平 成 27 年 度 第 3 回 燕 市 総 合 戦 略 審 議 会 議 事 録 日 時 平 成 27 年 7 月 17 日 ( 金 )9:30-11:20 場 所 燕 市 役 所 (3 階 ) 会 議 室 301 欠 席 代 理 出 席 委 員 古 川 伸 夫 委 員 田 野 隆 夫 委 員 小 林 理 恵 子 委 員 大 倉 龍 司 委 員 海 津 武 彦 委 員 宮 崎 和 子 委 員 1. 開 会 < 会 長 より 開 会 のあいさつ> 2. 協 議 題 (1) 人 口 ビジョン( 素 案 )について < 事 務 局 より 資 料 1 の 説 明 > < 質 疑 応 答 > ( 副 会 長 ) 11 ページ 5~19 歳 20~24 歳 で 転 出 超 過 となっている 女 性 が 20~24 歳 25~29 歳 で 大 部 分 が 戻 ってきていない この 転 出 先 は 分 かるか 東 京 圏 への 転 出 が 過 半 数 を 占 めている 9 ページの 図 表 10 年 齢 階 級 別 の 人 口 移 動 の 状 況 ( 男 性 ) と 11 ページの 図 表 12 年 齢 階 級 別 の 人 口 移 動 の 状 況 ( 女 性 ) を 比 較 していただくと 15~19 歳 20~24 歳 について 男 女 の 純 移 動 数 はほぼ 同 数 であるが 20~24 歳 25~29 歳 の 女 性 の 純 移 動 数 は 男 性 の 半 分 程 度 となっている 男 性 の 場 合 は 家 を 継 ぐ 意 識 があるが 女 性 の 場 合 はその 意 識 が 薄 いのではないかと 推 測 される ( 副 会 長 ) その 点 は 大 変 重 要 な 要 素 と 感 じている 26 ページの 人 口 の 将 来 展 望 のところで 人 口 はどんどん 減 少 していくが ビジョンとして 人 口 が 減 らない 方 向 にもっていくのか できるだけのところまではがんばって 減 るのは 仕 方 ないという 落 としどころにもっていくのかその 辺 の 考 え 方 は 戦 略 的 推 計 は 可 能 な 限 り 出 生 数 を 維 持 すること 前 提 としているが 出 産 可 能 年 齢 の 女 性 が 減 少 しているため 中 期 的 には 人 口 の 減 少 はやむを 得 ないと 認 識 している 燕 市 としては3つの 人 口 増 戦 略 をやっており 活 動 人 口 の 増 加 について 生 きがい をもっていろいろな 活 動 をしていただくという 部 分 の 活 力 を 重 点 において 施 策 を 打 っていこうと 考 えている 1
人 口 が 減 少 していくことを 踏 まえた 人 口 ビジョンという 理 解 でよろしいか 本 市 としては 将 来 展 望 としての 人 口 を 高 い 水 準 に 持 っていくこと 自 体 相 当 無 理 をすることになって 現 実 的 ではないとの 認 識 で 人 口 ビジョンを 策 定 した 思 い 切 った 施 策 を 打 ったとしても 戦 略 的 推 計 を 達 成 するのは 現 実 的 には 難 しい 目 標 となる 数 値 を 前 提 として 総 合 戦 略 が 策 定 されるのであれば 人 口 ビジョンの 数 値 は 高 い 方 がよいのではないか 人 口 ビジョンはどの 時 点 で 増 加 に 転 じられるかが 重 要 自 然 増 の 推 計 について 人 口 ビジョンに 説 明 が 記 載 されているが 自 然 減 はどのように 推 計 しているのか 自 然 減 は 国 が 発 表 している 死 亡 率 を 前 提 として 推 計 している 今 後 は 出 産 可 能 年 齢 の 女 性 が 減 少 するため 目 標 とした 出 生 数 を 維 持 する 場 合 出 生 率 は 上 がるとの 事 務 局 の 説 明 だったが どのような 施 策 を 打 つことで 出 生 率 を 上 げようと しているのか 出 生 率 は 目 標 とする 出 生 数 (600 人 625 人 )から 