2009年8月1日

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社 会 保 障 税 一 体 改 革 ( 年 金 分 野 )の 経 緯 社 会 保 障 税 一 体 改 革 大 綱 (2 月 17 日 閣 議 決 定 ) 国 年 法 等 改 正 法 案 (2 月 10 日 提 出 ) 法 案 を 提 出 する または 法 案 提 出 を 検 討 する と された 事

Microsoft Word - 目次.doc


母 子 医 療 対 策 費 462 (313,289) 国 4,479 1 不 妊 治 療 助 成 事 業 8,600 不 妊 治 療 費 用 の 一 部 を 助 成 し 経 済 的 負 担 の 軽 減 を 図 る 230, ,608 不 妊 治 療 費 の 増 加 による 増 額 分

●幼児教育振興法案

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(2) 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 保 育 の 必 要 な 子 どものいる 家 庭 だけでなく 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 のために 利 用 者 支 援 事 業 や 地 域 子 育 て 支 援 事 業 な

根 本 確 根 本 確 民 主 率 運 民 主 率 運 確 施 保 障 確 施 保 障 自 治 本 旨 現 資 自 治 本 旨 現 資 挙 管 挙 管 代 表 監 査 教 育 代 表 監 査 教 育 警 視 総 監 道 府 県 警 察 本 部 市 町 村 警 視 総 監 道 府 県 警 察 本 部

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スライド 1

公 的 年 金 制 度 について 制 度 の 持 続 可 能 性 を 高 め 将 来 の 世 代 の 給 付 水 準 の 確 保 等 を 図 るため 持 続 可 能 な 社 会 保 障 制 度 の 確 立 を 図 るための 改 革 の 推 進 に 関 する 法 律 に 基 づく 社 会 経 済 情

    平成11年度余市町私立幼稚園就園奨励費補助金交付要綱

Microsoft Word - 制度の概要_ED.docx

国 家 公 務 員 の 年 金 払 い 退 職 給 付 の 創 設 について 検 討 を 進 めるものとする 平 成 19 年 法 案 をベースに 一 元 化 の 具 体 的 内 容 について 検 討 する 関 係 省 庁 間 で 調 整 の 上 平 成 24 年 通 常 国 会 への 法 案 提

就 学 前 教 育 保 育 の 実 施 状 況 ( 平 成 23 年 度 ) 3 歳 以 上 児 の 多 く(4 歳 以 上 児 はほとんど)が 保 育 所 又 は 幼 稚 園 に 入 所 3 歳 未 満 児 (0~2 歳 児 )で 保 育 所 に 入 所 している 割 合 は 約 2 割 就 学

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川越市幼稚園就園奨励費補助金交付要綱

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

2 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 ( 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 平 均 給 与

目 次 1. 社 会 保 障 分 野 でできること 1 1 高 額 医 療 高 額 介 護 合 算 制 度 の 改 善 2 保 険 証 機 能 の 一 元 化 3 自 己 診 療 情 報 の 活 用 4 給 付 可 能 サービスの 行 政 側 からの 通 知 2. 年 金 分 野 でできること 5

技 能 労 務 職 公 務 員 民 間 参 考 区 分 平 均 年 齢 職 員 数 平 均 給 与 月 額 平 均 給 与 月 額 平 均 給 料 月 額 (A) ( 国 ベース) 平 均 年 齢 平 均 給 与 月 額 対 応 する 民 間 の 類 似 職 種 東 庄 町 51.3 歳 18 77

らの 内 容 について 規 定 することとしております 今 回 お 示 しする 整 理 は 現 時 点 の 案 ですので あらかじめご 承 知 おき 下 さい 同 令 等 の 改 正 規 定 が 確 定 し 次 第 改 めてご 連 絡 をさせていただきます 記 1 軽 減 措 置 の 具 体 的 な

(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 き 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている

第 一 子 ども 子 育 て 支 援 の 意 義 に 関 する 事 項 子 どもの 最 善 の 利 益 が 実 現 される 社 会 を 目 指 すとの 考 え 方 を 基 本 とする 障 害 疾 病 虐 待 貧 困 など 社 会 的 な 支 援 の 必 要 性 が 高 い 子 どもやその 家 族 を

(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 概 要 国 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている 総 合 的

小山市保育所整備計画

Microsoft Word - 【溶け込み】【修正】第2章~第4章

有 料 老 ホーム ( ) ( 主 として 要 介 護 状 態 にある を 入 居 させるも のに 限 る ) 第 29 条 ( 届 出 等 ) 第 二 十 九 条 有 料 老 ホーム( 老 を 入 居 させ 入 浴 排 せつ 若 しくは 食 事 の 介 護 食 事 の 提 供 又 はその 他 の

平成25年度 独立行政法人日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について

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■認知症高齢者の状況

03 平成28年度文部科学省税制改正要望事項

別 添 1 女 性 国 家 公 務 員 の 登 用 状 況 資 料 1 指 定 職 に 占 める 女 性 の 割 合 は3.0%( 平 成 27 年 11 月 1 日 現 在 ) ( 前 年 9 月 1 日 現 在 から0.2ポイント 増 ) 本 省 課 室 長 相 当 職 以 上 に 占 める 女

