関 ケ 原 古 戦 場 グランドデザイン [ 概 要 版 ] 関 ケ 原 古 戦 場 グランドデザイン 策 定 懇 談 会
1 はじめに 古 代 より 東 西 を 結 ぶ 交 通 の 要 衝 であった 関 ケ 原 は 戦 国 の 世 から 泰 平 の 世 へと 移 行 する 契 機 となった 関 ケ 原 の 戦 い の 地 として 多 くの 日 本 人 に 知 られています 高 い 知 名 度 を 誇 る 関 ケ 原 ですが そこに 存 在 するのは 古 戦 場 であり 歴 史 的 建 造 物 のよう な 目 に 見 える 資 産 ではありません しかし 住 民 の 誇 りや 観 光 価 値 を 生 み 出 すような 関 ケ 原 古 戦 場 の 保 存 整 備 への 町 民 からの 期 待 は 従 前 より 高 いものがありました こうした 中 平 成 19 年 度 には 古 戦 場 の 有 効 活 用 の 指 針 となる 関 ケ 原 古 戦 場 保 存 活 用 のた めの 基 本 構 想 ( 以 下 保 存 活 用 基 本 構 想 )が 策 定 され 平 成 21 年 度 にはそれに 基 づく 史 跡 関 ケ 原 古 戦 場 保 存 管 理 計 画 ( 以 下 保 存 管 理 計 画 )が 策 定 されました この 保 存 活 用 基 本 構 想 と 保 存 管 理 計 画 は 古 戦 場 が 地 域 活 性 化 の 重 要 資 源 として 定 住 人 口 と 交 流 人 口 の 拡 大 という 役 割 を 担 うこと そして 日 本 最 大 の 古 戦 場 跡 として 未 来 へその 歴 史 的 意 義 を 伝 えていくという 役 割 を 担 うことを 重 要 な 柱 としています このたび 町 と 県 では 保 存 活 用 基 本 構 想 保 存 管 理 計 画 も 踏 まえながら 飛 躍 的 な 交 流 人 口 拡 大 のチャンスともいえる2020 年 の 東 海 環 状 自 動 車 道 全 線 開 通 を 視 野 に 関 ケ 原 古 戦 場 の 整 備 と 活 用 の 指 針 となる 関 ケ 原 古 戦 場 グランドデザイン を 策 定 することといたしました 今 回 学 識 経 験 者 観 光 関 係 者 歴 史 ファンなどで 構 成 された 関 ケ 原 古 戦 場 グランドデザイ ン 策 定 懇 談 会 において 関 ケ 原 のブランド 力 を 活 かした 地 域 活 性 化 と 歴 史 資 産 の 継 承 に 向 け た 取 組 みの 基 本 的 な 考 え 方 ならびに それに 基 づく 効 果 的 なハード ソフト 両 面 での 具 体 的 な 取 組 みについて 取 りまとめるものです
1. 関 ケ 原 町 の 現 状 高 い 知 名 度 を 誇 る 関 ケ 原 > 減 少 傾 向 にある 定 住 人 口 交 流 人 口 関 ケ 原 町 の 人 口 また 観 光 客 数 は 減 少 傾 向 にあります その 反 面 関 ケ 原 町 の 魅 力 度 の 調 査 では 全 国 岐 阜 県 内 ともに 好 評 であり 全 国 的 にもブランド 力 が 高 いと 言 えますが これを 十 分 に 活 かしきれていない 姿 が 見 て 取 れます 12,000 ( 単 位 : 人 ) 関 ケ 原 町 人 口 の 推 移 11,000 10,788 10,000 10,718 10,483 10,147 9,000 8,000 7,000 9,544 9,405 9,109 8,618 8,096 7,885 6,000 S45 S50 S55 S60 H2 H7 H12 H17 H22 H25 S45~H22は 国 勢 調 査 H25は 住 民 基 本 台 帳 調 査 関 ケ 原 町 の 観 光 入 込 客 数 の 推 移 ( 単 位 : 万 人 ) 110.0 100.0 107.8 99.5 99.4 102.0 合 戦 祭 り 410 年 祭 90.0 80.0 86.0 84.8 81.4 70.0 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H19~22は 岐 阜 県 観 光 レクリエーション 動 態 調 査 H23~25は 岐 阜 県 観 光 入 込 客 統 計 調 査 による H19~22はイベント 参 加 者 数 を 観 光 入 込 客 数 に 含 むが H23~25はイベント 参 加 者 を 除 くなど 統 計 手 法 が 変 更 されており 単 純 比 較 はできない 2
