Jan. 2014 創 造 行 政 上 越 市 創 造 行 政 研 究 所 は 平 成 12 年 に 設 置 された 上 越 市 役 所 の 組 織 内 シンクタンクです 市 政 における 重 要 課 題 の 解 決 や 理 想 像 の 構 築 に 寄 与 し 地 方 自 治 体 としての 政 策 形 成 能 力 を 高 めるため 総 合 的 中 長 期 的 広 域 的 な 視 点 による 調 査 研 究 などを 行 っています このニュースレターは それらの 活 動 を 一 部 ご 紹 介 するほか 上 越 市 のまちづくりを 考 える 上 で 多 くの 方 々と 共 有 したい 課 題 等 をお 伝 えするものであり 市 の 公 式 見 解 ではありません Joetsu city Policy Research Unit 上 越 市 創 造 行 政 研 究 所 ニュースレター No.29 コラム1 マネーフローから 地 域 経 済 を 考 える 2 2 コラム2 事 例 から 見 る 地 域 自 治 2 4 活 動 紹 介 自 治 体 シンクタンク 研 究 交 流 会 議 開 催 報 告 6 その 他 活 動 紹 介 アンケート 結 果 8 今 回 のニュースレターは No.28に 引 き 続 き 現 在 当 研 究 所 で 取 り 組 んでいる 調 査 研 究 テーマの 中 からピックアッ プし 具 体 的 な 事 例 を 交 えながらコラム 形 式 でお 伝 えします また 昨 年 11 月 に 開 催 した 自 治 体 シンクタンク 研 究 交 流 会 議 の 模 様 についても 紹 介 します lineup 地 域 経 済 マネーフローから 地 域 経 済 を 考 える 2 - 域 内 循 環 の 重 要 性 Ⅰ - 市 外 から 流 入 し 市 内 を 循 環 し 市 外 へと 流 出 する マネーフロー に 着 目 した 地 域 経 済 の 見 方 を 事 例 を 交 え 紹 介 します 自 治 事 例 から 見 る 地 域 自 治 2 - 地 域 の 自 然 環 境 をいかした 取 組 - 地 域 のことを 皆 で 考 え 地 域 に 必 要 な 取 組 を 協 力 して 実 行 する 地 域 自 治 について 全 国 の 事 例 からそのポイントを 探 ります 活 動 紹 介 研 究 交 流 第 1 回 自 治 体 シンクタンク 研 究 交 流 会 議 開 催 報 告 昨 年 11 月 22 23 日 に 当 研 究 所 が 主 催 した 会 議 の 模 様 を 抜 粋 して お 伝 えします 1
マネーフローから地域経済を考える コラム1 上越市の地域経済は モノやサービスのやり取りを通して 1 市内流入 外貨獲得 市外の様々な場所からお金が流入し ❶ 市内を循環 ❷ そして市外へと流出 ❸ していく中で 成立しています 市 地域経済を活性化するには 個々の企業や産業の動きもさ 外 市 3 市外流出 内 農林水産業 所得の確保 ることながら このお金の流れ マネーフロー を意識した 取組が重要です 行 政 このマネーフローの概略については ニュースレター No.22で説明しましたが No.28から3回シリーズのコラム 製造業 2 市内循環 市 民 で 地域経済の見方 考え方を具体的な事例を交えて紹介し ています 建設業 第1回 No.28 外貨獲得の重要性 商業 サービス業 第2回 No.29 域内循環の重要性Ⅰ 地域経済のマネーフロー イメージ 第3回 No.30 域内循環の重要性Ⅱ 域内循環の重要性Ⅰ 加工 販売によって付加価値を高める 2 No. 1 上越市の産業の特徴 しかし ニュースレターNo.28で示したように 今後は 市外から資金を流入させる外貨獲得産業には 農業や製 外貨獲得の減少や人口の減少が見込まれることを考える 造業などがあります 上越市の農業は稲作が中心であり と 地域として新たな所得確保に向けた取組が必要といえ 製造業は基礎素材型産業の割合が高くなっています 素 ます すなわち これまでの生産物を素材として販売する 材 の販売による外貨獲得が多いのは 上越市の特徴の一つ ことに加え 素材の高品質化や 生産物を市内で加工 販 といえます 売し付加価値を高めること 域内循環の促進 が方策とし これは 良質な米など価値の高い素材が生産できるから て考えられます こそ 成り立ってきたと見ることもできます 2 マネーフローでみる域内循環の効果 農業産出額の構成比 0% 20% 40% 60% 80% 77.6% 上越市 21.9% 全 国 46.7% 米 米以外の耕種 100% 13.7% 8.7% 菜 魚介類などの1次産品や工場での生産物を原材料に使 31.4% 用して製品を加工したり 商店や飲食店 旅館などで販売 することです 市外へ直接出荷するのではなく 市内で加 畜産 加工畜産物 工 