ASAH I GAWASOU DAYORI 利 用 者 や 家 族 地 域 の 人 たちでにぎわった2016ひらた 旭 川 荘 盆 踊 り 大 会 (6 面 に 関 連 記 事 ) CONTENTS P2-4 特 集 高 梁 市 川 上 医 療 センター20 年 P5 P6 P7 レシピ ビビン 麺 P8 祇 園 で 総 合 水 防 訓 練 高 梁 に 障 害 者 就 業 生 活 支 援 センター 南 愛 媛 療 育 センターで 夏 祭 り vol. 217 発 行 / 社 会 福 祉 法 人 旭 川 荘 703-8555 岡 山 市 北 区 祇 園 866 TEL086 275 0131 FAX 086 275 5640 h tp://www.asahigawasou.or.jp 旭 川 荘 療 育 医 療 センターを 見 学 する ドイツNRWカトリック 大 学 の 訪 問 団 一 行 (5 面 に 関 連 記 事 ) 1
特 集 高 梁 市 川 上 医 療 センター20 年 住 み 慣 れた 地 域 でいつまでも 地 域 医 療 のニーズを 聞 き 取 り サービス 提 供 高 梁 市 川 上 医 療 センターが 開 設 から20 年 目 を 迎 えました 過 疎 と 高 齢 化 が 進 む 中 山 間 地 域 にあって 川 上 診 療 所 を 中 心 に 老 人 保 健 施 設 訪 問 看 護 ステーション NPOなどが 連 携 高 齢 者 のニーズを 聞 き 取 り きめの 細 かいサービスにつなげる 独 自 の 地 域 包 括 ケアシ ステムは 川 上 方 式 として 大 学 の 教 科 書 に 掲 載 されるなど 注 目 を 集 めています( 注 参 照 ) 同 センターの 取 り 組 みを 紹 介 します 地 域 包 括 ケアの 拠 点 高 梁 市 川 上 医 療 センター 同 センターは 平 成 9 年 旧 川 上 町 が 故 江 草 安 彦 先 生 の 支 援 を 得 て 診 療 所 訪 問 看 護 ステーション 在 宅 介 護 支 援 センターからなる 複 合 型 施 設 ( 当 時 の 名 称 は 川 上 町 医 療 センター)として 整 備 しました 12 年 には 敷 地 内 に 老 人 保 健 施 設 ひだまり 苑 を 開 設 し 地 域 包 括 ケアの 拠 点 が 完 成 16 年 からは 旭 川 荘 が 指 定 管 理 者 となり 運 営 し ています 医 療 福 祉 の 機 能 を 町 の 中 心 に 集 約 するメリットについ て 川 上 診 療 所 の 菅 原 英 次 所 長 は 中 山 間 地 域 では 専 門 職 の 確 保 が 難 しいが 一 カ 所 にまとめることによりフルに 活 躍 してもらえる 住 民 の 相 談 にもワンストップ で 対 応 で きる と 語 ります 平 日 は 毎 朝 診 療 所 ひだまり 苑 市 直 営 の 訪 問 看 護 ステーションのスタッフが 集 い 患 者 利 用 者 の 情 報 を 交 換 診 療 前 の 短 時 間 のミーティングですが 菅 原 先 生 の 朝 のミーティング 風 景 毎 日 顔 を 合 わせているので 情 報 共 有 もスムーズ 治 療 方 針 が 全 スタッフに 瞬 時 に 伝 わる 毎 日 顔 を 合 わせ ているので 在 宅 の 人 ひだまり 苑 を 利 用 する 人 の 情 報 も 時 間 をかけずに 共 有 できる と 診 療 所 の 大 田 文 子 看 護 師 長 は 話 します 2
