第 53 回 ふくしま 復 興 支 援 フォーラム 23 年 2 月 9 日 福 島 市 アクティブシニアセンター での 放 射 能 汚 染 調 査 と 初 期 被 曝 評 価 プロジェクト 原 発 の 危 険 性 広 島 長 崎 原 爆 では 約 kgの ウランやプルトニウムが 核 分 裂 を 起 こした. 万 kwの 原 発 では 日 に 約 3kgのウランが 核 分 裂 を 起 こ す( 年 で 約 kg). 今 中 哲 二 京 都 大 学 原 子 炉 実 験 所 原 発 大 事 故 原 発 大 事 故 その: 核 分 裂 の 制 御 に 失 敗 する. その2: 原 子 炉 の 冷 却 に 失 敗 する. 2 全 交 流 電 源 喪 失 炉 心 冷 却 不 能 が 起 きたら 冷 却 水 温 度 圧 力 上 昇 圧 力 逃 し 弁 開 冷 却 水 減 少 原 子 炉 内 水 位 低 下 燃 料 棒 露 出 温 度 上 昇 ジルコニウム 水 反 応 水 素 発 生 格 納 容 器 破 壊 or 水 蒸 気 爆 発 (orチャイナシンドローム) メルトスルー ( 圧 力 容 器 破 壊 ) メルトダウン ( 炉 心 溶 融 ) 燃 料 棒 破 損 放 射 能 放 出 3 月 5 日 2 号 機 の 格 納 容 器 破 壊 にともなっ て 放 射 能 の 大 量 放 出 が 起 きた. 放 射 能 放 出 量, PBq/day 7 6 5 4 3 2 I-3 Cs34+Cs37 2 日 3 日 4 日 5 日 6 日 7 日 8 日 9 日 2 日 2 日 22 日 23 日 24 日 25 日 26 日 27 日 28 日 29 日 3 日 3 日 2 年 3 月 Chino et al, J Nuclear Eng (2)のデータより 今 中 が 作 成 3 4 3 月 5 日 の 汚 染 レベル たいへんな 放 射 能 汚 染 が 起 きてい ることは 明 だったが まったくと 言 っていいほど 情 報 が 出 てこなか った! ヨウ 素 3が 万 Bq/kgのほうれん 草 をg 食 べると 万 Bqの 取 り 込 み それが 乳 児 であれば 甲 状 腺 の 等 価 線 量 は 2.8-3 [msv/bq] 5 [Bq] =28mSvとなる とにかく 自 分 たちで 測 っておかなくては! 5 6
2 年 3 月 29 日 の 調 査 長 泥 曲 田 3μSv/h このような 放 射 能 汚 染 の 中 で の 人 々は 普 通 に 暮 らしていた! どうやら 福 島 の 原 子 炉 と 期 を 同 じくして 日 本 の 原 子 力 防 災 システムもメルトダウンしていたようだ! 7 セシウム 沈 着 量 に 基 づく 積 算 外 部 被 曝 量 の 評 価 地 表 沈 着 放 射 能 量 に 基 づく 計 算 による 空 間 線 量 率 変 化 の 再 現 : 役 場 モニターと 約 m 離 れた 花 壇 の 測 定 と 計 算 Exposure rate or dose rate, Gy h - or Sv h -. Measured above the flowerbed Total calculation I-3 Te-32 I-32 Cs-34 Cs-36 MP readig near Town Hall Cs-37 5 5 2 25 3 35 4 Time after deposition, days 初 期 の 外 部 被 曝 への 寄 与 は Te32/I32 I3 Cs34 Cs37を 考 えればよい. 