MAA4050-Y009 送 風 機 取 扱 説 明 書 R Vベルト 駆 動 用 取 扱 説 明 書
送 風 機 取 扱 説 明 書 はじめに このたびは 昭 和 電 機 の 送 風 機 快 流 をお 買 い 上 げいただきましてありがとうございます 昭 和 電 機 は 送 風 機 集 じん 機 の 専 門 メーカーとして 流 れの 技 術 と 回 転 機 の 技 術 を コアに 製 品 作 りに 努 めてきました 快 流 シリーズは このコア 技 術 にもとづいた 高 性 能 省 エネルギー 形 の 軸 流 送 風 機 です 本 機 の 性 能 が 十 分 に 発 揮 され 長 期 間 故 障 なく 安 全 に ご 使 用 いただくために この 取 扱 説 明 書 にしたがった 正 しい 取 り 扱 いをお 願 いします こ の 取 扱 説 明 書 は 大 切 に 保 管 してご 活 用 ください 本 書 の 対 象 機 種 本 書 では 下 記 の 送 風 機 の 設 置 から 使 用 方 法 までを 説 明 しています 送 風 機 の 種 類 シリーズ ( 動 翼 可 変 形 軸 流 ファン ) 送 風 機 の 型 式 A V - 部 分 の 記 号 は 送 風 機 の 大 きさや 組 み 合 わされる 電 動 機 およ び 性 能 などの 仕 様 によって 変 わります 詳 しくはP.5の 型 式 記 号 の 種 類 と 意 味 を 参 照 ください 送 風 機 の 駆 動 方 式 Vベルト 駆 動 形 本 書 中 のマークについて 本 書 中 のマークには 次 の 意 味 があります 誤 った 取 り 扱 いをしたときに 死 亡 や 重 傷 に 結 びつく 可 能 性 のあることを 説 明 しています 誤 った 取 り 扱 いをしたときに 傷 害 または 物 的 損 害 に 結 び つくことを 説 明 しています してはいけないことを 表 しています 気 をつけていただきたいことを 表 しています 必 ずしなければならないことを 表 しています - 1 -
目 次 ページ 1. 安 全 上 の 注 意 - 3-2. 製 品 の 概 要 - 5-2.1 型 式 記 号 の 種 類 と 意 味 - 5-2.2 製 品 の 構 造 および 名 称 - 6-3. 荷 受 時 - 7-3.1 荷 受 時 の 荷 降 ろしと 製 品 の 確 認 - 7-3.2 移 動 運 搬 - 7-3.3 設 置 までの 保 管 - 7-4. 設 置 - 7-4.1 据 付 - 7-4.2 ダクトの 接 続 - 7-4.3 電 動 機 (モータ)の 取 付 - 8-4.4 試 運 転 - 10-5. 運 転 - 11-5.1 運 転 および 保 守 点 検 - 11-5.2 潤 滑 油 の 補 給 - 12-5.3 ベルトの 管 理 - 12-5.4 休 止 および 停 止 後 の 再 運 転 - 12-6. 軸 受 の 回 転 音 について - 13-7. 保 証 - 13-8. 故 障 の 原 因 と 対 策 - 14 - お 問 い 合 わせ 窓 口 裏 表 紙 - 2 -
1. 安 全 上 のご 注 意 危 険 な 気 体 の 吸 込 および 危 険 場 所 への 設 置 厳 禁 本 機 は 防 爆 構 造 品 ではありません 可 燃 性 気 体 の 吸 い 込 み および 爆 発 性 雰 囲 気 の 場 所 で 運 転 すると 静 電 気 電 気 機 器 金 属 の 接 触 な どのスパークによって 爆 発 する 恐 れがあります 送 風 機 またはダクトの 吸 込 口 吐 出 口 への 金 網 の 取 付 け 送 風 機 の 吸 込 口 吐 出 口 にダクトが 付 かない 場 合 や ダクトを 取 付 けてもその 端 が 開 放 の 場 合 は 必 ず 金 網 を 付 けてください 金 網 がないと 身 体 や 物 が 吸 い 込 まれたり 吸 い 込 まれたものが 飛 び 出 し 大 事 故 の 原 因 となります 吐 出 口 付 近 に 顔 を 近 づけない 送 風 機 に 吸 い 込 まれた 小 さなチリ 等 が 吐 出 口 から 高 速 で 飛 び 出 して くることがあります それらが 目 に 入 ると 失 明 などの 恐 れがありま すので 吐 出 口 付 近 には 顔 を 近 づけないでください ガードを 取 り 外 しての 運 転 は 厳 禁 ベルトガードを 取 り 外 しての 運 転 は 手 や 衣 服 が 巻 き 込 まれ 人 身 事 故 の 原 因 となります つり 上 げは 必 ずつり 位 置 表 示 のあるつり 穴 を 使 用 すること 指 示 以 外 の 場 所 をつり 上 げると 送 風 機 の 変 形 や 転 倒 落 下 事 故 の 原 因 となります インバータ 等 による 増 速 はしない 回 転 体 にかかる 遠 心 力 や 風 圧 による 力 が 増 大 し 羽 根 車 の 破 損 や 電 動 機 の 過 負 荷 による 焼 損 などの 原 因 となる 恐 れがあります - 3 -
