Microsoft PowerPoint - 報告書(概要).ppt

Similar documents
学校教育法等の一部を改正する法律の施行に伴う文部科学省関係省令の整備に関する省令等について(通知)

スライド 1

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 法 人 の 長 理 事 理 事 ( 非 常 勤 ) 平 成 25 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 16,936 10,654 4,36

平成25年度 独立行政法人日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について

<6E32355F8D918DDB8BA697CD8BE28D C8EAE312E786C73>

国 家 公 務 員 の 年 金 払 い 退 職 給 付 の 創 設 について 検 討 を 進 めるものとする 平 成 19 年 法 案 をベースに 一 元 化 の 具 体 的 内 容 について 検 討 する 関 係 省 庁 間 で 調 整 の 上 平 成 24 年 通 常 国 会 への 法 案 提

m07 北見工業大学 様式①

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

<6D33335F976C8EAE CF6955C A2E786C73>

検 討 検 討 の 進 め 方 検 討 状 況 簡 易 収 支 の 世 帯 からサンプリング 世 帯 名 作 成 事 務 の 廃 止 4 5 必 要 な 世 帯 数 の 確 保 が 可 能 か 簡 易 収 支 を 実 施 している 民 間 事 業 者 との 連 絡 等 に 伴 う 事 務 の 複 雑

った 場 合 など 監 事 の 任 務 懈 怠 の 場 合 は その 程 度 に 応 じて 業 績 勘 案 率 を 減 算 する (8) 役 員 の 法 人 に 対 する 特 段 の 貢 献 が 認 められる 場 合 は その 程 度 に 応 じて 業 績 勘 案 率 を 加 算 することができる

国立研究開発法人土木研究所の役職員の報酬・給与等について

<6D313588EF8FE991E58A778D9191E5834B C8EAE DC58F4992F18F6F816A F990B32E786C73>

スライド 1

Microsoft Word - 目次.doc

Microsoft Word 行革PF法案-0概要

セルフメディケーション推進のための一般用医薬品等に関する所得控除制度の創設(個別要望事項:HP掲載用)

Microsoft Word - 通達(参考).doc

<4D F736F F D208E9197BF A955B895E93AE82CC8B4B90A C982C282A282C42E646F6378>

(4) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 国 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている.

<4D F736F F D C482C682EA817A89BA90BF8E7793B1834B A4F8D91906C8DDE8A A>

スライド 1

いう )は 警 告 をしたときは 速 やかに その 内 容 及 び 日 時 を 当 該 警 告 を 求 める 旨 の 申 出 をした 者 に 通 知 しなければならないこととされ また 警 告 をし なかったときは 速 やかに その 旨 及 び 理 由 を 当 該 警 告 を 求 める 旨 の 申


(2) 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 保 育 の 必 要 な 子 どものいる 家 庭 だけでなく 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 のために 利 用 者 支 援 事 業 や 地 域 子 育 て 支 援 事 業 な

<4D F736F F D D3188C091538AC7979D8B4B92F F292B98CF092CA81698A94816A2E646F63>

公表表紙

(別紙3)保険会社向けの総合的な監督指針の一部を改正する(案)

公 的 年 金 制 度 について 制 度 の 持 続 可 能 性 を 高 め 将 来 の 世 代 の 給 付 水 準 の 確 保 等 を 図 るため 持 続 可 能 な 社 会 保 障 制 度 の 確 立 を 図 るための 改 革 の 推 進 に 関 する 法 律 に 基 づく 社 会 経 済 情

私立大学等研究設備整備費等補助金(私立大学等

<4D F736F F D20D8BDB8CFC8BCDED2DDC482A882E682D1BADDCCDFD7B2B1DDBD8B4B92F E646F63>

する 婦 人 相 談 所 その 他 適 切 な 施 設 による 支 援 の 明 記 禁 止 命 令 等 をすることが できる 公 安 委 員 会 等 の 拡 大 等 の 措 置 が 講 じられたものである 第 2 改 正 法 の 概 要 1 電 子 メールを 送 信 する 行 為 の 規 制 ( 法

1 平 成 24 年 度 税 制 改 正 の 主 な 内 容 について 改 正 障 害 者 自 立 支 援 法 等 の 平 成 24 年 4 月 施 行 により いずれも 第 1 種 社 会 福 祉 事 業 である1 知 的 障 害 児 施 設 2 知 的 障 害 児 通 園 施 設 3 盲 ろうあ

