1. 省 エネルギー 技 術 戦 略 について 策 定 趣 旨 エネルギー 基 本 計 画 等 政 府 の 省 エネルギー 技 術 開 発 の 方 針 を 踏 まえ 省 エネルギー 技 術 開 発 の 具 体 的 な 方 向 性 を 示 すガイドライン ロードマップ 的 な 位 置 付 けとして 策

資 料 2 省 エネルギー 技 術 戦 略 2016 について 国 立 研 究 開 発 法 人 新 エネルギー 産 業 技 術 総 合 開 発 機 構 省 エネルギー 部 長 渡 邊 重 信 平 成 28 年 8 月 9 日

1. 省 エネルギー 技 術 戦 略 について 策 定 趣 旨 エネルギー 基 本 計 画 等 政 府 の 省 エネルギー 技 術 開 発 の 方 針 を 踏 まえ 省 エネルギー 技 術 開 発 の 具 体 的 な 方 向 性 を 示 すガイドライン ロードマップ 的 な 位 置 付 けとして 策 定 本 戦 略 の 骨 子 1 広 範 多 岐 にわたる 省 エネルギー 技 術 から 重 点 的 に 取 り 組 むべき 重 要 技 術 を 特 定 2 省 エネルギー 技 術 開 発 のあり 方 省 エネルギー 技 術 の 国 際 競 争 力 維 持 強 化 等 につ いて 言 及 3 各 重 要 技 術 について 技 術 シートを 策 定 し 技 術 開 発 の 進 め 方 や 波 及 効 果 等 を 記 載 本 戦 略 の 意 義 省 エネルギー 技 術 戦 略 で 示 された 重 要 技 術 は NEDOの 提 案 公 募 型 事 業 である 戦 略 的 省 エネルギー 技 術 革 新 プログラム の 採 択 において 加 点 により 優 遇 し 限 られた 予 算 を 重 点 配 分 2

3 2. 省 エネルギー 技 術 戦 略 これまでの 沿 革 省 エネルギー 技 術 戦 略 省 エネルギー 技 術 戦 略 2007 2007 年 4 月 公 表 ( 中 間 とりまとめ2006 年 9 月 ) 資 源 エネルギー 庁 省 エネルギー 対 策 課 省 エネルギー 技 術 戦 略 2008 2008 年 4 月 公 表 資 源 エネルギー 庁 NEDO 省 エネルギー 技 術 戦 略 2009 2009 年 4 月 公 表 資 源 エネルギー 庁 NEDO 省 エネルギー 技 術 戦 略 2011 2011 年 3 月 公 表 ( 東 日 本 大 震 災 発 災 前 ) 資 源 エネルギー 庁 NEDO 省 エネルギー 技 術 戦 略 2014( 公 表 に 至 らず) ただし 重 要 技 術 については 省 エネルギー 技 術 戦 略 2011 重 要 技 術 の 改 定 として 2014 年 7 月 にNEDOにて 公 表 背 景 関 連 する 政 府 方 針 計 画 新 国 家 エネルギー 戦 略 の 公 表 (2006 年 5 月 : 総 合 資 源 エネルギー 調 査 会 総 合 部 会 報 告 ) 省 エネルギー 技 術 戦 略 の 策 定 定 期 的 な 改 定 を 明 記 美 しい 星 50(クールアース50) の 公 表 (2007 年 5 月 : 安 倍 総 理 演 説 ) ( Cool Earth -エネルギー 革 新 技 術 計 画 の 公 表 (2008 年 3 月 : 経 済 産 業 大 臣 有 識 者 会 議 報 告 )) エネルギー 基 本 計 画 の 改 定 公 表 (2010 年 6 月 : 閣 議 決 定 ) 2030 年 に 向 けたエネルギー 供 給 需 要 面 の 目 標 を 明 記 エネルギー 基 本 計 画 の 改 定 公 表 (2014 年 4 月 閣 議 決 定 )

