転 職 志 向 が3 年 連 続 増 加 男 性 の 家 庭 生 活 重 視 伸 びる 当 社 では 例 年 3 月 から4 月 にかけて 県 内 企 業 の 新 入 社 員 を 対 象 に 意 識 調 査 を 実 施 している 今 年 は 584 名 から 有 効 回 答 を 得 た 新 入 社 員 の5 割 以 上 が 就 職 した 企 業 に 定 年 まで 勤 めたい と 回 答 す るなど 安 定 志 向 は 根 強 いものの 約 2 割 は 転 職 も 人 生 の 選 択 肢 に 入 れており 年 々 増 加 する 傾 向 にあ る また 今 年 の 大 きな 特 徴 として 男 性 の 家 庭 生 活 重 視 が 大 きく 増 加 し 男 女 間 の 差 が 一 気 に 縮 まった 調 査 名 : 新 入 社 員 意 識 調 査 調 査 時 期 :3 月 28 日 ( 月 )~4 月 14 日 ( 木 ) 調 査 対 象 : 当 社 開 催 の 新 入 社 員 研 修 に 参 加 した 新 入 社 員 有 効 回 答 数 :584 名 < 男 性 318 人 (54.5%) 女 性 266 人 (45.5%)> 入 社 動 機 は 資 格 や 能 力 が 発 揮 できそう が 最 多 で4 割 入 社 を 決 めた 主 な 動 機 は 何 か ( 複 数 回 答 )を 尋 ねたところ 今 年 も 自 分 の 資 格 や 能 力 が 発 揮 できそう (40.9%)が 最 も 多 く 昨 年 より 0.9 ポイント 増 加 した 次 いで 多 い 企 業 イメージがよい は 25.8%と 2.0 ポイント 減 少 自 分 の 資 格 や 能 力 を 発 揮 できそう は 増 加 傾 向 にある 一 方 企 業 イ メージがよい は 2013 年 (31.0%)をピークに 減 少 傾 向 がうかがえる また これから 発 展 しそ う (17.0%)が 昨 年 より 3.5 ポイント 増 加 しており 企 業 の 将 来 性 を 重 視 する 姿 勢 も 見 受 けられる 男 女 別 でみると 男 女 とも 自 分 の 資 格 や 能 力 が 発 揮 できそう が 最 も 多 くなったが 女 性 (45.2%) が 男 性 (37.3%)を 8 ポイント 近 く 上 回 った 逆 に 男 性 は 業 績 がしっかりしている (22.8%) こ れから 発 展 しそう (20.6%)で 女 性 を 10 ポイント 前 後 上 回 った 図 1 入 社 を 決 めた 主 な 動 機 上 位 10 項 目 ( 複 数 回 答 ) 2016 年 2015 年 2014 年 0 5 10 15 20 25 30 35 40 45 自 分 の 資 格 や 能 力 が 発 揮 できそう 企 業 イメージがよい 業 績 がしっかりしている 18.1 19.2 19.0 25.8 27.8 26.7 40.9 40.0 38.2 会 社 のある 場 所 がよい 17.5 17.3 16.5 これから 発 展 しそう 17.0 13.5 14.4 先 生 に 勧 められた 11.2 13.7 12.2 通 勤 の 都 合 9.6 9.2 11.7 親 戚 知 人 などの 紹 介 9.5 7.8 7.6 福 利 制 度 厚 生 施 設 が 充 実 している 8.2 8.7 8.2 転 勤 がない 7.7 7.7 7.3 1 / 8
自 信 が 持 てるのは 協 調 性 意 欲 やる 気 責 任 感 社 会 人 として 必 要 なもののうち あなたが 自 信 を 持 てるもの ( 複 数 回 答 )を 尋 ねたところ 協 調 性 (29.2%)が 最 も 多 く 3 年 ぶりに 大 きく 増 加 に 転 じた 2015 年 (29.8%)に 続 いて3 割 近 くに 達 した 次 いで 意 欲 やる 気 (25.3%) 責 任 感 (24.1%)と 続 き いずれも 増 加 した 最 多 となった 協 調 性 を 挙 げる 割 合 は 近 年 男 性 より 女 性 が 高 くなる 傾 向 が 続 いていたが 今 年 は 女 性 28.0%に 対 し 男 性 30.2%と 男 性 が 2.2 ポイント 上 回 った 図 2-1 あなたが 自 信 を 持 てるもの 上 位 10 項 目 ( 複 数 回 答 ) 2016 年 2015 年 2014 年 0 5 10 15 20 25 30 35 協 調 性 意 欲 やる 気 責 任 感 忍 耐 力 社 交 性 体 力 継 続 力 集 中 力 柔 軟 性 根 性 23.7 25.3 22.2 22.8 24.1 20.7 23.6 20.3 20.8 22.2 19.1 17.4 19.1 