(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 き 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている


(4) 運 転 する 学 校 職 員 が 交 通 事 故 を 起 こし 若 しくは 交 通 法 規 に 違 反 したことにより 刑 法 ( 明 治 40 年 法 律 第 45 号 ) 若 しくは 道 路 交 通 法 に 基 づく 刑 罰 を 科 せられてから1 年 を 経 過 していない 場 合 同

共 通 認 識 1 官 民 較 差 調 整 後 は 退 職 給 付 全 体 でみて 民 間 企 業 の 事 業 主 負 担 と 均 衡 する 水 準 で あれば 最 終 的 な 税 負 担 は 変 わらず 公 務 員 を 優 遇 するものとはならないものであ ること 2 民 間 の 実 態 を 考

<81696D373188A E58A77816A E93788D9191E5834B C8EAE82502E786C73>

学校法人日本医科大学利益相反マネジメント規程

(2) 検 体 採 取 に 応 ずること (3) ドーピング 防 止 と 関 連 して 自 己 が 摂 取 し 使 用 するものに 責 任 をもつこと (4) 医 師 に 禁 止 物 質 及 び 禁 止 方 法 を 使 用 してはならないという 自 己 の 義 務 を 伝 え 自 己 に 施 される

波佐見町の給与・定員管理等について

厚 生 年 金 基 金 制 度 の 概 要 公 的 年 金 たる 厚 生 年 金 の 一 部 を 国 に 代 わって 支 給 ( 代 行 給 付 )しており 当 該 支 給 を 行 うための 費 用 として 事 業 主 から 保 険 料 を 徴 収 している 加 えて 各 基 金 ごとに 上 乗 せ

公 共 公 益 的 施 設 用 地 の 負 担 がほとんど 生 じないと 認 められる 土 地 ( 例 ) 道 路 に 面 しており 間 口 が 広 く 奥 行 がそれほどではない 土 地 ( 道 路 が 二 方 三 方 四 方 にある 場 合 も 同 様 ) ⑶ マンション 適 地 の 判 定 評

●電力自由化推進法案

Microsoft Word - 19年度(行情)答申第081号.doc

Microsoft Word - ★HP版平成27年度検査の結果

Ⅰ 元 請 負 人 を 社 会 保 険 等 加 入 建 設 業 者 に 限 定 平 成 28 年 10 月 1 日 以 降 に 入 札 公 告 指 名 通 知 随 意 契 約 のための 見 積 依 頼 を 行 う 工 事 から 以 下 に 定 める 届 出 の 義 務 ( 以 下 届 出 義 務 と

職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 ( 平 成 年 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 福 岡 県 技 能 労 務 職 歳 1,19,98 9,9 歳 8,

臨 床 研 究 事 案 に 関 する 主 な 報 道 概 要 ディオバン 事 案 白 血 病 治 療 薬 タシグナ 事 案 (SIGN 試 験 ) ノバルティス 社 の 高 血 圧 症 治 療 薬 ディオバンに 係 る 臨 床 研 究 において データ 操 作 等 があり 研 究 結 果 の 信 頼

(1) 社 会 保 険 等 未 加 入 建 設 業 者 の 確 認 方 法 等 受 注 者 から 提 出 される 施 工 体 制 台 帳 及 び 添 付 書 類 により 確 認 を 行 います (2) 違 反 した 受 注 者 へのペナルティー 違 反 した 受 注 者 に 対 しては 下 記 のペ

< F2D8ED089EF95DB8CAF939996A289C193FC91CE8DF42E6A7464>

3 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 (24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 平 均 給 与 月 額

「地方公務員の新たな労使関係制度に係る主な論点」に対する意見(案)

参 考 様 式 再 就 者 から 依 頼 等 を 受 けた 場 合 の 届 出 公 平 委 員 会 委 員 長 様 年 月 日 地 方 公 務 員 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 261 号 ) 第 38 条 の2 第 7 項 規 定 に 基 づき 下 記 のとおり 届 出 を します この

老発第    第 号

ていることから それに 先 行 する 形 で 下 請 業 者 についても 対 策 を 講 じることとしまし た 本 県 としましては それまでの 間 に 未 加 入 の 建 設 業 者 に 加 入 していただきますよう 28 年 4 月 から 実 施 することとしました 問 6 公 共 工 事 の

