1.ライフスタイルに 応 じた 保 険 等 の 入 り 方 ケース1) 一 般 的 サラリーマン 家 族 の 場 合 ( 結 婚 を 期 に 保 険 加 入 より 第 1 子 誕 生 により 保 険 加 入 がよい) 生 命 保 険 の 入 り 方 図 解 仕 組 み (8. 子 供 の 独 立 結 婚 資 金 養 老 保 険 500 万 円 20~25 年 満 期 ) 満 期 7. 第 2 子 誕 生 教 育 資 金 1 千 万 円 定 期 保 険 ( 子 供 保 険 は 不 要 ) 11. 相 続 税 の 納 税 資 金 手 当 としての 保 険 金 (6. 子 供 の 独 立 結 婚 資 金 養 老 保 険 500 万 円 20~25 年 満 期 ) 10. 介 護 保 険 ( 公 的 介 護 の 補 填 分 ) 月 10~20 万 円 保 障 は 子 供 の 成 人 に 向 かい 徐 々に 減 らす <ここで 入 らなくてよい> 5. 第 1 子 誕 生 教 育 資 金 1 千 万 円 定 期 保 険 ( 子 供 保 険 は 不 要 ) 4. 妻 への 保 障 の 追 加 1 千 万 円 基 礎 保 障 保 険 と 同 じ 内 容 のもの 9. 個 人 年 金 保 険 ( 老 後 の 生 活 のための 分 ) 保 険 加 入 開 始 は40 才 又 は45 才 受 取 は 退 職 年 に 合 わせる 年 240 万 円 受 取 1 0 年 保 証 付 終 身 2. 入 院 医 療 保 険 2. 入 院 医 療 保 険 ( 場 合 により 所 得 補 償 保 険 )( 本 人 及 び 家 族 のための 分 ) (3. 妻 の 入 院 医 療 保 険 ) 夫 の 保 障 とは 別 加 入 した 方 がよい( 家 族 型 としない) 保 険 金 は 夫 の 保 障 給 付 より 安 く 夫 の 死 亡 保 険 金 が 支 払 われると 契 約 が 解 消 となるため 1. 基 礎 保 障 保 険 1. 基 礎 保 障 保 険 2 千 ~3 千 万 円 終 身 保 険 又 は 平 均 寿 命 をカバーできる 定 期 保 険 更 新 型 ではなく 加 入 から 最 後 まで 同 じ 保 険 料 のもの 絶 対 にやめない 転 換 をしない 定 年 などを 考 え60 才 ~65 才 までの 払 済 とする ( 年 齢 は 平 均 寿 命 ) 出 生 20 才 22 才 30 才 31 才 40 才 45 才 51 才 53 才 60 才 定 年 65 才 77 才 84 才 就 職 結 婚 子 供 誕 生 ( 個 人 年 金 保 険 加 入 時 期 ) 子 供 成 人 子 供 就 職 年 金 支 給 開 始 夫 死 亡 妻 死 亡 夫 と 妻 の 年 齢 差 5 才 下 と 考 えると 原 則 : 保 険 料 の 支 払 い 満 了 は60 才 までに 妻 の 余 命 年 数 12 年 60 才 より 収 入 は 年 金 以 外 にないことを 前 提 に 考 える ケース2) 会 社 経 営 者 の 場 合 収 入 がないことは 貯 蓄 を 食 いつぶすこと(いくら 貯 蓄 できているか?) 