販売のプロセスを経ることによってお金は市内を循環 資料 生産農業所得統計 平成18年 を基に当研究所作成 し 地域全体の所得は増加します 製造品出荷額等の構成比 0% 20% 60% 80% 65.5% 上越市 全 国 40% 24.5% 39.7% 基礎素材型産業 化学工業 プラスチック製品 金属製品ほか 43.2% 100% 10.0% ここでは野菜を例にとり 野菜1億円分を新たに市外へ出荷する場合 事例1 と 野菜1億円分をもとに市内でジャムを生産 販売する場 合 事例2 で 17.1% 加工組立型産業 生活関連型産業 一般機械 電気機械 輸送機械 食料 飲料 繊維 衣服 印刷 同関連業ほか 資料 経済センサス 平成24年 を基に当研究所作成 創造行政 No.29 Jan.2014 加工 販売で付加価値を高める とは 市内の米や野 どのくらい地域の所得効果が異なるのかを計算し 比較し てみたいと思います 計算は新潟県産業連関表を使用し 複数の仮定条件のもとに行ってい ます 直接効果のみを示しており あくまでも目安とお考えください 2
事 例 1 野 菜 の 出 荷 増 事 例 2 野 菜 を 使 ったジャムの 生 産 増 市 内 の 農 家 が 市 外 への 野 菜 出 荷 を1 億 円 増 やしたとします これによる 市 民 の 所 得 増 加 は 野 菜 の 種 類 や 諸 条 件 によって 異 なりますが 統 計 上 平 均 すれば 約 660 万 円 となります これは 市 民 2.2 人 分 の 所 得 に 相 当 します 市 内 の 農 家 は1 億 円 分 の 野 菜 をジャムの 原 材 料 として 出 荷 し 市 内 の 食 品 工 場 はジャム を 生 産 し 小 売 店 はジャムを 販 売 したとします これにより お 金 が 市 内 を 循 環 することになり 農 家 だ けでなく 工 場 や 小 売 店 で 働 く 人 などを 含 めた 市 民 の 所 得 増 加 は 約 5.7 億 円 となります これは 市 民 190 人 分 の 所 得 に 相 当 します 素 材 の 販 売 増 によるマネーフローの 例 高 付 加 価 値 化 によるマネーフローの 変 化 の 例 取 組 の 推 進 に 向 けて ~コーディネーターの 重 要 性 ~ 市 民 の 所 得 確 保 に 向 け 市 内 で 生 産 加 工 販 売 のつ ながりをつくり 付 加 価 値 を 高 めることの 重 要 性 を 説 明 してきました もちろん 個 々の 企 業 にとっては 自 らの 利 益 が 重 要 であり 販 売 先 が 市 内 なのか 市 外 なのかは 大 き な 問 題 ではないかもしれません しかし 地 域 全 体 の 所 得 は 人 口 やまちの 豊 かさに 直 結 し 回 り 回 って 個 々の 企 業 に 影 響 を 与 えることになりますので 1 人 でも 多 くの 方 に 考 えていただきたい 課 題 でもあります 仮 に 新 たに 取 引 先 を 市 内 で 探 そうとしても 簡 単 で はないと 考 えられます その 点 は 将 来 への 危 機 感 や 夢 を 持 った 個 人 や 企 業 をつなぐコーディネーターの 存 在 が カギといえます その 役 割 を 担 う1つとして 市 は 上 越 ものづくり 振 興 センタ-を 設 置 し 様 々な 企 業 同 士 の 連 携 や 農 商 工 連 携 に 取 り 組 んでいます 既 に 市 内 でも 連 携 による 地 域 の 素 材 を 活 用 した 商 品 づくりが 進 められて おり No.28でも 紹 介 したどぶろくスイーツや 新 たな 発 酵 食 品 の 開 発 などはその 一 例 です 一 方 素 材 を 活 用 できる 企 業 が 市 内 にない 場 合 には 新 たな 企 業 の 育 成 や 誘 致 も 考 えられま す もちろん 企 業 誘 致 が 容 易 に できる 時 代 ではありませんが このようなときだからこそ マ ネーフローの 視 点 が 重 要 になる と 思 います この 視 点 から 地 域 でつながりを 作 るために 必 要 な 企 業 や 業 種 を 絞 り 込 み ど 新 開 発 の 発 酵 食 品 なたでも 来 てください と 言 うよりも あなたが 必 要 で す と 声 掛 けするほうが 結 果 的 に 進 出 の 可 能 性 や 地 域 経 済 に 与 える 効 果 は 大 きくなると 考 えられます つまり 地 域 における 産 業 間 の 結 びつきの 有 無 や 強 弱 を 把 握 し 付 加 価 値 を 生 み 出 すために 必 要 なつながりを 創 出 していくことがポイントだと 思 います ( 主 任 研 究 員 大 友 康 弘 ) 3