70 愛媛大学

法 人 等 に 対 する 課 税 際 課 税 原 則 の 帰 属 主 義 への 見 直 しのポイント 総 合 主 義 から 帰 属 主 義 への 移 行 法 人 及 び 非 居 住 者 ( 法 人 等 )に 対 する 課 税 原 則 について 従 来 のいわゆる 総 合 主 義 を 改 め OECD

<4D F736F F D2095BD90AC E D738FEE816A939A905C91E D862E646F63>

(4) 武 力 攻 撃 原 子 力 災 害 合 同 対 策 協 議 会 との 連 携 1 市 は 国 の 現 地 対 策 本 部 長 が 運 営 する 武 力 攻 撃 原 子 力 災 害 合 同 対 策 協 議 会 に 職 員 を 派 遣 するなど 同 協 議 会 と 必 要 な 連 携 を 図 る

16 日本学生支援機構

一般競争入札について

<4D F736F F F696E74202D E36816A984A93AD8C5F96F CC837C A815B C E707074>

代 議 員 会 決 議 内 容 についてお 知 らせします さる3 月 4 日 当 基 金 の 代 議 員 会 を 開 催 し 次 の 議 案 が 審 議 され 可 決 承 認 されました 第 1 号 議 案 : 財 政 再 計 算 について ( 概 要 ) 確 定 給 付 企 業 年 金 法 第

4 松 山 市 暴 力 団 排 除 条 の 一 部 風 俗 営 業 等 の 規 制 及 び 業 務 の 適 正 化 等 に 関 する 法 律 等 の 改 正 に 伴 い, 公 共 工 事 から 排 除 する 対 象 者 の 拡 大 等 を 図 るものです 第 30 号 H H28.1

<4D F736F F D C689D789B582B581698AAE90AC92CA926D816A2E646F63>

社 会 保 障 税 一 体 改 革 ( 年 金 分 野 )の 経 緯 社 会 保 障 税 一 体 改 革 大 綱 (2 月 17 日 閣 議 決 定 ) 国 年 法 等 改 正 法 案 (2 月 10 日 提 出 ) 法 案 を 提 出 する または 法 案 提 出 を 検 討 する と された 事

第2回 制度設計専門会合 事務局提出資料

 三郷市市街化調整区域の整備及び保全の方針(案)

< 現 在 の 我 が 国 D&O 保 険 の 基 本 的 な 設 計 (イメージ)> < 一 般 的 な 補 償 の 範 囲 の 概 要 > 請 求 の 形 態 会 社 の 役 員 会 社 による 請 求 に 対 する 損 免 責 事 由 の 場 合 に 害 賠 償 請 求 は 補 償 されず(

Microsoft Word - 全国エリアマネジメントネットワーク規約.docx

平成16年年金制度改正 ~年金の昔・今・未来を考える~

資料2 年金制度等について(山下委員提出資料)

独立行政法人国立病院機構呉医療センター医療機器安全管理規程

質 問 票 ( 様 式 3) 質 問 番 号 62-1 質 問 内 容 鑑 定 評 価 依 頼 先 は 千 葉 県 などは 入 札 制 度 にしているが 神 奈 川 県 は 入 札 なのか?または 随 契 なのか?その 理 由 は? 地 価 調 査 業 務 は 単 にそれぞれの 地 点 の 鑑 定

< F2D926E88E6895E977089DB81608E528CFB8CA78C788E4082CC8D71>

岡山県警察用航空機の運用等に関する訓令

Ⅱ. 公 表 方 法 等 について( ガイドラインの 要 旨 ) 1. 趣 旨 国 立 大 学 法 人 等 の 役 員 の 報 酬 等 及 び 職 員 の 給 与 の 水 準 に 関 する 情 報 を, 国 民 及 び 関 係 者 に 分 かりやすく 提 供 するもの 2. 公 表 されるべき 事

6 構 造 等 コンクリートブロック 造 平 屋 建 て4 戸 長 屋 16 棟 64 戸 建 築 年 1 戸 当 床 面 積 棟 数 住 戸 改 善 後 床 面 積 昭 和 42 年 36.00m m2 昭 和 43 年 36.50m m2 昭 和 44 年 36.