14.7 15.3 14.8 14.5 16.3 15.4 13.7 14.4 11.5 14.4 12.4 11.5 13.2 29.2 29.8 図 2-2 あなたが 自 信 を 持 てるもの( 複 数 回 答 )[ 男 女 別 ] 35.0 男 性 女 性 30.0 30.2 28.0 27.2 25.0 24.5 23.8 23.8 20.0 20.3 17.6 21.2 19.2 18.4 16.1 11.611.5 12.5 11.1 11.3 11.1 13.0 10.0 6.1 8.8 6.4 5.0 0.0 3.9 2.7 柔 軟 性 社 交 性 主 体 性 協 調 性 責 任 感 創 造 力 忍 耐 力 集 中 力 継 続 力 根 性 意 欲 やる 気 3.8 体 力 知 識 技 能 資 格 0.3 0.8 2 / 8
働 きがい 仕 事 が 面 白 いと 感 じる 時 が 約 7 割 どのような 時 に 働 きがいを 感 じると 思 うか ( 複 数 回 答 )を 尋 ねたところ 仕 事 が 面 白 いと 感 じ る 時 (68.1%)が 最 も 多 く 10 年 以 上 にわたってトップとなっている 2 番 目 の 職 場 の 雰 囲 気 が 良 いと 感 じる 時 (49.0%)は 前 年 より 4.3 ポイント 増 加 した 図 3 どのような 時 に 働 きがいを 感 じるか( 複 数 回 答 ) 2016 年 2015 年 2014 年 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0 70.0 80.0 仕 事 が 面 白 いと 感 じる 時 68.1 70.2 68.5 職 場 の 雰 囲 気 が 良 いと 感 じる 時 49.0 44.7 45.6 給 料 ボーナスをもらう 時 24.9 26.3 26.0 社 会 に 貢 献 していると 感 じる 時 24.2 20.8 23.4 自 分 を 理 解 してくれる 上 司 がいる 時 16.4 15.8 17.6 昇 進 昇 格 する 時 6.7 6.9 4.4 同 僚 と 競 争 している 時 4.2 1.8 4.3 1.6 2.1 1.3 どんな 仕 事 も 一 生 懸 命 に が7 割 仕 事 が 自 分 に 合 わないときはどうするか を 尋 ねたところ 例 年 どおり どんな 仕 事 でも 一 生 懸 命 やる (69.0%)が 最 も 多 くなったものの 昨 年 より 1.6 ポイント 低 下 し 近 年 減 少 傾 向 にある 一 方 上 司 と 話 し 合 ってその 仕 事 を 変 えてもらう (10.0% 10.6%) 転 職 する (3.0% 5.9%)は 増 加 傾 向 にある どんな 仕 事 でも 一 生 懸 命 やる 上 司 と 話 し 合 ってその 仕 事 を 替 えてもらう 図 4 仕 事 が 自 分 に 合 わないときはどうするか 好 きな 仕 事 なら 一 生 懸 命 やるが 嫌 いな 仕 事 はそこそこに 転 職 する 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 2016 年 69.0 11.6 10.6 5.9 2.9 2015 年 70.6 12.7 10.0 3.0 3.6 2014 年 76.9 9.5 7.4 4.3 1.9 3 / 8
管 理 職 にこだわらない が 最 多 となるも 5 年 連 続 で 減 少 社 会 人 としてどのような 道 を 進 みたいか を 尋 ねたところ いろいろな 仕 事 を 経 験 したいが 管 理 職 にはこだわらない (30.9%)が 最 も 多 くなったものの 5 年 連 続 で 減 少 した 次 いで いろ いろな 仕 事 を 経 験 し 部 下 を 持 つような 管 理 職 になりたい (25.7%) 一 つの 分 野 を 勉 強 し そ の 道 の 専 門 職 になりたい (22.7%)が 続 いた 男 女 別 でみると 男 性 は 管 理 職 になりたい (35.9%)が 最 も 多 いものの 4 年 ぶりに 減 少 した 女 性 は 管 理 職 にはこだわらない (33.7%)が 最 多 だが 4 年 連 続 で 減 少 また 専 門 職 になりた い (24.9%)が2 番 目 に 多 く 6 年 連 続 で 男 性 の 割 合 を 上 回 り 女 性 の 専 門 職 志 望 は 根 強 い 図 5 社 会 人 としてどのような 道 を 進 みたいか いろいろな 仕 事 を 経 験 し 部 下 を 持 つような 管 理 職 になりたい 一 つの 分 野 を 勉 強 し その 道 の 専 門 職 になりたい 