外 来 在 宅 医 療 に 力 総 合 病 院 のような 重 装 備 の 戦 艦 ではなく 最 新 の 装 備 を 備 えた 小 回 りの 利 く 駆 逐 艦 旧 川 上 町 の 地 域 医 療 構 想 を 立 てた 江 草 先 生 は 診 療 所 のイメージをこんな 例 えで 語 ったそうで す 診 療 所 にはCTや 超 音 波 診 断 装 置 内 視 鏡 診 断 装 置 なども 設 置 川 上 エリアの 総 合 診 療 医 としてその 役 割 を 果 たし 必 要 な 場 合 には 専 門 の 医 療 機 関 へ 紹 介 していま す ここできちんと 診 断 をつけることが 重 要 専 門 病 院 での 手 術 などの 治 療 が 終 われば できるだけ 早 く 帰 ってきても らい 地 域 で 支 える と 菅 原 所 長 往 診 や 訪 問 診 療 のニーズも 年 々 増 え 現 在 は 年 間 約 2400 件 26 年 には 診 療 所 独 自 の 訪 問 看 護 事 業 を 立 ち 上 げ 年 間 約 800 件 の 訪 往 診 訪 問 診 療 は 年 間 約 2400 件 物 理 的 に 限 界 にきている ( 菅 原 所 長 )という 問 を 行 っています 独 居 高 齢 者 世 帯 を 支 える 医 療 の 御 用 聞 き 川 上 方 式 として 注 目 を 集 める 取 り 組 みの 一 つが 診 療 所 の 看 護 師 による 医 療 の 御 用 聞 き です 診 察 の 前 には 症 状 のほか 家 族 や 生 活 の 様 子 を 丁 寧 に 聞 き 取 り 気 になる 患 者 には 朝 夕 に 電 話 を 掛 けて 問 題 があれば 迅 速 に 対 応 し 継 続 的 な 医 療 を 提 供 しています 独 居 高 齢 者 世 帯 の 多 い 地 域 であるため 台 風 や 大 雨 などの 災 害 時 も 電 話 で 安 否 確 認 必 要 だと 思 われる 人 には タイミ ングを 逃 さず 声 掛 けをする と 大 田 師 長 こうした 診 療 所 スタッフの 細 やかな 目 配 り 気 配 りが 中 山 間 地 域 で 暮 ら す 高 齢 者 を 支 えています 入 れています これまでは 地 域 の 高 齢 者 住 宅 などを 使 っ て 利 用 者 に 庭 の 草 取 りや 調 理 洗 濯 などを 体 験 してもら う 生 活 リハビリを 実 施 現 在 は 利 用 者 が きずな に 行 っ て 入 居 者 やボランティアと 一 緒 に 調 理 や 会 食 を 楽 しむ 合 同 リハビリを 定 期 開 催 しています 日 ごろからきずなの 様 子 を 知 り 入 居 者 と 顔 なじみであ れば 必 要 になった 時 にスムーズに 入 所 していただける 状 態 が 悪 くなった 人 を 受 け 入 れるだけでなく リハビリをし て 良 くなった 人 には きずなやグ ループ ホームなどへの 入 居 をサポートしている とひだまり 苑 の 小 田 上 三 起 子 看 護 師 長 その 人 らしく 生 活 できることに 視 点 を 置 いたケア を 目 指 してい る これ から も 住 み 慣 れた 地 域 で 安 心 し て 過 ごしてい ただけるよう 支 えていきた い と 話 してい ます ひだまり 苑 のクラブ 活 動 趣 味 を 楽 しみながらQOLの 向 上 を 目 指 す 注 : 岡 山 大 学 医 学 部 から 出 版 された 医 療 経 済 学 地 域 医 療 学 ( 浜 田 淳 斎 藤 信 也 編 著 岡 山 大 学 出 版 会 2014 年 )の 中 で 川 上 医 療 センターが 取 り 組 む 地 域 包 括 ケアを 先 進 事 例 川 上 方 式 として 紹 介 医 療 従 事 者 たちの 地 域 医 療 のニーズをまるごと 引 き 受 ける という 姿 勢 が 住 民 の 安 心 