平成28年岩手県条例第8号

も く じ 1 税 源 移 譲 1 2 何 が 変 わったのか 改 正 の 3 つ の ポイント ポイント1 国 から 地 方 へ 3 兆 円 規 模 の 税 源 が 移 譲 される 2 ポイント2 個 人 住 民 税 の 税 率 構 造 が 一 律 10%に 変 わる 3 ポイント3 個 々の 納

18 国立高等専門学校機構

(4) ラスパイレス 指 数 の 状 況 ( 各 年 4 月 1 日 現 在 ) (H25.4.1) (H25.4.1) (H25.7.1) (H25.7.1) (H25.4.1) (H25.7.1)

3 職 員 の 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び の 状 況 (24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 ( ベース) 43.7 歳 32, , ,321

為 が 行 われるおそれがある 場 合 に 都 道 府 県 公 安 委 員 会 がその 指 定 暴 力 団 等 を 特 定 抗 争 指 定 暴 力 団 等 として 指 定 し その 所 属 する 指 定 暴 力 団 員 が 警 戒 区 域 内 において 暴 力 団 の 事 務 所 を 新 たに 設

その 他 事 業 推 進 体 制 平 成 20 年 3 月 26 日 に 石 垣 島 国 営 土 地 改 良 事 業 推 進 協 議 会 を 設 立 し 事 業 を 推 進 ( 構 成 : 石 垣 市 石 垣 市 議 会 石 垣 島 土 地 改 良 区 石 垣 市 農 業 委 員 会 沖 縄 県 農

資料 厚生年金基金の今後の方向性について.PDF

(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 概 要 国 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている 総 合 的

Microsoft PowerPoint - 基金制度

独立行政法人国立病院機構

2 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 ( 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 平 均 給 与

Microsoft PowerPoint - 【資料5】社会福祉施設職員等退職手当共済制度の見直し(案)について

基 準 地 価 格 3 年 に1 度 審 議 直 近 ではH23 年 12 月 に 審 議 土 地 評 価 替 えの 流 れと 固 定 資 産 評 価 審 議 会 基 準 地 とは 土 地 評 価 の 水 準 と 市 町 村 間 の 均 衡 を 確 保 するための 指 標 となるものであり 各 市

4 参 加 資 格 要 件 本 提 案 への 参 加 予 定 者 は 以 下 の 条 件 を 全 て 満 たすこと 1 地 方 自 治 法 施 行 令 ( 昭 和 22 年 政 令 第 16 号 ) 第 167 条 の4 第 1 項 各 号 の 規 定 に 該 当 しない 者 であること 2 会 社

別紙3

理化学研究所の役職員への兼業(兼職)依頼について

続 に 基 づく 一 般 競 争 ( 指 名 競 争 ) 参 加 資 格 の 再 認 定 を 受 けていること ) c) 会 社 更 生 法 に 基 づき 更 生 手 続 開 始 の 申 立 てがなされている 者 又 は 民 事 再 生 法 に 基 づき 再 生 手 続 開 始 の 申 立 てがなさ

Ⅰ 人 口 の 現 状 分 析 Ⅰ 人 口 の 現 状 分 析 1 人

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 ( 単 位 : ) 6 級 7 級 8 級 1 号 給 の 給 料 月 額 135,6 185,8 222,9 261,9 289,2 32,6 366,2 41

<4D F736F F D A94BD837D836C B4B92F62E646F6378>

Transcription:

市 町 村 における 地 方 公 務 員 制 度 改 革 に 係 る 論 点 と 意 見 について ( 概 要 ) 神 奈 川 県 市 町 村 における 地 方 公 務 員 制 度 改 革 に 係 る 検 討 会 議 について 1 テーマ 地 方 公 務 員 制 度 改 革 ( 総 務 省 地 方 公 務 員 の 労 使 関 係 制 度 に 係 る 基 本 的 な 考 え 方 )の 課 題 の 整 理 検 討 2 構 成 (1) 市 町 村 職 員 ( 横 須 賀 市 平 塚 市 小 田 原 市 伊 勢 原 市 座 間 市 葉 山 町 寒 川 町 ) (2) 県 職 員 ( 市 町 村 行 政 課 ) 3 会 議 日 程 議 題 設 置 平 成 23 年 9 月 16 日 県 市 町 村 行 政 課 において 会 議 設 置 第 1 回 平 成 23 年 10 月 6 日 地 方 公 務 員 の 労 使 関 係 制 度 に 係 る 基 本 的 な 考 え 方 の 論 点 整 理 第 2 回 平 成 23 年 11 月 21 日 第 3 回 平 成 23 年 12 月 20 日 中 間 取 りまとめ( 素 案 ) 第 4 回 平 成 24 年 1 月 20 日 最 終 取 りまとめ 1

