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ヘコバクター じ ゅ う に し ち ょ う ピと 胃 十 二 指 腸 監 修 医 療 法 人 新 生 会 高 田 中 央 病 院 総 院 長 藤 岡 利 生 ( 大 分 大 学 名 誉 教 授 )

はじめに 胃 中 に 住 みつくヘコバクター ピ(ピ )が 発 見 されたは 1982 年 ことです 以 後 今 日 までにさまざ かいよう まな 研 究 が 進 められ ピ 感 染 が 胃 炎 や 消 化 性 潰 瘍 ( 胃 潰 じゅうに しちょうかいよう 瘍 十 二 指 腸 潰 瘍 ) 重 要 な 原 因 であことが 明 らかになりま した 現 在 では 多 くマスコミ 報 道 で ピ 名 前 をご 存 じ 方 も 多 いではないでしょうか 日 本 では 2000 年 11 月 に 胃 十 二 指 腸 潰 瘍 患 者 さんへ ピ 検 査 と 除 治 療 保 険 診 療 が 始 まり 2007 年 8 月 に 二 次 除 療 法 が 承 認 されました そして 2013 年 2 月 ヘコバクター ピ 感 染 胃 炎 保 険 が 適 用 され ヘコバクター ピに 感 染 した 多 く 慢 性 胃 炎 患 者 さんにも 保 険 診 療 が 可 能 となりました こ 冊 子 は ピ に 関 す 正 しい 情 報 を 患 者 さんへお 伝 え すために 作 成 したもです ピ と 胃 十 二 指 腸 疾 患 と 関 係 ピ 検 査 と 除 治 療 などについてわかりやすく 解 説 していますで どうぞ 最 後 までお 読 み 下 さい 医 療 法 人 新 生 会 高 田 中 央 病 院 総 院 長 藤 岡 利 生 ( 大 分 大 学 名 誉 教 授 ) 1

もくじ ヘコバクター ピ(ピ )って 何 ピ はどこにい ど 位 人 がピ をもってい ピ は 胃 十 二 指 腸 で どんなワルさをす ピ がなくなれば 胃 炎 や 消 化 性 潰 瘍 にならない ピ は 胃 がんにも 関 係 あ ピ に 感 染 すとどうな 3 4 5 6 7 8 9 どうやってピ を 見 つけ どんな 症 状 があったらピ 検 査 を 受 ければいい どうすればピ を 除 すことができ ピ 除 ができたか 検 査 が 必 要 な ピ 除 療 法 が 保 険 適 用 され 病 気 ピ を 見 つけ 検 査 方 法 10 11 12 13 14 1. 内 視 鏡 を 必 要 としない 検 査 方 法 2. 内 視 鏡 を 必 要 とす 検 査 方 法 15 16 除 memo 17 2

ヘ コ バ ク タ ー ピ ( ピ これが ピ です! 1982 年 オーストラアで 発 見 された 胃 中 に 生 息 し てい 細 で 感 染 経 路 は はっきりとは 解 明 されてい かいよう ませんが 最 近 消 化 性 潰 瘍 治 療 法 に 大 きな 影 響 を 与 えています ) っ て 何 胃 酸 ように 強 力 な 酸 中 には 細 は 存 在 しないと 信 じられてきました しかし 胃 中 にあ 尿 素 か らアンモニアを 作 り 出 し 身 まわり 酸 を 和 らげ て 生 きてい 細 がいことがわかり 胃 炎 や 消 化 性 潰 瘍 原 因 とな 可 能 性 があことから 世 界 中 消 化 器 病 学 者 注 目 的 となっています 3

胃 粘 膜 表 面 や 細 胞 間 がすみか! 粘 膜 をおおってい 粘 液 層 内 にもぐりこんで 粘 膜 表 面 にくっついたり 粘 膜 細 胞 間 に 入 り 込 んだりし て 生 息 増 殖 しています ピ は ど こ に い 胃 はそ 細 胞 を 粘 膜 と 粘 液 でおおわれ 胃 酸 によっ て 胃 自 体 が 消 化 されないようになっています ピ いへき は 粘 液 下 にあ 胃 壁 細 胞 間 に 入 り 込 んで 胃 酸 影 響 を 逃 れ また ピ 自 身 で 尿 素 を 分 解 してアンモニアをつくり 周 囲 を 中 性 に 保 っ て 生 きています 4

