<4D6963726F736F667420576F7264202D208179947A957A9770817A94ED8DD08ED282B382DC82C682B289C691B082B382DC82D682CC838A815B8374838C83628367312E305F9841978D90E6814596B35F2E646F63>

Similar documents
Microsoft Word - nagekomi栃木県特定医療費(指定難病)支給認定申請手続きのご案内 - コピー

17 外 国 人 看 護 師 候 補 者 就 労 研 修 支 援 18 看 護 職 員 の 就 労 環 境 改 善 運 動 推 進 特 別 20 歯 科 医 療 安 全 管 理 体 制 推 進 特 別 21 在 宅 歯 科 医 療 連 携 室 整 備 22 地 域 災 害 拠 点 病

KYOSAI 号CC2014.indd

東 北 地 方 太 平 洋 沖 地 震 による 未 曾 有 の 被 害 に 対 しては 日 本 の 力 を 集 めて 早 急 に 復 旧 復 興 に 取 りかからなければなりません そ の 際 は 被 災 地 を 原 形 復 旧 するのではなく 新 たな 地 域 社 会 の 再 生 を 目 指 し

学校安全の推進に関する計画の取組事例

Ⅶ 東 海 地 震 に 関 して 注 意 情 報 発 表 時 及 び 警 戒 宣 言 発 令 時 の 対 応 大 規 模 地 震 対 策 特 別 措 置 法 第 6 条 の 規 定 に 基 づき 本 県 の 東 海 地 震 に 係 る 地 震 防 災 対 策 強 化 地 域 において 東 海 地 震

<4D F736F F D D3188C091538AC7979D8B4B92F F292B98CF092CA81698A94816A2E646F63>

1. 商 品 ( 契 約 )の 概 要 一 般 外 貨 定 期 預 金 とは 外 貨 預 金 ( 本 邦 通 貨 以 外 の 外 貨 建 ての 預 金 )のうち あらかじめ 預 金 の 期 間 を 定 め 原 則 としてその 期 間 中 は 払 い 戻 しの 請 求 に 応 じないことを 条 件 と

( 新 ) 医 療 提 供 の 機 能 分 化 に 向 けたICT 医 療 連 携 導 入 支 援 事 業 費 事 業 の 目 的 医 療 政 策 課 予 算 額 58,011 千 円 医 療 分 野 において あじさいネットを 活 用 したICT したICT 導 入 により により 医 療 機 能

福 岡 厚 生 年 金 事 案 4486 第 1 委 員 会 の 結 論 申 立 人 の 申 立 期 間 については その 主 張 する 標 準 報 酬 月 額 に 基 づく 厚 生 年 金 保 険 料 を 事 業 主 により 給 与 から 控 除 されていたことが 認 められることから 申 立 期

(2) 特 別 障 害 給 付 金 国 民 年 金 に 任 意 加 入 していなかったことにより 障 害 基 礎 年 金 等 を 受 給 していない 障 がい 者 の 方 に 対 し 福 祉 的 措 置 として 給 付 金 の 支 給 を 行 う 制 度 です 支 給 対 象 者 平 成 3 年 3

スライド 1

Taro-01 議案概要.jtd

㈱スーパーレックスBCP基準【チェックリスト公開版】 pdf

[ 特 別 控 除 の 一 覧 ] 控 除 の 内 容 特 定 扶 養 親 族 控 除 ( 税 法 上 の 扶 養 親 族 で 満 16 才 以 上 23 才 未 満 の 扶 養 親 族 ) 老 人 扶 養 親 族 配 偶 者 控 除 ( 税 法 上 の 扶 養 親 族 で 満 70 才 以 上 の

社会資源について 

 

●幼児教育振興法案

各論_1章〜7章.indd

05_現状把握指標一覧(H28.1.1時点)【 確定版】

平 成 34 年 4 月 1 日 から 平 成 37 年 3 月 31 日 まで 64 歳 第 2 章 労 働 契 約 ( 再 雇 用 希 望 の 申 出 ) 第 3 条 再 雇 用 職 員 として 継 続 して 雇 用 されることを 希 望 する 者 は 定 年 退 職 日 の3か 月 前 まで