2 検 討 の 経 緯 国 では 平 成 23 年 6 月 に 国 家 公 務 員 制 度 改 革 関 連 四 法 案 が 国 会 に 提 出 され 現 在 審 議 中 である この 関 連 四 法 案 では 自 律 的 労 使 関 係 制 度 を 措 置 するために 非 現 業 国 家 公 務 員 の 労 働 基 本 権 を 拡 大 し 団 体 協 約 の 効 力 等 について 定 めることとしている 一 方 地 方 公 務 員 制 度 に 関 しては 国 家 公 務 員 の 措 置 との 整 合 性 をもって 速 やかに 検 討 を 進 める とされ 総 務 省 から 国 と 同 様 に 協 約 締 結 権 の 付 与 等 を 内 容 とする 地 方 公 務 員 の 労 使 関 係 制 度 に 係 る 基 本 的 な 考 え 方 が 示 されたところである この 改 革 が 実 施 されると 今 後 の 市 町 村 の 給 与 制 度 等 の 運 営 に 大 きな 影 響 が 生 じる そこで 神 奈 川 県 市 町 村 行 政 課 及 び 人 事 委 員 会 の 置 かれていない 市 町 村 の 職 員 で 構 成 する 神 奈 川 県 市 町 村 における 地 方 公 務 員 制 度 改 革 に 係 る 検 討 会 議 を 設 置 し 実 務 者 の 立 場 から この 改 革 が 行 われた 場 合 の 市 町 村 への 影 響 や 論 点 を 整 理 し その 意 見 を 取 りまとめた 1 人 事 委 員 会 の 置 かれていない 市 町 村 の 職 員 が 平 成 23 年 6 月 2 日 付 けで 総 務 省 より 示 されている 地 方 公 務 員 の 労 使 関 係 制 度 に 係 る 基 本 的 な 考 え 方 を 中 心 に 検 討 を 行 ったもの 2 現 業 職 員 ( 単 純 労 務 職 員 や 地 方 公 営 企 業 職 員 )に 関 しては 協 約 締 結 権 が 付 与 されており 消 防 職 員 はその 職 務 の 特 殊 性 から また 県 費 負 担 教 職 員 の 勤 務 条 件 は 県 の 条 例 で 定 めることから 今 回 の 検 討 対 象 から 除 いている

地 方 公 務 員 制 度 改 革 における 論 点 とその 意 見 について (1) 公 務 員 制 度 改 革 の 趣 旨 論 点 1 国 家 公 務 員 制 度 改 革 と 同 様 に 地 方 公 務 員 にも 自 律 的 労 使 関 係 制 度 を 導 入 することについて 意 見 地 方 自 治 体 の 裁 量 が 十 分 尊 重 され 団 体 に 相 応 しい 人 事 給 与 制 度 や 運 用 が 可 能 となるシステムを 期 待 する (2) 地 方 公 務 員 法 の 諸 原 則 について 論 点 2 人 事 院 勧 告 を 廃 止 し 情 勢 適 応 の 原 則 等 今 まで 同 様 の 地 方 公 務 員 法 の 諸 原 則 を 法 定 することについて 意 見 市 場 抑 止 力 が 働 かない 以 上 現 行 の 地 方 公 務 員 法 の 諸 原 則 を 引 き 続 き 法 定 することは 理 解 できる 論 点 3 均 衡 の 原 則 が 存 置 される 中 で 従 来 の 国 公 準 拠 の 原 則 という 考 え 方 について 意 見 A 国 公 準 拠 の 原 則 を 維 持 することは 困 難 との 意 見 がある 意 見 B 国 公 準 拠 等 均 一 の 勤 務 条 件 基 準 は 必 要 論 点 4 法 律 により 給 料 手 当 の 種 類 を 決 めることについて 意 見 A 給 与 の 種 類 は 法 定 すべきではない 意 見 B 給 与 の 種 類 まで 法 定 すべき との 意 見 がある 意 見 C 生 計 費 に 係 る 給 与 に 限 定 して 法 定 すべき (3) 人 事 院 勧 告 の 廃 止 及 び 参 考 指 標 について 論 点 5 民 間 の 給 与 の 調 査 結 果 ( 参 考 指 標 )はどのような 内 容 が 望 ましいか 意 見 給 与 改 定 に 当 たって 職 種 職 位 別 の 平 均 給 与 など 具 体 的 な 水 準 を 示 す 指 標 が 望 まれる 論 点 6 民 間 の 給 与 調 査 の 実 施 主 体 について 意 見 一 般 市 町 村 が 給 与 調 査 を 実 施 するのは 現 実 的 ではなく 大 規 模 な 団 体 で 執 り 行 われるのが 望 ましい 3

