いわき 市 における 林 地 残 材 収 集 搬 出 事 業 高 性 能 林 業 機 械 を 用 いた 林 地 残 材 収 集 スカイ ウッド シュートによる 小 径 木 や 曲 がり 材 等 の 用 材 収 集 実 験 遠 野 興 産 株 式 会 社 代 表 取 締 役 社 長 中 野 光 木 質 バイオマス 利 活 用 地 域 モデル 実 践 事 業 報 告 会.
福 島 県 いわき 遠 野 興 産 における 本 事 業 の 必 要 性 地 球 温 暖 化 問 題 や 化 石 燃 料 価 格 の 上 昇 福 島 県 内 や 近 隣 地 域 でバイオマス 利 用 施 設 が 増 加 近 年 新 規 でバイオマス 資 源 需 要 規 模 拡 大 地 域 内 のバイオマス 資 源 の 争 奪 戦 の 様 相 未 活 用 の 林 地 残 材 資 源 の 活 用 が 不 可 欠 になる 平 成 19 年 度 木 質 バイオマス 利 活 用 地 域 モデル 実 践 事 業 の 実 施
遠 野 興 産 株 式 会 社 の 概 要
遠 野 興 産 株 式 会 社 の 概 要 遠 野 興 産 株 式 会 社 福 島 県 いわき 市 遠 野 町 根 岸 字 石 田 44-3 遠 野 興 産 株 式 会 社 岩 石 チップ 工 場 福 島 県 いわき 市 遠 野 町 滝 字 島 廻 49
遠 野 興 産 株 式 会 社 の 概 要 遠 野 興 産 株 式 会 社 では 各 自 治 体 から 認 可 を 受 け 企 業 の 生 産 活 動 を 行 っていく 上 で 大 きな 課 題 となっている 産 業 廃 棄 物 の 適 正 処 理 を 行 っています 遠 野 興 産 株 式 会 社 では 製 紙 用 燃 料 用 合 板 用 など 用 途 に 合 わせた 木 材 チップの 製 造 販 売 をしております 主 な 使 用 用 途 としましては 製 紙 用 の 原 料 として 利 用 されるのが 主 流 ですが 昨 今 では 木 材 チップの 形 状 大 きさを 変 えるこ とで 舗 装 用 の 原 料 きのこ 栽 培 用 の 原 料 や 家 畜 や 馬 場 敷 き 用 原 料 など 様 々な 場 所 で 利 用 されています バーク 堆 肥 は 製 材 業 並 びに 木 材 チップ 業 より 大 量 に 発 生 する 樹 皮 (バーク)を 堆 積 し 醗 酵 させた 有 機 質 土 壌 改 良 材 です バーク 堆 肥 は 樹 木 の 樹 皮 を 主 材 料 としているため 微 生 物 に 対 する 安 定 性 が 高 く 重 金 属 等 有 害 物 質 汚 染 の 心 配 もあり ません バーク 堆 肥 は 土 壌 に 同 化 し 植 物 の 生 育 ならびに 土 壌 改 良 に 高 い 持 続 効 果 をあげることが 報 告 されています 当 社 では 畜 産 の 敷 料 としての 粉 砕 バークも 取 り 扱 っております また 当 社 では 燃 料 原 料 や 畜 産 敷 料 きのこ 栽 培 生 ゴミ 処 理 機 などの 用 途 で 利 用 いただけるオガ 粉 も 取 り 扱 っております
