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Transcription:

伊 勢 市 教 育 委 員 会 学 力 向 上 にむけた 取 組 ~ 平 成 27 年 度 全 国 学 力 学 習 状 況 調 査 結 果 を 踏 まえて~ 子 どもたちが 変 化 激 しいこれから 社 会 を 生 きるためには 確 かな 学 力 豊 かな 人 間 性 健 康 体 力 知 徳 体 をバランスよく 育 てていくことが 重 要 となります 伊 勢 市 教 育 委 員 会 において は 子 どもたち 生 きる 力 をよりいっそうはぐくむことをめざし 平 成 27 年 度 教 育 委 員 会 重 点 事 業 として ドリームプロジェクト に 取 り 組 んでいます ドリームプロジェクト~ 夢 と 意 欲 を 持 ち 未 来 を 切 り 拓 く 人 づくり~ 子 どもリレーションシップ 総 合 推 進 事 業 で 学 ぶ 意 欲 向 上 46,642 千 円 hyper-qu 実 施 非 常 勤 講 師 配 置 学 びグレードアップ 総 合 推 進 事 業 で 確 かな 学 力 向 上 10,572 千 円 CRT 実 施 わかる 授 業 研 究 スクールサポート 事 業 で 教 育 相 談 充 実 24,614 千 円 教 育 相 談 員 や 臨 床 心 理 士 による 専 門 的 な 相 談 学 校 訪 問 巡 回 相 談 実 施 不 登 校 対 策 ハーモニーハート 総 合 推 進 事 業 で 不 登 校 児 童 生 徒 支 援 11,570 千 円 支 援 ネットワーク 構 築 等 研 究 NEST 体 験 活 動 実 施 家 庭 訪 問 学 校 訪 問 実 施 子 どもたちとつくる やさしいまち 伊 勢 市 支 援 事 業 で 豊 かな 心 育 成 2,845 千 円 やさしいまち 伊 勢 市 発 見 大 賞 子 ども 未 来 会 議 体 験 活 動 支 援 いち 学 習 支 援 食 育 推 進 事 業 で 健 やかな 体 育 成 551 千 円 地 域 シェフ 活 用 食 育 支 援 体 力 運 動 能 力 向 上 総 合 型 地 域 スポーツクラブ 育 成 事 業 で 総 合 型 地 域 スポーツクラブ 育 成 7,595 千 円 活 動 支 援 合 同 スポーツ 教 室 開 催 体 育 施 設 整 備 事 業 で スポーツ 施 設 充 実 45,716 千 円 倉 田 山 公 園 野 球 場 外 周 防 球 ネット 設 置 工 事 朝 熊 山 麓 公 園 ソフトボール 場 フェンス 改 修 工 事 等 ICT 効 果 的 な 活 用 103,398 千 円 デジタル 教 科 書 電 子 黒 板 等 整 備 タブレット 端 末 を 使 用 した 自 主 的 な 学 習 支 援 実 施 学 習 環 境 整 備 充 実 58,204 千 円 学 校 図 書 館 スタッフ 配 置 新 学 習 指 導 要 領 対 応 教 材 教 具 整 備 及 び 充 実 教 員 資 質 向 上 5,734 千 円 キャリアステージに 応 じた 研 修 機 会 提 供 よくわかる 授 業 づくり 今 日 的 課 題 体 力 づくり 1

1 ドリームプロジェクト 中 確 かな 学 力 について 1 確 かな 学 力 を 身 に 付 けた 子 ども 育 成 について ドリームプロジェクト3 本 柱 うち 確 かな 学 力 を 身 に 付 けた 子 ども 育 成 について 説 明 します 確 かな 学 力 を 身 に 付 けた 子 どもとは 基 礎 的 な 知 識 技 能 知 識 や 技 能 を 活 用 し て 課 題 を 解 決 するために 必 要 な 思 考 力 判 断 力 コミュニケーション 力 表 現 力 自 ら 学 習 に 取 り 組 む 態 度 を 身 に 付 けた 子 どもことです 伊 勢 市 小 中 学 校 では わかる 授 業 楽 しい 授 業 一 人 一 人 が 大 切 にされる 授 業 を 行 うことにより 確 かな 学 力 を 身 に 付 けた 子 ども 育 成 をめざします 2 確 かな 学 力 を 身 に 付 けた 子 ども 育 成 ため 学 習 に 意 欲 持 てる 学 校 づくり について (1) 学 ぶ 意 欲 をはぐくむ 授 業 づくり 推 進 目 標 基 準 準 拠 検 査 (CRT)を 活 用 して 子 どもたち 学 力 を 把 握 し そ 結 果 を 指 導 改 善 に 生 かすため 実 践 的 な 研 究 を 進 めています 目 標 基 準 準 拠 検 査 は 学 習 指 導 要 領 に 示 された 学 習 目 標 をどれだけ 達 成 したか 評 価 するため 学 力 検 査 です (2) 学 習 意 欲 向 上 と 主 体 的 な 活 動 ため 支 援 子 どもたちが 体 験 的 な 学 習 等 を 通 して 学 習 意 欲 を 高 め 主 体 的 に 活 動 することができるように 支 援 しています (3) 学 校 図 書 館 活 動 充 実 子 どもたちが 日 常 的 に 読 書 に 親 しみながら 知 識 を 広 げ 言 葉 を 磨 き 心 豊 かに 成 長 するよう 学 校 図 書 館 活 動 充 実 と 活 性 化 を 進 めています (4) 地 域 人 材 を 活 用 した 教 育 環 境 づくりと 支 援 学 校 要 望 や 実 態 に 即 して 地 域 人 材 を 派 遣 し 個 に 応 じたきめ 細 かな 指 導 を 行 い 子 どもた ちが 主 体 的 に 生 き 生 きと 活 動 できる 環 境 づくりを 進 めています 3 学 習 に 意 欲 持 てる 学 校 づくりため 主 な 事 業 について (1) 子 どもリレーションシップ 総 合 推 進 事 業 いじめ 早 期 発 見 早 期 対 応 未 然 防 止 ため 子 ども 人 間 関 係 づくり 研 究 を 行 ってい ます 全 て 小 中 学 校 に 非 常 勤 講 師 を 配 置 して 研 究 体 制 強 化 を 図 っています 全 て 小 中 学 校 において hyper-qu(よりよい 学 校 生 活 と 友 達 づくりためアンケート)を 年 2 回 実 施 しています 診 断 結 果 によって 学 級 集 団 様 子 や 個 人 対 人 関 係 能 力 把 握 を 行 い 指 導 に 生 かしています (2) 学 びグレードアップ 総 合 推 進 事 業 学 力 向 上 を 図 ることを 目 的 とした 事 業 です 1 目 標 基 準 準 拠 検 査 (CRT) 実 施 2

