会 議 録 平 成 26 年 7 月 30 日 作 成 平 成 30 年 3 月 末 日 廃 棄 会 議 名 京 都 府 東 山 警 察 署 協 議 会 ( 第 1 回 ) 開 催 日 平 成 26 年 6 月 27 日 ( 金 曜 日 ) 時 間 午 後 2 時 から 午 後 4 時 05 分 までの 間 (125 分 ) 場 所 京 都 府 東 山 警 察 署 出 席 者 宮 野 会 長 加 藤 委 員 土 倉 委 員 井 上 委 員 榊 原 委 員 鍵 村 委 員 水 内 委 員 楠 木 委 員 ( 欠 席 中 西 副 会 長 ) 計 8 人 署 長 副 署 長 会 計 課 長 警 務 課 長 生 活 安 全 課 長 地 域 課 長 刑 事 課 長 交 通 課 長 警 備 係 長 広 聴 係 長 計 10 人 諮 問 事 項 1 特 殊 詐 欺 について 2 サイバー 犯 罪 について 司 会 会 長 1 会 長 挨 拶 2 署 長 挨 拶 3 会 議 (1) 特 殊 詐 欺 について ( 委 員 ) 交 番 相 談 員 のいたわりテレフォンについては 振 り 込 め 詐 欺 と 勘 違 いす る 高 齢 者 もいるので 民 生 委 員 と 一 緒 に 高 齢 者 宅 を 回 ってはどうか ( 警 察 ) 交 番 相 談 員 は 交 番 の 警 察 官 が 事 件 事 故 等 の 取 扱 いにより 空 き 交 番 に ならないように 配 置 し 地 理 教 示 や 簡 単 な 届 け 出 を 受 理 したり 地 元 のパ トロール 等 に 参 加 をして 連 絡 役 をしてもらうために 設 置 された その 後 会 議 交 番 でできることを 検 討 し 高 齢 者 に 限 定 して 犯 罪 や 事 故 等 に 遭 わな 内 容 いように 啓 発 する 目 的 でいたわりテレフォンを 行 うようになった 経 緯 があ る 高 齢 者 を 対 象 とした 犯 罪 に 関 し すぐにいたわりテレフォンで 連 絡 を 行 い 被 害 に 遭 わないように 警 察 官 の 業 務 を 補 完 する 措 置 を 行 っている ( 委 員 ) 本 当 に 警 察 からの 電 話 かどうか 心 配 している 人 もいる ( 警 察 ) いたわりテレフォンの 内 容 も 皆 さんの 御 意 見 を 踏 まえて 地 域 課 長 の 方 で 検 討 し お 金 を 渡 さないという ポイントを 絞 ったいたわりテレフォ ンをさせるように 検 討 していきたい ( 委 員 ) 月 輪 学 区 では いたわりテレフォンについて 民 生 委 員 や 福 祉 委 員 が 交 番 相 談 員 と 一 緒 に 話 し 合 いを 持 ち その 結 果 を 直 接 高 齢 者 宅 に 連 絡 して 回 っ
た また 2 年 ほど 前 から 交 通 課 のおまわりさんと 一 緒 に 高 齢 者 宅 を 回 っ て 警 察 からの 話 を 各 家 庭 にしているので 高 齢 者 に 対 する 浸 透 はしてい ると 思 う ( 警 察 ) 地 元 に 密 着 しているのは 民 生 委 員 であるので 先 ほどのモデル 地 区 の 話 は 民 生 委 員 の 方 と 警 察 区 役 所 消 防 と 一 緒 に 活 動 しようということで あり ネットワーク 協 議 会 のような 新 たな 組 織 を 作 ろうと 検 討 している ( 委 員 ) 地 域 住 民 としてお 手 伝 いしたいと 思 う ( 警 察 ) どこにも 相 談 されない 人 が 被 害 に 遭 う 詐 欺 の 手 口 はどんどん 変 わって おり 通 り 一 遍 の 啓 発 活 動 では 防 ぐことは 難 しいが 何 とか 対 策 はとってい きたい ( 委 員 ) 八 坂 地 区 の 場 合 は 月 に 一 回 の 民 生 委 員 と 社 会 福 祉 協 議 会 との 会 食 会 の 際 に 交 番 相 談 員 に 来 てもらって 顔 なじみになり お 年 寄 りに 安 心 してもら っている ( 警 察 ) この 交 番 相 談 員 制 度 も 地 域 に 定 着 化 し 勤 務 員 の 方 も 同 じ 交 番 を 再 任 さ れる 方 が 多 い 警 察 としても 本 人 の 要 望 を 聞 き 優 先 的 に 配 置 している ( 委 員 ) いたわりテレフォンをかける 際 には 安 心 を 得 られるような 電 話 のかけ 方 というのを 検 討 していただき 高 齢 者 の 方 が 自 分 たちの 安 心 のためだと いうことが 感 じられるような 電 話 としていただきたい 会 議 ( 委 員 ) 交 番 相 談 員 制 度 は 非 常 に 有 難 く 不 在 がちであった 渋 谷 交 番 にも ここ 内 容 数 年 は 誰 かがいるということで 安 心 している 以 前 ニュースで 見 たが ある 高 齢 男 性 の 場 合 電 話 を 留 守 番 電 話 ではなく この 電 話 は 特 殊 詐 欺 防 止 のために 録 音 をさせていただきます というアナウンスが 流 れるよう にしたところ 電 話 が 激 減 したというものがあった そういうものはない か ( 委 員 ) それについては 貸 し 出 しがあると 聞 いたことがある 東 山 署 にはないの か ( 警 察 ) 署 にそのような 貸 し 出 しできるものはない ( 委 員 ) 品 物 は1 万 円 位 のものと 聞 いている ある 市 町 村 で 貸 し 出 しをして 二 度 と 詐 欺 の 電 話 がかかってこなくなったとも 聞 いている ( 警 察 ) 現 時 点 では 府 の 予 算 の 関 係 で 貸 し 出 しは 難 しいと 思 われる 警 察 とし ては NTTがこの 種 の 対 応 に 伴 う 機 器 を 取 り 扱 っていることから 相 談 者 に 教 示 等 を 行 っている ( 委 員 ) そういう 設 備 が 嫌 いな 人 もいるのではないか ( 警 察 ) 高 齢 者 の 中 には 機 器 に 対 する 拒 否 反 応 を 持 つ 方 や そのような 機 械 は 邪 魔 くさいという 方 もおられる ( 委 員 ) 操 作 が 堪 能 な 人 なら 自 分 の 電 話 機 で アナウンスを 入 れるという 方 法 もあるのではないか ( 委 員 ) テープの 中 に 録 音 されます という 言 葉 があるだけで 効 果 があると 聞 く もっと 普 及 するようになればいい いろんな 市 町 村 で 貸 し 出 しがある とも 聞 いているので 東 山 区 役 所 にもお 願 いしたいと 思 う
(2) サイバー 犯 罪 について ( 委 員 ) 携 帯 電 話 が 普 及 して 中 学 生 くらいの 子 どもが スマートフォンを 持 っ ているのを 見 る 正 しい 使 い 方 や 操 作 を 学 ばずに 使 っており 親 にしても 実 情 を 見 ずに 子 どもに 渡 しているのが 現 状 だと 思 う ( 委 員 ) 親 がスマートフォンに 対 する 知 識 不 足 で 何 をしているのかが 判 らず 子 どもが 勝 手 に 操 作 している 気 がする ( 警 察 ) 私 の 子 どももインターネットをしているが 子 どもが 閲 覧 した 履 歴 を 出 してみせると 子 どもは 驚 いていた やはり 親 が 見 てやらなければならない と 思 う ( 委 員 ) 子 どもが 何 をしているのか 親 が 詳 しく 判 らないところが 問 題 点 だと 思 う ( 警 察 ) 今 中 学 高 校 でも 危 機 意 識 を 持 っており 様 々な 指 導 を 行 っている 様 々な 犯 罪 に 巻 き 込 まれる 面 も 多 いが 一 番 多 いのがいじめである 最 悪 の 場 合 自 殺 に 追 い 込 まれることもある また 女 の 子 が 出 会 い 系 サイト で 性 的 被 害 に 遭 うというケースもあり 教 育 現 場 では 危 機 感 を 持 っている 警 察 としても 本 部 のサイバー 犯 罪 対 策 課 が 学 校 からの 依 頼 を 受 けて サイバー 被 害 防 止 教 室 を 行 っている ( 委 員 ) 大 学 生 が 高 校 生 を 高 校 生 が 中 学 生 らを 教 えるといった 教 育 をしている 会 議 地 域 があるというのをテレビで 見 た 大 学 生 が 実 際 に 経 験 したことを 高 校 内 容 生 に 教 えるというのは より 説 得 力 がある それと スマートフォンばか り 触 っていると 学 力 に 影 響 が 出 るというのも 聞 いた ( 委 員 ) 去 年 東 山 の 