信 頼 の 基 盤 になっている と 高 く 評 価 している NPO 運 営 の きずな 老 健 との 連 携 も 25 年 には 診 療 所 の2 階 を 活 用 して 高 齢 者 見 守 り 支 援 施 設 きずな を 開 設 しました 対 象 は 買 い 物 や 医 療 機 関 受 診 などに 不 便 を 感 じ 生 活 に 不 安 のある 独 居 や 高 齢 者 世 帯 の 人 地 元 のNPO 法 人 絆 かわかみ が 運 営 し 日 々の 暮 らしを 見 守 ります 現 在 は10 室 に11 人 が 入 居 し 3 人 が 待 機 して います 一 方 ひだ まり 苑 で は 開 設 時 から 利 用 者 の 在 宅 復 帰 を 支 援 する リハビリテー ションに 力 を 病 棟 を 活 用 した きずな ボランティアに 見 守 られながら 安 心 して 暮 らせる 地 域 住 民 を 対 象 にした 健 康 講 話 川 上 医 療 センターの 取 り 組 みを 理 解 してもらうためには 欠 かせない 活 動 だ 診 療 所 の 待 合 スペースにある 川 上 診 療 所 文 庫 地 域 の 人 たちにも 無 料 で 貸 し 出 している 3
特集 高梁市川上医療センター 20年 菅原英次所長インタビュー 菅原英次所長 Q 医療の御用聞き を Q 介護度が高くなっても 住み慣れた地域で暮らしたいと 始めた理由は いう希望がある A 人口の減少と高齢化 A 医療や介護は人が幸せになるためにある 在宅で看 が進み 地域の見守り 取りをしたある患者さんは がんが見つかってからの2年 助け合いの力が低下して 間 手術や化学療法 放射線治療のため ほとんど県南 いる 以 前は 地 域の課 の病院で過ごされていた 自宅に往診に行った時 状態 題を把握している保健師 が悪かったため再入院を勧めたが 本人は 残っている がたくさんいたが 市町 時間がないのだから 家にいたい と 間もなく亡くなられ 合併によってそうした専 たが 最期のときを穏やかな表情で過ごされた 病院の 門 職が 減った 本 来は 先生たちは病気を治そうとして一生懸命やったが 患者さ 診 療 所の役 割ではな んは幸せではなかった かったのかもしれないが 医療の御用聞き のようなこと 京都大学の調査によると 幸福度に影響を及ぼす要因 をしないと この地域は維持できないという危機感があっ には 人と人との関係性 経済格差の問題 自然環境と た のつながり 精神的 宗教的なよりどころ などが挙げら れるそうだ 川上町には特別な仕掛けをしなくても 人と Q 平成26年度から診療所でも訪問看護事業を始めた のつながりや豊かな自然環境がある ここに暮らすことの 既存の 高梁市直営の 訪問看護ステーションとの役割分 価値を住民の方に考えていただきながら 医療や介護の 担は ニーズに応えていく それが川上医療センターの役割だ A 自治体から訪問看護ステーションの運営も旭川荘で 引き受けてほしいと言われたが 他の医療機関にかかっ Q 課題と今後目指す方向は ている人も依頼しやすいように あえて直営のまま残した A この地域は平成23年度からすでに後期高齢者の人 今では成羽町や備中町 さらに井原市の方からの依頼も 口が減少に転じ 要介護者数も減り始めている 地域で 増えている 診ている患者さんも80代が非常に多く 徐々に減少した 一方 地域医療で重要なのは継続性 診療所に長年 かかっていた人からは 顔なじみの看護師に来てもらいた いという希望が多い 重症の患者を在宅で診るようにな 後 一気に減るときが来るだろう 10年先の施設運営を 考えれば 事態は深刻だ 一方 県南ではこれから後期高齢者が 割増える ると 