条 件 加 工 条 件 Pr 加 工 要 素 ( 溶 加 材,シールドガス) 後 処 理 機 械 情 報 評 価 強 度 ( 引 張, 曲 げ) Psa 硬 さ 内 部 欠 陥 加 工 後 の 材 料 情 報 ( 化 学 成 分,ミクロ 画 像 ) 26
溶 接 事 例 の 検 索 動 作 と 画 面 27
アーク 電 圧 アーク 溶 接 の 基 本 条 件 による 数 値 比 較 溶 接 電 流 溶 接 速 度 28
PQR 型 ( 溶 接 施 工 法 確 認 試 験 型 ) 溶 接 加 工 事 例 の 表 示 溶 接 条 件 規 定 の 大 きさの 板 を 突 き 合 わせて 溶 接 し, その 中 から 試 験 片 を 切 り 出 して 右 のよう な 試 験 を 行 う. JIS Z3040 溶 接 試 験 XML 加 工 結 果 ( 外 観, マクロ 写 真, ミクロ 組 織, 硬 さ, 引 張 試 験, 曲 げ 試 験, 靭 性 試 験, 化 学 成 分 ) 29
外 観 画 像 の 視 覚 的 検 索 手 法 Eagle Search 既 知 の 溶 接 条 件 未 知 の 条 件 30
純 チタンの 溶 接 溶 接 時, 酸 素 の 混 入 により 継 手 強 度 が 劣 化 する. シールドガスをトーチ,アフター,バ ックで 行 い, 溶 接 速 度 をぎりぎりまで 遅 くする. ( 大 気 中 酸 素 濃 度 21% 21000ppm) アフターシールドガス トーチシールドガス バックシールド 31
純 チタンの 溶 接 ビードが 酸 化 しやすい. 厚 さの 異 なる 酸 化 膜 によって, 多 様 な 色 に 発 色 する. 銀 金 紫 青 白 400 500 600 700 800 900 温 度 [ ] 400 以 下 になるまで, 大 気 にあてないように ゆっくりシールドする 32
純 チタンのTIGアーク 溶 接 のビード 検 索 33
データの 更 新 34
事 例 における 溶 接 欠 陥 の 改 善 方 法 加 工 結 果 ( 外 観 写 真 ) 改 善 方 法 35
既 知 の 溶 接 条 件 未 知 の 条 件 ユーザ 事 例 と 照 合 欠 陥 の 対 策 方 法 36
溶 接 技 能 検 定 における 外 観 写 真 事 例 規 定 の 大 きさの 板 を 突 き 合 わせて 溶 接 し, まず 外 観 試 験, 更 に 試 験 片 を 切 り 出 して 曲 げ 試 験 を 行 う 加 工 結 果 ( 外 観 写 真 ) 外 観 良 好 事 例 47 件 波 形 形 状 欠 陥 事 例 50 件 + 新 規 事 例 115 件 溶 接 条 件 37
作 業 者 からのフィードバックを 登 録 かつては 評 価 及 び 質 問 のアンケートが ついていた 体 制 の 縮 小 に 伴 い 廃 止 へ 計 画 の 検 討 38
参 考 文 献 資 料 内 で 参 照 したサイト 以 外 の 情 報 源 C. M. Saracco: Query XML data that contains namespaces https://www.ibm.com/developerworks/data/library/techarticle/dm-0611saracco/ 下 佐 粉 昭 / 野 間 愛 一 郎 / 久 保 俊 彦 / 高 橋 賢 司 :XML-DB 開 発 実 技 コース, 翔 泳 社,(2008) IBM Data Studio 入 門 DB2 運 用 管 理 の 新 GUIツール, http://www.ibm.com/developerworks/jp/data/library/optim/ data_studio_intro/download.html, (2011) H. Garcia-Molina, J. D. Ullman, J. Widom: DATABASE SYSTEMS The Complete Book (Second Edition), Pearson Prentice Hall, 2009 ネットによる 情 報 提 供 教 育 サイト http://www.w3schools.com/ ものづくり 先 端 技 術 研 究 センター: 加 工 事 例 記 述 のためのXML 定 義 スキーマ 及 びその 設 計 書 第 1 版, 産 業 技 術 総 合 研 究 所 DMRCレポート,6,(2005) 39
4 まとめと 今 後 2003 年 までの 作 業 をレビューし 現 時 点 での 技 術 動 向 の 調 査 を 行 った 加 工 事 例 について 別 定 義 スキーマやスキーマなしの 加 工 事 例 記 述 でXQueryを 含 めた 評 価 システム 開 発 環 境 整 備 とシステムの 更 新 評 価 W3C 関 連 の 勉 強 XMLやXMLDB 関 係 の 動 向 を 含 めた 概 要 を 規 格 文 書 (XQueryXを 含 む)をベースに 調 査 ご 討 論 ご 指 摘 ありがとうございました 今 後 ともご 指 導 をお 願 い 申 し 上 げます 40