ど 位 人 が ピ を も っ て い 6 歳 60~ 75% ピ 感 染 率 は 衛 生 環 境 と 相 関 すと 指 摘 され 65 歳 以 上 日 本 人 60 ~ 75%がピ に 感 染 していといわれています 経 口 感 染 が 主 な 経 路 と 考 えられています 上 下 水 道 が 整 備 されていないような 地 域 や 国 では 感 染 率 が 高 く 先 進 国 中 では 日 本 は 際 立 って 高 い 感 染 率 です しかし 衛 生 状 態 が 改 善 された 今 日 若 い 世 代 感 染 率 は 急 速 に 低 下 しています また 感 染 していて かいよう も 消 化 性 潰 瘍 がかならず 発 症 すとはかぎりませ ん 5

胃 壁 を 傷 つけ 胃 を 守 って い 粘 液 を 減 らし 酸 攻 撃 を 受 けやすくしてしまう で 胃 炎 や 消 化 性 潰 瘍 を 発 症 させ 要 因 になります いへき ピ が 胃 壁 に 取 り 付 くと 細 胞 を 弱 めてしまう 毒 素 を 出 し 始 めます すと をやっつけようと 血 液 中 白 血 球 が 付 近 に 集 まります 両 者 戦 いが 大 き くなと 胃 粘 膜 消 耗 を 早 め 粘 膜 が 炎 症 を 起 こ して 胃 炎 になったり 胃 や 十 二 指 腸 粘 膜 が 深 くえ ぐられて 消 化 性 潰 瘍 になったりすと 考 えられます 胃 十 じ ゅう 二 に 指 し 腸 ち ょう で ど ん な ワ ル さ を す ピ は 6

胃 炎 や 消 化 性 潰 か 瘍 い よ う に な ら な い ピ が な く な れ ば 再 発 が 抑 えられます! 除 によっていままで 潰 瘍 が 治 りにくかった 人 が 治 ったと いう 報 告 があり 潰 瘍 再 発 予 防 に 有 効 で 既 に 欧 米 では 除 治 療 が 行 われており 日 本 でも 2000 年 11 月 から 行 われています 消 化 性 潰 瘍 がやっかいなは いったん 治 っても 何 度 も 再 発 を 繰 り 返 すことです 胃 潰 瘍 患 者 65 ~ じゅうに し ちょう 80% 程 度 十 二 指 腸 潰 瘍 患 者 90% 程 度 に 胃 中 にピ がいことがわかっています ピ 除 によって 再 発 をくりかえす 潰 瘍 が 治 った という 例 が 多 くあります 7

平 均 追 跡 期 間 8 年 間 で 胃 がん 発 生 例 Uemura, N. et al,:n. Engl. J. Med., 345, 784-789, 2001( 一 部 改 変 ) 最 近 ピ と 胃 がん 関 係 について 解 明 されつつあ ります ピ が 陽 性 で あと 胃 がんスクが 高 まります ピ 陽 性 例 および 陰 性 例 に 対 して 10 年 間 追 跡 調 査 を 行 った 結 果 ピ 陽 性 例 では 2.9% (36/1246 例 )に 胃 がんが 発 見 され 陰 性 例 では 胃 がんが 認 められなかったという 研 究 発 表 もされてい ます ピ は 胃 が ん に も 関 係 あ 8

ピ に 感 染 す と ど う な ピ に 感 染 すと 潰 瘍 や 胃 がんが 必 ず 発 症 す わけではありません またそ 感 染 経 路 も 詳 しく わかっていません しかし 感 染 したほと んど 人 に 胃 炎 が 起 きます ピ を 除 しないかぎり ピ は 胃 内 に 住 み 続 けますで 慢 性 的 に 炎 症 が 続 きます こ 慢 性 化 した 炎 症 ( 慢 性 胃 炎 )により 胃 粘 膜 防 御 機 能 が 低 下 して ストレスや 塩 分 多 い 食 事 発 がん 物 質 など 攻 撃 を 受 けやすい 状 態 になってしまいま す すなわちピ が 潰 瘍 や 胃 がんを 起 こしやす い 下 地 をつくってしまうです しかし 頻 度 として は ピ を 保 有 していても 慢 性 胃 炎 まま 潰 瘍 や 胃 がんを 起 こさない 人 方 が 多 いようです 9