診療所で訪問看護をする方が迅速な対応ができる が 20年先にはそうした地域でも要介護者が減ってくるの 最近では認知症の訪問看護にも力を入れている で 新たに施設をつくっても無駄になる 生産年齢人口 が減るなか 介護職員を新たに確保するのも難しい Q きずな の取り組みもユニークだ よう 高梁川流域連盟の中で高梁市長から倉敷など周辺 使ってもらおうと提案した 空き住宅を利用した高齢者住 の自治体に働きかけてもらっているところだ この地域の 宅の例は全国にあるが 見守りや食事のことなどを考える 将来を考えれば 広域でいかに展開していくかが重要に と運営は難しい なる きずなは 医療的なことは診療所が対応するが 地域 住民が互いに支え合う雰囲気づくりをするために NPO法 人に運営を任せた 国民年金の人が入居できるように 利用料は食費込みで月額7万円以下になるように考え ひだまり苑と同じ給食を提供できるように工夫した 要支援の人を想定していたが 要介護3の人もいる ボランティアに見守られ ひだまり苑の通所サービスを利 用しながら生活されている 4 そこで県南の人に川上町の介護施設を使ってもらえる A 看護師の確保が難しく2階病棟を休止していたので A SA HIGA W A SOU DA YORI 2016.8.1 217号
たかはし 障 害 者 就 業 生 活 支 援 センター が 開 所 県 内 4カ 所 目 新 見 にサテライト 窓 口 も たかはし 障 害 者 就 業 生 活 支 援 センター が7 月 1 日 松 山 ワークセンター 内 に 開 所 しました ハローワークや 行 政 医 療 機 関 などと 連 携 を 図 りながら 障 害 のある 人 たち の 就 業 と 日 常 生 活 を 一 体 的 にサポート 雇 用 の 促 進 と 職 松 山 ワークセンター 内 に 開 所 した たかはし 障 害 者 就 業 生 活 支 援 センター 場 への 定 着 を 目 指 します 国 と 県 の 委 託 を 受 け 旭 川 荘 が 運 営 県 内 では 岡 山 倉 敷 津 山 に 続 く カ 所 目 の 設 置 となります 専 門 の 支 援 ワーカーなどスタッフ3 人 が 常 駐 障 害 の 種 別 を 問 わず 働 くことを 希 望 する 人 に 対 して 基 礎 訓 練 や 職 場 実 習 の あっせん 面 接 の 同 行 などを 行 い 障 害 者 雇 用 に 関 する 企 業 の 相 談 なども 受 け 付 けます 同 センターが 担 当 するのは 高 梁 新 見 市 内 山 間 部 で 活 動 が 広 範 囲 にわたることから 新 見 市 の ほほえみ 広 場 にいみ 内 にサテライト 窓 口 を 設 けました 現 在 はス タッフが 週 に 回 新 見 市 に 出 向 き 相 談 に 対 応 しています 同 センターで 主 任 支 援 ワーカーを 務 める 岸 奈 津 希 さん は 利 用 者 の 皆 さんの 住 み 慣 れた 地 域 で 働 きたい とい う 思 いを 実 現 するため スタッフ 一 丸 となってサポートして いきたい と 話 しています ドイツNRWカトリック 大 学 の 訪 問 団 が 来 荘 ドイツのNRWカトリック 大 学 の 訪 問 団 が7 月 14 日 旭 川 荘 を 訪 れ 視 察 や 講 演 意 見 交 換 を 行 いました 同 大 学 からの 訪 問 は 昨 年 に 続 き2 回 目 国 際 学 術 交 流 協 定 を 結 ぶ 県 立 広 島 大 学 の 三 原 博 光 教 授 の 紹 介 で 社 会 学 のリアー ネ バイリッヒ 教 授 と 学 生 9 人 が 訪 問 しました 一 行 は 旭 川 敬 老 園 や 旭 川 荘 療 