為 が 行 われるおそれがある 場 合 に 都 道 府 県 公 安 委 員 会 がその 指 定 暴 力 団 等 を 特 定 抗 争 指 定 暴 力 団 等 として 指 定 し その 所 属 する 指 定 暴 力 団 員 が 警 戒 区 域 内 において 暴 力 団 の 事 務 所 を 新 たに 設

(2) 特 別 障 害 給 付 金 国 民 年 金 に 任 意 加 入 していなかったことにより 障 害 基 礎 年 金 等 を 受 給 していない 障 がい 者 の 方 に 対 し 福 祉 的 措 置 として 給 付 金 の 支 給 を 行 う 制 度 です 支 給 対 象 者 平 成 3 年 3

次 世 代 育 成 支 援

別 紙 第 号 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 議 案 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 を 次 のように 定 める 平 成 26 年 2 月 日 提 出 高 知 県 知 事 尾

資料2 利用者負担(保育費用)

別紙3

Microsoft Word - 奨学金相談Q&A.rtf

Taro-29職員退職手当支給規程

退職手当とは

Taro-H26改正_溶け込み_中学授業

平成16年年金制度改正 ~年金の昔・今・未来を考える~

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2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 (24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 号 級 の 給 料 月 額 最 高 号 級 の 給 料 月 額 1 級 ( 単 位 : ) 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 8 級 9 級 1 級 135,6 185,8 222,9 261,

別紙3

●労働基準法等の一部を改正する法律案

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Microsoft Word - 02第3期計画(元データ).doc

16 日本学生支援機構

(3) 職 員 の 初 任 給 の 状 況 ( 平 成 5 年 月 日 現 在 ) 決 定 初 任 給 採 用 年 経 過 後 給 料 月 額 大 学 卒 7, 8, 一 般 行 政 職 短 大 卒 9,8 6, 高 校 卒, 8,5 () 職 員 の 経 験 年 数 別 学 歴 別 平 均 給 料

(4) 運 転 する 学 校 職 員 が 交 通 事 故 を 起 こし 若 しくは 交 通 法 規 に 違 反 したことにより 刑 法 ( 明 治 40 年 法 律 第 45 号 ) 若 しくは 道 路 交 通 法 に 基 づく 刑 罰 を 科 せられてから1 年 を 経 過 していない 場 合 同

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 23 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 号 給 の 給 料 月 額 最 高 号 給 の 給 料 月 額 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 ( 単 位 : ) 6 級 7 級 8 級 135, , ,900 2

( 新 ) 医 療 提 供 の 機 能 分 化 に 向 けたICT 医 療 連 携 導 入 支 援 事 業 費 事 業 の 目 的 医 療 政 策 課 予 算 額 58,011 千 円 医 療 分 野 において あじさいネットを 活 用 したICT したICT 導 入 により により 医 療 機 能

私立大学等研究設備整備費等補助金(私立大学等

障害福祉制度あらまし目次

参 考 様 式 再 就 者 から 依 頼 等 を 受 けた 場 合 の 届 出 公 平 委 員 会 委 員 長 様 年 月 日 地 方 公 務 員 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 261 号 ) 第 38 条 の2 第 7 項 規 定 に 基 づき 下 記 のとおり 届 出 を します この

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1 資 料 編 我 が 国 の 人 口 の 推 移 厚 労 働 全 般 平 成 24 年 版 厚 労 働 白 書 5

児童扶養手当(大阪府)

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Q1 4 月 から 児 童 手 当 の 支 給 額 はどうなるのですか? Q2 児 童 手 当 には 所 得 制 限 が 設 けられるとのことですが 具 体 的 な 基 準 はどのよう になるのですか? Q3 4 月 以 降 児 童 手 当 を 受 け 取 るためには 手 続 きが 必 要 ですか?

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 号 給 の 給 料 月 額 ( 単 位 : ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 135, , , , , ,600

3 体 制 整 備 等 (1) 全 ての 特 定 事 業 主 が 共 同 して 取 組 むものとする () 総 務 部 人 事 管 理 室 人 事 課 を 計 画 推 進 の 主 管 課 とし 全 ての 市 職 員 により 推 進 する (3) 実 施 状 況 を 把 握 し 計 画 期 間 中 で

(4) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 国 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている.

Microsoft PowerPoint - 【資料5】社会福祉施設職員等退職手当共済制度の見直し(案)について

Microsoft Word

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 ( 単 位 : ) 6 級 7 級 8 級 1 号 給 の 給 料 月 額 135,6 185,8 222,9 261,9 289,2 32,6 366,2 41

●電力自由化推進法案

平 成 27 年 11 月 ~ 平 成 28 年 4 月 に 公 開 の 対 象 となった 専 門 協 議 等 における 各 専 門 委 員 等 の 寄 附 金 契 約 金 等 の 受 取 状 況 審 査 ( 別 紙 ) 専 門 協 議 等 の 件 数 専 門 委 員 数 500 万 円 超 の 受

頸 がん 予 防 措 置 の 実 施 の 推 進 のために 講 ずる 具 体 的 な 施 策 等 について 定 めることにより 子 宮 頸 がんの 確 実 な 予 防 を 図 ることを 目 的 とする ( 定 義 ) 第 二 条 この 法 律 において 子 宮 頸 がん 予 防 措 置 とは 子 宮