児 童 生 徒 学 習 到 達 度 を 明 らかにし 個 に 応 じたきめ 細 やかな 指 導 に 生 かすために 目 標 基 準 準 拠 検 査 (CRT)を 市 内 全 小 中 学 校 で 実 施 しています 目 標 基 準 準 拠 検 査 (CRT) 対 象 学 年 および 実 施 教 科 小 学 校 2 3 年 生 : 国 語 算 数 小 学 校 4 5 年 生 : 国 語 算 数 社 会 理 科 中 学 校 1 年 生 : 国 語 数 学 社 会 理 科 中 学 校 2 年 生 : 国 語 数 学 社 会 理 科 英 語 2 教 育 課 程 一 般 に 係 る 実 践 研 究 研 究 指 定 校 を 指 定 し 教 育 課 程 に 係 る 実 践 研 究 を 進 めています 3 教 育 に 関 する 今 日 的 課 題 研 究 小 中 学 校 理 科 教 育 歴 史 教 材 活 用 社 会 科 副 読 本 活 用 幼 稚 園 教 育 に 係 る 研 究 を 行 ってい ます (3) 学 校 教 育 支 援 事 業 学 校 教 育 を 支 援 する 意 欲 や 適 性 ある 地 域 人 材 や 学 生 等 力 を 活 用 して 幼 稚 園 や 小 中 学 校 において きめ 細 かな 学 習 支 援 や 活 動 支 援 を 行 うことにより 幼 児 や 児 童 生 徒 一 人 一 人 学 ぶ 意 欲 を 引 き 出 し 生 きる 力 をはぐくむことや 地 域 人 材 や 学 生 等 力 を 活 用 して 活 力 ある 教 育 活 動 を 行 い 世 代 を 超 えた 交 流 や 地 域 に 開 かれた 特 色 ある 学 校 づくりを 推 進 することを 目 的 として 事 業 を 推 進 しています 学 習 支 援 員 や 教 育 支 援 ボランティアを 配 置 し 特 別 支 援 学 級 や 通 常 学 級 に 在 籍 する 支 援 必 要 な 児 童 生 徒 生 活 面 や 学 習 面 をサポートすることで 特 別 支 援 教 育 充 実 を 図 っています 教 育 支 援 ボランティアにより 少 人 数 学 習 や 図 書 館 運 営 部 活 動 校 外 学 習 など 支 援 を 行 い 教 育 活 動 充 実 を 図 っています (そ 他 子 どもたち 登 下 校 見 守 りを 中 心 とする 学 校 安 全 ボランティア 方 にも 活 動 いただいています ) (4) 学 校 図 書 館 活 性 化 支 援 事 業 学 校 における 学 校 図 書 館 学 習 情 報 センター 機 能 及 び 読 書 センター 機 能 強 化 を 図 ってい ます 授 業 において 学 校 図 書 館 を 活 用 したり 児 童 生 徒 知 的 好 奇 心 や 読 書 欲 求 を 満 たしたりする ために 学 校 図 書 館 スタッフを 配 置 し 学 校 図 書 館 活 性 化 を 支 援 しています 平 成 25 年 度 10 月 より 学 校 に 週 1 回 程 学 校 図 書 館 スタッフ(いわゆる 学 校 司 書 ) 配 置 を 始 めました ( 平 成 28 年 度 末 まで) (5)スクールサポート 事 業 小 中 学 生 や 保 護 者 等 から 教 育 に 関 する 相 談 に 対 応 し 問 題 早 期 解 消 を 支 援 しています 1 教 育 相 談 小 中 学 生 保 護 者 から 教 育 に 関 する 相 談 に 電 話 や 面 接 により 対 応 しています 2カウンセリング 小 中 学 生 保 護 者 を 対 象 に 臨 床 心 理 士 によるカウンセリングを 行 っています 3 学 校 支 援 専 門 的 知 識 技 能 を 持 った 教 職 経 験 者 等 人 材 を 学 校 へ 派 遣 し 教 職 員 が 安 心 して 教 育 でき る 環 境 づくりを 支 援 しています 3

2 平 成 27 年 度 全 国 学 力 学 習 状 況 調 査 伊 勢 市 調 査 結 果 1 平 成 27 年 度 全 国 学 力 学 習 状 況 調 査 について (1) 調 査 目 的 義 務 教 育 機 会 均 等 とそ 水 準 維 持 向 上 観 点 から 全 国 的 な 児 童 生 徒 学 力 や 学 習 状 況 を 把 握 分 析 し 教 育 施 策 成 果 と 課 題 を 検 証 し そ 改 善 を 図 る 学 校 における 児 童 生 徒 へ 教 育 指 導 充 実 や 学 習 状 況 改 善 等 に 役 立 てる そような 取 組 を 通 じて 教 育 に 関 する 継 続 的 な 検 証 改 善 サイクルを 確 立 する (2) 調 査 日 平 成 27 年 4 月 21 日 ( 火 ) 実 施 (3) 対 象 者 市 内 全 小 学 校 第 6 学 年 (1139 名 ) 全 中 学 校 第 3 学 年 (1141 名 )で 実 施 (4) 調 査 科 目 小 学 校 : 国 語 算 数 理 科 中 学 校 : 国 語 数 学 理 科 (5) 調 査 内 容 1 主 として 知 識 に 関 する 問 題 (A 問 題 ) 身 に 付 けておかなければ 後 学 年 等 学 習 内 容 に 影 響 を 及 ぼす 内 容 実 生 活 において 不 可 欠 であり 常 に 活 用 できるようになっていることが 望 ましい 知 識 技 能 など 2 主 として 活 用 に 関 する 問 題 (B 問 題 ) 知 識 技 能 等 を 実 生 活 様 々な 場 面 に 活 用 する 力 様 々な 課 題 解 決 ため 構 想 を 立 て 実 践 し 評 価 改 善 する 力 など 3 生 活 習 慣 や 学 習 環 境 等 に 関 する 調 査 児 童 生 徒 に 対 する 学 習 意 欲 学 習 方 法 学 習 環 境 生 活 諸 側 面 等 に 関 する 調 査 ( 児 童 生 徒 質 問 紙 ) 学 校 に 対 する 指 導 方 法 に 関 する 取 組 や 人 的 物 的 な 教 育 条 件 整 備 状 況 等 に 関 する 調 査 ( 学 校 質 問 紙 ) 国 語 算 数 数 学 は A 問 題 とB 問 題 に 分 かれており 理 科 は 知 識 と 活 用 を 一 体 的 に 問 う 問 題 が 出 題 されている (6) 調 査 結 果 について 考 え 方 伊 勢 市 教 育 施 策 各 学 校 教 育 改 善 各 児 童 生 徒 全 般 的 な 学 習 状 況 改 善 等 につなげ ることが 重 要 である 調 査 により 測 定 できるは 学 力 特 定 一 部 分 であること 学 校 における 教 育 活 動 一 側 面 であることを 踏 まえる 4

2 学 校 質 問 紙 児 童 生 徒 質 問 紙 調 査 結 果 学 校 質 問 紙 児 童 生 徒 質 問 紙 から 伊 勢 市 学 校 様 子 子 ども 様 子 を 見 ていく (3)からは 主 に 特 に 課 題 があった 事 項 について 取 り 上 げ 記 載 した 以 下 小 学 校 対 象 学 校 質 問 紙 は( 小 学 校 ) 中 学 校 対 象 学 校 質 問 紙 は( 中 学 校 ) 小 学 生 児 童 質 問 紙 は( 児 童 ) 中 学 生 生 徒 質 問 紙 は( 生 徒 )と 記 載 小 学 校 グラフ 背 景 は 水 色 中 学 校 はピンク 色 にした (1) 学 校 に 行 くは 楽 しいか グラフ1( 児 童 ) グラフ2( 生 徒 ) 伊 勢 市 においては 小 学 校 中 学 校 とも 全 国 平 均 より 多 く 子 どもが 学 校 に 行 くは 楽 しいと 感 じている 中 学 校 において 昨 年 度 に 比 べ 6ポイント 程 度 そう 思 う 割 合 が 増 加 している た だ どちらかといえば そう 思 わない そう 思 わない と 答 えている 子 どももおり 重 く 受 け 止 める 必 要 がある (2) 児 童 生 徒 朝 食 について グラフ3( 児 童 ) グラフ4( 生 徒 ) 伊 勢 市 子 どもが 朝 食 を 食 べているか については ほぼ 同 じ 状 況 である している と 答 えている 子 どもは 全 国 に 比 べ 若 干 多 い (3) 児 童 生 徒 家 庭 学 習 について 次 に 児 童 生 徒 家 庭 で 学 習 状 況 について 見 る グラフ5( 児 童 ) グラフ6( 生 徒 ) グラフ5 6は 小 学 6 年 生 と 中 学 3 年 生 が 平 日 に 学 校 授 業 以 外 に 塾 や 家 庭 教 師 も 含 み どれくらい 学 習 をするかを 回 答 したもである グラフ5 6を 見 ると 伊 勢 市 では 小 学 校 中 学 校 ともに 比 較 し 家 庭 学 習 時 間 が 5