育 医 療 セ ンターを 見 学 したほか 今 年 はバイリッヒ 教 授 による 講 演 会 を 開 催 旭 川 荘 職 員 ら 約 50 人 が 出 席 しました 同 教 授 とアーヘン 市 内 にある 精 神 科 病 院 の 医 師 が 提 唱 した アーヘン 認 知 症 支 援 ネッ トワーク では 認 知 症 患 者 の 家 族 を 精 神 的 に 楽 にすることで より 良 い 介 護 ができる との 発 想 の 下 家 族 に 対 する 支 援 を 前 面 に 打 ち 出 しています ケースマネ 義 村 冷 子 看 護 顧 問 ( 中 央 )の 説 明 を 聞 く 訪 問 団 一 行 バイリッヒ 教 授 の 講 演 会 ジメントにおいて 老 々 介 護 の 世 帯 や 若 年 者 がいる 世 帯 など 家 族 関 係 を3つのタイプ に 分 類 それぞ れのタイプ に 応 じ 組 織 化 された 家 庭 医 精 神 科 医 専 門 的 介 護 サービス 事 業 者 などが 家 族 支 援 を 行 っているそうです 講 演 後 の 意 見 交 換 では バイリッヒ 教 授 が ドイツでも 介 護 人 材 が 不 足 しており その 一 翼 を 担 う 移 民 も2 3カ 月 で 帰 国 するケースが 多 い ドイツでは 教 会 などで ボラ ンティアによる 認 知 症 カフェが 盛 んに 行 われている などド イツの 介 護 事 情 を 紹 介 学 生 たちは 旭 川 荘 は 利 用 者 とスタッフの 距 離 が 近 く いい 関 係 で 支 援 している 緑 が 多 く 建 物 もきれい などと 施 設 見 学 の 感 想 を 語 りました 5
盆 踊 り 大 会 で 地 域 と 交 流 ひらた 旭 川 荘 ボランティアも 活 躍 2016ひらた 旭 川 荘 盆 踊 り 大 会 が 月 日 に 行 われ ました 昨 年 は 台 風 の 接 近 により 中 止 しましたが 今 年 は 好 天 に 恵 まれ 利 用 者 や 家 族 地 域 の 人 たちでにぎ わいました 日 差 しが 幾 分 和 らいだ 夕 暮 れ 時 会 場 のふれあい 広 場 には 色 とりどりの 浴 衣 や 甚 平 に 身 を 包 んだ 利 用 者 が 三 々 五 々 集 まりました 開 会 式 の 後 やぐらを 囲 んで 参 加 者 が 二 重 三 重 の 列 をつくり 軽 快 な 和 太 鼓 のリズムに 合 わせて いきいきと 盆 踊 りを 楽 しみました 踊 りの 合 間 にはステージ 発 表 もあり 田 中 野 田 子 ども 会 の 樽 太 鼓 は 子 どもたちがリズミカルで 息 の 合 った ばちさばきを 披 露 わかくさ 学 園 の 子 どもたちによる 踊 り 連 新 古 今 若 衆 もキレのあるうらじゃ 踊 りで 観 客 を 沸 か せました ひらた 旭 川 荘 では 一 昨 年 から 地 域 との 交 流 を 進 めて いることもあり 今 回 は 例 年 にも 増 して 多 くの 子 どもや 家 族 連 れが 訪 れ 会 場 は 熱 気 に 包 まれました 広 場 の 周 り やぐらを 囲 んで 盆 踊 りを 楽 しむ 参 加 者 最 後 は うらじゃ 音 頭 で 会 場 が 一 つに には 焼 きそば やチヂミ フランクフルトなどを 販 売 する 夜 店 が 並 び 参 加 者 は 踊 って 買 って 食 べて と 充 実 し た 時 間 を 過 ごしていました 今 回 の 盆 踊 り 大 会 を 陰 で 支 えていたのがボランティア の 皆 さんです 地 域 のボランティアグループの 方 実 習 などで 顔 見 知 りになり ボランティアを 希 望 してくださった 方 などが 