発 覚 理 由 違 反 態 様 在 日 期 間 違 反 期 間 婚 姻 期 間 夫 婦 間 の 子 刑 事 処 分 等 1 出 頭 申 告 不 法 残 留 約 13 年 9 月 約 9 年 11 月 約 1 年 10 月 2 出 頭 申 告 不 法 入 国 約 4 年 2 月 約 4 年 2 月 約

職 員 の 初 任 給 等 の 状 況 () 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び の 状 況 ( 年 4 月 日 現 在 ) 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 ( ベース) 44. 歳 6,4, 歳,44 4,7 7,6 4. 歳 7,

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セルフメディケーション推進のための一般用医薬品等に関する所得控除制度の創設(個別要望事項:HP掲載用)

東久留米市訓令乙第   号

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 (24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 1 号 給 の 給 料 月 額 135,6 185,8 222,9 261,9 289,2 32,6 最 高 号 給 の 給 料 月 額 243,7 37,8 35

った 場 合 など 監 事 の 任 務 懈 怠 の 場 合 は その 程 度 に 応 じて 業 績 勘 案 率 を 減 算 する (8) 役 員 の 法 人 に 対 する 特 段 の 貢 献 が 認 められる 場 合 は その 程 度 に 応 じて 業 績 勘 案 率 を 加 算 することができる

Microsoft Word - y doc

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 23 年 4 月 1 日 現 在 ) ( 単 位 : ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 8 級 1 号 給 の 給 料 月 額 135,6 161,7 222,9 261,9 289,2 32,6 366,2 41

弁護士報酬規定(抜粋)

003-00個人の健康増進・疾病予防の推進のための所得控除制度の創設(個別要望事項:HP掲載用)

第 7 条 職 員 の 給 与 に 関 する 規 程 ( 以 下 給 与 規 程 という ) 第 21 条 第 1 項 に 規 定 す るそれぞれの 基 準 日 に 育 児 休 業 している 職 員 のうち 基 準 日 以 前 6 月 以 内 の 期 間 にお いて 在 職 した 期 間 がある 職

学校安全の推進に関する計画の取組事例

(2) 就 業 規 則 の 状 況 就 業 規 則 は 90.0%の 事 業 所 が 整 備 している このうち 就 業 規 則 を 周 知 している 事 業 所 は 84.0%で 周 知 の 方 法 ( 複 数 回 答 )については 常 時 掲 示 または 備 え 付 け が 最 も 多 く 64

職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 ( 平 成 年 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 福 岡 県 技 能 労 務 職 歳 1,19,98 9,9 歳 8,

技 能 労 務 職 平 均 年 齢 歳,7 平 均 給 料 月 額 歳 7,,8, 歳,9,57, 7,7 7,9 9,5 - (8,85) (5,) 類 似 団 体 5. 歳 9,8 9, 85, ( 注 ) 平 均 給 料 月 額 とは 平 成 5 年 月 日 現 在 における

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 現 況 ( 平 成 22 1 号 給 の 給 料 月 額 137,9 188,9 226,7 266,4 294,3 最 高 号 給 の 給 料 月 額 247,9 314,9 362,8 399,9 415,1 ( 注 ) 給 料 月 額 は 給 与 抑 制

m07 北見工業大学 様式①

3 職 員 の 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び の 状 況 (24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 ( ベース) 43.7 歳 32, , ,321

異 議 申 立 人 が 主 張 する 異 議 申 立 ての 理 由 は 異 議 申 立 書 の 記 載 によると おおむね 次 のとおりである 1 処 分 庁 の 名 称 の 非 公 開 について 本 件 審 査 請 求 書 等 について 処 分 庁 を 非 公 開 とする 処 分 は 秋 田 県

2 前 項 前 段 の 規 定 にかかわらず 年 俸 制 教 職 員 から 申 し 出 があった 場 合 においては 労 使 協 定 に 基 づき その 者 に 対 する 給 与 の 全 額 又 は 一 部 を 年 俸 制 教 職 員 が 希 望 する 金 融 機 関 等 の 本 人 名 義 の 口

子ども手当見直しによる家計への影響~高所得者層の可処分所得は大幅減少に

学校法人日本医科大学利益相反マネジメント規程

経 常 収 支 差 引 額 の 状 況 平 成 22 年 度 平 成 21 年 度 対 前 年 度 比 較 経 常 収 支 差 引 額 4,154 億 円 5,234 億 円 1,080 億 円 改 善 赤 字 組 合 の 赤 字 総 額 4,836 億 円 5,636 億 円 800 億 円 減

Transcription:

子 育 て 環 境 と 子 育 て 世 代 の 父 親 に 関 する 政 党 アンケート 公 明 党 からの ( 課 題 1) 保 育 園 の 待 機 児 童 や 学 童 保 育 問 題 保 育 所 に 入 れない 待 機 児 童 が 4 万 人 (08 年 10 月 現 在 )にものぼり ベビーホテルなどに 預 けられ ている 子 どもなどの 潜 在 的 待 機 児 童 も 含 めると 100 万 人 にも 達 すると 言 われています また 学 童 保 育 の 利 用 者 数 も 増 えていますが 働 く 父 母 たちのニーズを 満 たすにはまだ 多 くの 課 題 があります 危 険 度 が 増 している 子 どもの 外 遊 びを 減 らさざるを 得 ない 一 方 働 く 母 親 が 増 え 核 家 族 化 が 進 ん でいる 現 状 下 保 育 所 や 学 童 施 設 をより 充 実 させていくことは 最 重 要 課 題 の 一 つであることは 疑 う 余 地 がございません そこで 保 育 所 の 待 機 児 童 問 題 や 学 童 保 育 の 充 実 化 について 貴 党 の 見 解 をお 伺 いします 1-1) 認 可 保 育 所 数 や 学 童 保 育 の 制 度 は 現 状 でも 十 分 だとお 考 え ですか? ロ) 十 分 ではないが 現 状 で 満 足 すべき 1-2) 上 記 1-1)でハ) 若 しくはニ)とお 答 ご 指 摘 のように 保 育 所 や 学 童 施 設 をより 充 実 させていくことの 重 要 性 はまったく 同 じ 認 識 です その 上 で 財 政 面 での 課 題 が 大 きな 要 因 を 考 えております 1-3) 上 記 1-2)を 解 決 するための 貴 1-4) 上 記 1-3)の 貴 党 政 策 を 8 月 衆 児 童 福 祉 法 に 規 定 されている 保 育 に 欠 ける という 部 分 の 見 直 しも 含 め いかなる 家 庭 の 子 どもであっても 充 実 した 保 育 サ ービスが 受 けられる 環 境 整 備 が 重 要 であると 考 えます その 上 で 認 定 子 ども 園 や 事 業 所 内 保 育 施 設 の 設 置 促 進 を 通 じ 受 け 入 れ 児 童 数 を 拡 大 するとともに 保 育 所 待 機 児 童 ゼロ を 目 指 し 延 長 保 育 休 日 保 育 保 育 ママなど 多 様 なサービスの 拡 充 を 図 ります また 就 学 児 童 の 放 課 後 対 策 のため 放 課 後 子 ど もプラン のさらなる 拡 充 に 取 り 組 みます 1/9

( 課 題 2) 子 どもの 貧 困 問 題 高 校 から 大 学 までにかかる 子 ども 一 人 当 たりの 費 用 は 平 均 1,000 万 円 を 超 え 教 育 費 が 年 収 の 3 割 以 上 にもなっていると 言 われています( 日 本 政 策 金 融 公 庫 調 査 ) 一 方 貧 困 と 格 差 の 広 がりにより 経 済 的 理 由 で 退 学 を 余 儀 なくされている 学 生 も 増 えております また 義 務 教 育 期 間 中 の 公 立 小 中 学 校 に 通 う 子 どもの 中 には 修 学 旅 行 費 が 払 えないので 参 加 でき ないという 事 例 も 散 見 されています 将 来 の 日 本 を 担 う 子 どもたちには 教 育 を 受 ける 権 利 がある 中 親 の 貧 富 の 差 が 子 どもの 教 育 機 会 に 大 きく 影 響 を 及 ぼすことは 更 なる 貧 困 問 題 にも 繋 がることは 疑 う 余 地 がございません そこで 教 育 費 の 補 助 などについて 貴 党 の 見 解 をお 伺 いします 2-1) 国 や 行 政 の 支 出 に 占 める 教 育 費 の 割 合 やその 制 度 は 現 状 で も 十 分 だとお 考 えですか? ロ) 親 の 貧 困 が 影 響 するのは 致 し 方 無 く 現 状 で 満 足 すべき ハ) 支 出 割 合 を 多 少 増 やし 改 善 すべき ニ) 支 出 割 合 を 大 きく 増 やし 抜 本 的 に 改 善 すべき 2-2) 教 育 費 補 助 は 貧 困 家 庭 向 けを 中 心 に 実 施 すべきですか? イ) 貧 困 家 庭 向 けを 中 心 に 実 施 すべき ロ) 親 の 年 収 とは 関 係 なく 一 律 で 実 施 すべき ハ) 上 記 イ)とロ)の 折 衷 案 2-3) 貴 党 の 子 ども 向 け 教 育 費 など を 含 めた 子 どもの 貧 困 問 題 に 関 する 政 策 をお 持 ちですか? お 持 ちの 場 合 その 内 容 をより 具 体 的 に 数 値 や 時 期 などの 定 量 ご 指 摘 のような 経 済 的 な 理 由 で 生 じる 教 育 格 差 を 解 消 するため に まずは 所 得 の 低 い 方 から 重 点 的 に 支 援 してまいります 具 体 的 には 第 一 に 高 校 の 授 業 料 を 保 護 者 の 所 得 に 合 わせて 段 階 的 に 減 免 します 第 二 に 給 付 型 奨 学 金 を 拡 充 創 設 し 経 済 的 な 理 由 で 修 学 継 続 が 困 難 な 高 校 生 や 大 学 生 を 支 援 します 第 三 に 各 都 道 府 県 に 教 育 安 心 基 金 ( 仮 称 )を 設 置 し 教 材 図 書 等 の 援 助 や 就 学 援 助 給 食 費 の 支 援 等 を 行 ってまいります 2-4) 上 記 2-3)の 貴 党 政 策 を 8 月 衆 ( 課 題 3) 公 立 学 校 問 題 日 本 の 子 供 たちの 学 力 が 低 下 の 一 途 をたどっており 子 どもにとっての 大 切 な 学 びである 遊 び の 時 間 を 奪 う 塾 通 いが 小 学 生 低 学 年 にも 広 がってきています 一 方 公 立 小 中 学 校 の 教 職 員 は 教 育 委 員 会 からのアンケート 調 査 など 国 民 感 情 からすれば 無 駄 2/9