短 い 傾 向 がある 全 くしないという 子 どもも 全 国 平 均 より 若 干 多 く 気 になる 結 果 となっている 次 に 休 日 に 学 習 をする 時 間 について 見 る グラフ7( 児 童 ) グラフ8( 生 徒 ) グラフ7 8は 休 日 に 塾 や 家 庭 教 師 も 含 み どれくらい 学 習 をするか 聞 いたもであるが 休 日 は 小 学 校 中 学 校 ともに 全 国 に 比 べ 学 習 時 間 は 少 なく 特 に 小 学 校 において 平 日 より 全 国 と 差 は 開 く 結 果 となっている 小 学 校 中 学 校 ともに 全 く 勉 強 をしない 子 どもも 平 日 に 比 べ 増 えている 他 全 くしない 子 どもと1 時 間 より 少 ない 子 どもを 合 わせると 小 学 校 は 50%を 超 えてお り 気 になる 結 果 となっている ただ 中 学 校 においては 昨 年 に 比 べ 1 時 間 以 上 勉 強 する 生 徒 割 合 は 8ポイント 程 度 改 善 が 見 られる 家 庭 学 習 充 実 定 着 に 向 けて 家 庭 と 連 携 をとり さらに 取 り 組 む 必 要 がある 次 に 家 庭 学 習 における 内 容 に 注 目 し 以 下 結 果 を 見 る グラフ9( 児 童 ) グラフ 10( 生 徒 ) グラフ9 10 を 見 ると 小 学 校 中 学 校 ともに 家 で 学 校 復 習 をしている 割 合 は 全 国 に 比 べ 低 い ( 中 学 校 においては 昨 年 に 比 べ 肯 定 的 な 回 答 割 合 で9ポイント 程 度 改 善 が 見 られる ) 計 算 や 漢 字 など 反 復 練 習 が 必 要 な 基 礎 的 な 知 識 や 技 能 定 着 にはある 程 度 学 習 時 間 が 必 要 にな る 復 習 をすることで 既 習 内 容 を 忘 れることを 防 ぐ 効 果 もある 学 習 したことについて 自 分 考 えを 書 いたり 学 習 を 振 り 返 り さらに 発 展 的 な 学 習 につなげたりすることも 大 切 なことである ただ ほとんど 子 どもは 家 で 学 校 宿 題 をやっている 学 校 宿 題 は 予 習 他 漢 字 練 習 計 算 ドリル 問 題 集 レポート 等 に 取 り 組 むことも 多 く それは 学 校 で 習 ったこと 復 習 になる 場 合 も 多 い そこから 考 えると 児 童 生 徒 が 家 で 平 素 取 り 組 んでいる 宿 題 について 復 習 をしてい る という 意 識 が 希 薄 であることも 考 えられる 漫 然 と 与 えられたことに 取 り 組 むよりも 自 分 が 今 やっていることが 何 で そ 学 習 が 何 につながって 行 くか 考 えたり 知 ったりすることは 重 要 なことであるし そことは 計 画 的 な 学 習 を 進 めて 行 く 姿 勢 にもつながることである 学 校 においても 宿 題 を 出 す 際 に 児 童 生 徒 にそ 内 容 を 宿 題 としてすること 意 義 を 学 校 が 伝 えることも 大 切 なことであると 考 える また 計 算 や 漢 字 といった 基 礎 的 な 事 項 定 着 を 目 的 とした 宿 題 だけではなく 復 習 や 発 展 的 な 内 容 を 宿 題 として 出 していくことも 必 要 なことである さらに 宿 題 内 容 を 見 ていく そ 宿 題 を 与 えているほど 教 科 に 関 する 調 査 平 均 正 答 率 が 高 い とされている 調 べたり 文 章 を 書 いたりしてくる 宿 題 を 与 えたか どうかについてである 6

グラフ 11( 小 学 校 ) グラフ 12( 中 学 校 ) グラフ11 小 学 校 においては 昨 年 度 より 肯 定 的 な 回 答 割 合 が8ポイント 程 度 向 上 している 中 学 校 においては 半 数 が あまり 行 っていない 状 況 である さらに 調 べたり 文 章 を 書 いたり してくる 宿 題 を 出 す 等 宿 題 内 容 についても 学 校 において 検 討 をする 必 要 がある グラフ 13( 小 学 校 ) グラフ 14( 中 学 校 ) 学 校 宿 題 与 え 方 であるが グラフ 13 14 を 見 ると 全 国 に 比 べ 共 通 理 解 を 図 っている 割 合 は 低 い ( 小 学 校 においては 昨 年 度 より 肯 定 的 な 回 答 割 合 は7ポイント 程 度 向 上 している ) 家 庭 学 習 与 え 方 について 教 職 員 共 通 理 解 についてはさらに 取 り 組 む 必 要 がある 次 に 子 どもたち 家 庭 学 習 進 め 方 について 見 る グラフ 15( 小 学 校 ) グラフ 16( 中 学 校 ) グラフ 15 16 を 見 ると 小 学 校 において 計 画 を 立 てて 家 庭 学 習 において 課 題 がある 中 学 校 においては 昨 年 度 は 肯 定 的 な 回 答 割 合 が 全 国 平 均 を 下 回 っていたが 今 年 度 は 全 国 平 均 を 上 回 った 計 画 を 立 てて 学 習 は 学 習 における 主 体 性 とも 関 わっており 大 変 重 要 なことであり 中 学 校 こ 傾 向 は 小 学 校 においても 目 指 すべき よい 傾 向 であるととらえている ここまで 結 果 から 学 校 において 子 どもたち 平 日 や 休 日 学 習 時 間 についても 考 慮 し 宿 題 内 容 与 え 方 について 学 校 内 で 共 通 理 解 を 図 りながら 効 果 的 なもを 考 えていく 必 要 がある また 家 庭 学 習 については 学 校 宿 題 だけではなく 自 分 で 計 画 を 立 てて 勉 強 をしたり それぞ れ 子 どもが 自 分 に 応 じた 学 習 を 進 めたりして 行 くことも 重 要 なことである こ 調 査 結 果 を 踏 ま え 学 校 においても 家 庭 においてもさらに 計 画 的 に 学 習 を 進 める 子 どもに 育 てる 必 要 がある (4) 家 庭 で 時 間 過 ごし 方 について ここまで 宿 題 や 家 庭 学 習 について 見 てきたが 次 に 子 どもたちが 家 庭 においてどような 時 間 使 い 方 をしているかということについて 見 ていく 7

以 下 グラフは テレビや DVD 視 聴 テレビゲーム 携 帯 電 話 使 用 について 聞 いたもである グラフ 17( 児 童 ) グラフ 18( 生 徒 ) グラフ 17 を 見 ると 伊 勢 市 においては 小 学 校 は 昨 年 度 は2 時 間 以 上 視 聴 が 全 国 を 上 回 って いたが 今 年 度 は 全 国 平 均 を 下 回 った ただ グラフ 19 や 21 を 見 ると テレビゲームやスマート フォン 等 使 用 時 間 は 全 国 平 均 より 長 くなる 傾 向 がある 中 学 校 もテレビ 視 聴 やスマートフォン 使 用 時 間 は 昨 年 度 より 減 少 しているも 全 国 平 均 より 長 くなる 傾 向 がある グラフ 19( 児 童 ) グラフ 20( 生 徒 ) グラフ 21( 児 童 ) グラフ 22( 生 徒 ) ゲームや 携 帯 電 話 使 用 が 長 くなるほど 教 科 に 関 する 調 査 正 答 率 が 低 くなるという 相 関 関 係 が 文 部 科 学 省 により 示 されている 伊 勢 市 教 科 に 関 する 調 査 とそれら 使 用 時 間 関 係 は 小 学 校 中 学 校 とも テレビ 視 聴 時 間 が 1 時 間 以 上 場 合 視 聴 時 間 が 長 くなればなるほど 平 均 正 答 率 が 下 がるという 結 果 になった ただ 小 学 校 においては 全 く 視 聴 しない 子 どもは 4 時 間 よりは 少 ない 子 どもたち 全 て 層 より 低 い 傾 向 が 見 られた テレビゲームも 小 学 校 において1 教 科 例 外 はあるが それ 以 外 はゲーム 時 間 が 多 いほど 平 均 正 答 率 は 低 くなる 携 帯 電 話 やスマートフォン 使 用 に 関 しては おおむね 携 帯 電 話 を 持 っていない と 回 答 している 児 童 生 徒 平 均 正 答 率 が 高 く 例 外 はあるが 長 くなればなるほど 平 均 正 答 率 は 低 い 傾 向 が 見 られる テレビ DVD ゲーム 携 帯 電 話 いずれも 長 時 間 になると 平 均 正 答 率 は 下 がる それら 時 間 が 長 くなればなるほど 家 庭 学 習 時 間 が 減 ることや 生 活 が 不 規 則 になると 考 えられるで そ 影 響 だと 考 えられる 携 帯 電 話 やゲーム インターネット 適 正 な 使 用 について 約 束 事 をつくるな ど 子 ども 発 達 段 階 に 応 じた 取 組 を 行 う 必 要 がある (5) 学 校 における 授 業 について 現 在 小 中 学 校 で 総 合 的 な 学 習 時 間 を 週 2 時 間 程 度 実 施 しているが そこで 探 究 的 な 活 動 に 取 り 組 む 学 校 ほど 教 科 に 関 する 調 査 結 果 がよいと 文 部 科 学 省 調 査 で 実 証 されている グラフ 23 8

