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( 別 紙 ) 以 下 法 とあるのは 改 正 法 第 5 条 の 規 定 による 改 正 後 の 健 康 保 険 法 を 指 す ( 施 行 期 日 は 平 成 28 年 4 月 1 日 ) 1. 標 準 報 酬 月 額 の 等 級 区 分 の 追 加 について 問 1 法 改 正 により 追 加

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〔自 衛 隊〕

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(4) 武 力 攻 撃 原 子 力 災 害 合 同 対 策 協 議 会 との 連 携 1 市 は 国 の 現 地 対 策 本 部 長 が 運 営 する 武 力 攻 撃 原 子 力 災 害 合 同 対 策 協 議 会 に 職 員 を 派 遣 するなど 同 協 議 会 と 必 要 な 連 携 を 図 る

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十 分 な 透 明 性 を 欠 く 形 で 軍 事 力 を 広 範 かつ 急 速 に 強 化 している また 海 空 域 等 における 活 動 を 急 速 に 拡 大 活 発 化 し 力 を 背 景 とした 現 状 変 更 の 試 みを 示 している こうした 軍 事 動 向 等 については 我 が

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Transcription:

皆 様 こんばんは 只 今 ご 紹 介 に 与 りました アンジェレラでございます 米 空 軍 幹 部 達 にとって 名 高 いイベントである 日 米 エアフォース 友 好 協 会 総 会 へお 招 き 頂 きまして まこ とにありがとうございます 素 晴 らしいメンバーの 方 々の 前 で 講 演 する 場 を 設 けてくださった 協 会 会 長 吉 田 元 空 将 にも 感 謝 を 申 し 上 げたいと 思 います また この 度 外 薗 元 空 将 が 当 協 会 の 新 会 長 に 任 命 されたと 言 うことで 心 からお 祝 い 申 し 上 げます 外 薗 空 将 と 私 は 旧 友 でし て 今 後 もそろって 日 米 同 盟 の 深 化 に 共 に 取 り 組 めることを 楽 しみにしています 本 日 この 場 に 招 待 された 事 は 私 にとってこの 上 ない 名 誉 であります ご 存 知 の 方 もい らっしゃるかと 思 いますが JAAAGAが 設 立 された 1996 年 私 にとって 初 の 日 本 勤 務 であ り 当 時 の 在 日 米 軍 兼 5 空 軍 司 令 官 副 官 として 勤 めておりました 今 回 5 度 目 の 日 本 勤 務 とな りますが 改 めてJAAGAの 活 動 に 携 われることがいかに 光 栄 な 事 であるかを 感 じておりま す ご 紹 介 にありましたとおり 本 日 は 4 年 毎 に 実 施 されるアメリカの 国 防 計 画 見 直 し QDR を 基 にした 在 日 米 軍 のアジア 太 平 洋 地 域 での 活 動 についてお 話 致 しますが その 前 に まずオバマ 大 統 領 の 日 本 訪 問 についてふれたいと 思 います 先 月 オバマ 大 統 領 が 国 賓 として 日 本 を 訪 れた 際 に 大 統 領 にお 会 いすることができ その 時 のコメントが 深 く 印 象 に 残 っており ます オバマ 大 統 領 は 日 米 同 盟 がいかに 重 要 であるかを 強 調 され 具 体 的 に 日 米 同 盟 は 当 地 域 の 安 全 経 済 の 発 展 の 基 盤 である と 語 りました また 大 統 領 安 部 首 相 は 共 に 日 米 関 係