1) 考 え 方 とし 個 人 生 活 と 会 社 運 営 に 応 じて 考 える(まず 個 人 生 活 基 盤 を 整 える) 保 険 の 解 約 返 戻 金 を 考 慮 することも 必 要 2) 個 人 生 活 は ケース1.3)に 応 じて 対 応 3) 会 社 運 営 では 1 最 悪 経 営 者 死 亡 時 に 会 社 を 解 散 させたとした 場 合 会 社 に 負 債 が 残 らない 及 び 半 年 分 程 の 従 業 員 の 人 件 費 が 用 意 できているようにすること 2 次 に 死 亡 退 職 金 を 経 営 者 遺 族 に 支 払 えること 3 従 業 員 の 死 亡 退 職 金 を 遺 族 に 支 払 えること 4 会 社 従 業 員 の 退 職 金 資 金 及 び 節 税 対 策 5 会 社 経 営 者 から 息 子 への 事 業 承 継 12の 対 応 そのために 契 約 者 = 会 社 被 保 険 者 = 経 営 者 受 取 人 = 会 社 の 保 険 に 加 入 3~5の 対 応
別 項 目 で 説 明 ケース3)シングルの 場 合 ( 既 婚 女 性 含 む) 1) 考 え 方 とし 自 分 が 死 亡 した 場 合 保 険 金 を 残 したい 人 がいるかどうか 2) 残 したい 人 がいる 場 合 は ケース1)と 同 じ 考 え 方 で 加 入 3) 残 したい 人 がいない 場 合 は 自 分 の 老 後 の 生 活 保 障 と 医 療 保 障 を 充 実 させることが 最 大 の 課 題 ( 死 亡 保 障 の 保 険 金 はいらない) 4) 介 護 保 険 も 考 えておきたい 2. 理 想 的 な 生 命 保 険 加 入 の 原 則 1) 一 番 最 初 に 入 る 保 険 金 を 基 礎 保 障 保 険 とし 平 均 余 命 をカバーできる 長 さ 種 類 金 額 と 決 め 加 入 すること 2)いつ 何 の 目 的 で 加 入 するにしても 必 ず 単 体 保 険 に 加 入 すること 抱 き 合 わせ 保 険 は 絶 対 にだめ 3) 基 礎 保 障 保 険 以 外 の 保 険 でも 途 中 で 解 約 や 転 換 などせずに 済 むように 目 的 に 合 わせて 満 期 を 選 ぶ 4) 経 済 的 に 余 裕 ができたり ライフスタイルが 変 わって 保 障 額 が 不 足 したときは 絶 対 に 転 換 などをせずに 単 体 保 険 に 追 加 加 入 する 5) 保 障 は 保 障 貯 蓄 は 貯 蓄 とするよりは 保 障 と 貯 蓄 を 兼 ねさせる 方 が 結 局 経 済 的 で 合 理 的 6) 不 必 要 になった 保 障 額 は 積 極 的 に 減 額 解 約 7)1 才 でも 若 い 内 に 保 険 に 加 入 し 余 計 な 特 約 は 付 けず 保 険 料 の 節 約 を 図 る( 保 険 を 理 解 してから) 8) 更 新 型 の 保 険 には 入 らないこと 9) 特 約 はやたらと 付 けない 10) 配 当 について 保 険 には1 有 配 当 保 険 2 無 配 当 保 険 があり 無 配 当 保 険 がベスト 1 有 配 当 保 険 = 保 険 会 社 の 運 用 等 により 配 当 があれば 配 当 金 が 出 る 但 し 無 配 当 でも 高 い 保 険 料 のまま 予 定 利 率 が4% 以 上 の 場 合 は 加 入 の 意 義 あり 2 無 配 当 保 険 = 配 当 が 無 い 分 保 険 料 は 安 い 定 期 保 険 及 び 終 身 保 険 はこちらがベスト ( 養 老 保 険 は 予 定 利 率 が 高 い 場 合 には 有 配 当 がよい) * 生 命 保 険 の 三 大 悪 = 抱 き 合 わせ 保 険 更 新 型 転 換 3. 