24 は 児 童 生 徒 が 総 合 的 な 学 習 時 間 では 自 分 で 課 題 を 立 てて 情 報 を 集 め 整 理 して 調 べたこ とを 発 表 するなど 学 習 活 動 に 取 り 組 んでいますか について 回 答 した 結 果 である グラフ 23( 児 童 ) グラフ 24( 生 徒 ) 自 分 で 課 題 を 立 てて 情 報 を 集 め 整 理 して 調 べたことを 発 表 するような 探 究 的 な 総 合 的 な 学 習 時 間 学 習 においては 地 域 特 色 に 応 じた 課 題 に 対 して 各 教 科 で 培 った 知 識 や 能 力 を 横 断 的 に 活 用 し 取 り 組 んでいく こ 過 程 で 知 識 はさらに 発 展 し 活 用 力 も 向 上 する 伊 勢 市 において は 中 学 校 において 昨 年 度 より 10 ポイント 程 度 向 上 が 見 られるも まだ 全 国 平 均 と 差 がある 小 中 学 校 ともに さらに 総 合 的 な 学 習 時 間 を 充 実 させ 探 究 的 な 活 動 に 取 り 組 むこと を 検 討 する 必 要 がある 授 業 進 め 方 について 授 業 冒 頭 で 子 どもたちに そ 時 間 最 後 に 到 達 すべき 目 標 (めあて) を 示 し それに 向 かって 活 動 をさせ 授 業 最 後 に 学 習 したことを 振 り 返 る 活 動 を 行 っている 学 校 児 童 生 徒 教 科 平 均 正 答 率 が 高 い 傾 向 があることが 文 部 科 学 省 によって 示 されている 伊 勢 市 においては 以 下 ような 状 況 であった グラフ 25( 小 学 校 ) グラフ 26( 中 学 校 ) グラフ 27( 小 学 校 ) グラフ 28( 中 学 校 ) めあてを 示 すことは 子 どもが 自 分 がそ 時 間 でたどりつくゴールを 知 ることで それを 見 据 え 目 的 意 識 を 持 って 一 時 間 学 習 活 動 に 取 り 組 む 効 果 がある 振 り 返 りについては そ 時 間 自 分 たち 学 習 成 果 を 感 じたり 学 習 したことをよりはっきりさせたりする 他 最 後 おさえとして 忘 却 を 防 ぐ 効 果 もある 小 学 校 においては よく 行 った と 回 答 した 割 合 が めあて 振 り 返 り ともに 昨 年 度 より 20 ポイント 以 上 向 上 した めあて 振 り 返 り を 重 視 した 授 業 改 善 取 組 を 進 めたことがわかる 今 後 こ 効 果 は 現 れてくるではないかと 期 待 する めあてと 振 り 返 りについては 今 後 さらに 充 実 させていく 必 要 があると 考 える 9

(6) 放 課 後 補 充 学 習 について 次 に これも 学 力 向 上 に 効 果 があると 言 われている 放 課 後 補 充 学 習 サポートについてみる グラフ 29( 小 学 校 ) グラフ 30( 中 学 校 ) グラフ 29 30 からは 放 課 後 補 充 サポートについては 伊 勢 市 においては 行 っていない 割 合 は 全 国 平 均 より 低 い 中 学 校 においては 行 っていない 学 校 はなかった 放 課 後 時 間 を 生 み 出 すことは 大 変 なことであるが 学 校 が 工 夫 して 時 間 を 生 み 出 していることが 分 かる 今 後 も 継 続 し さらに 充 実 していくことが 望 ましい (7) 全 国 学 力 学 習 状 況 調 査 結 果 活 用 について 次 に 前 年 度 全 国 学 力 学 習 状 況 調 査 結 果 を 学 校 全 体 で 教 育 活 動 改 善 に 活 用 したかという ことについて 見 る グラフ 31( 小 学 校 ) グラフ 32( 中 学 校 ) 前 年 度 全 国 学 力 学 習 状 況 調 査 教 育 活 動 改 善 ため 活 用 であるが 昨 年 度 まで 全 国 に 比 べ 低 く 課 題 があるという 結 果 であったが 今 年 度 は 小 学 校 において よく 行 った と 回 答 した 割 合 が 17 ポイント 程 度 向 上 した 中 学 校 においては よく 行 った 行 った を 合 わせた 割 合 が 17 ポイント 程 度 向 上 し 行 っていない 学 校 はなくなった 本 調 査 結 果 を 分 析 し 全 教 職 員 で 課 題 を 共 有 し 改 善 に 向 けた 組 織 的 な 取 組 を 行 うことは 子 どもたち 学 力 向 上 に 有 効 であると 考 える 学 校 こよい 傾 向 を 継 続 していきたいと 考 える 10

3 教 科 に 関 する 調 査 結 果 (1) 各 教 科 正 答 状 況 教 科 に 関 する 調 査 平 均 正 答 率 正 答 数 は 次 とおりである 小 学 校 調 査 中 学 校 調 査 国 語 算 数 国 語 数 学 理 科 B( 活 用 ) B( 活 用 ) B( 活 用 ) B( 活 用 ) H27 全 国 平 均 正 答 数 9.8/14 5.9/9 12.0/16 5.9/13 14.6/24 25.0/33 5.9/9 23.2/36 6.2/15 13.3/25 H27 三 重 県 平 均 正 答 数 9.5/14 5.9/9 12.0/16 5.7/13 14.2/24 24.8/33 5.8/9 23.2/36 6.1/15 13.3/25 H27 全 国 平 均 正 答 率 70.0 65.4 75.2 45.0 60.8 75.8 65.8 64.4 41.6 53.0 H27 三 重 県 平 均 正 答 率 68.0 65.3 74.8 44.1 59.2 75.0 64.3 64.3 40.6 51.9 H27 伊 勢 市 平 均 正 答 率 概 要 ほぼ 同 じ ほぼ 同 じ ほぼ 同 じ ほぼ 同 じ ほぼ 同 じ ほぼ 同 じ ほぼ 同 じ ほぼ 同 じ ほぼ 同 じ 理 科 ほぼ 同 じ H26 伊 勢 市 平 均 全 国 より 正 答 率 概 要 やや 低 い ほぼ 同 じ ほぼ 同 じ ほぼ 同 じ ほぼ 同 じ ほぼ 同 じ ほぼ 同 じ ほぼ 同 じ 国 語 A 国 語 B 算 数 数 学 A 算 数 数 学 B 理 科 ごと 平 均 正 答 率 は それぞれ 平 均 正 答 数 を 設 問 数 で 割 った 値 百 分 率 である 平 均 正 答 率 概 要 については 伊 勢 市 差 異 が±3% 以 内 をほぼ 同 じと 表 している 理 科 は 昨 年 度 は 実 施 されなかった (2) 各 教 科 結 果 概 要 概 要 各 領 域 平 均 正 答 率 概 要 は 文 部 科 学 省 から 提 供 されたグラフであり 学 習 指 導 要 領 に 示 されたそ 教 科 における 各 領 域 伊 勢 市 と 全 国 ( 公 立 ) 平 均 正 答 率 を 表 し たもである ( 理 科 は 領 域 ではなく 分 野 である ) 特 徴 的 な 結 果 であった 設 問 とそ 出 題 趣 旨 に 記 載 記 号 見 方 : 正 答 率 が 全 国 平 均 よりも3ポイント 以 上 高 い 設 問 : 正 答 率 が 全 国 平 均 よりも3ポイント 以 上 低 い 設 問 各 設 問 特 徴 は 各 教 科 領 域 別 に 記 載 しているが 2つ 以 上 領 域 を 含 む 場 合 は 含 ま れるすべて 領 域 に 記 載 している 設 問 ごと 平 均 正 答 率 は それぞれ 正 答 児 童 生 徒 数 を 全 体 児 童 生 徒 数 で 割 った 値 百 分 率 である 11