3. 省 エネルギー 技 術 戦 略 2016 の 経 緯 (1) 省 エネルギー 技 術 戦 略 2014( 原 案 ) 及 び 省 エネルギー 技 術 戦 略 2011 重 要 技 術 改 定 について 2013 年 秋 から エネルギー 基 本 計 画 の 改 定 の 動 きに 呼 応 し 省 エネルギー 技 術 戦 略 2011 の 見 直 しの 必 要 性 について 資 源 エネルギー 庁 とNEDOで 意 識 を 共 有 2013 年 10 月 ~2014 年 5 月 に 戦 略 的 省 エネルギー 技 術 革 新 プログラム 重 要 技 術 検 討 会 として 親 委 員 会 3 回 各 部 門 のワーキンググループ 会 議 をのべ8 回 開 催 して 省 エネルギー 技 術 戦 略 2014( 原 案 )を 策 定 このうち 重 要 技 術 の 部 分 のみを 抽 出 し 省 エネルギー 技 術 戦 略 2011 重 要 技 術 改 定 として パブリックコメントを 経 て 2014 年 7 月 にNEDOから 公 表 他 方 2014 年 5 月 当 時 省 エネルギー 技 術 戦 略 2014( 原 案 )< 本 文 及 び 添 付 資 料 > については METIとの 協 議 により エネルギー 関 係 技 術 開 発 ロードマ ップや 省 エネルギー 小 委 員 会 等 の 動 きを 踏 まえたうえで 今 後 所 要 の 見 直 し を 行 い 公 表 することとしていた 4

5 (2) 省 エネルギー 技 術 戦 略 2016のとりまとめ 前 述 の(1)の 流 れを 踏 まえ 有 識 者 から 組 織 する 検 討 会 に 諮 りつつ 省 エネ ルギー 技 術 戦 略 2014( 原 案 ) に 必 要 な 加 筆 修 正 を 加 えて 省 エネルギー 技 術 戦 略 2016 としてとりまとめたもの 具 体 的 には エネルギー 関 係 技 術 開 発 ロードマップ(14 年 12 月 ) エネルギー 長 期 需 給 見 通 し(15 年 7 月 ) 省 エネ 小 委 員 会 とりまとめ(15 年 8 月 ) ZEB ZEHロー ドマップ 委 員 会 とりまとめ(15 年 12 月 ) 等 の 関 連 する 政 府 方 針 が2014 年 7 月 以 降 に 公 表 されており これら 政 府 方 針 に 照 らして 省 エネルギー 技 術 戦 略 2014( 原 案 ) の 記 載 内 容 が 必 要 十 分 であるかをチェックするとともに 時 間 の 経 過 によっ て 不 十 分 な 点 については 加 筆 修 正 を 行 い 省 エネルギー 技 術 戦 略 2016 として 策 定

6 4. 省 エネルギー 技 術 戦 略 2016の 構 成 (その1) 本 文 目 次 はじめに ~ 省 エネルギー 技 術 戦 略 が 目 指 すもの~ 1 背 景 2 省 エネルギー 技 術 戦 略 の 策 定 Ⅰ. 各 部 門 における 重 要 技 術 ~ 我 が 国 の 将 来 あるべき 姿 とそこに 至 る 道 筋 ~ 1 エネルギー 転 換 供 給 部 門 1.1 エネルギー 転 換 供 給 部 門 における 省 エネルギーに 係 る 状 況 1.2 重 要 技 術 1.3 主 要 な 個 別 技 術 開 発 の 方 向 性 2 産 業 部 門 2.1 産 業 部 門 における 省 エネルギーに 係 る 状 況 2.2 重 要 技 術 2.3 主 要 な 個 別 技 術 開 発 の 方 向 性 3 家 庭 業 務 部 門 3.1 家 庭 業 務 部 門 における 省 エネルギーに 係 る 状 況 3.2 重 要 技 術 3.3 主 要 な 個 別 技 術 開 発 の 方 向 性 4 運 輸 部 門 4.1 運 輸 部 門 における 省 エネルギーに 係 る 状 況 4.2 重 要 技 術 4.3 主 要 な 個 別 技 術 開 発 の 方 向 性 5 部 門 横 断 5.1 部 門 横 断 的 な 省 エネルギーに 係 る 状 況 5.2 重 要 技 術 5.3 主 要 な 個 別 技 術 開 発 の 方 向 性 Ⅱ. 今 後 の 省 エネルギー 技 術 の 展 開 ~ 我 が 国 の 卓 越 した 省 エネルギー 技 術 の 飛 躍 的 な 展 開 に 向 けて~ 1 省 エネルギー 技 術 開 発 の 推 進 普 及 に 向 けた 横 断 的 課 題 1.1 省 エネルギー 技 術 開 発 支 援 のあり 方 1.2 省 エネルギー 技 術 の 国 際 競 争 力 の 維 持 強 化 1.3 導 入 コスト 規 制 等 社 会 的 制 約 の 克 服 2 我 が 国 の 卓 越 した 省 エネルギー 技 術 の 飛 躍 的 な 展 開 むすびに