としか 思 えない 事 務 的 な 書 類 業 務 が 急 増 し 労 働 環 境 は 悪 化 子 どもたちと 接 する 時 間 が 激 減 して いるというのが 実 態 です( 教 員 の 残 業 時 間 は 40 年 間 で 4 倍 に 1 日 あたりの 休 憩 時 間 はわずか 14 分 間 ( 文 部 科 学 省 平 成 18 年 度 教 員 勤 務 実 態 調 査 )) 教 職 員 が 生 徒 に 接 する 時 間 を 増 やすことや 大 切 な 遊 びの 時 間 を 子 どもたちに 戻 してあげることは 喫 緊 の 課 題 であり GPD に 占 める 学 校 教 育 費 比 率 が OECD の 中 で 下 から 2 番 目 の 2.9%( OECD 図 表 で 見 る 教 育 2008 年 度 版 )という 日 本 において 公 立 小 中 学 校 には 抜 本 的 な 改 善 が 必 要 だという ことは 疑 う 余 地 がございません そこで 公 立 学 校 問 題 について 貴 党 の 見 解 をお 伺 いします 3-1) 国 や 行 政 による 公 立 学 校 関 連 の 施 策 は 現 状 でも 十 分 だとお 考 えですか? ロ) 十 分 ではないが 現 状 で 満 足 すべき 3-2) 上 記 3-1)でハ) 若 しくはニ)とお 答 ご 指 摘 のように 小 学 校 低 学 年 にまで 広 がる 塾 通 いや 教 員 が 子 ど もたちと 接 する 時 間 の 激 減 など 公 立 学 校 が 抱 える 課 題 は 多 様 化 深 刻 化 していると 認 識 しています このような 課 題 を 解 決 するためには 十 分 な 予 算 の 確 保 とともに 地 域 や 家 庭 も 一 体 となって 社 会 全 体 で 教 育 を 支 援 する 環 境 づくりが 重 要 であると 考 えます 3-3) 上 記 3-2)を 解 決 するための 貴 3-4) 上 記 3-3)の 貴 党 政 策 を 8 月 衆 子 どもたちの 学 力 向 上 を 図 るため 教 員 が 子 ども 一 人 ひとりに 向 き 合 う 環 境 をつくります そのために 教 職 員 等 の 増 員 や 資 質 の 向 上 に 取 り 組 みます また 少 人 数 学 級 やチームティーチン グの 導 入 など 学 校 の 実 情 にあった 学 級 編 成 ができるようにしま す さらに 学 習 内 容 の 全 国 基 準 の 設 定 教 育 における 地 域 間 格 差 の 是 正 財 政 基 盤 の 確 保 など 教 育 における 役 割 を 明 確 に し その 他 の 権 限 等 は 市 町 村 や 学 校 が 行 使 できるようにする 地 域 主 権 型 の 教 育 行 政 改 革 を 段 階 的 に 推 進 し より 地 域 や 学 校 の 実 情 にあった 教 育 ができるようにします ( 課 題 4) 大 人 が 与 える 子 どもへの 悪 影 響 問 題 アダルト 本 を 平 気 で 売 っているコンビニ 子 どもに 悪 影 響 を 及 ぼすようなサイト(ネット) 攻 撃 性 3/9