1. 関 ケ 原 町 の 現 状 3 関 ケ 原 古 戦 場 の 来 訪 客 数 の 推 移 ( 単 位 : 万 人 ) 13.0 12.0 12.7 関 ケ 原 東 西 武 将 隊 11.0 11.5 10.0 9.0 8.0 10.4 10.4 10.7 10.1 9.1 7.0 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 関 ケ 原 古 戦 場 活 用 イベントの 来 場 者 数 の 推 移 ( 単 位 : 人 ) 80,000 80,360 合 戦 祭 り 410 年 祭 60,000 40,000 20,000 43,770 38,050 35,000 33,860 30,000 30,000 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25
1. 関 ケ 原 町 の 現 状 4 関 ケ 原 古 戦 場 観 光 客 の 属 性 [ 関 ケ 原 古 戦 場 と 岐 阜 県 全 体 の 比 較 ]より 東 海 地 区 ( 岐 阜 県 含 む)からの 来 訪 者 岐 阜 県 全 体 約 75% 関 ケ 原 約 55% 県 外 来 訪 者 では 関 西 関 東 からの 比 率 が 高 い 強 み 全 国 区 の 観 光 地 へのポテンシャル 関 ケ 原 古 戦 場 の 前 後 に 東 海 北 陸 滋 賀 など 戦 国 時 代 ゆかりの 地 をめぐる 観 光 客 が 多 い ストーリー 型 周 遊 の 中 核 地 の 役 割 主 要 な 史 跡 がJR 関 ヶ 原 駅 近 郊 に 集 積 駅 からのアクセス 容 易 弱 み 約 57% 約 75% 男 性 の 来 訪 者 岐 阜 県 全 体 関 ケ 原 約 7% 約 25% 一 人 での 来 訪 者 岐 阜 県 全 体 関 ケ 原 女 性 一 般 の 観 光 客 の 比 率 が 低 い
2. 関 ケ 原 古 戦 場 の 課 題 5 関 ケ 原 の 戦 い のブランド 力 の 活 用 NHK 大 河 ドラマなどの 戦 国 時 代 人 気 や 関 ケ 原 の 戦 い の 知 名 度 が 観 光 誘 客 に 活 かしきれていない 伊 吹 山 やドライブインなど 町 内 観 光 客 の 古 戦 場 への 誘 客 ができていない など 古 戦 場 としての 雰 囲 気 やイメージづくり 古 戦 場 の 保 存 状 況 が 不 十 分 で 史 跡 の 雰 囲 気 が 保 たれていない 案 内 看 板 装 飾 デザインが 不 足 また 古 戦 場 内 にシンボリックなシーンがない など 古 戦 場 史 跡 の 歴 史 的 価 値 の 保 全 と 活 用 史 跡 周 辺 に 景 観 や 眺 望 を 損 ねる 施 設 設 置 物 などがある 道 路 駐 車 場 など 車 でのアクセス 環 境 が 悪 い など 歴 史 の 真 実 その 面 白 さやドラマを 伝 える 工 夫 合 戦 の 意 味 や 魅 力 さらに 当 時 の 生 活 様 式 社 会 への 影 響 などを 伝 えられていな い 各 地 の 古 戦 場 がつながっていく 連 携 企 画 ができていない など 一 般 の 観 光 客 が 楽 しめる 環 境 整 備 関 ケ 原 町 歴 史 民 俗 資 料 館 の 展 示 内 容 や 方 法 の 見 直 し オリジナルのお 土 産 物 特 産 品 また 飲 食 施 設 休 憩 所 トイレ 宿 泊 などの 施 設 が 不 足 など
3.ターゲット 6 関 ケ 原 古 戦 場 を 訪 れる 観 光 客 には その 種 類 によって 異 なるニーズがある 歴 史 ファン 旅 行 ファン 教 育 旅 行 史 跡 や 戦 地 の 保 全 整 備 強 化 分 かり 易 い 説 明 景 観 名 所 土 産 など の 歴 史 +α 歴 史 や 文 化 の 知 識 習 得 リピーター 拡 大 マーケット 拡 大 具 体 化 見 える 化 を 図 る