ダクト 配 管 などは 抵 抗 を 極 力 少 なくしてスムースに 風 が 流 れるよう に 配 管 してください ダクトをふさいだような 状 態 で 運 転 すると 失 速 運 転 状 態 になる 場 合 があり 羽 根 車 ブレードに 異 常 振 動 が 発 生 して 羽 根 車 破 損 事 故 につながる 恐 れがあります ダクトの 荷 重 を 送 風 機 に 伝 えないでください 送 風 機 が 変 形 して 回 転 体 の 接 触 による 火 災 や 破 損 事 故 の 原 因 となります 送 風 機 やダクトの 周 囲 に 振 動 や 風 圧 によって 転 倒 や 落 下 するものが ないようにしてください 事 故 になる 恐 れがあります 電 動 機 の 配 線 は 電 気 設 備 技 術 基 準 および 内 線 規 定 にもとづいて 有 資 格 者 が 施 工 してください ( 電 動 機 の 取 扱 説 明 書 もご 参 照 ください) 試 運 転 の 前 には 接 続 したダクト 内 ケーシングや 吸 込 口 吐 出 口 付 近 に 工 事 時 の 残 材 料 ボルト ナットや 工 具 などがないことを 必 ずご 確 認 ください 異 物 が 残 ったまま 運 転 しますと 吸 い 込 みや 飛 び 出 し 事 故 破 損 事 故 の 原 因 となる 恐 れがあります 送 風 機 の 上 には 乗 らないでください 送 風 機 の 変 形 破 損 や 作 業 者 の 転 落 事 故 の 恐 れがあります 標 準 品 は 常 温 空 気 以 外 の 気 体 を 吸 い 込 ませるとベルトの 劣 化 および 軸 受 の 故 障 や 羽 根 車 の 破 損 の 原 因 となる 恐 れがあります ( 常 温 空 気 : 温 度 -10 ~40 相 対 湿 度 90% 以 下 ) 固 形 物 粉 じん 液 体 の 吸 引 はできません 破 損 事 故 の 原 因 となります インバータ 等 により 減 速 する 場 合 本 体 およびその 周 辺 ダクトや 基 礎 との 共 振 などが 原 因 で 特 定 の 周 波 数 ( 回 転 速 度 )で 振 動 増 加 または 音 が 発 生 することがあります そのようなとき はその 周 波 数 は 避 けてご 使 用 ください 本 送 風 機 は 定 格 回 転 速 度 でのみ 出 荷 検 査 * を 行 って います それ 以 外 の 周 波 数 でのご 使 用 を 保 証 するものではありません * 特 注 品 部 品 などは 運 転 検 査 ができない 場 合 があります 動 翼 可 変 形 についてのご 注 意 本 送 風 機 は 羽 根 車 ブレード 取 付 角 度 を 変 えることにより 多 様 な 性 能 を 発 揮 しますが お 客 様 でブレード 取 付 角 度 を 変 えると 下 記 の 要 因 から 不 具 合 が 発 生 することが 考 えられ 破 損 事 故 にいたる 恐 れもあります ブレード 取 付 角 度 はお 客 様 のご 要 求 性 能 に 合 わせて 工 場 でセット していますが 角 度 変 更 が 必 要 な 場 合 は 弊 社 サービスマンがおうか がいして 変 更 させていただきます ( 有 償 サービス) 詳 しくは 最 寄 りの 支 店 営 業 所 までお 問 い 合 わせください 角 度 変 更 による 不 具 合 発 生 要 因 動 力 が 増 加 して 電 動 機 が 過 負 荷 となり 焼 損 する 場 合 がある ブレードの 取 付 位 置 が 入 れ 代 わると 回 転 体 のバランスに 狂 いが 生 じる 角 度 変 更 が 不 均 一 だと 流 れに 異 常 がおこり 異 音 や 振 動 が 発 生 し 故 障 の 原 因 となる ナット 締 付 が 不 十 分 だとナットにゆるみが 生 じ ガタツキによる 故 障 の 原 因 となる - 4 -
送 風 機 をインバータで 運 転 する 際 の 注 意 事 項 1 標 準 の 電 動 機 では 運 転 できない 場 合 があります 絶 縁 強 化 されていない400V 級 の 電 動 機 は サージ 電 圧 により 絶 縁 劣 化 を 起 こします 電 動 機 の 温 度 上 昇 に 余 裕 がない 場 合 電 動 機 の 許 容 負 荷 GD2に 余 裕 がない 場 合 2 3 市 販 のインバーターは 工 場 出 荷 時 送 風 機 に 適 した 設 定 になっていません 最 低 限 次 の 設 定 値 は 変 更 して 下 さい 基 底 周 波 数 送 風 機 の 定 格 周 波 数 に 合 わす(50Hz 又 は 60Hz) 最 高 周 波 数 送 風 機 の 定 格 周 波 数 に 合 わす 最 高 出 力 電 圧 電 動 機 定 格 電 圧 に 合 わす 上 限 周 波 数 送 風 機 の 定 格 周 波 数 に 合 わす 下 限 周 波 数 25~30Hz( 電 動 機 冷 却 特 性 による) V/f 特 性 2 乗 低 減 トルクに 変 更 その 他 注 意 事 項 標 準 の 送 風 機 は 増 速 運 転 はできません 特 定 の 周 波 数 で 送 風 機 の 構 成 部 品 (ベルト ケーシング 等 )の 振 動 が 増 加 する 場 合 が あります キャリア 周 波 数 等 他 の 設 定 値 を 変 更 しても 解 消 しない 場 合 は 共 振 点 の 可 能 性 が あるためジャンプ 周 波 数 の 設 定 をして 回 避 してください 防 振 架 台 (ゴム スプリング 等 )に 設 置 されている 場 合 周 波 数 を 下 げると 共 振 周 波 数 となる 場 合 があります その 際 はジャンプ 周 波 数 のセットをして 回 避 してください( 送 風 機 電 動 機 それぞれ 個 別 に 影 響 する 場 合 があります) キャリア 周 波 数 を 高 くした 場 合 漏 れ 電 流 が 多 くなり 漏 電 ブレーカーが 働 く 場 合 が あります インバーターの 出 力 電 源 は 電 動 機 以 外 の 用 途 には 仕 様 しないでください 2. 