逆 算 して 算 出 している ご 理 解 の 通 り 出 産 適 齢 期 の 女 性 は 減 少 しているため 目 標 としている 出 生 数 600 人 を 維 持 するためには 出 生 率 をかなり 上 げていかなければならない 目 標 としている 出 生 数 を 維 持 するためには 2015 年 の 1.43 を 2020 年 に 1.62 まで 0.19 上 げていく 必 要 があり 大 変 厳 しい 数 値 であると 認 識 している 出 生 数 の 減 少 の 抑 制 のため 総 合 戦 略 において 出 会 いの 場 の 創 出 等 の 施 策 を 策 定 し ている 詳 細 な 内 容 については( 次 の 議 題 の) 総 合 戦 略 おいて 説 明 させていただく 質 問 した 背 景 としては 2020 年 の 出 生 率 1.62 と 現 状 (1.43)より 大 きく 上 げいくこ とは 厳 しい 目 標 であると 理 解 しているが それと 同 時 に 出 生 率 を 継 続 的 に 上 げてい くとの 目 標 に 対 してどのような 施 策 を 打 つのかを 確 認 させていただきたかった こ の 後 の 総 合 戦 略 にてご 説 明 いただけるとのことで 了 解 した 2
以 前 第 三 子 が 生 まれた 際 に 市 の 補 助 金 が 交 付 されていたが 補 助 金 と 出 生 数 の 向 上 に 関 して 相 関 関 係 はあったか 補 助 金 の 効 果 についてデータはないか 燕 市 では 合 併 した 際 に 第 三 子 の 出 産 お 祝 い 金 を 行 ったが 現 在 は 廃 止 している 費 用 対 効 果 を 考 慮 し 他 の 施 策 とのバランスを 考 え 見 直 しさせていただいた 出 産 お 祝 い 金 が 出 生 数 に 影 響 しているかどうかのデータはないか 出 生 数 に 出 産 お 祝 い 金 の 影 響 があったかどうかを 追 跡 調 査 することは 難 しく デー タとしては 持 ち 合 わせていない 補 助 金 はいくらだったのか 出 産 小 学 校 入 学 等 各 ステージに 合 わせて 総 額 100 万 円 を 交 付 していた (2)まち ひと しごと 創 生 総 合 戦 略 ( 素 案 )について < 事 務 局 より 資 料 2 の 説 明 > < 質 疑 応 答 > 企 業 の 高 付 加 価 値 化 は 非 常 に 重 要 で 企 業 誘 致 で 一 概 に 就 労 人 口 が 増 えるとは 限 らない が 現 在 燕 市 として 企 業 誘 致 について 施 策 は 考 えられているか これまで 燕 市 においても 企 業 誘 致 を 図 ってきた 現 在 も 優 遇 措 置 はあるが 団 地 の 増 設 は 行 政 ではせず 民 間 の 活 力 に 期 待 したいと 考 えている 7 ページ (3) 若 者 の 職 業 観 に 記 載 されている 内 容 は どこの 若 者 の 職 業 観 なのか これらは 出 所 にもある 通 り 日 本 生 産 性 本 部 及 び 労 働 政 策 研 究 研 修 機 構 が 独 自 に 実 施 したアンケート 結 果 であり 燕 市 の 若 者 に 限 定 していない 周 辺 では 弥 彦 や 寺 泊 といった 観 光 資 源 があるが 燕 市 がこれは 売 れると 考 えている 観 光 資 源 にはどのようなものがあるか 3