や 変 質 性 を 高 めるだけで 子 どもの 育 成 には 何 ら 役 にも 立 たないようなゲームなど 金 のため 子 ど も 達 を 犠 牲 にしている 大 人 や 企 業 が 日 本 には 無 数 に 存 在 しています また 各 地 で 変 質 者 が 現 れ 飲 酒 や 高 スピードなどの 交 通 違 反 は 後 を 絶 たず 児 童 を 対 象 にした 犯 罪 は 増 える 一 方 です 屋 外 での 集 団 遊 びや 家 族 や 世 代 間 との 交 流 を 奪 っているこれら 大 人 が 責 任 の 諸 問 題 を 解 決 し ていかない 限 りは 子 ども 達 の 未 来 も 明 るくないことは 疑 う 余 地 がございません そこで 大 人 による 子 どもへの 悪 影 響 問 題 について 貴 党 の 見 解 をお 伺 いします 4-1) コンビニでのアダルト 本 犯 罪 に 繋 がった 事 例 の 多 いサイト 暴 力 的 なゲームなどに 対 し 規 制 を 強 化 すべきですか? そ の 理 由 とともにお 答 え 下 さい イ) 強 化 すべき ロ) すべきではない 昨 今 広 まっているインターネットサイトやゲーム 等 の 中 には 子 どもの 健 全 な 育 成 を 妨 げ 悪 影 響 を 及 ぼすと 思 われるものが 多 くあり 規 制 のあり 方 を 含 めた 検 討 が 必 要 と 考 えています 4-2) 上 記 4-1)で 規 制 を 強 化 すべき という 場 合 その 具 体 策 をお 教 え 下 さい 強 化 すべきでないという 場 合 規 制 強 化 以 外 で 大 人 による 悪 影 響 を 減 らす 具 体 策 をお 教 え 下 さい まずは 漫 画 アニメーション ゲーム 等 がどのように 子 ども に 悪 影 響 を 与 えるか 等 に 関 しても 調 査 研 究 を 進 めなければいけ ないと 考 えています あわせて 子 どもに 悪 影 響 を 及 ぼすと 思 わ れるインターネットサイトの 覧 を 制 限 するための 措 置 に 関 する 技 術 開 発 を 進 める 必 要 があると 考 えます 4-3) 児 童 の 未 来 を 奪 っている 交 通 違 反 や 性 犯 罪 などについて 刑 を 重 くすべきですか? その 理 由 とともにお 答 え 下 さい 4-4) 上 記 4-3)で 刑 を 重 くすべきと いう 場 合 年 数 等 の 数 値 も 含 め 具 体 策 をお 教 え 下 さい 重 くすべきではないという 場 合 他 の 策 を 具 体 的 にお 教 え 下 さい イ) 重 くすべき ロ) すべきではない 児 童 の 未 来 を 奪 う 交 通 違 反 や 性 犯 罪 は 絶 対 に 許 すことができ ません 近 年 危 険 悪 質 な 交 通 事 犯 強 制 わいせつや 強 姦 など の 性 犯 罪 等 に 関 する 罰 則 を 強 化 したところであり まずその 適 正 な 運 用 を 図 っていくことが 重 要 と 考 えます 今 後 被 害 者 感 情 や 世 論 の 動 向 を 踏 まえた 上 で さらなる 検 討 を 行 いたいと 考 えます 近 年 危 険 悪 質 な 交 通 事 犯 強 制 わいせつや 強 姦 などの 性 犯 罪 等 に 関 する 罰 則 を 強 化 したところであり まずその 適 正 な 運 用 を 図 っていくことが 重 要 と 考 えます 今 後 被 害 者 感 情 や 世 論 の 動 向 を 踏 まえた 上 で さらなる 検 討 を 行 いたいと 考 えます 4/9

4-5) その 他 大 人 が 子 どもに 与 えて いる 悪 影 響 についての 具 体 的 事 例 と それへの 対 応 策 をお 教 え 下 さい 4-6) 上 記 のご を 8 月 衆 議 院 選 挙 の 貴 党 マニフェストとして 国 民 に 対 し 確 約 致 しますか? 大 人 が 自 己 の 性 的 好 奇 心 を 満 たすため 児 童 ポルノ が 製 造 販 売 され また それがインターネット 等 を 通 じて 国 内 外 に 氾 濫 することにより 児 童 が 心 身 に 多 大 な 悪 影 響 を 受 け 児 童 の 権 利 が 侵 害 される 事 態 が 増 加 しています 公 明 党 は 子 どもの 福 祉 の 観 点 から 児 童 ポルノ 禁 止 法 を 改 正 し 児 童 ポルノの 所 持 等 を 禁 止 するとともに 自 己 の 性 的 好 奇 心 を 満 たす 目 的 での 児 童 ポルノの 所 持 等 を 処 罰 する 罰 則 を 新 設 します ( 課 題 5) 児 童 虐 待 や DV 問 題 児 童 相 談 所 が 08 年 度 に 対 応 した 児 童 虐 待 件 数 は 過 去 最 多 の 4 万 件 強 ( 厚 生 労 働 省 )と 年 々 増 えて おり(11 年 間 で 約 10 倍 ) 中 には 児 童 の 死 亡 に 至 るケースも 散 見 されています 相 談 相 手 が 不 在 で 孤 立 している 母 親 や 過 労 によるストレス 問 題 を 抱 えている 父 親 などの 問 題 とも 相 関 していますが 抜 本 的 な 解 決 策 は 見 出 されていません また 男 性 から 女 性 のみならずその 逆 も 増 えている 家 庭 内 暴 力 (DV)が 子 どもに 悪 影 響 を 及 ぼし ていることからも 児 童 のみならず DV 全 体 の 現 況 を 改 善 することは 子 どもの 育 成 上 非 常 に 重 要 であることは 疑 う 余 地 がございません そこで 児 童 虐 待 や DV 問 題 について 貴 党 の 見 解 をお 伺 いします 5-1) 児 童 相 談 所 や 児 童 福 祉 司 の 数 や 質 及 び 虐 待 防 止 法 など 現 状 の 行 政 や 施 策 内 容 で 十 分 だ とお 考 えでしょうか? ロ) 十 分 ではないが 現 状 レベルで 妥 協 すべき 5-2) 上 記 5-1)でハ) 若 しくはニ)とお 答 児 童 虐 待 の 件 数 が 過 去 最 多 となったのは 発 見 されづらかった ケースが 社 会 的 意 識 の 向 上 により 発 見 されるようになった 背 景 もありますが 個 別 のケースを 分 析 し 児 童 虐 待 育 児 放 棄 な どを 未 然 に 防 ぐための 対 策 が 課 題 と 考 えます その 他 早 期 発 見 をより 強 化 し 虐 待 を 受 けた 児 童 への 支 援 体 制 の 整 備 をさら に 進 める 必 要 があります また DVの 被 害 者 は 女 性 の 場 合 が 多 く 原 因 としては 男 女 の 経 済 的 格 差 など 個 人 の 問 題 として 片 付 けられない 構 造 的 問 題 も 大 きく 関 係 しています このよう な 状 況 を 踏 まえ 被 害 者 の 自 立 や 心 身 の 健 康 回 復 などへのさらな る 支 援 が 課 題 です 5/9