8 μsv/ 時 の2 年 間 の 放 射 線 量 率 の 推 移 2/3/29 2//5 チェルノブイリと 福 島 の 汚 染 の 違 い 土 壌 の 37 Cs 9 Sr 239,24 Pu 汚 染 土 壌 の 汚 染 密 度, Bq/m 2 Cs-37 Sr-9* Pu-239,24** < : 北 西 3-4km> #53,, 39. #88 59, 3.7 22/3/27 23/3/7 #65 2,2, 79.2 <キエフ 市 : 南 km> 市 内 25, 5,8 6 6カ 所 平 均 * ( 財 ) 九 州 環 境 管 理 協 会 に 測 定 を 依 頼.Global を 含 む ** 山 本 ( 金 沢 大 )による 測 定.Pu-238 との 比 から Global を 差 し 引 いた 値. では Cs37に 比 べ Sr9は2~3 分 の Puは 万 ~ 億 分 の 汚 染 レベル. 村 民 の 初 期 被 曝 量 評 価 プロジェクト 米 国 NNSAの 空 中 サーベイデータの 用 いた Cs37 沈 着 量 マップ 平 成 24 年 ~25 年 度 環 境 省 放 射 線 の 健 康 影 響 に 関 わる 研 究 調 査 事 業 委 託 研 究 福 島 第 原 発 事 故 による 住 民 の 初 期 放 射 線 被 曝 評 価 に 関 する 研 究 NNSAデータに 基 づくセシウム37 沈 着 量 コンタと 住 宅 の 位 置 2
戸 数 昨 年 度 の 作 業 : 各 地 区 での 分 布 Bq/m 2 6 5 4 3 2 最 大 :236 万 最 小 :.6 万 平 均 :88.7 万 SD:3 万 Median:84.4 万 Te32/I32 I3のCs37に 対 する 沈 着 比 5つの 土 壌 サンプル(2.3.29 採 取 ) 測 定 に 基 づく 飯 舘 村 での 沈 着 放 射 能 比 Cs37に 対 するI3 Te32の 沈 着 比 2/3/5 8: 換 算 戸 数 35 3 25 2 5 5 セシウム37 沈 着 量 ヒストグラム NNSA: 全 域 768 戸 長 泥 68 戸 平 均 9 万 < <2 <3 <4 <5 <6 <7 <8 <9 < < <2 <3 <4 <5 <6 <7 <8 <9 <2 <2 <22 <23 <24 < <2 <3 <4 <5 <6 <7 <8 <9 < < <2 <3 <4 <5 <6 <7 <8 <9 <2 <2 <22 <23 <24 < <2 <3 <4 <5 <6 <7 <8 <9 < < <2 <3 <4 <5 <6 <7 <8 <9 <2 <2 <22 <23 <24 戸 数 2 8 6 4 2 8 6 4 2 大 倉 34 戸 平 均 37 万 戸 数 4 2 8 6 4 2 伊 丹 沢 94 戸 平 均 7 万 < <2 <3 <4 <5 <6 <7 <8 <9 < < <2 <3 <4 <5 <6 <7 <8 <9 <2 <2 <22 <23 <24 サンプル 位 置. 赤 丸 はセシウム 沈 着 量. Cs37 kbq/m2 I3/Cs37 比 Te32/Cs37 比 臼 石 956 9.6 6.9 佐 須 774.9 8.9 山 津 見 588.. 役 場 672 8.2 7.9 長 泥 曲 田 288 7. 8. 平 均 9.2 ±.5 8.3 ±.2 I3/Cs37=9.2 Te32/Cs37=8.3 を 全 域 に 適 用 4 積 算 空 間 線 量 率 ( 地 表 m)の 計 算 結 果 セシウム37 初 期 沈 着 : 万 Bq/m 2 当 り: 積 算 空 間 放 射 線 量 ミリグレイ 4 3 2 Te-32 I-32 I-3 Cs-34 Cs-37 6 3 46 6 76 9 6 放 射 能 沈 着 後 の 日 数 6 月 3 日 2:(7 日 後 )に 避 難 したとし それまで24 時 間 ずっと 野 外 にいたとして 積 算 空 間 線 量 は32.6ミリシーベルト. 