燕 市 の 観 光 形 態 は 滞 在 型 ではなく 通 過 型 と 認 識 しており 本 市 の 特 色 を 活 かして 産 業 観 光 に 力 を 入 れることを 考 えている 広 域 観 光 についてはどのように 考 えているのか 広 域 では 弥 彦 村 長 岡 市 とは 従 前 から 連 携 している 燕 市 と 弥 彦 は 総 務 省 の 燕 弥 彦 地 域 定 住 自 立 圏 を 形 成 しており 昨 年 度 協 定 を 結 んだ 観 光 面 については 各 種 事 業 で 連 携 していくこととなっており 総 合 戦 略 にも 記 載 している 友 人 に 洋 食 器 の 研 磨 を 一 人 でやっている 方 がおり 彼 は 会 社 を 継 承 しないから 辞 めた い と 言 っている 9 ページ 2 後 継 者 技 術 者 の 育 成 確 保 とあるが 継 承 するに も 若 者 の 多 くが 辞 めてしまう ただ 研 磨 の 技 術 については 稀 少 性 があり 残 す 必 要 性 もある 単 純 な 作 業 は 人 に 頼 らずロボットが 使 える 場 合 もあるが 燕 市 としてどのよう な 支 援 を 行 うことを 考 えているのか 伝 承 については 力 を 入 れていかなければならないと 認 識 しており 総 合 戦 略 の 中 で 実 施 していくこと 考 えている 14 ページ 1 観 光 交 流 の 機 会 の 創 出 に 地 場 産 業 を 中 心 としたイベント 等 の 開 催 とある が 燕 市 と 比 較 して 三 条 市 の 方 が 受 入 体 制 が 整 備 されている 燕 市 としても 積 極 的 に 企 業 と 連 携 をとり 受 入 体 制 を 整 備 していただきたい 承 知 した < 事 務 局 より 資 料 3 の 説 明 > < 質 疑 応 答 > 燕 市 は 県 内 一 女 性 の 就 業 率 が 高 い 市 であり 自 身 も 仕 事 を 続 けている 子 育 て 支 援 について 病 児 病 後 児 保 育 時 間 外 保 育 などが 充 実 していて 非 常 にありがたい 昔 は 子 どもを 預 かっていた 高 齢 者 も 今 は 働 いている 人 が 多 いので 今 後 も 時 間 外 や 休 日 保 育 の 見 直 しや 充 実 も 加 えてもらいたい 女 性 の 働 きやすい 環 境 について どこの 地 域 よりも きめ 細 かい 施 策 をお 願 いしたい 病 児 病 後 時 保 育 を 昨 年 度 からオープンした 今 後 医 師 会 等 にもお 願 いしながら 4
増 やしていきたい 休 日 保 育 は 今 後 私 立 への 移 行 も 考 えていく 21 ページの KPI に 職 場 環 境 整 備 補 助 企 業 における 新 規 女 性 雇 用 者 数 とあるが 地 方 創 生 の 交 付 金 を 活 用 して 女 性 の 職 場 環 境 の 改 善 を 図 る 予 定 である 具 体 的 には 女 性 専 用 の 休 憩 室 更 衣 室 トイレの 整 備 に 関 する 補 助 を 企 業 に 行 う すでに 13 件 の 申 込 みがある それに 伴 う 新 規 の 女 性 雇 用 者 数 は 11 名 を 予 定 しており 今 年 度 中 に 18 名 に 達 する 見 込 み 今 後 も 充 実 に 向 けて 取 り 組 んでいきたい 総 合 戦 略 に 掲 載 されている KPI の 根 拠 について 次 回 の 会 議 の 際 にご 提 示 いただきたい 次 回 までに 準 備 させていただく 23 ページに 2 妊 娠 から 育 児 までの 切 れ 目 ない 支 援 とあるが 支 援 する 期 間 を 保 育 園 の 就 園 就 学 まで 広 げてみてはどうか 次 回 までにお 示 しする 農 業 支 援 はどうするのか 内 容 的 には 書 かれているがあまり 重 点 化 されていないよう に 見 える 農 業 は 重 要 な 産 業 でこれからも 創 生 していく 必 要 があると 思 う 将 来 の 農 業 のビジョンはどう 考 えているのか 国 の 戦 略 の 中 には 農 林 水 産 業 の 振 興 も 書 かれている 総 合 戦 略 では 先 駆 性 のある ものをという 方 針 なので その 部 分 だけを 抜 き 出 している (それ 以 外 の 施 策 につい ては) 今 後 の 総 合 計 画 の 中 で 取 り 組 んでいく つばめ 若 者 会 議 は 今 年 で 3 年 目 になるが 若 い 女 性 の 