全設健発第     号

平成16年年金制度改正 ~年金の昔・今・未来を考える~

<4D F736F F D20836E E819592E88C5E B F944E82548C8E89FC90B3816A5F6A D28F57>

近畿中部防衛局広報誌

Microsoft Word - 【事務連絡】居所情報の登録申請が間に合わなかった場合の取扱いの周知について.docx

平成16年度

平成22年度 指導者・指導士養成検定事業計画書

母 子 医 療 対 策 費 462 (313,289) 国 4,479 1 不 妊 治 療 助 成 事 業 8,600 不 妊 治 療 費 用 の 一 部 を 助 成 し 経 済 的 負 担 の 軽 減 を 図 る 230, ,608 不 妊 治 療 費 の 増 加 による 増 額 分

基 地 交 付 金 等 に 関 す る 要 望 書

国立大学法人 東京医科歯科大学教職員就業規則

有 料 老 ホーム ( ) ( 主 として 要 介 護 状 態 にある を 入 居 させるも のに 限 る ) 第 29 条 ( 届 出 等 ) 第 二 十 九 条 有 料 老 ホーム( 老 を 入 居 させ 入 浴 排 せつ 若 しくは 食 事 の 介 護 食 事 の 提 供 又 はその 他 の

公共債のご案内

東 京 電 力 ホールディングス 株 式 会 社 労 働 環 境 改 善 2016/9/29 在 分 野 名 括 り 5 内 容 これまで1ヶ 月 の 動 きと 今 後 1ヶ 月 の 予 定 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 備 考 員 の 確 保 状 況 と 地 元 雇 用 率 の 実

Microsoft Word - 目次.doc

( 減 免 の 根 拠 等 ) 第 1 条 こ の 要 綱 は, 地 方 税 法 第 条 の 規 定 に 基 づ く 市 税 条 例 第 6 9 条 の 2 の 規 定 を 根 拠 と す る 身 体 障 害 者 等 に 対 す る 軽 自 動 車 税 の 減 免 の 具 体 的 な 対

目 次 第 3 編 災 害 応 急 対 策 計 画 第 1 章 組 織 及 び 動 員... 1 第 1 節 防 災 組 織 明 石 市 防 災 会 議 明 石 市 災 害 対 策 本 部... 1 第 2 節 動 員 配 備 及 び 災 害 対 策 本 部 の 設 置.

1604_栄養科 がん患者向け食事のヒント.indd

(4) 運 転 する 学 校 職 員 が 交 通 事 故 を 起 こし 若 しくは 交 通 法 規 に 違 反 したことにより 刑 法 ( 明 治 40 年 法 律 第 45 号 ) 若 しくは 道 路 交 通 法 に 基 づく 刑 罰 を 科 せられてから1 年 を 経 過 していない 場 合 同

ただし 平 成 26 年 1 月 から3 月 までの 間 に 失 職 し 平 成 26 年 4 月 以 降 も 引 き 続 き 失 職 している 場 合 ( 平 成 26 年 度 に 新 入 学 ( 編 転 入 学 を 含 む )をした 者 であって 平 成 25 年 度 に 私 立 高 校 等 に

2 積 極 的 な 接 種 勧 奨 の 差 し 控 え 国 は 平 成 25 年 4 月 から 定 期 接 種 化 したが ワクチン 接 種 との 関 連 を 否 定 できない 持 続 的 な 痛 みなどの 症 状 が 接 種 後 に 見 られたことから 平 成 25 年 6 月 定 期 接 種 と

_si00421

自 分 にあった 健 康 保 険 を 見 つけよう! それぞれの 健 康 保 険 の 特 徴 を 踏 まえ 自 分 にあった 健 康 保 険 を 選 ぶようにしましょう! 今 までの 収 入 扶 養 家 族 の 有 無 によって どの 健 康 保 険 に 加 入 するとメリットがあるか 参 考 にし

[ 組 合 員 期 間 等 の 特 例 ] 組 合 員 期 間 等 については 年 齢 職 種 などにより 過 去 の 制 度 からの 経 過 措 置 が 設 けられ ており 被 用 者 年 制 度 の 加 入 期 間 ( 各 共 済 組 合 の 組 合 員 期 間 など)については 生 年 月 日