地 方 公 務 員 制 度 改 革 における 論 点 とその 意 見 について 4 (4) 交 渉 主 体 ( 当 局 )について 論 点 7 団 体 交 渉 は 任 命 権 者 毎 に 行 うべきか 特 に 議 会 事 務 局 職 員 に 関 する 団 体 交 渉 はどのように 行 うべきか 意 見 首 長 部 局 の 人 事 給 与 主 管 課 が 委 任 を 受 けて 職 員 団 体 と 交 渉 しているのが 実 態 であり 現 状 の 扱 いを 変 更 す ることは 考 えにくい (5) 協 約 締 結 権 について 論 点 8 協 約 締 結 権 を 付 与 し 議 会 への 議 案 提 出 義 務 等 法 的 な 義 務 となることへの 影 響 について 意 見 労 働 組 合 側 に 参 考 指 標 をもって 押 し 通 すことは 誠 実 交 渉 義 務 から 難 しくなり 譲 歩 等 を 考 える 必 要 があ る 論 点 9 労 働 組 合 との 協 約 に 係 る 議 案 が 議 会 に 否 決 された 場 合 の 協 約 の 効 力 について 意 見 協 約 した 内 容 と 異 なる 議 決 がなされた 場 合 は 国 家 公 務 員 と 同 様 に 失 効 するとするのが 適 当 論 点 10 複 数 労 働 組 合 がある 場 合 に 全 部 の 労 働 組 合 と 合 意 が 得 られない 場 合 の 勤 務 条 件 の 統 一 について 意 見 合 意 を 得 られない 労 働 組 合 もあり 職 員 の 勤 務 条 件 は 統 一 しなければならない 旨 の 法 的 な 規 定 を 置 くこと について 検 討 が 必 要 論 点 11 加 入 率 が 低 い 労 働 組 合 しかない 場 合 その 労 働 組 合 との 協 約 締 結 をもって 議 案 を 提 案 すれば 足 りるのか 意 見 労 働 組 合 に 属 さない 職 員 の 意 見 なども 踏 まえ 労 働 組 合 と 協 約 締 結 するなど 全 体 の 職 員 の 理 解 を 得 られ るような 工 夫 が 必 要 論 点 12 労 働 組 合 がない 場 合 の 給 与 等 の 勤 務 条 件 の 決 定 はどうなるのか 意 見 過 半 数 代 表 者 を 選 出 する 等 職 員 の 意 見 を 聞 く 機 会 を 設 け 勤 務 条 件 を 検 討 することが 考 えられる 論 点 13 人 事 院 勧 告 が 廃 止 され 参 考 指 標 しかない 場 合 の 給 与 改 定 方 針 の 作 成 や 団 体 交 渉 の 単 位 について 意 見 団 体 間 で 連 合 組 織 や 協 議 会 などを 作 り 各 団 体 の 労 働 組 合 の 上 部 組 合 と 事 実 上 の 団 体 交 渉 を 行 い 詳 細 の 条 件 について 個 々の 団 体 単 位 で 当 該 団 体 の 労 働 組 合 と 団 体 交 渉 をすることも 考 えられる

