第1 運営報告

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新 行 財 政 改 革 推 進 大 綱 実 施 計 画 個 票 取 組 施 策 国 や 研 究 機 関 への 派 遣 研 修 による 資 質 向 上 の 推 進 鳥 インフルエンザ 等 新 たな 感 染 症 等 に 対 する 検 査 技 術 の 習 得 など 職 員 の 専 門

平成25年度 独立行政法人日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について

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(2)大学・学部・研究科等の理念・目的が、大学構成員(教職員および学生)に周知され、社会に公表されているか

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18 国立高等専門学校機構

公 的 年 金 制 度 について 制 度 の 持 続 可 能 性 を 高 め 将 来 の 世 代 の 給 付 水 準 の 確 保 等 を 図 るため 持 続 可 能 な 社 会 保 障 制 度 の 確 立 を 図 るための 改 革 の 推 進 に 関 する 法 律 に 基 づく 社 会 経 済 情

m07 北見工業大学 様式①


1 リーダーシップと 意 思 決 定 1-1 事 業 所 が 目 指 していることの 実 現 に 向 けて 一 丸 となっている 評 価 項 目 事 業 所 が 目 指 していること( 理 念 基 本 方 針 )を 明 確 化 周 知 している 1. 事 業 所 が 目 指 していること

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

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預 金 を 確 保 しつつ 資 金 調 達 手 段 も 確 保 する 収 益 性 を 示 す 指 標 として 営 業 利 益 率 を 採 用 し 営 業 利 益 率 の 目 安 となる 数 値 を 公 表 する 株 主 の 皆 様 への 還 元 については 持 続 的 な 成 長 による 配 当 可

定款

学校安全の推進に関する計画の取組事例

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スライド 1


頸 がん 予 防 措 置 の 実 施 の 推 進 のために 講 ずる 具 体 的 な 施 策 等 について 定 めることにより 子 宮 頸 がんの 確 実 な 予 防 を 図 ることを 目 的 とする ( 定 義 ) 第 二 条 この 法 律 において 子 宮 頸 がん 予 防 措 置 とは 子 宮

(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 き 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている

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社会保険加入促進計画に盛込むべき内容

通 知 カード と 個 人 番 号 カード の 違 い 2 通 知 カード ( 紙 )/H27.10 個 人 番 号 カード (ICカード)/H28.1 様 式 (おもて) (うら) 作 成 交 付 主 な 記 載 事 項 全 国 ( 外 国 人 含 む)に 郵 送 で 配 布 希 望 者 に 交

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Taro-01 議案概要.jtd

17 外 国 人 看 護 師 候 補 者 就 労 研 修 支 援 18 看 護 職 員 の 就 労 環 境 改 善 運 動 推 進 特 別 20 歯 科 医 療 安 全 管 理 体 制 推 進 特 別 21 在 宅 歯 科 医 療 連 携 室 整 備 22 地 域 災 害 拠 点 病

平 成 27 年 11 月 ~ 平 成 28 年 4 月 に 公 開 の 対 象 となった 専 門 協 議 等 における 各 専 門 委 員 等 の 寄 附 金 契 約 金 等 の 受 取 状 況 審 査 ( 別 紙 ) 専 門 協 議 等 の 件 数 専 門 委 員 数 500 万 円 超 の 受

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(別紙3)保険会社向けの総合的な監督指針の一部を改正する(案)

公表表紙

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 法 人 の 長 理 事 理 事 ( 非 常 勤 ) 平 成 25 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 16,936 10,654 4,36


企 画 課 企 画 部 満 了 2 55 総 務 部 企 画 室 設 置 認 可 学 部 佐 賀 大 学 附 属 図 書 館 医 学 分 館 設 置 申 請 書 企 画 室 企 画 調 査 係 2004/4/1 30 年 2005/4/1 2035/3/31 ファイル 事 務 室 企 画 部 企 画

代 議 員 会 決 議 内 容 についてお 知 らせします さる3 月 4 日 当 基 金 の 代 議 員 会 を 開 催 し 次 の 議 案 が 審 議 され 可 決 承 認 されました 第 1 号 議 案 : 財 政 再 計 算 について ( 概 要 ) 確 定 給 付 企 業 年 金 法 第

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自衛官俸給表の1等陸佐、1等海佐及び1等空佐の(一)欄又は(二)欄に定める額の俸給の支給を受ける職員の占める官職を定める訓令

その 他 事 業 推 進 体 制 平 成 20 年 3 月 26 日 に 石 垣 島 国 営 土 地 改 良 事 業 推 進 協 議 会 を 設 立 し 事 業 を 推 進 ( 構 成 : 石 垣 市 石 垣 市 議 会 石 垣 島 土 地 改 良 区 石 垣 市 農 業 委 員 会 沖 縄 県 農

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(Microsoft Word - \220\340\226\276\217\221.doc)

目 次 1. 社 会 保 障 分 野 でできること 1 1 高 額 医 療 高 額 介 護 合 算 制 度 の 改 善 2 保 険 証 機 能 の 一 元 化 3 自 己 診 療 情 報 の 活 用 4 給 付 可 能 サービスの 行 政 側 からの 通 知 2. 年 金 分 野 でできること 5

●電力自由化推進法案

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(4) 武 力 攻 撃 原 子 力 災 害 合 同 対 策 協 議 会 との 連 携 1 市 は 国 の 現 地 対 策 本 部 長 が 運 営 する 武 力 攻 撃 原 子 力 災 害 合 同 対 策 協 議 会 に 職 員 を 派 遣 するなど 同 協 議 会 と 必 要 な 連 携 を 図 る

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(2) 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 保 育 の 必 要 な 子 どものいる 家 庭 だけでなく 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 のために 利 用 者 支 援 事 業 や 地 域 子 育 て 支 援 事 業 な

とする (1) 多 重 債 務 や 過 剰 債 務 を 抱 え 返 済 が 困 難 になっている 人 (2) 債 務 整 理 を 法 律 専 門 家 に 依 頼 した 直 後 や 債 務 整 理 途 上 の 人 (3) 収 入 よりも 生 活 費 が 多 くお 金 が 不 足 がちで 借 金 に 頼

国 家 公 務 員 の 年 金 払 い 退 職 給 付 の 創 設 について 検 討 を 進 めるものとする 平 成 19 年 法 案 をベースに 一 元 化 の 具 体 的 内 容 について 検 討 する 関 係 省 庁 間 で 調 整 の 上 平 成 24 年 通 常 国 会 への 法 案 提