こ 検 査 法 は 簡 単 です! 検 査 法 は 内 視 鏡 を 必 要 とす 検 査 法 と 必 要 としない 検 査 法 があります 現 在 もっ とも 使 用 されてい 内 視 鏡 を 必 要 としない 検 査 法 は 尿 素 呼 気 試 験 法 です 内 視 鏡 を 必 要 としない 検 査 法 は 尿 素 呼 気 試 験 法 と 抗 体 / 抗 原 測 定 法 です また 内 視 鏡 を 必 要 とす 検 査 法 には 培 養 法 迅 速 ウレアーゼ 試 験 (RUT) 鏡 検 法 があります もっとも 簡 単 でしかも 30 分 位 で 検 査 結 果 が 出 は 検 査 薬 を 飲 んでから 呼 気 を ど う や っ て ピ を 見 つ け 集 めて 調 べ 尿 素 呼 気 試 験 法 です ( 詳 細 は15 頁 参 照 ) 10

ピ 検 査 を 受 け れ ば い い ど ん な 症 状 が あ っ た ら しょくよく ふ しん 食 欲 不 振 胃 不 快 感 胃 痛 み おう と 嘔 吐 お 悪 心 ぼう まん かん 膨 満 感 出 血 胃 や 十 二 指 腸 潰 瘍 経 験 あ 方 や 再 発 をくりかえす 方 慢 性 胃 炎 方 胃 MALT ンパ 腫 方 や 免 疫 性 ( 特 発 性 ) 血 小 板 減 少 性 紫 斑 病 (ITP) 方 早 期 胃 がん 内 視 鏡 的 治 療 を 受 けた 後 方 は 健 康 保 険 で 検 査 を 受 けことができます しん こ 他 胃 がん 治 療 を 受 けたご 親 族 がいてご 心 配 な 方 や なんとなく 胃 具 合 がいつも 悪 い 方 などは 医 師 にご 相 談 ください 人 間 ドックや 検 診 などで 希 望 すれば 自 費 で 検 査 を 受 けことが 出 来 ます 11

H.pylori 感 染 診 断 及 び 内 視 鏡 検 査 陽 性 陰 性 H.pylori 除 療 法 1 週 間 除 療 法 4 週 間 後 除 判 定 除 成 功 通 常 治 療 除 失 敗 二 次 除 ピ 除 療 法 には 酸 を 強 く 抑 制 す 抗 潰 瘍 薬 (あいは 酸 分 泌 抑 制 薬 ) と 2 種 類 抗 生 物 質 を 1 日 2 回 7 日 間 服 用 します 除 す こ と が で き ど う す れ ば ピ を 胃 酸 分 泌 を 抑 制 す 薬 と 2 種 類 抗 生 物 質 そ してケースに 応 じて 胃 粘 膜 を 保 護 す 薬 を 併 用 し ます こ 3 剤 を 1 週 間 正 しく 服 用 すことで 約 80%は 除 に 成 功 します 失 敗 場 合 は 二 次 除 が 認 められています 二 次 除 では 抗 生 物 質 を 変 更 し て 再 び 除 療 法 を 行 います 12

ピ 除 が で き た か 検 査 が 必 要 な かいよう H. pylori 除 によ 消 化 性 潰 瘍 再 発 抑 制 効 果 - 経 過 観 察 : 最 長 8.8 年 平 均 1.3 年 - 村 上 和 成 :Helicobacter Research, 5(1), 8-11, 2001 除 ができたか( 成 否 )を 確 認 すことは 大 変 重 要 です なぜなら 成 否 によってそ 後 治 療 方 針 が 違 うからです 除 治 療 により 消 化 性 潰 瘍 再 発 を 画 期 的 に 抑 制 す ことができますが 除 成 功 率 は 80% 前 後 です 失 敗 場 合 は 二 次 除 か 維 持 療 法 を 行 う 必 要 があ ります 13