4. 省 エネルギー 技 術 戦 略 2016の 構 成 (その2) 添 付 資 料 < 導 入 シナリオ 技 術 シート> 主 な 技 術 開 発 将 来 像 関 連 施 策 転 換 エ ネ 供 ル 給 ギ 部 ー 門 産 業 部 門 ~ 現 在 ~2020 年 度 ~2030 年 度 エネルギー 使 用 量 削 減 からエクセルギー 損 失 最 小 化 の 視 点 による 産 業 プロセスにおける 省 エネが 進 展 技 術 の 組 合 せや 新 たな 切 り 口 製 造 工 程 における 加 工 技 術 の 高 度 化 により システム 全 体 の 省 エネが 進 展 使 用 時 に 省 エネ 効 果 を 発 揮 するプロダクトや その 構 成 部 材 の 開 発 製 造 を 加 速 化 する 技 術 により 省 エネが 進 展 行 政 区 分 を 超 えた 異 業 種 間 での 積 極 的 な 連 携 強 化 / 特 区 等 の 活 用 などの 行 政 イニシャチブの 発 揮 諸 外 国 での 実 証 研 究 推 進 普 及 を 目 指 した 国 際 モデル 事 業 の 積 極 的 実 施 のための 政 府 間 レベルでの 共 同 研 究 に 係 わる 合 意 などの 政 府 支 援 オールジャパンとしての 総 合 支 援 /ジャパンブランドとして 国 際 展 開 / 基 幹 技 術 とサービス 等 ソフト 面 を 含 めたパッケージ 型 インフラ 技 術 高 効 率 火 力 発 電 次 世 代 送 配 電 技 術 コージェネ 熱 利 用 システム 国 際 標 準 化 規 格 化 オープン 化 による 国 際 競 争 力 の 向 上 /コア 技 術 のブラックボックス 化 による 模 倣 防 止 の 知 財 戦 略 製 造 プロセス 省 エネ 化 技 術 省 エネ 型 部 素 材 製 造 プロセス 革 新 的 製 鉄 プロセス 省 エネ 化 システム 加 工 技 術 産 業 間 エネルギーネットワーク 生 産 加 工 プロセス 高 効 率 火 力 発 電 技 術 再 生 可 能 エネルギー 協 調 制 御 技 術 超 電 導 技 術 次 世 代 送 配 電 機 器 技 術 コージェネ 次 世 代 地 域 熱 ネットワーク 技 術 蓄 熱 システム 技 術 燃 料 電 池 技 術 A-USC AHAT アンシラリーDR 燃 焼 プロセス 高 効 率 モーター レーザー 加 工 プロセス 1700 級 GTCC GTFC IGFC ガスタービン 入 口 温 度 高 温 化 高 性 能 化 学 蓄 熱 材 ガラス 製 造 プロセス セメント 製 造 プロセス 革 新 的 化 学 品 製 造 プロセス 半 導 体 製 造 プロセス 革 新 的 製 銑 プロセス 環 境 調 和 型 製 鉄 プロセス コンビナート 高 度 統 合 化 技 術 産 業 間 エネルギー 連 携 蓄 熱 システム 熱 加 工 技 術 動 力 技 術 物 理 化 学 プロセス 技 術 熱 輸 送 システム コプロダクション 導 入 シナリオ 大 容 量 超 電 導 発 電 機 SMES 世 界 最 世 高 界 の エ で ネ 展 ル 開 ギ で ー き 利 る 用 省 効 エ 率 ネ の 技 維 術 持 の 普 強 及 化 に よ る 省 エネプロダクト 加 速 化 技 術 炭 素 繊 維 複 合 材 料 製 造 技 術 セラミックス 製 造 技 術 部 門 横 断 次 世 代 型 ヒートポンプシステム パワーエレクトロニクス 革 新 的 なエネルギー マネジメント 技 術 産 業 用 ヒートポンプ 排 熱 利 用 システム 設 計 システム 化 冷 媒 開 発 等 共 通 技 術 ワイドギャップ 半 導 体 重 電 用 高 効 率 インバータ xems (HEMS BEMS FEMS CEMS) IoT(モノのインターネット) 遠 隔 制 御 技 術 180 級 ヒートポンプ 200 級 ヒートポンプ 新 冷 媒 の 開 発 遠 隔 制 御 による 最 適 制 御 エネマネアプリケーション ディマンドリスポンスの 活 用 7