コラム2 事 例 から 見 る 地 域 自 治 地 域 のことを 皆 で 考 え 地 域 に 必 要 な 取 組 を 協 力 して 実 行 する 地 域 自 治 について 全 国 で 取 り 組 んでいる 事 例 を 前 号 に 引 き 続 きご 紹 介 します No.2 地 域 の 自 然 環 境 をいかした 取 組 住 民 主 体 の 小 水 力 発 電 の 事 例 から 環 境 問 題 の 深 刻 化 や 原 子 力 発 電 所 をめぐる 動 きなどを 受 けて 太 陽 光 や 水 力 などの 自 然 エネルギーをいかした 発 電 の 取 組 が 活 発 になっています ビジネスチャンスとして 大 規 模 に 取 り 組 む 企 業 も 多 い 中 小 規 模 でも 地 域 資 源 を 活 用 してエネルギーの 地 産 地 消 を 図 りながら 地 域 づくりにつ なげている 事 例 もあります 今 回 はそうした 活 動 をご 紹 介 し 地 域 自 治 のポイントを 探 りたいと 思 います 事 例 紹 介 小 水 力 発 電 をきっかけにした 地 域 づくり い と し ろ ( 岐 阜 県 郡 上 市 白 鳥 町 石 徹 白 地 区 ) インタビュー 石 徹 白 地 区 地 域 づくり 協 議 会 事 務 局 (NPO 法 人 地 域 再 生 機 構 副 理 事 長 ) 平 野 彰 秀 さん 岐 阜 県 郡 上 市 白 鳥 町 石 徹 白 (いとしろ) 地 区 は 標 高 700mの 中 山 間 地 にある 人 口 270 人 約 100 世 帯 の 集 落 です ここでは 地 域 を 流 れる 農 業 用 水 路 を 活 用 した 小 水 力 発 電 や 地 域 活 動 に 取 り 組 んでいます 取 組 の 経 緯 と 活 動 内 容 について 平 野 さんにお 聞 きしました Q 取 組 のいきさつを 教 えてください 石 徹 白 地 区 は 郡 上 市 内 でも 最 奥 の 集 落 で かつては 白 山 信 仰 の 拠 点 として 栄 えていましたが 過 疎 化 が 進 み 人 口 はピーク 時 の1/4 以 下 になっています 地 域 では 人 口 減 少 の 危 機 感 から 平 成 15 年 に NPO 法 人 やすらぎ の 里 いとしろ 平 成 19 年 に 県 の 支 援 によって 石 徹 白 地 区 地 域 づくり 協 議 会 を 設 立 し 地 域 ビジョンを 策 定 30 年 後 も 小 学 校 を 残 そう を 地 域 のスローガンに 掲 げ ました 小 水 力 発 電 への 取 組 は 平 成 19 年 の 夏 に 私 も 参 加 して いた 岐 阜 市 内 のNPOから 石 徹 白 地 区 に 話 を 持 ちかけた ことが 発 端 です 当 時 私 は 東 京 で 仕 事 をしながら 出 身 の 岐 阜 市 を 中 心 に 環 境 活 動 などをしていましたが その 後 石 徹 白 に 魅 せられて 仕 事 を 辞 め 石 徹 白 に 移 住 する 決 意 をしま した 平 成 19 年 から20 年 にかけて 実 験 らせん 水 車 石 川 福 井 富 山 岐 阜 的 に 発 電 機 を 導 入 したのをスタートに 試 行 錯 誤 を 繰 り 返 し 今 は らせん 水 車 と 上 掛 け 水 車 がほぼトラブ ルなく 稼 働 しています Q 水 力 発 電 が 地 域 振 興 にどうつながっているので しょうか? 特 産 品 開 発 地 域 内 に 農 産 品 加 工 施 設 があったのですが 電 気 料 金 の 負 担 が 大 きいということで 休 眠 状 態 でした この 施 設 の 電 力 を 水 力 発 電 で 賄 おうという 話 になり 平 成 22 年 に 上 掛 け 水 車 を 設 置 しました そこで 地 元 の 特 産 品 であるト ウモロコシの 規 格 外 品 を 加 工 し 新 製 品 の 開 発 をしています 新 たな 雇 用 も 生 まれています 上 掛 け 水 車 と 農 産 品 加 工 施 設 カフェの 運 営 地 域 住 民 が 主 体 となった 小 水 力 発 電 の 取 組 は メディ アにも 取 り 上 げられ 全 国 から 視 察 に 訪 れる 人 も 現 れ 並 行 して 地 域 づくり 活 動 も 盛 り 上 がってきました その 一 つが 地 元 女 性 陣 によるカフェの 運 営 です 集 落 への 聞 き 取 り 調 査 の 中 で お 菓 子 づくりが 趣 味 の 女 性 が 何 人 かいることが 分 かり 何 度 かお 茶 会 をやりました こういう 場 があるといいね ということで 地 元 食 材 を 使 ったカフェをやることに 発 展 当 初 は 月 3 日 だけのボラン ティアでの 営 業 でしたが 今 で は 月 6 日 の 営 業 で 賃 金 も 支 払 わ れるようになっています ここで 水 力 発 電 の 視 察 に 訪 れた 人 も 迎 えています カフェ くくりひめ の 様 子 移 住 定 住 促 進 の 取 組 パソコンに 詳 しい 地 元 の 若 手 農 家 が 中 心 となって 石 徹 白 の 活 動 を 紹 介 する 公 式 ホームページを 開 設 し 地 域 4