胃 炎 (ヘコバクターピ 感 染 胃 炎 ) *** ピ 感 染 により 胃 粘 膜 炎 症 が 起 き 病 気 感 染 が 長 く 続 くと 慢 性 胃 炎 萎 縮 性 胃 炎 とな 胃 潰 瘍 十 二 指 腸 潰 瘍 * 胃 や 十 二 指 腸 粘 膜 が 炎 症 を 起 こし 深 くえぐられてしまう 病 気 胃 MALT ンパ ** 胃 粘 膜 ンパ 組 織 に 腫 瘍 が 出 来 病 気 免 疫 性 ( 特 発 性 ) 血 小 板 減 少 性 紫 斑 病 (ITP) ** 血 小 板 が 減 少 して 出 血 しやすくな 病 気 早 期 胃 がんに 対 す 内 視 鏡 的 治 療 後 胃 ** 早 期 胃 がんを 内 視 鏡 で 治 療 した 後 胃 症 状 * 平 成 22 年 3 月 26 日 保 医 発 0326 第 4 号 ** 平 成 22 年 6 月 18 日 保 医 発 0618 第 1 号 ( 適 用 追 加 ) *** 平 成 25 年 2 月 21 日 保 医 発 0221 第 31 号 ( 適 用 追 加 ) ピ 除 療 法 が 保 険 適 用 さ れ 病 気 14

ピ を 見 つ け 検 査 方 法 内 視 鏡 を 必 要 としない 検 査 方 法 内 視 鏡 (いわゆ 胃 カメラ)を 用 いない 検 査 方 法 です 何 よりも 内 視 鏡 を 飲 まずに 済 むというメットが 大 きい 検 査 法 です 呼 気 を 用 い 尿 素 呼 気 試 験 法 尿 素 呼 気 試 験 法 は 13 C- 尿 素 を 服 用 し 呼 気 を 調 べ 検 査 法 です 現 在 主 流 検 査 法 1つです 炭 素 元 素 ( 13 C)は 生 体 内 にも 存 在 し ます 人 体 には 影 響 を 与 えません 炭 素 には4 種 類 同 位 元 素 が 存 在 します 自 然 界 に 存 在 す 炭 素 はほとんどが 12 Cで そ 存 在 比 率 は 約 98.9%で 放 射 活 性 を 有 しない 安 定 同 位 元 素 です 次 に 存 在 比 が 高 い 同 位 元 素 が 13 Cで 約 1.1% 存 在 比 率 です 13 Cも 12 Cと 同 様 放 射 活 性 を 持 たない 安 定 同 位 元 素 で す ヒトに 例 えと 体 重 60kg 成 人 炭 素 量 は 約 2 0 % (12kg)で 13 Cはそ 約 1.1% (132g)といわれています 抗 体 法 ( 血 中 尿 中 )/ 糞 便 中 ヘコバクター ピ 抗 原 血 液 や 尿 便 などをとりピ に 対 す 抗 体 や 抗 原 を 測 定 す 方 法 です 手 軽 に 検 査 ができます 15

内 視 鏡 を 必 要 とす 検 査 方 法 か い よ う 内 視 鏡 検 査 は 胃 炎 や 潰 瘍 など 病 気 があかどうかを 直 接 観 察 して 調 べと 同 時 に 胃 粘 膜 を 少 し 採 取 し 組 織 を 調 べます を 増 やして 調 べ 培 養 法 胃 組 織 を 採 取 して ピ 発 育 しやすい 環 境 下 で4~5 日 培 養 して 判 定 します 顕 微 鏡 で 観 察 す 組 織 鏡 検 法 胃 組 織 標 本 を 化 学 的 に 染 色 してピ を 顕 微 鏡 で 探 す 組 織 診 断 方 法 です ピ 酵 素 を 調 べ 迅 速 ウレアーゼ 試 験 ピ がもって いウレアーゼと いう 酵 素 活 性 を 利 用 して 調 べ 方 法 です 16