5. 省 エネルギー 技 術 戦 略 2016 本 文 の 主 な 内 容 各 部 門 ごとの 省 エネルギーの 状 況 各 部 門 ごとに 特 定 した 省 エネルギー 重 要 技 術 個 別 技 術 開 発 の 方 向 性 省 エネルギー 技 術 開 発 支 援 のあり 方 実 用 化 事 業 化 を 促 進 する 技 術 開 発 マネジメント 機 能 の 一 層 の 強 化 導 入 支 援 とのパッケージによる 新 規 技 術 開 発 の 加 速 化 潜 在 化 している 技 術 シーズやアイディアの 発 掘 育 成 ニーズとのマッチング 機 能 の 強 化 エネルギーの 価 格 変 動 等 に 捉 われない 長 期 的 視 点 に 立 った 最 先 端 技 術 の 育 成 適 切 な 技 術 ポートフォリオの 保 持 省 エネルギー 技 術 の 国 際 競 争 力 の 維 持 強 化 海 外 インフラ 市 場 の 獲 得 国 際 標 準 化 の 取 組 み 経 営 戦 略 に 組 み 込 んだ 戦 略 的 な 知 的 財 産 マネジメント 相 手 国 側 の 要 求 スペック 等 に 合 致 した 展 開 8

6. 省 エネルギー 技 術 戦 略 2016の 主 なポイント 2014 年 7 月 に 改 定 した 重 要 技 術 14 分 野 のうち 部 門 横 断 の 次 世 代 エネルギーマネジメン トシステム について 革 新 的 なエネルギーマネジメント 技 術 に 変 更 具 体 的 には IoT などの 新 たな 関 連 技 術 の 動 向 を 踏 まえ より 広 い 概 念 となるように 配 慮 なお 革 新 的 なエネルギーマネジメント 技 術 の 研 究 開 発 にあたっては 以 下 に 挙 げられる 特 徴 を 考 慮 することが 必 要 データ 解 析 とそれに 基 づくソフト 開 発 (マネジメントアプリケーション)がメインであること エネルギーマネジメントそのものが エネルギー 使 用 者 ではなく サードパーティによる 新 たな 省 エネビジネスとして 行 われる 蓋 然 性 が 高 いことから その 技 術 開 発 の 骨 格 は 極 めて 実 用 領 域 に 近 いものであること 単 なる 省 エネだけではなく 創 エネ 蓄 エネをもカバーしたエネルギーマネジメント 全 体 が 開 発 ターゲットとなる 場 合 もあること 省 エネルギー 技 術 開 発 支 援 のあり 方 について 改 めて 言 及 技 術 開 発 マネジメント 機 能 の 一 層 の 強 化 新 たな 省 エネルギー 技 術 の 普 及 の 円 滑 化 長 期 的 視 点 に 立 った 最 先 端 技 術 の 育 成 適 切 な 技 術 ポートフォリオの 保 持 などについても 記 述 9

7. 省 エネルギー 技 術 戦 略 2016の 重 要 技 術 戦 略 策 定 の 趣 旨 多 層 化 多 様 化 した 柔 軟 なエネルギー 需 給 構 造 の 構 築 徹 底 した 省 エネルギー 社 会 の 実 現 等 に 資 する 省 エネルギー 技 術 の 開 発 と それ ら 技 術 の 着 実 な 導 入 普 及 及 び 国 際 展 開 を 推 進 し 世 界 最 高 水 準 の 省 エネルギー 国 家 の 実 現 と 経 済 成 長 を 目 指 すための 指 針 広 範 多 岐 に 亘 る 省 エネルギー 技 術 について エネルギーを 巡 る 環 境 変 化 を 踏 まえつつ 真 に 省 エネルギーの 推 進 に 貢 献 する 重 要 分 野 を 特 定 重 点 化 エ ネ ル ギ ー 供 給 か ら 需 要 ま で 製 造 プロセス 省 エネ 化 技 術 省 エネ 化 システム 加 工 技 術 省 エネプロダクト 加 速 化 技 術 エネルギー 転 換 供 給 部 門 高 効 率 火 力 発 電 次 世 代 送 配 電 技 術 コージェネ 熱 利 用 システム ZEB ZEH 省 エネ 型 情 報 機 器 システム 快 適 省 エネヒューマンファ クター 産 業 家 庭 業 務 運 輸 革 新 的 なエネルギーマネジメント 技 術 パワーエレクトロニクス 次 世 代 型 ヒートポンプシステム 部 門 横 断 次 世 代 自 動 車 等 ITS 等 スマート 物 流 システム ( 次 世 代 エネルギー マネジメントシステム) ( ) 内 は 省 エネルギー 技 術 戦 略 2011 重 要 技 術 改 定 時 赤 字 下 線 部 分 : 今 回 の 変 更 部 分 10