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16 日本学生支援機構

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入 札 参 加 者 は 入 札 の 執 行 完 了 に 至 るまではいつでも 入 札 を 辞 退 することができ これを 理 由 として 以 降 の 指 名 等 において 不 利 益 な 取 扱 いを 受 けることはない 12 入 札 保 証 金 免 除 13 契 約 保 証 金 免 除 14 入

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社 会 保 障 税 一 体 改 革 ( 年 金 分 野 )の 経 緯 社 会 保 障 税 一 体 改 革 大 綱 (2 月 17 日 閣 議 決 定 ) 国 年 法 等 改 正 法 案 (2 月 10 日 提 出 ) 法 案 を 提 出 する または 法 案 提 出 を 検 討 する と された 事

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70 愛媛大学

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続 に 基 づく 一 般 競 争 ( 指 名 競 争 ) 参 加 資 格 の 再 認 定 を 受 けていること ) c) 会 社 更 生 法 に 基 づき 更 生 手 続 開 始 の 申 立 てがなされている 者 又 は 民 事 再 生 法 に 基 づき 再 生 手 続 開 始 の 申 立 てがなさ

小 売 電 気 の 登 録 数 の 推 移 昨 年 8 月 の 前 登 録 申 請 の 受 付 開 始 以 降 小 売 電 気 の 登 録 申 請 は 着 実 に 増 加 しており これまでに310 件 を 登 録 (6 月 30 日 時 点 ) 本 年 4 月 の 全 面 自 由 化 以 降 申

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定款  変更

1 林 地 台 帳 整 備 マニュアル( 案 )について 林 地 台 帳 整 備 マニュアル( 案 )の 構 成 構 成 記 載 内 容 第 1 章 はじめに 本 マニュアルの 目 的 記 載 内 容 について 説 明 しています 第 2 章 第 3 章 第 4 章 第 5 章 第 6 章 林 地

航空隊及び教育航空隊の編制に関する訓令

類 ( 番 号 を 記 載 ) 施 設 名 事 所 名 所 在 事 開 始 年 月 日 事 規 模 ( 定 員 ) 公 益 事 必 要 な 者 に 対 し 相 談 情 報 提 供 助 言 行 政 や 福 祉 保 健 医 療 サービス 事 者 等 との 連 絡 調 整 を 行 う 等 の 事 必 要

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そ の 他 類 ( 番 号 を 記 載 ) 施 設 名 事 所 名 所 在 事 開 始 年 月 日 事 規 模 ( 定 員 ) 公 益 事 広 島 市 城 山 北 城 南 域 包 括 支 援 センター 広 島 市 安 佐 南 区 川 内 B0 平 成 8 年 4 月 日 必 要 な 者

(4) ラスパイレス 指 数 の 状 況 H H H5.4.1 ( 参 考 値 ) 97.1 H H H H5.4.1 H H5.4.1 ( 参 考

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Ⅶ 東 海 地 震 に 関 して 注 意 情 報 発 表 時 及 び 警 戒 宣 言 発 令 時 の 対 応 大 規 模 地 震 対 策 特 別 措 置 法 第 6 条 の 規 定 に 基 づき 本 県 の 東 海 地 震 に 係 る 地 震 防 災 対 策 強 化 地 域 において 東 海 地 震

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2 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 ( 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 平 均 給 与

異 議 申 立 人 が 主 張 する 異 議 申 立 ての 理 由 は 異 議 申 立 書 の 記 載 によると おおむね 次 のとおりである 1 処 分 庁 の 名 称 の 非 公 開 について 本 件 審 査 請 求 書 等 について 処 分 庁 を 非 公 開 とする 処 分 は 秋 田 県

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損 益 計 算 書 自. 平 成 26 年 4 月 1 日 至. 平 成 27 年 3 月 31 日 科 目 内 訳 金 額 千 円 千 円 営 業 収 益 6,167,402 委 託 者 報 酬 4,328,295 運 用 受 託 報 酬 1,839,106 営 業 費 用 3,911,389 一

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学校教育法等の一部を改正する法律の施行に伴う文部科学省関係省令の整備に関する省令等について(通知)

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類 ( 番 号 を 記 載 ) 施 設 名 事 所 名 所 在 事 開 始 年 月 日 事 規 模 ( 定 員 ) 公 益 事 1 必 要 な 者 に 対 し 相 談 情 報 提 供 助 言 行 政 や 福 祉 保 健 医 療 サービス 事 者 等 との 連 絡 調 整 を 行 う 等 の 事 必

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3 薬 局 サービス 等 (1) 健 康 サポート 薬 局 である 旨 の 表 示 健 康 サポート 薬 局 である 旨 を 表 示 している 場 合 健 康 サポート 薬 局 とは かかりつけ 薬 剤 師 薬 局 としての 基 本 的 な 機 能 に 加 えて 積 極 的 な 健 康 サポート 機

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5 民 間 事 業 者 における 取 扱 いについて( 概 要 資 料 P.17~19) 6 法 人 番 号 について( 概 要 資 料 P.4) (3) 社 会 保 障 税 番 号 制 度 のスケジュールについて( 概 要 資 料 P.20) 1 平 成 27 年 10 月 から( 施 行 日 は

道 内 シ ル バ ー 人 材 セ ン タ ー の 現 状 に つ い て は 契 約 金 額 に お い て は 請 負 契 約 で は 減 少 し た も の の シ ル バ ー 派 遣 事 業 の 大 幅 な 伸 び に よ り 5 年 ぶ り に 前 年 実 績 を 上 回 っ た が 会

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Transcription:

平 成 22 年 度 事 業 報 告 書 財 団 法 人 北 九 州 生 活 科 学 センター 北 九 州 市 戸 畑 区 中 原 新 町 1 番 4 号

平 成 22 年 度 事 業 報 告 書 事 業 概 況 我 が 国 の 経 済 状 況 は 回 復 傾 向 にあると 見 られているものの 長 引 くデフレや 円 高 問 題 失 業 率 が 未 だ 高 水 準 で 推 移 するなど 雇 用 情 勢 は 依 然 として 厳 しい 状 況 が 続 いており また 東 日 本 大 震 災 による 福 島 原 子 力 発 電 所 事 故 についても 先 行 きの 不 透 明 感 が 払 拭 できない 状 況 となっている 当 センターでは 生 活 科 学 における 諸 問 題 について 関 係 各 公 共 機 関 に 協 力 し 調 査 研 究 するとともに 水 質 及 び 環 境 等 に 関 する 検 査 調 査 研 究 及 び 啓 発 等 を 通 して 公 衆 の 向 上 と 生 活 環 境 の 改 善 に 寄 与 し 地 域 住 民 の 福 祉 の 向 上 に 貢 献 することを 目 的 として 活 動 おり このような 社 会 情 勢 の 中 で 大 きな 役 割 を 期 待 され ているのが 公 益 法 人 であると 認 識 している 本 年 度 は これらの 公 益 目 的 を 達 成 するため 適 正 な 運 営 管 理 と 情 報 公 開 を 推 進 し 徹 底 した 精 度 管 理 のもと 信 頼 される 技 術 の 向 上 を 図 るとともに 新 しい 公 益 法 人 制 度 の 趣 旨 を 踏 まえた 体 制 への 移 行 準 備 を 進 め 公 正 で 社 会 の 信 頼 に 足 る 検 査 機 関 として 一 層 の 充 実 に 努 めた 検 査 事 業 では 水 道 法 20 条 の 水 質 検 査 輸 入 の 命 令 検 査 及 び 一 般 検 査 計 量 証 明 事 業 血 中 PCB PCQ 等 の 受 託 件 数 が 前 年 度 より 増 加 した また 研 修 等 により 職 員 の 資 質 向 上 に 努 め 食 中 毒 予 防 の 講 習 を 行 うなど 啓 発 活 動 に 積 極 的 に 取 り 組 んだ 第 1 運 営 報 告 1 公 益 法 人 制 度 改 革 への 対 応 本 年 度 は 公 益 認 定 申 請 に 関 する 取 組 みとして 次 の 事 項 について 理 事 会 また は 評 議 員 会 の 承 認 を 得 た (1) 最 初 の 評 議 員 の 選 任 について 諸 団 体 に 推 薦 された9 名 の 被 推 薦 者 について 平 成 22 年 度 第 5 回 理 事 会 ( 平 成 23 年 2 月 8 日 開 催 )において 候 補 者 が 決 定 され 平 成 22 年 度 第 1 回 評 議 員 選 定 委 員 会 ( 平 成 23 年 2 月 16 日 開 催 )において 最 初 の 評 議 員 が 選 任 された (2) 公 益 認 定 に 関 する 基 本 方 針 の 一 部 変 更 について 公 益 事 業 について 当 初 は2 本 立 てとし 公 1を 検 査 事 業 公 2を 啓 発 普 及 事 業 としていたが 公 益 事 業 を 1 本 の 事 業 として 整 理 したいとの 提 案 が 行 わ れた また 監 事 の 選 任 について 当 初 は 監 事 のうち 1 名 は 税 理 士 とする 方 針 であ ったが 当 面 は 税 理 士 の 選 任 にはこだわらないようにしたいとの 提 案 が 行 われ 1

た これらの 提 案 につき 平 成 22 年 度 第 3 回 理 事 会 ( 平 成 22 年 10 月 21 日 開 催 ) 及 び 平 成 22 年 度 第 2 回 評 議 員 会 ( 平 成 22 年 10 月 29 日 開 催 )にお いて それぞれの 基 本 方 針 の 変 更 が 承 認 された (3) 内 部 統 制 システムを 始 めとする 関 連 規 程 の 整 備 について 公 益 認 定 申 請 に 当 たって 新 たに 必 要 な 内 部 統 制 や 組 織 管 理 運 営 に 関 する 事 項 財 産 等 の 取 り 扱 い 及 び 情 報 開 示 リスクマネージメント 等 に 関 する 諸 規 程 で ある 倫 理 規 定 評 議 員 会 運 営 規 則 理 事 会 運 営 規 則 理 事 の 職 務 権 限 規 程 評 議 員 選 定 委 員 会 運 営 規 則 監 事 監 査 規 程 事 務 局 規 程 印 章 取 扱 規 程 財 産 管 理 運 用 規 程 特 定 費 用 準 備 資 金 等 取 扱 規 則 情 報 公 開 規 程 内 部 統 制 システムに 関 する 基 本 方 針 コンプライアンス 規 程 リスクマネージメント 基 本 規 程 公 益 通 報 規 程 の15 規 程 について 提 案 が 行 われ 平 成 22 年 度 第 3 回 理 事 会 ( 平 成 22 年 10 月 21 日 開 催 ) 及 び 平 成 22 年 度 第 2 回 評 議 員 会 ( 平 成 22 年 10 月 29 日 開 催 )において 承 認 された また 役 員 等 及 び 評 議 員 の 報 酬 等 並 びに 費 用 に 関 する 規 程 及 び 役 員 の 選 任 等 に 関 する 規 程 等 については 平 成 22 年 度 第 6 回 理 事 会 ( 平 成 23 年 3 月 16 日 開 催 ) 及 び 平 成 22 年 度 第 3 回 評 議 員 会 ( 平 成 23 年 3 月 28 日 開 催 )に 諮 られ 承 認 された 2 公 益 目 的 事 業 の 拡 大 等 (1) 血 中 PCB PCQの 検 査 体 制 の 整 備 について 血 中 PCB PCQの 検 査 体 制 については 平 成 22 年 度 厚 生 労 働 省 全 国 油 症 治 療 研 究 班 会 議 や 福 岡 県 福 岡 市 北 九 州 市 及 び 当 センターで 構 成 する 分 析 班 会 議 等 に 参 加 し 検 査 受 託 分 析 業 務 がスムーズに 遂 行 できるように 関 係 の 緊 密 化 に 務 めた また 福 岡 県 保 健 環 境 研 究 所 を 中 心 とした7 機 関 による 精 度 管 理 調 査 に 参 加 し 分 析 精 度 の 保 持 を 図 るとともに 超 微 量 分 析 技 術 の 習 得 及 び 分 析 環 境 整 備 を 行 い 生 体 試 料 中 ( 母 乳 血 液 臍 帯 及 び 臍 帯 血 )のダイオ キシン 類 についても 測 定 を 可 能 とした 更 に 油 症 患 者 の 検 診 治 療 や 油 症 の 認 定 等 に 貢 献 することが 期 待 されている 血 中 PCQの 新 分 析 法 の 開 発 に 関 して 福 岡 県 保 健 環 境 研 究 所 と 共 同 研 究 を 行 い 新 技 術 の 開 発 及 び 習 得 を 図 っ た (2) PCR 検 査 の 実 施 体 制 について 平 成 21 年 度 にPCR 検 査 室 を 整 備 し 平 成 22 年 度 からPCRを 用 いた 調 理 従 業 者 等 の 検 便 検 査 で 腸 管 出 血 性 大 腸 菌 及 びノロウイルス 検 査 を 開 始 した 詳 細 については 第 3 事 業 報 告 に 記 載 (3) 体 験 教 室 事 業 ( 水 辺 の 教 室 )の 実 施 について 公 益 目 的 事 業 検 討 委 員 会 で 検 討 報 告 された 事 業 である 体 験 教 室 水 辺 の 教 2