除 memo 受 診 日 年 月 日 内 視 鏡 検 査 日 年 月 日 経 口 経 鼻 診 断 名 胃 炎 胃 潰 瘍 十 二 指 腸 潰 瘍 胃 MALT ンパ 腫 免 疫 性 ( 特 発 性 ) 血 小 板 減 少 性 紫 斑 病 (ITP) 早 期 胃 癌 に 対 す 内 視 鏡 的 治 療 後 胃 ( 備 考 : ) ピ 感 染 診 断 検 査 法 培 養 法 組 織 鏡 検 法 迅 速 ウレアーゼ 試 験 尿 素 呼 気 試 験 抗 体 法 糞 便 中 ヘコバクター ピ 抗 原 判 定 結 果 陽 性 陰 性 ( 幽 体 部 体 部 ) 陽 性 陰 性 ( 幽 体 部 体 部 ) 陽 性 陰 性 ( 幽 体 部 体 部 ) 陽 性 陰 性 ( ) 陽 性 陰 性 ( 尿 中 血 清 ) 陽 性 陰 性 一 次 除 朝 夕 1 日 目 2 日 目 3 日 目 4 日 目 5 日 目 6 日 目 7 日 目 ( : 服 薬 : 服 薬 しなかった) 飲 んでいお 薬 除 判 定 来 院 予 定 日 年 月 日 検 査 法 培 養 法 組 織 鏡 検 法 迅 速 ウレアーゼ 試 験 尿 素 呼 気 試 験 抗 体 法 糞 便 中 ヘコバクター ピ 抗 原 判 定 結 果 陽 性 陰 性 ( 幽 体 部 体 部 ) 陽 性 陰 性 ( 幽 体 部 体 部 ) 陽 性 陰 性 ( 幽 体 部 体 部 ) 陽 性 陰 性 ( ) 陽 性 陰 性 ( 尿 中 血 清 ) 陽 性 陰 性 除 成 功 除 失 敗 ( 二 次 除 へ) 17

二 次 除 朝 夕 1 日 目 2 日 目 3 日 目 4 日 目 5 日 目 6 日 目 7 日 目 ( : 服 薬 : 服 薬 しなかった) 飲 んでいお 薬 除 判 定 来 院 予 定 日 年 月 日 検 査 法 培 養 法 組 織 鏡 検 法 迅 速 ウレアーゼ 試 験 尿 素 呼 気 試 験 抗 体 法 糞 便 中 ヘコバクター ピ 抗 原 判 定 結 果 陽 性 陰 性 ( 幽 体 部 体 部 ) 陽 性 陰 性 ( 幽 体 部 体 部 ) 陽 性 陰 性 ( 幽 体 部 体 部 ) 陽 性 陰 性 ( ) 陽 性 陰 性 ( 尿 中 血 清 ) 陽 性 陰 性 除 成 功 除 失 敗 医 師 に 相 談 しましょう 医 師 から 処 方 された 薬 剤 は 必 ず 決 められた 通 りに 服 用 してください 除 治 療 除 治 療 を 受 け 前 に 次 にあてはま 方 は 担 当 医 師 に 申 し 出 てく ださい 現 在 何 かほか 薬 を 服 用 してい 以 前 薬 剤 を 服 用 して 吐 き 気 や 湿 疹 を 起 こしたことがあ 除 治 療 を 以 前 受 けたことがあ 妊 娠 してい 又 は 妊 娠 してい 可 能 性 があ 除 治 療 に 使 われ 薬 剤 は ガイドラインに 従 って 胃 酸 分 泌 を 抑 制 す 薬 剤 1 種 類 + 抗 生 物 質 2 種 類 3 剤 組 み 合 わせが 推 奨 されて います 患 者 さん 病 態 によってほか 薬 剤 を 組 み 合 わせ 方 法 もあ ります また 3 剤 ほかに 薬 剤 が 追 加 されこともあります 医 師 から 処 方 された 薬 剤 は 必 ず 決 められたとおりに 服 用 してください 18

病 院 医 院 名 2016 年 8 月 改 訂 UB1606019 (4262)TR