特 に 考 えていない いろいろな 仕 事 を 経 験 したいが 管 理 職 にはこだわらない 管 理 職 にも 専 門 職 にもならず 一 般 社 員 でよい 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 2016 合 計 25.7 30.9 22.7 6.3 13.4 1.0 2015 合 計 25.0 33.8 22.2 6.4 11.5 1.1 1.6 2016 男 性 35.9 28.5 20.8 1.3 2.6 2015 男 性 39.3 27.0 18.8 10.9 1.5 2016 女 性 13.4 33.7 24.9 15.3 0.8 2015 女 性 9.3 41.3 26.0 10.6 12.2 0.6 4 / 8
よい 仕 事 があれば 転 職 は 増 加 傾 向 定 年 まで 勤 めたいか を 尋 ねたところ そうしたい (52.0%)が 最 も 多 いものの 前 年 比 5.3 ポイント 減 と5 年 ぶりに 減 少 した 一 方 で 他 によい 仕 事 があれば 転 職 する (19.3%)が3 年 連 続 で 増 加 増 加 幅 も 年 々 大 きくなっている 依 然 として 安 定 志 向 は 根 強 いものの 転 職 への 意 欲 は 高 まる 傾 向 にあるようだ 女 性 では 結 婚 したらやめる (10.9%)が 前 年 比 -0.2 ポイントと2 年 ぶりに 減 少 子 供 ができ たらやめる (13.7%)は4 年 連 続 で 減 少 した 結 婚 出 産 後 も 働 くという 女 性 の 割 合 は 近 年 増 加 する 傾 向 にあり 少 子 高 齢 化 が 課 題 となる 中 で 育 児 休 業 など 子 育 て 支 援 制 度 の 充 実 や 制 度 を 利 用 しやす い 職 場 環 境 など 実 情 に 即 した 社 会 的 サポート 体 制 の 構 築 が 求 められる 図 6 定 年 まで 勤 めたいか そうしたい いやになったらやめる 他 によい 仕 事 があれば 転 職 する いずれ 独 立 したい 結 婚 したらやめる 子 どもができたらやめる 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 2016 合 計 52.0 5.3 19.3 5.7 5.1 6.4 6.2 2015 合 計 57.3 4.4 17.4 4.1 5.3 7.2 4.3 0.3 2016 男 性 61.4 4.9 20.5 7.8 4.9 2015 男 性 68.6 2.1 19.1 6.5 0.3 3.8 3.1 2016 女 性 40.6 5.9 18.0 10.9 13.7 7.8 1.6 2015 女 性 44.9 7.0 15.6 11.1 4.8 5 / 8
男 性 の 家 庭 生 活 重 視 大 きく 増 加 会 社 仕 事 と 家 庭 生 活 のどちらを 重 視 するか をたずねたところ 家 庭 生 活 重 視 が 65.2%と 昨 年 より 6.4 ポイント 増 加 した 特 に 男 性 は 64.8%と 昨 年 の 54.8%から+10.0 ポイントと 大 きく 増 加 し 3 年 連 続 で 前 年 を 上 回 った 女 性 は 65.6%と 前 年 比 2.2 ポイント 増 男 女 の 差 が 一 気 に 縮 まった 04 年 からみると 長 期 的 には 家 庭 生 活 を 重 視 する 女 性 は 減 少 ののち 横 ばいだが 男 性 は 近 年 増 加 する 傾 向 にある 90.0 図 7 家 庭 生 活 を 重 視 する 割 合 男 女 の 割 合 の 差 ( 女 性 - 男 性 )( 右 目 盛 ) 全 体 男 性 女 性 40.0 80.0 70.0 60.0 50.0 77.2 76.9 78.8 77.2 70.0 71.4 72.7 72.0 66.0 66.7 66.8 62.9 79.4 75.8 68.7 69.6 62.4 60.2 19.2 72.4 64.4 57.4 64.6 65.0 67.4 67.2 63.4 59.6 61.4 58.9 60.4 58.8 58.4 55.4 52.4 54.6 54.8 65.6 65.2 64.8 35.0 30.0 25.0 20.0 40.0 30.0 20.0 14.3 10.9 12.1 10.4 13.4 9.2 6.6 12.6 8.6 10.0 10.0 0.0 5.0 0.8 0.0 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 ( 年 ) 6 / 8