室 について 9 月 17 日 財 団 法 人 北 九 州 市 環 境 整 備 協 会 と 共 催 で 北 九 州 市 立 高 蔵 小 学 校 の4 年 生 (35 名 )を 対 象 として 小 倉 南 区 の 吉 田 川 において 河 川 に 生 息 する 水 生 生 物 の 種 類 を 調 べたり 水 質 判 定 を 行 った 3 顧 客 満 足 度 の 向 上 広 くお 客 様 の 声 を 聞 き ニーズを 正 確 に 把 握 することによって 常 に 業 務 を 改 善 していく それが お 客 様 の 満 足 度 向 上 につながる という 観 点 から 9 月 ~1 0 月 の 間 に 715 件 の 顧 客 に 対 してアンケート 調 査 を 実 施 し 462 件 ( 回 答 率 64.6%)の 回 答 があった その 結 果 満 足 が 約 70% やや 満 足 が10% 普 通 が20%であり 概 ね 良 い 結 果 が 得 られたが 1% 未 満 で やや 不 満 不 満 という 意 見 が 見 られ たので これらを 評 価 分 析 することにより 更 なる 業 務 の 改 善 を 行 って 今 後 も 顧 客 満 足 度 の 向 上 に 努 める 4 人 材 育 成 ( 能 力 開 発 ) (1) 新 規 採 用 職 員 のOJT 研 修 について 渉 外 課 に 新 規 採 用 (10 月 1 日 付 )した 職 員 に 対 して 10 月 1 日 から11 月 31 日 までの2ヶ 月 間 各 部 門 に 配 属 してOJT 研 修 を 実 施 した (2) 当 センター 役 員 による 研 修 会 の 開 催 について 主 任 クラスを 中 心 に 課 長 代 理 までの 中 堅 職 員 を 対 象 として 将 来 のセンタ ーを 担 っていく 意 欲 の 醸 成 分 析 技 術 者 としての 原 点 の 認 識 公 益 法 人 と は 何 か あるいは 社 会 の 変 化 の 現 状 等 をテーマとして 門 上 希 和 夫 理 事 による 一 流 の 分 析 者 を 目 指 して ( 平 成 22 年 8 月 26 日 開 催 )や 中 村 勝 美 監 事 による 自 分 自 身 の 可 能 性 について ( 平 成 22 年 9 月 17 日 開 催 ) 及 び 1 公 益 目 的 事 業 とは? 2 組 織 内 における 自 己 主 張 の 在 り 方 について ( 平 成 23 年 3 月 1 日 開 催 )について 研 修 会 を 実 施 した (3) 階 層 別 研 修 会 ( 産 業 能 率 大 学 総 合 研 究 所 ) の 開 催 について 全 職 員 を 管 理 職 及 び 主 任 層 と 一 般 職 員 に 分 け 管 理 職 及 び 主 任 層 では メンバーの 共 感 と 信 頼 を 引 き 出 す 対 人 影 響 力 に 基 づくリーダーシップ のあり 方 意 欲 的 な 行 動 をメンバーに 引 き 起 こす 相 手 の 特 性 に 応 じたアプ ローチ 手 法 について 学 び 一 般 職 員 では ペルソナ ソーシャルスタイ ル 理 論 に 基 づく 対 人 関 係 での 信 頼 の 大 切 さと 苦 手 X 氏 への 効 果 的 な 接 し 方 について 研 修 会 を 実 施 した (4) 部 門 別 の 人 材 育 成 について 総 務 部 生 活 科 学 部 水 質 環 境 部 の3 部 合 わせて 研 修 会 等 に90 件 延 べ 116 人 の 職 員 を 参 加 させ 技 術 の 研 鑽 自 己 啓 発 意 欲 の 向 上 に 努 めた 詳 細 については 別 添 平 成 22 年 度 研 修 記 録 のとおり 3

第 2 理 事 会 及 び 評 議 員 会 等 の 開 催 1 理 事 会 回 開 催 日 議 案 及 び 議 決 事 項 1 H22.4.9 2 H22.5.27 3 H22.10.21 1 常 務 理 事 の 互 選 について( 議 決 ) 2 常 務 理 事 の 職 務 担 当 及 び 理 事 長 の 職 務 代 行 者 について ( 議 決 ) 1 平 成 21 年 度 事 業 報 告 について( 議 決 ) 2 平 成 21 年 度 決 算 及 び 監 査 報 告 について( 議 決 ) 3 その 他 1 債 券 の 運 用 について( 報 告 ) 1 平 成 22 年 度 上 半 期 事 業 報 告 について( 報 告 ) 2 公 益 認 定 に 関 する 基 本 方 針 の 一 部 変 更 について( 議 決 ) 公 益 事 業 の 一 本 化 監 事 の 選 任 方 針 3 規 程 類 の 制 定 について( 議 決 ) 4 その 他 1 定 款 の 変 更 の 案 について 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 基 準 について( 議 決 ) 役 員 等 の 欠 格 条 項 及 び 自 動 失 職 条 項 について( 報 告 ) 4 H22.12.17 1 役 員 ( 候 補 者 )の 選 任 について( 議 決 ) 2 職 員 給 与 の 改 正 について( 議 決 ) 5 H23.2.8 ( 書 面 表 決 ) 1 最 初 の 評 議 員 候 補 者 の 決 定 について( 議 決 ) 6 H23.3.16 1 評 議 員 の 選 任 について( 議 決 ) 2 役 員 候 補 者 の 決 定 について( 議 決 ) 3 役 員 等 に 関 する 規 程 の 制 定 について( 議 決 ) 4 平 成 22 年 度 補 正 予 算 について( 議 決 ) 5 平 成 23 年 度 事 業 計 画 について( 議 決 ) 6 平 成 23 年 度 収 支 予 算 について( 議 決 ) 7 その 他 1 東 北 地 方 太 平 洋 沖 地 震 への 支 援 について( 承 認 ) 2 新 規 事 業 に 伴 う 定 款 の 変 更 について( 承 認 ) 3 最 初 の 評 議 員 の 選 任 について( 報 告 ) 4