7. 省 エネルギー 技 術 戦 略 2016の 重 要 技 術 ( 主 要 関 連 技 術 を 含 む) 部 門 重 要 技 術 主 要 関 連 技 術 転 エ 部 換 ネ ル 門 供 ギ 給 ー 高 効 率 火 力 発 電 次 世 代 送 配 電 コージェネ 熱 利 用 システム 高 効 率 火 力 発 電 ディマンドリスポンス 再 生 可 能 エネルギー 協 調 制 御 超 電 導 次 世 代 送 配 電 機 器 次 世 代 地 域 熱 ネットワーク コージェネレーション 蓄 熱 システム 燃 料 電 池 部 門 重 要 技 術 主 要 関 連 技 術 部 門 重 要 技 術 主 要 関 連 技 術 部 門 重 要 技 術 主 要 関 連 技 術 産 業 製 造 プロセス 省 エネ 化 技 術 省 エネ 化 システム 加 工 技 術 省 エネプロダクト 加 速 化 技 術 省 エネ 型 部 素 材 製 造 プロセス 革 新 的 製 鉄 プロセス 産 業 用 ヒートポンプ コージェネ 熱 利 用 技 術 産 業 間 エネルギーネットワーク 生 産 加 工 プロセス コージェネ 熱 利 用 技 術 セラミックス 製 造 技 術 炭 素 繊 維 複 合 材 料 製 造 技 術 家 庭 業 務 ZEB ZEH (ネット ゼロ エネル ギー ビル/ハウス) 省 エネ 型 情 報 機 器 システム 設 計 制 御 運 用 外 皮 性 能 建 材 冷 暖 房 空 調 換 気 給 湯 照 明 昇 降 機 システム 統 合 化 高 断 熱 高 遮 熱 高 気 密 技 術 パッシブ 技 術 高 効 率 空 調 技 術 - 高 効 率 給 湯 技 術 高 効 率 照 明 技 術 - エネルギーマネジメ 革 新 的 なエネルギーマ ント ネジメント 技 術 省 エネ 型 情 報 機 器 待 機 時 消 費 電 力 削 減 技 術 省 エネ 型 次 世 代 ネットワーク 通 信 運 輸 次 世 代 自 動 車 等 ITS 等 スマート 物 流 シス テム 先 進 的 内 燃 機 関 性 能 向 上 技 術 電 気 自 動 車 プラグインハイブ リッド 自 動 車 燃 料 電 池 自 動 車 商 用 車 重 量 車 の 次 世 代 自 動 車 化 等 技 術 省 エネ 走 行 支 援 技 術 ( 自 動 運 転 隊 列 走 行 無 人 走 行 等 ) TDM( 交 通 需 要 マネジメント 技 術 ) 交 通 制 御 管 理 技 術 交 通 情 報 提 供 管 理 情 報 技 術 貨 物 輸 送 物 流 結 節 点 等 の 情 報 のマッチング 技 術 荷 物 のト レーサビリティ 技 術 環 境 パ フォーマンス 測 定 技 術 高 効 率 ディスプレイ 快 適 省 エネヒューマ ンファクター センシング 技 術 制 御 技 術 快 適 性 省 エネを 両 立 する 新 たな 機 器 システム 部 門 重 要 技 術 主 要 関 連 技 術 部 門 横 断 革 新 的 なエネルギーマネジメント 技 術 xems(hems BEMS FEMS CEMS) IoT(モノインターネット) 統 合 制 御 技 術 次 世 代 型 ヒートポンプシステム 家 庭 業 務 用 建 物 工 場 空 調 用 給 湯 用 ヒートポンプ(HP) 産 業 用 HP 冷 凍 倉 庫 等 用 HP カーエアコン 用 HP シス テム 化 冷 媒 開 発 等 共 通 技 術 パワーエレクトロニクス ワイドギャップ 半 導 体 電 力 変 換 器 ( 高 効 率 インバータ 等 ) 赤 字 部 分 : 省 エネルギー 技 術 戦 略 2011 重 要 技 術 改 定 からの 変 更 部 分 11