人 づくり 委 員 会 で 携 帯 電 話 のことについて 保 護 者 にも 知 ってもらおうと 幼 稚 園 や 小 学 校 など 各 学 校 を 回 り 専 門 の 先 生 から 講 演 をしていただいた 興 味 を 持 って 聞 いてくれるようになった ( 委 員 ) 大 学 では 情 報 倫 理 を 持 たせるため 入 学 時 に 独 自 のチェックをしている 倫 理 的 なものを 含 めテストをしているが 実 際 には 大 学 生 のレベルでは もう 遅 い また 高 校 生 に 情 報 提 供 するには スマートフォンでないとだめ だと 現 場 の 高 校 の 先 生 も 言 っている 警 察 では 中 学 生 を 対 象 とした 出 前 講 義 があると 聞 いたが どのようなものか ( 警 察 ) 中 学 生 高 校 生 を 対 象 としたスマートフォンの 取 扱 い 講 義 だけでなく 小 学 生 を 対 象 とした 万 引 き 防 止 教 室 等 も 行 っている ( 委 員 ) 情 報 倫 理 それとスマートフォンの 使 い 方 だけではなくて ベースとな る 家 庭 での 一 般 的 な 注 意 を 指 導 していかなければならない ( 委 員 ) 昨 年 の 東 山 区 での 人 づくり 委 員 会 では 家 庭 での 注 意 点 について 保 護 者 に 講 演 を 行 ったが 売 春 の 金 額 を1 万 円 と 書 くのではなく 暗 号 で 書 いたり 自 分 のブログにアクセスをしてもらうために 自 分 の 裸 の 写 真 をアップ した 者 もいるという 実 態 を 話 したが 保 護 者 は 現 実 をほとんど 知 らなかっ た ( 委 員 ) 携 帯 電 話 がない 時 代 は 友 達 は 家 に 電 話 をしてくるので 電 話 で 話 をした ときに ちゃんと 受 け 答 えができる 子 なのか 判 るが 今 は 中 学 生 くらいか
ら 携 帯 電 話 で 直 接 話 をするので 全 く 判 らない ( 委 員 ) 大 学 では 授 業 の 休 講 などの 連 絡 をネットで 行 っているのではないか うちの 娘 のときは 全 てネットで 連 絡 等 をやっていた ( 委 員 ) 保 護 者 の 方 で 娘 と 連 絡 が 取 れないから 娘 のお 友 達 の 連 絡 先 を 教 えて ほしいと 大 学 に 電 話 がかかってくることがある 友 達 はだれか 尋 ねると けいこちゃん としか 答 えない 正 式 の 名 前 も 知 らず 探 しようもない 最 低 限 親 子 でそのような 話 をしておくよう 指 導 している ( 委 員 ) 普 通 のコンピューターなら ソフトウエアがサポート 中 止 になれば 替 え なさいという 連 絡 があるが スマートフォンでもあるのか ( 警 察 ) スマートフォンのOSはアップデートの 通 知 がくる ( 委 員 ) サポートが 終 了 したスマートフォンのOSというのはあるのか ( 警 察 ) スマートフォンのOSは アンドロイドというのとアップル 社 の2つが あるが 両 方 とも 更 新 はしているので 大 丈 夫 と 思 う ( 委 員 ) コンピューターでいうウィルスチェックのようなものはスマートフォン にもあるのか ( 警 察 ) スマートフォンにもウィルスソフトの 携 帯 版 などがある アンドロイド OSとアップル 社 は 両 方 ともOSのアップデートは 定 期 的 にしている ( 委 員 ) 写 真 には 位 置 情 報 などが 付 いており 誤 ってそのまま 送 ると 情 報 も 一 緒 に 送 ってしまうことになる 会 議 ( 委 員 ) ラインはインターネットと 同 じ 回 線 を 使 っているのか 内 容 ( 警 察 ) ラインが 怖 いのは 電 話 のデータが 抜 かれる 可 能 性 があるということで ある たとえばある 人 の 電 話 帳 に 私 の 電 話 が 載 っていた 場 合 それらを 全 部 抜 き 出 し マッチングをした 後 ラインから 連 絡 が 来 る 可 能 性 がある ( 委 員 ) IDやパスワードまで 抜 かれると 事 件 被 害 に 遭 うおそれがある 子 ども のスマートフォンは 稼 働 率 が 高 いからどのようなセキュリティをさせれば いいか ( 委 員 ) 今 の 若 い 親 はスマートフォンを 使 いこなせているのではないか ( 警 察 ) 今 どこサーチ というのが 便 利 であり 子 どもの 居 場 所 がわかるもの がある 遠 くから 通 学 している 子 どもが 今 どの 駅 を 通 過 した 等 の 情 報 を 得 ることができる ( 委 員 ) GPSは 便 利 だと 思 う 東 山 では 特 にお 年 寄 りが 多 いことから 持 たせる と 良 いと 思 うが お 年 寄 りはスマートフォンを 使 えないから 普 通 の 携 帯 を 持 たすということになってしまう ( 警 察 ) スマートフォンについては 便 利 な 機 能 を 有 している 反 面 逆 に 情 報 が 漏 れるという 危 険 性 も 高 いので 今 後 も 啓 発 をしていきたい (3) その 他 ( 委 員 ) 自 転 車 の 違 反 があっても 注 意 をしない 警 察 官 もいるがなぜか ( 警 察 ) 署 として 教 養 はしているが 泥 棒 を 捕 まえる 目 的 を 持 って 警 らをしてい る 場 合 や 事 件 事 故 の 現 場 に 向 けっている 場 合 等 それぞれの 目 的 意 識 か ら 自 転 車 を 注 意 しない 場 合 が 考 えられる 自 転 車 の 取 締 りは 必 要 な 人 数
を 確 保 した 上 で 集 中 して 実 施 し 啓 発 活 動 を 行 っている ( 委 員 ) 青 パトに 乗 って 走 ると 自 転 車 のマナー 違 反 がよく 目 に 付 く しかし 注 意 をしても 直 してくれる 人 は 少 なく いずれトラブルになるかもしれな い 人 によって 感 じ 方 はいろいろであり 広 報 活 動 もどこまでやれるのか が 課 題 である ( 警 察 ) 青 パトはボランティアなので 住 民 の 交 通 マナーの 向 上 に 主 眼 を 置 いて いただき 一 般 的 な 指 導 にとどめ 事 故 のないようにお 願 いしたい ( 委 員 ) 青 パトには 相 手 にいうことを 聞 かせる 権 限 がない しかし 1か 月 に 1 回 くらい 警 察 官 と 一 緒 に 回 るのも 一 つの 方 法 であると 思 っている ( 委 員 ) 南 座 前 川 端 四 条 交 差 点 の 信 号 は スクランブル 交 差 点 でないのなら 歩 車 分 離 でなく 普 通 の 信 号 の 方 が 良 いのではないか ( 警 察 ) 交 通 事 故 防 止 の 原 則 は 歩 車 分 離 であり 川 端 四 条 交 差 点 は 通 行 する 人 が 多 いため 歩 車 分 離 の 信 号 としている なお 交 差 点 の 角 に 京 阪 電 車 の 出 入 口 があることからスクランブル 横 断 はできない 構 造 となっている 会 議 ( 委 員 ) 観 光 の 時 期 には 川 端 通 りが 渋 滞 して 動 かない 時 がある 内 容 ( 警 察 ) 歩 車 分 離 信 号 に 変 えてから 人 身 事 故 は 発 生 していない 変 えたことに より 交 通 事 故 も 減 少 している 安 全 という 面 では 確 保 できていることか ら 御 理 解 をいただきたい ( 委 員 ) 祇 園 町 の 高 齢 者 でスクランブルでないことが 判 らず この 信 号 は 壊 れ ている と 言 い 渡 っている 人 もいたが 最 近 は 判 ってもらえている ( 委 員 ) 確 かに 渋 滞 するので できるだけ 通 らないようにしている ( 委 員 ) 師 団 街 道 に 歩 車 分 離 信 号 を 付 けてもらったが 守 らない 人 が 非 常 に 多 い 警 察 官 に 注 意 しに 来 てもらうことは 可 能 か ( 警 察 ) 信 号 機 の 設 置 等 については 住 民 の 総 意 を 聞 き 検 討 するので 御 意 見 があれば 伺 いたい 信 号 を 守 らない 人 がいるという 理 由 で 全 ての 信 号 機 に 警 察 官 を 配 置 することは 物 理 的 にできない 今 後 悪 質 な 信 号 無 視 が 行 われる 交 差 点 については 情 報 を 上 げていただければ 指 導 取 締 りを 行 っていきたいと 考 えている 4 閉 会 の 辞 以 上