2 評 議 員 会 回 開 催 日 議 案 及 び 議 決 事 項 1 H22.6.4 2 H22.10.29 3 H23.3.28 理 事 会 報 告 ( 第 1 回 第 2 回 ) 1 平 成 21 年 度 事 業 報 告 について( 議 決 ) 2 平 成 21 年 度 決 算 報 告 及 び 監 査 報 告 について( 議 決 ) 1 平 成 22 年 度 上 半 期 事 業 報 告 について( 報 告 ) 2 公 益 認 定 に 関 する 基 本 方 針 の 一 部 変 更 について( 議 決 ) 公 益 事 業 の 一 本 化 監 事 の 選 任 方 針 3 規 程 類 の 制 定 について( 議 決 ) 4 その 他 1 定 款 の 変 更 の 案 について 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 基 準 について( 議 決 ) 役 員 等 の 欠 格 条 項 及 び 自 動 失 職 条 項 について( 報 告 ) 理 事 会 報 告 ( 第 4 回 第 5 回 第 6 回 ) 1 役 員 の 選 任 について( 議 決 ) 2 役 員 等 に 関 する 規 程 の 制 定 について( 議 決 ) 3 平 成 22 年 度 補 正 予 算 について( 議 決 ) 4 平 成 23 年 度 事 業 計 画 について( 議 決 ) 5 平 成 23 年 度 収 支 予 算 について( 議 決 ) 6 その 他 1 新 規 事 業 に 伴 う 定 款 の 変 更 について( 承 認 ) 2 最 初 の 評 議 員 の 選 任 について( 報 告 ) 3 東 北 地 方 太 平 洋 沖 地 震 への 支 援 について( 報 告 ) 3 評 議 員 選 定 委 員 会 回 開 催 日 議 案 及 び 議 決 事 項 1 H23.2.16 1 最 初 の 評 議 員 の 選 任 について( 議 決 ) 第 3 事 業 報 告 1 検 査 分 析 事 業 (1) 検 査 1) 検 査 の 概 要 5

日 々の 食 生 活 に 安 心 安 全 を 届 けるために 地 域 の 検 査 や 中 国 韓 国 を 中 心 とした 輸 入 の 検 査 を 実 施 した 業 績 は 平 成 21 年 度 と 比 べて 輸 入 の 自 主 検 査 が 減 少 したものの 命 令 検 査 及 び 一 般 検 査 が 増 加 し 全 体 として 平 成 21 年 度 を 若 干 上 回 る 結 果 となった 東 日 本 大 震 災 が 今 後 の 検 査 にどのように 影 響 してくるか 予 想 は 難 し いが 情 報 収 集 に 努 め 迅 速 に 対 応 していく 必 要 がある 1 輸 入 ( 命 令 検 査 ) 命 令 検 査 で 主 要 な 検 査 項 目 は 貝 毒 残 留 農 薬 汚 染 物 質 (アフラトキシ ン メラミン) 動 物 用 医 薬 品 等 である 平 成 22 年 度 は 韓 国 産 ミニトマトのフルキンコナゾール 及 び 中 国 産 キャ ベツのクロルピリホス 等 の 残 留 農 薬 検 査 が 検 査 命 令 解 除 となり 大 幅 に 減 少 したが 貝 毒 検 査 が 増 加 したため 命 令 検 査 の 実 績 は 平 成 21 年 度 を 上 回 る 結 果 となった 2 輸 入 ( 自 主 検 査 ) 輸 入 の 自 主 検 査 は 平 成 17 年 度 をピークに 年 々 減 少 傾 向 にある 平 成 22 年 度 は 添 加 物 検 査 とおもちゃの 規 格 試 験 が 減 少 した 先 行 サンプル 制 度 の 廃 止 により その 分 の 検 査 依 頼 の 減 少 が 懸 念 されたが サンプル 的 に 輸 入 した 小 口 貨 物 を 本 貨 物 扱 いにした 検 査 へと 代 わってきてい るため 影 響 は 少 なかった 現 状 では 中 国 からの 輸 入 量 や 事 情 に 影 響 されるところが 大 きい また 中 国 からの 輸 入 港 が 関 門 地 区 から 博 多 地 区 に 移 行 しているとの 情 報 もあり 博 多 地 区 のサンプリングも 検 討 する 必 要 性 が 出 てくるのではないか と 考 えている 3 一 般 検 査 平 成 22 年 度 の 一 般 検 査 は 受 付 検 体 数 及 び 延 べの 検 査 項 目 数 は 平 成 21 年 度 を 上 回 った 一 般 の 検 査 については 出 来 る 限 り 多 種 多 様 な 検 査 に 対 応 し 地 道 な 努 力 の 積 み 重 ねで 顧 客 のニーズに 応 えていきたい 2) 精 度 管 理 への 取 組 み 検 査 の 信 頼 性 確 保 及 び 妥 当 性 の 評 価 とその 確 認 検 査 技 術 の 向 上 を 図 るた め 毎 年 精 度 管 理 計 画 に 基 づき 実 施 している 1 検 査 員 技 術 レベルの 向 上 日 常 検 査 の 中 に 陽 性 コントロールの 管 理 試 料 を 組 み 入 れ その 技 術 レベル の 監 視 を 行 い 原 因 究 明 是 正 処 置 ができる 体 制 づくりを 推 進 した 2 外 部 精 度 管 理 センターの 信 頼 性 確 保 及 び 妥 当 性 の 評 価 とその 確 認 のために 次 の 外 部 精 度 6