死 亡 保 険 金 等 は いくら 加 入 すればよいか 考 え 方 1 残 された 家 族 の 年 間 生 活 必 要 額 420 万 円 必 要 年 数 ( 妻 のみであれば 妻 の 死 亡 まで) 2 子 供 一 人 の 教 育 費 ( 幼 稚 園 より 大 学 までの 平 均 ) 1 千 万 円 参 考 1 平 成 9 年 度 の1 世 帯 当 たりの 普 通 死 亡 保 険 金 加 入 額 ピークの 平 均 額 3,773 万 円 2 同 上 年 間 保 険 料 払 込 額 68 万 円 注 1) 住 居 が 持 ち 家 か 賃 貸 かにもよる 注 2) 子 供 の 人 数 及 び 子 供 の 就 職 までの 年 数 並 びに 妻 の 余 命 年 数 にもよる 注 3) 保 険 料 の 支 払 い 余 力 及 び 貯 蓄 の 度 合 いにもよる 注 4) 国 民 年 金 支 給 は 現 在 65 才 で1 人 年 額 80 万 円 程 結 論 1)サラリーマンで 専 業 主 婦 子 供 2 人 の4 人 家 族 で 持 ち 家 有 り 3 千 万 円 2) 同 上 持 ち 家 無 し 5 千 万 円 3) 医 療 保 障 保 険 は 夫 婦 各 々1 日 当 たり5 千 円
4. 保 険 の 種 類 と 加 入 目 的 及 びメリット デメリット 1) 生 命 保 険 の 基 本 3 種 類 ( 主 契 約 ) 1 死 亡 保 険 被 保 険 者 が 死 亡 高 度 障 害 になったときに 保 険 金 が 支 払 われる 例 )1 保 険 期 間 を 定 めているもの 定 期 保 険 2 保 険 期 間 が 一 生 のもの 終 身 保 険 3 定 期 付 終 身 保 険 2 生 存 保 険 一 定 期 間 が 満 了 するまで 被 保 険 者 が 生 きていた 場 合 のみ 保 険 金 が 支 払 われるもの 例 ) 個 人 年 金 保 険 貯 蓄 保 険 3 生 死 混 合 保 険 1) 死 亡 保 険 と2) 生 存 保 険 を 組 み 合 わせた 保 険 で 必 ず 満 期 がある 例 ) 養 老 保 険 定 期 付 養 老 保 険 2) 生 命 保 険 の 特 約 1 災 害 関 係 の 特 約 不 慮 の 事 故 で 死 亡 けがの 際 に 保 険 金 が 給 付 2 疾 病 関 係 の 特 約 病 気 で 入 院 手 術 等 で 保 険 金 が 給 付 種 類 加 入 目 的 特 徴 メリット デメリット 備 考 1) 定 期 保 険 妻 子 供 への 生 活 保 障 ( 高 額 ) 期 間 限 定 の 死 亡 保 障 保 険 料 の 年 齢 高 低 差 が 大 きい 保 険 期 間 が 長 いほど 保 険 料 は 高 くなる 安 い 保 険 料 で 高 額 保 障 一 生 涯 の 死 亡 保 障 には 不 向 き 保 険 料 が1 番 割 安 限 定 された 保 証 期 間 の 加 入 には 最 適 加 入 年 齢 が 若 いほど 保 険 料 は 安 い 掛 け 捨 て 保 険 のため 貯 蓄 性 ゼロ 保 険 期 間 の 終 期 が65 才 ( 会 社 によ る)が 多 くその 後 無 保 険 いになってし まう 30 才 期 間 10 年 1 千 万 円 の 月 額 保 険 料 2,600 円 程 子 供 の 成 長 に 合 わせ 保 障 額 を 減 額 した 方 がよい 超 長 期 定 期 保 険 を 基 礎 保 障 保 険 としてもよい 2) 終 身 保 険 妻 子 供 への 生 活 保 障 企 業 ( 事 業 ) 存 続 維 持 対 策 役 員 退 職 金 対 策 相 続 対 策 死 亡 保 障 を 兼 ねた 貯 蓄 保 険 料 は 掛 け 捨 てではない 終 身 保 険 の 特 約 は 保 険 料 支 払 い 完 了 時 に 特 約 が 消 滅 するのが 多 いので 注 意 一 生 涯 保 障 が 続 く 保 険 料 は 養 老 保 険 より 安 い 相 続 対 策 に 使 用 