内 外 に 情 報 発 信 をしています そこで 移 住 の 受 入 れについても 紹 介 しています 小 水 力 発 電 の 取 組 を 始 めてか ら 私 も 含 め4 世 帯 12 人 の 移 住 がありました 小 水 力 発 電 の 見 公 式 HP 石 徹 白 人 学 に 来 たことや 我 々の 活 動 を 東 京 で 聞 いたことがきっか けで 移 住 を 決 めた 人 もいます 各 世 帯 に 子 どもがいて 小 学 校 の 存 続 に 貢 献 しています その 他 様 々な 活 動 を 展 開 この 他 にも 修 学 旅 行 の 民 泊 受 け 入 れ 自 然 体 験 学 校 地 域 の 歴 史 文 化 を 継 承 する 取 組 などの 様 々な 活 動 をし ています Q 小 さな 地 域 でこれほど 活 動 するのは 大 変 では? 平 野 さんがリーダーシップをとっているのですか? 私 は 何 もしていませんよ( 笑 ) 地 域 は 役 者 ぞろいで 新 しい 活 動 が 次 々に 生 まれてくるんです 活 動 をしている と 自 然 と 新 しい 話 が 出 てきたり 集 まってきます 主 役 は 地 域 のみんなです ただ 活 動 のスタンスとして 大 切 にしていることがあり ます それは みんなで 楽 しく できることから 始 めよ う ということ そして 小 さな 成 功 体 験 の 積 み 重 ねが 大 事 だということです カフェなどをやる 前 は できない 理 由 を 話 す 人 が 多 かったのですが それが 今 は どうす ればできるか に 変 わってきました それは 実 際 に 行 動 し ているからだと 思 います Q 移 住 定 住 は 仕 事 や 生 活 面 でも 大 変 なのでは? 確 かにそうですね 石 徹 白 への 移 住 希 望 者 には 生 活 の 厳 しさを 伝 えたり その 覚 悟 を 確 かめるために 面 接 を しています それをパスして 移 住 した 人 たちからは 子 育 て 環 境 がいい 地 域 みんなで 自 立 した 子 に 育 ててくれ る という 声 も 聞 かれます また 仕 事 は 移 住 者 自 らで 作 ってもらうことにしてい ます 実 は 私 の 妻 も 洋 裁 の 勉 強 をした 後 家 の 一 部 を 改 造 して 洋 品 店 を 営 んでいます ただそれだけではハードルも 高 いので 今 新 たに 計 画 している 水 力 発 電 所 や 自 然 体 験 などを 通 じて 少 しずつ 雇 用 の 場 を 作 ろうとしています Q 色 々な 取 組 をされていますが 何 か 戦 略 とか 計 画 を 持 って 活 動 されてきたのでしょうか? 活 動 に 当 たっては 戦 略 や 計 画 を 持 ってやってきたわ けではありません ただ 石 徹 白 地 区 地 域 づくり 協 議 会 で 色 々な 意 見 やア イデアを 出 し 合 っています また 外 部 から 話 を 持 ちか けられる 窓 口 があることは 意 味 があると 思 います もう 一 つ 言 えるのは これらの 活 動 の 根 底 に 30 年 後 も 小 学 校 を 残 そう というスローガンがあるということ ブレない 目 標 を 地 域 で 共 有 することは 大 事 だと 思 います Q 行 政 から 何 か 支 援 はあるのでしょうか? 県 や 市 とは 非 常 にいい 関 係 で お 世 話 になっています 例 えば 地 域 おこし 協 力 隊 など 人 を 雇 える 制 度 があるの は 助 かります また 行 政 もやる 気 のある 地 域 を 支 援 す るというスタンスです 地 域 があきらめない 限 り 学 校 も 存 続 するという 方 針 を 打 ち 出 してくれています ただ できるだけ 補 助 金 は 使 いたくないですね 手 間 がかかるし 補 助 要 件 を 満 たすために 必 要 以 上 のことを やらなければならないですから 地 域 の 活 動 に 必 要 なも のがあれば 活 用 するというスタンスでいます Q 将 来 に 向 けての 展 望 を 教 えてください 今 計 画 しているのは 集 落 の 全 世 帯 の 電 力 を 賄 える 小 水 力 発 電 所 の 事 業 化 です 規 模 が 大 きいのでかなり の 資 金 が 必 要 ですが 話 し 合 いの 結 果 初 期 投 資 を 地 元 住 民 も 負 担 する ことになりました 将 来 的 に 地 域 に 楽 しそうに 話 