管 理 に 参 加 し いずれにおいても 良 好 な 結 果 であった a. 厚 生 労 働 省 が 指 定 した 機 関 が 実 施 する 外 部 精 度 管 理 調 査 b.jab/ptp( 日 本 適 合 性 認 定 協 会 / 試 験 所 間 比 較 技 能 試 験 )の 麻 痺 性 貝 毒 試 験 c. 社 団 法 人 日 本 分 析 化 学 会 が 実 施 する 成 分 分 析 技 能 試 験 d. 日 水 製 薬 ( 株 ) 主 催 細 菌 検 査 精 度 管 理 サーベイ 3 内 部 精 度 管 理 検 査 員 間 の 技 術 レベルの 均 等 化 と 向 上 を 図 るために 年 間 計 画 に 沿 って 実 施 し すべてにおいて 良 好 な 結 果 であった 4 自 主 検 査 のGLP 対 応 努 力 一 般 の 自 主 検 査 におけるGLP 対 応 について 見 直 しを 行 い より 一 層 の 努 力 をして 命 令 検 査 と 同 等 のGLP 体 制 を 推 進 した 5 文 書 管 理 の 整 備 及 び 見 直 し 生 活 科 学 部 内 の 規 程 要 領 標 準 作 業 書 の 見 直 し 及 び 文 書 フォームの 統 一 化 を 図 り 電 子 ファイル 管 理 体 制 を 整 備 するための 年 度 計 画 に 沿 って 見 直 し を 実 施 しているところである 3) 課 題 への 取 組 み 1 検 査 業 務 の 効 率 化 とスキルアップ 検 査 業 務 の 信 頼 性 を 確 保 しながら 日 常 業 務 を 効 率 よく 実 施 し なおかつス キルアップを 図 っていくために 検 査 員 間 の 業 務 の 偏 りをなくし 均 等 な 業 務 分 担 と 一 つの 検 査 項 目 を 複 数 の 人 間 がこなせるような 層 の 厚 い 体 制 づくり のために 次 のことを 推 進 した a. 項 目 分 担 のローテーションによる 個 人 レベルで 幅 広 い 検 査 技 術 の 習 得 (ローテーションの 間 隔 を 短 くすることにより 個 人 毎 に 他 項 目 の 検 査 技 術 を 習 得 し 1 項 目 に 対 して 複 数 の 検 査 員 が 検 査 可 能 な 体 制 にする ) b. 新 規 項 目 の 拡 大 と 受 注 体 制 の 確 立 増 加 していく 命 令 検 査 項 目 及 び 未 対 応 検 査 項 目 に 迅 速 に 対 応 するため の 計 画 立 案 と 実 践 ( 標 準 作 業 書 の 作 成 検 査 法 のバリデーション 及 び 作 業 分 担 ) c. 内 部 コミュニケーションの 徹 底 朝 礼 夕 礼 等 内 部 コミュニケーションを 徹 底 し 進 捗 状 況 と 問 題 点 を 管 理 していった 2 サンプリング 強 化 と 効 率 化 と 的 取 扱 いの 徹 底 サンプリング 面 では 厳 正 化 と 効 率 化 に 加 えて を 基 本 に 教 育 を 実 施 し 異 物 混 入 等 を 防 止 するための 処 置 対 象 貨 物 及 び 試 験 品 の 的 な 取 扱 いについて の 基 本 を 身 につけ 行 動 が 徹 底 されるように 推 進 した 3 残 留 農 薬 等 一 斉 分 析 法 の 項 目 数 拡 大 7

毎 年 継 続 して 取 り 組 んでいる 残 留 農 薬 等 一 斉 分 析 の 受 託 項 目 数 は200 項 目 から250 項 目 に 拡 大 することができた 4 PCR 技 術 の 定 着 とPCR 法 を 利 用 した 検 査 項 目 の 拡 大 PCRによる 検 便 の 腸 管 出 血 性 大 腸 菌 及 びノロウイルス 検 査 については 検 査 体 制 を 整 備 し 腸 管 出 血 性 大 腸 菌 検 査 は 検 査 員 全 員 が 技 術 を 習 得 した PCRを 使 用 した 他 の 新 技 術 については 遺 伝 子 組 み 換 え 検 査 ( 米 ) 及 び 食 中 毒 細 菌 (サルモネラ カンピロバクター 等 )の 確 認 試 験 の 検 討 を 開 始 した 4)その 他 の 取 組 み 将 来 的 な 展 望 からHACCPの 知 識 監 視 員 並 みのスキルを 習 得 す るように 検 査 員 のスキルアップを 推 進 した (2) 飲 用 水 等 水 質 検 査 1) 検 査 の 概 要 安 全 な 水 の 供 給 のために 飲 料 水 等 水 質 検 査 を 実 施 するとともに 各 種 法 律 に 基 づく 水 質 検 査 を 実 施 した 1 水 道 法 第 20 条 に 規 定 する 水 道 事 業 に 係 る 検 査 水 道 法 第 20 条 第 3 項 の 規 定 により 登 録 機 関 として 地 方 公 共 団 体 の 委 託 を 受 け 飲 料 水 検 査 を 実 施 した 検 体 数 及 び 検 査 料 収 入 共 に 前 年 度 より 若 干 増 加 した 2 水 道 法 第 34 条 に 規 定 する 簡 易 専 用 水 道 検 査 水 道 法 第 34 条 の 2 第 2 項 による 登 録 検 査 機 関 として 簡 易 専 用 水 道 の 維 持 管 理 検 査 を 実 施 した 小 規 模 受 水 槽 の 受 験 により 検 体 数 が 若 干 増 加 した 3 飲 料 水 一 般 検 査 ビル 管 理 法 船 員 労 働 安 全 規 則 に 基 づく 飲 料 水 等 の 水 質 検 査 や 飲 用 井 戸 の 水 質 検 査 を 実 施 した 検 体 数 は 若 干 増 加 した 4 飲 料 水 以 外 の 水 質 検 査 遊 泳 用 プールや 浴 槽 水 等 の 水 質 検 査 を 実 施 した 検 体 数 及 び 検 査 料 収 入 で 前 年 度 を 下 回 った これは 遊 泳 用 プールの 検 査 件 数 が 減 ったことが 原 因 だと 考 えられる 2) 精 度 管 理 への 取 組 み 検 査 の 信 頼 性 確 保 及 び 妥 当 性 の 評 価 とその 確 認 検 査 技 術 の 向 上 を 図 るた め 精 度 管 理 計 画 に 基 づき 実 施 した 1 外 部 精 度 管 理 a. 厚 生 労 働 省 が 実 施 した 水 道 水 質 検 査 精 度 管 理 のための 統 一 試 料 調 査 に 参 加 し 結 果 は Z スコア2 未 満 で 良 好 だった b. 全 国 給 水 検 査 協 会 が 実 施 した 外 部 精 度 管 理 調 査 に 参 加 し 結 果 8