遠 野 興 産 株 式 会 社 で 生 産 される 主 な 製 品 対 象 概 要 チップ 雑 木 チップ 広 葉 樹 の 原 木 から 生 産 した 製 紙 用 チップ 樹 皮 チップダスト おが 粉 白 パルプチップ 白 チップ 皮 付 きチップ 古 材 チップ 燃 料 チップ 針 葉 樹 原 木 から 生 産 した 製 紙 用 チップ 製 材 所 の 端 材 等 から 生 産 した 製 紙 用 チップ 剥 皮 していない 製 材 背 板 等 から 生 産 したボード 用 チップ 合 板 パレット 等 から 生 産 したボード 用 チップ 建 築 廃 材 等 から 生 産 製 紙 工 場 で 発 電 と 乾 燥 用 熱 源 に 利 用 チップ 生 産 時 の 樹 皮 剥 離 で 発 生 する 樹 皮 で 家 畜 敷 料 に 利 用 チップ 生 産 時 の 樹 皮 剥 離 で 発 生 する 樹 皮 でバーク 堆 肥 用 に 堆 肥 工 場 で 利 用 チップ 生 産 過 程 ででるチップくず 家 畜 敷 料 用 として 畜 産 農 家 で 利 用 各 製 剤 工 場 から 集 荷 したおが 屑 等 を 粒 子 をそろえたおが 粉 にして 家 畜 敷 料 用 として 畜 産 農 家 で 利 用 木 質 ペレット 間 伐 材 製 材 所 端 材 等 を 原 料 とした 木 質 系 燃 料 製 造 した 木 質 ペレットは 協 同 組 合 いわき 材 加 工 センターで 販 売
当 社 の 木 質 ペレット 製 造 工 場 は 環 境 省 による 補 助 事 業 環 境 と 経 済 の 好 循 環 のま ちモデル 事 業 により 建 設 されました この 工 場 で 生 産 される 木 質 ペレットには 原 料 として いわき 市 内 の 森 林 から 出 た 素 材 特 に 通 常 木 材 として 利 用 されにく い 曲 がり 材 や 傷 のある 材 も 使 用 できることから いわき 市 の 森 林 整 備 の 促 進 林 業 の 活 性 化 につながると 期 待 されてい ます 当 面 は 年 500トン 程 度 を 生 産 し 需 要 に 応 じて1,000ト ン 程 度 まで 増 やす 予 定 です 商 品 名 は 温 丸 (ぬくまる) 価 格 は 1キロ 当 たり45 円 ( 小 口 )
工 場 は 延 べ 床 面 積 600 平 方 メートル ペレットは 長 さ1~2センチ 直 径 6ミリの 円 筒 形 で 杉 や 松 などを 細 かく 乾 燥 後 圧 縮 して 固 形 化 します
遠 野 興 産 株 式 会 社 林 地 残 材 収 集 搬 出 事 業
本 事 業 で 実 施 する 実 験 林 地 残 材 収 集 搬 出 事 業 高 性 能 林 業 機 械 を 用 いた 林 地 残 材 収 集 実 証 実 験 いわき 市 内 の10 箇 所 で 高 性 能 林 業 機 械 を 使 用 した 林 地 残 材 収 集 運 搬 の 実 証 実 験 を 実 施 目 標 収 集 量 2,000t ( 平 成 19 年 度 ) ここから 経 済 性 や 効 率 性 を 導 き 出 し システム 内 の 課 題 抽 出 をして 改 善 を 図 っていく スカイ ウッド シュートによる 小 径 木 や 曲 がり 材 等 の 用 材 収 集 実 験 従 来 の 搬 出 方 法 では 経 済 性 や 生 産 性 の 問 題 から 収 集 対 象 として 該 当 し なかった 小 径 木 や 曲 がり 材 などを 収 集 し 低 コストで 一 定 の 生 産 性 があがる 簡 易 集 材 方 式 として 期 待 される 新 たに 考 案 された 開 発 中 の 布 製 の 空 中 滑 走 台 :スカイウッドシュート(SWC)の 実 験 を 実 施