製 品 の 概 要 2.1 型 式 記 号 の 種 類 と 意 味 標 準 仕 様 の 型 式 記 号 の 種 類 と 意 味 は 下 表 の 通 りです なお 型 式 は 送 風 機 本 体 (ケーシング) 側 面 の 製 品 ネームプレート( 銘 板 )に 表 示 しています 1 2 3 4 5 6 7 8 9 記 号 A 1 V 6 E - 4 1 2 例 記 号 の 意 味 記 号 の 種 類 と 内 容 A 機 種 軸 流 ファ ン タイプ ( 電 動 機 回 転 速 度 ) 1 2 低 騒 音 形 ( 低 速 仕 様 ) 高 圧 形 ( 高 速 仕 様 ) D V 駆 動 方 式 電 動 機 直 結 Vベル ト 駆 動 式 ケーシンク 口 径 (mm) 100 タイプ( 電 動 機 回 転 速 度 ) 記 号 と 電 動 機 極 数 の 組 合 せは 以 下 の 通 りです 記 電 動 機 極 数 号 小 型 機 口 径 7 以 下 大 型 機 口 径 7 超 1 4P 6P 2 2P 4P - 5 - 電 動 機 出 力 ( kw ) - 性 能 番 号 (ブレード 角 度 番 号 ) 電 圧 (V) 3 4 300 400 A B 0.4 0.75 1 2 1 2 200 230 5 500 C 1.5 3 小 3 346 6 600,630 D 2.2 4 4 380 風 量 7 700,710 E 3.7 5 5 400 8 800 F 5.5 6 大 6 460 9 900 G 7.5 7 10 1000 H 11 I 15 J 18.5 K 22 L 30 M 37 N 45 周 波 数 (Hz) 1 50 2 60
2.2 製 品 の 構 造 および 名 称 2.2.1 分 解 構 造 図 および 部 品 表 番 部 品 名 材 質 番 部 品 名 材 質 1 エンドカバー A1050P 8 ファン 側 プーリ FC200 常 温 仕 様 耐 熱 仕 様 温 度 仕 様 による 構 造 の 違 い 2 ホルダ SS400,SPHC 等 9 ホルダ SS400,SPHC 等 3 羽 根 車 AC4A,AC4C,FC200 等 10 ベルトガード SS400,SPHC 等 4 軸 受 SUJ2 等 11 電 動 機 - 5 軸 S45C 12 電 動 機 側 プーリ FC200 6 ケーシング SS400,SPHC 等 13 V-ベルト ゴム 7 電 動 機 ベース SS400,SPHC 等 注 1) 上 の 分 解 構 造 図 は 常 温 仕 様 の 代 表 的 な 例 を 示 しています 製 品 によっては 図 と 異 なる 場 合 があります 注 2) 本 体 のみ 仕 様 (= 電 動 機 を 付 属 しない)の 場 合 部 品 11~13 番 は 付 属 しません 2.2.2 オプション サイレンサ : 騒 音 を 約 10dB 低 減 します * 吸 込 ベルマウス : 吸 込 側 開 放 でご 使 用 の 場 合 性 能 維 持 のため 取 り 付 けてく ださい 吸 込 金 網 : 吸 込 側 開 放 でご 使 用 の 場 合 安 全 確 保 のため 取 り 付 けてく ださい サイレ 送 風 機 サイレ 吸 込 ベル 吸 込 ンサ 本 体 ンサ マウス 金 網 * 減 音 量 は 設 置 条 件 により 変 わります - 6 -
3. 荷 受 3.1 荷 受 時 の 荷 降 ろしと 製 品 の 確 認 製 品 は 十 分 に 検 査 し 合 格 したものを 出 荷 していますが 製 品 をお 受 け 取 りの 際 は 次 のことを ご 確 認 ください * 注 文 通 りの 送 風 機 か * 輸 送 中 の 破 損 変 形 などの 異 常 はないか * 付 属 品 はそろっているか *ボルトやナットのゆるみはないか 3.2 移 動 運 搬 移 動 運 搬 のためつり 上 げる 場 合 は 必 ずつり 位 置 表 示 のあるつり 穴 をご 使 用 ください また 1 点 でのつり 上 げは 危 険 ですので 避 けてください つり 上 げ 作 業 は 有 資 格 者 が 行 ってくださ い 3.3 設 置 までの 保 管 設 置 まで 保 管 しておく 場 合 は 保 管 場 所 が 屋 内 であっても 全 体 を 防 水 シート 等 で 覆 ってください ( 屋 外 仕 様 でも 同 じ)また 軸 受 などのさび 防 止 のため 1 カ 月 に 1 度 羽 根 車 を 10 回 転 程 度 手 回 ししてください 手 回 し 時 には 手 を 巻 きこまれないよう ご 注 意 ください 4. 設 置 4.1 据 付 4.1.1 据 付 場 所 の 選 定 本 機 は 次 のような 場 所 に 設 置 してください 常 温 で 結 露 しない 場 所 ( 温 度 -10 ~40 相 対 湿 度 90% 以 下 ) 日 常 点 検 メンテナンスのしやすい 場 所 屋 内 で 雨 水 のかからない 場 所 振 動 のない 安 定 した 場 所 危 険 な 薬 品 のない 場 所 4.1.2 基 礎 と 据 付 標 準 形 の 送 風 機 は 水 平 に 据 え 付 けてください (タテ 形 仕 様 は 特 注 品 となります) 基 礎 コンクリート 量 の 目 安 としては 送 風 機 質 量 の 3 倍 が 適 当 です * 詳 細 はとび 土 工 コンクリート 工 事 業 者 とお 打 合 せ 下 さい 架 台 上 に 取 付 ける 場 合 は 頑 丈 な 構 造 を 有 する 面 に 取 付 けてください 送 風 機 と 基 礎 面 にすき 間 ができた 場 合 はライナ 板 (すき 