4.グランドデザイン テーマ 設 定 7 人 と 大 地 が 織 りなす ものがたり 関 ケ 原 テーマの 展 開 1 武 将 たちのいきざまと 出 逢 う 関 ケ 原 群 雄 割 拠 の 世 から 戦 国 の 終 焉 へ 公 家 武 家 社 会 から 武 家 庶 民 社 会 へ その 結 果 を 知 らずして 全 国 の 武 将 たちは 何 を 思 い 描 きどのように 動 き 戦 ったのか? 7 人 の 武 将 にスポットを 当 てたシンボル 物 語 (ストーリー)の 創 造 と それらを 活 かした 各 種 コンテンツ 展 開 などによる 新 たな 魅 力 づくり 時 代 の 物 語 テーマの 展 開 2 東 西 が 出 逢 う 大 地 が 育 んだ 関 ケ 原 関 東 関 西 の 分 岐 点 南 北 を 山 岳 に 囲 まれる 地 形 で 交 通 軍 事 の 要 衝 古 来 多 くの 戦 いの 場 となり 東 西 文 化 の 結 節 点 となった 関 ケ 原 の 多 種 多 様 のエピソード 町 民 ホスピタリティシステム( 住 民 参 加 )の 構 築 東 西 文 化 の 融 合 を 感 じる 飲 食 物 販 ( 特 産 品 )の 充 実 などによる 新 たな 魅 力 づくり 壬 申 の 乱 ( 不 破 の 関 ) 中 山 道 宿 場 など 関 ケ 原 の 更 なる 魅 力 の 紹 介 大 地 の 物 語 基 盤 となる 古 戦 場 史 跡 の 保 存 管 理 と 活 用 に 向 けた 再 整 備 周 辺 地 域 との 連 携 による 時 代 と 大 地 の 周 遊 の 旅 づくり
5. 取 組 方 針 8 時 代 の 物 語 大 地 の 物 語 1 本 当 の このまち まるごと 古 戦 場 に 生 まれ 変 わる 様 々な 戦 国 時 代 の 演 出 案 内 誘 導 サインの 充 実 アクセス 道 路 の 整 備 駐 車 場 の 整 備 など 2 歴 史 ファンも 納 得 の 関 ケ 原 関 ケ 原 古 戦 場 の 景 観 づくり 史 跡 の 再 整 備 ( 景 観 復 元 ) 関 ケ 原 アーカイブスの 整 備 など 3 物 語 (ストーリー)でめぐる 古 戦 場 7つのシンボル 物 語 作 成 ストーリー モニュメント 設 置 物 語 によるモデルコースづくり など 4 誰 もが 楽 しめる 古 戦 場 眺 望 施 設 ビジターセンターの 整 備 体 験 プログラムの 充 実 など 5 住 民 でもてなす 関 ケ 原 6 交 流 と 文 化 を 育 む 関 ケ 原 飲 食 物 販 施 設 の 整 備 観 光 ガイド 養 成 特 産 品 開 発 観 光 協 会 の 強 化 民 間 資 本 の 参 画 の 促 進 関 ケ 原 合 戦 まつり 等 リレーシンポジウム 関 ケ 原 の 更 なる 魅 力 の 発 信 ( 壬 申 の 乱 など) など 7 外 国 人 観 光 客 にも 楽 しんでいただける 関 ケ 原 外 国 語 表 記 の 充 実 整 備 海 外 へのプロモーション 活 動 海 外 の 古 戦 場 との 交 流
6. 具 体 事 業 9 取 組 方 針 1 本 当 の このまち まるごと 古 戦 場 に 生 まれ 変 わる 総 合 案 内 所 (JR 関 ケ 原 駅 前 ) 戦 国 時 代 を 彷 彿 させる 玄 関 口 として 案 内 所 休 憩 所 物 販 コーナー コインロッカー トイレ 駐 車 場 等 を 完 備 した 関 ケ 原 にふさわしいデザインによる 総 合 案 内 所 を 整 備 ビジターセンターの 整 備 ここで 関 ケ 原 の 戦 い の 全 てが 分 かる ビジターセンターを 整 備 歴 史 民 俗 資 料 館 を 増 床 ビジターセンターとしての 機 能 を 強 化 案 内 誘 導 サイン 観 光 客 にとってわかりやすい 誘 導 計 画 の 立 案 サイン 設 置 ポイントの 検 討 