資 格 取 得 を 目 指 すが 約 半 数 自 分 自 身 の 技 能 や 能 力 アップのために どのような 勉 強 が 必 要 か ( 複 数 回 答 )を 尋 ねたところ 資 格 を 取 得 する (46.1%)が 最 も 多 く 次 いで パソコンスキルを 向 上 させる (32.0%) セミ ナーに 参 加 する (28.0%)となった 資 格 を 取 得 する では 建 築 士 ( 一 級 二 級 ) 簿 記 危 険 物 取 扱 者 施 工 管 理 技 士 ( 一 級 二 級 ) 等 業 種 によって 具 体 的 な 資 格 名 の 回 答 が 多 くあった また 外 国 語 を 勉 強 する で 具 体 的 記 述 があったのは 英 語 が 108 人 で 最 も 多 く 次 いで 中 国 語 22 人 フランス 語 4 人 となった 図 7 能 力 アップのために 必 要 だと 思 う 勉 強 ( 複 数 回 答 ) 2014 年 2015 年 2016 年 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0 資 格 を 取 得 する 46.1 44.2 45.2 セミナーに 参 加 する 28.0 26.7 29.0 パソコンスキルを 向 上 させる 32.0 34.2 35.9 外 国 語 を 勉 強 する 23.7 23.0 26.7 5.1 5.5 6.0 特 に 必 要 とは 思 わない 4.6 4.4 8.1 7 / 8
初 めての 給 料 は 家 族 へのプレゼント 預 金 初 めての 給 料 の 使 い 道 ( 複 数 回 答 )を 尋 ねたところ 家 族 などにプレゼントする (65.1%) が 最 も 多 く 次 いで 預 金 する (51.0%) 自 分 の 身 の 回 り 品 を 買 う (39.6%)となった 自 分 の 身 の 回 り 品 を 買 う は 昨 年 より 5.4 ポイント 増 加 預 金 する は 3.1 ポイント 増 友 人 とのつき 合 いに 使 う も 1.7 ポイント 増 と それぞれ3 年 連 続 で 増 加 した 家 族 への 感 謝 を 形 にしつつ 自 分 の ために 使 おうという 気 持 ちも 強 まっているようだ 図 9 初 任 給 の 使 い 道 ( 複 数 回 答 ) 2016 年 2015 年 2014 年 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0 70.0 80.0 自 分 の 身 の 回 り 品 を 買 う 34.2 34.4 39.6 記 念 になるものを 買 う 6.3 5.4 9.5 スポーツや 趣 味 旅 行 レジャー 等 に 使 う 14.6 12.3 12.6 家 族 などにプレゼントする 65.1 64.3 67.9 友 人 とのつき 合 いに 使 う 12.0 20.8 19.1 預 金 する 41.0 51.0 47.9 英 会 話 や 資 格 取 得 など 自 己 啓 発 の 費 用 に 使 う 3.8 2.6 2.9 2.7 2.5 2.6 理 想 の 上 司 は 松 岡 修 造 さん 天 海 祐 希 さん 理 想 とする 上 司 像 を 有 名 人 に 例 えると をたずねたところ 男 性 上 司 は 元 プロテニス 選 手 の 松 岡 修 造 さんが 37 人 ( 男 性 15 人 女 性 22 人 )と 昨 年 まで 10 年 連 続 1 位 のイチローさんを 上 回 って 初 めて1 位 となった 女 性 上 司 では 女 優 の 天 海 祐 希 さんが 60 人 ( 男 性 26 人 女 性 34 人 )で7 年 連 続 の1 位 となった その 有 名 人 を 選 んだ 理 由 では 松 岡 修 造 さんは 率 先 して 手 本 を 見 せてくれそう 厳 しく 指 導 してもらえそう 面 倒 見 がよく 何 でも 相 談 できそう が 各 12 人 で 最 も 多 く 次 に 目 標 ややり 方 をはっきり 示 してくれそう が 10 人 天 海 祐 希 さんは 頼 りになりそう が 27 人 で 最 も 多 く 次 いで 面 倒 見 がよく 何 でも 相 談 できそう (20 人 )となった 表 理 想 とする 上 司 像 (2016 年 ) 男 性 の 上 司 回 答 数 ( 人 ) 順 位 女 性 の 上 司 回 答 数 ( 人 ) 松 岡 修 造 37 1 天 海 祐 希 60 イチロー 31 2 澤 穂 希 34 明 石 家 さんま 14 3 真 矢 みき 15 本 田 圭 佑 13 4 篠 原 涼 子 11 4 マツコ デラックス 13 5 北 川 景 子 10 以 上 8 / 8