以 下 のページは 参 考 資 料 12

省 エネルギー 技 術 戦 略 2016の 重 要 技 術 (1/5) エネルギー 転 換 供 給 部 門 < 参 考 > 高 効 率 火 力 発 電 次 世 代 送 配 電 技 術 化 石 燃 料 の 高 効 率 利 用 を 可 能 とするA-USC( 先 進 超 々 臨 界 圧 発 電 ) IGCC( 石 炭 ガス 化 複 合 発 電 ) 等 高 効 率 火 力 発 電 技 術 超 電 導 送 電 ディマンドリスポンス 再 エネ 協 調 制 御 などエネルギー 社 会 を 支 える 次 世 代 の 送 配 電 ネットワーク 技 術 高 効 率 火 力 発 電 超 電 導 次 世 代 送 配 電 機 器 ディマンドリスポンス 再 生 可 能 エネルギー 協 調 制 御 コージェネ 熱 利 用 システム エネルギー 利 用 効 率 を 大 幅 に 向 上 させる 熱 の 利 用 を 促 進 するための 地 域 熱 利 用 コージェネレーション 蓄 熱 等 に 係 るシステム 及 び 燃 料 電 池 に 関 する 技 術 次 世 代 地 域 熱 ネットワーク コージェネレーション 蓄 熱 システム 燃 料 電 池 地 域 熱 ネットワークの 例 ( 東 部 スカイツリータウン) IGCCに 最 適 な 高 効 率 CO2 回 収 型 石 炭 ガス 化 システム 高 温 超 電 導 ケーブル コージェネの 例 固 体 酸 化 物 形 燃 料 電 池 (SOFC) 固 体 高 分 子 形 燃 料 電 池 (PEFC) 13

省 エネルギー 技 術 戦 略 2016の 重 要 技 術 (2/5) 産 業 部 門 < 参 考 > 製 造 プロセス 省 エネ 化 技 術 省 エネ 化 システム 加 工 技 術 省 エネプロダクト 加 速 化 技 術 様 々な 一 貫 した 製 造 プロセス( 化 学 品 製 鉄 ガラス セメントなど)における 省 エネ 化 技 術 従 来 のエネルギー 使 用 量 削 減 の 考 え 方 に 加 え エクセルギー( 有 効 仕 事 )の 利 活 用 という 面 からも 見 直 して 製 造 プロセスの 大 幅 な 改 善 を 目 指 す 技 術 エ ネ ル ギ ー 有 効 ( エ エ ネ ク ル セ ギ ル ー ギ ー ) 無 エ 効 ネ ル ギ ー 省 エネルギーとは エクセルギー 損 失 最 小 化 有 効 に 取 り 出 せる 仕 事 量 製 造 プロセスでは 不 可 逆 過 程 により エクセルギー 損 失 を 発 生 ( 例 えば 摩 擦 や 抵 抗 による 損 失 ) 最 小 化 さらにエネルギーを 投 入 して ヒートポンプ 等 により 排 熱 の エクセルギーを 再 生 し 高 めて 製 造 プロセスで 利 用 省 エネ 型 部 素 材 製 造 プロセス 革 新 的 製 鉄 プロセス 産 業 用 ヒートポンプ コジェネ 熱 利 用 システム 技 術 の 組 み 合 わせや 蓄 熱 熱 輸 送 を 用 いた 熱 利 用 の 柔 軟 化 などシステム 化 や 熱 加 工 動 力 等 個 々の 製 造 プロセス 共 通 の 生 産 加 工 プ ロセスの 改 善 により 大 きな 省 エネルギーを 促 進 すると 期 待 される 技 術 個 々の 製 造 プロセス A B C( 熱 加 工 動 力 物 理 化 学 プロ セス 等 )の 改 善 A B C D 省 エネルギー 量 使 用 エネルギー 量 A B C D A B C D 産 業 間 エネルギーネットワーク 生 産 加 工 プロセス 等 一 部 の 使 用 エネルギー 増 加 (D) 等 にとらわれ ず 新 たな 視 点 で 全 体 システムを 見 直 し 省 エ ネルギーを 促 進 A B D 全 体 システムの 省 エネルギー 量 プロセス 省 略 (C) や 大 幅 な 省 エネルギー (A B) 部 分 としては 使 用 エネルギー 増 加 (D) プロセス 改 善 システム 化 による 改 善 その 製 造 プロセス 自 身 では 大 幅 な 省 エネル ギーは 期 待 できないが 製 品 使 用 段 階 におけ る 省 エネルギー 効 果 が 極 めて 高 い 省 エネプロ ダクトを 生 み 出 すことで 省 エネルギーに 寄 与 する 技 術 エ ネ ル ギ ー 使 用 量 製 造 時 エネルギー 使 用 量 省 エネ 効 果 の 高 い 製 品 の 技 術 開 発 を 加 速 製 品 使 用 時 省 エネルギー 量 セラミックス 製 造 技 術 炭 素 繊 維 複 合 材 料 製 造 技 術 製 品 ライフサイクル としての 省 エネ 量 14