2 1.ヒアリング 対 象 (1) 対 象 範 囲 分 類 年 金 医 療 保 険 雇 用 保 険 税 備 考 厚 生 年 金 の 資 格 喪 失 国 民 年 金 の 加 入 老 齢 給 付 裁 定 請 求 など 健 康 保 険 の 資 格 喪 失 国 民 健 康 保 険 の 加 入 健 康 保 険

送 信 局 を 電 気 通 信 事 業 者 に 貸 し 付 けるとともに 電 気 通 信 事 業 者 とあらかじめ 契 約 等 を 締 結 する 必 要 があること なお 既 に 電 気 通 信 事 業 者 において 送 信 局 を 整 備 している 地 域 においては 当 該 設 備 の 整 備

スライド 1

Microsoft Word - 諮問第82号答申(決裁後)

事務連絡

2 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 ( 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 平 均 給 与

別 紙 第 号 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 議 案 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 を 次 のように 定 める 平 成 26 年 2 月 日 提 出 高 知 県 知 事 尾

障害福祉制度あらまし目次

心 の 知 能 指 数 (EQ) 全 10 時 間 就 職 活 動 において 重 視 されることが 多 くなっている こころの 知 能 指 数 (EQ) について 訓 練 を 行 います 7 月 :EQ とは 自 分 を 知 る こころの 働 き メンタルブロック 目 標 を 実 現 する 等 正

提 出 書 類 ア 財 産 形 成 年 金 貯 蓄 の 非 課 税 適 用 確 認 申 告 書 ( 積 立 終 了 から2ヶ 月 以 内 に 提 出 厳 守 ) 記 入 例 参 照 イ 財 産 形 成 年 金 貯 蓄 者 の 退 職 等 申 告 書 記 入 例 参 照 年 金 財 形 提 出 書 類

職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 () 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 ( 年 月 日 現 在 ) 一 般 行 政 職 平 均 給 与 月 額 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 平 均 給 与 月 額

(3) 福 祉 施 設 から 一 般 就 労 への 移 行 本 市 の 福 祉 施 設 利 用 者 の 中 で 平 成 24 年 度 に 一 般 就 労 により 退 所 した 人 は 3 人 です ここでいう 福 祉 施 設 とは 生 活 介 護 事 業 自 立 訓 練 事 業 ( 生 活 訓 練

<947A957A8E9197BF C E786C73>

<4D F736F F F696E74202D CA A837D F815B90A E096BE8E9197BF88C4>

税制面での支援

( 別 紙 ) 以 下 法 とあるのは 改 正 法 第 5 条 の 規 定 による 改 正 後 の 健 康 保 険 法 を 指 す ( 施 行 期 日 は 平 成 28 年 4 月 1 日 ) 1. 標 準 報 酬 月 額 の 等 級 区 分 の 追 加 について 問 1 法 改 正 により 追 加

岡山県警察用航空機の運用等に関する訓令

6 謝金(給与等)

(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 概 要 国 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている 総 合 的

1. 商 品 ( 契 約 )の 概 要 パーソナル 外 貨 定 期 預 金 とは 外 貨 預 金 ( 本 邦 通 貨 以 外 の 外 貨 建 ての 預 金 )のうち あらか じめ 預 金 の 期 間 を 定 め 原 則 としてその 期 間 中 は 払 い 戻 しの 請 求 に 応 じないことを 条

安心ビジネスカー保険新型自動車総合保険一般用普通保険約款および特約.indd

4. 購 入 方 法 (1) 購 入 最 低 金 額 (2) 購 入 単 位 (3) 購 入 対 価 のお 支 払 方 法 5 万 円 5 万 円 単 位 新 しく 発 行 される 国 債 のご 購 入 で 発 行 日 の 前 営 業 日 までに 約 定 された 場 合 は 発 行 日 が 受 渡

第 3 節 結 果 1. 調 査 票 の 回 収 324 か 所 から 回 答 を 得 た ( 回 収 率 29.5%) 一 般 診 療 所 総 数 回 答 数 回 収 率 (%) 大 津 湖 南 甲 賀 東 近 江

平 成 27 年 11 月 ~ 平 成 28 年 4 月 に 公 開 の 対 象 となった 専 門 協 議 等 における 各 専 門 委 員 等 の 寄 附 金 契 約 金 等 の 受 取 状 況 審 査 ( 別 紙 ) 専 門 協 議 等 の 件 数 専 門 委 員 数 500 万 円 超 の 受