本 事 業 の 実 施 体 制 事 業 支 援 者 全 国 木 材 組 合 連 合 会 技 術 指 導 岐 阜 県 立 森 林 文 化 アカデミー 講 師 松 本 武 林 地 残 材 搬 出 現 地 実 験 協 力 共 同 実 施 者 NPO 環 境 資 源 保 全 研 究 会 理 事 長 吉 田 孝 男 進 行 管 理 支 援 実 践 事 業 指 導 事 務 局 事 業 責 任 者 ペレット 利 用 ボランティア 活 動 等 による 残 材 搬 出 遠 野 興 産 中 野 光 報 告 普 及 啓 発 ペレット 供 給 一 般 市 民 選 定 委 員 会 ( 学 識 経 験 者 関 係 機 関 等 ) 評 価 助 言 指 示 委 託 調 査 報 告 情 報 提 供 委 託 調 査 機 関 森 のエネルギー 研 究 所 木 材 業 界
林 地 残 材 収 集 搬 出 事 業 の 全 体 のイメージ
高 性 能 林 業 機 械 を 用 いた 林 地 残 材 収 集 搬 出 事 業
高 性 能 林 業 機 械 による 実 証 実 験 実 施 箇 所 遠 野 興 産 株 式 会 社 本 社 いわき 市 遠 野 町 根 岸 字 石 田 44 番 地 の3 遠 野 興 産 株 式 会 社 岩 石 チップ 工 場 いわき 市 遠 野 町 滝 字 島 廻 49 番 地 事 業 実 施 作 業 場 所 面 積 施 工 内 容 1 三 和 町 字 差 塩 1.65ha 搬 出 2 山 田 田 中 4.74ha 皆 伐 搬 出 3 三 和 町 上 市 萱 字 舞 台 3.41ha 搬 出 4 三 和 町 上 三 坂 字 綱 木 1.11ha 搬 出 5 鮫 川 河 川 敷 - 玉 切 り 搬 出 6 三 和 町 上 市 萱 字 綱 木 2.66ha 間 伐 7 合 戸 字 仁 井 宿 8.32ha 間 伐 8 合 戸 細 戸 0.96ha 間 伐 9 合 戸 内 畑 1.01ha 間 伐 10 平 上 片 寄 字 柳 沢 86-3 9.22ha 間 伐 搬 出
使 用 した 高 性 能 林 業 機 械 利 用 機 器 機 器 メーカー 型 式 1 フォワーダ(ウインチ ク ラッフ ル 有 ) イワフジ 工 業 U-3 2 フォワーダ イワフジ 工 業 U-4 3 ク ラッフ ル 付 ミニハ ックホウ イワフジ 工 業 (ヤンマー) B50 4 ク ラッフ ル 付 ミニハ ックホウ(ウインチ 有 ) イワフジ 工 業 (ヤンマー) B50 同 機 種 5 グラップル(ウインチ 有 ) 日 立 建 機 ZX70 (0.25) 6 グラップルソー(ウインチ 有 ) 日 立 建 機 ZX135 (0.45) 7 プロセッサ イワフジ 工 業 CT-500 8 グラップル( 単 木 はさみ) 新 キャタピラー 三 菱
高 性 能 林 業 機 械 を 用 いた 林 地 残 材 収 集 実 証 実 験 従 来 経 済 性 や 生 産 性 の 問 題 から 林 内 に 放 置 されていた 未 利 用 間 伐 材 や 林 地 残 材 を 収 集 対 象 として いわ き 市 内 の10 箇 所 で 高 性 能 林 業 機 械 を 使 用 した 林 地 残 材 収 集 運 搬 の 実 証 実 験 を 行 なった 間 伐 現 場 の 例 (いわき 市 三 和 町 字 差 塩 :
高 性 能 林 業 機 械 を 用 いた 林 地 残 材 収 集 実 験 実 施 風 景
林 地 残 材 収 集 運 搬 実 験 の 結 果 と 考 察 ( 経 済 性 ) 高 性 能 林 業 機 械 を 用 いた 林 地 残 材 収 集 実 証 実 験 結 果 林 地 残 材 搬 出 実 績 約 1,300t (2007 年 11 月 ~2008 年 1 月 ) 2007 年 度 末 までには 当 初 の 目 標 搬 出 量 2,000tを を 達 成 見 込 み 用 材 の 搬 出 収 支 用 材 の 販 売 による 収 入 :9,000 円 /m3~12,000 