利 用 者 と 一 緒 に 楽 しい 時 間 を 共 有 してくださいました また 今 年 は 近 所 の 御 南 中 学 校 にボランティアを 依 頼 したところ たくさんの 応 募 があり その 中 の 人 の 生 徒 さんがボランティアに 参 加 模 擬 店 の 手 伝 いや 会 場 係 な どの 運 営 を 手 伝 ってくれました ボランティアの 皆 さん 大 変 お 世 話 になりました ( 広 報 委 員 長 壽 厚 志 ) 希 望 テーマに 夏 祭 り 南 愛 媛 療 育 センター 南 愛 媛 療 育 センターの 夏 祭 りを7 月 9 日 に 開 催 しました 昨 年 までは 屋 外 で 実 施 していましたが 今 年 から 屋 内 の 訓 練 棟 に 会 場 を 移 しました 今 年 のテーマは 希 望 開 会 に 合 わせて 夏 まつりフ ラッグ を 天 井 から 吊 り 下 げ 色 とりどりの 風 船 を 飛 ばしま した フラッグを 掲 げて 夏 祭 りが 開 会 オープニン グ ショーは 地 元 の 子 どもと 大 人 で つくる 鬼 城 太 鼓 による 和 太 鼓 演 奏 躍 動 感 あふれる 太 鼓 の 音 が 床 鬼 城 太 鼓 の 演 奏 や 壁 に 共 鳴 し 力 強 い 太 鼓 の 響 きに 希 望 を 託 した て 身 体 に 伝 わり 参 加 者 全 員 が 引 き 込 まれました 会 場 には 鬼 北 町 商 工 会 の 皆 さんによる たこ 焼 き ヨーヨーつり 職 員 による 飲 み 物 綿 菓 子 の 屋 台 も 並 び 利 用 者 が 家 族 やボランティアとともに 祭 りの 雰 囲 気 を 楽 しみました 最 後 は 全 員 が 心 を 一 つにして 盆 踊 り の 輪 を 作 りあげました 6
旭 川 荘 管 理 栄 養 士 のいきいき 健 康 レシピ ビビン 麺 夏 におすすめ 材 料 (2 人 分 ) 中 華 生 めん 2 玉 ( 200g) 卵 1 個 きゅうり 1/2 本 トマト 1/4 個 鶏 ささ 身 1 本 韓 国 風 うま 辛 冷 麺 兼 コチュジャン 砂 糖 しょうゆ 牽 酢 ごま 油 おろしにんにく すりごま 験 大 さじ2 大 さじ11/2 大 さじ11/2 大 さじ11/2 大 さじ1/2 小 さじ1/2 大 さじ11/2 RECIPE 32 糸 唐 辛 子 お 好 みで 作 り 方 1ゆで 卵 を 作 り 半 分 に 切 る きゅうりは 千 切 り トマトは 薄 くスライスする 2 鶏 ささ 身 は 筋 を 取 り 除 いたら さっと 茹 でて 冷 めたら 手 で 割 いておく 3 中 華 めんを 表 示 どおり 茹 でたら 冷 水 で 冷 やし しっかり 水 を 切 っておく 4ボールに を 入 れて 混 ぜ 合 わせたら 3を 入 れ 味 をよく 馴 染 ませる 5 皿 に 中 華 めんを 盛 ってから 具 材 をのせ お 好 みで 糸 唐 辛 子 を 飾 る 栄 養 量 :1 人 分 エネルギー:331kcal たんぱく 質 :18g 塩 分 :2.5g ビビン 麺 は 韓 国 の 冷 製 麺 料 理 です 調 味 料 には コチュ ジャン という 韓 国 では 定 番 の 味 噌 を 使 用 日 本 の 味 噌 と 違 い 唐 辛 子 が 入 っているため 赤 みを 帯 びた 色 と 甘 辛 い 味 が 特 徴 です 疲 労 回 復 効 果 のある 酢 と 合 わせれば 夏 バテで 食 欲 のない 時 でもさっぱりといただけます ( 吉 備 ワークホーム 山 下 志 麿 ) ワン ONEPOINT ポイント トッピングは 旬 の 夏 野 菜 やハムなどを 使 っても コチュジャンがない 