視 点 は 楽 しい わくわく というのが 大 事 気 軽 にまずやってみよう という 視 点 を 活 かせる 場 がもっと 出 てく るとよい そのような 場 があるだけでも 女 性 は 輝 けるのではないか ホストシティプロジェクト について 良 寛 のすごさをもっと 打 ち 出 してもよいの ではないか 最 近 の 読 んだ 記 事 で 昼 はビルゲイツに 夜 は 良 寛 にあこがれる とい う 内 容 があった 産 業 とは 対 極 かも 知 れないが 昼 間 は 燕 市 夜 は 国 上 など 日 本 人 としての 心 の 豊 かさを 発 信 できると 面 白 いのではないか 5
女 性 の 視 点 については 市 としても 同 じ 認 識 である 男 女 共 同 参 画 社 会 にも 取 り 組 んでおり 総 合 戦 略 についても 22 ページの 取 組 内 容 の 通 り 進 めていく 良 寛 については 燕 の 重 要 な 観 光 資 源 の 一 つ 観 光 交 流 拠 点 として 県 央 大 橋 や 国 上 の 道 の 駅 などに 情 報 発 信 機 能 を 設 けて 観 光 交 流 を 促 したい KPI の 考 え 方 として 示 されているのは 過 年 度 の 平 均 等 から 勘 案 して 意 欲 的 な 数 字 と 理 解 してよいのか 次 回 に 詳 しい 資 料 をお 示 しするが 事 務 局 としては 担 当 部 局 と 調 整 をして 意 欲 的 に 積 み 上 げてきた ( 副 会 長 ) (これまでの 議 論 を 踏 まえて) 人 口 ビジョンには 男 女 別 の 年 齢 構 成 の 人 口 ピラミッド があったほうがよい 各 年 齢 層 のボリュームが 一 目 で 分 かったほうがよい 検 討 させていただく 22 ページ 男 女 の 出 会 いサポート について 具 体 的 にどのようなことをされている のか 類 似 の 事 業 は 色 々なところでされている 燕 市 の 中 だけでやるより 広 い 範 囲 でやったほうがよいのではないか 男 女 の 出 会 いサポートは 2 つあり 一 つは 婚 活 イベントである 男 女 18 名 ずつの 定 員 に 100 名 の 応 募 があり 21 名 ずつに 枠 を 広 げた 内 容 としては 一 緒 にキャンド ルを 作 ったり 花 火 を 見 たりする サポート 実 行 委 員 会 を 組 織 して 実 施 している クリスマスでも 類 似 のイベントをする 予 定 である もう 一 つは 燕 縁 の 会 で 結 婚 相 談 とお 見 合 い 事 業 を 実 施 している 今 年 1 月 末 に 市 が 支 援 して 民 間 で 組 織 化 し た 毎 月 何 組 かのカップルも 成 立 している 初 めての 取 り 組 みなので 広 域 化 も 含 めて 検 討 していきたい KPI の カップル 成 立 率 30% というのは 多 いと 考 えてよいのか 参 加 者 の 母 数 は 他 の 自 治 体 の 成 立 数 を 目 標 値 としている 5 組 程 度 の 成 立 があればよいと 思 ってい 6
る 燕 縁 の 会 は 毎 月 開 催 しているが 参 加 者 数 は 今 手 元 にない 今 後 の 状 況 を 見 極 めたい 3.その 他 生 活 困 窮 者 の 支 援 については 今 後 の 総 合 計 画 の 中 で 取 り 組 むという 考 え 方 でよいか その 通 りである 今 後 の 日 程 について 明 日 7 月 18 日 から 8 月 7 日 までパブリックコメントを 実 施 する 本 日 ご 意 見 をいただいた 内 容 とパブリックコメントの 結 果 を 踏 まえて 資 料 を 加 筆 修 正 するとともに パブリックコメントについてご 報 告 させていただく 次 回 の 開 催 は 8 月 18 日 ( 火 )13:30~ 会 場 は 301 会 議 室 予 定 の 確 保 についてご 配 慮 をお 願 いしたい 以 上 7