は Z スコア2 未 満 で 良 好 だった 2 内 部 精 度 管 理 日 本 環 境 分 析 協 会 の SELF 試 料 を 使 用 し 項 目 ごとの 分 析 を 年 4 回 実 施 し た 結 果 は 変 動 率 及 び 回 収 率 共 に 評 価 基 準 内 で 良 好 だった 3) 人 材 育 成 飲 料 水 検 査 に 係 る 専 門 分 野 の 人 材 を 育 成 するため 以 下 のことを 実 施 した 1 研 修 会 セミナーへの 参 加 又 は 研 修 会 の 受 け 入 れ a. 平 成 22 年 度 認 定 水 道 検 査 員 研 修 会 及 び 平 成 22 年 度 クリプトス ポリジウム 初 心 者 研 修 会 への 参 加 飲 料 水 検 査 に 関 して 有 効 な 全 国 給 水 検 査 協 会 による 研 修 会 へ 参 加 し 職 員 の 専 門 性 向 上 を 図 った b. クリプトスポリジウム 検 査 に 関 する 実 技 研 修 会 の 受 け 入 れ クリプトスポリジウム 検 査 に 関 する 実 技 研 修 会 の 受 け 入 れ 機 関 として 西 日 本 地 区 の 検 査 機 関 の 検 査 員 3 名 のスキルアップに 貢 献 する 事 業 を 継 続 して 行 った (3) 環 境 に 関 する 検 査 1) 検 査 の 概 要 人 と 自 然 の 共 生 を 目 指 して 環 境 に 関 わる 検 査 分 析 調 査 を 実 施 した 1 計 量 証 明 事 業 人 の 健 康 の 保 護 及 び 生 活 環 境 の 保 全 に 関 する 環 境 基 準 に 従 い 大 気 汚 染 及 び 河 川 湖 沼 海 域 等 公 共 水 域 の 水 質 及 び 底 質 等 についての 検 査 並 びに 水 質 汚 濁 防 止 法 及 び 下 水 道 法 による 特 定 施 設 からの 排 水 についての 検 査 を 実 施 した その 他 環 境 ( 大 気 水 質 底 質 土 壌 等 ) 排 ガスのダイオキシン 類 の 測 定 分 析 及 び 調 査 研 究 ( 特 定 計 量 証 明 事 業 )を 実 施 した 2 作 業 環 境 測 定 事 業 作 業 環 境 測 定 法 第 3 条 に 規 定 する 作 業 環 境 の 測 定 を 実 施 した 例 年 僅 少 で あり 今 後 も 目 立 った 変 動 はないものと 予 測 している 3 農 薬 検 査 事 業 ゴルフ 場 等 の 残 留 農 薬 検 査 を 実 施 した 総 量 も 少 なく 前 年 度 より 件 数 は 若 干 増 加 したが 検 査 項 目 が 減 少 したため 手 数 料 収 入 は 若 干 減 少 した 4 産 業 廃 棄 物 検 査 事 業 産 業 廃 棄 物 の 排 出 業 者 が その 廃 棄 物 の 性 状 を 把 握 するために 実 施 してい る 検 査 を 実 施 した 件 数 及 び 検 査 手 数 料 収 入 は 微 増 したが 今 後 も 大 きな 変 動 はないものと 予 測 している 5 その 他 の 環 境 検 査 事 業 温 泉 成 分 の 分 析 その 他 の 環 境 検 査 を 実 施 した 温 泉 成 分 の 分 析 は 減 少 9

傾 向 にある 2) 精 度 管 理 への 取 組 み 検 査 の 信 頼 性 確 保 及 び 妥 当 性 の 評 価 とその 確 認 検 査 技 術 の 向 上 を 図 るた めに 精 度 管 理 計 画 に 基 づき 実 施 した 1 外 部 精 度 管 理 a. 環 境 省 が 実 施 した 環 境 測 定 分 析 統 一 精 度 管 理 調 査 に 参 加 した Zス コア2 未 満 で 良 好 な 結 果 であった b. 福 岡 県 環 境 計 量 証 明 事 業 協 会 が 実 施 した 濃 度 分 析 外 部 精 度 管 理 に 参 加 した Zスコア2 未 満 で 良 好 な 結 果 であった 2 内 部 精 度 管 理 a. 日 本 環 境 分 析 協 会 の SELF 試 料 を 使 用 し 項 目 毎 の 分 析 を 実 施 するなど 年 間 4 回 実 施 した 結 果 は 変 動 率 及 び 回 収 率 共 に 評 価 基 準 内 で 良 好 だった b. 日 本 分 析 化 学 会 の 濃 度 既 知 試 料 を 使 用 し ダイオキシン 類 の 分 析 を 実 施 した 結 果 は 変 動 率 及 び 回 収 率 共 に 評 価 基 準 内 で 良 好 だった 3) 人 材 育 成 今 年 度 は 環 境 計 量 士 試 験 に1 名 合 格 した さらに 作 業 環 境 測 定 士 の 試 験 免 除 の 講 習 を 修 了 して 次 年 度 において 作 業 環 境 測 定 項 目 毎 の 講 習 に 備 えるこ とができた (4) 検 査 所 臨 床 検 査 技 師 等 に 関 する 法 律 に 規 定 する 検 査 所 としての 検 査 を 実 施 した 1 検 便 検 査 ( 微 生 物 学 的 検 査 ) 腸 管 出 血 性 大 腸 菌 O26 及 びO111の 検 査 を 徐 々に 増 やし ノロウイル ス 検 査 (EIA 法 )を 開 始 するが 検 査 の 受 託 数 も 伸 びなかった 2 血 中 PCB PCQ 検 査 ( 生 化 学 的 検 査 ) 2 公 益 目 的 事 業 の 拡 大 等 で 記 載 したとおり 全 国 油 症 治 療 研 究 班 会 議 及 び 分 析 班 会 議 等 に 参 加 し 引 き 続 き 実 施 した 2 品 質 保 証 活 動 登 録 検 査 機 関 としての 役 割 を 果 たすために 検 査 員 の 技 術 の 向 上 を 図 り また 正 確 で 信 頼 性 の 高 い 検 査 結 果 を 得 るため 次 の 取 り 組 みを 行 った (1) ISO9001:2008 認 証 の 取 組 み 内 部 監 査 を6 回 実 施 し 品 質 目 標 の 達 成 状 況 教 育 訓 練 の 実 施 状 況 試 験 検 査 工 程 の 活 動 状 況 不 適 合 顧 客 クレーム 等 の 改 善 状 況 等 を 監 査 した 監 査 結 果 及 び 改 善 状 況 は 毎 月 の 品 質 会 議 で 報 告 し 効 果 的 な 内 部 監 査 活 動 が 実 施 できた また 内 部 監 査 員 教 育 のため 民 間 コンサルタント 会 社 に 講 師 派 遣 を 依 頼 し 10