時 は 味 噌 大 さじ1 ごま 油 小 さじ1/2 しょうゆ 小 さじ1 砂 糖 小 さじ1 一 味 唐 辛 子 小 さじ1で 即 席 コチュジャンが 作 れます ビビン 麺 以 外 にも 焼 肉 やサラダ 炒 め 物 など 様 々な 料 理 に 利 用 できます 自 分 をリセット 気 持 ちにゆとりを 私 が 勤 める あおば のある 南 地 区 ( 北 区 中 原 )には 実 のなる 木 がたくさんあります さくらんぼ や 梅 ビワ 桑 の 実 オニグルミ 栗 柿 いちじく 銀 杏 など ほとん ど 手 入 れをされていない 状 態 でありながら 毎 年 その 時 期 になると 実 をつけ 季 節 を 知 らせてくれます 仕 事 で 一 日 の 大 半 を 南 地 区 で 過 ごしていても 身 近 に これほど 多 種 多 様 な 木 があることを 知 らない 気 づいてい ない 人 も 案 外 多 いのではないでしょうか 以 前 の 私 がそう であったように 毎 日 慌 ただしく 過 ごしていると 気 持 ちにゆとりがなくな り 周 りに 目 を 配 ることや 相 手 を 慮 ることをつい 忘 れがちに なります そんなときには 自 分 をリセットする 時 間 が 必 要 です 以 前 先 輩 からアドバイスを 受 け 時 々 実 践 してい るのは 普 段 の 業 務 とは 全 く 違 うことをやってみること 例 えば 草 を 抜 いたり 掃 除 をしたり 汗 をかきながら 何 も 考 えずに 体 を 動 かしていると 気 持 ちが 案 外 スッキリとし て 楽 になります ゆとりが 生 まれると それまで 見 過 ごして いた 木 々の 存 在 にも 気 づけるようになり 今 では 実 のなる 時 期 を 楽 しみに 待 つようになりました 忙 しさに 流 されすぎないで それぞれに 合 ったやり 方 で 自 らをリセットしていけれたら 周 りに 目 を 配 れ る 気 持 ちのゆとりが もて れ ば きっと 穏 やかに 過 ごすことができるので はないでしょうか ( 広 報 委 員 矢 幡 伸 世 ) 7
アートギャラリー 移 動 展 開 催 みずほ 証 券 と 中 国 銀 行 で ショーウィンドーを 使 って 開 催 中 の 移 動 展 =みずほ 証 券 岡 山 支 店 本 年 度 の 旭 川 荘 アートギ ャラリー 移 動 展 がこのほど みず ほ 証 券 岡 山 支 店 と 中 国 銀 行 本 店 で 始 まりま した みずほ 証 券 岡 山 支 店 の 西 側 ショーウイン ドーを 使 った 展 示 は 初 回 の 平 成 26 年 12 月 から 数 えて3 回 目 今 回 の 会 期 は6 月 14 日 から8 月 22 日 までで 7 月 14 日 に 作 品 を 入 れ 替 えま した 現 在 は サーカスのショーや 祭 りで 踊 る 姿 などを 描 いた 絵 画 6 点 と 帽 子 をかぶった 人 をテーマ にした 立 体 作 品 12 点 を 展 示 しています 中 国 銀 行 本 店 の1 2 階 ロビーで 行 う 移 動 展 は 昨 年 12 月 に 続 き2 回 目 7 月 1 日 から8 月 31 日 までの 期 間 羽 根 とくちばしのある 鳥 人 をイメージさせる 立 体 作 品 17 点 と 色 鮮 やかな 抽 象 画 切 り 絵 など8 点 を 展 示 しています 移 動 展 の 作 品 の 多 くは 昨 年 の 第 6 回 旭 川 荘 アートギャラリー 展 に 応 募 が あったもので 陶 芸 作 品 は 一 部 新 作 を 含 みます 詳 細 は 旭 川 荘 のホームページ(htp://www.asahigawasou.or.jp/) をご 