す 平 野 さん 利 益 が 還 元 される 発 電 所 を 実 現 したいと 思 っています 自 然 エネルギーの 活 用 は 誰 かにお 任 せしていた 自 分 たちの 暮 らしや 地 域 を 自 分 たちの 手 で 作 っていくことに つながります 地 域 が 本 来 持 っていた 自 治 の 力 を 取 り 戻 していければと 思 います この 地 域 では 自 然 環 境 を 地 域 資 源 と 捉 えて 小 水 力 発 電 を 行 い その 取 組 をきっかけに 新 たな 地 域 活 動 や 人 の つながりが 展 開 しています うちの 地 域 にはこれといっ た 資 源 はない という 声 もよく 聞 きますが どの 地 域 に も 何 かしらの 可 能 性 があると 思 います また 楽 しく できることから とは 言 っても それ だけで 何 かが 始 まるのは 難 しいことです 誰 かがつぶや き そのアイデアを 拾 い 上 げ 仲 間 を 作 っていける 場 所 があり それをお 世 話 する 新 しいタイプのリーダー(こ の 地 域 では 平 野 さん?)がいるということが 重 要 だと 感 じました こうしたつなぎ 役 を 地 域 の 誰 かが 担 ってもい いし 外 から 温 かく 迎 え 入 れることもあってよいのでは ないかと 思 います ( 主 任 加 藤 義 浩 ) 5
活 動 紹 介 第 1 回 自 治 体 シンクタンク 研 究 交 流 会 議 開 催 報 告 昨 年 11 月 国 内 の 自 治 体 シンクタンク 関 係 者 が 集 まり その 在 り 方 や 共 通 課 題 の 改 善 方 策 について 話 し 合 うた め 第 1 回 自 治 体 シンクタンク 研 究 交 流 会 議 を 開 催 しました 全 国 に30か 所 以 上 ある 自 治 体 シンクタンクは 各 自 治 体 の 創 意 工 夫 によって 運 営 が 行 われていますが より 効 果 的 効 率 的 な 業 務 を 行 うためには 各 シンクタンクが 獲 得 したノウハウの 情 報 交 換 や 議 論 が 重 要 との 考 えから 草 津 市 上 越 市 戸 田 市 八 王 子 市 の 各 研 究 所 長 が 呼 びかけ 人 となり 上 越 市 創 造 行 政 研 究 所 が 主 催 することと なりました 当 日 は すでにシンクタンクを 設 置 している 自 治 体 のほか 設 置 を 検 討 中 の 自 治 体 なども 含 め 全 国 から13 団 体 (25 人 )の 参 加 がありました 自 治 体 シンクタンクの 業 務 は 一 般 的 にわかりづらい 面 もありますが その 役 割 が 垣 間 見 える 内 容 でもあること から 当 日 の 模 様 を 抜 粋 してお 伝 えします 日 会 時 場 平 成 25 年 11 月 22 日 ( 金 )13:30~18:00 基 調 講 演 研 究 会 Ⅰ 平 成 25 年 11 月 23 日 ( 土 ) 9:00~12:00 研 究 会 Ⅱ まとめ 新 潟 県 上 越 市 内 ( 町 家 交 流 館 高 田 小 町 直 江 津 学 びの 交 流 館 ) 基 調 講 演 自 治 体 シンクタンクへの 期 待 と 職 員 の 心 構 え 株 式 会 社 三 菱 総 合 研 究 所 菅 原 章 文 氏 ( 元 上 越 市 創 造 行 政 研 究 所 調 査 研 究 部 長 ) 今 後 の 社 会 経 済 情 勢 等 を 踏 まえ 自 治 体 シンクタンクに 期 待 されることは 何 か その 期 待 に 応 えるための 心 構 えは どうあるべきか 民 間 シン クタンクでの 勤 務 や 自 治 体 シ ンクタンクへの 出 向 経 験 を 基 にお 話 しいただいた ( 以 下 講 演 内 容 の 抜 粋 ) 課 題 山 積 の 時 代 超 高 齢 化 少 子 化 雇 用 問 題 環 境 問 題 などの 課 題 が 山 積 する 中 日 本 においても 地 域 においても 持 続 可 能 性 が 求 められている わが 国 は 課 題 先 進 国 として 先 進 的 な 成 熟 国 のモデ ルとなるべく 創 造 的 変 化 を 起 こす 必 要 がある 当 社 で は 今 後 の 日 本 が 目 指 すべき 社 会 を プラチナ 社 会 と 呼 んでいる 地 方 自 治 体 にも 人 口 減 少 や 財 政 危 機 を 乗 り 越 えるこ とのできる 持 続 可 能 性 が 求 められる 財 政 を 守 ること はもちろん 地 域 の 創 造 的 変 化 を 担 う 中 核 的 役 割 が 期 待 されている なぜ 今 自 治 体 シンクタンクなのか このような 時 代 にシンクタンクに 求 められる 役 割 は 何 か 設 置 の 動 きから 感 じられるのは 地 方 分 