5 あとは 人 々の 行 動 パターンさえ 分 かれば それなりの 根 拠 をもって 個 々 人 の 具 体 的 な 外 部 被 曝 量 を 推 定 できる. 6 平 成 24~25 年 度 環 境 省 放 射 線 の 健 康 影 響 に 関 わる 研 究 調 査 事 業 福 島 第 原 発 事 故 による 住 民 の 初 期 放 射 線 被 曝 評 価 に 関 する 研 究 25 年 度 プロジェクトメンバー 7 月 3 日 聞 き 取 り 数 498 戸 82 人 聞 き 取 り 調 査 の 行 政 区 分 布 区 戸 数 聞 き 取 り 数 行 政 割 合 草 野 22 64 29.% 深 谷 2 2 9.6% 伊 丹 沢 26 26.% 関 沢 77 27 35.% 小 宮 28 5 39.8% 八 木 沢 芦 原 4 2 3.% 大 倉 34 2 35.3% 佐 須 63 2 33.3% 宮 内 72 26 36.% 飯 樋 町 7 27 23.% 前 田 八 和 木 9 28 3.% 大 久 保 外 内 68 4 2.6% 上 飯 樋 24 3 24.2% 比 曽 88 22 25.% 長 泥 68 28 4.2% 蕨 平 49 6 32.7% 関 根 松 塚 43 9 44.2% 臼 石 88 5 7.% 前 田 53 26 49.% 二 枚 橋 須 萱 6 4 23.3% 合 計,685 498 29.6% 8 3
聞 き 取 り 対 象 者 と 村 全 体 の 年 齢 構 成 の 比 較 行 動 データが 得 られた82 人 の 被 曝 量 分 布 不 明 9 歳 以 上.3% 2% 歳 未 満 8 歳 代 9% 9% 歳 代 7% 7 歳 代 2 歳 代 6% 8% 3 歳 代 9% 6 歳 代 4 歳 代 5% 8% 5 歳 代 7% 聞 き 取 り82 人 の 年 齢 分 布 7 歳 代, 3.9% 6 歳 代, 3.4% 8 歳 以 上,.% 5 歳 代, 7.3% 歳 未 満, 8.% 歳 代, 9.% 2 歳 代, 8.2% 3 歳 代, 9.% 4 歳 代, 9.9% 全 体 の 年 齢 分 布 ( 平 成 23 年 3 月 日 :632 人 ) 2 5 5 全 対 象 者 :82 人 平 均 7.ミリシーベルト ~ ~2 ~3 ~4 ~5 ~6 ~7 ~8 ~9 ~~~2~3~4~5~6~7~8~9~2~2~22~23~24 年 齢 区 分 別 の 平 均 初 期 外 部 被 曝 量 年 齢 区 分 平 均 初 期 外 部 被 曝 量 ミリシーベルト 歳 未 満 55 3.8 歳 代 28 5. 2 歳 代 39 6.3 3 歳 代 7 5.5 4 歳 代 5 7.6 5 歳 代 35 8. 6 歳 代 262 8.5 7 歳 代 292 7.5 8 歳 以 上 94 7.3 9 2 年 齢 別 の 被 曝 量 分 布 4 歳 未 満 年 齢 別 被 曝 量 分 布 4 歳 以 上 5 4 歳 未 満 :55 人 平 均 3.8ミリシーベルト 3 2 歳 代 :28 人 平 均 5.ミリシーベルト 3 4 歳 代 :5 人 平 均 7.6ミリシーベルト 5 4 5 歳 代 :35 人 平 均 8.ミリシーベルト 3 2 2 3 2 ~ ~2 ~3 ~4 ~5 ~6 ~7 ~8 ~9 ~~~2~3~4~5~6~7~8~9~2~2~22~23~24 ~ ~2 ~3 ~4 ~5 ~6 ~7 ~8 ~9 ~ ~ ~2 ~3 ~4 ~5 ~6 ~7 ~8 ~9 ~2 ~2 ~22 ~23 ~24 ~ ~2 ~3 ~4 ~5 ~6 ~7 ~8 ~9 ~ ~ ~2 ~3 ~4 ~5 ~6 ~7 ~8 ~9 ~2 ~2 ~22 ~23 ~24 ~ ~2 ~3 ~4 ~5 ~6 ~7 ~8 ~9 ~ ~ ~2 ~3 ~4 ~5 ~6 ~7 ~8 ~9 ~2 ~2 ~22 ~23 ~24 3 2 歳 代 :39 人 平 均 6.3ミリシーベルト 3 3 歳 代 :7 人 平 均 5.5ミリシーベルト 5 4 6 歳 代 :262 人 平 均 8.5ミリシーベルト 6 5 7 歳 以 上 :486 人 平 均 7.5ミリシーベルト 2 2 4 3 3 2 2 ~ ~2 ~3 ~4 ~5 ~6 ~7 ~8 ~9 ~ ~ ~2 ~3 ~4 ~5 ~6 ~7 ~8 ~9 ~2 ~2 ~22 ~23 ~24 ~ ~2 ~3 ~4 ~5 ~6 ~7 ~8 ~9 ~ ~ ~2 ~3 ~4 ~5 ~6 ~7 ~8 ~9 ~2 ~2 ~22 ~23 ~24 2 ~ ~2 ~3 ~4 ~5 ~6 ~7 ~8 ~9 ~ ~ ~2 ~3 ~4 ~5 ~6 ~7 ~8 ~9 ~2 ~2 ~22 ~23 ~24 ~ ~2 ~3 ~4 ~5 ~6 ~7 ~8 ~9 ~ ~ ~2 ~3 ~4 ~5 ~6 ~7 ~8 ~9 ~2 ~2 ~22 ~23 ~24 22 行 政 区 別 の 平 均 被 曝 量 の 人 たちは 避 難 して また 村 に 戻 ってきた 8 飯 舘 村 残 6 留 割 合 4 % 全 年 齢 :82 人 歳 未 満 :52 人 2 3 月 日 3 月 3 日 4 月 2 日 5 月 日 5 月 3 日 6 月 9 日 7 月 9 日 7 月 29 日 図 8. 福 島 原 発 事 故 後 の 残 留 割 合 23 24 4
不 確 か 要 因 の 検 討 2 典 型 的 木 造 家 屋 の 内 外 での 空 間 線 量 率 分 布 例 : 前 田 地 区 木 造 平 屋 不 確 か 要 因 の 検 討 3 屋 内 屋 外 の 滞 在 割 合 小 宮 地 区 の 男 性 3 名 の 例 < 日 のうち 屋 外 滞 在 時 間 > Iさん Mさん Fさん 2 年 3 月 6.6 時 間 8.7 時 間 4.5 時 間 2 年 4 月 5.3 時 間 8. 時 間 4.2 時 間 2 年 5 月 6.4 時 間 5. 時 間 3.3 時 間 < 平 均 > 6. 時 間 7.2 時 間 4. 時 間.4という 家 屋 遮 蔽 逓 減 係 数 は 妥 当 なところか. 8 時 間 という 屋 外 滞 在 の 仮 定 は 若 干 大 きめかも. 26 県 民 健 康 管 理 調 査 との 比 較 7 6 5 4 3 対 象 者 32 人 平 均 約 3.6ミリシーベルト 2 5 全 対 象 者 :82 人 平 均 7.ミリシーベルト 平 均 7ミリシーベルトという 初 期 外 部 被 曝 をどう 考 えるか 2 2 3 4 5 6 7 8 9 2 3 4 5 >5 ミリシーベルト( 以 下 ) 県 民 健 康 管 理 調 査 : 7 月 日 まで 5 ~ ~2 ~3 ~4 ~5 ~6 ~7 ~8 ~9 ~~~2~3~4~5~6~7~8~9~2~2~22~23~24 初 期 被 曝 評 価 プロジェクト 7 月 3 日 まで < 違 いの 原 因 > * 使 ったデータの 違 い: 線 量 モニタリングデータと 沈 着 放 射 能 * 行 動 記 録 の 単 位 ( 県 民 健 康 管 理 調 査 は 時 間 単 位 で 我 々は 日 単 位 ) etc. リスクアセスメント と リスクコミュニケーション 27 28 今 中 流 のリスクアセスメント: 集 団 外 部 被 曝 量 とガン 死 数 予 測 5 集 団 線 量 人 シ ー ベ 5 ル ト 全 年 齢 :82 人 3 月 日 3 月 3 日 4 月 2 日 5 月 日 5 月 3 日 6 月 9 日 7 月 9 日 7 月 29 日 集 団 線 量 の 集 積 7 月 3 日 までに 82 人 で2.6 人 となった,シーベルト. 632 人 に 換 算 すると42.7 人 シーベルト ガン 死 リスク 係 数 を ICRPに 従 ってシーベルトあたり.55とする と2.3 件 ゴフマンに 従 ってシーベルトあたり.4とすると7 件 のガ ン 死 という 評 価 になる 29 ICRPによる 公 衆 線 量 限 度 の 変 遷 27 年 勧 告 公 衆 の 線 量 限 度 : 年 間 ミリシーベルト 約 ミリシーベルトを 下 回 る 低 線 量 域 で は がん 又 は 遺 伝 性 の 影 響 の 発 生 率 が 等 価 線 量 の 増 加 に 比 例 して 増 加 するであろうと 仮 定 するのが 科 学 的 にもっともらしい という 見 解 を 支 持 する しかし... 低 線 量 における 健 康 影 響 が 不 確 実 であることから 非 常 に 長 期 間 にわたり 多 数 の 人 にとが 受 けたごく 小 さ い 線 量 に 関 係 するかも 知 れないがん 又 は 遺 伝 性 疾 患 について 仮 想 的 な 症 例 数 を 計 算 するこ とは 適 切 でない 5