する 場 合 ベスト 基 礎 保 障 保 険 にするにはベスト 貯 蓄 性 が 高 い 満 期 が 無 く 死 亡 時 しか 保 険 金 が 支 払 わ れない 保 険 料 は 定 期 保 険 より 高 い 保 険 料 の 払 込 期 間 は 1) 一 定 期 間 払 う 定 期 型 2) 一 生 涯 払 い 続 ける 終 身 型 があり60~65 才 で 終 了 す る 定 期 型 がよい 3) 個 人 年 金 保 険 豊 かな 老 後 生 活 のために 年 金 を 受 け る 目 的 ため 積 立 公 的 年 金 及 び 定 年 時 の 貯 蓄 不 足 を 補 う もの 診 査 がないのでいつでも 加 入 できる 保 険 としての 保 障 の 効 力 無 し 10 年 保 証 付 終 身 年 金 で 定 額 型 がよい 契 約 方 法 1) 契 約 者 被 保 険 者 受 取 人 は 妻 2) 夫 の 定 年 又 は 収 入 減 の 時 期 に 受 取 開 始 とする 例 ) 受 給 開 始 時 期 の 決 め 方 夫 の 定 年 が60 才 で 妻 が5 才 年 下 なら 妻 55 才 の 時 より 受 給 開 始 とするように 加 入 ゆえに 1 妻 30 才 の 時 に 加 入 すれば 積 立 期 間 は25 年 2 妻 35 才 加 入 なら 積 立 期 間 20 年 とする 4)シングルの 女 性 が 加 入 する 場 合 は 自 分 を 被 保 険 者 とする 4) 養 老 保 険 保 障 重 視 より 貯 蓄 重 視 で 満 期 保 険 金 を 使 用 する 目 的 子 への 結 婚 独 立 開 業 援 助 目 的 貯 蓄 性 が 一 番 高 い 保 険 料 が 大 きく 平 準 化 ( 年 齢 の 高 低 差 は それほどない) 割 高 だが 保 険 料 に 無 駄 がない 死 亡 でも 満 期 でも 保 険 金 は 受 け 取 れる 高 年 齢 になって 加 入 しても 保 険 料 の 不 利 はない 解 約 の 場 合 解 約 金 が 多 い 貯 蓄 性 が1 番 高 い 貯 蓄 重 視 のため 保 険 料 が1 番 高 い 満 期 前 に 死 亡 すると 損 5) 貯 蓄 保 険 保 険 というよりは 貯 蓄 を 重 視 保 険 料 は 年 齢 性 別 を 問 わず 同 一 高 年 齢 者 が 貯 蓄 目 的 で 活 用 するにはよい 貯 蓄 性 を 重 視 したもの 保 障 機 能 は 薄 い
6) 定 期 付 終 身 保 険 入 る 価 値 無 し 終 身 保 険 をベースに 定 期 保 険 を 組 み 合 わせた もの 保 険 料 の 支 払 い 期 が 終 了 すれば 少 額 保 障 の 終 身 保 険 のみになってしまい 無 保 険 状 態 になる(60~65 才 ) 定 期 保 険 の 保 障 が 終 わる 時 点 で 特 約 の 保 障 も 終 わるので 注 意 7) 定 期 付 養 老 保 険 入 る 価 値 無 し 養 老 保 険 をベースに 定 期 保 険 を 組 み 合 わせた もの 保 険 料 の 支 払 い 期 が 終 了 すれば 無 保 険 状 態 になる(60~65 才 ) 満 期 時 の 受 取 額 は 自 己 支 払 い 保 険 料 総 額 の1/3~1/2 8) 夫 婦 連 生 保 険 抱 き 合 わせ 保 険 のため 9) 子 供 保 険 子 供 の 教 育 費 ( 入 る 価 値 無 し) 子 供 の 成 長 の 節 目 節 目 に 祝 い 金 が 出 る 契 約 者 が 死 亡 した 場 合 育 英 年 金 が 支 払 わ れ その 後 の 保 険 料 