は 相 互 理 解 や 国 際 秩 序 へ 対 する 共 通 のビジョンを 基 に 築 かれた 関 係 であると 強 調 し 日 米 同 盟 は 今 もなお 地 域 の 平 和 と 安 定 の 礎 であり 国 際 協 力 のプラットフォームである とおっしゃ いました 両 首 脳 は 今 後 も 継 続 して 安 全 保 障 面 での 協 力 を 深 化 させることで 合 意 し 日 本 におけ る 米 軍 は 引 き 続 き 最 新 鋭 の 軍 事 能 力 を 備 え そして 日 米 は 肩 を 並 べ 地 域 での 紛 争 について は 対 話 をとおした 平 和 的 な 解 決 を 呼 びかける と 大 統 領 は 述 べました アジア 太 平 洋 地 域 における 米 軍 オペレーションへの 支 援 を 大 統 領 は 明 確 に 示 して 下 さい ました 又 このきわめて 重 大 な 地 域 で 一 太 平 洋 国 家 として 米 国 がどのように 友 好 国 パ ートナー 国 同 盟 国 と 共 に 前 進 していくのか これらがQDRで 更 に 明 確 に 示 されています 特 に 過 去 60 年 間 米 国 は 貿 易 の 開 放 と 自 由 公 正 な 国 際 秩 序 の 推 進 共 有 ドメインアク セスの 維 持 等 へ 対 するコミットメントをとおし アジア 太 平 洋 地 域 の 平 和 と 繁 栄 を 支 援 して 参 りました 米 国 と 当 地 域 の 間 には 強 固 な 経 済 安 全 保 障 面 や 人 とのつながりがあり その 絆 は 成 長 を 続 けています 国 際 貿 易 政 治 安 全 保 障 面 で アジア 太 平 洋 はより 主 要 な 地 域 となってきています また もっとも 軍 事 化 された 地 域 でもあり 軍 事 支 出 は 常 に 上 昇 傾 向 にあります 地 域 諸 国 は 軍 事 力 安 全 保 障 能 力 を 向 上 させ それに 伴 い 当 地 域 におけるさまざまな 課 題 が 予 期 せぬ 破 壊 的 な 事 態 へと 発 展 する 可 能 性 や 今 まで 構 築 されてきた 地 域 の 平 和 安 定 繁 栄 が 覆 され てしまう 可 能 性 も 秘 めています ただ その 一 方 で 新 たな 協 力 関 係 をもたらす 機 会 であることも 事 実 です

たとえば 緊 張 や 紛 争 を 未 然 に 防 ぐため ASEANや 人 道 支 援 海 上 安 全 保 障 対 テロ 等 での 協 力 関 係 がみられる 地 域 国 からなる 多 国 間 安 全 保 障 構 造 が 開 拓 され 始 めています この 他 従 来 地 域 安 全 保 障 の 要 である 日 本 オーストラリア 韓 国 に 加 え 国 力 を 伸 ば し 始 めているインドやインドネシア 等 の 国 々も リーダー 的 役 割 を 担 い コミュニケーション や 情 報 共 有 の 向 上 に 取 り 組 んでいます 多 くのアジア 太 平 洋 諸 国 が 更 なる 繁 栄 国 際 規 範 の 確 立 軍 事 バランスの 安 定 を 目 標 としてい る 中 米 国 も リーダー 及 びパートナーとして - わが 国 同 盟 パートナー 国 の 安 全 保 障 - 開 放 されたシステムによる 強 い 経 済 - 普 遍 的 価 値 観 の 尊 重 - 平 和 安 全 保 障 協 力 機 会 の 推 進 を 可 能 とする 国 際 規 律 の 確 立 等 共 通 する 国 際 的 利 益 を 前 進 させることに 勤 めます - 2014 年 QDRは21 世 紀 におけるアメリカの 防 衛 プライオリティを 具 体 化 し 先 に 説 明 し た 共 通 する 利 益 を 守 り 前 進 させることで 国 家 安 全 保 障 戦 略 と 一 致 しています 又 ア ジア 太 平 洋 へのリバランスは 地 域 の 平 和 と 安 定 維 持 へ 向 けた 防 衛 プライオリティの 一 環 であります プライオリティは 2014 年 度 の QDR をとおし 具 体 化 され それがより 総 括 的 な 戦 略 枠 組 みへと 反 映 されます 国 防 戦 略 では 次 の 三 つが 主 要 な 柱 としてあげられています - 本 土 の 防 衛 :アメリカへ 対 する 攻 撃 を 抑 止 打 破 し 又 民 間 当 局 への 支 援 をとおし 攻 撃 や 自 然 災 害 の 影 響 を 小 限 化 すること