間 を 埋 める 鋼 板 )を 入 れてすき 間 を 埋 め 送 風 機 のガタツキがないことを 確 認 した 後 に 基 礎 ボルトを 締 め 付 けてください ボルト ナットは 確 実 に 締 め 付 けてください 防 振 ( 伸 縮 ) 継 手 の 保 持 用 ボルトや 防 振 ベースの 固 定 金 具 等 輸 送 時 の 保 護 用 部 品 を 取 り 外 してください 4.2 ダクトの 接 続 ファンの 前 後 には 取 り 外 し 可 能 な 保 守 点 検 用 ダクトと 点 検 口 を 取 付 けてください (ダクトの 取 り 外 し 点 検 をするスペースを 設 けてください) 吸 込 吐 出 のダクト 開 口 部 には 安 全 対 策 として 金 網 を 取 付 けてください ( 金 網 はオプション 付 属 品 ) ダクトの 配 管 が 不 適 切 だと 抵 抗 の 増 加 で 風 量 が 不 足 するだけでなく 失 速 運 転 状 態 となり 破 損 事 故 にいたる 危 険 があります 以 下 の 点 に 注 意 して 配 管 を 施 工 願 います - 7 -
(1) 伸 縮 継 ぎ 手 を 使 用 される 場 合 は 適 度 に 張 りを 与 えてください 特 に 吸 込 側 では 伸 縮 継 ぎ 手 が 負 圧 で 収 縮 しない よう 収 縮 防 止 用 補 強 リングをいれて 必 要 最 小 限 の 長 さにしてください (2) 小 さな 曲 率 のエルボにはコーナーベーンを 取 付 けてください (3) 急 拡 大 急 縮 小 は 避 けてください (4) 吸 込 開 放 の 場 合 性 能 維 持 のための 吸 込 ベルマ ウスを 取 付 けてください (5) 吐 出 開 放 の 場 合 性 能 維 持 のためのディフュー ザを 取 付 けてください (6) 吸 込 出 口 を 壁 に 近 づけての 設 置 は 避 けてください 4.3 電 動 機 (モータ)の 取 付 け( 本 体 のみ 仕 様 の 場 合 ) 電 動 機 側 プーリ 4.3.1 組 み 付 け 各 部 品 の 名 称 は6ページの 分 解 構 造 図 を 参 照 してください 必 要 な 電 動 機 電 動 機 側 プーリ Vベルトを 準 備 してくだ さい ファン 側 プーリと 電 動 機 側 プーリは 右 図 のように 正 確 に 心 出 し をしてください 心 が 狂 ったまま 運 転 しま すと 軸 受 の 異 常 振 動 や Vベルト プーリ 軸 受 の 耐 久 性 が 著 しく 低 下 します ベルトの 張 り 調 整 は 次 のようにしてください 張 り 調 整 を 怠 ると 故 障 の 原 因 となります なお ベルトの 張 り 調 整 は 電 動 機 ベースを 止 めている 調 整 ナットで 行 ってください 調 整 ナット X Vベルト ファン 側 プーリ X 0 であること - 8 -
ベルトの 張 り 方 手 順 1 スパンの 計 算 まずベルトのスパン(l)を 求 めてください スパンはベルトが 電 動 機 側 プーリとファン 側 プーリとに 接 触 している 部 分 の 長 さです 手 順 2 たわみの 計 算 たわみ 荷 重 を 与 えた 時 そのたわみ(δ)を 右 式 で 求 めてください 手 順 3 たわみ 荷 重 の 測 定 ベルトスパンの 中 央 にたわみ 荷 重 (P)を 与 えます その 時 のたわみδmm が 手 順 2で 計 算 した 値 になったときのたわみ 荷 重 の 値 を 読 み 取 ります たわみ 荷 重 の 測 定 にはテンションメーターな どを 使 用 されると 便 利 です l スパン δ = たわみ (D-d) 2 = C 2-4 δ l l : スパン (mm) C : 軸 間 距 離 (mm) D : 大 プーリ 径 (mm) d : 小 プーリ 径 (mm) 0.016 l δ : たわみ l : スパン P (mm) (mm) D 手 順 4 張 り 調 整 読 み 取 ったたわみ 荷 重 が 次 表 のたわみ 荷 重 に なるように ベルトの 張 りを 調 整 してくださ い d C たわみの 荷 重 表 ベルト たわみ 荷 重 P(N/ 本 ) 小 フ ーリ 径 の 範 囲 の 新 しいベルトを 張 りなおしを (mm) 最 小 値 種 類 張 るとき するとき M 形 38~50 4.9 6.9 6.9 65~80 7.8 11.8 9.8 A 形 81~90 8.8 13.7 11.8 91~105 10.8 16.7 13.7 106~ 11.8 17.6 15.7 B 形 3V 形 5V 形 115~135 136~160 161~ 67~90 91~115 116~150 151~300 180~230 231~310 311~400 13.7 17.6 18.6 17.6 19.6 22.5 25.5 57.8 69.6 82.3 20.6 26.5 28.4 24.5 28.4 33.3 38.2 85.3 103.9 121.5 ( 注 )3V,5V 形 の 小 プーリ 径 の 範 囲 は 呼 び 径 で 表 示 しています 17.6 22.5 24.5 21.6 25.5 29.4 33.3 74.5 90.2 105.8-9 -