は 免 除 される 他 の 保 険 でカバーできる 被 保 険 者 の 子 供 が 死 亡 した 場 合 既 支 払 保 険 料 相 当 額 の 保 険 金 が 出 る 10) 住 宅 ローン 返 済 保 障 保 険 住 宅 ローンの 残 債 に 当 てるためのもの 通 常 住 宅 ローンを 組 むときは 団 体 信 用 生 命 保 険 に 強 制 加 入 である ため 考 える 必 要 なし 11) 生 前 給 付 保 険 ( 三 大 疾 病 保 険 特 定 疾 病 保 障 保 険 ) 生 きることを 支 援 病 気 による 収 入 減 少 や 途 絶 差 額 ベッ ト 代 や 高 額 医 療 費 負 担 退 院 後 のリハ ビリ 費 用 に 保 険 を 充 てることができる 三 大 疾 病 にかかれば 生 前 給 付 死 亡 保 険 金 でもある ガン 保 険 と 比 較 されるが 心 臓 疾 患 脳 血 管 疾 患 までカバーしている( 守 備 範 囲 が 広 い) 三 種 類 の 疾 病 で40 歳 以 上 の 死 亡 率 は 60%となっておりほとんどカバー 三 種 類 の 疾 病 のみが 保 険 の 対 象 それ 以 外 の 疾 病 は 対 象 外 保 証 期 間 に 定 期 型 終 身 型 あり 12) 医 療 入 院 保 障 保 険 あらゆる 病 気 ケガになった 際 の 保 険 による 保 障 まず 最 初 に 加 入 すべき 総 合 保 障 保 険 入 院 手 術 等 で 保 険 金 が 下 りる( 通 院 でも 保 険 金 が 出 るケース 有 り) 年 齢 が 高 くなれば 高 くなるほどこの 種 の 保 険 は 必 要 になる あらゆる 疾 病 が 保 障 の 対 象 特 約 で 付 されたものは 途 中 で 消 滅 するものが 多 い ゆえに 単 体 で 入 った 方 がよい (カタカナ 系 生 保 がよい) 13) 特 定 の 条 件 のみ を 保 障 する 特 約 保 険 (ガン 成 人 病 婦 人 病 など) 特 定 の 疾 病 に 備 える 単 体 で 加 入 した 方 が 有 利 9)の 入 院 医 療 保 障 保 険 のようにあ らゆる 疾 病 には 対 応 しないが 保 険 料 は 安 い 特 定 の 疾 病 のみにしか 対 応 できない ( 特 約 の 主 な 種 類 ) 疾 病 入 院 特 約 災 害 入 院 特 約 障 害 特 約 災 害 割 増 特 約 成 人 病 ( 生 活 習 慣 ) 特 約 ガン 入 院 特 約 女 性 疾 病 入 院 特 約 リビング ニーズ 特 約 ファミリー 保 障 特 約 長 期 入 院 特 約 通 院 給 付 特 約 入 院 前 通 院 給 付 特 約 ファミリー 通 院 給 付 特 約 ファミリー リビ ング 特 約 高 度 先 進 医 療 特 約 介 護 保 障 終 身 保 険 特 約 歯 科 医 療 特 約 注 1)リビング ニーズ 特 約 余 命 6ヶ 月 であれば 病 種 を 問 わず 保 険 金 が 支 払 われるもの(この 特 約 を 付 けても 保 険 料 は 高 くはならない) 注 2) 上 記 の 保 険 が 基 本 的 なものであり 他 にも 様 々な 保 険 がある