- 地 球 規 模 の 安 全 構 築 : 地 域 の 安 定 維 持 敵 の 抑 止 同 盟 パートナー 国 を 支 援 し 協 力 関 係 を 築 き 共 通 する 安 全 保 障 課 題 を 解 決 すること - 戦 力 投 射 と 決 定 的 な 勝 利 : 侵 略 行 為 の 打 破 テロ ネットワークの 妨 害 無 効 化 の 他 人 道 支 援 災 害 支 援 を 提 供 すること これら 三 つの 戦 略 目 標 を 支 援 するにあたり アジア 太 平 洋 地 域 における 我 々の 態 勢 は 極 めて 重 要 であり その 重 要 性 は 今 後 も 変 わらぬものであります 戦 略 支 援 は 容 易 いことではあ りません しかし 困 難 を 乗 り 越 えてこそ 価 値 ある 任 務 の 達 成 につながるのです 努 力 を 進 める 中 米 軍 も 様 々な 内 部 課 題 に 直 面 しています 12 年 にも 及 ぶ 紛 争 からの 撤 収 2013 年 度 強 制 予 算 削 減 による 即 応 体 制 の 悪 化 そして 進 まぬ 部 隊 の 近 代 化 共 同 部 隊 の 再 構 築 には 時 間 と 予 算 が 必 要 であります 共 同 部 隊 のバランスを 回 復 するため 国 防 省 が 近 い 将 来 調 整 すべき 特 定 項 目 が 現 実 的 実 践 可 能 な 形 で 大 統 領 の2015 年 度 予 算 案 に 記 述 されています 今 後 5 年 間 で 部 隊 規 模 は 全 体 的 に 小 さくなりますが それと 同 時 に 近 代 化 され 即 応 性 も 改 善 します アジア 太 平 洋 地 域 における 米 軍 態 勢 は 恐 らく 変 わることなく 又 近 代 化 に 関 しては 引 き 続 き 最 新 鋭 兵 器 を 当 地 域 へ 展 開 することで 進 めます 先 ほど 説 明 した 対 策 からの 影 響 はア ジア 太 平 洋 では 実 感 できないかもしれませんんが その 他 地 域 では 米 軍 のプレセンスが 縮 小 さ れたことが 明 らかに 実 感 されると 思 います 仮 に 米 国 の 経 済 展 望 が 改 善 しない 場 合 QDRにある 慎 重 なステップを 踏 むことにより 国 家 安 全 保 障 ニーズに 答 えられるに 必 要 な 米 軍 能 力 の 向 上 が 図 れます

予 算 枠 があがることを 期 待 しながら 重 要 判 断 を 先 延 ばしすると 実 行 の 時 より 痛 みを 伴 います また 期 待 していた 財 源 が 最 終 的 に 確 保 できなかった 場 合 我 々の 戦 略 実 行 能 力 に 大 きなダメージを 与 えます QDRであげられる 最 終 部 隊 力 部 隊 構 成 をまとめますと: - 米 陸 軍 につきましては 全 面 的 な 陸 上 戦 を 実 行 できる 世 界 級 の 部 隊 を 維 持 します マル チフェーズ 共 同 多 国 作 戦 等 の 大 規 模 な 作 戦 の 一 環 として 迅 速 かつ 持 続 的 に 活 動 で きる 人 員 数 育 成 制 度 装 備 即 応 体 制 を 備 えます このような 部 隊 を 維 持 するにあ たり 陸 軍 組 織 の( 現 役 州 兵 予 備 役 )リバランスを 図 ります 現 役 兵 は 戦 争 最 大 時 の57 万 人 から 44-45 万 人 へと 縮 小 されます 州 兵 も 同 様 35 万 8 千 人 から33 万 5 千 人 へ と 縮 小 予 備 役 は20 万 5 千 から19 万 5 千 と 縮 小 されます 仮 に2016 年 度 に 強 制 削 減 が 再 開 された 場 合 この 数 字 はさらに 縮 小 され 現 役 が42 万 人 州 兵 が31 万 5 千 人 予 備 役 が18 万 5 千 となります - 次 に 海 軍 ですが 有 事 への 対 応 地 球 規 模 の 安 全 保 障 へ 向 け 部 隊 規 模 を 保 ちます 積 極 的 に 調 達 コスト 削 減 や 係 船 を 実 施 し 洋 上 艦 航 空 機 潜 水 艦 の 近 代 化 を 図 り 21 世 紀 の 脅 威 へ 対 応 します また すべての 地 域 において あらゆる 有 事 に 対 応 できる 艦 隊 能 力 の 維 持 に 勤 めます 沿 海 域 戦 闘 艦 の 調 達 は32 隻 にとどめ 高 能 で 破 壊 力 ある 小 規 模 洋 上 戦 闘 艦 の 調 達 を 代 替 案 として 提 出 します 2016 年 度 に 強 制 削 減 再 開 となった 場 合 ですが 国 防 省 は 更 なる 決 断 に 迫 られます この 場 合 空 母 ジョージ ワシントン は 予 定 されている 再 補 給 全 面 整 備 前 に 退 役 となり 空 母 打 撃 群 は10 隻 体 制 となりま す