省 エネルギー 技 術 戦 略 2016の 重 要 技 術 (3/5) ZEB(ネット ゼロ エネルギー ビル) ZEH(ネット ゼロ エネルギー ハウス) 家 庭 業 務 部 門 < 参 考 > 住 宅 建 築 物 の 躯 体 設 備 の 省 エネルギー 性 能 の 向 上 および 負 荷 制 御 や 統 合 制 御 等 を 総 合 的 に 設 計 することにより 住 宅 または 建 築 物 のエ ネルギー 消 費 量 を 正 味 でゼロに 近 づける ZEB 高 効 率 照 明 次 世 代 照 明 パッシブビル 高 断 熱 高 気 密 ビル ZEH 高 効 率 照 明 次 世 代 照 明 高 断 熱 高 気 密 住 宅 パッシブ 住 宅 家 庭 空 調 用 ヒー トポンプ HEMS BEMS BEMS 給 湯 用 ヒートポンプ 高 効 率 給 湯 器 ビル 等 空 調 用 ヒートポンプ 給 湯 用 ヒートポンプ 高 効 率 給 湯 器 HEMS 快 適 省 エネヒューマンファクター 省 エネ 型 情 報 機 器 システム 個 人 により 異 なる 快 適 性 や 嗜 好 性 を 尊 重 しつつ これらを 巧 みに 活 用 応 用 することによって 省 エネルギーを 進 展 させる 新 たな 概 念 手 法 人 間 の 環 境 行 動 を 誘 発 する 技 術 人 間 理 解 に 基 づき 制 御 技 術 セン サー 技 術 等 を 駆 使 することにより 最 適 な 居 住 執 務 環 境 を 省 エネルギー で 実 現 する 技 術 IT 機 器 の 利 用 等 により 増 大 する 消 費 電 力 量 を 削 減 するため 個 別 の デバイスや 機 器 の 省 エネルギー 化 を 進 展 させる 技 術 省 エネ 型 次 世 代 ネットワーク 通 信 省 エネ 型 情 報 機 器 待 機 時 消 費 電 力 削 減 技 術 高 効 率 ディスプレイ 15

省 エネルギー 技 術 戦 略 2016の 重 要 技 術 < 参 考 > (4/5) 運 輸 部 門 次 世 代 自 動 車 等 電 気 自 動 車 など 従 来 の 自 動 車 から 大 幅 に 燃 費 改 善 が 可 能 な 自 動 車 電 気 自 動 車 プラグインハイブリッド 自 動 車 燃 料 電 池 自 動 車 先 進 的 内 燃 機 関 性 能 向 上 技 術 等 情 報 通 信 技 術 や 制 御 技 術 を 活 用 して 人 物 及 びそれら を 運 ぶ 交 通 システム 全 てに 係 る 流 れの 最 適 化 を 図 ると 同 時 に 事 故 や 渋 滞 の 解 消 省 エネルギーや 環 境 との 共 存 を 図 ることを 目 指 した 技 術 ITS(Intelligent Transport Systems) ITS( 省 エネ 走 行 支 援 技 術 )の 一 例 : 隊 列 走 行 省 エネ 走 行 支 援 技 術 ( 自 動 運 転 隊 列 走 行 無 人 走 行 等 ) TDM( 交 通 需 要 マネジメント 技 術 ) 交 通 制 御 管 理 技 術 交 通 情 報 提 供 管 理 情 報 技 術 スマート 物 流 システム ドアからドアの 間 の 輸 送 保 管 荷 役 などそれぞれの 過 程 の 荷 物 情 報 と 輸 送 機 関 物 流 結 節 点 等 の 情 報 などを 通 信 技 術 により 総 合 的 に 連 携 制 御 す ることで 省 エネ 及 び 物 流 の 効 率 化 を 図 る 技 術 求 荷 求 車 求 庫 貨 物 の 位 置 や 受 け 渡 し 状 況 の 把 握 配 送 管 理 品 質 管 理 在 庫 管 理 の 見 える 化 ビッグデータ 活 用 による サプライチェーン 全 体 で の 効 率 最 適 化 最 適 な 輸 送 手 段 選 択 貨 物 輸 送 物 流 結 節 点 情 報 のマッチン グ 技 術 移 動 実 態 のトレーサ ビリティ 技 術 環 境 パフォーマンス 測 定 技 術 モーダルシフト 結 節 点 のインテリ ジェント 化 輸 送 対 象 貨 物 と 物 流 結 節 点 等 における 荷 役 設 備 保 管 設 備 の 情 報 連 携 一 元 化 共 通 システム 化 ビッグデータ 活 用 による 効 率 最 適 化 マイクロチップやICタグによる 荷 物 情 報 GPSによる 位 置 情 報 エネルギー 消 費 量 の 見 える 化 自 動 車 鉄 道 船 舶 の 連 携 最 適 配 分 および 結 節 点 の 高 度 化 隊 列 走 行 による 貨 物 の 集 約 輸 送 16