人事行政の運営状況の報告について

<4D F736F F D C482C682EA817A89BA90BF8E7793B1834B A4F8D91906C8DDE8A A>

< EE597768E968BC688EA97972D372E786477>

- 1 - 総 控 負 傷 疾 病 療 養 産 産 女 性 責 帰 べ 由 試 ~ 8 契 約 契 約 完 了 ほ 契 約 超 締 結 専 門 的 知 識 技 術 験 専 門 的 知 識 高 大 臣 専 門 的 知 識 高 専 門 的 知 識 締 結 契 約 満 歳 締 結 契 約 契 約 係 始

3 薬 局 サービス 等 (1) 健 康 サポート 薬 局 である 旨 の 表 示 健 康 サポート 薬 局 である 旨 を 表 示 している 場 合 健 康 サポート 薬 局 とは かかりつけ 薬 剤 師 薬 局 としての 基 本 的 な 機 能 に 加 えて 積 極 的 な 健 康 サポート 機

群馬県多文化共生推進指針

PowerPoint プレゼンテーション


長崎市民間建築物耐震化推進事業の概要

03 平成28年度文部科学省税制改正要望事項

号 領 命 地 震 長 損 害 医 療 医 療 領 機 構 配 偶 容 引 落 止 借 延 長 象 居 延 長 取 居 開 始 見 直 準 化 仮 係 毎 仮 算 仮 降 止 転 継 津 署 土 祝 開 設 テ ク ス ピ ア 阪 [ 南 海 線 津 駅 下 ]! 復 興 及 び 贈 地 及 び 復

別紙3

●労働基準法等の一部を改正する法律案

(Microsoft Word _10\214\216\222\262\215\270\203\212\203\212\201[\203X_\215\305\217I\215e.doc)


モデル「重要事項説明書」

平成25年度 独立行政法人日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について

Taro-29職員退職手当支給規程

(1) 社 会 保 険 等 未 加 入 建 設 業 者 の 確 認 方 法 等 受 注 者 から 提 出 される 施 工 体 制 台 帳 及 び 添 付 書 類 により 確 認 を 行 います (2) 違 反 した 受 注 者 へのペナルティー 違 反 した 受 注 者 に 対 しては 下 記 のペ

●電力自由化推進法案

(5 ) 当 該 指 定 居 宅 介 護 事 業 所 の 新 規 に 採 用 し た 全 て の 居 宅 介 護 従 業 者 に 対 し 熟 練 し た 居 宅 介 護 従 業 者 の 同 行 に よ る 研 修 を 実 施 し て い る こ と (6 ) 当 該 指 定 居 宅 介 護 事 業

類 ( 番 号 を 記 載 ) 施 設 名 事 所 名 所 在 事 開 始 年 月 日 事 規 模 ( 定 員 ) 公 益 事 必 要 な 者 に 対 し 相 談 情 報 提 供 助 言 行 政 や 福 祉 保 健 医 療 サービス 事 者 等 との 連 絡 調 整 を 行 う 等 の 事 必 要

公 益 事 類 ( 番 号 を 記 載 ) 12 施 設 名 事 所 名 介 護 老 人 保 健 施 設 アヴニール 入 間 市 宮 寺 二 本 木 区 域 包 括 支 援 センター 所 在 埼 玉 県 入 間 市 大 字 二 本 木 埼 玉 県 入 間 市 宮 寺 入

次 世 代 育 成 支 援


在学生を対象とした,新潟県中越地震災害罹災者に係る,授業料減免措置について

(2) 勤 続 5 年 を 超 え 10 年 までの 期 間 については 勤 続 期 間 1 年 につき 本 俸 月 額 の100 分 の140 (3) 勤 続 10 年 を 超 え 20 年 までの 期 間 については 勤 続 期 間 1 年 につき 本 俸 月 額 の100 分 の180 (4)

<4D F736F F D20365F335F8FF08C8F90DD92E FC92F994C5382D32816A>

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 2 年 月 1 日 現 在 ) 1 号 給 の 給 料 月 額 最 高 号 給 の 給 料 月 額 ( 注 ) 給 料 月 額 は 給 与 抑 制 措 置 を 行 う 前 のものです ( 単 位 : ) 3 職 員 の 平 均 給 与 月