ベルトの 張 り 不 足 や 張 り 過 ぎによって 異 常 現 象 が 起 こりますが その 見 分 け 方 を 次 表 に 示 します ベルトの 異 常 現 象 張 り 不 足 の 場 合 の 現 象 張 り 過 ぎの 場 合 の 現 象 スリップする 発 熱 する 横 転 する 振 動 する ゴムが 老 化 してひび 割 れが 発 生 する 側 面 が 磨 耗 する ベルトがプーリ 上 で 変 形 し 寿 命 が 低 下 する 正 発 熱 する 軸 受 が 発 熱 する ベルトは 実 運 転 に 入 って 20~30 時 間 後 ベルトがプーリになじんだ 時 点 でもう 一 度 張 り の 微 調 整 を 行 ってください ベルトの 張 りが 終 了 すれば 安 全 のためにベルトガードを 必 ず 取 付 けてください 4.3.2 電 気 配 線 電 気 配 線 は 電 気 設 備 技 術 基 準 および 内 線 規 定 にもとづいて 有 資 格 者 が 施 工 してく ださい 本 機 の 電 源 は 本 体 側 面 の 製 品 ネームプレート( 銘 板 ) を 確 認 して 指 定 の 電 源 をご 使 用 く ださい 異 なった 電 源 で 運 転 しますと 故 障 の 原 因 となり 危 険 です 電 源 の 漏 電 遮 断 機 ブレーカーは 起 動 時 の 電 流 に 合 うものを 選 定 してください 感 電 防 止 のため アースも 必 ず 接 続 してください 電 動 機 の 取 扱 説 明 書 も 合 わせてご 参 照 ください 送 風 機 の 回 転 方 向 が 正 しくなるように 配 線 してください ( 詳 細 4.4 項 参 照 ) 4.4 試 運 転 変 形 試 運 転 に 入 る 前 に 必 ず 下 記 の 点 検 を 行 い 異 常 のないことを 確 かめてから 起 動 してください ダクト 内 ケーシング 内 や 吸 込 口 吐 出 口 付 近 に 工 事 時 の 残 材 料 ボルト ナットや 工 具 など がないこと 据 え 付 け 状 態 にガタツキがなく ボルト ナットの 締 め 忘 れがないこと 輸 送 時 の 保 護 用 部 品 が 取 外 されているか 確 認 してください 吸 込 吐 出 開 放 の 場 合 金 網 が 取 付 けられていること 電 気 配 線 を 確 認 すること 上 記 各 事 項 に 異 常 の 無 いことが 確 認 できたら スイッチを 一 度 入 れてすぐに 切 り( 寸 動 ) 異 常 振 動 や 接 触 音 がないことを 確 認 すると 同 時 に 回 転 方 向 を 目 視 確 認 してください ( 回 転 方 向 は 本 体 にシール 表 示 ) なお 回 転 方 向 が 逆 の 場 合 本 送 風 機 では 流 れが 逆 向 きになります 回 転 方 向 が 逆 の 場 合 は 元 電 源 を 切 った 後 電 源 ケーブル 3 本 のうち2 本 を 入 れ 替 えて 再 度 運 転 し 回 転 方 向 を 確 認 してください 本 製 品 では 送 風 機 の 回 転 方 向 や 電 動 機 の 取 付 方 向 に 種 類 があるため 配 線 方 法 が 電 動 機 端 子 箱 の 表 記 と 異 なる 場 合 があります また 電 線 の 色 と 電 源 の 相 は 電 力 会 社 により 異 なる 場 合 がありますので 色 を 合 わせても 逆 回 転 になる 場 合 があ ります 電 源 の 初 期 投 入 時 は 必 ず 回 転 方 向 を 確 認 してください 寸 動 で 異 常 がなければ 連 続 回 転 させ 異 常 音 がないこと および 振 動 値 と 電 流 値 を 測 定 記 録 し て 正 常 範 囲 であることを 確 認 してください 正 式 な 運 転 に 入 る 前 に 付 属 の 指 定 グリースを 補 給 してください (5.2 項 参 照 ) なお 風 量 調 整 ダンパを 使 用 する 場 合 最 初 はダンパを 全 開 にして 運 転 開 始 後 徐 々に 開 度 を 絞 ってください ダンパを 絞 っていく 過 程 で 急 に 騒 音 振 動 の 増 加 や 圧 力 低 下 などの 変 化 が あった 場 合 その 開 度 から 締 め 切 り 側 は 失 速 運 転 となるため 使 用 できません ダンパによる 風 量 調 整 は 範 囲 が 限 られ かつ 上 記 のような 判 断 が 必 要 です 風 量 調 整 にはブレード 取 付 角 度 変 更 または 回 転 数 の 変 更 を 推 奨 します - 10 -
5. 運 転 5.1 運 転 および 保 守 点 検 送 風 機 の 稼 動 開 始 後 は 定 期 的 に 保 守 点 検 を 行 ってください 運 転 当 初 から 以 下 の 項 目 について 日 常 の 点 検 を 行 い 記 録 することにより 異 常 を 早 く 発 見 でき トラブルを 未 然 に 防 ぐことができ ます 保 守 点 検 は 経 験 者 または 訓 練 を 受 けた 方 が 安 全 を 確 認 して 実 施 してください 電 動 機 につ いては 電 動 機 の 取 扱 説 明 書 により 実 施 してください 状 態 点 検 部 品 点 検 点 検 項 目 推 奨 点 検 周 期 3ヶ 月 6ヶ 月 12ヶ 月 点 検 内 容 ガタツキなどによる 異 常 音 の 有 無 送 風 機 部 金 属 接 触 音 の 有 無 異 常 音 その 他 異 常 音 と 思 われる 音 の 有 無 グリース 電 動 機 部 ボルト 類 のゆるみ 軸 受 の 異 常 音 の 有 無 振 動 振 動 値 及 びその 変 化 温 度 軸 受 近 傍 温 度 及 びその 変 化 電 気 関 連 電 流 値 電 力 値 及 びその 変 化 V ベルト 張 力 摩 耗 亀 裂 等 の 有 無 プーリ 摩 耗 亀 裂 等 の 