覧 ください 8 月 1 日 親 子 ふれあい 夏 まつり 津 島 児 童 学 院 3~6 日 平 川 家 庭 学 校 旭 川 学 園 6 日 オープンキャンパス 旭 川 荘 厚 生 専 門 学 院 夏 祭 り ひだまり 苑 10 日 納 涼 会 吉 備 ワークホーム 18 日 小 学 生 福 祉 体 験 バス 旭 川 荘 プレーパークINひらた 旭 川 荘 ひらた 旭 川 荘 20 日 AO 入 試 旭 川 荘 厚 生 専 門 学 院 26~ 27 日 ふれあいキャンプ 旭 川 学 園 9 月 27 日 星 空 サマーコンサート ひらた 旭 川 荘 30 日 ビアガーデン 風 バイキング かわかみ 療 護 園 夏 季 休 暇 ~ 各 施 設 1 日 ~11 月 25 日 常 設 展 ( 秋 ) 旭 川 荘 アートギャラリー ~12 日 ちょっと 見 て 旭 川 荘 旭 川 荘 ごよみ SCHEDULE CALENDAR ( 黒 井 山 グリーンパーク) 旭 川 荘 関 係 施 設 11 日 オープンキャンパス 旭 川 荘 厚 生 専 門 学 院 12~16 日 敬 老 会 デイサービスセンター 敬 老 園 17 日 敬 老 の 日 記 念 行 事 旭 川 敬 老 園 2 階 には 立 体 作 品 を 展 示 = 中 国 銀 行 本 店 22 日 ふれあい 祭 り いんべ 通 園 センター 洪 水 想 定 し 水 防 訓 練 祇 園 地 区 各 施 設 台 風 や 大 雨 にともなう 洪 水 を 想 定 した 総 合 水 防 訓 練 を6 月 30 日 祇 園 地 区 の 事 務 局 本 部 と 各 施 設 で 行 いました 今 回 の 訓 練 は 集 中 豪 雨 で 中 原 地 区 の 旭 川 堤 防 で 越 水 が 発 生 し 祇 園 地 区 が メートル 冠 水 した という 想 定 で 実 施 サービスセンター 2 階 に 設 置 した 災 害 対 策 本 部 か ら 本 部 員 が 無 線 等 で 各 施 設 に 避 難 するよう 指 示 各 施 設 でも 岡 山 県 危 機 管 理 課 が 配 信 する おかやま 防 災 ポータ ル を 活 用 し ダムや 川 の 水 位 などの 情 報 収 集 に 努 めました 旭 川 児 童 院 通 園 センターでは 利 用 者 が 職 員 のサポー トと 誘 導 によりエレベーターで 1 階 から 上 のフロアへ 避 難 呼 吸 器 を 装 着 するなど 医 療 的 なケアが 必 要 な 人 は 設 備 の 整 った2 階 のすみれ 病 棟 で 待 機 しました 旭 川 荘 事 務 局 の 鈴 木 史 朗 防 災 顧 問 は 災 害 時 には 本 部 の 指 示 と 同 時 に 状 況 により 施 設 独 自 の 判 断 も 重 要 職 員 一 人 ひと りの 危 機 管 理 能 力 の 向 上 を 図 っていきたい と 話 し ています 避 難 する 児 童 院 通 園 センターの 利 用 者 編 集 後 記 今 号 面 でひらた 旭 川 荘 盆 踊 り 大 会 を 紹 介 しました 今 回 もたくさんの 地 域 の 方 々がひらた 旭 川 荘 に 足 を 運 んで くれました 特 に 中 学 生 ボランティア 受 け 入 れは 初 めての 試 みでしたが しっかりと 役 割 を 果 たしてくれました また 参 加 した 中 学 生 より 貴 重 な 体 験 ができた また 参 加 した い という 嬉 しいたよりが 届 きました 共 生 社 会 実 現 の 足 が かりとしてぜひ 継 続 していきたいと 思 いました 災 害 対 策 本 部 の 様 子 ( 広 報 委 員 長 壽 厚 志 ) 8