円 /m3 程 度 用 材 の 搬 出 経 費 : 集 材 に8,000 円 /m3~13,000 円 /m3 程 度 トラック 輸 送 に1,500 円 ~3,000 円 /m3 程 度 面 積 が 大 きい(3~5ha 程 度 ) 用 材 の 搬 出 量 が 比 較 的 多 い 林 分 においては 用 材 の 搬 出 のみを 考 えれば 助 成 金 なしでも 黒 字 となる 現 場 が 存 在 した チップ 材 の 搬 出 収 支 針 葉 樹 チップの 販 売 による 収 入 : 3,000 円 / 生 重 量 t 程 度 チップ 材 の 集 材 ~ 搬 出 ~チップ 化 の 支 出 : 14,000~18,000 円 / 生 重 量 t 程 度 針 葉 樹 チップの 販 売 による 収 入 では 工 場 でのチップ 化 コスト 程 度 しかまかなえない
林 地 残 材 収 集 実 証 実 験 収 集 場 所 例 (1) 所 在 地 いわき 市 施 業 1.65 面 積 ( 約 1.2) ミワマチ 三 和 町 字 差 塩 173-40 ha 林 齢 45 サイソ 年 実 績 搬 出 材 積 所 有 者 57.543 民 有 林 ( 個 人 ) m3 樹 種 :スギ 搬 出 期 間 伐 採 日 19 年 3 月 19 年 11 月 12 日 ~ 施 業 斑 いわき 市 森 林 組 合 19 年 11 月 21 日 搬 用 材 パルプ 材 短 材 (ト ンコロ) 出 内 20 42.18 2.63 t t t 容 21.063 32.88 3.6 m3 m3 m3 輸 送 現 場 遠 野 興 産 現 場 いわき 材 加 工 距 離 50km 61km 森 林 簿 作 業 道 搬 出 距 離 20m 40m 70m 70m 90m 作 業 道 延 長 :290m 土 場 搬 出 前 写 真 搬 出 後 写 真
林 地 残 材 収 集 実 証 実 験 収 集 場 所 例 (2) 所 在 地 いわき 市 施 業 面 積 3.41 ミワマチカミイチカ ヤ フ タ イ 所 三 和 町 上 市 萱 字 ha 林 齢 45 樹 種 :スギ 舞 台 220-1 有 者 共 有 林 年 搬 出 遠 野 興 産 搬 出 ( 常 用 雇 用 ) 期 間 伐 採 日 19 年 10 月 19 年 11 月 22 日 ~ 施 業 斑 いわき 市 森 林 組 合 19 年 12 月 18 日 搬 出 内 容 輸 送 距 離 用 材 110 パルプ 材 短 材 (ト ンコロ) 13.85 132.519 44.94 12 m3 m3 m3 現 場 t 36km 64.94 遠 野 興 産 t 現 場 55km t いわき 材 加 工 森 林 簿 作 業 道 搬 出 距 離 作 業 道 延 長 : 上 :720m 下 :225m 搬 出 前 写 真 搬 出 後 写 真
林 地 残 材 収 集 実 証 実 験 収 集 場 所 例 (3) 所 在 地 いわき 市 施 業 面 積 4.74 搬 出 内 容 輸 送 距 離 用 材 (スギ クリ サクラ 等 ) 60 59.548 現 場 ヤマダマチ 山 田 町 ha 林 字 齢 40 タナカ 田 中 年 58-6 他 備 考 枝 葉 パルプ 材 ( 概 算 ガサm3) 森 807.03 140 t t t 林 ガサ 560.79 1,400 m3 m3 m3 簿 遠 野 興 産 現 場 いわき 材 加 工 3km 10km 所 有 者 高 圧 線 の 線 下 伐 採 実 施 地 樹 種 : 雑 木 (95%) 針 葉 木 (5%) 民 有 林 搬 出 期 間 伐 採 日 作 業 道 搬 出 距 離 19 年 19 年 11 月 15 日 90m 土 場 20m ~ 施 業 斑 70m 作 業 道 延 長 :1,080m 20 年 1 月 16 日 40m 用 材 とパルプ 材 : E ウッド( 請 負 ) 枝 葉 : 遠 野 興 産 ( 常 用 雇 用 ) 70m 搬 出 前 写 真 搬 出 後 写 真