小 学 校 国 語 1 概 要 小 学 校 国 語 A 問 題 小 学 校 国 語 B 問 題 各 領 域 平 均 正 答 率 状 況 各 領 域 平 均 正 答 率 状 況 B( 活 用 ) 課 題 等 今 回 出 題 された 学 習 内 容 知 識 理 解 定 着 について 各 領 域 で 課 題 が 多 く 見 られる 課 題 等 今 回 出 題 された 学 習 内 容 に 係 る 知 識 理 解 を 活 用 する 力 において 特 に 書 く こと で 課 題 が 見 られる 具 体 的 な 課 題 言 葉 特 徴 やきまりに 関 する 理 解 に 課 題 がある 目 的 や 意 図 に 応 じて 書 いたり 自 分 考 えが 伝 わるように 書 いたりすること 目 的 に 応 じ 内 容 や 要 旨 をとらえながら 読 むことに 課 題 がある 2 特 徴 的 な 結 果 であった 設 問 とそ 出 題 趣 旨 ア: 話 すこと 聞 くこと 3 聞 き 方 説 明 として 適 切 なもを 選 択 する イ: 書 くこと B( 活 用 ) 1 一 新 聞 割 り 付 けとして 適 切 なもを 選 択 する 1 二 見 出 し 表 現 工 夫 について 説 明 として 適 切 なもを 選 択 する 1 三 中 田 とよさんへインタビュー 様 子 内 容 をまとめて 書 く 2 三 楽 器 分 担 決 め 方 について 楽 器 分 担 図 を 基 にして 書 く 3 二 声 に 出 して 読 むとき 工 夫 とそ 理 由 を 書 く ウ: 読 むこと 5 二 コラム 中 で 筆 者 が 引 用 している 言 葉 を 書 き 抜 く 12

6 登 場 人 物 関 係 について 説 明 として 適 切 なもを 選 択 する 7 応 募 決 まりを 守 っていないもを 選 択 する B( 活 用 ) 2 三 楽 器 分 担 決 め 方 について 楽 器 分 担 図 を 基 にして 書 く 3 二 声 に 出 して 読 むとき 工 夫 とそ 理 由 を 書 く エ: 伝 統 的 な 言 語 文 化 と 国 語 特 質 に 関 する 事 項 1 二 (3) 漢 字 を 正 しく 書 く ( 病 院 に 行 く) 2 一 文 主 語 として 適 切 なもを 選 択 する 2 二 文 型 として 適 切 なもを 選 択 する 3 聞 き 方 説 明 として 適 切 なもを 選 択 する 7 応 募 決 まりを 守 っていないもを 選 択 する 13

小 学 校 算 数 1 概 要 小 学 校 算 数 A 問 題 小 学 校 算 数 B 問 題 各 領 域 平 均 正 答 率 状 況 各 領 域 平 均 正 答 率 状 況 課 題 等 今 回 出 題 された 学 習 内 容 うち 数 と 計 算 については ある 程 度 できてい るが そ 他 領 域 知 識 理 解 定 着 について 課 題 が 見 られる 具 体 的 な 課 題 課 題 等 B( 活 用 ) 整 数 小 数 分 数 四 則 計 算 は 相 当 数 児 童 ができている 今 回 出 題 された 学 習 内 容 うち 量 と 測 定 を 除 く3 領 域 に 係 る 知 識 理 解 を 活 用 する 力 に 課 題 が 見 られる 概 数 と 四 捨 五 入 理 解 や 伴 って 変 わる2つ 数 量 関 係 考 察 や 図 形 性 質 を 活 用 して 考 察 に 課 題 が 見 られる 数 量 関 係 を 理 解 し 言 葉 や 数 や 式 を 使 って 理 由 等 を 記 述 することに 課 題 がある 2 特 徴 的 な 結 果 であった 設 問 とそ 出 題 趣 旨 ア: 数 と 計 算 B( 活 用 ) 4(1) 四 つ 数 を 四 捨 五 入 して 千 位 までおよそ 数 を 表 し それら 数 和 を 求 める 式 と 答 えを 書 く 4(2) 切 り 上 げて 計 算 した 結 果 が 10000 であることからわかることを 選 ぶ イ: 量 と 測 定 4(2) 分 度 器 目 盛 りを 読 み 180 より 大 きい 角 大 きさを 求 める ウ: 図 形 5(2) 円 中 心 と 円 周 上 二 点 を 頂 点 とする 三 角 形 角 大 きさを 求 める 14

B( 活 用 ) 1(3) 二 組 道 りが それぞれ 等 しくなることを 書 く 3(2) 合 同 な 二 つ 三 角 形 を 巻 尺 でつくったときに ア 角 が 30 になるわけを 書 く エ: 数 量 関 係 8 を 並 べた 図 を 基 に 式 を 読 み 数 に 対 応 する を 黒 く 塗 る B( 活 用 ) 2(2) 20% 増 量 した 商 品 内 容 量 が 480mL であるとき 増 量 前 内 容 量 を 求 める 式 と 答 えを 書 く 2(3) 示 された 割 り 引 き 後 値 段 求 め 方 中 から 誤 りを 見 いだし 正 しい 求 め 方 と 答 えを 書 く 15

小 学 校 理 科 1 概 要 小 学 校 理 科 各 分 野 平 均 正 答 率 状 況 各 分 野 に 課 題 がある 具 体 的 な 課 題 も 溶 け 方 振 り 子 運 動 天 体 観 察 に 関 する 考 察 に 課 題 がある メスシリンダー 名 称 やメスシリンダーを 用 いて 観 察 実 験 技 能 に 課 題 がある 2 特 徴 的 な 結 果 であった 設 問 とそ 出 題 趣 旨 物 質 1(3) 振 り 子 時 計 軸 に 用 いる 適 切 な 金 属 を 選 び 選 んだわけを 書 く 3(2) 水 温 まり 方 予 想 を 基 に 温 度 計 が 示 す 温 度 が 高 くなる 順 番 を 選 ぶ 3(4) 示 された 器 具 (メスシリンダー) 名 称 を 書 く 3(5) メスシリンダーで 一 定 量 水 をはかり 取 る 適 切 な 扱 い 方 を 選 ぶ エネルギー 1(2) 振 り 子 時 計 進 み 方 を 調 整 する 内 容 を 選 ぶ 1(3) 振 り 子 時 計 軸 に 用 いる 適 切 な 金 属 を 選 び 選 んだわけを 書 く 生 命 2(1) メダカめすとおすを 見 分 けるため 観 察 する 部 分 を 選 ぶ 2(5) インゲンマメとヒマワリ 成 長 様 子 や 日 光 当 たり 方 から 適 した 栽 培 場 所 を 選 び 選 んだわけを 書 く 地 球 2(5) インゲンマメとヒマワリ 成 長 様 子 や 日 光 当 たり 方 から 適 した 栽 培 場 所 を 選 び 選 んだわけを 書 く 4(1) 方 位 について 情 報 から 観 察 している 方 位 を 選 ぶ 4(5) 水 が 水 蒸 気 になる 現 象 について そ 名 称 を 書 く 16