統 一 デザインによる 戦 国 イメージ 演 出 と 案 内 機 能 のレベルアップ アクセス 道 路 の 整 備 駐 車 場 の 整 備 等 石 田 三 成 の 陣 跡 決 戦 地 へのアクセス 道 路 拡 幅 開 戦 地 へのアクセス 道 路 新 設 大 谷 吉 継 の 陣 跡 墓 地 徳 川 家 康 最 初 の 陣 跡 ( 桃 配 山 )の 駐 車 場 整 備 冬 期 を 含 め 年 間 を 通 した 観 光 客 が 来 場 しやすい 環 境 を 整 備 総 合 的 な 戦 国 時 代 演 出 その1 関 ケ 原 の 戦 いを 想 起 させる 住 民 票 や 原 付 自 動 車 ナンバープレートのデザイン 導 入 駅 前 への 旗 印 設 置 町 内 各 所 への 旗 印 増 設 などビジュアル 面 での 演 出 公 共 無 線 放 送 の 時 報 を 効 果 音 で 演 出 するなど まるごと 古 戦 場 イメージを 町 ぐるみで 創 出 総 合 的 な 戦 国 時 代 演 出 その2 JR 東 海 やNEXCO 中 日 本 の 協 力 を 得 て 駅 舎 やインターチェンジ 料 金 所 の 装 飾 等 を 行 い 関 ケ 原 古 戦 場 のゲートウェイの 雰 囲 気 を 盛 り 上 げ 新 たな ゆるキャラ づくりの 検 討
6. 具 体 事 業 10 取 組 方 針 2 歴 史 ファンも 納 得 の 関 ケ 原 シンボリックな 関 ケ 原 古 戦 場 の 景 観 づくり 誰 もが これぞ 関 ケ 原 と 思 えるようなシーンづくりを 意 識 した 史 跡 の 再 整 備 や 修 景 を 推 進 する とともに ポスターや 絵 葉 書 雑 誌 記 事 等 での 露 出 を 図 り 関 ケ 原 古 戦 場 のイメージを 定 着 化 史 跡 の 再 整 備 ( 景 観 復 元 ) 開 戦 地 / 関 ケ 原 製 作 所 人 間 村 解 放 プロジェクトと 連 携 した 一 部 公 園 化 石 田 三 成 陣 地 決 戦 地 /トイレのリニューアル 小 学 校 運 動 場 跡 地 を 駐 車 場 と 広 場 に 再 整 備 徳 川 家 康 最 後 の 陣 地 / 児 童 公 園 噴 水 設 備 集 会 場 顕 彰 碑 の 撤 去 遊 歩 道 の 整 備 東 屋 の 整 備 陣 幕 の 設 置 松 尾 山 城 跡 / 松 尾 山 城 遺 構 の 保 全 と 復 元 その 他 / 眺 望 の 確 保 ( 可 能 な 限 り 合 戦 当 時 の 眺 望 に 近 づける) 電 線 の 地 中 化 関 ケ 原 アーカイブスの 整 備 関 ケ 原 を 題 材 とした 小 説 絵 画 映 画 ドラマ 漫 画 アニメ ゲームといった 資 料 を 収 集 し 閲 覧 や 視 聴 覚 が 可 能 となる 関 ケ 原 アーカイブス を 整 備 また 関 ケ 原 講 座 等 も 定 期 開 催 旧 北 小 学 校 に 研 修 室 資 料 室 視 聴 覚 室 等 を 整 備 し 機 能 付 与 することを 検 討 史 跡 での 案 内 表 示 板 の 充 実 目 的 地 である 史 跡 において その 場 所 が 持 つ 意 味 や そこで 繰 り 広 げられた 物 語 が わかり 易 く かつ 興 味 を 引 く 内 容 で 説 明 された 案 内 表 示 板 を 整 備 また イヤホンガイドの 導 入 など 音 声 による 案 内 も 検 討
6. 具 体 事 業 11 取 組 方 針 3 物 語 (ストーリー)でめぐる 古 戦 場 7つのシンボル 物 語 作 成 コアな 歴 史 ファン 一 般 の 旅 行 ファンのどちらにも 関 ケ 原 への 関 心 興 味 をより 強 く 喚 起 する リソースとして 関 ケ 原 の 戦 い 前 後 で 展 開 された 各 武 将 の 逸 話 を 魅 力 的 な 物 語 として 提 示 また 7つのストーリ-の 小 説 映 像 化 など 各 種 メディアでの 展 開 を 働 きかけ 7つのストーリー モニュメント 設 置 上 記 ストーリーを 効 果 的 に 発 信 する 新 たな 観 光 資 源 として 物 