林 地 残 材 収 集 実 証 実 験 実 験 結 果 例 ( 広 葉 樹 皆 伐 ) 用 材 の 伐 倒 集 材 ~ 運 材 コストは 材 の 収 入 に 対 して 黒 字 であるが パルプ 材 枝 葉 の 伐 倒 集 材 ~ 運 材 ~チップ 化 コストは 赤 字 (50% % 補 助 でも 赤 字 )である
スカイ ウッド シュート ( 布 製 の 空 中 スベリ 台 )による 小 径 木 や 曲 がり 材 等 の 収 集 実 験
本 事 業 で 実 施 する 林 地 残 材 収 集 搬 出 実 験 (2) スカイ ウッド シュート(SWC)による 小 径 木 や 曲 がり 材 等 の 用 材 収 集 実 験 従 来 の 搬 出 方 法 では 経 済 性 や 生 産 性 の 問 題 から 収 集 対 象 として 該 当 しなかった 小 径 木 や 曲 がり 材 などを 収 集 し 低 コストで 一 定 の 生 産 性 があがる 簡 易 集 材 方 式 として 期 待 される 布 製 の 空 中 滑 走 台 :スカイウッド シュート(SWC)の 実 験 を 計 6 地 点 で 実 施 SWCの 担 当 者 搬 出 材 の 担 当 者 SWCの 実 施 現 場 の 選 定 搬 出 する 用 材 の 集 材 SWCの 架 設 作 業 搬 出 する 用 材 の 枝 払 い 材 の 搬 出 ( 滑 走 ) 作 業 SWCの 架 設 調 整 考 案 者 : 清 水 幸 丸 教 授 ( 当 時 三 重 大 学 現 名 古 屋 産 業 大 学 ) SWCの 撤 去 作 業
スカイ ウッド シュートによる 林 地 残 材 収 集 実 験 実 施 風 景
本 事 業 の 実 施 する 実 験 SWC 実 証 実 験 結 果 (1) SWC 設 置 搬 出 撤 去 作 業 ( 試 験 6 回 の 平 均 値 ) 作 業 時 間 ( 分 ) 作 業 人 員 ( 人 ) 作 業 人 工 ( 人 分 ) 架 設 作 業 24 3.2 75 搬 出 作 業 ( 滑 走 ) 21 2.5 56 撤 去 作 業 10 2.1 21 合 計 55-151 SWC 作 業 適 切 人 数 は 現 場 条 件 にも 左 右 されるが 概 ね1~3 人 で 実 施 可 能 (2) SWC 作 業 人 件 費 比 較 ( 試 験 6 回 の 平 均 値 ) 結 果 平 均 作 業 人 工 ( 人 h) 1.5 ~ 4.9 ( 人 h) 2.5 ( 人 h) 作 業 員 時 給 ( 円 /h) 1,500 ( 円 /h) 1,500 ( 円 /h) 人 件 費 合 計 ( 円 ) 2,200 ~ 7,375 ( 円 ) 3,779 ( 円 ) 人 件 費 のみ SWCの の 本 体 費 用 等 は 考 慮 に 入 れない SWC 作 業 の1 時 間 あたりの 人 件 費 を 仮 に 計 算 すると 平 均 で3,779 円 /hとなっている 実 証 試 験 1は 初 回 であったため 多 くの 人 数 を 配 置 しており 通 常 は2,200 円 ~3,500 円 程 度 となっている