5. 受 取 保 険 金 と 税 金 ( 保 険 請 求 の 時 効 は2 年 ) 1) 非 課 税 生 前 給 付 型 保 険 ガン 保 険 リビング ニーズ 特 約 課 税 額 以 下 相 続 税 の 非 課 税 限 度 額 以 下 2) 課 税 1 満 期 保 険 金 にかかる 税 金 契 約 者 被 保 険 者 受 取 人 課 税 の 種 類 計 算 方 法 夫 夫 妻 子 夫 所 得 税 ( 一 時 所 得 ) {( 受 取 保 険 金 - 支 払 保 険 料 総 額 )-50 万 円 } 1/2 税 率 但 し 保 険 期 間 5 年 以 下 の 一 時 払 い 養 老 保 険 は 20%の 源 泉 分 離 課 税 妻 子 贈 与 税 ( 受 取 保 険 金 -60 万 円 ) 税 率 注 ) 契 約 者 は 通 常 保 険 料 負 担 者 である 2 死 亡 保 険 金 にかかる 税 金 ( 個 人 年 金 の 被 保 険 者 が 年 金 開 始 前 に 死 亡 した 場 合 の 死 亡 保 険 金 含 む) 契 約 者 被 保 険 者 受 取 人 課 税 の 種 類 この 契 約 形 態 の 目 的 備 考 夫 夫 妻 子 相 続 税 一 般 的 な 契 約 形 態 相 続 税 の 非 課 税 の 規 定 有 り 夫 夫 法 定 相 続 人 以 外 相 続 税 相 続 税 の 非 課 税 の 規 定 無 し 夫 妻 夫 所 得 税 ( 一 時 所 得 ) 妻 に 死 亡 保 険 金 をかけたい 場 合 夫 妻 子 贈 与 税 この 契 約 形 態 は 入 らない 方 がよい もっとも 高 い 税 率 の 贈 与 税 のため 入 らない 方 がよい 妻 夫 妻 所 得 税 ( 一 時 所 得 ) 相 続 財 産 が 多 額 にある 場 合 で 相 続 税 の 納 税 資 金 確 保 子 子 父 母 子 子 同 同 上 上 誰 でも 契 約 者 になれるわけではない 1 収 入 のない 学 生 は 20 歳 以 上 でも 原 則 契 約 者 になれない 220 歳 以 下 でも 社 会 人 として 収 入 があれば 契 約 者 になれる 3 個 人 年 金 にかかる 税 金 契 約 者 被 保 険 者 受 取 人 課 税 の 種 類 計 算 方 法 夫 夫 夫 所 得 税 ( 雑 所 得 ) 雑 所 得 の 金 額 = 正 味 受 給 年 金 額 - 正 味 受 給 年 金 額 支 払 保 険 料 総 額 / 年 金 の 総 受 取 見 込 額 注 1) 年 金 の 総 受 取 見 込 額 妻 妻 妻 1 確 定 年 金 = 正 味 受 給 年 金 額 年 金 受 取 期 間 2 終 身 年 金 = 正 味 受 給 年 金 額 年 金 受 取 開 始 時 の 余 命 年 数 3 保 証 期 間 付 終 身 年 金 = 正 味 受 給 年 金 額 保 証 期 間 又 は 余 命 年 数 のいずれか 長 い 方 注 2) 年 金 の 源 泉 徴 収 受 取 年 金 - 必 要 経 費 が25 万 円 以 上 の 場 合 は 10%の 源 泉 徴 収 有 り 注 3) 解 約 返 戻 金 年 金 開 始 前 に 契 約 を 解 約 し 解 約 返 戻 金 を 受 け 取 ると 一 時 所 得 として 課 税 注 4) 年 金 の 一 括 払 いを 受 けた 場 合 1 確 定 年 金 の 場 合 一 時 所 得 2 保 証 期 間 付 終 身 年 金 の 保 証 期 間 分 雑 所 得
夫 妻 子 妻 子 年 金 支 給 開 始 時 に 贈 与 税 贈 与 税 の 年 金 の 受 給 権 評 価 額 妻 妻 子 以 降 毎 年 所 得 税 ( 雑 所 得 ) 1 確 定 年 金 = 年 金 額 残 存 期 間 割 合 2 終 身 年 金 = 年 金 額 被 保 険 者 の 年 齢 に 応 じた 倍 数 3 保 証 期 間 付 終 身 年 金 = 保 証 期 間 を 確 定 年 金 に 当 てはめて 計 算 した 金 額 と 終 身 年 金 計 算 額 の