- 海 兵 隊 は 極 めて 重 要 な 危 機 対 応 部 隊 としての 役 割 を 継 続 し 近 代 化 を 優 先 させ 即 応 性 能 を 確 保 します 人 員 総 力 は18 万 2 千 人 大 使 館 警 備 にあたる 増 員 900 名 がこの 数 に 含 まれており 海 外 における 米 の 国 益 や 施 設 防 護 に 従 事 します ただし 強 制 削 減 が 2016 年 度 再 開 となった 場 合 海 兵 隊 員 数 は17 万 5 千 となります - 最 後 に 米 空 軍 ですが 最 新 防 衛 戦 略 に 不 可 欠 である グローバルな 戦 力 投 射 能 力 を 維 持 します 先 端 防 空 システムに 対 抗 するため 戦 闘 機 爆 撃 機 を 含 む 次 世 代 航 空 戦 闘 機 の 近 代 化 を 図 ります 又 これらプログラムの 実 行 及 び 主 要 能 力 への 投 資 を 保 持 するた め 単 一 任 務 航 空 プラットフォームを 削 減 もしくは 排 除 します 仮 に2016 年 度 以 降 強 制 削 減 再 開 となった 場 合 航 空 機 80 機 を 追 加 で 退 役 させ 統 合 打 撃 戦 闘 機 (F35) 購 入 の 遅 延 等 より 困 難 な 判 断 を 迫 られることになります - 近 代 的 であり 能 力 即 応 性 を 備 えた 共 同 部 隊 である 為 にはリバランスが 必 要 です 国 防 省 は 大 統 領 の2015 年 度 予 算 に 合 わせ 次 に 挙 げられるステップを 踏 み 国 家 戦 略 支 援 へ 向 けた 主 要 能 力 を 維 持 します - サイバーに 関 しては 新 らたな 拡 張 された 能 力 や 部 隊 に 投 資 をし サイバー 作 戦 の 実 施 や あらゆる 地 域 での 作 戦 支 援 能 力 を 向 上 させ 戦 闘 軍 司 令 官 の 任 務 計 画 執 行 を 支 援 すると 共 に 米 国 へ 向 けられたサイバー 攻 撃 に 対 抗 します - ミサイル 防 衛 においては 陸 上 迎 撃 システム 数 を 増 加 させ 早 期 警 戒 追 尾 情 報 提 供 のた め 2 台 目 のレーダーを 日 本 に 配 備 します また ミサイル 防 衛 システム 識 別 セン サー 能 力 の 向 上 に 投 資 を 特 化 させます これに 加 え ミサイル 防 衛 システムの 追 加 配 備 が 必 要 となった 場 合 に 備 え 米 国 における 最 適 な 追 加 配 備 地 を 検 討 している 最 中 です