研 修 を6 回 実 施 した (2) MLAP( 特 定 計 量 証 明 事 業 者 認 定 制 度 ) 認 証 の 取 組 み 水 中 大 気 排 ガス 等 のダイオキシン 類 検 査 業 務 の 信 頼 性 を 確 保 するために 外 部 精 度 管 理 及 び 内 部 精 度 管 理 を 各 年 1 回 実 施 し 検 査 員 の 技 術 レベル 及 び 検 査 結 果 をチェックし 業 務 が 適 正 に 行 われていることを 確 認 することで 信 頼 性 確 保 を 図 っている (3) GLP(Good Laboratory Practice)の 取 組 み 添 加 物 器 具 又 は 容 器 包 装 の 検 査 の 信 頼 性 を 確 保 するために 信 頼 性 確 保 部 門 では 年 間 部 門 で10 回 及 び 微 生 物 部 門 9 回 検 査 区 域 及 び 試 料 保 管 施 設 機 器 管 理 試 薬 管 理 製 品 検 査 等 について また 試 料 採 取 につい ても6 回 の 内 部 点 検 を 行 い 業 務 が 標 準 作 業 書 に 従 い 適 正 に 行 われているか チェックし 信 頼 性 確 保 を 図 っている (4) 精 度 管 理 外 部 精 度 管 理 内 部 精 度 管 理 については 各 部 門 の 1 検 査 分 析 事 業 に 記 載 3 生 活 環 境 保 全 に 関 する 知 識 普 及 事 業 (1) 講 習 会 等 の 実 施 平 成 22 年 度 講 習 会 実 績 ( 担 当 : 渉 外 課 ) 月 日 依 頼 者 講 習 内 容 会 場 参 加 者 分 類 4.7 苅 田 町 立 学 校 給 食 センター 給 食 センターにお ける 管 理 につ いて 苅 田 町 立 学 校 給 食 センター 2 階 会 議 室 給 食 従 事 担 当 者 35 名 8.26 糸 島 市 学 校 給 食 会 学 校 給 食 における 管 理 について 糸 島 市 立 南 風 小 学 校 ランチルーム 給 食 従 事 担 当 者 102 名 8.31 行 橋 京 都 第 2 給 食 センター 手 洗 い 洗 浄 マ ニュアル 等 につい て 行 橋 京 都 第 2 給 食 センター 給 食 センター 従 事 担 当 者 30 名 11

学 校 給 食 管 宗 像 市 教 育 委 9.15 宗 像 市 教 育 委 員 会 理 における 食 材 検 査 等 の 活 用 につい 員 会 本 館 3 階 30 市 非 常 勤 任 用 栄 養 士 9 名 て 1 会 議 室 9.29 門 司 小 倉 苅 田 地 区 船 員 労 働 安 全 協 議 会 船 舶 飲 用 水 の 水 質 検 査 等 につい て 門 司 港 湾 合 同 庁 舎 1 階 共 用 会 議 室 門 司 小 倉 苅 田 地 区 船 員 労 働 安 全 協 議 会 会 員 43 名 水 道 11.3 グラノ24 K 講 習 グラノ24 K 会 議 室 各 店 舗 マネージ ャー 約 30 名 11.29 福 岡 県 教 育 庁 京 築 教 育 事 務 所 学 校 給 食 の 管 理 について 八 屋 小 学 校 学 校 栄 養 士 等 23 名 12.1 福 岡 県 教 育 庁 京 築 教 育 事 務 所 学 校 給 食 の 管 理 について 行 橋 京 都 第 1 給 食 センター 学 校 栄 養 士 19 名 12.3 福 岡 県 教 育 庁 筑 豊 教 育 事 務 所 学 校 給 食 管 理 について 上 山 田 小 学 校 学 校 栄 養 士 23 名 12.8 福 岡 県 教 育 庁 筑 豊 教 育 事 務 所 学 校 給 食 管 理 について 福 智 町 学 校 給 食 センター 学 校 栄 養 士 19 名 3.26 ( 有 ) 荒 木 産 業 につい て 飯 塚 市 穂 波 福 祉 総 合 福 祉 センター 各 店 長 他 従 業 員 約 40 名 (2) パンフレット 等 の 作 成 配 布 生 活 環 境 保 全 に 関 する 知 識 普 及 に 資 するため 関 連 するパンフレット を 各 保 健 所 学 校 取 扱 企 業 等 に 配 布 した 配 布 図 書 等 名 水 そして 飲 料 水 食 中 毒 予 防 早 見 表 12

(3) その 他 の 普 及 活 動 安 全 思 想 の 普 及 意 識 の 向 上 を 目 的 として 船 員 労 働 安 全 月 間 行 事 の 一 つとして 訪 船 指 導 等 が 行 われており これに 協 力 して 洞 海 地 区 及 び 門 司 小 倉 苅 田 地 区 の 船 舶 飲 用 水 の 水 質 検 査 を 無 料 で 実 施 し 船 内 における 生 活 環 境 の 整 備 改 善 に 寄 与 した 4 関 係 機 関 との 連 携 (1) 説 明 会 等 の 開 催 検 査 業 務 の 効 率 化 省 力 化 迅 速 化 を 図 るため 新 製 品 のデモンストレーシ ョンへの 参 加 あるいは 説 明 会 等 を 開 催 また 各 分 野 の 専 門 的 知 識 の 習 得 等 を 目 的 に 各 種 協 議 会 の 一 員 として 合 同 研 修 会 等 を 開 催 した (2) インターンシップ 学 生 が 在 学 中 に 自 らの 専 攻 あるいは 将 来 進 みたい 職 業 に 関 連 した 企 業 等 に おいて 実 習 研 修 的 な 就 業 体 験 あるいは 実 務 訓 練 をすることにより 職 業 への 意 識 向 上 適 切 な 職 業 選 択 をするための 土 台 作 り 就 職 後 の 職 場 への 適 応 力 の 向 上 などを 図 ることを 目 的 としており 今 年 度 は 九 州 産 業 大 学 工 学 部 物 質 生 命 化 学 科 3 年 生 2 名 を 受 け 入 れ 8 月 2 日 から6 日 までの 間 部 門 におい て 各 種 の 規 格 試 験 添 加 物 添 加 物 分 析 残 留 農 薬 分 析 残 留 抗 生 物 質 合 成 抗 菌 剤 等 の 研 修 を 実 施 し また 北 九 州 市 立 大 学 国 際 環 境 工 学 部 エネルギー 循 環 化 学 科 大 学 院 1 年 生 1 名 を 受 け 入 れ 8 月 16 日 から27 日 ま での 間 部 門 において 輸 入 サンプリング 添 加 物 検 査 等 及 び 環 境 部 門 において 試 料 採 取 を 含 む 分 析 作 業 の 研 修 を 実 施 した (3) 国 際 技 術 研 修 ( 財 ) 北 九 州 国 際 技 術 協 力 協 会 が 主 催 する 発 展 途 上 国 の 中 央 地 方 政 府 機 関 の 事 業 に 関 わる 技 術 系 行 政 官 を 対 象 にした 国 際 研 修 保 健 行 政 コース について 今 年 度 は 2 月 4 日 にベリーズ チリ 中 華 人 民 共 和 国 インドネシア パレスチナ バヌアツの6ヶ 国 9 名 の 研 修 員 を 受 け 入 れ 日 本 国 における 輸 入 の 監 視 体 制 や 添 加 物 規 格 試 験 実 習 等 を 実 施 した 13