権 が 必 要 視 される 中 で これまで 国 や 県 民 間 に 頼 ってきた 政 策 形 成 を 自 前 で 取 り 組 んでいこうとする 機 運 設 置 のきっかけの 多 くは 市 長 の 発 案 かもしれないが より 本 質 を 語 るならば 環 境 が 変 化 しているときには 組 織 も 変 化 しなければ 生 き 残 れない ということ 自 治 体 シンクタンクには その 創 造 的 変 化 の 起 点 であり 基 点 (ベースキャンプ)としての 役 割 が 求 められている 自 治 体 シンクタンクの3 原 則 シンクタンクの3つの 原 則 としてわが 国 で 提 唱 されて きたのは 1 学 際 性 2 中 立 性 3 未 来 志 向 ここか ら 自 治 体 シンクタンクの 役 割 を 考 えることができる 学 際 性 とは 縦 割 りを 超 えて 政 策 面 での 総 合 的 機 能 横 串 機 能 を 持 つこと そのためには 地 域 の 有 識 者 や 全 国 的 なネットワークを 取 り 込 む 必 要 がある 中 立 性 からは 自 己 組 織 中 心 の 考 えに 陥 ることなく 大 きな 広 がりの 中 で 自 らを 客 観 的 にとらえることの 重 要 性 が 導 かれる 行 政 界 が 社 会 の 境 界 ではない 未 来 志 向 とは 超 長 期 的 視 点 と 改 革 変 革 の 視 点 を 持 つこと 今 後 何 が 重 大 事 項 となるのかを 認 識 し 建 設 的 な 意 見 を 出 すことが 求 められている 職 員 の 心 構 え シンクタンクの 仕 事 は 新 たな 課 題 への 挑 戦 であるが ゆえに 苦 労 とストレスはつきものである ただしこの 創 造 性 ストレスは 組 織 と 個 人 の 成 長 の 糧 になる 創 造 する 苦 労 は 買 ってでもしたいし させた い シンクタンクへの 配 属 は 公 務 員 として 一 職 業 人 として 千 載 一 遇 のチャンスである 6
研 究 会 Ⅰ 調 査 研 究 成 果 の 活 用 促 進 策 について 庁 内 各 課 は 自 らの 担 当 業 務 で 直 面 している 問 題 にどう 対 処 するか という ことに 多 忙 を 極 めている 一 方 シンクタンクは 将 来 的 全 庁 的 な 視 点 からみ て 今 のうちに 取 り 組 みたい 政 策 の 提 案 を 行 うが この 実 現 は 容 易 ではない 研 究 成 果 が 現 場 で 有 効 活 用 されるた めに この 状 況 にどう 対 応 していくかについて 議 論 した ( 以 下 意 見 の 一 部 ) 研 究 テーマを 短 期 的 なものと 長 期 的 なものに 分 けて 取 り 組 んでいる また 研 究 成 果 を 活 用 した 事 業 には 予 算 優 先 権 を 与 えるような 仕 組 みをつくっている 関 係 各 課 には 時 としておせっかいを 焼 き 手 間 暇 をか けて 課 題 を 共 有 していくことも 大 切 ではないか これらの 取 組 は 外 から 見 えにくく 成 功 すれば 担 当 課 の 手 柄 だが 研 究 所 は 何 をやっているかわからない と 言 われ ひいては 存 廃 問 題 につながる 情 報 発 信 の 仕 方 も 課 題 研 究 会 Ⅱ 自 治 体 職 員 の 政 策 形 成 能 力 向 上 への 貢 献 策 について 自 治 体 シンクタンクの 職 員 は 人 事 異 動 によって 配 属 されることが 多 い その 中 で どんな 能 力 を いかにして 鍛 え 他 の 職 員 に 影 響 を 与 えていくの かについて 議 論 した ( 以 下 意 見 の 一 部 ) 現 場 で 見 聞 したことを 分 析 して 体 系 化 し 書 きものの 形 で 残 し 言 葉 で 発 信 する 力 を 鍛 えていかねばならない その 根 底 として 職 員 に 求 められるのは 課 題 を 受 け 止 め ようとする 好 奇 心 であり その 本 質 をつかもうとする 執 着 心 そのためには 机 の 上 にかじりつくのではなく ポジ ティブシンキングでフットワークとネットワークを 駆 使 する 力 が 必 要 シンクタンクは 単 なる 研 究 機 関 ではない また これまでのように 行 政 が 全 て 解 決 策 を 考 えるとい うのではなく やる 気 や 知 識 のある 市 民 と 一 緒 に 考 えて いくことも 必 要 で そのコーディネート 力 も 重 要 このような 能 力 は 本 来 自 治 体 職 員 が 持 つべきものであ る 自 治 体 シンクタンクにはその 先 鞭 として 単 なる 研 修 機 関 ではなく 実 践 を 通 じて 職 員 を 鍛 える 役 割 もある 参 考 自 治 体 