語 別 に1 年 に1~2か 所 ずつ 7つ のモニュメントを 順 次 設 置 ( 募 金 などを 検 討 ) 古 戦 場 の 回 遊 資 源 として 活 用 7つの 物 語 別 などの 周 遊 モデルコース 策 定 案 内 標 識 の 設 置 7つの 物 語 にちなんだゆかりの 地 との 連 携 による 町 内 西 濃 県 外 周 遊 型 観 光 コースの 策 定 それに 伴 う 案 内 標 識 等 を 設 置 ビジターセンターでの 展 示 内 容 に 反 映 7つの 物 語 を 紹 介 するパネル 展 示 や 映 像 コンテンツを 順 次 整 備 すると 共 に 展 示 資 料 を 充 実 また 関 ケ 原 の 戦 いに 至 る 経 緯 (プレ 関 ケ 原 ) 関 ケ 原 の 戦 い 後 の 社 会 (ポスト 関 ケ 原 )の 物 語 戦 いの 鎮 魂 に 努 めた 村 人 たちの 物 語 についても 詳 しく 紹 介 するコーナーを 充 実
6. 具 体 事 業 12 取 組 方 針 4 誰 もが 楽 しめる 古 戦 場 眺 望 施 設 の 整 備 広 大 な 古 戦 場 全 景 を 見 渡 すポイントを 設 置 歴 史 民 俗 資 料 館 を 増 床 し 眺 望 機 能 を 付 与 ビジターセンターでの 映 像 コンテンツ 充 実 関 ケ 原 の 戦 いを わかり 易 くかつ 興 味 を 引 く 内 容 で 説 明 する 映 像 コンテンツを 作 成 し スクリー ンで 投 影 レストラン 物 販 施 設 の 整 備 充 実 ビジターセンター 近 郊 に 手 軽 に 食 事 を 楽 しめる 施 設 や 関 ケ 原 らしいお 土 産 物 などを 購 入 で きる 施 設 を 整 備 または 誘 致 を 促 進 開 戦 地 の 近 郊 に 気 軽 に 立 ち 寄 れるカフェを 整 備 常 設 型 体 験 プログラムの 充 実 旧 北 小 学 校 に 設 置 している 笹 尾 山 交 流 館 の 機 能 を 維 持 拡 大 し 鎧 体 験 (レンタル) 火 縄 銃 の 疑 似 体 験 大 砲 発 砲 といった 体 験 プログラムを 観 光 客 に 対 して 常 時 提 供 近 郊 の 温 泉 食 べ 物 買 い 物 施 設 等 への 周 遊 観 光 の 促 進 関 ケ 原 の 近 郊 に 所 在 する 温 泉 施 設 食 べ 物 買 い 物 施 設 などを 紹 介 するパンフレット 等 の 案 内 を 充 実 すると 共 に 旅 行 代 理 店 等 に 対 し これらを 組 み 合 わせた 旅 行 商 品 開 発 の 働 きかけを 強 化
6. 具 体 事 業 13 取 組 方 針 5 住 民 でもてなす 関 ケ 原 観 光 ガイド 養 成 住 民 参 加 による 古 戦 場 ガイドを 充 実 駅 前 総 合 案 内 所 を 起 点 とした 有 料 でのガイドツアーを 催 行 し 住 民 ガイドを 積 極 的 に 活 用 特 産 品 開 発 地 域 の 産 品 関 ケ 原 の 地 理 的 特 徴 を 生 かしながら 外 部 プロデューサーや 産 学 などの 幅 広 い 連 携 により 特 産 品 を 開 発 し 新 たな 魅 力 を 創 出 観 光 協 会 の 機 能 強 化 行 政 からの 独 立 運 営 を 目 指 し 人 材 育 成 や 民 間 外 部 資 金 の 調 達 に 努 めるなど 観 光 協 会 の 機 能 強 化 を 推 進 また 近 隣 の 観 光 資 源 や 戦 国 に 関 係 する 観 光 資 源 を 有 する 各 地 域 との 広 域 的 な 連 携 の 母 体 として 役 割 を 担 う 民 間 資 本 の 参 画 の 促 進 関 ケ 原 における 観 光 消 費 の 拡 大 に 向 け 当 地 で 観 光 客 に 対 するサービスを 提 供 する 民 間 企 業 等 の 参 画 を 幅 広 く 呼 びかけ 促 す 活 動 を 展 開 ( 例 示 ) 宿 泊 施 設 の 立 地 ラッピング トラックの 運 行 東 西 対 決 お 食 事 メニューなど 新 たなサービスの 開 発