有 無 防 振 ゴム 硬 化 の 状 態 摩 耗 亀 裂 等 の 有 無 軸 シール 亀 裂 破 損 等 の 有 無 パッキン 類 破 損 硬 化 等 の 有 無 5.1.1 異 常 音 異 常 音 の 発 生 があれば 直 ちに 運 転 を 停 止 して 点 検 してください 異 常 音 の 種 類 および 原 因 としては 次 のようなことが 考 えられます 軸 受 音 潤 滑 油 の 異 常 ( 潤 滑 油 切 れ 劣 化 異 物 混 入 異 種 油 注 入 による 変 質 ) 軸 受 の 異 常 寿 命 接 触 音 羽 根 車 ケーシングの 変 形 損 傷 異 物 の 吸 い 込 み ボルトのゆるみによるガタツキ ビビリ 音 次 項 の 振 動 を 参 照 ください 脈 動 音 ( 安 定 しない 流 体 音 ) 振 動 許 容 値 防 振 装 置 付 振 動 許 容 値 風 量 の 絞 りすぎ 装 置 抵 抗 過 大 5.1.2 振 動 振 動 が 許 容 値 をこえた 場 合 運 転 を 停 止 し 点 検 をして ください 振 動 の 原 因 としては 次 のことが 考 えられます 粉 じん 付 着 による 羽 根 車 のアンバランス 羽 根 車 ケーシングの 変 形 損 傷 軸 や 軸 受 の 異 常 ボルトのゆるみによるガタツキ 失 速 運 転 流 れの 変 動 ダクト 架 台 からの 振 動 伝 達 共 振 ダクト 架 台 の 剛 性 不 足 - 11 - 可 振 動 許 容 値 図 不 可
5.2 潤 滑 油 (グリース)の 補 給 長 期 間 安 全 に 使 用 いただくためにも 軸 受 に 定 期 的 な 潤 滑 油 (グリース)の 補 給 が 必 要 です グ リースは 高 品 質 なものであっても 使 用 期 間 の 経 過 とともにグリース 自 身 の 劣 化 や 硬 化 によって 潤 滑 機 能 が 低 下 します そのため 適 当 な 時 期 に 適 量 の 新 しいグリースを 補 給 してください 補 給 するグリースは 次 の 表 のものを 使 用 してください 指 定 グリースの 銘 柄 表 送 風 機 温 度 仕 様 グリースメーカー グリース 品 名 ( 銘 柄 ) 常 温 仕 様 昭 和 シェル 石 油 アルバニヤ S3 耐 熱 仕 様 東 レ ダウコーニング SH44M ( 備 考 ): 製 品 には[グリース 種 類 と 補 給 時 間 ]のラベルで 表 示 しています 上 記 銘 柄 は 本 製 品 の 標 準 的 な 軸 受 タイプ ピロー 形 の 標 準 グリースです 特 殊 仕 様 の 製 品 につきましては 別 途 補 足 資 料 を 参 照 願 います 補 給 するグリースに 異 物 が 混 入 すると 軸 受 損 傷 の 原 因 となります グリースは 密 閉 した 容 器 に 入 れて 保 管 してください また 異 なった 種 類 のグリースを 混 入 させないでください グリース 補 給 は 一 回 のグリース 補 給 量 を 多 くして 補 給 回 数 を 少 なくすることは 避 けてくださ い グリースの 補 給 は 安 全 を 確 認 した 上 で 運 転 中 に 行 ってください グリース 補 給 期 間 と 補 給 量 の 目 安 は 次 の 表 を 参 考 にしてください グリース 補 給 期 間 の 目 安 環 境 条 件 取 扱 ガス 温 度 かなりきれい ( 通 常 の 環 境 ) ゴミが 多 い ( 製 粉 場 木 工 場 集 じん 機 等 ) 非 常 にゴミ 湿 気 水 しぶきが 多 い(ゴミ 処 理 場 水 産 物 加 工 場 等 ) 1 50 以 下 6カ 月 3カ 月 1ヵ 月 50~70 3カ 月 2ヵ 月 1ヵ 月 80 以 下 2 2ヵ 月 1ヵ 月 1 週 間 1 直 接 軸 受 に 水 やゴミの 影 響 が 及 ばないこと 2 80 を 超 える 場 合 は 10 上 昇 するごとに 補 給 間 隔 を1/1.5してください グリース 補 給 量 の 目 安 軸 受 形 式 補 給 量 (g) 軸 受 形 式 補 給 量 (g) 軸 受 形 式 補 給 量 (g) 軸 受 形 式 補 給 量 (g) 軸 受 形 式 補 給 量 (g) UC203 204 205 206 207 1.2 1.2 1.3 2.3 3.5 UC208 209 210 211 212 4.3 4.9 5.6 8.0 9.8 UC213 214 215 216 12 15 16 19 UC307 308 309 310 311 5.4 6.7 8.4 12 17 UC312 313 314 315 316 20 27 32 38 45 ( 弊 社 標 準 付 属 ツールのグリースガンでは 1 回 のレバー 操 作 で 約 0.5gの 給 油 ができます) 5.3 ベルトの 管 理 ベルトについては4.3.1 項 の 内 容 に 沿 った 張 力 管 理 と 外 観 検 査 を 定 期 的 に 行 ってください なおベルト 駆 動 方 式 の 送 風 機 ではベルトの 粉 が 発 生 します 特 に 運 転 開 始 ~2カ 月 程 度 は 多 めに 発 生 する 場 合 があります ベルト 粉 が 異 常 に 多 い 場 合 は 張 力 の 不 適 正 や 心 出 し 不 良 が 原 因 で 異 常 磨 耗 している 場 合 がありますので 点 検 をしてください 5.4 休 止 および 停 止 後 の 再 運 転 運 転 を 休 止 する 場 合 その 期 間 が 短 くても 保 管 環 境 に 配 慮 願 います 休 止 期 間 中 は 軸 受 などのさ び 防 止 のために 1 カ 月 に 1 回 10 回 転 程 度 の 手 回 し または 5 分 程 度 の 空 運 転 をしてください また 再 運 転 の 際 には 試 運 転 と 同 様 の 点 検 を 必 ず 実 施 してください 特 に 羽 根 車 に 付 着 物 がないか 腐 食 はないかの 確 認 を 行 ってください - 12 -