シンクタンクの 設 置 状 況 都 道 府 県 や 政 令 市 では1970 年 頃 から それ 以 外 の 都 市 では1990 年 頃 から 設 置 の 動 きが 生 じています 業 務 内 容 は 各 都 市 によって 異 なりますが 概 ね 共 通 しているのは 各 地 域 の 抱 える 重 要 課 題 の 解 決 に 向 けた 調 査 研 究 や 政 策 形 成 能 力 を 高 めるための 取 組 を 行 っていることです 研 究 所 とは 名 乗 っていなくても 調 査 研 究 を 行 う 自 治 体 や 財 団 法 人 として 設 置 する 自 治 体 のほか 2000 年 以 降 は 当 市 のように 行 政 組 織 の 中 に 設 置 する 自 治 体 が 増 え ています 中 には 運 営 の 難 しさや 市 長 交 代 などを 契 機 に 廃 止 する 自 治 体 もありますが 新 設 の 動 きは 今 も 続 い ており 現 在 全 国 には30 以 上 の 組 織 が 確 認 されています 国 ( 定 ) 日 自 治 体 シンクタンクを 設 置 している 市 町 村 あとがき このような 会 議 の 必 要 性 は 以 前 から 声 が 上 がってい ましたが 他 市 のお 声 掛 け ご 協 力 もあり ようやく 実 現 する 運 びとなりました しかしながら 実 のある 議 論 は 問 題 意 識 の 高 い 方 々の 参 加 がなければ 実 現 できません 交 通 アクセスを 考 えま すと 第 1 回 を 東 京 などの 大 都 市 ではなく 上 越 市 で 開 催 することについて 心 苦 しくも 思 いましたが 結 果 的 に は 北 は 青 森 県 南 は 長 崎 県 から 熱 意 のある 方 々ばかりが 参 加 され 成 功 裏 に 終 えることができたと 自 負 していま す 今 後 はここで 獲 得 した 知 識 や 感 覚 を 大 切 にし 業 務 の 質 量 を 高 めていかねばなりません なお 本 会 議 の 第 2 回 は 来 年 度 に 滋 賀 県 草 津 市 ( 草 津 未 来 研 究 所 主 催 )で 開 催 される 予 定 です ( 主 任 研 究 員 内 海 巌 ) 7
活 動 紹 介 our activity report 2013. 10 12 研 究 所 外 で 行 った 最 近 の 活 動 の 中 から2つを 取 り 上 げ 感 想 を 交 えながらご 紹 介 します Report 1 高 齢 者 大 学 OB 会 講 演 日 時 平 成 25 年 11 月 7 日 ( 木 ) 11:00~12:00 会 場 ホテルハイマート 当 研 究 所 では 市 内 外 からの 依 頼 に 応 じて 研 究 内 容 をもと にした 講 演 や 話 題 提 供 を 行 っています これからのまちづくり を 考 える 集 まりに 対 して 私 たちの 研 究 成 果 がお 役 に 立 つので あれば できる 限 りお 引 き 受 けしています 昨 年 11 月 には 上 越 市 の 現 状 と 将 来 を 考 えることができ 次 の 世 代 に 語 れるようなものを という 依 頼 を 受 け 上 越 市 の 人 口 世 帯 の 動 向 についてお 話 ししました 当 日 は この50 年 間 で 市 民 の 年 齢 構 成 や 世 帯 構 成 地 域 別 の 人 口 が 大 きく 変 化 しており 今 後 は 人 口 減 少 が 加 速 する 可 能 性 もあることなどについてご 説 明 し その 後 質 問 等 をお 受 けする 形 で 進 め ました 当 研 究 所 は 主 に 市 役 所 内 の 政 策 形 成 を 支 援 する 業 務 を 行 っています が このニュースレターや 講 演 等 を 通 じて 業 務 の 一 端 を 市 民 の 皆 さんにお 伝 えできる 機 会 は 貴 重 なものです また これからのまちづくりは 行 政 のみならず 市 民 の 主 体 的 な 活 動 なしには 成 立 しない 時 代 になっています 上 越 市 の 課 題 について 積 極 的 に 学 び 何 かしら 前 向 きに 取 り 組 もうとされ る 方 々との 意 見 交 換 は 大 変 ありがたい 機 会 ですし 私 たちの 業 務 にとっても 大 変 良 い 刺 激 となります 今 後 の 研 究 にもつなげ ていきたいと 思 います ( 内 海 ) Report 2 福 島 県 会 津 若 松 市 議 会 総 務 委 員 会 視 察 受 け 入 れ 日 時 平 成 25 年 11 月 7 日 ( 木 ) 13:00~16:00 会 場 上 越 市 役 所 第 3 委 員 会 室 当 研 究 所 では 他 の 自 治 体 などから 依 頼 を 受 けて 視 察 をお 受 けすることがあります 