5-3) 上 記 5-2)を 解 決 するための 貴 5-4) 上 記 5-3)の 貴 党 政 策 を 8 月 衆 児 童 虐 待 や 育 児 放 棄 などを 未 然 に 防 ぐために 親 学 習 プログラ ム を 推 進 し 親 自 身 が 育 児 を 学 び 相 談 できる 環 境 を 整 備 しま す また 地 域 における 児 童 虐 待 防 止 のネットワークを 展 開 す るため こんにちは 赤 ちゃん 事 業 ( 乳 児 家 庭 全 戸 訪 問 事 業 ) などを 全 市 町 村 で 展 開 します 虐 待 やいじめなどで 情 緒 障 害 を 被 った 児 童 の 治 療 を 行 う 情 緒 障 害 児 短 期 治 療 施 設 を 充 実 さ せ 施 設 退 所 後 も 社 会 生 活 での 自 立 を 支 援 する 自 立 援 助 ホー ム を 全 都 道 府 県 に 整 備 します DVへの 対 策 としては 20 07 年 の 改 正 DV 禁 止 法 に 基 づき 被 害 者 の 保 護 自 立 支 援 を 推 進 します また 若 者 に 広 がるデートDVの 予 防 啓 発 を 進 め てまいります ニ) 確 約 (コミットメント)する ホ) 確 約 する 方 向 で 検 討 する ヘ) 確 約 できない ( 課 題 6) 男 性 の 育 児 参 加 育 休 切 り 及 び WLB 問 題 男 性 の 育 児 休 業 の 取 得 率 は 約 1.6%(07 年 度 )と 先 進 国 の 中 で 最 低 レベルである 一 方 育 休 取 得 率 が 約 90%と 高 い 女 性 もいわゆる 育 休 切 り という 事 例 が 散 見 されています つまり 男 は 家 庭 を 顧 みずに 仕 事 に 専 念 し 女 性 は 専 業 主 婦 が 当 たり 前 という 旧 態 依 然 とした 慣 習 がまだ 日 本 では 公 然 と 主 流 を 占 めているということです また 仕 事 と 生 活 の 調 和 をとるというワークライフバランス(WLB)は 言 葉 だけが 先 行 し サービ ス 残 業 や 休 日 出 勤 を 黙 認 あるいは 強 要 し 現 実 的 には L( 生 活 )に 割 く 時 間 が 無 いという 人 も 多 く います 改 正 育 児 介 護 休 業 法 により 状 況 の 改 善 を 期 待 しますが まだ 足 りないというのは 疑 う 余 地 がございません そこで 男 性 の 育 児 参 加 育 休 切 り 及 び WLB について 貴 党 の 見 解 をお 伺 いします 6-1) 改 正 育 児 介 護 休 業 法 を 含 め 現 状 の 行 政 や 施 策 法 制 度 で 十 分 だとお 考 えでしょうか? ロ) 十 分 ではないが 許 容 範 囲 だ 6-2) 上 記 6-1)でハ) 若 しくはニ)とお 答 本 年 の 通 常 国 会 において 育 児 介 護 休 業 法 を 改 正 し 男 性 の 育 児 休 業 取 得 の 促 進 のため パパ 休 暇 を 創 設 しました しか し これは 法 律 により 男 性 の 育 児 休 業 取 得 の 促 進 のための 仕 組 みづくりであり 本 質 は 社 会 構 造 の 転 換 が 必 要 と 考 えます また ワークライフバランスについても 同 様 です サービス 残 業 などの 法 令 違 反 については 取 り 締 まるのは 当 然 ですが 更 な 6/9