6. 軸 受 の 回 転 音 について 本 送 風 機 の 高 速 回 転 または 高 温 仕 様 の 送 風 機 は C3スキマの 軸 受 を 選 定 しています そのため 運 転 時 に 玉 落 ち 音 が 発 生 する 場 合 がありますが 軸 受 の 異 常 ではありません 玉 落 ち 音 とは 転 動 体 が 負 荷 帯 から 無 負 荷 帯 にはいるときに 自 由 な 運 動 ができるようになり 重 力 により 転 がり 出 し 保 持 器 や 軌 道 に 衝 突 するときの 音 です 軸 受 の 典 型 的 な 運 転 音 の 事 例 を 示 します 音 の 表 現 特 徴 カチ カチ カチンカチン カチャカチャ キュルキュル キュ キュ ジャージャー 低 速 で 目 立 つ 高 速 では 連 続 音 主 に 円 筒 ころ 軸 受 で 回 転 速 度 の 変 化 により 変 わり 大 きいときは 金 属 音 に 聞 こえる グリースを 補 給 すると 一 時 的 にとまる 7. 保 証 保 証 の 範 囲 取 扱 説 明 書 本 体 貼 付 ラベル 等 の 注 意 書 きにしたがった 使 用 状 態 で 保 証 期 間 内 に 故 障 した 場 合 に は 無 料 修 理 をさせていただきます ただし 本 製 品 がお 客 様 の 他 の 装 置 に 組 み 込 まれている 場 合 において その 装 置 等 からの 取 り 外 しおよび 装 置 等 への 取 り 付 け その 他 これらに 付 帯 する 工 事 費 用 輸 送 等 に 要 する 費 用 ならびに お 客 様 に 生 じた 機 会 損 失 操 業 損 失 その 他 の 間 接 的 な 損 害 については 保 証 範 囲 外 とさせていただ きます 修 理 をご 依 頼 になる 場 合 には 最 寄 の 弊 社 支 店 営 業 所 にお 申 しつけください 保 証 期 間 製 品 納 入 日 から12ヵ 月 間 といたします 保 証 期 間 内 でも 次 の 場 合 には 原 則 として 有 償 修 理 にさせていただきます 取 扱 説 明 書 本 体 貼 付 ラベル 等 の 注 意 書 きによらない 使 用 上 の 誤 りおよび 不 当 な 修 理 や 改 造 に よる 故 障 および 損 傷 お 買 上 後 の 輸 送 落 下 等 による 故 障 および 損 傷 火 災 地 震 風 水 害 落 雷 その 他 天 災 地 変 塩 害 公 害 などの 環 境 要 因 異 常 電 圧 指 定 外 の 使 用 電 源 ( 電 圧 周 波 数 ) 等 による 故 障 および 損 傷 弊 社 以 外 での 修 理 改 造 ( 製 品 への 穴 あけなどを 含 む)による 故 障 および 損 傷 弊 社 指 定 品 以 外 の 部 品 をご 使 用 の 場 合 の 故 障 および 損 傷 異 物 混 入 による 故 障 および 損 傷 経 年 変 化 または 使 用 に 伴 う 変 色 傷 消 耗 部 品 の 自 然 消 耗 等 の 不 具 合 取 扱 説 明 書 に 示 された 保 守 点 検 を 行 わなかったことが 原 因 で 誘 発 された 故 障 または 損 傷 この 製 品 のご 使 用 中 に 発 生 した 不 具 合 に 起 因 する 損 害 は 補 償 いたしません ご 注 意 (1) 本 書 の 内 容 は 将 来 予 告 なしに 変 更 することがあります (2) 本 書 の 内 容 については 万 全 を 期 しておりますが 万 一 ご 不 審 な 点 や 誤 り 記 載 もれ などお 気 付 きの 点 がございましたら 最 寄 の 支 店 営 業 所 へご 連 絡 ください (3)ご 使 用 場 所 の 変 更 により 電 源 周 波 数 が 変 わる 場 合 そのままではご 使 用 できない 場 合 があります 必 要 な 対 策 については 都 度 検 討 いたしますので 最 寄 りの 支 店 営 業 所 へお 問 い 合 わせください (4)お 問 い 合 わせの 際 は ネームプレートに 記 載 の 形 式 と 製 造 番 号 もお 知 らせください - 13 -
8. 故 障 の 原 因 と 対 策 故 障 の 原 因 不 具 合 現 象 風 量 静 圧 の 過 不 足 不 具 合 現 象 と 原 因 および 対 策 オ バ ロ ド 軸 受 過 熱 焼 損 据 付 不 良 据 付 し 直 し 異 常 振 動 異 常 音 腐 食 と 磨 耗 異 常 接 触 モ タ 起 動 不 能 対 策 基 礎 不 良 改 造 回 転 体 の 接 触 羽 根 車 再 加 工 バラン ス 据 付 け 直 し ベルトの 張 り 方 不 良 プーリ 心 出 張 り 調 整 ダクト ダクト 継 手 不 良 改 造 潤 滑 油 不 足 補 充 油 質 の 不 適 汚 染 油 分 解 軸 受 洗 浄 して 油 補 量 過 大 充 または 取 替 え 材 料 の 不 適 当 取 替 え 羽 根 車 の 不 つりあい バランス 修 正 羽 根 車 の 変 形 破 損 部 品 交 換 または 新 規 製 作 後 バランス 修 正 羽 根 車 の 磨 耗 腐 食 部 品 交 換 または 新 規 製 作 後 バランス 修 正 軸 の 曲 り 軸 部 品 交 換 危 険 速 度 運 転 回 転 速 度 を 落 とす 改 造 軸 受 の 異 常 軸 受 交 換 回 転 方 向 の 誤 り 変 更 回 転 数 の 増 大 低 下 変 更 電 動 機 の 故 障 修 理 または 取 替 え 軽 い 気 体 の 吸 込 回 転 数 または 羽 根 車 の 改 造 取 替 え 重 い 気 体 の 吸 込 回 転 数 または 羽 根 車 の 改 造 取 替 え 異 物 混 入 スケール 付 清 掃 着 サージング 運 転 運 転 点 の 変 更 または 羽 根 車 の 変 更 管 系 統 に 過 剰 な 抵 抗 改 造 ダ ン パ の 故 障 修 理 - 14 -