旭 川 国 民 年 金 事 案 651 第 1 委 員 会 の 結 論 申 立 人 の 昭 和 58 年 2 月 から59 年 10 月 までの 期 間 及 び 平 成 11 年 4 月 から 同 年 11 月 までの 期 間 の 付 加 保 険 料 については 納 付 していたものと 認 められ

技 能 労 務 職 平 均 年 齢 歳,7 平 均 給 料 月 額 歳 7,,8, 歳,9,57, 7,7 7,9 9,5 - (8,85) (5,) 類 似 団 体 5. 歳 9,8 9, 85, ( 注 ) 平 均 給 料 月 額 とは 平 成 5 年 月 日 現 在 における

< EC8E F58B8B975E8CF6955C8CB48D652E786C73>

Transcription:

被 災 者 さまとご 家 族 さま 向 け 被 災 者 さまとご 家 族 さまへのリーフレット ~ 傷 つかれた 心 をご 自 愛 していただくために~ 2011 年 3 月 18 日 発 行 製 作 : 株 式 会 社 アドバンテッジ リスク マネジメント 監 修 : 早 稲 田 大 学 教 授 熊 野 宏 昭 先 生 ( 医 学 博 士 医 師 ) 管 理 番 号 :hisaicare_01_201104n Copyright(C)2011 Advantage Risk Management Co., Ltd. All Rights Reserved. 1

被 災 者 さまとご 家 族 さまへ このたびの 地 震 災 害 にお 遭 いになられました 被 災 者 の 皆 さま 方 とご 家 族 さまに 謹 んで 心 より お 見 舞 いを 申 し 上 げます 私 どもは 企 業 や 公 的 機 関 にお 勤 めの 社 員 さま 職 員 さまに 心 のご 支 援 サービスをご 提 供 させて いただいております 株 式 会 社 アドバンテッジ リスク マネジメントと 申 します 被 災 者 の 皆 さま 方 がご 家 族 さまも 含 め 心 をご 自 愛 していただく 上 でのご 参 考 になればと 願 い いくつか のポイントをこのリーフレットにまとめさせて 頂 きました もし 何 かのお 役 にたつようでしたら 大 変 有 難 く 思 っ ております 1 安 全 の 優 先 について まず ご 自 身 と 今 ご 一 緒 にいらっしゃるご 家 族 のお 体 と 心 の 安 全 をなによりも 優 先 されてく ださい 安 否 をご 確 認 されたい お 探 しになりたいというお 気 持 ちはたいへんお 強 いと 思 いま すが 指 定 された 安 全 なエリアから 離 れる 事 がないようにされる 事 がとても 大 切 です 2 周 りの 方 との 交 流 について ご 無 理 のない 範 囲 で 結 構 ですので 被 災 されお 近 くにいらっしゃる 他 の 方 々ともお 話 しした り 交 流 なさってみることもよいかもしれません まずは 挨 拶 だけでもよいと 思 います 3お 子 さまへのケア 小 さい 子 供 や 思 春 期 のお 子 さまが これ 以 上 不 安 や 苦 しみを 感 じられる 事 を 防 ぐために 可 能 でしたら 映 像 音 ( 災 害 のテレビやラジオの 報 道 も 含 みます)など 災 害 を 思 い 出 させる 刺 激 か ら 一 時 的 に 遠 ざけてあげることも 良 いでしょう これは 大 人 の 皆 さま 方 ご 自 身 がお 辛 く 感 じ られるときも 同 様 です もしお 子 さまが 不 安 を 感 じられたら それについて 話 しあってみてあげてください その 際 に 同 じ 目 の 高 さで 話 すようにして ときには 手 を 取 ってあげたりするのもよいでしょう も し 周 囲 にひどく 取 り 乱 している 方 がいらっしゃる 場 合 は お 子 さまを 少 しその 方 から 離 される ようにしていただいたり びっくりして 落 ち 着 くのに 時 間 がかかる 人 もいらっしゃるんだよ という 事 をお 子 さまに 伝 えてさしあげることもよいと 思 います 4 医 療 機 関 のご 利 用 みなさまご 自 身 やご 家 族 さまに 次 のようなことがあった 時 は 医 療 機 関 のご 利 用 医 師 への ご 相 談 をお 考 えになってください 睡 眠 がとれない 時 パニック 発 作 ( 動 悸 息 苦 しさ 強 い 恐 怖 感 など)が 起 きてコントロールする 必 要 がある 時 極 度 の 興 奮 状 態 で じっとしていられなくなった 時 自 分 を 傷 つけてしまったり その 危 険 性 が 高 いと 思 われる 時 抑 うつや 不 安 が 強 い 時 Copyright(C)2011 Advantage Risk Management Co., Ltd. All Rights Reserved. 2