地 方 公 務 員 制 度 改 革 における 論 点 とその 意 見 について (6) 管 理 運 営 事 項 について 論 点 14 管 理 運 営 事 項 と 団 体 交 渉 対 象 事 項 の 区 分 について 意 見 管 理 運 営 事 項 の 基 準 や 取 扱 いについて 今 まで 以 上 に 明 確 化 が 必 要 論 点 15 今 後 の 団 体 交 渉 や 改 定 時 期 をどのように 考 えるのか 意 見 現 行 より 大 幅 に 時 期 を 違 えることはないものと 思 われる (7) 不 当 労 働 行 為 と 都 道 府 県 労 働 委 員 会 の 関 与 について 論 点 16 団 体 交 渉 中 に 労 働 組 合 が 都 道 府 県 労 働 委 員 会 へ 救 済 を 申 し 立 てた 場 合 の 影 響 について 意 見 救 済 が 申 し 立 てられた 場 合 決 着 までの 期 間 は 事 実 上 給 与 改 定 等 の 議 会 提 案 が 出 来 なくなるおそれがある 論 点 17 都 道 府 県 労 働 委 員 会 の 救 済 命 令 が 出 た 場 合 の 対 応 について 意 見 救 済 命 令 に 関 する 部 分 に 関 し 当 局 として 執 行 の 留 保 協 約 の 見 直 しに 関 し 労 働 組 合 と 協 議 議 会 への 給 与 改 定 案 の 提 出 などの 対 応 が 考 えられる (8) 住 民 への 公 表 について 論 点 18 団 体 交 渉 の 議 事 概 要 及 び 団 体 協 約 の 公 表 の 内 容 や 程 度 について 意 見 公 表 は 協 約 本 体 で 足 りるのか 団 体 交 渉 の 議 事 の 概 要 はどの 程 度 の 内 容 なのかなど 公 表 の 基 本 的 な 考 え 方 を 明 確 にする 必 要 がある 論 点 19 給 与 公 表 は ラスパイレス 指 数 等 国 家 公 務 員 の 給 与 と 比 較 し 公 表 していたが 今 後 の 比 較 の 基 準 について 意 見 参 考 指 標 が 比 較 の 基 準 となるとともに 個 々の 給 料 手 当 額 の 比 較 である 部 分 的 な 比 較 手 法 と 人 件 費 給 与 費 総 額 の 割 合 の 比 較 である 全 体 的 な 比 較 手 法 の 二 つのアプローチから 公 表 項 目 を 考 えて 行 う ことが より 住 民 の 理 解 に 資 することになる 5

6 地 方 公 務 員 制 度 改 革 における 論 点 とその 意 見 について (9) 労 働 基 準 監 督 機 関 について 論 点 20 非 現 業 職 員 の 労 働 基 準 監 督 機 関 は 市 町 村 長 とされているが 労 使 交 渉 の 一 方 当 事 者 の 長 が 労 働 基 準 監 督 者 として の 地 位 を 兼 ねることについて 意 見 市 町 村 長 に 代 わって 労 働 基 準 監 督 署 あるいは 市 町 村 の 公 平 委 員 会 が 担 うことの 検 討 が 必 要 (10) 新 制 度 への 移 行 措 置 について 論 点 21 国 家 公 務 員 制 度 改 革 に 伴 い 市 町 村 の 制 度 もそれに 準 じて 見 直 しを 図 る 場 合 の 移 行 に 際 しての 留 意 点 について 意 見 人 事 院 勧 告 に 準 拠 して 給 与 改 定 を 行 っている 市 町 村 への 影 響 も 十 分 考 慮 して 準 備 期 間 をとって 新 制 度 への 移 行 を 図 るべき 今 後 に 向 けて 人 事 院 勧 告 という 市 町 村 が 準 拠 する 基 準 がなくなり 参 考 指 標 をもとに 団 体 毎 に 給 与 改 定 方 針 を 立 てることになれば 交 渉 コストなどの 効 率 化 から 他 の 団 体 との 連 携 のあり 方 具 体 的 には 既 存 の 人 事 管 理 に 係 る 情 報 交 換 を 目 的 とした 地 域 単 位 等 の 協 議 会 ( 中 核 市 特 例 市 規 模 の 協 議 会 や 一 定 の 地 域 の 協 議 会 などがある)をどのように 活 かしていくのか そのあり 方 や 活 用 方 法 について 検 討 の 課 題 になる 今 後 改 革 後 の 影 響 の 重 大 性 も 踏 まえ 市 町 村 としても 改 革 がなされた 場 合 の 準 備 に 遺 漏 なき よう 主 体 的 に 研 究 検 討 していく 姿 勢 が 必 要 になるものと 思 われる