17 省 エネルギー 技 術 戦 略 2016の 重 要 技 術 < 参 考 > (5/5) 部 門 横 断 革 新 的 なエネルギーマネジメント 技 術 需 要 側 のエネルギー 使 用 実 態 を 日 次 / 月 次 / 年 次 レベルで 徹 底 的 に 解 析 し 単 体 の 機 器 や 設 備 を 更 に 効 率 的 に 稼 働 させるとともに 相 互 の 稼 働 状 況 を 統 合 制 御 し 全 体 最 適 を 図 る XEMS(HEMS BEMS FEMS CEMS) IoT 統 合 制 御 技 術 パワーエレクトロニクス 地 域 エネルギーマネジメントシステム(CEMS) IT 化 による 飛 躍 的 なエネルギー 消 費 の 伸 びに 対 応 し あらゆる 分 野 で 使 用 される 電 気 電 子 機 器 に 備 わる 電 源 の 高 効 率 化 を 支 える 技 術 ワイドギャップ 半 導 体 電 力 変 換 器 ( 高 効 率 インバータ 等 ) 次 世 代 型 ヒートポンプシステム ヒートポンプに 関 わるシステム 化 技 術 や 革 新 的 要 素 技 術 の 開 発 により 高 効 率 化 低 廉 化 と 温 室 効 果 ガス 排 出 量 削 減 とを 実 現 するシステム システム 化 技 術 未 利 用 熱 利 用 技 術 高 効 率 熱 回 収 蓄 熱 技 術 熱 搬 送 高 度 化 技 術 等 革 新 的 要 素 技 術 高 効 率 冷 凍 サイクル 低 負 荷 域 効 率 化 技 術 廃 熱 利 用 高 温 生 成 技 術 新 規 冷 媒 それら に 対 応 する 高 性 能 熱 交 換 器 高 効 率 圧 縮 機 等 の 技 術 開 発 Cool Earth-エネルギー 革 新 技 術 計 画 の 超 高 効 率 ヒートポンプ の 実 現 には 機 器 単 体 の 開 発 だけでは 困 難 である このため 建 築 機 械 材 料 等 の 多 様 な 領 域 にまたがる 幅 広 い 関 係 者 の 技 術 を 融 合 さ 家 庭 業 務 用 建 物 工 場 空 調 用 給 湯 用 HP 冷 凍 倉 庫 等 用 HP カーエアコン 用 HP 産 業 用 HP システム 化 冷 媒 開 発 等 共 通 技 術 せた 産 学 官 による 研 究 開 発 体 制 により 熱 源 の 多 様 化 搬 送 の 効 率 化 負 荷 変 動 への 自 動 追 従 技 術 等 を 適 切 かつ 高 度 に 組 み 合 わせる などの 基 盤 技 術 開 発 を 行 い 現 状 システムに 比 べて 極 めて 高 い 効 率 (1.5 倍 以 上 )を 有 するヒートポンプシステムを 実 現 し エネルギーの 高 度 利 用 と 導 入 用 途 拡 大 を 図 る

18 〇 省 エネルギー 技 術 戦 略 2016 検 討 会 < 参 考 > 委 員 長 横 山 明 彦 東 京 大 学 大 学 院 新 領 域 創 成 科 学 研 究 科 先 端 エネルギー 工 学 専 攻 教 授 委 員 赤 井 誠 国 立 研 究 開 発 法 人 産 業 技 術 総 合 研 究 所 名 誉 リサーチャー 委 員 赤 木 泰 文 東 京 工 業 大 学 大 学 院 理 工 学 研 究 科 電 気 電 子 工 学 専 攻 教 授 委 員 飯 田 訓 正 慶 応 義 塾 大 学 理 工 学 部 システムデザイン 工 学 科 教 授 委 員 氏 家 康 成 日 本 大 学 生 産 工 学 部 機 械 工 学 科 教 授 委 員 金 子 祥 三 東 京 大 学 生 産 技 術 研 究 所 エネルギー 工 学 連 携 研 究 センター シニア 協 力 員 委 員 田 辺 新 一 早 稲 田 大 学 理 工 学 術 院 創 造 理 工 学 部 建 築 学 科 教 授 委 員 疋 田 知 士 一 般 財 団 法 人 エネルギー 総 合 工 学 研 究 所 研 究 顧 問 委 員 堀 洋 一 東 京 大 学 大 学 院 新 領 域 創 成 科 学 研 究 科 先 端 エネルギー 工 学 専 攻 教 授 第 1 回 検 討 会 平 成 28 年 1 月 29 日 ( 金 )10:00~12:00 第 2 回 検 討 会 平 成 28 年 3 月 22 日 ( 火 )10:00~12:00