お 買 い 上 げ 送 風 機 のメモ 形 式 製 造 番 号 購 入 年 月 日 年 月 日 運 転 開 始 日 年 月 日 購 入 先 TEL ( ) 担 当 者 営 業 品 目 電 動 送 風 機 低 騒 音 シリーズ 高 圧 シリーズ 多 段 シリーズ コンパクトシリーズ 汎 用 シリーズ マルチシリーズ ステンレス 製 鋼 板 製 シリーズ 防 爆 シリーズ 大 型 シリーズ ( ) 渦 流 式 高 圧 シリーズ ( ) 撹 拌 循 環 用 シリーズ (ダブルボリュート) ファン ブロア ターボファン ( ) ターボブロア エアホイルファン シロッコファン プレートファン 軸 流 ファン 動 翼 可 変 型 ( ) 異 常 検 知 器 環 境 機 器 ミストコレクタ ( ) 携 帯 型 ファン ( ) 集 じん 機 コンパクトシリーズ 小 型 パルスジェットシリーズ 移 動 式 開 放 シリーズ パルスジェットシリーズ 574-0052 大 阪 府 大 東 市 新 田 北 町 1 番 25 号 東 日 本 営 業 部 ( 関 東 東 北 信 越 ) 東 京 支 店 101-0032 東 京 都 千 代 田 区 岩 本 町 1 丁 目 11 番 2 号 神 田 風 源 ビル 2F Tel03 (5833)3201 Fax03 (3863)3130 仙 台 営 業 所 984-0015 宮 城 県 仙 台 市 若 林 区 卸 町 5 丁 目 2-10 卸 町 斎 喜 ビル 2F 211 号 室 Tel022 (782)9901 Fax022 (782)9902 北 関 東 営 業 所 379-2304 群 馬 県 太 田 市 大 原 町 2380 番 地 2 Tel0277 (78)6431 Fax0277 (78)6430 厚 木 営 業 所 243-0032 神 奈 川 県 厚 木 市 恩 名 1 丁 目 6 番 57 号 栄 光 ビル 1F Tel046 (221)6501 Fax046 (221)6507 中 日 本 営 業 部 ( 中 部 東 海 中 南 信 北 陸 3 県 ) 名 古 屋 支 店 457-0001 愛 知 県 名 古 屋 市 南 区 平 子 2 丁 目 21 番 13 号 Tel052 (821)1211 Fax052 (821)3573 金 沢 営 業 所 920-0058 石 川 県 金 沢 市 示 野 中 町 1 丁 目 143 番 地 Tel076 (223)1122 Fax076 (223)1114 西 日 本 営 業 部 ( 近 畿 中 国 四 国 ) 大 阪 支 店 536-0005 大 阪 府 大 阪 市 城 東 区 中 央 2 丁 目 12 番 14 号 Tel06 (6932) 1221 Fax06 (6939) 3711 京 都 営 業 所 612-8445 京 都 市 伏 見 区 竹 田 浄 菩 提 院 町 78 池 田 ビル1F Tel075 (603) 2323 Fax075 (603) 2335 岡 山 営 業 所 700-0971 岡 山 県 岡 山 市 野 田 3 丁 目 13 番 39 号 野 田 センタービル 1F Tel086 (242) 3351 Fax086 (242) 3361 九 州 営 業 部 ( 九 州 ) 福 岡 営 業 所 812-0004 福 岡 市 博 多 区 榎 田 2 丁 目 7 番 14 号 サンビュー 空 港 第 一 ビル 1F Tel092 (472) 6631 Fax092 (474) 1850 海 外 営 業 部 574-0052 大 阪 府 大 東 市 新 田 北 町 1 番 25 号 Tel072 (871) 1511 Fax072 (870) 7243 昭 和 電 機 札 幌 001-0036 北 海 道 札 幌 市 北 区 北 36 条 西 4 丁 目 2 番 5 号 第 2 泊 ビル 1F Tel011 (792) 8175 Fax011 (792) 8176 昭 和 電 機 タイラント No1/46 Soi2 Grand De Ville, Soi Supapong 1(Soi SriNakarin 42), SriNakarin Road Nongbon, Pravet Bangkok, Thailand 10250 Tel+66 (2330) 8798 Fax+66 (2330) 8799 昭 和 電 機 伊 賀 技 術 部 519-1412 三 重 県 伊 賀 市 下 柘 植 5030 Tel0595(45)2725 Fax0595(45)5025 本 取 扱 説 明 書 対 象 製 品 についての 技 術 的 なお 問 い 合 わせは 昭 和 電 機 伊 賀 技 術 部 にお 願 いします http://www.showadenki.co.jp ホームページ 上 にて CAD データ 配 信 中