リスクコミュニケーションの 進 め 方 多 くの 個 人 や 関 係 団 体 機 関 が リスクについての 疑 問 や 意 見 を 述 べ リスクに 関 する 情 報 を 交 換 し と もに 意 志 決 定 に 参 加 することである また 意 見 や 情 報 の 交 換 にとどまらず ステイクホルダーと 言 われ る 利 害 関 係 者 がお 互 いに 働 きかけ 影 響 を 及 ぼし 合 いながら 建 設 的 に 継 続 されるやりとりである 堀 口 逸 子 ( 順 天 堂 大 ) (いまなか 流 の)リスクコミュニケーションに 向 けて ミリシーベルト 以 下 での 被 曝 の 影 響 は 疫 学 的 には 観 察 さ れていない について() 英 国 原 子 力 産 業 労 働 者 7.5 万 人 のガン 死 追 跡 調 査 平 均 被 曝 量 24.9mSv Muirhead et al. BJC 29 3 32 (いまなか 流 の)リスクコミュニケーションに 向 けて ミリシーベルト 以 下 での 被 曝 の 影 響 は 疫 学 的 には 観 察 さ れていない について(2) (いまなか 流 の)リスクコミュニケーションに 向 けて 直 線 閾 値 なし 説 に 従 うなら 自 然 放 射 線 もガンの 原 因 オーストラリアでCT 検 査 を 受 けた 青 少 年 66 万 人 のガン 発 生 追 跡 調 査 査 CT 回 で 平 均 4.5mSv Mathews et al. BMJ 23 33 27 年 の 日 本 のガン 死 34 万 件 のうち その2%の 原 因 が 放 射 線 すると 34 万 2%=68 件 となる. 34 まとめ 我 々のグループは 2 年 3 月 末 より の 放 射 能 汚 染 調 査 を 継 続 している. 空 間 放 射 線 量 は2 年 間 で 約 4 分 のに 減 少 したが これからの 減 少 は 緩 やかとなり 数 年 年 単 位 先 を 見 据 えた 対 応 が 必 要 であろう. 村 民 の 初 期 外 部 被 曝 評 価 を 試 みた.これまでに498 件 の 聞 き 取 りをして 82 人 ( 村 民 の 約 3 割 )の 行 動 データ が 得 られた.2 年 7 月 3 日 までの 積 算 外 部 被 曝 の 平 均 は 7.ミリシーベルトとなった. 村 全 体 の 集 団 外 部 被 曝 量 は43 人 シーベルトと 推 定 された リスクアセスメントのひとつとして 直 線 仮 説 に 基 づいてガン 死 リスクを 見 積 もると 632 人 に 対 し2~7 件 のガン 死 となった.これからのリスクコミュニケーションのための 材 料 としたい. ( 内 部 被 曝 については 今 回 の 報 告 では 扱 っていない ) 35 おわりに 放 射 能 汚 染 とどう 折 り 合 いをつけるか セシウム37 汚 染 と 空 間 放 射 線 量 率 - 今 中 が 測 定 した 全 国 38カ 所 データ- 空 間 放 射 線 量 率 μsv/h. 広 島 KUR 京 大 長 崎 熊 取 中 之 島 広 島 柏 崎 東 大 二 重 橋 藤 沢 横 浜 二 本 松 お 台 場 柏 葛 飾 東 海 村 郡 山 葛 飾 福 島.,,,,,,, セシウム37の 汚 染 密 度 Bq/m 2 6