中 学 校 国 語 1 概 要 中 学 校 国 語 A 問 題 中 学 校 国 語 B 問 題 各 領 域 平 均 正 答 率 状 況 各 領 域 平 均 正 答 率 状 況 B( 活 用 ) 課 題 等 今 回 出 題 された 学 習 内 容 知 識 理 解 定 着 について ある 程 度 できている 課 題 等 今 回 出 題 された 学 習 内 容 に 係 る 知 識 理 解 を 活 用 する 力 に 一 部 課 題 が 見 られ る 具 体 的 な 課 題 文 脈 に 即 して 語 句 を 適 切 に 使 うことや 手 紙 書 き 方 に 課 題 がある 複 数 資 料 から 適 切 な 情 報 を 得 て 自 分 考 えを 具 体 的 に 書 くことに 課 題 がある 2 特 徴 的 な 結 果 であった 設 問 とそ 出 題 趣 旨 ア: 書 くこと B( 活 用 ) 2 三 資 料 を 参 考 にして 2020 年 日 本 社 会 を 予 想 し そ 社 会 にどように 関 わって いきたいか 自 分 考 えを 書 く イ: 読 むこと B( 活 用 ) 2 三 資 料 を 参 考 にして 2020 年 日 本 社 会 を 予 想 し そ 社 会 にどように 関 わって いきたいか 自 分 考 えを 書 く ウ: 伝 統 的 な 言 語 文 化 と 国 語 特 質 に 関 する 事 項 3 一 用 いられている 表 現 工 夫 として 適 切 なもを 選 択 する 9 三 エ 適 切 な 語 句 を 選 択 する ( 彼 女 は 学 級 縁 下 力 持 ちと 言 える 存 在 だ) 9 三 オ 適 切 な 語 句 を 選 択 する (たなびく 雲 間 から 春 光 がもれている) 9 四 1 青 い と 青 さ 品 詞 として 適 切 なもを 選 択 する 17

9 四 2 青 い と 青 さ 品 詞 として 適 切 なもを 選 択 する 9 六 手 紙 後 付 直 し 方 とそ 理 由 として 適 切 なもを 選 択 する 9 七 2 古 典 作 品 名 を 漢 字 で 書 く 18

中 学 校 数 学 1 概 要 中 学 校 数 学 A 問 題 中 学 校 数 学 B 問 題 各 領 域 平 均 正 答 率 状 況 各 領 域 平 均 正 答 率 状 況 B( 活 用 ) 課 題 等 今 回 出 題 された 学 習 内 容 知 識 技 能 定 着 について ある 程 度 満 足 できる 課 題 等 今 回 出 題 された 学 習 内 容 に 係 る 知 識 技 能 を 活 用 する 力 ついて ある 程 度 満 足 できる 2 特 徴 的 な 結 果 であった 設 問 とそ 出 題 趣 旨 ア: 数 と 式 B( 活 用 ) 2(2) 連 続 する3つ 整 数 和 が 中 央 整 数 3 倍 になること 説 明 を 完 成 する イ: 図 形 6(1) 同 位 角 位 置 にある 角 について 正 しい 記 述 を 選 ぶ 7(2) 証 明 で 用 いられている 正 三 角 形 合 同 条 件 を 書 く 8 対 頂 角 は 等 しいこと 証 明 について 正 しい 記 述 を 選 ぶ B( 活 用 ) 4(2) 正 方 形 ABCD を 平 行 四 辺 形 ABCD に 変 えても AE=CF になること 証 明 を 完 成 する ウ: 関 数 10(2) 比 例 y=2xグラフ 上 点 A x 座 標 が3ときy 座 標 を 求 める 13 二 元 一 次 方 程 式 x+y=3 解 を 座 標 とする 点 集 合 として 正 しいもを 選 ぶ 19

中 学 校 理 科 1 概 要 中 学 校 理 科 各 分 野 平 均 正 答 率 状 況 化 学 的 分 野 を 除 く3 分 野 で 若 干 課 題 が 見 られる 具 体 的 な 課 題 風 力 や 風 向 を 読 み 取 ること 気 圧 変 化 に 関 わる 実 験 計 画 において 課 題 がある 2 特 徴 的 な 結 果 であった 設 問 とそ 出 題 趣 旨 ア: 物 理 的 領 域 2(4) 上 空 を 飛 行 中 飛 行 機 内 で 菓 子 袋 膨 らみを 検 証 する 実 験 について 空 気 を 抜 く 操 作 に 対 応 する 飛 行 機 状 況 を 推 論 する 6(1) 音 波 形 を 比 較 し 音 高 さが 高 くなった 根 拠 として 正 しいもを 選 ぶ イ: 化 学 的 領 域 1(1) 濃 度 濃 度 5% 塩 化 ナトリウム 水 溶 液 100g をつくるために 必 要 な 塩 化 ナトリウム と 水 質 量 を 求 める ウ: 生 物 的 領 域 8(1) 背 骨 ある 動 物 名 称 を 答 える オ: 地 学 的 領 域 2(1) 天 気 図 から 風 力 を 読 み 取 る 2(2) 天 気 図 から 風 向 を 読 み 取 り そ 風 向 を 示 している 風 向 計 を 選 ぶ 20

4 課 題 が 見 られた 設 問 指 導 に 当 たってポイント (1) 小 学 校 国 語 1 漢 字 を 習 得 する ( 対 応 設 問 A-1) 習 得 した 漢 字 を 読 んだり 書 いたりする 機 会 を 可 能 な 限 り 多 く 意 図 的 計 画 的 に 設 定 する 2 文 中 における 主 語 や 文 を 構 成 する 主 語 と 述 語 と 照 応 関 係 を 捉 える ( 対 応 設 問 A-2) 主 語 と 述 語 と 照 応 関 係 が 大 切 であるということについて 文 や 文 章 を 理 解 したり 表 現 した りするときに 強 く 意 識 できるように 指 導 することが 必 要 である 3 話 内 容 に 対 する 聞 き 方 を 工 夫 する ( 対 応 設 問 A-3) 聞 くこと 学 習 機 会 を 意 図 的 計 画 的 に 設 定 して 指 導 する 必 要 がある また 聞 くことに ついては 話 すことと 同 時 に 指 導 するもであるで 低 学 年 段 階 から 系 統 的 累 積 的 な 指 導 を 行 うことが 大 切 である 4 目 的 に 応 じて 適 切 に 引 用 する ( 対 応 設 問 A-5) 児 童 が 引 用 する 目 的 意 識 や 必 要 性 を 十 分 に 持 てる 言 語 活 動 を 位 置 付 け 課 題 解 決 過 程 にお いて 指 導 する 5 登 場 人 物 相 互 関 係 を 捉 える ( 対 応 設 問 A-6) 授 業 で 扱 う 教 材 において 登 場 人 物 相 互 関 係 を 図 や 矢 印 などを 効 果 的 に 用 いて 人 物 関 係 図 に 表 すことなど 経 験 をさせることも 必 要 である 6 書 かれている 情 報 を 的 確 に 捉 える ( 対 応 設 問 A-7) 全 体 構 成 や 見 出 しなどに 着 目 し 文 章 や 資 料 全 体 書 き 方 特 徴 を 踏 まえたうえで 読 み 手 にとって 必 要 な 情 報 を 捉 えるように 指 導 する 必 要 がある 7 目 的 や 意 図 に 応 じ 新 聞 割 り 付 けをしたり 見 出 しをつけたり 取 材 した 内 容 を 整 理 しなが ら 記 事 を 書 いたりする ( 対 応 設 問 B-1 一 二 三 ) 新 聞 特 徴 に 基 づいて 割 り 付 けをしたり 見 出 しをつけたりするためには 新 聞 を 書 く 目 的 や 意 図 を 明 確 に 持 たせる 必 要 がある そして 割 り 付 けや 見 出 しをつける 過 程 で 編 集 目 的 や 意 図 に 合 っているか 検 証 することが 大 切 である 記 事 を 書 く 際 には 取 材 した 複 数 内 容 を 整 理 して 記 事 を 書 くよう 指 導 することが 大 切 である そためには インタビュー 話 内 容 な どを 見 直 したり 写 真 資 料 等 で 活 動 様 子 などを 確 かめたり 参 加 者 意 見 や 感 想 を 参 考 にし たりするなど 活 動 をさせることが 大 切 である 8 文 章 と 図 とを 関 係 付 けて 自 分 考 えを 書 く ( 対 応 設 問 B-2 三 ) 図 表 やグラフ 絵 写 真 などからどようなことを 読 み 取 ることができるか 算 数 科 等 に おける 既 習 事 項 も 踏 まえ 指 導 することが 必 要 である また 身 回 りから 資 料 が 用 いられてい る 文 章 や 新 聞 記 事 を 探 し それら 資 料 が 用 いられた 意 図 や 効 果 について 考 える 指 導 も 大 切 で ある そして 資 料 を 用 いる 方 法 やそ 効 果 を 理 解 したうえで 説 明 的 な 文 章 を 書 く 際 に 資 料 を 効 果 的 に 用 いることができるように 指 導 することが 大 切 である 9 登 場 人 物 気 持 ち 変 化 を 想 像 しながら 音 読 することができる ( 対 応 設 問 B-3 二 ) 自 分 持 っている 知 識 や 経 験 などと 結 びつけながら 繰 り 返 し 何 度 も 声 に 出 して 読 むことで 想 像 を 広 げたり 理 解 を 深 めたりすることができるようにすることが 大 切 である 21