6. 具 体 事 業 14 取 組 方 針 6 交 流 と 文 化 を 育 む 関 ケ 原 既 存 イベントの 継 承 発 展 関 ケ 原 合 戦 祭 り 関 ケ 原 陣 跡 制 覇 ウォーク 関 ケ 原 検 定 など 多 くの 参 加 者 を 集 める 既 存 イベントを 継 承 発 展 行 政 主 導 から より 民 間 主 体 の 運 営 母 体 づくりを 推 進 東 西 の 出 逢 い をテーマに 食 文 化 比 較 体 験 など 東 西 文 化 が 交 わる 関 ケ 原 ならではの 地 勢 的 特 徴 を 活 かしたプログラムをイベントにて 提 供 リレーシンポジウム 戦 国 時 代 に 造 詣 の 深 い 国 内 外 の 著 名 人 を 招 いたシンポジウム 等 を 毎 年 開 催 し 関 ケ 原 の 戦 いへの 関 心 を 喚 起 し 観 光 機 運 を 醸 成 シンポジウムの 開 催 を 通 じて 著 名 人 文 化 人 による 関 ケ 原 (サポーターズ)ネットワークを 構 築 大 河 ドラマの 誘 致 NHK 大 河 ドラマ 関 ケ 原 の 放 送 実 現 を 目 指 し 誘 致 活 動 を 展 開 石 田 三 成 の 居 城 佐 和 山 城 を 有 する 滋 賀 県 彦 根 市 や 徳 川 家 康 に 縁 の 愛 知 県 静 岡 県 とも 連 携 関 ケ 原 の 更 なる 魅 力 の 発 信 東 西 の 結 節 点 である 関 ケ 原 町 には 壬 申 の 乱 ( 不 破 の 関 ) 中 山 道 宿 場 ( 寝 物 語 の 里 今 須 宿 関 ケ 原 宿 ) かつて 東 洋 一 の 規 模 を 誇 った 玉 陸 軍 火 薬 庫 跡 東 西 が 混 在 する 食 文 化 言 語 植 生 分 布 など 多 彩 な 魅 力 があり これらを 関 ケ 原 古 戦 場 と 共 に 発 信
6. 具 体 事 業 15 取 組 方 針 7 外 国 人 観 光 客 にも 楽 しんでいただける 関 ケ 原 外 国 語 表 記 の 充 実 整 備 訪 日 外 国 人 客 にも 関 ケ 原 古 戦 場 を 自 由 に 巡 っていただけるよう 誘 導 サイン 案 内 板 などへの 外 国 語 ( 英 語 中 国 語 等 ) 表 記 を 推 進 また HPや 外 国 語 パンフレット 等 の 内 容 を 充 実 フリースポット( 無 線 LANアクセスポイント)の 整 備 海 外 へのプロモーション 活 動 海 外 旅 行 博 等 へ 積 極 的 に 参 加 し 関 ケ 原 古 戦 場 を 海 外 でも 積 極 的 にPR 海 外 の 古 戦 場 との 交 流 アメリカ 南 北 戦 争 の 激 戦 ゲティスバーグの 戦 い(1863 年 ) の 古 戦 場 が 所 在 する ペンシルバニア 州 アダムス 郡 ゲティスバーグ 区 との 友 好 交 流 を 推 進 フランス 皇 帝 ナポレオン1 世 最 後 の 戦 いとなった ワーテルローの 戦 い(1815 年 ) の 古 戦 場 が 所 在 する ベルギー ワーテルロー 市 等 との 友 好 交 流 を 推 進
7. 各 地 点 計 画 16 総 合 案 内 所 (JR 関 ケ 原 駅 前 ) [ 駅 舎 装 飾 観 光 ガイド 充 実 など]
7. 各 地 点 計 画 17 ビジターセンター 整 備 ( 歴 史 民 俗 資 料 館 ) [ 眺 望 映 像 物 販 など]
7. 各 地 点 計 画 18 アクセス 道 路 駐 車 場 整 備 ( 人 間 村 解 放 プロジェクト)
7. 各 地 点 計 画 19 徳 川 家 康 最 後 陣 地 ( 陣 場 野 ) 再 整 備
7. 各 地 点 計 画 20 決 戦 地 石 田 三 成 陣 地 ( 笹 尾 山 ) 再 整 備
7. 各 地 点 計 画 21 七 つのシンボル 物 語 作 成 各 周 遊 モデルコース 策 定 など 島 津 義 弘 の 奇 跡 存 義 三 成 は 何 を 守 ったのか 黒 田 長 政 の 暗 躍 大 谷 吉 継 の 覚 悟 情 策 小 早 川 秀 秋 の 躊 躇 福 島 正 則 の 本 音 志 岐 なぜ 家 康 は 動 いたのか 結