本 事 業 の 実 施 する 実 験 SWC 実 証 実 験 結 果 (3) SWCにおける1 日 の 推 定 搬 出 材 積 量 の 比 較 実 証 1 実 証 2 実 証 3 実 証 4 実 証 5 実 証 6 平 均 搬 出 した 材 の 総 重 量 (kg) 860 386 851 878 931 639 757 搬 出 した 材 の 総 材 積 (m3) 1.23 0.46 0.73 0.98 0.75 0.78 0.82 1 日 当 たりの 推 定 搬 出 材 重 量 (t/ 人 日 ) 1.05 1.58 2.30 2.85 2.39 1.64 1.97 1 日 当 たりの 推 定 搬 出 材 積 (m3/ 人 日 ) 1.50 1.90 1.99 3.19 1.93 2.00 2.08 集 材 作 業 の 作 業 能 率 は 材 積 作 業 時 間 ( 人 分 ) 1 日 の 作 業 時 間 (6 時 間 とする) SWCによる による1 日 あたりの 搬 出 材 積 は 平 均 で2.08m3/ 人 日 SWCによる による1 日 あたりの 搬 出 材 積 は1.26~3.19m3/ 人 日 SWCの の 作 業 性 と 搬 出 材 積 をみても 簡 易 集 材 方 法 として 期 待 ができる
林 地 残 材 収 集 運 搬 実 験 による 考 察 スカイ ウッド シュートによる 小 径 木 や 曲 がり 材 等 の 用 材 収 集 実 験 必 要 機 材 がコンパクトで 機 能 性 に 優 れており 今 まで 採 算 性 が 合 わず 搬 出 対 象 となりにく かった 小 径 木 や 曲 がり 材 などの 用 材 を 非 常 に 簡 易 に 搬 出 が 可 能 である 従 来 ある 集 材 方 法 としてあげられるシュラ ヤエンなどに 比 べて 林 業 の 専 門 技 術 を 有 して いなくても 利 用 が 可 能 であるという 優 位 性 が 確 認 できた SWCにおいては 現 時 点 ではプロトタイプで 研 究 開 発 段 階 であり SWCの 耐 久 性 生 産 性 経 済 性 などを 明 確 化 するために 実 証 データの 取 得 が 必 要 である 試 験 段 階 であるので 実 証 試 験 を 継 続 し 布 地 の 耐 久 性 の 試 験 を 行 うとともに 課 題 を 抽 出 し 機 能 改 善 を 行 なっていくことが 必 要 SWCを 市 場 に 出 すためには 指 導 できる 人 材 の 育 成 や 安 全 対 策 実 施 マニュアルなど 策 定 が 必 要
現 状 の 課 題 と 今 後 の 方 策 目 標 : 常 用 雇 用 者 で 山 での 伐 倒 集 材 用 材 チップ 材 の 生 産 を 行 い 収 益 を 上 げることのできるシステムを 構 築 する 課 題 : チップ 材 の 場 合 現 状 では 山 からの 集 材 輸 送 コストは 対 策 例 まかなうことができない 地 域 の 関 連 団 体 と 連 携 した 能 率 的 な 間 伐 材 林 地 残 材 の 搬 出 システム 構 築 高 性 能 林 業 機 械 の 稼 働 率 を 上 げ 搬 出 コストを 可 能 な 限 り 削 減 施 業 の 団 地 化 作 業 道 の 開 設 等 路 網 整 備 への 補 助 出 口 となるチップ 価 格 の 適 正 化 森 林 バイオマス 資 源 を 余 すところなく 搬 出 活 用 することによって 経 済 環 境 両 面 で 持 続 可 能 な 社 会 の 形 成 を 目 指 します 木 質 バイオマス 利 活 用 地 域 モデル 実 践 事 業 報 告 会.
御 清 聴 誠 にありがとうございました 木 質 バイオマス 利 活 用 地 域 モデル 実 践 事 業 報 告 会.