6-3) 上 記 6-2)を 解 決 するための 貴 6-4) 上 記 6-3)の 貴 党 政 策 を 8 月 衆 る 社 会 の 意 識 変 革 が 必 要 と 考 えます 男 性 の 育 児 休 業 取 得 の 促 進 支 援 や 短 時 間 勤 務 の 導 入 など 具 体 的 にワークライフバランスを 図 る 仕 組 みづくりが 重 要 です 公 明 党 はかねてより パパ クォータ 制 度 の 創 設 を 提 案 してお ります 今 回 の 育 児 介 護 休 業 法 の 改 正 はこの 提 案 を 一 歩 前 進 さ せたものです また 中 小 企 業 に 対 し 育 児 休 業 取 得 者 1 人 あた り100 万 円 の 助 成 金 制 度 を 創 設 し この 拡 充 を 図 ります ま た 国 を 挙 げて 企 業 と 国 民 が 一 体 となった 働 き 方 改 革 を 推 進 し ワークライフバランスが 図 られる 社 会 に 転 換 するため 仕 事 と 生 活 の 調 和 推 進 基 本 法 を 制 定 します 当 面 は テレワー クの 普 及 や 企 業 が 取 り 組 む 際 に 相 談 助 言 を 行 う 仕 事 と 生 活 の 調 和 推 進 アドバイザー を 創 設 し 取 り 組 みを 加 速 させてまい ります ( 課 題 7) 自 殺 問 題 今 年 上 半 期 の 自 殺 者 数 は 1 万 7 千 人 強 と 昨 年 同 期 比 で 770 人 近 く 増 え( 警 察 庁 ) 統 計 以 降 過 去 最 多 に 迫 る 勢 いです また 自 殺 者 全 体 のうち 男 性 が 7 割 以 上 を 占 め 仕 事 によるストレスや 家 庭 問 題 な どが 複 雑 に 絡 みあっているとも 言 われています 一 方 いじめを 原 因 とした 自 殺 など 児 童 の 自 殺 者 数 も 増 加 の 一 途 をたどっています 自 殺 者 数 を 減 らすには 社 会 的 セーフティーネット 孤 立 回 避 地 域 内 の 人 的 繋 がり 相 談 窓 口 ( 自 殺 防 止 センター) 家 族 や 友 人 などキーワードは 多 々ありますが 改 善 の 兆 しが 無 いことは 疑 う 余 地 がございません そこで 大 人 や 子 どもの 自 殺 問 題 について 貴 党 の 見 解 をお 伺 いします 7-1) 自 殺 防 止 センターや 自 殺 サイ ト 用 品 ( 薬 )への 規 制 など 現 状 の 行 政 や 施 策 法 制 度 で 十 分 だとお 考 えでしょうか? ロ) 十 分 ではないが 許 容 範 囲 だ 7-2) 上 記 7-1)でハ) 若 しくはニ)とお 答 自 殺 には 失 業 多 重 債 務 倒 産 長 時 間 労 働 等 の 社 会 的 要 因 や 健 康 生 活 傾 向 等 といった 様 々な 個 別 的 な 要 因 が 複 雑 に 関 係 しています 今 後 も 制 度 慣 行 の 見 直 しや 相 談 支 援 体 制 の 整 備 などの 社 会 的 な 取 り 組 みとともに うつ 病 などの 精 神 疾 患 への 適 切 な 治 療 を 推 進 していくことが 課 題 です 7/9

7-3) 上 記 7-2)を 解 決 するための 貴 年 3 万 人 を 超 える 自 殺 者 を 大 幅 に 減 らすことを 目 指 し 自 殺 防 止 に 関 する 調 査 研 究 をはじめ うつ 病 対 策 やカウンセリングの 充 実 遺 族 への 支 援 など 自 殺 防 止 へ 向 けた 総 合 対 策 を 推 進 し ます 7-4) 上 記 7-3)の 貴 党 政 策 を 8 月 衆 ( 課 題 8) 父 子 家 庭 問 題 母 子 家 庭 に 比 し 父 子 家 庭 向 けの 行 政 支 援 が 少 ないことに 関 する 理 由 を 男 なんだから と 述 べてい る 行 政 があること ご 存 知 でしょうか 国 も たった 200 人 以 下 を 対 象 にしたアンケート 調 査 に より 父 子 家 庭 の 方 が 母 子 家 庭 よりも 平 均 年 収 が 高 い と 結 論 付 け 公 的 支 援 が 少 ない 理 由 にして おります しかし 約 20 万 世 帯 といわれている 父 子 家 庭 ( 平 成 17 年 度 国 勢 調 査 )のうち 年 収 300 万 未 満 は 全 体 の 約 4 割 ( 平 成 18 年 度 厚 生 労 働 省 全 国 母 子 家 庭 等 調 査 結 果 報 告 ) この 不 況 でリスト ラ 等 により 困 窮 している 家 庭 はさらに 増 加 し ランドセルすら 買 えないという 話 も 耳 にします 男 女 を 区 別 することは 構 わないが 差 別 することは 避 けるべきというのは 疑 う 余 地 がございません そこで 父 子 家 庭 問 題 について 貴 党 の 見 解 をお 伺 いします 8-1) 行 政 による 父 子 家 庭 支 援 は そ の 金 額 も 制 度 も 現 状 レベルで 十 分 だとお 考 えでしょうか? ロ) 十 分 ではないが 許 容 範 囲 だ 8-2) 上 記 8-1)でハ) 若 しくはニ)とお 答 政 府 の 支 援 策 は 社 会 的 な 男 女 の 性 差 などは 踏 まえつつも よ り 個 別 に 対 応 する 丁 寧 な 政 策 が 求 められると 考 えます 公 明 党 にも 父 子 家 庭 の 方 から 多 くの 声 が 寄 せられており 母 子 家 庭 へ の 支 援 の 充 実 はとともに 父 子 家 庭 や 児 童 を 扶 養 している 年 金 受 給 者 である 祖 父 や 祖 母 児 童 をつれて 離 婚 係 争 中 のDV 被 害 者 など 様 々なケースを 想 定 した 支 援 の 拡 充 が 必 要 です 8-3) 上 記 8-2)を 解 決 するための 貴 上 記 の 問 題 意 識 を 踏 まえ 所 得 に 応 じた 子 育 て 支 援 の 充 実 を 図 るために 児 童 扶 養 手 当 制 度 のあり 方 を 抜 本 的 に 見 直 します また 保 育 や 家 事 支 援 など 父 子 家 庭 に 特 化 した 支 援 の 拡 充 を 図 る 必 要 があると 考 えます 8/9

8-4) 上 記 8-3)の 貴 党 政 策 を 8 月 衆 9/9