- 核 抑 止 これについては デリバリー 警 戒 指 揮 統 制 システムの 近 代 化 また エネ ルギー 省 と 共 同 で 核 兵 器 やその 支 援 インフラへの 投 資 を 継 続 します - 宇 宙 の 面 では より 簡 素 化 された 低 コストで 抗 堪 性 を 持 ったシステムやアーキテク チャへと 移 行 し 攻 撃 抑 止 のため 多 層 的 アプローチを 追 求 し その 一 方 で 抑 止 が 効 かな い 場 合 に 備 え 対 応 能 力 を 維 持 します - エア シーにおいては 戦 闘 機 長 距 離 攻 撃 機 や 存 命 率 の 高 い 偵 察 機 抗 堪 性 あるアーキ テクチャ 潜 水 兵 器 等 への 投 資 を 継 続 し 共 同 部 隊 としてのA2AD 対 応 能 力 を 高 めま す - 精 密 攻 撃 に 関 しては 戦 闘 機 や 爆 撃 機 によるターゲット 対 処 を 可 能 とする 先 端 空 対 地 ミ サイルを 調 達 する 他 長 距 離 対 艦 巡 航 ミサイルを 調 達 し 防 空 域 における 米 空 軍 との 共 同 水 上 戦 対 処 能 力 を 向 上 させます - インテル 監 視 偵 察 (ISR) ここでは 激 戦 環 境 においても 効 果 的 な 作 戦 対 応 がで きるシステムへの 投 資 と 同 時 に 緩 和 された 環 境 においても 国 際 情 勢 対 テロやその 他 作 戦 を 支 援 できるシステム 両 方 への 投 資 バランスを 図 ります - 対 テロ 特 殊 作 戦 部 隊 に 関 しては6 万 9 千 700 人 規 模 へと 成 長 させます また ネッ トワーク 化 及 び 分 散 された 作 戦 の 持 続 でテロを 打 破 し 越 境 脅 威 やWMD 対 抗 能 力 を 維 持 する 他 パートナー 国 の 能 力 構 築 や 従 来 作 戦 を 支 援 します 現 予 算 環 境 とQDRロードマップを 合 わせ 見 た 時 アジア 太 平 洋 へのコミットメント そして 当 地 域 での 極 めて 重 要 な 関 係 を 保 ちながらも 主 要 能 力 の 保 持 は 可 能 であると 私 は 確 信 を 持 っています さらには2020 年 においても アメリカは 最 強 軍 を 持 つ 国 であり 続 ける

と 自 身 を 持 って 言 えます 130カ 国 を 超 える 国 々や 海 上 で 勤 務 する 男 女 兵 員 が100 万 人 以 上 内 5 万 人 が 誇 りを 持 って 日 本 で 勤 務 しています 彼 らは 全 てのドメインにおいて 如 何 なる 敵 にも 勝 る 能 力 を 持 っています 米 軍 リーダーシップが 一 番 懸 念 していること それは 長 期 特 に 今 後 20 年 を 見 据 え 我 々が 迅 速 且 つ 深 いレベルで 革 新 を 成 し 遂 げられないのではないかと 将 来 的 に いくつか の 難 しい 決 断 に 迫 られる 時 がきます 我 々は 軍 事 能 力 の 最 適 化 を 図 れるよう そして 引 き 続 き 敵 に 勝 る 体 制 即 応 性 を 維 持 できる 道 筋 を 示 してくれるよう 国 のリーダーに 要 望 しています 結 論 としまして アメリカ 大 統 領 そしてわが 国 の 息 子 や 娘 達 はアジア 太 平 洋 地 域 の 平 和 と 安 定 を 守 ることに 対 し コミットメントを 持 っています 最 高 に 訓 練 装 備 された 最 強 部 隊 であり 続 けるために 我 々は 適 切 な 手 段 をとっていきます また 個 人 においては 我 々 を 受 け 入 れて 下 さっている 地 域 の 方 々にとって 良 き 友 良 き 隣 人 であれる 様 最 大 の 努 力 を 尽 くします 皆 様 ご 清 聴 ありがとうございました これより ご 質 問 等 をお 受 けしたいと 思 います