(2) 小 学 校 算 数 1180 や 360 を 基 に 分 度 器 を 用 いて 180 よりも 大 きい 角 大 きさを2 直 角 3 直 角 を 基 に 捉 えることができる ( 対 応 設 問 A-4(2)) 角 大 きさ 見 当 を 付 ける 活 動 や 分 度 器 を 用 いて 測 定 する 活 動 見 当 付 け 結 果 と 測 定 結 果 について 振 り 返 って 確 かめる 活 動 が 大 切 である 2 円 性 質 から 三 角 形 底 辺 を 捉 え 二 等 辺 三 角 形 性 質 から 底 角 大 きさを 求 めることができ る ( 対 応 設 問 A-5(2)) 指 導 に 当 たっては 角 大 きさや 辺 長 さ 求 め 方 が 適 切 である 根 拠 を 明 確 にすることが 大 切 である 3 式 に 表 現 された 数 量 関 係 を 図 と 関 連 付 けて 理 解 することができる ( 対 応 設 問 A-8) 乗 法 と 除 法 を 用 いて 表 された 式 が 一 つ 事 柄 や 関 係 を 表 していることや 一 つ 数 量 を 表 す に( )を 用 いることなどを 確 実 に 理 解 できるようにすることが 大 切 である 4 示 された 二 組 道 りが 等 しくなる 根 拠 として 図 形 を 見 いだし そ 図 形 性 質 を 言 葉 と 記 号 を 用 いて 記 述 できる ( 対 応 設 問 B 1(3)) 図 形 約 束 や 性 質 を 基 に 日 常 事 象 を 解 決 する 活 動 を 通 して 日 常 生 活 と 図 形 関 連 につい て 関 心 を 高 めることが 大 切 である 5 示 された 情 報 から 基 準 量 を 求 める 場 面 と 捉 え 比 較 量 と 割 合 から 基 準 量 を 求 めることができる ( 対 応 設 問 B 2(2)) 指 導 に 当 たっては 比 較 量 を 求 める 場 面 考 え 方 を 基 にして 数 直 線 なども 活 用 し 数 量 関 係 を 把 握 できるようにすることが 大 切 である 6 示 された 割 り 引 き 後 値 段 求 め 方 中 から 誤 りを 指 摘 し 正 しい 求 め 方 と 答 えを 記 述 できる ( 対 応 設 問 B-2(3)) 指 導 に 当 たっては 考 えが 誤 りやすい 場 面 を 取 り 上 げた 際 に 自 分 考 えを 振 り 返 るように 促 すなど 考 えを 批 判 的 に 考 察 する 機 会 を 設 けることが 大 切 である 7 正 三 角 形 性 質 や 合 同 な 三 角 形 性 質 を 基 に ア 角 が 30 になる 理 由 を 記 述 できる ( 対 応 設 問 B-3(2)) 指 導 に 当 たっては 話 し 手 児 童 説 明 が 筋 道 立 った 説 明 になっているかどうかを 判 断 し 必 要 に 応 じて 話 し 手 児 童 に 言 い 直 すように 促 したり 聞 き 手 児 童 に 筋 道 立 った 説 明 にな っているかを 意 識 して 話 を 聞 くように 促 したりすることが 大 切 である 8 四 捨 五 入 して 千 位 までおよそ 数 にして 計 算 することができる ( 対 応 設 問 B-4(1)) 形 式 的 な 処 理 に 終 わらせることなく 日 常 生 活 で 経 験 や 興 味 関 心 と 関 連 付 けて 概 算 用 語 や 処 理 仕 方 を 取 り 扱 うことが 大 切 である 9 切 り 上 げた 場 合 見 積 もり 結 果 を 基 に 目 標 に 達 しているかについて 判 断 できる ( 対 応 設 問 B-4(2)) 具 体 的 な 設 問 を 用 いて 切 り 上 げ 切 り 捨 て 四 捨 五 入 それぞれ 方 法 で 見 積 もった 結 果 が 実 際 数 和 とどような 関 係 になっているかを 数 直 線 に 表 し 考 察 する 場 を 設 けるこ とが 大 切 である 22

(3) 小 学 校 理 科 1 振 り 子 運 動 規 則 性 を 振 り 子 時 計 調 整 仕 方 に 適 用 できる ( 対 応 設 問 1(2)) 指 導 に 当 たっては 学 習 を 通 して 獲 得 した 知 識 を 身 回 り 事 物 事 象 に 当 てはめて 考 える 思 考 過 程 を 言 葉 で 整 理 したり 振 り 子 時 計 おもり 位 置 や 軸 が 学 習 で 用 いた 実 験 用 振 り 子 ど 部 分 に 当 たるかを 確 認 したりすることが 大 切 である また 振 り 子 運 動 速 さや 振 り 子 1 往 復 する 時 間 などについて 説 明 する 際 に 対 象 を 明 確 にした 表 現 を 用 い 何 について 説 明 しているかを 省 略 せずに 説 明 する 活 動 を 取 り 入 れることが 重 要 である 2 熱 膨 張 が 小 さい 金 属 について グラフを 基 に 考 察 して 分 析 した 内 容 を 記 述 できる ( 対 応 設 問 1(3)) 考 察 したことや 判 断 した 根 拠 や 理 由 を 説 明 した 場 合 に 表 現 したことを 振 り 返 り 事 実 捉 えは 適 切 か 解 釈 した 内 容 は 問 題 と 正 対 しているかなどを 確 認 すると 同 時 に 事 実 と 解 釈 両 方 を 表 現 することがより 的 確 な 説 明 になることを 捉 えられるように 指 導 することが 大 切 であ る 3 植 物 適 した 栽 培 場 所 について 成 長 様 子 と 日 光 当 たり 方 を 適 用 して そ 内 容 を 記 述 で きる ( 対 応 設 問 2(5)) 本 設 問 ように 学 級 園 などで 教 材 として 異 なる 種 類 植 物 を 栽 培 する 際 には 教 師 が 栽 培 場 所 を 決 めるではなく 学 級 全 体 で 植 物 生 育 仕 方 と 日 光 当 たり 方 や 日 陰 でき 方 を 考 えながら 栽 培 場 所 について 話 し 合 うなど 機 会 を 持 つことが 大 切 である 4 予 想 が 一 致 した 場 合 に 得 られる 結 果 を 見 通 して 実 験 を 構 想 できる ( 対 応 設 問 3(2)) 本 設 問 ような 問 題 指 導 に 当 たっては どような 順 番 で 温 度 計 温 度 が 高 くなるか 実 験 を 開 始 する 前 に 結 果 見 通 しをもち そ 内 容 を 発 表 したり 説 明 したりするなど 学 習 活 動 が 大 切 である 5メスシリンダー 名 称 を 理 解 し メスシリンダーで 一 定 量 水 をはかり 取 る 適 切 な 扱 い 方 を 身 に 付 けているかどうか ( 対 応 設 問 3(4)(5)) 器 具 名 称 を 正 しく 理 解 するには 目 的 に 応 じて 必 要 な 器 具 を 主 体 的 に 選 択 し 準 備 する 活 動 を 通 して 器 具 と 名 称 使 う 目 的 を 一 致 させて 捉 えることが 大 切 である また 名 称 指 導 と 同 時 に 実 際 にメスシリンダー 等 で 一 定 量 水 をはかり 取 る 活 動 を 児 童 一 人 一 人 に 保 証 するこ とが 大 切 である 6 方 位 を 判 断 するために 観 察 した 事 実 と 関 係 付 けながら 情 報 を 考 察 して 分 析 できる ( 対 応 設 問 4(1)) 指 導 に 当 たっては 月 や 星 観 察 は 夜 間 に 家 庭 で 行 うことが 多 いことを 踏 まえ 観 察 前 授 業 において 方 位 磁 針 使 い 方 や 教 室 で 方 位 を 確 認 したうえで 家 庭 でも 方 位 を 正 確 に 捉 えた 月 や 星 観 察 ができるようにすることが 大 切 である 7 水 が 水 蒸 気 になる 現 象 について 科 学 的 な 言 葉 や 概 念 を 理 解 しているかどうかを 見 る ( 対 応 設 問 4(5)) 日 常 生 活 中 で 見 られる 実 験 で 水 が 蒸 発 する 様 子 を 観 察 したときに 事 物 として 水 蒸 気 という 言 葉 と 現 象 として 蒸 発 という 言 葉 を 分 けて 捉 えられるようにしたり 日 常 生 活 中 で 見 られるぬれた 洗 濯 物 が 乾 く 現 象 を 説 明 したりするなど 学 習 活 動 が 考 えられる 23