いずれか 大 きい 方 注 ) 年 金 受 給 中 に 受 取 人 が 死 亡 し 確 定 期 間 や 保 証 期 間 が 残 っていれば 遺 族 が 継 続 受 取 人 として 年 金 受 給 権 を 得 る この 年 金 受 給 権 は 1 相 続 税 の 課 税 対 象 となり 2 毎 年 受 給 する 年 金 は 雑 所 得 となる 4こども 保 険 の 税 金 契 約 者 受 取 人 = 親 被 保 険 者 =こども 収 入 課 税 の 種 類 計 算 方 法 1 祝 い 金 所 得 税 ( 一 時 所 得 ) {( 祝 い 金 収 入 -その 時 までの 支 払 保 険 料 総 額 )-50 万 円 } 1/2 税 率 2 次 の 祝 い 金 { 祝 い 金 収 入 -(その 時 までの 支 払 保 険 料 累 計 額 -1の 祝 い 金 )-50 万 円 } 1/2 税 率 2 満 期 金? {( 祝 い 金 収 入 -その 時 までの 支 払 保 険 料 総 額 -1で 控 除 済 み 支 払 保 険 料 )-50 万 円 } 1/2 税 率 3 子 供 死 亡 時 の 保 険 金? {( 死 亡 保 険 金 -その 時 までの 支 払 保 険 料 総 額 -1で 控 除 済 み 支 払 保 険 料 )-50 万 円 } 1/2 税 率? 4 親 死 亡 後 の 育 英 年 金 一 時 金 非 課 税? 1 所 得 税 2 贈 与 税 3 相 続 税 非 課 税 限 度 額 を 超 える 分 6. 加 入 保 険 会 社 の 選 択 1)ソルベンシー マージンの 高 い 会 社 (200% 超 が 安 全 分 岐 点 )
7. 息 子 への 事 業 承 継 ( 生 前 退 職 金 プラン) 1)システム 概 要 A. 保 険 の 契 約 1 契 約 の 形 態 契 約 者 : 会 社 被 保 険 者 : 社 長 死 亡 保 険 金 受 取 人 : 会 社 満 期 保 険 金 受 取 人 : 会 社 役 員 退 職 金 規 程 の 作 成 2 支 払 方 法 年 払 い 3 保 険 の 種 類 養 老 保 険 + 終 身 保 険 3 保 険 金 役 員 退 職 金 規 程 による 4 養 老 保 険 の 満 期 75 歳 前 後 ( 加 入 したときの 年 齢 等 により 変 わる) B. 社 長 が70 才 で 勇 退 1 退 職 金 の 内 容 イ) 養 老 保 険 契 約 の 権 利 の 譲 渡 契 約 者 : 会 社 被 保 険 者 : 社 長 受 取 人 : 会 社 契 約 者 と 受 取 人 を 変 更 契 約 者 : 社 長 被 保 険 者 : 社 長 受 取 人 : 社 長 ロ) 退 職 所 得 に 係 る 所 得 税 を 現 金 で 支 給 する ハ) 会 社 が 退 職 金 を 支 払 うことにより 株 価 の 引 き 下 げにつながる 退 職 金 は 解 約 返 戻 金 で 評 価 残 りの 期 間 の 保 険 料 は 会 社 が 全 納 するか 払 い 済 みとする C. 会 長 に 就 任 D. 養 老 保 険 の 満 期 保 険 の 満 期 金 の 受 取 一 時 払 い 終 身 保 険 への 加 入 ( 二 次 相 続 を 考 慮 に 入 れる) 奥 さんの 年 齢 で 一 時 払 いしか 入 れないため 一 時 払 い 契 約 の 形 態 契 約 者 : 社 長 被 保 険 者 : 奥 さん 受 取 人 : 社 長 相 続 財 産 の 圧 縮 になる ( 評 価 は 払 込 保 険 料 金 額 のまま) E. 