5 今 のお 辛 いお 気 持 ちと 感 覚 について 皆 さま 方 は 大 変 な 体 験 をなさったので いろいろな 形 で 辛 いお 気 持 ちをお 感 じになっていら っしゃることと 思 います 今 回 のような 大 変 な 災 害 に 遭 われた 場 合 次 のような 気 持 ちを 経 験 される 方 が 非 常 に 多 数 いらっしゃいます 恐 怖 ご 不 安 な 気 持 ち 音 光 などの 刺 激 に 対 して 過 敏 に 反 応 してしまうこと 怖 かった 体 験 が 急 に 断 片 的 によみがえるフラッシュバックという 体 験 集 中 力 の 低 下 怒 り いらいらしたお 気 持 ち 罪 悪 感 後 悔 を 感 じること 悲 しみ おちこみの 気 持 ち 感 情 があまり 感 じられず 感 情 がマヒしたように 思 うこと 否 定 的 な 考 えになってしまうこと など このような 辛 いお 気 持 ちや 感 覚 は 大 変 な 災 害 に 遭 われたことに 対 する 心 の 反 応 として ど なたにも 当 然 におこってくることと 考 えられます 人 それぞれに 個 人 差 はおありですが 波 の ように 起 こっては 消 え 一 定 の 期 間 は 続 くことが 考 えられますので このことを 知 っておいて いただければと 思 います このような 辛 い 気 持 ちを 強 く 感 じていらっしゃる 方 またご 家 族 や 親 しい 方 を 失 われて 苦 し んでいらっしゃる 方 などは 専 門 の 支 援 スタッフや 専 門 機 関 などの 相 談 窓 口 にご 連 絡 をなさっ てください また 被 災 のご 体 験 から1か 月 経 過 しても 辛 いお 気 持 ちが 継 続 するような 場 合 も 医 療 機 関 や 専 門 機 関 などにご 相 談 なさってください 6ご 自 分 自 身 やご 家 族 のケアにつながる 活 動 次 のような 活 動 はみなさまにお 奨 めできることです できるかぎり 定 期 的 な 食 事 をとられること 適 度 な 休 養 を 取 られること 建 設 的 な 気 晴 らし( 読 書 趣 味 運 動 ストレッチ 散 歩 など)をされること 誰 かと 一 緒 に 過 ごされること サポートを 提 供 する 人 や 場 所 を 知 り 活 用 していただくこと できる 範 囲 でいつも 通 りの 生 活 リズム( 起 きる 時 間 寝 る 時 間 食 事 の 時 間 など)を 維 持 するように 試 みていただくこと 状 況 をよくするために 今 すぐできる 現 実 的 なことに 集 中 してみること Copyright(C)2011 Advantage Risk Management Co., Ltd. All Rights Reserved. 3