(4) 中 学 校 国 語 1 語 句 意 味 を 理 解 し 文 脈 中 で 適 切 に 使 うことができるかどうか ( 対 応 設 問 A-9 三 エ) 日 常 生 活 で 使 うこと 少 ない 語 句 について 指 導 する 際 には 実 際 に 使 われている 場 面 を 取 り 上 げてそ 意 味 を 確 認 し 短 文 を 作 ったり 別 表 現 で 言 い 換 えたりする 学 習 活 動 が 有 効 であ る 2 手 紙 書 き 方 を 理 解 して 書 く ( 対 応 設 問 A-9 六 ) 各 教 科 等 でも 依 頼 状 や 礼 状 などを 実 際 に 書 くというような 学 習 活 動 が 有 効 である そして そ 際 に 伝 える 相 手 立 場 や 気 持 ちに 配 慮 し 手 紙 基 本 的 な 形 式 を 理 解 して 書 くように 指 導 することが 大 切 である 3 複 数 資 料 から 適 切 な 情 報 を 得 て 自 分 考 えを 具 体 的 に 書 くことができるかどうか ( 対 応 設 問 B-2 三 ) 複 数 本 や 資 料 に 書 かれていることを 正 確 に 理 解 したうえで 感 じたことや 考 えたことを 他 人 に 話 したり 文 章 に 書 いたりして 新 たな 気 付 きや 問 題 意 識 を 明 らかにすることが 大 切 で ある 新 聞 なども 有 効 な 教 材 となる (5) 中 学 校 数 学 なし (6) 中 学 校 理 科 1 天 気 記 号 から 風 力 を 読 み 取 ったり 風 向 を 読 み 取 り 風 向 計 を 使 って 風 向 を 観 測 したりするこ とができる ( 対 応 設 問 2(1)(2)) 指 導 に 当 たっては 矢 羽 根 数 と 風 力 関 係 を 指 導 するだけでなく 継 続 的 な 気 象 観 測 など を 行 い 風 向 風 力 を 観 測 し それらを 記 号 を 使 って 記 録 することなど 観 測 結 果 と 表 した 記 号 を 関 連 付 ける 学 習 場 面 を 設 定 することが 大 切 である また 強 風 影 響 で 公 共 交 通 機 関 が 運 転 を 見 合 わせたり 道 路 が 通 行 止 めになったりする 場 面 を 紹 介 する 学 習 場 面 を 設 定 することで 学 んだことと 日 常 生 活 とを 関 連 付 け 理 科 を 学 ぶ 意 義 を 気 付 かせることも 大 切 である 2 気 圧 変 化 で 菓 子 袋 が 膨 らむことについてモデルを 使 った 実 験 を 計 画 することができる ( 対 応 設 問 2(4)) 自 然 事 物 事 象 とモデル 対 応 を 認 識 できるようにするために モデルを 使 った 実 験 を 行 う 際 実 験 装 置 や 操 作 が 自 然 事 物 現 象 何 と 対 応 しているかを 明 らかにする 学 習 場 面 を 設 定 することが 必 要 である 3 背 骨 ある 動 物 を セキツイ 動 物 と 表 すことができる ( 対 応 設 問 8(1)) 指 導 に 当 たっては 動 物 仲 間 学 習 では 比 較 視 点 を 明 確 にして 動 物 を 分 類 できること を 認 識 させ それらを 活 用 する 学 習 場 面 を 設 定 することが 必 要 である 24

5 結 果 を 踏 まえた 取 組 重 点 (1)よりよい 集 団 づくりと 授 業 改 善 取 組 を 両 輪 としてさらに 充 実 させる 伊 勢 市 においては 目 標 基 準 準 拠 検 査 (CRT)と hyper-qu(よりよい 学 校 生 活 と 友 達 づくり ためアンケート)を 実 施 していますが そ 両 方 検 査 を 合 わせて 活 用 することで よりよい 集 団 づくりと 授 業 改 善 取 組 両 輪 をさらに 充 実 させています 今 後 年 度 2 回 目 となる hyper -QU を 実 施 し 子 どもたち 生 活 実 態 や 集 団 実 態 をつかみ よりよい 集 団 づくりに 活 用 する とともに 集 団 状 況 に 応 じた 授 業 改 善 取 組 を 進 めます そために 校 内 研 修 を 充 実 します 伊 勢 市 教 育 委 員 会 においては 指 導 主 事 を 各 校 に 派 遣 し 校 内 研 修 を 支 援 します (2) 平 成 27 年 度 全 国 学 力 学 習 状 況 調 査 結 果 分 析 講 師 を 招 聘 し 伊 勢 市 全 体 平 成 27 年 度 全 国 学 力 学 習 状 況 調 査 結 果 分 析 を 受 けた 授 業 改 善 に 係 る 研 修 会 を 開 催 するとともに 各 学 校 において 平 成 27 年 度 全 国 学 力 学 習 状 況 調 査 結 果 分 析 と 情 報 共 有 を 進 めます (3) 結 果 を 活 用 した 取 組 強 化 平 成 27 年 度 全 国 学 力 学 習 状 況 調 査 において 課 題 があると 認 められた 事 項 について 復 習 等 を 行 い 定 着 するよう 務 めます (2) 研 修 会 を 受 け 各 校 において 分 析 と 結 果 を 活 用 した 取 組 研 修 会 を 行 い 調 査 結 果 等 を 活 用 した 指 導 方 法 検 証 を 行 うとともに 改 善 方 途 を 探 り 指 導 改 善 を 進 めていきます CRT については 毎 年 実 施 後 に 結 果 を 分 析 し 前 学 年 学 習 における 積 み 残 しをなくす 取 組 を 進 めます (4) 学 びグレードアップ 総 合 推 進 事 業 研 究 指 定 校 研 究 とそ 成 果 還 元 学 びグレードアップ 総 合 推 進 事 業 研 究 指 定 校 において 平 成 27 年 度 全 国 学 力 学 習 状 況 調 査 や 目 標 基 準 準 拠 検 査 で 見 られた 課 題 を 解 決 する 授 業 改 善 取 組 を 研 究 し そ 研 究 一 端 を 公 開 します 全 小 中 学 校 においては 積 極 的 に 研 究 会 に 参 加 し そ 成 果 を 学 校 に 持 ち 帰 り 還 元 します (5)ICT 環 境 充 実 と 整 備 伊 勢 市 においては ICT 環 境 は 整 っており 活 用 も 進 んでいますが さらに 研 究 を 進 め タブ レット 端 末 等 を 使 った 学 習 充 実 に 向 け 取 り 組 みます また インターネットで 問 題 配 信 サー ビスを 活 用 します (6) 校 内 研 修 充 実 各 校 においては 各 校 課 題 に 応 じた 研 修 体 制 を 充 実 します 伊 勢 市 教 育 委 員 会 においては 指 導 主 事 等 が 学 校 を 訪 問 し 校 内 研 修 を 支 援 します 指 導 主 事 は ねらいを 明 確 にした 授 業 あ り 方 やめあて 振 り 返 り 充 実 などについて 積 極 的 に 啓 発 を 行 います (7) 家 庭 地 域 と 連 携 各 校 において 家 庭 学 習 手 引 や 学 校 便 り 等 を 通 じて 平 成 27 年 度 全 国 学 力 学 習 状 況 調 査 結 果 を 説 明 するとともに 家 庭 や 地 域 と 連 携 して 家 庭 学 習 状 況 や 生 活 習 慣 改 善 を 図 ります 25