会 長 の 死 亡 退 職 1 会 社 から 弔 慰 金 と 死 亡 退 職 金 (Aで 契 約 した 終 身 保 険 ) 2 イ) 一 時 払 い 終 身 保 険 を 解 約 し 相 続 税 の 納 税 資 金 に 充 当 (Dで 契 約 した 終 身 保 険 ) ロ) 一 時 払 い 終 身 保 険 の 権 利 の 相 続 納 税 資 金 に 余 裕 がある 場 合 契 約 者 : 社 長 被 保 険 者 : 奥 さん 受 取 人 : 社 長 相 続 財 産 が 多 額 の 時 契 約 者 : 子 供 被 保 険 者 : 奥 さん 受 取 人 : 子 供 二 次 相 続 の 際 ( 奥 さん 死 亡 時 ) 子 供 が 受 け 取 る 保 険 金 は 一 時 所 得 所 得 税 と 相 続 税 の 納 税 額 バランスで 決 定 する 相 続 財 産 が 少 額 の 時 契 約 者 : 奥 さん 被 保 険 者 : 奥 さん 受 取 人 : 奥 さん 二 次 相 続 の 際 ( 奥 さん 死 亡 時 ) 相 続 税 が 課 税
1) 生 前 退 職 金 の 活 用 意 義 1 退 職 金 を 支 払 うことにより 自 社 株 評 価 を 引 き 下 げることができる 2 社 長 の 元 気 なうちに 後 継 者 にバトンを 渡 し 自 らは 会 長 となって 後 継 者 を 育 成 することができる 3 死 亡 時 には 会 長 としての 死 亡 退 職 金 を 受 け 取 れるので スムーズに 相 続 を 行 うことができる 2) 生 前 退 職 金 の 原 資 養 老 保 険 + 終 身 保 険 で 準 備 する 1 生 前 退 職 金 として 養 老 保 険 を 活 用 70~80 歳 前 後 に 満 期 となる 養 老 保 険 養 老 保 険 の 満 期 は 生 前 退 職 時 期 (75 歳 前 後 ) 2 会 長 職 を 死 亡 退 職 する 時 に 終 身 保 険 を 活 用 弔 慰 金 と 死 亡 退 職 金 についての 相 続 税 の 非 課 税 枠 (500 万 円 法 定 相 続 人 の 数 )の 範 囲 内 で 設 定 3) 契 約 方 法 1 契 約 者 受 取 人 = 会 社 2 被 保 険 者 = 社 長 8. 保 険 契 約 の 見 直 し 1) 定 期 保 険 特 約 付 終 身 保 険 この 保 険 は1 定 期 保 険 と2 終 身 保 険 の2 種 類 の 抱 き 合 わせ 保 険 である そのため1つ1つ 分 解 をして それぞれの 有 効 性 を 判 断 1 定 期 保 険 部 分 ( 特 約 部 分 ) 通 常 は5 年 10 年 ごとの 更 新 で 60 歳 65 歳 で 保 険 切 れとなり 無 保 険 状 態 になる 60 歳 65 歳 以 降 も 保 険 が 必 要 な 場 合 は 解 約 し 終 身 保 険 又 は 保 障 期 間 をカバーする 定 期 保 険 に 加 入 がよい 特 約 部 分 だけ 解 約 できない 場 合 は 限 りなく0 円 に 近 い 金 額 に 保 険 を 減 額 する 2 終 身 保 険 部 分 (ベース メイン 保 険 ) 通 常 は5 年 10 年 ごとの 更 新 で 65 歳 等 で 保 険 料 の 払 い 込 みが 終 了 し 以 後 一 生 涯 保 険 の 補 償 は 続 きます ただし 通 常 は 抱 き 合 わせ 販 売 の 場 合 このベースとなる 終 身 保 険 部 分 は 金 額 が 低 く 設 定 ( 例 :500 万 円 ) 保 険 金 受 取 分 と 払 い 込 み 保 険 料 総 額 を 比 較 し 続 けてよい 保 険 か 検 討 ( 通 常 は 続 けてよいもの)