昨 年 11 月 には 当 研 究 所 がこれまで 取 り 組 んできた 地 域 自 治 や 都 市 構 造 のあり 方 について 意 見 交 換 を 行 いたい とのことで 会 津 若 松 市 議 会 の 方 々がお 見 えになりました 当 日 は 10 年 以 上 前 にさかのぼり 当 市 の 地 域 自 治 や 都 市 構 造 に 関 する 研 究 内 容 や その 後 市 政 運 営 で 活 用 された 経 過 など をご 説 明 した 後 意 見 交 換 を 行 いました これまでにも 数 多 くの 方 々が 視 察 にお 見 えになりましたが 視 察 に 来 られる 目 的 やお 話 しする 内 容 それを 受 けての 反 応 は 様 々です し 時 にはお 役 に 立 ったのか 心 配 に 思 うこともあります 今 回 は 鋭 い 質 問 や 本 質 的 な 意 見 が 多 く 今 後 の 展 望 についての 議 論 にも 発 展 するな ど 私 どもにとっても 実 り 多 き 時 間 となりました 会 津 若 松 市 議 会 は 議 会 基 本 条 例 の 制 定 などで 注 目 されていま すが 形 だけでなく 日 頃 から 議 員 同 士 での 学 習 や 議 論 をとても 大 事 にされている 点 を 実 感 し 感 銘 を 受 けました 私 たちも 他 市 へ 視 察 へ 伺 う 機 会 がありますが 目 的 意 識 を しっかり 持 ち 予 習 をして 挑 む 視 察 は 実 り 多 きものとなります また 訪 問 先 にとっても 有 意 義 と 思 える 時 間 になればなお 嬉 し いことであり 引 き 続 き 努 力 していきたいと 思 います ( 内 海 ) アンケート 結 果 から (ニュースレターNo.28について) 多 くのご 意 見 ご 感 想 をありがとうございました 今 後 の 調 査 研 究 等 の 参 考 にさせていただきます 歳 出 増 の 影 響 と 要 因 を 把 握 し 健 康 寿 命 をいかに 高 める か 知 恵 を 出 し 合 い 一 緒 に 取 り 組 んでいく 必 要 がある そのための 組 織 体 制 を 強 く 求 める 地 域 の 人 々との 話 し 合 いの 大 切 さが 分 かった 非 常 に 重 要 かつ 深 刻 な 問 題 をわかりやすく 示 してある 北 陸 新 幹 線 の 開 業 を 最 大 のチャンスととらえ 官 民 一 体 で 観 光 産 業 に 力 を 注 ぐべき 綿 密 な 研 究 を 元 に 作 られていることを 感 じる この 内 容 に 自 信 を 持 って 周 知 理 解 を 求 めるよう 望 む 編 集 後 記 財 政 (p2.3) 自 治 (p4.5) 経 済 (p6.7) 全 体 今 後 は 各 分 野 のことのみならず 相 互 比 較 や 全 体 の 中 で のウェイトも 知 りたい 国 策 への 批 判 あっての 発 展 そのような 研 究 に 期 待 公 共 交 通 に 関 連 して コンパクトシティの 実 現 策 につい ても 検 討 してほしい 今 後 外 貨 の 減 少 は 明 らか 具 体 的 な 提 案 を 地 域 資 源 が 十 分 に 活 かされているか という 点 も 重 要 次 号 に 期 待 研 究 所 のやっていることが 見 えてこない 市 民 にどのよ うに 役 に 立 っているのか 上 越 市 創 造 行 政 研 究 所 ニュースレター 創 造 行 政 No.29 Jan. 2014 p.6-7でご 紹 介 した 自 治 体 シンクタンク 研 究 交 流 会 議 の 終 了 後 に 参 加 者 向 け のエクスカーション( 解 説 者 付 きの 現 地 視 察 )を 行 いました 参 加 者 からは 戸 所 所 長 や 加 藤 主 任 の 名 解 説 ぶり(?)はもちろん 当 市 の 歴 史 や 自 然 景 観 食 についての 高 い 評 価 をいただきましたが 裏 を 返 せば 案 内 と 説 明 をして 初 めて 良 さを 理 解 される 上 越 市 ということでもあり 今 後 の 課 題 だと 再 認 識 しました ( 内 海 ) 発 行 : 上 越 市 創 造 行 政 研 究 所 943-8601 新 潟 県 上 越 市 木 田 1-1-3 上 越 市 役 所 第 2 庁 舎 TEL:025-526-5111 FAX:025-526-6184 E-mail:souzou@city.joetsu.lg.jp http://www.city.joetsu.niigata.jp/site/souzou-gyosei/ ニュースレターは 木 田 庁 舎 1 階 市 政 情 報 コーナー 各 総 合 事 務 所 でも 閲 覧 可 能 です また 当 研 究 所 のホームページにも 掲 載 しています 8