7 控 えられたほうが 良 いこと 次 のようなことはご 自 身 やご 家 族 のケアにつながらないと 言 われていますので ご 注 意 いただければと 思 います 過 度 にアルコールを 飲 んでしまうこと 他 の 方 々( 含 むご 家 族 やご 友 人 )から 離 れて ひきこもってしまうこと 怒 りを 爆 発 させてしまうこと 長 時 間 テレビを 見 続 けたり ゲームに 没 頭 してしまうこと 食 べ 過 ぎてしまったり 逆 にきちんと 食 事 をしないこと 30 分 以 上 の 長 い 昼 寝 をすること あまりに 長 い 時 間 働 くこと 8 腹 式 呼 吸 によるリラクセーション お 辛 い 気 持 ちの 時 には 胸 でする 浅 い 呼 吸 になりがちです お 腹 を 使 って 呼 吸 をする 腹 式 呼 吸 をしていただくと 体 も 心 もリラックスしていきます 少 しお 時 間 があるとき に 試 されてはいかがでしょうか? 次 のようにやってみましょう お 腹 がへこむようにゆっくりすこしずつ 息 を 吐 き 自 然 にゆっくりお 腹 がふくらむように 息 を 吸 って みましょう お 腹 がへこんだり ふくらんだりするのが 確 認 できるように 手 の 平 をお 腹 に 当 てながらしてみると 良 いでしょう 息 を 吐 くとき 一 気 に 全 部 吐 いてしまわないように 口 笛 を 吹 くように 唇 をすぼめゆっくりすこしづつ 出 すと 良 いでしょう 吐 くときは 口 から 吸 うときは 鼻 からできればとても 良 いですが 季 節 がら 花 粉 が 飛 んでいますの で 両 方 とも 口 からでも 大 丈 夫 です 呼 吸 は 吸 う 方 からでなく 吐 くほうから 始 めましょう 最 初 は 吐 く 時 間 を 長 く(1,2,3,4)とり 吸 う 時 間 を 短 く(1,2)するとやりやすいでしょう 馴 れて 来 たら 同 じ 時 間 で 吐 いて 吸 いましょう 息 をお 腹 でしっかり 吐 くと 自 分 で 意 識 しないでも 息 が 自 然 にお 腹 にはいってきます お 子 さまにも 遊 びのような 感 じでご 一 緒 にしていただきましょう 本 文 は 早 稲 田 大 学 教 授 熊 野 宏 昭 先 生 ( 医 学 博 士 医 師 )のご 監 修 のもとに( 株 )アド バンテッジ リスク マネジメント 研 究 主 幹 奈 良 元 壽 が 作 成 しました Copyright(C)2011 Advantage Risk Management Co., Ltd. All Rights Reserved. 4

( 参 考 文 献 ) 上 記 内 容 は 相 当 部 分 を 米 国 立 PTSD センターが 推 奨 し 被 災 者 への 早 期 介 入 の 標 準 的 方 法 とさ れる サイコロジカル ファーストエイド 実 施 の 手 引 き(PFA) 第 二 版 日 本 語 訳 ( 兵 庫 こころ のケアセンター 訳 )に 準 拠 し 抜 粋 もさせていただき 作 成 しております http://www.j-hits.org/psychological/index.html のURL で 原 文 をご 覧 いただけます 災 害 や 大 事 故 被 災 集 団 への 早 期 介 入 法 の 普 及 に 関 する 研 究 明 石 加 代 藤 井 千 太 加 藤 寛 兵 庫 県 こころのケアセンター 兵 庫 県 こころのケアセンター 研 究 報 告 書, 平 成 20 年 度 版, 2009 ( 専 門 機 関 の 相 談 窓 口 一 覧 ) 心 の 相 談 緊 急 電 話 メンタルヘルスケアに 関 する 窓 口 です 0120-111-916 平 成 23 年 3 月 19 日 ( 土 )~4 月 中 旬 まで( 状 況 により 延 長 あり) 13:00~22:00 日 本 精 神 衛 生 学 会, 日 本 臨 床 心 理 士 会, 東 京 都 臨 床 心 理 士 会, 日 本 電 話 相 談 学 会 の 協 力 にて 実 施 こころの 健 康 相 談 統 一 ダイヤル 全 国 どこからでも 共 通 の 電 話 番 号 に 電 話 すれば, 所 在 地 の 公 的 な 相 談 機 関 に 接 続 されます 0570-064556 PHS 電 話,IP 電 話,プリペイド 式 携 帯 電 話, 海 外 からは 接 続 できません 株 式 会 社 アドバンテッジ リスク マネジメントについて 株 式 会 社 アドバンテッジ リスク マネジメントは 安 心 して 働 ける 環 境 と 活 力 ある 個 と 組 織 を 共 に 創 る を 企 業 理 念 に メンタルヘルスケアを 中 心 とした 人 事 ソリューションを 提 供 しています 日 本 で 最 初 となる GLTD( 福 利 厚 生 制 度 として 導 入 する 傷 病 による 就 業 不 能 時 の 所 得 補 償 保 険 制 度 )を 提 供 して 以 来 就 業 不 能 リスク メンタルヘルス 問 題 などの 社 会 的 課 題 を 解 決 するためのソリューションをお 届 けしています Copyright(C)2011 Advantage Risk Management Co., Ltd. All Rights Reserved. 5